JP3697592B2 - The case cover of the book binding on the back of the ring - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、針金リングを使用する背綴じ製本に係るものであり、詳しくは、リング背回し綴じ上製本のくるみ表紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、針金リングを使用した背回し綴じ製本においては、一枚の厚紙を使用して表表紙部、裏表紙部及び表紙背部を構成するとともに、表紙背部に長手方向に延びる筋押しを3本設けた、所謂断切り表紙が知られている。上記断切り表紙においては、上記筋押し部分に集中的に曲折を生じさせることにより、上記表表紙あるいは裏表紙を開閉回動させるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の断切り表紙では、表紙の全部を一枚の厚紙で形成しているため筋押し部のみに曲折を集中させることが困難であり、表紙を開閉する際に大きな力が作用して、表紙が曲折しやすい。また、表紙を繰り返し開閉すると、表紙の厚紙内部で合い剥ぎ等が発生するという問題が生じる。このため、本文用紙を十分に保護できないという問題を有していた。
【0004】
特に、上記従来の断切り表紙では、表表紙あるいは裏表紙を360度開動させて表表紙と裏表紙を重ね合わせるようにして使用することは困難であり、無理に開動させると表紙が破れてしまうといった問題も生じた。このため、表表紙と裏表紙とを見開いた状態で使用しなければならず、本文用紙のほぼ2倍の広いスペースを必要とし、使用勝手が良いとはいえなかった。
【0005】
さらに、従来の断切り表紙の製本は、上記の問題等から、所謂上製本に比べて商品価値、技術価値が低いものと評価されていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0007】
すなわち、本願の請求項1に記載した発明は、表表紙部と裏表紙部とが表紙背部を介して開閉動可能に係着されるとともに、上記表紙背部の長手方向に平行に延びる一対のリング穴列に通挿されるリングによって、本文用紙が上記表表紙部、上記裏表紙部及び上記表紙背部によって区画される空間に保持されるリング背回し綴じ上製本のくるみ表紙であって、上記表表紙部、上記裏表紙部及び上記表紙背部にそれぞれ配置される芯紙と、上記各芯紙の表面にくるみ表紙貼りされて各芯紙を一体的に係着する装丁用クロスと、上記各部裏面のほぼ全域に貼着される見返しとを備え、上記表紙背部に用いられる芯紙の硬さ及び厚さを、上記表表紙部及び上記裏表紙部に用いられる芯紙より小さく設定し、これら芯紙の表面が面一状態となるように、上記装丁用クロスがくるみ貼りされているとともに、これら芯紙の裏面に上記見返し貼りが施されていることを特徴とする。
【0008】
本願の請求項2に記載した発明は、配置される各芯紙の間に所定の隙間を設けることにより、表紙の円滑な開閉動を達成するものである。
【0009】
本願の請求項3に記載した発明は、上記表紙背部の幅方向中央部に、長手方向に向けて延びる1又は2以上の筋押しを備えるものである。
【0010】
本願の請求項4に記載した発明は、表表紙部と裏表紙部とが表紙背部を介して開閉動可能に係着されるとともに、上記表紙背部の長手方向に平行に延びる一対のリング穴列に通挿されるリングによって、本文用紙が上記表表紙部、上記裏表紙部及び上記表紙背部によって区画される空間に保持されるリング背回し綴じ上製本のくるみ表紙の製造方法であって、上記表表紙部及び上記裏表紙部にそれぞれ配置される芯紙と、上記両表紙部に配置される芯紙より硬さ及び厚さが小さく上記表紙背部に配置される芯紙とを、所定の隙間をあけて配列し、上記各芯紙の表面が面一状態になるように、装丁用クロスでくるみ表紙貼りを施して各芯紙を一体的に係着し、さらに、一体的に係着された上記各部の裏面のほぼ全域に見返しを貼着することを特徴とする。
【0011】
本願の請求項5に記載した発明は、くるみ表紙貼りが施されたくるみ表紙の表紙背部の幅方向中央部に、長手方向に向けて延びる1又は2以上の筋押しを形成するものである。
【0012】
本願の請求項6に記載した発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載したくるみ表紙を備える製本体に係るものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0014】
本願発明では、表紙背部の芯紙に、表裏表紙部の芯紙より硬さ及び/又は厚さの小さい芯紙を採用してくるみ表紙貼りを施し、表紙背部を折れ曲がり易く設定する。これにより、表裏表紙部の円滑な開閉動を達成するとともに、表紙の傷みを防止することができる。
【0015】
図1及び図2に示すように、本願発明に係るくるみ表紙は、表表紙部Aと、裏表紙部Bと、これら各表紙部A,Bを一方の縁部で開閉動可能に係着する表紙背部Cとを備える。
【0016】
上記表紙背部Cには、長手方向に対向して延びる一対のリング通し孔列が形成されており、各リング通し孔6にリングEが通挿支持されている。このリングEは本文用紙Dのリング通し孔6に連通挿されており、上記リングEによって、本文用紙Dを、上記表表紙部Aと、裏表紙部B及び表紙背部Cとで区画される空間に保持することができる。
【0017】
図7に示すように、上記くるみ表紙は、各部の内部に配置される芯紙2,3,4と、これら芯紙の表面にくるみ表紙貼りされて、各芯紙2,3,4を一体的に係着する装丁用クロス1と、表紙各部裏面のほぼ全域に貼着される見返し4とを備える。
【0018】
実施例においては、上記表表紙部Aと上記裏表紙部Bに用いられる芯紙2,3は、十条板紙株式会社製のチップボール紙L判88Kgをタテ342mm×ヨコ255mmの大きさに裁断して用い、表紙背部Cの芯紙4は、特殊製紙株式会社製のファンシーペーパーみやぎぬ四六判130Kgをタテ342mm×ヨコ22mmの大きさに裁断して用いている。
【0019】
装丁用クロス1も、特殊製紙株式会社製のファンシーペーパーみやぎぬ四六判130Kgをタテ374mm×ヨコ563mmに裁断して用いている。そして、膠を接着剤として使用し、手貼りにて芯紙2,3,4を、表面が面一状態となるように装丁用クロス1でくるみ貼りし、表紙貼り縁返しの後、更に特殊製紙株式会社製のファンシーペーパーみやぎぬ四六判130Kgをタテ332mm×ヨコ523mmに裁断して見返し5として用い、芯紙2,3,4の裏面のほぼ全面を覆うようにして見返し貼りを施した。
【0020】
上記構成をとることにより、リングEに加わる本文用紙Dの重量を十分に支持できる強度を表紙背部Cに付与することができる。
【0021】
実施例においては、表表紙部Aと裏表紙部Bの芯紙2,3とを23mmの間隔をあけて配列する一方、これらの間に上述した幅22mmの表紙背部C用の芯紙を配置してくるみ貼りを施す。すなわち、配置された各芯紙の間に0.5mmの隙間を生じるように配列してくるみ表紙貼りを施している。
【0022】
理論的には、隙間がなく、各芯紙2,3,4の縁部が隙間なく接合されるのが望ましいが、紙材料の伸縮および製本作業上からの予備寸法を確保するため、上記のように隙間を設ける必要がある。
【0023】
上記隙間は、各々1mm以内であることが望ましく、1mm以上になると表紙に歪みを生じる恐れがあり、見返しに更に強度のある材料を用いる必要が生じる。
【0024】
装丁用クロス1、表紙背部の芯紙4、及び見返し5に同じ材料を使用したのは、同質であるため表紙貼りの貼り合わせに都合がよく、また、穿孔したリング通し孔6の段目が同色となるため、美しい外観が得られるためである。
【0025】
本実施例においては、上述したように、表紙背部Cに用いられる芯紙4の硬さ及び厚さを、表裏表紙部A,Bに用いられる芯紙2,3の硬さ及び厚さより小さく設定している。
【0026】
上記表表紙部及び裏表紙部の具体的な厚さ及び/又は硬さは、表紙の大きさ、表紙背部の幅等によって異なるが、表紙を開閉回動させた際に表紙が折れ曲がらない程度以上であれば採用することができる。
【0027】
これにより、表裏表紙部A,Bと、表紙背部Cとの間に剛度の差が生じ、各表紙部A,Bを開閉動させると、表紙背部Cが無理なく曲折し、両表紙部A,Bを円滑に開閉回動させることができる。
【0028】
また、図8に示すように、表紙背部Cの幅方向中央部に、長手方向に向けて延びる筋押し7を形成している。この筋押し7は、内側に向けて窪む凹条を設けることにより構成されている。この筋押し7を設けることにより、表紙背部Cがさらに容易に曲折させられ、各表紙A,Bの開閉動を円滑に行うことができる。
【0029】
しかも、上記筋押し7を中心として表紙背部を大きく曲折させ、表表紙部Aあるいは裏表紙部Bを360度開動させて、両表紙A,Bを重ね合わせて使用することも可能となる。このため、使用する際のスペースを小さくすることが可能となり、使い勝手が格段によくなる。
【0030】
したがって、本願発明に係る製本においては、通常の書籍製本における上製本のように、表表紙及び裏表紙の側縁部に、表紙の開閉動を行わすための背固めの筋押しを設ける必要がない。
【0031】
綴じ込みリングEとして、外径15mm、ピッチ9.5mm、15山の針金のツインリングEを採用した。なお、使用できるリングは上記綴じ込みリングEに限定されることはなく、針金やプラスチック製のスパイラルリングを採用することもできる。
【0032】
また、穿孔機によって、内径4.5mm、ピッチ9.5mmのリング通し孔6を、表紙背部Cの幅方向中央部に設けた筋押し7の両側に各列15個ずつ形成した。
【0033】
本文用紙Dとして、新王子製紙株式会社製N画用紙四六判133Kgをタテ188mm×ヨコ190mmに裁断して用いた。この本文用紙Dの側縁部にリング通し孔6を穿孔したものを26枚丁合し、くるみ表紙の表表紙部Aと裏表紙部Bと表紙背部Cによって区画される空間に挿入して、リング製本機にてリングEを連通挿することにより、本願発明に係るくるみ表紙を備えるリング背回し綴じチリ付き上製本を得た。
【0034】
なお、本願発明に係るくるみ表紙に採用できる材料は、上述したものに限定されるものではなく、種々の材料を採用することができる。
【0035】
表裏表紙部に用いられる芯紙として、たとえば、チップボール紙、黄板ボール紙等の厚さ1〜3mm程度の紙を採用することができる。
【0036】
表紙背部に用いられる芯紙として、たとえば、ファンシーペーパー、含浸紙、地巻紙、薄手のチップボール紙、クラフト紙等を採用することができる。
【0037】
また、実施例においては、表紙背部に、硬さ及び厚さが表裏表紙部の芯紙より小さい芯紙を採用したが、硬さ及び厚さが異なれば、他の種類の芯紙をそれぞれ採用することができる。
【0038】
装丁用クロスとして、たとえば、ファンシーペーパー、紙クロス、布クロス、染布、フィルムラミネート加工紙等を採用することができる。
【0039】
見返しとして、ファンシーペーパー、色上質紙、含浸紙等を採用することができる。
【0040】
また、くるみ表紙貼りは、膠の他、澱粉、酢酸ビニルエマルジョン等の接着剤を用いて、手貼り、自動機械貼り機で行うことができる。
【0041】
また、筋押し7の数も実施例に限定されることはなく、表紙背部の幅等に応じて2以上の筋押しを形成してもよい。
【0042】
【発明の効果】
厚い紙を用いて表裏の表紙を構成しても、各表紙の開閉動を円滑に行うことができる。
【0043】
また、表紙背部が無理無く曲折することができるため、表裏表紙に大きな力が作用することがなく、開閉動を繰り返しても表紙が損傷を受けることがない。
【0044】
このため、 本願発明に係るくるみ表紙を、リング背回し綴じ上製本に利用することによって、本文用紙を外部から加わる衝撃等から有効に保護することができる。
【0045】
しかも、表表紙部あるいは裏表紙部を360度開動させて、両表紙を重ね合わせて使用することも可能となる。このため、使用する際のスペースを小さくすることが可能となり、使い勝手が格段によくなる。
【0046】
さらに、くるみ表紙、本文用紙がリングによってまとまりよく一体的に係着され、優れた外観を有するとともに、本文用紙の傷みを防止できるという技術的にも優れた製本を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リング背回し綴じ上製本の完成品の外観斜視図である。
【図2】リング背回し綴じ上製本の完成品の表紙を開けたところの斜視図である。
【図3】表紙貼り工程の縁返し前の芯紙の位置関係を示す平面図である。
【図4】図3におけるIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】表紙貼り工程の縁返し後の平面図である。
【図6】表紙貼り完了後の平面図である。
【図7】図6におけるVII−VII線に沿う断面図でである。
【図8】図7における表紙背部の拡大断面図である。
【符号の説明】
A 表表紙部
B 裏表紙部
C 表紙背部
D 本文用紙
E リング
1 装丁用クロス
2 表表紙の芯紙
3 裏表紙の芯紙
4 表紙背部の芯紙
5 見返し
6 リング通し孔
7 筋押し[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to back-bound binding using a wire ring, and more particularly, to a case cover of ring-back bound binding.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in back-bound binding using a wire ring, a front cover part, a back cover part, and a cover back part are configured using a single cardboard, and three longitudinally extending pushes are provided on the back part of the cover. A so-called cut cover is also known. The cut cover is configured to open / close and rotate the front cover or the back cover by causing a fold to be intensively generated at the muscle pushing portion.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional cut-off cover, it is difficult to concentrate the bend only on the struts because the entire cover is made of a single cardboard, and a large force acts when opening and closing the cover. The cover is easy to bend. In addition, when the cover is opened and closed repeatedly, there arises a problem that peeling or the like occurs inside the cover thick paper. For this reason, there is a problem that the text sheet cannot be sufficiently protected.
[0004]
In particular, with the above conventional cut cover, it is difficult to use the front cover or the back cover by moving the front cover or the back cover 360 degrees so that the front cover and the back cover overlap each other. The problem that occurred. For this reason, it must be used in a state where the front cover and the back cover are spread out, requiring a space that is almost twice as large as that of the text sheet, and it cannot be said that it is easy to use.
[0005]
Furthermore, the conventional bookbinding of the cut-off cover sheet has been evaluated as having a lower product value and technical value than so-called superior bookbinding because of the above-mentioned problems.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention takes the following technical means.
[0007]
That is, in the invention described in claim 1 of the present application, the front cover portion and the back cover portion are engaged with each other so as to be openable and closable via the cover back portion, and a pair of rings extending in parallel with the longitudinal direction of the cover back portion. A case cover of a bound book that is bound to the back of a ring that is held in a space defined by the front cover, the back cover, and the back of the cover by a ring inserted into the hole row, the cover Cores disposed on the back cover part and the back part of the cover cover, a binding cloth that is attached to the front surface of each core paper and integrally fastens each core paper, and the back of each part. and a dial which is adhered to substantially the entire area, the hardness and thickness of the core paper used for the cover spine, to set smaller than the core paper used for the front cover portion and the back cover portion, these core paper So that the surface of the Together with the binding for cross is attached walnuts, characterized in that looking back above the back surface of core paper paste is applied.
[0008]
The invention described in
[0009]
Invention of
[0010]
The invention described in
[0011]
In the invention described in
[0012]
The invention described in
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail.
[0014]
In the present invention, a cover sheet is applied to the core paper on the back part of the front cover so that the core paper having a smaller hardness and / or thickness than the core paper on the front and back cover parts is applied, and the cover back part is set to be easily bent. As a result, smooth opening and closing movements of the front and back cover portions can be achieved, and damage to the cover can be prevented.
[0015]
As shown in FIG. 1 and FIG. 2, the case cover according to the present invention has a front cover part A, a back cover part B, and these cover parts A and B are engaged with each other so that they can be opened and closed at one edge. A cover back C is provided.
[0016]
A pair of ring through-hole rows extending opposite to each other in the longitudinal direction is formed on the cover back portion C, and a ring E is inserted into and supported by each ring through-
[0017]
As shown in FIG. 7, the case cover is composed of
[0018]
In the embodiment, the
[0019]
The binding cloth 1 is also used by cutting 130 kg of fancy paper Miyagi-no-shiro 6 size, made by Tokushu Paper Co., Ltd., into a length of 374 mm and a width of 563 mm. Using glue as an adhesive,
[0020]
By adopting the above configuration, it is possible to impart to the cover back portion C a strength that can sufficiently support the weight of the text sheet D applied to the ring E.
[0021]
In the embodiment, the
[0022]
Theoretically, it is desirable that there are no gaps and the edges of the
[0023]
Each of the gaps is preferably within 1 mm, and if it is 1 mm or more, the cover may be distorted, and it is necessary to use a stronger material in return.
[0024]
The same material is used for the binding cloth 1, the
[0025]
In the present embodiment, as described above, the hardness and thickness of the
[0026]
The specific thickness and / or hardness of the front cover and back cover varies depending on the size of the cover, the width of the back of the cover, etc., but the extent that the cover does not bend when the cover is opened and closed If it is above, it is employable.
[0027]
As a result, a difference in rigidity occurs between the front and back cover parts A and B and the back part C of the cover, and when the cover parts A and B are opened and closed, the cover back part C bends easily and both cover parts A and B B can be smoothly opened and closed.
[0028]
Further, as shown in FIG. 8, a barb 7 extending in the longitudinal direction is formed in the center portion in the width direction of the back cover C. The muscle push 7 is configured by providing a concave line that is recessed inward. By providing the muscle push 7, the cover back portion C can be bent more easily, and the cover A and B can be smoothly opened and closed.
[0029]
In addition, it is also possible to use both the front and back covers A and B in a superposed manner by bending the front cover portion A or the back cover portion B 360 degrees with the muscle push 7 as the center. For this reason, it becomes possible to reduce the space at the time of use, and usability becomes much better.
[0030]
Therefore, in the bookbinding according to the present invention, it is necessary to provide a back-stiffening push for opening and closing the cover on the side edges of the front cover and back cover as in the case of upper bookbinding in normal bookbinding. Absent.
[0031]
As the binding ring E, a twin ring E having an outer diameter of 15 mm, a pitch of 9.5 mm, and 15 threads was adopted. In addition, the ring which can be used is not limited to the said binding ring E, A wire and a plastic spiral ring can also be employ | adopted.
[0032]
In addition, by using a punching machine, 15 ring-through
[0033]
As the text paper D, N-type paper 46K size 133Kg made by Shin-Oji Paper Co., Ltd. was cut into a length of 188 mm × width 190 mm. Twenty-six pieces of the body paper D with the ring through
[0034]
In addition, the material which can be employ | adopted for the case cover which concerns on this invention is not limited to what was mentioned above, Various materials can be employ | adopted.
[0035]
As the core paper used for the front and back cover portions, for example, paper having a thickness of about 1 to 3 mm such as chip cardboard or yellow cardboard can be employed.
[0036]
As the core paper used for the back part of the cover, for example, fancy paper, impregnated paper, ground paper, thin chipboard paper, craft paper and the like can be employed.
[0037]
In the examples, a core paper whose hardness and thickness are smaller than the core paper of the front and back cover parts is adopted for the back part of the cover, but other types of core papers are adopted if the hardness and thickness are different. can do.
[0038]
As the binding cloth, for example, fancy paper, paper cloth, cloth cloth, dyed cloth, film laminated paper, and the like can be employed.
[0039]
In return, fancy paper, colored fine paper, impregnated paper, etc. can be employed.
[0040]
Further, the case cover can be attached manually or by an automatic machine sticker using an adhesive such as starch or vinyl acetate emulsion in addition to glue.
[0041]
Further, the number of the muscle pushes 7 is not limited to the embodiment, and two or more muscle pushes may be formed according to the width of the back part of the cover.
[0042]
【The invention's effect】
Even if the front and back covers are made of thick paper, the opening and closing of each cover can be performed smoothly.
[0043]
Further, since the back portion of the cover can be bent without difficulty, a large force does not act on the front and back covers, and the cover is not damaged even if the opening and closing operations are repeated.
[0044]
For this reason, by using the case cover according to the present invention for ring-back binding and bookbinding, it is possible to effectively protect the text sheet from an impact applied from the outside.
[0045]
In addition, the front cover portion or the back cover portion can be moved 360 degrees so that both covers can be used in an overlapping manner. For this reason, it becomes possible to reduce the space at the time of use, and usability becomes much better.
[0046]
Further, it is possible to obtain a bookbinding that is technically excellent in that the case cover and the text sheet are tightly and integrally engaged by the ring, have an excellent appearance, and can prevent the text sheet from being damaged.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external perspective view of a finished product of ring-bound and bound upper bookbinding.
FIG. 2 is a perspective view showing a state in which a cover of a finished product of ring-bound and bound upper bookbinding is opened.
FIG. 3 is a plan view showing the positional relationship of the core paper before turning over in the cover sheet attaching step.
4 is a cross-sectional view taken along line IV-IV in FIG.
FIG. 5 is a plan view after turning over the cover sheet attaching step.
FIG. 6 is a plan view after the cover is pasted.
7 is a cross-sectional view taken along line VII-VII in FIG.
8 is an enlarged cross-sectional view of the back portion of the cover in FIG.
[Explanation of symbols]
A Front cover B Back cover C Cover back D Text paper E Ring 1
Claims (6)
上記表表紙部、上記裏表紙部及び上記表紙背部にそれぞれ配置される芯紙と、
上記各芯紙の表面にくるみ表紙貼りされて各芯紙を一体的に係着する装丁用クロスと、
上記各部裏面のほぼ全域に貼着される見返しとを備え、
上記表紙背部に用いられる芯紙の硬さ及び厚さを、上記表表紙部及び上記裏表紙部に用いられる芯紙より小さく設定し、
これら芯紙の表面が面一状態となるように、上記装丁用クロスがくるみ貼りされているとともに、これら芯紙の裏面に上記見返し貼りが施されている、リング背回し綴じ上製本のくるみ表紙。 The front cover part and the back cover part are engaged with the back cover part so as to be openable and closable through the cover back part, and the body paper is transferred by a ring inserted into a pair of ring hole rows extending parallel to the longitudinal direction of the cover back part. It is a case cover of the book binding on the ring spinner binding that is held in the space defined by the front cover part, the back cover part and the back part of the cover,
A core paper disposed on each of the front cover part, the back cover part and the back part of the cover;
A binding cloth that is attached to the surface of each of the core papers and is attached to the core paper,
With a counter-payment that is attached to almost the entire area of the back of each part,
Set the hardness and thickness of the core paper used for the back part of the front cover smaller than the core paper used for the front cover part and the back cover part ,
The book cover cloth is wrapped around so that the surfaces of the core papers are flush with each other, and the back cover is applied to the back side of the core papers. .
上記表表紙部及び上記裏表紙部にそれぞれ配置される芯紙と、上記両表紙部に配置される芯紙より硬さ及び厚さが小さく上記表紙背部に配置される芯紙とを、所定の隙間をあけて配列し、
上記各芯紙の表面が面一状態になるように、装丁用クロスでくるみ表紙貼りを施して各芯紙を一体的に係着し、
さらに、一体的に係着された上記各部の裏面のほぼ全域に見返しを貼着することを特徴とする、リング背回し綴じ上製本のくるみ表紙の製造方法。The front cover part and the back cover part are engaged with the back cover part so as to be openable and closable through the cover back part, and the body paper is transferred by a ring inserted into a pair of ring hole rows extending parallel to the longitudinal direction of the cover back part. A method for manufacturing a case cover of a ring spinner-bound upper bound book held in a space defined by a front cover part, the back cover part and the back part of the cover,
A core paper disposed on each of the front cover part and the back cover part, and a core paper disposed on the back part of the cover sheet having a smaller hardness and thickness than the core papers disposed on the both cover parts. Arrange with a gap,
The core papers are attached together with a cover cloth so that the surfaces of the core papers are flush with each other.
Further, a method for producing a case cover of a ring-bound bookbinding top binding, characterized in that a turn-over is pasted almost over the entire back surface of each of the above-mentioned parts attached together.
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1995
- 1995-08-10 JP JP22749395A patent/JP3697592B2/en not_active Expired - Fee Related
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