JP3681837B2 - Safety device for self-propelled threshing machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、走行機台上に脱穀機とエンジンと操縦部および穀粒収納部を配設してなる自走式脱穀機の安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記のような自走式の脱穀機は一般に周知のものであるが、作業者が不用意に機体を走行させたり、或は脱穀機を回転させたりして、脱穀機の各部を損傷させ、または、人身事故にもつながるような危険性を有していて、このような危険性に対する安全策が講じられていないのが実状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前項に記載する従来の自走式脱穀機が有している危険性を払拭すべく、少なくても走行クラッチが「入」で機体が走行する状態のとき、または、脱穀クラッチが「入」で脱穀部が回動する状態のとき、不用意にエンジンを始動させようとしても始動できないものにして、脱穀機各部の損傷或は人身事故を起こさないようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、その安全策の第1の手段として、エンジンのクランキング軸端部を覆う遮蔽部材を遮蔽状態と非遮蔽状態とに切替自在にし、走行クラッチレバ−または脱穀クラッチレバ−の「入」操作により作動部材を介して前記遮蔽部材を遮蔽状態にして維持する構成にし、走行クラッチまたは脱穀クラッチが「入」のときは、遮蔽状態になりクランキングハンドルによるエンジンの始動ができない状態にすることによって、不用意に機体を走行させることもなく、脱穀機を回転させることもないようになって安全である。
【0005】
そして、前記遮蔽部材の非遮蔽状態への切替えは走行クラッチレバ−と脱穀クラッチレバ−の「切」操作時のみ手動で行える構成にすることにより、走行クラッチと脱穀クラッチが共に「切」であることがエンジンの始動に際して確認でき安全認識にたってエンジンの始動ができるようになる。
【0006】
また、安全策の第2の手段としては、エンジンのデコンプレバ−を覆う遮蔽部材を遮蔽状態と非遮蔽状態とに切替自在にし、走行クラッチレバ−または脱穀クラッチレバ−の「入」操作により前記遮蔽部材を遮蔽状態にして維持する構成にし、走行クラッチまたは脱穀クラッチが「入」のとき、デコンプレバ−が操作できずエンジンの始動ができない状態になって、不用意に機体を走行させたり脱穀機を回転させることもないので安全である。
【0007】
【発明の実施の形態】
【実施例】
以下、本発明による安全装置を実施例図に基づいて具体的に説明する。この自走式脱穀機は「図2」に示すように、クロ−ラ式走行部(D)を備えた走行機台(1)上の前部がわに脱穀機(A)を後部がわにエンジン(E)を搭載し、エンジン(E)の後部上方に操縦部(B)を設け、また、後側に穀粒収納部(C)を備えたもので、適宜移動しながら穀稈を脱穀処理する周知形態のものである。
【0008】
前記エンジン(E)は横型水冷式エンジンで、操作がわを走行機台(1)の左側にして搭載されて、エンジン(E)の回転動力は走行部(D)と脱穀機(A)にそれぞれの駆動経路により伝達されるのであって、操縦部(B)の走行クラッチレバ−(4)の「入切」操作により走行部(D)への駆動経路を断続し、また、脱穀クラッチレバ−(5)の「入切」により脱穀機(A)への駆動経路を断続するのである。
【0009】
尚、(9)と(10)は操縦部(B)のサイドクラッチチレバ−と変速レバ−、(11)は機体から突出した固定ハンドル、(12)と(13)は穀粒収納部(C)の籾受台と袋掛棒、(14)は脱穀機(A)からの穀粒を穀粒収納部(C)に搬送する揚穀筒、(15)はクランキングハンドル、(16)はバッテリ−である。
【0010】
次に、「図1」〜「図6」により記載すると、前記エンジン(E)の操作がわにおけるクランキング軸(2)端部周辺は蝶番(17)により開閉するカバ−(18)で覆われ、そのカバ−(18)のクランキング軸(2)端部に対応する部分にはクランキングハンドル(15)の挿入孔(19)を、また、後述する遮蔽部材(3)を手動操作する操作棒(20)の移動穴(21)がそれぞれ開設され、ツマミネジ(22)を弛めることによってカバ−(18)は開放するようになり、前記のクランキングハンドル(15)はそのカバ−(18)脇に取着された挟持バネ(23)と差込棒(24)とによって装着されている。
【0011】
また、前記カバ−(18)の内側にはクランキング軸(2)端部の下方がわに突出する突出部(25a)を形成した支持板(25)を立設し、クランキング軸(2)端部の外側にはこの軸端部を上部がわで覆う板状の前記遮蔽部材(3)が設けられ、遮蔽部材(3)の内側の側部に板状の作動部材(6)が装着されているのであって、支持板(25)の突出部(25a)の上部から内方に突設する軸(26)に前記遮蔽部材(3)の適所と3角形状の作動部材(6)の上部とを各々嵌合させて、この軸(26)を支点にして上下方向にそれぞれ揺動自在にしてある。
【0012】
前記の操作棒(20)は遮蔽部材(3)の左側の中程部から外側方に向けて突設して前記カバ−(18)に設ける移動穴(21)に挿通し、前記作動部材(6)の下部には係合ピン(27)が外側方に突設して遮蔽部材(3)の下端に形成する係合面(3a)に接離自在になり、前記走行クラッチレバ−(4)と脱穀クラッチレバ−(5)とをワイヤ−(28)と(29)によってそれぞれ作動部材(6)の右側部に連繋している。
【0013】
そして、(30)は一端を遮蔽部材(3)の軸(26)に嵌合する近傍部に止着し他端を支持板(25)の突出部(25a)の下部に係着した引張スプリングであり、(31)は支持板(25)の上端と作動部材(6)とを連繋した戻しバネである。
【0014】
「図1」と「図3」は走行クラッチレバ−(4)と脱穀クラッチレバ−(5)を「入」操作した状態を示したものであるが、走行クラッチレバ−(4)はワイヤ−(28)により作動部材(6)に、また、脱穀クラッチレバ−(5)はワイヤ−(29)によって作動部材(6)にそれぞれ連繋されていて、どちらかのクラッチレバ−の「入」操作によっても同様の状態になるのである。
【0015】
即ち、前記どちらかのクラッチレバ−の「入」操作によって作動部材(6)は軸(26)を支点にして上動し、その係合ピン(27)は遮蔽部材(3)の係合面(3a)に当接しこの遮蔽部材(3)を軸(26)を支点にして上動させるようになり、操作棒(20)はカバ−(18)に設けた移動穴(21)を上昇して遮蔽部材(3)はクランキング軸(2)端部を覆って遮蔽状態にし、そのとき、引張スプリング(30)は軸(26)を支点越えして遮蔽状態を維持しクランキングハンドル(15)をクランクング軸(2)端部に嵌合することができない。
【0016】
また、走行クラッチレバ−(4)と脱穀クラッチレバ−(5)を共に「切」操作すると、ワイヤ−(28)(29)は緩み、戻しバネ(31)により作動部材(6)は下動し係合ピン(27)は係合面(3a)から離間して「図4」の状態になる。そこで、操作棒(20)をもち引張スプリング(30)のバネ力に抗して移動穴(21)にそって下動させると、遮蔽部材(3)はクランキング軸(2)端部脇に回避して非遮蔽状態になり、そのとき、引張スプリング(30)は前記と反対がわに支点越えして「図5」に示すように非遮蔽状態を維持するようになる。
【0017】
つまり、カバ−(18)をした使用状態では「図6」のようになって、クランキングハンドル(15)をカバ−(18)の挿入口(19)から差込んでエンジン(E)を始動させることができ、始動ののちクランキングハンドル(15)を差込棒(24)に差込み握り部を挟持バネ(23)にはめて装着するのである。
【0018】
また、この例図に示すものには、「図7」と「図8」のように、揚穀筒(14)の揚上終端部に接続する排出胴(32)部に緊急停止レバ−(33)を設け、このレバ−(33)を走行クラッチレバ−(4)にワイヤ−(34)等により連動連結させて、作業者が機体の後側に位置して走行中この緊急停止レバ−(33)によって走行クラッチレバ−(4)を「切」にする手段も採用されている。なお、緊急停止レバ−(33)に代えて排出胴(32)の後面に緊急停止スイッチ(S)を設けてもよい。
【0019】
更に、「図9」〜「図11」に示したものは、他の実施例のものであって、前記のクランキング軸(2)端部を覆う遮蔽部材(3)に代えてデコンプレバ−(7)を覆う遮蔽部材(8)とし、走行クラッチレバ−(4)または脱穀クラッチレバ−(5)の「入」操作により遮蔽部材(8)を遮蔽状態にしてエンジン(E)の始動ができないようにし、走行クラッチレバ−(4)と脱穀クラッチレバ−(5)の「切」操作により非遮蔽状態になってエンジン(E)の始動を可能にするものである。
【0020】
即ち、同図において、(E)はエンジン、(7)はデコンプレバ−、(8)は扇状の遮蔽部材で、この扇のかなめに相当する部分を軸(35)に樞着して、この軸(35)を支点にして上下に揺動可能にするとともに、その遮蔽部材(8)には軸(35)を中心とする弧状穴(36)を形成し、この軸(35)からは作動ア−ム(37)を突出して先端に前記弧状穴(36)に係合する突起(38)を設け、遮蔽部材(8)を直接ワイヤ−(39)により走行クラッチレバ−(4)に、また、作動ア−ム(37)をワイヤ−(40)により脱穀クラッチレバ−(5)にそれぞれ連繋して、走行クラッチレバ−(4)と脱穀クラッチレバ−(5)を共に「入」操作してワイヤ−(39)(40)を引上げると、遮蔽部材(8)は走行クラッチレバ−(4)がわのワイヤ−(39)によって直接上動させられ、また、脱穀クラッチレバ−(5)がわのワイヤ−(40)は作動ア−ム(37)の突起(38)を介して上動させられるようになって「図9」のようにデコンプレバ−(7)を覆う遮蔽状態になる。
【0021】
また、走行クラッチレバ−(4)と脱穀クラッチレバ−(5)を共に「切」操作すると、ワイヤ−(39)(40)は緩み遮蔽部材(8)は下動して「図10」のように非遮蔽状態になりエンジン(E)の始動を可能にするのである。
【0022】
そして、走行クラッチレバ−(4)を「入」操作すると、ワイヤ−(39)によって遮蔽部材(8)は上動させられて「図11」のようにデコンプレバ−(7)を遮蔽し、また、脱穀クラッチレバ−(5)を「入」操作するとワイヤ−(40)から作動ア−ム(37)と突起(38)を介して遮蔽部材(8)を遮蔽状態にしてエンジン(E)の始動ができない状態にするのである。
【0023】
尚、「図12」と「図13」に示すように、スライド板(41)を走行クラッチレバ−(4)と脱穀クラッチレバ−(5)にそれぞれワイヤ−(42)(43)等によって連繋して走行クラッチレバ−(4)または脱穀クラッチレバ−(5)のどちらかが「入」の状態にあっては、同図のようにスライド板(41)が機体がわから突出して差込棒(24)と挟持バネ(23)によって装着されているクランキングハンドル(15)が取り外せないようにし、双方のクラッチレバ−(4)(5)を「切」操作することによりスライド板(41)が機体がわに退入してクランキンハンドル(15)が取り外せるようにする安全策も考えられる。
【0024】
この場合、クランキングハンドル(15)を取り外してあることも考慮にいれて、スライド板(41)が突出する状態においては、そのスライド板(41)がクランキングハンドル(15)の回動圏(イ)内に位置するようにして、取り外してあるクランキングハンドル(15)によってもエンジン(E)の始動ができないようにしておくと一層安全である。
【0025】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように実施されたもので、次に記載するような効果を奏する。
【0026】
エンジンのクランキング軸端部を覆う遮蔽部材を遮蔽状態と非遮蔽状態とに切替自在にし、走行クラッチレバ−または脱穀クラッチレバ−の「入」操作により作動部材を介して前記遮蔽部材を遮蔽状態にして維持する構成にしたことにより、走行クラッチまたは脱穀クラッチが「入」のときは、遮蔽状態になりクランキングハンドルによるエンジンの始動ができないから、不用意に機体を走行させることもなく、脱穀機を回転させることもないので一層の安全性が確保できる。
【0027】
遮蔽部材の非遮蔽状態への切替えは走行クラッチレバ−と脱穀クラッチレバ−の「切」操作時のみ手動で行える構成にすることにより、走行クラッチと脱穀クラッチが共に「切」であることがエンジンの始動に際して確認でき安全認識にたってエンジンの始動ができるのである。
【0028】
また、エンジンのデコンプレバ−を覆う遮蔽部材を遮蔽状態と非遮蔽状態とに切替自在にし、走行クラッチレバ−または脱穀クラッチレバ−の「入」操作により前記遮蔽部材を遮蔽状態にして維持する構成にし、走行クラッチまたは脱穀クラッチが「入」のとき、デコンプレバ−が操作できないからエンジンの始動ができず、不用意に機体を走行させたり脱穀機を回転させることがないので安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジンの操作がわの側面図である。
【図2】自走式脱穀機全体の側面図である。
【図3】カバ−を開放し操作がわの内部を示す図である。
【図4】同エンジン操作がわの遮蔽状態の説明図である。
【図5】同非遮蔽状態の説明図である。
【図6】非遮蔽状態における操作がわの外観図である。
【図7】排出胴部の側面図である。
【図8】同排出胴部の後面図である。
【図9】他の実施例のものを示す側面図である。
【図10】同例のものの非遮蔽状態における説明図である。
【図11】同例の遮蔽状態における説明図である。
【図12】別実施例のもののクランキングハンドル装着部の側面図である。
【図13】同実施例のもののクランキングハンドル装着部の後面図である。
【符号の説明】
1 走行機台
A 脱穀機
E エンジン
B 操縦部
C 穀粒収納部
2 クランキング軸
3 遮蔽部材
4 走行クラッチレバ−
5 脱穀クラッチレバ−
6 作動部材
7 デコンプレバ−
8 遮蔽部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a safety device for a self-propelled threshing machine in which a threshing machine, an engine, a control unit, and a grain storage unit are arranged on a traveling machine stand.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, the self-propelled threshing machine as described above is generally well known, but an operator carelessly runs the machine or rotates the threshing machine to damage each part of the threshing machine. The actual situation is that there is a danger that may lead to personal injury and safety measures against such danger are not taken.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention eliminates the danger of the conventional self-propelled threshing machine described in the previous section, when at least the traveling clutch is "ON" and the aircraft is traveling, or the threshing clutch is In the state where the threshing portion is turned in the “ON” state, the threshing unit cannot be started even if the engine is inadvertently started, so that each part of the threshing machine is not damaged or a personal injury is caused.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
As a first means of safety measures, the present invention makes it possible to switch the shielding member covering the cranking shaft end portion of the engine between the shielding state and the non-shielding state, and to turn on the traveling clutch lever or the threshing clutch lever. The shield member is kept in the shielded state via the actuating member by the operation, and when the traveling clutch or the threshing clutch is “on”, the shielded state is established and the engine cannot be started by the cranking handle. Therefore, it is safe to prevent the threshing machine from rotating unintentionally and from rotating the threshing machine.
[0005]
The switching of the shielding member to the non-shielding state can be performed manually only when the traveling clutch lever and the threshing clutch lever are turned off, so that both the traveling clutch and the threshing clutch are “off”. This can be confirmed when the engine is started, and the engine can be started based on safety recognition.
[0006]
As a second safety measure, the shielding member covering the engine decompressor can be switched between a shielding state and a non-shielding state, and the shielding member is turned on by performing an “on” operation of the traveling clutch lever or the threshing clutch lever. When the travel clutch or threshing clutch is “ON”, the decompressor cannot be operated and the engine cannot be started. It is safe because it does not rotate.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
【Example】
Hereinafter, a safety device according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings. As shown in FIG. 2, the self-propelled threshing machine has a front part on the traveling machine stand (1) provided with a crawler type traveling part (D) and a rear part of the threshing machine (A). The engine (E) is mounted on the rear, the steering part (B) is provided above the rear part of the engine (E), and the grain storage part (C) is provided on the rear side. A well-known form of threshing treatment.
[0008]
The engine (E) is a horizontal water-cooled engine, and the operation is mounted with the operation wheel on the left side of the traveling machine base (1). The rotational power of the engine (E) is supplied to the traveling part (D) and the threshing machine (A). The driving path to the traveling section (D) is interrupted by the “on / off” operation of the traveling clutch lever (4) of the control section (B), and the threshing clutch lever is transmitted. -The driving path to the threshing machine (A) is interrupted by "ON / OFF" of (5).
[0009]
(9) and (10) are side clutch chillers and shift levers of the control section (B), (11) is a fixed handle protruding from the fuselage, and (12) and (13) are grain storage sections ( C) A cradle base and a bag hanging rod, (14) a milling cylinder that conveys the grain from the threshing machine (A) to the grain storage part (C), (15) a cranking handle, (16) Is a battery.
[0010]
Next, referring to FIG. 1 to FIG. 6, the periphery of the crankshaft (2) end of the operation of the engine (E) is covered with a cover (18) that is opened and closed by a hinge (17). In the cover (18), the insertion hole (19) of the cranking handle (15) is manually operated in the portion corresponding to the end of the cranking shaft (2), and the shielding member (3) described later is manually operated. The movement holes (21) of the operating rod (20) are respectively opened, and the cover (18) is opened by loosening the knob screw (22), and the cranking handle (15) is opened by the cover (18). ) It is mounted by a clamping spring (23) and a plug (24) attached to the side.
[0011]
Further, a support plate (25) having a protruding portion (25a) projecting from the lower end of the cranking shaft (2) is erected on the inner side of the cover (18), and the cranking shaft (2 The plate-shaped shielding member (3) that covers the shaft end portion with an upper edge is provided outside the end portion, and the plate-like operating member (6) is provided on the inner side of the shielding member (3). The shaft (26) projecting inward from the upper part of the projecting portion (25a) of the support plate (25) is attached to the appropriate position of the shielding member (3) and the triangular operating member (6 ) Are respectively fitted to each other so that the shaft (26) can be pivoted in the vertical direction.
[0012]
The operation rod (20) protrudes outward from the middle part on the left side of the shielding member (3) and is inserted into a moving hole (21) provided in the cover (18). 6), an engaging pin (27) protrudes outward and can be brought into and out of contact with an engaging surface (3a) formed at the lower end of the shielding member (3). ) And the threshing clutch lever (5) are connected to the right side of the actuating member (6) by wires (28) and (29), respectively.
[0013]
(30) is a tension spring having one end fastened to the vicinity of the shaft (26) of the shielding member (3) and the other end fastened to the lower part of the protrusion (25a) of the support plate (25). (31) is a return spring that connects the upper end of the support plate (25) and the actuating member (6).
[0014]
“FIG. 1” and “FIG. 3” show a state in which the travel clutch lever (4) and the threshing clutch lever (5) are operated, but the travel clutch lever (4) (28) is connected to the operating member (6), and the threshing clutch lever (5) is connected to the operating member (6) by a wire (29). It will be the same state by.
[0015]
That is, the operation member (6) is moved upward with the shaft (26) as a fulcrum by the "ON" operation of one of the clutch levers, and the engagement pin (27) is the engagement surface of the shielding member (3). (3a) abuts the shielding member (3) with the shaft (26) as a fulcrum, and the operating rod (20) moves up the moving hole (21) provided in the cover (18). Then, the shielding member (3) covers the end of the cranking shaft (2) to be in a shielding state. At this time, the tension spring (30) exceeds the shaft (26) as a fulcrum to maintain the shielding state, and the cranking handle (15 ) Cannot be fitted to the end of the cranking shaft (2).
[0016]
Further, when the travel clutch lever (4) and the threshing clutch lever (5) are both turned off, the wires (28) and (29) are loosened, and the operating member (6) is moved downward by the return spring (31). The engagement pin (27) is separated from the engagement surface (3a) and is in the state shown in FIG. Therefore, when the operating rod (20) is held and moved downward along the movement hole (21) against the spring force of the tension spring (30), the shielding member (3) is moved to the end of the cranking shaft (2). In order to avoid this, the non-shielding state is established. At that time, the tension spring (30) goes beyond the fulcrum on the opposite side to maintain the non-shielding state as shown in FIG.
[0017]
That is, when the cover (18) is used, the engine is as shown in FIG. 6, and the engine (E) is started by inserting the cranking handle (15) from the insertion opening (19) of the cover (18). After starting, the cranking handle (15) is inserted into the insertion rod (24), and the gripping part is attached to the clamping spring (23).
[0018]
Further, as shown in FIG. 7 and FIG. 8, the emergency stop lever (32) connected to the lifting terminal portion of the cereal cylinder (14) is provided in the example shown in FIG. 33), and the lever (33) is interlocked and connected to the traveling clutch lever (4) by a wire (34) or the like, so that the operator is positioned on the rear side of the aircraft and the emergency stop lever is traveling. Means for turning the travel clutch lever (4) to “OFF” by (33) is also employed. Instead of the emergency stop lever (33), an emergency stop switch (S) may be provided on the rear surface of the discharge cylinder (32).
[0019]
Furthermore, what is shown in “FIG. 9” to “FIG. 11” is that of another embodiment, and instead of the shielding member (3) covering the end portion of the cranking shaft (2), a decompressor ( 7) is used as the shielding member (8), and the engine (E) cannot be started with the shielding member (8) being in the shielding state by the "on" operation of the traveling clutch lever (4) or the threshing clutch lever (5). Thus, the engine (E) can be started by entering the non-shielding state by the "turning off" operation of the traveling clutch lever (4) and the threshing clutch lever (5).
[0020]
That is, in the figure, (E) is an engine, (7) is a decompressor, (8) is a fan-shaped shielding member, and a portion corresponding to the staking of the fan is attached to the shaft (35). The shield member (8) is formed with an arc-shaped hole (36) centered on the shaft (35), and the shaft (35) is actuated from the operating arm. A protrusion (38) that protrudes from the rod (37) and engages the arcuate hole (36) at the tip, and the shielding member (8) is directly connected to the traveling clutch lever (4) by the wire (39); The operating arm (37) is connected to the threshing clutch lever (5) by the wire (40), and both the travel clutch lever (4) and the threshing clutch lever (5) are operated. When the wires (39) and (40) are pulled up, the shielding member (8) -(4) The wire (39) is directly moved up by the wire (39), and the wire (40) of the threshing clutch lever (5) pushes the projection (38) of the operating arm (37). As shown in FIG. 9, it is in a shielding state covering the decompressor (7).
[0021]
Further, when the travel clutch lever (4) and the threshing clutch lever (5) are both turned off, the wires (39) and (40) are loosened, and the shielding member (8) is moved downward, as shown in FIG. In this way, the engine (E) can be started.
[0022]
When the travel clutch lever (4) is operated to "ON", the shielding member (8) is moved up by the wire (39) to shield the decompressor (7) as shown in "FIG. When the threshing clutch lever (5) is operated to "ON", the shielding member (8) is shielded from the wire (40) through the operating arm (37) and the projection (38). It will make it impossible to start.
[0023]
As shown in FIGS. 12 and 13, the slide plate (41) is connected to the traveling clutch lever (4) and the threshing clutch lever (5) by wires (42) and (43), respectively. When either the travel clutch lever (4) or the threshing clutch lever (5) is in the “on” state, the slide plate (41) protrudes from the body as shown in FIG. (24) and the clamping spring (23) so that the cranking handle (15) mounted cannot be removed, and both the clutch levers (4) and (5) are operated to “shut” the slide plate (41). However, a safety measure is also conceivable that allows the aircraft to enter the alligator and allow the crankin handle (15) to be removed.
[0024]
In this case, taking into account that the cranking handle (15) has been removed, in a state where the slide plate (41) protrudes, the slide plate (41) is rotated within the rotation range of the cranking handle (15) ( It is safer if the engine (E) cannot be started with the cranking handle (15) removed so as to be located within the b).
[0025]
【The invention's effect】
The present invention has been implemented as described above, and has the following effects.
[0026]
The shielding member covering the crankshaft shaft end of the engine can be switched between a shielding state and a non-shielding state, and the shielding member is shielded via the operating member by an “on” operation of the traveling clutch lever or the threshing clutch lever. Therefore, when the running clutch or threshing clutch is “ON”, the engine will be in a shielded state and the engine cannot be started by the cranking handle. Since the machine is not rotated, further safety can be secured.
[0027]
Switching the shielding member to the non-shielding state can be performed manually only when the traveling clutch lever and the threshing clutch lever are turned off, so that both the traveling clutch and the threshing clutch are “off”. The engine can be started based on safety recognition that can be confirmed at the start of the engine.
[0028]
Further, the shielding member covering the engine decompressor can be switched between a shielding state and a non-shielding state, and the shielding member is kept in a shielding state by an “on” operation of the traveling clutch lever or the threshing clutch lever. When the travel clutch or the threshing clutch is “ON”, the decompressor cannot be operated, so the engine cannot be started, and it is safe because the body does not run carelessly or the threshing machine is not rotated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of an operation of an engine.
FIG. 2 is a side view of the entire self-propelled threshing machine.
FIG. 3 is a view showing the inside of the operation door when the cover is opened.
FIG. 4 is an explanatory diagram of a state in which the engine operation is trapped.
FIG. 5 is an explanatory diagram of the non-shielding state.
FIG. 6 is an external view of the operation in the non-shielding state.
FIG. 7 is a side view of the discharge body.
FIG. 8 is a rear view of the discharge body.
FIG. 9 is a side view showing another embodiment.
FIG. 10 is an explanatory diagram of the same example in a non-shielding state.
FIG. 11 is an explanatory diagram in the shielding state of the example.
FIG. 12 is a side view of a cranking handle mounting portion according to another embodiment.
FIG. 13 is a rear view of the cranking handle mounting portion of the embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
5 Threshing clutch lever
6
8 Shielding member
Claims (3)
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