JP3691126B2 - Hose for vacuum cleaner and its manufacturing method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は可撓性ホースが嵌合するホースジョイント部の構造及び可撓性ホースとホースジョイント部の接続構造を改良した電気掃除機用ホースとその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図11に示すように、一般に電気掃除機は、本体1にホース2と延長パイプ3とが接続され、更に先端部に床ブラシ等の掃除用品4が適宜取り付けられて構成される。また、その電気掃除機用のホース2は、可撓性ホース5の両端部に、本体1の吸気口6に接離可能に嵌合される本体側ホースジョイント部7と、延長パイプ3が接続される手元側ホースジョイント部8がそれぞれ接続されて構成される。
【0003】
その可撓性ホース5を、従来は図12に示すように、絶縁被覆した導電線9と鋼線10とを一緒にして螺旋状に巻回し、その上に、塩化ビニールのような軟質材11で被覆して構成していた。また、この可撓性ホース5が嵌合固定されるホースジョイント例えば本体側ホースジョイント部7は、図13に示すように、可撓性ホース5が抜け落ちないように嵌合面外周の適宜の個所に突起部12を形成しただけの構成であった。そして、図14に示すように、本体側ホースジョイント部7のホース接続側管端部の外周面に接着剤を塗布して可撓性ホース5を嵌合固着し、リブ13、14を利用してカバー15を取り付け、更に本体1の吸気口6に嵌合する本体側ホースジョイント部7を係合、解除するための係止爪16を有する操作釦17を取付部19に取り付けてホース2端部を構成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来は、導電線9と鋼線10とを一緒にして螺旋状に巻回し、その上に、塩化ビニールのような軟質材11で被覆した可撓性ホース5により電気掃除機用ホース2を構成していたため、可撓性ホース5の本体側ホースジョイント部7への嵌合固定は容易になるものの、可撓性ホース5はいったん変形するともとの状態に復元するのが困難で、外管が見苦しくなる上、吸引力が落ちて塵が詰まりやすくなる問題があった。
【0005】
このような点を改善るため、導電線と凹凸状の溝を螺旋状に形成したポリエチレン製の管で可撓性ホース5を形成し、鋼線を用いることなく構成した電気掃除機用ホース2も知られている。
【0006】
しかし、そのような凹凸溝を有する可撓性ホース5の場合は、本体側ホースジョイント部7及び手元側ホースジョイント部8の管端部に取り付ける際の接着面積が減少して抜けやすくなる上、その凹凸溝を介して外部空気が管中に侵入し、せっかく本体1の吸引力を高めても効果が現れず、近年における電気掃除機のハイパワー化要求に対応できない問題点があった。
【0007】
本発明は、上記問題点を解決して、可撓性ホースとホースジョイント部との接続部のシール性能を改善する電気掃除機のホースとその製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、可撓性ホースの端部にホースジョイント部が嵌合接続されて成る電気掃除機用ホースにおいて、前記ホースジョイント部は、可撓性ホースが嵌合する面に、可撓性ホースに嵌合する凸条部を形成すると共に、前記可撓性ホースの端部が接着剤を介してホースジョイント部に嵌合固定されており、前記ホースジョイント部の外周面には、フランジ部を形成すると共に、前記ホースジョイント部の外周面の前記フランジ部が形成される前記可撓性ホース側根元には、可撓性ホースの嵌入と共に前記フランジ部側へ押し出される接着剤の余剰部分を吸収し、接着剤の不足した部分に回り込ませる前記接着剤たまり凹部を形成したことを特徴とする。
【0011】
請求項2記載の発明は、可撓性ホースの端部にホースジョイント部が嵌合接続されて成る電気掃除機用ホースを製造する方法において、可撓性樹脂材の押し出し成型により導電線を埋設した凹凸状の帯を連続的に形成し、その帯の辺部分を互いに接着しながら螺旋状に巻回して導電線と凹凸状の溝が螺旋状に形成された所定長の可撓性ホースを形成し、その可撓性ホースの端部をそれぞれ熱溶融して前記可撓性ホース両端部の凹凸溝を無くして略平らに形成する一方、前記ホースジョイント部の端部外周面には、前記可撓性ホースを固定するため前記可撓性ホース内面に形成される溝に沿った傾斜を有する突起を離散的に形成すると共に、前記可撓性ホース端面が当接するフランジ部を形成し、前記端部外周面に接着剤を塗布した上、前記可撓性ホースを嵌合し、そのホース端部を前記フランジ部に当接させ固定することを特徴とする。
【0012】
請求項3記載の発明は、可撓性ホースの端部にホースジョイント部が嵌合接続されて成る電気掃除機用ホースを製造する方法において、可撓性樹脂材の押し出し成型により導電線を埋設した凹凸状の帯を連続的に形成し、その帯の辺部分を互いに接着しながら螺旋状に巻回して導電線と凹凸状の溝が螺旋状に形成された所定長の可撓性ホースを形成し、その可撓性ホースの端部をそれぞれ熱溶融して前記可撓性ホース両端部の凹凸溝を無くして略平らに形成する一方、前記ホースジョイント部の端部外周面には、前記可撓性ホースを固定するため前記可撓性ホース内面に形成される溝に沿った傾斜を有する突起を離散的に形成すると共に、前記可撓性ホース端面が当接するフランジ部を形成し、そのフランジ部のホース接続側に軟質弾性体を接着した上、前記可撓性ホースを嵌合し、そのホース端部を前記弾性体を介して前記フランジ部に当接させ固定することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態の一例を示し、電気掃除機用ホースを構成する可撓性ホース31は、ポリエチレン製の樹脂管に導電線32と内面が溝33に形成された凹凸条部とが螺旋状に形成されてなるもので、この可撓性ホース31は、以下のようにして製造される。
【0014】
即ち先ず、ポリエチレン樹脂に導電線32を埋設しながら溝33を押し出し成型により連続的に形成して、電気掃除機本体と手元操作スイッチとの間を往復する2本の導電線32を埋設すると共に、溝33を設けた帯34を形成する。
【0015】
次に、その帯34の辺部分を接着剤等を用いて互いに接着しながら螺旋状に巻回して導電線32と溝33が螺旋状に形成された管を形成する。この帯34の辺部分の接合により、その接合部35には管内面に細溝が形成される。また、この管の表面には図1に示すように、接合部35に対応する凸条部35'、往復2本の導電線32の埋設部に対応する凸条部32'、内面の溝33部分に対応するやや幅広の凸条部33’が形成される。このようにして形成されるホース管を所望の長さに切断して、その切り口のホース管端面36を電気加熱器41で加熱溶融する。
【0016】
この電気加熱器41は、ホース管内部に嵌合する嵌合部42の端部に鍔部43を備え、その鍔部43内部には、外部の商用電源44に接続されるヒータ線が配設されたもので、ホース管に接触する金属表面部分にはフッ素加工が施されている。
【0017】
この電気加熱器41の嵌合部42に先の所定長に切断したホース管を、その端面36が鍔部43に接触するまで嵌入する。これによりホース管端面36は、図2(A)に示すように、熱溶融して凹凸条部が潰れて管内に繋がる空気通路を遮断するように閉塞部38が形成される。この場合、電気加熱器41の嵌合部42部分にもヒータを内蔵させ、ホース管端面に限らずホース管端面から多少管内面に入り込んだ部分も熱溶融して凹凸条部をつぶし平らに仕上げても良く、そうした場合には後述するホースジョイント接合面との接合面積が増してより強固な接合が得られる。
【0018】
このとき、図2(B)に示すように、2本の導電線32a、32bは、埋設した部分の樹脂の外皮を破くなどしてあらかじめホース管端面手前から引き出しておくと良い。電気掃除機用ホースの可撓性ホース31部分はこのようにして構成される。
【0019】
一方、図3(A)の上面図、(B)の側面図、(C)のZ部拡大図に示すように、ホースジョイント部例えば本体側ホースジョイント部51は、可撓性ホース31が嵌合する面に、ホース管内面に形成される溝33と同じ傾きを有する凸条部52が形成されている。この凸条部52は可撓性ホース31がねじ込みやすいように離散的に形成されると共にその端部52aには管面から立ち上がるテーパが付けられている。
【0020】
更に、本体側ホースジョイント部51の嵌合面には端面が当接するフランジ状のリブ53が形成されると共に、そのリブ53のホース接続側根本には後述する接着剤たまりとなる凹部54が形成されている。操作釦取付部55等それ以外の構成は従来と変わらない。
【0021】
このような構成の本体側ホースジョイント部51のホース接続側管外周面に接着剤を塗布し、そこに可撓性ホース31を回動させながら押し込んで行く。これにより凸条部52は内面に形成されている溝33に嵌合し、その後は可撓性ホース31を回転することによりリブ53方向に順次嵌入されて行き、図4の要部断面図、及び、図5の上面図に示すように、ホース管面に形成された閉塞部38がリブ53に当接した状態で可撓性ホース31とリブ53が嵌合接続される。
【0022】
このとき管面に塗布した接着剤は可撓性ホース31の嵌入と共に、余剰部分がリブ53側に押し出される。もしリブ53の根本に凹部54が形成されていなければ、可撓性ホース31の端面がリブ53に当接したときには、接着剤の余剰部分が接合部表面に溢れ出て作業者の手に着き作業の妨げになるが、この凹部54の形成により余剰接着剤は表面に溢れ出ることなく凹部54内に吸収されると共に、凹部54内に溜まった余剰接着剤が接着剤の不足した部分に回り込んで充填される。
【0023】
このように、可撓性ホース31の溝33には本体側ホースジョイント部51の凸条部52が嵌合されると共に、ホース管端面の閉塞部38はリブ53に接合してしっかりと嵌合固定される。この後、2本の導電線32a、32bと本体側ホースジョイント部51に形成される電気的接続ピン58a,58bに接続されるリード線とを接続し、リブ53と操作釦取付部55との間隙に収容する。その間隙には、2本の導電線接続部が互いに接触しないように仕切リブ59が形成されている。さらに、この可撓性ホース31と本体側ホースジョイント部51との接合面の上にはホースカバー61が装着される一方、操作釦取付部55には本体に形成されている吸気口に係合、解除するための係止爪56を有する操作釦57が取付られて可撓性ホース31と本体側ホースジョイント部51との接合が完了する。また、可撓性ホース31と手元側ホースジョイント部との接合も上述同様に行われて電気掃除機用ホースが得られる。
【0024】
ところで、最近の電気掃除機本体部のパワーアップに対応して、可撓性ホース31と本体側ホースジョイント部51の接合部のシールをより完全なものとするため、可撓性ホース31を本体側ホースジョイント部51に嵌入する前に、リブ53根元のホース接続側にはスポンジ状の軟質の弾性部材71を巻回しておく。あるいはウレタン製の1〜2cmの厚みのシートをリブ53形状に合わせてドーナツ状に切り抜いて形成した弾性部材71をリブ53のホース接続側表面に接着しておくようにしても良い。その弾性部材71を付着した本体側ホースジョイント部51の先端部に先の場合と同様にして可撓性ホース31を嵌入していき、ホース管端面の閉塞部38をリブ53側に強く押し付ける。この結果、図6に示すように、弾性部材71は押し潰された状態で、閉塞部38とリブ53間に挿設され、これにより連続する溝33、35を介しての空気の流通はより完全に遮断され、極めてシール性能の良い電気掃除機用ホースが得られる。
【0025】
図7は、電気掃除機用ホースの手元側ホースジョイント部に接続される延長パイプ81の説明図で、(A)はその上面図、(B)は側面図、(C)はパイプ上面に配設されているカバー82を取り外した上面図である。即ち、パワーブラシを備えた電気掃除機においては、パワーブラシモータに本体側から給電する必要があり、そのために、延長パイプ81の一端部には手元側ホースジョイント部に電気接続するための接続ピン83、他端部にはパワーブラシ側の接続ピンと接続するための受け口84が配設されると共に、それら接続ピン83と受け口84を結んで給電線85が通気路86上に配設されている。
【0026】
図8は、図7(C)の延長パイプ81の一端部を拡大して示した図であり、図9は、図8のA−A断面図である。また、図10は、受け口84の詳細図で、(A)は上面図、(B)はBーB断面図である。これらの図から明らかなように、この受け口84は、挿入される接続ピンに接触する導電性弾性金属板で形成される2枚の切片84aと、それら切片84aと根元部で接合する平板状の端子板84bと、その平板状の端子板84bに穴を穿設して筒を形成したボス84cと、その手前の平板状の端子板84bから立ち上がって切片84aに固定される挿入ピンの当接壁84dとからなり、更にその後部には給電線を接続保持するため両側部に把持片を有する可塑性金属板で形成された給電線接続保持部85eが接続されて構成されている。
【0027】
この受け口84は、図9に示すように、通気路86上面に形成される円柱状のリブ86aに筒状のボス84cが嵌合されて取り付けられる。このボス84cは根元にRが形成されている。これにより、パワーブラシ着脱時における応力集中を緩和して受け口84の寿命を延ばすことができる。即ち、パワーブラシの繰り返し着脱による接続ピンの挿入取り外しの繰り返しにより、受け口84に繰り返し加わる接続ピン挿入の前後方向に沿った力によりボス84cには応力が集中する。しかし、本発明では、平板状の端子板84bに筒状のボス84cを形成してリブ86aに嵌合固定していることにより、受け口84の耐久性を増すことができ、更にそのボス84cの根元にR面を形成しているので、繰り返し着脱による応力集中を軽減して破損を防止し、さらには受け口84の固定を確実して長寿命化することができる。
【0028】
【発明の効果】
請求項1に係わる発明によれば、ホースジョイント部の外周面のフランジ部の可撓性ホース側根元部には、接着剤たまり凹部が形成されていることにより、ホースジョイント部にホースを嵌合固定する際に、接着剤がその凹部に吸収されてホースジョイント部表面に溢れ出すことが無くなり、作業性が改善されると共に、接着剤の不足した部分に接着剤を回り込ませることができ、気密性の良い電気掃除機用ホースを得ることができる。
【0031】
請求項2に係わる発明によれば、可撓性樹脂材の押し出し成型により導電線の埋設部と凹凸条部の形成された帯を連続的に形成し、その帯の辺部分を互いに接着しながら螺旋状に巻回して導電線部と凹凸条部が螺旋状に形成された管を形成するようにしたので、連続して製造できるようになり、製造効率が向上する。また、踏みつけても変形しない復元性のあるホースが得られると共に、ホース両端部は熱溶融により凹凸溝が潰されて気密になる。また、ホースジョイント部の端部外周面に、可撓性ホース内面の溝に沿う傾斜を有する突起を離散的に形成することにより、ホースをジョイント部に嵌合した際に突起が溝に嵌合して固定が確実になる。さらに、可撓性ホースの端部を接着剤を介してホースジョイント部に嵌合固定することにより、更に接続部のシール性能が向上し、極めて気密性能の良い電気掃除機用ホースが製造できる。
【0032】
請求項3に係わる発明によれば、可撓性樹脂材の押し出し成型により導電線の埋設部と凹凸条部の形成された帯を連続的に形成し、その帯の辺部分を互いに接着しながら螺旋状に巻回して導電線部と凹凸条部が螺旋状に形成された管を形成するようにしたので、連続して製造できるようになり、製造効率が向上する。また、踏みつけても変形しない復元性のあるホースが得られると共に、ホース両端部は熱溶融により凹凸溝が潰されて気密になる。また、ホースジョイント部の端部外周面に、可撓性ホース内面の溝に沿う傾斜を有する突起を離散的に形成することにより、ホースをジョイント部に嵌合した際に突起が溝に嵌合して固定が確実になる。さらに、可撓性ホースの端部を接着剤を介してホースジョイント部に嵌合固定することにより、更に接続部のシール性能が向上し、極めて気密性能の良い電気掃除機用ホースが製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気掃除機用ホースの可撓性ホース部分の構造とその製造方法を説明するための説明図。
【図2】本発明による電気掃除機用ホースの可撓性ホース部分の説明図。
【図3】本発明による電気掃除機用ホースの本体側ホースジョイント部の説明図で、(A)はその上面図、(B)はその側面図、(C)は(A)のZ部拡大図。
【図4】本発明による電気掃除機用ホースの可撓性ホース部と本体側ホースジョイント部との接合部分を示すの断面図。
【図5】本発明による電気掃除機用ホースの可撓性ホース部と本体側ホースジョイント部との接合部分を示す平面図。
【図6】本発明による電気掃除機用ホースの可撓性ホース部と本体側ホースジョイント部との接合部分の他の構成例を示すの部分断面図。
【図7】本発明による電気掃除機用延長パイプの説明図で、(A)はその上面図、(B)は側面図、(C)は配線蓋を取った状態を示す上面図。
【図8】本発明による電気掃除機用延長パイプの接続端部拡大上面図。
【図9】図8のA−A断面図。
【図10】接続ピンの受け口の説明図で、(A)は上面図、(B)はBーB断面図。
【図11】一般的な電気掃除機の構成を説明するための外観図。
【図12】従来の電気掃除機用ホースの可撓性ホース部分の一部破断説明図。
【図13】従来の電気掃除機用ホースの本体側ホースジョイント部の側面図。
【図14】従来の電気掃除機用ホースの可撓性ホース部と本体側ホースジョイント部との接合部分を示す断面図。
【符号の説明】
31 可撓性ホース
32 導電線
33 溝
34 帯
35 接合部
38 閉塞部
41 電気加熱器
51 本体側ホースジョイント部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a structure of a hose joint part into which a flexible hose is fitted, an electric vacuum cleaner hose having an improved connection structure between a flexible hose and a hose joint part, and a method of manufacturing the same.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 11, the electric vacuum cleaner is generally configured by connecting a
[0003]
Conventionally, as shown in FIG. 12, the
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Thus, conventionally, the
[0005]
In order to improve such a point, the
[0006]
However, in the case of the
[0007]
An object of the present invention is to solve the above-mentioned problems and to provide a hose for a vacuum cleaner that improves the sealing performance of a connecting portion between a flexible hose and a hose joint, and a method for manufacturing the same.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 is an electric vacuum cleaner hose in which a hose joint portion is fitted and connected to an end portion of a flexible hose, and the hose joint portion is provided on a surface on which the flexible hose is fitted. to form the convex portion to be fitted to the flexible hose, the ends of the flexible hose are fitted and fixed to the hose joint portion with an adhesive, to the outer peripheral surface of the hose joint portion The flexible hose side root where the flange portion is formed and the flange portion of the outer peripheral surface of the hose joint portion is formed is fitted with a flexible hose and is pushed out to the flange portion side. The adhesive pool recess is formed to absorb the surplus portion and wrap around the portion where the adhesive is insufficient .
[0011]
According to a second aspect of the present invention, there is provided a method for manufacturing a hose for an electric vacuum cleaner in which a hose joint portion is fitted and connected to an end portion of a flexible hose, and a conductive wire is embedded by extrusion molding of a flexible resin material. A predetermined length of a flexible hose in which conductive lines and concave and convex grooves are spirally formed by continuously forming the concave and convex bands and spirally winding the side portions of the bands together. And forming the ends of the flexible hose by heat melting to eliminate the concave and convex grooves at both ends of the flexible hose, while forming the substantially flat surface on the outer peripheral surface of the end of the hose joint. In order to fix the flexible hose, discretely forming protrusions having an inclination along a groove formed on the inner surface of the flexible hose, and forming a flange portion with which the end face of the flexible hose contacts, Apply an adhesive to the outer peripheral surface of the end, and Fitted sexual hose, characterized in that fixing is brought into contact with the hose end to the flange portion.
[0012]
According to a third aspect of the present invention, there is provided a method of manufacturing a hose for a vacuum cleaner in which a hose joint portion is fitted and connected to an end portion of a flexible hose, and a conductive wire is embedded by extrusion molding of a flexible resin material. A predetermined length of a flexible hose in which conductive lines and concave and convex grooves are spirally formed by continuously forming the concave and convex bands and spirally winding the side portions of the bands together. And forming the ends of the flexible hose by heat melting to eliminate the concave and convex grooves at both ends of the flexible hose, while forming the substantially flat surface on the outer peripheral surface of the end of the hose joint. In order to fix the flexible hose, a protrusion having an inclination along a groove formed on the inner surface of the flexible hose is discretely formed, and a flange portion with which the end surface of the flexible hose abuts is formed. Apply a soft elastic body to the hose connection side of the flange. After having deposited, the flexible hose fitted, characterized in that to fix the hose end is brought into contact with the flange portion through the elastic body.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows an example of an embodiment of the present invention. A
[0014]
That is, first, the
[0015]
Next, the side portions of the
[0016]
The
[0017]
The hose tube cut into a predetermined length is inserted into the
[0018]
At this time, as shown in FIG. 2 (B), the two
[0019]
On the other hand, as shown in the top view of FIG. 3A, the side view of FIG. 3B, and the enlarged view of the Z part of FIG. 3C, the hose joint part, for example, the main body side hose
[0020]
Further, a flange-
[0021]
An adhesive is applied to the hose connection side pipe outer peripheral surface of the main body side hose
[0022]
At this time, the adhesive applied to the tube surface is pushed into the
[0023]
As described above, the protruding
[0024]
By the way, in response to the recent power-up of the vacuum cleaner main body, in order to make the seal of the joint of the
[0025]
7A and 7B are explanatory views of the
[0026]
8 is an enlarged view of one end portion of the
[0027]
As shown in FIG. 9, the
[0028]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention , the adhesive hose joint recess is formed in the flexible hose side base portion of the flange portion of the outer peripheral surface of the hose joint portion, so that the hose is fitted to the hose joint portion. When fixing, the adhesive is not absorbed into the recess and overflows to the surface of the hose joint, improving the workability and allowing the adhesive to wrap around the insufficient part of the adhesive. A good vacuum cleaner hose can be obtained.
[0031]
According to the invention according to
[0032]
According to the invention according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram for explaining a structure of a flexible hose part of a hose for a vacuum cleaner according to the present invention and a manufacturing method thereof.
FIG. 2 is an explanatory view of a flexible hose portion of a hose for a vacuum cleaner according to the present invention.
FIG. 3 is an explanatory view of a hose joint portion on the main body side of the hose for a vacuum cleaner according to the present invention, (A) is a top view thereof, (B) is a side view thereof, and (C) is an enlarged Z portion of (A). Figure.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing a joint portion between a flexible hose portion and a main body side hose joint portion of a vacuum cleaner hose according to the present invention.
FIG. 5 is a plan view showing a joint portion between a flexible hose portion and a main body side hose joint portion of a vacuum cleaner hose according to the present invention.
FIG. 6 is a partial cross-sectional view showing another configuration example of the joint portion between the flexible hose portion and the main body side hose joint portion of the hose for a vacuum cleaner according to the present invention.
7A and 7B are explanatory views of an extension pipe for a vacuum cleaner according to the present invention, in which FIG. 7A is a top view thereof, FIG. 7B is a side view, and FIG. 7C is a top view showing a state where a wiring cover is removed.
FIG. 8 is an enlarged top view of a connection end of an extension pipe for a vacuum cleaner according to the present invention.
9 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIGS. 10A and 10B are explanatory views of a connection pin receptacle, in which FIG. 10A is a top view and FIG.
FIG. 11 is an external view for explaining a configuration of a general electric vacuum cleaner.
FIG. 12 is a partially broken explanatory view of a flexible hose portion of a conventional vacuum cleaner hose.
FIG. 13 is a side view of a main body side hose joint part of a conventional vacuum cleaner hose.
FIG. 14 is a cross-sectional view showing a joint portion between a flexible hose portion of a conventional vacuum cleaner hose and a main body side hose joint portion.
[Explanation of symbols]
31
Claims (3)
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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KR1019960027891A KR100209033B1 (en) | 1995-08-10 | 1996-07-11 | Vacuum cleaner hose and its manufacture |
CN96109408A CN1108141C (en) | 1995-08-10 | 1996-08-09 | Hose of electric duster and it mfg. method |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
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Publications (2)
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