JP3699546B2 - Down swing cage with needle removal mechanism - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築施工において水平面に対する施工部の鉛直性の確認や地墨合わせをするための下げ振りを懸吊支持する下げ振り保持器であって、特に、固定用の止め針の針抜き機構を備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
下げ振り保持器の一種として、ケースに止め針が突没自在に設けられ、この止め針の刺し込みによって建築物の木製柱等に固定できるようにしたものがある。この種の下げ振り保持器は、下げ振りによる鉛直出し作業終了後、前記ケースの背面から突出している針柄の後部を引っ張ることによって木製柱等から止め針を引き抜くようにしてある。ところが、下げ振り保持器をしっかりと固定するためには、止め針を十分に刺し込む必要があるため、引き抜きの際には針柄をかなりの力で引っ張らなければならない。したがって、実際には作業者はそのような方法を採らず、もっと楽な方法で、すなわちケースを左右にこじることによって引き抜くことが多いため、止め針が曲がったり折損してしまい、早期に止め針の交換が必要となっていた。
【0003】
そこで近年は、針柄を力まかせに引っ張ったり、ケースをこじるようなことをせずに、容易に止め針を引き抜くための針抜き機構を具備した下げ振り保持器が開発されており、その典型的な例が、特開平7−190781号公報に開示されている。この下げ振り保持器は、ケースの下部に揺動自在のハンドルが設けられており、木材等に刺し込んだ止め針を、ケース内の軸を支点とする前記ハンドルのてこ作用によって引き抜くようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記公報所載の下げ振り保持器は、ケース内の軸を支点としてハンドルのてこ作用を与えるものであるため、ハンドルがケース下部から長く突出した形状となっており、このため下げ振り保持器全体の大きさが大きくなり、道具箱等への収納に大きなスペースが必要になったり、携帯に不便であるといった問題がある。
【0005】
本発明は、上記のような事情のもとになされたもので、その技術的課題とするところは、相手木材等に止め針で固定するようにした下げ振り保持器において、前記止め針を容易に引き抜くことができ、しかもその引き抜きのための機構によって、下げ振り保持器全体の大きさの増大を来さないようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した技術的課題は、本発明によって有効に解決することができる。
すなわち本発明に係る針抜き機構を備えた下げ振り保持器は、下げ振り糸を巻き取るリールを包蔵したケースにその取付面と略垂直な方向に移動自在に収容され、先端の針本体が前記取付面から突没されると共に後部の針柄が前記ケースの背面から突出した止め針を有する下げ振り保持器において、前記ケースに前記止め針と略平行な方向へ移動自在に収容され後端の頭部が前記背面から突没されるラックプレートと、前記針柄に形成されたラック状歯部にその移動方向に噛合する第一の歯車部及び前記ラックプレートに形成されたラック状歯部にその移動方向に噛合する第二の歯車部が形成されたリンク部材とを備え、このリンク部材は前記第一の歯車部側に偏在した軸の周りに回転自在に設けられたものである。なお、ここで「背面」とは、前記取付面と反対側を向いた面をいう。
【0007】
本発明において、下げ振り保持器を木製柱等に固定する際には、ケース背面から突出した針柄の頭部を手で押し付けるか、あるいは木槌などで打つことによって止め針を建築物の木製柱等に刺し込む。この時、止め針の刺し込み方向への前進移動によってリンク部材が回転し、このリンク部材を介してラックプレートが後退移動し、その後端部がケース背面から突出する。
【0008】
いったん刺し込んだ止め針を引き抜く際には、ケース背面から突出したラックプレートの後端部をケースへ向けて押し込む。すると、ラックプレートの移動に伴ってリンク部材が止め針の刺し込み時と反対方向へ回転し、このリンク部材を介して止め針が後退移動され、木製柱等から引き抜かれる。また、前記リンク部材の回転軸心は第一の歯車部側に偏在しているため、第一の歯車部を作用点、第二の歯車部を力点、前記回転軸心を支点とする力のモーメントによって、ラックプレートの軽い押し込みで容易に止め針を引き抜くことができる。
【0009】
また、本発明において一層好ましくは、ラックプレートが付勢手段によってリンク部材を介してケース内へ向けて付勢された構成とする。このようにすれば、非使用時はラックプレートがケース内に収容された状態に保持される。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る針抜き機構を備えた下げ振り保持器の好ましい一実施形態を示す内部構造説明図であり、図2は図1におけるII−II’線上で切断した断面図である。参照符号10は、複数のビス穴11の各々にねじ込まれるビス(図示省略)によって図示の面と直交する方向に対称に組み合わされるケースで、すなわち図1は、一方のケースを取り去って内部を露出させた状態を示すものである。
【0011】
参照符号20はケース10内に収納されこのケース10に形成された軸21の周りに回転されて下げ振り糸1を巻き取るリール、22はこのリール20と軸21の間の空間に設けられてリール20を下げ振り糸1の巻き取り方向に付勢する渦巻きバネである。下げ振り糸1は、リール20の外周から、ケース10内に配置された複数の糸掛けピン12(121 〜128 )のうちのいくつかに接触するように蛇行し、ケース10の下端に取り付けた蓋部材13の糸出口13aを通ってケース10の外部へ導出されており、その端部に、錘体2(図4の使用状態参照)が繋着されている。
【0012】
糸掛けピン121 〜128 のうち、2本の糸掛けピン124 ,125 は、調整ツマミ14に設けられており、この調整ツマミ14は、ケース10に所定の角度範囲内で回転可能な状態に設けられている。すなわち、調整ツマミ14をケース10の外部から任意の角度だけ回転させることによって、糸掛けピン124 ,125 も共に回転して、糸掛けピン123 〜126 間での下げ振り糸1の蛇行角度が変化するので、これによって下げ振り糸1に対する摩擦抵抗を増減させ、下げ振り糸1の下垂長さを調整することができる。
【0013】
ケース10の前面の取付面10aには、このケース10(下げ振り保持器)を建築物における鉄骨柱に固定するための永久磁石30が取り付けられており、ケース10内の上部には、ケース10(下げ振り保持器)を建築物における木製柱等の木部に止着するための止め針40がケース10の取付面10aに対して略垂直な方向へ移動自在に収容されている。
【0014】
止め針40は、図3の斜視図にも示すように、取付面10aの上部に開設された小孔10bから突出可能な針本体41と、その後部の針柄42からなる。針柄42の前方(図1における左側)には圧縮コイルスプリング43が配置されており、止め針40は、この圧縮コイルスプリング43の伸長方向の付勢力によって、通常は針本体41が前記小孔10bからケース10の内部に没入すると共に、針柄42の後端の頭部42aが、ケース10の背面10cから外部へ突出した状態にある。止め針40の針柄42の先端部上面には係合突起42bが形成され、前記針柄42の下面にはラック状歯部42c及び複数の係合凹部42dが形成されている。前記係合突起42bは、止め針40が図1に示す後退位置にある場合に、ケース10の上端面10dに回転自在に取り付けられたスライダ15の下面のストッパ15aと衝合し、これによってケース10内からの止め針40の脱落が阻止されている。
【0015】
ケース10内の下部には、ラックプレート50が止め針40と略平行な方向へ移動自在に収容され、その後端の頭部51が前記ケース10の背面10cの下部に形成された開口部から突没されるようになっている。このラックプレート50の先端近傍の上面にはラック状歯部52が形成されている。
【0016】
ケース10内には、止め針40のラック状歯部42cと噛合する第一の歯車部61及びラックプレート50のラック状歯部52と噛合する第二の歯車部62が形成されたリンク部材60が、前記止め針40とラックプレート50との間に位置して配置されている。このリンク部材60は、第一の歯車部61寄りの部分において、ピン軸63を介してケース10に回転可能に取り付けられ、付勢手段としての引っ張りコイルスプリング65によって、図1及び図4における時計回りの方向へ引っ張り付勢されている。第一の歯車部61及び第二の歯車部62はいずれも、前記ピン軸63を中心とする円周に沿って形成されている。また、リンク部材60には、リール20を支持している軸21等との干渉を避けるための円弧状の長孔64が開設されている。
【0017】
ケース10の内側面におけるピン軸63の外周側には、このピン軸63の軸心を中心とする円周状の軸受部16が形成されており、この軸受部16には、リンク部材60における軸孔の外周側にこの軸孔を中心とする円周状に段付き形成された環状段差面66が摺回動自在に嵌合されている。すなわち、リンク部材60は、軸受部16によってピン軸63の周りに回転可能に支持されている。
【0018】
ケース10の背面10cにおける針柄42の突出位置の下側には、ロック部材17が上下摺動可能に設けられており、このロック部材17の上端部17aを前記針柄42の下面の係合凹部42dに挿入係合することによって、止め針40を固定することができるようになっている。
【0019】
上述の構成を備える下げ振り保持器は、止め針40が後退位置にあってその針本体41がケース10内に没入している通常においては、後述する針抜き動作のためのラックプレート50がケース10内に収容された状態にある。止め針40は圧縮コイルスプリング43によって後退方向へ付勢されているため、針本体41がケース10内から不用意に飛び出すようなことはないが、ロック部材17と針柄42の係合凹部42dとの係合によって、止め針40を前記後退位置にロックしておけば一層安全である。また、この状態において第一の歯車部61が針柄42のラック状歯部42cと実質的な噛合状態にないリンク部材60は、引っ張りコイルスプリング65で図1における時計回りの方向に付勢されているので、その第二の歯車部62とラック状歯部52との噛合部を介してラックプレート50も図1に示す収納位置に保持される。
【0020】
下げ振りによる鉛直測定作業の際には、取付相手面が鉄骨等からなる場合は永久磁石30の磁気吸着力によって、また、木材からなる場合は止め針40の刺し込みによって、当該下げ振り保持器を所定高さに取り付ける。図4は、木製柱3に止め針40の刺し込みによって固定した状態を示すものである。すなわち、ケース10の背面10cから突出した針柄42の頭部42aを押圧又は叩打することによって止め針40の針本体41を前記木製柱3に刺し込むと、針柄42のラック状歯部42cが変位し、これに噛合している第一の歯車部61によってリンク部材60がピン軸63を中心に図の反時計回りの方向に回転するため、ラック状歯部52においてリンク部材60の第二の歯車部62と噛合しているラックプレート50が後退移動し、その頭部51がケース10の背面10cから突出した状態となる。鉛直測定作業は、上記取付状態において、錘体2を繋着した下げ振り糸1を、糸出口13aからケース10の下方へ繰り出し、鉛直に下垂することによって行う。
【0021】
測定終了後、下げ振り保持器を木製柱3から取り外す場合は、ケース10の背面10cから突出しているラックプレート50の頭部51をケース10内へ押し込むだけでよい。すなわち、ラックプレート50の頭部51をケース10内へ押し込むと、第二の歯車部62においてラックプレート50のラック状歯部52と噛合しているリンク部材60がピン軸63を中心に図の時計回りの方向に回転するため、その第一の歯車部61とラック状歯部42cとの噛合部を介して止め針40の針柄42に後退方向の荷重が作用する。このときの引き抜き荷重F2 は、リンク部材60の回転軸心に相当する軸受部16の中心を支点として、作用点となる第一の歯車部61の半径r1 と、力点となる第二の歯車部62の半径r2 との関係で与えられる力のモーメント;
F1 ・r2 =F2 ・r1
によって、ラックプレート50に対する押し込み荷重F1 よりもはるかに大きくなるため、小さな押し込み力で容易に止め針40を引き抜くことができ、これによって下げ振り保持器が木製柱3から取り外される。
【0022】
なお、本発明は図示の一実施形態によって限定されるものではない。例えば止め針40、ラックプレート50及びリンク部材60等の形状は種々のものが考えられ、また、リンク部材60を図1,図4における時計回りの方向へ付勢する手段としては引っ張りコイルスプリング65以外のバネ部材、例えば取付位置によっては圧縮コイルスプリングあるいはトーションバネ等を用いることができる。
【0023】
【発明の効果】
本発明に係る針抜き機構を備えた下げ振り保持器によると、次のような効果が実現される。
(1) 止め針の刺し込みによって固定した下げ振り保持器は、ラックプレートを軽い力でケースに押し込むだけで止め針が引き抜かれるので、容易に取り外すことができる。
(2) 通常は、止め針の引き抜きのためのラックプレートがケース内に収容された状態にあるので、道具箱等における下げ振り保持器の収納スペースが大きくならず、携帯しやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る針抜き機構を備えた下げ振り保持器の好ましい一実施形態を示す内部構造説明図である。
【図2】上記実施形態の針抜き機構を備えた下げ振り保持器を図1のII−II’線上で切断して示す断面図である。
【図3】上記実施形態の針抜き機構を備えた下げ振り保持器における止め針をコイルスプリングと共に示すもので、(A)は斜め上方から見た斜視図、(B)は斜め下方から見た斜視図である。
【図4】上記実施形態の針抜き機構を備えた下げ振り保持器の使用状態を示す内部構造説明図である。
【符号の説明】
1 下げ振り糸
2 錘体
10 ケース
10a 取付面
10c 背面
20 リール
40 止め針
41 針本体
42 針柄
42c ラック状歯部
50 ラックプレート
52 ラック状歯部
60 リンク部材
61 第一の歯車部
62 第二の歯車部
63 ピン軸(軸)
65 引っ張りコイルスプリング(付勢手段)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a swing-down cage that suspends and supports a swing-down mechanism for checking the verticality of a construction part with respect to a horizontal plane and aligning a ground mark in a construction work, and in particular, a needle removal mechanism for a fixing stop needle For things with
[0002]
[Prior art]
As one type of swing-down cage, there is a case in which a stop needle is provided in a case so as to protrude and retract, and can be fixed to a wooden pillar of a building by the insertion of the stop needle. This type of downward swing retainer is configured to pull out the stop needle from a wooden pillar or the like by pulling the rear part of the needle handle protruding from the back surface of the case after the completion of the vertical swinging operation by the downward swing. However, in order to firmly fix the swing-down cage, it is necessary to pierce the stop needle sufficiently. Therefore, when pulling out, the needle handle must be pulled with a considerable force. Therefore, in practice, the operator does not take such a method, and often pulls it out by a more comfortable method, that is, by squeezing the case from side to side. It was necessary to exchange.
[0003]
Therefore, in recent years, a swing-down cage has been developed that has a needle pulling mechanism for easily pulling out the stop needle without pulling the needle handle with force or twisting the case. An example is disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-190781. This swing-down cage is provided with a swingable handle at the bottom of the case, and the stop needle inserted into the wood or the like is pulled out by the lever action of the handle with the shaft in the case as a fulcrum. Is.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the swing swing cage described in the above publication gives the lever action of the handle with the shaft in the case as a fulcrum, the handle has a shape that protrudes long from the bottom of the case. There is a problem that the overall size becomes large, a large space is required for storage in a tool box or the like, and it is inconvenient to carry.
[0005]
The present invention has been made under the circumstances as described above, and the technical problem thereof is that in the downward swing cage that is fixed to a counterpart wood or the like with a stop needle, the stop needle is easily provided. In addition, the size of the entire swing-down cage is prevented from being increased by the mechanism for the extraction.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The technical problem described above can be effectively solved by the present invention.
That is, the downward swing retainer equipped with the needle pulling mechanism according to the present invention is housed in a case containing a reel for winding the downward swing yarn so as to be movable in a direction substantially perpendicular to the mounting surface, and the needle body at the tip is the aforementioned In the downward swing holder having a stop needle protruding from the mounting surface and having a rear needle handle protruding from the back surface of the case, the case is accommodated in the case so as to be movable in a direction substantially parallel to the stop needle. A rack plate whose head projects from the back surface, a first gear portion meshing in a moving direction with a rack-like tooth portion formed on the needle handle, and a rack-like tooth portion formed on the rack plate And a link member formed with a second gear portion that meshes in the moving direction. The link member is rotatably provided around an axis that is unevenly distributed on the first gear portion side. Here, the “rear surface” refers to a surface facing away from the mounting surface.
[0007]
In the present invention, when the swinging cage is fixed to a wooden column or the like, the stop needle is fixed to the wooden of the building by pressing the head of the needle handle protruding from the back of the case with a hand or hitting it with a mallet or the like. Insert it into a pillar. At this time, the link member is rotated by the forward movement of the stop needle in the insertion direction, the rack plate is moved backward through the link member, and the rear end portion protrudes from the back surface of the case.
[0008]
When pulling out the stop needle once inserted, the rear end of the rack plate protruding from the back of the case is pushed toward the case. Then, as the rack plate moves, the link member rotates in a direction opposite to that when the stop needle is inserted, and the stop needle is moved backward via the link member and pulled out from the wooden column or the like. In addition, since the rotation axis of the link member is unevenly distributed on the first gear part side, the force of the force having the first gear part as an action point, the second gear part as a power point, and the rotation axis as a fulcrum. By the moment, the stop needle can be easily pulled out by lightly pushing the rack plate.
[0009]
In the present invention, more preferably, the rack plate is urged toward the inside of the case by the urging means via the link member. In this way, the rack plate is held in the case when not in use.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is an explanatory view of the internal structure showing a preferred embodiment of a downward swing cage equipped with a needle pulling mechanism according to the present invention, and FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line II-II ′ in FIG.
[0011]
[0012]
Of the
[0013]
A
[0014]
As shown in the perspective view of FIG. 3, the
[0015]
A
[0016]
In the
[0017]
On the outer peripheral side of the
[0018]
A
[0019]
In the downward swing cage having the above-described configuration, the
[0020]
In the vertical measurement operation by swinging down, when the mounting counterpart surface is made of a steel frame or the like, by the magnetic attraction force of the
[0021]
When removing the swing-down cage from the wooden pillar 3 after the measurement is completed, it is only necessary to push the
F 1 · r 2 = F 2 · r 1
Thus, the pushing
[0022]
The present invention is not limited to the illustrated embodiment. For example, various shapes of the
[0023]
【The invention's effect】
According to the downward swing cage having the needle pulling mechanism according to the present invention, the following effects are realized.
(1) The swinging cage fixed by inserting the stop needle can be easily removed because the stop needle is pulled out simply by pushing the rack plate into the case with a light force.
(2) Normally, since the rack plate for pulling out the stop needle is housed in the case, the storage space for the swing-down cage in the tool box or the like does not become large and is easy to carry.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram of an internal structure showing a preferred embodiment of a downward swing cage equipped with a needle pulling mechanism according to the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing the downward swing cage provided with the needle pulling mechanism of the above embodiment cut along the line II-II ′ of FIG.
FIGS. 3A and 3B show a stop needle in a downward swing cage equipped with a needle pulling mechanism according to the embodiment, together with a coil spring. FIG. 3A is a perspective view seen from obliquely above, and FIG. It is a perspective view.
FIG. 4 is an explanatory diagram of an internal structure showing a usage state of a swing-down cage provided with the needle pulling mechanism of the embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
65 Tension coil spring (biasing means)
Claims (2)
前記ケース(10)に前記止め針(40)と略平行な方向へ移動自在に収容され後端の頭部(51)が前記背面(10c)から突没されるラックプレート(50)と、
前記針柄(42)に形成されたラック状歯部(42c)にその移動方向に噛合する第一の歯車部(61)及び前記ラックプレート(50)に形成されたラック状歯部(52)にその移動方向に噛合する第二の歯車部(62)が形成されたリンク部材(60)とを備え、
このリンク部材(60)は前記第一の歯車部(61)側に偏在した軸(63)の周りに回転自在に設けられてなることを特徴とする針抜き機構を備えた下げ振り保持器。A case (10) containing a reel (20) that winds down the pendulum thread (1) is accommodated movably in a direction substantially perpendicular to the mounting surface (10a). (10a) In the downward swing retainer having a stop needle (40) whose rear handle (42) protrudes from the back surface (10c) of the case (10).
A rack plate (50) accommodated in the case (10) so as to be movable in a direction substantially parallel to the retaining needle (40) and having a rear end head portion (51) projecting and retracting from the back surface (10c);
A first gear portion (61) meshed in the moving direction with a rack-like tooth portion (42c) formed on the needle handle (42) and a rack-like tooth portion (52) formed on the rack plate (50). And a link member (60) formed with a second gear portion (62) meshing in the moving direction thereof,
The link member (60) is a swing-down cage having a needle pulling mechanism, wherein the link member (60) is rotatably provided around a shaft (63) that is unevenly distributed on the first gear portion (61) side.
ラックプレート(50)は、付勢手段(65)によってリンク部材(60)を介してケース(10)内へ向けて付勢されていることを特徴とする針抜き機構を備えた下げ振り保持器。In the description of claim 1,
The rack plate (50) is urged toward the inside of the case (10) through the link member (60) by the urging means (65). .
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