JP3685546B2 - X-ray imaging method and X-ray CT apparatus - Google Patents
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Description
【0001】
【発明が属する利用分野】
本発明はX線CT(Computed Tomography )装置の画像再構成の改良に関し、特に、スキャン室における操作者からの操作も可能なX線撮影方法及びX線CT装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
X線CT装置はX線を被検体の全周に亘って照射し、これを検出装置により検出し、断層像を画像再構成して診断の用に供する装置である。
【0003】
そのX線CT装置の概略構成を図6に示す。この図6において、10は各種操作を行う操作コンソールである。この操作コンソール10には各種スイッチの他に、スキャンを開始させるためのスキャンスタートスイッチ11が設けられている。
【0004】
32はコンソール10からの管電流・管電圧設定信号に従ってX線オン信号に同期してX線照射に必要な高圧を生成するX線ジェネレータであり、33はコンソール10からのガントリ回転制御信号に従ってガントリ回転部を回転制御するガントリ回転制御装置である。
【0005】
50は被検体に対してX線照射及び撮影を行うガントリであり、後述するX線管やX線検出器を回転させるガントリ回転部を備えている。51はX線断層撮影を行うためにX線照射を行うX線管であり、画像再構成領域内の被検体を照射する。52はX線管51からのX線が照射される被検体であり、図では示されていないテーブル上に載置されている。
【0006】
53はX線管51から照射され被検体52を透過したX線を検出してX線エネルギーに比例した電気信号を生成するX線検出器であり、多数の検出素子から構成されている。
【0007】
54はX線検出器53で生成された電気信号を収集するデータ収集装置(DAS)であり、X線検出器53からのX線のエネルギーに比例した信号(生データ(Raw Data))を収集するものである。
【0008】
60は画像再構成装置であり、生データを逆投影処理することで画像を再構成し、更に再構成されたデータからイメージデータを生成するものである。
80は操作コンソール用画像表示装置であり、再構成された画像を操作コンソール10近傍において表示するための画像表示手段である。また、90はスキャン室用画像表示装置であり、再構成された画像をスキャン室において表示するための画像表示手段である。
【0009】
このようなX線CT装置においては、X線管51から扇状のX線ビーム(beam)を被検体52に照射し、その透過X線を扇状X線ビームの広がりに合わせて配列された複数個の検出素子からなる1次元アレイ(array)のX線検出器53で測定する。
【0010】
この透過X線の測定は、X線管51とX線検出器53とを被検体52の周囲を回転させながら複数のビュー(view)方向で行なわれる。このような透過X線の測定はスキャン(scan)と呼ばれており、1回転(360°)若しくは半回転(180°)を単位として1枚のイメージが再構成される。
【0011】
以上のようなX線CT装置において、一般的なものでは、スキャンを行うことにより一周約1000ビュー程度の生データが生成され、画像再構成が行われるようになっている。
【0012】
そして、スキャンによって得られた複数ビューの測定データに基づいて、画像再構成装置60において被検体52の断層像が再構成される。そして、再構成されたイメージデータは操作コンソール用画像表示装置80及びスキャン室用画像表示装置90に表示される。
【0013】
尚、以上のX線CT装置では、操作コンソール10と操作コンソール用画像表示装置80は操作室に設置されており、ガントリ50やスキャン室用画像表示装置90はスキャン室に設置されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
以上のようなX線CT装置の場合、スキャン開始前に予め操作コンソール10からX線管電流,管電圧を設定した後、操作コンソール10上に設置されたスキャンスタートスイッチ11を押下することで、ガントリ50内の回転部が回転し、X線が照射されるようになっている。
【0015】
このようなX線CT装置でCTフルオロスコピー(Fluoroscopy :X線を照射しながら被検体内の生理学的動き及び臓器の位置関係,形態的変化など、そのX線像を用いて連続的に観察する手法)を実施する場合、被検体52及びスキャン室内の操作者へのX線被曝を考えると、X線管電流を低く抑える必用がある。一方、X線管電流を抑えると、再構成して得られるイメージの画質が悪化するという問題がある。
【0016】
また、X線照射の制御は操作室内の操作コンソール10において予め設定されたスキャン計画に従って自動的に行われるため、X線を照射する必要がない場合にもX線が照射されることも起こりうる。
【0017】
従って、操作者が被検体52に対して生体組織検査を行っている場合のX線照射などでは、スキャン室内からX線照射の制御を行うことができないために、被検体52や操作者が無駄な被曝を受けることになる。
【0018】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は、スキャン室における操作者からの操作が可能なX線撮影方法及びX線CT装置を実現することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
課題を解決する手段である本発明は以下の(1)〜(5)に説明するようなものである。
【0020】
(1)第1の発明は、操作コンソールからのX線オン信号及びスキャン室のX線スイッチの操作に従って、ガントリの回転に同期したタイミングでX線照射の制御を行うことを特徴とするX線撮影方法である。
【0021】
第1の発明であるX線撮影方法においては、操作コンソールからのX線オン信号が出ていてスキャン室のX線スイッチが操作された場合に、ガントリの回転に同期したタイミングでX線照射を行うように制御が行われる。
【0022】
このようにした結果、スキャン室内からX線照射の制御を行うことができるようになるため、操作者が被検体に対して生体組織検査を行っている場合のX線照射などでも被検体や操作者が無駄な被曝を受けないようになる。
【0023】
(2)第2の発明は、操作コンソールからのX線オン信号及びスキャン室のX線スイッチの操作に従って、ガントリの回転に同期したタイミングでX線照射の制御を行うX線制御手段を備えたことを特徴とするX線CT装置である。
【0024】
第2の発明であるX線CT装置においては、操作コンソールからのX線オン信号が出ていてスキャン室のX線スイッチが操作された場合に、ガントリの回転に同期したタイミングでX線照射を行うように制御が行われる。
【0025】
このようにした結果、スキャン室内からX線照射の制御を行うことができるようになるため、操作者が被検体に対して生体組織検査を行っている場合のX線照射などでも被検体や操作者が無駄な被曝を受けないようになる。
【0026】
(3)第3の発明は、前記第2の発明のX線CT装置におけるX線制御手段が、少なくとも1枚のイメージを再構成するのに必要な期間はX線の状態が変化しないような制御を行うものである。
【0027】
この第3の発明であるX線CT装置においては、操作コンソールからのX線オン信号が出ていてスキャン室のX線スイッチが操作された場合に、ガントリの回転に同期したタイミングであって少なくとも1枚のイメージを再構成するのに必要な期間はX線照射を行うように制御が行われる。
【0028】
このようにした結果、スキャン室内からの簡単なスイッチ操作でX線照射の制御を行うことができるようになるため、操作者が被検体に対して生体組織検査を行っている場合のX線照射などでも被検体や操作者が無駄な被曝を受けないようになる。
【0029】
(4)第4の発明は、前記第2の発明のX線CT装置において、X線管に供給する管電流を一時的に増加させる管電流増加スイッチをスキャン室内又は操作室内に備えたものである。
【0030】
この第4の発明であるX線CT装置においては、必要に応じてスキャン室内又は操作室内からX線に供給する管電流を一時的に増加させる操作が可能である。このようにした結果、必要に応じてスキャン室内又は操作室内からX線量を増大させることができるため、通常のX線量を低く抑えておくことが可能である。このため、操作者が被検体に対して生体組織検査を行っている場合のX線照射などでも被検体や操作者が無駄な被曝を受けないようになる。
【0031】
(5)第5の発明は、前記第2の発明のX線CT装置において、再構成されたイメージを表示する際の制御を行う制御スイッチをスキャン室内に備えたものである。
【0032】
この第5の発明であるX線CT装置においては、スキャン室内からイメージを表示させる際の各種制御操作が可能になる。この場合の各種制御としては、ウィンドウレベルやウィンドウ幅等が該当する。
【0033】
このようにした結果、必要に応じてスキャン室内から再構成されたイメージのウィンドウレベルやウィンドウ幅を変更することができるため、スキャン室内から所望のイメージ表示させることが可能である。このため、操作者が被検体に対して生体組織検査を行っている場合のX線照射などでも、生体組織検査の様子を適確に把握することが可能になり、生体組織検査やX線照射を短時間に終了させることが可能になる。
【0034】
【発明の実施形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を詳細に説明する。
<第1の実施の形態例>
図1は本発明の一実施の形態例のX線撮影方法に用いる装置(X線CT装置)及び本発明の一実施の形態例のX線CT装置の構成を示すブロック図である。
【0035】
また、図2は本発明の一実施の形態例のX線撮影方法におけるX線照射の手順を示すフローチャートであり、図3は本発明の一実施の形態例のX線撮影方法におけるタイムチャートである。
【0036】
<X線CT装置の構成(1)>
まず、本発明の一実施の形態例であるX線撮影方法に使用するX線CT装置、また、本発明の一実施の形態例であるX線CT装置の構成について図1を用いて説明を行なう。
【0037】
この図1において、10は各種操作を行う操作コンソールである。この操作コンソール10には各種スイッチの他に、スキャンを開始させるためのスキャンスタートスイッチ11が設けられている。
【0038】
21はスキャン室内に配置され、X線管の管電流を一時的に増加させる操作を行う管電流増加スイッチである。尚、ここでは管電流増加スイッチはスキャン室内に配置されたものを示したが、これ以外にスキャン室内(操作コンソール上など)に配置することも可能であり被曝の点で有利である。
【0039】
22はスキャン室内に配置され、X線照射を開始させるX線オン信号を発生させるためのスキャン室用X線オンスイッチである。これら、管電流増加スイッチ21やスキャン室用X線オンスイッチ22は、フットスイッチ等で構成しておくことが、操作の容易さから好ましい。
【0040】
23はスキャン室用X線オンスイッチ22が押下されたときにガントリ回転と同期した状態にあるX線オン信号を発生させるためのガントリ回転同期制御装置である。
【0041】
尚、ここでガントリ回転と同期した状態のX線オン信号とは、ガントリ回転部が所定の回転角度になった状態でX線オン信号がONし始め、少なくとも1枚のイメージを再構成するのに必要な所定の回転角度までX線照射を行うような状態にあることを言う。
【0042】
31は管電流増加スイッチ21の押下に従ってX線ジェネレータ32に対して管電流の増加を指示する管電流増加器であり、操作コンソール10からのX線管電流設定信号を変更することにより実現している。
【0043】
32はコンソール10からの管電流・管電圧設定信号に従ってX線オン信号に同期してX線照射に必要な高圧を生成するX線ジェネレータであり、33はコンソール10からのガントリ回転制御信号に従ってガントリ回転部を回転制御するガントリ回転制御装置である。
【0044】
40はモード切替部であり、X線オン信号を操作コンソール主導モードにするか、スキャン室主導モードにするかを切替えるためのものであり、論理回路41と切替スイッチ42とを備えている。
【0045】
ここで、論理回路41は操作コンソール10からのX線オン信号とスキャン室からのX線オン信号との論理和(若しくはこれと同等の論理演算結果)を生成する。また、切替スイッチ42は操作コンソール10からのX線オン信号と論理回路41からのX線オン信号を選択して択一的にX線ジェネレータ32に供給するものである。
【0046】
50は被検体に対してX線照射及び撮影を行うガントリであり、後述するX線管やX線検出器を回転させるガントリ回転部を備えている。51はX線断層撮影を行うためにX線照射を行うX線管であり、画像再構成領域内の被検体を照射する。52はX線管51からのX線が照射される被検体であり、図では示されていないテーブル上に載置されている。
【0047】
53はX線管51から照射され被検体52を透過したX線を検出してX線エネルギーに比例した電気信号を生成するX線検出器であり、多数の検出素子から構成されている。
【0048】
54はX線検出器53で生成された電気信号を収集するデータ収集装置(DAS)であり、X線検出器53からのX線のエネルギーに比例した信号(生データ(Raw Data))を収集するものである。
【0049】
60は画像再構成装置であり、生データを逆投影処理することで画像を再構成し、更に再構成されたデータからイメージデータを生成するものである。
80は操作コンソール用画像表示装置であり、再構成された画像を操作コンソール10近傍において表示するための画像表示手段である。また、90はスキャン室用画像表示装置であり、再構成された画像をスキャン室において表示するための画像表示手段である。
【0050】
尚、以上の構成において、ガントリの回転に同期したタイミングでX線照射の制御を行うX線制御手段を、ガントリ回転同期制御装置23,モード切替部40及びX線ジェネレータ32で構成している。
【0051】
このようなX線CT装置においては、X線管51から扇状のX線ビーム(beam)を被検体52に照射し、その透過X線を扇状X線ビームの広がりに合わせて配列された複数個の検出素子からなる1次元アレイ(array )のX線検出器53で測定する。
【0052】
この透過X線の測定は、X線管51とX線検出器53とを被検体52の周囲を回転させながら複数のビュー(view)方向で行なわれる。このような透過X線の測定はスキャン(scan)と呼ばれており、1回転(360°)若しくは半回転(180°)を単位として1枚のイメージが再構成される。
【0053】
そして、スキャンによって得られた複数ビューの測定データに基づいて、画像再構成装置60において被検体52の断層像が再構成される。そして、再構成されたイメージデータは操作コンソール用画像表示装置80及びスキャン室用画像表示装置90に表示される。
【0054】
尚、以上のX線CT装置では、操作コンソール10と操作コンソール用画像表示装置80は操作室に設置されており、管電流増加スイッチ21,スキャン室用X線オンスイッチ22,ガントリ50及びスキャン室用画像表示装置90はスキャン室に設置されている。
【0055】
<X線撮影方法の処理手順(1)>
本発明の実施の形態例であるX線撮影方法の手順、並びに本発明の実施の形態例であるX線CT装置の動作は、大きく分けて以下に示したような▲1▼,▲2▼,▲3▼の各工程により構成されている。
【0056】
以下、この手順について、各ステップに応じて順を追って説明する。また、ここでは図3に示すタイムチャートも参照して説明を行う。尚、図3はスキャン室用X線オンスイッチ22によりX線照射を行う場合(スキャン室主導モード)を示している。
【0057】
▲1▼スキャン開始:
まず、スキャン開始に先立ち、操作コンソール10において操作者がスキャンモードの設定を行っておく。
【0058】
このスキャンモードとしては、操作コンソール10のスキャンスタートスイッチ11の押下によりスキャンが開始される操作コンソール主導モードと、操作コンソール10のスタートスイッチ11の押下がされた状態でスキャン室用X線オンスイッチ22が押下されてスキャンが開始されるスキャン室主導モードとが用意されている。このスキャンモードの設定により、モード切替部40の切替スイッチ42の切替状態が制御される。
【0059】
このようにしてスキャンモードが設定された状態で、スキャンスタートスイッチ11が図3(a)に示すように押下されると、操作コンソール10はX線オン信号を発生する(図3(b))。
【0060】
▲2▼X線照射:
この状態でスキャンモードが操作コンソール主導モードであれば、切替スイッチ42が操作コンソール10からのX線オン信号をそのままX線ジェネレータ32に供給する。従って、従来の通常動作と同じように、スキャンスタートスイッチ11の押下に従ってX線管51がX線照射を開始する。
【0061】
また、この状態でスキャンモードがスキャン室主導モードであれば、切替スイッチ42は論理回路41の出力をX線ジェネレータ32に供給するようになっている。
【0062】
スキャン室用X線オンスイッチ22が押下されると、X線オン信号がガントリ回転同期制御装置23から出力され、このX線オン信号はガントリ回転に同期して1枚のイメージを生成するのに必要な期間にわたって出力される。
【0063】
すなわち、スキャン室用X線オンスイッチ22の押下に基づいたガントリ回転同期制御装置23からのX線オン信号は、論理回路41において操作コンソール10側のX線オン信号との論理和(若しくはそれと同等の論理結果)が求められる。
【0064】
このため、スキャン室からのX線オン信号のうち図3(c)▲1▼については、操作コンソール側のX線オン信号が出力されていないため、論理回路41の出力も表れない。
【0065】
スキャン室からのX線オン信号のうち図3(c)▲2▼については、操作コンソール側のX線オン信号が出力されており、論理回路41からは論路和としてのX線オン信号が出力される。
【0066】
ここで、スキャン室用X線オンスイッチ22の押下は短時間であっても(図3(c)▲2▼)、ガントリ回転同期制御装置23が、ガントリ回転に同期して少なくとも1枚のイメージを再構成するのに必要な期間(例えば、ガントリ1回転)はX線の状態が変化しないようなX線オン信号を生成している。従って、ガントリ回転(2)に同期してX線の照射が行われる(図2S4,S5,S6:図3(e))。
【0067】
また、スキャン室用X線オンスイッチ22の押下が複数のガントリ回転の期間にわたって行なわれた場合にも(図3(c)▲3▼)、ガントリ回転同期制御装置23が、ガントリ回転に同期し、その期間の複数枚のイメージを再構成するのに必要な期間はX線の状態が変化しないようなX線オン信号を生成している。従って、ガントリ回転(3)〜(4)に同期してX線の照射が行われる(図2S4,S5,S6:図3(e))。
【0068】
そして、スキャン室用の管電流増加スイッチ21を操作することで、必要に応じてスキャン室内からX線に供給する管電流を一時的に増加させる操作が可能である。また、操作室内に配置した管電流増加スイッチ(図示せず)を操作することでも同様である。
【0069】
このようにした結果、必要に応じてスキャン室内からX線量を増大させて高画質のイメージを得ることができるため、通常のX線量を低く抑えておくことが可能である。このため、操作者が被検体に対して生体組織検査を行っている場合のX線照射などでも操作者が無駄な被曝を受けないようになる。
【0070】
▲3▼画像再構成:
そして、X線照射より得られた生データにより画像再構成装置60が画像再構成を行ってイメージデータを生成する(図3(f)(2),(4)〜(5))。そして、画像表示制御装置70の制御により操作コンソール用画像表示装置80及びスキャン室用画像表示装置90にイメージデータの画像表示が行われる(図3(g)(2),(4)〜(5))。
【0071】
ここで、画像表示制御装置70は有効な画像(X線照射により再構成された画像)がきたとき以外は、画像表示をフリーズしておく機能を有している。従って、ガントリ回転(4)によるイメージデータが表示されるまでは、ガントリ回転(2)によるイメージデータを表示し続ける。
【0072】
<X線撮影により得られる効果>
以上のように、スキャン室主導モードを設定しておいて、スキャン室内に設置されたスキャン室用X線オンスイッチ22を押下することでX線照射を行うようにすることで、スキャン室内にいる操作者がX線照射を必要と判断したときのみX線の照射が行なえるようになり、操作者及び被検体双方の無駄な被曝を抑えることができる。
【0073】
また、論理回路41を設けて双方のX線オン信号の論理結果を求めるようにしているので、操作コンソール10側のX線オン信号が出ていない時にスキャン室用X線オンスイッチ22が押下されてもX線が照射されることはない。従って、間違った操作によるX線照射を防止することができる。
【0074】
<動作例(1)>
ここで、以上のようなX線撮影を、操作者の具体的動作を生体組織検査の場合について説明を行う。
【0075】
▲1▼まず、操作者は通常のスキャンにより、腫瘍と思われる部分をスキャンしておき、腫瘍の存在,場所等を確認する。
▲2▼そして、操作コンソール10よりスキャンモードを設定する。ここではスキャン室主導モードを設定した場合を例にする。また、このスキャン室主導モードの際のX線管電流を低い値に設定しておく。これにより、モード切替部40の切替スイッチ42が論理回路41側に切替わる。
【0076】
▲3▼操作者は操作コンソール10上のスキャンスタートスイッチ11を押下する。これにより、ガントリ50内のガントリ回転部が回転を開始し、X線が照射されればX線検出器53で生データを取得できる状態になる。但し、スキャン室用X線オンスイッチ22が押下されないので、X線は照射されない状態にある。
【0077】
▲4▼操作者が生体組織検査のために被検体に針を刺しながら、針の先端を確認する等の所望のタイミングでスキャン室用X線オンスイッチ22を押下する。このスキャン室用X線オンスイッチ22の押下が短い期間であっても、ガントリ回転同期制御装置23が、ガントリ回転に同期して少なくとも1枚のイメージを再構成するのに必要な期間はX線の状態が変化しないようなX線オン信号を生成している。従って、ガントリ回転に同期してX線の照射が行われる
▲5▼このX線の照射に伴って、データ収集,画像再構成が行なわれて、イメージデータが操作コンソール用画像表示装置80及びスキャン室用画像表示装置90に表示される。操作者はスキャン室用画像表示装置90の画像表示を見ながら、更に針を刺していく。
【0078】
▲6▼X線が照射されているときにコントラストや分解能の高い画像が必要になれば、操作者は管電流増加スイッチ21を押下することで、X線管電流が増加し、高画質の画像が得られる。この管電流増加スイッチ21はスキャン室内に設けられているので、操作者がスキャン面(または、針)から手を離してから、管電流を増加させることが可能である。従って、操作者が被曝を避けることが可能になる。
【0079】
▲7▼そして、スキャン室用X線オンスイッチ22が押下されてから所定の期間のX線照射が行なわれてオフされると、画像表示制御装置70の画像フリーズ機能が働いて、再構成された有効な最後の画像が表示されたままの状態になる。
【0080】
▲8▼以上の▲4▼から▲7▼まで操作を繰り返して、最終的に目的とするものに針が到達したことを操作者が確認したら、針から手を離し、上記▲6▼と同様にして管電流を上げてスキャンする。これにより、針が目的とするものに確かに到達しているという証拠画像を、より高画質の画像として得ることができる。
【0081】
尚、論理回路41を設けて双方のX線オン信号の論理結果を求めるようにしているので、操作コンソール10側のX線オン信号が出ていない時にスキャン室用X線オンスイッチ22が間違って押下されてもX線が照射されることはない。
【0082】
<実態配置例>
図4は操作室100とスキャン室200の様子を示す実態配置図である。ここでは、操作室100の操作コンソール10とスキャン室200のガントリ50を中心に示している。
【0083】
そして、スキャン室200にはテーブル55の足元付近にフットスイッチ20が配置されている。このフットスイッチ20が、管電流増加スイッチ21やスキャン室用X線オンスイッチ22を構成している。
【0084】
このようにフットスイッチ20を設けることで、操作者が針を刺している途中でも必要な時にX線の照射を指示することができる。また、ガントリ回転同期制御装置23の働きにより、このスキャン室用X線オンスイッチ22の押下が短い期間であっても構わなく、操作性も良い。
【0085】
<X線CT装置の構成(2)>
ここで、本発明の第二の実施の形態例であるX線撮影方法に使用するX線CT装置、また、本発明の第二の実施の形態例であるX線CT装置の構成について図5を用いて説明を行なう。
【0086】
ここでは、スキャン室200内に管電流増加スイッチ21やスキャン室用X線オンスイッチ22以外に、他のスイッチを設けて更に操作を容易にさせるX線CT装置を示す。
【0087】
この図5において、WLフットスイッチ24及びWWフットスイッチ25が設けられている点で前述の図1と異なる。また、画像表示制御装置70は、WLフットスイッチ24及びWWフットスイッチ25の操作を受けて表示すべき画像のWL及びWWを制御することが可能に構成されている。
【0088】
尚、このWLフットスイッチ24及びWWフットスイッチ25は、アップとダウンのペダルを有するフットスイッチであることが操作を容易にするために好ましい。
【0089】
ここで、WL(ウィンドウレベル),WW(ウィンドウ幅)の説明を行う。
X線CT装置等の医療診断装置においては被検体の断層像のイメージデータを生成してCRTディスプレイ等の画像表示装置に表示する。このような場合、イメージデータの画素値(X線断層撮影装置の場合にはCT値)はX線の透過率によって定められ、一般的には空気を−1000,水を0,骨を+2000となるように定めている。
【0090】
そして、このようなイメージデータの画素値を256階調程度の表示用データに変換して画像表示を行っている。この場合の表示用データの階調数は、画像表示回路やCRTディスプレイの回路構成によって異なるが、一般的には、濃度データを8ビットで処理する256階調程度のものが一般的であり、イメージデータの画素値の−1000〜+2000のような範囲をそのまま表示するものではない。
【0091】
従って、イメージデータの画素値の全範囲を表示用データに割り当てるとすると、上の例では−1000〜+2000が256階調に割り振られることになり、細かな階調変化を表示することが困難になる。例えば、注目すべき被検体の臓器の画素値は−150〜+150の間に分布しているために、この臓器全体が同じ階調で表示されてしまうといった不具合が生じることになる。
【0092】
そこで、ウィンドウ幅(WW)なる概念を導入し、このウィンドウ幅の上限値と下限値の範囲内のイメージデータを表示用データに変換して濃淡で画像表示を行うと共に、上限値を超える部分を白または黒で表示し、下限値に満たない部分を黒または白で表示する。このようにすることで、注目したいイメージデータの範囲の変化を表示できるようになる。
【0093】
このような表示を行う場合の表示用データに変換するイメージデータの範囲をウィンドウ幅(WW)と呼び、ウィンドウ幅の中心値をウィンドウレベル(WL)と呼んでいる。
【0094】
従って、WLフットスイッチ24及びWWフットスイッチ25を介して操作者が入力した値に従って変換されたイメージデータが画像表示制御装置70で生成され、その画像表示がCRT表示装置70になされる。すなわち、操作者の所望の範囲のCT値のイメージデータが濃淡で表示される。
【0095】
このような構成にしたことで、このようなWL及びWWの操作をウィンドウレベルを変更して繰り返し行う場合にも、スキャン室200内で操作を行うことができるという利点がある。
【0096】
すなわち、生体組織検査の様子を適確に把握することが可能になり、生体組織検査やX線照射を短時間に終了させることが可能になる。従って、X線照射の結果を有効に活用することができる。
【0097】
また、WLフットスイッチ24やWWフットスイッチ25以外に、カーソル制御のスイッチを設けることで、カーソル移動やカーソル拡大をスキャン室200から指示することも可能である。このようにすることでも、スキャン室からの各種操作が容易に行なえるため、X線照射の結果を有効に活用することができる。
【0098】
尚、ここに示したWW,WL,カーソル制御以外の各種画像表示関係の制御をフットスイッチ20で行うことも可能である。このように各種画像表示関係の制御を行うことで、生体組織検査等を行う際のスキャン室200内における操作性が改善される。
【0099】
<実施の形態例により得られる効果:従来例との比較>
以上説明したように、操作コンソールからのX線オン信号及びスキャン室のX線スイッチの操作に従って、ガントリの回転に同期したタイミングでX線照射の制御を行うX線撮影方法及びX線CT装置によれば、以下に説明するような効果が得られる。
【0100】
▲1▼操作コンソールからのX線オン信号及びスキャン室のX線スイッチの操作に従って、ガントリの回転に同期したタイミングでX線照射の制御を行うようにした結果、スキャン室内からX線照射の制御を行うことができるようになるため、操作者が被検体に対して生体組織検査を行っている場合のX線照射などでも被検体や操作者が無駄な被曝を受けないようになる。
【0101】
▲2▼上述▲1▼のX線制御が、少なくとも1枚のイメージを再構成するのに必要な期間はX線の状態が変化しないような制御を行うようにした結果、スキャン室内から簡単なスイッチ操作でX線照射の制御を行うことができるようになるため、操作者が被検体に対して生体組織検査を行っている場合のX線照射などでも被検体や操作者が無駄な被曝を受けないようになる。
【0102】
▲3▼X線管に供給する管電流を一時的に増加させる管電流増加スイッチをスキャン室内に備え、必要に応じてスキャン室内からX線に供給する管電流を一時的に増加させる操作が可能にした結果、必要に応じてスキャン室内からX線量を増大させることができるため、通常のX線量を低く抑えておくことが可能である。このため、操作者が被検体に対して生体組織検査を行っている場合のX線照射などでも被検体や操作者が無駄な被曝を受けないようになる。
【0103】
▲4▼再構成されたイメージを表示する際の制御を行う制御スイッチをスキャン室内に備え、スキャン室内からイメージを表示させる際の各種制御操作(ウィンドウレベルやウィンドウ幅の操作)を可能にした結果、必要に応じてスキャン室内から再構成されたイメージのウィンドウレベルやウィンドウ幅を変更することができるため、スキャン室内から所望のイメージ表示させることが可能である。このため、操作者が被検体に対して生体組織検査を行っている場合のX線照射などでも、生体組織検査の様子を適確に把握することが可能になり、生体組織検査やX線照射を短時間に終了させることが可能になる。
【0104】
【発明の効果】
以上詳細に説明したX線撮影方法及びX線CT装置によれば、以下の(1)〜(5)に示すような効果が得られる。
【0105】
(1)第1の発明のX線撮影方法では、操作コンソールからのX線オン信号が出ていてスキャン室のX線スイッチが操作された場合に、ガントリの回転に同期したタイミングでX線照射を行うように制御が行われる。
【0106】
このようにした結果、スキャン室内からX線照射の制御を行うことができるようになるため、操作者が被検体に対して生体組織検査を行っている場合のX線照射などでも被検体や操作者が無駄な被曝を受けないようになる。
【0107】
(2)第2の発明のX線CT装置では、操作コンソールからのX線オン信号が出ていてスキャン室のX線スイッチが操作された場合に、ガントリの回転に同期したタイミングでX線照射を行うように制御が行われる。
【0108】
このようにした結果、スキャン室内からX線照射の制御を行うことができるようになるため、操作者が被検体に対して生体組織検査を行っている場合のX線照射などでも被検体や操作者が無駄な被曝を受けないようになる。
【0109】
(3)第3の発明のX線CT装置では、前記第2の発明のX線CT装置におけるX線制御手段により、操作コンソールからのX線オン信号が出ていてスキャン室のX線スイッチが操作された場合に、ガントリの回転に同期したタイミングであって少なくとも1枚のイメージを再構成するのに必要な期間はX線照射を行うように制御が行われる。
【0110】
このようにした結果、スキャン室内からの簡単なスイッチ操作でX線照射の制御を行うことができるようになるため、操作者が被検体に対して生体組織検査を行っている場合のX線照射などでも被検体や操作者が無駄な被曝を受けないようになる。
【0111】
(4)第4の発明のX線CT装置では、第2の発明のX線CT装置において、X線管に供給する管電流を一時的に増加させる管電流増加スイッチをスキャン室内又は操作室内に備え、必要に応じてスキャン室内又は操作室内からX線に供給する管電流を一時的に増加させる操作が可能である。
【0112】
このようにした結果、必要に応じてスキャン室内又は操作室内からX線量を増大させることができるため、通常のX線量を低く抑えておくことが可能である。このため、操作者が被検体に対して生体組織検査を行っている場合のX線照射などでも被検体や操作者が無駄な被曝を受けないようになる。
【0113】
(5)第5の発明のX線CT装置では、第2の発明のX線CT装置において、再構成されたイメージを表示する際の制御を行う制御スイッチをスキャン室内に備え、スキャン室内からイメージを表示させる際の各種制御操作が可能になる。この場合の各種制御としては、ウィンドウレベルやウィンドウ幅等が該当する。
【0114】
このようにした結果、必要に応じてスキャン室内から再構成されたイメージのウィンドウレベルやウィンドウ幅を変更することができるため、スキャン室内から所望のイメージ表示させることが可能である。このため、操作者が被検体に対して生体組織検査を行っている場合のX線照射などでも、生体組織検査の様子を適確に把握することが可能になり、生体組織検査やX線照射を短時間に終了させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態例のX線CT装置の構成例を示す構成図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態例のX線撮影方法の手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第一の実施の形態例のX線撮影方法の手順を示すタイムチャートである。
【図4】操作室とスキャン室の様子を示す実態配置図である。
【図5】本発明の第二の実施の形態例のX線CT装置の構成例を示す構成図である。
【図6】従来のX線CT装置の主要部の構成例を示す構成図である。
【符号の説明】
10 操作コンソール
11 スキャンスタートスイッチ
20 フットスイッチ
21 管電流増加スイッチ
22 スキャン室用X線オンスイッチ
23 ガントリ回転同期制御装置
31 管電流増加器
32 X線ジェネレータ
33 ガントリ回転制御装置
40 モード切替部
41 論理回路
42 切替スイッチ
50 ガントリ
51 X線管
52 被検体
53 X線検出器
54 データ収集装置
60 画像再構成装置
70 画像表示制御装置
80 操作コンソール用画像表示装置
90 スキャン室用画像表示装置[0001]
[Field of use to which the invention belongs]
The present invention relates to an improvement in image reconstruction of an X-ray CT (Computed Tomography) apparatus, and more particularly to an X-ray imaging method and an X-ray CT apparatus that can be operated by an operator in a scan room.
[0002]
[Prior art]
An X-ray CT apparatus is an apparatus that irradiates X-rays over the entire circumference of a subject, detects this with a detection device, reconstructs a tomographic image, and uses it for diagnosis.
[0003]
A schematic configuration of the X-ray CT apparatus is shown in FIG. In FIG. 6,
[0004]
An
[0005]
Reference numeral 50 denotes a gantry that performs X-ray irradiation and imaging on a subject, and includes a gantry rotating unit that rotates an X-ray tube and an X-ray detector described later. Reference numeral 51 denotes an X-ray tube that performs X-ray irradiation to perform X-ray tomography, and irradiates the subject in the image reconstruction area. 52 is a subject irradiated with X-rays from the X-ray tube 51, and is placed on a table not shown in the figure.
[0006]
[0007]
Reference numeral 54 denotes a data collection device (DAS) that collects electrical signals generated by the
[0008]
An
Reference numeral 80 denotes an operation console image display device, which is an image display means for displaying the reconstructed image in the vicinity of the
[0009]
In such an X-ray CT apparatus, an X-ray tube 51 irradiates a subject 52 with a fan-shaped X-ray beam, and the transmitted X-rays are arranged in accordance with the spread of the fan-shaped X-ray beam. Measurement is performed by an
[0010]
The measurement of the transmitted X-ray is performed in a plurality of view directions while rotating the X-ray tube 51 and the
[0011]
In general X-ray CT apparatuses such as those described above, raw data of about 1000 views per round is generated by scanning, and image reconstruction is performed.
[0012]
Then, a tomographic image of the subject 52 is reconstructed in the
[0013]
In the above X-ray CT apparatus, the
[0014]
[Problems to be solved by the invention]
In the case of the X-ray CT apparatus as described above, by setting the X-ray tube current and the tube voltage from the
[0015]
With such an X-ray CT apparatus, CT fluoroscopy (X-ray irradiation) is used to continuously observe the X-ray image of the physiological movement in the subject, the positional relationship of the organ, and morphological changes. When the method is performed, it is necessary to keep the X-ray tube current low in consideration of the X-ray exposure to the subject 52 and the operator in the scan chamber. On the other hand, if the X-ray tube current is suppressed, there is a problem that the image quality of an image obtained by reconstruction is deteriorated.
[0016]
Further, since X-ray irradiation control is automatically performed according to a scan plan set in advance in the
[0017]
Therefore, X-ray irradiation or the like when the operator is performing a biological tissue examination on the subject 52 cannot control the X-ray irradiation from within the scan chamber, and thus the subject 52 and the operator are useless. Will be exposed.
[0018]
The present invention has been made in view of the above points, and an object thereof is to realize an X-ray imaging method and an X-ray CT apparatus capable of being operated by an operator in a scan room.
[0019]
[Means for Solving the Problems]
The present invention as means for solving the problems is as described in the following (1) to (5).
[0020]
(1) The first invention controls the X-ray irradiation at a timing synchronized with the rotation of the gantry in accordance with an X-ray ON signal from the operation console and an operation of the X-ray switch in the scan chamber. It is a shooting method.
[0021]
In the X-ray imaging method according to the first aspect of the invention, when an X-ray on signal is output from the operation console and the X-ray switch in the scan room is operated, X-ray irradiation is performed at a timing synchronized with the rotation of the gantry. Control is done to do.
[0022]
As a result, the X-ray irradiation can be controlled from within the scanning chamber, so that the subject and the operation can be performed even when the operator performs a biological tissue examination on the subject. People will not receive unnecessary exposure.
[0023]
(2) The second invention is provided with X-ray control means for controlling X-ray irradiation at a timing synchronized with the rotation of the gantry in accordance with the X-ray ON signal from the operation console and the operation of the X-ray switch in the scan chamber. This is an X-ray CT apparatus.
[0024]
In the X-ray CT apparatus according to the second aspect of the invention, when an X-ray ON signal is output from the operation console and the X-ray switch in the scan chamber is operated, X-ray irradiation is performed at a timing synchronized with the rotation of the gantry. Control is done to do.
[0025]
As a result, the X-ray irradiation can be controlled from within the scanning chamber, so that the subject and the operation can be performed even when the operator performs a biological tissue examination on the subject. People will not receive unnecessary exposure.
[0026]
(3) The third invention is such that the state of the X-ray does not change during a period necessary for the X-ray control means in the X-ray CT apparatus of the second invention to reconstruct at least one image. Control is performed.
[0027]
In the X-ray CT apparatus according to the third aspect of the present invention, when the X-ray on signal is output from the operation console and the X-ray switch in the scan chamber is operated, the timing is synchronized with the rotation of the gantry at least. Control is performed so that X-ray irradiation is performed during a period necessary to reconstruct one image.
[0028]
As a result, the X-ray irradiation can be controlled with a simple switch operation from within the scanning chamber, so that the X-ray irradiation is performed when the operator is performing a biological tissue examination on the subject. For example, the subject and the operator are not exposed to unnecessary exposure.
[0029]
(4) A fourth invention is the X-ray CT apparatus according to the second invention, wherein a tube current increase switch for temporarily increasing a tube current supplied to the X-ray tube is provided in the scan chamber or the operation chamber. is there.
[0030]
In the X-ray CT apparatus according to the fourth aspect of the invention, an operation for temporarily increasing the tube current supplied to the X-ray from the scan chamber or the operation chamber can be performed as necessary. As a result, the X-ray dose can be increased from the scanning chamber or the operation chamber as necessary, so that the normal X-ray dose can be kept low. For this reason, the subject and the operator are not subjected to unnecessary exposure even by X-ray irradiation or the like when the operator is performing a biological tissue examination on the subject.
[0031]
(5) A fifth invention is the X-ray CT apparatus according to the second invention, wherein a control switch for controlling when displaying the reconstructed image is provided in the scan chamber.
[0032]
In the X-ray CT apparatus according to the fifth aspect of the present invention, various control operations can be performed when an image is displayed from the scan room. Various controls in this case correspond to window level, window width, and the like.
[0033]
As a result, the window level and window width of the image reconstructed from the scan room can be changed as necessary, so that a desired image can be displayed from the scan room. For this reason, even when X-ray irradiation is performed when the operator is performing a biological tissue examination on the subject, it is possible to accurately grasp the state of the biological tissue examination. Can be completed in a short time.
[0034]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
<First Embodiment>
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of an apparatus (X-ray CT apparatus) used in an X-ray imaging method according to an embodiment of the present invention and an X-ray CT apparatus according to an embodiment of the present invention.
[0035]
FIG. 2 is a flowchart showing a procedure of X-ray irradiation in the X-ray imaging method according to the embodiment of the present invention. FIG. 3 is a time chart in the X-ray imaging method according to the embodiment of the present invention. is there.
[0036]
<Configuration of X-ray CT apparatus (1)>
First, the configuration of an X-ray CT apparatus used in an X-ray imaging method according to an embodiment of the present invention and an X-ray CT apparatus according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. Do.
[0037]
In FIG. 1,
[0038]
[0039]
[0040]
[0041]
Here, the X-ray on signal in synchronization with the gantry rotation means that the X-ray on signal starts to turn on in a state where the gantry rotating part has a predetermined rotation angle, and at least one image is reconstructed. This means that the X-ray irradiation is performed up to a predetermined rotation angle necessary for the above.
[0042]
31 is a tube current increaser that instructs the
[0043]
An
[0044]
Reference numeral 40 denotes a mode switching unit for switching the X-ray on signal between the operation console initiative mode and the scan room initiative mode, and includes a logic circuit 41 and a changeover switch 42.
[0045]
Here, the logic circuit 41 generates a logical sum (or a logical operation result equivalent to this) of the X-ray on signal from the
[0046]
Reference numeral 50 denotes a gantry that performs X-ray irradiation and imaging on a subject, and includes a gantry rotating unit that rotates an X-ray tube and an X-ray detector described later. Reference numeral 51 denotes an X-ray tube that performs X-ray irradiation to perform X-ray tomography, and irradiates the subject in the image reconstruction area. 52 is a subject irradiated with X-rays from the X-ray tube 51, and is placed on a table not shown in the figure.
[0047]
[0048]
Reference numeral 54 denotes a data collection device (DAS) that collects electrical signals generated by the
[0049]
An
Reference numeral 80 denotes an operation console image display device, which is an image display means for displaying the reconstructed image in the vicinity of the
[0050]
In the above configuration, the X-ray control means for controlling the X-ray irradiation at the timing synchronized with the rotation of the gantry is constituted by the gantry rotation
[0051]
In such an X-ray CT apparatus, an X-ray tube 51 irradiates a subject 52 with a fan-shaped X-ray beam, and the transmitted X-rays are arranged in accordance with the spread of the fan-shaped X-ray beam. The measurement is performed by an
[0052]
The measurement of the transmitted X-ray is performed in a plurality of view directions while rotating the X-ray tube 51 and the
[0053]
Then, a tomographic image of the subject 52 is reconstructed in the
[0054]
In the above X-ray CT apparatus, the
[0055]
<Processing procedure of X-ray imaging method (1)>
The procedure of the X-ray imaging method according to the embodiment of the present invention and the operation of the X-ray CT apparatus according to the embodiment of the present invention are broadly divided into the following (1) and (2). , {Circle over (3)}.
[0056]
Hereinafter, this procedure will be described step by step according to each step. Here, the description will be given with reference to the time chart shown in FIG. FIG. 3 shows a case where X-ray irradiation is performed by the scan room X-ray ON switch 22 (scan room initiative mode).
[0057]
(1) Scan start:
First, prior to the start of scanning, the operator sets the scan mode on the
[0058]
The scan mode includes an operation console initiative mode in which scanning is started by pressing the scan start switch 11 of the
[0059]
When the scan start switch 11 is pressed as shown in FIG. 3A with the scan mode set in this way, the
[0060]
(2) X-ray irradiation:
If the scan mode is the operation console initiative mode in this state, the changeover switch 42 supplies the X-ray ON signal from the
[0061]
In this state, if the scan mode is the scan room initiative mode, the changeover switch 42 supplies the output of the logic circuit 41 to the
[0062]
When the scan room X-ray ON
[0063]
That is, the X-ray on signal from the gantry rotation
[0064]
For this reason, among the X-ray ON signals from the scan room, the X-ray ON signal on the operation console side is not output for (1) in FIG.
[0065]
Among the X-ray on signals from the scan room, the X-ray on signal on the operation console side is output for (2) in FIG. 3C, and the logic circuit 41 outputs the X-ray on signal as a logical sum. Is output.
[0066]
Here, even if the scan room X-ray on
[0067]
Also, when the scan room X-ray on
[0068]
Then, by operating the tube current increasing
[0069]
As a result, the X-ray dose can be increased from within the scan chamber as needed to obtain a high-quality image, and thus the normal X-ray dose can be kept low. For this reason, the operator is not subjected to useless exposure even with X-ray irradiation or the like when the operator is performing a biological tissue examination on the subject.
[0070]
(3) Image reconstruction:
Then, the
[0071]
Here, the image
[0072]
<Effects obtained by X-ray photography>
As described above, the scan room initiative mode is set, and the X-ray irradiation is performed by pressing the scan room X-ray on
[0073]
Further, since the logic circuit 41 is provided to obtain the logical result of both X-ray on signals, the scan room X-ray on
[0074]
<Operation example (1)>
Here, the X-ray imaging as described above will be described in the case where the specific operation of the operator is a biological tissue examination.
[0075]
(1) First, the operator scans a portion that seems to be a tumor by a normal scan, and confirms the presence and location of the tumor.
(2) Then, the scan mode is set from the
[0076]
(3) The operator presses the scan start switch 11 on the
[0077]
(4) The operator presses the scan room X-ray on
(5) Accompanying this X-ray irradiation, data collection and image reconstruction are performed, and image data is displayed on the operation console image display device 80 and the scan room image display device 90. The operator further pierces the needle while viewing the image display on the image display device 90 for the scan room.
[0078]
(6) If an image with high contrast and resolution is required when X-rays are being emitted, the operator presses the tube
[0079]
(7) Then, when the X-ray irradiation for a predetermined period is performed after the scan room X-ray on
[0080]
<8> Repeat the above steps from <4> to <7>, and when the operator finally confirms that the needle has reached the target, release the needle and perform the same operation as above <6> Increase the tube current and scan. Thereby, an evidence image that the needle has surely reached the target can be obtained as a higher quality image.
[0081]
Since the logic circuit 41 is provided to obtain the logical result of both X-ray on signals, the scan room X-ray on
[0082]
<Example of actual arrangement>
FIG. 4 is an actual layout diagram showing the state of the operation room 100 and the scan room 200. Here, the
[0083]
In the scan chamber 200, a foot switch 20 is disposed near the feet of the table 55. The foot switch 20 constitutes a tube
[0084]
By providing the foot switch 20 in this manner, X-ray irradiation can be instructed when necessary even while the operator is pricking the needle. Further, the operation of the gantry rotation
[0085]
<Configuration of X-ray CT apparatus (2)>
Here, the X-ray CT apparatus used in the X-ray imaging method according to the second embodiment of the present invention and the configuration of the X-ray CT apparatus according to the second embodiment of the present invention are shown in FIG. A description will be given using.
[0086]
Here, an X-ray CT apparatus is shown in which other switches are provided in the scan chamber 200 in addition to the tube
[0087]
5 differs from FIG. 1 described above in that a
[0088]
The
[0089]
Here, WL (window level) and WW (window width) will be described.
In a medical diagnostic apparatus such as an X-ray CT apparatus, image data of a tomographic image of a subject is generated and displayed on an image display apparatus such as a CRT display. In such a case, the pixel value of the image data (CT value in the case of an X-ray tomography apparatus) is determined by the X-ray transmittance, and generally is -1000 for air, 0 for water, and +2000 for bone. It is determined to be.
[0090]
Then, the pixel value of such image data is converted into display data of about 256 gradations to display an image. In this case, the number of gradations of the display data varies depending on the circuit configuration of the image display circuit or the CRT display, but generally, the number of gradations is about 256 gradations for processing the density data with 8 bits. A range such as −1000 to +2000 of pixel values of image data is not displayed as it is.
[0091]
Therefore, if the entire range of pixel values of the image data is assigned to the display data, −1000 to +2000 is assigned to 256 gradations in the above example, making it difficult to display fine gradation changes. Become. For example, since the pixel values of the organ of the subject to be noted are distributed between −150 and +150, there is a problem that the whole organ is displayed with the same gradation.
[0092]
Therefore, the concept of window width (WW) is introduced, image data within the range of the upper limit value and the lower limit value of the window width is converted into display data, and an image is displayed in shades. Display in white or black, and display in black or white where the lower limit is not met. By doing so, it becomes possible to display a change in the range of image data to be noticed.
[0093]
The range of image data to be converted into display data for such display is called the window width (WW), and the center value of the window width is called the window level (WL).
[0094]
Therefore, image data converted according to the value input by the operator via the
[0095]
By adopting such a configuration, there is an advantage that the operation in the scan chamber 200 can be performed even when such WL and WW operations are repeated by changing the window level.
[0096]
That is, it is possible to accurately grasp the state of the biological tissue examination, and to finish the biological tissue examination and X-ray irradiation in a short time. Therefore, the result of X-ray irradiation can be used effectively.
[0097]
Further, by providing a cursor control switch in addition to the
[0098]
It should be noted that various image display related controls other than the WW, WL, and cursor control shown here can be performed by the foot switch 20. By controlling the various image display relationships in this way, the operability in the scan chamber 200 when performing a biological tissue examination or the like is improved.
[0099]
<Effects obtained by embodiment: Comparison with conventional example>
As described above, the X-ray imaging method and the X-ray CT apparatus control the X-ray irradiation at the timing synchronized with the rotation of the gantry according to the X-ray ON signal from the operation console and the operation of the X-ray switch in the scan room. According to this, the effects described below can be obtained.
[0100]
(1) As a result of controlling the X-ray irradiation at the timing synchronized with the rotation of the gantry according to the X-ray ON signal from the operation console and the operation of the X-ray switch in the scan room, the X-ray irradiation is controlled from the scan room. Therefore, the subject and the operator are not subjected to unnecessary exposure even by X-ray irradiation or the like when the operator is performing a biological tissue examination on the subject.
[0101]
(2) The X-ray control described in (1) above is performed so that the X-ray state does not change during a period necessary to reconstruct at least one image. Since the X-ray irradiation can be controlled by the switch operation, the subject and the operator can use the exposure unnecessarily even when the operator performs a biological tissue examination on the subject. I will not receive it.
[0102]
(3) A tube current increase switch that temporarily increases the tube current supplied to the X-ray tube is provided in the scan chamber, and if necessary, the tube current supplied to the X-ray from the scan chamber can be temporarily increased. As a result, the X-ray dose can be increased from the scanning chamber as necessary, so that the normal X-ray dose can be kept low. For this reason, the subject and the operator are not subjected to unnecessary exposure even by X-ray irradiation or the like when the operator is performing a biological tissue examination on the subject.
[0103]
(4) Result of having a control switch for controlling when displaying the reconstructed image in the scan room, and enabling various control operations (window level and window width operations) when displaying the image from the scan room Since the window level and the window width of the image reconstructed from the scan room can be changed as necessary, it is possible to display a desired image from the scan room. For this reason, even when X-ray irradiation is performed when the operator is performing a biological tissue examination on the subject, it is possible to accurately grasp the state of the biological tissue examination. Can be completed in a short time.
[0104]
【The invention's effect】
According to the X-ray imaging method and the X-ray CT apparatus described in detail above, the following effects (1) to (5) can be obtained.
[0105]
(1) In the X-ray imaging method of the first invention, when an X-ray ON signal is output from the operation console and the X-ray switch in the scan room is operated, X-ray irradiation is performed at a timing synchronized with the rotation of the gantry. Control is performed so that
[0106]
As a result, the X-ray irradiation can be controlled from within the scanning chamber, so that the subject and the operation can be performed even when the operator performs a biological tissue examination on the subject. People will not receive unnecessary exposure.
[0107]
(2) In the X-ray CT apparatus of the second invention, when an X-ray on signal is output from the operation console and the X-ray switch in the scan chamber is operated, X-ray irradiation is performed at a timing synchronized with the rotation of the gantry. Control is performed so that
[0108]
As a result, the X-ray irradiation can be controlled from within the scanning chamber, so that the subject and the operation can be performed even when the operator performs a biological tissue examination on the subject. People will not receive unnecessary exposure.
[0109]
(3) In the X-ray CT apparatus of the third invention, the X-ray control means in the X-ray CT apparatus of the second invention outputs an X-ray on signal from the operation console and the X-ray switch in the scan chamber When operated, control is performed so as to perform X-ray irradiation at a timing synchronized with the rotation of the gantry and for a period necessary to reconstruct at least one image.
[0110]
As a result, the X-ray irradiation can be controlled with a simple switch operation from within the scanning chamber, so that the X-ray irradiation is performed when the operator is performing a biological tissue examination on the subject. For example, the subject and the operator are not exposed to unnecessary exposure.
[0111]
(4) In the X-ray CT apparatus of the fourth invention, in the X-ray CT apparatus of the second invention, a tube current increase switch for temporarily increasing the tube current supplied to the X-ray tube is provided in the scan chamber or the operation chamber. It is possible to perform an operation of temporarily increasing the tube current supplied to the X-ray from the scanning chamber or the operation chamber as necessary.
[0112]
As a result, the X-ray dose can be increased from the scanning chamber or the operation chamber as necessary, so that the normal X-ray dose can be kept low. For this reason, the subject and the operator are not subjected to unnecessary exposure even by X-ray irradiation or the like when the operator is performing a biological tissue examination on the subject.
[0113]
(5) In the X-ray CT apparatus of the fifth invention, the X-ray CT apparatus of the second invention is provided with a control switch for controlling when displaying the reconstructed image in the scan chamber, and the image from the scan chamber Various control operations can be performed when displaying. Various controls in this case correspond to window level, window width, and the like.
[0114]
As a result, the window level and window width of the image reconstructed from the scan room can be changed as necessary, so that a desired image can be displayed from the scan room. For this reason, even when X-ray irradiation is performed when the operator is performing a biological tissue examination on the subject, it is possible to accurately grasp the state of the biological tissue examination. Can be completed in a short time.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram showing a configuration example of an X-ray CT apparatus according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart showing a procedure of an X-ray imaging method according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a time chart showing the procedure of the X-ray imaging method of the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is an actual layout diagram showing a state of an operation room and a scan room.
FIG. 5 is a configuration diagram showing a configuration example of an X-ray CT apparatus according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a configuration diagram showing a configuration example of a main part of a conventional X-ray CT apparatus.
[Explanation of symbols]
10 Operation console
11 Scan start switch
20 Foot switch
21 Tube current increase switch
22 X-ray on switch for scan room
23 Gantry rotation synchronous control device
31 tube current increaser
32 X-ray generator
33 Gantry rotation control device
40 Mode switching part
41 logic circuit
42 selector switch
50 Gantry
51 X-ray tube
52 subjects
53 X-ray detector
54 Data collection device
60 Image reconstruction device
70 Image display controller
80 Image display device for operation console
90 Image display device for scan room
Claims (5)
操作コンソールからのX線オン信号及びスキャン室のX線スイッチに従って、前記ガントリの回転に同期したタイミングでX線照射の制御を行い、
前記X線管に供給する管電流を一時的に増加させる管電流増加スイッチを用いたときには、前記管電流が増加したときのX線を照射することを特徴とするX線撮影方法。When the gantry having the X-ray tube and the X-ray detector rotates the X-ray tube and the X-ray detector around the subject, the X-ray detector reconstructs at least one CT image. In the X-ray imaging method of the X-ray CT apparatus in which the X-ray tube continuously emits X-rays in order to collect data necessary for
According to the X-ray ON signal from the operation console and the X-ray switch in the scan room, the X-ray irradiation is controlled at a timing synchronized with the rotation of the gantry,
An X-ray imaging method comprising irradiating X-rays when the tube current increases when a tube current increase switch that temporarily increases a tube current supplied to the X-ray tube is used.
操作室に設置された操作コンソールからのX線オン信号及び前記ガントリが設置されたスキャン室のX線スイッチに従って、前記ガントリの回転に同期したタイミングで前記X線管によるX線照射の制御を行うX線制御手段を備えるとともに、
前記X線管に供給する管電流を一時的に増加させる管電流増加スイッチを前記スキャン室内又は前記操作室内に備え、
前記管電流増加スイッチを用いたときには、前記管電流が増加したときのX線によるCT画像を得ることを特徴とするX線CT装置。When the gantry having the X-ray tube and the X-ray detector rotates the X-ray tube and the X-ray detector around the subject, the X-ray detector reconstructs at least one CT image. In the X-ray CT apparatus in which the X-ray tube continuously emits X-rays in order to collect data necessary for
According to the X-ray ON signal from the operation console installed in the operation room and the X-ray switch of the scan room in which the gantry is installed, the X-ray irradiation is controlled by the X-ray tube at a timing synchronized with the rotation of the gantry. With X-ray control means,
A tube current increase switch for temporarily increasing the tube current supplied to the X-ray tube is provided in the scan chamber or the operation chamber,
An X-ray CT apparatus for obtaining a CT image by X-rays when the tube current increases when the tube current increase switch is used.
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