JP3690755B2

JP3690755B2 - Drawer lock device in furniture

Info

Publication number: JP3690755B2
Application number: JP05241495A
Authority: JP
Inventors: 丁李
Original assignee: 共栄工業株式会社
Priority date: 1995-03-13
Filing date: 1995-03-13
Publication date: 2005-08-31
Anticipated expiration: 2020-08-31
Also published as: JPH08246734A

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は家具における抽斗のロック装置に関し、更に詳しくは、１つの抽斗が引き出されたときに他の抽斗を収納位置にロックすることができるロック装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、前面が開口したキャビネット本体の左右内側面に上下に間隔を開けてレール体を設け、各レール体に抽斗を出し入れ自在に支持したファイルキャビネット等の家具が用いられている。この種の家具においては、一般に、各抽斗の外側面にストッパが突設され、一方、キャビネット本体の内側には鍵棒が回動可能に縦設され、各ストッパに対応して鍵棒には複数個のフックが突設され、キャビネット本体に設けた施錠装置で鍵棒を回動させることにより、各フックを対応するストッパに対し係脱させるように構成されている。したがって、施錠装置をキーで操作して鍵棒をロック方向に回動させると、全てのフックが対応するストッパに係合するので、全ての抽斗を収納位置にロックすることができる。また、施錠装置をキーで操作して鍵棒をロック解除方向に回動させると全てのフックが対応するストッパから離脱するので、全ての抽斗が引き出し自在となる。
【０００３】
ところが、このような家具においては、１つの抽斗が引き出されたときに他の抽斗がロック解除状態にあるため、同時に複数個の抽斗が引き出されて家具の重量バランスが崩れ、家具が転倒れる虞れがあった。
【０００４】
そこで、本発明者は、施錠装置でロック及びロック解除操作される鍵棒を利用した簡単な構成を保持しつつ、１つの抽斗が引き出されたときに他の抽斗を収納位置に安全にロックすることができる家具における抽斗のロック装置（特願平５−３５２１６４号）を開発した。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
上記ロック装置は、１つの抽斗が引き出されたときに他の抽斗を収納位置に安全にロックすることができるという点では優れている。しかるに、鍵棒に複数のフックに加えてローラを含む複数のアームとを装着する必要があり、部品点数が多くなり、製造工程における工数増加の要因をはらんでいた。したがって、部品点数を削減し、製造工程における工数を減少させるといった課題を有していた。
【０００６】
したがって、本発明の目的は、構造の簡単な抽斗のロック装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項１記載の発明は、前面が開口したキャビネット本体の左右内側面に上下に間隔を開けてレール体を設け、各レール体に抽斗を出し入れ自在に支持し、各抽斗の外側面にストッパを突設し、キャビネット本体の内側に鍵棒を回動可能に縦設し、各ストッパに対応して鍵棒には複数個のフックを突設し、キャビネット本体に設けた施錠装置で鍵棒を回動させることにより、各フックを対応するストッパに対し係脱させるようにし、各抽斗又は各抽斗の出し入れに伴って前後に移動する部材にカム手段を設け、各々のカム手段に対応して鍵棒に複数個のアームを突設し、１つの抽斗が収納位置から前方に引き出されるときにカム手段でアームを鍵棒と共に回動させて他の抽斗のストッパにフックを係合させるようにした家具における抽斗のロック装置において、上記アームと上記フックとを合成樹脂により一体成形し、各レール体がキャビネット本体の左右内側面に固定した固定レールと、この固定レールに支持される可動レールとを有し、可動レールには抽斗を支持するローラが軸支され、このローラは抽斗が前方に引き出されるときに固定レールを転動することにより可動レールを前方に移動させるように構成され、前記カム手段は、可動レールの外側面とこの外側面に開口した窓部とからなり、前記アームは抽斗が収納位置にあるとき可動レールの窓部に係合するように構成されていることを特徴とする。
【０００８】
また、請求項２記載の発明は、前面が開口したキャビネット本体の左右内側面に上下に間隔を開けてレール体を設け、各レール体に抽斗を出し入れ自在に支持し、各抽斗の外側面にストッパを突設し、キャビネット本体の内側に鍵棒を回動可能に縦設し、各ストッパに対応して鍵棒には複数個のフックを突設し、キャビネット本体に設けた施錠装置で鍵棒を回動させることにより、各フックを対応するストッパに対し係脱させるようにし、各抽斗又は各抽斗の出し入れに伴って前後に移動する部材にカム手段を設け、各々のカム手段に対応して鍵棒に複数個のアームを突設し、１つの抽斗が収納位置から前方に引き出されるときにカム手段でアームを鍵棒と共に回動させて他の抽斗のストッパにフックを係合させるようにした家具における抽斗のロック装置において、上記アームと上記フックとを合成樹脂により一体成形し、前記カム手段が抽斗の外側面とこの外側面に開口した窓部とからなり、前記アームは抽斗が収納位置にあるとき抽斗の窓部に係合するように構成されていることを特徴とする。
【０００９】
また、請求項３記載の発明は、請求項１又は２記載のロック装置において、アームが鍵棒に固設された支持片と、窓部に対応して支持片に軸支されたローラとからなることを特徴とする。
【００１０】
【作用】
請求項１記載のロック装置においては、施錠装置をキーで操作して鍵棒をロック方向に回動させると、全てのフックが対応するストッパに係合するので、全ての抽斗を収納一にロック（施錠）することができる。また、施錠装置をキーで操作して鍵棒をロック解除方向に回動させると全てのフックが対応するストッパから離脱するので、全ての抽斗が引き出し自在となる。さらに、１つの抽斗が収納位置から前方に引き出されるときにカム手段でアームを鍵棒と共に回動させて他の抽斗のストッパにフックを係合させることができるので、１つの抽斗が引き出されたときに他の抽斗を収納位置に安全にロック（安全ロック）することができる。しかも、フックとアームとを一体成形しているので、部品点数を増大させることがなく、鍵棒の取付けも簡単になる。また、抽斗が前方に引き出されるときに可動レールの先端がキャビネット本体の前方に移動して抽斗を支持するので、各抽斗を前方に大きく引き出すことが可能となる。更には、カム手段が可動レールの外側面とこの外側面に開口した窓部とからなるので、抽斗の外側面にアームを係合させる窓部を形成する必要がなくなる。したがって、抽斗内部のファイル等の収納物にアームで傷を付けたり、抽斗の外側面の塗装面にアームが擦れて傷が付いたりすることを防止できる。
【００１１】
請求項２記載のロック装置においては、請求項１と異なるのは、カム手段が抽斗の外側面とこの外側面に開口した窓部とからなることであり、抽斗を支持するレール体を固定レールのみの簡単な構成にすることができる。
【００１２】
請求項３のロック装置においては、アームが鍵棒に固設された支持片と、窓部に対応して支持片に軸支されたローラとからなるので、１つの抽斗が引き出されるときに、ローラを窓部の端縁で回転させながら該ローラを窓部の外に容易に押し出すことができる。したがって、抽斗の安全ロック動作をスムーズに行うことができる。
【００１３】
【実施例】
以下、図面を参照して、本発明の実施例につき説明する。図１から図６までは、本発明にかかるロック装置をファイルキャビネットに適用した場合の一実施例を示したものである。はじめに図１〜図３を参照すると、ファイルキャビネットは、前面が開口したキャビネット本体に上下複数段の抽斗が出し入れ自在に収納されている。
【００１４】
図１に示すように、各抽斗２を支持するレール体は、キャビネット本体１の左右内側面（片側内側面のみ図示）に固定した断面略コ字形の固定レール３と、この固定レール３内に挿入されて支持される断面略コ字形の可動レール４とを有している。可動レール４の後端には固定レール３の上面部３ａの下面に当接するローラ５が軸支されており、また、可動レール４の前端近傍及び後端近傍にはそれぞれ固定レール３の底面部３ｂの上面に当接するローラ６が軸支されている。一方、各抽斗２の外側面には前後方向に延びる翼板７が突設されており、この翼板７の下面をローラ６の上面に当接させることにより抽斗２がローラ６の上面で支持されるようになっている。
【００１５】
上述したレール体構造によれば、抽斗２をキャビネット本体１の前方に引き出すとき翼板７がローラ６を回転させるので、ローラ６は固定レール３の底面部３ｂ上を転動し、これにより可動レール４がキャビネット本体１の前方に移動する。したがって、抽斗２をキャビネット本体１の前方に引き出したとき可動レール４の先端がキャビネット本体１の前方に移動して抽斗２を支持するので、各抽斗２を前方に大きく引き出すことが可能となる。
【００１６】
図１及び図２に示すように、キャビネット本体１の片側の内側には鍵棒８が回動可能に縦設されており、各抽斗２の外側面に突設したストッパ９に対応して鍵棒８には例えばＵ字状のフック１０が固設されている。
【００１７】
図１に示すように、キャビネット本体１には施錠装置１１が設けられている。この施錠装置１１はキャビネット本体１の天板１ａの上前面部と天板１ａの内側に固設された前補強板とに支持されて前後に移動可能となっている。図１はこの施錠装置１１がキャビネット本体１の前方に突出した解錠状態を示している。この施錠装置１１を後方に押し、施錠装置１１のキー差込部１１ａに差し込んだキー（図示せず）を回すと、施錠装置１１はその押し込まれた施錠位置にロックされるようになっている。施錠装置１１にはその後方に延びるレバー１２が取り付けられており、このレバー１２には前後方向に延びる長孔１２ａが形成されており、鍵棒８はその上端部を直角に屈曲されてアーム部８ａを形成しており、このアーム部８ａがレバー１２の長孔１２ａを貫通している。また、アーム部８ａの先端と前補強板との間に引張ばね１３が取り付けられている。
【００１８】
施錠装置１１が解錠位置にあるとき、図１及び図２に示すように、鍵棒８に固設されている各フック１０は各抽斗２のストッパ９から離脱している。施錠装置１１を後方に押すと、鍵棒８は引張ばね１３のばね力に抗して図１中時計回り方向に回動し、これにより各フック１０が各抽斗２のストッパ９に係合するので、全ての抽斗２が収納位置にロック（施錠）される。
【００１９】
図１に示すように、固定レール３と可動レール４の側壁部には抽斗２が収納位置にあるとき互いに合致する窓部３ｃ，４ａが設けられており、鍵棒８には固定レール３の側壁部の外側から可動レール４の窓部４ａに係合するアーム１４が設けられている。この実施例では、アーム１４は鍵棒８に固設された支持片１５と、可動レール４の窓部４ａに対応して支持片１５に軸支されたローラ１６とからなっている（図２）。
【００２０】
上記構成を有するファイルキャビネットの抽斗ロック装置においては、１つの抽斗２が収納位置から前方に引き出されるときに可動レール４が前方に移動するので、アーム１４のローラ１６が可動レール４の窓部４ａの端縁に当接し回転しながら可動レール４の外側面に乗り上げるので、鍵棒８がロック方向に回動し、図３に示すように他の抽斗２のストッパ９にフック１０が係合する。したがって、１つの抽斗２が引き出されたときに他の抽斗２を収納位置に安全にロック（安全ロック）することができる。
【００２１】
また、カム手段が可動レール４の外側面とこの外側面に開口した窓部４ａとからなるので、抽斗２の外側面にアーム１４を係合させる窓部を形成する必要がなくなる。したがって、抽斗２の内部のファイル等の収納物がアームで傷付いたり、抽斗２の外側面の塗装面にアーム１４が擦れて傷が付いたりすることを防止できる。
【００２２】
さらに、上記構成のロック装置では、鍵棒８の上端のアーム部８ａが施錠装置１１のレバー１２の長孔１２ａに係合しているので、１つの抽斗２が引き出されるときの安全ロック動作時にアーム部８ａはレバー１２の長孔１２ａ内を後方に移動し、施錠装置１１は突出（解錠）位置に保たれる。なお、このとき、施錠装置１１は引張ばね１３のばね力から開放されて前後に移動自在になる。機能上はこれで問題はないが、施錠装置１１のがたつきを防止するために、別のばね（図示省略）で施錠装置１１を突出（解錠）方向に付勢することもできる。また、レバー１２に長孔１２ａの代わりにアーム部８ａに適合する丸孔等を設けることもできる。
【００２３】
次に、図４から図６は本発明にかかるフック装置の特徴部分である成形部材１８を示す。図４において明瞭に理解されるように、該成形部材１８は、合成樹脂により全体を一体成形してなり、フック１０及びアーム１４とを一体に備える。該フック１０及びアーム１４は、図２及び図３について前記した機能を果たすものである。前記したように、アーム１４は、支持片１５と、支持片１５に軸支されたローラ１６とからなっている。フック１０は、断面長方形状の長孔状に形成されている。ローラ１６は、支持ピン１９によって支持片１５に回転自在に支持されている。
【００２４】
図４及び図５の（ａ）に示すように、柱状部２０は、上下のフック１０及びアーム１４の支持片１５を接続するために、成形部材１８の一部として一体に成形された部分である。フック１０の後方部１０ａ及び支持片１５の前方部１５ａは、柱状部２０を介して上下に連続し、後方部１０ａ、柱状部２０、及び前方部１５ａを通して、断面半円形の凹溝２１が形成されている。上記後方部１０ａはフック１０側の可撓部２２を介してフック１０側の取付部２３に連続し、上記前方部１５ａは支持片１５側の可撓部２４を介して支持片１５側の取付部２５に連続している。取付部２３は断面半円形の凹溝２６を備え、この凹溝２６は、可撓部２２が折曲することにより、後方部１０ａの凹溝２１と接合して断面円形の中空部を形成することができる。取付部２５は断面半円形の凹溝２７を備え、この凹溝２７は、可撓部２４が折曲することにより、前方部１５ａの凹溝２１と接合して断面円形の中空部を形成することができる。
【００２５】
一方、本実施例において使用される鍵棒８には、軸芯について相対する方向に対生する断面長方形の突起８ｂ、８ｂ及び８ｃ，８ｃが設けられている。突起８ｂ、８ｂに対応して、後方部１０ａには、凹溝２１に連続する断面長方形の凹部２８、２８が形成され、取付部２３には断面長方形の凹部２９が形成されている。
【００２６】
突起８ｃ，８ｃに対応して、前方部１５ａには、凹溝２１に連続する断面長方形の凹部３０、３０が形成され、取付部２５には断面長方形の凹部３１が形成されている。
更に、図４及び図５の（ｂ）から了解されるように、上記可撓部２２は薄肉状に形成されており、折曲が容易となっている。また、取付部２３は係合部３２を備えている。係合部３２は、可撓部２２が折曲して凹溝２６と凹溝２１とが接合したときに、フック１０と後方部１０ａとの間の係合孔３３に嵌合する。係合部３２は係合爪３２ａを有し、該係合爪３２ａは、係合孔３３内に設けた段部３３ａに係止される。また、係合部３２は、くびれ部３２ｂを有し、このくびれ部３２ｂは、係合孔３３の噛合突状３３ｂと噛み合う。
【００２７】
さらに、図４及び図５の（ｃ）から了解されるように、上記可撓部２４は薄肉状に形成されており、折曲が容易となっている。また、取付部２５は係合部３４を備えている。係合部３４は、可撓部２４が折曲して凹溝２７と凹溝２１とが接合したときに、支持片１５に設けた係合孔３５に嵌合する。係合部３４は係合爪３４ａを有し、該係合爪３４ａは、係合孔３５内に係止される。
【００２８】
上記構成の鍵棒８に成形部材１８を装着するときは、まず、凹溝２１に鍵棒８を配設する。この際、突起８ｂ、８ｂを凹部２８、２８に一致させ、突起８ｃ、８ｃを凹部３０、３０に一致させる。
【００２９】
その後、可撓部２２を折曲することにより、凹溝２６を後方部１０ａの凹溝２１と接合し、形成される円柱状の中空部に鍵棒８を格納する。この際、可撓部２２に近い凹部２８と凹部２９とが接合して形成される直方体状の中空部に一方の突起８ｂが格納される。また、他方の凹部２８は、係合部３２に近い部分の凹溝２６の端面２６ａと向かい合うが、この端面２６ａが凹部２９と同程度セットバック（図５の（ｂ）中Ｗａ）している。これによって、凹部２８と端面２６ａとによって形成される間隙に他方の突起８ｂが格納される。この状態において、係合部３２は係合孔３３に嵌合し、係合部３２の係合爪３２ａが段部３３ａに係止される。以上によって、成形部材１８のフック１０側の装着操作が完了する。
【００３０】
また、可撓部２４を折曲することにより、凹溝２７を前方部１５ａの凹溝２１と接合し、形成される円柱状の中空部に鍵棒８を格納する。この際、可撓部２４に近い凹部３０と凹部３１とが接合して形成される直方体状の中空部に一方の突起８ｃが格納される。また、他方の凹部３０は、係合部３４に近い部分の凹溝２７の端面２７ａと向かい合うが、この端面２７ａが凹部３０と同程度セットバック（図５の（ｃ）中Ｗｂ）している。これによって、凹部３０と端面２７ａとによって形成される間隙に他方の突起８ｃが格納される。この状態において、係合部３４の係合爪３２ａが係合孔３５に係止される。以上によって、成形部材１８の支持片１５側の装着操作が完了する。
【００３１】
以上のようにして鍵棒８に成形部材１８を装着した状態を図６に示す。
なお、上記フック１０側の装着操作と支持片１５側の装着操作とは順序を入れ替えて行うことも勿論できる。
【００３２】
上記構成のフック装置では、フック１０と支持片１５を含むアーム１４とを単一の部材としているので、部品点数を増大させることがない。また、鍵棒８を成形部材１８に格納（内蔵）するための操作は、凹溝２１に鍵棒８を配設し、フック１０側の取付部２３を可撓部２２で折曲し、支持片１５側の取付部２５の可撓部２４を折曲するのみで良く、製造工程上の負担となることはない。さらに、鍵棒８に設けた突起８ｂを取付部２３と後方部１０ａによって形成される空間（中空部又は間隙）に位置させ、突起８ｃを取付部２５と前方部１５ａによって形成される空間（中空部又は間隙）に位置させることによって、成形部材１８を鍵棒８に簡易な構造により固定することができる。また、係合部３２の係合爪３２ａが段部３３ａに係止させ、係合部３４の係合爪３２ａが係合孔３５に係止させることによって、取付部２３、２５を後方部１０ａ、前方部１５ａから容易に離脱することがないように固定することができる。
上記のようにして鍵棒８に抽斗の段数に応じて複数の成形部材１８を装着することができる。
【００３３】
以上、図示実施例につき説明したが、本発明は上記形態にのみ限定されるものではなく、各構成要素の形状等に種々の変更を加えることが可能である。
【００３４】
【発明の効果】
以上の説明から明かなように、本発明によれば、施錠装置でロック及びロック解除操作される鍵棒を利用した簡単な構成を保持しつつ、１つの抽斗が引き出されたときに他の抽斗を収納位置に安全にロックすることができ、さらに、部品点数を削減し、製造工程における工数減少も図ることのできる家具における抽斗のロック装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明にかかるロック装置を設けたファイルキャビネットの要部分解斜視図である。
【図２】本発明のロック装置を設けたファイルキャビネットの一部を破断した要部横断面平面図である。
【図３】本発明のロック装置を設けたファイルキャビネットのロック装置の作動状態を示す図２と同様の図である。
【図４】本発明にかかるロック装置で使用する成形部材の実施例を説明する全体斜視図である。
【図５】（ａ）は、本発明にかかるロック装置で使用する成形部材の実施例を説明する正面図である。
（ｂ）は、本発明にかかるロック装置で使用する成形部材の実施例を説明する（ａ）のＢ―Ｂ線による断面図である。
（ｃ）は、本発明にかかるロック装置で使用する成形部材の実施例を説明する（ａ）のＣ―Ｃ線による断面図である。
【図６】本発明のロック装置に使用する鍵棒に成形部材を装着した状態を説明する斜視図である。
【符号の説明】
１キャビネット本体
２抽斗
２ａ窓部
３固定レール
４可動レール
４ａ窓部
６ローラ
７翼板
８鍵棒
８ａアーム部
９ストッパ
１０フック
１１施錠装置
１２レバー
１２ａ長孔
１３引張ばね
１４アーム
１５支持片
１６ローラ
１７レバー
１８成形部材
１９支持ピン
２０柱状部
２１凹溝
２２可撓部
２３フック側の取付部
２４可撓部
２５支持片側の取付部
２６凹溝
２７凹溝
２８凹部
２９凹部
３０凹部
３１凹部
３２係合部
３２ｂくびれ部
３３係合孔
３３ｂ噛合突状
３４係合部
３４ａ係合爪
３５係合孔[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a lock device for a drawer in furniture, and more particularly to a lock device that can lock another drawer in a storage position when one drawer is pulled out.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, furniture such as a file cabinet has been used in which rail bodies are provided on the left and right inner surfaces of a cabinet main body having an open front surface with a space between the upper and lower sides, and a drawer is supported in each rail body. In this type of furniture, a stopper is generally provided on the outer surface of each drawer, while a key bar is vertically provided on the inner side of the cabinet body. A plurality of hooks are provided so that each hook is engaged with and disengaged from the corresponding stopper by rotating the key bar with a locking device provided in the cabinet body. Therefore, when the locking device is operated with the key and the key bar is rotated in the locking direction, all the hooks engage with the corresponding stoppers, so that all the drawers can be locked in the storage position. Further, when the locking device is operated with the key and the key bar is rotated in the unlocking direction, all the hooks are detached from the corresponding stoppers, so that all the drawers can be pulled out.
[0003]
However, in such furniture, when one drawer is pulled out, the other drawers are in the unlocked state, so that a plurality of drawers are pulled out at the same time, the weight balance of the furniture is lost, and the furniture may fall over. There was this.
[0004]
Therefore, the present inventor safely locks another drawer in the storage position when one drawer is pulled out while maintaining a simple configuration using a key bar that is locked and unlocked by the locking device. We have developed a drawer lock device for furniture (Japanese Patent Application No. 5-352164).
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The locking device is excellent in that when one drawer is pulled out, the other drawer can be safely locked in the storage position. However, it is necessary to mount a plurality of arms including a roller in addition to a plurality of hooks on the key bar, which increases the number of parts and causes an increase in man-hours in the manufacturing process. Therefore, it has the subject of reducing the number of parts and reducing the man-hour in a manufacturing process.
[0006]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a drawer lock device having a simple structure.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to claim 1 provides a rail body with a space in the vertical direction on the left and right inner side surfaces of the cabinet body whose front surface is open, and supports the drawers in and out freely in each rail body. A stopper is projected on the outer surface of each drawer, and a key bar is vertically installed on the inside of the cabinet body, and a plurality of hooks are projected on the key bar to correspond to each stopper. By rotating the key bar with the provided locking device, each hook is engaged with and disengaged from the corresponding stopper, cam means are provided on each drawer or a member that moves back and forth as each drawer is moved in and out, Corresponding to the cam means, a plurality of arms project from the key bar, and when one drawer is pulled forward from the storage position, the arm is rotated together with the key bar by the cam means to serve as a stopper for the other drawer. Engage the hook The lock device of drawers in furniture, and the said arm and the hook integrally molded of a synthetic resin, a fixed rail each rail body is fixed to the left and right inner side surfaces of the cabinet body, a movable rail which is supported on the fixed rail A roller that supports the drawer is pivotally supported on the movable rail, and the roller is configured to move the movable rail forward by rolling the fixed rail when the drawer is pulled forward. The cam means comprises an outer surface of the movable rail and a window portion opened to the outer surface, and the arm is configured to engage with the window portion of the movable rail when the drawer is in the storage position. And
[0008]
In the invention according to claim 2 , rail bodies are provided on the left and right inner side surfaces of the cabinet main body having an open front surface with vertical spacing, and drawers are inserted into and removed from each rail body. A stopper is protruded, and a key bar is vertically installed inside the cabinet body so that the key bar can be rotated. A plurality of hooks are protruded from the key bar corresponding to each stopper, and a key is locked by a locking device provided on the cabinet body. By rotating the rod, each hook is engaged with and disengaged from the corresponding stopper, and cam means are provided in each drawer or a member that moves back and forth as each drawer is put in and out, corresponding to each cam means. A plurality of arms project from the key stick, and when one drawer is pulled forward from the storage position, the arm is rotated together with the key stick by the cam means so that the hook is engaged with the stopper of the other drawer. Drawing in furniture In the locking device, the said arm and the hook integrally molded by synthetic resin, the consist cam means and the outer surface of the drawer and the window portion that opens on the outer surface, wherein the arm when the drawer is in the retracted position It is comprised so that it may engage with the window part of a drawer.
[00 09 ]
According to a third aspect of the present invention, in the locking device according to the first or second aspect , the arm includes a support piece fixed to the key bar, and a roller pivotally supported by the support piece corresponding to the window portion. It is characterized by becoming.
[00 10 ]
[Action]
In the locking device according to claim 1, when the locking device is operated with the key and the key bar is rotated in the locking direction, all the hooks are engaged with the corresponding stoppers, so that all the drawers are locked in the storage unit. (Locking). Further, when the locking device is operated with the key and the key bar is rotated in the unlocking direction, all the hooks are detached from the corresponding stoppers, so that all the drawers can be pulled out. Further, when one drawer is pulled out from the storage position, the arm can be rotated together with the key bar by the cam means so that the hook can be engaged with the stopper of the other drawer, so that one drawer is pulled out. Sometimes other drawers can be safely locked in the storage position (safety lock). Moreover, since the integrally molded hook and the arm, without increasing the number of components, also simplified installation of key bar. Further, when the drawer is pulled forward, the tip of the movable rail moves to the front of the cabinet body and supports the drawer, so that each drawer can be pulled out largely forward. Furthermore, since the cam means comprises the outer surface of the movable rail and a window portion opened to the outer surface, it is not necessary to form a window portion for engaging the arm with the outer surface of the drawer. Therefore, it is possible to prevent the stored item such as the file inside the drawer from being scratched by the arm, and the arm from being rubbed against the painted surface of the outer surface of the drawer.
[00 11 ]
The lock device according to the second aspect, different from the first aspect, is to consist of a window portion cam means is opened to the outer surface and the outer surface of the drawer, the fixed rail and rail for supporting the drawer Only simple configuration can be made.
[00 12 ]
In the lock device according to claim 3 , since the arm includes a support piece fixed to the key bar and a roller pivotally supported by the support piece corresponding to the window portion, when one drawer is pulled out, The roller can be easily pushed out of the window while rotating the roller at the edge of the window. Therefore, the safety lock operation of the drawer can be performed smoothly.
[00 13 ]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings . FIGS. 1 to 6 show an embodiment in which the locking device according to the present invention is applied to a file cabinet. First, referring to FIGS. 1 to 3, a file cabinet has a plurality of upper and lower drawers housed in a cabinet main body having an open front.
[00 14 ]
As shown in FIG. 1, a rail body that supports each drawer 2 includes a fixed rail 3 having a substantially U-shaped cross section fixed to the left and right inner surfaces (only one inner surface is shown) of the cabinet body 1, and the fixed rail 3 And a movable rail 4 having a substantially U-shaped cross section that is inserted and supported. A roller 5 that contacts the lower surface of the upper surface portion 3a of the fixed rail 3 is pivotally supported at the rear end of the movable rail 4, and the bottom surface portion of the fixed rail 3 is disposed near the front end and the rear end of the movable rail 4, respectively. A roller 6 that contacts the upper surface of 3b is pivotally supported. On the other hand, a blade 7 extending in the front-rear direction is projected on the outer surface of each drawer 2, and the drawer 2 is supported by the upper surface of the roller 6 by bringing the lower surface of the blade 7 into contact with the upper surface of the roller 6. It has come to be.
[00 15 ]
According to the rail body structure described above, the blade plate 7 rotates the roller 6 when the drawer 2 is pulled out to the front of the cabinet body 1, so that the roller 6 rolls on the bottom surface portion 3 b of the fixed rail 3 and is thereby movable. The rail 4 moves to the front of the cabinet body 1. Therefore, when the drawer 2 is pulled out to the front of the cabinet body 1, the tip of the movable rail 4 moves to the front of the cabinet body 1 to support the drawer 2, so that each drawer 2 can be largely pulled forward.
[00 16 ]
As shown in FIGS. 1 and 2, a key bar 8 is vertically provided on one inner side of the cabinet body 1 so as to be rotatable, and a key corresponding to a stopper 9 protruding from the outer surface of each drawer 2. For example, a U-shaped hook 10 is fixed to the rod 8.
[00 17 ]
As shown in FIG. 1, the cabinet body 1 is provided with a locking device 11. The locking device 11 is supported by an upper front surface portion of the top plate 1a of the cabinet body 1 and a front reinforcing plate fixed to the inside of the top plate 1a and is movable back and forth. FIG. 1 shows an unlocked state in which the locking device 11 protrudes forward of the cabinet body 1. When the locking device 11 is pushed rearward and a key (not shown) inserted into the key insertion portion 11a of the locking device 11 is turned, the locking device 11 is locked at the pressed locking position. . A lever 12 extending rearward is attached to the locking device 11, and a long hole 12 a extending in the front-rear direction is formed in the lever 12, and the upper end of the key bar 8 is bent at a right angle to form an arm portion. 8 a is formed, and this arm portion 8 a passes through the long hole 12 a of the lever 12. A tension spring 13 is attached between the tip of the arm portion 8a and the front reinforcing plate.
[00 18 ]
When the locking device 11 is in the unlocking position, each hook 10 fixed to the key bar 8 is detached from the stopper 9 of each drawer 2 as shown in FIGS. 1 and 2. When the locking device 11 is pushed rearward, the key bar 8 rotates in the clockwise direction in FIG. 1 against the spring force of the tension spring 13, whereby each hook 10 engages with the stopper 9 of each drawer 2. Therefore, all the drawers 2 are locked (locked) in the storage position.
[00 19 ]
As shown in FIG. 1, side walls of the fixed rail 3 and the movable rail 4 are provided with windows 3 c and 4 a that coincide with each other when the drawer 2 is in the storage position. An arm 14 that engages with the window 4a of the movable rail 4 from the outside of the side wall is provided. In this embodiment, the arm 14 comprises a support piece 15 fixed to the key bar 8 and a roller 16 pivotally supported on the support piece 15 corresponding to the window 4a of the movable rail 4 (FIG. 2). ).
[00 20 ]
In the drawer lock device of the file cabinet having the above-described configuration, the movable rail 4 moves forward when one drawer 2 is pulled forward from the storage position, so that the roller 16 of the arm 14 moves the window 4a of the movable rail 4. The key rod 8 rotates in the locking direction and the hook 10 engages with the stopper 9 of the other drawer 2 as shown in FIG. . Therefore, when one drawer 2 is pulled out, the other drawer 2 can be safely locked (safety lock) at the storage position.
[00 21 ]
Further, since the cam means comprises the outer surface of the movable rail 4 and the window portion 4a opened to the outer surface, it is not necessary to form a window portion for engaging the arm 14 on the outer surface of the drawer 2. Therefore, it is possible to prevent a stored item such as a file inside the drawer 2 from being damaged by the arm, or the arm 14 from being rubbed against the painted surface of the outer surface of the drawer 2.
[00 22 ]
Further, in the lock device having the above-described configuration, the arm portion 8a at the upper end of the key bar 8 is engaged with the elongated hole 12a of the lever 12 of the lock device 11, and therefore, during the safety lock operation when one drawer 2 is pulled out. The arm portion 8a moves backward in the long hole 12a of the lever 12, and the locking device 11 is kept in the protruding (unlocked) position. At this time, the locking device 11 is released from the spring force of the tension spring 13 and can move forward and backward. Although this is not a problem in terms of function, in order to prevent the locking device 11 from rattling, the locking device 11 can be biased in the protruding (unlocking) direction by another spring (not shown). Further, the lever 12 can be provided with a round hole or the like suitable for the arm portion 8a instead of the long hole 12a.
[00 23 ]
Next, FIGS. 4 to 6 show a molding member 18 which is a characteristic part of the hook device according to the present invention . As clearly understood in FIG. 4, the molded member 18 is integrally formed of a synthetic resin and integrally includes the hook 10 and the arm 14. The hook 10 and arm 14 perform the functions described above with reference to FIGS. As described above, the arm 14 includes the support piece 15 and the roller 16 pivotally supported by the support piece 15. The hook 10 is formed in a long hole shape having a rectangular cross section. The roller 16 is rotatably supported on the support piece 15 by a support pin 19.
[00 24 ]
As shown in FIG. 4 and FIG. 5A, the columnar portion 20 is a portion integrally formed as a part of the molding member 18 in order to connect the upper and lower hooks 10 and the support piece 15 of the arm 14. is there. The rear portion 10a of the hook 10 and the front portion 15a of the support piece 15 are vertically continuous via the columnar portion 20, and a concave groove 21 having a semicircular cross section is formed through the rear portion 10a, the columnar portion 20, and the front portion 15a. Has been. The rear part 10a is continuous to the hook 10 side attachment part 23 via the hook 10 side flexible part 22, and the front part 15a is attached to the support piece 15 side via the support piece 15 side flexible part 24. It continues to the part 25. The attachment portion 23 includes a concave groove 26 having a semicircular cross section, and the concave groove 26 is joined to the concave groove 21 of the rear portion 10a to form a hollow portion having a circular cross section when the flexible portion 22 is bent. be able to. The mounting portion 25 includes a concave groove 27 having a semicircular cross section, and this concave groove 27 is joined to the concave groove 21 of the front portion 15a to form a hollow portion having a circular cross section when the flexible portion 24 is bent. be able to.
[00 25 ]
On the other hand, the key bar 8 used in the present embodiment is provided with protrusions 8b, 8b and 8c, 8c having a rectangular cross section that face each other in the opposite direction with respect to the axis. Corresponding to the protrusions 8b and 8b, the rear portion 10a is formed with concave portions 28 and 28 having a rectangular cross section continuous with the concave groove 21, and the mounting portion 23 is formed with a concave portion 29 having a rectangular cross section.
[00 26 ]
Corresponding to the protrusions 8c and 8c, the front portion 15a is formed with concave portions 30 and 30 having a rectangular cross section continuous with the concave groove 21, and the mounting portion 25 is formed with a concave portion 31 having a rectangular cross section.
Further , as can be understood from FIGS. 4 and 5B, the flexible portion 22 is formed in a thin shape and is easily bent. The attachment portion 23 includes an engagement portion 32. The engaging portion 32 is fitted into the engaging hole 33 between the hook 10 and the rear portion 10a when the flexible portion 22 is bent and the concave groove 26 and the concave groove 21 are joined. The engaging portion 32 has an engaging claw 32 a, and the engaging claw 32 a is locked to a step portion 33 a provided in the engaging hole 33. Further, the engaging part 32 has a constricted part 32 b, and the constricted part 32 b meshes with the meshing protrusion 33 b of the engaging hole 33.
[00 27 ]
Furthermore, as understood from FIG. 4 and FIG. 5C, the flexible portion 24 is formed in a thin wall shape and is easily bent. The attachment portion 25 includes an engagement portion 34. The engaging portion 34 is fitted into the engaging hole 35 provided in the support piece 15 when the flexible portion 24 is bent and the concave groove 27 and the concave groove 21 are joined. The engaging portion 34 has an engaging claw 34 a, and the engaging claw 34 a is locked in the engaging hole 35.
[00 28 ]
When the molding member 18 is attached to the key bar 8 having the above configuration, first, the key bar 8 is disposed in the concave groove 21. At this time, the projections 8 b and 8 b are made to coincide with the recesses 28 and 28, and the projections 8 c and 8 c are made to coincide with the recesses 30 and 30.
[00 29 ]
Thereafter, by bending the flexible portion 22, the concave groove 26 is joined to the concave groove 21 of the rear portion 10a, and the key bar 8 is stored in the formed cylindrical hollow portion. At this time, one protrusion 8b is stored in a rectangular parallelepiped hollow portion formed by joining the concave portion 28 and the concave portion 29 close to the flexible portion 22. The other concave portion 28 faces the end surface 26a of the concave groove 26 near the engaging portion 32. This end surface 26a is set back to the same extent as the concave portion 29 (Wa in FIG. 5B). . As a result, the other protrusion 8b is stored in the gap formed by the recess 28 and the end face 26a. In this state, the engaging portion 32 is fitted into the engaging hole 33, and the engaging claw 32a of the engaging portion 32 is locked to the step portion 33a. Thus, the mounting operation on the hook 10 side of the molding member 18 is completed.
[00 30 ]
Further, by bending the flexible portion 24, the concave groove 27 is joined to the concave groove 21 of the front portion 15a, and the key bar 8 is stored in the formed cylindrical hollow portion. At this time, one protrusion 8c is stored in a rectangular parallelepiped hollow portion formed by joining the concave portion 30 and the concave portion 31 close to the flexible portion 24. The other concave portion 30 faces the end surface 27a of the concave groove 27 near the engaging portion 34, and this end surface 27a is set back to the same extent as the concave portion 30 (Wb in FIG. 5C). . As a result, the other protrusion 8c is stored in the gap formed by the recess 30 and the end surface 27a. In this state, the engaging claw 32 a of the engaging portion 34 is locked in the engaging hole 35. Thus, the mounting operation on the support piece 15 side of the molded member 18 is completed.
[00 31 ]
FIG. 6 shows a state where the molding member 18 is attached to the key bar 8 as described above.
Of course, the mounting operation on the hook 10 side and the mounting operation on the support piece 15 side can be performed in the reverse order.
[00 32 ]
In the hook device having the above configuration, the hook 10 and the arm 14 including the support piece 15 are formed as a single member, so that the number of parts is not increased. Further, the operation for storing (incorporating) the key bar 8 in the molding member 18 is performed by arranging the key bar 8 in the concave groove 21 and bending the mounting part 23 on the hook 10 side by the flexible part 22. It is only necessary to bend the flexible portion 24 of the attachment portion 25 on the side of the piece 15, and there is no burden on the manufacturing process. Further, the protrusion 8b provided on the key bar 8 is positioned in a space (hollow part or gap) formed by the attachment part 23 and the rear part 10a, and the protrusion 8c is a space (hollow) formed by the attachment part 25 and the front part 15a. The molded member 18 can be fixed to the key bar 8 with a simple structure. Further, the engaging claw 32a of the engaging portion 32 is locked to the stepped portion 33a, and the engaging claw 32a of the engaging portion 34 is locked to the engaging hole 35, whereby the attaching portions 23 and 25 are moved to the rear portion 10a. , And can be fixed so as not to be easily detached from the front portion 15a.
As described above, a plurality of molding members 18 can be attached to the key bar 8 in accordance with the number of drawers.
[00 33 ]
As described above, the illustrated embodiment has been described. However, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made to the shape of each component.
[00 34 ]
【The invention's effect】
As is clear from the above description, according to the present invention, when one drawer is pulled out while maintaining a simple configuration using a key bar that is locked and unlocked by the locking device, the other drawers are pulled out. It is possible to provide a lock device for a drawer in a furniture that can be safely locked in a storage position, can reduce the number of parts, and can reduce man-hours in the manufacturing process.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view of a main part of a file cabinet provided with a locking device according to the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional plan view of an essential part in which a part of a file cabinet provided with a locking device of the present invention is broken.
FIG. 3 is a view similar to FIG. 2 showing the operating state of the locking device of the file cabinet provided with the locking device of the present invention.
FIG. 4 is an overall perspective view illustrating an example of a molded member used in the locking device according to the present invention.
FIG. 5A is a front view for explaining an embodiment of a molded member used in the locking device according to the present invention.
(B) is sectional drawing by the BB line of (a) explaining the Example of the shaping | molding member used with the locking device concerning this invention.
(C) is sectional drawing by CC line of (a) explaining the Example of the shaping | molding member used with the locking device concerning this invention.
FIG. 6 is a perspective view illustrating a state in which a molded member is attached to a key bar used in the locking device of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Cabinet body 2 Drawer 2a Window part 3 Fixed rail 4 Movable rail 4a Window part 6 Roller 7 Blade board 8 Key bar 8a Arm part 9 Stopper 10 Hook 11 Locking device 12 Lever 12a Long hole 13 Tension spring 14 Arm 15 Supporting piece 16 Roller 17 Lever 18 Molding member 19 Support pin 20 Column-shaped portion 21 Recessed groove 22 Flexible portion 23 Hook side mounting portion 24 Flexible portion 25 Supporting piece side mounting portion 26 Recessed groove 27 Recessed groove 28 Recessed portion 29 Recessed portion 30 Recessed portion 31 Recessed portion 32 Engagement Joint part 32b Constriction part 33 Engagement hole 33b Engagement protrusion 34 Engagement part 34a Engagement claw 35 Engagement hole

Claims

Rail bodies are provided on the inner left and right sides of the cabinet body with an open front, and a rail is provided vertically. The key bar can be turned vertically, and a plurality of hooks are provided on the key bar corresponding to each stopper, and each key hook is rotated by a locking device provided on the cabinet body. Are attached to and disengaged from the corresponding stopper, and cam means are provided on each drawer or a member that moves back and forth as each drawer is put in and out, and a plurality of arms protrude from the key bar corresponding to each cam means. In a drawer lock device in furniture, when one drawer is pulled forward from the storage position, the arm is rotated together with the key bar by the cam means so that the hook is engaged with the stopper of the other drawer.
The arm and the hook are integrally formed of a synthetic resin,
Each rail body has a fixed rail fixed to the left and right inner surfaces of the cabinet body, and a movable rail supported by the fixed rail, and a roller for supporting the drawer is pivotally supported on the movable rail. configured the movable rail by rolling the fixed rail when drawn forward to move forward, said cam means comprises an outer surface of the movable rail and the window portion that opens on the outer surface, wherein A lock device for a drawer in furniture, wherein the arm is configured to engage with a window portion of the movable rail when the drawer is in the storage position.

Rail bodies are provided on the inner left and right sides of the cabinet body with an open front, and a rail is provided vertically. The key bar can be turned vertically, and a plurality of hooks are provided on the key bar corresponding to each stopper, and each key hook is rotated by a locking device provided on the cabinet body. Are attached to and disengaged from the corresponding stopper, and cam means are provided on each drawer or a member that moves back and forth as each drawer is put in and out, and a plurality of arms protrude from the key bar corresponding to each cam means. In a drawer lock device in furniture, when one drawer is pulled forward from the storage position, the arm is rotated together with the key bar by the cam means so that the hook is engaged with the stopper of the other drawer.
The arm and the hook are integrally formed of a synthetic resin,
Consists of a said cam means window which opens to the outer surface and the outer surface of the drawer, said arms, characterized in that it is configured to engage the window portion of the drawer when the drawer is in the retracted position Locking device for drawers in furniture.

Locking drawer in furniture according to claim 1 or 2, characterized in that said arm is made of the a support piece which is fixed to the key bar, the roller is supported by a supporting piece in correspondence with the window apparatus.