JP3690577B2 - Light bulb shaped fluorescent lamp - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インバータ装置、蛍光ランプ点灯装置および電球形蛍光ランプに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電球形蛍光ランプは、一般電球の代替として普及してきており、大きさも一般電球に相当する程度まで小形化されている。そして、電球形蛍光ランプは、通常、蛍光ランプ点灯装置としてハーフブリッジ形インバータ回路が用いられ、そのインバータ回路を制御する回路構成を簡素化することにより小形化が図られている。その一例として、例えば、特開平10−327584号公報(従来技術)に開示された蛍光ランプ点灯装置があり、この回路構成を図4に示す。
【0003】
図4に示す蛍光ランプ点灯装置20は、Nチャネル形トランジスタQ1およびPチャネル形トランジスタQ2からなる相補形インバータ回路21を備え、バラストチョークL3の二次巻線L3aの両端にインダクタL4およびコンデンサC5から成る共振回路22が形成され、コンデンサC5の両端側がNチャネル形トランジスタQ1およびPチャネル形トランジスタQ2の各々のゲート、ソース間に接続されている。
【0004】
バラストチョークL3に電流が流れると、共振回路22が共振して共振電圧がNチャネル形トランジスタQ1およびPチャネル形トランジスタQ2の両ゲートに印加される。また、バラストチョークL3に流れる電流方向が変化すると、共振電圧の極性が変化する。そして、前記ゲートに印加されるゲート電圧が正の所定値以上のときにNチャネル形トランジスタQ1がオンし、ゲート電圧が負の所定値以上のときにPチャネル形トランジスタQ2がオンする。すなわち、Nチャネル形トランジスタQ1およびPチャネル形トランジスタQ2が交互にオンオフすることにより、蛍光ランプ23は高周波で点灯される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
蛍光ランプ点灯装置20は、バラストチョークL3の二次巻線L3aの両端に共振回路22が接続されているので、インダクタL4がバラストチョークL3の漏れ磁束による影響を受けやすく、インバータ回路21の誤動作が生じるおそれがある。したがって、インダクタL4は、回路基板上でバラストチョークL3から離間した位置に配設する必要があるが、このように部品間の距離を大きくすることは、回路基板の設計自由度が損なわれるとともに、回路基板の大形化につながり、電球形蛍光ランプが大形化するという欠点を有する。
【0006】
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、回路基板の設計自由度が向上されて回路基板を小形化することのでき電球形蛍光ランプを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の電球形蛍光ランプは、直流電源の出力端間に直列的に接続された相補形トランジスタ、このトランジスタの基準節点同士が接続された共通基準節点および制御節点同士が接続された共通制御節点を有するスイッチング手段と、このスイッチング手段のスイッチング出力が流れるように接続され、かつ、出力巻線の両端が共通基準節点および共通制御節点にそれぞれ接続された可飽和変流器とを有する蛍光ランプ点灯装置と;スイッチング手段のスイッチング出力を限流するインダクタンス素子、スイッチング手段のスイッチング出力間にインダクタンス素子を介して接続された一対の電極を有する蛍光ランプおよび蛍光ランプの電極間に並列的に接続され、インダクタンス素子と直列共振回路を形成する始動用コンデンサとからなり、スイッチング手段のスイッチング出力によって付勢される負荷回路と;蛍光ランプ点灯装置および負荷回路の回路部品が実装された回路基板と;口金を有し、回路基板を支持するとともに、口金と回路基板の蛍光ランプ点灯装置とが電気的に接続されるように形成された基体と;を具備しており、インダクタンス素子および可飽和変流器が回路基板の同一面側に配置されていることを特徴とする。
【0008】
本発明および以下の各発明において、特に言及しない限り、用語の定義および技術的意味は次のとおりとする。
【0009】
直流電源は、バッテリ、直流電源装置、商用交流電圧を整流または整流平滑したもの、商用交流電源に整流平滑回路およびチョッパ回路を接続し整流平滑されたものなど、直流電圧を出力するものであればよい。
【0010】
相補形トランジスタとは、Nチャネル形トランジスタおよびPチャネル形トランジスタの直列回路のことをいい、Nチャネル形トランジスタのドレインが直流電源の正極側、Pチャネル形トランジスタのドレインが直流電源の負極側にして直流電源に接続される。あるいは、相補形トランジスタは、NPN型トランジスタおよびPNP型トランジスタの直列回路のことをいい、NPN型トランジスタのコレクタが直流電源の正極側、PNP型トランジスタのコレクタが直流電源の負極側にして直流電源に接続されるとともに、NPN型トランジスタおよびPNP型トランジスタの各々のエミッタ、コレクタ間にダイオードが接続される。
【0011】
相補形トランジスタの基準節点とは、Nチャネル形トランジスタのソースおよびPチャネル形トランジスタのソースのことをいい、共通基準節点とは、Nチャネル形トランジスタのソースおよびPチャネル形トランジスタのソースの接続点のことをいう。あるいは、相補形トランジスタの基準節点は、NPN型トランジスタのエミッタおよびPNP型トランジスタのエミッタのことをいい、共通基準節点は、NPN型トランジスタのエミッタおよびPNP型トランジスタのエミッタの接続点のことをいう。
【0012】
また、相補形トランジスタの制御節点とは、Nチャネル形トランジスタのゲートまたはPチャネル形トランジスタのゲートのことをいい、共通制御節点とは、Nチャネル形トランジスタのゲートおよびPチャネル形トランジスタのゲートの接続点のことをいう。あるいは、相補形トランジスタの制御節点は、NPN型トランジスタのベースまたはPNP型トランジスタのベースのことをいい、共通制御節点は、NPN型トランジスタのベースおよびPNP型トランジスタのベースの接続点のことをいう。
【0013】
負荷回路は、蛍光ランプ高周波で動作するものであ
【0014】
本発明によれば、可飽和変流器の出力巻線の両端が相補形トランジスタの共通基準節点および共通制御節点にそれぞれ接続されているので、可飽和変流器に流れる電流方向の変化により、スイッチング手段はスイッチング動作されて高周波を出力し、その高周波で負荷回路は動作される。また、負荷回路のインダクタンス素子と始動用コンデンサの共振により、可飽和変流器に流れる電流方向が変化するので、スイッチング手段はスイッチング動作し、そのスイッチング出力によって蛍光ランプが付勢される。
【0015】
そして、可飽和変流器は出力巻線の両端が相補形トランジスタの共通基準節点および共通制御節点に接続すればよいので、回路の接続パターンが簡素化され、インダクタンス素子と同じ回路基板面側に配置されていてもインダクタンス素子の漏れ磁束による影響のない回路基板上の部位に配置しやすくなり、回路基板の設計自由度が向上するとともに回路基板を小形化することができ、小形化された電球形蛍光ランプを提供することができる。
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図1〜図3を参照して説明する。
【0016】
図1は、本発明の第1の実施形態を示すインバータ装置の回路図である。図中、1はインバータ装置、2はスイッチング手段としてのインバータ回路、3は負荷回路である。このインバータ装置1は、負荷回路3として蛍光ランプFL等を具備しているので、蛍光ランプ点灯装置4を構成している。
【0017】
スイッチング手段としてのインバータ回路2は、直流電源5の出力端5a,5b間に直列的に接続された相補形トランジスタによって構成されている。すなわち、Nチャネル形トランジスタTr1およびPチャネル形トランジスタTr2の直列回路が、Nチャネル形トランジスタTr1のドレイン側が直流電源5の正極側、Pチャネル形トランジスタTr2のドレイン側が直流電源5の負極側となるように接続されている。そして、Nチャネル形トランジスタTr1の基準節点であるソースおよびPチャネル形トランジスタTr2の基準節点であるソースに対してそのソース同士が接続された共通基準節点aおよびNチャネル形トランジスタTr1の制御節点であるゲートおよびPチャネル形トランジスタTr2の制御節点であるゲートに対してそのゲート同士が接続された共通制御節点bを有している。そして、Pチャネル形トランジスタTr2のドレイン、ソース間にインバータ回路2の出力が形成されている。インバータ回路2は、Nチャネル形トランジスタTr1およびPチャネル形トランジスタTr2が交互にオンオフ動作することにより、スイッチング出力としての高周波が出力される。なお、Nチャネル形トランジスタTr1およびPチャネル形トランジスタTr2は、図示のように、各々、寄生ダイオードD1,D2を備えている。
【0018】
インバータ回路2の出力側には、負荷回路3が接続されている。負荷回路3は、インバータ回路2のスイッチング出力を限流するインダクタンス素子としてのインダクタL1と、スイッチング出力の直流成分を除去する直流カット用コンデンサC1と、インバータ回路2の出力間にインダクタL1および直流カット用コンデンサC1を介して接続された一対のフィラメント電極FLa,FLbを有する蛍光ランプFLと、蛍光ランプFLのフィラメント電極FLa,FLb間に並列的に接続され、インダクタL1と直列共振回路を形成する始動用コンデンサC2とから構成されている。負荷回路3は、インバータ回路2のスイッチング出力によって付勢される。
【0019】
そして、インバータ回路2および負荷回路3の間には、可飽和変流器L2の一次巻線L2aが接続されている。そして、可飽和変流器L2の二次巻線(出力巻線)L2bの両端は、抵抗R1を介してインバータ回路2の共通基準節点aおよび共通制御節点bにそれぞれ接続されている。また、二次巻線(出力巻線)L2bの両端は、抵抗R1を介してコンデンサC3に接続されている。
【0020】
また、インバータ回路2の共通基準節点aおよび共通制御節点bと、直流電源5の出力端5a間には、起動回路6が形成されている。すなわち、出力端5aおよび共通基準節点a間に、抵抗R2およびコンデンサC4の直列回路が接続され、抵抗R2およびコンデンサC4の接続点cと共通制御節点bとの間にトリガーダイオードTDが接続されている。トリガーダイオードTDは、コンデンサC4の両端電圧が所定値以上になると導通する。そして、コンデンサC4の両端電圧がNチャネル形トランジスタTr1のゲート、ソース間に印加され、Nチャネル形トランジスタTr1がオンされる。また、出力端5aおよび接続点c間には、抵抗R3およびダイオードD3の直列回路が出力端5a側を順方向にして接続されている。コンデンサC4は、Nチャネル形トランジスタTr1がオフしているときに充電され、Nチャネル形トランジスタTr1がオンしているときに、ダイオードD3を介してインバータ回路2側へ放電される。
【0021】
次に、第1の実施形態の作用について述べる。
【0022】
直流電源5が投入されると、抵抗R2およびコンデンサC4の直列回路に電流が流れてコンデンサC4が充電される。コンデンサC4の両端電圧が所定電圧以上になると、トリガーダイオードTDが導通する。そして、コンデンサC4の両端電圧がNチャネル形トランジスタTr1のゲート、ソース間に印加され、Nチャネル形トランジスタTr1がオンする。
【0023】
Nチャネル形トランジスタTr1がオンすると、直流電源5、出力端5a、Nチャネル形トランジスタTr1のドレイン、ソース、共通基準節点a、可飽和変流器L2の一次巻線L2a、インダクタL1、直流カット用コンデンサC1、蛍光ランプFLのフィラメント電極FLa、始動用コンデンサC2、蛍光ランプFLのフィラメント電極FLb、出力端5bおよび直流電源5の閉回路内で電流が流れ、直流カット用コンデンサC1および始動用コンデンサC2は充電され、インダクタL1には電磁エネルギーが蓄積される。そして、可飽和変流器L2の二次巻線L2bには、抵抗R1からコンデンサC3の方向に電流が流れ、コンデンサC3が充電され、共通基準節点aおよび共通制御節点b間に正電圧が印加される。この正電圧は、Nチャネル形トランジスタTr1をオンさせる電圧である。そして、可飽和変流器L2が飽和すると、二次巻線L2bの両端には電圧が出力されなくなり、コンデンサC3の放電により、図2に示すように、Nチャネル形トランジスタTr1のゲート、ソース間電圧(共通基準節点aおよび共通制御節点b間の電圧Vab)が低下する。そして、Nチャネル形トランジスタTr1のゲート、ソース間電圧が所定電圧Vth以下になると、Nチャネル形トランジスタTr1はオフする。
【0024】
Nチャネル形トランジスタTr1はオフすると、インダクタL1に蓄積された電磁エネルギーによる回生電流がインダクタL1、直流カット用コンデンサC1、フィラメント電極FLa、始動用コンデンサC2、フィラメント電極FLb、P形チャネルトランジスタTr2の寄生ダイオードD2、共通基準節点a、可飽和変流器L2の一次巻線L2aおよびインダクタL1の閉回路内で流れ、直流カット用コンデンサC1および始動用コンデンサC2はさらに充電される。
【0025】
そして、インダクタL1に蓄積された電磁エネルギーが消費されると、直流カット用コンデンサC1および始動用コンデンサC2の充電電荷による電流がインダクタL1、可飽和変流器L2の一次巻線L2a、共通基準節点a、Nチャネル形トランジスタTr1の寄生ダイオードD1、出力端5a、直流電源5、出力端5b、フィラメント電極FLb、始動用コンデンサC2、フィラメント電極FLa、直流カット用コンデンサC1およびインダクタL1の閉回路内で流れ、インダクタL1に電磁エネルギーが蓄積される。この時、可飽和変流器L2の二次巻線L2bには、コンデンサC3から抵抗R1の方向に電流が流れ、コンデンサC3が充電され、共通基準節点aおよび共通制御節点b間に負電圧が印加されている。この負電圧が所定電圧−Vth以下になると、Pチャネル形トランジスタTr2はオンする。
【0026】
Pチャネル形トランジスタTr2はオンすると、直流カット用コンデンサC1および始動用コンデンサC2の充電電荷による電流は、インダクタL1、可飽和変流器L2の一次巻線L2a、共通基準節点a、Pチャネル形トランジスタTr1のソース、ドレイン、フィラメント電極FLb、始動用コンデンサC2、フィラメント電極FLa、直流カット用コンデンサC1およびインダクタL1の閉回路内で流れ、さらにインダクタL1に電磁エネルギーが蓄積される。そして、可飽和変流器L2が飽和すると、二次巻線L2bの両端には電圧が出力されなくなり、コンデンサC3の放電により、図2に示すように、Pチャネル形トランジスタTr2のゲート、ソース間電圧(共通基準節点aおよび共通制御節点b間の電圧Vab)が上昇する。そして、Pチャネル形トランジスタTr2のゲート、ソース間電圧が所定電圧−Vth以上になると、Pチャネル形トランジスタTr2はオフする。
【0027】
Pチャネル形トランジスタTr2がオフすると、インダクタL1に蓄積された電磁エネルギーによる回生電流が、インダクタL1、直流カット用コンデンサC1、フィラメント電極FLa、始動用コンデンサC2、フィラメント電極FLb、Pチャネル形トランジスタTr2の寄生ダイオードD2、共通基準節点a、可飽和変流器L2の一次巻線L2aおよびインダクタL1の閉回路内で流れる。この時、可飽和変流器L2の二次巻線L2bには、抵抗R1からコンデンサC3の方向に電流が流れ、コンデンサC3が充電され、共通基準節点aおよび共通制御節点b間に正電圧が印加されており、図2に示すように、この正電圧が所定電圧Vth以上のときに、Nチャネル形トランジスタTr1はオンになる。そして、インバータ回路2は直流電源5から給電され、以後、上述を繰り返す。数回の繰り返しにおいて、インダクタL1と始動用コンデンサC2による高電圧の共振電圧が蛍光ランプFLのフィラメント電極FLa、FLb間に印加されて、蛍光ランプFLは点灯する。蛍光ランプFLが点灯すると、インダクタL1に流れる電流は、大部分、フィラメント電極FLa、FLb間に流れる。
【0028】
上述したように、可飽和変流器L2の一次巻線L2aに流れる電流方向によって、二次巻線(出力巻線)L2bの両端間、すなわち、共通基準節点aおよび共通制御節点b間に正電圧または負電圧が形成されて、Nチャネル形トランジスタTr1およびPチャネルトランジスタTr2が交互にオンオフ動作をする。このオンオフ動作によって、インバータ回路2は高周波電圧を出力し、蛍光ランプFLを付勢する。すなわち、蛍光ランプFLはインバータ回路2のスイッチング出力によって付勢される。
【0029】
そして、可飽和変流器L2は、インバータ回路2と負荷回路3の間に接続されているので、回路基板への実装における自由度が向上し、可飽和変流器L2をインバータ回路2と負荷回路3の間の回路パターン上でインダクタL1から離間した位置に配設することができる。これにより、インダクタL1の漏れ磁束によるノイズが防止されるとともに、回路基板を小形化することができる。
【0030】
なお、起動回路6は、最初に、Nチャネル形トランジスタTr1をオンさせるのみである。すなわち、コンデンサC4は、Nチャネル形トランジスタTr1がオフしているときに、直流電源5より抵抗R2を介して充電され、Nチャネル形トランジスタTr1がオンしているときに、抵抗R3およびダイオードD3の直列回路を介してインバータ回路2側に放電される。そして、コンデンサC4の両端電圧がトリガーダイオードTDを導通させる前に、Pチャネル形トランジスタTr2がオフし、Nチャネル形トランジスタTr1がオンするものである。 また、上記実施形態において、負荷回路3が蛍光ランプFL等である蛍光ランプ点灯装置4について説明したが、これに限らず、負荷回路は、モータ、蛍光ランプFL以外の放電ランプ、白熱電球、電熱線など、インバータ回路2のスイッチング出力によって高周波で動作するものであればよい。
【0031】
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
【0032】
図3は、本発明の第2の実施形態を示す電球形放電ランプのグローブを透視した側面図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付して説明は省略する。図中、7は電球形蛍光ランプ、8は基体である。
【0033】
電球形蛍光ランプ7は、口金9を有する基体8、基体8に収納された図1に示す点灯回路10、透光性を有するグローブ11、グローブ11に内包された蛍光ランプFL等によって構成されている。点灯回路10は、蛍光ランプ点灯装置4から蛍光ランプFLが除去されたものである。そして、基体8とグローブ11とから構成される外囲器12は、例えば、定格電力が60Wの白熱電球などの一般照明用電球の規格寸法に近似する外形に形成されている。一般照明用電球とは、JIS C 7501に定義されるものである。
【0034】
基体8は、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などの耐熱性合成樹脂などで形成され、一端は拡開する略円筒状をなして蛍光ランプFLを取着するとともに、他端はエジソンタイプのE26型などの口金9が被せられている。口金9は、接着剤またはかしめなどにより固定されている。そして、口金9は点灯回路10と電気的に接続され、点灯回路10は蛍光ランプFLと電気的に接続されている。すなわち、基体8は、口金9を有し、蛍光ランプ点灯装置4を支持するとともに、口金9と蛍光ランプ点灯装置4とが電気的に接続されるように形成されている。
【0035】
グローブ11は、透明あるいは光拡散性を有する乳白色などで、ガラスあるいは合成樹脂により、白熱電球などの一般照明用電球のガラス球とほぼ同一形状の滑らかな曲面状に形成されている。そして、開口部の縁部には、基体8の一端の内側に嵌合する図示しない嵌合縁部が形成されている。そして、グローブ11は、蛍光ランプFLを内包するようにして、基体8の一端に取り付けられている。
【0036】
点灯回路10は、基体8に収容されて蛍光ランプFLの長手方向と垂直に配置された略円板状の回路基板(PC板)13を備え、この回路基板13の両面にNチャネル形トランジスタTr1、Pチャネル形トランジスタTr2、インダクタL1、可飽和変流器L2やその他の複数の電気部品14,15が実装されている。そして、可飽和変流器L2は、インダクタL1から離間した位置で回路基板13上に実装されている。そして、点灯回路10は、口金9を介して給電されると動作して高周波電力を出力し、蛍光ランプFLを点灯させる。
【0037】
蛍光ランプFLは屈曲された複数のバルブ16を有し、このバルブ16の内面に蛍光体(蛍光体層)が形成され、バルブ16の内部にアルゴンなどの希ガスや水銀などが封入されている。そして、バルブ16の両端に図示しない一対のフィラメント電極がピンチシールによって封装されている。
【0038】
上述したように、可飽和変流器L2は、図1におけるインバータ回路2と負荷回路3の間に接続され、インダクタL1から離間した位置で回路基板13上に実装されているので、インダクタL1の漏れ磁束による誤動作や特性変化が防止される。また、インバータ回路2と負荷回路3の間の回路パターン上に可飽和変流器L2を配設すればよいので、可飽和変流器L2を回路基板13上に実装する設計自由度が向上し、回路基板を小形化することができる。
【0039】
なお、電球形蛍光ランプは、蛍光ランプFLが露出しているものであってもよい。
【0040】
【発明の効果】
発明によれば、可飽和変流器の出力巻線の両端が相補形トランジスタの共通基準節点および共通制御節点にそれぞれ接続されているので、可飽和変流器に流れる電流方向の変化により、スイッチング手段はスイッチング動作されて高周波を出力し、その高周波で負荷回路を動作することができる。また、可飽和変流器は出力巻線の両端が相補形トランジスタの共通基準節点および共通制御節点に接続すればよいので、回路の接続パターンが簡素化され、インダクタンス素子と同じ回路基板面側に配置されていてもインダクタンス素子の漏れ磁束による影響のない回路基板上の部位に配置しやすくなり、回路基板の設計自由度が向上するとともに回路基板を小形化することができ、小形化された電球形蛍光ランプを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すインバータ装置または蛍光ランプ点灯装置の回路図。
【図2】同じく、共通基準節点および共通制御節点間の電圧とドレイン電流を示す説明図。
【図3】本発明の第2の実施形態を示す電球形放電ランプのグローブを透視した側面図。
【図4】従来技術の蛍光ランプ点灯装置の回路図。
【符号の説明】
L2…可飽和変流器
1……インバータ装置
2……スイッチング手段としてのインバータ回路
3……負荷回路
4……蛍光ランプ点灯装置
7……電球形蛍光ランプ
8……基体
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an inverter device, a fluorescent lamp lighting device, and a bulb-type fluorescent lamp.
[0002]
[Prior art]
In recent years, light bulb-type fluorescent lamps have been widely used as substitutes for general light bulbs, and the size has been reduced to a level corresponding to that of general light bulbs. The bulb-type fluorescent lamp usually uses a half-bridge type inverter circuit as a fluorescent lamp lighting device, and is miniaturized by simplifying the circuit configuration for controlling the inverter circuit. As an example, there is a fluorescent lamp lighting device disclosed in, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-327584 (prior art), and its circuit configuration is shown in FIG.
[0003]
The fluorescent lamp lighting device 20 shown in FIG. 4 includes a complementary inverter circuit 21 including an N-channel transistor Q1 and a P-channel transistor Q2, and includes an inductor L4 and a capacitor C5 at both ends of the secondary winding L3a of the ballast choke L3. The resonance circuit 22 is formed, and both ends of the capacitor C5 are connected between the gates and sources of the N-channel transistor Q1 and the P-channel transistor Q2.
[0004]
When a current flows through the ballast choke L3, the resonance circuit 22 resonates and a resonance voltage is applied to both gates of the N-channel transistor Q1 and the P-channel transistor Q2. Further, when the direction of the current flowing through the ballast choke L3 changes, the polarity of the resonance voltage changes. The N-channel transistor Q1 is turned on when the gate voltage applied to the gate is greater than or equal to a predetermined positive value, and the P-channel transistor Q2 is turned on when the gate voltage is greater than or equal to a predetermined negative value. That is, when the N-channel transistor Q1 and the P-channel transistor Q2 are alternately turned on / off, the fluorescent lamp 23 is lit at a high frequency.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In the fluorescent lamp lighting device 20, since the resonance circuit 22 is connected to both ends of the secondary winding L3a of the ballast choke L3, the inductor L4 is easily affected by the leakage magnetic flux of the ballast choke L3, and the inverter circuit 21 malfunctions. May occur. Therefore, the inductor L4 needs to be disposed on the circuit board at a position separated from the ballast choke L3. Increasing the distance between the components in this way impairs the degree of design freedom of the circuit board. This leads to an increase in the size of the circuit board and has a disadvantage that the bulb-type fluorescent lamp is increased in size.
[0006]
The present invention has been made in view of the above problems, and an object thereof is to provide a compact fluorescent lamp that can of be downsized circuit board is improved degree of freedom in designing the circuit board.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The bulb-type fluorescent lamp of the present invention includes a complementary transistor connected in series between output terminals of a DC power supply, a common reference node in which the reference nodes of the transistor are connected to each other, and a common control node in which the control nodes are connected to each other. a switching means having, the switching output of the switching means is connected to flow, and a fluorescent lamp lighting having both ends of the output winding is connected to a common reference node and the common control node saturable current transformer An inductive element for limiting the switching output of the switching means, a fluorescent lamp having a pair of electrodes connected via the inductance element between the switching outputs of the switching means, and a parallel connection between the electrodes of the fluorescent lamp; It consists of an inductance element and a starting capacitor that forms a series resonant circuit. A load circuit energized by the switching output of the switching means; a circuit board on which the fluorescent lamp lighting device and the circuit components of the load circuit are mounted; and having a base, supporting the circuit board, and fluorescence of the base and the circuit board And a base formed to be electrically connected to the lamp lighting device, wherein the inductance element and the saturable current transformer are arranged on the same surface side of the circuit board. .
[0008]
In the present invention and each of the following inventions, the definitions and technical meanings of terms are as follows unless otherwise specified.
[0009]
The DC power supply is a battery, a DC power supply device, a rectified or rectified and smoothed commercial AC voltage, a rectified and smoothed circuit connected to a commercial AC power supply by a rectifying and smoothing circuit and a chopper circuit, etc. Good.
[0010]
A complementary transistor is a series circuit of an N-channel transistor and a P-channel transistor. The drain of the N-channel transistor is the positive side of the DC power source, and the drain of the P-channel transistor is the negative side of the DC power source. Connected to DC power supply. Alternatively, the complementary transistor refers to a series circuit of an NPN transistor and a PNP transistor, and the collector of the NPN transistor is the positive side of the DC power source and the collector of the PNP transistor is the negative side of the DC power source. In addition, a diode is connected between the emitter and collector of each of the NPN transistor and the PNP transistor.
[0011]
The reference node of the complementary transistor refers to the source of the N-channel transistor and the source of the P-channel transistor, and the common reference node refers to the connection point between the source of the N-channel transistor and the source of the P-channel transistor. That means. Alternatively, the reference node of the complementary transistor refers to the emitter of the NPN transistor and the emitter of the PNP transistor, and the common reference node refers to the connection point of the emitter of the NPN transistor and the emitter of the PNP transistor.
[0012]
The control node of the complementary transistor refers to the gate of the N-channel transistor or the gate of the P-channel transistor, and the common control node refers to the connection between the gate of the N-channel transistor and the gate of the P-channel transistor. It means a point. Alternatively, the control node of the complementary transistor refers to the base of the NPN transistor or the base of the PNP transistor, and the common control node refers to the connection point of the base of the NPN transistor and the base of the PNP transistor.
[0013]
Load circuit, Ru der which operates the fluorescent lamp at a high frequency.
[0014]
According to the present invention, both ends of the output winding of the saturable current transformer are connected to the common reference node and the common control node of the complementary transistors, respectively. The switching means is switched to output a high frequency, and the load circuit is operated at the high frequency. Further, since the direction of the current flowing through the saturable current transformer changes due to resonance between the inductance element of the load circuit and the starting capacitor, the switching means performs a switching operation, and the fluorescent lamp is energized by the switching output.
[0015]
Since the saturable current transformer has only to connect both ends of the output winding to the common reference node and the common control node of the complementary transistor, the circuit connection pattern is simplified, and the same circuit board surface side as the inductance element is provided. Even if it is placed, it becomes easier to place it on the circuit board where it is not affected by the leakage magnetic flux of the inductance element, improving the degree of design freedom of the circuit board and reducing the size of the circuit board. A shaped fluorescent lamp can be provided.
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0016]
FIG. 1 is a circuit diagram of an inverter device showing a first embodiment of the present invention. In the figure, 1 is an inverter device, 2 is an inverter circuit as switching means, and 3 is a load circuit. Since the inverter device 1 includes a fluorescent lamp FL or the like as the load circuit 3, it constitutes a fluorescent lamp lighting device 4.
[0017]
The inverter circuit 2 as a switching means is constituted by a complementary transistor connected in series between the output terminals 5a and 5b of the DC power supply 5. That is, in the series circuit of the N-channel transistor Tr1 and the P-channel transistor Tr2, the drain side of the N-channel transistor Tr1 is the positive side of the DC power supply 5 and the drain side of the P-channel transistor Tr2 is the negative side of the DC power supply 5. It is connected to the. The source is the reference node of the N-channel transistor Tr1 and the source of the P-channel transistor Tr2 are the common reference node a and the control node of the N-channel transistor Tr1 connected to each other. The gate is a control node of the P-channel transistor Tr2 and has a common control node b connected to each other. The output of the inverter circuit 2 is formed between the drain and source of the P-channel transistor Tr2. The inverter circuit 2 outputs a high frequency as a switching output by alternately turning on and off the N-channel transistor Tr1 and the P-channel transistor Tr2. Note that each of the N-channel transistor Tr1 and the P-channel transistor Tr2 includes parasitic diodes D1 and D2, as shown in the figure.
[0018]
A load circuit 3 is connected to the output side of the inverter circuit 2. The load circuit 3 includes an inductor L1 as an inductance element that limits the switching output of the inverter circuit 2, a DC cut capacitor C1 that removes a DC component of the switching output, and an inductor L1 and a DC cut between the outputs of the inverter circuit 2. A fluorescent lamp FL having a pair of filament electrodes FLa and FLb connected via a capacitor C1 and a start connected in parallel between the filament electrodes FLa and FLb of the fluorescent lamp FL to form a series resonance circuit with the inductor L1 And capacitor C2. The load circuit 3 is energized by the switching output of the inverter circuit 2.
[0019]
A primary winding L2a of the saturable current transformer L2 is connected between the inverter circuit 2 and the load circuit 3. Both ends of the secondary winding (output winding) L2b of the saturable current transformer L2 are connected to the common reference node a and the common control node b of the inverter circuit 2 via the resistor R1, respectively. Further, both ends of the secondary winding (output winding) L2b are connected to the capacitor C3 via the resistor R1.
[0020]
An activation circuit 6 is formed between the common reference node a and the common control node b of the inverter circuit 2 and the output terminal 5 a of the DC power supply 5. That is, a series circuit of a resistor R2 and a capacitor C4 is connected between the output terminal 5a and the common reference node a, and a trigger diode TD is connected between the connection point c of the resistor R2 and the capacitor C4 and the common control node b. Yes. The trigger diode TD becomes conductive when the voltage across the capacitor C4 exceeds a predetermined value. The voltage across the capacitor C4 is applied between the gate and source of the N-channel transistor Tr1, and the N-channel transistor Tr1 is turned on. A series circuit of a resistor R3 and a diode D3 is connected between the output terminal 5a and the connection point c with the output terminal 5a side in the forward direction. The capacitor C4 is charged when the N-channel transistor Tr1 is off, and discharged to the inverter circuit 2 side via the diode D3 when the N-channel transistor Tr1 is on.
[0021]
Next, the operation of the first embodiment will be described.
[0022]
When the DC power supply 5 is turned on, a current flows through the series circuit of the resistor R2 and the capacitor C4, and the capacitor C4 is charged. When the voltage across the capacitor C4 exceeds a predetermined voltage, the trigger diode TD is turned on. The voltage across the capacitor C4 is applied between the gate and source of the N-channel transistor Tr1, and the N-channel transistor Tr1 is turned on.
[0023]
When the N-channel transistor Tr1 is turned on, the DC power source 5, the output terminal 5a, the drain and source of the N-channel transistor Tr1, the common reference node a, the primary winding L2a of the saturable current transformer L2, the inductor L1, and the DC cut A current flows in the closed circuit of the capacitor C1, the filament electrode FLa of the fluorescent lamp FL, the starting capacitor C2, the filament electrode FLb of the fluorescent lamp FL, the output end 5b and the DC power source 5, and the DC cut capacitor C1 and the starting capacitor C2 Is charged and electromagnetic energy is stored in the inductor L1. A current flows from the resistor R1 to the capacitor C3 in the secondary winding L2b of the saturable current transformer L2, the capacitor C3 is charged, and a positive voltage is applied between the common reference node a and the common control node b. Is done. This positive voltage is a voltage for turning on the N-channel transistor Tr1. When the saturable current transformer L2 is saturated, no voltage is output to both ends of the secondary winding L2b, and due to the discharge of the capacitor C3, as shown in FIG. 2, between the gate and source of the N-channel transistor Tr1. The voltage (the voltage Vab between the common reference node a and the common control node b) decreases. When the gate-source voltage of the N-channel transistor Tr1 becomes equal to or lower than the predetermined voltage Vth, the N-channel transistor Tr1 is turned off.
[0024]
When the N-channel transistor Tr1 is turned off, the regenerative current due to the electromagnetic energy stored in the inductor L1 is parasitic on the inductor L1, the DC cut capacitor C1, the filament electrode FLa, the starting capacitor C2, the filament electrode FLb, and the P-type channel transistor Tr2. It flows in the closed circuit of the diode D2, the common reference node a, the primary winding L2a of the saturable current transformer L2 and the inductor L1, and the DC cut capacitor C1 and the start capacitor C2 are further charged.
[0025]
When the electromagnetic energy accumulated in the inductor L1 is consumed, the current due to the charge of the DC cut capacitor C1 and the starting capacitor C2 is changed to the inductor L1, the primary winding L2a of the saturable current transformer L2, the common reference node. a, in a closed circuit of a parasitic diode D1, an output end 5a, a DC power supply 5, an output end 5b, a filament electrode FLb, a starting capacitor C2, a filament electrode FLa, a DC cut capacitor C1 and an inductor L1 of an N-channel transistor Tr1 The electromagnetic energy is accumulated in the inductor L1. At this time, a current flows in the secondary winding L2b of the saturable current transformer L2 from the capacitor C3 in the direction of the resistor R1, the capacitor C3 is charged, and a negative voltage is generated between the common reference node a and the common control node b. Applied. When the negative voltage becomes equal to or lower than the predetermined voltage −Vth, the P-channel transistor Tr2 is turned on.
[0026]
When the P-channel transistor Tr2 is turned on, the current due to the charge of the DC cut capacitor C1 and the starting capacitor C2 is the inductor L1, the primary winding L2a of the saturable current transformer L2, the common reference node a, the P-channel transistor. The source and drain of Tr1, the filament electrode FLb, the starting capacitor C2, the filament electrode FLa, the DC cut capacitor C1, and the inductor L1 flow in a closed circuit, and electromagnetic energy is accumulated in the inductor L1. When the saturable current transformer L2 is saturated, no voltage is output across the secondary winding L2b, and due to the discharge of the capacitor C3, as shown in FIG. 2, between the gate and source of the P-channel transistor Tr2 The voltage (voltage Vab between the common reference node a and the common control node b) increases. When the gate-source voltage of the P-channel transistor Tr2 becomes equal to or higher than the predetermined voltage −Vth, the P-channel transistor Tr2 is turned off.
[0027]
When the P-channel transistor Tr2 is turned off, the regenerative current due to the electromagnetic energy accumulated in the inductor L1 is caused by the inductor L1, the DC cut capacitor C1, the filament electrode FLa, the starting capacitor C2, the filament electrode FLb, and the P-channel transistor Tr2. It flows in a closed circuit of the parasitic diode D2, the common reference node a, the primary winding L2a of the saturable current transformer L2, and the inductor L1. At this time, a current flows from the resistor R1 to the capacitor C3 in the secondary winding L2b of the saturable current transformer L2, the capacitor C3 is charged, and a positive voltage is applied between the common reference node a and the common control node b. As shown in FIG. 2, when the positive voltage is equal to or higher than the predetermined voltage Vth, the N-channel transistor Tr1 is turned on. The inverter circuit 2 is supplied with power from the DC power source 5 and thereafter repeats the above. In several repetitions, a high resonance voltage by the inductor L1 and the starting capacitor C2 is applied between the filament electrodes FLa and FLb of the fluorescent lamp FL, and the fluorescent lamp FL is turned on. When the fluorescent lamp FL is turned on, most of the current flowing through the inductor L1 flows between the filament electrodes FLa and FLb.
[0028]
As described above, depending on the direction of the current flowing through the primary winding L2a of the saturable current transformer L2, a positive voltage is generated between both ends of the secondary winding (output winding) L2b, that is, between the common reference node a and the common control node b. A voltage or a negative voltage is formed, and the N-channel transistor Tr1 and the P-channel transistor Tr2 are alternately turned on / off. By this on / off operation, the inverter circuit 2 outputs a high frequency voltage and energizes the fluorescent lamp FL. That is, the fluorescent lamp FL is energized by the switching output of the inverter circuit 2.
[0029]
Since the saturable current transformer L2 is connected between the inverter circuit 2 and the load circuit 3, the degree of freedom in mounting on the circuit board is improved, and the saturable current transformer L2 is connected to the inverter circuit 2 and the load. It can be disposed on the circuit pattern between the circuits 3 at a position separated from the inductor L1. Thereby, noise due to the leakage magnetic flux of the inductor L1 can be prevented and the circuit board can be miniaturized.
[0030]
Note that the starting circuit 6 first only turns on the N-channel transistor Tr1. That is, the capacitor C4 is charged from the DC power source 5 via the resistor R2 when the N-channel transistor Tr1 is off, and when the N-channel transistor Tr1 is on, the capacitor C4 It is discharged to the inverter circuit 2 side through the series circuit. The P-channel transistor Tr2 is turned off and the N-channel transistor Tr1 is turned on before the voltage across the capacitor C4 makes the trigger diode TD conductive. In the above embodiment, the fluorescent lamp lighting device 4 in which the load circuit 3 is a fluorescent lamp FL or the like has been described. What is necessary is just to operate | move at high frequency by the switching output of the inverter circuit 2, such as a heat ray.
[0031]
Next, a second embodiment of the present invention will be described.
[0032]
FIG. 3 is a side view seen through a globe of a bulb-type discharge lamp showing a second embodiment of the present invention. Note that the same parts as those in FIG. In the figure, 7 is a bulb-type fluorescent lamp, and 8 is a substrate.
[0033]
The bulb-type fluorescent lamp 7 includes a base 8 having a base 9, a lighting circuit 10 shown in FIG. 1 housed in the base 8, a translucent globe 11, a fluorescent lamp FL included in the globe 11, and the like. Yes. The lighting circuit 10 is obtained by removing the fluorescent lamp FL from the fluorescent lamp lighting device 4. And the envelope 12 comprised from the base | substrate 8 and the globe 11 is formed in the external shape approximated to the standard dimension of general light bulbs, such as an incandescent lamp with a rated power of 60 W, for example. The general lighting bulb is defined in JIS C 7501.
[0034]
The base 8 is formed of a heat-resistant synthetic resin such as polybutylene terephthalate (PBT), and the one end has a substantially cylindrical shape that expands, and the other end is attached to the fluorescent lamp FL, and the other end is an Edison type E26 type. The base 9 is covered. The base 9 is fixed by an adhesive or caulking. The base 9 is electrically connected to the lighting circuit 10, and the lighting circuit 10 is electrically connected to the fluorescent lamp FL. That is, the base body 8 has a base 9, supports the fluorescent lamp lighting device 4, and is formed so that the base 9 and the fluorescent lamp lighting device 4 are electrically connected.
[0035]
The globe 11 is made of transparent or light diffusing milky white or the like, and is formed of glass or synthetic resin into a smooth curved surface having substantially the same shape as a glass bulb of a general lighting bulb such as an incandescent bulb. A fitting edge (not shown) that fits inside one end of the base 8 is formed at the edge of the opening. The globe 11 is attached to one end of the base 8 so as to enclose the fluorescent lamp FL.
[0036]
The lighting circuit 10 includes a substantially disc-shaped circuit board (PC board) 13 housed in the base 8 and arranged perpendicular to the longitudinal direction of the fluorescent lamp FL, and an N-channel transistor Tr1 is formed on both surfaces of the circuit board 13. A P-channel transistor Tr2, an inductor L1, a saturable current transformer L2, and other electric components 14 and 15 are mounted. The saturable current transformer L2 is mounted on the circuit board 13 at a position separated from the inductor L1. The lighting circuit 10 operates when power is supplied through the base 9 and outputs high-frequency power to light the fluorescent lamp FL.
[0037]
The fluorescent lamp FL has a plurality of bent bulbs 16, a phosphor (phosphor layer) is formed on the inner surface of the bulb 16, and a rare gas such as argon, mercury, or the like is sealed inside the bulb 16. . A pair of filament electrodes (not shown) are sealed by pinch seals at both ends of the valve 16.
[0038]
As described above, the saturable current transformer L2 is connected between the inverter circuit 2 and the load circuit 3 in FIG. 1 and mounted on the circuit board 13 at a position spaced apart from the inductor L1, so that the inductor L1 Malfunctions and characteristic changes due to leakage flux are prevented. Further, since the saturable current transformer L2 may be disposed on the circuit pattern between the inverter circuit 2 and the load circuit 3, the degree of design freedom for mounting the saturable current transformer L2 on the circuit board 13 is improved. The circuit board can be miniaturized.
[0039]
The bulb-type fluorescent lamp may be one in which the fluorescent lamp FL is exposed.
[0040]
【The invention's effect】
According to the present invention, both ends of the output winding of the saturable current transformer are connected to the common reference node and the common control node of the complementary transistors, respectively. The switching means is switched to output a high frequency and can operate the load circuit at the high frequency. In addition, the saturable current transformer has only to connect both ends of the output winding to the common reference node and common control node of the complementary transistor, so that the circuit connection pattern is simplified and the circuit board surface side of the inductance element is the same. Even if it is placed, it becomes easy to place it on a part of the circuit board that is not affected by the leakage magnetic flux of the inductance element, the design flexibility of the circuit board is improved and the circuit board can be miniaturized, and the miniaturized light bulb A shaped fluorescent lamp can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a circuit diagram of an inverter device or a fluorescent lamp lighting device according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is also an explanatory diagram showing a voltage and a drain current between a common reference node and a common control node.
FIG. 3 is a side view seen through a globe of a bulb-type discharge lamp showing a second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a circuit diagram of a conventional fluorescent lamp lighting device.
[Explanation of symbols]
L2: Saturable current transformer 1 ... Inverter device 2 ... Inverter circuit 3 as switching means ... Load circuit 4 ... Fluorescent lamp lighting device 7 ... Bulb-type fluorescent lamp 8 ... Base

Claims (1)

直流電源の出力端間に直列的に接続された相補形トランジスタ、このトランジスタの基準節点同士が接続された共通基準節点および制御節点同士が接続された共通制御節点を有するスイッチング手段と、このスイッチング手段のスイッチング出力が流れるように接続され、かつ、出力巻線の両端が共通基準節点および共通制御節点にそれぞれ接続された可飽和変流器とを有する蛍光ランプ点灯装置と;
スイッチング手段のスイッチング出力を限流するインダクタンス素子、スイッチング手段のスイッチング出力間にインダクタンス素子を介して接続された一対の電極を有する蛍光ランプおよび蛍光ランプの電極間に並列的に接続され、インダクタンス素子と直列共振回路を形成する始動用コンデンサとからなり、スイッチング手段のスイッチング出力によって付勢される負荷回路と;
蛍光ランプ点灯装置および負荷回路の回路部品が実装された回路基板と;
口金を有し、回路基板を支持するとともに、口金と回路基板の蛍光ランプ点灯装置とが電気的に接続されるように形成された基体と;
を具備しており、インダクタンス素子および可飽和変流器が回路基板の同一面側に配置されていることを特徴とする電球形蛍光ランプ。
Switching means having a complementary transistor connected in series between output terminals of a DC power source, a common reference node in which the reference nodes of the transistor are connected, and a common control node in which the control nodes are connected, and the switching means A fluorescent lamp lighting device having a saturable current transformer that is connected so that a switching output of each of the output windings flows and whose both ends of the output winding are respectively connected to a common reference node and a common control node ;
An inductance element for limiting the switching output of the switching means, a fluorescent lamp having a pair of electrodes connected via an inductance element between the switching outputs of the switching means, and an inductance element connected in parallel between the electrodes of the fluorescent lamp, A load circuit consisting of a starting capacitor forming a series resonant circuit and energized by the switching output of the switching means;
A circuit board on which circuit components of a fluorescent lamp lighting device and a load circuit are mounted;
A base body having a base, supporting the circuit board, and formed so that the base and the fluorescent lamp lighting device of the circuit board are electrically connected;
A bulb-type fluorescent lamp characterized in that the inductance element and the saturable current transformer are arranged on the same surface side of the circuit board.
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