JP3702046B2

JP3702046B2 - Sliding shower hanger

Info

Publication number: JP3702046B2
Application number: JP20320196A
Authority: JP
Inventors: 明西岡
Original assignee: 株式会社三栄水栓製作所
Priority date: 1996-07-13
Filing date: 1996-07-13
Publication date: 2005-10-05
Anticipated expiration: 2016-07-13
Also published as: JPH1025778A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、浴室、シャワールーム等の壁面に取付けられた手すり等のパイプにシャワーヘッドをスライド可能に取り付けるためのスライド式シャワーハンガーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、シャワーヘッドを前方から掛け外し自在に支持する切欠を有するハンガー部を備えたシャワーハンガーとして、スライド体の正面視左側に操作レバーが位置するよう、また、スライド体の正面視右側に前記切欠を有するハンガー部が位置するようスライド体を例えば縦手すりに固定し、前記切欠にシャワーヘッドを取り付けた状態でハンガー部をスライド体に対しスライド体のスライド方向に直交する方向を軸線として回転させることでシャワーヘッドの角度調節が行えるものが提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述したスライド体の正面視左側に操作レバーを有するタイプ（左用）のシャワーハンガーにおいては、使用状態の位置からスライド体を１８０°回転させ、かつ、ハンガー部を１８０°回転させても、ハンガー部の切欠は上下逆さまに位置するから、シャワーヘッドを掛止できなかった。ところで、使用者によっては左用のシャワーハンガーよりも、操作レバーがスライド体の正面視右側に位置するタイプ（右用）のものの方が使い易い場合もあるから、右用のシャワーハンガーも使用されている。
【０００４】
要するに、左用および右用の２つの専用タイプのシャワーハンガーしか市販されておらず、左用または右用のものに交換したり、あるいは、例えば右用のシャワーハンガーの方が使いやすい使用者が左用のものを使用したりする場合が生じたりして使用者にとっては使いづらかった。
【０００５】
この発明は、上記問題に鑑みてなしたもので、操作レバーをスライド体の左右のどちら側に配置しても使用できる構造のハンガー部を有するスライド式シャワーハンガーを提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は、浴室、シャワールーム等の壁面に取付けられた手すり等のパイプに沿ってスライドするスライド体の一側にシャワーヘッドを前方から掛け外し自在に支持する切欠を有するハンガー部を設けるとともに、スライド体の他側に締付け用の操作レバーを設け、前記パイプをスライド体の両側から挟むための一対のパイプ受けをスライド体内に設け、前記操作レバーの締付け操作により前記パイプ受けを前記パイプに挟着させてシャワーヘッドを支持するシャワーハンガーであって、前記ハンガー部は、前記スライド体の一側に前記スライド体のスライド方向に直交する方向を軸線として回転可能な状態で設けられた回転部分と、前記切欠を有して前記回転部分に取り外し可能に装着される装着部分と、前記操作レバーとハンガー部を左右に逆転配置させたときに、前記切欠に前記シャワーヘッドが掛止可能なように前記回転部分に対して前記装着部分を装着するための装着手段とを備えている。
【０００７】
この発明では、使用状態の位置からスライド体を１８０°回転させ、かつ、ハンガー部を１８０°回転させても、ハンガー部の回転部分から取り外されたハンガー部の装着部分を、切欠を上下逆さまに位置させることなく、回転部分に装着できる。よって、操作レバーを左右のどちらに配置しても前記装着部分の切欠に前方からシャワーヘッドを掛けることができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下にこの発明のスライド式シャワーハンガーを図面を参照しつつ詳細に説明する。
図１〜図５において、１は、浴室、シャワールーム等の壁面に取付けられた、例えば縦手すり（以下、単に手すりという）で、２は、手すり１にガイドされてその立設方向（矢印Ａで示す方向）にスライドするスライド体である。前記手すり１は、ステンレス等のパイプからなり、表面には滑り難く握り易いように樹脂がコーティングされている。そして、スライド体２の正面視左側に操作レバー３が、スライド体２の正面視右側にシャワーヘッド４を掛止する切欠５を有するハンガー部６が、それぞれ位置するようスライド体２が手すり１の所定高さの位置に固定されている。
【０００９】
ハンガー部６は、前記立設方向に直交する方向（矢印Ｂで示す方向）を軸線７として矢印Ｃで示す方向に回転可能な状態で設けられており、後述するクリック機構によりハンガー部６の傾斜角度が調節される。
【００１０】
また、操作レバー３は矢印Ｆで示す方向に回動可能な状態で設けられており、この実施形態では、スライド体２を手すり１に固定するための締付け操作とスライド体２の手すり１に対する締付けを緩めて固定解除するための緩め操作が操作レバー３のレバー部３ａを矢印Ｆで示す方向に９０°回動させる度に交互に切換わる回動方式を採用している。すなわち、レバー部３ａが、図１のＰで示すように、下向きに位置するようセットされた場合と、上向きに位置するようセットされた場合は締付け操作が行われる一方、レバー部３ａが、図１のＱで示すように、後向きに水平に位置するようセットされた場合と、前向きに水平に位置するようセットされた場合には緩め操作が行われる。
【００１１】
８，９は、手すり１（パイプ）をスライド体２の両側から挟むための樹脂性のパイプ受けで、同一形状に形成されている。また、スライド体２は、パイプ挿通穴２ａを形成する曲面部１０，１１（図３参照）を有し、パイプ挿通穴２ａから操作レバー３側にセットされるパイプ受け８（図３参照）は、スライド体２の操作レバー３側の曲面部１０（図３参照）に形成された２つの縦孔１０ａ，１０ａを貫通する両足８ａ，８ａを有する。一方、パイプ受け９は、スライド体２のハンガー部６側の曲面部１１（図３参照）に形成された２つの縦孔１１ａ，１１ａを貫通する両足９ａ，９ａを有する。例えば、パイプ受け８は、図５に示すように、中央にピン穴３０が形成された湾曲形状の胴部８ｂと足８ａ，８ａで構成され、胴部８ｂの湾曲部分ｎの形状は、手すり１のパイプ径（例えば、φ３４，φ３０，φ２８ｍｍ）に応じた曲率に設定されている。すなわち、パイプ受け８の両足８ａ，８ａ間の長さは３種のパイプ径で同一に設定されており、唯一湾曲部分ｎの曲率が異なる。よって、パイプ径に応じてパイプ受け８を交換するだけでよい。
【００１２】
１２，１３は、操作レバー３およびスライド体２間に設けられる同一形状のディスクで、ディスク１２は操作レバー３の締付け・緩め操作に連動して回動する回動ディスク、ディスク１３は矢印Ｂで示す方向にパイプ受け８と共にスライドするスライドディスクである。例えば、ディスク１２は中央を貫通するピン挿入用の穴１６を有し、操作レバー３側の面１２ａには、操作レバー３の係合突起（図示せず）とでディスク１２を操作レバー３に係止させるための係止溝１５が外周に形成され、さらに、ピン挿入用の穴１６に隣接して２個のボール溝１７が形成されている。一方、ディスク１３の操作レバー３側の面１３ａにも同様のものが形成されている。また、ディスク１２のスライド体２側の面１２ｂには、ディスク１３のスライド体２側の面１３ｂと同様のものが形成されている。すなわち、ディスク１２の面１２ｂ〔図６（Ａ），（Ｂ）参照〕には、ピン挿入用の穴１６の周りに、浅い窪み２０，２０および深い窪み２１，２１が９０°間隔で交互に形成されており、さらに、ディスク１３の面１３ｂには、浅い窪み２０，２０に隣接して外方側に、パイプ受け８の両足８ａ，８ａの先端挿入部分ｍ，ｍ（図３参照）が嵌挿可能な大きさの溝１８，１８が形成されている。
【００１３】
２２は、ディスク１２，１３間に介装される２個のボールで、図６（Ａ）に示す緩め操作のときには、ディスク１２の深い窪み２１とディスク１３のボール溝１７にボール２２が嵌まり込む。この状態から、レバー部３ａを矢印Ｆで示す方向に９０°回動させると、ディスク１２も回動してボール２２がディスク１３のボール溝１７に嵌まり込んだ状態で、ディスク１２の深い窪み２１から浅い窪み２０に乗り移り、ディスク１２の浅い窪み２０とディスク１３のボール溝１７にボール２２が位置する〔図６（Ｂ）参照〕。このため、深い窪み２１と浅い窪み２０の深さ分に相当する長さ（＝Ｄ−ｄ）だけディスク１３がパイプ受け８と共に手すり側にスライドして手すり１が両側からパイプ受け８，９によって挟まれることで、スライド体２を手すり１に固定できる。
【００１４】
この締付け・緩め操作は、ピン３１、２つのスプリング３２，３３を用いて行われる。なお、３４は、ピン３１に形成された係止凹部３５に係入されるストッパ、３６はピン３１先端に位置するストッパである。
【００１５】
また、操作レバー３は、操作レバー３の内周溝４１にスライド体２の係止突起４０〔図６（Ｂ）参照〕を嵌め込むことで取付けられる。
【００１６】
一方、ハンガー部６は、後述するハンガー部６の回転部分６ａの内周溝５１にスライド体２の係止突起５２（図３、図５参照）を嵌め込むことで取付けられるとともに、図３、図５に示すように、板バネ５３をスライド体２に形成された溝５４に嵌め込む一方、ハンガー部６の回転部分６ａの対向する位置に、回転部分６ａの回転に伴って板バネ５３の頭５３ａに当接可能な溝５５を設けることで、ハンガー部６のクリック機構が構成されている。
【００１７】
更に、ハンガー部６は、スライド体２の一側にＢ方向を軸線として回転可能な状態で設けられた回転部分６ａと、シャワーヘッド４を前方から掛け外し自在に支持する切欠５を有して回転部分６ａに取り外し可能に装着される装着部分６ｂと、操作レバー３とハンガー部６を左右に逆転配置させたときに、切欠５にシャワーヘッド４が掛止可能なように回転部分６ａに対して装着部分６ｂを装着するための装着手段から構成されている。
【００１８】
そして、シャワーヘッド４を掛止する切欠５は、上部にテーパ部５ａを、下部に垂直部５ｂを有する。すなわち、切欠５の上部は、シャワーヘッド４を取り付けやすいようにテーパ状に形成されている。
【００１９】
前記装着部分６ｂには、上方に突出した係合爪ａ，ａを両端に有するリブ７０と下方に突出した係合爪ｂ，ｂを両端に有するリブ７１とを上下二段に設けてなる係合片部７２が背面Ｍの略中央に形成されている。この上リブ７０と下リブ７１は、同一形状になっており、上下対称に配置されている。
【００２０】
一方、前記回転部分６ａには、前記係合片部７２が係入可能なように係入溝７３が垂直面Ｎに形成されている。この係入溝７３には、上面に前記上リブ７０の係合爪ａ，ａが係入可能な大きさの凹所ｃ，ｃが係合爪ａ，ａの間隔に対応した間隔で形成されており、下面に前記下リブ７１の係合爪ｂ，ｂが係入可能な大きさの凹所ｄ，ｄが係合爪ｂ，ｂの間隔に対応した間隔で形成されている。勿論、凹所ｃ，ｃと凹所ｄ，ｄは全て同一形状に形成されている。
【００２１】
而して、図６（Ａ）に示す緩め操作のときには、パイプ受け８，９間の中心距離はＤに設定されている。この状態で、スライド体２をパイプ挿通穴２ａを介して手すり１に挿入できる。そして、スライド体２が手すり１の所定高さの位置に来ると、レバー部３ａを９０°回動させる。このとき、ディスク１２も回動してボール２２がディスク１３のボール溝１７に嵌まり込んだ状態で、ディスク１２の深い窪み２１から浅い窪み２０に乗り移り、ディスク１２の浅い窪み２０とディスク１３のボール溝１７にボール２２が位置する〔図６（Ｂ）参照〕。このため、深い窪み２１と浅い窪み２０の深さ分に相当する長さ（＝Ｄ−ｄ）だけディスク１３がパイプ受け８と共に手すり側にスライドして手すり１が両側からパイプ受け８，９によって挟まれることで、スライド体２を手すり１に固定できる。
【００２２】
そして、図４（Ａ）に示す使用状態の位置からスライド体２を１８０°回転させてハンガー部６の切欠５が背面側に隠れた状態から、ハンガー部６を１８０°回転させて切欠５を上下逆さまに位置させても、ハンガー部６の回転部分６ａから装着部分６ｂを抜き取り、テーパ部５ａが上部にくるよう抜き取った装着部分６ｂを正転させ、この状態で装着部分６ｂを正面視左側から差し込む〔図４（Ｂ）参照〕ことにより、切欠５に前方からシャワーヘッド４を掛けることが可能になる。
【００２３】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明によれば、シャワーヘッドを前方から掛け外し自在に支持する切欠を有するハンガー部を、スライド体の一側にスライド体のスライド方向に直交する方向を軸線として回転可能な状態で設けられた回転部分と、切欠を有して前記回転部分に取り外し可能に装着される装着部分と、操作レバーとハンガー部を左右に逆転配置させたときに、切欠に前記シャワーヘッドが掛止可能なように前記回転部分に対して前記装着部分を装着するための装着手段とから構成したものである。よって、操作レバーをスライド体の左右のどちら側に配置しても使用できるものであって、従来のように左用および右用といった専用タイプのシャワーハンガーに比して、左右兼用できるため、使い勝手のよいシャワーハンガーを提供できる上に、従来のように２種類必要ではないので、生産コストを安価にできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の一実施形態を示す全体構成説明図である。
【図２】上記実施形態における装着機構を示す分解斜視図である。
【図３】上記実施形態における横断平面図である。
【図４】上記実施形態における使用の状態を説明するための図である。
【図５】上記実施形態における全体分解斜視図である。
【図６】上記実施形態における緩め操作および締付け操作を説明するための図である。
【符号の説明】
１…手すり、２…スライド体、３…操作レバー、４…シャワーヘッド、５…切欠、６…ハンガー部、６ａ…回転部分、６ｂ…装着部分、７…軸線、８，９…パイプ受け、７２…係合片部、７３…係入溝、Ａ…立設方向、Ｂ…立設方向に直交する方向。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a sliding shower hanger for slidably attaching a shower head to a pipe such as a handrail attached to a wall surface of a bathroom, a shower room or the like.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a shower hanger having a hanger portion that has a notch for detachably supporting the shower head from the front, the operation lever is positioned on the left side of the slide body in front view, and the notch is on the right side of the slide body in front view. The slide body is fixed to, for example, a vertical handrail so that the hanger portion having a position is located, and the hanger portion is rotated with respect to the slide body with the direction orthogonal to the slide direction of the slide body as an axis with the shower head attached to the notch. Has proposed that the angle of the shower head can be adjusted.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in a shower hanger of the type (for left) having an operation lever on the left side in front view of the slide body described above, even if the slide body is rotated 180 ° from the position in use and the hanger portion is rotated 180 °, Because the notch in the hanger part is located upside down, the shower head could not be hooked. By the way, depending on the user, there is a case where the type in which the operation lever is located on the right side of the slide body (for right side) is easier to use than the left side shower hanger. Yes.
[0004]
In short, there are only two dedicated types of shower hangers for left and right, and they can be replaced with ones for left or right, or a user who is more comfortable with right-use shower hangers for left It may be difficult for the user to use things.
[0005]
The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a slide shower hanger having a hanger portion having a structure that can be used regardless of whether the operation lever is arranged on either side of the slide body.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a notch that freely supports a shower head to be detachable from the front on one side of a slide body that slides along a pipe such as a handrail attached to a wall surface of a bathroom, a shower room or the like. A hanger portion having an operation lever for tightening on the other side of the slide body, a pair of pipe receivers for sandwiching the pipe from both sides of the slide body, and a tightening operation of the operation lever. A shower hanger supporting a shower head by sandwiching the pipe receiver to the pipe, wherein the hanger portion is rotatable on one side of the slide body with a direction orthogonal to the slide direction of the slide body as an axis. A rotating part provided in a state, a mounting part having the notch and detachably mounted on the rotating part, and a front When the operating lever and the hanger portion reversed disposed on the left and right, the shower head into the notches and a mounting means for mounting said mounting portion to said rotating portion so as to be latched.
[0007]
In this invention, even if the slide body is rotated 180 ° from the position in use and the hanger portion is rotated 180 °, the mounting portion of the hanger portion removed from the rotating portion of the hanger portion is turned upside down. It can be mounted on the rotating part without being positioned. Therefore, the shower head can be hung from the front to the notch of the mounting portion regardless of whether the operation lever is arranged on the left or right.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The slide shower hanger of the present invention will be described in detail below with reference to the drawings.
1 to 5, reference numeral 1 denotes a vertical handrail (hereinafter simply referred to as a handrail) attached to a wall surface of a bathroom, a shower room or the like. Reference numeral 2 denotes a standing direction (arrow A) guided by the handrail 1. It is a slide body that slides in the direction indicated by. The handrail 1 is made of a pipe made of stainless steel or the like, and the surface thereof is coated with a resin so that it is difficult to slip and grip. The slide body 2 has the handrail 1 so that the operation lever 3 is located on the left side of the slide body 2 in the front view and the hanger portion 6 having the notch 5 for engaging the shower head 4 on the right side of the slide body 2 is located. It is fixed at a predetermined height.
[0009]
The hanger part 6 is provided in a state in which the hanger part 6 can rotate in the direction indicated by the arrow C with the direction perpendicular to the standing direction (direction indicated by the arrow B) as the axis 7, and the hanger part 6 is inclined by a click mechanism described later. The angle is adjusted.
[0010]
Further, the operation lever 3 is provided in a state of being rotatable in a direction indicated by an arrow F. In this embodiment, a tightening operation for fixing the slide body 2 to the handrail 1 and a tightening of the slide body 2 to the handrail 1 are performed. A rotation method is employed in which the loosening operation for releasing the lock is alternately switched each time the lever portion 3a of the operation lever 3 is rotated by 90 ° in the direction indicated by the arrow F. That is, as shown by P in FIG. 1, when the lever portion 3a is set to be positioned downward and when it is set to be positioned upward, a tightening operation is performed, while the lever portion 3a is As indicated by Q of 1, a loosening operation is performed when set to be positioned horizontally rearward and when set to be horizontally positioned forward.
[0011]
8 and 9 are resinous pipe receivers for sandwiching the handrail 1 (pipe) from both sides of the slide body 2 and are formed in the same shape. Further, the slide body 2 has curved surface portions 10 and 11 (see FIG. 3) that form the pipe insertion hole 2a, and a pipe receiver 8 (see FIG. 3) that is set on the operation lever 3 side from the pipe insertion hole 2a. The slide body 2 has both legs 8a and 8a penetrating through the two vertical holes 10a and 10a formed in the curved surface portion 10 (see FIG. 3) on the operation lever 3 side. On the other hand, the pipe receiver 9 has both feet 9a and 9a penetrating through two vertical holes 11a and 11a formed in the curved surface portion 11 (see FIG. 3) of the slide body 2 on the hanger portion 6 side. For example, as shown in FIG. 5, the pipe receiver 8 includes a curved body portion 8b having a pin hole 30 formed in the center and legs 8a and 8a. The shape of the curved portion n of the body portion 8b is a handrail. The curvature is set according to the pipe diameter of 1 (for example, φ34, φ30, φ28 mm). That is, the length between the legs 8a, 8a of the pipe receiver 8 is set to be the same for the three types of pipe diameters, and the curvature of the curved portion n is only different. Therefore, it is only necessary to replace the pipe receiver 8 according to the pipe diameter.
[0012]
12 and 13 are disks of the same shape provided between the operating lever 3 and the slide body 2, the disk 12 is a rotating disk that rotates in conjunction with the tightening and loosening operation of the operating lever 3, and the disk 13 is indicated by an arrow B. The slide disk slides with the pipe receiver 8 in the direction shown. For example, the disk 12 has a pin insertion hole 16 penetrating through the center, and the disk 12 is connected to the operation lever 3 by an engagement protrusion (not shown) of the operation lever 3 on the surface 12a on the operation lever 3 side. A locking groove 15 for locking is formed on the outer periphery, and two ball grooves 17 are formed adjacent to the pin insertion hole 16. On the other hand, the same is formed on the surface 13a of the disk 13 on the operation lever 3 side. Further, the surface 12b of the disk 12 on the slide body 2 side is formed with the same surface as the surface 13b of the disk 13 on the slide body 2 side. That is, on the surface 12b of the disk 12 (see FIGS. 6A and 6B), shallow recesses 20 and 20 and deep recesses 21 and 21 are alternately arranged at 90 ° intervals around the hole 16 for pin insertion. In addition, on the surface 13b of the disk 13, adjacent to the shallow depressions 20 and 20, on the outer side, tip insertion portions m and m (see FIG. 3) of both legs 8a and 8a of the pipe receiver 8 are formed. Grooves 18 and 18 of a size that can be inserted are formed.
[0013]
Reference numeral 22 denotes two balls interposed between the disks 12 and 13. In the loosening operation shown in FIG. 6A, the balls 22 fit into the deep recesses 21 of the disk 12 and the ball grooves 17 of the disk 13. Include. From this state, when the lever portion 3a is rotated by 90 ° in the direction indicated by the arrow F, the disk 12 is also rotated, and the ball 22 is fitted in the ball groove 17 of the disk 13, and the deep depression of the disk 12 is reached. 21 is transferred to the shallow depression 20 and the ball 22 is positioned in the shallow depression 20 of the disk 12 and the ball groove 17 of the disk 13 (see FIG. 6B). For this reason, the disk 13 is slid to the handrail side together with the pipe receiver 8 by a length (= D−d) corresponding to the depth of the deep recess 21 and the shallow recess 20, and the handrail 1 is moved by the pipe receivers 8 and 9 from both sides. The slide body 2 can be fixed to the handrail 1 by being sandwiched.
[0014]
This tightening / loosening operation is performed using the pin 31 and the two springs 32 and 33. Reference numeral 34 denotes a stopper that is engaged with a locking recess 35 formed in the pin 31, and 36 denotes a stopper that is positioned at the tip of the pin 31.
[0015]
The operation lever 3 is attached by fitting a locking projection 40 (see FIG. 6B) of the slide body 2 into the inner circumferential groove 41 of the operation lever 3.
[0016]
On the other hand, the hanger portion 6 is attached by fitting a locking projection 52 (see FIGS. 3 and 5) of the slide body 2 into an inner circumferential groove 51 of a rotating portion 6a of the hanger portion 6 described later, and FIG. As shown in FIG. 5, while the leaf spring 53 is fitted into the groove 54 formed in the slide body 2, the leaf spring 53 is moved to a position opposite to the rotation portion 6a of the hanger portion 6 as the rotation portion 6a rotates. The click mechanism of the hanger part 6 is comprised by providing the groove | channel 55 which can contact | abut to the head 53a.
[0017]
Further, the hanger portion 6 has a rotating portion 6a provided on one side of the slide body 2 so as to be rotatable about the B direction as an axis, and a notch 5 that supports the shower head 4 so as to be freely detachable from the front. When the mounting portion 6b that is detachably mounted on the rotating portion 6a, and the operation lever 3 and the hanger portion 6 are arranged in the left and right direction, the rotating portion 6a is attached to the notch 5 so that the shower head 4 can be hooked. And mounting means for mounting the mounting portion 6b.
[0018]
And the notch 5 which latches the shower head 4 has the taper part 5a in the upper part, and the vertical part 5b in the lower part. That is, the upper part of the notch 5 is formed in a tapered shape so that the shower head 4 can be easily attached.
[0019]
The mounting portion 6b is provided with a rib 70 having engaging claws a, a projecting upward at both ends and a rib 71 having engaging claws b, b projecting downward at both ends. A joining piece 72 is formed in the approximate center of the back surface M. The upper rib 70 and the lower rib 71 have the same shape and are arranged vertically symmetrically.
[0020]
On the other hand, an engaging groove 73 is formed in the vertical surface N so that the engaging piece 72 can be engaged in the rotating portion 6a. The engaging groove 73 is formed with recesses c and c on the upper surface that are large enough to engage the engaging claws a and a of the upper rib 70 at intervals corresponding to the intervals between the engaging claws a and a. On the lower surface, recesses d and d large enough to engage the engaging claws b and b of the lower rib 71 are formed at intervals corresponding to the intervals between the engaging claws b and b. Of course, the recesses c and c and the recesses d and d are all formed in the same shape.
[0021]
Thus, in the loosening operation shown in FIG. 6A, the center distance between the pipe receivers 8 and 9 is set to D. In this state, the slide body 2 can be inserted into the handrail 1 through the pipe insertion hole 2a. And if the slide body 2 comes to the position of the predetermined height of the handrail 1, the lever part 3a will be rotated 90 degrees. At this time, in a state where the disk 12 is also rotated and the ball 22 is fitted in the ball groove 17 of the disk 13, the disk 12 is transferred from the deep recess 21 of the disk 12 to the shallow recess 20. The ball 22 is positioned in the ball groove 17 (see FIG. 6B). For this reason, the disk 13 is slid to the handrail side together with the pipe receiver 8 by a length (= D−d) corresponding to the depth of the deep recess 21 and the shallow recess 20, and the handrail 1 is moved by the pipe receivers 8 and 9 from both sides. The slide body 2 can be fixed to the handrail 1 by being sandwiched.
[0022]
Then, the slide body 2 is rotated 180 ° from the position of the use state shown in FIG. 4A, and the notch 5 of the hanger part 6 is hidden from the back side, and then the hanger part 6 is rotated 180 ° to remove the notch 5. Even if it is positioned upside down, the mounting portion 6b is extracted from the rotating portion 6a of the hanger portion 6, and the mounting portion 6b extracted so that the tapered portion 5a is on the upper side is rotated forward. It is possible to hang the shower head 4 from the front in the notch 5 by inserting from the front (see FIG. 4B).
[0023]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the hanger portion having a notch for detachably supporting the shower head from the front can be rotated on one side of the slide body with the direction orthogonal to the slide direction of the slide body as an axis. The shower head is hung on the notch when the rotating part provided in the state, the mounting part having a notch that is detachably mounted on the rotating part, and the operation lever and the hanger part are reversed from side to side. It is comprised from the mounting means for mounting | wearing the said mounting part with respect to the said rotation part so that it can stop. Therefore, the control lever can be used on either the left or right side of the slide body, and it can be used for both the left and right as compared with the conventional shower hanger for left and right, so it is easy to use. In addition to providing a good shower hanger, it is not necessary to have two types as in the prior art, so the production cost can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall configuration explanatory view showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an exploded perspective view showing a mounting mechanism in the embodiment.
FIG. 3 is a transverse plan view in the embodiment.
FIG. 4 is a diagram for explaining a state of use in the embodiment.
FIG. 5 is an overall exploded perspective view of the embodiment.
FIG. 6 is a view for explaining a loosening operation and a tightening operation in the embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Handrail, 2 ... Slide body, 3 ... Operation lever, 4 ... Shower head, 5 ... Notch, 6 ... Hanger part, 6a ... Rotation part, 6b ... Mounting part, 7 ... Axis, 8, 9 ... Pipe receptacle, 72 ... engagement piece part, 73 ... engagement groove, A ... standing direction, B ... direction orthogonal to the standing direction.

Claims

In addition to providing a hanger part with a notch that detachably supports the shower head from the front side on one side of the slide body that slides along a pipe such as a handrail attached to the wall of a bathroom, shower room, etc. An operation lever for tightening is provided on the side, a pair of pipe receivers for sandwiching the pipe from both sides of the slide body are provided in the slide body, and the pipe receiver is clamped to the pipe by a tightening operation of the operation lever. A shower hanger that supports a head, wherein the hanger portion includes a rotating portion provided on one side of the slide body so as to be rotatable about a direction orthogonal to the slide direction of the slide body, and the notch. A mounting part that is detachably mounted on the rotating part, and the operating lever and the hanger part are arranged in reverse on the left and right. When brought into sliding shower hanger, characterized in that the shower head in the notches and a mounting means for mounting said mounting portion to said rotating portion so as to be latched.