JP3674938B2 - Coating composition and method for producing the same - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウレタンプレポリマー並びにその製造方法及びそれを用いた塗料組成物に関するものである。更に詳細には、密着性や耐候性等に優れたウレタンプレポリマー並びにその製造方法及びそれとポリイソシアネートを用いた塗料組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ウレタン系二液硬化型塗料は、その優れた性能により広く用いられている。例えば、特開平3−41173号公報には、ネオペンチルグリコールを用いたポリエステルポリオールを主成分としたポリオールの水酸基末端ウレタンプレポリマーを用いた二液硬化型塗料が記載されている。また、特開平6−143332号公報には、ポリカーボネートポリオールとポリイソシアネートからなるウレタン樹脂を主剤に用いた二液硬化型塗料が記載されている。また、ポリエステルポリオールやポリカーボネートポリオールそのものを二液硬化型塗料の主剤に用いたものも広く使用されている。
【0003】
しかし、特開平3−41173号公報記載の塗料における主剤は、ポリエステルベースであるために、耐加水分解性等に劣っていた。また、特開平6−143332号公報記載の塗料は、主剤の分子量が大きいため、架橋密度が小さく、そのため十分な塗膜強度が得られなかった。ポリエステルポリオールをそのまま主剤に用いた二液硬化型塗料では、耐加水分解性が不足し、また、主剤として用いられているポリカーボネートポリオールは2官能性のものが多く、塗膜強度が不足していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、特に塗料として重要な要求性能である耐水性、柔軟性、密着性等の諸物性に優れたウレタンプレポリマーを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、次の(1)〜(3)である。
(1) 少なくとも以下に示す(イ)ポリオール、(ロ)ポリイソシアネート、及び(ハ)鎖延長剤を、(イ)と(ハ)のモル比が(ハ)/(イ)=0.3〜5で反応させて得られるものであり、かつ、水酸基価が100〜250mgKOH/gであることを特徴とするウレタンプレポリマーを主剤とする塗料組成物。
(イ)ポリオール:
水酸基価が20〜350mgKOH/g、かつ、平均官能基数が2〜4であるポリカーボネートポリオールを主成分とするポリオール。
(ロ)ポリイソシアネート:
イソシアネート含量が10〜40重量%、かつ、平均官能基数が2.5〜6であるイソホロンジイソシアネートのイソシアヌレート変性ポリイソシアネート。
(ハ)鎖延長剤
3−メチル−1,5−ペンタンジオールとトリメチロールプロパンの混合物。
【0006】
(2) 少なくとも以下に示す(イ)ポリオール、(ロ)ポリイソシアネート、及び(ハ)鎖延長剤を、(イ)と(ハ)のモル比が(ハ)/(イ)=0.3〜5で反応させて得られるものであり、かつ、水酸基価が100〜250mgKOH/gであることを特徴とするウレタンプレポリマーを主剤とする塗料組成物の製造方法。
(イ)ポリオール:
水酸基価が20〜350mgKOH/g、かつ、平均官能基数が2〜4であるポリカーボネートポリオールを主成分とするポリオール。
(ロ)ポリイソシアネート:
イソシアネート含量が10〜40重量%、かつ、平均官能基数が2.5〜6であるイソホロンジイソシアネートのイソシアヌレート変性ポリイソシアネート。
(ハ)鎖延長剤
3−メチル−1,5−ペンタンジオールとトリメチロールプロパンの混合物。
【0007】
(3) 前記(1)記載のウレタンプレポリマー、及びイソホロンジイソシアネートのイソシアヌレート変性ポリイソシアネートを用いた塗料組成物。
【0008】
【発明の実施の形態】
まず、本発明に用いられる原料について述べる、
本発明に用いられる(イ)ポリオールは、水酸基価が20〜350mgKOH/gであり、かつ、平均官能基数が2〜4であるポリカーボネートポリオールを主成分とし、使用量はポリオール全体に対して50〜100重量%となる量である。
特に本発明で好ましい(イ)ポリオールは、水酸基価が30〜250mgKOH/g、平均官能基数が2であるポリカーボネートポリオールを主成分とするポリオールである。
【0009】
ポリカーボネートポリオールとしては、多価アルコールと、エチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、ジフェニルカーボネート等との脱アルコール反応、脱フェノール反応等、又は、高分子量のポリカーボネートポリオールを多価アルコールでエステル交換反応させて得られる。この多価アルコールとしては、数平均分子量62〜300までの低分子ジオール、低分子ポリオールであり、例えば、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、ネオペンチルグリコール、2−エチル−2−n−ブチル−1,3−プロパンジオール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、あるいはビスフェノールAにエチレンオキサイドやプロピレンオキサイド等のアルキレンオキサイドの付加物等の低分子ジオール類、トリメチロールメタン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、トリメチロールブタン、グリセリン、1,2,6−ヘキサントリオール、トリエタノールアミン、シクロヘキサン−1,2,3−トリメタノール、シクロヘキサン−1,2,4−トリメタノール、シクロヘキサン−1,3,5−トリメタノール、モノエタノールアミンとグリシドールとの反応生成物、ペンタエリスリトール等の低分子トリオール類、低分子テトラオール類等が挙げられる。
上記の多価アルコールでは、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、2−エチル−2−n−ブチル−1,3−プロパンジオール、トリメチロールプロパン、1,2,6−ヘキサン等の炭素数5〜20の低分子ジオール類、低分子トリオール類が好ましく、特に炭素数5〜10の低分子ジオール類、低分子トリオール類が好ましい。
【0010】
また、前述のポリカーボネートポリオールとポリエステルポリオールとのエステル交換物、ポリカーボネートポリオールとポリラクトンポリオールとのエステル交換物も好適に使用できる。このエステル交換物は、水酸基価が20〜350mgKOH/g、平均官能基数が2〜4であり、かつ、ポリカーボネートポリオールとポリエステルポリオール又はポリラクトンポリオールの重量比は、ポリカーボネートポリオールが50〜100重量%となる量である。
【0011】
本発明では、水酸基価が20〜350mgKOH/g、平均官能基数が2〜4である上記のポリカーボネートポリオール以外のポリオールを併用することができ、ポリエステルポリオール、ポリエステルアミドポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリオレフィンポリオール、動植物油系ポリオール、及びこれらのコポリオール等が挙げられる。これらのポリオールは単独で又は2種以上混合して使用してもよい。
【0012】
前記ポリエステルポリオール、ポリエステルアミドポリオールとしては、公知のコハク酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、オルソフタル酸、ヘキサヒドロテレフタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸、ヘキサヒドロオルソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、トリメリット酸等のポリカルボン酸、酸エステル、又は酸無水物等の1種以上と、前述のポリカーボネートポリオールに用いられる多価アルコールの1種以上との、又は多価アルコールの一部置き換えにヘキサメチレンジアミン、キシリレンジアミン、イソホロンジアミン等のポリアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン等のアミノアルコール等を用いて、脱水縮合反応や脱アルコール縮合反応等で得られるものが挙げられる。
また、前記の低分子ポリオールを開始剤とし、ε−カプロラクトン、γ−バレロラクトン等の環状エステル(ラクトン)モノマーの開環重合で得られるラクトン系ポリエステルポリオールが挙げられる。
【0013】
ポリエーテルポリオールとしては、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、テトラヒドロフラン等を開環重合させたポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレンエーテルグリコール等、及びこれらを共重合したポリエーテルポリオール、更に、前述のポリエステルポリオール、ポリカーボネートポリオールを開始剤としたポリエステルエーテルポリオールが挙げられる。
【0014】
ポリオレフィンポリオールとしては、例えば、水酸基含有ポリブタジエン、水素添加の水酸基含有ポリブタジエン、水酸基含有ポリイソプレン、水素添加の水酸基含有ポリイソプレン、水酸基含有塩素化ポリプロピレン、水酸基含有塩素化ポリエチレン等が挙げられる。
【0015】
動植物油系ポリオールには、ヒマシ油系ポリオール、絹フィブロイン等が挙げられる。
【0016】
また、水酸基価が20〜350mgKOH/g、平均官能基数が2〜4であれば、ダイマー酸系ポリオール、水素添加ダイマー酸系ポリオールの他にエポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ロジン樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、クマロン樹脂、ポリビニルアルコール等の樹脂類もポリオールとして好適に使用できる。
【0017】
本発明に用いられる(ハ)鎖延長剤は、3−メチル−1,5−ペンタンジオール及びトリメチロールプロパンの混合物である。トリメチロールプロパンを用いることにより塗膜に適当な架橋構造を導入できる。また、鎖延長剤の導入量は、モル比換算で鎖延長剤/ポリオール=0.3〜5であり、特に0.5〜4.5が好ましい。
【0018】
本発明に用いられる(ロ)ポリイソシアネートは、固形分換算のイソシアネート含量が10〜40重量%、かつ、平均官能基数が2.5〜6である脂肪族及び/又は脂環族ジイソシアネートのイソシアヌレート変性ポリイソシアネートを、主成分とし、使用量は、ポリイソシアネート全体に対して50〜100重量%となる量である。
特に本発明で好ましい(ロ)ポリイソシアネートは、固形分換算のイソシアネート含量が15〜35wt%、平均官能基数が2.5〜5.5、遊離イソシアネートモノマー含量が1%以下である脂肪族及び/又は脂環族ジイソシアネートのイソシアヌレート変性ポリイソシアネートを主成分とするポリイソシアネートである。
【0019】
本発明に用いられるイソシアヌレート変性ポリイソシアネートは、イソホロンジイソシアネートのイソシアヌレート変性ポリイソシアネートである。
【0020】
本発明ではポリイソシアネートに、上記のイソシアヌレート変性ポリイソシアネート以外のポリイソシアネートを併用することができ、例えば、前述の脂肪族ジイソシアネートや脂環族ジイソシアネートの他、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、キシレン−1,4−ジイソシアネート、キシレン−1,3−ジイソシアネート、4,4′−ジフェルメタンジイソシアネート、2,4′−ジフェルメタンジイソシアネート、4,4′−ジフェニルエーテルジイソシアネート、2−ニトロジフェニル−4,4′−ジイソシアネート、2,2′−ジフェニルプロパン−4,4′−ジイソシアネート、3,3′−ジメチルジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアネート、4,4′−ジフェニルプロパンジイソシアネート、m−フェニレンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート、ナフチレン−1,4−ジイソシアネート、ナフチレン−1,5−ジイソシアネート、3,3′−ジメトキシジフェニル−4,4′−ジイソシアネート等の芳香族ジイソシアネート、これらのポリメリック体、ウレタン変性体、ビュレット変性体、カルボジイミド変性体、ウレトンイミン変性体、ウレトジオン変性体や更にこれらの2種以上の混合物が挙げられる。
【0021】
本発明に用いられるイソシアヌレート変性のポリイソシアネートは、公知の反応で得られる。例えば、イソシアネート化合物にイソシアヌレ−ト化触媒である第3級アミン類、アルキル置換エチレンイミン類、第3級アルキルフォスフィン類、アセチルアセトン金属塩類、各種有機酸の金属塩類等を単独使用あるいは併用し、必要に応じて助触媒、例えばフェノ−ル性ヒドロキシル基含有化合物、アルコール性ヒドロキシル基含有化合物等を用い、通常0〜120℃、好ましくは20〜100℃の反応温度で溶剤不存在下又はポリウレタン工業に常用の溶剤、例えば、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素系溶剤、ペンタン、ヘキサン、オクタン等の脂肪族炭化水素系溶剤、シクロペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の脂環族炭化水素系溶剤、アセトン、メチルエチルケトン、メチルブチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケトン、シクロヘキサノン、メチルシクロヘキサノン等のケトン系溶剤、ジエチルエーテル、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶剤、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート等のセロソルブ系溶剤、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル系溶剤、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン等の極性溶剤等の存在下及び場合によっては反応温度で液状のポリオ−ル又はDOP等の可塑剤中において行われる。反応後、停止剤である例えばリン酸、パラトルエンスルホン酸メチル、硫黄等を使用することにより、触媒を不活性化し反応停止させてもよい。
【0022】
本発明のウレタンプレポリマーは、粘度調整等の目的で有機溶剤に溶解させた形にしてもよい。有機溶剤に溶解させる場合は、
(1)原料を有機溶剤に溶解させてから反応させて溶液にする。
(2)ウレタンプレポリマーにしてから有機溶剤に溶解させる。
等の方法があるが、(1)の方法が、工程、装置等に特別なものはいらないので好ましい。
【0023】
この有機溶剤は、前述の有機溶剤の他に、反応条件によっては、メタノール、エタノール、イソプロパノールのようなアルコール系溶剤も使用可能である。
【0024】
次に本発明のウレタンプレポリマーの製造方法を述べる。
本発明のウレタンプレポリマーは、公知の方法で得られ、例えば、単一あるいは混合溶剤に原料を溶解させてから反応させる溶液反応法、無溶剤下で各原料を十分に混合、反応させる無溶剤反応法等が挙げられる。
また、ウレタンプレポリマーの反応時には、触媒や安定剤等のポリウレタン樹脂の製造に通常使用される添加剤を使用することができる。このような触媒としては、トリエチルアミン、トリエチレンジアミン等の第3アミン、酢酸カリウム、ステアリン酸亜鉛等の金属塩、ジブチル錫ラウレート、ジブチル錫オキサイド等の有機金属化合物などが挙げられる。安定剤としては、置換ベンゾトリアゾール類等の紫外線に対する安定剤、フェノール誘導体などの熱酸化に対する安定剤等が挙げられる。
このときの反応温度は、0〜120℃、好ましくは20〜100℃である。
【0025】
ウレタンプレポリマーの合成の際は、有機ポリイソシアネートの平均官能基数と、ポリオール等の活性水素化合物の平均官能基数を考慮してゲル化しない条件及び得られるプレポリマーの(数平均)分子量考慮して決定し、このような条件を満たすように各原料を配合することが重要である。ゲル化しない配合比率は、J.P.Flory、Khun等が理論的に計算しているゲル化理論に従うが、実際は、前記の活性水素化合物と有機ポリイソシアネート各分子に含まれる反応基の反応性比を考慮にいれた配合比で反応させることによって、ウレタンプレポリマーはゲル化することなく製造できる。通常、反応の際のイソシアネート基と活性水素基の具体的なモル比は、イソシアネート基/活性水素基=0.1/1〜0.9/1(モル比)であり、好ましくは、0.2/1〜0.8/1(モル比)の活性水素基過剰の条件である。
【0026】
このようにして得られたウレタンプレポリマーは、水酸基を含有しており、水酸基価は100〜250mgKOH/g、好ましくは105〜245mgKOH/g(固形分100%換算)である。また、平均官能基数は2.5〜5、好ましくは3〜4.5である。更に、このウレタンプレポリマーを固形分80%の酢酸ブチル溶液にしたときの粘度は、100〜100,000mPa・s/25℃、好ましくは150〜80,000mPa・s/25℃である。なお、平均官能基数は、水酸基価とゲルパーミエーションクロマトグラフィーによる数平均分子量から算出される。
【0027】
本発明の塗料組成物は、本発明のウレタンプレポリマーに、顔料や染料、固形分や粘度調整のための有機溶剤、ブロッキング防止剤、分散安定剤、揺変剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、消泡剤、増粘剤、分散剤、界面活性剤、触媒、フィラー、滑剤、帯電防止剤、可塑剤等の添加剤を配合し、ボールミル、サンドグラインドミル等を用いて得られる。得られた塗料は、刷毛、スプレー等を用いて塗布される。なお、必要に応じて、塗布直前にメラミンやポリイソシアネート等の硬化剤を添加して用いてもよく、このうちポリイソシアネートが好ましい。
【0028】
なお、この硬化剤としてのポリイソシアネートは、耐候性を重要視してイソホロンジイソシアネートのイソシアヌレート変性ポリイソシアネートである。
【0029】
このウレタンプレポリマーとポリイソシアネートの配合比は、系中に存在する水酸基とイソシアネート基のモル比が、水酸基/イソシアネート基=3/7〜7/3、好ましくは4/6〜6/4である。配合比がこの範囲外の場合は、塗膜の架橋密度が不十分になり、必要な物性が得られにくい。
【0030】
本発明のウレタンプレポリマーを用いた塗料組成物からなる塗膜は、密着性、耐候性が良好であるので、特に使用時に水分が存在するものの塗料として有用である。
【0031】
本発明のウレタンプレポリマーは、塗料の他、接着剤、コーティング剤、目止め剤、補修剤、エラストマー等に応用できる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明により、耐水性、密着性に優れたウレタンプレポリマーの提供が可能となった。このウレタンプレポリマーは、塗料として有用である。
【0033】
【実施例】
本発明について、実施例、比較例により更に詳細に説明するが、本発明はこれらにより何ら限定されるものではない。なお、実施例、比較例において「部」は全て「重量部」を意味し、「%」は全て「重量%」を意味する。
【0034】
〔ウレタンプレポリマーの製造〕
実施例1、比較例1〜4、表1における略語の意味は以下の通りである。
ポリオールA :1,6−ヘキサンジオールとジエチルカーボネートから 得られるポリカーボネートジオール
水酸基価=56.1mgKOH/g
平均官能基数=2
MPD :3−メチル−1.5−ペンタンジオール
1,6−HD :1,6−ヘキサンジオール
DPETT :ジペンタエリスリトール
PETT :ペンタエリスリトール
TMP :トリメチロールプロパン
TBT :テトラブチルチタネート
T−1890/100:イソホロンジイソシアネートのイソシアヌレート変性ポ リイソシアネート(独ヒュルス社製)
イソシアネート含量=17.3%
固形分=100%
【0035】
実施例1
攪拌機、窒素導入管、冷却管を備えた反応器に、ポリオールAを489部、MPDを114部仕込み、加熱混合した。次いで、TMPを22部、酢酸ブチルを200部仕込み、均一に混合した後、T−1890/100を176部仕込み、80〜85℃でウレタン化反応を行った。赤外吸光度分析によるイソシアネート基のピークがなくなったところで反応終了として、ウレタンプレポリマーU−1を得た。U−1の固形分は、80%、水酸基価(溶剤込み)は125mgKOH/g、数平均分子量は1460、平均官能基数は3.4、粘度は4800mPa・s/25℃であった。
【0036】
比較例1
実施例1と同様な反応器に、ポリオールAを797部、DPETTを203部仕込み、180〜190℃にて3時間エステル交換反応させ、塗料用ポリオールO−1を得た。O−1の水酸基価は、312mgKOH/g、数平均分子量は850、平均官能基数は4.7であった。
【0037】
比較例2、3
表1に示す原料を用いて、比較例1と同様にしてO−2、3を得た。
【0038】
比較例4
実施例1と同様な反応器に、DECを437部、TMPを313部、1,6−HDを250部仕込み、180〜190℃にて、常圧下で脱エタノール反応させた。エタノールの留出速度が遅くなったところで、TBTを0.01部仕込んだ後、減圧を開始して更に反応を進めた。なお、減圧は徐々に行い、最終的には5Torrまで行った。NMRにて、末端エチル基が確認できなくなったところで反応を終了し、塗料用ポリオールO−4を得た。O−4の水酸基価は、330mgKOH/g、数平均分子量は880、平均官能基数は5.1であった。
【0039】
【表1】
【0040】
〔塗料の評価〕
応用実施例1
表2に示す原料で塗料を配合し、ペイントシェイカーにて1時間分散させて、塗料を調製した。分散メディアはガラスビーズを用いた。メディアの量は、塗料と同量である。得られた塗料をドライで50μになるように鋼板に塗布し、20℃・65RH%・1週間の条件下で静置後、各種塗膜性能評価試験を行った。結果を表2に示す。
塗料配合条件
イソシアネート基/水酸基=1/1(モル比)
顔料:酸化チタン
総固形分=40%
使用溶剤:酢酸ブチル/酢酸エチル/トルエン/PMA
=1/1/1/1(重量比)
PMA:プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート
【0041】
応用比較例1〜4
表2に示す原料を用い、配合条件は応用実施例1と同様にして塗料を調製し、応用実施例1と同様にして評価した。結果を表2に示す。
【0042】
【表2】
【0043】
表2における硬化剤は以下の通り。
A:イソホロンジイソシアネートのイソシアヌレート変性ポリイソシアネート の酢酸ブチル溶液
商品名;T−1890E(独ヒュルス社製)
イソシアネート含量=12%(溶剤込み)
固形分=70%
B:ヘキサメチレンジイソシアネートのイソシアヌレート変性ポリイソシアネ ート(日本ポリウレタン工業社製)
イソシアネート含量=21%
固形分=100%
【0044】
塗膜測定方法については、以下の通り。
鉛筆硬度試験 :JIS S−6006で規定した鉛筆の先端を、45度の角 度で押し出すようにして塗膜が破れない最高の硬さの鉛筆の 硬度を塗膜の硬度とした。
鏡面光沢度測定:JIS K5400に規定される方法にて測定した。なお入 射角は60°とした。
碁盤目剥離試験:塗膜にカッターガイドをそえたカッターナイフを用いて1m m四方の100個のマス目状の切れ込みを入れ、その上から セロハンテープを圧着し、その後瞬間的に剥がし、塗膜の剥 がれ状態を見た。
○:10%未満が剥離
△:10%以上〜50%未満が剥離
×:50%以上が剥離
耐屈曲性試験 :JIS K5400に準じて測定した。
○:変化無し
×:割れ、はがれが認められる
促進耐候性試験:JIS K5400のサンシャインカーボンアーク灯式に準 じて測定した。なお、暴露期間は2000時間とした。
○:塗膜に変化がほとんど認められない
×:光沢低下、変色、割れ、はがれが認められる[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a urethane prepolymer, a method for producing the same, and a coating composition using the same. More specifically, the present invention relates to a urethane prepolymer excellent in adhesion and weather resistance, a production method thereof, and a coating composition using the same and a polyisocyanate.
[0002]
[Prior art]
Urethane two-component curable paints are widely used due to their excellent performance. For example, Japanese Patent Laid-Open No. 3-41173 describes a two-component curable paint using a hydroxyl group-terminated urethane prepolymer of a polyol mainly composed of a polyester polyol using neopentyl glycol. Japanese Patent Application Laid-Open No. 6-143332 discloses a two-component curable paint using a urethane resin composed of polycarbonate polyol and polyisocyanate as a main ingredient. Further, those using polyester polyol or polycarbonate polyol itself as a main component of a two-component curable coating are also widely used.
[0003]
However, since the main agent in the paint described in JP-A-3-41173 is a polyester base, it has poor hydrolysis resistance and the like. Moreover, since the coating material described in JP-A-6-143332 has a large molecular weight of the main agent, the crosslinking density is low, and thus sufficient coating strength cannot be obtained. In the two-component curable paint using polyester polyol as the main agent as it is, the hydrolysis resistance is insufficient, and the polycarbonate polyol used as the main agent is often bifunctional and the coating strength is insufficient. .
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a urethane prepolymer excellent in various physical properties such as water resistance, flexibility and adhesion, which are particularly required performances as a paint.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention includes the following (1) to (3).
(1) At least the following (A) polyol, (B) polyisocyanate , and (C) chain extender, the molar ratio of (A) to (C) is (C) / (I) = 0.3 to 5. A coating composition comprising a urethane prepolymer as a main ingredient , which is obtained by reacting with No. 5 and has a hydroxyl value of 100 to 250 mg KOH / g.
(I) Polyol:
A polyol mainly composed of a polycarbonate polyol having a hydroxyl value of 20 to 350 mgKOH / g and an average number of functional groups of 2 to 4.
(B) Polyisocyanate:
An isocyanurate-modified polyisocyanate of isophorone diisocyanate having an isocyanate content of 10 to 40% by weight and an average functional group number of 2.5 to 6.
(C) Chain extender
A mixture of 3-methyl-1,5-pentanediol and trimethylolpropane .
[0006]
(2) At least the following (A) polyol, (B) polyisocyanate , and (C) chain extender, the molar ratio of (A) to (C) is (C) / (I) = 0.3 to 5. A method for producing a coating composition comprising a urethane prepolymer as a main component, which is obtained by reacting in step 5 and has a hydroxyl value of 100 to 250 mgKOH / g.
(I) Polyol:
A polyol mainly composed of a polycarbonate polyol having a hydroxyl value of 20 to 350 mgKOH / g and an average number of functional groups of 2 to 4.
(B) Polyisocyanate:
An isocyanurate-modified polyisocyanate of isophorone diisocyanate having an isocyanate content of 10 to 40% by weight and an average functional group number of 2.5 to 6.
(C) Chain extender
A mixture of 3-methyl-1,5-pentanediol and trimethylolpropane .
[0007]
(3) A coating composition using the urethane prepolymer according to (1) and an isocyanurate-modified polyisocyanate of isophorone diisocyanate .
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
First, the raw materials used in the present invention are described.
The polyol (a) used in the present invention is mainly composed of a polycarbonate polyol having a hydroxyl value of 20 to 350 mgKOH / g and an average functional group number of 2 to 4, and the amount used is 50 to The amount is 100% by weight.
Particularly preferred (a) polyol in the present invention is a polyol mainly composed of a polycarbonate polyol having a hydroxyl value of 30 to 250 mgKOH / g and an average functional group number of 2.
[0009]
As the polycarbonate polyol, a dealcoholization reaction between a polyhydric alcohol and ethylene carbonate, dimethyl carbonate, diethyl carbonate, diphenyl carbonate, or the like, or a phenol exchange reaction of a high molecular weight polycarbonate polyol with a polyhydric alcohol. can get. Examples of the polyhydric alcohol include low molecular diols and low molecular polyols having a number average molecular weight of 62 to 300, such as ethylene glycol, 1,2-propanediol, 1,3-propanediol, and 1,2-butanediol. 1,3-butanediol, 1,4-butanediol, 1,5-pentanediol, 1,6-hexanediol, 3-methyl-1,5-pentanediol, neopentyl glycol, 2-ethyl-2- n-butyl-1,3-propanediol, 1,8-octanediol, 1,9-nonanediol, diethylene glycol, dipropylene glycol, 1,4-cyclohexanedimethanol, bisphenol A, ethylene oxide, propylene oxide, etc. Low molecular diols such as adducts of alkylene oxides , Trimethylolmethane, trimethylolethane, trimethylolpropane, trimethylolbutane, glycerin, 1,2,6-hexanetriol, triethanolamine, cyclohexane-1,2,3-trimethanol, cyclohexane-1,2,4 -Trimethanol, cyclohexane-1,3,5-trimethanol, reaction products of monoethanolamine and glycidol, low molecular triols such as pentaerythritol, low molecular tetraols, and the like.
In the above polyhydric alcohol, 1,6-hexanediol, neopentyl glycol, 3-methyl-1,5-pentanediol, 2-ethyl-2-n-butyl-1,3-propanediol, trimethylolpropane, Low molecular diols and low molecular triols having 5 to 20 carbon atoms such as 1,2,6-hexane are preferable, and low molecular diols and low molecular triols having 5 to 10 carbon atoms are particularly preferable.
[0010]
Moreover, the transesterification product of the above-mentioned polycarbonate polyol and polyester polyol and the transesterification product of polycarbonate polyol and polylactone polyol can also be used suitably. This transesterification product has a hydroxyl value of 20 to 350 mgKOH / g, an average functional group number of 2 to 4, and the weight ratio of polycarbonate polyol to polyester polyol or polylactone polyol is 50 to 100% by weight of polycarbonate polyol. Is the amount.
[0011]
In the present invention, a polyol other than the above-described polycarbonate polyol having a hydroxyl value of 20 to 350 mgKOH / g and an average functional group number of 2 to 4 can be used in combination, polyester polyol, polyesteramide polyol, polyether polyol, polyolefin polyol, Examples include animal and vegetable oil-based polyols and copolyols thereof. These polyols may be used alone or in admixture of two or more.
[0012]
Examples of the polyester polyol and polyesteramide polyol include known succinic acid, adipic acid, sebacic acid, azelaic acid, terephthalic acid, isophthalic acid, orthophthalic acid, hexahydroterephthalic acid, hexahydroisophthalic acid, hexahydroorthophthalic acid, and naphthalene. One or more of polycarboxylic acids such as dicarboxylic acid and trimellitic acid, acid esters, or acid anhydrides, and one or more of the polyhydric alcohols used in the aforementioned polycarbonate polyol, or part of the polyhydric alcohol For replacement, polyamines such as hexamethylenediamine, xylylenediamine, and isophoronediamine, and amino alcohols such as monoethanolamine and diethanolamine are used, and those obtained by a dehydration condensation reaction or a dealcoholization condensation reaction can be used.
Further, lactone polyester polyols obtained by ring-opening polymerization of cyclic ester (lactone) monomers such as ε-caprolactone and γ-valerolactone using the low molecular polyol as an initiator can be mentioned.
[0013]
Examples of the polyether polyol include polyethylene glycol obtained by ring-opening polymerization of ethylene oxide, propylene oxide, tetrahydrofuran and the like, polypropylene glycol, polytetramethylene ether glycol and the like, and a polyether polyol copolymerized with these, and the above-described polyester polyol, Examples thereof include polyester ether polyols using polycarbonate polyol as an initiator.
[0014]
Examples of the polyolefin polyol include hydroxyl group-containing polybutadiene, hydrogenated hydroxyl group-containing polybutadiene, hydroxyl group-containing polyisoprene, hydrogenated hydroxyl group-containing polyisoprene, hydroxyl group-containing chlorinated polypropylene, and hydroxyl group-containing chlorinated polyethylene.
[0015]
Examples of animal and vegetable oil-based polyols include castor oil-based polyols and silk fibroin.
[0016]
Further, if the hydroxyl value is 20 to 350 mgKOH / g and the average number of functional groups is 2 to 4, in addition to dimer acid polyol and hydrogenated dimer acid polyol, epoxy resin, polyamide resin, polyester resin, acrylic resin, rosin resin Resins such as urea resin, melamine resin, phenol resin, coumarone resin, and polyvinyl alcohol can also be suitably used as the polyol.
[0017]
The (c) chain extender used in the present invention is a mixture of 3-methyl-1,5-pentanediol and trimethylolpropane. By using trimethylolpropane, an appropriate crosslinked structure can be introduced into the coating film. The amount of chain extender introduced is, in terms of molar ratio, chain extender / polyol = 0.3-5, and particularly preferably 0.5-4.5.
[0018]
The (b) polyisocyanate used in the present invention is an isocyanurate of an aliphatic and / or alicyclic diisocyanate having an isocyanate content in terms of solid content of 10 to 40% by weight and an average functional group number of 2.5 to 6. The modified polyisocyanate is a main component, and the amount used is 50 to 100% by weight based on the whole polyisocyanate.
The (b) polyisocyanate particularly preferred in the present invention is an aliphatic having an isocyanate content in terms of solid content of 15 to 35 wt%, an average functional group number of 2.5 to 5.5, and a free isocyanate monomer content of 1% or less. Or it is polyisocyanate which has the isocyanurate modified polyisocyanate of alicyclic diisocyanate as a main component.
[0019]
The isocyanurate-modified polyisocyanate used in the present invention is an isocyanurate-modified polyisocyanate of isophorone diisocyanate .
[0020]
In the present invention, a polyisocyanate other than the above isocyanurate-modified polyisocyanate can be used in combination with the polyisocyanate. For example, in addition to the above-mentioned aliphatic diisocyanate and alicyclic diisocyanate, 2,4-tolylene diisocyanate, 2, 6-tolylene diisocyanate, xylene-1,4-diisocyanate, xylene-1,3-diisocyanate, 4,4'-difelmethane diisocyanate, 2,4'-difelmethane diisocyanate, 4,4'-diphenyl ether diisocyanate, 2-nitrodiphenyl-4,4'-diisocyanate, 2,2'-diphenylpropane-4,4'-diisocyanate, 3,3'-dimethyldiphenylmethane-4,4'-diisocyanate, 4,4'-diphenylpropane dii Soshi Aromatic diisocyanates such as nate, m-phenylene diisocyanate, p-phenylene diisocyanate, naphthylene-1,4-diisocyanate, naphthylene-1,5-diisocyanate, 3,3′-dimethoxydiphenyl-4,4′-diisocyanate, and the like Examples thereof include polymeric bodies, urethane-modified bodies, burette-modified bodies, carbodiimide-modified bodies, uretonimine-modified bodies, uretdione-modified bodies, and a mixture of two or more of these.
[0021]
The isocyanurate-modified polyisocyanate used in the present invention can be obtained by a known reaction. For example, an isocyanurate-forming catalyst such as a tertiary amine, an alkyl-substituted ethyleneimine, a tertiary alkylphosphine, an acetylacetone metal salt, a metal salt of various organic acids, etc. may be used alone or in combination with an isocyanate compound, If necessary, a co-catalyst such as a phenolic hydroxyl group-containing compound or an alcoholic hydroxyl group-containing compound is used, usually in the absence of a solvent at a reaction temperature of 0 to 120 ° C., preferably 20 to 100 ° C. or polyurethane industry Conventional solvents, for example, aromatic hydrocarbon solvents such as toluene and xylene, aliphatic hydrocarbon solvents such as pentane, hexane, and octane, alicyclic hydrocarbon solvents such as cyclopentane, cyclohexane, and methylcyclohexane, Acetone, methyl ethyl ketone, methyl butyl ketone, methyl isobuty Ketone solvents such as ketone, diisobutyl ketone, cyclohexanone, methylcyclohexanone, ether solvents such as diethyl ether, 1,4-dioxane, tetrahydrofuran, ethylene glycol dimethyl ether, ethylene glycol monomethyl ether acetate, propylene glycol dimethyl ether, propylene glycol monomethyl ether acetate Such as cellosolve solvent such as ester solvent such as ethyl acetate and butyl acetate, polar solvent such as dimethylformamide, dimethylacetamide, N-methylpyrrolidone, etc. In a plasticizer. After the reaction, the catalyst may be deactivated to stop the reaction by using, for example, phosphoric acid, methyl paratoluenesulfonate, sulfur or the like which is a stopper.
[0022]
The urethane prepolymer of the present invention may be dissolved in an organic solvent for the purpose of adjusting the viscosity. When dissolving in an organic solvent,
(1) The raw materials are dissolved in an organic solvent and then reacted to form a solution.
(2) It is made into a urethane prepolymer and then dissolved in an organic solvent.
However, the method (1) is preferable because it does not require any special process or apparatus.
[0023]
As the organic solvent, in addition to the organic solvent described above, an alcohol solvent such as methanol, ethanol or isopropanol can be used depending on the reaction conditions.
[0024]
Next, a method for producing the urethane prepolymer of the present invention will be described.
The urethane prepolymer of the present invention can be obtained by a known method, for example, a solution reaction method in which a raw material is dissolved in a single or mixed solvent and then reacted, a solventless mixture in which each raw material is sufficiently mixed and reacted. Reaction method etc. are mentioned.
Moreover, the additive normally used for manufacture of polyurethane resins, such as a catalyst and a stabilizer, can be used at the time of reaction of a urethane prepolymer. Examples of such a catalyst include tertiary amines such as triethylamine and triethylenediamine, metal salts such as potassium acetate and zinc stearate, and organometallic compounds such as dibutyltin laurate and dibutyltin oxide. Examples of the stabilizer include a stabilizer against ultraviolet rays such as substituted benzotriazoles, a stabilizer against thermal oxidation such as a phenol derivative, and the like.
The reaction temperature at this time is 0-120 degreeC, Preferably it is 20-100 degreeC.
[0025]
When synthesizing the urethane prepolymer, considering the average number of functional groups of the organic polyisocyanate and the average number of functional groups of active hydrogen compounds such as polyols, and the (number average) molecular weight of the resulting prepolymer It is important to determine and blend each raw material so as to satisfy such conditions. The blending ratio at which gelation does not occur is described in “J. P. Although the gelation theory calculated theoretically by Flory, Khun, etc. is followed, the reaction is actually carried out at a compounding ratio that takes into consideration the reactivity ratio of the reactive groups contained in each molecule of the active hydrogen compound and the organic polyisocyanate. Thus, the urethane prepolymer can be produced without gelation. Usually, the specific molar ratio of the isocyanate group and the active hydrogen group in the reaction is isocyanate group / active hydrogen group = 0.1 / 1 to 0.9 / 1 (molar ratio), preferably 0.00. The active hydrogen group excess condition is 2/1 to 0.8 / 1 (molar ratio).
[0026]
The urethane prepolymer thus obtained contains a hydroxyl group, and the hydroxyl value is 100 to 250 mgKOH / g, preferably 105 to 245 mgKOH / g (converted to 100% solid content). The average number of functional groups is 2.5 to 5, preferably 3 to 4.5. Furthermore, when this urethane prepolymer is made into a butyl acetate solution having a solid content of 80%, the viscosity is 100 to 100,000 mPa · s / 25 ° C, preferably 150 to 80,000 mPa · s / 25 ° C. The average number of functional groups is calculated from the hydroxyl value and the number average molecular weight determined by gel permeation chromatography.
[0027]
The coating composition of the present invention comprises the urethane prepolymer of the present invention, pigments and dyes, organic solvents for adjusting solid content and viscosity, anti-blocking agents, dispersion stabilizers, thixotropic agents, antioxidants, UV absorbers. , An antifoaming agent, a thickener, a dispersant, a surfactant, a catalyst, a filler, a lubricant, an antistatic agent, an additive such as a plasticizer, and a ball mill, a sand grind mill, and the like. The obtained paint is applied using a brush, spray or the like. If necessary, a curing agent such as melamine or polyisocyanate may be added and used immediately before coating. Of these, polyisocyanate is preferred.
[0028]
The polyisocyanate as the curing agent is an isocyanurate-modified polyisocyanate of isophorone diisocyanate with an emphasis on weather resistance .
[0029]
The compounding ratio of this urethane prepolymer and polyisocyanate is such that the molar ratio of hydroxyl group and isocyanate group present in the system is hydroxyl group / isocyanate group = 3/7 to 7/3, preferably 4/6 to 6/4. . When the blending ratio is outside this range, the cross-linking density of the coating film becomes insufficient, and it is difficult to obtain necessary physical properties.
[0030]
A coating film made of a coating composition using the urethane prepolymer of the present invention has good adhesion and weather resistance, and thus is particularly useful as a coating having water in use.
[0031]
The urethane prepolymer of the present invention can be applied to adhesives, coating agents, sealants, repair agents, elastomers and the like in addition to paints.
[0032]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to provide a urethane prepolymer excellent in water resistance and adhesion. This urethane prepolymer is useful as a paint.
[0033]
【Example】
The present invention will be described in more detail with reference to examples and comparative examples, but the present invention is not limited thereto. In Examples and Comparative Examples, “part” means “part by weight” and “%” means “% by weight”.
[0034]
[Production of urethane prepolymer]
The meanings of the abbreviations in Example 1 and Comparative Examples 1 to 4 and Table 1 are as follows.
Polyol A: Polycarbonate diol obtained from 1,6-hexanediol and diethyl carbonate
Hydroxyl value = 56.1 mgKOH / g
Average number of functional groups = 2
MPD: 3-methyl-1.5-pentanediol 1,6-HD: 1,6-hexanediol DPETT: dipentaerythritol PETT: pentaerythritol TMP: trimethylolpropane TBT: tetrabutyl titanate T-1890 / 100: isophorone Isocyanurate-modified polyisocyanate of diisocyanate (manufactured by Huls, Germany)
Isocyanate content = 17.3%
Solid content = 100%
[0035]
Example 1
A reactor equipped with a stirrer, a nitrogen introducing tube, and a cooling tube was charged with 489 parts of polyol A and 114 parts of MPD and mixed by heating. Next, 22 parts of TMP and 200 parts of butyl acetate were added and mixed uniformly, and then 176 parts of T-1890 / 100 was added and a urethanization reaction was performed at 80 to 85 ° C. Urethane prepolymer U-1 was obtained as the end of the reaction when the peak of the isocyanate group disappeared by infrared absorbance analysis. The solid content of U-1 was 80%, the hydroxyl value (including solvent) was 125 mgKOH / g, the number average molecular weight was 1460, the average number of functional groups was 3.4, and the viscosity was 4800 mPa · s / 25 ° C.
[0036]
Comparative Example 1
A reactor similar to Example 1 was charged with 797 parts of polyol A and 203 parts of DPETT, and subjected to a transesterification reaction at 180 to 190 ° C. for 3 hours to obtain polyol O-1 for coating. The hydroxyl value of O-1 was 312 mgKOH / g, the number average molecular weight was 850, and the average number of functional groups was 4.7.
[0037]
Comparative Examples 2 and 3
Using the raw materials shown in Table 1 , O-2 and 3 were obtained in the same manner as in Comparative Example 1.
[0038]
Comparative Example 4
A reactor similar to Example 1 was charged with 437 parts of DEC, 313 parts of TMP, and 250 parts of 1,6-HD, and subjected to deethanol reaction at 180 to 190 ° C. under normal pressure. When the ethanol distillation rate became slow, 0.01 part of TBT was charged, and then the pressure reduction was started to further proceed the reaction. The pressure was gradually reduced, and finally up to 5 Torr. When the terminal ethyl group could not be confirmed by NMR, the reaction was terminated to obtain paint polyol O-4. The hydroxyl value of O-4 was 330 mgKOH / g, the number average molecular weight was 880, and the average functional group number was 5.1.
[0039]
[Table 1]
[0040]
[Evaluation of paint]
Application Example 1
A paint was blended with the raw materials shown in Table 2, and dispersed for 1 hour with a paint shaker to prepare a paint. Glass beads were used as the dispersion media. The amount of media is the same as the paint. The obtained paint was applied to a steel plate to a dry thickness of 50 μm, and allowed to stand under conditions of 20 ° C., 65 RH%, 1 week, and then various coating film performance evaluation tests were performed. The results are shown in Table 2 .
Paint blending conditions Isocyanate group / Hydroxylol = 1/1 (Molar ratio)
Pigment: Titanium oxide Total solid content = 40%
Solvent used: butyl acetate / ethyl acetate / toluene / PMA
= 1/1/1/1 (weight ratio)
PMA: Propylene glycol monomethyl ether acetate
Application Comparative Examples 1-4
Using the raw materials shown in Table 2 , the coating conditions were prepared in the same manner as in Application Example 1 and the composition conditions were evaluated in the same manner as in Application Example 1. The results are shown in Table 2 .
[0042]
[Table 2]
[0043]
The curing agents in Table 2 are as follows.
A: Isophorone diisocyanate isocyanurate-modified polyisocyanate in butyl acetate solution Trade name; T-1890E (manufactured by Huls, Germany)
Isocyanate content = 12% (including solvent)
Solid content = 70%
B: isocyanurate-modified polyisocyanate over the city of hexamethylene diisocyanate (manufactured by Nippon Polyurethane Industry Co., Ltd.)
Isocyanate content = 21%
Solid content = 100%
[0044]
The coating film measurement method is as follows.
Pencil hardness test: The hardness of a pencil with the highest hardness at which the coating film cannot be broken by extruding the tip of the pencil specified in JIS S-6006 at an angle of 45 degrees was defined as the hardness of the coating film.
Specular gloss measurement: Measured by the method defined in JIS K5400. The incident angle was 60 °.
Cross-cut peel test: Using a cutter knife with a cutter guide on the paint film, make 100 square cuts of 1 mm square, press the cellophane tape on top of it, and then peel off instantaneously. I saw the state of peeling.
○: Less than 10% peeled
Δ: 10% to less than 50% peeled
X: 50% or more peeled Bending resistance test: Measured according to JIS K5400.
○: No change
X: Cracking and peeling are observed Accelerated weather resistance test: Measured according to JIS K5400 sunshine carbon arc lamp type. The exposure period was 2000 hours.
○: Almost no change in coating film
X: Gloss reduction, discoloration, cracking, peeling are recognized
Claims (3)
(イ)ポリオール:
水酸基価が20〜350mgKOH/g、かつ、平均官能基数が2〜4であるポリカーボネートポリオールを主成分とするポリオール。
(ロ)ポリイソシアネート:
イソシアネート含量が10〜40重量%、かつ、平均官能基数が2.5〜6であるイソホロンジイソシアネートのイソシアヌレート変性ポリイソシアネート。
(ハ)鎖延長剤
3−メチル−1,5−ペンタンジオールとトリメチロールプロパンの混合物。At least the following (A) polyol, (B) polyisocyanate , and (C) chain extender are reacted at a molar ratio of (A) to (C) of (C) / (I) = 0.3 to 5 A coating composition comprising a urethane prepolymer as a main ingredient, wherein the composition is obtained by the above-described process and has a hydroxyl value of 100 to 250 mgKOH / g.
(I) Polyol:
A polyol mainly composed of a polycarbonate polyol having a hydroxyl value of 20 to 350 mgKOH / g and an average number of functional groups of 2 to 4.
(B) Polyisocyanate:
An isocyanurate-modified polyisocyanate of isophorone diisocyanate having an isocyanate content of 10 to 40% by weight and an average functional group number of 2.5 to 6.
(C) Chain extender
A mixture of 3-methyl-1,5-pentanediol and trimethylolpropane .
(イ)ポリオール:
水酸基価が20〜350mgKOH/g、かつ、平均官能基数が2〜4であるポリカーボネートポリオールを主成分とするポリオール。
(ロ)ポリイソシアネート:
イソシアネート含量が10〜40重量%、かつ、平均官能基数が2.5〜6であるイソホロンジイソシアネートのイソシアヌレート変性ポリイソシアネート。
(ハ)鎖延長剤
3−メチル−1,5−ペンタンジオールとトリメチロールプロパンの混合物。At least the following (A) polyol, (B) polyisocyanate , and (C) chain extender are reacted at a molar ratio of (A) to (C) of (C) / (I) = 0.3 to 5 A method for producing a coating composition comprising a urethane prepolymer as a main ingredient , wherein the hydroxyl value is 100 to 250 mgKOH / g.
(I) Polyol:
A polyol mainly composed of a polycarbonate polyol having a hydroxyl value of 20 to 350 mgKOH / g and an average number of functional groups of 2 to 4.
(B) Polyisocyanate:
An isocyanurate-modified polyisocyanate of isophorone diisocyanate having an isocyanate content of 10 to 40% by weight and an average functional group number of 2.5 to 6.
(C) Chain extender
A mixture of 3-methyl-1,5-pentanediol and trimethylolpropane .
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