JP3702456B2

JP3702456B2 - Oil dripping prevention device

Info

Publication number: JP3702456B2
Application number: JP25528999A
Authority: JP
Inventors: 聡明宍浦
Original assignee: Tatsuno Corp
Current assignee: Tatsuno Corp
Priority date: 1999-09-09
Filing date: 1999-09-09
Publication date: 2005-10-05
Anticipated expiration: 2019-09-09
Also published as: JP2001072200A

Description

【０００１】
【発明が属する技術分野】
本発明は、ガソリンスタンド等の給油所に設置される給油装置の油だれ防止装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
給油装置の給油ホース先端に設けられる給油ノズルは、吐出パイプに付着した油がたれないように、吐出パイプを上にしてノズル掛けに掛けられている。ところで、自動車等の被給油タンク内に満タンまで給油した場合には、吐出パイプの内面だけでなく外面にも油が付着し、内面に付着した油は吐出パイプ内に溜まるが、外面に付着した油は吐出パイプよりノズル本体側にたれ、ノズル本体を油で汚すことがあった。特に、軽油、重油あるいは灯油等の油は、揮発性が低く、これがたれてノズル本体の外周部を伝わり給油者の手にかかったり、衣服にかかるおそれがあり、また、給油終了後に給油ノズルを掛けるノズル掛けに油がたれ落ちて付着し、これが給油ノズルや給油者の手あるいは衣服や靴等に付着するおそれがあった。このような給油ノズルからの油だれは、給油所の作業員にとって給油作業の障害になるだけでなく、運転者が自ら給油するいわゆるセルフサービス給油においても油が手や衣服に付着するためセルフサービス給油を敬遠する理由になっていた。
【０００３】
これに対して本出願人は、例えば、特開平１０−１１４３９８号公報において、ノズル本体の流出口に吐出パイプが取り付けられた給油ノズルにおいて、吐出パイプの根元部に油溜まり用の凹部を形成し、この凹部の外周壁の前面に油切り用の溝を形成した給油ノズルを提案している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の給油ノズルにおいて、吐出パイプの根元部に油溜まり用の凹部を形成し、この凹部の外周壁の前面に油切り用の溝を形成しても、再度の給油作業等による給油ノズルの姿勢により、凹部に溜まった油が流出し、さらに油切り用の溝を越えてノズル本体側にたれるおそれがあった。また、ノズル掛けは、給油ノズルより滴下した油が付着し、この油が給油ノズルに再付着することがあるため、油が付着しやすい給油ノズル部分がノズル掛けに直接に触れない形状にするとともに、滴下した油も再付着しないように処理する必要がある。
【０００５】
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、給油ノズルの姿勢に関係なく、吐出パイプに付着した油がノズル本体側にたれないようにできるとともに、給油ノズルから滴下した油が再付着しないようにできる給油装置の油だれ防止装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の給油装置の油だれ防止装置は、吐出パイプが取り付けられるノズル本体の突出部の外周部に挿入される円筒形状に形成された装着部と、この装着部の前側の外周部で前記吐出パイプの先端部側に向けた皿状の開口を有し、周縁部が油の滴下するリップ状に形成された、少なくとも２以上複数のリップ部とが一体的に成型された油止め部が装着された給油ノズルを備え、前記２以上複数のリップ部は、互いに隣接するリップ部の間に谷部を設けて連接され、かつ前記吐出パイプの先端部側に向けた前側の第 1 のリップ部は、該吐出パイプの先端側に向かうほど大きく開口された楕円形の皿状に形成され、その楕円形の周縁部はリップ状でその断面形状が前側に突出された補強部が形成され、該楕円形の正面側は前記装着部から放射状に前側に突出された補強部が形成されたことを特徴とするものである。油止め部をノズル本体と吐出パイプの取り付け部分に装着することで、給油ノズルの姿勢に関係なく、吐出パイプに付着した油がノズル本体側にたれないようにできる。また、補強部は、第 1 のリップ部を補強でき、給油中に給油口を完全に密閉しないようにできる。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の一実施形態により具体的に説明する。図１〜図５は本発明第１実施形態の給油装置の油だれ防止装置を説明する図であり、図１は給油装置のノズル掛けに給油ノズルを掛けた状態を示す斜視図、図２は給油ノズルのノズル本体に吐出パイプを取り付けた部分の拡大断面図、図３はノズル本体と吐出パイプの間に取り付けられる油止め部の正面図、図４は図３の油止め部のＡ−Ａ線断面図、図５はノズル掛け部分の斜視図である。
【００１４】
これらの図において、本実施形態の給油装置の油だれ防止装置１０は、給油装置の給油ホース１１の先端に取り付けた給油ノズル１２に、油止め部３０をノズル本体１４と吐出パイプ２２との間に取り付け、吐出パイプ２２に付着した油がノズル本体１４側にたれないようにし、ノズル掛け１３の形状を給油ノズル１２に付着した油に直接に接触しないような形状に形成し、かつ給油ノズル１２から滴下した油を溜める油受け部１３ｅを設けたものである。
【００１５】
給油ノズル１２は、そのノズル本体１４の側面側の流入口には給油ホース１１の先端部が接続され、先端側の流出口１７には吐出パイプ２２が取り付けられ、この流入口と流出口１７とを連通する流路に図示しない開閉弁が設けられ、下部側には開閉弁を開閉する操作レバーを有する中央のレバー部１６と、後部のグリップ部１５とが設けられている。また、ノズル本体１４の周囲は、耐油性で軟質合成樹脂材等からなるノズルカバー２４で覆われている。ノズル本体１４の先端側は、流出口１７に沿って円筒状に突出された突出部１８に形成され、その突出部１８の手前の周囲はフランジ状の段部に形成され、この突出部１８の先端に吐出パイプ２２の根元部が取り付けられ、かつこの突出部１８の外周部に油止め部３０が装着されるようになっている。吐出パイプ２２は、その根元部から中間部にかけてアンカーバネ２３が螺旋状に巻かれている。また、突出部１８は、その先端部の角部が油止め部３０を装着しやすいように面取りが施され、かつ外周部には油止め部３０の回り止め用の孔１９が複数個（実施形態では４個）形成され、さらにＯリング２６が係入されるＯリング溝２５が形成されている。ノズル本体１４の突出部１８手前のフランジ状の段部の端面（前面）には、油のシール手段を構成するＯリング溝２０が形成されており、このＯリング溝２０に取り付けられたＯリング２１を介してノズルカバー２４の先端側が当接されている。
【００１６】
油止め部３０は、例えば、耐油性の樹脂材からなり、ほぼ短い円筒状に形成された装着部３１と、この装着部３１の前側の外周部に設けられた第１のリップ部３２と、この第１のリップ部３２に隣接して設けられた第２のリップ部３３と、この第２のリップ部３３に隣接して設けられた第３のリップ部３４とが一体的に成型されている。装着部３１は、ノズル本体１４の突出部１８の外周部に挿入される円筒形状に形成され、その内面には突出部１８に形成された孔１９に係入する突起部３６が複数個（実施形態では４個）形成されており、油止め部３０の回り止めになっている。第１のリップ部３２は、装着部３１の先端部の外周部から吐出パイプ２２の先端側に向かうほど大きくなるよう開口されたほぼ楕円形の皿状に形成され、かつ楕円形の開口は、図３の正面図に示すように上部側が大きく、装着部３１の位置がやや下側に偏心した形状に形成されている。この第１のリップ部３２の開口は、給油中に油が自動車等の給油口からはね出さないように十分な大きさに形成され、かつその開口が楕円形で偏心しているのは、給油口に吐出パイプ２２の下側外周部を当接させて給油したときに、給油口を十分に覆うことができるようにするためである。また、この第１のリップ部３２の楕円形の周縁部は、リップ状でその断面形状が前側にやや丸く突出された補強部３７が形成され、かつ楕円形の正面側は装着部３１から放射状に前側に突出された補強部３８が数条形成されている。これらの補強部３８は、第１のリップ部３２を補強するとともに、給油中に第１のリップ部３２が給油口を完全に密閉しないように被給油タンク内と外部とが流通できるようにしている。第２のリップ部３３は、第１のリップ部３２より小さく、先端側に向かうほど大きく開口されたほぼ楕円形の皿状で周縁部がリップ状に形成され、同様に偏心した形状に形成されている。
第１のリップ部３２と第２のリップ部３３との間の吐出パイプ２２側は谷状のラビリンス（迷路）を形成している。また、第１のリップ部３２と第２のリップ部３３の谷側部分は、第１のリップ部３２を給油口に押し付けたときの強度を保持するために肉厚部３５に形成されている。第３のリップ部３４は、第２のリップ部３３より小さく、先端側に向かうほど大きく開口されたほぼ楕円形の皿状で周縁部がリップ状に形成され、偏心した形状に形成されている。同様に第２のリップ部３３と第３のリップ部３４との間の吐出パイプ２２側は谷状のラビリンス（迷路）を形成している。また、これらの偏心した第１〜第３のリップ部３２，３３，３４の周縁部の下端部側は、装着部３１の軸芯とほぼ平行になっている。
【００１７】
ノズル掛け１３は、給油装置の本体ケースの側面に取り付けられる矩形状に形成された本体１３ａと、この本体１３ａの上部側に凹部状に形成された給油ノズル１２の吐出パイプ２２部分の収納部１３ｂと、この収納部１３ｂの下部に前側に突出されたノズル掛けを支持するための突出部１３ｃと、この突出部１３ｃの端部に形成された給油ノズル１２のレバー部１６を掛けるための支持部１３ｄと、突出部１３ｃの上部で給油ノズル１２に装着された油止め部３０の下側に位置する部分に上側を開口して皿状に形成された油溜め部１３ｅとを有し、全体として油が付着しやすい給油ノズル１２の油止め部３０、吐出パイプ２２の筒先あるいはノズルカバー２４等の部分がノズル掛け１３に触れない形状に形成されている。油溜め部１３ｅは、例えば、取り外し可能な別体の受皿に形成し、油が溜まったときに受皿を取り外して油を排出できるようにしてもよい。
【００１８】
上記構成の給油装置の油だれ防止装置１０では、まず、給油ノズル１２により自動車等へ給油作業をする場合には、ノズル掛け１３より給油ノズル１２を外し、吐出パイプ２２を自動車等の燃料タンクの給油口へ挿入し、油止め部３０の第１のリップ部３２を給油口が覆われるように当接させて、操作レバーを引くと吐出パイプ２２より油が吐出される。油止め部３０は、給油口の全体を覆うために油のはね出しまたははね返りを防ぐことができるとともに、放射状に突出された補強部３９のために給油口を完全に密閉させることがない。給油により燃料タンク内が満タンになり、操作レバーを戻して給油を停止し、給油ノズル１２の吐出パイプ２２を給油口から抜き出し、ノズル掛け１３に掛けて給油操作が終了する。
【００１９】
このように燃料タンクが満タンになるまで給油すると、給油口から抜き出した吐出パイプ２２の外面は、内面と同様に油が付着している。そして、吐出パイプ２２を上にして給油ノズル１２をノズル掛け１３に掛けると、外面に付着した油が吐出パイプ２２の根元部側へ流れ、油止め部３０の第１のリップ部３２に流入し、周縁部からしずく状に滴下し、この滴下した油がノズル掛け１３の油溜め部１３ｅに溜められる。第１のリップ部３２でほとんどの油は滴下するが、極一部の一滴に満たない油が第１のリップ部３２の周縁部に付着している。再度の給油操作等を行ったときに一滴に満たない油の幾分かは第１及び第２のリップ部３２，３３で形成される谷部分に流れ込む。次に、再び給油ノズル１２をノズル掛け１３に掛けると、谷部分に流れた油の一部が第１のリップ部３２の方向に流れ、残りの油が第２のリップ部３３に流れ、これらの油は滴下できる量より少ないため滴下しない。次回の給油操作等により滴下しなかった油の一部は元の谷部に戻り、残りの油が第２と第３のリップ部３３，３４との間で形成される谷部に流れ込む。同様の作用により、第２のリップ部３３と第３のリップ部３４で谷部への流れ込みと周縁部への戻りを繰り返す。このような繰り返しにより第３のリップ部３４にはなかなか油が到達しにくくなり、ノズル本体側１４側にたれる機会がなくなる。さらに、本実施形態では、油止め部３０側のノズル本体１４は、Ｏリング２１を介してノズルカバー２４が当接されて取り付けられているため、油がノズル本体１４とノズルカバー２４との間に入り込むことがなくなる。したがって、給油ノズル１２の姿勢に関係なく、吐出パイプ２２に付着した油がノズル本体１４側にたれないようにできる。
【００２０】
ノズル掛け１３は、油止め部３０、吐出パイプ２２の筒先あるいはノズルカバー２４等の部分が触れないように形成されているため、給油ノズル１２の油がノズル掛け１３に付着することがなくなり、また油止め部３０から滴下した油は別体の皿状に形成された油溜め部１３ｅに溜まるため、この油溜め部１３ｅを取り外して油を排出することができる。
【００２１】
図６は本発明第２実施形態の給油装置の油だれ防止装置を説明する図である。
なお、第１実施形態に対応する部分及び部材は同一の符号を記し詳細の説明を省略する。
【００２２】
この実施形態の給油装置４０は、第１実施形態と同様の給油ノズル１２とノズル掛け１３とを備え、ノズル掛け１３の油溜め部１３ｅに溜められた油を処理する部分を設けたものである。
【００２３】
給油装置４０は、図示しない地下タンクの油が、本体ケース４１内に配置されたモータ４２によって駆動される給油ポンプ４３によって吸入管４４を通って吸引され、次いで流量計４５で流量が計測され、配管４８を通って給油ホース１１に流れ、給油ノズル１２に給油されるようになっている。流量計４５で計測された給油量は、表示器４６に表示される。給油ポンプ４３は、気液分離装置４７を有している。また、給油装置４０には、その本体ケース４１の側面に第１実施形態と同様に構成されたノズル掛け１３が設けられ、このノズル掛け１３に吐出パイプ２２の根元部に油止め部３０を装着した給油ノズル１２を掛けるようになっている。また、ノズル掛け１３の近傍には、給油ノズル１２を掛けると作動するノズルスイッチ４９が設けられている。
【００２４】
また、給油装置４０は、給油ノズル１２の油止め部３０から滴下して油溜め部１３ｅに溜められた油が回収管５１を通って油水分離装置５０に流入し、この油水分離装置５０で分離された油が配管５２を通って気液分離室４７に回収され、雨水は排出管５３を通って油吸着装置５４に流入し、ここで雨水中に含まれるわずかな油分、すなわち油水分離装置１３で分離されなかった油が吸着され、雨水のみが配管５５を通って排出されるようになっている。
【００２５】
上記構成の給油装置４０では、給油ノズル１２がノズル掛け１３に掛けられ、吐出パイプ２２に付着した油が、油止め部３０のリップ部３２，３３，３４から滴下して油溜め部１３ｅに溜められ、その油が回収管５１を通って油水分離装置５０に流入して油と雨水に分離され、油は配管５２を通って気液分離室４７に回収され、雨水は排出管５３を通って油吸着装置５４で雨水中に含まれるわずかな油分が吸着され、雨水のみが配管５５を通って排出される。したがって、給油装置４０が屋外に配置されて給油ノズル１２に付着して油溜め部１３ｅに溜められた油に雨水が浸入しても、油と雨水を分離して油は回収し雨水のみを排出することで公害問題を生じない。
【００２６】
なお、上記実施形態において、油止め部３０は、第１〜第３のリップ部３２，３３，３４を設けた例を説明したが、少なくとも２以上の複数のリップ部が設けられていればよく、その形状も第１のリップ部は、給油口を覆うことができる大きさで、かつ完全に密閉することなく外気と流通できる形状であればよく、実施形態に限定されない。また、油止め部３０が設けられた側のノズル本体１４とノズルカバー２４との間は、油をシールする手段としてＯリング以外に接着剤等を使用してもよい。さらに、ノズル掛け１３は、少なくとも給油ノズル１２の油止め部３０から滴下する油を受けて溜めることができる油溜め部１３ｅが設けられていればよく、一体的に設けて給油装置の本体側に回収したり、あるいは取り外し可能な別体の皿状に形成し、溜まった油を適宜排出するようにしてもよい。さらにまた、上記第２実施形態において油を給油ポンプ側に回収しているが、地下タンクに回収してもよい。
【００２７】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の給油装置の油だれ防止装置は、油止め部をノズル本体と吐出パイプの取り付け部分に装着することで、給油ノズルの姿勢に関係なく、吐出パイプに付着した油がノズル本体側にたれないようにでき、また、ノズル掛けに給油ノズルから滴下した油をためる油溜め部を設け、この油を適宜回収あるいは排出することで油の付着を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明第１実施形態の給油装置のノズル掛けに給油ノズルを掛けた状態を示す斜視図である。
【図２】本発明第１実施形態の給油ノズルのノズル本体に吐出パイプを取り付けた部分の拡大断面図である。
【図３】本発明第１実施形態のノズル本体と吐出パイプの間に取り付けられる油止め部の正面図である。
【図４】図３の油止め部のＡ−Ａ線断面図である。
【図５】本発明第１実施形態のノズル掛け部分の斜視図である。
【図６】本発明第２実施形態の給油装置の油だれ防止装置を説明する図である
【符号の説明】
１０油だれ防止装置
１１給油ホース
１２給油ノズル
１３ノズル掛け
１３ａ本体
１３ｂ収納部
１３ｃ突出部
１３ｄ支持部
１３ｅ油溜め部
１４ノズル本体
１５グリップ部
１６レバー部
１７流出口
１８突出部
１９孔
２０，２５Ｏリング溝
２１，２６Ｏリング
２２吐出パイプ
２３アンカーバネ
２４ノズルカバー
３０油止め部
３１装着部
３２第１のリップ部
３３第２のリップ部
３４第３のリップ部
３５肉厚部
３６突起部
３７，３８補強部
４０給油装置
４１本体ケース
４２モータ
４３給油ポンプ
４４吸入管
４５流量計
４６表示器
４７気液分離装置
４８配管
４９ノズルスイッチ
５０油水分類装置
５１回収管
５２配管
５３排出管
５４油吸着装置
５５配管[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention relates to an oil dripping prevention device for a fueling device installed in a gas station such as a gas station.
[0002]
[Prior art]
The oil supply nozzle provided at the tip of the oil supply hose of the oil supply device is hung on the nozzle hook with the discharge pipe facing up so that the oil adhering to the discharge pipe is not dripped. By the way, when oil is filled up in an oil supply tank of an automobile or the like, oil adheres not only to the inner surface of the discharge pipe but also to the outer surface, and the oil adhering to the inner surface accumulates in the discharge pipe, but adheres to the outer surface. The oil dropped from the discharge pipe toward the nozzle body, and the nozzle body was sometimes soiled with oil. In particular, oil such as light oil, heavy oil, or kerosene has low volatility, and it may be applied to the outer periphery of the nozzle body and hit the lubricator's hand or on clothing. There was a risk that oil would drip off and adhere to the hanging nozzle, which could adhere to the oiling nozzle, the hand of the oiler, clothes or shoes. Such oil dripping from the refueling nozzle not only obstructs the refueling work for the workers at the refueling station, but also in the so-called self-service refueling that the driver himself refuels, the oil adheres to the hands and clothes. It was a reason to avoid refueling.
[0003]
On the other hand, for example, in Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-114398, the present applicant forms an oil reservoir recess at the root of the discharge pipe in an oil supply nozzle in which the discharge pipe is attached to the outlet of the nozzle body. The oil supply nozzle which formed the groove | channel for oil draining in the front surface of the outer peripheral wall of this recessed part is proposed.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional oil supply nozzle, even if a recess for oil sump is formed at the base of the discharge pipe, and a groove for oil removal is formed on the front surface of the outer peripheral wall of this recess, the oil supply nozzle by refueling work etc. According to this attitude, the oil accumulated in the recesses may flow out, and further, may lean over the oil drain groove and lean toward the nozzle body. Also, since the oil dripping from the oil supply nozzle adheres to the nozzle cover and this oil may reattach to the oil supply nozzle, the oil supply nozzle part where oil easily adheres has a shape that does not touch the nozzle cover directly. It is necessary to treat the dropped oil so that it does not re-adhere.
[0005]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and it is possible to prevent oil adhering to the discharge pipe from striking the nozzle body regardless of the posture of the oil supply nozzle, and to prevent oil dripped from the oil supply nozzle from reattaching. An object of the present invention is to provide an oil dripping prevention device for an oil supply device.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the oil dripping prevention device of the oil supply device of the present invention includes a mounting portion formed in a cylindrical shape inserted into the outer peripheral portion of the protruding portion of the nozzle body to which the discharge pipe is attached, and the mounting portion. At least two or more lip portions integrally formed with a dish-shaped opening at the front outer peripheral portion of the discharge pipe toward the tip end side of the discharge pipe, and a peripheral portion formed in a lip shape in which oil drops. An oil supply nozzle having a molded oil stopper is attached, and the two or more lip portions are connected by providing a valley portion between adjacent lip portions, and directed toward the tip end side of the discharge pipe. The first lip portion on the front side is formed in an elliptical dish shape that is greatly opened toward the tip side of the discharge pipe, and the peripheral edge portion of the elliptical shape is a lip shape and its cross-sectional shape protrudes to the front side. The oval front side is formed Is characterized in that a reinforcing portion protruding forward from the mounting portion radially is formed . By attaching the oil stopper to the attachment part of the nozzle body and the discharge pipe, the oil attached to the discharge pipe can be prevented from leaning toward the nozzle body regardless of the posture of the oil supply nozzle. Further, the reinforcing portion can reinforce the first lip portion, and can prevent the oil filler opening from being completely sealed during refueling.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be specifically described with reference to an illustrated embodiment. 1 to 5 are diagrams for explaining a dripping prevention device for a fueling device according to a first embodiment of the present invention. FIG. 1 is a perspective view showing a state where a fueling nozzle is hung on a nozzle hook of the fueling device, and FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view of a portion where the discharge pipe is attached to the nozzle body of the oil supply nozzle, FIG. 3 is a front view of the oil stopper attached between the nozzle body and the discharge pipe, and FIG. 4 is an AA of the oil stopper of FIG. FIG. 5 is a perspective view of a nozzle hanging portion.
[0014]
In these drawings, the oil dripping prevention device 10 of the oil supply device of the present embodiment includes an oil stopper 12 attached to the tip of the oil supply hose 11 of the oil supply device, and an oil stopper 30 between the nozzle body 14 and the discharge pipe 22. The nozzle hook 13 is shaped so as not to directly contact the oil adhering to the oil supply nozzle 12, and the oil adhering to the discharge pipe 22 is prevented from leaning on the nozzle body 14 side. The oil receiving part 13e which stores the oil dripped from is provided.
[0015]
The oil supply nozzle 12 has a front end portion of the oil supply hose 11 connected to the inlet on the side surface of the nozzle body 14, and a discharge pipe 22 attached to the outlet 17 on the front end side. An opening / closing valve (not shown) is provided in a flow path that communicates with each other, and a central lever portion 16 having an operation lever for opening and closing the opening / closing valve and a rear grip portion 15 are provided on the lower side. The periphery of the nozzle body 14 is covered with a nozzle cover 24 made of an oil-resistant and soft synthetic resin material. The front end side of the nozzle body 14 is formed in a projecting portion 18 projecting in a cylindrical shape along the outflow port 17, and the periphery in front of the projecting portion 18 is formed in a flange-shaped step portion. The base of the discharge pipe 22 is attached to the tip, and the oil stopper 30 is attached to the outer periphery of the protrusion 18. The discharge pipe 22 has an anchor spring 23 spirally wound from the root portion to the middle portion thereof. Further, the protruding portion 18 is chamfered so that the corner portion of the tip portion is easy to mount the oil stopper 30, and a plurality of anti-rotation holes 19 of the oil stopper 30 are provided on the outer peripheral portion (implemented). 4 in the form) and an O-ring groove 25 into which the O-ring 26 is engaged is formed. An O-ring groove 20 constituting oil sealing means is formed on the end surface (front surface) of the flange-shaped step portion on the front side of the protruding portion 18 of the nozzle body 14, and an O-ring attached to the O-ring groove 20. The tip end side of the nozzle cover 24 is brought into contact with the nozzle 21 via the nozzle 21.
[0016]
The oil stopper 30 is made of, for example, an oil-resistant resin material, and has a mounting portion 31 formed in a substantially short cylindrical shape, and a first lip portion 32 provided on the outer peripheral portion on the front side of the mounting portion 31. A second lip portion 33 provided adjacent to the first lip portion 32 and a third lip portion 34 provided adjacent to the second lip portion 33 are integrally molded. Yes. The mounting portion 31 is formed in a cylindrical shape that is inserted into the outer peripheral portion of the protruding portion 18 of the nozzle body 14, and a plurality of protruding portions 36 that engage with the holes 19 formed in the protruding portion 18 are formed on the inner surface (implemented). In the form, four) are formed, and the oil stopper 30 is prevented from rotating. The first lip portion 32 is formed in a substantially elliptical dish shape that is opened so as to increase from the outer peripheral portion of the distal end portion of the mounting portion 31 toward the distal end side of the discharge pipe 22, and the elliptical opening is As shown in the front view of FIG. 3, the upper side is large, and the position of the mounting portion 31 is formed to be slightly eccentric to the lower side. The opening of the first lip portion 32 is formed in a sufficient size so that the oil does not splash from the oil filler opening of an automobile or the like during refueling, and the opening is elliptical and eccentric. This is because the oil supply port can be sufficiently covered when the lower outer peripheral portion of the discharge pipe 22 is brought into contact with the port to supply oil. Further, the elliptical peripheral portion of the first lip portion 32 is formed with a lip-shaped reinforcing portion 37 whose cross-sectional shape protrudes slightly round on the front side, and the elliptical front side is radial from the mounting portion 31. A plurality of reinforcing portions 38 projecting forward are formed. These reinforcing portions 38 reinforce the first lip portion 32 and allow the first lip portion 32 to circulate between the inside and outside of the oil-supplied tank so that the first lip portion 32 does not completely seal the oil supply port during refueling. Yes. The second lip portion 33 is smaller than the first lip portion 32 and has a substantially elliptical dish shape with a larger opening toward the tip side. The peripheral portion is formed in a lip shape, and is similarly formed in an eccentric shape. ing.
The discharge pipe 22 side between the first lip portion 32 and the second lip portion 33 forms a valley-shaped labyrinth (maze). Further, the valley side portions of the first lip portion 32 and the second lip portion 33 are formed in the thick portion 35 in order to maintain the strength when the first lip portion 32 is pressed against the fuel filler opening. . The third lip portion 34 is smaller than the second lip portion 33 and has a substantially elliptical dish shape with a larger opening toward the tip side. The peripheral portion is formed in a lip shape and is formed in an eccentric shape. . Similarly, the discharge pipe 22 side between the second lip portion 33 and the third lip portion 34 forms a valley-shaped labyrinth (maze). Further, the lower end portions of the peripheral edges of the eccentric first to third lip portions 32, 33, and 34 are substantially parallel to the axis of the mounting portion 31.
[0017]
The nozzle hook 13 includes a main body 13a formed in a rectangular shape that is attached to the side surface of the main body case of the oil supply device, and a storage portion 13b of the discharge pipe 22 portion of the oil supply nozzle 12 formed in a concave shape on the upper side of the main body 13a. And a protrusion 13c for supporting the nozzle hook protruding forward from the lower portion of the storage portion 13b, and a support for hooking the lever 16 of the fuel filler nozzle 12 formed at the end of the protrusion 13c. 13d and an oil sump portion 13e formed in a dish shape with the upper side opened at a portion located below the oil stop portion 30 attached to the oil supply nozzle 12 at the upper portion of the protruding portion 13c. Parts such as the oil stopper 30 of the oil supply nozzle 12, the pipe tip of the discharge pipe 22, the nozzle cover 24, etc., to which oil easily adheres are formed so as not to touch the nozzle hook 13. For example, the oil reservoir 13e may be formed in a separate detachable receiving tray so that the oil can be discharged by removing the receiving tray when the oil has accumulated.
[0018]
In the oil dripping prevention device 10 of the fueling device having the above-described configuration, first, when the fueling operation is performed to the automobile or the like by the fueling nozzle 12, the fuel nozzle 12 is removed from the nozzle hook 13 and the discharge pipe 22 is connected to a fuel tank of the automobile or the like. The oil is discharged from the discharge pipe 22 by inserting into the oil filler port, bringing the first lip portion 32 of the oil stopper 30 into contact with the oil filler port, and pulling the operation lever. The oil stopper 30 can prevent oil from splashing out or rebounding to cover the entire oil filler opening, and does not completely seal the oil filler opening due to the radially projecting reinforcing portions 39. The fuel tank is filled up by the refueling, the operation lever is returned to stop the refueling, the discharge pipe 22 of the refueling nozzle 12 is pulled out from the refueling port, the hung on the nozzle hook 13 and the refueling operation is completed.
[0019]
When fuel is supplied until the fuel tank is full in this way, the oil adheres to the outer surface of the discharge pipe 22 extracted from the fuel supply port in the same manner as the inner surface. Then, when the oil supply nozzle 12 is hung on the nozzle hook 13 with the discharge pipe 22 facing up, the oil adhering to the outer surface flows to the root portion side of the discharge pipe 22 and flows into the first lip portion 32 of the oil stopper 30. The dripped oil is dripped from the peripheral edge, and the dripped oil is stored in the oil reservoir 13e of the nozzle hook 13. Most of the oil drops at the first lip portion 32, but less than one drop of oil adheres to the peripheral portion of the first lip portion 32. When the refueling operation or the like is performed again, some of the oil less than one drop flows into the valley portion formed by the first and second lip portions 32 and 33. Next, when the oil supply nozzle 12 is again hung on the nozzle hook 13, a part of the oil flowing in the valley portion flows in the direction of the first lip portion 32, and the remaining oil flows in the second lip portion 33. The amount of oil is less than the amount that can be dripped. Part of the oil that has not been dripped by the next refueling operation or the like returns to the original valley, and the remaining oil flows into the valley formed between the second and third lip portions 33 and 34. By the same action, the second lip portion 33 and the third lip portion 34 repeatedly flow into the valley and return to the peripheral edge. Such repetition makes it difficult for oil to reach the third lip portion 34, and there is no opportunity to lean on the nozzle body 14 side. Furthermore, in the present embodiment, the nozzle body 14 on the oil stopper 30 side is attached with the nozzle cover 24 in contact with the O-ring 21, so that oil is placed between the nozzle body 14 and the nozzle cover 24. No more getting in. Therefore, oil attached to the discharge pipe 22 can be prevented from leaning toward the nozzle body 14 regardless of the posture of the oil supply nozzle 12.
[0020]
The nozzle hook 13 is formed so that the oil stopper 30, the tip of the discharge pipe 22, the nozzle cover 24, and the like are not touched, so that the oil of the oil supply nozzle 12 does not adhere to the nozzle hook 13, and Since the oil dripped from the oil stopper 30 is accumulated in the oil reservoir 13e formed in a separate dish shape, the oil can be removed by removing the oil reservoir 13e.
[0021]
FIG. 6 is a diagram illustrating an oil dripping prevention device of the oil supply device according to the second embodiment of the present invention.
Note that portions and members corresponding to the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted.
[0022]
The oil supply device 40 of this embodiment includes an oil supply nozzle 12 and a nozzle hook 13 similar to those of the first embodiment, and is provided with a portion for processing oil stored in an oil reservoir 13e of the nozzle hook 13. .
[0023]
In the oil supply device 40, oil in an underground tank (not shown) is sucked through an intake pipe 44 by an oil supply pump 43 driven by a motor 42 disposed in the main body case 41, and then a flow rate is measured by a flow meter 45. The oil flows to the oil supply hose 11 through the pipe 48 and is supplied to the oil supply nozzle 12. The amount of oil supply measured by the flow meter 45 is displayed on the display 46. The oil supply pump 43 has a gas-liquid separator 47. Further, the oil filler 40 is provided with a nozzle hook 13 configured in the same manner as in the first embodiment on the side surface of the main body case 41, and the oil stopper 30 is attached to the nozzle hook 13 at the base of the discharge pipe 22. The refueling nozzle 12 is hung. In addition, a nozzle switch 49 is provided in the vicinity of the nozzle hook 13 and operates when the oil supply nozzle 12 is hooked.
[0024]
Further, the oil supply device 40 drops the oil dropped from the oil stopper 30 of the oil supply nozzle 12 and stored in the oil reservoir 13e through the recovery pipe 51 into the oil / water separator 50, where the oil / water separator 50 separates the oil. The oil thus collected is collected in the gas-liquid separation chamber 47 through the pipe 52, and the rainwater flows into the oil adsorbing device 54 through the discharge pipe 53, where a small amount of oil contained in the rainwater, that is, the oil-water separation device 13 is obtained. Thus, the oil that has not been separated in step 1 is adsorbed, and only rainwater is discharged through the pipe 55.
[0025]
In the oil supply device 40 having the above-described configuration, the oil supply nozzle 12 is hooked on the nozzle hook 13, and the oil adhering to the discharge pipe 22 drops from the lip portions 32, 33, and 34 of the oil stopper 30 and is stored in the oil reservoir 13e. The oil flows into the oil / water separator 50 through the recovery pipe 51 and is separated into oil and rainwater. The oil is recovered in the gas-liquid separation chamber 47 through the pipe 52, and the rainwater passes through the discharge pipe 53. A slight amount of oil contained in rainwater is adsorbed by the oil adsorption device 54, and only rainwater is discharged through the pipe 55. Therefore, even if the oil supply device 40 is disposed outdoors and adheres to the oil supply nozzle 12 and rainwater enters the oil stored in the oil reservoir 13e, the oil and the rainwater are separated, the oil is recovered, and only the rainwater is discharged. Doing so will not cause pollution problems.
[0026]
In the above embodiment, the oil stopper 30 has been described as having the first to third lip portions 32, 33, 34. However, it is sufficient that at least two or more lip portions are provided. The shape of the first lip portion is not limited to the embodiment as long as the first lip portion is large enough to cover the fuel filler opening and can be circulated with the outside air without being completely sealed. Further, an adhesive or the like other than the O-ring may be used as a means for sealing oil between the nozzle body 14 and the nozzle cover 24 on the side where the oil stopper 30 is provided. Furthermore, the nozzle hook 13 only needs to be provided with an oil sump 13e that can receive and accumulate oil dripping from at least the oil stopper 30 of the oil filler nozzle 12, and is provided integrally on the main body side of the fueling device. It may be recovered or formed into a separate removable dish, and the accumulated oil may be discharged appropriately. Furthermore, in the second embodiment, the oil is recovered on the oil pump side, but may be recovered in an underground tank.
[0027]
【The invention's effect】
As described above, the oil dripping prevention device of the oil supply apparatus of the present invention attaches the oil stopper to the attachment portion of the nozzle body and the discharge pipe, so that the oil attached to the discharge pipe can be attached regardless of the posture of the oil supply nozzle. It is possible to prevent the nozzle body from leaning on the nozzle body, and it is possible to prevent the oil from adhering by providing an oil reservoir for collecting the oil dropped from the oil supply nozzle on the nozzle hook and collecting or discharging the oil as appropriate.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a state in which an oil supply nozzle is hung on a nozzle hook of an oil supply device according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view of a portion where a discharge pipe is attached to the nozzle body of the oil supply nozzle according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a front view of an oil stopper attached between the nozzle body and the discharge pipe according to the first embodiment of the present invention.
4 is a cross-sectional view of the oil stopper portion of FIG. 3 taken along line AA.
FIG. 5 is a perspective view of a nozzle hanging portion according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a view for explaining an oil dripping prevention device of a fuel supply device according to a second embodiment of the present invention.
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Oil dripping prevention apparatus 11 Oil supply hose 12 Oil supply nozzle 13 Nozzle hook 13a Main body 13b Storage part 13c Protrusion part 13d Support part 13e Oil reservoir part 14 Nozzle main body 15 Grip part 16 Lever part 17 Outlet 18 Protrusion part 19 Hole 20, 25 O Ring groove 21, 26 O-ring 22 Discharge pipe 23 Anchor spring 24 Nozzle cover 30 Oil stopper 31 Mounting part 32 First lip part 33 Second lip part 34 Third lip part 35 Thick part 36 Projection part 37 38 Reinforcement part 40 Oil supply device 41 Main body case 42 Motor 43 Oil supply pump 44 Suction pipe 45 Flowmeter 46 Display 47 Gas-liquid separator 48 Pipe 49 Nozzle switch 50 Oil / water classification device 51 Recovery pipe 52 Pipe 53 Drain pipe 54 Oil adsorber 55 Piping

Claims

A cylindrically shaped mounting portion that is inserted into the outer peripheral portion of the protruding portion of the nozzle body to which the discharge pipe is attached, and a dish-shaped opening that faces the front end portion side of the discharge pipe at the outer peripheral portion on the front side of the mounting portion An oil supply nozzle provided with an oil stopper formed integrally with at least two or more lip portions, the peripheral portion of which is formed in a lip shape in which oil is dripped, The lip portion is connected by providing a valley between adjacent lip portions, and the front first lip portion toward the tip end side of the discharge pipe is larger toward the tip end side of the discharge pipe. It is formed in an open elliptical dish shape, the elliptical peripheral part is a lip shape, and a reinforcing part whose cross-sectional shape protrudes forward is formed, and the front side of the elliptical shape radiates from the mounting part Reinforcing part protruding to the front side was formed An oil dripping prevention device for an oil supply device.