JP3701104B2 - Seating direction reversing seat device - Google Patents

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JP3701104B2 JP16153097A JP16153097A JP3701104B2 JP 3701104 B2 JP3701104 B2 JP 3701104B2 JP 16153097 A JP16153097 A JP 16153097A JP 16153097 A JP16153097 A JP 16153097A JP 3701104 B2 JP3701104 B2 JP 3701104B2
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昭 本間
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啓介 小野田
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NHK Spring Co Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種車両などに於いて、使用者の着座方向を互いに相反する2方向、例えば前後2方向いずれにも設定変更可能な着座方向反転シート装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ワゴン車やバス、電車などで向き合った状態で座ること等を目的として、前向きのみでなく後ろ向きにも着座することができるようにした着座方向反転シート装置がある。
【0003】
上記着座方向反転シート装置には、例えば、シートクッション下部に回転機構を設けてシート全体を水平に回転させるものやシートバックをシートクッションの前後一端側から他端側に移動させて反転時にはその背面側にもたれるようにしたもの、或いはシートバックを傾倒させて略水平にしてシートクッションとして利用し、シートクッションを起こしてシートバックとして利用するもの等があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記シートクッション下部に回転機構を設けるものはシートの回転スペースを確保しなければならず、比較的大きな設置スペースを必要とする。また、構造上シートバックの傾動のみであればその強度は比較的確保し易いが、上記シートバックをシートクッションの前後一端側から他端側に移動させるものはシートバックが大きく移動することから、その構造が複雑になるばかりでなく強度・剛性を確保するために装置が大型化・重量化する。更に、シートバックを傾倒させてシートクッションとし、シートクッションを起こしてシートバックとするものは、構造は簡便なものの、本来シートバックはシートクッションよりもその長さ(奥行き)が大きく、そのままでは極めて座り難いシートとなる。
【0005】
本発明は上記したような従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、その主な目的は、簡単な構造をもって広い設置スペースを必要とせず、また装置が大型化・重量化することなく、しかも座り心地を損なうことのない着座方向反転シート装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した目的は、本発明によれば、使用者の着座方向を相反する2方向に設定可能な着座方向反転シート装置であって、基端を中心に略水平位置と立直位置との間で傾動可能に支持されたシートバック部と、前記シートバック部の傾動中心と同軸的に、または立直する該シートバック部の裏面側若しくは下側を中心に傾動可能に支持されたリンクアームと、前記リンクアームの遊端に傾動可能に支持されたシートクッション部とを有し、前記シートクッション部を略水平にし、かつ前記シートバック部を立直させた第1の着座状態と、前記シートバック部を略水平にしてシートクッション部として機能させ、かつ前記リンクアームと共に前記シートクッション部を傾動させて立直させ、該シートクッション部基端を前記シートバック部上に位置させて更に該シートクッション部をその基端を中心に前記傾動方向と相反する方向にやや傾動させてシートバック部として機能させる第2の着座状態とを取り得るようになっており、前記各状態で前記各部及び前記リンクアームの傾動をロック手段をもって規制するようになっていることを特徴とする着座方向反転シート装置を提供することにより達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図面に示された具体的な実施例に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
【0008】
図1は、本発明が適用された車両用シート装置の概略構造を示している。ベース1にはリクライナ装置2が設けられている。このリクライナ装置2は、固定部3と、この固定部3に枢軸6を中心に回動可能に枢支された第1の可動部4と、同じく枢軸6を中心に回動可能に固定部3に枢支された第2の可動部としてのリンクアーム5とを有している。そして、第1の可動部4にはシートバック部7が取り付けられている。従って、シートバック部7は、リクライナ装置2の枢軸6を中心に立直位置と略水平位置との間で、または必要に応じて前傾(図1の左回りに倒れる)位置まで傾動可能にベース1に枢支されていることとなる。尚、シートバック部7を各位置で保持するためのロック手段については従来のリクライナと同様な例えばラッチ構造を有していることからその詳細な説明を省略する。
【0009】
一方、リンクアーム5には、シートクッション部8が枢軸5aを中心に傾動可能に枢支されている。従って、シートクッション部8は、リクライナ装置2の枢軸6を中心にリンクアーム5を介して傾動可能にベース1に枢支され、かつこのリンクアーム5に対しても傾動可能に枢支されていることとなる。
【0010】
ここで、リンクアーム5にはベース1のガイド溝1aに係合するピン5bが突設されており、このピン5bがガイド溝1aの端部に当接することによりリンクアーム5の傾動範囲を規定している。ガイド溝1aの両端には、ピン5bに係合してシートクッション部8を略水平にした状態及び立直した状態で保持するためのロック手段としての係合爪部材10、11が設けられている。この係合爪部材10、11は図示されないばねによりピン5bに係合する方向に付勢されている。また、係合爪部材10、11は連結ワイヤ13、14を介して係合解除レバー15に連結されている。この係合解除レバー15を矢印の方向に引き上げて回転させることにより係合爪部材10、11がピン5bから離反する方向に駆動され、ピン5bとの係合が選択的に解除されてリンクアーム5を傾動し得るようになる。
【0011】
図2に良く示すように、シートクッション部8に側方に向けて出没可能に取り付けられ、かつ突出方向にばね付勢されたピン17がリンクアーム5の係合孔5c、5d、5eのいずれかに係合し、ロック手段を構成している。このピン17は連結ワイヤ18を介してシートクッション部8に回転可能に取り付けられた回転板20に連結している。また、この回転板20は連結ワイヤ22を介して係合解除ノブ23に連結されている。そして、係合解除ノブ23を図2の矢印の方向に引くことにより、連結ワイヤ22を介して回転板20が回転し、連結ワイヤ18を介してピン17が没入して、係合孔5c、5d、5eのいずれかとの係合が解除され、リンクアーム5に対してシートクッション部8を傾動し得るようになる。
【0012】
以下に、図1〜図4を参照して上記車両用シート装置の作動要領について説明する。まず、図1の状態、即ちシートクッション部8は略水平位置にあり、シートバック部7は立直した第1の着座状態では、リンクアーム5のピン5bが係合爪部材10に係合している。また、ピン17はリンクアーム5の係合孔5cに係合している。以下の説明ではこの状態で前方を向くように着座するものとするが、実際にはこの状態で後方または左右いずれか一方を向いて着座するものとしても良い。
【0013】
この状態からシートバック部7上端からヘッドレストを引き抜き、該シートバック部7を矢印Aに示すように傾動させて略水平にし、係合解除レバー15を引き上げて係合爪部材10とピン5bとの係合を解除してリンクアーム5及びシートクッション部8を矢印Bに示すように傾動させてリンクアーム5及びシートクッション部8を立直させる(図3の破線)。すると、ピン5bが係合爪部材11に係合し、リンクアーム5が固定される。この状態でシートクッション部8の基端は、シートバック部7の上部であり、リクライナ装置2の枢軸6よりも後方寄り、即ち略水平のシートバック部7の遊端寄りに位置している。これにより、シートバック部7の奥行きを短くできる。
【0014】
次に、係合解除ノブ23を引いてピン17と係合孔5cとの係合を解除し、リンクアーム5に対してシートクッション部8を矢印Cに示す方向に傾動させ、ピン17を係合孔5dに係合させ、シートクッション部8を固定する(図3の実線)。これにより、シートバック部7がシートクッションとして機能し、シートクッション部8がシートバックとして機能し、上記第1の着座状態と相反する方向、即ち後方に向いて着座する第2の着座状態となる。実際には、ベース1下部のスライダ1bが図示されない固定レール上を前後方向に移動可能となっており、その前後位置を調節し得るようになっている。
【0015】
上記第2の着座状態から第1の着座状態に戻すには、上記手順と逆の手順を行えば良い。即ち、ピン17と係合孔5dとの係合を解除し、リンクアーム5に対してシートクッション部8を矢印Cと反対方向に傾動させ、ピン17を係合孔5cに係合させ、係合爪部材11とピン5bとの係合を解除してリンクアーム5及びシートクッション部8を矢印Bと反対方向に傾動させてシートクッション部8を略水平にする。そして、シートバック部7を矢印Aと反対方向に傾動させて立直させれば良い。
【0016】
上記した車両用シート装置は、シートバック部7のみを略水平にすれば所謂フルフラットシートとなる第3の状態も取り得る。また、図1に示す第1の着座状態からピン17と係合孔5cとの係合を解除し、リンクアーム5に対してシートクッション部8を矢印Dの方向に傾動させ、ピン17を係合孔5eに係合させれば、シートバック部7及びシートクッション部8を共に立直させた第4の状態となる(図4)。この状態では、シート装置を前後いずれかに移動させるなどして着座スペースを荷台スペースや通路スペースとして利用することができ、またシート下の掃除も容易になる。
【0017】
尚、符号25はシートクッション部8を立直させた状態で所望に応じて袋等を吊すために使用するフックである。
【0018】
図5は、上記実施形態の変形例を示し、上記シート装置と同様な部分には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。本構成では、リンクアーム35がリクライナ装置2の枢軸6よりも後方寄り、即ち立直するシートバック部7の裏面側にその枢軸36をもって枢支されている。従って、シートクッション部8を立直させ、シートバック部7を略水平にした第2の着座状態(図6)で、シートクッションとして機能するシートバック部7の奥行きを上記構成に比較して更に短くすることが可能となる。図6の想像線は上記構成の第2の着座状態に於けるシートクッション部8の位置である。尚、実際にはリンクアーム35をリクライナ装置2の枢軸6よりも下側にて枢支しても同様に第2の着座状態でのシートバック部7の奥行きを短くすることが可能となる。それ以外の構成は上記実施形態と同様である。
【0019】
【発明の効果】
上記した説明により明らかなように、シートクッション部を略水平にし、かつシートバック部を立直させた第1の着座状態と、シートバック部を略水平にしてシートクッション部として機能させ、かつリンクアームを介してシートクッション部を傾動させて立直させ、該シートクッション部基端をシートバック部上に位置させて更に該シートクッション部をリンクアームに対して基端を中心に上記傾動方向と相反する方向にやや傾動させてシートバック部として機能させる第2の着座状態とを取り得るようにすることで、第2の着座状態でのシートクッションの奥行きを所望の深さに設定でき、座り心地を損なうことなく、使用者の着座方向を互いに相反する2方向、例えば前後2方向いずれにも設定変更可能となり、しかも広い設置スペースを必要とせず、また装置が大型化・重量化することもない。また、シートクッション部及びシートバック部を共に立直可能とすることで、荷物スペースや通路の確保が容易になり、床面等の掃除も容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された車両用シート装置の概略構造を示す側面図。
【図2】図1のシート装置を上方より見た平面図。
【図3】図1のシート装置の作動要領を示す側面図。
【図4】図3と共に図1のシート装置の作動要領を示す側面図。
【図5】本発明が適用された車両用シート装置の変形例を示す図1と同様な図。
【図6】図5のシート装置の作動要領を示す図3と同様な図。
【符号の説明】
1 ベース
1a ガイド溝
1b スライダ
2 リクライナ装置
3 固定部
4 第1の可動部
5 リンクアーム
5a 枢軸
5b ピン
5c、5d、5e 係合孔
6 枢軸
7 シートバック部
8 シートクッション部
10、11 係合爪部材
13、14 連結ワイヤ
15 係合解除レバー
17 ピン
18 連結ワイヤ
20 回転板
22 連結ワイヤ
23 係合解除ノブ
25 フック
35 リンクアーム
36 枢軸
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a seating direction reversing seat device capable of setting and changing a seating direction of a user in two opposite directions, for example, both front and rear directions, in various vehicles.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, there is a seating direction reversing seat device that can be seated not only forward but also backward for the purpose of sitting in a wagon car, bus, train, or the like.
[0003]
In the seating direction reversing seat device, for example, a rotating mechanism is provided at the lower part of the seat cushion to rotate the entire seat horizontally, or the seat back is moved from the front and rear one end side to the other end side of the seat cushion to reverse Some of them are leaned to the side, or the seat back is tilted to be substantially horizontal and used as a seat cushion, and the seat cushion is raised and used as a seat back.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, a device provided with a rotation mechanism at the lower part of the seat cushion has to secure a rotation space for the seat and requires a relatively large installation space. In addition, the structure is relatively easy to ensure if the seat back is only tilted, but moving the seat back from one end to the other end of the seat cushion greatly moves the seat back, Not only the structure becomes complicated, but also the apparatus becomes larger and heavier in order to ensure strength and rigidity. In addition, the seat back is tilted to form a seat cushion, and the seat cushion is raised to form the seat back, although the structure is simple, the length (depth) of the seat back is larger than that of the seat cushion. The seat becomes difficult to sit on.
[0005]
The present invention has been made in view of the problems of the prior art as described above, and its main purpose is that it has a simple structure and does not require a wide installation space, and the apparatus does not increase in size and weight. In addition, an object of the present invention is to provide a seating direction reversing seat device that does not impair the sitting comfort.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, the above-described object is a seating direction reversing seat device that can be set in two directions opposite to the seating direction of the user, and tilts between a substantially horizontal position and a vertical position around the base end. A seat back portion that is supported, a link arm that is supported coaxially with a tilting center of the seat back portion or tilted about the back side or the lower side of the seat back portion that stands upright, and the link A seat cushion portion supported by the free end of the arm so as to be tiltable, a first seating state in which the seat cushion portion is substantially horizontal and the seat back portion is upright; and the seat back portion is substantially Make the seat cushion part horizontal and function as a seat cushion part, and tilt the seat cushion part together with the link arm, and position the base end of the seat cushion part on the seat back part. Further, the seat cushion part can be slightly tilted in the direction opposite to the tilting direction centered on the base end thereof and can take a second seating state in which the seat cushion part functions as a seat back part. This is achieved by providing a seating direction reversing seat device characterized in that the tilting of each part and the link arm is restricted by a locking means.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the configuration of the present invention will be described in detail based on specific embodiments shown in the accompanying drawings.
[0008]
FIG. 1 shows a schematic structure of a vehicle seat device to which the present invention is applied. The base 1 is provided with a recliner device 2. The recliner device 2 includes a fixed portion 3, a first movable portion 4 pivotally supported by the fixed portion 3 about a pivot 6, and a fixed portion 3 that can also be pivoted about the pivot 6. And a link arm 5 as a second movable part pivotally supported by the arm. A seat back portion 7 is attached to the first movable portion 4. Accordingly, the seat back portion 7 is based on the pivot 6 of the recliner device 2 so as to be tiltable between a vertical position and a substantially horizontal position, or as required, to a forward tilted (falling counterclockwise in FIG. 1) position. It will be pivotally supported by 1. The locking means for holding the seat back portion 7 at each position has a latch structure similar to that of the conventional recliner, for example, and therefore detailed description thereof is omitted.
[0009]
On the other hand, the seat cushion portion 8 is pivotally supported by the link arm 5 so as to be tiltable about the pivot shaft 5a. Accordingly, the seat cushion portion 8 is pivotally supported by the base 1 so as to be tiltable about the pivot 6 of the recliner device 2 via the link arm 5 and is also pivotably supported by the link arm 5. It will be.
[0010]
Here, the link arm 5 is provided with a pin 5b that engages with the guide groove 1a of the base 1, and the pin 5b abuts against the end of the guide groove 1a to define the tilting range of the link arm 5. are doing. Engaging claw members 10 and 11 are provided at both ends of the guide groove 1a as locking means for engaging the pin 5b and holding the seat cushion portion 8 in a substantially horizontal state and an upright state. . The engaging claw members 10 and 11 are urged in a direction to engage with the pin 5b by a spring (not shown). Further, the engagement claw members 10 and 11 are connected to the engagement release lever 15 via connection wires 13 and 14. By pulling up and rotating the engagement release lever 15 in the direction of the arrow, the engagement claw members 10 and 11 are driven in a direction away from the pin 5b, and the engagement with the pin 5b is selectively released to link arm. 5 can be tilted.
[0011]
As shown well in FIG. 2, the pin 17 attached to the seat cushion portion 8 so as to be able to protrude and retract toward the side and spring-biased in the protruding direction is one of the engagement holes 5 c, 5 d, 5 e of the link arm 5. The lock means is configured by engaging with the hook. The pin 17 is connected to a rotating plate 20 that is rotatably attached to the seat cushion portion 8 via a connecting wire 18. The rotating plate 20 is connected to an engagement release knob 23 via a connecting wire 22. Then, by pulling the disengagement knob 23 in the direction of the arrow in FIG. 2, the rotating plate 20 is rotated via the connecting wire 22, and the pin 17 is immersed via the connecting wire 18, and the engaging holes 5 c, The engagement with any one of 5 d and 5 e is released, and the seat cushion portion 8 can be tilted with respect to the link arm 5.
[0012]
Below, with reference to FIGS. 1-4, the operation | movement point of the said vehicle seat apparatus is demonstrated. First, in the state shown in FIG. 1, that is, in the first seating state where the seat cushion portion 8 is in a substantially horizontal position and the seat back portion 7 is upright, the pin 5 b of the link arm 5 is engaged with the engaging claw member 10. Yes. Further, the pin 17 is engaged with the engagement hole 5 c of the link arm 5. In the following description, it is assumed that the user is seated so as to face forward in this state, but in actuality, it may be seated so as to face either rear or left and right in this state.
[0013]
In this state, the headrest is pulled out from the upper end of the seat back part 7, the seat back part 7 is tilted as shown by an arrow A to be substantially horizontal, and the engagement release lever 15 is pulled up to engage the engagement claw member 10 and the pin 5b. The engagement is released, and the link arm 5 and the seat cushion portion 8 are tilted as indicated by the arrow B to bring the link arm 5 and the seat cushion portion 8 upright (broken line in FIG. 3). Then, the pin 5b engages with the engaging claw member 11, and the link arm 5 is fixed. In this state, the base end of the seat cushion portion 8 is the upper portion of the seat back portion 7 and is located closer to the rear than the pivot 6 of the recliner device 2, that is, closer to the free end of the substantially horizontal seat back portion 7. Thereby, the depth of the seat back part 7 can be shortened.
[0014]
Next, the engagement release knob 23 is pulled to release the engagement between the pin 17 and the engagement hole 5c, the seat cushion portion 8 is tilted with respect to the link arm 5 in the direction indicated by the arrow C, and the pin 17 is engaged. The seat cushion 8 is fixed by engaging with the joint hole 5d (solid line in FIG. 3). Thereby, the seat back part 7 functions as a seat cushion, the seat cushion part 8 functions as a seat back, and is in a second seating state in which it is seated in a direction opposite to the first seating state, that is, facing backward. . Actually, the slider 1b at the bottom of the base 1 can be moved in the front-rear direction on a fixed rail (not shown) so that the front-rear position can be adjusted.
[0015]
In order to return from the second seating state to the first seating state, a procedure reverse to the above procedure may be performed. That is, the engagement between the pin 17 and the engagement hole 5d is released, the seat cushion portion 8 is tilted with respect to the link arm 5 in the direction opposite to the arrow C, and the pin 17 is engaged with the engagement hole 5c. The engagement between the pawl member 11 and the pin 5b is released, and the link arm 5 and the seat cushion portion 8 are tilted in the direction opposite to the arrow B to make the seat cushion portion 8 substantially horizontal. Then, the seat back portion 7 may be tilted in the direction opposite to the arrow A and upright.
[0016]
The above-described vehicle seat device can also take a third state, which is a so-called full flat seat, when only the seat back portion 7 is substantially horizontal. Further, the engagement between the pin 17 and the engagement hole 5c is released from the first seating state shown in FIG. 1, the seat cushion portion 8 is tilted in the direction of arrow D with respect to the link arm 5, and the pin 17 is engaged. When engaged with the joint hole 5e, the seat back portion 7 and the seat cushion portion 8 are both brought to the upright state (FIG. 4). In this state, the seating space can be used as a loading space or a passage space by moving the seat device forward or backward, and cleaning under the seat is facilitated.
[0017]
Reference numeral 25 denotes a hook used to suspend a bag or the like as desired with the seat cushion portion 8 upright.
[0018]
FIG. 5 shows a modified example of the above-described embodiment. The same reference numerals are given to the same parts as those in the above-described sheet apparatus, and the detailed description thereof is omitted. In this configuration, the link arm 35 is pivotally supported by the pivot 36 on the back side of the seat back portion 7 that is closer to the rear than the pivot 6 of the recliner device 2, that is, upright. Accordingly, in the second seating state (FIG. 6) in which the seat cushion portion 8 is upright and the seat back portion 7 is substantially horizontal, the depth of the seat back portion 7 that functions as a seat cushion is further shortened compared to the above configuration. It becomes possible to do. The imaginary line in FIG. 6 is the position of the seat cushion portion 8 in the second seating state of the above configuration. In practice, even if the link arm 35 is pivotally supported below the pivot 6 of the recliner device 2, the depth of the seat back portion 7 in the second seating state can be shortened. Other configurations are the same as those in the above embodiment.
[0019]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, the first seating state in which the seat cushion portion is substantially horizontal and the seat back portion is uprighted, and the seat back portion is substantially horizontal to function as the seat cushion portion, and the link arm The seat cushion part is tilted through the seat, and the seat cushion part is brought upright, the base end of the seat cushion part is positioned on the seat back part, and the seat cushion part is opposite to the tilting direction around the base end with respect to the link arm. The seat cushion depth in the second seating state can be set to a desired depth by allowing the seating portion to be tilted slightly in the direction so as to function as a seat back portion, and to improve the sitting comfort. It is possible to change the setting of the user's seating direction in two opposite directions, for example, the front and rear two directions without any loss, and a wide installation space. The not required, also devices nor the size of and weight reduction. In addition, since both the seat cushion portion and the seat back portion can be upright, it is easy to secure a luggage space and a passage, and it is easy to clean the floor surface and the like.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing a schematic structure of a vehicle seat device to which the present invention is applied.
FIG. 2 is a plan view of the seat device of FIG. 1 as viewed from above.
FIG. 3 is a side view showing an operation procedure of the seat device of FIG. 1;
4 is a side view showing an operation procedure of the seat apparatus of FIG. 1 together with FIG. 3;
FIG. 5 is a view similar to FIG. 1 showing a modified example of the vehicle seat device to which the present invention is applied.
6 is a view similar to FIG. 3 showing the operating procedure of the seat device of FIG. 5;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Base 1a Guide groove 1b Slider 2 Recliner apparatus 3 Fixed part 4 First movable part 5 Link arm 5a Pivot 5b Pin 5c, 5d, 5e Engagement hole 6 Pivot 7 Seat back part 8 Seat cushion part 10, 11 Engagement claw Members 13 and 14 Connection wire 15 Disengagement lever 17 Pin 18 Connection wire 20 Rotating plate 22 Connection wire 23 Disengagement knob 25 Hook 35 Link arm 36 Axis

Claims (3)

使用者の着座方向を相反する2方向に設定可能な着座方向反転シート装置であって、
基端を中心に略水平位置と立直位置との間で傾動可能に支持されたシートバック部と、
前記シートバック部の傾動中心と同軸的に、または立直する該シートバック部の裏面側若しくは下側を中心に傾動可能に支持されたリンクアームと、
前記リンクアームの遊端に傾動可能に支持されたシートクッション部とを有し、
前記シートクッション部を略水平にし、かつ前記シートバック部を立直させた第1の着座状態と、前記シートバック部を略水平にしてシートクッション部として機能させ、かつ前記リンクアームと共に前記シートクッション部を傾動させて立直させ、該シートクッション部基端を前記シートバック部上に位置させて更に該シートクッション部をその基端を中心に前記傾動方向と相反する方向にやや傾動させてシートバック部として機能させる第2の着座状態とを取り得るようになっており、
前記各状態で前記各部及び前記リンクアームの傾動をロック手段をもって規制するようになっていることを特徴とする着座方向反転シート装置。
A seating direction reversing seat device that can be set in two directions opposite to the seating direction of the user,
A seat back portion supported so as to be tiltable between a substantially horizontal position and a vertical position around the base end;
A link arm that is supported coaxially with the tilt center of the seat back part or tiltable about the back side or the lower side of the seat back part that is upright; and
A seat cushion portion that is tiltably supported at the free end of the link arm,
A first seating state in which the seat cushion portion is substantially horizontal and the seat back portion is upright; and the seat cushion portion is functioned as a seat cushion portion with the seat back portion being substantially horizontal; and the seat cushion portion together with the link arm The seat cushion portion is caused to stand upright, the seat cushion portion base end is positioned on the seat back portion, and the seat cushion portion is tilted slightly in the direction opposite to the tilt direction around the base end. The second seating state to function as can be taken,
A seating direction reversing seat device characterized in that in each state, the tilting of each part and the link arm is restricted by a locking means.
前記シートクッション部及び前記シートバック部を共に略水平にした第3の状態及び/または前記シートクッション部及び前記シートバック部を共に立直させた第4の状態をも取り得るようになっていることを特徴とする請求項1に記載の着座方向反転シート装置。The third state where both the seat cushion part and the seat back part are substantially horizontal and / or the fourth state where both the seat cushion part and the seat back part are upright can be taken. The seating direction reversing seat device according to claim 1. 前記リンクアームの傾動中心と離間した位置に該リンクアームの傾動をガイドする手段を更に有し、
前記ガイド手段に該リンクアームの傾動を規制する前記ロック手段が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の着座方向反転シート装置。
Means for guiding the tilting of the link arm at a position separated from the tilting center of the link arm;
The seating direction reversing seat device according to claim 1 or 2, wherein the guide means is provided with the lock means for restricting tilting of the link arm.
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