JP3692960B2 - クラスタシステムのインストール方法及びシステム並びにプログラム - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、情報処理システムに関し、特に、複数の情報処理装置(ノード)が通信接続されてなるクラスタシステムのインストール方法及びシステム並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の計算機ノードから構成されるクラスタシステムにおいて従来より用いられているインストール方法では、同一内容のシステムボリュームを、クラスタを構成するノードの個数分だけ、あらかじめ作成しておくなどの事前の処理が必要とされている。
【0003】
かかる従来の手法は、ノード数の増加により、必要な記憶媒体(容量)、インストールのための作業工数が増大する、という問題点を有している。
【0004】
また、クラスタの各ノードのインストールを実行した後の再インストールや、システムファイルを変更するなど、インストールの後にインストール時のシステムファイルを変更することは、困難であった。
【0005】
なお、複数ノードへのインストール作業を容易化するシステムとして、例えば特開平11−296349号公報には、並列計算機の各ノードのシステムディスクのすべてにソフトウエアとデータをインストールする時間を短縮する方式として、インストール対象をシステム起動に必要な基本部分と、システム起動してから、逐次インストールすればよい拡張部分に分類し、基本部分だけをインストールして、短時間でシステム起動できるようにし、インストールが完了したノードを自動的に次々にサーバとすることで操作を自動化させ、複数のインストールを並列化するようにしたインストール方式が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、複数のノードから構成されるクラスタシステムを一括してインストールするとともに、インストール手続きの修正等を容易化するための方法及びシステム並びにプログラムを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段を提供する本発明は、最上位ノード配下には1又は複数のノードが接続されており、末端ノードを除く各ノードの配下には1又は複数のノードが接続される階層型構成とされてなるクラスタシステムのインストール方法において、前記最上位ノードが、インストール情報を保持し、自ノードのインストールを行うとともに、配下のノードに対して起動を指示し、前記最上位ノード配下のノードから順に末端ノードまでの各ノードが、順次、該ノードの上位ノードからの起動指示を受けて起動し、前記起動指示を行った前記上位ノードから、インストール情報を取得して自ノードのインストールを行うとともに、配下にノードが存在する場合には、該配下のノードに対して、起動を指示する、というものである。以下の説明からも明らかとされるように、上記課題は、特許請求の範囲の各請求項の発明によっても、同様にして解決される。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について説明する。本発明の実施の形態において、複数の計算機ノードよりなるクラスタシステムは、図1を参照すると、最上位のマスターノード(1)には、通信媒体(4)を介して、複数のノードよりなるクラスタ(2)が接続されており、末端を除くクラスタ(2)のノード(201と211)は、通信媒体(5、6)を介して、次段のクラスタ(31、32)のノード(301、311と、321、331)が接続される多段クラスタ構成よりなる。
【0009】
マスターノード(1)は、インストール情報(インストール手続きとシステム構成情報)を保持し、自ノードのインストールを行うとともに、前記マスターノードに接続されるクラスタ(2)のノード(201と211)に対して、インストールモードでの起動を指示する。マスターノード(1)に接続されたクラスタのノード(201と211)から、順に、末端のノード(301、311と、321、331)までの各ノードは、以下の処理を、順次、繰り返して行う。すなわち、上位ノードからの起動指示を受けたノードが起動すると、前記起動したノードは、前記起動指示を行った前記上位ノードから、インストール情報を受け取り、自ノードのインストールを行うとともに、配下のノードが存在する場合には、該配下のノードに対して起動を指示する。末端ノード(301、311と、321、331)は、配下のノードが存在しないため、前記起動指示を行った前記上位ノードから、インストール情報を受け取り、自ノードのインストールだけを行う。
【0010】
マスターノード(1)をなすノード(101)において、ディスク(102)上に、インストール手続き(103)およびクラスタシステム全体の構成情報(システム構成情報)(104)をあらかじめ記憶しておく。
【0011】
インストール手続き(103)は、構成情報(104)を参照することにより、クラスタシステムを構成するすべてのノード(101、201、211、301、311、321、331)をインストールすることができる。
【0012】
また、マスターノード(1)のノード(101)には、インストール用マスタ媒体(105)を用意しておく。インストール用マスタ媒体(105)には、システム起動時に、ノードのメインメモリにロードされて、一時的なシステムボリュームとなる、システム起動用データ(106)と、実際のインストール用のためのデータであるインストール用パッケージ(107)が記憶されている。
【0013】
マスターノード(1)のノード(101)が起動すると、システム起動用データ(106)を、ノード(101)上のメインメモリに読み込み、インストール用の機能限定システムが起動する。
【0014】
ノード(101)は、入力ファイルを、構成情報(104)として、自ノードをインストールする手順が記述されているインストール手続き(103)を実行する。インストール手続き(103)には、自ノードをインストールする手続きに加えて、同時に、マスターノード(1)に通信媒体(4)を介して接続されるクラスタ(2)に含まれるノードを起動するための手続きが記述されており、インストール手続き(103)の実行において、ノード(101)は、ノード(201)とノード(211)を起動する。
【0015】
クラスタ(2)のノード(201)とノード(211)が起動すると、ノード(201)とノード(211)は、起動指示を行ったノード(101)から、インストール手続き(103)と構成情報(104)をダウンロードして、自らのインストール手続きを開始する。
【0016】
同時に、ノード(201)は、通信媒体(5)を介して接続されるクラスタ(31)に含まれるノード(301、311)を起動し、ノード(211)は、通信媒体(6)を介して接続されるクラスタ(32)に含まれるノード(321、331)を起動する。
【0017】
ノード(301)とノード(311)は、起動の指示を行ったノード(201)から、インストール手続き(203)と構成情報(204)をダウンロードして自ノードのインストールを開始する。
【0018】
ノード(321)とノード(331)は、起動の指示を行ったノード(211)から、インストール手続き(213)と構成情報(214)をダウンロードして自ノードのインストールを開始する。
【0019】
このように、クラスタシステムを、多段クラスタ構成とし、元となるインストール手続き(103)を、マスターノード(1)をなすノード(101)上に用意しておき、インストール手続きを実行するノードが、該ノードの起動指示を行った上位ノード(「親ノード」ともいう)から、インストールに必要なデータ(インストール手続き、および構成情報)を取得する処理を、ノード起動時の振る舞いに加えることにより、再帰的に、クラスタのすべてのノードをインストールすることができる。この結果、効率的なクラスタシステムのインストールを実現している。
【0020】
【実施例】
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照して以下に説明する。
【0021】
図1は、本発明の一実施例のシステム構成を示す図である。図1を参照すると、本発明の一実施例において、プログラム制御により動作するマスターノード1は、ノード(中央処理装置;プロセッサ;データ処理装置)101と、ディスク装置102と、インストール用マスタ媒体105と、を備えている。ディスク装置102には、インストール手続き103と、クラスタシステム全体の構成情報104が格納されている。インストール用マスタ媒体105には、システム起動時にロードされてメインメモリ上で、一時的なシステムボリュームとなる、システム起動用データ106と、実際のインストール用のためのデータであるインストール用パッケージ107と、が記憶されている。
【0022】
図2は、本発明の一実施例におけるノード101(図1参照)の構成の一例の詳細を示す図である。図2を参照すると、ノード101は、メインプロセッサ1011と、サービスプロセッサ1012と、通信機構1013と、ブートコード1014と、入出力機構1015と、メインメモリ1016と、を含んでいる。
【0023】
メインメモリ1016の領域は、オペレーティングシステム(OS)が利用するためのOS領域10161と、システム起動データをロードするための、システム起動データロード領域10162と、に分割して利用する。
【0024】
ノード101に接続される周辺機器であるディスク102の領域は、手続き格納領域1022と、インストール用領域1021と、に分かれている。インストール手続き103と構成情報104は、ディスク102の手続き格納領域1022に格納されている。
【0025】
ノード101において、サービスプロセッサ1012が通信機構1013を経由してシステム起動要求を受信する。サービスプロセッサ1012は、システム起動要求としては、インストールモードの起動要求と、通常起動モードとを受け付ける。
【0026】
インストールモードの起動要求を受け付けると、サービスプロセッサ1012は、ブートコード1014をメインメモリ1016にダウンロードして、メインプロセッサ1011を起動する。
【0027】
ブートコード1014は、メインプロセッサ1011で稼動する必要最低限の機能をもったプログラムである。ブートコード1014は、入出力機構1015を経由して、インストール用マスタ媒体105に格納されている、システム起動用データ107をメインメモリ1016に展開する。このほかにも、必要に応じて、通信機構1013を経由して、通信媒体を介して、ある遠隔ノード上のインストール用マスタ媒体に格納されている、システム起動用データを、メインメモリ1016上に展開する。
【0028】
ブートコード1014は、その後、OS領域10161に格納されているカーネルコードに実行を引き渡し、インストール限定機能をもったシステムが、メインプロセッサ1011上で起動する。
【0029】
図1における、ノード201、211、ノード301、311、ノード321、331のノード構成は、図2を参照して説明したノード101と同様の構成とされている。なお、図1に示す例では、クラスタ31のノード301、311、クラスタ32のノード321、331は、周辺機器として、ディスク装置を備えているが、インストール用マスタ媒体は具備していない。
【0030】
クラスタ2は、ノード201と、ノード202から構成されている。ノード201は、周辺機器として、ディスク202とインストール用マスタ媒体205が接続されている。ノード202は、周辺機器として、ディスク212と、インストール用マスタ媒体215が接続されている。
【0031】
インストール用マスタ媒体205と、インストール用マスタ媒体206にそれぞれ記憶されている内容は、インストール用マスタ媒体105と同一の内容である。したがって、システム起動データ206と、システム起動データ207と、システム起動データ106は同一の内容であり、インストール用パッケージ207と、インストール用パッケージ217と、インストール用パッケージ107は同一の内容である。インストール用マスタ媒体は、好ましくは、磁気テープやCD-ROM等のように、可搬記録媒体であり、かつ、複製が容易な媒体とされる。インストール用マスタ媒体は、一般に、該媒体に記憶されるデータ量が多く、このデータを通信回線を介して伝送することは、システムのスループット低下を招く可能性があるため、インストール用マスタ媒体は、できれば、自ノード内のローカル装置として持つことが好ましい。
【0032】
マスターノード1のノード101と、クラスタ2のノード201及びノード211は、通信媒体4で接続されている。
【0033】
クラスタ31は、ノード301と、ノード312から構成されている。ノード301は、周辺機器としてディスク302が接続されており、ノード312は、周辺機器としてディスク312が接続されている。クラスタ2のノード201と、クラスタ31のノード301とノード311は通信媒体5で接続されている。
【0034】
クラスタ32は、ノード321と、ノード332から構成されている。ノード321は、周辺機器としてディスク312が接続されており、ノード322は、周辺機器としてディスク332が接続されている。クラスタ2のノード211と、クラスタ32のノード321とノード331は、通信媒体6で接続されている。
【0035】
ノードに接続される周辺機器として、末端のノード301、ノード311、ノード321、ノード331は、インストール用マスタ媒体は持っていない。このように、インストールマスタ媒体を具備しない末端のノードは、親ノードのインストールマスタ媒体にアクセスする。親ノードとは、自ノードを起動指示するノードである。
【0036】
ノード301、ノード311の親ノードはノード201であり、ノード321、ノード331の親ノードはノード211である。
【0037】
子ノードは、親ノードとは逆の定義であり、たとえば、マスターノード1のノード101の子ノードは、ノード201とノード202であり、ノード201の子ノードは、ノード301とノード302であり、ノード211の子ノードは、ノード321とノード331である。
【0038】
図3、及び図4は、本発明の一実施例の動作を説明するためのフローチャートである。図1乃至図4を参照して、本発明の一実施例の動作について説明する。
【0039】
まず、インストールモードのシステム起動要求に従い、ノード上でインストール用システムが起動する。システム起動要求は、通信媒体(図1の通信媒体4、5、または6)を介して、親ノードから子ノードに対して発行されるものと、親ノード自身がもつスイッチ等の物理的なインタフェースにより、ユーザから直接指示されるかのいずれかの方法を用いることができる。いずれの方法も、最終的には、ノードのメインメモリ(図2の1016)上に、インストール用マスタ媒体のシステム起動用データがロードされて、メインプロセッサ(図2の1011)上で、インストール用の機能限定システムが起動する。
【0040】
次に、ノードは、自ノードがマスターノードであるか否かを判断する(図3のステップA1)。自ノードが、マスターノードであるか否かは、システム起動要求が、通信媒体4、通信媒体5、通信媒体6のいずれを経由したかで判断することができる。
【0041】
マスターノードの場合(図3のステップA1のYES分岐)、自ノードのインストール用マスタ媒体をマウントし(図3のステップA4)、インストール手続きの実行(図3のステップA7)に移行する。
【0042】
次に、自ノードのシステム構成に、インストール用マスタ媒体があるか否か判断する(図3のステップA2)。自ノードのシステム構成にインストール用マスタ媒体が存在すれば(図3のステップA2のYES分岐)、インストール用マスタ媒体をマウントする(図3のステップA3)。
【0043】
自ノードのシステム構成にインストール用マスタ媒体がなければ(図3のステップA1のNO分岐)、親ノードのインストール用マスタ媒体をマウントする(図3のステップA5)。
【0044】
次に、親ノードから、インストール手続きと構成情報をダウンロードし、ディスクに格納する(図3のステップA6)。
【0045】
最後に、自ノードのインストール手続きを実行する(図3のステップA7)。なお、図3の各ステップの処理は、ノードを構成するコンピュータ(プロセッサ)上で実行されるプログラム制御によって実現される。
【0046】
図4は、図3のステップA7のインストール手続きの処理手順を示す流れ図である。
【0047】
まず、マスターノード(図1のノード101)の場合、あらかじめ用意されている構成情報(図1の104)を入力ファイルとして、インストール手続き(図1の103)を実行する。
【0048】
マスターノード以外のノード(図2の201、211、301、311、321、331)は、それぞれ、該ノードに対して起動指示を行った親ノードからダウンロードした構成情報(図2の204、214、304、314、324、334)を入力ファイルとして、親ノードからダウンロードしたインストール手続き(図2の203、213、303、313、323、333)を実行する。
【0049】
最初に、ノードのノード番号の検出をする(図4のステップB1)。このノード番号とは、クラスタシステム内でユニークに割り当てられている番号である。ノード番号としては、例えば、通信機構(図2の1013)が有するMAC(Media Access Control)−IDや、ノード自身が保持するシリアル番号、クラスタシステム用のハードウェアに埋め込まれたノード番号が用いられる。
【0050】
次に、当該ノード(図2の101、201、211、301、311、321、331)は、ダウンロードした構成情報(図2の104、204、214、304、314、324、334)を読み込む(図4のステップB2)。
【0051】
次に、当該ノードは、子ノードが存在するか否かを判断する(図4のステップB3)。子ノードが存在すれば、子ノードに対して、インストールモードで起動するように要求を出す(図4のステップB8)。
【0052】
次に、当該ノード(図2の101、201、211、301、311、321、331)は、構成情報(図2の104、204、214、304、314、324、334)を参照して、ノード番号をキーとして、インストールパラメータを決定する(図4のステップB4)。インストールパラメータで決定される内容としては、これからインストールするディスクのSCSI−IDや、LUN(Logical Unit Number)、あるいは、通信機構のIP(Internet Protocol)アドレス、ノード名等がある。
【0053】
次に、当該ノード(図2の101、201、211、301、311、321、331)は、接続するディスク(図2の102、202、212、302、312、322、332)の初期設定を行う(図4のステップB5)。このステップでは、システムをインストールするために、インストール領域を確保して(図2の1021)、初期化したりする。
【0054】
次に、インストールパッケージをインストールする(図4のステップB6)。インストールパッケージは、自ノードのインストール用マスタ媒体に含まれるインストール用パッケージ(図1の107、207、217)か、末端ノード(図1の301、311、321、331)の場合には、親ノードのインストール用パッケージをディスクにロードする。なお、このステップでロードされたパッケージは、環境ファイル等が初期値のままであるため、そのままシステムを起動しても、動作しない。
【0055】
なお、インストールパッケージをロードするための過程は、一般に、最も時間を必要とするため、各ノードで並列処理を行うためには、このパッケージのロードよりも前に、子ノードの起動要求(図4のステップB8)を行っておく必要がある。
【0056】
最後に、環境ファイルの設定をする(図4のステップB7)。このステップB7では、インストールパラメータの決定(図4のステップB4)で決定された値に基づき、初期値の値に変更を加え、ノード固有の値(たとえばIPアドレスや、ノード名や、ファイルシステムをマウントするための設定ファイルなど)を設定する。これにより、システム起動時に動作する環境が作成される。図4のインストール手続きの各ステップの処理は、ノードを構成するコンピュータ(プロセッサ)上で実行されるプログラム制御によって実現される。
【0057】
次に、具体例を用いて説明する。あらかじめディスク102上にインストール手続き103およびクラスタシステム全体の構成情報104を用意しておく。
【0058】
ノード101は、インストールモードで起動されると、入力ファイルを構成情報104として、インストール手続き103を実行する。このインストール手続きの中には、ノード101をインストールする手続きと、ノード201およびノード211をインストールモードで起動する手続きが含まれている。
【0059】
ノード201は、ノード101により起動されると、ノード101のディスク102より、インストール手続き103および構成情報104を、通信回線4を経由して、ノード201のディスク202に、インストール手続き203と構成情報204として、複製する。そして、ノード201は、複製した構成情報204を入力ファイルとして、インストール手続き203を実行する。インストール手続き203は、ノード201をインストールする手続きと、ノード301およびノード311をインストールモードで起動する手続きが含まれている。
【0060】
同様に、ノード211は、ノード101によって起動されると、ノード101のディスク102より、インストール手続き103および構成情報104を、通信回線4を経由して、ノード211のディスク212に、インストール手続き213と構成情報214として複製する。そしてノード211は、複製した構成情報214を入力ファイルとしてインストール手続き213を実行する。インストール手続き213は、ノード211をインストールする手続きと、ノード321および331をインストールモードで起動する手続きが含まれている。
【0061】
ノード301は、ノード201によって起動されると、ノード201のディスク202より、インストール手続き203および構成情報204を、通信回線5を経由して、ノード301のディスク302に、インストール手続き303と構成情報304として複製する。そしてノード301は、複製した構成情報304を入力ファイルとしてインストール手続き303を実行する。インストール手続き303は、ノード301をインストールする手続きを含む。
【0062】
同様に、ノード311は、ノード201により起動されると、ノード201のディスク202より、インストール手続き313および構成情報314を、通信回線5を経由して、ノード311のディスク312に、インストール手続き313と構成情報314として複製する。そしてノード311は、複製した構成情報314を入力ファイルとしてインストール手続き313を実行する。インストール手続き313は、ノード311をインストールする手続きを含む。
【0063】
ノード321は、ノード211により起動されると、ノード211のディスク212より、インストール手続き213および構成情報214を、通信回線6を経由して、ノード321のディスク322に、インストール手続き323と構成情報324として複製する。そして、ノード321は、複製した構成情報324を入力ファイルとしてインストール手続き323を実行する。インストール手続き323は、ノード321をインストールする手続きを含む。
【0064】
同様に、ノード331は、ノード211により起動されると、ノード211のディスク212より、インストール手続き213および構成情報214を、通信回線6を経由して、ノード331のディスク332に、インストール手続き333と構成情報334として複製する。そして、ノード331は、複製した構成情報334を入力ファイルとしてインストール手続き333を実行する。インストール手続き333は、ノード331をインストールする手続きを含む。
【0065】
このように、クラスタシステムを多段クラスタ構成にし、元となるインストール手続き103を、マスターノードのノード101上に用意しておき、インストールするノードが、起動要求を発行したノード(親ノード)からインストールに必要なデータ(インストール手続き、および構成情報)を自立的に取得するロジックを、ノード起動時の振る舞いに加えることにより、再帰的に、ノードをインストールすることが可能となる。
【0066】
次に、本発明の第2の実施例について説明する。図5は、本発明の第2の実施例を説明するための図である。図5を参照すると、図3のインストール手続き7について、インストール処理を分割した、手続き00(図5の8)、手続き01(図5の9)、手続き02(図5の10)に分割されている。それぞれの手続きは機能ごとに細分化されており、例えば手続き00はディスクの設定、手続き01は、パッケージのインストール、手続き02は、環境ファイルの作成、というようになる。手続きには、番号が付加されており、若番順に実行される。
【0067】
図6は、本発明の第2の実施例におけるインストール手続きの処理手順を示す流れ図である。インストール手続きは、最初に、ノードはノード番号の検出をする(図6のステップC1)。
【0068】
次に、ノードは、構成情報(図2の104、204、214、304、314、324、334)を読み込む(図6のステップC2)。
【0069】
次に、当該ノードに子ノードがあるかどうかを判断する(図6のステップC3)。子ノードがあれば、子ノードに対して、インストールモードで起動するように要求を出す(図6のステップC8)。
【0070】
次に、ノードは、構成情報(図2の104、204、214、304、314、324、334)に、ノード番号をキーとして、インストールパラメータを決定する(図6のステップC4)。
【0071】
次に、手続きファイル番号の若番順に、手続きを順次実行する(図6のステップC4、ステップC5、ステップC6)。この例では、手続き00(図5の8)、手続き01(図5の9)、手続き(図5の10)の順で実行される。
【0072】
このように、インストール手続きを、機能ごとに分割することにより、たとえばディスクの設定(図5の8、図4のステップB5に相当)をインストール手続き(図5の7)から削除することで、インストール手続きは、インストール後のシステムファイルの変更をするための手続きとしても利用することができる。
【0073】
多段クラスタ構成のクラスタ段数は、上記実施例で示している3段以上でもよい。また、各クラスタに含まれるノードの数は、2ノード以上であってもよいことは勿論である。
【0074】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、下記記載の効果を奏する。
【0075】
本発明の第1の効果は、クラスタシステムにおいて、インストールするためのインストール手続きの修正を容易化する、ということである。
【0076】
その理由は、本発明においては、クラスタを多段クラスタ構成にし、システムの起動時に、親ノードのインストール手続きを、自ノード内に複製して実行するため、マスターノードにインストール手続きの修正を反映しておきさえすれば、インストール時にそれぞれの子ノード上で実行されるインストール手続きに修正内容が反映される、ためである。
【0077】
本発明の第2の効果は、インストールするための構成情報を、マスターノード上の1箇所にだけおけばよく、構成情報を一元管理することができる、ということである。
【0078】
その理由は、本発明においては、クラスタを多段クラスタ構成とし、システムの起動時に、親ノードの構成情報を自ノード内に複製して持つとともに、ノード固有情報を与えることにより、ノード固有の環境情報(環境ファイル)を設定できるようにしている、ためである。
【0079】
本発明の第3の効果は、インストールに要する時間を短縮することができる、ということである。
【0080】
その理由は、本発明においては、クラスタを多段クラスタ構成とし、ダウンロードに最も時間を要するパッケージのインストールを行う前に、子ノードを起動する処理を行うことにより、子ノードと親ノードのインストール手続きを並列に実行させることができる、ためである。また、本発明においては、各クラスタ内のノードも並列にインストール手続きを実行することができる、ためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のクラスタシステムの構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例のノードの構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施例の処理手順を説明するための流れ図である。
【図4】本発明の一実施例のインストール手続きを説明するための流れ図である。
【図5】本発明の他の実施例を説明するための図である。
【図6】本発明の他の実施例のインストール手続きを説明するための流れ図である。
【符号の説明】
1 マスターノード
2、31、32 クラスタ
4、5、6 通信媒体
7 インストール手続き
8、9、10 手続き
101、201、211、301、311、321、331 ノード
102、202、212、302、312、322、332 ディスク
103、203、213、303、313、323、333 インストール手続き
104、204、214、304、314、324、334 構成情報
105、205、215 インストール用マスタ媒体
106、206、216 システム起動用データ
107、207、217 インストール用パッケージ
1011 メインプロセッサ
1012 サービスプロセッサ
1013 通信機構
1014 ブートコード
1015 入出力機構
1016 メインメモリ
10161 OS領域
10162 システム起動データロード領域
1021 インストール用領域
1022 手続き格納領域

Claims (18)

  1. 最上位のマスターノードには通信媒体を介して複数のノードよりなるクラスタが接続され、末端を除くクラスタのノードには、通信媒体を介して、次段のクラスタのノードが接続される多段クラスタ構成のクラスタシステムのインストール方法において、
    前記マスターノードがインストール情報を保持し、自ノードのインストールを行うとともに前記マスターノードに接続されるクラスタのノードに対して起動を指示し、
    前記マスターノードに接続されたクラスタのノードから順に末端ノードまでの各ノードが、順次、該ノードの上位ノードからの起動指示を受けて起動し、前記起動指示を行った前記上位ノードから、インストール情報を取得して自ノードのインストールを行うとともに、配下にノードが存在する場合には、該配下のノードに対して、起動を指示
    前記インストール情報として、インストール手続きと、システムの構成情報と、を有し、前記マスターノードから、配下のノードを、順次起動し、前記各ノードの起動に伴い、前記インストール情報が、順次、下位のノードにダウンロードされ、
    前記インストール手続きを、互いに異なる機能ごとに、複数に分割し、各インストール手続きを栽番して記憶保持し、
    前記自ノードのインストールにあたり、インストール手続き番号の若番順に、インストール手続きを順次実行する、ことを特徴とするクラスタシステムのインストール方法。
  2. 前記クラスタシステムを構成する各ノードが、起動時にインストール手続きを実行するインストールモードの起動と、起動時にインストール手続きを行わない通常モードの起動とを有する、ことを特徴とする請求項記載のクラスタシステムのインストール方法。
  3. (a)起動指示を受けたノードが、自ノードがマスターノードであるか否かを判断するステップと、
    (b)自ノードがマスターノードである場合、自ノードのインストール用マスタ媒体をマウントした上で、ステップ(e)のインストール手続きの実行に移行するステップと、
    (c)自ノードがマスターノードでない場合、自ノードのシステム構成に、インストール用マスタ媒体があるか否か判断し、インストール用マスタ媒体が存在する場合には、インストール用マスタ媒体をマウントし、自ノードのシステム構成にインストール用マスタ媒体が存在しない場合には、起動指示を発行したノードのインストール用マスタ媒体を通信媒体を介してマウントするステップと、
    (d)自ノードがマスターノードでない場合、前記起動指示を発行したノードから、インストール手続きと構成情報をダウンロードし、自ノードのディスク装置に格納するステップと、
    (e)自ノードのインストール手続きを実行するステップと、
    を含む、ことを特徴とする請求項記載のクラスタシステムのインストール方法。
  4. インストール手続きの実行にあたり、前記マスターノードは、あらかじめ用意されている構成情報に基づき、インストール手続きを実行し、マスターノード以外のノードは、それぞれ、該ノードに対して起動指示を行ったノードからダウンロードした構成情報に基づき、前記起動指示を行ったノードからダウンロードしたインストール手続きを実行する、ことを特徴とする請求項記載のクラスタシステムのインストール方法。
  5. インストール手続きの入力ファイルとして構成情報を有し、前記構成情報を検索して、ノードを識別する識別子によりインストールパラメータを決定し、各ノードの環境情報を作成する、ことを特徴とする請求項記載のクラスタシステムのインストール方法。
  6. 前記インストール手続きを互いに異なる機能ごとに、複数に分割して記憶保持し、機能ごとの手続きの追加、及び削除を可能とし、インストール手続きの処理を可変自在としてなる、ことを特徴とする請求項記載のクラスタシステムのインストール方法。
  7. 前記自ノードのインストール手続きを実行するステップ(e)が、
    (f1)インストール手続きを実行するノードがノード識別情報を検出するステップと、
    (f2)前記ノードが、構成情報を読みこむステップと、
    (f3)前記ノードが、子ノードがあるかどうかを判断し、子ノードがあれば、前記子ノードに対して、インストールモードで起動するように要求を出すステップと、
    (f4)前記ノードは、前記構成情報を参照し、ノード識別情報をキーとして、インストールパラメータを決定するステップと、
    (f5)インストール手続き番号の若番順に、インストール手続きを順次実行するステップと、
    を含む、ことを特徴とする請求項記載のクラスタシステムのインストール方法。
  8. 複数のノードよりなるクラスタシステムであって、最上位のマスターノードには通信媒体を介して複数のノードよりなるクラスタが接続され、末端を除くクラスタのノードには、通信媒体を介して、次段のクラスタのノードが接続される多段クラスタ構成のクラスタシステムにおいて、
    前記マスターノードが、インストール情報を記憶保持する記憶手段を備え、自ノードのインストールを行うとともに、前記マスターノードに通信媒体を介して接続されるノードに対して起動を指示する手段を備え、
    前記マスターノードに通信媒体を介して接続されるノードから、末端ノードまでの各ノードが、それぞれ、前記ノードの上位ノードから起動指示を受けた際に、前記起動指示を行った前記上位ノードから、インストール情報を受け取って記憶する手段と、前記インストール情報に基づき、自ノードのインストールを行うとともに、配下のノードが存在する場合には、該配下のノードに対して起動を指示する手段と、を備え、
    前記インストール情報は、インストール手続きと、システムの構成情報と、を有し、
    前記インストール手続きを、互いに異なる機能ごとに、複数に分割し、各インストール手続きを栽番しておき、
    前記各ノードが、インストール手続き番号の若番順に、インストール手続きを順次実行する手段を含む、ことを特徴とするクラスタシステムのインストールシステム。
  9. 前記クラスタシステムを構成するノードが、起動時にインストール手続きを実行するインストールモードの起動と、起動時にインストール手続きを行わない通常モードの起動とを有する、ことを特徴とする請求項記載のクラスタシステムのインストールシステム。
  10. インストールモードの起動指示を受けたノードが、
    自ノードがマスターノードであるか否かを判断する手段を有し、マスターノードの場合、自ノードのインストール用マスタ媒体をマウントした上でインストール手続きの実行に移行し、
    マスターノードでない場合には、自ノードのシステム構成に、インストール用マスタ媒体があるか否か判断し、インストール用マスタ媒体が存在する場合、インストール用マスタ媒体をマウントする手段と、
    自ノードのシステム構成にインストール用マスタ媒体が存在しない場合、起動指示を発行したノードのインストール用マスタ媒体を通信媒体を介してマウントする手段と、
    前記起動指示を発行したノードから、インストール手続きと構成情報をダウンロードしディスクに格納する手段と、
    自ノードのインストール手続きを実行する手段と、
    を含む、ことを特徴とする請求項記載のクラスタシステムのインストールシステム。
  11. インストール手続きの実行にあたり、前記マスターノードは、あらかじめ用意されている構成情報に基づき、インストール手続きを実行し、マスターノード以外のノードは、それぞれ、該ノードに対してインストールモードの起動指示を行ったノードからダウンロードした構成情報に基づき、前記起動指示を行ったノードからダウンロードしたインストール手続きを実行する、ことを特徴とする請求項記載のクラスタシステムのインストールシステム。
  12. 前記各ノードは、インストール手続きの入力ファイルとして、構成情報を有し、前記構成情報を参照し、ノードを識別する識別子によって、インストールパラメータを決定する各ノードの環境情報を作成する手段を備える、ことを特徴とする請求項記載のクラスタシステムのインストールシステム。
  13. 前記ノードが、自ノードのノード識別情報の検出をする手段と、
    前記ノードが構成情報を読み込む手段と、
    子ノードが存在するか否かを判断し、子ノードが存在すれば、前記子ノードに対して、インストールモードで起動するように要求を出す手段と、
    前記構成情報を参照して、前記ノード識別情報をキーとして、インストールパラメータを決定する手段と、
    前記接続するディスク装置の初期設定を行い、自ノードのインストール用マスタ媒体に含まれるインストール用パッケージか、あるいはノードが末端ノードの場合には、起動指示を行った上位ノードのインストール用パッケージを、自ノードの前記ディスク装置に格納する手段と、
    前記決定されたインストールパラメータの値に基づき、ノード固有の値を設定することで、システム起動時に動作する環境情報を作成する手段と、
    を含む、ことを特徴とする請求項記載のクラスタシステムのインストールシステム。
  14. 前記インストール手続きを、互いに異なる機能ごとに、複数に分割しておき、必要な機能ごとの手続きを追加、及び削除可能とし、インストール手続きの処理を可変自在としてなる、ことを特徴とする請求項記載のクラスタシステムのインストールシステム。
  15. 前記各ノードが、ノード識別情報を検出する手段と、
    前記構成情報を読み込み、該ノードに子ノードがあるかどうかを判断し、子ノードがあれば、前記子ノードに対して、インストールモードで起動するように要求を出す手段と、
    前記構成情報を参照し、ノード識別情報をキーとして、インストールパラメータを決定する手段と、
    インストール手続き番号の若番順に、インストール手続きを順次実行する手段と、
    を含む、ことを特徴とする請求項記載のクラスタシステムのインストールシステム。
  16. 複数のノードよりなるクラスタシステムであって、最上位のマスターノードには通信媒体を介して複数のノードよりなるクラスタが接続され、末端を除くクラスタのノードには、通信媒体を介して、次段のクラスタのノードが接続される多段クラスタ構成とされ、
    前記マスターノードは、インストール情報を記憶保持し、自ノードのインストールを行うとともに、前記マスターノードに通信媒体を介して接続されるノードに対して起動を指示し、前記マスターノードに通信媒体を介して接続されるノードから末端ノードの各ノードは、それぞれ、前記ノードの上位ノードからの起動指示を受けた際に、前記起動指示を行った前記上位ノードからインストール情報を受けとり、自ノードのインストールを行うとともに、配下のノードが存在する場合には、該配下のノードに対して起動を指示前記インストール情報は、インストール手続きと、システムの構成情報と、を有し、前記インストール手続きを、互いに異なる機能ごとに、複数に分割し、各インストール手続きを栽番しておくクラスタシステムのノードのコンピュータで実行するためのプログラムであ って、
    インストールモードでの起動指示を受けると、
    (a)自ノードがマスターノードであるか否かを判断する処理、
    (b)自ノードがマスターノードである場合、自ノードのインストール用マスタ媒体をマウントした上で(e)のインストール手続きの実行に移行する処理、
    (c)自ノードがマスターノードでない場合には、自ノードのシステム構成に、インストール用マスタ媒体があるか否か判断し、インストール用マスタ媒体が存在する場合、インストール用マスタ媒体をマウントし、自ノードのシステム構成にインストール用マスタ媒体が存在しない場合、起動指示を発行したノードのインストール用マスタ媒体を通信媒体を介してマウントする処理、
    (d)自ノードがマスターノードでない場合、前記起動指示を発行したノードから、インストール手続きと構成情報をダウンロードし、自ノードのディスク装置に格納する処理、及び、
    (e)自ノードのインストール手続きを実行するにあたり、インストール手続きファイル番号の若番順に、インストール手続きを順次実行する処理と、
    の前記(a)乃至()の各処理を前記ノードのコンピュータで実行するためのプログラム。
  17. 請求項16記載のプログラムにおいて、
    (e1)前記ノードが、自ノードのノード識別情報の検出をする処理、
    (e2)前記ノードが、前記構成情報を読み込み、子ノードが存在するか否かを判断し、子ノードが存在すれば、前記子ノードに対して、インストールモードで起動するように要求を出す処理、
    (e3)前記ノードが、前記構成情報を参照して、前記ノード識別情報をキーとして、インストールパラメータを決定する処理、
    (e4)前記ノードが、自ノードのインストール用マスタ媒体に含まれるインストール用パッケージか、あるいはノードが末端ノードの場合には、起動指示を行った上位ノードのインストール用パッケージを、自ノードのディスクにロードする処理、及び、
    (e)前記決定されたインストールパラメータの値に基づき、ノード固有の値を設定することで、システム起動時に動作する環境情報を作成する処理、
    の前記(e1)乃至(e)の各処理をノードのコンピュータで実行するためのプログラム。
  18. 請求項16記載のプログラムにおいて、
    前記インストール手続きを、互いに異なる機能ごとに、複数に分割し、各インストール手続きを栽番して記憶保持し、
    (f1)前記ノードが、ノード識別情報を検出する処理、
    (f2)前記ノードが、前記構成情報を読み込み、該ノードに子ノードがあるかどうかを判断し、子ノードがあれば、前記子ノードに対して、インストールモードで起動するように要求を出す処理、
    (f3)前記ノードが、前記構成情報を参照し、ノード識別情報をキーとして、インストールパラメータを決定する処理、及び、
    (f4)前記ノードが、インストール手続きファイル番号の若番順に、インストール手続きを順次実行する処理と、
    の前記(f1)乃至(f4)の各処理をノードのコンピュータで実行するためのプログラム。
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