JP3692161B2 - Chuck - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ドリルやエンドミル等の工具を掴持するためのチャックに関するもので、特にエンドミル等による重切削のように、切削作業途上でチャックから抜け出し方向に過大な負荷を受ける重切削工具を掴持することに好適なチャックに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のチャックにおいて、チャック筒の内周面に、その先端部から軸線方向に向く多数の凹状のチャック溝を周方向に間隔をおいて配列されたものが提案されており、締付部材である締付用ナットを回転せしめすることによって、チャック筒を特に凹状のチャック溝の肉薄部によって収縮せして、これによってチャック筒に挿入される切削工具をチャックするようにしている。
【0003】
上記のようにチャック筒の内周面に凹状のチャック溝を設けたものでは、構成が簡単であり、心出し精度も良好であり、特にチャック溝の肉薄部が良好に収縮するため、ドリルなど軽切削工具あるいは通常工具では充分なチャック力を確保することができた。
【0004】
しかしながら、エンドミルなどの重切削工具のように、その切削作業途上でチャック筒から抜け出る方向に大きな負荷を受けるものにあっては、単にチャック筒の内周面に凹状のチャック溝を設けてチャック筒を収縮させるだけでは、重切削工具がチャック筒から脱落するという事故が発生する危険性があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明は、上述のようにチャック筒の内周面に凹状チャック溝を有する利点を維持しながら、チャック力を格段に高め、重切削工具に対しても安定して使用することが可能なこの種チャックを提案することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、図中の参考符号を付して示すならば、請求項1に係る発明にあっては、チャック筒1の工具保持孔に工具シャンクTが挿入され、チャック筒1の外周面にニードルローラ9が配設され、該ニードルローラ9を介してチャック筒1に締付部材2が外嵌され、工具シャンクTが前記ニードルローラ9を介してチャック筒1を締め付ける前記締付部材2によってチャックされるようになっているチャックにおいて、前記チャック筒1の先端面に環状の端板11が固着されてなる構成を採用してなるものである。
【0007】
また請求項2に係る発明にあっては、前記チャック筒1の先端面に環状の端板11がボルトによって固着されてなる請求項1に記載の構成を採用してなるものである。
【0008】
また請求項3に係る発明にあっては、前記端板11の外周面に前記チャック筒1と締付部材2との間をシールするシール部材12が配設されてなる請求項1または2に記載の構成を採用してなるものである。
【0009】
【作用】
本発明の請求項1に係る発明によれば、チャック筒1の先端面には、環状の端板11が適宜にボルトによって固着されており、これによって該端板11の外周面に適宜シール材を配設することができ、これによってチャック筒1と締付部材2との間のシール性を確保するようになっている。
【0010】
【実施例】
図1において、チャック本体6は、マシニングセンタなどの主軸ヘッド(図示せず)に着脱可能に装着されるテーパ状のシャンク7と、このテーパシャンク7の径大側端部に同心状に一体連設されるチャック位置決め用フランジ8と、このフランジ8から当該チャック本体6の先端側に同心状に一体突設されるチャック筒1とからなり、チャック筒1は、掴持すべき工具シャンクTまたは後述の図7〜図9に示すストレートコレット3に対応するストレート状の内周面1aと先端部に向かって先細テーパ状に形成されたテーパ状外周面1bとを備えている。チャック筒1には締付部材である締付用ナット2が外嵌され、該締付用ナット2とチャック筒1との間にチャック筒1の外周面に対し螺旋状に公転する多数のニードルローラ9が介装されている。このニードルローラ9は、当然にリテーナ10(図3)に保持されていると共に、チャック筒1のテーパ状外周面1bに設定される母線に対し各ローラ軸心が適当に傾斜するように配設されており、しかしてチャック筒1に対して自転しつつ螺旋方向に公転して乗り上げ動作をすることによりチャック筒1を弾性変形させて収縮させ、工具シャンクTを掴持するようになっている。
【0011】
そして、チャック筒1の内周面には、軸線方向に延びる凹状の、正確には、内周面側が開口した過半円筒状のチャック溝4が周方向に適当間隔に、例えば図2に示すように60°の位相差で等間隔に設けられており、これらのチャック溝4にはその内径より若干小径な円柱状のクラッチ部材5が嵌合されている。なお、図1に示すように、チャック筒1の先端面には、環状の端板11がボルト(図示せず)によって固着されており、これによってクラッチ部材5がチャック溝4から抜け出るのを防止すると共に、該端板11の外周面に埋設したシール材12によってチャック筒1と締付用ナット2との間のシール性を確保するようになっている。
【0012】
なお、チャック溝4は、必ずしも正確に軸線方向に延びる必要はなく、周方向に若干偏倚(傾斜)して軸線方向に延びるようにしてもよい。また図3の(a) 、(b) に示すようにクラッチ部材5が嵌合されたチャック溝4とは別に、チャック筒1に周方向適当間隔にクラッチ部材を嵌合しない円筒状またはコ字状等のチャック溝4a,4bを設けることによって、より一層強力にチャック作用と後述の楔作用を発揮させることができる。
【0013】
図4〜図6は、本発明の作用を説明する図であって、まず説明の順序として図6に示す作用から説明すると、チャック筒1に工具シャンクTを挿入し、締付用ナット2によってチャック筒1を締め付けることによって、作用的に表現すれば、図示のようにチャック筒1とクラッチ部材5が嵌合するチャック溝4の薄肉部を中心として、該肉薄部をヒンジとして折れ曲がり、多角形状に変形する。従って、締付用ナット2によるチャック筒1の締め付け開始時には、チャック筒1はこれにチャックされる工具シャンクTを心出し(センタリング)しながら掴持していくことになり、チャック完了時間には工具シャンクTの外周面にチャック筒1の内周面の全域が接触し、略真円状態となってチャックされる。従って、本発明では、従来のチャック筒1の内周面に凹状のチャック溝4を設けた利点をそのまま生かすことができる。
【0014】
そして図4に示すように、工具シャンクTの外周面にチャック筒1の内周面の全域が接触した状態の時には,チャック溝4内のクラッチ部材5が工具シャンクTの外周面に接触した状態にあり、該クラッチ部材5と工具シャンクTとの間に、詳細にはチャック溝4の内周面を楔作用のためのテーパ面とした一種の楔が後述のように形成される。
【0015】
切削作業途上において、チャック筒1に掴持される工具シャンクTに、図示のように工具シャンクTを矢印aの方向に回転させようとする切削力が負荷すれば、図5に示すように、該シャンクTに接触するクラッチ部材5は摩擦抵抗によってチャック溝4内を工具シャンクTの回転方向に転動または摺動によって移動してチャック溝4の内周面、詳細にはチャック溝4の内周面を楔用のテーパ面として、クラッチ部材5によってチャック溝4の内周面4aと工具シャンクTの外周面Taとの間に楔角θが形成される。従って、クラッチ部材5は、図5に二点鎖線で作用的に示すように上述の工具シャンクTとの摩擦抵抗によってチャック溝4のテーパ面4aに押されてチャック筒1の内周面から工具シャンクT側に突出状態に露出しようとし、これにより生成される強力な楔作用によって、工具シャンクTは、クラッチ部材5を介してチャック筒1に強力にチャックされ、このチャック力は、上記の説明より明らかなように工具シャンクTに負荷する切削力が大きくなればそれに比例して増大することになる。
【0016】
なお、工具シャンクTをチャック筒1に挿入した際に、クラッチ部材5と工具シャンクTとが確実に接触するためにチャック溝4内において該溝側壁とクラッチ部材5との間に、図4に示すように板ばねや螺旋ばねあるいはOリングなどの弾性体13を介在させるようにしてもよい。
【0017】
上記のように工具シャンクTに強力な切削力が負荷し、その結果、該工具シャンクTをチャック筒1から抜け出る方向に切削力が負荷しても、該切削力の大きさに比例して、より一層大なる楔作用によるチャック力がクラッチ部材5を介してチャック筒1内に生成されるから、エンドミルなどの重切削においても充分に使用することが可能となる。
【0018】
図1〜図5において、チャック筒1内のチャック溝4は、円穴状となっており、これに嵌合されるクラッチ部材5は、円穴4の内径より若干小径な一本の円柱状部材によって形成されているが、勿論この形状に限定されることはなく、周方向に長径の楕円状の穴に、円柱状または楕円状の複数の短尺部材からなるクラッチ部材5を嵌合するようにしてもよく、また複数の球状または楕円球状(ポール状)のクラッチ部材5をチャック溝4内に軸線方向に配列してもよい。要は、チャック溝4内をクラッチ部材5が若干余裕をもって嵌合され、工具シャンクTの切削力による回転方向への負荷によりクラッチ部材5がチャック溝4から露出して楔作用を発揮するのに適したチャック溝4とクラッチ部材5であればよいことになる。
【0019】
図7〜図10は、本発明の他の実施例を示すもので、前記実施例にあっては、チャックのチャック筒1に直接にチャック溝4とこれに嵌合するクラッチ部材5とを設けたものであるが、図7に示す実施例にあっては、チャックのチャック筒1自体は、チャック溝を設けない単なる筒状のもの、あるいは従来のチャック筒1に凹状のチャック溝だけを設けたもので、これに嵌合するストレートコレット3に本発明を実施したものである。
【0020】
即ち、図8(図7)に示す実施例にあっては、コレット3の外周面側が一部開口したチャック溝4を周方向に適当間隔に設け、これにクラッチ部材5を周方向に若干量転動可能なように余裕をもって嵌合してなるものである。
【0021】
この実施例によれば、チャック筒1内にコレット3を介して嵌合した工具シャンクTに対しては、図7に示すように締付用ナット2のチャック筒1に対する締め付け作用によって該チャック筒1を介してコレット3をそのチャック溝4を中心に収縮して該コレット3内の工具シャンクTをチャックすることになる。そして、工具シャンクTに周方向への切削力が負荷すれば、チャック筒1とクラッチ部材5との間で楔作用が発揮され、これによって一層コレット3を収縮せしめ、チャック筒1に該コレット3を介して挿入される工具シャンクTに対するチャック力を上げることができ、工具シャンクTに負荷する強力な切削力に対向することができるのである。
【0022】
また、図9に示す実施例にあっては、コレット3の内周面側に一部開口したチャック溝4が周方向に適当間隔に設け、これにクラッチ部材5を周方向に転動可能なように余裕をもって嵌合してなるものである。
【0023】
この実施例にあっては、チャック筒1内にコレット3を介して嵌合した工具シャンクTに対しては、図7に示すように締付用ナット2のチャック筒1に対する締め付け作用によって、該チャック筒1を介してコレット3をそのチャック溝4を中心に収縮して該コレット3内の工具シャンクTをチャックすることになる。そして、工具シャンクTに周方向への切削力が負荷すれば、クラッチ部材5と工具シャンクTとの間で楔作用が発揮され、これによって該コレット3に挿入される工具シャンクTに対するチャック力を上げることができ、工具シャンクTに負荷する強力な切削力に対向することができるのである。
【0024】
また、図10に示す実施例にあっては、コレット3の内外周面側に交互に一部が開口したチャック溝4を周方向に適当間隔に設け、これにクラッチ部材5を周方向に転動可能なように余裕を以て嵌合してなるものである。
【0025】
この実施例にあっては、上述の説明から明らかなように、図7に示す実施例と図8に示す実施例との相乗効果を期待することができる。
【0026】
図11の(a) 、(b) に示す実施例は、上記図7〜図10の実施例において、そのコレット3に周方向適当間隔にスリット20を設け、所謂、割りコレットとてなるもので、このように割りコレットに本発明を実施することによって、より一層の収縮力、即ちチャック力を上げることができる。
【0027】
上記実施例にあっても、チャック筒1にコレット3を介して嵌合した工具シャンクTに周方向への切削力が負荷すれば、コレット3のチャック溝4内のクラッチ部材5が直接的または間接的に工具シャンクTとの間で楔作用が働き、チャック筒1内にコレット3を介して工具シャンクTを強力にチャックすることができることになり、通常のチャックを用いることができる利点がある。
【0028】
なお、図8(図7)〜図11に示す実施例にあっては、クラッチ部材5がチャック溝4から不測に抜け出るを防止するために、環状の端板11a,11bがコレット3の前後端面にボルト等によって固着される。
【0029】
図12は、更に本発明の他の実施例を示すものであり、この実施例にあっては、チャックの形態が上記実施例と異なるもので、所謂ハイドロチャックであって、チャック筒1の内部に該チャック筒1の軸方向ほぼ全域に環状の空所部14を設けてこれに水や油などの非圧縮流体15を充填し、該空所部14をチャック本体6側まで延長して、この延長空所部16に締付部材2であるボルト17をねじ込み、締付具18を用いてボルト17をねじ込むことによって、その先端ストレート部19が空所部14内の非圧縮流体15を押圧し、この押圧力によってチャック筒1の内周面側を収縮せしめ、チャック筒1に挿入した工具シャンクTを掴持するようにしたものである。
【0030】
このハイドロチャックにあっても、チャック筒1の内周面側に上記のチャック溝4とクラッチ部材5とを装備することによって、前記実施例のロールロックチャックと同様の作用を期待することができることは、これまでの説明より明らかである。
【0031】
しかして切削作業の終了により、工具シャンクTをチャック筒1から脱出させる場合には、当然に締付部材2を緩めて工具シャンクTを、図1に示すように矢印bの方向に回転し楔作用を解除することによって、容易に工具シャンクTをチャック筒1から脱出させることができることは言うまでもない。即ち、チャック筒1から工具シャンクTを取り出すときには、締付部材2を緩めることにより全体的にチャック筒1と工具シャンクTとの間に隙間ができるので、チャック筒1の締付時にクラッチ部材5が工具シャンクTに食い込み状となっていても、簡単に楔作用を解除することができるのである。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、チャック筒と締付部材との間のシール性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例のチャックの縦断正面図である。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 (a) 及び(b) は、同実施例におけるチャック筒の変形例を示す一部縦断側面図である。
【図4】 同実施例の作用状態を示す図である。
【図5】 同実施例の作用状態を示す拡大図である。
【図6】 同実施例の作用状態を示す図である。
【図7】 同他の実施例のチャックの縦断正面図である。
【図8】 同他の実施例の要部の縦断側面図である。
【図9】 更に他の実施例の要部の縦断側面図である。
【図10】 更に他の実施例の要部の縦断側面図である。
【図11】 (a) 及び(b) は、更に他の実施例の要部の斜視図および縦断側面図である。
【図12】 更に他の実施例のチャックの縦断正面図である。
【符号の説明】
1 チャック筒
T 工具シャンク
2 締付部材
9 ニードルローラ
11 端板
12 シール部材 [0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a chuck for gripping a tool such as a drill or an end mill. In particular, as in heavy cutting by an end mill or the like, a heavy cutting tool that receives an excessive load in the direction of coming out of the chuck during the cutting operation is gripped. The present invention relates to a chuck suitable for holding.
[0002]
[Prior art]
In this type of chuck, there has been proposed a chuck member in which a large number of concave chuck grooves are arranged on the inner peripheral surface of the chuck cylinder in the axial direction from the tip end portion thereof at intervals in the circumferential direction. By rotating a certain tightening nut, the chuck cylinder is contracted by the thin portion of the concave chuck groove in particular, and thereby the cutting tool inserted into the chuck cylinder is chucked.
[0003]
In the case where the concave chuck groove is provided on the inner peripheral surface of the chuck cylinder as described above, the configuration is simple, the centering accuracy is good, and especially the thin part of the chuck groove is contracted well, so that a drill, etc. Sufficient chucking force could be secured with a light cutting tool or a normal tool.
[0004]
However, for heavy cutting tools such as end mills that receive a heavy load in the direction of coming out of the chuck cylinder during the cutting operation, simply provide a concave chuck groove on the inner peripheral surface of the chuck cylinder. There is a risk that an accident in which the heavy cutting tool falls off the chuck cylinder will occur if the tool is simply contracted.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, the present invention can remarkably increase the chucking force while maintaining the advantage of having the concave chuck groove on the inner peripheral surface of the chuck cylinder as described above, and can be used stably even for heavy cutting tools. This is the purpose of proposing such a chuck.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, if the present invention is shown with reference numerals in the drawings, in the invention according to claim 1, the tool shank T is inserted into the tool holding hole of the chuck cylinder 1, A needle roller 9 is disposed on the outer peripheral surface of the chuck cylinder 1, and the
[0007]
The invention according to
[0008]
Further, in the invention according to
[0009]
[Action]
According to the first aspect of the present invention, the
[0010]
【Example】
In FIG. 1, a chuck body 6 includes a
[0011]
Then, the inner circumferential surface of the chuck cylinder 1 is formed with concave grooves extending in the axial direction, to be precise, a
[0012]
Note that the
[0013]
FIGS. 4 to 6 are views for explaining the operation of the present invention. First, the operation shown in FIG. 6 will be described as an order of description. The tool shank T is inserted into the chuck cylinder 1 and the tightening
[0014]
As shown in FIG. 4, when the entire inner peripheral surface of the chuck cylinder 1 is in contact with the outer peripheral surface of the tool shank T, the clutch member 5 in the
[0015]
In the course of the cutting operation, if the cutting force to rotate the tool shank T in the direction of arrow a as shown in the figure is applied to the tool shank T held by the chuck cylinder 1, as shown in FIG. The clutch member 5 in contact with the shank T moves in the
[0016]
When the tool shank T is inserted into the chuck cylinder 1, the clutch member 5 and the tool shank T are reliably brought into contact with each other in the
[0017]
As described above, a strong cutting force is applied to the tool shank T. As a result, even if the cutting force is applied in a direction in which the tool shank T is pulled out of the chuck cylinder 1, it is proportional to the magnitude of the cutting force. Since an even greater chucking force due to the wedge action is generated in the chuck cylinder 1 via the clutch member 5, it can be sufficiently used in heavy cutting such as an end mill.
[0018]
1 to 5, the
[0019]
7 to 10 show another embodiment of the present invention. In the embodiment, the chuck cylinder 1 of the chuck is provided with a
[0020]
That is, in the embodiment shown in FIG. 8 (FIG. 7), the
[0021]
According to this embodiment, the tool shank T fitted in the chuck cylinder 1 through the
[0022]
Further, in the embodiment shown in FIG. 9,
[0023]
In this embodiment, the tool shank T fitted in the chuck cylinder 1 via the
[0024]
Further, in the embodiment shown in FIG. 10,
[0025]
In this embodiment, as is clear from the above description, a synergistic effect between the embodiment shown in FIG. 7 and the embodiment shown in FIG. 8 can be expected.
[0026]
The embodiment shown in FIGS. 11A and 11B is a so-called split collet in which the
[0027]
Even in the above embodiment, if the cutting force in the circumferential direction is applied to the tool shank T fitted to the chuck cylinder 1 via the
[0028]
In the embodiment shown in FIGS. 8 (7) to 11, the annular end plates 11 a and 11 b are provided at the front and rear end faces of the
[0029]
FIG. 12 shows still another embodiment of the present invention. In this embodiment, the form of the chuck is different from that of the above-described embodiment. An
[0030]
Even in this hydro chuck, by providing the
[0031]
Accordingly, when the tool shank T is withdrawn from the chuck cylinder 1 by the end of the cutting operation, the tightening
[0032]
【The invention's effect】
According to the present invention, the sealing performance between the chuck cylinder and the fastening member can be ensured.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal front view of a chuck according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIGS. 3A and 3B are partially longitudinal side views showing a modification of the chuck cylinder in the embodiment. FIGS.
FIG. 4 is a diagram showing an operational state of the embodiment.
FIG. 5 is an enlarged view showing an operation state of the embodiment.
FIG. 6 is a diagram showing an operational state of the embodiment.
FIG. 7 is a longitudinal sectional front view of a chuck according to another embodiment.
FIG. 8 is a longitudinal side view of a main part of the other embodiment.
FIG. 9 is a longitudinal side view of a main part of still another embodiment.
FIG. 10 is a longitudinal sectional side view of a main part of still another embodiment.
FIGS. 11A and 11B are a perspective view and a longitudinal side view of a main part of still another embodiment. FIGS.
FIG. 12 is a longitudinal front view of a chuck according to still another embodiment.
[Explanation of symbols]
1 Chuck cylinder
9 Needle roller
11 End plate
12 Seal member
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP07210395A JP3692161B2 (en) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | Chuck |
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JP07210395A JP3692161B2 (en) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | Chuck |
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07210395A Expired - Lifetime JP3692161B2 (en) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | Chuck |
Country Status (1)
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- 1995-03-29 JP JP07210395A patent/JP3692161B2/en not_active Expired - Lifetime
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