JP3700920B2 - Audio switching method and audio disk reproducing apparatus - Google Patents

Description

【０００６】
表１に示すように、音声切換タイプとしては、切換なし（タイプ０）を含めて４タイプ（タイプ０〜３）の収録が可能である。
また、ＤＶＤ−Ａｕｄｉｏは、ディスク上に９つまでのグループを収録でき、各グループ内に９９までのトラックを収録できる階層構造になっている。
プレーヤーで再生する場合にはグループが連続再生の単位であり、視聴者がグループを選択し、そのグループの再生を開始すると、グループ内のトラックをトラック番号順に再生し、グループ内の最後のトラックの再生を終了した時点で再生停止するのが手順となっている。
【０００７】
ＤＶＤ−Ａｕｄｉｏでは、１つのグループ内において、表１に示す４タイプの音声切換が混在することが許されており、その例を表２に示す。
なお、表２において、＊１はグループの再生開始時に、プレーヤーが音声出力端子の設定に応じて０又は１を自動選択することを示し、＊２はユーザーの切換操作により０から１又は１から０に反転した例を示す。
【０００８】
【表２】

【０００９】
表２に示す例は、グループ１内にトラックが８つあり、トラック１，２が音声切換タイプ２、トラック３，４がタイプ０、トラック５，６がタイプ３、トラック７，８がタイプ１で収録される場合を示している。
また、表２のような例の場合、ディスク上の実際の論理構造としては、音声切換タイプが同一の連続するトラックを１つのＡＴＴ（Audio Title：オーディオタイトル）として構成する。ＡＴＴ内に複数の音声切換タイプを持つことはできない。つまり、表２の場合、グループ１はそれぞれ２つのトラックから成る４つのＡＴＴから構成される。後述する表４、表５、表６でも同様である。
【００１０】
これらの音声を切り換えて再生するために、プレーヤーでは表３に挙げる２つのパラメータ、Ｕ＿ＡＳＬＮ（ユーザーズ・オーディオ・セレクション・ナンバー）及びＣ＿ＡＳＬＮ（カレント・オーディオ・セレクション・ナンバー）を使用する。Ｕ＿ＡＳＬＮは、ユーザー（視聴者）の選択嗜好を保持するパラメータであり、Ｕ＿ＡＳＬＮは次の場合にのみ変更又はリセットされ、それ以外の場合は保持される。
【００１１】
・ユーザーがリモコンの音声切換キーなどで音声切換を実行した場合
・再生開始時にプレーヤーの判断により最初にＵ＿ＡＳＬＮを自動選択する場合
・再生が停止した場合
【００１２】
一方、Ｃ＿ＡＳＬＮは現在再生中の音声番号を常に保持するパラメータである。表２には、このグループをＵ＿ＡＳＬＮとＣ＿ＡＳＬＮを用いて再生する例を示している。
【００１３】
【表３】

【００１４】
この場合、再生開始時に、プレーヤーは、音声出力端子の設定が「ステレオ」の場合にはＵ＿ＡＳＬＮ＝０（音声０）に、「３チャンネル以上のマルチチャンネル」の場合にはＵ＿ＡＳＬＮ＝１（音声１）に自動選択する。その後はユーザーによる切換操作が行われない限り、Ｕ＿ＡＳＬＮは保持される。
【００１５】
表２にあるように、音声出力端子がステレオ設定になっている場合には、タイプ２，３の場合ステレオ側を正しく選択している。また、音声出力端子がマルチチャンネル設定になっている場合には、タイプ２，３のマルチ側を正しく選択再生することができる。
【００１６】
なお、音声出力がマルチチャンネルでトラック３，４の場合のように、Ｕ＿ＡＳＬＮ側が存在しない（又はプレーヤーにとって再生できない）場合にはＵ＿ＡＳＬＮを保持したまま、Ｃ＿ＡＳＬＮはＵ＿ＡＳＬＮと逆の値に設定され、再生される。
【００１７】
次に、別の例を表４に示す。なお、表４において、＊１はグループの再生開始時のＡＴＴに音声切換がないので０を自動選択することを示し、＊２はユーザーの切換操作により０から１へ反転した例を示す。
【００１８】
【表４】

【００１９】
この例はグループ先頭ＡＴＴの音声切換タイプが０の場合である。この場合、プレーヤーは再生開始時の判定として「切換なし」なので、Ｕ＿ＡＳＬＮ＝０に自動選択する。したがって、引き続くトラック３，４においても、ユーザーが切換操作を行わない限り、Ｕ＿ＡＳＬＮ＝Ｃ＿ＡＳＬＮ＝０となり、マルチチャンネル出力設定の場合でもステレオ側を再生するという問題が発生する。なお、この問題は表４の場合に限らず、表２の場合でトラック３又は４から再生を開始した場合にも同じように発生する。
【００２０】
この問題を緩和する従来の手段として、グループ内で音声切換タイプがタイプ２又は３のＡＴＴに遭遇する毎に、プレーヤーによってステレオ／マルチ自動選択を毎回行う方法がある。この例を表５に示す。
なお、表５において、＊１はタイプ２又は３のＡＴＴ再生開始時に、プレーヤーが音声出力端子の設定に応じて０又は１を自動選択することを示し、＊２はユーザーの切換操作により０から１へ反転した例を示す。
【００２１】
【表５】

【００２２】
以下、音声出力がマルチチャンネルの場合について述べる。この場合、トラック３の再生開始時に、タイプ３のステレオ／マルチ自動選択でマルチ側が正しく選択され、表４の問題は解決されるように思われる。
【００２３】
しかし、次のトラック４の再生中に、ユーザーの切換操作でステレオ（音声０）側に切り換えて再生を継続した場合、トラック７の再生開始時に、再びタイプ２のステレオ／マルチ自動選択が実行され、マルチ（音声１）側に切り換えられる。これは、ステレオ（音声０）側を継続して視聴しているユーザーの意思とは異なる動作であり、やはり問題であると考えられる。
【００２４】
図５に表５の場合の処理フローチャートを示す。
図５では、ＡＴＴを１つの処理単位としてフローチャートを記述している。なお、図中で、「Ｕ＿ＡＳＬＮ側の再生が不可能」、「切換先の再生が不可能」という状況は、以下の場合に相当する。
・対象の音声符号化方式（音声１側で、かつオプショナル音声の場合に限る）をプレーヤーがサポートしていない場合
・音声出力端子がステレオ設定の場合で、対象のマルチチャンネル音声がステレオでの再生を禁止している場合
この状況は、本発明で議論している問題と関係なく生じるものである。
【００２５】
すなわち、図５に示すグループ再生時のフローチャートでは、まず、Ｕ＿ＡＳＬＮ＝Ｃ＿ＡＳＬＮ＝０に設定されていて（ステップＳ５１）、音声切換タイプが２又は３であると判定された場合に（ステップＳ５２）、音声出力がステレオの場合にはＵ＿ＡＳＬＮ＝０；Ｃ＿ＡＳＬＮ＝０に、他方、音声出力がマルチチャンネルの場合にはＵ＿ＡＳＬＮ＝１；Ｃ＿ＡＳＬＮ＝１に設定する（ステップＳ５３）。
【００２６】
音声切換タイプが２又は３でなく、０と判定された場合にはＣ＿ＡＳＬＮ＝０に設定する（ステップＳ５４→Ｓ５５）。また、音声切換タイプが２、３、又は０のいずれでもないと判定された場合には、Ｕ＿ＡＳＬＮの再生が可能であればＣ＿ＡＳＬＮ＝Ｕ＿ＡＳＬＮに設定し、Ｕ＿ＡＳＬＮの再生が不可能であればＣ＿ＡＳＬＮ＝（Ｕ＿ＡＳＬＮの反転出力）に設定する（ステップＳ５４→Ｓ５６）。
【００２７】
上記ステップＳ５３，Ｓ５５，Ｓ５６を経た後は、Ｃ＿ＡＳＬＮ側のトラック音声再生を行い、再生中に、ユーザーにより切換操作が入った場合には、切換先の再生が可能であればＵ＿ＡＳＬＮ＝反転；Ｃ＿ＡＳＬＮ＝反転を選択し、切換先の再生が不可能であればＣ＿ＡＳＬＮ＝保持；Ｕ＿ＡＳＬＮ＝保持を選択する処理を行う（ステップＳ５７，Ｓ５８）。
その後、グループが終了すれば、ストップ処理し、終了していなければステップＳ５２以下を繰り返す（ステップＳ５９）。
【００２８】
図６は上述した音声切換処理手順を実行する従来の音声切換装置の構成を示すブロック図である。
図６に示す構成における音声切換の処理手順は次の通りである。
音声切換装置１は、音声出力端子設定回路２からの情報と、Ｕ＿ＡＳＬＮ，Ｃ＿ＡＳＬＮメモリ装置３のメモリ値、及びユーザーインターフェース回路４を通してユーザーが音声切換処理を指示したことをホストＭＰＵ５から通知され、それらに基づいて図５に示したフローチャートに従って音声切換を決定し、再生制御装置６に音声データの選択結果を通知すると同時に、オーディオデコーダ８に再生すべき音声データの属性を設定する。
【００２９】
また、同時に、ホストＭＰＵ５からは音声データの再生開始・終了アドレスが再生制御装置６に通知される。Ｄ／Ａコンバータ装置９の端子設定は、音声出力端子設定回路２により、ステレオ出力かマルチチャンネル出力に設定されている。
引き続き、音声データの処理手順は次の通りである。ピックアップ駆動回路１０は、再生制御装置６によって指示されたディスク１１上の位置からデータを読み出し、データは復調エラー訂正回路１２を経て、トラックバッファ７にいったん蓄積される。データは再生制御装置６によって指示された時刻にトラックバッファ７から出力され、多重分離回路１３で音声データのみが分離され、オーディオバッファ１４を介してオーディオデコーダ８に入力され、ＰＣＭ信号に変換された後、Ｄ／Ａコンバータ装置９でアナログ音声信号に変換され出力される。
【００３０】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、ディスク内の連続再生単位であるグループ内に、異なる音声切換タイプが混在した場合、プレーヤーがＵ＿ＡＳＬＮ／Ｃ＿ＡＳＬＮという２種類のパラメータのみを用いて、音声出力端子のステレオ／マルチチャンネル設定及びユーザーの選択意思を正しく反映して音声を切り換えることは困難であるという課題がある。
【００３１】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、２チャンネルとマルチチャンネルの２つの音声信号を記録したトラックを１つ以上含むオーディオタイトル（ＡＴＴ）を１つ以上含むグループを記録したオーディオディスクを再生するオーディオディスク再生装置における音声切換方法であって、前記オーディオタイトル内の前記トラックが前記２チャンネルと前記マルチチャンネルの２つの音声信号を含むトラックであるか否かの判定が行われたか否かを示す判定終了フラグ（Ｄ＿Ｆｌａｇ）を、前記グループの再生開始時にリセットするステップと、前記グループ内の各前記オーディオタイトルの再生開始時に、前記オーディオタイトル内の前記トラックが前記２チャンネルと前記マルチチャンネルとの２つの音声信号を含むトラックであるか否かを判定するステップと、前記判定するステップにおいて、前記トラックが２つの音声信号を含むトラックであり、かつ、判定終了フラグが０であった場合には、判定終了フラグを０から１に反転し、さらに、前記オーディオディスク再生装置の音声出力設定の２チャンネル及びマルチチャンネルの別に対応して、前記トラックの前記２チャンネルと前記マルチチャンネルの音声のうち一方を選択するステップとを有する音声切換方法を提供することを目的とする。
【００３２】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る音声切換方法は、２チャンネルとマルチチャンネルの２つの音声信号を記録したトラックを１つ以上含むオーディオタイトルを１つ以上含むグループを記録したオーディオディスクを再生するオーディオディスク再生装置における音声切換方法であって、前記オーディオタイトル内の前記トラックが前記２チャンネルと前記マルチチャンネルの２つの音声信号を含むトラックであるか否かの判定が行われたか否かを示す判定終了フラグを、前記グループの再生開始時にリセットするステップと、前記グループ内の各前記オーディオタイトルの再生開始時に、前記オーディオタイトル内の前記トラックが前記２チャンネルと前記マルチチャンネルとの２つの音声信号を含むトラックであるか否かを判定するステップと、前記判定するステップにおいて、前記トラックが２つの音声信号を含むトラックであり、かつ、判定終了フラグが０であった場合には、判定終了フラグを０から１に反転し、さらに、前記オーディオディスク再生装置の音声出力設定の２チャンネル及びマルチチャンネルの別に対応して、前記トラックの前記２チャンネルと前記マルチチャンネルの音声のうち一方を選択するステップとを有することを特徴とするものである。
【００３３】
また、本発明に係るオーディオディスク再生装置は、２チャンネルとマルチチャンネルの２つの音声信号を記録したトラックを１つ以上含むオーディオタイトルを１つ以上含むグループを記録したオーディオディスクを再生するオーディオディスク再生装置であって、前記オーディオタイトル内の前記トラックが前記２チャンネルと前記マルチチャンネルの２つの音声信号を含むトラックであるか否かの判定が行われたか否かを示す判定終了フラグを保持するメモリ装置と、前記グループの再生開始時に前記判定終了フラグをリセットし、前記グループ内の各前記オーディオタイトルの再生開始時に、前記オーディオタイトル内の前記トラックが前記２チャンネルと前記マルチチャンネルとの２つの音声信号を含むトラックであるか否かを判定し、判定された結果、前記トラックが２つの音声信号を含むトラックであり、かつ、判定終了フラグが０であった場合には、判定終了フラグを０から１に反転し、さらに、音声出力端子設定回路から得られる２チャンネル及びマルチチャンネルの別を示す情報に対応して、前記トラックの前記２チャンネルと前記マルチチャンネルの音声のうち一方を選択する音声切換装置とを有することを特徴とするものである。
【００３４】
また、本発明に係る音声切換方法は、２チャンネルとマルチチャンネルの２つの音声信号を記録したトラックを１つ以上含むオーディオタイトルを１つ以上含むグループを記録したオーディオディスクを再生するオーディオディスク再生装置における音声切換方法であって、前記オーディオタイトル内の前記トラックが前記２チャンネルと前記マルチチャンネルの２つの音声信号を含むトラックである場合に、どちらの音声を優先的に再生するかを示す優先度フラグ（Ｐ＿Ｆｌａｇ）を、前記グループの再生開始時に、前記オーディオディスク再生装置の音声出力設定が前記２チャンネルである場合には０に、前記マルチチャンネルである場合には１に設定するステップと、前記グループ内の各前記オーディオタイトルの再生開始時に、前記オーディオタイトル内の前記トラックが前記２チャンネルと前記マルチチャンネルとの２つの音声信号を含むトラックであるか否かを判定するステップと、前記判定するステップにおいて、前記トラックが２つの音声信号を含むトラックである場合に、前記優先度フラグが０ならば前記トラックの前記２チャンネルの音声を選択し、前記優先度フラグが１ならば前記トラックの前記マルチチャンネルの音声を選択するステップと、前記オーディオタイトル内の前記トラックを再生中に、ユーザー操作により前記２チャンネルの音声と前記マルチチャンネルの音声の切換の信号が入力された場合には、前記優先度フラグの値を反転させるステップとを有することを特徴とするものである。
【００３５】
また、本発明に係るオーディオディスク再生装置は、２チャンネルとマルチチャンネルの２つの音声信号を記録したトラックを１つ以上含むオーディオタイトルを１つ以上含むグループを記録したオーディオディスクを再生するオーディオディスク再生装置であって、前記オーディオタイトル内の前記トラックが前記２チャンネルと前記マルチチャンネルの２つの音声信号を含むトラックである場合に、どちらの音声を優先的に再生するかを示す優先度フラグを保持するメモリ装置と、前記グループの再生開始時に、前記オーディオディスク再生装置の音声出力設定が前記２チャンネルである場合には前記優先度フラグを０に、前記マルチチャンネルである場合には前記優先度フラグを１に設定し、前記グループ内の各前記オーディオタイトルの再生開始時に、前記オーディオタイトル内の前記トラックが前記２チャンネルと前記マルチチャンネルとの２つの音声信号を含むトラックであるか否かを判定し、判定された結果、前記トラックが２つの音声信号を含むトラックである場合に、前記優先度フラグが０ならば前記トラックの前記２チャンネルの音声を選択し、前記優先度フラグが１ならば前記トラックの前記マルチチャンネルの音声を選択し、前記オーディオタイトル内の前記トラックを再生中に、ユーザー操作により前記２チャンネルの音声と前記マルチチャンネルの音声の切換の信号が入力された場合には、前記優先度フラグの値を反転させる音声切換装置とを有することを特徴とするものである。
【００３６】
【発明の実施の形態】
＜第１の実施の形態＞
第１の実施の形態においては、記録媒体としてのディスク内の連続再生単位であるグループ内で、音声切換タイプ２，３のステレオ／マルチ自動選択を行ったかどうかを示すフラグを導入し、音声出力端子のステレオ／マルチチャンネル設定及びユーザーの選択意思を正しく反映して音声を切り換える。
以下、第１の実施の形態では、ディスク内の連続再生単位であるグループ内で、音声切換タイプ２，３のステレオ／マルチ自動選択を行ったかどうかを示すフラグＤ＿Ｆｌａｇ（Done Flag）を導入する方法を述べる。
【００３７】
表６に、Ｄ＿Ｆｌａｇを導入した場合を示す。例とする状況は表５の場合と同一である。なお、表６において、＊１はタイプ２又は３のＡＴＴ再生開始時に、プレーヤーが音声出力端子の設定に応じて０又は１を自動選択することを示し、＊２はユーザーの切換操作により１から０へ反転した例を示し、＊３は＊１の自動選択を１回行ったことによりＤ＿Ｆｌａｇを０から１へ変更することを示す（Ｄ＿Ｆｌａｇが１の状態では＊１の自動選択は行わない）。
【００３８】
【表６】

【００３９】
まず、グループの再生開始時に、Ｄ＿Ｆｌａｇは０に設定されている。グループの再生中にＤ＿Ｆｌａｇ＝０の状態で音声切換タイプ２又は３のＡＴＴに遭遇した時点でステレオ／マルチ自動選択を行い、Ｄ＿Ｆｌａｇ＝１に反転される。グループが変更されたり、再生が停止されるまではＤ＿Ｆｌａｇを保持し、Ｄ＿Ｆｌａｇ＝１の間は自動選択を実行しない。
【００４０】
次に、音声出力がマルチチャンネルの場合について述べる。
この手法によれば、トラック３の再生開始時に正しくマルチチャンネルが選択され、その後、トラック４でユーザーの意思によりステレオ側（音声０）に切り換えられた場合でも、その意思を保持してその後の再生を継続する。したがって、表５で述べたようにトラック７で再びマルチチャンネルが自動選択される問題は解決される。
【００４１】
図１にこの第１の実施の形態に係る処理フローチャートを示す。
基本は図５に示す従来例と同等であるが、Ｄ＿Ｆｌａｇが導入され、グループ再生開始時に、０に初期化される（ステップＳ１１参照）。また、音声切換タイプ２，３のＡＴＴの再生開始時に、Ｄ＿Ｆｌａｇを評価し、自動選択を実行するかどうかを決定する。Ｄ＿Ｆｌａｇ＝０であり、自動選択を実行した場合にはＤ＿Ｆｌａｇが反転される（ステップＳ１２、Ｓ１３ａ、Ｓ１３ｂ参照）。Ｄ＿Ｆｌａｇ＝１であった場合には、ステップＳ１６を実行する。その他は図５と同様である。
【００４２】
図２は上述した音声切換方法を実施する第１の実施の形態に係る音声切換装置の構成を示すブロック図である。
図２に示す構成における音声切換の処理手順は次の通りである。
第１の実施の形態に係る音声切換装置１Ａは、音声出力端子設定回路２からの情報と、Ｕ＿ＡＳＬＮ，Ｃ＿ＡＳＬＮ，Ｄ＿Ｆｌａｇメモリ装置３Ａのメモリ値、及びユーザーインターフェース回路４を通してユーザーが音声切換処理を指示したことをホストＭＰＵ５から通知され、それらに基づいて図１に示したフローチャートに従って音声切換を決定し、再生制御装置６に音声データの選択結果を通知すると同時に、オーディオデコーダ８に再生すべき音声データの属性を設定する。また、同時に、ホストＭＰＵ５からは音声データの再生開始・終了アドレスが再生制御装置６に通知される。Ｄ／Ａコンバータ装置９の端子設定は、音声出力端子設定回路２により、ステレオ出力かマルチチャンネル出力に設定されている。
【００４３】
引き続き、音声データの処理手順は次の通りである。ピックアップ駆動回路１０は、再生制御装置６によって指示されたディスク１１上の位置からデータを読み出し、データは復調エラー訂正回路１２を経て、トラックバッファ７にいったん蓄積される。データは再生制御装置６によって指示された時刻にトラックバッファ７から出力され、多重分離回路１３で音声データのみが分離され、オーディオバッファ１４を介してオーディオデコーダ８に入力され、ＰＣＭ信号に変換された後、Ｄ／Ａコンバータ装置９でアナログ音声信号に変換され出力される。
【００４４】
したがって、上述した第１の実施の形態によれば、グループ内に音声切換タイプが混在しており、特に下記の状況においても、音声出力端子のステレオ／マルチチャンネル設定に対応し、かつユーザーの一時的な切換意思にも対応して、常に適切な音声切換が可能となる。
【００４５】
・グループ内の最初のトラックが音声切換タイプ０か１である場合にグループの先頭から再生を開始し、その後、音声切換タイプ２または３のトラックが再生される場合、
・グループ内の途中のトラックから再生を開始する場合で、再生開始トラックが音声切換タイプ０か１であり、その後、音声切換タイプ２または３のトラックが再生される場合
・グループ内の音声切換タイプ２又は３のＡＴＴを再生中にユーザーが音声切換を行い、その後に別の音声切換タイプ２又は３のＡＴＴが再生される場合
【００４６】
そして、以上の状況においても、
・グループ内で最初に出現する音声切換タイプ２又は３のＡＴＴでステレオ／マルチ自動選択を実行し、音声出力端子の設定に応じた音声を再生できる。
・音声切換タイプ２又は３のＡＴＴ再生中にユーザーが音声切換を行った場合
にも、その後にステレオ／マルチ自動選択は実行されないので、ユーザーの切換意思を保持した再生が可能である。
【００４７】
＜第２の実施の形態＞
第２の実施の形態においては、現在ユーザーがステレオ音声とマルチチャンネル音声のどちらを再生することを意図しているかを記憶するフラグを導入し、音声切換タイプ２，３のステレオ／マルチ自動選択をこのフラグに基づいて行い、音声出力端子のステレオ／マルチチャンネル設定及びユーザーの選択意思を正しく反映して音声を切り換える。
以下、第２の実施の形態では、現在ユーザーがステレオ音声とマルチチャンネル音声のどちらを再生することを意図しているかを記憶するフラグＰ＿Ｆｌａｇ（Preference Flag）を導入する方法を述べる。
【００４８】
表７に、Ｐ＿Ｆｌａｇを導入した場合を示す。例とする状況は表５の場合と同一である。なお、表７において、＊１は音声切換タイプ２又は３のＡＴＴ再生開始時に、Ｐ＿Ｆｌａｇに応じて０又は１を自動選択することを示し、＊２はユーザーの切換操作により１から０へ又は０から１へ反転した例を示し、＊３は音声切換タイプ２又は３のＡＴＴ中に、ユーザーの意思によりステレオ側（０）に切り換えたため、Ｐ＿Ｆｌａｇを１から０へ変更することを示す（音声切換タイプ１のＡＴＴ中にユーザー切換操作が生じてもＰ＿Ｆｌａｇは変更されない）。
【００４９】
【表７】

【００５０】
まず、グループの再生開始時に、Ｐ＿Ｆｌａｇは音声出力端子の設定に応じて初期設定される。具体的には、音声出力がステレオの場台には０（ステレオを示す）に、マルチチャンネルの場合には１（マルチを示す）に設定される。グループの再生中に音声切換タイプ２又は３のＡＴＴに遭遇した時点で、Ｐ＿Ｆｌａｇに応じてステレオ／マルチ自動選択を行う。具体的には、Ｐ＿Ｆｌａｇが０の場合は、Ｕ＿ＡＳＬＮを０（ステレオ）に、Ｐ＿Ｆｌａｇが１の場合はＵ＿ＡＳＬＮを１（マルチ）に自動選択する。音声切換タイプ２又は３のＡＴＴ再生中にユーザーが音声切換操作を行い、音声が切り換えられた場合、Ｐ＿Ｆｌａｇは反転される。グループが変更されたり、再生が停止されるまではＰ＿Ｆｌａｇを保持する。または、ディスクがプレーヤーから取り出されるまでＰ＿Ｆｌａｇを保持する方法でも良い。
【００５１】
次に、音声出力がマルチチャンネルの場合について述べる。
この手法によれば、トラック３の再生開始時にＰ＿Ｆｌａｇに応じて正しくマルチチャンネルが自動選択され、その後、トラック４でユーザーの意思によりステレオ側（音声０）に切り換えられた場合、その意思によりＰ＿Ｆｌａｇを反転し、その後のトラック７ではそれに従ってステレオ側を再生する。したがって、表５で述べたようにトラック７で再びマルチが自動選択される問題は解決される。また、この第２の実施の形態の場合、トラック６で音声１側に切り換えられた場合でも、トラック７では、トラック４のときの選択意思に従ってステレオ側が選択される。
【００５２】
図３に、この第２の実施の形態に係る処理フローチャートを示す。
基本は図５に示す従来例と同等であるが、Ｐ＿Ｆｌａｇが導入され、グループ再生開始時に、音声出力の設定に応じて初期化される（ステップＳ３１）。また、音声切換タイプ２，３のＡＴＴの再生開始時にＰ＿Ｆｌａｇを評価し、自動選択が実行される（ステップＳ３３）。音声切換タイプ２，３のＡＴＴ再生中に音声切換操作が行われ、音声が切り換えられた場合はＰ＿Ｆｌａｇが反転される（ステップＳ３７、Ｓ３８）。その他は図５と同様である。
【００５３】
図４は上述した音声切換方法を実施する第２の実施の形態に係る音声切換装置の構成を示すブロック図である。
図４に示す構成のおける音声切換の処理手順は次の通りである。
第２の実施の形態に係る音声切換装置１Ｂは、音声出力端子設定回路２からの情報と、Ｕ＿ＡＳＬＮ，Ｃ＿ＡＳＬＮ，Ｐ＿Ｆｌａｇメモリ装置３Ｂのメモリ値、及びユーザーインターフェース回路４を通してユーザーが音声切換処理を指示したことをホストＭＰＵ５から通知され、それらに基づいて図３に示したフローチャートに従って音声切換を決定し、再生制御装置６に音声データの選択結果を通知すると同時に、オーディオデコーダ８に再生すべき音声データの属性を設定する。また、同時に、ホストＭＰＵ５からは音声データの再生開始・終了アドレスが再生制御装置６に通知される。Ｄ／Ａコンバータ装置９の端子設定は、音声出力端子設定回路２により、ステレオ出力かマルチチャンネル出力に設定されている。
【００５４】
引き続き、音声データの処理手順は次の通りである。ピックアップ駆動回路１０は、再生制御装置６によって指示されたディスク１１上の位置からデータを読み出し、データは復調エラー訂正回路１２を経て、トラックバッファ７にいったん蓄積される。データは再生制御装置６によって指示された時刻にトラックバッファ７から出力され、多重分離回路１３で音声データのみが分離され、オーディオバッファ１４を介してオーディオデコーダ８に入力され、ＰＣＭ信号に変換された後、Ｄ／Ａコンバータ装置９でアナログ音声信号に変換され出力される。
【００５５】
したがって、上述した第２の実施の形態によれば、グループ内に音声切換タイプが混在しており、特に下記の状況においても、音声出力端子のステレオ／マルチチャンネル設定に対応し、かつユーザーの一時的な切換意思にも対応して、常に適切な音声切換が可能となる。
【００５６】
・グループ内の最初のトラックが音声切換タイプ０か１である場合にグループの先頭から再生を開始し、その後、音声切換タイプ２又は３のトラックが再生される場合、
・グループ内の途中のトラックから再生を開始する場合で、再生開始トラックが音声切換タイプ０か１であり、その後、音声切換タイプ２又は３のトラックが再生される場合
・グループ内の音声切換タイプ２又は３のＡＴＴを再生中にユーザーが音声切換を行い、その後に別の切換タイプ２又は３のＡＴＴが再生される場合
【００５７】
以上の状況においても、
・グループ内で最初に出現する音声切換タイプ２又は３のＡＴＴでステレオ／マルチ自動選択を実行し、音声出力端子の設定に応じた音声を再生できる。
・音声切換タイプ２又は３のＡＴＴ再生中にユーザーが音声切換を行った場合にも、その意思をフラグに記憶し、その後に出現する音声切換タイプ２又は３のＡＴＴにおいても、ユーザーのステレオ／マルチチャンネル選択意思を保持した再生が可能である。
【００５８】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、前記オーディオタイトル内の前記トラックが前記２チャンネルと前記マルチチャンネルの２つの音声信号を含むトラックであるか否かの判定が行われたか否かを示す判定終了フラグを、前記グループの再生開始時にリセットするステップと、前記グループ内の各前記オーディオタイトルの再生開始時に、前記オーディオタイトル内の前記トラックが前記２チャンネルと前記マルチチャンネルとの２つの音声信号を含むトラックであるか否かを判定するステップと、前記判定するステップにおいて、前記トラックが２つの音声信号を含むトラックであり、かつ、判定終了フラグが０であった場合には、判定終了フラグを０から１に反転し、さらに、前記オーディオディスク再生装置の音声出力設定の２チャンネル及びマルチチャンネルの別に対応して、前記トラックの前記２チャンネルと前記マルチチャンネルの音声のうち一方を選択するステップとを有するため、両音声をプレーヤーによって常に適切に自動選択することが可能となる。また、前記オーディオタイトル内の前記トラックが前記２チャンネルと前記マルチチャンネルの２つの音声信号を含むトラックである場合に、どちらの音声を優先的に再生するかを示す優先度フラグを、前記グループの再生開始時に、前記オーディオディスク再生装置の音声出力設定が前記２チャンネルである場合には０に、前記マルチチャンネルである場合には１に設定するステップと、前記グループ内の各前記オーディオタイトルの再生開始時に、前記オーディオタイトル内の前記トラックが前記２チャンネルと前記マルチチャンネルとの２つの音声信号を含むトラックであるか否かを判定するステップと、前記判定するステップにおいて、前記トラックが２つの音声信号を含むトラックである場合に、前記優先度フラグが０ならば前記トラックの前記２チャンネルの音声を選択し、前記優先度フラグが１ならば前記トラックの前記マルチチャンネルの音声を選択するステップと、前記オーディオタイトル内の前記トラックを再生中に、ユーザー操作により前記２チャンネルの音声と前記マルチチャンネルの音声の切換の信号が入力された場合には、前記優先度フラグの値を反転させるステップとを有するため、両音声をプレーヤーによって常に適切に自動選択することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の第１の実施の形態に係る音声切換手法における処理フローチャートである。
【図２】本発明の第１の実施の形態に係る音声切換手法を実施する音声切換装置の構成を示すブロック図である。
【図３】本発明の第２の実施の形態に係る音声切換手法における処理フローチャートである。
【図４】本発明の第２の実施の形態に係る音声切換手法を実施する音声切換装置の構成を示すブロック図である。
【図５】従来例の音声切換手法における処理フローチャートである。
【図６】従来例の音声切換手法を実施する音声切換装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
１Ａ，１Ｂ 音声切換装置
２ 音声出力端子設定回路
３Ａ Ｕ＿ＡＳＬＮ，Ｃ＿ＡＳＬＮ，Ｄ＿Ｆｌａｇメモリ装置
３Ｂ Ｕ＿ＡＳＬＮ，Ｃ＿ＡＳＬＮ，Ｐ＿Ｆｌａｇメモリ装置
４ ユーザーインターフェース回路
５ ホストＭＰＵ
６ 再生制御装置
７ トラックバッファ
８ オーディオデコーダ
９ Ｄ／Ａコンバータ装置
１０ ピックアップ駆動回路
１１ ディスク
１２ 復調エラー訂正回路
１３ 多重分離回路
１４ オーディオバッファ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention records two different audio signals for each song on a recording medium such as an optical disc, and reproduces the recording medium such as an optical disc for viewing by selecting one of the two.SoundVoice switching methodAnd audio disc playback apparatusAbout.
[0002]
[Prior art]
In a conventional optical disc such as a CD as a recording medium, there is only one type of audio signal for each song to be recorded and reproduced, and the audio switching by the viewer cannot be performed. On the other hand, in a DVD-Video disc, up to eight types of audio are recorded for one title which is a unit of reproduction, and can be switched and viewed during reproduction. This purpose is for language switching in movies and the like.
[0003]
In addition, on a DVD-Audio disc that is an audio medium, two types of audio are recorded for one track, which is the minimum unit of reproduction, and can be switched and viewed during reproduction. The purpose is to record sound by two recording methods for one song, for example, recording of 2-channel stereo recording and 5.1 channel recording by the same encoding method, or linear PCM recording and compression of stereo music. PCM recording can be considered.
[0004]
Table 1 shows the audio switching types possible with DVD-Audio.
In Table 1, stereo indicates two channels or monaural, multi indicates three or more channels, and A and B indicate different encoding methods (A and B specify a specific encoding method). Not).
[0005]
[Table 1]

[0006]
As shown in Table 1, four types of recording (type 0 to type 3) including no switching (type 0) are possible as the audio switching type.
The DVD-Audio has a hierarchical structure in which up to nine groups can be recorded on the disc, and up to 99 tracks can be recorded in each group.
When playing on the player, the group is the unit of continuous playback. When the viewer selects a group and starts playing the group, the tracks in the group are played back in track number order, and the last track in the group The procedure is to stop playback when playback ends.
[0007]
In DVD-Audio, the four types of audio switching shown in Table 1 are allowed to coexist in one group, and an example is shown in Table 2.
In Table 2, * 1 indicates that the player automatically selects 0 or 1 according to the setting of the audio output terminal at the start of playback of the group, and * 2 indicates from 0 to 1 or 1 by the user switching operation. An example inverted to 0 is shown.
[0008]
[Table 2]

[0009]
In the example shown in Table 2, there are eight tracks in group 1, tracks 1 and 2 are audio switching type 2, tracks 3 and 4 are type 0, tracks 5 and 6 are type 3, and tracks 7 and 8 are type 1. Shows the case of recording.
In the case of the example shown in Table 2, as an actual logical structure on the disc, continuous tracks having the same audio switching type are configured as one ATT (Audio Title). It is not possible to have multiple voice switching types within an ATT. That is, in the case of Table 2, group 1 is composed of four ATTs each composed of two tracks. The same applies to Table 4, Table 5, and Table 6 described later.
[0010]
In order to switch and reproduce these sounds, the player uses two parameters listed in Table 3, U_ASLN (Users Audio Selection Number) and C_ASLN (Current Audio Selection Number). U_ASLN is a parameter that holds the selection preference of the user (viewer), and U_ASLN is changed or reset only in the following cases, and is held in other cases.
[0011]
・ When the user performs voice switching using the voice switch key on the remote control
・ When automatically selecting U_ASLN at the start of playback
・ When playback stops
[0012]
On the other hand, C_ASLN is a parameter that always holds the currently reproduced voice number. Table 2 shows an example of reproducing this group using U_ASLN and C_ASLN.
[0013]
[Table 3]

[0014]
In this case, at the start of playback, the player sets U_ASLN = 0 (audio 0) when the audio output terminal is set to “stereo”, and U_ASLN = 1 (audio 1) when “multi-channel of 3 or more channels”. ) Automatically selected. Thereafter, U_ASLN is held unless a switching operation is performed by the user.
[0015]
As shown in Table 2, when the audio output terminal is set to stereo, in the case of type 2 and 3, the stereo side is correctly selected. Also, when the audio output terminal is set to multi-channel, the type 2 and 3 multi sides can be correctly selected and reproduced.
[0016]
If the U_ASSLN side does not exist (or cannot be played back to the player) as in the case of tracks 3 and 4 with multi-channel audio output, C_ASLN is set to the opposite value to U_ASLN while holding U_ASLN. Is done.
[0017]
Next, another example is shown in Table 4. In Table 4, * 1 indicates that 0 is automatically selected because there is no voice switching in the ATT at the start of group reproduction, and * 2 indicates an example in which it is inverted from 0 to 1 by a user switching operation.
[0018]
[Table 4]

[0019]
In this example, the voice switching type of the group head ATT is 0. In this case, the player automatically selects U_ASLN = 0 because “no switching” is determined at the start of reproduction. Therefore, in the subsequent tracks 3 and 4, unless the user performs a switching operation, U_ASLN = C_ASLN = 0, and there is a problem that the stereo side is reproduced even when the multi-channel output is set. This problem occurs not only in the case of Table 4, but also when playback is started from the track 3 or 4 in the case of Table 2.
[0020]
As a conventional means for alleviating this problem, there is a method in which a stereo / multi-automatic selection is performed by the player every time the voice switching type encounters type 2 or 3 ATT within the group. This example is shown in Table 5.
In Table 5, * 1 indicates that the player automatically selects 0 or 1 according to the setting of the audio output terminal at the start of type 2 or 3 ATT playback. An example inverted to 1 is shown.
[0021]
[Table 5]

[0022]
Hereinafter, the case where the audio output is multi-channel will be described. In this case, when the reproduction of track 3 is started, the multi side is correctly selected by the type 3 stereo / multi automatic selection, and the problem of Table 4 seems to be solved.
[0023]
However, if playback is continued by switching to the stereo (audio 0) side by the user's switching operation during playback of the next track 4, type 2 stereo / multi automatic selection is executed again at the start of playback of track 7. To the multi (audio 1) side. This is an operation different from the intention of the user who is continuously viewing the stereo (audio 0) side, and is considered to be a problem.
[0024]
FIG. 5 shows a processing flowchart in the case of Table 5.
In FIG. 5, a flowchart is described with ATT as one processing unit. In the figure, the situation that “reproduction on the U_ASLN side is impossible” and “reproduction on the switching destination is impossible” corresponds to the following cases.
-If the player does not support the target audio encoding method (limited to audio 1 side and optional audio)
-When the audio output terminal is set to stereo and the target multi-channel audio is prohibited from playing in stereo
This situation occurs regardless of the problem discussed in the present invention.
[0025]
That is, in the flowchart at the time of group reproduction shown in FIG. 5, when U_ASLN = C_ASLN = 0 is set (step S51) and it is determined that the voice switching type is 2 or 3 (step S52), When the audio output is stereo, U_ASLN = 0; C_ASLN = 0. On the other hand, when the audio output is multi-channel, U_ASLN = 1; C_ASLN = 1 is set (step S53).
[0026]
If it is determined that the voice switching type is not 2 or 3, but 0, C_ASLN = 0 is set (steps S54 → S55). If it is determined that the audio switching type is neither 2, 3, or 0, C_ASLN = U_ASLN is set if U_ASLN can be played, and C_ASLN = if U_ASLN cannot be played. (Inverted output of U_ASLN) is set (steps S54 → S56).
[0027]
After the above steps S53, S55, and S56, the track sound reproduction on the C_ASLN side is performed, and when the switching operation is performed by the user during the reproduction, if the switching destination reproduction is possible, U_ASLN = reverse; C_ASLN = Reverse is selected, and if the switching destination cannot be reproduced, C_ASLN = hold; U_ASLN = hold is selected (steps S57 and S58).
Thereafter, if the group ends, stop processing is performed, and if not ended, step S52 and subsequent steps are repeated (step S59).
[0028]
FIG. 6 is a block diagram showing the configuration of a conventional voice switching apparatus that executes the voice switching processing procedure described above.
The voice switching processing procedure in the configuration shown in FIG. 6 is as follows.
The voice switching device 1 is notified from the host MPU 5 that the user has instructed voice switching processing through the information from the voice output terminal setting circuit 2, the memory value of the U_ASLN, C_ASLN memory device 3, and the user interface circuit 4. On the basis of the above, voice switching is determined according to the flowchart shown in FIG.
[0029]
At the same time, the reproduction control device 6 is notified of the reproduction start / end address of the audio data from the host MPU 5. The terminal setting of the D / A converter device 9 is set to stereo output or multichannel output by the audio output terminal setting circuit 2.
Subsequently, the processing procedure of the audio data is as follows. The pickup driving circuit 10 reads data from the position on the disk 11 instructed by the reproduction control device 6, and the data is temporarily stored in the track buffer 7 through the demodulation error correction circuit 12. The data is output from the track buffer 7 at the time instructed by the playback control device 6, and only the audio data is separated by the demultiplexing circuit 13, input to the audio decoder 8 via the audio buffer 14, and converted into a PCM signal. Thereafter, it is converted into an analog audio signal by the D / A converter device 9 and outputted.
[0030]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, when different audio switching types are mixed in a group which is a continuous playback unit in the disc, the player uses only two types of parameters U_ASLN / C_ASLN to set the stereo / multi-channel of the audio output terminal. In addition, there is a problem that it is difficult to switch the voice while correctly reflecting the user's intention to select.
[0031]
  The present invention has been made to solve the above problems,An audio disc playback apparatus for playing back an audio disc in which a group including at least one audio title (ATT) including at least one track on which two-channel and multi-channel audio signals are recorded is recorded.Audio switching methodA determination end flag (D_Flag) indicating whether or not a determination is made as to whether or not the track in the audio title is a track including two audio signals of the 2-channel and the multi-channel, The step of resetting at the start of playback of the group and the track in the audio title at the start of playback of the audio titles in the group are tracks including two audio signals of the two channels and the multichannel. In the determination step and the determination step, when the track is a track including two audio signals and the determination end flag is 0, the determination end flag is changed from 0 to 1. In addition, the audio output setting of the audio disk playback device is set to 2 channels and In response to another multi-channel, and a step of selecting one of said two channels and the multichannel audio of the trackAn object is to provide a voice switching method.
[0032]
[Means for Solving the Problems]
  The present inventionSoundThe voice switching method isAn audio disc playback apparatus for playing back an audio disc in which a group including at least one audio title including at least one track on which two-channel and multi-channel audio signals are recorded is recorded.Audio switching methodA determination end flag indicating whether or not a determination is made as to whether or not the track in the audio title is a track including two audio signals of the two channels and the multi-channel. Resetting at the start of playback and at the start of playback of each audio title in the group, whether or not the track in the audio title is a track including two audio signals of the two channels and the multi-channel In the determination step and the determination step, if the track is a track including two audio signals and the determination end flag is 0, the determination end flag is inverted from 0 to 1, Further, the audio output setting of the audio disk playback device is set to 2 channels and a multi-channel. Another to correspond to, and a step of selecting one of the two channels and the multichannel audio of the trackIt is characterized by this.
[0033]
  In addition, the audio disc playback apparatus according to the present invention isAn audio disc playback apparatus for playing back an audio disc in which a group including at least one audio title including at least one track on which two-channel and multi-channel audio signals are recorded is recorded, the track in the audio title Is a track that includes a determination end flag indicating whether or not a determination is made as to whether or not the track includes two audio signals of the two channels and the multi-channel, and the determination ends at the start of reproduction of the group A flag is reset, and at the start of reproduction of each audio title in the group, it is determined whether or not the track in the audio title is a track including two audio signals of the 2-channel and the multi-channel. As a result, the track has two audio signals. If the determination end flag is 0, the determination end flag is inverted from 0 to 1, and the two channels obtained from the audio output terminal setting circuit and the multi-channel are indicated. An audio switching device for selecting one of the two-channel audio and the multi-channel audio corresponding to the information;It is characterized by this.
[0034]
  Also,BookInventionSoundThe voice switching method isAn audio disc playback apparatus for playing back an audio disc in which a group including at least one audio title including at least one track on which two-channel and multi-channel audio signals are recorded is recorded.Audio switching methodWhen the track in the audio title is a track including two audio signals of the 2-channel and the multi-channel, a priority flag (P_Flag) indicating which sound is to be preferentially reproduced Is set to 0 when the audio output setting of the audio disk playback device is the two channels, and is set to 1 when the multi-channel is set. In the step of determining whether or not the track in the audio title is a track including two audio signals of the two channels and the multi-channel at the start of reproduction of the audio title; If the track is a track containing two audio signals, the priority If the lag is 0, the two-channel audio of the track is selected; if the priority flag is 1, the multi-channel audio of the track is selected; and the track in the audio title is being played back And a step of inverting the value of the priority flag when a signal for switching between the two-channel sound and the multi-channel sound is input by a user operation.It is characterized by this.
[0035]
  Also, the audio disc playback apparatus according to the present invention plays back an audio disc that plays back an audio disc that records a group including one or more audio titles including one or more tracks on which two audio signals of two channels and multi-channel are recorded. When the track in the audio title is a track including two audio signals of the 2-channel and the multi-channel, a priority flag indicating which sound is to be played preferentially is held And the priority flag is set to 0 when the audio output setting of the audio disk playback device is the two channels at the start of playback of the group, and the priority flag is set when the audio output setting of the group is the multi-channel. Set to 1 for each audio tight in the group At the start of playback, it is determined whether or not the track in the audio title is a track including two audio signals of the two channels and the multi-channel. As a result of the determination, the track has two audio signals. If the priority flag is 0, the two-channel audio of the track is selected, and if the priority flag is 1, the multi-channel audio of the track is selected, and the audio An audio switching device that reverses the value of the priority flag when a signal for switching between the 2-channel audio and the multi-channel audio is input by a user operation during playback of the track in the title; HaveIt is characterized by this.
[0036]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
<First Embodiment>
In the first embodiment, a flag indicating whether or not the audio switching type 2 or 3 stereo / multi-automatic selection has been performed in a group which is a continuous reproduction unit in a disk as a recording medium is introduced, and audio output is performed. The sound is switched correctly reflecting the stereo / multi-channel setting of the terminal and the user's intention of selection.
Hereinafter, in the first embodiment, a method of introducing a flag D_Flag (Done Flag) indicating whether or not audio switching types 2 and 3 are automatically selected in a group which is a continuous reproduction unit in the disc. To state.
[0037]
Table 6 shows the case where D_Flag is introduced. The example situation is the same as in Table 5. In Table 6, * 1 indicates that the player automatically selects 0 or 1 according to the setting of the audio output terminal at the start of type 2 or 3 ATT playback. * 3 indicates that D_Flag is changed from 0 to 1 by performing the automatic selection of * 1 once (when D_Flag is 1, * 1 is not automatically selected) .
[0038]
[Table 6]

[0039]
First, D_Flag is set to 0 at the start of group reproduction. When a voice switching type 2 or 3 ATT is encountered while D_Flag = 0 during group playback, stereo / multi automatic selection is performed and D_Flag = 1 is inverted. D_Flag is held until the group is changed or playback is stopped, and automatic selection is not executed while D_Flag = 1.
[0040]
Next, the case where the audio output is multi-channel will be described.
According to this method, even when the multi-channel is correctly selected at the start of playback of the track 3 and then switched to the stereo side (sound 0) according to the user's intention on the track 4, the intention is maintained and the subsequent playback is performed. Continue. Therefore, the problem that the multi-channel is automatically selected again on the track 7 as described in Table 5 is solved.
[0041]
FIG. 1 shows a process flowchart according to the first embodiment.
Basically, it is equivalent to the conventional example shown in FIG. 5, but D_Flag is introduced and initialized to 0 at the start of group reproduction (see step S11). In addition, D_Flag is evaluated at the start of playback of the voice switching type 2 and 3 ATTs, and it is determined whether or not to perform automatic selection. When D_Flag = 0 and automatic selection is executed, D_Flag is reversed (see steps S12, S13a, and S13b). If D_Flag = 1, step S16 is executed. Others are the same as FIG.
[0042]
FIG. 2 is a block diagram showing the configuration of the voice switching apparatus according to the first embodiment for carrying out the voice switching method described above.
The voice switching processing procedure in the configuration shown in FIG. 2 is as follows.
In the voice switching device 1A according to the first embodiment, the user instructs voice switching processing through the information from the voice output terminal setting circuit 2, the memory value of the U_ASLN, C_ASLN, D_Flag memory device 3A, and the user interface circuit 4. 1 is notified from the host MPU 5 and based on them, the audio switching is determined according to the flowchart shown in FIG. 1, and the audio controller 8 is notified of the audio data selection result and at the same time the audio data to be reproduced to the audio decoder 8. Set the attributes of. At the same time, the reproduction control device 6 is notified of the reproduction start / end address of the audio data from the host MPU 5. The terminal setting of the D / A converter device 9 is set to stereo output or multichannel output by the audio output terminal setting circuit 2.
[0043]
Subsequently, the processing procedure of the audio data is as follows. The pickup driving circuit 10 reads data from the position on the disk 11 instructed by the reproduction control device 6, and the data is temporarily stored in the track buffer 7 through the demodulation error correction circuit 12. The data is output from the track buffer 7 at the time instructed by the playback control device 6, and only the audio data is separated by the demultiplexing circuit 13, input to the audio decoder 8 via the audio buffer 14, and converted into a PCM signal. Thereafter, it is converted into an analog audio signal by the D / A converter device 9 and outputted.
[0044]
Therefore, according to the first embodiment described above, the audio switching types are mixed in the group. In particular, even in the following situation, it corresponds to the stereo / multi-channel setting of the audio output terminal, and the user temporarily Appropriate voice switching is always possible in response to the intention to switch.
[0045]
If the first track in the group is the audio switching type 0 or 1, playback starts from the beginning of the group, and then the audio switching type 2 or 3 track is played back,
When playback is started from a track in the group and the playback start track is the audio switching type 0 or 1, and then the audio switching type 2 or 3 track is played back
-When the user performs voice switching while playing a voice switching type 2 or 3 ATT in the group, and then another voice switching type 2 or 3 ATT is played.
[0046]
And even in the above situation,
-Stereo / multi-automatic selection can be performed with the voice switching type 2 or 3 ATT that appears first in the group, and the audio corresponding to the setting of the audio output terminal can be reproduced.
・ When the user switches voice during ATT playback of voice switching type 2 or 3
In addition, since the stereo / multi-automatic selection is not executed after that, it is possible to perform reproduction while maintaining the user's intention to switch.
[0047]
<Second Embodiment>
In the second embodiment, a flag for storing whether the user intends to play back stereo audio or multi-channel audio is introduced, and stereo / multi automatic selection of audio switching types 2 and 3 is performed. Based on this flag, the audio is switched by correctly reflecting the stereo / multi-channel setting of the audio output terminal and the user's selection intention.
Hereinafter, in the second embodiment, a method of introducing a flag P_Flag (Preference Flag) for storing whether the user intends to reproduce stereo sound or multi-channel sound will be described.
[0048]
Table 7 shows the case where P_Flag is introduced. The example situation is the same as in Table 5. In Table 7, * 1 indicates that 0 or 1 is automatically selected according to P_Flag when ATT playback of the voice switching type 2 or 3 is started, and * 2 is changed from 1 to 0 or 0 by a user switching operation. * 3 indicates that the P_Flag is changed from 1 to 0 because the user has switched to the stereo side (0) during the voice switching type 2 or 3 ATT during the voice switching type 2 or 3 ATT. (P_Flag is not changed even if a user switching operation occurs during Type 1 ATT).
[0049]
[Table 7]

[0050]
First, at the start of group reproduction, P_Flag is initialized according to the setting of the audio output terminal. Specifically, the audio output is set to 0 (indicating stereo) for a stereo stand, and set to 1 (indicating multi) in the case of multi-channel. When a voice switching type 2 or 3 ATT is encountered during group playback, stereo / multi automatic selection is performed in accordance with P_Flag. Specifically, when P_Flag is 0, U_ASLN is automatically selected as 0 (stereo), and when P_Flag is 1, U_ASLN is automatically selected as 1 (multi). When the user performs a voice switching operation during the ATT playback of the voice switching type 2 or 3, and the voice is switched, P_Flag is inverted. P_Flag is held until the group is changed or playback is stopped. Alternatively, P_Flag may be held until the disc is removed from the player.
[0051]
Next, the case where the audio output is multi-channel will be described.
According to this method, when the reproduction of the track 3 is started, the multi-channel is automatically selected correctly according to the P_Flag, and then when the track 4 is switched to the stereo side (sound 0) by the user's intention, the P_Flag is set by the intention. The track 7 is reversed and the stereo side is reproduced accordingly. Therefore, the problem that the multi is automatically selected again on the track 7 as described in Table 5 is solved. In the case of the second embodiment, even if the track 6 is switched to the sound 1 side, the stereo side is selected for the track 7 in accordance with the selection intention for the track 4.
[0052]
FIG. 3 shows a process flowchart according to the second embodiment.
Basically, it is the same as the conventional example shown in FIG. 5, but P_Flag is introduced and is initialized according to the audio output setting at the start of group reproduction (step S31). Further, P_Flag is evaluated at the start of reproduction of the voice switching type 2 and 3 ATT, and automatic selection is executed (step S33). When the voice switching operation is performed during the ATT reproduction of the voice switching types 2 and 3, and the voice is switched, P_Flag is inverted (steps S37 and S38). Others are the same as FIG.
[0053]
FIG. 4 is a block diagram showing the configuration of the voice switching apparatus according to the second embodiment for carrying out the voice switching method described above.
The voice switching processing procedure in the configuration shown in FIG. 4 is as follows.
In the voice switching device 1B according to the second embodiment, the user instructs voice switching processing through the information from the voice output terminal setting circuit 2, the memory values of the U_ASLN, C_ASLN, P_Flag memory device 3B, and the user interface circuit 4. The host MPU 5 is notified of this, and based on these, the voice switching is determined according to the flowchart shown in FIG. 3, and the playback control device 6 is notified of the selection result of the audio data, and at the same time, the audio data to be played back to the audio decoder 8 Set the attributes of. At the same time, the reproduction control device 6 is notified of the reproduction start / end address of the audio data from the host MPU 5. The terminal setting of the D / A converter device 9 is set to stereo output or multichannel output by the audio output terminal setting circuit 2.
[0054]
Subsequently, the processing procedure of the audio data is as follows. The pickup driving circuit 10 reads data from the position on the disk 11 instructed by the reproduction control device 6, and the data is temporarily stored in the track buffer 7 through the demodulation error correction circuit 12. The data is output from the track buffer 7 at the time instructed by the playback control device 6, and only the audio data is separated by the demultiplexing circuit 13, input to the audio decoder 8 via the audio buffer 14, and converted into a PCM signal. Thereafter, it is converted into an analog audio signal by the D / A converter device 9 and outputted.
[0055]
Therefore, according to the second embodiment described above, the audio switching types are mixed in the group. In particular, even in the following situation, it corresponds to the stereo / multi-channel setting of the audio output terminal, and the user temporarily Appropriate voice switching is always possible in response to the intention to switch.
[0056]
When the first track in the group is the audio switching type 0 or 1, playback starts from the beginning of the group, and then the audio switching type 2 or 3 track is played back,
When playback starts from a track in the middle of the group, the playback start track is the audio switching type 0 or 1, and then the audio switching type 2 or 3 track is played back
-When the user performs voice switching while playing a voice switching type 2 or 3 ATT in the group, and then another switching type 2 or 3 ATT is played.
[0057]
Even in the above situation,
-Stereo / multi-automatic selection can be performed with the voice switching type 2 or 3 ATT that appears first in the group, and the audio corresponding to the setting of the audio output terminal can be reproduced.
Even when the user performs voice switching during the ATT playback of the voice switching type 2 or 3, the intention is stored in the flag, and even in the voice switching type 2 or 3 ATT that appears thereafter, the user's stereo / Playback with multi-channel selection intention is possible.
[0058]
【The invention's effect】
  As described above, according to the present invention,A determination end flag indicating whether or not a determination is made as to whether or not the track in the audio title is a track including two audio signals of the 2-channel and the multi-channel is reset at the start of playback of the group And a step of determining whether or not the track in the audio title is a track including two audio signals of the two channels and the multichannel at the start of reproduction of the audio titles in the group. In the determination step, if the track is a track including two audio signals and the determination end flag is 0, the determination end flag is inverted from 0 to 1, and the audio Separate audio output settings for disc playback devices: 2 channels and multi channels To order and a step of selecting one of the two channels and the multichannel audio of the track, bothsoundvoiceIt becomes possible to always automatically select the appropriate automatic.In addition, when the track in the audio title is a track including two audio signals of the two channels and the multi-channel, a priority flag indicating which sound is to be preferentially reproduced is set in the group. At the start of playback, the audio output setting of the audio disc playback device is set to 0 when the channel is 2 and set to 1 when the channel is the multi-channel, and playback of each audio title in the group At the start, in the step of determining whether the track in the audio title is a track including two audio signals of the 2-channel and the multi-channel, and in the determining step, the track has two audio If the priority flag is 0 when the track includes a signal, the track Selecting the two-channel audio of the rack and selecting the multi-channel audio of the track if the priority flag is 1, and the user operation during the playback of the track in the audio title When a signal for switching between the channel sound and the multi-channel sound is input, a step of inverting the value of the priority flag is included, so that both sounds can be automatically automatically selected by the player. It becomes.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a process flowchart in a voice switching method according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing a configuration of a voice switching device that implements a voice switching method according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a process flowchart in a voice switching method according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a block diagram showing a configuration of a voice switching device that implements a voice switching method according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a process flowchart of a conventional voice switching method.
FIG. 6 is a block diagram showing a configuration of a voice switching device that implements a voice switching method of a conventional example.
[Explanation of symbols]
1A, 1B voice switching device
2 Audio output terminal setting circuit
3A U_ASLN, C_ASLN, D_Flag memory device
3B U_ASLN, C_ASLN, P_Flag memory device
4 User interface circuit
5 Host MPU
6 Playback control device
7 Track buffer
8 Audio decoder
9 D / A converter device
10 Pickup drive circuit
11 discs
12 Demodulation error correction circuit
13 Demultiplexer
14 Audio buffer

Claims (4)

An audio switching method in an audio disk reproducing apparatus for reproducing an audio disk in which a group including at least one audio title including at least one track on which two-channel and multi-channel audio signals are recorded is recorded .
A determination end flag indicating whether or not a determination is made as to whether or not the track in the audio title is a track including two audio signals of the 2-channel and the multi-channel is reset at the start of playback of the group And steps to
Determining whether or not the track in the audio title is a track including two audio signals of the 2-channel and the multi-channel at the start of playback of each audio title in the group;
In the step of determining, if the track is a track including two audio signals and the determination end flag is 0, the determination end flag is inverted from 0 to 1, and the audio disc is reproduced. Selecting one of the two-channel audio and the multi-channel audio of the track in correspondence with two channels and multi-channel of the audio output setting of the device;
A voice switching method. An audio disc playback apparatus for playing back an audio disc in which a group including at least one audio title including at least one track on which two-channel and multi-channel audio signals are recorded is recorded.
A memory device that holds a determination end flag indicating whether or not a determination is made as to whether or not the track in the audio title is a track that includes the two-channel and multi-channel audio signals;
The determination end flag is reset at the start of playback of the group, and at the start of playback of each audio title in the group, the track in the audio title includes two audio signals of the two channels and the multichannel. It is determined whether or not the track is a track. As a result of the determination, if the track is a track including two audio signals and the determination end flag is 0, the determination end flag is changed from 0 to 1. And an audio switching device that selects one of the two-channel and multi-channel audio of the track in response to information indicating whether the channel is multi-channel or multi-channel obtained from the audio output terminal setting circuit. The
An audio disc playback apparatus having the same. An audio switching method in an audio disk reproducing apparatus for reproducing an audio disk in which a group including at least one audio title including at least one track on which two-channel and multi-channel audio signals are recorded is recorded .
When the track in the audio title is a track including two audio signals of the 2-channel and the multi-channel, a priority flag indicating which audio is to be preferentially reproduced is displayed on the group. Sometimes setting the audio output of the audio disc playback device to 0 if the audio output setting is the 2 channel, and 1 if the audio output setting is the multi-channel;
Determining whether or not the track in the audio title is a track including two audio signals of the 2-channel and the multi-channel at the start of playback of each audio title in the group;
In the determining step, when the track is a track including two audio signals, if the priority flag is 0, the audio of the two channels of the track is selected, and if the priority flag is 1, the track is selected. Selecting the multi-channel audio of the track;
A step of inverting the value of the priority flag when a signal for switching between the two-channel audio and the multi-channel audio is input by a user operation during playback of the track in the audio title; ,
A voice switching method. An audio disc playback apparatus for playing back an audio disc in which a group including at least one audio title including at least one track on which two-channel and multi-channel audio signals are recorded is recorded.
A memory device that retains a priority flag indicating which sound is to be preferentially reproduced when the track in the audio title is a track including two audio signals of the 2-channel and the multi-channel;
At the start of playback of the group, the priority flag is set to 0 if the audio output setting of the audio disk playback device is the 2 channel, and the priority flag is set to 1 if the audio output setting is the multi-channel. When the playback of each audio title in the group is started, it is determined whether or not the track in the audio title is a track including two audio signals of the two channels and the multi-channel. As a result, when the track is a track including two audio signals, if the priority flag is 0, the audio of the two channels of the track is selected, and if the priority flag is 1, the multi-track of the track is selected. While selecting the audio of the channel and playing the track in the audio title, When the signal switching of the two channel audio and the multi-channel sound is input, the audio switching unit for reversing the value of the priority flag,
An audio disc playback apparatus having the same.

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