JP3693908B2 - Vehicle floor mat and vehicle floor mat fastener - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の座席部足元の敷設面(車体フロア)に敷設するカーペット状あるいは樹脂表面状等のフロアマット、並びにこのフロアマットに設けた係止孔(留め金を設けたいわゆるはとめ)を利用してこのマットを係止するための係止ピンを備えた留め具に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
係止ピンを立設した留め具を、例えば車体側のクロスメンバーを利用してビス止め固定し、車体フロア面上に立設固定されることとなるこの係止ピンにフロアマットに設けた係止孔を被嵌係止してマットを座席の足元に敷設しているが、通常この係止ピンは一本であるため、マット付設時の回転方向に対する位置決めが確実に行えない。
【0003】
マットの係止孔に係止ピンを挿入することでマットの前後方向の敷設位置は決まるが、係止ピンが一本では敷設時にマットの左右方向の向きが正しい向きに決まらない。
【0004】
一方この敷設時の位置決めを設定通りにするために、マット幅一杯に二カ所係止孔を設け、これに対応する適切な位置に係止ピンを立設配設することも考えられるが、マットの洗浄や経年変化、加工交差で孔位置が変化するため、係止ピン位置がある程度動く構造を採用する必要があり、そのため正確なマットの取付は期待できず、結局一本の係止ピンの方が望ましいとされていた。
【0005】
また、二本の係止ピンとした場合、アクセルペダルを踏む右足は殆どフロア前方のアクセルペダルに接しているので、係止ピンが後方にあれば係止ピンに靴が触れ靴が傷むことはないが、左足は常にブレーキペダルやクラッチペダルに足を掛けているわけではないので、たとえマット後方に係止ピンがあっても左側の係止ピンに左足の靴が触れ靴を傷める可能性がある。
【0006】
本発明は、このような現状に鑑み、係止ピン,係止孔を二カ所設けることで、マット敷設時の位置決めが確実に行える上に、この係止ピン,係止孔の位置,並設間隔を適切に設定することで、係止ピンがある程度動く構造を採用する必要もなく、経年変化等による孔位置の変化にも対応でき、係止ピンが係止孔に入らなくなることがなく長期使用が可能となり、また、間隔を狭め過ぎないことによって前記敷設時の位置決めが確実に行え、即ち係止ピンと係止孔とのガタ分で長年使用しても敷設セット可能であると共に、敷設セット時の位置ズレは前後方向、左右回転方向ともに実質的に問題ない範囲に抑えられることとなり、更に係止ピンは右足のみならず左足の靴も触れにくい位置となり靴を傷める可能性も殆どない極めて画期的な車両用フロアマット並びに車両用フロアマット留め具を提供することを目的としている。
【0007】
また、係止ピンを二本立設する場合、二本の係止ピンを前記適切な位置に適切な間隔で配設する必要があるが、その一方でこの係止ピンを立設する留め具の車体側への取付カ所には制約があることなどから、本発明ではこの車両用フロアマット留め具の形状・構造をも改良し、たとえ取付位置に制約があっても、マットを二カ所係止によって確実に位置決めでき前記問題点の生じない位置に二本の係止ピンを配設できる車両用フロアマット並びに車両用フロアマット留め具を提供することも目的としている。
【0008】
また、アクセルペダルの下方には隆起部が設けられていて、フロアマットを敷設すると共に、この隆起部の後端部とフロア面との段差部にフロアマットの右隅前方縁部を突き合わせ当接若しくは突き合うように接近させ、マットを正確にして容易に位置決めできるようにする場合もあるが、このマットの位置決め作用を一層良好とするため、この隆起部に対応した部分に改良を施した車両用フロアマットを提供することも目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0010】
運転席足元に敷設する車両用フロアマットMであって、車体フロア側に立設した係止ピン1に夫々係止する係止孔2をマットM後方縁部付近に所定間隔を置いて二カ所設け、前記二カ所の係止孔2の第一の係止孔2Aは、マットM右後方であってアクセルペダル3の後方延長部付近であり、少なくともこの第一の係止孔2Aの中心が、アクセルペダル3の左縁延長線若しくはアクセルペダル3の右縁延長線より右側に位置するように設け、第二の係止孔2Bは、前記第一の係止孔よりマット中央側で、ブレーキペダル4の後方延長部付近であり、少なくともこの第二の係止孔2Bの中心が、ブレーキペダル4の左縁延長線若しくはブレーキペダルの中心延長線より右側に位置するように設け、この各係止孔2の内縁には、金属製若しくは非金属性の剛性のある留め具5を各個に設け、この夫々の留め具5の厚さは、前記係止ピン1の高さより薄く設定したことを特徴とする車両用フロアマットに係るものである。
【0011】
また、前記二カ所の係止孔2の中心間隔は、100mm以上250mm以下としたことを特徴とする請求項1記載の車両用フロアマットに係るものである。
【0012】
また、前記第一の係止孔2Aの中心が、アクセルペダル3の右縁延長線より右側に位置するように構成し、前記第二の係止孔2Bの中心がアクセルペダルの左縁延長線より左側に位置するように構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の車両用フロアマットに係るものである。
【0013】
また、前記請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用フロアマットMを係止する留め具Tであって、車体に固定する基板部6に、前記車両用フロアマットMの前記所定位置に設けた二カ所の係止孔2に挿通される位置に前記係止ピン1を立設したことを特徴とする車両用フロアマット留め具に係るものである。
【0014】
また、車体に固定する基板部6に、車両用フロアマットMの所定位置に設けた二カ所の係止孔2に挿通される位置に係止ピン1を立設し、車体に固定した状態において、前記二本の係止ピン1の第一の係止ピン1Aは、マットM右後方であってアクセルペダル3の後方延長部付近であり、少なくとも、アクセルペダル3の左縁延長線若しくはアクセルペダル3の右縁延長線より右側に位置するように設け、第二の係止ピン1Bは、前記第一の係止ピン1AよりマットM中央側でブレーキペダル4の後方延長部付近であり、少なくともブレーキペダル4の左縁延長線若しくはブレーキペダル4の中心延長線より右側に位置するように構成したことを特徴とする車両用フロアマット留め具に係るものである。
【0015】
また、車体に固定する固定部7を備え前記車両用フロアマットMの後縁部に覆われる一枚の基板部6に、前記二カ所の係止孔2の間隔と合致する間隔を置いて左右方向に並設状態に二本の係止ピン1を立設したことを特徴とする請求項4,5のいずれか1項に記載の車両用フロアマット留め具に係るものである。
【0016】
また、前記車体に固定する固定部7と、前記二本の係止ピン1を立設した基板部6と、この基板部6を廻り止めするため夫々車体に係止する廻り止め部8とから成り、一枚の金属板を折曲形成して、前記各部6,7,8が互いにL字状関係となるようにして一体形成したことを特徴とする請求項6記載の車両用フロアマット留め具に係るものである。
【0017】
また、前記車体に固定する固定部7を備え、一本の前記係止ピン1を立設した前記基板部6を二体備え、各基板部6を各固定部7により車体に固定した状態に置いて前記二本の係止ピン1が前記車両用フロアマットMの係止孔2に挿通する位置に配されるように構成したことを特徴とする請求項4,5のいずれか1項に記載の車両用フロアマット留め具に係るものである。
【0018】
また、前記係止ピン1の頭部は、軸部より少なくとも前後方向に幅広に膨張形成されていて、且つ後方に向かって上がり傾斜状態に構成されていることを特徴とする請求項4〜8のいずれか1項に記載の車両用フロアマット留め具に係るものである。
【0019】
また、前記係止ピン1の先端に硬質ゴム製のキャップ9を被嵌して前記係止ピン1の頭部を形成したことを特徴とする請求項4〜9のいずれか1項に記載の車両用フロアマット留め具に係るものである。
【0020】
また、前記係止ピン1は、前記基板部6から切り起こし形成したことを特徴とする請求項4〜10のいずれか1項に記載の車両用フロアマット留め具に係るものである。
【0021】
また、車体に固定する固定部7を備えた車両用フロアマットMの後縁部に覆われる一枚の基板部6に前記車両用フロアマットMの二カ所に設けた係止孔2に挿通される係止ピン1を二カ所に立設し、この各係止ピン1は、基板部6から左右いずれかの方向に切り起こし形成したことを特徴とする請求項6記載の車両用フロアマット留め具に係るものである。
【0022】
また、前記基板部6から左右いずれかの方向に切り起こし形成した前記係止ピン1は、前後方向と左右方向とで幅の異なる係止ピン1としたことを特徴とする請求項12記載の車両用フロアマット留め具に係るものである。
【0023】
また、前記車体に固定する固定部7と、前記二本の係止ピン1を立設した基板部6と、この基板部6を廻り止めするため夫々車体に係止する廻り止め部8とから成り、一枚の金属板を折曲形成して、前記各部6,7,8が互いにL字状関係となるようにして一体形成したことを特徴とする請求項12,13のいずれか1項に記載の車両用フロアマット留め具に係るものである。
【0024】
また、運転席足元に敷設する車両用フロアマットMであって、車体フロア側に立設した係止ピン1に夫々係止する係止孔2をマットM後方縁部付近に所定間隔を置いて二カ所設け、前記二カ所の係止孔2の第一の係止孔2Aは、マットM右後方であってアクセルペダル3下方のフロア隆起部10の後方延長部付近であり、少なくともこの第一の係止孔2Aの中心が、アクセルペダル3の左縁延長線若しくはアクセルペダル3の右縁延長線より右側に位置するように設け、第二の係止孔2Bは、前記第一の係止孔2AよりマットM中央側でブレーキペダル4の後方延長部付近であり、少なくともこの第二の係止孔2Bの中心が、ブレーキペダル4の左縁延長線若しくはブレーキペダル4の中心延長線より右側に位置するように設け、前記第一の係止孔2Aと前記第二の係止孔2Bとの中心間隔は100mm以上200mm以下とし、前記各係止孔2A,2B及びこの各係止孔2A,2Bを係合させる前記係止ピン1が運転席座席部S下方にかくれる位置に設定し、この各係止孔2の内縁には、金属製若しくは非金属製の剛性のある留め金5を各個に設け、この夫々の留め金5の厚さは、前記係止ピン1の高さより薄く設定したことを特徴とする車両用フロアマットに係るものである。
【0025】
また、前記請求項15に記載の車両用フロアマットMを係止する留め具Tであって、車体に固定する基板部6に、前記車両用フロアマットMの前記所定位置に設けた二カ所の係止孔2に挿通される位置に前記係止ピン1を立設したことを特徴とする車両用フロアマット留め具に係るものである。
【0026】
また、車体に固定する基板部6に、車両用フロアマットMの所定位置に設けた二カ所の係止孔2に挿通される位置に係止ピン1を立設し、車体に固定した状態において、前記二本の係止ピン1の第一の係止ピン1Aは、マットM右後方であってアクセルペダル3下方のフロア隆起部10の後方延長部付近であり、少なくともアクセルペダル3の左縁延長線若しくはアクセルペダル3の右縁延長線より右側に位置するように設け、第二の係止ピン1Bは、前記第一の係止ピン1AよりマットM中央側のブレーキペダル4の後方延長部付近であり、少なくともブレーキペダル4の左縁延長線若しくはブレーキペダル4の中心延長線より右側に位置するように設け、前記第一の係止ピン1Aと前記第二の係止ピン1Bとの中心間隔は100mm以上200mm以下としたことを特徴とする請求項16記載の車両用フロアマット留め具に係るものである。
【0027】
また、前記車体に固定する固定部7を備え、一本の前記係止ピン1を立設した前記基板部6を二体備え、各基板部6を各固定部7により車体に固定した状態に置いて前記二本の係止ピン1が前記車両用フロアマットMの係止孔2に挿通する位置に配されるように構成したことを特徴とする請求項16,17のいずれか1項に記載の車両用フロアマット留め具に係るものである。
【0028】
また、前記車体に固定する固定部7を備え、前記係止ピン1を一本立設した前記基板部6を二体備え、右側に配設する前記一方の基板部6は前後方向に長さを有し、後端部に前記固定部7を設けたストレート形とし、左側に配設する前記他方の基板部6はL字板状として長辺部は左右方向に長さを有し、前後方向の短辺部の後端部に前記固定部7を設けたL字形とし、この各基板部6を各固定部7により車体に固定した状態に置いて前記二本の係止ピン1が前記車両用フロアマットMの係止孔2に挿通する位置に配されるように構成したことを特徴とする請求項8,18のいずれか1項に記載の車両用フロアマット留め具に係るものである。
【0029】
また、運転席足元に敷設する車両用フロアマットMであって、アクセルペダル3下方の隆起部10の後端部とフロア面との段差部13に突き合わせ当接若しくは突き合うように近接させて敷設するマットMの、アクセルペダル3を踏み込む右足の踵部分が当接する前方右隅の踵踏み部15を、硬質化して、マットMを敷設した状態においてマットMを位置決める前記段差部13が確保される厚みに設定した構成としたことを特徴とする請求項1〜3,15のいずれか1項に記載の車両用フロアマットに係るものである。
【0030】
また、運転席足元に敷設する車両用フロアマットMであって、アクセルペダル3下方の隆起部10の後端部とフロア面との段差部13に突き合わせ当接若しくは突き合うように近接させて敷設するマットMの、アクセルペダル3を踏み込む右足の踵部分が当接する前方右隅の踵踏み部15に、パット部材16を接合して、マットMを敷設した状態においてマットMを位置決める前記段差部13が確保される厚みに設定した構成としたことを特徴とする請求項1〜3,15のいずれか1項に記載の車両用フロアマットに係るものである。
【0031】
また、運転席足元に敷設する車両用フロアマットMであって、アクセルペダル3下方の隆起部10の後端部に、マットMの前方縁部が挿入する差し込み空隙部14を凹設し、この差し込み空隙部14にマットMの前方縁部を挿入した状態に敷設した際、このマットM上面と前記隆起部10の後端部とに段差部13が確保されるように構成したことを特徴とする請求項1〜3,15のいずれか1項に記載の車両用フロアマットに係るものである。
【0032】
また、運転席足元に敷設する車両用フロアマットMであって、アクセルペダル3下方の隆起部10をマットM前方右隅部分で覆うように構成し、マットMがこの隆起部10に係合するように前記マットM前方右隅部分を前記隆起部10に合致した嵌合形状に保形形成したことを特徴とする請求項1〜3,15のいずれか1項に記載の車両用フロアマットに係るものである。
【0033】
【発明の実施の形態】
好適と考える本発明の実施の形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてその作用効果を示して簡単に説明する。
【0034】
例えば座席足元の後方のクロスメンバーを利用して係止ピン1を立設した留め具Tを車体に固定し、二本の係止ピン1を車体フロア側に立設配設し、この二本の係止ピン1に、二カ所に設けた係止孔2を夫々被嵌(挿入掛け止め)係止して車両用フロアマットMを敷設する。
【0035】
本発明では、この二カ所の係止孔2(固定立設された二本の係止ピン1)の位置を次のような位置に設定している。
【0036】
即ち、例えば図9に示すように、前記二カ所の係止孔2の第一の係止孔2A(固定状態での第一の係止ピン1A)は、マットM右後方であってアクセルペダル3の後方延長部付近であり、少なくともこの第一の係止孔2Aの中心が、アクセルペダル3の左縁延長線若しくはアクセルペダル3の右縁延長線より右側に位置するように設け、第二の係止孔2B(固定状態での第二の係止ピン1B)は、前記第一の係止孔2A(第一の係止ピン1A)よりマットM中央側でブレーキペダル4の後方延長部付近であり、少なくともこの第二の係止孔2Bの中心が、ブレーキペダル4の左縁延長線若しくはブレーキペダルの中心延長線より右側に位置するように設ける。
【0037】
また、例えば図14に示すように、前記二カ所の係止孔2の第一の係止孔2A(固定状態での第一の係止ピン1A)は、マットM右後方であってアクセルペダル3下方のフロア隆起部10の後方延長部付近であり、少なくともこの第一の係止孔2Aの中心が、アクセル ペダル3の左縁延長線若しくはアクセルペダル3の右縁延長線より右側に位置するように設け、第二の係止孔2B(固定状態での第二の係止ピン1B)は、前記第一の係止孔2A(第一の係止ピン1A)よりマットM中央側の略ブレーキペダル4の後方延長部付近であり、少なくともこの第二の係止孔2Bの中心が、ブレーキペダル4の左縁延長線若しくはブレーキペダルの中心延長線より右側に位置するように設け、前記第一の係止孔2Aと前記第二の係止孔2B(第二の係止ピン1B)との中心間隔は100mm以上200mm以下とする。
【0038】
従って、係止ピン1,係止孔2を二カ所設けたことで、マットM敷設時の位置決めが確実に行える上に、この係止ピン1,係止孔2の位置,並設間隔を前記のように適切な位置に設定することで、即ち、マットM幅一杯のような広い間隔ではないため、係止ピン1がある程度動く構造を採用する必要もなく、経年変化等による孔位置の変化にも対応できることとなり、係止ピン1が係止孔2に入らなくなることがなく長期使用が可能となる。
【0039】
また、逆に間隔を狭め過ぎていないことによって前記敷設時のマットMの位置決めが確実に行え、即ち係止ピン1と係止孔2とのガタ分で長年使用しても敷設セット可能であると共に、敷設セット時のマットMの位置ズレは前後方向、左右回転方向ともに実質的に問題ない範囲に抑えられることとなり、更に係止ピン1は左足の靴が触れにくい位置となり靴を傷める可能性も殆どない。
【0040】
また、図12に示すように、左ハンドル車においても同様の作用効果を奏する(二カ所の係止孔2,二カ所の係止ピン1は車体中央側に配される)。
【0041】
また、図13に示すように、運転席,中間部,助手席のマットMをホック等で連結する場合もあり、この場合運転席のフロアマットMの敷設時の位置決めが正確に行えることができることにより、他の連結マットMの位置決めも正確に行えることができることとなる。
【0042】
また、車両用フロアマット留め具Tの車体への取付カ所に制約がある場合においても、二カ所の係止ピン1を、取付のための固定部7を備えた基板部6を左右方向に長さを有するL字形タイプとしたり、留め具Tを二体構成として分離した基板部6に夫々係止ピン1を設けたり、また、この二体構成において、取付カ所に制約を受ける場合のある中央側の留め具Tについて、前記L字形タイプを採用することによって、たとえ取付カ所に制約があっても、前記適切な位置に二本の係止ピン1を立設配設することができる。
【0043】
また、アクセルペダル3の下方には隆起部10が設けられていて、フロアマットMを敷設すると共に、この隆起部10の後端部とフロア面との段差部13にフロアマットMの右隅前方縁部を突き合わせ当接若しくは突き合うように接近させ、マットMを正確にして容易に位置決めできるようにする場合もあるが、このマットMの前方右隅部分を加工することで位置決め作用が一層良好となる。
【0044】
【実施例】
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。尚、各請求項記載の構成要件を備えた構成としても良いし、また各請求項の構成要件を選択して組み合わせた構成としても良いが、即ち、全ての組み合わせに係る実施例を想定できるが、全て図示することは省略し、以下に示す実施例についてのみ説明する。
【0045】
本実施例の車両用フロアマットM(例えば布(織物)、ゴム(樹脂)又はこれらの組み合わせからなり、カーペット状表面や樹脂(ラバー)表面のもの)は、車体フロア側に立設した係止ピン1に夫々係止する係止孔2をマットM後方縁部付近に所定間隔を置いて二カ所設けているが(図面に示すようにシートレールLに沿って前後動する座席Sによって上方から見て隠れる位置に設けているが)、前記二カ所の係止孔2の第一の係止孔2Aは、マットM右後方であってアクセルペダル3の後方延長部付近に設け、第二の係止孔2Bは、前記第一の係止孔2AよりマットM中央側でブレーキペダル4の後方延長部付近に設けている。
【0046】
具体的には、前記第一の係止孔2Aの中心(固定状態での第一の係止ピン1A)が、アクセルペダル3の左縁延長線若しくはアクセルペダル3の右縁延長線(図面では右縁延長線AS)より右側に位置するように構成し、前記第二の係止孔2Bの中心(固定状態での第二の係止ピン1B)が、ブレーキペダル4の左側延長線若しくはブレーキペダル4の中心延長線(図面では中心延長線BS)より右側に位置するように構成し、前記二カ所の係止孔2(係止ピン1)の中心間隔は、100mm以上250mm以下としている。
【0047】
また、この各係止孔2の内縁には、金属製若しくは非金属製(例えば樹脂でも良い)の剛性のある留め金5(例えば上面視でドーナツ状(断面C字形状)のはとめ具)を設け、この留め金5の厚さは、前記係止ピン1の高さより薄く設定している。
【0048】
即ち、このような位置に係止孔2が配設されるように敷設するため、この係止孔2に挿通される留め具Tの二カ所の係止ピン1の位置も前述のような位置となるように設定している。
【0049】
即ち、本実施例の留め具Tは、車体に固定する基板部6に、前記車両用フロアマットMの前記所定位置に設けた二カ所の係止孔2に挿通される位置に前記係止ピン1を立設している。
【0050】
具体的には、車体に固定する固定部7を備え前記車両用フロアマットMの後縁部に覆われる左右方向に長さを有する一枚の基板部6に、前記二カ所の係止孔2の間隔と合致する間隔を置いて左右方向に並設状態に二本の係止ピン1を立設するが、前記車体に固定する固定部7と、前記二本の係止ピン1を立設した基板部6と、この基板部6を廻り止めするため夫々車体に係止する廻り止め部8とから成り、一枚の金属板を折曲形成して、前記各部6,7,8が互いにL字状関係となるようにして一体形成している。
【0051】
即ち、本実施例では、所定間隔を置いて二本の係止ピン1を立設した横長板の中央側端部を後方へ折曲してL状板に基板部6を形成し、この基板部6の後方折曲部を上方へL字状に折曲して座席足元後方部に形成されているクロスメンバーKの前側立ち上がり面に当接する当接板部7Aを形成し、この当接板部7Aにビス取付孔7Bを形成して固定部7を構成し、この当接板部7AをクロスメンバーKの立ち上がり面に当接し、クロスメンバーKに設けたネジ孔にグロメット11を嵌合し、取付孔7Bを介してこのネジ孔にビス12をグロメット11を介してネジ込んで固定するように構成している。
【0052】
また、この基板部6の後方折曲部の側部を下方にL字状に垂下折曲して車体に設けた係止溝に差し込み係止する廻り止め部8を形成している。
【0053】
また、前記実施例のように留め具5を一枚ものとせず、図5,図10に示すように、前記車体に固定する固定部7を備え、一本の前記係止ピン1を立設した前記基板部6を二体備え、各基板部6を各固定部7により車体に固定した状態に置いて前記二本の係止ピン1が前記車両用フロアマットMの係止孔2に挿通する位置に配されるように構成しても良い。この場合、留め具は二体一組となり、部品点数が増えるが、小型軽量化が図れる。また、この場合、クロスメンバーKへの二カ所の取付位置を適切に設定する必要がある。
【0054】
また、図3,図7に示すように、前記係止ピン1の頭部は、軸部より少なくとも前後方向に幅広に膨張形成されていて、且つ後方に向かって上がり傾斜状態に構成しても良い。この場合、マットMの係止孔2から係脱しにくく係止ピン1の高さを低くできる。
【0055】
また、図6に示すように、前記係止ピン1の先端に硬質ゴム製(樹脂製)のきのこ状キャップ9を被嵌して前記係止ピン1の頭部を形成しても良い。この場合、たとえ靴に触れても靴に傷がつかない。
【0056】
また、図3,図4,図6,図7に示すように、前記係止ピン1は、前記基板部6から切り起こし形成しても良い。この場合、係止ピン1を溶接する場合に比べて部品点数が少なくなる。
【0057】
尚、図3,図4に示したように、切り起こす方向は基板部6長さ方向とすることで、十分な高さの係止ピン1を切り起こし形成でき、このとき、板厚より幅広く切り起こすことで、係止ピン1の前後方向の幅が左右方向の幅(板厚)より幅広くなり、係止ピン1の強度が向上する。
【0058】
また、図4に示すように、切り起こし方向は左右いずれかの方面としても良い。
【0059】
また、図14,図15に示す実施例では、前記車体に固定する固定部7を備え、一本の前記係止ピン1を立設した前記基板部6を二体備え、各基板部6を各固定部7により車体に固定した状態に置いて前記二本の係止ピン1が前記車両用フロアマットMの係止孔2に挿通する位置に配されるように構成し、右側に配設する前記一方の基板部6は前後方向に長さを有し、その後端部に前記固定部7を設けたストレート形とし、左側に配設する前記他方の基板部6はL字板状として長辺部は左右方向に長さを有し、前後方向の短辺部の後端部に前記固定部7を設けたL字形とし、この各基板部6を各固定部7により車体に固定した状態に置いて前記二本の係止ピン1が前記車両用フロアマットMの係止孔2に挿通する位置に配されるように構成している。
【0060】
また、図16,図17に示す実施例では、運転席足元に敷設する車両用フロアマットMであって、アクセルペダル3下方の隆起部10の後端部とフロア面との段差部13に突き合うように当接させて(隆起部10の左側縁部では少し間隔を置いて突き合うように近接させている)敷設するマットMの、アクセルペダル3を踏み込む右足の踵部分が当接する前方右隅の踵踏み部15を、硬質化して、マットMを敷設した状態においてマットMを位置決める前記段差部13が確保される厚みに設定している。
【0061】
具体的には、このマットMの前方右隅の踵踏み部15に、パット部材16(ヒールパッド)を溶着などによって接合して、この部分を硬質化すると共に所定厚寸法に設定し、マットMを敷設した状態においてマットMを位置決める前記段差部13が確保されるように構成している。
【0062】
図17に示す実施例では、縁加工(オーバーロック加工)したマットMの前方右隅部分にラバー板などのヒールパッド16を溶着し、この部分の表面の起毛をなくし、所定厚に確保されたマットMとしており、このパッド部材16の表面には、踵滑り止め条17を形成しても良い。
【0063】
また、図18に示す実施例では、パット部材16を溶着した後で、オーバーロック加工を施している。
【0064】
また、図19,図20に示す実施例では、アクセルペダル3下方の隆起部10の後端部に、マットMの前方縁部が挿入する差し込み空隙部14を凹設し、この差し込み空隙部14にマットMの前方縁部を挿入した状態に敷設した際、このマットM上面と前記隆起部10の後端部とに段差部13が確保されるように構成している。
【0065】
即ち、隆起部10の後端部の底部をフロア面に沿って前方へ凹設するマットM差し込み凹条を差し込み空隙部14として形成している。
【0066】
また、図21,図22に示す実施例では、アクセルペダル3下方の隆起部10をマットM前方右隅部分で覆うように構成し、マットMがこの隆起部10に係合するように前記マットM前方右隅部分を前記隆起部10に合致した嵌合形状に保形形成している。
【0067】
隆起部10は、例えばフロア面を形成するフロアカーペット内にボックスを埋め込んで隆起部10を形成しているが、この隆起部10を更に本マットMで覆うようにするもので、この隆起部10とフロア面とにマットMが単に傾斜架設してしまうことなく、マットMのこの隆起部10に対応する部分を嵌合形状とすることで位置決めできるようにしている。
【0068】
具体的には、ラバーマットにおいてもカーペット状マットにしても、底部のマットM基板部は樹脂製とするが、この樹脂成形にあたってこの隆起部10に嵌合(係合)合致する底面凹嵌部分を形成するようにする。
【0069】
【発明の効果】
本発明は上述のように構成したから、係止ピン,係止孔を二カ所設けることで、マット敷設時の位置決めが確実に行える上に、この係止ピン,係止孔の位置,並設間隔を適切に設定することで、係止ピンがある程度動く構造を採用する必要もなく、経年変化等による孔位置の変化にも対応でき、係止ピンが係止孔に入らなくなることがなく長期使用が可能となり、また、間隔を狭め過ぎないことによって前記敷設時の位置決めが確実に行え、即ち係止ピンと係止孔とのガタ分で長年使用しても敷設セット可能であると共に、敷設セット時の位置ズレは前後方向、左右回転方向ともに実質的に問題ない範囲に抑えられることとなり、更に係止ピンは左足の靴も触れにくい位置となり靴を傷める可能性も殆どない極めて画期的な車両用フロアマットとなる。
【0070】
また、特に右ハンドル車では、係止ピンが二本でもドア側近くとなるため、敷設セットし易い一層秀れた車両用フロアマットとなる。
【0071】
また、請求項2,3記載の発明においては、前記作用・効果が一層確実に発揮される最適な車両用フロアマットとなる。
【0072】
また、請求項4,5記載の発明においては、係止ピン,係止孔を二カ所設けることで、マット敷設時の位置決めが確実に行える上に、この係止ピン,係止孔の位置,並設間隔を適切に設定することで、係止ピンがある程度動く構造を採用する必要もなく、経年変化等による孔位置の変化にも対応でき、係止ピンが係止孔に入らなくなることがなく長期使用が可能となり、また、間隔を狭め過ぎないことによって前記敷設時の位置決めが確実に行え、即ち係止ピンと係止孔とのガタ分で長年使用しても敷設セット可能であると共に、敷設セット時の位置ズレは前後方向、左右回転方向ともに実質的に問題ない範囲に抑えられることとなり、更に係止ピンは左足の靴も触れにくい位置となり靴を傷める可能性も殆どない極めて画期的な車両用フロアマット留め具となる。
【0073】
また、請求項6,7記載の発明においては、取付固定も容易で部品点数も少なく、極めて実用性に秀れた車両用フロアマット留め具となる。
【0074】
また、請求項8記載の発明においては、係止ピンを設ける基板部を小型化でき軽量化が図れる。
【0075】
また、請求項9記載の発明においては、係脱しにくくなるため係止ピンの高さを低くでき、それだけ敷設し易い画期的な車両用フロアマット留め具となる。
【0076】
また、請求項10記載の発明においては、装着が容易で係止ピンが増えても靴に対する傷は生じない。
【0077】
また、請求項11記載の発明においては、一層部品点数を少なくできる。
【0078】
また、請求項12記載の発明においては、二本の係止ピンによりマットの敷設時の位置決めが確実に行えると共に、この係止ピンは二本ではあるが、切り起こし形成によって一枚の基板部に立設する構成のため、部品点数が減り、製作容易で量産性に秀れた画期的な車両用フロアマット留め具となる。
【0079】
特に、請求項13記載の発明では、基板部から左右いずれかの方向に切り起こし形成した係止ピンは、前後方向と左右方向とで幅の異なる係止ピンとした構成のため、係止ピンの強度も向上する一層画期的な車両用フロアマット留め具となる。
【0080】
また、請求項14記載の発明においては、更に廻り止め固定されると共に、一層部品点数を削減でき、製作容易で量産性に秀れた画期的な車両用フロアマット留め具となる。
【0081】
また、請求項15記載の発明においては、係止ピン,係止孔を二カ所設けることで、マット敷設時の位置決めが確実に行える上に、この係止ピン,係止孔の位置,並設間隔を適切に設定することで、係止ピンがある程度動く構造を採用する必要もなく、経年変化等による孔位置の変化にも対応でき、係止ピンが係止孔に入らなくなることがなく長期使用が可能となり、また、間隔を狭め過ぎないことによって前記敷設時の位置決めが確実に行え、即ち係止ピンと係止孔とのガタ分で長年使用しても敷設セット可能であると共に、敷設セット時の位置ズレは前後方向、左右回転方向ともに実質的に問題ない範囲に抑えられることとなり、更に係止ピンは左足の靴も触れにくい位置となり靴を傷める可能性も殆どない極めて画期的な車両用フロアマットとなる。
【0082】
また、請求項16,17記載の発明においては、係止ピン,係止孔を二カ所設けることで、マット敷設時の位置決めが確実に行える上に、この係止ピン,係止孔の位置,並設間隔を適切に設定することで、係止ピンがある程度動く構造を採用する必要もなく、経年変化等による孔位置の変化にも対応でき、係止ピンが係止孔に入らなくなることがなく長期使用が可能となり、また、間隔を狭め過ぎないことによって前記敷設時の位置決めが確実に行え、即ち係止ピンと係止孔とのガタ分で長年使用しても敷設セット可能であると共に、敷設セット時の位置ズレは前後方向、左右回転方向ともに実質的に問題ない範囲に抑えられることとなり、更に係止ピンは左足の靴も触れにくい位置となり靴を傷める可能性も殆どない極めて画期的な車両用フロアマット留め具となる。
【0083】
また、請求項18記載の発明においては、係止ピンを設ける基板部を小型化でき軽量化が図れる。
【0084】
また、請求項19記載の発明においては、取付カ所に制約を設ける中央側の留め具について、前記L字形タイプを採用することによって、たとえ取付カ所に制約があっても、前記適切な位置に二本の係止ピンを立設配設することができる車両用フロアマット留め具となる。
【0085】
また、請求項20,21記載の発明においては、アクセルペダルの下方には隆起部が設けられていて、フロアマットを敷設する際、この隆起部の後端部とフロア面との段差部にフロアマットの右隅前方縁部を突き合わせ当接若しくは突き合うように接近させ、マットを正確にして容易に位置決めできるようにする場合もあるが、このマットの位置決め作用を一層良好とすることができる車両用フロアマットとなる。
【0086】
また、特に請求項21記載の発明においては、簡易な手法で容易に実現できる実用性に秀れた車両用フロアマットとなる。
【0087】
また、請求項22,23記載の発明においては、マットを敷設する際の位置決め作用が簡易な構成によって確実に発揮される実用性に秀れた車両用フロアマットとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例の車両用フロアマットの平面図である。
【図2】 本実施例の斜視図である。
【図3】 本実施例の別例1を示す斜視図である。
【図4】 本実施例の別例2を示す斜視図である。
【図5】 本実施例の別例3を示す斜視図である。
【図6】 本実施例の別例4を示す斜視図である。
【図7】 本実施例の別例5を示す斜視図である。
【図8】 本実施例の使用状態を示す説明斜視図である。
【図9】 本実施例の使用状態を示す説明平面図である。
【図10】 本実施例の使用状態を示す要部の説明断面図である。
【図11】 本実施例の使用状態を示す別例3の説明平面図である。
【図12】 本実施例の左ハンドル車における別例6を示す説明平面図である。
【図13】 本実施例の運転席用のフロアマットに中間部,助手席用マットを連結する場合のあることを示す使用状態の説明斜視図である。
【図14】 本実施例の使用状態を示す説明平面図である。
【図15】 本実施例の使用状態を示す説明斜視図である。
【図16】 本実施例の使用状態を示す説明斜視図である。
【図17】 本実施例の踵踏み部を加工した発明に係る実施例1を示す説明図である。
【図18】 本実施例の踵踏み部を加工した発明に係る実施例2を示す説明図である。
【図19】 本実施例の隆起部に差し込み空隙部を設けた発明の実施例を示す説明斜視図である。
【図20】 本実施例の隆起部に差し込み空隙部を設けた発明の実施例を示す説明断面図である。
【図21】 本実施例の隆起部と係合するように嵌合形状に形成した発明の実施例を示す説明斜視図である。
【図22】 本実施例の隆起部と係合するように嵌合形状に形成した発明の実施例を示す説明断面図である。
【符号の説明】
1 係止ピン
1A 第一の係止ピン
1B 第二の係止ピン
2 係止孔
2A 第一の係止孔
2B 第二の係止孔
3 アクセルペダル
4 ブレーキペダル
5 留め金
6 基板部
7 固定部
8 廻り止め部
9 キャップ
10 隆起部
13 段差部
14 差し込み空隙部
15 踵踏み部
16 パット部材
M 車両用フロアマット(マット)
T 留め具
S 座席部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a carpet-like or resin-like floor mat laid on the laying surface (body floor) of the foot portion of the seat portion of the vehicle, and a locking hole provided in the floor mat (a so-called fitting provided with a clasp). It is related with the fastener provided with the latching pin for latching this mat using.
[0002]
[Prior art and problems to be solved by the invention]
For example, a fastener provided on a floor mat is fixed to a fastener with a locking pin standing on the floor surface of a vehicle body by fixing the fastener with the locking pin upright using, for example, a cross member on the vehicle body side. The mat is laid at the foot of the seat by fitting and locking the stop hole. However, since this locking pin is usually one, positioning in the rotational direction when the mat is installed cannot be performed reliably.
[0003]
The mating position in the front-rear direction of the mat is determined by inserting the latching pin into the mating hole of the mat. However, when the mating pin is installed, the right-and-left direction of the mat is not determined correctly.
[0004]
On the other hand, in order to make the positioning at the time of laying as set, it is conceivable that two mating holes are provided in the mat width, and the latching pins are arranged upright at appropriate positions corresponding to this. Since the hole position changes due to cleaning, secular change, and processing crossing, it is necessary to adopt a structure in which the locking pin position moves to some extent, so accurate mat mounting cannot be expected, eventually one locking pin of It was considered desirable.
[0005]
In the case of two locking pins, the right foot that steps on the accelerator pedal is almost in contact with the accelerator pedal in front of the floor, so if the locking pin is behind, the shoe will touch the locking pin and the shoe will not be damaged. However, since the left foot does not always put the foot on the brake pedal or clutch pedal, even if there is a locking pin behind the mat, the left foot may touch the left locking pin and damage the shoe. .
[0006]
In view of such a current situation, the present invention can provide positioning at the time of mat laying by providing two locking pins and two locking holes. By setting the interval appropriately, it is not necessary to adopt a structure that the locking pin moves to some extent, and it can respond to changes in the hole position due to secular change, etc., and the locking pin will not enter the locking hole for a long time It can be used, and the positioning at the time of laying can be reliably performed by not narrowing the interval, that is, it can be laid and set even if it is used for many years due to the backlash between the locking pin and the locking hole. The positional displacement at the time will be limited to a range where there is substantially no problem in both the front-rear direction and the left-right rotation direction, and the locking pin is also difficult to touch not only the right foot but also the left foot shoe and there is almost no possibility of damaging the shoe Breakthrough vehicle And its object is to provide a floor mat and floor mat fasteners vehicle.
[0007]
In addition, when two locking pins are erected, it is necessary to dispose two locking pins at the appropriate positions at appropriate intervals. Because there are restrictions on the mounting location on the vehicle body side, the present invention also improves the shape and structure of this vehicle floor mat fastener, and even if there are restrictions on the mounting position, the mat can be locked at two locations. It is another object of the present invention to provide a vehicle floor mat and a vehicle floor mat fastener that can be reliably positioned by the above-described method and can be provided with two locking pins at a position where the above-mentioned problems do not occur.
[0008]
In addition, a raised portion is provided below the accelerator pedal, and a floor mat is laid, and the front edge of the right corner of the floor mat is abutted against and abutted against the step between the rear end portion of the raised portion and the floor surface. Alternatively, the mat may be brought close to each other so that the mat can be positioned accurately and easily. However, in order to further improve the positioning action of the mat, the vehicle corresponding to the raised portion is improved. It is also aimed to provide a floor mat for use.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The gist of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0010]
Two floor mats M for a vehicle laid at the driver's seat, each having a
[0011]
2. The vehicle floor mat according to
[0012]
The center of the
[0013]
Moreover, it is the fastener T which latches the floor mat M for vehicles of any one of the said Claims 1-3, Comprising: The board |
[0014]
Further, in the state where the
[0015]
Further, the left and right sides of the
[0016]
Further, a
[0017]
In addition, a
[0018]
The head portion of the
[0019]
10. The head of the
[0020]
11. The vehicle floor mat fastener according to
[0021]
Further, a
[0022]
The
[0023]
Further, a fixing
[0024]
In addition, the vehicle floor mat M laid at the foot of the driver's seat has locking
[0025]
Also, the claim15It is a fastener T for locking the vehicle floor mat M described above, and is inserted into the two locking
[0026]
Further, in the state where the
[0027]
In addition, a fixing
[0028]
In addition, it includes a fixing
[0029]
In addition, the vehicle floor mat M is laid at the driver's seat, and is laid close to or in contact with the stepped
[0030]
In addition, the vehicle floor mat M is laid at the driver's seat, and is laid close to or in contact with the stepped
[0031]
Further, the vehicle floor mat M laid at the foot of the driver's seat is provided with a recessed
[0032]
Further, the vehicle floor mat M laid at the foot of the driver's seat is configured to cover the raised
[0033]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention (how to carry out the invention) considered to be suitable will be briefly described with reference to the drawings, showing its effects.
[0034]
For example, using a cross member at the back of the seat foot, a fastener T having a locking
[0035]
In the present invention, the positions of the two locking holes 2 (two locking
[0036]
That is, for example, as shown in FIG. 9, the
[0037]
Also for example figure14As shown in FIG. 1, the
[0038]
Therefore, by providing the two locking
[0039]
On the other hand, since the interval is not too narrow, the mat M can be reliably positioned at the time of laying, that is, it can be laid and set even if it is used for many years due to the backlash between the locking
[0040]
Also, as shown in FIG. 12, the same effect can be obtained in the left-hand drive vehicle (the two locking
[0041]
Further, as shown in FIG. 13, the mats M of the driver's seat, the middle part, and the passenger seat may be connected by a hook or the like, and in this case, the positioning at the time of laying the floor mat M of the driver's seat can be performed accurately. Thus, the positioning of the other connecting mats M can be performed accurately.
[0042]
Further, even when the mounting position of the vehicle floor mat fastener T to the vehicle body is limited, the locking
[0043]
Further, a raised
[0044]
【Example】
Specific embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In addition, it is good also as a structure provided with the structural requirements of each claim, and it is good also as a structure which selected and combined the structural requirements of each claim, but the Example which concerns on all the combinations can be assumed. All illustrations are omitted, and only the following embodiments will be described.
[0045]
The vehicle floor mat M of this embodiment (for example, cloth (woven fabric), rubber (resin), or a combination thereof, having a carpet-like surface or a resin (rubber) surface) is provided on the vehicle floor side. Two locking
[0046]
Specifically, the center of the
[0047]
Further, a metal or non-metal (for example, resin) rigid clasp 5 (for example, a donut-shaped (C-shaped cross section) fitting) is provided on the inner edge of each locking
[0048]
That is, in order to install the
[0049]
That is, the fastener T according to the present embodiment has the locking pin at a position where it is inserted into two locking
[0050]
Specifically, the two locking
[0051]
That is, in this embodiment, the center side end portion of the horizontally long plate in which the two locking
[0052]
Further, a
[0053]
Further, as shown in FIGS. 5 and 10, the
[0054]
Further, as shown in FIGS. 3 and 7, the head of the
[0055]
In addition, as shown in FIG. 6, a hard rubber (resin) mushroom-shaped
[0056]
Further, as shown in FIGS. 3, 4, 6, and 7, the locking
[0057]
As shown in FIGS. 3 and 4, by setting the direction to be raised to the length direction of the
[0058]
Further, as shown in FIG. 4, the cut-and-raised direction may be either the left or right direction.
[0059]
Further, in the embodiment shown in FIG. 14 and FIG. 15, a fixing
[0060]
Also,16 and 17In the embodiment shown in FIG. 2, the vehicle floor mat M is laid at the foot of the driver's seat and is brought into contact with the stepped
[0061]
Specifically, a pad member 16 (heel pad) is joined to the
[0062]
Figure17In the embodiment shown in Fig. 1, a
[0063]
Also figure18In the embodiment shown in FIG. 2, after the
[0064]
Also figure19, Figure20In the embodiment shown in FIG. 1, a
[0065]
In other words, a mat M insertion recess for forming a bottom portion of the rear end portion of the raised
[0066]
Also figure21, Figure22In the embodiment shown in FIG. 1, the raised
[0067]
The raised
[0068]
Specifically, in both the rubber mat and the carpet-like mat, the bottom mat M substrate portion is made of resin, but the bottom recessed portion that fits (engages) with the raised
[0069]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, by providing two locking pins and locking holes, positioning at the time of mat laying can be performed reliably, and the positions of the locking pins and the locking holes are arranged in parallel. By setting the interval appropriately, it is not necessary to adopt a structure that the locking pin moves to some extent, and it can respond to changes in the hole position due to secular change, etc., and the locking pin will not enter the locking hole for a long time It can be used, and the positioning at the time of laying can be reliably performed by not narrowing the interval, that is, it can be laid and set even if it is used for many years due to the backlash between the locking pin and the locking hole. The positional displacement at the time will be limited to a range where there is substantially no problem in both the front-rear direction and the left-right rotation direction, and the locking pin is also a position that makes it difficult to touch the shoe on the left foot and there is almost no possibility of damaging the shoe. Vehicle floor mat To become.
[0070]
In particular, in a right-hand drive vehicle, even two locking pins are close to the door side, so that the vehicle floor mat can be further excellently laid and set.
[0071]
[0072]
Further, in the inventions of
[0073]
In the inventions of
[0074]
In the invention according to
[0075]
According to the ninth aspect of the present invention, since it is difficult to disengage, the height of the locking pin can be lowered, and it is an epoch-making vehicle floor mat fastener that can be easily laid.
[0076]
Further, in the invention according to
[0077]
In the invention described in claim 11, the number of parts can be further reduced.
[0078]
Further, in the invention described in
[0079]
In particular, in the invention according to
[0080]
The invention according to
[0081]
Further, in the invention described in
[0082]
Further, in the inventions according to
[0083]
Claims18In the described invention, the substrate portion on which the locking pin is provided can be reduced in size and weight can be reduced.
[0084]
Claims19In the described invention, by adopting the L-shaped type for the central-side fastener that restricts the attachment place, even if the attachment place is restricted, the two locking pins at the appropriate position This is a vehicle floor mat fastener that can be installed upright.
[0085]
Claims20, 21In the described invention, a raised portion is provided below the accelerator pedal, and when laying the floor mat, the front edge of the right corner of the floor mat is located at the step portion between the rear end portion of the raised portion and the floor surface. The mats can be positioned accurately and easily so that the mats can be positioned more accurately, but the mats can be further improved in positioning performance.
[0086]
In particular, the claims21In the described invention, the vehicle floor mat can be easily realized by a simple method and has excellent practicality.
[0087]
Claims22, 23In the described invention, the floor mat for a vehicle is excellent in practicality, in which the positioning action when laying the mat is reliably exhibited with a simple configuration.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a vehicle floor mat according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of the present embodiment.
FIG. 3 is a perspective view showing another example 1 of the embodiment.
FIG. 4 is a perspective view showing another example 2 of the embodiment.
FIG. 5 is a perspective view showing another example 3 of the embodiment.
FIG. 6 is a perspective view showing another example 4 of the embodiment.
FIG. 7 is a perspective view showing another example 5 of the embodiment.
FIG. 8 is an explanatory perspective view showing a usage state of the present embodiment.
FIG. 9 is an explanatory plan view showing a use state of the present embodiment.
FIG. 10 is an explanatory cross-sectional view of a main part showing a use state of the present embodiment.
FIG. 11 is an explanatory plan view of another example 3 showing a use state of the embodiment.
FIG. 12 is an explanatory plan view showing a sixth example of the left-hand drive vehicle according to the embodiment.
FIG. 13 is an explanatory perspective view of a use state showing that there is a case where an intermediate portion and a passenger seat mat are connected to the driver seat floor mat of the embodiment.
FIG. 14 is an explanatory plan view showing a use state of the present embodiment.
FIG. 15 is an explanatory perspective view showing a use state of the present embodiment.
FIG. 16 is an explanatory perspective view showing a use state of the present embodiment.
FIG. 17 is an explanatory view showing Example 1 according to the present invention in which the tread portion of this example is processed.
FIG. 18 is an explanatory view showing Example 2 according to the present invention in which the tread portion of this example is processed.
FIG. 19 is an explanatory perspective view showing an embodiment of the present invention in which an insertion gap is provided in the raised portion of the present embodiment.
FIG. 20 is an explanatory cross-sectional view showing an embodiment of the present invention in which an insertion gap is provided in the raised portion of this embodiment.
FIG. 21 is an explanatory perspective view showing an embodiment of the invention formed in a fitting shape so as to be engaged with the raised portion of the present embodiment.
FIG. 22 is an explanatory cross-sectional view showing an embodiment of the invention formed in a fitting shape so as to be engaged with a raised portion of the present embodiment.
[Explanation of symbols]
1 Locking pin
1A First locking pin
1B Second locking pin
2 Locking hole
2A First locking hole
2B Second locking hole
3 Accelerator pedal
4 Brake pedal
5 clasp
6 Board part
7 fixed part
8 Rotation stop
9 Cap
10 ridge
13 Step
14 Insertion gap
15 Treadle
16 Putting material
M Vehicle floor mat (mat)
T Fastener
S seat
Claims (23)
Priority Applications (13)
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