JP3697545B2

JP3697545B2 - Golf club set

Info

Publication number: JP3697545B2
Application number: JP16477998A
Authority: JP
Inventors: 靖司杉本
Original assignee: Ｓｒｉスポーツ株式会社
Priority date: 1998-06-12
Filing date: 1998-06-12
Publication date: 2005-09-21
Anticipated expiration: 2018-06-12
Also published as: JPH11347158A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴルフクラブセットに関する。
【０００２】
【従来の技術】
通常、ヘッドの重心深度、重心高さが同じ場合、フェース面上のスウィートスポット高さ───即ちヘッドの重心点からフェース面上に下ろした垂線と該フェース面との交点の高さ───（以下これをＳ．Ｓ高さという場合がある）はロフトが大きくなるにつれて高くなる。フェアウェイウッドの場合ロフトが大きいのでフェース面のＳ．Ｓ高さはフェースセンターよりも２mm〜６mmも高くなり、フェースセンターでボールを打撃した場合に反発が悪いことに加え、（ギア効果により）バックスピンがかかり過ぎてボールはふき上がるため、飛距離をロスしてしまう。
【０００３】
従来、フェース面上のＳ．Ｓ高さを低くする方法として、ソールプレートの肉厚を厚くしたり、本体よりも比重の重たい重金属をソールプレートに使用してソールプレートの重量を重くする方法があった。また、別の方法としてソールプレートのフェース面側の肉厚を厚くしたり、ソールプレートのフェース面側に比重の重たい重金属を接合し重心深度を浅くする方法があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のような従来の方法では、Ｓ．Ｓ高さはある程度低くはなるが、Ｓ．Ｓ高さをフェースセンター近くにまで低くすることは困難であった。
【０００５】
そこで、本発明は上述の問題を解決して、全番手に於て、フェース面上のＳ．Ｓ高さをフェースセンター位置にまで有効に低くすることができ、フェースセンターにて打撃した場合のボールの反発が良好となり、かつ、バックスピンのかかり過ぎを抑えて飛距離を増加できるゴルフクラブセットを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明に係るゴルフクラブセットは、中空のウッド型ヘッド、中空のアイアンヘッド、又はバックフェース側に凹部を有するアイアンヘッドを備えたゴルフクラブセットであって、ヘッドのフェース面壁部の肉厚を、フェース面壁部の上部から下部に向かって漸増するように形成し、上記フェース面壁部の上部の肉厚をＴ₁とし、該フェース面壁部の下部の肉厚をＴ₂としたときに、全番手のＴ₁／Ｔ₂の値を全番手に於て0.25〜0.85に設定し、Ｔ₁／Ｔ₂の値が番手が大きくなるにつれて漸減するようにして、番手が大きくなるにつれて重心深さを浅くし、かつ番手が大きくなるにつれて重心高さを低くするように設定したものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本発明を詳説する。
【０００８】
図１は、本発明に係るゴルフクラブセットが有するゴルフクラブヘッドの実施の一形態を示し、このゴルフクラブヘッド１は、金属製の中空のウッド型ヘッド───いわゆるメタルヘッド───であり、２ａはフェース面、２はフェース面２ａを成すフェース面壁部、３はソール、４はソール３を成すソール壁部、５は中空部、６はクラウン、７はネック、Ｇはヘッド１の重心、Ａはスウィートスポット、Ｂはフェースセンターである。なお、スウィートスポットＡとは、重心Ｇからフェース面２ａ上に下ろした垂線10とフェース面２ａとの交点のことをいう。
【０００９】
しかして、フェース面壁部２の上部───クラウン６側の部分───の肉厚をＴ₁とし、そのフェース面壁部２の下部───ソール３側の部分───の肉厚をＴ₂としたときに、Ｔ₁＜Ｔ₂に設定する。具体的には、フェース面壁部２の肉厚を、上部から下部へと漸増させる。
【００１０】
また、Ｔ₁／Ｔ₂の値を、0.25〜0.85に設定する。これは、Ｔ₁／Ｔ₂の値が0.25未満であるとフェース面壁部２の上部の肉厚Ｔ₁が小さく（薄く）なり過ぎて、強度不足となり、打撃により破損してしまうからであり、Ｔ₁／Ｔ₂の値が0.85を越えると重心高さＨ_gを低くする効果が少なくなるからである。
【００１１】
さらに、フェース面壁部２の肉厚の最小値を2.0mm とし最大値を8.0mm とする。言い換えれば、上部の肉厚Ｔ₁の最小値を2.0mm とし、下部の肉厚Ｔ₂の最大値を8.0mm とする。これにより、スウィートスポットＡの高さを有効に低くすることができるうえ、ヘッド１のフェース面側に十分に大きな強度をもたせることができる。
【００１２】
上述の構成により、ヘッド１の重心高さＨ_gが低くなる（低重心となる）と共に、重心深さＤ_gが浅くなる。従って、フェース面２ａ上のスウィートスポットＡの高さ（Ｓ．Ｓ高さＨ₁）をフェースセンターＢ位置にまで、又は、フェースセンターＢ近くにまで、有効に低くすることができる。即ち、Ｓ．Ｓ高さＨ₁の値を、フェースセンターＢの高さＨ₂に近い値又はＨ₂と同等の値にまで、小さくすることが可能である。
【００１３】
次に、本発明に係るゴルフクラブセットは、上述のようにＴ₁＜Ｔ₂に設定したヘッドを装着した複数本のゴルフクラブから成る。つまり、番手が相違する複数本のゴルフクラブの全番手を、Ｔ₁＜Ｔ₂に設定する。
【００１４】
さらに、フェース面壁部２の上部の肉厚Ｔ₁と下部の肉厚Ｔ₂との比であるＴ₁／Ｔ₂の値を、番手が大きくなるにつれて漸減するように設定する。かつ、Ｔ₁／Ｔ₂の値を、全番手に於て、0.25〜0.85に設定する。
【００１５】
これにより、番手が大きくなる───ロフト角が大きくなる───につれて重心深さＤ_g（重心深度）を浅くし、かつ、重心高さＨ_gを低くすることができる。即ち、番手が大きくなるにつれてＳ．Ｓ高さＨ₁を効果的に小さく（低く）することができる。従って、打球のバックスピン量が減少して打球のふけ上がりを防止でき、飛距離を伸ばすことができる。
【００１６】
図２は、中空部５を有するいわゆる中空アイアンを示し、図３は、バックフェース側に凹部８を有するアイアンヘッドである。何れの場合も、フェース面壁部２の上部の肉厚Ｔ₁と、下部の肉厚Ｔ₂の関係を、Ｔ₁＜Ｔ₂に設定する。これにより、Ｓ．Ｓ高さＨ₁を効果的に小さく（低く）することができる。従って、初心者が打ってもロフト角通りに打球が上がる確率が高くなり、番手に応じた飛距離が出易くなる。
【００１７】
また、本発明に係るゴルフクラブセットは、図１に示したウッド型以外にも、図２と図３に示したアイアン型のヘッドを具備したセットとしてもよい場合がある。また、セットを構成するクラブの本数の増減変更及び番手の組合せの変更も自由である。
【００１８】
【実施例】
下記の表１に本発明の実施例を示し、下記の表２に比較例を示す。即ち、図１にて説明したウッド型のゴルフクラブヘッドを１番、３番、４番、５番のセットとして製造し、本発明の実施例とした。また、フェース面壁部の肉厚を均一とし、他の部分の肉厚及びヘッドの大きさと形状を実施例と同様に設定したゴルフクラブヘッド（セット）を製造し、比較例とした。
【００１９】
【表１】

【００２０】
【表２】

【００２１】
上記表１から明らかなように、実施例は、各クラブヘッドがＴ₁＜Ｔ₂を満たし、クラブセット内に於てはＴ₁／Ｔ₂の値は番手が大きくなるにつれて───即ち１番から５番へと───漸減し、かつ、Ｔ₁／Ｔ₂の値が、全番手に於て、0.25〜0.85の範囲内にある。そして、Ｓ．Ｓ高さＨ₁からフェースセンター高さＨ₂を引いた値（Ｈ₁−Ｈ₂の値）は、１番から５番へと順に、0.5mm ,0.5mm ,0.6mm ,0.3mm であり、Ｓ．Ｓ高さＨ₁がフェースセンター高さＨ₂にきわめて近い値にまで小さくなっている。つまり、重心が低い。
【００２２】
これに対し、表２に示した比較例に於ては、各クラブヘッドが、Ｔ₁＝Ｔ₂であって、Ｔ₁／Ｔ₂の値は１となっており、本発明のゴルフクラブセットの条件を満たしていない。そして、Ｈ₁−Ｈ₂の値は、１番から５番へと順に、0.8mm ,1.2mm ,2.1mm ,2.7mm であり、実施例に比して、スウィートスポットがフェースセンターよりもかなり高い位置にある。つまり、比較例は、重心が高い。
【００２３】
しかして、表１と表２の比較により、実施例は比較例よりも効果的にスウィートスポット位置を低くすることができると言える。特に、３番、４番、５番のいわゆるフェアウェイウッドは、比較例では、Ｈ₁−Ｈ₂の値が1.2mm ,2.1mm ,2.7mm と大きいのに対し、実施例では、0.5mm ,0.6mm ,0.3mm と何れも小さい。従って、フェアウェイウッドのスウィートスポット位置がより効果的に低くなると言える。つまり、番手が大きくなるほど、スウィートスポット位置を低くするという顕著な効果を奏する。
【００２４】
【発明の効果】
本発明は上述の如く構成されるので、次に記載する効果を奏する。
【００２５】
請求項１記載のゴルフクラブセットによれば、全番手に於て、Ｓ．Ｓ高さＨ₁を、容易にかつ効果的に小さくすることができる。従って、全番手のＳ．Ｓ高さＨ₁をフェースセンターＢの高さＨ₂とほぼ同等とすることができ、フェースセンターＢにて打撃した場合のボールの反発が良好となる。特に、ウッド型のヘッド（メタルウッド）の場合、打撃したゴルフボールのバックスピンのかかり過ぎを抑えることができ、ボールがふき上がらないため、飛距離が増加する。また、設計上の自由度が高い。
【００２６】
さらに、請求項１記載のゴルフクラブセットによれば、番手が大きくなるにつれてＳ．Ｓ高さＨ₁を小さくする効果が増大する。従って、ウッド型のヘッドの場合、（従来では番手が大きくなるにつれてＳ．Ｓ高さＨ₁が大きくなる傾向にあったにもかかわらず）番手が大きくなっても、Ｓ．Ｓ高さＨ₁をフェースセンターＢの高さＨ₂とほぼ同等とすることができる。従って、いわゆるフェアウェイウッドでも、フェースセンターＢにて打撃した場合のボールの反発が良好となると共に、バックスピンを有効に抑えることができ、ボールがふき上がらないので、飛距離が著しく増加する。
【００２７】
さらに、請求項１記載のゴルフクラブセットによれば、スウィートスポットＡの高さを有効に低くすることができるうえ、全番手のヘッド（特にフェース面側）に十分に大きな強度をもたせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のゴルフクラブセットが有するゴルフクラブヘッドの実施の一形態を示す断面図である。
【図２】他の実施の形態を示す断面図である。
【図３】別の実施の形態を示す断面図である。
【符号の説明】
１ヘッド
２フェース面壁部
Ｄ _g 重心深さ
Ｈ _g 重心高さ
Ｔ₁ 上部の肉厚
Ｔ₂ 下部の肉厚[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a golf club set.
[0002]
[Prior art]
Normally, if the head's center of gravity depth and center of gravity are the same, the sweet spot height on the face surface--that is, the height of the intersection of the perpendicular line drawn from the head center of gravity point onto the face surface and the face surface-- ─ (hereinafter, this may be referred to as SS height) becomes higher as the loft becomes larger. In the case of fairway wood, the loft is large. The S height is 2-6mm higher than the face center, and in addition to the bad rebound when hitting the ball at the face center, the backspin is applied too much (due to the gear effect) and the ball is lifted, so the flight distance Will be lost.
[0003]
Conventionally, S.P. As a method of decreasing the S height, there are methods of increasing the thickness of the sole plate or increasing the weight of the sole plate by using a heavy metal having a higher specific gravity than the main body for the sole plate. As another method, there is a method of increasing the thickness on the face surface side of the sole plate, or joining a heavy metal with heavy specific gravity to the face surface side of the sole plate to reduce the depth of the center of gravity.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional method as described above, S.I. The S height is reduced to some extent. It was difficult to reduce the S height to near the face center.
[0005]
Therefore, the present invention solves the above-described problem, and the S.P. A golf club set that can effectively lower the S height to the face center position, has a good rebound of the ball when hit at the face center, and can increase the flight distance by suppressing excessive backspin. The purpose is to provide.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above object, a golf club set according to the present invention, a hollow wood type head, a hollow iron head or a golf club set having a iron head having a recess in the back face side, the face of the head the thickness of the wall portion, formed from the upper portion of the face wall portion so as to gradually increase toward the bottom, the face wall the thickness of the upper portion and T _1, the thickness of the lower portion of the face wall portion T ₂ The T ₁ / T ₂ value for all counts is set to 0.25 to 0.85 for all counts, and the T ₁ / T ₂ value is gradually decreased as the count increases. The depth of the center of gravity is set to be shallow as the size increases, and the height of the center of gravity is set to be decreased as the count increases .
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the drawings illustrating embodiments.
[0008]
FIG. 1 shows an embodiment of a golf club head included in a golf club set according to the present invention, and this golf club head 1 is a metal hollow wood-type head --- so-called metal head--. 2a is a face surface, 2 is a face surface wall portion forming the

face surface

2a, 3 is a sole, 4 is a sole wall portion forming a sole 3, 5 is a hollow portion, 6 is a crown, 7 is a neck, and G is the center of gravity of the head 1 , A is a sweet spot, and B is a face center. The sweet spot A refers to an intersection of the perpendicular line 10 drawn from the center of gravity G onto the face surface 2a and the face surface 2a.
[0009]
Therefore, the thickness of the upper part of the face surface wall part 2 ---- the part on the crown 6 side ----- is T ₁ and the thickness of the lower part of the face surface wall part 2 ---- the part on the sole 3 side ---- when the T _2, is set to T ₁ <T _2. Specifically, the thickness of the face surface wall 2 is gradually increased from the upper part to the lower part.
[0010]
Further, the value of T ₁ / T ₂ is set to 0.25 to 0.85. This is because if the value of T ₁ / T ₂ is less than 0.25, the thickness T ₁ of the upper portion of the face surface wall portion 2 becomes too small (thin), the strength is insufficient, and damage is caused by impact. the value of T ₁ / T ₂ is because to become less effective low center of gravity height H _g exceeds 0.85.
[0011]
Furthermore, the minimum value of the wall thickness of the face surface wall 2 is set to 2.0 mm, and the maximum value is set to 8.0 mm. In other words, the minimum value of the upper wall thickness T ₁ is set to 2.0 mm, and the maximum value of the lower wall thickness T ₂ is set to 8.0 mm. As a result, the height of the sweet spot A can be effectively reduced, and a sufficiently large strength can be given to the face surface side of the head 1.
[0012]
The construction described above, the center of gravity height H _g of the head 1 is lowered together with (a low center of gravity), the center of gravity depth D _g becomes shallow. Accordingly, the height of the sweet spot A (SS height H ₁ ) on the face surface 2a can be effectively lowered to the face center B position or close to the face center B. That is, S.H. The value of the S height H ₁ can be reduced to a value close to the height H ₂ of the face center B or a value equivalent to H ₂ .
[0013]
Next, the golf club set according to the present invention is composed of a plurality of golf clubs equipped with the head set to T ₁ <T ₂ as described above. That is, all counts of a plurality of golf clubs having different counts are set to T ₁ <T ₂ .
[0014]
Further, the value of T ₁ / T ₂ which is the ratio of the thickness T ₁ and the lower portion of the wall thickness T ₂ of the upper face wall part 2 is set so as to gradually decrease as the yarn count increases. In addition, the value of T ₁ / T ₂ is set to 0.25 to 0.85 in all counts.
[0015]
Thus, it is possible to shallow the centroid depth D _g (the depth of the center of gravity) As the count increases ─── loft angle increases ───, and to lower the center of gravity height H _g. That is, as the count increases, S.P. The S height H ₁ can be effectively reduced (lowered). Therefore, the backspin amount of the hit ball can be reduced to prevent the hit ball from rising and the flight distance can be extended.
[0016]
FIG. 2 shows a so-called hollow iron having a hollow portion 5, and FIG. 3 shows an iron head having a recess 8 on the back face side. In any case, the relationship between the upper wall thickness T ₁ and the lower wall thickness T ₂ of the face surface wall ₂ is set to T ₁ <T ₂ . As a result, S.I. The S height H ₁ can be effectively reduced (lowered). Therefore, even if a beginner hits the ball, the probability that the hit ball rises according to the loft angle is high, and the flight distance corresponding to the number is easily obtained.
[0017]
In addition to the wood type shown in FIG. 1, the golf club set according to the present invention may be a set including the iron type head shown in FIGS. In addition, the number of clubs constituting the set can be increased or decreased and the combination of counts can be freely changed.
[0018]
【Example】
Table 1 below shows examples of the present invention, and Table 2 below shows comparative examples. That is, the wood-type golf club head described with reference to FIG. 1 was manufactured as a set of No. 1, No. 3, No. 4, and No. 5, and was used as an example of the present invention. Further, a golf club head (set) in which the thickness of the face surface wall portion was made uniform and the thickness of the other portions and the size and shape of the head were set in the same manner as in the example was manufactured and used as a comparative example.
[0019]
[Table 1]

[0020]
[Table 2]

[0021]
As is apparent from Table 1 above, in the embodiment, each club head satisfies T ₁ <T _2, and within the club set, the value of T ₁ / T ₂ increases as the count increases. From No. to No. 5-gradually decreasing, and the value of T ₁ / T ₂ is in the range of 0.25 to 0.85 in all counts. And S. The value obtained by subtracting the face center height H ₂ from the S height H ₁ (value of H ₁ -H ₂ ) is 0.5 mm, 0.5 mm, 0.6 mm, 0.3 mm in order from No. 1 to No. 5. S. The S height H ₁ is reduced to a value very close to the face center height H ₂ . That is, the center of gravity is low.
[0022]
On the other hand, in the comparative example shown in Table 2, each club head has T ₁ = T ₂ and the value of T ₁ / T ₂ is 1, and the golf club set of the present invention Does not meet the conditions. The values of H ₁ -H ₂ are 0.8 mm, 1.2 mm, 2.1 mm, and 2.7 mm in order from No. 1 to No. 5, and the sweet spot is considerably higher than the face center as compared with the embodiment. In position. That is, the comparative example has a high center of gravity.
[0023]
Thus, by comparing Table 1 and Table 2, it can be said that the embodiment can lower the sweet spot position more effectively than the comparative example. In particular, the so-called fairway woods of No. 3, No. 4, and No. 5 have H ₁ -H ₂ values as large as 1.2 mm, 2.1 mm, and 2.7 mm in the comparative example, whereas in the examples, they are 0.5 mm and 0.6. Both mm and 0.3mm are small. Therefore, it can be said that the sweet spot position of the fairway wood is more effectively lowered. In other words, the larger the count, the more remarkable the effect of lowering the sweet spot position.
[0024]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
[0025]
According to the golf club set of claim 1, S.E. The S height H ₁ can be easily and effectively reduced. Therefore, S. The S height H ₁ can be made substantially equal to the height H _{2 of} the face center B, and the repulsion of the ball when hit at the face center B is good. In particular, in the case of a wood-type head (metal wood), it is possible to suppress the backspin of the hit golf ball from being excessively applied, and the flying distance increases because the ball does not blow up. In addition, the degree of freedom in design is high.
[0026]
Furthermore, according to the golf club set of claim 1, the S.P. The effect of reducing the S height H ₁ is increased. Therefore, in the case of a wood-type head, the S.S height H ₁ tends to increase as the count increases, even if the count increases. The S height H ₁ can be made substantially equal to the height H ₂ of the face center B. Therefore, even with a so-called fairway wood, the rebound of the ball when hit at the face center B is good, the backspin can be effectively suppressed, and the ball does not blow up, so the flight distance increases significantly.
[0027]
Furthermore, according to the golf club set of the first aspect, the height of the sweet spot A can be effectively lowered, and the heads of all counts (particularly the face surface side) can have a sufficiently large strength. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing an embodiment of a golf club head included in a golf club set of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing another embodiment.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing another embodiment.
[Explanation of symbols]
1 Head 2 Face face wall
D _g Center of gravity depth
H _g Center of gravity height T ₁ Upper wall thickness T ₂ Lower wall thickness

Claims

A golf club set including a hollow wood-type head, a hollow iron head, or an iron head having a recess on the back face side, wherein the thickness of the face surface wall portion (2) of the head (1) is determined by the face surface wall portion (2 ), And the thickness of the upper portion of the face surface wall portion (2) is (T ₁ ), and the thickness of the lower portion of the face surface wall portion (2) is (T _2). ), The value of T ₁ / T ₂ for all counts is set to 0.25 to 0.85 for all counts, and the value of T ₁ / T ₂ gradually decreases as the count increases. A golf club set characterized in that the center of gravity depth (D _g ) is decreased as the size increases, and the height of the center of gravity (H _g ) is decreased as the count increases .