JP3682625B2

JP3682625B2 - Free hook lure

Info

Publication number: JP3682625B2
Application number: JP54202097A
Authority: JP
Inventors: 寛太郎山本
Original assignee: 寛太郎山本
Priority date: 1996-05-27
Filing date: 1997-05-27
Publication date: 2005-08-10
Anticipated expiration: 2017-05-27
Also published as: WO1997045007A1

Description

技術分野
この発明は、ルアーフィッシングにおける魚の取り込みに際し、ルアー本体と、その本体に拘束されているフック部の間で発生しがちだった有害なテコの力を減少させるために、形状記憶合金線、ステンレススチール線、金属編み線、マグネット、スプリング、樹脂チップ、金属チップ等を用い、ルアー本体から離脱、再装着可能に設計したフックユニットと、それに組み合わされるルアー本体とで構成されるルアーに関する。
背景技術
近年より、先進国の間では、ルアーフィッシングが盛んであるが、さらにそのフィールドは、世界各地に広がりつつある。日本のレジャー産業に於いても、ルアーフィッシングは、新しいポジションを認知されたと言ってよい。それに伴い、ルアーを取り巻くフィッシング用具の発展には著しいものがあるが、このレジャーの一部を形作っている核心とも言える‘ルアー’そのものについて言えば、周囲の進歩からはやや取り残されている、というのが現状である。従来から、ルアーの針（フック部）は、ルアー本体に固定されているのが当り前、と考えられてきた。しかし、魚のヒット後も、フック部分がルアー本体に拘束されたままだった事が、バラシ（ブレイク）を多く発生させていた。その理由は次のとおりである。ルアーの本体は‘棒’としての物理的特性を持っているので、ルアー本体の頭部を力点、ターゲットである魚体を支点とする‘てこ’回路が形成され、その‘棒’の先端に固定されたフックが作用点となり、そこで発生する倍加された力が針先や魚の傷口に加わり、フックが伸びたり、傷が破壊されたりしてブレイクを頻発させていた。その場合でも、釣り人は‘てこ’の力点側から操作しているので、システム先端で発生している異常な力を感じる事ができず、ブレイクの原因を探るヒントが与えられなかった。また、従来のルアー本体は、重く、しかも水の抵抗を受けながら魚の体に張り付いていたので、魚に過剰な異物感を与え、バラシにつながる首振り（エラ洗い）を誘発させていた。さらに、本体がフックの極めて近くにあるため、エラ洗いを受けるとフックを大きな角度で揺らされてしまい、フック抜けによるバラシが頻発した。またアイに加えられる過大なテコの力による破壊からボディーを守るために耐衝撃樹脂による厚い樹脂で装甲せざるを得なかったために不要な重量配分を余儀なくされることにより泳ぎが鈍くなっていた。これらのようにルアー本体に拘束されたままのフックがもたらす有害性は、おおよそこのようなものであった。
しかし、だからと言って、単にルアーのフック部を本体から切り離せるようにすれば問題が解決するのか、と言えばそれは早計である。ルアーフィッシングでは、魚がヒットした時に、魚信を得る必要があり、さらにフックを魚体に深く打ち込むフッキング（アワセ）という重要なアクションを行う必要がある。そのためには、フック先端からアタリ（魚信）が明確に伝えられてこなければならなかった。ヒットの瞬間を拡大して見るならば、アタリの極めて初期、すなわち魚がルアーを攻撃してきた時、その魚の攻撃速度と、その位置に留まろうとするルアー本体質量の間に生じる慣性エネルギーによってわずかに針先が魚体に乗り、本アタリへと続いていくと考えられるが、フック部と本体の結合が甘いと、ルアー本体の慣性質量は有効に働かず本あたりへの流れが起動しない。ところが、あまりに結合を固くすれば、フック部は離脱しなくなる。このように、十分なフッキングを為しながら、かつ、直後に結合を解く、という背反する二つの機能をどのようにして展開させるかが、本発明を実現するための一つの命題であった。
一方、近年、特殊金属産業に於いて、形状記憶合金の開発、並びに企業化があった。これは、ある形状を記憶させた金属が、記憶設定温度を境に、可塑状態と記憶発現状態、すなわち超弾性状態を往復するものである。常温で超弾性に設定した線材の、しなりや耐疲労性、また海水に対する不活性（ほとんど錆びない）は優れており、本発明を実現するもう一つの動機となった。というのも、ヒットの直後に、棒状のルアー本体を、常温で超弾性状態の、しなやかな形状記憶合金線に置き換える事ができれば、システムは‘てこ’の力を回避でき、しかも、魚に対し、複数箇所の針掛りを積極的に為す事ができると考えられたからである。仮に、形状記憶合金の代わりに、繊維のように腰のない素材を用いると、フックへの‘てこ’の力は回避出来るが、複数箇所への針掛りは難しくなる。また、逆に硬すぎる素材を用いた場合、複数箇所への針掛りは可能になるが、‘てこ’の力を発生させてしまう。そこで丁度良い強さとしなりを持つ素材を使用したいのだが、通常の針金では、錆びるうえに曲がったままになってしまい、釣りの現場では実用にならない。ところが、形状記憶合金は、これらの素材の有用な特長を矛盾なく統合し、どの欠点を背負い込む事なく、本件を実現した。特に、常に滑らかなカーブで湾曲し、素早く復元する特性は形状記憶合金線の上に設置した部品をスライドさせるために必須となる特性だった。ステンレススチールの線材も、形状記憶合金に準じて有効である。ステンレススチールは錆びず、使用に耐える弾性を持ち、使い捨て規格で大量に生産すれば、釣り人は、安価で常に新しい部品を用意して釣りに望める。また消費拡大の観点からみても肯定できる。もっと高性能を、と望む人は、形状記憶合金製の部品を求めれば良いのである。従って、本発明は、‘てこ’の力を減少させる事のできる素材を活用し、ルアー本体を魚から遠ざけ、ライン＋フック、という最もシンプルな仕掛けに変化するルアーで魚を釣り上げる事を目的としている。
発明の開示
本発明では、複数のフック部を、主に形状記憶合金のブリッジを用いて連結している。これは‘てこ’の害を回避し、独立したフックユニットで取り込みを為すための仕組である。そして、フックユニットと本体が離脱する前に、十分なフッキングに導く。そのために、フックユニットのブリッジに、くさび形の小型部品（インパクトアンカー）を取り付け、それをフロントアイと合体させ、同じブリッジ上に装着したコイルスプリングによって、本体のくさび形受け穴に、押圧力を掛けながらフィットさせた。このインパクトアンカーのくさび角とスプリングの強度を調節する事により十分な結合力、即ちフッキング力と、直後のスムーズな離脱機能を得た。同時にインパクトアンカー即ちフロントアイをテイルフックのすぐ傍まで滑ってゆけるように構成しヒット後の引き合いで前後フック間にクリンチ圧が加えられるようにした。こうすると既に掛かっているフロントフックつまり魚体そのものを目指してテイルフックが接近してくるので積極的な２次フッキングを為せるのである。これは従来ルアーの「偶然を待つ２次フッキング」と大きく異なる特性である。このようにして、本発明は実際の釣りの現場において、小型魚のみならず、強い力の加わる大型魚用のルアーとしても、バラシの少ない、安定した取り込みを実現する。
【図面の簡単な説明】
第１図は遊動フックルアー本体の断面、
第２図はフックユニット（スライディングタイプ）、
第３図はステンレススチール線によるフックユ二ット（ノーマルタイプ）、
第４図は遊動フックルアー本体がシリコン上で樹脂成形されている図、
第５図は試作した遊動フックルアーのスライディングフックユニットをオープン状態で表わした図、
第６図は第５図をクローズ状態で表わした図、
第７図は第５図におけるスライディングフックユニットを、本体に装着した図、
第８図は第３図のステンレスフックユニットを、それに装着可能な本体と共に、試作した図、
第９図は試作機が、請求の範囲１の考え方の通りに作動し、比較的大型のターゲットのランディングに成功した図、
第10図は第９図をやや離れた位置から見た図、
第11図はフックユニットがターゲットの口に深く刺さっている事を示す図、
第12図は第９〜11図に関し、ターゲットの口に深く掛かったフックの先端をカットし、魚にダメージを与える事なく外されたフックユニットの図、
第13図はノーマルフックユニットを装備した遊動フックルアーが、小型のターゲットをランディングした図、
第14図はルアー本体を通過する釣糸と、それに続くフックユニット、そしてターゲットの位置関係を示す図である。
発明を実施するための最良の形態
本発明をより詳細に説述するために、添付の図面に従ってこれを説明する。
第１図はルアー本体の断面図である。
第２図に表わされるフックユニット（これはスライディングフックユニット）をルアー本体に装着し、実際の釣りに使用する方法を明らかにする。まず、釣糸（１）をトラクションホール（17）に差し込み、スプリングハウジング（13）側に引き出した後、フックユニットターミナル（16）に結ぶ。一方、ブリッジエンドホール（３）にフックユニットのブリッジエンド（４）を差し込み、その形を保ったまま、コイル状スプリングを押し上げ、インパクトアンカー（11a）を、アンカーホール（10）にフィットさせる。
第３図はノーマルフックユニット、即ち、フロントフックのターミナル（14b）がスライドしないタイプのフックユニットであるが、これも使用法は前と同じである。これが使用法である。
所で、トラクションホール（17）に接している釣糸（１）に、ルアーの動きによる疲労が起こる事が、当初心配されたが、ホール内を滑らかに作る事により、約10,000回に及ぶテストキャスト中もトラブルは発生しなかった。次に、魚がヒットした時、フッキングという重要なアクションが必要になるが、それには魚からの魚信（アタリ）が必要である。明確な魚信は、ルアーにアタックしてくる魚のスピードと、そこに留まろうとするルアー本体の慣性質量の間に働く力によって生じるわずかな針掛かりからスタートすると考えられるため、ヒットの極めて初期に於いては、フックユニットはルアー本体に十分に結合している必要がある。
インパクトアンカー（11a、11b）とコイルスプリング（15）はフックユニットとルアー本体の結合を為すためにあり、コイルスプリング（15）の強度によって、その結合力を調節する事ができる。適切な強度で一体化した遊動フックルアーは、フッキング後、抵抗する魚の動きと、引き合いなどにより、‘てこ’の力が発生すると同時にフックユニットが独立し、ルアー本体が釣糸上に離脱するため、見かけ上、釣糸、プラス、フックという最もシンプルな仕掛けで魚とファイトできる。この時、強い力の掛かるシステム先端部を、棒状のルアー本体ではなく、しなやかな形状記憶合金のフックユニットに置き換える事により、従来ルアーで発生していた‘てこ’の力を大幅に減少できる。稀に、ルアー全体が魚の口に入ってしまう事があるが、この場合、離脱が無くても取り込みに問題は発生しない。というのも、この状態では‘てこ’の力は発生しにくいからである。勿論、フックユニットを外す時は、先に魚の口内から本体だけを取り除き、スペースを得た口から楽にフックを外す事ができる。
スライディングフックシステムは、フロントフックのターミナル（14a）とインパクトアンカー（11a）を一体化し、ブリッジ（8a）上でリアーフックターミナル（５）の位置まで滑っていけるようにしたものである。これにより、フロントフック（９）に魚がヒットし、ユニットが離脱した場合、引き合いによって相対的に前進してくるリアーフック（７）によって、魚は挟まれるようにフックセットされ、極めて逃れにくくなる。リアーフックにヒットした場合、フロントフックはリアーフックの近くに収納され、ランディングの邪魔にならないという利点がある。むき出しのフックは、取り込みネットの入り口に掛かりやすく、一瞬にしてランディングを困難なものにしてしまう。
第５図は装着前のスライディングフックユニットニ本体、
第６図はスライドしたフロントフックと本体、
第７図は使用スタンバイした図である。
第８図は第３図のノーマルフックユニットを使用した試作モデル図である。
第９〜11図ではノーマルフックユニットを使用した１号機による成功の様子を示した。ターゲットは日本名ヒラスズキ、学名〔Lateolabrax,latus〕である。本件ルアーは、体長74cm、体重4.6kgのターゲットを安定してランディングした。しかし、第９〜11図のように、このフックの掛かり方の場合、従来のルアーなら、たいてい、ターゲットは間もなく死ぬはずである。フックに拘束された本体が邪魔になって、フックが簡単には外せないのである。時間がかかりすぎ、生命維持のリミットタイムを逸してしまう事が多い上に、エラを割らなければ外せない事が多いからである。このシステムではフックユニットが細い針金状なので、ニッパーを口の中で動かせる。
第12図のようにバーブから先をカットし、楽にフックを外した。魚へのダメージは、まったくと言っていいほど無い。翌日、引き取られるまで、この魚は水槽のなかでフレッシュに泳いでいた。
第13〜14図では、遊動フックルアーが小型のターゲットにも有効である事がしめされている。言い替えれば、遊動フックルアーのフックユニットのしなやかさにより、壊れやすい小型魚の口も、しなやかに捕えるという事である。従来のルアーが、魚との戦いを強調するあまり、本体の飽くなき強化を追及している現状と真っ向から対立する考え方である。本件ルアーに対する風当たりも厳しいものが予想されるが、最高の強度は、しなやかさの中にある。形状記憶合金は非常に錆びにくく、非常にしなやかな上に強度も十分である。もちろん限界を超えて曲げれば折れてしまうが、その限界は高く、通常の引き合いでは容易に訪れるものではない。もし、同じ力を従来ルアーに加えれば、もっと早い時点で、フックやスプリットリングなどが破壊されるはずである。というのも、従来ルアーでは‘てこ’の力を回避できないからである。形状記憶合金は、曲げの限界内であれば、無限に反復使用できる。非常な強度を要する釣りに於いては、より太い線材を使用すれば良い。形状記憶合金は太くても十分にしなやかである。そして、本件ルアーでは、躯体内部に、従来のような複雑で強度を要する構造を組みあげる工程が不要になった。製作に要する工程が減り、しかも作業が簡単になるのである。ところで形状記憶合金は溶接や半田付けができない。今回の試作では形状記憶合金のフックユニットを用いているが、ここではブリッジ（8a）の外径と同じ内径をもつステンレススチールパイプ（６、12）を使用した。形状記憶合金線にこのパイプを被せ、切断してしまわないように刃先をやや潰したニッパーで、外部から圧力を加えるのである。これにより生じる歪みにより、ステンレスパイプが圧着する。その周囲にステンレススチール線で細工を施し、ステンレス半田付けをすればよい。第３図のように、ステンレススチールを捻って作るノーマルフックユニットも製作は容易である。本件発明は、以上のようにして実施する。
産業上の利用の可能性
ルアーフィッシングの面白さは、まず魚をヒットに導けるかが大切である。次にヒット誘発性と同じくらい大切な要素としてヒットした魚をしっかりと取り込めるかが問われる。ルアー製造の見地で言うと、従来のように浸水や躯体破壊のトラブルを懸念しながら行っていたフック接続アイの埋め込み工程が不要になり、本体を構成するプラスチックのピースを張り合せるだけで、本体の製造を完了する事ができるようになった事は有益である。
そして何よりもテコの害によるアイ抜け落ちを心配する必要がなくなり、強度的な制約から開放されたルアー本体は、従来ならば為しえなかったような120mmを超える大型ルアーにおいてさえも１ミリ以下という極薄の樹脂厚での成形を実現した。これによりこれまでにない機敏な遊泳が可能になり、魚を新しい次元で誘引することが出来るようになった。そして操作も軽く楽しいものにすることができた。
また、根掛かりやラインブレイクの際にも浮上するルアー本体の回収が可能である。
そして最近叫ばれている魚資源保護に対しても遊動フックルアーは有効なのである。必要以上に魚を傷つけず、アングラーにも安全で推奨されるものだがバラシが多いといわれる「バーブレスフック」の使用時にも前後のフックが互いに大きなバーブとして機能することによる高いランディング率を保持できるのである。また、ボディーを魚に丸ごと飲み込まれた際にもボディーが離脱しているためにニッパーを差し入れて操作できるのでフックを非常に楽に、かつ、魚にダメージを与えないような短時間で抜去できる。これにより魚を素早く最小限のダメージでリリースできるのである。
フックユニットについても、サイズを規格化すれば、線材加工に長じた専門メーカーや雇用の少ない地域産業に活躍の場が与えられ、ルアー本体に関しても、プラスチック造形に優れたセンスを発揮する専門メーカーの登場が予想され、そこで産み出される進化した製品により、レジャー産業も活性化する。
またルアー本体とは無関係に独立させた単体のフックユニットをライブベイト、またはデッドベイトに掛け、形状記憶合金の特性である曲げベクトルからのスライド効果（クラッチフッキング）を利用することによりルアーフィッシング以外の釣り分野での発展や産業効果が見込める。遊動フックルアーとしてのルアーはトップウォータープラグ、ディープダイブミノーを含むミノールアーおよびプラグ、メタルジグルアー、スプーンルアー、バイブレーションプラグ、ワームであるルアーなど多岐に渡る。
本件、遊動フックルアーは、ランディングの確率を高めるだけでなくヒット率の向上、操作性の向上、また離脱システムの作動という新しい快感を与える事により、世界中のルアーフィッシングに興する人々を新たな次元で楽しませることができる。TECHNICAL FIELD This invention is a shape memory alloy wire, in order to reduce the harmful lever force that tends to occur between a lure body and a hook portion restrained by the body during fish uptake in lure fishing. The present invention relates to a lure composed of a hook unit designed to be detached from and reattachable to a luer body using a stainless steel wire, a metal braided wire, a magnet, a spring, a resin chip, a metal chip, and the like, and a luer body combined therewith.
Background Art In recent years, lure fishing has been popular among developed countries, but the field is spreading all over the world. In the Japanese leisure industry, it can be said that lure fishing has been recognized for its new position. Along with that, there is a remarkable development of fishing tools surrounding lures, but the 'lures' themselves that form the core of this leisure are somewhat left behind from the surrounding progress. is the current situation. Conventionally, it has been considered that the lure needle (hook part) is fixed to the lure body. However, even after the fish hit, the fact that the hook part was restrained by the lure body caused a lot of breaks. The reason is as follows. The body of the lure has the physical characteristics of a 'bar', so a 'lever' circuit is formed with the lure body's head as a power point and the target fish as a fulcrum, and is fixed to the tip of the 'bar' The hook that was applied became the point of action, and the doubled force generated there was applied to the tip of the needle and the wound of the fish, causing the hook to stretch or break, causing frequent breaks. Even in that case, the angler was operating from the power point side of the 'lever', so he couldn't feel the abnormal force generated at the tip of the system, and he couldn't give a hint to find the cause of the break. In addition, the conventional lure body is heavy and sticks to the body of the fish while receiving the resistance of water, so it gives the fish a feeling of extraneous foreign matter and induces a head swing (lare washing) that leads to rash. In addition, since the main body is very close to the hook, the hook was shaken at a large angle when subjected to the girder washing, and the breakage due to the hook disconnection occurred frequently. In addition, in order to protect the body from the damage caused by the excessive lever force applied to the eye, it was necessary to armor it with a thick resin made of impact-resistant resin, so that unnecessary weight distribution was forced and swimming was slow. The harmfulness caused by the hooks restrained by the lure body as described above is roughly such.
However, just because the lure hook can be removed from the main body can solve the problem, it is too early. In lure fishing, when a fish hits, it is necessary to obtain fish faith, and it is also necessary to perform an important action called hooking (awase) that drives the hook deep into the fish body. For that purpose, Atari (fish trust) had to be clearly transmitted from the tip of the hook. If we look at the moment of the hit, we can see that it is very small at the very beginning of Atari, that is, when the fish attacks the lure, the rate of attack of the fish and the inertial energy generated between the lure body mass trying to stay in that position. However, if the hook part and the main body are loosely connected, the inertial mass of the lure body does not work effectively and the flow to the book does not start. However, if the connection is made too hard, the hook portion will not be detached. Thus, one of the propositions for realizing the present invention is how to develop the two contradictory functions of releasing the coupling immediately after performing sufficient hooking.
On the other hand, in the special metal industry, shape memory alloys have been developed and commercialized in recent years. This is a metal in which a certain shape is memorized and reciprocates between a plastic state and a memory manifestation state, that is, a superelastic state, with the memory set temperature as a boundary. The wire set to be superelastic at room temperature is excellent in bending, fatigue resistance, and inertness against seawater (almost does not rust), which is another motivation for realizing the present invention. This is because if the rod-shaped lure body can be replaced with a supple shape memory alloy wire that is super elastic at room temperature immediately after the hit, the system can avoid the leverage of the lever, and against the fish This is because it was thought that the hooking of a plurality of points can be actively performed. If a material with no waist, such as fiber, is used instead of shape memory alloy, the force of 'lever' to the hook can be avoided, but it becomes difficult to hook the needles at a plurality of locations. On the other hand, if a material that is too hard is used, it is possible to hang the needles at a plurality of locations, but it will generate a 'lever' force. Therefore, I would like to use a material with just the right strength and bend, but with a normal wire it rusts and remains bent, making it impractical at fishing sites. However, shape memory alloys integrated the useful features of these materials without contradiction, and realized this case without any drawbacks. In particular, the characteristic of always curving with a smooth curve and quickly restoring it was an essential characteristic for sliding parts placed on shape memory alloy wires. Stainless steel wires are also effective according to shape memory alloys. Stainless steel does not rust, is elastic enough to be used, and if it is produced in large quantities according to disposable standards, anglers can always prepare new parts at low cost and expect fishing. It can also be affirmed from the perspective of expanding consumption. Anyone who wants higher performance should just look for parts made of shape memory alloys. Therefore, the purpose of the present invention is to use a material that can reduce the power of 'lever', keep the lure body away from the fish, and catch the fish with the lure that changes to the simplest mechanism of line + hook. Yes.
DISCLOSURE OF THE INVENTION In the present invention, a plurality of hook portions are connected mainly using a shape memory alloy bridge. This is a mechanism to avoid the 'lever' harm and to take in with an independent hook unit. Then, before the hook unit and the main body are separated, the hook unit is sufficiently hooked. For this purpose, a wedge-shaped small part (impact anchor) is attached to the bridge of the hook unit, combined with the front eye, and the coil spring mounted on the same bridge applies a pressing force to the wedge-shaped receiving hole of the main body. Fit while hanging. By adjusting the wedge angle of the impact anchor and the strength of the spring, a sufficient coupling force, that is, a hooking force, and a smooth release function immediately after that were obtained. At the same time, the impact anchor, that is, the front eye is constructed so that it can slide to the immediate vicinity of the tail hook, and clinch pressure is applied between the front and rear hooks by the inquiring after the hit. In this way, since the tail hook approaches the front hook that has already been hooked, that is, the fish itself, it is possible to perform active secondary hooking. This is a characteristic very different from the “secondary hooking that waits for chance” of the conventional lure. In this way, the present invention realizes stable uptake with little variation not only in small fish but also as a lure for large fish to which strong force is applied in the actual fishing field.
[Brief description of the drawings]
Fig. 1 shows the cross section of the floating hook lure body.
Fig. 2 shows the hook unit (sliding type)
Fig. 3 shows a hook unit (normal type) made of stainless steel wire.
FIG. 4 is a diagram of the floating hook lure body being resin-molded on silicon,
FIG. 5 is a diagram showing the sliding hook unit of the prototype floating hook lure in an open state,
FIG. 6 is a diagram showing FIG. 5 in a closed state,
FIG. 7 is a diagram in which the sliding hook unit in FIG.
FIG. 8 shows a prototype of the stainless steel hook unit of FIG.
FIG. 9 is a diagram of the prototype operating according to the concept of claim 1 and successfully landing a relatively large target.
FIG. 10 is a view of FIG. 9 from a slightly separated position,
FIG. 11 shows that the hook unit is deeply stuck in the target mouth,
FIG. 12 relates to FIGS. 9-11, and shows the hook unit removed without damaging the fish by cutting the tip of the hook deeply hung on the mouth of the target,
Fig. 13 shows a floating hook lure equipped with a normal hook unit landing a small target.
FIG. 14 is a diagram showing the positional relationship between the fishing line passing through the lure body, the hook unit following it, and the target.
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION In order to explain the present invention in more detail, it will be described with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 is a sectional view of a lure body.
The hook unit shown in FIG. 2 (which is a sliding hook unit) is attached to the lure body, and a method of using it for actual fishing is clarified. First, the fishing line (1) is inserted into the traction hole (17), pulled out toward the spring housing (13), and then tied to the hook unit terminal (16). On the other hand, the bridge end (4) of the hook unit is inserted into the bridge end hole (3), and the coiled spring is pushed up while keeping its shape, and the impact anchor (11a) is fitted into the anchor hole (10).
FIG. 3 shows a normal hook unit, that is, a hook unit in which the terminal (14b) of the front hook does not slide, and this is used in the same manner as before. This is the usage.
However, it was initially worried that the fishing line (1) in contact with the traction hole (17) would be fatigued due to lure movement, but by making the inside of the hole smoothly, the test cast was about 10,000 times. There was no trouble. Next, when a fish hits, an important action called hooking is required, which requires a talisman from the fish. It is thought that a clear fish faith starts from a slight needle hook caused by the force acting between the speed of the fish attacking the lure and the inertial mass of the lure body trying to stay there, so very early in the hit In this case, the hook unit needs to be sufficiently connected to the lure body.
The impact anchors (11a, 11b) and the coil spring (15) are used to connect the hook unit and the lure body, and the coupling force can be adjusted by the strength of the coil spring (15). The floating hook lure that is integrated with appropriate strength, after hooking, due to the movement of the resisting fish and the attracting force, the lever unit is generated at the same time as the hook unit becomes independent, and the lure body separates onto the fishing line. Apparently, you can fight with fish with the simplest mechanism of fishing line, plus, hook. At this time, by replacing the tip of the system where a strong force is applied with a hook unit of a flexible shape memory alloy instead of a rod-shaped luer body, the force of the lever that has been generated with the conventional lure can be greatly reduced. In rare cases, the entire lure may enter the mouth of the fish. This is because the lever force is unlikely to occur in this state. Of course, when removing the hook unit, it is possible to remove only the main body from the mouth of the fish first, and to easily remove the hook from the mouth with space.
The sliding hook system integrates the front hook terminal (14a) and the impact anchor (11a) so that it can slide to the position of the rear hook terminal (5) on the bridge (8a). As a result, when a fish hits the front hook (9) and the unit is detached, the fish is hook-set so as to be pinched by the rear hook (7) that relatively moves forward by an inquiry, and is extremely difficult to escape. When the rear hook is hit, the front hook is stored near the rear hook, and there is an advantage that it does not interfere with the landing. Bare hooks are easy to hook into the entrance of the capture net, making landing difficult in an instant.
FIG. 5 shows the sliding hook unit D body before installation,
FIG. 6 shows the sliding front hook and main body,
FIG. 7 is a diagram showing a standby state.
FIG. 8 is a prototype model diagram using the normal hook unit of FIG.
Figures 9 to 11 show the success of Unit 1 using the normal hook unit. The target is the Japanese name Hirazuki, scientific name [Lateolabrax, latus]. The lure landed stably on a 74cm long and 4.6kg target. However, as shown in FIGS. 9 to 11, in the case of this hooking method, the target should usually soon die if it is a conventional lure. The main body restrained by the hook gets in the way, and the hook cannot be removed easily. This is because it takes too much time and often misses the life support time limit, and it is often impossible to remove it without breaking the error. In this system, the hook unit is a thin wire, so the nipper can be moved in the mouth.
The tip was cut from the barb as shown in Fig. 12, and the hook was easily removed. There is almost no damage to the fish. The next day, the fish was swimming fresh in the aquarium until it was picked up.
In FIGS. 13-14, it is shown that the floating hook lure is effective for a small target. In other words, the pliability of the hook unit of the floating hook lure allows it to easily catch the fragile small fish mouth. The conventional lure emphasizes the fight against fish, and it is an idea that is in direct opposition to the current situation of pursuing the insatiable enhancement of the body. Although the wind perception of this lure is expected to be severe, the highest strength is in the suppleness. Shape memory alloys are very resistant to rust, are very flexible and strong enough. Of course, if it is bent beyond the limit, it will break, but the limit is high, and it is not easy to visit in a normal inquiry. If the same force is applied to the conventional lure, hooks, split rings, etc. should be destroyed earlier. This is because the power of 'lever' cannot be avoided with conventional lures. Shape memory alloys can be used repeatedly indefinitely within the limits of bending. For fishing that requires extreme strength, a thicker wire may be used. The shape memory alloy is sufficiently flexible even if it is thick. In the present lure, a process for assembling a complex and strong structure as in the conventional case inside the housing is no longer necessary. The process required for production is reduced, and the work is simplified. By the way, shape memory alloys cannot be welded or soldered. In this prototype, a shape memory alloy hook unit was used, but here, stainless steel pipes (6, 12) having the same inner diameter as the outer diameter of the bridge (8a) were used. This pipe is placed on the shape memory alloy wire, and pressure is applied from the outside with a nipper whose blade edge is slightly crushed so as not to cut it. The stainless steel pipe is crimped by the distortion caused by this. The surroundings can be crafted with stainless steel wires and soldered with stainless steel. As shown in FIG. 3, a normal hook unit made by twisting stainless steel is also easy to manufacture. The present invention is carried out as described above.
Industrial applicability The fun of lure fishing is that it is important to be able to lead fish to hits. Next, the question is whether to be able to capture the hit fish as an important element as well as the hit-inducing ability. From the point of view of lure production, the hook connection eye embedding process, which has been done with concern about the problems of flooding and body destruction as in the past, is no longer necessary. It is beneficial to be able to complete the production of
And above all, there is no need to worry about eye omission due to the damage of the lever, and the lure body that is released from strength restrictions is less than 1 mm even for large lures exceeding 120 mm that could not be done conventionally Realized molding with extremely thin resin thickness. This has enabled unprecedented agile swimming and attracted fish to a new dimension. And the operation was light and fun.
In addition, it is possible to collect the lure body that also floats during rooting and line breaks.
And the floating hook lure is effective for protecting fish resources that have been screamed recently. It doesn't damage fish more than necessary, and it is safe and recommended for anglers, but even when using `` barbless hooks '' which are said to have many varieties, the front and rear hooks function as large barbs, so they can maintain a high landing rate is there. Also, when the whole body is swallowed by the fish, the body is detached, so the nipper can be inserted and operated, so the hook can be removed very easily and in a short time without damaging the fish. This allows fish to be released quickly and with minimal damage.
As for hook units, if the size is standardized, it will be a place for professional manufacturers who have long experience in wire processing and local industries with limited employment. Is expected, and the leisure products will be activated by the advanced products produced there.
In addition to lure fishing, a single hook unit that is independent of the lure body is hung on a live bait or dead bait, and the slide effect (clutch hooking) from the bending vector that is the characteristic of shape memory alloy is used. Developments in the fishing field and industrial effects can be expected. Lures as floating hook lures range from top water plugs, minor lures and plugs including deep dive minnows, metal jiggle lures, spoon lures, vibration plugs, and lures that are worms.
In this case, the floating hook lure not only increases the probability of landing, but also improves the hit rate, improves operability, and provides a new feeling of operation of the detachment system. You can entertain in a dimension.

Claims

A fishing lure includes a hook unit having at least one main body and a hook, the hook unit is connected to a fishing line, the hook unit can be coupled to the lure main body, and when the fish hits the hook unit from the lure main body A lure configured to be able to leave.

The lure according to claim 1, wherein a hook unit is formed by bridging the hook using a shape memory alloy wire, stainless steel wire, or steel knitted wire that is in a superelastic state at room temperature. An impact anchor composed of a wedge-shaped resin chip and metal chip that slides on the bridge is provided, and a coil spring is attached to this impact anchor to apply a pressing force to the abdomen of the lure body. Form the part where the wedge-type impact anchor fits, apply pressure to fit the luer body with the coil spring, and pull the lure and connect the line to the hook unit from the abdomen of the lure body And through the hole that can secure the detached body on the line Lure.

The lure according to claim 2, wherein the impact anchor that slides on the bridge and the eye of the front hook are combined, and the impact anchor configured to slide to the vicinity of the rear hook on the bridge is pressed against the lure body by the coil spring. A lure that increases the probability of landing by catching the fish with a rear hook that moves relatively forward by attracting fish that hit the front hook.

The lure according to claim 1, wherein a shape memory alloy wire or stainless steel wire is used for the hook of the hook unit, and the bridge is inserted into a metal pipe having a hole with an inner diameter substantially the same as the thickness of the bridge. The lure manufacturing method provided with the manufacturing process which applies a pressure from the outside so that it may crimp by, and fixes a pipe to a bridge.