JP3688840B2 - Machining line equipment for round workpieces - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、断面丸形ワークを加工するためのライン装置に係り、直径が異なる例えば中空シャフトを孔開け加工等するために利用できるものである。
【0002】
【背景技術】
建物用シャッターの巻き取り部の中心部には中空シャフトが使用されている。この中空シャフトを製造するためには、ワークである長寸法の中空シャフトを建物用シャッターの大きさと対応した長さに切断するとともに、長さ方向各箇所に中空シャフト取付用ボルトの挿入孔や巻戻用ばねの取付孔等の孔を形成しなければならない。このような孔を有する中空シャフトを生産するために、例えば複数のV溝付きロールを中空シャフト送り方向に並べてワーク送りラインを形成し、このワーク送りラインの側方にドリルを備えた孔開け装置を中空シャフトに対して進退自在に配置し、中空シャフトをこの孔開け装置で孔開け加工する構成とすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、中空シャフトには、生産すべき各種の建物用シャッターの大きさに合わせて直径が異なる種々のものがあり、同一ラインによる多種類生産を可能とするためには、これらの中空シャフトを同じワーク送りラインで送ることが必要となる。このように直径が異なる各種の中空シャフトを同じワーク送りラインで孔開け装置の配置個所まで送ったとき、中空シャフトの中心高さ位置はその直径の大きさに応じたものとなり、これによると、孔開け加工高さ位置が一定となっている孔開け装置で全部の中空シャフトを孔開け加工できず、同一ラインによる多種類生産を可能とするためには、このような問題を解決することが求められる。
【0004】
本発明の目的は、同じワーク送りラインにより直径が異なる各種の中空シャフト等の断面丸形ワークを送っても、これらのワークの中心高さ位置を同じにして孔開け装置等の加工装置で加工できるようにし、多種類生産を実施できるようになる断面丸形ワークの加工ライン装置を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る断面丸形ワークの加工ライン装置は、ワークを送るためのワーク送りラインの側方に、ワークに向かって進退自在であってこのワークを加工する加工装置が配置され、この加工装置の配置位置と対応するワーク送りライン上の位置に、このワーク送りラインで送られて来た直径が異なる各種ワークの中心高さ位置を前記加工装置による加工高さ位置と一致させてこれらのワークをクランプする調心クランプ装置を配置したことを特徴とするものである。
【0006】
この加工ライン装置によると、直径が異なる各種のワークが加工装置の配置位置と対応するワーク送りライン上の位置まで送られて来ると、調心クランプ装置の調心作用によりこれらの各種ワークの中心高さ位置は加工装置による加工高さ位置と一致することになり、このため、同じワーク送りラインおよび加工装置を使用して各種直径のワークを加工でき、多種類生産が可能となる。
【0007】
また、調心クランプ装置はワークをクランプする機能をも有しているため、ワークの中心高さ位置を加工装置による加工高さ位置と一致させる調心作用を行うとともに、ワークをクランプすることになり、これにより加工装置によるワークの加工が可能になり、調心クランプ装置は調心とクランプの2つの機能を備えているため、加工ライン装置全体の構造を簡単化できる。
【0008】
調心クランプ装置は、直径が異なる断面丸形ワークの中心高さ位置を同じ位置に揃えかつこれらのワークをクランプできるものであれば任意な構造のものでよく、例えば、複数の爪部材によるものや、複数のワーク挟着用昇降部材によるもの、さらにはワーク挟着部材が内蔵された昇降手段によるものでもよい。
【0009】
複数の爪部材によるものである場合には、これらの爪部材は断面丸形ワークの外側円周方向に間隔を開けて配設されるとともに、ワークの径方向に同量ずつ移動自在とされ、断面丸形ワークがこれらの爪部材の中央に挿入されたとき、爪部材がワークの内径方向に同量ずつ移動することにより、各種直径のワークは自ずと調心され、そして最後はクランプされることになる。
【0010】
このように、ワークの外側円周方向に間隔を開けて複数配設された爪部材をワークの径方向に同量ずつ移動させるための具体的構造は、各爪部材を螺旋溝が形成された回転部材の螺旋溝に係合させてこの回転部材を回転させるものでもよく、また、各爪部材を個別のシリンダに連結し、これらのシリンダを同量ずつ同期作動させるものでもよく、さらには、各爪部材にピニオンが係合するラックを設け、同一径となったこれらのピニオンをモータ等で同期回転させるものでもよい。
【0011】
調心クランプ装置は装置本体を含めたそれ全体が不動的に前記ワーク送りライン上に配置されたものでもよいが、断面丸型ワークをクランプするクランプ部材を含めた調心クランプ装置本体をこのワークを中心に回動させる回動装置を備えたものとし、この回動装置によりクランプ部材によるワークのクランプ時に調心クランプ装置本体を回動させることができるようにしてもよい。
【0012】
このように、調心クランプ装置にワークを中心に装置本体を回動させる回動装置が設けられていると、クランプ部材でクランプされたワークも回動することになり、これにより断面丸形ワークにおける前記加工装置で加工された箇所から円周方向に所定角度離れた別の箇所をも加工できるようになり、それだけ加工箇所の多いワークに対応できることになる。
【0013】
この回動装置はシリンダを使用したものでもよく、また、モータを使用したものでもよく、その構造は任意である。
【0014】
また、前記ワーク送りライン上をワークを送るためには、このワーク送りラインが複数のロールを並べて形成されている場合にはこれらのロールを回転させる構造としてもよく、あるいは、ワーク送りラインにワークを牽引等して移送する移送装置を設けた構造としてもよく、さらには、これらの構造の両方をワーク送りラインに部分的に設けてもよい。
【0015】
断面丸形ワークが中空シャフトであって、ワーク送りラインの全体にまたは部分的に移送装置を配置し、この移送装置に、中空シャフトの移送のために中空シャフトの内外周面を挟着する挟着部を設ける場合には、この挟着部を中空シャフトの径方向に位置調整自在とする。
【0016】
これによると、直径が異なる各種中空シャフトに対して挟着部の位置を調整できるため、中空シャフトの直径と対応した位置まで挟着部を移動させることによって各種直径の中空シャフトの内外周面を確実に挟着でき、この結果、同じ移送装置を使用して各種直径の中空シャフトを移送することが可能になり、この点でも同じワーク送りラインによる多種類ワークの生産を実施できることになる。
【0017】
以上において、本発明は中空シャフト以外の断面丸形ワーク、すなわち中実シャフトを加工する場合にも適用できる。
【0018】
また、断面丸形ワークを加工する前記加工装置は孔開け装置でもよく、あるいは、予め断面丸形ワークに設けた下孔に雌ねじを形成するねじ切り装置でもよく、さらには、切削装置や研削装置等でもよい。
【0019】
さらに、前記ワーク送りラインはV溝付きロールや平ロール等の複数のロールを並べることにより形成されたものでもよく、あるいはベルト式の送りラインでもよく、その形式は任意である。
【0020】
また、断面丸形ワークの用途は建物用シャッターの巻き取り部の部品でもよく、あるいは、産業用機械の部品でもよく、さらには、自動車等の耐久消費商品の部品でもよく、その用途は任意である。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る加工ライン装置の全体を示す平面図であり、図2は、この加工ライン装置により、長寸法となっている断面丸形ワークW(具体的には中空シャフト)の長さ方向の各所定位置に孔1を形成し、かつ、このワークWをA、Bで切断して生産された所定長さの加工品を示している。
【0022】
この加工品は、建物用シャッターの巻き取り部の中心軸として使用されるものであり、長さ方向の両方の端部には4個の孔1が90度間隔で形成されている。
【0023】
図1の加工ライン装置において、ワークWがワーク供給部2から左側へワーク送りライン3上を送られることにより、ワークWに孔開け、切断の各加工が行われるようになっている。これらの加工を行い、長寸法のワークWから図2の加工品を生産するために、本実施形態に係る加工ライン装置では、ワーク供給部2の左側にダンプテーブル装置4、切断装置5、調心クランプ装置6、孔開け装置7、ストッパ装置8が配置され、さらにその左側には移送装置9とダンプテーブル装置10とが配置されている。これら装置4〜10は制御装置11で制御され、長寸法のワークWから図2の加工品が自動生産されるようになっている。
【0024】
ワーク送りライン3はダンプテーブル装置4と10とを含んで形成され、これらのダンプテーブル装置4と10の間に配置されている切断装置5、調心クランプ装置6、ストッパ装置8を通ってワーク送りライン3は直線的に延び、孔開け装置7はこのライン3の両方の側方に対向して2台配置されている。また、調心クランプ装置6は、加工装置である孔開け装置7の配置位置と対応するワーク送りライン3上の途中位置に設けられている。
【0025】
ワークWには図3で示した直径が異なる3種類のワークW1,W2,W3があり、また、図1の前記ワーク供給装置2はワーク送りライン3の両方の側方に設けられ供給部2Aと2Bからなり、一方の供給部2AからはワークW1が、他方の供給部2BからはワークW2,W3がそれぞれワーク送りライン3に供給されるようになっている。ワーク送りライン3は複数のV溝付きロールをワークWの送り方向に並べることにより形成され、これらのV溝付きロールのうち、ダンプテーブル装置4よりも図1中右側のV溝付きロール12はチェーン等の無端走行帯13を介してモータ14で回転し、これによりワークWをダンプテーブル装置4まで送るようになっている。
【0026】
3種類のワークW1,W2,W3は直径が相違しているため、V溝付きロールに載ってワーク送りライン3上を送られるとき、図3に示す通り、それぞれの中心O1,O2,O3の高さ位置は相違することになる。
【0027】
図4〜図10はダンプテーブル装置4と切断装置5およびこれらの周辺機器を示し、図11〜図14は調心クランプ装置6を示している。また、図15と図16は孔開け装置7を示し、図17はストッパ装置8を示し、図18〜図20は移送装置9とダンプテーブル装置10を示している。
【0028】
次ぎに、これらの装置を順番に説明する。図4、図5において、切断装置5は、基台20上の軸受け21で支承された軸22を中心に上下揺動自在となった揺動部材23を有し、この揺動部材23に取り付けられたモータ24の駆動力はチェーン等の無端走行帯25を介して回転部材26に伝達され、これにより、ワークWを切断するために回転部材26の一端に固設された図4の回転刃27が回転する。図5に示す通り、揺動部材23には上向きのシリンダ28のピストンロッド28Aが連結され、このピストンロッド28Aの伸縮動で揺動部材23は揺動する。
【0029】
このため、モータ24が搭載された揺動部材23は切断装置5の装置本体5Aになっており、回転刃27は切断装置5に取り付けられた加工具であり、また、シリンダ28は、装置本体5AをワークWに向かって進退させる移動装置になっている。
【0030】
図6に示すように、シリンダ28の下端にはスライダ29が連結され、このスライダ29は基台20にボルト30Aで取り付けられたガイド部材30に案内されて上下動自在となっている(図7参照)ため、シリンダ28全体も上下動自在になっており、このことから、図5の軸22を中心に揺動自在な装置本体5Aを介してシリンダ28はワークW側へ移動自在になっている。スライダ29の下側には図6のばね受け部材31がボルト31Aで基台20に固定され、ばね受け部材31とスライダ29との間に弾性部材であるばね32が介設されている。このばね32でスライダ29は常時上方へ付勢されているため、シリンダ28および装置本体5AはワークW側へ弾性付勢されている。ばね受け部材31の下側にはリミットスイッチ33が基台20に取り付けられ、このリミットスイッチ33を作動させるドク部材34はばね受け部材31に形成された上下の貫通孔31Bに摺動自在に挿通され、その先端のねじ軸部34Aはスライダ29にねじ込まれ、したがってドク部材34はスライダ29に結合されている。
【0031】
図4、図8に示されている通り、切断装置5の右側に配設されている前記ダンプテーブル装置4は、回転自在なV溝付きロール40を備えたフレーム枠41を有し、このフレーム枠41は図4のヒンジ42で基台20に上下回動自在に取り付けられているとともに、図8のシリンダ43のピストンロッド43Aの伸縮動で図9のC,Dのようにヒンジ42を中心に回動する。複数のV溝付きロール40は、図8のモータ44の駆動力がチェーン等の無端走行帯45を介して伝達されることにより回転する。
【0032】
図10に示す通り、フレーム枠41の側部にはシリンダ46が上向きに取り付けられ、このシリンダ46のピストンロッド46Aにはピン48Aを中心に上下揺動自在となったバー部材48の後端が連結され、バー部材48の先端には、2個の回転自在な押さえローラ49を備えたローラ保持部材50がピン50Aで回動自在に取り付けられており、シリンダ46のピストンロッド46Aが伸び作動することにより、押さえローラ49およびローラ保持部材50はEのように下降する。
【0033】
図8に示す通り、ダンプテーブル装置4のフレーム枠41の左側には別のフレーム枠51が配設され、このフレーム枠51にも複数のV溝付きロール52が回転自在に設けられ、これらのロール52は、モータ53の駆動力が無端走行帯54を介して伝達されることにより回転する。フレーム枠51は図4のヒンジ55で基台20に取り付けられ、図8のシリンダ56のピストンロッド56Aが伸縮動することによりフレーム枠51はヒンジ55を中心の上下に回動し、図9で示したフレーム枠41のCと同じ傾き姿勢(ヒンジ55はフレーム枠41のヒンジ42と反対側であるため、傾き方向は逆)となることが可能である。
【0034】
図8に示す通り、フレーム枠51の左端部にはマウント台57を介してシリンダ58が設置され、下向きとなったこのシリンダ58のピストンロッド58Aには、図5に示す通り、ガイド部材59で案内されながら昇降動する昇降部材60が連結され、この昇降部材60には、2個の回転自在な押さえローラ61を備えたローラ保持部材62がピン62Aで回動自在に取り付けられている。
【0035】
図8で示されているように、基台20におけるワークWの送り方向に離れた2箇所にはローラ支持部材63が固設され、図5、図10に示す通り、各ローラ支持部材63には、回転自在な2個の受けローラ64がワークWの送り方向と直交する水平方向に2個並設されている。
【0036】
以上説明したフレーム枠41と51に設けられたV溝付きロール40,52は図1で示したワーク送りライン3の一部を形成するものであり、これらのロール40,52上にワークWが送られ、シリンダ43,56の作動でフレーム枠41,51がヒンジ42,55を中心に図9のCのように傾くことにより、ワークWはV溝付きロール40,52から受けローラ64上に乗り移るようになっている。この後、シリンダ46,58の作動により押さえローラ49,61が下降すると、ワークWは押さえローラ49,61で受けローラ64に押圧され、これによってワークWを切断装置5で切断する準備が整う構成となっている。
【0037】
このため、押さえローラ49,61およびこれらを保持した保持部材50、62等は、ワークWの切断時にワークWを押圧して固定するためのワーク押圧固定装置を構成するものとなっている。
【0038】
図11〜図14で示す前記調心クランプ装置6は、図13に示す通り、ライン基部材70に固設されたブラケット71と、このブラケット71に軸受け72で回動自在に保持された装置本体73とを有する。装置本体73は、軸受け72で回転自在に支持されたスリーブ部材74と、スリーブ部材74にボルト75Aで結合されたベース部材75と、ベース部材75に対し垂直面内で軸受け72の中心部を回転中心として回転自在に配設された回転部材76と、ベース部材75に結合され、回転部材76の前方を覆うカバー部材77とを備え、回転部材76の裏面には、モータ78の駆動軸に取り付けられたピニオン79が噛合する円形のラック歯76Aが形成されているため、モータ78の駆動により回転部材76は回転する。
【0039】
図14に示されている通り、装置本体73の前面には3個の爪部材80が円周方向に等間隔で配設され、これらの爪部材80の後端部はカバー部材77に形成されている開口部を通って回転部材76の前面まで達している。回転部材76の前面には、図13に示す通り、回転部材76の回転中心部を中心とする螺旋溝76Bが形成され、各爪部材80の後端部はこの螺旋溝76Bに係合しているため、回転部材76が回転すると各爪部材80は径方向に同時に同量ずつ移動する。装置本体73には、ワークWが挿通される水平な貫通孔73Aが3個の爪部材80の中央を通って形成されており、この貫通孔73AにワークWが挿入された後、ワークWの外側円周方向に間隔を開けて配設された3個の爪部材80がワークWの内径方向に同量ずつ移動することにより、ワークWは、ワークWの中心が装置本体73の中心部(前記軸受け72の中心部)と一致して爪部材80でクランプされるようになっている。
【0040】
このため、爪部材80は、ワークWをクランプするためのクランプ部材になっている。
【0041】
装置本体73のスリーブ部材74には外径方向に延びるアーム部材81が結合され、図12に示す通り、このアーム部材81の先端にはシリンダ82のピストンロッド82Aが連結されている。このピストンロッド82Aが伸縮動することにより、装置本体73は3個の爪部材80でクランプされたワークWを中心にして前記軸受け72の回転軸受け作用により回動するようになっており、この回動角度は、アーム部材81がライン基部材70とブラケット71に設けられたストッパ部材83,84に当接するまでの90度であり、したがってワークWも爪部材80でクランプされながら90度回動するようになっている。
【0042】
このようにシリンダ82は装置本体73をワークWを中心に回動させるものとなっているため、シリンダ82は、調心クランプ装置6の回動装置85となっている。
【0043】
図15と図16で示された孔開け装置7は、ベース台90上に固定されたガイドレール91に案内されて前記ワーク送りライン3に向かって、言い換えると、このワーク送りライン3上を送られて来るワークWに向かって進退自在となったスライド部材92を有し、このスライド部材92に装置本体93が取り付けられている。装置本体93の上部にはモータ94が設置され、このモータ94の駆動力がベルト95を介して装置本体93の回転スリーブ96に伝達されようになっている。図16に示すように、回転スリーブ96にはスプライン軸97が軸方向に摺動自在にスプライン係合し、スプライン軸97は軸受け98を介して筒部材99の内部に回転自在、軸方向には移動不能に組み込まれ、このスプライン軸97の先端に、ワークWを孔開け加工するための工具であるドリル100がシャンク部材101を介して取り付けられている。
【0044】
このため、モータ94が駆動されると、ベルト95、回転スリーブ96、スプライン軸97、シャンク部材101を介してドリル100が回転する。図16に示されているように、ベース台90とスライド部材91との間にはシリンダ102が介設され、このシリンダ102のピストンロッド102Aが伸縮動することにより、装置本体93は図15のガイドレール91で案内されながらワークWに向かって進退する。
【0045】
図16の筒部材99の先端フランジ部99Aには前面部材103が取り付けられ、図15に示す通り、この前面部材103と装置本体93のケース部材104との間に弾性部材であるばね105が介入されている。図16で示された筒部材99はケース部材104の内部に固設された軸受けスリーブ106に軸方向摺動自在に嵌入されているため、ドリル100に後退方向への荷重が作用したときには、ばね105を圧縮させてドリル100、前面部材103、スプライン軸97、筒部材99が後退できるようになっている。図15に示す通り、前面部材103の後方において、ケース部材104にはリミットスイッチ107が取り付けられ、ドリル100等が後退すると、前面部材103のドク部材108でリミットスイッチ107が作動する。
【0046】
以上の構成から、ドリル100は孔開け装置7の加工具であり、このドリル100のシャンク部材101、スプライン軸97、筒部材99は軸受けスリーブ106の軸方向に移動自在であるため、ドリル100は装置本体93にワークW側に往復動自在に取り付けられ、また、ドリル100はばね105で装置本体93に対してワークW側に弾性付勢されている。そして、シリンダ102は、装置本体93をワークWに向かって進退させる移動装置になっている。
【0047】
なお、図11、図13、図14に示されているように、前記調心クランプ装置6のブラケット71に取り付けられた支持部材109には、ドリル100がワークWに向かって前進したときに挿通する孔110Aを有する案内部材110が設けられ、この案内部材110の孔110Aにドリル100が挿通することにより、ドリル100によるワークWの孔開け加工高さ位置が調心クランプ装置6で調心されてクランプされたワークWの正確な中心と一致し、かつ、ドリル100のぶれを防止しながらドリル100をワークWに当接させてワークWの孔開け加工を行えるようになっている。
【0048】
図17で示されたストッパ装置8は、立設された支持部材111の上端の天
部材112に下向きに取り付けられたシリンダ113を有し、このシリンダ113のピストンロッド113Aにはストッパ部材114が取り付けられ、ストッパ部材114はピストンロッド113Aの伸縮動によりガイドロッド115で案内されながら上下動する。ストッパ部材114がFのように下降限まで下降することにより、前記ワーク送りライン3上を送られてくるワークWの移動を停止させ、これにより、ワークWが基準位置で正確に位置決め停止されるようになっている。
【0049】
図18〜図20で示す移送装置9は、図19の支柱120上の水平延設部材121にワーク送りライン3と平行に設けられた一対のガイドレール122と、これらのガイドレール122に案内されて走行自在となった走行体123とを有する。走行体123の板状の本体124にはモータ125が設置され、このモータ125の駆動軸に結合されたピニオン126は、水平延設部材121にガイドレール122と平行に固定されたラック部材127に噛合しているため、給電装置128から給電されるモータ125の駆動により、走行体124はワーク送りライン3と平行に走行する。
【0050】
移送装置9の走行体123には、図18で示すように中空シャフトであるワークWの内外周面を挟着する挟着部129が設けられている。この挟着部129の具体的構造は図20に示されている。本体124にはモータ130で回転する垂直なボールねじ軸131が設けられ、このボールねじ軸131が螺入したナット部材132は下部材133に固定され、モータ130が駆動されると、下部材133はボールねじ軸131の回転でガイドバー134に案内されながら上下動する。下部材133には、上部材135に取り付けられた下向きのシリンダ136のピストンロッド136Aが結合され、ピストンロッド136Aのシリンダ136に対する伸縮動により、上部材135はガイドバー137に案内されて下部材133に対して上下動する。
【0051】
下部材133と上部材135の先端には、小径のガイド部材138で位置ずれが防止されながら相対的に上下動自在となった上下の挟着部材139,140が設けられ、シリンダ136の作動で上部材135が下部材133に対して下降すると、これらの挟着部材139,140はワークWの内外周面を挟着することになる。
【0052】
また、このように走行体123に上下の挟着部材139,140等で形成された前記挟着部129は、モータ130の駆動により上下方向、言い換えると、ワークWの径方向に位置が調整自在となっており、この挟着部129の位置が図3で示した3種類のワークW1,W2,W3の直径と対応する位置まで達したとき、図示しないリミットスイッチの作動でモータ130の駆動が停止するようになっている。
【0053】
図18、図19で示されたダンプテーブル装置10は、前記ワーク送りライン3を形成するV溝付きロール141が取り付けられたテーブル142を有し、このテーブル142は図19のヒンジ143で前記水平延設部材121に上下回動自在に連結されている。テーブル142には斜め上向きのシリンダ144のピストンロッド144Aが連結され、このシリンダ144は2段ストローク式であるため、ピストンロッド144Aが2段階に伸縮動することにより、テーブル142はG,Hのように2段階にヒンジ143を中心に傾斜する。
【0054】
次ぎに、図1で示された制御装置11で各装置が制御されて行われるワークWの加工作業について説明する。
【0055】
前述のように、図1のワーク供給部2からワーク送りライン3のモータ14で回転するV溝付きロール12によりダンプテーブル装置4まで送られて来たワークWは、図8のこのダンプテーブル装置4のモータ44で回転するV溝付きロール40、およびモータ53で回転するV溝付きロール52に乗り移り、これらのV溝付きロール40,52の回転により、ワークWはさらに調心クランプ装置6の図13で示された装置本体73の貫通孔73Aの内部に侵入し、そしてストッパ装置8の設置位置まで達する。このときにはストッパ装置8の図17で示したストッパ部材114はFの下降位置まで降りているため、ワークWはストッパ部材114に当接してその送りが停止され、ワークWがストッパ部材114に当接したことが図示しないセンサで検出されると、前記モータ14,44,53の駆動が停止される。これにより、ワークWは先端が基準位置と一致した位置まで送られたことになる。
【0056】
次いで、ストッパ装置8のストッパ部材114が上昇し、また、移送装置9の走行体123が図18の左端部の後退位置からストッパ装置8の設置位置まで前進する。このとき、走行体123の挟着部129は図20のモータ130の作動で送られて来たワークWの直径と対応した高さ位置にあり、また、上部材135はシリンダ136の作動で下部材133に対して上昇しており、このため、挟着部129の挟着部材139と140は開いており、開いているこれらの挟着部材139,140の間にワークWの内外周面間の肉部が侵入し、シリンダ136の作動により上部材135が下降することによってワークWの内外周面は挟着部材139と140で挟着される。
【0057】
このように挟着部129で内外周面が挟着されたワークWは、移送装置9の走行体123がワーク送りライン3と平行なガイドレール122に沿って図18中左側に所定距離走行することにより、走行体123の牽引作用によってワークWの長さ方向における図2で示された孔1を開けるべき箇所が孔開け装置7のドリル100の位置と一致した位置まで送られ、走行体123とワークWはその位置で停止する。この後、モータ130とシリンダ136の作動によって挟着部129によるワークWの挟着が解除されるとともに、ワークWが貫通孔73Aに侵入している調心クランプ装置6の3個の爪部材80が図13のモータ78により同時に同量ずつ内径方向に移動し、これにより、これまでワーク送りロール3のV溝付きロール上に載っていたワークWは、その中心が爪部材80で調心クランプ装置本体73の中心部の高さ位置、すなわち、孔開け装置7のドリル100の高さ位置と一致する高さまで上昇し、そして3個の爪部材80でクランプされる。
【0058】
この後、図16のシリンダ102の作動により孔開け装置7はワークWに向かって高速で前進し、図15のモータ94で回転しているドリル100は、図14等で示された案内部材110の孔110Aに挿通されながら以下のようにワークWを孔開け加工する。
【0059】
ドリル100が高速でワークWに当接すると、ドリル100に後退方向への荷重が作用するため、ドリル100や前面部材103は図15のばね105を圧縮させて後退し、この後退が行われるとドク部材108で検出装置であるリミットスイッチ107が作動するため、このリミットスイッチ107からの信号により油圧シリンダであるシリンダ102の切換弁が切り換えられ、これによりシリンダ102の作動速度は高速から低速になり、この低速の速度でドリル100は前進してワークWを孔開け加工する。ワークWに孔が貫通形成されると、ドリル100や前面部材103は圧縮されたばね105の弾発力で前方に突出移動するため、リミットスイッチ107は再び作動(オフ作動)し、これにより、シリンダ102の逆作動によって孔開け装置7は孔開け加工前の初期位置に戻る。
【0060】
このように孔開け装置7によるワークWの孔開け加工が行われるため、ドリル100がワークWに当接するまで孔開け装置7は高速送りされ、ドリル100がワークWに当接する手前で低速に切り換えられないため、1サイクルの孔開け加工時間を短縮でき、作業効率を向上させることができる。また、ドリル100がワークWに当接したときの衝撃はばね105で吸収され、また、ドリル100は案内部材110の孔110Aに挿通されているため、高速でドリル100をワークWに当接させても、ドリル100がワークWの加工箇所からずれるのを防止でき、正確な孔開け加工を実施できる。
【0061】
この後、調心クランプ装置6の3個の爪部材80がモータ78で外径方向に移動してワークWのクランプが解除され、これによりワークWはワーク送りライン3のV溝付きロールに載り、そして、移送装置9の走行体123の挟着部129によるワークWの挟着が行われるとともに、走行体123が再び走行し、ワークWの次ぎの孔1を開ける箇所がドリル100の位置と一致する位置までワークWを送る。そして孔開け装置7が再度前進してドリル100による孔開け加工が行われる。このような孔開け加工は、図2で示されたワークWの各孔1について行われる。
【0062】
ワークWの長さ方向の両方の端部には、90度間隔で4個の孔1を形成しなければならないため、これらの端部の孔開け加工は次ぎのように行われる。
【0063】
孔開け装置7の前進によりドリル100でワークWに孔開け加工が行われて孔開け装置7が後退した後、調心クランプ装置6の3個の爪部材80でワークWがクランプされたままの状態において図12のシリンダ82が作動し、これにより調心クランプ装置本体73がワークWを中心に90度回動し、そして孔開け装置7が前進してドリル100でワークWを孔開け加工する。
【0064】
このように本実施形態では、調心クランプ装置本体73はワークWをクランプしたままワークWを中心に90度回動できるものとなっているため、ワーク送りライン3の両方の側方に2台配置された孔開け装置7でワークWに90度間隔で孔開け加工できる。
【0065】
ワークWに所定個数の孔1が形成された後、調心クランプ装置6の爪部材80によるクランプが解除されたワークWは、移送装置9の走行体123の挟着部129で挟着されてワーク送りライン3上を送られ、ワークWの前端から図4の切断装置5の回転刃27までの距離が図2で示された加工品の長さ(AB間の間隔)と同じになったとき、走行体123によるワークWの送りが停止される。そして、図8のシリンダ43と56の作動により、フレーム枠41と51はヒンジ42,55を中心に図9のCのように傾き、これにより、フレーム枠41,51のV溝付きロール40,52に載っていたワークWは図5、図10の受けローラ64に乗り移り、また図5、図10のシリンダ46,58の作動で下降した押さえローラ49,61がワークWを受けローラ64に押圧固定する。
【0066】
この後、図5のシリンダ28の作動によって切断装置5の装置本体5Aである揺動部材23が軸22を中心に揺動することにより、次ぎのようにして回転刃27でワークWが切断される。
【0067】
回転刃27がワークWに当接するまでは、シリンダ28は、図6のスライダ29に作用するばね受け部材31で支持されたばね32の上方への弾発力を受けているため、シリンダ28のピストンロッド28Aは高速でそのまま伸び作動し、揺動部材23の揺動で回転刃27はワークWに当接する。この当接後、回転刃27には切断反力である上方への荷重が作用するため、ピストンロッド28Aからの反力でシリンダ28とスライダ29はばね32を圧縮しながら下降し、スライダ29にねじ軸部34Aが結合されているドク部材34も下降し、検出装置であるリミットスイッチ33を作動させる。このリミットスイッチ33からの信号により油圧シリンダであるシリンダ28の切換弁が切り換えられ、これにより、ピストンロッド28Aの伸び速度は高速から低速に切れ換えられ、このときは、スライダ29はばね受け部材31に当接しているため、低速で伸び作動するピストンロッド28Aからの押圧力によりワークWは回転刃27で切断される。
【0068】
回転刃27によるワークWの切断が終わると、回転刃27に作用していた上方への荷重がなくなるため、シリンダ28とスライダ29は圧縮されたばね32の弾発力で上方へ移動し、これにより、リミットスイッチ33は再び作動(オフ作動)し、このリミットスイッチ33からの信号でピストンロッド28Aは縮み作動して回転刃27を上昇させ、切断装置5は旧位の状態に戻る。
【0069】
このようにシリンダ28は回転刃27がワークWに当接するまでは高速作動し、回転刃27がワークWに当接する手前で低速作動に切り換えられるのではないため、本実施形態によると、ワークWの1サイクルの切断加工時間を短時間化できて作業効率を向上させることができる。また、回転刃27がワークWに当接したときはばね32が圧縮されるため、この当接時の衝撃を緩和させることができ、ワークWや回転刃27が損傷するのを防止できる。
【0070】
切断装置5によるワークWの切断が終わると、切断装置5よりも移送装置9側のワークは図2で示された加工品となっており、この加工品は、移送装置9の走行体123の挟着部129で挟着されて走行体123の走行により、図18や図19のダンプテーブル装置10のV溝付きロール141の上に送られる。そして、図19のシリンダ144の作動によりダンプテーブル装置10のテーブル142がGのように傾くことにより、加工品は加工品棚150(図1も参照)に投入、収納される。
【0071】
一方、切断装置5よりも移送装置9とは反対側の短くなったワークWは、図5、図10のシリンダ46,58の作動による押さえローラ49,61の上昇と、図8のシリンダ43,56の作動によるテーブル枠41,51のヒンジ42,55を中心とした水平状態までの回動復帰とで、受けローラ64からV溝付きロール40,52に乗り移る。この後、このワークWは、図1のV溝付きロール12や図4のダンプテーブル装置4のV溝付きロール40の回転により移送装置9側に送られ、その先端が図17のストッパ装置8の位置に達すると、下降しているストッパ部材114に当接し、これにより前述と同様に基準位置での位置決め停止が行われる。
【0072】
この後、前述と同じく、移送装置9の走行体123によるワークWの所定距離の送り、孔開け装置7による孔開け加工、切断装置5による切断が行われる。
【0073】
これらの加工作業は、長寸法のワークWから生産可能な複数本の前記加工品が生産されるまで行われ、これらの加工品は図19の加工品棚150に投入、収納される。
【0074】
ワークWから所定本数の加工品が生産された後のワークWの端材が長い場合には、この端材は移送装置9でダンプテーブル装置10まで送られ、図19のシリンダ144でテーブル142がHのように傾くことにより、端材は端材棚151に投入、収納される。
【0075】
このように、ダンプテーブル装置10のテーブル142はGとHの2段階に傾くため、加工品棚150と端材棚151とをワーク送りライン3に沿った同一位置に設けることができ、したがってそれだけワーク送りライン3を短くできる。
【0076】
一方、端材が短い場合には、この端材は移送装置9でダンプテーブル装置10まで送られず、切断装置5で切断された位置においてこの端材は、図9のシリンダ43でダンプテーブル装置4のフレーム枠41がヒンジ42を中心にDのように傾くことにより、図1で示されている端材棚152に投入、収納される。
【0077】
このため、短い端材の場合には、移送装置の走行体123を走行させる作業時間を省略でき、それだけ作業効率を向上させることができる。
【0078】
以上において、ワーク送りライン3にはワーク供給部2から図3で示した直径が異なるワークW1,W2,W3が供給されるが、このように直径が異なるワークWが供給されると、移送装置9の走行体123に設けられている挟着部129は、図20のモータ130で上下方向、すなわちワークWの直径方向に位置調整可能になっているため、各ワークW1,W2,W3を確実に挟着でき、走行体123の走行で各所定位置まで送ることができる。
【0079】
また、ワークWの孔開け装置7による孔開け加工時にワークWをクランプする調心クランプ装置6は、ワークWの外側円周方向に間隔を開けて配設された3個の爪部材を有し、これらの爪部材80は、図13のモータ78が駆動されると回転部材76の螺旋溝76Bで同時に同量ずつ内径方向に移動するため、直径が異なる各種ワークW1,W2,W3は、その中心が同じ高さ位置である孔開け装置のドリル100の高さに自ずと調心されてクランプされることになる。
【0080】
このため、同じワーク送りライン3で直径が異なる各種のワークを加工でき、多種類生産を実施できる。
【0081】
また、調心クランプ装置6は、ワークWを爪部材8でクランプするため、調心機能とクランプ機能を有し、これにより、ライン全体の構造を簡単化できる。
【0082】
【発明の効果】
本発明によると、同じワーク送りラインにより直径が異なる各種の断面丸型ワークを加工できるようになり、多種類生産を実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る加工ライン装置を示す平面図である。
【図2】ワークから生産される加工品の斜視図である。
【図3】直径が異なるワークがV溝付きロールに載った状態を示す側面図である。
【図4】切断装置とその周辺を示す平面図である。
【図5】図4のV−V線矢視側面図である。
【図6】切断装置の一部を示す一部破断の図である。
【図7】図6のVII−VII線断面矢視図である。
【図8】図4の正断面図である。
【図9】図4のIX−IX線矢視断面図である。
【図10】図4の側断面図である。
【図11】調心クランプ装置の平面図である。
【図12】図11の側面図である。
【図13】図11の正断面図である。
【図14】図11の図12とは反対側の側面図である。
【図15】孔開け装置の側面図である。
【図16】図15の要部断面図ある。
【図17】ストッパ装置の正面図である。
【図18】移送装置とその周辺の平面図である。
【図19】図18の側断面図である。
【図20】図18のXX−XX線矢視断面図である。
【符号の説明】
3 ワーク送りライン
4,10 ダンプテーブル装置
5 切断装置
6 調心クランプ装置
7 孔開け装置
8 ストッパ装置
9 移送装置
27 回転刃
73 調心クランプ装置の装置本体
80 クランプ部材である爪部材
82 回動装置であるシリンダ
123 移送装置の走行体
129 挟着部
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a line device for processing a workpiece having a round cross section, and can be used for, for example, drilling a hollow shaft having a different diameter.
[0002]
[Background]
A hollow shaft is used at the center of the winding part of the building shutter. In order to manufacture this hollow shaft, a long hollow shaft, which is a workpiece, is cut into a length corresponding to the size of the shutter for building, and insertion holes and windings of hollow shaft mounting bolts are wound at various positions in the length direction. Holes such as mounting holes for the return spring must be formed. In order to produce a hollow shaft having such holes, for example, a plurality of V-grooved rolls are arranged in the hollow shaft feed direction to form a work feed line, and a drilling device provided with a drill on the side of the work feed line Can be arranged so as to be able to advance and retreat with respect to the hollow shaft, and the hollow shaft can be perforated with this perforating device.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, there are various hollow shafts with different diameters according to the size of various building shutters to be produced. In order to enable multiple types of production on the same line, these hollow shafts are the same. It is necessary to feed on the work feed line. In this way, when various hollow shafts with different diameters are sent to the location of the drilling device on the same work feed line, the center height position of the hollow shaft depends on the size of the diameter, In order to prevent all hollow shafts from being drilled by a drilling device with a constant drilling height position, and to enable multi-type production on the same line, such problems can be solved. Desired.
[0004]
The object of the present invention is to process various workpieces such as hollow shafts with different diameters by the same workpiece feed line, with the same center height position of these workpieces by a machining device such as a drilling device. The object of the present invention is to provide a machining line device for round cross-section workpieces that can be made and can carry out multi-type production.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The processing line device for round cross-section workpieces according to the present invention has a processing device that is capable of moving forward and backward toward the workpiece and that processes the workpiece on the side of the workpiece feed line for feeding the workpiece. The center height position of various workpieces having different diameters sent by this workpiece feed line to the position on the workpiece feed line corresponding to the arrangement position of the workpiece is made to coincide with the machining height position by the machining apparatus. It is characterized in that a centering clamp device for clamping is arranged.
[0006]
According to this processing line device, when various workpieces with different diameters are fed to the position on the workpiece feed line corresponding to the position of the processing device, the centering of these various workpieces is performed by the aligning action of the aligning clamp device. The height position coincides with the machining height position by the machining apparatus. For this reason, workpieces of various diameters can be machined using the same workpiece feed line and machining apparatus, and multi-type production is possible.
[0007]
In addition, since the aligning clamp device also has a function of clamping the workpiece, the centering position of the workpiece is aligned with the machining height position of the machining device, and the workpiece is clamped. Thus, the workpiece can be machined by the machining device, and the alignment clamp device has two functions of alignment and clamping, so that the structure of the entire machining line device can be simplified.
[0008]
The aligning clamp device may be of any structure as long as the center height positions of round cross-section workpieces having different diameters are aligned at the same position and these workpieces can be clamped, for example, by a plurality of claw members Alternatively, a plurality of workpiece sandwiching elevating members, or an elevating means incorporating the workpiece sandwiching members may be used.
[0009]
When the claw members are formed by a plurality of claw members, these claw members are arranged at intervals in the outer circumferential direction of the workpiece having a circular cross section, and are movable by the same amount in the radial direction of the workpiece, When a round cross-section workpiece is inserted in the center of these claw members, the claw member moves by the same amount in the inner diameter direction of the workpiece, so that workpieces of various diameters are naturally aligned and finally clamped become.
[0010]
As described above, the specific structure for moving the plurality of claw members arranged at intervals in the outer circumferential direction of the work by the same amount in the radial direction of the work is such that each claw member is formed with a spiral groove. The rotating member may be rotated by being engaged with the spiral groove of the rotating member, or each claw member may be connected to an individual cylinder, and these cylinders may be operated synchronously by the same amount. A rack in which pinions engage with each claw member may be provided, and these pinions having the same diameter may be rotated synchronously by a motor or the like.
[0011]
The entire alignment clamp device including the device main body may be disposed on the workpiece feed line in a passive manner. However, the alignment clamp device main body including the clamp member for clamping the round cross-section workpiece is used as the workpiece. It is also possible to provide a pivoting device that pivots about the center of the clamping clamp, and the pivoting device can pivot the aligning clamp device body when the workpiece is clamped by the clamp member.
[0012]
In this way, when the aligning clamp device is provided with a rotating device that rotates the device main body around the workpiece, the workpiece clamped by the clamp member is also rotated, and thus the workpiece having a round cross section is rotated. Thus, it is possible to machine another part that is separated by a predetermined angle in the circumferential direction from the part machined by the machining apparatus in FIG.
[0013]
This rotating device may be one using a cylinder or one using a motor, and its structure is arbitrary.
[0014]
Further, in order to feed the workpiece on the workpiece feed line, when the workpiece feed line is formed by arranging a plurality of rolls, the roll may be rotated, or the workpiece feed line may be configured to rotate the workpiece. It is good also as a structure which provided the transfer apparatus which transfers by pulling etc. Furthermore, you may provide both of these structures partially in a workpiece | work feed line.
[0015]
The workpiece having a round cross-section is a hollow shaft, and a transfer device is disposed on the whole or a part of the workpiece feed line, and the inner and outer peripheral surfaces of the hollow shaft are clamped to the transfer device for transferring the hollow shaft. When the attachment portion is provided, the position of the attachment portion can be adjusted in the radial direction of the hollow shaft.
[0016]
According to this, since the position of the clamping part can be adjusted with respect to various hollow shafts having different diameters, the inner and outer peripheral surfaces of the hollow shafts of various diameters can be adjusted by moving the clamping part to a position corresponding to the diameter of the hollow shaft. As a result, the hollow shafts of various diameters can be transferred using the same transfer device, and also in this respect, production of various types of workpieces by the same workpiece feed line can be performed.
[0017]
In the above, the present invention can be applied to a case where a cross-sectional workpiece other than a hollow shaft, that is, a solid shaft is processed.
[0018]
Further, the processing device for processing the round cross-section workpiece may be a drilling device, or may be a threading device that forms a female screw in a prepared hole provided in advance in the round cross-section workpiece, and further, a cutting device, a grinding device, etc. But you can.
[0019]
Further, the work feed line may be formed by arranging a plurality of rolls such as a V-grooved roll or a flat roll, or may be a belt-type feed line, and its form is arbitrary.
[0020]
In addition, the round cross-section workpiece may be used as a part for a winding part of a shutter for a building, or may be used as a part for an industrial machine, or a part for a durable consumer product such as an automobile. is there.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a plan view showing the entire processing line device according to the present embodiment, and FIG. 2 is a cross-sectional round workpiece W (specifically, a hollow shaft) having a long dimension by this processing line device. 2 shows a processed product of a predetermined length produced by forming holes 1 at respective predetermined positions in the length direction and cutting the workpiece W by A and B.
[0022]
This processed product is used as a central axis of a winding part of a building shutter, and four holes 1 are formed at both ends in the length direction at intervals of 90 degrees.
[0023]
In the processing line apparatus of FIG. 1, the workpiece W is fed from the workpiece supply unit 2 to the left side on the workpiece feed line 3, so that the workpiece W is drilled and cut. In order to perform these processes and produce the processed product of FIG. 2 from the long-sized workpiece W, in the processing line device according to the present embodiment, the dump table device 4, the cutting device 5, and the adjustment device are arranged on the left side of the workpiece supply unit 2. A center clamping device 6, a punching device 7, and a stopper device 8 are disposed, and a transfer device 9 and a dump table device 10 are disposed on the left side thereof. These devices 4 to 10 are controlled by the control device 11 so that the processed product shown in FIG.
[0024]
The workpiece feed line 3 is formed to include dump table devices 4 and 10, and passes through the cutting device 5, the aligning clamp device 6, and the stopper device 8 disposed between these dump table devices 4 and 10. The feed line 3 extends linearly, and two punching devices 7 are arranged facing both sides of the line 3. Further, the aligning clamp device 6 is provided at an intermediate position on the work feed line 3 corresponding to the arrangement position of the drilling device 7 which is a processing device.
[0025]
The workpiece W includes three types of workpieces W1, W2, and W3 having different diameters as shown in FIG. 3, and the workpiece supply device 2 of FIG. 1 is provided on both sides of the workpiece feed line 3. The It consists of supply parts 2A and 2B. Work W1 is supplied from one supply part 2A, and works W2 and W3 are supplied from the other supply part 2B to the work feed line 3, respectively. The work feed line 3 is formed by arranging a plurality of V-grooved rolls in the feed direction of the work W. Among these V-grooved rolls, the V-grooved roll 12 on the right side in FIG. It is rotated by a motor 14 through an endless traveling zone 13 such as a chain, and thereby the workpiece W is sent to the dump table device 4.
[0026]
Since the three types of workpieces W1, W2, and W3 have different diameters, when the workpieces W1, W2, and W3 are fed on the V-grooved roll and are fed on the workpiece feed line 3, as shown in FIG. The height position will be different.
[0027]
4 to 10 show the dump table device 4 and the cutting device 5 and their peripheral devices, and FIGS. 11 to 14 show the alignment clamp device 6. 15 and 16 show the punching device 7, FIG. 17 shows the stopper device 8, and FIGS. 18 to 20 show the transfer device 9 and the dump table device 10.
[0028]
Next, these devices will be described in order. 4 and 5, the cutting device 5 has a swing member 23 that can swing up and down about a shaft 22 supported by a bearing 21 on a base 20, and is attached to the swing member 23. The driving force of the motor 24 is transmitted to the rotating member 26 via an endless traveling belt 25 such as a chain, and thereby the rotating blade of FIG. 4 fixed to one end of the rotating member 26 to cut the workpiece W. 27 rotates. As shown in FIG. 5, a piston rod 28A of an upward cylinder 28 is connected to the swing member 23, and the swing member 23 swings by the expansion and contraction of the piston rod 28A.
[0029]
For this reason, the swing member 23 on which the motor 24 is mounted is an apparatus main body 5A of the cutting device 5, the rotary blade 27 is a processing tool attached to the cutting device 5, and the cylinder 28 is an apparatus main body. This is a moving device for moving 5A forward and backward toward the workpiece W.
[0030]
As shown in FIG. 6, a slider 29 is connected to the lower end of the cylinder 28. The slider 29 is guided by a guide member 30 attached to a base 20 with bolts 30A so as to be movable up and down (FIG. 7). For this reason, the entire cylinder 28 is also movable up and down. From this, the cylinder 28 can be moved to the workpiece W side via the apparatus main body 5A that can swing around the shaft 22 in FIG. Yes. A spring receiving member 31 shown in FIG. 6 is fixed to the base 20 with bolts 31 </ b> A below the slider 29, and a spring 32, which is an elastic member, is interposed between the spring receiving member 31 and the slider 29. Since the slider 29 is constantly urged upward by the spring 32, the cylinder 28 and the apparatus main body 5A are elastically urged toward the workpiece W side. A limit switch 33 is attached to the base 20 below the spring receiving member 31, and a dock member 34 for operating the limit switch 33 is slidably inserted into the upper and lower through holes 31 </ b> B formed in the spring receiving member 31. The screw shaft portion 34 </ b> A at the tip is screwed into the slider 29, and thus the dock member 34 is coupled to the slider 29.
[0031]
As shown in FIGS. 4 and 8, the dump table device 4 disposed on the right side of the cutting device 5 has a frame 41 having a rotatable V-grooved roll 40. The frame 41 is attached to the base 20 by a hinge 42 in FIG. 4 so as to be freely rotatable up and down, and the hinge 42 is expanded and contracted by the piston rod 43A of the cylinder 43 in FIG. To turn. The plurality of V-grooved rolls 40 rotate when the driving force of the motor 44 in FIG. 8 is transmitted through an endless traveling belt 45 such as a chain.
[0032]
As shown in FIG. 10, a cylinder 46 is mounted upward on the side of the frame 41, and the rear end of a bar member 48 that can swing up and down around a pin 48A is attached to the piston rod 46A of the cylinder 46. A roller holding member 50 having two rotatable pressing rollers 49 is rotatably attached to the end of the bar member 48 by a pin 50A, and the piston rod 46A of the cylinder 46 extends and operates. As a result, the pressing roller 49 and the roller holding member 50 descend like E.
[0033]
As shown in FIG. 8, another frame frame 51 is disposed on the left side of the frame frame 41 of the dump table device 4, and a plurality of V-grooved rolls 52 are also rotatably provided on the frame frame 51. The roll 52 rotates when the driving force of the motor 53 is transmitted through the endless traveling zone 54. The frame frame 51 is attached to the base 20 with a hinge 55 in FIG. 4, and the piston rod 56A of the cylinder 56 in FIG. 8 expands and contracts to rotate the frame frame 51 up and down around the hinge 55. In FIG. It is possible to have the same inclination posture as C of the frame frame 41 shown (since the hinge 55 is opposite to the hinge 42 of the frame frame 41, the inclination direction is reverse).
[0034]
As shown in FIG. 8, a cylinder 58 is installed at the left end of the frame 51 through a mount base 57. The piston rod 58A of the cylinder 58 that faces downward is provided with a guide member 59 as shown in FIG. An elevating member 60 that moves up and down while being guided is connected, and a roller holding member 62 including two rotatable pressing rollers 61 is rotatably attached to the elevating member 60 by a pin 62A.
[0035]
As shown in FIG. 8, roller support members 63 are fixedly provided at two locations in the base 20 that are separated from each other in the feed direction of the workpiece W, and as shown in FIGS. The two receiving rollers 64 that are rotatable are arranged in parallel in the horizontal direction perpendicular to the feed direction of the workpiece W.
[0036]
The V-grooved rolls 40 and 52 provided in the frame frames 41 and 51 described above form a part of the work feed line 3 shown in FIG. 1, and the work W is placed on these rolls 40 and 52. When the cylinders 43 and 56 are operated and the frame frames 41 and 51 are tilted as shown in FIG. 9C around the hinges 42 and 55, the workpiece W is transferred from the V-grooved rolls 40 and 52 onto the receiving roller 64. It is supposed to change. Thereafter, when the pressing rollers 49 and 61 are moved down by the operation of the cylinders 46 and 58, the work W is pressed against the receiving roller 64 by the pressing rollers 49 and 61, thereby preparing to cut the work W by the cutting device 5. It has become.
[0037]
For this reason, the pressing rollers 49 and 61 and the holding members 50 and 62 that hold them constitute a workpiece pressing and fixing device for pressing and fixing the workpiece W when the workpiece W is cut.
[0038]
As shown in FIG. 13, the alignment clamp device 6 shown in FIGS. 11 to 14 includes a bracket 71 fixed to a line base member 70, and a device main body rotatably held by a bearing 72 on the bracket 71. 73. The apparatus main body 73 includes a sleeve member 74 rotatably supported by a bearing 72, a base member 75 coupled to the sleeve member 74 with a bolt 75A, and a center portion of the bearing 72 that rotates in a vertical plane with respect to the base member 75. A rotating member 76 that is rotatably disposed as a center, and a cover member 77 that is coupled to the base member 75 and covers the front of the rotating member 76 are provided. The rotating member 76 is attached to the drive shaft of the motor 78 on the back surface. Since the circular rack teeth 76 </ b> A with which the pinion 79 is engaged are formed, the rotation member 76 is rotated by driving the motor 78.
[0039]
As shown in FIG. 14, three claw members 80 are arranged on the front surface of the apparatus main body 73 at equal intervals in the circumferential direction, and the rear end portions of these claw members 80 are formed on the cover member 77. It reaches the front surface of the rotating member 76 through the opening. As shown in FIG. 13, a spiral groove 76 </ b> B is formed around the rotation center of the rotation member 76 on the front surface of the rotation member 76, and the rear end portion of each pawl member 80 is engaged with the spiral groove 76 </ b> B. Therefore, when the rotating member 76 rotates, each claw member 80 moves by the same amount in the radial direction simultaneously. In the apparatus main body 73, a horizontal through hole 73A through which the work W is inserted is formed through the center of the three claw members 80. After the work W is inserted into the through hole 73A, the work W By moving the three claw members 80 arranged at intervals in the outer circumferential direction by the same amount in the inner diameter direction of the workpiece W, the workpiece W is centered on the center of the apparatus main body 73 ( The claw member 80 is clamped so as to coincide with the central portion of the bearing 72.
[0040]
For this reason, the claw member 80 is a clamp member for clamping the workpiece W.
[0041]
An arm member 81 extending in the outer diameter direction is coupled to the sleeve member 74 of the apparatus main body 73, and a piston rod 82A of the cylinder 82 is coupled to the tip of the arm member 81 as shown in FIG. As the piston rod 82A expands and contracts, the apparatus main body 73 rotates around the work W clamped by the three claw members 80 by the rotary bearing action of the bearing 72. The moving angle is 90 degrees until the arm member 81 comes into contact with the stopper members 83 and 84 provided on the line base member 70 and the bracket 71. Therefore, the work W is also rotated by 90 degrees while being clamped by the claw member 80. It is like that.
[0042]
As described above, the cylinder 82 rotates the apparatus main body 73 around the workpiece W, so that the cylinder 82 serves as the rotation device 85 of the alignment clamp device 6.
[0043]
The hole punching device 7 shown in FIGS. 15 and 16 is guided by the guide rail 91 fixed on the base table 90 toward the workpiece feed line 3, in other words, on the workpiece feed line 3. A slide member 92 that can move forward and backward toward the workpiece W is provided, and an apparatus main body 93 is attached to the slide member 92. A motor 94 is installed on the upper part of the apparatus main body 93, and the driving force of the motor 94 is transmitted to the rotating sleeve 96 of the apparatus main body 93 via the belt 95. As shown in FIG. 16, a spline shaft 97 is slidably engaged with the rotary sleeve 96 in the axial direction, and the spline shaft 97 is freely rotatable inside the cylindrical member 99 via a bearing 98. A drill 100 which is incorporated so as to be immovable and is a tool for drilling a workpiece W is attached to the tip of the spline shaft 97 via a shank member 101.
[0044]
For this reason, when the motor 94 is driven, the drill 100 rotates via the belt 95, the rotating sleeve 96, the spline shaft 97, and the shank member 101. As shown in FIG. 16, a cylinder 102 is interposed between the base 90 and the slide member 91, and the piston rod 102A of the cylinder 102 expands and contracts, so that the apparatus main body 93 is shown in FIG. Advancing and retreating toward the workpiece W while being guided by the guide rail 91.
[0045]
A front member 103 is attached to the front end flange portion 99A of the cylindrical member 99 of FIG. 16, and a spring 105, which is an elastic member, is interposed between the front member 103 and the case member 104 of the apparatus main body 93 as shown in FIG. Has been. Since the cylindrical member 99 shown in FIG. 16 is fitted into a bearing sleeve 106 fixed inside the case member 104 so as to be slidable in the axial direction, when a load in the backward direction is applied to the drill 100, a spring is provided. The drill 100, the front member 103, the spline shaft 97, and the tubular member 99 can be moved backward by compressing 105. As shown in FIG. 15, the limit switch 107 is attached to the case member 104 behind the front member 103, and when the drill 100 or the like moves backward, the limit switch 107 is operated by the dock member 108 of the front member 103.
[0046]
From the above configuration, the drill 100 is a processing tool of the drilling device 7, and the shank member 101, the spline shaft 97, and the tubular member 99 of the drill 100 are movable in the axial direction of the bearing sleeve 106. The drill 100 is elastically urged toward the work W side with respect to the apparatus main body 93 by a spring 105. The cylinder 102 is a moving device that moves the apparatus main body 93 forward and backward toward the workpiece W.
[0047]
As shown in FIGS. 11, 13, and 14, the support member 109 attached to the bracket 71 of the alignment clamp device 6 is inserted when the drill 100 advances toward the workpiece W. A guide member 110 having a hole 110 </ b> A is provided, and when the drill 100 is inserted into the hole 110 </ b> A of the guide member 110, the drilling height position of the workpiece W by the drill 100 is aligned by the alignment clamp device 6. Thus, the workpiece W can be drilled by making the drill 100 abut against the workpiece W while preventing the deflection of the drill 100 while matching the exact center of the workpiece W clamped.
[0048]
The stopper device 8 shown in FIG. 17 has a ceiling device at the upper end of the upright support member 111.
A cylinder 113 attached downward to the member 112 is provided, and a stopper member 114 is attached to the piston rod 113A of the cylinder 113. The stopper member 114 moves up and down while being guided by the guide rod 115 by the expansion and contraction of the piston rod 113A. To do. When the stopper member 114 is lowered to the lower limit as shown by F, the movement of the workpiece W fed on the workpiece feed line 3 is stopped, and thereby the workpiece W is accurately positioned and stopped at the reference position. It is like that.
[0049]
The transfer device 9 shown in FIGS. 18 to 20 is guided by a pair of guide rails 122 provided in parallel to the work feed line 3 on the horizontally extending member 121 on the support column 120 of FIG. 19 and these guide rails 122. And a traveling body 123 that can travel freely. A motor 125 is installed on the plate-shaped main body 124 of the traveling body 123, and a pinion 126 coupled to a drive shaft of the motor 125 is attached to a rack member 127 fixed to the horizontal extending member 121 in parallel with the guide rail 122. Because of the meshing, the traveling body 124 travels in parallel with the workpiece feed line 3 by driving the motor 125 fed from the power feeding device 128.
[0050]
As shown in FIG. 18, the traveling body 123 of the transfer device 9 is provided with a sandwiching portion 129 that sandwiches the inner and outer peripheral surfaces of the work W that is a hollow shaft. The specific structure of this clamping part 129 is shown in FIG. The main body 124 is provided with a vertical ball screw shaft 131 rotated by a motor 130. A nut member 132 into which the ball screw shaft 131 is screwed is fixed to the lower member 133. When the motor 130 is driven, the lower member 133 is driven. Moves up and down while being guided by the guide bar 134 as the ball screw shaft 131 rotates. A piston rod 136A of a downward cylinder 136 attached to the upper member 135 is coupled to the lower member 133, and the upper member 135 is guided to the guide bar 137 by the expansion and contraction movement of the piston rod 136A with respect to the cylinder 136, and the lower member 133. Move up and down.
[0051]
At the tips of the lower member 133 and the upper member 135, upper and lower clamping members 139 and 140 that are relatively movable up and down while being prevented from being displaced by a small-diameter guide member 138 are provided. When the upper member 135 is lowered with respect to the lower member 133, the sandwiching members 139 and 140 sandwich the inner and outer peripheral surfaces of the workpiece W.
[0052]
Further, the position of the sandwiching portion 129 formed by the upper and lower sandwiching members 139, 140 and the like on the traveling body 123 can be adjusted in the vertical direction, in other words, in the radial direction of the workpiece W by driving the motor 130. When the position of the sandwiching portion 129 reaches a position corresponding to the diameters of the three types of workpieces W1, W2, and W3 shown in FIG. 3, the motor 130 is driven by the operation of a limit switch (not shown). It comes to stop.
[0053]
The dump table apparatus 10 shown in FIGS. 18 and 19 has a table 142 to which a V-grooved roll 141 forming the workpiece feed line 3 is attached. This table 142 is connected to the horizontal by the hinge 143 of FIG. It is connected to the extending member 121 so as to be rotatable up and down. A piston rod 144A of an obliquely upward cylinder 144 is connected to the table 142. Since this cylinder 144 is a two-stage stroke type, the piston 142 144A expands and contracts in two stages, so that the table 142 is like G and H. Inclined about the hinge 143 in two steps.
[0054]
Next, a work process for the workpiece W performed by controlling each device by the control device 11 shown in FIG. 1 will be described.
[0055]
As described above, the workpiece W sent to the dump table device 4 by the V-grooved roll 12 rotated by the motor 14 of the workpiece feed line 3 from the workpiece supply unit 2 in FIG. 1 is the dump table device in FIG. 4 is transferred to the V-grooved roll 40 rotated by the motor 44 and the V-grooved roll 52 rotated by the motor 53, and the rotation of the V-grooved rolls 40, 52 causes the workpiece W to further 13 enters the through hole 73A of the apparatus main body 73 shown in FIG. 13 and reaches the position where the stopper device 8 is installed. At this time, since the stopper member 114 shown in FIG. 17 of the stopper device 8 is lowered to the lowering position of F, the workpiece W comes into contact with the stopper member 114 and its feeding is stopped, and the workpiece W comes into contact with the stopper member 114. When this is detected by a sensor (not shown), the driving of the motors 14, 44, 53 is stopped. As a result, the workpiece W has been fed to a position where the tip coincides with the reference position.
[0056]
Next, the stopper member 114 of the stopper device 8 is raised, and the traveling body 123 of the transfer device 9 is advanced from the retracted position of the left end in FIG. 18 to the installation position of the stopper device 8. At this time, the sandwiching portion 129 of the traveling body 123 is at a height position corresponding to the diameter of the workpiece W sent by the operation of the motor 130 of FIG. 20, and the upper member 135 is moved downward by the operation of the cylinder 136. For this reason, the clamping members 139 and 140 of the clamping part 129 are open, and the gap between the open clamping members 139 and 140 is between the inner and outer peripheral surfaces of the workpiece W. When the upper member 135 is lowered by the operation of the cylinder 136, the inner and outer peripheral surfaces of the workpiece W are clamped by the clamping members 139 and 140.
[0057]
In this way, the workpiece W having the inner and outer peripheral surfaces sandwiched by the sandwiching portion 129 travels a predetermined distance on the left side in FIG. 18 along the guide rail 122 parallel to the workpiece feed line 3 by the traveling body 123 of the transfer device 9. As a result, the location where the hole 1 shown in FIG. 2 in the length direction of the workpiece W is to be opened is sent to a position that coincides with the position of the drill 100 of the drilling device 7 by the pulling action of the traveling body 123. And the work W stops at that position. Thereafter, the clamping of the workpiece W by the clamping portion 129 is released by the operation of the motor 130 and the cylinder 136, and the three claw members 80 of the alignment clamp device 6 in which the workpiece W has entered the through hole 73A. 13 is simultaneously moved in the inner diameter direction by the same amount by the motor 78 of FIG. 13, so that the workpiece W which has been placed on the V-grooved roll of the workpiece feed roll 3 so far is centered by the claw member 80 at the center. It rises to the height position of the center portion of the apparatus main body 73, that is, the height position coincident with the height position of the drill 100 of the drilling apparatus 7, and is clamped by the three claw members 80.
[0058]
After that, the drilling device 7 advances at a high speed toward the workpiece W by the operation of the cylinder 102 in FIG. 16, and the drill 100 rotating by the motor 94 in FIG. 15 is replaced with the guide member 110 shown in FIG. The workpiece W is drilled as described below while being inserted into the hole 110A.
[0059]
When the drill 100 comes into contact with the workpiece W at a high speed, a load in the backward direction acts on the drill 100, so that the drill 100 and the front member 103 are retracted by compressing the spring 105 of FIG. Since the limit switch 107, which is a detection device, is operated by the dock member 108, the switching valve of the cylinder 102, which is a hydraulic cylinder, is switched by a signal from the limit switch 107, whereby the operating speed of the cylinder 102 is changed from high speed to low speed. At this low speed, the drill 100 moves forward to punch the workpiece W. When the hole is formed through the workpiece W, the drill 100 and the front member 103 project forward by the elastic force of the compressed spring 105, so that the limit switch 107 is actuated again (off-actuation). By the reverse operation of 102, the drilling device 7 returns to the initial position before drilling.
[0060]
Since the drilling of the workpiece W is performed by the drilling device 7 in this way, the drilling device 7 is fed at a high speed until the drill 100 abuts against the workpiece W, and is switched to a low speed just before the drill 100 abuts against the workpiece W. Therefore, the drilling time for one cycle can be shortened, and the working efficiency can be improved. Further, the impact when the drill 100 comes into contact with the workpiece W is absorbed by the spring 105, and the drill 100 is inserted into the hole 110A of the guide member 110, so that the drill 100 is brought into contact with the workpiece W at high speed. However, it is possible to prevent the drill 100 from being displaced from the processing position of the workpiece W, and it is possible to perform accurate drilling.
[0061]
Thereafter, the three claw members 80 of the aligning clamp device 6 are moved in the outer diameter direction by the motor 78 to release the workpiece W from being clamped, whereby the workpiece W is placed on the V-grooved roll of the workpiece feed line 3. And the workpiece | work W is clamped by the clamping part 129 of the traveling body 123 of the transfer device 9, and the location where the traveling body 123 travels again and opens the next hole 1 of the workpiece W is the position of the drill 100. The workpiece W is sent to the matching position. Then, the drilling device 7 moves forward again and drilling with the drill 100 is performed. Such drilling is performed for each hole 1 of the workpiece W shown in FIG.
[0062]
Since it is necessary to form four holes 1 at intervals of 90 degrees at both ends in the length direction of the workpiece W, drilling of these ends is performed as follows.
[0063]
After the drilling device 7 advances, the workpiece W is drilled by the drill 100 and the drilling device 7 moves backward, and then the workpiece W is clamped by the three claw members 80 of the aligning clamp device 6. In this state, the cylinder 82 shown in FIG. 12 is operated, whereby the aligning clamp device main body 73 rotates 90 degrees around the workpiece W, and the drilling device 7 moves forward to drill the workpiece W with the drill 100. .
[0064]
As described above, in the present embodiment, the alignment clamp device main body 73 can be rotated 90 degrees around the workpiece W while the workpiece W is clamped. Drilling can be performed on the workpiece W at intervals of 90 degrees with the drilling device 7 arranged.
[0065]
After the predetermined number of holes 1 are formed in the workpiece W, the workpiece W which has been clamped by the claw member 80 of the alignment clamp device 6 is clamped by the clamping portion 129 of the traveling body 123 of the transfer device 9. The distance from the front end of the workpiece W to the rotary blade 27 of the cutting device 5 in FIG. 4 is the same as the length of the workpiece (interval between AB) shown in FIG. At this time, the feeding of the workpiece W by the traveling body 123 is stopped. Then, by the operation of the cylinders 43 and 56 in FIG. 8, the frame frames 41 and 51 are tilted as shown in FIG. 9C around the hinges 42 and 55, whereby the V-grooved rolls 40, 5 and 10 is transferred to the receiving roller 64 of FIGS. 5 and 10, and the pressing rollers 49 and 61 lowered by the operation of the cylinders 46 and 58 of FIGS. 5 and 10 are pressed against the receiving roller 64. Fix it.
[0066]
Thereafter, the operation of the cylinder 28 in FIG. 5 causes the swinging member 23, which is the main body 5A of the cutting device 5, to swing around the shaft 22, whereby the work W is cut by the rotary blade 27 as follows. The
[0067]
Until the rotary blade 27 comes into contact with the workpiece W, the cylinder 28 receives the upward elastic force of the spring 32 supported by the spring receiving member 31 acting on the slider 29 in FIG. The rod 28 </ b> A extends and operates at a high speed as it is, and the rotary blade 27 comes into contact with the workpiece W by the swing of the swing member 23. After this contact, an upward load, which is a cutting reaction force, acts on the rotary blade 27, and the cylinder 28 and the slider 29 are lowered while compressing the spring 32 by the reaction force from the piston rod 28 </ b> A. The dock member 34 to which the screw shaft portion 34A is coupled is also lowered, and the limit switch 33 that is a detection device is operated. In response to a signal from the limit switch 33, the switching valve of the cylinder 28, which is a hydraulic cylinder, is switched, whereby the extension speed of the piston rod 28A is switched from a high speed to a low speed. Therefore, the workpiece W is cut by the rotary blade 27 by the pressing force from the piston rod 28 </ b> A that extends and operates at a low speed.
[0068]
When the cutting of the workpiece W by the rotary blade 27 is finished, the upward load acting on the rotary blade 27 is lost, and the cylinder 28 and the slider 29 are moved upward by the elastic force of the compressed spring 32. The limit switch 33 is actuated again (off-actuation), and the piston rod 28A is contracted by the signal from the limit switch 33 to raise the rotary blade 27, and the cutting device 5 returns to the previous state.
[0069]
As described above, the cylinder 28 operates at a high speed until the rotary blade 27 contacts the workpiece W, and is not switched to a low-speed operation before the rotary blade 27 contacts the workpiece W. The cutting process time of 1 cycle can be shortened, and work efficiency can be improved. Further, since the spring 32 is compressed when the rotary blade 27 comes into contact with the work W, the impact at the time of the contact can be reduced, and the work W and the rotary blade 27 can be prevented from being damaged.
[0070]
When the cutting of the workpiece W by the cutting device 5 is finished, the workpiece closer to the transfer device 9 than the cutting device 5 is the processed product shown in FIG. By being traveled by the traveling body 123 after being sandwiched by the sandwiching portion 129, it is fed onto the V-grooved roll 141 of the dump table device 10 of FIG. Then, when the table 144 of the dump table apparatus 10 is tilted like G by the operation of the cylinder 144 of FIG. 19, the processed product is put into and stored in the processed product shelf 150 (see also FIG. 1).
[0071]
On the other hand, the workpiece W which is shorter than the cutting device 5 on the side opposite to the transfer device 9 is lifted by the pressing rollers 49 and 61 by the operation of the cylinders 46 and 58 of FIGS. When the rotation of the table frames 41 and 51 to the horizontal state around the hinges 42 and 55 by the operation of 56 is restored to the horizontal state, the rollers 40 and 52 are transferred from the receiving roller 64 to the rolls 40 and 52 with V grooves. Thereafter, the workpiece W is sent to the transfer device 9 side by the rotation of the V-grooved roll 12 of FIG. 1 or the V-grooved roll 40 of the dump table device 4 of FIG. 4, and the tip thereof is the stopper device 8 of FIG. When this position is reached, it comes into contact with the descending stopper member 114, whereby the positioning stop at the reference position is performed as described above.
[0072]
Thereafter, as described above, a predetermined distance of the workpiece W is fed by the traveling body 123 of the transfer device 9, drilling processing by the drilling device 7, and cutting by the cutting device 5 are performed.
[0073]
These machining operations are performed until a plurality of the workpieces that can be produced from the long workpiece W are produced, and these workpieces are loaded and stored in the workpiece shelf 150 in FIG.
[0074]
When the end material of the workpiece W after a predetermined number of processed products are produced from the workpiece W, the end material is sent to the dump table device 10 by the transfer device 9 and the table 142 is moved by the cylinder 144 of FIG. By tilting like H, the end material is put into and stored in the end material shelf 151.
[0075]
Thus, since the table 142 of the dump table apparatus 10 is inclined in two stages of G and H, the processed product shelf 150 and the end material shelf 151 can be provided at the same position along the workpiece feed line 3, and accordingly only The workpiece feed line 3 can be shortened.
[0076]
On the other hand, when the end material is short, the end material is not sent to the dump table device 10 by the transfer device 9, and the end material is dumped by the cylinder 43 of FIG. 9 at the position cut by the cutting device 5. When the fourth frame 41 is tilted like D around the hinge 42, it is loaded and stored in the end material shelf 152 shown in FIG.
[0077]
For this reason, in the case of a short end material, the work time for running the traveling body 123 of the transfer device can be omitted, and the work efficiency can be improved accordingly.
[0078]
In the above, the workpiece feeding line 3 is supplied with the workpieces W1, W2, W3 having different diameters shown in FIG. 3 from the workpiece supply unit 2, and when the workpieces W having different diameters are supplied in this way, the transfer device 9 can be adjusted in the vertical direction, that is, in the diameter direction of the workpiece W by the motor 130 of FIG. 20, so that the workpieces W1, W2, and W3 are securely attached. And can be sent to each predetermined position by the traveling of the traveling body 123.
[0079]
The aligning clamp device 6 that clamps the workpiece W at the time of drilling the workpiece W by the drilling device 7 has three claw members arranged at intervals in the outer circumferential direction of the workpiece W. These claw members 80 are simultaneously moved in the inner diameter direction by the same amount in the spiral groove 76B of the rotating member 76 when the motor 78 of FIG. 13 is driven, so that the various works W1, W2, W3 having different diameters are The center of the drilling device 100 is centered at the same height, and is naturally aligned and clamped.
[0080]
For this reason, various workpieces having different diameters can be machined on the same workpiece feed line 3, and multi-type production can be performed.
[0081]
Moreover, since the aligning clamp apparatus 6 clamps the workpiece | work W with the nail | claw member 8, it has an aligning function and a clamp function, and can simplify the structure of the whole line by this.
[0082]
【The invention's effect】
According to the present invention, various cross-sectional round workpieces having different diameters can be machined by the same workpiece feed line, and multi-type production can be performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a processing line device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of a processed product produced from a workpiece.
FIG. 3 is a side view showing a state in which workpieces having different diameters are placed on a V-grooved roll.
FIG. 4 is a plan view showing a cutting device and its periphery.
5 is a side view taken along line VV in FIG. 4. FIG.
FIG. 6 is a partially broken view showing a part of the cutting device.
7 is a cross-sectional view taken along the line VII-VII in FIG. 6;
FIG. 8 is a front sectional view of FIG. 4;
9 is a cross-sectional view taken along line IX-IX in FIG.
10 is a side cross-sectional view of FIG. 4. FIG.
FIG. 11 is a plan view of the alignment clamp device.
12 is a side view of FIG. 11. FIG.
13 is a front sectional view of FIG. 11. FIG.
14 is a side view of FIG. 11 opposite to FIG.
FIG. 15 is a side view of the punching device.
16 is a cross-sectional view of a main part of FIG.
FIG. 17 is a front view of the stopper device.
FIG. 18 is a plan view of the transfer device and its surroundings.
FIG. 19 is a side sectional view of FIG. 18;
20 is a cross-sectional view taken along line XX-XX in FIG.
[Explanation of symbols]
3 Work feed line
4,10 Dump table device
5 Cutting device
6 Centering clamp device
7 Drilling device
8 Stopper device
9 Transfer device
27 Rotary blade
73 Device body of aligning clamp device
80 Claw member which is a clamp member
82 Cylinder as a rotating device
123 Traveling body of transfer device
129 Clamping part

Claims (6)

ワークを送るためのワーク送りラインの側方に、前記ワークに向かって進退自在であってこのワークを加工する加工装置が配置され、この加工装置の配置位置と対応する前記ワーク送りライン上の位置に、このワーク送りラインで送られて来た直径が異なる各種ワークの中心高さ位置を前記加工装置による加工高さ位置と一致させてこれらのワークをクランプする調心クランプ装置が配置され、この調心クランプ装置は、前記ワークが挿通される貫通孔が形成された装置本体を有し、この装置本体は、ベース部材と、このベース部材に対し前記ワークの長手方向に対向して配置され、前記ワークの中心と一致する中心部を回転中心として回転自在となった回転部材とを有し、前記装置本体には、前記ワークの外側円周方向の間隔を開けて複数の爪部材が配設され、これらの爪部材は、前記回転部材の回転によって径方向に同時に同量ずつ移動するようにこの回転部材に係合し、かつ、前記装置本体は、前記ベース部材側においてブラケットで前記中心部を中心に回転自在に保持され、前記爪部材で前記ワークをクランプした前記装置本体の前記中心部を中心とする回転により、前記加工装置で加工される前記ワークの箇所がこのワークの円周方向に変更されることを特徴とする断面丸形ワークの加工ライン装置。A processing device that is capable of moving forward and backward toward the workpiece and that processes the workpiece is disposed on the side of the workpiece feeding line for feeding the workpiece, and a position on the workpiece feeding line that corresponds to the position of the processing device. In addition, a centering clamping device that clamps these workpieces by aligning the center height position of various workpieces having different diameters sent by the workpiece feeding line with the machining height position by the processing device is arranged. The aligning clamp device has a device main body in which a through hole through which the workpiece is inserted is formed, the device main body is disposed to face the base member in the longitudinal direction of the work, A rotating member that is rotatable about a center portion that coincides with the center of the workpiece, and the apparatus main body includes a plurality of members spaced apart in the outer circumferential direction of the workpiece. Claw members are disposed, and these claw members are engaged with the rotating member so as to move simultaneously by the same amount in the radial direction by the rotation of the rotating member, and the apparatus main body is disposed on the base member side. The part of the workpiece to be processed by the processing device is rotated by the center of the apparatus main body, which is held by a bracket so as to be rotatable about the center, and the work is clamped by the claw member. A machining line device for a round workpiece having a circular cross section, wherein the workpiece is changed in the circumferential direction of the workpiece. 請求項1に記載の断面丸形ワークの加工ライン装置において、前記回転部材に対する前記複数の爪部材の係合は、前記中心部を中心として前記回転部材に形成された螺旋溝によって行われていることを特徴する断面丸形ワークの加工ライン装置。2. The processing line device for round workpieces according to claim 1, wherein the engagement of the plurality of claw members with the rotating member is performed by a spiral groove formed in the rotating member with the central portion as a center. A processing line device for round workpieces with a cross section. 請求項1又は2に記載の断面丸形ワークの加工ライン装置において、前記ベース部材には、前記ブラケットで前記中心部を中心に回転自在に支持されたスリーブ部材が結合され、このスリーブ部材には外径方向へ延びるアームが結合され、このアーム部材に連結されたシリンダのピストンロッドの伸縮動によって前記装置本体が前記中心部を中心に回転することを特徴する断面丸形ワークの加工ライン装置。3. The processing line device for round cross-section workpiece according to claim 1 , wherein a sleeve member rotatably supported around the central portion by the bracket is coupled to the base member, and the sleeve member is coupled to the sleeve member. An apparatus for processing a round sectional workpiece characterized in that an arm extending in the outer diameter direction is coupled, and the apparatus main body rotates around the central portion by expansion and contraction of a piston rod of a cylinder connected to the arm member . 請求項1〜3のいずれかに記載の断面丸形ワークの加工ライン装置において、前記加工装置は孔開け装置又は予め前記ワークに設けた下孔に雌ねじを形成するねじ切り装置であり、前記ブラケットに取り付けられた支持部材には、前記ワークに向かって前進した前記加工装置の工具が挿通する孔を有する案内部材が設けられていることを特徴とする断面丸形ワークの加工ライン装置。The processing line device for round cross-section workpiece according to any one of claims 1 to 3, wherein the processing device is a drilling device or a threading device that forms a female screw in a prepared hole provided in advance in the workpiece, A machining line device for a round cross-section workpiece, wherein the attached support member is provided with a guide member having a hole through which a tool of the machining device advanced toward the workpiece is inserted . 請求項1〜4のいずれかに記載の断面丸形ワークの加工ライン装置において、前記回転部材の前記ベース部材側の面には、これらの回転部材とベース部材との間に配置されたピニオンが噛合する歯が形成され、モータで駆動される前記ピニオンの回転によって前記回転部材が前記中心部を中心に回転することを特徴とする断面丸形ワークの加工ライン装置。 5. The processing line device for a round cross-section workpiece according to claim 1, wherein a pinion disposed between the rotating member and the base member is provided on the surface of the rotating member on the base member side. A processing line device for round cross-section workpieces, in which meshing teeth are formed, and the rotating member rotates around the central portion by rotation of the pinion driven by a motor . 請求項1〜5のいずれかに記載の断面丸形ワークの加工ライン装置において、前記断面丸形ワークは中空シャフトであり、前記ワーク送りラインにはこの中空パイプの内外周面を挟着部で挟着して移送する移送装置が配置され、前記挟着部はこの移送装置に前記中空シャフトの径方向に位置調整自在に設けられていることを特徴とする断面丸形ワークの加工ライン装置。6. The processing line device for a round cross-section workpiece according to claim 1 , wherein the round cross-section workpiece is a hollow shaft, and an inner and outer peripheral surface of the hollow pipe is sandwiched between the workpiece feed lines. A processing line device for round cross-section workpieces, wherein a transfer device for clamping and transferring is disposed, and the clamping portion is provided in the transfer device so as to be positionally adjustable in the radial direction of the hollow shaft.
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