JP3698063B2 - Garbage disposal equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、微生物の力を利用して、生ごみの分解処理を行う生ごみ処理装置に関し、特に、家庭の台所で発生する調理屑のような生ごみの分解処理を行う生ごみ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、微生物を利用して有機物及び水分を含有する汚泥を環境に影響を与えない程度に分解処理(発酵)することが行われており、このような処理を行う生ごみ処理装置が知られている。
【0003】
この生ごみ処理装置は、例えば、生ごみ処理材を充填した生ごみ処理槽内に生ごみを投入して生ごみの分解処理運転を行うに当たり、生ごみの分解処理運転として分解処理能力が異なる複数段階の運転モードを有しており、生ごみの含水率を求め、生ごみの分解処理運転を含水率に対応した分解処理能力の運転モードで自動的に分解処理運転を行うようになっている。
【0004】
そして、生ごみ処理材の含水率を求めるに当たっては、含水率判定用データ検出手段により生ごみ処理材に起因する含水率判定用データを求めて該データを予め設定した基準値と比較して生ごみ処理材の含水率を判定する含水率判定手段を設け、このようにして判定した生ごみ処理材の含水率に基づいて生ごみの分解処理運転を含水率に対応した分解処理能力の運転モードで自動的に分解処理運転を行うようになっていた。
【0005】
上記含水率判定用データ検出手段はヒータと、ヒータによる加熱前とヒータによる一定時間加熱後の温度を検出するためのサーミスタとで構成してあり、この含水率判定用データ検出手段を生ごみ処理材に接するように設置し、含水率判定用データとしてヒータの加熱後と加熱前との温度差を求め、この温度差を予め設定した基準温度と比較して含水率を判定するようになっている。
【0006】
しかしながら従来にあっては、上記含水率判定用データ検出手段の個体ばらつきとは無関係に検知を行って含水率の判定をおこない運転を制御していた。このため、含水率判定用データ検出手段の個体ばらつきが極度に大きく現れると含水率の判定が正確にできず、運転制御がうまく出来ず、生ごみ処理材が乾燥気味となったり、あるいは生ごみ処理材が水分過多となったりして生ごみの分解処理がうまく行えないことがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、含水率判定用データ検出手段の個体ばらつきがあっても個体ばらつきを補正して含水率の判定が正確にできて、含水率に応じた適正なモードで分解処理運転ができる生ごみ処理装置を提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る生ごみ処理装置は、生ごみ処理材を充填した生ごみ処理槽1内に生ごみを投入して生ごみの分解処理運転を行うに当たり、生ごみの分解処理運転として分解処理能力が異なる複数段階の運転モードを有し、含水率判定用データ検出手段2により生ごみ処理材に起因する含水率判定用データを求めて該データを予め設定した基準値と比較して生ごみ処理材の含水率を判定する含水率判定手段3を設け、このようにして判定した生ごみ処理材の含水率に基づいて生ごみの分解処理運転を含水率に対応した分解処理能力の運転モードで自動的に分解処理運転を行う生ごみ処理装置において、生ごみ処理槽1に設けた生ごみを投入するための投入口7に開閉自在な蓋8を設け、蓋8の開閉がない状態で生ごみ処理能力が最も高い強運転モードが所定時間以上継続した場合に、上記含水率判定用データ検出手段2によって検出した生ごみ処理材に起因する含水率判定用データと比較する基準値を下げるように制御する補正手段4を設けて成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、生ごみ処理材の実際の含水率よりも低い方に判定されるように含水率判定用データが求められる傾向の個体ばらつきを有する含水率判定用データ検出手段2の場合は、必要以上に強運転モードが継続されるので、このような場合には補正手段4により基準値を下げて補正することで、含水率判定用データ検出手段2の個体ばらつきに対応でき、実際の含水率に応じた適正なモードで分解処理運転ができるものである。
【0009】
また請求項2の生ごみ処理装置は、生ごみ処理材を充填した生ごみ処理槽1内に生ごみを投入して生ごみの分解処理運転を行うに当たり、生ごみの分解処理運転として分解処理能力が異なる複数段階の運転モードを有し、含水率判定用データ検出手段2により生ごみ処理材に起因する含水率判定用データを求めて該データを予め設定した基準値と比較して生ごみ処理材の含水率を判定する含水率判定手段3を設け、このようにして判定した生ごみ処理材の含水率に基づいて生ごみの分解処理運転を含水率に対応した分解処理能力の運転モードで自動的に分解処理運転を行う生ごみ処理装置において、生ごみの分解処理運転モードとして分解処理能力の高い順に強運転モード、標準運転モード、弱運転モードを設け、生ごみ処理槽1に設けた生ごみを投入するための投入口7に開閉自在な蓋8を設け、蓋8の開閉がない状態で弱運転モードが所定時間以上継続した場合に、上記含水率判定用データ検出手段2によって検出した生ごみ処理材に起因する含水率判定用データと比較する基準値を上げるように制御する補正手段4を設けて成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、生ごみ処理材の実際の含水率より高い方に判定されるように含水率判定用データが求められる傾向の個体ばらつきを有する含水率判定用データ検出手段2の場合は、必要以上に弱運転モードが継続されるので、このような場合には補正手段4により基準値を上げて補正することで、含水率判定用データ検出手段2の個体ばらつきに対応でき、実際の含水率に応じた適正なモードで分解処理運転ができるものである。
【0010】
また、含水率判定用データ検出手段2をヒータ5と、ヒータ5による加熱前とヒータ5による一定時間加熱後の温度を検出するためのサーミスタ6とで構成し、該含水率判定用データ検出手段2を生ごみ処理材に接するように設置し、含水率判定用データとしてヒータ5の加熱後と加熱前との温度差を求め、この温度差を予め設定した基準温度と比較して含水率を判定する含水率判定手段3を設けることが好ましい。このような構成とすることで、含水率判定用データとしてヒータ5の加熱後と加熱前との温度差を求め、この温度差を予め設定した基準温度と比較して求め、このようにして求めた含水率判定用データと基準値と比較して、例えば基準値以上である場合は高含水率と判定し、基準値に満たない場合は低含水率であると判定するというようにして含水率を判定することができるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0013】
図2には生ごみ処理装置9の概略斜視図が示してある。ケーシング10内に木質細片のような生ごみ処理材を構成する担体を充填した生ごみ処理槽1が内装してあり、生ごみ処理槽1内にはモータ11により回転する撹拌手段21が設けてある。生ごみ処理槽1の上開口はケーシング10の上面に設けた投入口7と連通しており、投入口7には開閉自在な蓋8が設けてある。また、生ごみ処理槽1の上部に空気供給口13が設けてあり、更に、生ごみ処理槽1には排気手段12が設けてあり、この排気手段12は図2に示す実施形態においては、生ごみ処理槽1の上部に設けた排気ファンを備えた排気部14と、排気部14に接続した排気ダクト15と、排気ダクト15に設けた脱臭装置16とで構成してある。また、本発明の生ごみ処理装置9には生ごみ処理槽1の内部の温度を昇温するための加熱手段17が設けてあり、添付図面に示す実施形態においては、生ごみ処理槽1の外面部に面状ヒータを設けて加熱手段17とした例が示してある。また、生ごみ処理槽1には生ごみ処理槽1内の生ごみ処理材の含水率を測定するための含水率判定用データ検出手段2が設けてある。
【0014】
図1には本発明の生ごみ処理装置9の制御ブロック図が示してある。図中20は装置全体の動作をコントロールするための制御手段であり、また、図中3は含水率判定用データ検出手段2で計測した生ごみ処理材に起因する含水率判定用データを求めて該データを予め設定した基準値と比較して生ごみ処理材の含水率を判定する含水率判定手段であり、また、図中4は含水率判定用データと比較するための基準値を補正するための補正手段4である。
【0015】
含水率判定用データ検出手段2は図5に示すようにケース23内にヒータ5とサーミスタ6とを入れて充填材24を充填して構成してあり、この含水率判定用データ検出手段2を生ごみ処理槽1の内壁面に取付けて生ごみ処理材に接触するようにしてある。そして、ヒータ5による加熱前とヒータ5による一定時間加熱後の温度をサーミスタ6により検出し、ヒータ5の加熱後と加熱前との温度差を求めて含水率判定用データとし、含水率判定手段3により上記のようにして求めた含水率判定用データである上記温度差を予め設定した基準温度と比較することで含水率を判定するようにしている。図4にはヒータ5出力と、サーミスタ出力(温度)との関係を示しており、ヒータ5の加熱後と加熱前との温度差ΔTを基準値である温度上昇したときのしきい値Tthと比較し、ΔT>Tthの場合には高含水率(例えば含水率65%以上)と判定し、ΔT≦Tthの場合には低含水率(例えば含水率65%未満)と判定するようになっている。なお、上記含水率判定用データ検出手段2により生ごみ処理材に起因する含水率判定用データを求めて該データを予め設定した基準値と比較して生ごみ処理材の含水率を判定するタイミングは撹拌手段21による一定撹拌回数毎に行われるものである。
【0016】
生ごみ処理装置9の分解処理運転モードは強運転モード、標準運転モード、弱運転モード、最弱運転モードの4段階の運転モードがあり、上記含水率判定用データ検出手段2で計測した含水率判定用データ(上記温度差)と基準値(上記基準温度)とを比較した含水率の判定情報に基づいて制御手段20により、強運転モード、標準運転モード、弱運転モード、最弱運転モードのいずれかを自動的に選択して運転制御するようになっている。ここで、強運転モード、標準運転モード、弱運転モードは通常の生ごみ処理の運転モードであり、また、最弱運転モードは家を留守にしている場合などのように生ごみが投入されない場合における運転モードである。そして、通常の生ごみ処理の運転モードである強運転モード、標準運転モード、弱運転モードは、例えば表1に示すような制御がされるものである。
【0017】
【表1】
【0018】
蓋8を開いて投入口7から生ごみを投入すると、撹拌手段21が駆動されて生ごみと生ごみ処理材とを撹拌混合して生ごみを生ごみ処理材内に分散させ、生ごみ処理材に生息した微生物の働きにより生ごみを分解処理(発酵処理)するものである。
【0019】
ここで、本発明においては、図3に示すように、蓋8の開直前の分解処理運転モードが弱運転モード又は標準運転モードの場合には蓋8の開後に標準運転モードに移行し、また、蓋8の開直前の分解処理運転モードが強運転モードの場合には蓋8の開後に強運転モードに移行するように制御手段20により制御し、その後、上記のように標準運転モードまたは強運転モードによる運転中に含水率判定用データ検出手段2により生ごみ処理材に起因する含水率判定用データを検出し、含水率判定手段3により上記含水率判定用データを予め設定した基準値と比較して生ごみ処理材の含水率を判定し、この判定情報に基づいて制御手段20によりその含水率に応じた分解処理運転モードに移行させるように制御するものである。
【0020】
つまり、蓋8を開くと標準運転モード又は強運転モードで運転される(図3のように強運転モード時に蓋8を開くと強運転モードで運転され、標準運転モード時や弱運転モード時や最弱運転モード時に蓋8を開くと標準運転モードで運転される)のであるが、蓋8を開いて標準運転モード又は強運転モードで運転されると、撹拌手段21による一定撹拌回数毎に含水率判定用データ検出手段2によりヒータ5の加熱後と加熱前との温度差を求め、この温度差が基準値を越えると所定含水率(実施例では含水率65%)以上であると判定し、このように含水率が65%以上と判定したら標準運転モードに移行し、更に、標準運転モードに移行した後、含水率65%以上と判定する回数が過去16回中11回以上あれば強運転モードに移行するように制御し、また、強運転モードに移行したのち含水率65%以上の判定回数が過去16回中11回未満の場合には標準運転モードに移行し、更に、標準運転モードに移行したのち含水率65%以上の判定回数が過去16回中3回未満で且つ最後の含水率65%以上の判定から一定時間(例えば4時間50分)経過した場合には弱運転モードに移行し、更に、弱運転モードに移行したのちに一定時間(例えば72時間)以上蓋8が閉のままの場合には最弱運転モードに移行するというような制御が制御手段20により行われるものである。なお、上記含水率の判定は撹拌手段21による一定撹拌回数毎に含水率判定用データ検出手段2により含水率判定用データを検知して含水率判定手段3により判定する回数をカウントし、16回カウントすると、リセットし17回目になると新たな1回目としてこれから再びカウントを再開し16回カウントすると、リセットするということを繰り返しながら上記制御を行うものである。
【0021】
ここで含水率判定用データ検出手段2には例えば含水率判定用データ検出手段2で検出する温度上昇度の個体ばらつきがあり、この個体ばらつきにより同じ含水率でも強運転モードに行きやすかったり、あるいは弱運転モードに行きやすかったりするという傾向がでる。ここで、含水率判定用データ検出手段2として温度上昇値が低い方にばらつく含水率判定用データ検出手段2を使用した場合には強運転モード時間が長く続く傾向がある。逆に含水率判定用データ検出手段2として温度上昇値が高い方にばらつく含水率判定用データ検出手段2を使用した場合には弱運転モード時間が長く続く傾向がある。
【0022】
このため、本発明においては、蓋8の開閉がない状態で生ごみ処理能力が最も高い強運転モードが所定時間以上継続した場合に基準値を下げるように補正手段4により補正を行うものであり、例えば、基準値を0.5°下げるように補正する。一方、蓋8の開閉がない状態で弱運転モードが所定時間以上継続した場合に基準値を上げるように補正手段4により補正を行うものであり、例えば、基準値を0.5℃下げるように補正する。このように基準値を補正することで、含水率判定用データ検出手段2の温度上昇値の個体間ばらつきがあってもそれを補正して実際の含水率に応じた適正なモードで分解処理運転ができ、含水率判定用データ検出手段2の個体ばらつきに起因する水分過多や過乾燥を防ぐことができるものである。
【0023】
ところで、上記のような生ごみ処理装置においては撹拌手段21による一定撹拌回数毎に含水率判定用データ検出手段2によりヒータ5の加熱後と加熱前との温度差を求めるのであるが、撹拌手段21で撹拌する際には排気ファンを運転するようになっている。上記ヒータ5と、排気ファンとはデューティ制御によりコントロールしているが、上記ヒータ5の出力と排気ファンの出力の位相(オン、オフのタイミング)が図7のように同じ場合には負荷2つ分の瞬間最大消費電力に対応する電源が必要であり、装置の大型化、コスト高になるという問題があるので、図6のようにデューティ制御によりコントロールするヒータ5の出力と排気ファンの出力の位相(オン、オフのタイミング)をずらす(例えばヒータ5の出力のオン、オフのタイミングを、排気ファンの出力のオン、オフのタイミングに対して50%遅延させる)ことで瞬間最大消費電力を低減することができて、装置の小型化、コストダウンを図ることができるものである。
【0024】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1記載の発明にあっては、生ごみの分解処理運転として分解処理能力が異なる複数段階の運転モードを有し、含水率判定用データ検出手段により生ごみ処理材に起因する含水率判定用データを求めて該データを予め設定した基準値と比較して生ごみ処理材の含水率を判定する含水率判定手段を設け、このようにして判定した生ごみ処理材の含水率に基づいて生ごみの分解処理運転を含水率に対応した分解処理能力の運転モードで自動的に分解処理運転を行う生ごみ処理装置において、生ごみ処理槽に設けた生ごみを投入するための投入口に開閉自在な蓋を設け、蓋の開閉がない状態で生ごみ処理能力が最も高い強運転モードが所定時間以上継続した場合に、上記含水率判定用データ検出手段によって検出した生ごみ処理材に起因する含水率判定用データと比較する基準値を下げるように制御する補正手段を設けてあるので、生ごみ処理材の実際の含水率よりも低い方に判定されるように含水率判定用データが求められる傾向の個体ばらつきを有する含水率判定用データ検出手段の場合は、必要以上に強運転モードが継続されるので、このような場合には補正手段により基準値を下げて補正することで、含水率判定用データ検出手段の個体ばらつきを補正して含水率の判定が正確にできて、含水率に応じた適正なモードで分解処理運転ができ、個体ばらつきに起因する水分過多や過乾燥を防ぐことができるものである。
【0025】
また、請求項2記載の発明にあっては、生ごみ処理材を充填した生ごみ処理槽内に生ごみを投入して生ごみの分解処理運転を行うに当たり、生ごみの分解処理運転として分解処理能力が異なる複数段階の運転モードを有し、含水率判定用データ検出手段により生ごみ処理材に起因する含水率判定用データを求めて該データを予め設定した基準値と比較して生ごみ処理材の含水率を判定する含水率判定手段を設け、このようにして判定した生ごみ処理材の含水率に基づいて生ごみの分解処理運転を含水率に対応した分解処理能力の運転モードで自動的に分解処理運転を行う生ごみ処理装置において、生ごみの分解処理運転モードとして分解処理能力の高い順に強運転モード、標準運転モード、弱運転モードを設け、生ごみ処理槽に設けた生ごみを投入するための投入口に開閉自在な蓋を設け、蓋の開閉がない状態で弱運転モードが所定時間以上継続した場合に、上記含水率判定用データ検出手段によって検出した生ごみ処理材に起因する含水率判定用データと比較する基準値を上げるように制御する補正手段を設けてあるので、生ごみ処理材の実際の含水率より高い方に判定されるように含水率判定用データが求められる傾向の個体ばらつきを有する含水率判定用データ検出手段の場合は、必要以上に弱運転モードが継続されるので、このような場合には補正手段により基準値を上げて補正することで、含水率判定用データ検出手段の個体ばらつきを補正して含水率の判定が正確にできて、含水率に応じた適正なモードで分解処理運転ができ、個体ばらつきに起因する水分過多や過乾燥を防ぐことができるものである。
【0026】
また、請求項3記載の発明にあっては、上記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、含水率判定用データ検出手段をヒータと、ヒータによる加熱前とヒータによる一定時間加熱後の温度を検出するためのサーミスタとで構成し、該含水率判定用データ検出手段を生ごみ処理材に接するように設置し、含水率判定用データとしてヒータの加熱後と加熱前との温度差を求め、この温度差を予め設定した基準温度と比較して含水率を判定する含水率判定手段を設けてあるので、含水率判定用データとしてヒータの加熱後と加熱前との温度差を求め、この温度差を予め設定した基準温度と比較して求め、このようにして求めた含水率判定用データと基準値と比較して、例えば基準値以上である場合は高含水率と判定し、基準値に満たない場合は低含水率であると判定するというようにして含水率を判定することができ、簡単な構成で生ごみ処理材の含水率を求めて含水率に応じた適正なモードで分解処理運転ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御ブロック図である。
【図2】同上の概略全体斜視図である。
【図3】同上の運転モード変更の条件説明図である。
【図4】同上のヒータ出力とサーミスタ出力との関係を示すタイムチャートである。
【図5】同上に用いる含水率判定用データ検出手段を示し、(a)は正面図であり、(b)は側断面図であり、(c)は(b)のX−X線の断面図である。
【図6】同上の排気ファン出力のオン、オフのタイミングとヒータ出力のオン、オフのタイミングとをずらした場合のトータルの消費電力を示すタイムチャートである。
【図7】排気ファン出力のオン、オフのタイミングとヒータ出力のオン、オフのタイミングとを同期させた場合のトータルの消費電力を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 生ごみ処理槽
2 含水率判定用データ検出手段
3 含水率判定手段
4 補正手段
5 ヒータ
6 サーミスタ
7 投入口
8 蓋[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a garbage processing apparatus that performs the decomposition process of garbage using the power of microorganisms, and more particularly, to a garbage processing apparatus that decomposes garbage such as cooking waste generated in a home kitchen. Is.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, the sludge containing organic matter and moisture has been decomposed using microorganisms to such an extent that it does not affect the environment (fermentation), and garbage processing apparatuses that perform such treatment are known. ing.
[0003]
For example, when this garbage disposal apparatus performs the decomposition treatment operation of garbage by putting the garbage into the garbage treatment tank filled with the garbage treatment material, the decomposition treatment capacity differs as the garbage decomposition operation. It has a multi-stage operation mode, the moisture content of the garbage is obtained, and the decomposition treatment operation of the garbage is automatically performed in the operation mode of the decomposition treatment capacity corresponding to the moisture content. Yes.
[0004]
When determining the moisture content of the garbage treatment material, the moisture content determination data detection means obtains moisture content determination data caused by the garbage treatment material and compares the data with a preset reference value. A moisture content judging means for judging the moisture content of the waste treatment material is provided, and the operation mode of the decomposition treatment capacity corresponding to the moisture content is determined based on the moisture content of the garbage treatment material thus judged. Automatically started the disassembly treatment operation.
[0005]
The moisture content determination data detection means comprises a heater and a thermistor for detecting the temperature before heating by the heater and after heating for a certain time by the heater. Installed in contact with the material, the temperature difference between after heating and before heating is obtained as moisture content determination data, and the moisture content is determined by comparing this temperature difference with a preset reference temperature. Yes.
[0006]
Conventionally, however, the operation is controlled by performing detection regardless of the individual variation of the moisture content determination data detecting means to determine the moisture content. For this reason, if the individual variation of the moisture content determination data detection means appears extremely large, the moisture content cannot be determined accurately, the operation control cannot be performed properly, the garbage treatment material becomes dry, or the garbage In some cases, the treatment material would be excessively watery and the garbage could not be decomposed successfully.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above points, and even if there is an individual variation in the moisture content determination data detection means, it is possible to accurately determine the moisture content by correcting the individual variation, and according to the moisture content. An object of the present invention is to provide a garbage disposal device capable of performing a decomposition treatment operation in an appropriate mode.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the garbage processing apparatus according to the present invention performs the decomposition treatment operation of garbage by putting the garbage into the
[0009]
In addition, the garbage processing apparatus according to the second aspect of the present invention, when the garbage is put into the
[0010]
Further, the moisture content determination data detection means 2 comprises a
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings.
[0013]
FIG. 2 is a schematic perspective view of the garbage disposal device 9. A
[0014]
FIG. 1 is a control block diagram of the garbage disposal apparatus 9 of the present invention. In the figure, 20 is a control means for controlling the operation of the entire apparatus, and 3 in the figure is a water content determination data attributed to the garbage treatment material measured by the water content determination data detection means 2. The moisture content determination means for comparing the data with a preset reference value to determine the moisture content of the garbage processing material, and 4 in the figure corrects the reference value for comparison with the moisture content determination data. It is the correction means 4 for this.
[0015]
As shown in FIG. 5, the moisture content determination data detection means 2 is configured by filling a
[0016]
The decomposition treatment operation mode of the garbage disposal device 9 has four operation modes: a strong operation mode, a standard operation mode, a weak operation mode, and a weakest operation mode, and the moisture content measured by the moisture content determination data detection means 2 described above. Based on the moisture content determination information obtained by comparing the determination data (the above temperature difference) and the reference value (the above reference temperature), the control means 20 performs the strong operation mode, the standard operation mode, the weak operation mode, and the weakest operation mode. One of them is automatically selected for operation control. Here, the strong operation mode, standard operation mode, and weak operation mode are normal garbage disposal operation modes, and the weakest operation mode is when no garbage is thrown in, such as when the house is away. It is the operation mode in. And the control as shown in Table 1 is performed, for example, in the strong operation mode, the standard operation mode, and the weak operation mode, which are normal garbage disposal operation modes.
[0017]
[Table 1]
[0018]
When the lid 8 is opened and the garbage is introduced from the inlet 7, the agitation means 21 is driven to agitate and mix the garbage and the garbage treatment material to disperse the garbage in the garbage treatment material. Garbage is decomposed (fermented) by the action of microorganisms that inhabit the wood.
[0019]
Here, in the present invention, as shown in FIG. 3, when the disassembly treatment operation mode immediately before the lid 8 is opened is the weak operation mode or the standard operation mode, the operation mode is shifted to the standard operation mode after the lid 8 is opened. When the disassembly treatment operation mode immediately before opening the lid 8 is the strong operation mode, the control means 20 controls so as to shift to the strong operation mode after the lid 8 is opened, and then the standard operation mode or the strong operation mode as described above. During operation in the operation mode, the moisture content determination data detection means 2 detects moisture content determination data caused by the garbage treatment material, and the moisture content determination means 3 sets the moisture content determination data in advance as a reference value and In comparison, the moisture content of the garbage treatment material is determined, and based on this determination information, the control means 20 performs control so as to shift to the decomposition treatment operation mode corresponding to the moisture content.
[0020]
That is, when the lid 8 is opened, it is operated in the standard operation mode or the strong operation mode (as shown in FIG. 3, when the lid 8 is opened in the strong operation mode, the operation is performed in the strong operation mode, and in the standard operation mode or the weak operation mode. When the lid 8 is opened in the weakest operation mode, the operation is performed in the standard operation mode. However, when the lid 8 is opened and the operation is performed in the standard operation mode or the strong operation mode, the water content is included at every fixed number of times of stirring by the stirring means 21. The rate difference data detection means 2 obtains the temperature difference between after heating the
[0021]
Here, the moisture content determination data detection means 2 has, for example, individual variations in the temperature rise detected by the moisture content determination data detection means 2, and this individual variation makes it easy to reach the strong operation mode even at the same moisture content, or There is a tendency to easily go to weak driving mode. Here, when the moisture content determination data detection means 2 that varies as the moisture content determination data detection means 2 has a lower temperature increase value, the strong operation mode time tends to last longer. On the contrary, when the moisture content determination data detection means 2 that varies in the higher temperature rise value is used as the moisture content determination data detection means 2, the weak operation mode time tends to last longer.
[0022]
For this reason, in the present invention, the correction means 4 performs correction so as to lower the reference value when the strong operation mode with the highest garbage disposal capacity continues for a predetermined time or longer without the lid 8 being opened or closed. For example, the reference value is corrected to be lowered by 0.5 °. On the other hand, the weak operation mode with no opening and closing of the lid 8 is intended to perform the correction by the correction means 4 so as to raise the reference value when the predetermined time or longer, for example, a reference value to decrease 0.5 ℃ to correct. By correcting the reference value in this way, even if there is an inter- individual variation in the temperature rise value of the moisture content determination data detection means 2, it is corrected and the decomposition treatment operation is performed in an appropriate mode according to the actual moisture content. It is possible to prevent excessive moisture and overdrying due to individual variation of the moisture content determination data detection means 2.
[0023]
By the way, in the garbage processing apparatus as described above, the temperature difference between after heating of the
[0024]
【The invention's effect】
As described above, in the invention described in
[0025]
Further, in the invention according to
[0026]
According to the invention of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a control block diagram of the present invention.
FIG. 2 is a schematic overall perspective view of the above.
FIG. 3 is an explanatory diagram of conditions for changing the operation mode.
FIG. 4 is a time chart showing the relationship between the heater output and thermistor output.
5A and 5B show moisture content determination data detecting means used in the above, wherein FIG. 5A is a front view, FIG. 5B is a side sectional view, and FIG. 5C is a sectional view taken along line XX in FIG. FIG.
FIG. 6 is a time chart showing the total power consumption when the on / off timing of the exhaust fan output and the on / off timing of the heater output are shifted.
FIG. 7 is a time chart showing the total power consumption when the on / off timing of the exhaust fan output is synchronized with the on / off timing of the heater output.
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