JP3671058B2 - 室内型/スプリット型空調機のコンビネーション - Google Patents
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Description
本発明は、空調機に関し、特に室内型空調機またはスプリット型空調機としての使用を容易にするモジュールを有する空調機に関する。
従来の技術
窓または壁の開口部に設置されるように設けられた空調機ユニットを製造することは、従来技術において周知である。また、“スプリット”型空調機と呼ばれる装置を提供することも従来技術において周知である。この装置では、分離された凝縮器ユニットが室外に取り付けられ、分離された蒸発機ユニットが凝縮器ユニットと運転可能に相互接続されて空調が施される部屋の内部壁に取り付けられる。
従来技術における典型的な室内型空調機が設計されると、室内型空調機としてのみ使用されるように設計されるので、その部材のためのツーリングは、室内型用に特化される。同様に、スプリット型空調機が製造されると、その部材及び関連するツーリングは、スプリット型用に特化される。
発明の開示
本発明によると、室内型空調機とスプリット型空調機とに関してできる限り多くの共通部材を使用する空調ユニットが設計される。両方のユニットの基本的なビルディングブロックは、共にモジュール式室内機領域とモジュール式室外機領域とである。空調機として組み立てられた時には、室内機及び室外機モジュールは共に共通の金属ベースパンに取り付けられる。これらの二つのモジュールの間には、冷媒配管、凝縮液排出路、及び電気配線が伸びている。室内型空調機として使用される場合には、室内機領域は、ウィンドウユニットに関する従来の方法で配置され、その空気吐出口は、ユニットの頂部近くに設けられる。ユニットスプリット型装置として設置される場合には、凝縮器モジュールは、従来のように室外に取り付けられる。室内機モジュールは、内部壁上に逆転、(即ち上下方向逆向き)されて取り付けられる設計となっている。スピリット型装置において一般的であるように、上記装置は、壁の高い位置に取り付けられて上記したように逆転されて取り付けられることによって空気流がユニットの低い部分から吐出可能となっている。
蒸発機モジュールは、第一及び第二の対向面を有するハウジングを含む。ハウジングの内部には、蒸発機コイルが運転可能に支持される。コイルは、ハウジングの第一及び第二の面から実質的に平行に伸びる第一及び第二の対向する面を有する。蒸発機のファン及びモータは、このハウジングの内部で運転可能に支持される。空気流制御装置が、ハウジングの内部に運転可能に設けられており、この制御装置は、ファンと協働して周囲の空気を蒸発機コイルを通るように導くとともに、この空気を冷却されるべき空間へと再度導く。ハウジング内の凝縮液収集装置は、蒸発機コイルと動作可能に設けられており、蒸発機コイルの第一の面が下向きに配置された場合でも、その第二の面が下向きに配置された場合でも、蒸発機コイルからの凝縮液を収集することができる。
【図面の簡単な説明】
本発明は、添付の図面によりより理解され、その目的及び効果についても添付の図面により、より明確とすることができる。
図1は、本発明の特徴を備えた実施例を示した室内用空調機の斜視図である。
図2は、図1の空調機をベースパンから取り外し、別体となった室内機と室外機とを示した図である。
図3は、図1の空調機から上記室外モジュールのカバーを取り去り、その室内モジュールの上部を一部切り欠いて示した上面立面図である。
図4は、上記フロントグリルを取り外した図1の空調機の正面立面図である。
図5は、室内モジュールの内部部品を示すために一部を切り欠いて示した上記室内機の正面平面図である。
図6は、図4に示した空調機の左側面図であり、断面にいくつかの部品が示されていると共に、その内部部品を示すためにそれ以外の部品を取去って示してある。
図7は、図6及び図7の拡大図である。
図8は、図7のファンとモータアタッチメントの別実施例を示した図である。
図9は、図8のライン9−9に沿った断面図である。
図10は、図1の空調機ユニットの室内モジュールの多数の内側部品を取り去り、その室外モジュールからトップハウジングを取り去ったところを示した斜視図である。
図11は、上記室内モジュールハウジングの前面立面図である。
図12は、図11のライン12−12に沿った断面図である。
図13は、図11のライン13−13に沿った断面図である。
図14は、図11のライン14−14に沿った断面図である。
図15は、図11のライン15−15に沿った断面図である。
図16は、室内機ファンモータ及びそれに対応する取付構造体の簡略化した端面図である。
図17は、図16に示した室内機ファンモータ取付構造体の部分拡大図である。
図18は、室内機ファンスクロールの斜視図である。
図19は、上記室内機ファンスクロールの前面立面図である。
図20は、図19のライン20−20に沿った断面図である。
図21は、図19のライン21−21に沿った断面図である。
図22は、上記室内機ファンスクロールの背面立面図である。
図23は、図22のライン23−23に沿った断面図である。
図24は、上記スクロール容体の前面立面図である。
図25は、図24のライン24−24に沿った断面図である。
図26は、図24のライン26−26に沿った断面図である。
図27は、上記室内モジュールのフロントグリルの背面立面図である。
図28は、図27のライン28−28に沿った断面図である。
図29は、図28のライン29−29に沿った断面図である。
図30は、図27のライン30−30に沿った断面図である。
図31は、図30のライン31−31に沿った断面図である。
図32は、上記インドアグリルを上記空調機モジュールに取り付ける方法を示す上記室内モジュールの簡略化した一部平面図である。
図33は、スナップインフィルタアッセンブリに配置された上記室内モジュールのフロントグリルの前面立面図である。
図34は、図33のライン34−34に沿った断面図である。
図35は、図35に示された図34領域の拡大図である。
図36は、上記スナップインフィルタの前面平面図である。
図37は、図36のフィルタ上面平面図である。
図38は、図36に示したフィルタの左側面図である。
図39は、蒸発機ハウジングに予じめ位置決めされた制御ボックスを示した上記室内モジュールの右手側前面コーナの簡略化した平面図である。
図40は、閉じる前の上記制御ボックスの側面断面図である。
図41は、一部が組み立てられ、解放されている上記制御ボックスの半分を示した断面図である。
図42は、上記制御ボックスの後部領域の背面斜視図である。
図43は、完全に組み立てた制御ボックスの背面図である。
図44は、制御ノブの正面図である。
図45は、図44のライン45−45に沿った図である。
図46は、図44のライン46−46に沿った図である。
図47は、図44の制御ノブの背面図である。
図48は、上記制御ノブが取付られるシャフトの端面図である。
図49は、図48のシャフトの側面図である。
図50は、上記室外モジュールの側壁を切り欠いて内部部品を示した図1の空調機の右側側面図である。
図51は、上記室外モジュールの上側領域と下側領域を、互いに分解して互いに離間させることで内部部品を示した斜視図である。
図52は、上記室外モジュールハウジングの上側領域及び下側領域を示した背面図である。
図53は、図3のライン53−53に沿った上記室外モジュールの図である。
図54は、いくつかの内部部品を取り去って、図3のライン54−54に沿って示した室外モジュールの図である。
図55は、図54に示した圧縮機取付構造体の拡大平面図である。
図56は、図55のライン56−56に沿った図である。
図57は、上記室外機用ファンモータ取付クリップの側面図である。
図58は、図57のライン58−58に沿って示した断面図である。
図59は、図57のモータ取付クリップの正面平面図である。
図60は、図57のクリップの右手側ラッチの拡大断面図である。
図61は、図3に示した室外機キャパシタ取付配置の拡大図である。
図62は、図61のライン62−62に沿った断面図である。
図63は、上記室外機用キャパシタの取付配置を示した拡大斜視図である。
図64は、図1の室内用空調機の取付配置を示した簡略化した斜視図である。
図65は、本発明の分離システム型空調機の典型的取付を示した概略図である。
図66は、図65の室内ユニットの前面平面図である。
発明の最良の実施態様及び工業的応用性
図1を参照すると、本発明の空調機ユニット10は、互いに取り付けられ、室内用空調機(“RAC”)として用いられる金属ベースパン16に取付られた室内モジュール12と、室外モジュール14と、を有している。本発明を説明して行くに当たって、上記室内モジュール12及び上記室外モジュール14は、僅かな変更はあるものの、図65及び図66に示すような分離型システムの空調機に用いる別々のモジュールとして製造することができる。これについてより詳細に後述する。
上記RACユニットは、冷却したい室内の外側壁の矩形開口部に配置されるか、又はウインドウ用枠に位置決めできるようにされており、その室内モジュール12は、従来のように室内に向けられている。上記室内モジュール12は、空気を熱交換器18へと送る(以後、“蒸発機コイル”と呼ぶ)冷凍機及び内側すなわち蒸発機ファン20を有している。このシステムによって空気調和されるべき空間からの空気は、上記蒸発機20の作用により、インドアグリル24に形成されているインレットルーバ22を通して上記室内モジュール12へと導入され、概ね26で示される調和空気吐出アッセンブリを通して上記室内モジュール12から排出される前に、上記蒸発機コイル18を通って空気が冷却される部分へと向けられている。
上記空調機ユニットの上記室外機14は、調和するべき空気の空間の外側に配置されている。この室外モジュールは、図3、図10、図50において最も良く示されているように、空気熱交換器又はコイル28(以後これを“コンデンサコイル28”と呼ぶ)に送る室外冷凍機と、室外機ファン30と、室外機ファンモータ32と、圧縮機34と、を有している。運転時には、周囲空気は、上記室外モジュール14へと上記外側モジュールハウジングの上側領域38と下側領域40に位置決めされた多数のルーバ付き空気インレット36を通して導入される。上記室外モジュールに導入される空気は、その後室外機ファン30を通過して上記室外モジュールの内部へと導入され、上記室外機領域14から上記室外モジュールの背面にある吐出ルーバ42を通過して排出される前に、上記凝縮器コイル28を通過するように向けられることになる。
図2は、互いに分離された室内モジュール12及び室外モジュール14を示している。図2及び図3〜図26を参照して、上記室内モジュールの構成を詳細に説明する。上記室内モジュールのすべての部品は、室内ハウジング44に取り付けられており、この室内ハウジング44は、図11、12、13では、これに取り付けられる部品を取り去った所が示されている。上記室内ハウジングは、ポリプロピレンと言ったポリマー材料から成形された一体型部品とされている。上記ハウジング44は、後部壁46と、頂部壁48と、底部壁50と、左手側壁52と、右手側壁54と、をそれぞれ有する概ね矩形の容体となっている。このハウジングには、上記室内モジュール12の種々の部品のための一体型成形された多くの構造取付部が設けられている。別の一体成形された部品が、別の部品のためのガイド及び支持構造体として備えられている。これらの構造体をそれぞれ構造体として表現するが、これらは、取付け体又は支持体と協動するようにされている。
上記室内ハウジング44に取付られる第一の部品は、室内ファンスクロール56であり、図18において単独に、より詳細には図19〜図23において示されている。このファンスクロールは、図3、図4、図6では上記室内ハウジング44内に取付られているところが示されている。上記室内ファンスクロール56は、膨張したポリスチレンフォームから形成された単一体とされていることが好ましい。このファンスクロール56は、開いた前部と、閉じた後部壁60を有する下側ボディ領域58を有しており、この後部壁60は開口部62を有している。この開口部62は、上記室内ハウジングの上記後部壁46から前方に向かって延びた円筒状の壁64を収容するようになっていて、その自由となった端部には上記蒸発機ファン20のためのモータ68を支持する構造体が設けられている。
上記スクロール56には、その下側の右手側コーナに通孔70が設けられており、この通孔は、図11、12に最も良く見られるように室内用ハウジングの後部壁46に成形されている延びた中空チューブ72に適合するようにされている。上記チューブ72は、上記スクロールを位置決めするばかりではなく、上記空調機の凝縮物の排出システムともなっていることが理解されよう。第2の位置決め用開口部74は、上記スクロールの上側後部壁76に設けられている。この開口部74は、先止まりの開口部であり、図13において最も良く見られるように、室内ハウジングの後部壁46に成形された位置決めピン78を収容するようにされている。したがって、上記スクロール56は、その後部壁の上記開口部60と軸方向に整列させつつ上記室内用ハウジング44へと組み付けられ、上記凝縮物のドレンチューブ72及び位置決めピン78は、それらの上述した対となる構造体と整列され、図6に示されているようにその最終的な位置へと簡単にスライドさせることができることになる。
上記スクロールの上側領域82の左手側側部上の持ち上げられた部分80といった別のスクロール位置決め面及び上記上側領域の右手側の面84は、上記室内ハウジングの固定面に係合するようにされていて、さらに位置決め及び支持を容易としている。上記スクロールの上記上側領域82は、図4に明確に示されているように上記室内用ファンが取付られる下側の部分58と連通しており、調和空気のための空気吐出プレナムとなっていることが明瞭に示されている。図4、図18〜図20を参照すると、中間壁部分86は、さらに上記上側吐出領域82から上記スクロール58の下側部分を規定し、これを分離させている。この硬い壁領域は、その内部に延長された弧状の開口部88が設けられている。この開口部は、上記スクロール容体要素90の上側端部92の背面に設けられた対となる構造体と係合するが、これについてはより詳細に後述する。
上記スクロール56の取付の後、上記蒸発機ファンモータ68の及び上記蒸発機ファン20のサブアッセンブリは、上記室内用ファン支持体延長部64によって保持された取付構造体66へと組付けられる。図6及び図7を参照すると、上記室内機用ファンモータは、その一端から突出した駆動シャフト94を有する実質的に円筒形の電気モータを有している。上記モータ駆動シャフトは、その一端に形成された平坦部96と、ショルダ部98を有しており、このショルダ部98から径が小さくされたネジの設けられた部分100が延ばされている。
上記蒸発機ファン20は、図6に最も良く示されているように周辺部の周りに位置決めされた長手方向に延長した複数のブレード102を備えた遠心ファンである。上記ファンのインレットは、大きな円形開口部であり、この開口部は、上記蒸発機コイル18と空気流を連通させるような関係とされている。上記ファンの背面は、円錐形のパーティション104によって閉塞されており、これは、実質的にカップ形状の空間106を、上記ファンの背後に形成させている。図6に最も良く示されているように、上記パーティション104は、多数の直線的に延びた領域によって画定されており、これらの領域は、カップ状空間106を規定していて、この空間は上記ファンの背後108から上記ファンのインレット端部110にまで実質的に軸方向に延長されている。
軸方向に延長された開口部112は、上記パーティション壁104を通して上記ファンのセンタライン上に設けられている。上記開口部112は、平坦部114を有していて、上記モータ駆動シャフト94を収容するようにされており、また平坦部96が形成されて上記モータ駆動シャフト上の上記ショルダ98が上記ファン取付用開口部112内の対となるショルダ116と係合するようにされている。図7に記載されているように、上記モータ駆動シャフト94のネジの設けられた延長部100は、上記開口部を通じて延ばされていると共に、ネジの設けられたナット118に螺合して、上記モータ駆動シャフト94を上記ファン20へと取り付けるようになっている。
図7、図8、図9に最も良く示されているように、径方向に延びた複数の反発性のウェッブ120は、上記ファンを取付る開口部112を画定している構造体から、上記パーティション壁104へと延びている。図8及び図9は、上記ファン/ファンモータ取付構造の別実施例を示している。参照符号122は、ワッシャ様要素に付されているが、この要素は、通孔124を有しており、この通孔124は、平坦部96が形成された上記モータ駆動シャフト94を収容できる断面積を有している。脚部126は、上記ワッシャ122に設けられていて、この脚部は、図9に示された2つの互いに隣接した反発性のリブ120の間に延長されるようなサイズとされている。この配置は、上記モータ駆動シャフト94と上記蒸発機ファン20の間の順方向回転を確実に駆動させるようになっている。
図6をさらに参照すると、上記蒸発機ファンモータ68のハウジング幅及び上記カップ上空間106の軸方向及び径方向の寸法は、上記モータが上述したように上記蒸発機ファンに取付られた場合に、上記モータハウジングの軸方向長さの実質的部分が、上記カップ状空間に収容され、上記蒸発機モータ68及び蒸発機ファン20サブアッセンブリが軸方向に最低の長さとなるようにされる。これは、上記ファン部分104を上記モータを収容するカップ形状の空間106が、上記インレット及びアウトレット方上記ファンブレード102を通して蒸発機ファンの上記遠心力による空気流を実質的に損なわないようにして行われる。図面にも示してあるように、上記蒸発機ファンモータ68のハウジングの軸方向長さの75%以上は、上記カップ形状の空間106に収容されている。
図6、図11〜図14、図16、図17を参照すると、前述した上記蒸発機ファン20/蒸発機ファンモータ68サブアッセンブリの室内機用ファン取付構造体66が示されている。まず図16を見ると、上記蒸発機ファンモータの上記ハウジング68の簡略化された端面図には、周辺部に延びたフランジ128を備えているのが示されている。このフランジ128は、4つの径方向外側に延び、均等に離間したラグ(lug)130を有している。上記フランジ128及びそれに設けられたラグ130は、構造材料から形成されており、上記ラグそれぞれには、外側カバーすなわちスリーブ132が設けられている。上記ラグカバー132は、弾性材料から構成されていることが好ましく、図17にも詳細に示されているように実質的に上記ラグの厚さ部分を有していることが好ましい。好ましい実施例では、上記ラグカバー132は、連続したゴム部品から形成されており、その一部が図16に示されている。このように形成されたゴム部品は、単一の小として形成され、上記モータの周辺部に延びていると共に上記フランジ128それぞれに係合している。
上記弾性体カバー132を配置すると、上記蒸発機ファンモータ68のハウジングは、上記室内機用ファン支持体延長部64によって画定されている開口部を通され、上記4つのラグ130は、上記取付構造体66に形成されている収容用開口部134に整列されるようになっている。上記ラグ130は、上記開口部134を通されて、後部壁136へと係合する。この点において、上記モータファンアッセンブリは、反時計回りに回転されて、上記ラグ130及びそれに被せられているカバー132は、外側壁の下側に変位されるが、これは図17に最も良く示されている。上記アッセンブリを回転させ続けると、上記ラグ130の上記外側カバー132がストップ壁140に係合するようになるがこれが図14に最も良く示されている。背後壁136によって画定される構造体と上記ラグ130及びラグカバー132との係合により、外側壁138と上記ストップ壁140は、これら以外の締結具の必要無しに所望する位置に上記蒸発機モータを順方向運転を行わせるように保持させている。上記弾性体ラグカバー132の厚さは、その取付構造体の一部を形成する他にも、騒音及び振動を分離するための取付具となっている。
上記蒸発機ファン/モータサブアッセンブリの上記ハウジング44への組立に続いて、前述したスクロール容体90及び上記蒸発機コイル18のサブアッセンブリは、上記室内機ハウジング44へと組立及び取付られる。上記スクロール容体90は、詳細には図24〜図26に示されており、大きな開口部144が形成された実質的に平面の壁領域142を有している。この開口部144は、図26に最も良く示されているように背後に延びた環状の壁部分146を備えていて、この壁部分は、上記ハウジング44が装着された場合には、上記蒸発機ファンの前部、すなわちインレット端部110を収容し、上記蒸発機コイル18から上記ファンのインレットへと流路を画定するようになっている。
上記スクロールには、矩形の前方に延びた延長部148と158とがその上側端部及び下側端部にそれぞれ設けられている。上記延長部148、150には、その端部に外周壁延長部152,154が設けられており、これらはそれぞれ上側及び下側において延ばされている。図6を参照すると、これらの延長部及びそれらに対応した周辺壁領域は、それらの間に上記蒸発機コイルを収容し、保持するようになっている。特に、上記上側延長部148と下側延長部150とそれらに対応した壁152,154は、それぞれこれらの領域が図6に示した取付位置において上記蒸発機コイルを収容するようにさせるために、それぞれ上側及び下側に対してフレキシビリティーを有するようにされている。図4及び図24を参照すると、上記スクロール容体90は、垂直に延びた左手側壁156と垂直に延びた右手側壁158とを有していて、これらは、上記蒸発機コイルの左手側端部及び右手側端部160,162に係合されて、さらに上記スクロール容体90内に上記蒸発機を保持させるようになっている。
上記スクロール容体90及び蒸発機コイル18のサブアッセンブリは、そこから延ばされたいくつかの冷凍チューブ及びキャピラリを有しているが、これらは、図3、図4、図5に概ね示された符号164により示されている。これらのチューブの自由端は、上記室内機用ハウジング44の後部壁46に設けられた開口部166を通されている。
上記開口部166に上記チューブ164が通された後、上記スクロール容体/蒸発機コイルアッセンブリの組立は、上記スクロール容体の垂直に延びた右手側壁158と、対となったL形状のフックとが係合することによって行われる。この様にして係合させた後、上記アッセンブリの左手側側部は、上記室内機ハウジング44に向かって回転されて、上記スクロール容体上の外側に向かって外側に延びた垂直壁170が、図4、図10、図11に示された対となったフレキシブルラッチ172に収容され、上記スクロール容体と蒸発機コイルを所望する運転位置へと構造的に保持できるようになっている。
バックアップ、すなわちオプションの取付配置としては、開口部174を上記室内用ハウジング44にそれぞれフレキシブルラッチ172に隣接させて設けることができる。これらの開口部は、図24に示されているように、上記スクロール容体90の左手側壁170内の対となった開口部176に軸方向に配列するようにされている。ネジの設けられた締結具177は、図4に示されているように上記フレキシブルプラスチックラッチ172が、例えば運転中に破損した場合に用いられる。オプションのスクリューアタッチメント配置は、また上記スクロールハウジングの右手側側部に設けられている。これは、図5及び図11に最も良く示されていて、上記室内用ハウジング44からの延長部176が、上記蒸発機コイルの右手側チューブシート178と係合するように突き合うようになっている。ネジの設けられた締結具180は、上記蒸発機コイルに設けられた開口部内にまでその延長部を挿通されるようになっているのが示されている。
図39〜図43を参照すると、制御ボックス182は、上記ユニット制御スイッチ184とサーモスタット186とを収容するように設けられており、蒸発機モータ188が詳細に示されている。図から理解されるように、上記制御ボックス182は、2つの成形されたプラスチック部品から形成されており、これらは、互いにスナップ結合し、上記室内用ハウジング44の右手上側コーナにスナップ止めされるようになっていることが理解されよう。
上記制御ボックスの前部領域190は、実質的に平坦な前部壁192を有しており、これには対となった通孔が設けられていて上記制御スイッチ184の制御シャフト及びサーモスタットのシャフトを挿通して収容するようにされている。上記スイッチ184及びサーモスタット186は、上記前部壁192の内側196上において、好適な成形プラスチックマウンティングに取り付けられている。
上記フロント壁192から後ろ側に延びているのは、頂部壁198と、底部壁200と、左側壁202と、右側壁204であり、これらは協動して上記前部領域190の後方に面したスカート要素を画成している。上記頂部壁198には、対となった前方に面したフック形状の要素206が設けられている。上記底部壁200には、横切るようにして延びている横断方向延長突出部208を備えたランプ状の溝208が内部に設けられている。この溝208は、底部壁の後部端210から外側に向かってテーパが付けられており、前方に向いた保持面212を形成している。
上記制御ボックスの後部領域214はまた、実質的に平坦な後部壁216と、頂部壁218と、底部壁220と、左側壁222と、右側壁224とをそれぞれ有していて、前方に向いたスカート要素を画定している。上記頂部壁218の前方端部には、実質的に円筒状の対となった自由に横方向に延びた要素226が設けられており、上記前部領域190に設けられた上記フック206と枢軸結合するようにされている。横切る方向に延びた要素226は、図42に最も良く示されているように、上記後部領域214の頂部218に一体成形され、それぞれ対となった平行な支持要素228によって支持されている。図40及び図41に最も良く示されているように、上記後部領域の底部壁220には、後方に延びたフレキシブルラッチ機構230が設けられている。上記ラッチは、後方に向いた面234を規定し、横切る方向に延びた領域232を有していて、この面234は、上記フロント領域190の底部壁によって保持され、前方に向いた面212が取り付けられている。
図40及び図41を参照すると、円筒形のプラスチック蒸発機用ファンモータキャパシタ236は、上記頂部壁の内側及び上記後部領域214の内側のフレキシブルラッチ238に係合されてスナップ連結によって保持されている。すべての内側連結が示されているわけではないが、多数の個別の240で示されている電気ワイヤは、通常は上記制御ボックス182内に挿通され、電力供給ライン242は、該ボックス内に必ず挿通されることが理解されよう。図42及び図43を参照して、単一の水平に延びた開口部244は、上記ワイヤ240及び242のすべてが通るように上記後部領域214の後部壁に設けられている。上記開口部244は、細く、延長された領域246を有しており、複数のより細いワイヤ240が連なって配列されていると共に、支持されている。拡大された領域248は、上記開口部244の一端に設けられていて、電力コード242を収容するようになっている。
上記ワイヤ240のほとんどの両端には、迅速着脱自在のカップリング250が設けられている。これらのワイヤの上記制御ボックス組付け及び上記開口部244を通してこれらのワイヤを通すことは、上述の配列によって容易にされている。特に、個々のワイヤは、まず上記開口部244の拡大領域248を通され、その後細い領域246内に引き込まれるようになっている。すべての細いワイヤ240が装着された後に、太い電源ライン242が上記開口部の上記拡大領域248を通される。この電源ライン242は、従来のものであり、3本の別々のワイヤを有しており、それぞれのワイヤには、参照符号252が付されている。図40及び図42を参照すると、上記ワイヤ252の一本だけが上記ハウジング内の制御スイッチに連結される。電源コードの残りの2本のワイヤ252は、254で示されるようにして反転され、上記拡大領域248の上記電源コードの上側の頂部領域256を通して上記迅速着脱カップリング250が設けられ、上記空調機ユニット10の適切なワイヤに取り付けられるような位置まで通される。
この様にしてすべてのワイヤリングが装着されると、上記制御ボックス182の前部領域190は、容易に上記後部領域214へと、図40に示されるような上記後部領域によって保持される対となる横方向要素226と、上記前部領域により保持されている上記2つのフック206と接続される。このように接続されると、上記前部領域190は、下側、かつ後方に枢軸回転されて、上記ランプ208によって保持されている前方に向いた面212と、上記後部領域214の底部壁に形成されたフレキシブルラッチ230によって上記フレキシブルラッチ230の横方向領域232によって保持され、後方に向いた領域234が係合される。
図42及び図43を参照すると、上記電源コード242のための歪み解放構造体は、上記制御ボックス182の後部領域214の後部壁216に直接成形されている。この構造は、上記開口部244の上に位置した狭い開口部通路258を有しており、この狭い開口部通路は、下側壁領域260及び上側壁領域262を画定している。上記開口部244の下側において、互いに反対側にある開口部から離間して配置されているのは、図42及び図43に見られるように左手側及び右手側にある対となったフック状構造体264及び266である。上記左手側フック264は、電源コード収容空間を画定し、右手側において開口部端部を有していると共に、上記右手側フック266は、電源コード収容空間を画定していて、左手側において開口部端部を有している。フック264及び266によって画定される各電源コード収容空間は、上記電源コード242の太さよりも僅かに太い高さを有している。各フック264と266には、その外側端において下側に延びた突出268が設けられている。同様にして、上記上部壁262の内側には、互いに離間し、下側に延在する電源コード連結延長部270が設けられている。
図43は、曲がりくねった経路を示しており、この経路には、上記電源コードが上記歪み解放構造体に係合しつつ通されている。特に、上記電源コードが、上記開口部244の拡大された領域248から出て行くにつれ、方向272とは反対に曲げられて、上記右手側フック266の下側の空間を通されるようになっている。その後、向きが90°変えられ、上記壁260と262によって規定された細い通路258を通されるようになっている。上記通路258を通過すると、さらに異なった方向に90°方向に曲げられ、上記左手側フック264によって規定された空間を通されている。どのようにして上記フック264及び265上の突出268及び上記上部壁262上の上記突出270が、それぞれの空間内に上記電源コードを保持させているのかについては、図面の記載から明らかであろう。この様にして取付られると、上記電源コード242に対しアンダーライターズラボラトリーズ(登録商標)プルテスト(Underwriter's Laboratories Pull Test)を行ったところ、このテストの規格を通過するだけの上記コードと上述の上記曲がりくねった経路の間の充分な抵抗が生じていた。
図39〜図43を続けて参照すると、上記制御ボックス182の上記前部領域190の上記右側壁204は、その横方向に延長部272を有し、この横方向延長部は、上側に向いた面274と下側に向いた面276を規定している。この下側に延びた面276から延びているのは、実質的に垂直に延び、一体とされた成形ピン278である。上記ピン278と軸方向に整列された第2のピン280は、上記上側に向いた面274上に取付られている。上記ピン280は、フレキシブルアーム282に取付られており、このアーム282は、上記面274の前面に取付られ、上側及び後方に延びて、上記上側ピン280を上記面274から離間した空間284として示されている位置で支持している。この構造体は、図面からわかるように上記フレキシブルアーム282及びその上側に保持されている上記ピン280が、その通常の位置から下側に向かってフレキシブルとさせている。上記フロント領域190の上記左手側壁202には、後ろ側に延在したフレキシブルラッチ286が備えられており、さらにその上に設けられ、垂直に延びた前方に向いたラッチ面288を有している。上記ラッチは、右側に押すと曲がるようにされている。
上記制御ボックス182は、このようにして組み立てられ、図10に示されているように、上記室内用ハウジング44の右手上側コーナに設けられた対となる構造体に直接取付られるようになっている。この対となる構造体は、図10〜図13に示されており、上記右手上側コーナ内の上記室内ハウジング44と一体成形されている。これらのアームは、互いに垂直に離間しており、それらの外側端には開口部292が設けられていて上記制御ボックス上の上記ピン278及び280に係合するようになっている。
したがって、上記制御ボックスの取付は、下側に延びたピン278と上記下側取付アーム290の上記開口部292とを係合させることによって行われる。上記フレキシブルアーム282は、上記上側ピン280を支持していて、下側に向かって曲げられることで上記上側ピン280が上記上側制御ボックス取付アーム290の上記開口部292に連結されるようになっている。この様にして組立られた上記ボックスは、図39に示されている。上記制御ボックスの上記室内ハウジング44への組付けは、その後上記制御ボックスを枢軸取付体無しに、上記ラッチ286及び前方に向かった面288が、図11に示されるように上記室内ハウジング44に設けられ、垂直方向に延在したラッチ面294にスナップ連結されるまで枢軸回転させることによって行われる。制御用ノブ296は、その制御スイッチ184及び上記サーモスタット186のシャフト298に組付られて、組付けが終了する。上記制御用ノブは、別の内側構造体無しに単一の部材として上記制御シャフトに組み付けられていると共に、より詳細には後述するように上記シャフトの順方向運転をさせる取付体を支持している。
上記室内モジュール12のフロントグリル24には、図36〜図38に示されるように室内用フィルタユニット348が設けられている。上記インドアグリル24及びその上記室内ハウジング44への取付は、まず上記フィルタユニット348の詳細な説明を行った後に、上記フロントグリルへと取り付けられるのを説明する。図27から図31を参照すると、上記フロントグリル24は、実質的に平坦なフロント領域302を有しており、このフロント領域302は、インレットルーバ22と開口部304とを有しており、この開口部304に上記室内用空気吐出アッセンブリ26が取付られている。上記フロント領域302は、また実質的に矩形の開口部306を有しており、この開口部306は、上記グリル24が上記空調機ユニットに取付られる場合には、上記制御ボックスアッセンブリ182を内部に収容するようになっている。
上記平坦なフロント302から延長されているのは、それぞれ頂部壁308と、底部壁310と、左手側壁312と、右手側壁314である。この頂部壁と、底部壁と、左右の壁は、協動して一体として形成されたシャート(shirt)要素を画定していると共に、上記グリル24の上記平坦なフロント302から後方に延ばされている。図27は、上記インレットグリル24の背面を示している。左手側及び右手側の基準は、図1のように上記空調機ユニット及びグリル24が前面から見えるように取られており、したがって左右の基準は、図27から図31では逆転している。
図28を参照すると、上記グリル24の右側壁の内側壁316が示されている。この壁に一体形成されているのは、対となった横断方向に延び、持ち上げられた構造体318であり、これらの構造体318は、前方に向いた平坦面320を規定している。
図30及び図31を参照すると、上記左手側の壁312の内側壁32には、横方向に延びたラッチ係合構造体が設けられている。このラッチ構造体324は、前方に向いた平坦なラッチ面328を規定している。
上記フロントグリル24は、上記室内用ハウジング44に設けられた対となる構造体に直接取付られるようにされている。図10、図11、図12を参照して、上記室内用ハウジング44の上記右側壁54には、一体成形され、対となって互いに離間したグリル取付延長部330が設けられている。各延長部は、上記壁54の内側前方に延びており、長手方向に延びた開口部332を有している。この長手方向に延びた開口部332は、上記グリルの右手側壁上の持ち上げられた構造体318に適合するようにされていて、前方に向いた壁320は、溝332が形成された対応する面と互いに突き合うような関係で係合されている。
上記グリルの左側壁312上のラッチ構造体324は、上記室内用ハウジング44の上記左手側壁52の内側に形成されたラッチ機構334を収容するように適合されている。上記ラッチ機構334は、図11、図12、及び図15に最も良く示されている。上記ラッチ334は、上記ハウジング44と一体形成されたフレキシブルアーム336を有している。このアーム336は、固定位置338から延びていて、外側端が後部に面したラッチ面340にまで延びている。このラッチ面340は、後方に向いた面を備えている。上記ラッチ面340は、上記グリルが取り付けられた場合に、上記グリル24の左手側面に形成され、前方に向いた面328に係合するようにされている。上記ラッチは、傾斜した面342を有しており、この傾斜した面342は、上記グリル24と上記ハウジング44との係合を容易にするようにしていて、上記グリルと上記ハウジングとが運転できるように係合させるべく上記ラッチを反発させるようにしている。
上記インドアグリル24の上記ハウジング44への取付は、図32のように上記インドアグリルを配列することによって行われる。図示されているように、上記グリルの右手側壁上に形成された2つの持ち上げられた構造体38は、対となる開口部332と取付用延長部330に係合するようにされる。この係合により、枢軸点が与えられ、この枢軸点は、上記グリルの上記右手側部を固定し、ここを中心として上記左側側部を上記室内ハウジング44に向かって移動させるようになっている。上記グリルの上記左手側部の上記ハウジングへの連続した運動により、上記ラッチ構造体324と上記傾斜した面342とが係合し、このことによって上記グリルが上記ラッチ334の端部338が前方に向いた壁328に順方向に係合する所望する取付位置へと後方に運動するまで、上記フレキシブルアームを内側に反発させ、上記ハウジング44へと上記フロントグリル24を順方向から取り付けるようにさせている。
図15を参照して、上記グリルの上記ハウジングからの除去は、小工具(図示せず)を、上記フレキシブルアーム336に隣接したハウジング44の左側壁52に設けられている開口部344に挿通させるように挿入する。上記工具に力を加え上記フレキシブルアームを内側に曲げて、上記ラッチ機構334を解放させる。上記フレキシブルラッチアームが破損してしまうのを防止するために、一体となったストップ面346は、上記ラッチの背後の上記ハウジング44に一体成形されている。上記フレキシブルアーム336は、それが破壊されるポイントに達する前に上記ストップ面346に係合するようにされていて、上記グリルの取り外しの際の予期せぬ破壊を防止するようになっている。
図33〜図38を参照すると、フィルタアッセンブリ348は、上記蒸発機コイル18を通過する以前に上記室内用グリル24内のインレット用開口部22を通過する室内空気のための上記フィルタに設けられている。上記フィルタは、実質的に矩形のフレーム350を有しており、このフレームは、局面状となったグリッド形状の領域352を形成している。上記フィルタフレーム350の頂部は、水平に延び、前方を向いた壁354を画成しており、この壁354には、対となったマニュアルで取外し可能なスナップフィットラッチコンファメーション(confirmation)356がその対向する両側に設けられている。上記フィルタフレーム350は、充填されていない共重合ポリプロピレンから形成されていることが好ましい。フィルタスクリーン材料358が重ね合わされていると共に、上記グリッド352を形成する領域に一体として取り付けられている。上記スクリーンは、ポリプロピレン材料であることが好ましく、真空及び/又は洗浄により洗浄化できるようにされているので、上記ユニットの寿命中は再利用することができるようにされている。
上記フィルタ348は、上記インレットルーバ22の上端部において、上記フロントインレットグリル24に設けられた水平に延びた開口部360内に収容されるようにされている。図34に最も良好に見られるように、上記フィルタは、上記スロット360に挿入できるようにされていて、その外側に向かって曲がった側362が上記ユニット10の背面を向くようにされている。上記フィルタは、上記スロットを通して挿入されると、その背面側362は、直接上記蒸発機コイル18に対向してスライドし、上記ユニットは、上記グリル24の内側壁から延びた側壁364によって横方向にガイドされるようになっている。上記側壁は、図27に示されている。完全に挿入されると、上記フィルタは完全に上記蒸発機コイルに覆い被さり、上記壁354は、上記開口部を被覆し、上記グリル24の前面の一部を構成する。
装着されると、上記ラッチ機構356は、上記水平スロット360の下側端部上の対となる構造体に係合するが、これについて以下に説明する。上記スクリーン356上の上記ラッチ機構は、それぞれ上記フィルタフレーム350に一体形成された上向き、かつ前方に延長されたフレキシブルラッチ366を有している。上記ラッチの自由端368は、上記水平スロット360の下側壁372に形成された小さな水平延長スロット370に係合するようにされている。それぞれのラッチ366に隣接した上記フィルタ壁354と半円形の溝374及びこれと対となるアーチ型溝376は、上記水平スロット370に隣接した上記壁372に設けられている。
したがって、上記フィルタが上述の上記空調機に装着されると、上記フィルタ内の上記フレキシブルラッチ366は、後方に曲げられるので、上記ラッチ368の自由端は、上記スロットの下側壁372内の水平スロット370に係合する。これによって、上記フィルタは運転位置へと順方向に保持される。清掃のために上記フィルタを除去することが望ましい場合には、上記ラッチの自由端368は、アーチ型溝374及び376が設けられている結果、マニュアルで上記水平スロット360からこれらを解放させるように圧迫することができ、容易にアクセスすることが可能となる。同時に、上記アーチ型溝374は、上記スロットから上記フィルタ348をマニュアルで除去するためのグリップとなる。図37を参照して、上記フィルタフレーム350の頂部壁354は、非対称とされているのがわかる。この様にすることによって、上記頂部前部壁が上記グリルのフロント壁の形状とされて、上記スロットを被覆し、上記グリル24の曲がった前部壁の左手側部へと変位されるようになっている。
上記制御ボックス182の説明に関連して概略を説明したが、上記ノブ296は、上記制御スイッチ184と186のシャフト228上に、別のインサート等を用いずとも係合するように成形され、それらの対応したシャフト228と係合して順方向の連結を容易にさせている。好ましい実施例では、上記制御用ノブ296は、ABSプラスチック材料製であることが好ましい。
図44〜図49を参照すると、上記ノブは丸く、かつ対となった平坦な領域377を有しており、これらの平坦領域は、その外側側部の外側に延長された大きなコンフォメーション378によって分離されており、上記ノブをマニュアルで回転させることができるように把持できるようになっている。このコンフォメーションは、一端の380では大きな寸法で延びており、その中央領域38において寸法が小さくなるようにテーパが付けられ、その反対側の端部384では再度大きな寸法となるようにされている。このコンフォメーションは、外側壁386と、対となったアーチ型形状の側壁と、を有しており、これらの側壁は、上記外側壁386から平坦な領域377のうちの一方にまで延ばされている。
上記ノブ296の背後には、大きな溝390が設けられており、この大きな溝は、実質的に上記ノブの上側上において外側に向かって延びたコンフォメーション392の形状となっている。特に、上記溝は、下側壁392を有しており、この下側壁は、上記外側壁386及び曲がった側壁394の反対側にあり、これらは、上記コンフォメーション378の曲がった側の壁388の内側壁となっている。上記溝390の中心に位置決めされているのは、シャフト収容構造体396であり、このシャフト収容構造体は、D−形状の開口部398を画定している。上記シャフト収容構造体396及びその内部のD−形状開口部398は、垂直に延びたスロット400によって2つの離間した領域に互いに分離されている。上記シャフト収容構造体の各分離領域は、参照符号402によって示されているように上記曲がった側壁394に一体として形成されている。
図45、図46、図47を参照して、上記D−形状開口部398は、負のドラフト角に成形されていることに留意されたい。この様にすることで、その外側端404における上記開口部の断面積をその下側端における断面積406よりも小さくすることができる。上記上部端での上記開口部404の寸法は、図48及び図49で示される上記シャフトのテーパの付けられた端部408が、ちょうど収容されるようにされている。
上記曲がった壁388/394の厚さは、上記シャフト228が上記D−形状開口部の上部端に挿入され、シャフト領域410の全径が挿通された場合に、上記D−形状開口部の上記2つの分離領域及び402において一体として取り付けられる上記アーチ型壁領域388/394が、外側に向かって曲がるようにしている。このようにすることで、上記開口部298の断面積が増加でき、したがって上記シャフトを完全に挿入することが可能となる。この結果、一旦ノブが上記シャフトに挿入されると、上記壁388/394及び上記D−形状開口部の分離領域は、それらの変形されていない状態に戻ろうとし、この結果上記シャフト228の全径部分410に堅固に連結されることになる。
上側に延びたストップ412は、上記溝390の下側壁392上に成形されていて、上記シャフトが所望する位置へと侵入して行くように規制しているのが理解されよう。さらに、上記曲がった壁388/394の厚さ及びこれらの壁が取り付けられる上記片端部377の厚さは、上述したような所望する柔軟性を得るために極めて重要であることが理解されよう。上述した厚さを選択することは、当業者に理解される範囲のものであり用いる材料、上記シャフトの寸法及びこれら以外の条件に応じて変化させることができる。
上記室外モジュール14は、図2において概略説明を行ったが、以下に詳細に説明を行う。図51及び図52は、上記室外モジュールハウジングの上側領域38と下側領域40とをより詳細に示している。上記各領域は、好適な構造用プラスチック材料から単一部品として成形されている。
図3、図10、図50、図54〜図56に示されているように、上記圧縮機34の取付構造体は、上記室外ハウジングの下側部分40の下側壁414に直接一体成形されている。上記圧縮機34には、三角形の取付プレート416が設けられている。この取付プレート416は、その3つのコーナそれぞれに開口部を有していて、本発明の上記取付構造体を通して上記下側壁414への取付を容易としている。3つの実質的に同一の取付構造体420が設けられており、そのうちの一つが、上記プレートの開口部それぞれに対応している。これらの3つのうち、1つだけを詳細に説明する。しかしながら、本発明の重要な特徴によれば、上記取付構造体の別の2つに対する各配置は、本発明の上では重要である。各マウンティング構造体420は、持ち上げられた楕円形の形状部分422を有しており、この内部に垂直に延びた圧縮機取付スタッド424が成形されている。スタッド424には、垂直に延びたアーチ型突起426が対として設けられている。このアーチ型突出426は、それらの対応したスタッド424から、上記2つの隣接したスタッドに向かって、それぞれが少なくとも対応したスタッド424と上記隣接した2つのスタッドの間において、対となったライン428によって画定される角度だけ広がりつつ、離間するように位置決めされている。上記アーチ型領域426の高さは、上記スタッド424の高さよりも小さくされている。
上記圧縮機と上記取付プレートの装着は、まず、弾性体のアイソレータブッシング430を、図56に示されているように上記圧縮機取付プレート416に設けられた3つの開口部418それぞれに組付けることによって行われる。上記取付プレート416は、その上に上記圧縮機が取り付けられ、その後上記弾性体ブッシング430それぞれに設けられ、軸方向に整列された開口部432を通して延びた一体として形成されたスタッド424により設置される。上記弾性体ブッシングの径は、上記スタッド424が収容された場合には、各ブッシングの外周434が、上記ブッシングが連結される上記スタッドに対応した上記アーチ型壁426の内側面に密接に接触するようにされている。
単一の「フェンダ」ワッシャ436は、その後開口部438に上記ブッシングの上側に中心開口部それぞれを整列させるようにして配置される。上記フェンダは、それぞれ上記スタッド424に一体成形されている。シート金属ネジ440は、その後直接上記スタッドの開口部438内に螺合され、所定のトルクで締結されて、上記ネジが取り付けられる際の上記開口部内に設けられたネジの潰れを避けるようになっている。
上記圧縮機は、このようにして上記取付プレート416を介して上記一体形成されたスタッド424へとマウントされて、上記圧縮機のどの方向に対する運動でも、上記弾性体ブッシングにより吸収又は反発できるようにされている。特に、径方向においては力は、直接上記ブッシング430を通して各スタッドに対応する上記アーチ型壁426へと反発されていて、上方向に延びる上記スタッド424へと実質的に横方向に加えられる力を低減させている。
特定の実施例では、上記アーチ型壁はそれぞれ106°の円弧状に延ばされている。上記圧縮機の径方向の運動は、いかなる方向でもその後吸収され、少なくとも一つ以上の弾性ブッシング/アーチ型壁の組合せにより反発されるようになっていることが理解されよう。
図3、図51、図53、図54に示されているように、上記室外機ファンモータ32は、ペディスタル型の取付構造体440に取付られており、この取付構造体440は、上記室外機ハウジングの下側領域40の下側壁414に一体成形されている。上記モータ支持体は、実質的に垂直に延び、上記下側壁414のそれらの下側端444に直接形成された離間した脚部442の第一の対を有している。その上部端446においては、上記垂直脚部442は、水平に延びた領域448を通って垂直に延びた脚部450の対となるように変化していて、これらの垂直に延びた脚部450は、実質的に上記第一の対となった脚部442に垂直に配列されている。
上記各脚部450の上部端452は、上記室外機ファンモータ32の軸方向長さに実質的に等しい距離だけ互いに離間されている。図51及び図54に最も良く示されているように、上記脚部450の各上部端452は、上側に延びた面を画定しておりこの面には、中心に位置決めされた半円形の支持用溝454が設けられていて、上記モータの反対側の軸方向端部の対となる取付ブッシング456を収容するようになっている。モータ収容溝454の両側には、外部に離間された開口部458が設けられている。図54に示されているように、上記成形されたモータ取付体は、上記開口部がその中空の内部に連通し、かつ上記開口部458それぞれに対応した水平方向において下側に向いたラッチ面460を画定するようになっている。
ファン30が取り付けられた上記室外機用ファンモータ32の取付は、上記ブッシング456を上記モータの軸方向反対側端部において、上記脚部450の上側端452内の収容構造体454内に位置決めすることによって行われる。これに続いて、図57〜図60に示したモータ取付クリップ462は、上記モータ取付体440へと組み付けられ、上記モータをその最終的な運転位置へと固定するようになっている。
各モータ取付クリップ462は、ABS21といったプラスチック材料から単一片として形成されていることが好ましい。上記クリップはそれぞれ、水平に延びた中心領域464を有しており、この中心領域は、半円形の溝466の内部に形成されていて、上記モータブッシング456の上側側部に係合するようになっている。上記水平領域464上の外側端部468に設けられているのは、対となった下側に延びたフレキシブルアーム468であり、それぞれその端部にラッチ面470を有している。このラッチ構造体は、それぞれが上側に向いたラッチ面472を有している。上記取付クリップ462の上記水平領域464にはまた、その反対側に対となった第二の開口部474が設けられており、上記アーチ型モータ連結領域466に直接隣接している。
フレキシブルアーム466及び上記ラッチコンフフォメーションは、上記モータマウンティングクリップが上記脚部452の上側端の一つの上部端上に、上記モータ連結面466が上記モータブッシング456に重なるようにして配置された場合に、上記クリップが、上記ラッチコンフォメーション470が上記開口部458に侵入するまで上記2つのフレキシブルアーム468を内側に折り曲げることによって、上記モータ取付体に装着されるようになっている。一旦配置され、上記モータブッシングに連結されると、上記ラッチアームは解放され、上記上向き面472は、上記開口部458に隣接した上記下向き面460に連結され、上記モータ取付クリップ462を順方向に保持し、上記モータファンアッセンブリを所望する運転位置に保持するようになっている。
上記フレキシブルアームが、保守の際又は上記空調機ユニットへの損傷により将来的に破損した場合には、上記モータクリップ462の上記モータユニットの上部端452への取付は、適切なネジの設けられた締結具を、上記クリップの上記開口部474及び上記上部端452に設けられた好適な開口部へと挿通することによって行われる。
上記室外機領域の上記下側ハウジング40に取付られているのは、上記コンプレッサのモータと上記室外機モータの双方のための大きな円筒状金属ケースに収容されたキャパシタ476である。図3、図54、図61から図63を参照すると、上記キャパシタ収容支持構造体478は、上記下側室外機ハウジング40の下側壁414に一体成形されている。この支持体は、上記下側ハウジング40の後部壁に直接隣接するように成形位置決めされている。上記キャパシタ支持体48の直上部に上記後部壁480の別の側部に成形されているのは、矩形の開口部482及びその側部上に設けられた開口部482を超えて延びている前方延在壁領域484であり、対となった垂直延在スロット486を画定し、上記前部壁480を上記壁延長部484の間の上記開口部のそれぞれの側部に1つが設けられている。
上記キャパシタ476は、その上部端に取り付けられた複数の電線を有しており、したがって図63に示されているようにキャパシタ支持体478内に配置されるようにされており、その上には、キャパシタカバー488が装着されるようになっている。上記キャパシタカバー488は、上記キャパシタ476の外径よりも僅かに大きい内径の、実質的に円筒形の要素490を有しており、これはその保護のためである。上記キャパシタカバーの外側円筒要素の表面490から径方向外側に延びているのは、対となった垂直延在L−形状脚部492である。この脚部492は、上記キャパシタカバー間の距離を超えて延びていて、これらが上述した上記垂直延長スロット486内に収容されるようにしている。上記脚部492及び上記垂直延長スロット486は、上記キャパシタ支持体478及び上記キャパシタカバー488が協動して異なった上記キャパシタ高さの上部端とそのターミナルとを保護しつつ、高さを変化させられるようにしている。上記L−形状脚部492とそのための収容空間486の間の連結は、装着されると摩擦により上記カバー488を保持するようになっている。
また、上記円筒状キャパシタカバー490から径方向に延びているのは、垂直延在面494であり、上記キャパシタカバーの上側内部からその解放端部496にまで垂直通路を画成している。図63にも示されているように、これは、上記キャパシタからの上記多数の電気的配線498を上記ユニットの種々の電機部品に通すようにさせている。
また、上記円筒状キャパシタカバー490から径方向に延びているのは、充分な厚さを有する矩形の延長部500であり、これにはネジの設けられた開口部502が上記カバーの内部にまで通されている。図63に示されるように、このネジの設けられた開口部は、接地ネジ506を挿通して収容するようになっていて、これは、接地ワイヤ508に連結されている。上記ネジは、上記キャパシタ476の外側金属カバーに電気的に接触するようにされていて、その接地を行うようにしている。
図3、図10、図50〜図52を参照すると、上記下側室外機ハウジング40の上記下側壁414へと直接成形されているのは、構造壁510である。この壁510には、半円形の通孔512が設けられている。この開口部512は、上記室外機ハウジングに一体成形された下側に延びた構造壁516に形成された同様の開口部514と協動して、上記室外機のファンシュラウドを画定している。上記下側壁510の開口部512の反対側は、垂直に延びた構造領域518によって形成されており、それぞれは、上側に向いた平坦面520をその上部端に有している。上記面520は、そこから上側に延びたアライメントピン522を有しており、それぞれには内部に開口部が設けられている。
図51及び図52に最も良く示されているように、上記上部ハウジング38には、矩形の開口部534がその頂部面526に設けられている。上記開口部は、上記壁の上側のアーチ型の空間528と開口部514と連通している。上記アーチ型空間528の反対側の脚部の下側端530では、上記ハウジング38には、対となった構造取付点が設けられており、それぞれは、内部に円筒形の開口部532を有していて、上記面520から延びた上記ピン522を収容するようになっている。通孔534は、取付構造体530に設けられており、これによってそれぞれの開口部532を通してネジの設けられた締結具535を収容し易くさせていると共に、上記ピン522の開口部内に収容させやすくなっていて、上記空調機ユニットが組み立てられた場合には、上記上部外側ハウジング38を上記下側ハウジング40へと構造的に取り付けるようにしている。この様な組立が終わった後、矩形のフィラー536が、上記開口部524へとスナップフィットされるようになっている。
図3、図51を再度参照すると、上記下側領域の上記壁510は、対角線上の延びた構造延長部538を有していて、この延長部は、上記凝縮器コイル28の一端に隣接した自由端で停止されている。上記壁延長部538の端部には、概ね540で示される2つの垂直方向に延びた壁領域が設けられており、上記凝縮器コイル28のチューブシート542のうちの一つを収容位置決めする開いたコーナを画定させている。同様に、上記チューブシート546は、上記凝縮器コイルの他端において同様の構造体により支持されている。同様にして、垂直に延びた支持構造体は、上記チューブシート542及び546の双方の背後端部に設けられている。この結果、上記凝縮器コイル28の取付は、上記凝縮器コイル28を、ガイドとして上述の垂直支持面を用いてその位置に垂直に下げるだけで行うことができる。
これに対応した同様の構造体は、上記上部室外機ハウジング38に設けられており、上記上側ハウジングは、上記下側ハウジングに一度上述した一つの凝縮器コイルが上記下側ハウジングに位置決めされると、装着することができる。この様な取付によって、上記凝縮器コイル28をその所望する位置にその他の機械的締結具を用いることなく保持させることができる。
上記室外機ファンモータ32及び上記室外機ファンアッセンブリ及び上記ファンシュラウドの下側部分を画定し、上記ファンシュラウドの上部部分を位置決めする上記壁510の支持は、その同一の部品に一体成形されている。上記室外機ファン30と上記開口部512及び514の間のクリアランスによって画定される上記シュラウドは、極めて近接した許容度を有しており、このため上記ユニットの全運転効率を著しく向上させることができることが理解されよう。
前述したように、本発明の上記空調機ユニット10は、室内用空調機として用いられ、上記室内モジュール12及び上記室外モジュール14は、上述したように互いに一体とされ、金属ベースのパン16に取り付けられている。上記室内モジュールを上記室外モジュールを組み立てるのは実に簡単なことが理解されよう。組立のシーケンスは、まず、上記室外モジュール14を図10のように上記上側ハウジング38を取り外して組み立てる。この上側カバー38が取り外されると、上記冷凍チューブ164及び上記制御ボックスからの適切な電気ワイヤリング240は、上記上側ハウジング38及び上記下側ハウジング40双方に設けられた半円形の開口部552によって画成される上記室外ハウジングの前部壁の開口部550を通される。
上記室内モジュール及び上記室外モジュールの取付は、上記下側ハウジング40の上記前部壁480に形成され、対となった構造的フック553を、上記室内機ハウジング44の後部壁46に一体成形された対となった開口部554に整列させる。図2及び図51に最も良く示されているように、上記フック553は、後方に延びた傾斜領域558を備えた実質的に垂直に延びた領域556を有している。この組立の容易さは、上記フック553上に整列させることで、上記室内モジュール12の上記開口部554の外側モジュールの隣接した垂直に配置させた組立を容易とする。上記フック553と上記開口部554の係合は、その後単に上記室内モジュール12上に力を加えることによって行われる。
この様に組立た後、上記冷凍チューブ164及び電気的ワイヤ240の適切な相互連結が行われる。この後、上記室外機ハウジングの上記上部領域38は、これを上記下側領域40の直上に垂直配列させて、これを上記室内機ハウジング44の上記後部壁46をガイドとして下側に降ろして上記ユニットへと装着する。上記上側ハウジング38が降ろされて設置され、上記支持構造体548が、上記凝縮器コイル28の上部側を支持するように上記コイルへと係合される。また、上記整列ピン522と上記ファンシュラウドの反対側の上記開口部534の上述した連結は、連結するように移動されて、上記ネジの設けられた締結具535は、その後装着されて上記上側ハウジング38の上記下側ハウジング40への装着が完了する。好適な整列構造体は、概ね560で示されており、これは、上記室外機吐出ルーバ42領域において上記上側ハウジングと上記下側ハウジングが双方の背面に設けられている。この構造体は、詳細には説明しないが、上記ハウジングが互いに連結された場合には、簡単にフレキシブルな後部へ機部分の整列をさせるようになっている。
これに続いて、上記矩形フィラー536は、上記矩形開口部524へと上記外側ハウジング38の頂部においてスナップ連結される。さらに、相互連結が、対となったネジの設けられた締結具によって、リップ566内の対となった開口部564を通されこれは、上記上部ハウジング38の頂部526から前方に延ばされている。上記リップ566は、上記室内ハウジング44の頂部壁48内の対となる溝568と重なりあうようにされていると共に、それに設けられた開口部570を通されて、上記室内モジュールと室外モジュールの間の相互連結が完了するようにされている。
上記室内モジュールと上記室外モジュールの組立は、その後上記金属ベースパン16に配置することによって行われるが、これが図1、図50及び図64に示されている。上記ベースパン16は、構造的スチールシートから製造されており、実質的に平坦な底部領域572を有しており、この底部領域には、多数のチャンネル構造が通されている。上記ベースパン16は、垂直に上側に延びた左側壁576と右側壁578とをそれぞれ有していて、後部壁580は、その間に形成されている。これらの壁は、上記空調機ユニット10の外側壁に順方向に係合するようにして垂直に充分延びていて、上記ルーバ36及び42を通過するどのような空気流をも遮らないようにして上記ユニットを支持している。少なくとも右手側側壁578は、通孔を備え、前方に延びたタブ582を有しており、この通孔は上記室内機ハウジング44の上記下側右側壁54に備えられている対となる開口部586と整列されている。図示されているように、この連結は、簡単に“セーフティ”連結を与えており、荷積み及びその後の取付の際の上記空調機ユニット10の上記ベースパンの外への移動を防止するようになっている。これについては、以下に説明する。
上記室内モジュール及び室外モジュール12,14が組み付けられると、上記空調機システム10は、湿った空気を通過させて除去した凝集物を集め、この凝縮物を上記室外モジュール14の背後へと導くようにされているが、これについて以下に説明する。図24〜図26を再度参照すると、上記蒸発機コイル20の下側部分を取り付けている上記スクロール容体90の上記下側延長部150は、上記システムが室内空調機として用いられている場合には上記蒸発機コイル20の凝集物のドレンパンとなっていることが理解されよう。図5にも示されているように、円筒状のアウトレット588が、上記ドレンパン150に連通するように上記スクロール容体90の底部に設けられている。
上記室内機領域が組立られると、上記円筒状のアウトレット588は、伸縮自在に上記延長された中空チューブ72の外側端部を収容し、この延長された中空チューブは、上述したように、また図11及び図12に図示されているように上記室内機ハウジングの後部壁46に成形されている。図3を参照すると、上記凝縮物ドレンチューブは、上記室内機ハウジング44の上記後部壁46から導出され、図2及び図3に示されているように上記下側室内機ハウジング40の前部壁580の開口部592を取り囲むようにして収容構造体590と連通されている。適切なシール組成物は、緊密連結を確実に行うために、上記伸縮自在ジョイントの周囲に施されている。
図3を引き続いて参照すると、上記開口部592は、上記ハウジング領域40の上記下側壁414に一体成形された凝縮物フローチャンネル594と連通されている。このチャンネルは、対となった垂直に延びた実質的に平行な壁596及び598によって画定されていると共に、上記壁510の概ね背後に延ばされている。その後、右に延びて、上記壁延長部538の端部周りを巡って、後部のチャンネル600へと延びさらに、上記凝縮器コイル28に平行に延びている。上記チャンネル600を通る水は、上記室外機ファン30の作用により上記凝縮器コイル28へと吹き付けられて、上記システムの効率を向上させるようにされていることが好ましい。この様な作用の結果として蒸発しなかったどのような凝縮物であっても、上記チャンネル60の左手側端部へと流れて行き、円筒形の出口602を通して上記下側ハウジング40から排出されるようになっている。
上述した凝縮物の除去システムは、上記空調機ユニット10が室内空調機として用いられている場合には簡単、かつ効率的に設計することができることは理解されよう。上記空調機ユニットが分離システムとして用いられ、上記室内モジュール12が、その頂部と底部とが逆転されている場合の、上記スクロール容体90の凝縮物ドレン収集器としての能力について、以下に説明する。
上記金属ベースパン16のさらなる特徴は、適切な矩形開口部604を通して上記空調機ユニット10を容易に取り付けることができることにあり、この矩形開口部は、壁に設けられた開口部又は適切な寸法とされたウインドウとなっている。図64及び図50を参照すると、上記ベースパンの開いた前部端には、一体成形され、延びた下方向に延在するアライメントフランジ606が設けられている。一度適当なサイズの開口部604が形成されると、上記室内モジュール12及び上記室外モジュール14アッセンブリは、前方に延びているタブ582内のネジを取外すことによって、上記金属ベースパン16から取り外される。このベースパン16は、その後その内側壁608をそれを取囲んだ開口部604に係合させることによって、上記アライメントフランジ606を介して上記開口部604内に配置される。対となった対角線上に延びた支持用チャンネル610は、上記空調機ユニット10に設けられており、その後上記ベースパン16及び上記開口部604の内側面612へと装着され、上記ベースパン16が、上記空調機ユニット10を支持するために最適な位置へと正確に整列されることになる。
図64を続けて参照すると、上記対角線上のチャンネル610は、構造用金属シートから形成されており、いくつかの強化用リブ616が形成された長手方向に延びた領域614を有している。上記各チャンネル610の各外側端部は、下側フランジ618を有しており、これは、内側に曲げられて下側に回り込んでいて、構造的に上記ベースパン16を支持している。上記延びた領域614の下側端部には、内部に開口部620が設けられており、この開口部は、上記ベースパン16の上記側壁576及び578に設けられた対となる開口部622に軸方向に整列されるようになっている。適切なネジの設けられた締結具(図示せず)は、上記開口部620と622を通されていて、構造的に上記支持体610を上記ベースパン16に取り付けるようになっている。
上記チャンネルの上記延びた領域614の上側端には、外側に曲がった整列用タブ624が設けられている。上記対角線上の支持チャンネル610の長さは、上記支持体が上記ベースパンに上述したように取り付けられた場合に、上記整列用タブ624が、上記内側壁608と係合し、上記ベースパン16が、上記空調機ユニット10の装着及び運転に最適な配置となるようにしている。したがって、上記整列用タブが、上記壁608に係合すると、適切な締結具は、上記内側壁の材質にもよるが、上記チャンネルの延びた領域614の部分に設けられた通孔626を通して取付られ、上記側壁604の面612と突き合うようにされている。
上記支持構造体の取付の後、図64に示されているように、組立られた空調機ユニット10は、容易に上記ベースパン16へとスライドさせることができ、取り付けネジを再度取り付けることで上記空調機を運転位置に保持させることができるようになっている。上記ユニットは、その後プラグインされ、電源が投入されて、冷却及び除湿が行われる。
前述したように、上記空調機ユニット10のモジュール構成は、分離型システムの空調機として、上記室内モジュール12と上記室外モジュール14とを別々に取付ることを可能とする。この取付が、図65及び図66に記載されている。
まず、上記室外機領域については、上記下側ハウジング40の側壁630には、全くルーバが設けられていないことに留意されたい。上記ルーバの位置には、開口部632が設けられており、この開口部は、冷凍機チューブ及び電気ワイヤへのアクセスを容易にさせていて、これが概ね参照符号634として示されている。上記チューブ及び電気ワイヤリングは、外側壁636を通されて、上記室内モジュール12と連通されているのが示されていると共に、その天井640に近接したその内側壁638に取付られている。
上記分離型システム用途の上記室内モジュール12は、上記室内モジュール12が、室内用空調機として配置される方法とは、頂部と底部が逆にされて配置されている。この様に取付けることは、矢印642によって示される上記空気吐出が、上記室内空気吐出部26を通して上記ハウジングの下側端部に位置するようにされていて、これは、上記分離型空調機システムでは通常になされているようになっている。また、上記制御ノブ296は、下側端部にあり、これは、高い壁に取付られているよりも、より簡単にアクセスできるようにしている。上記ユニットには、制御のための遠隔制御配置が設けられていても良く、これは、上記制御ボックス182の位置に装着されて、従来から良く知られているように遠隔制御で駆動できるようになっている。
上記室内モジュールのすべてのシステムは、上述したように上記反転配置において効率的に運転できるように設計されている。
上記のような分離型システム用途では、上記室内モジュール12の室内空調機用途とは異なった一つの機能は、凝縮物廃棄システムにある。再度図24〜図26を参照すると、上記蒸発機コイルは、実質的に同一の水平方向に延びた延長部148と150内に、その上側端及び下側端で支持されていることに留意されたい。上述したように、上記下側延長部150は、上記ユニットが室内空調機として用いられている場合には、上記凝縮物のドレンパンとされる。上記ユニットが分離システムとして用いられる場合には、上記凝縮物ドレンパン148は、同様な方法で上記凝縮物収集器とされる。図25に示されているように、アウトレット644は、上記凝縮物ドレンパン148と連通されている。上記アウトレット644には、凝縮物ドレンチューブ(図示せず)が設けられており、このチューブは、上記室内機ハウジング44の後部壁に設けられた開口部646を通されているが、これが図11に示されている。この点から、上記凝縮物ドレンチューブは、従来の上記の分離システム取付の様に、適切な凝縮物排出位置へと通すことが可能となっている。
Claims (4)
- 空調機のための蒸発機モジュールであって、
第一及び第二の対向する面を有するハウジングを有し、
前記ハウジングの内部で運転可能に支持された蒸発機コイルを有し、前記コイルは、前記ハウジングの前記第一及び第二の面と実質的に平行に伸びた第一及び第二の互いに反対側に面する面を有し、
前記ハウジングの内部に運転可能に支持された蒸発機のファン及びモータを有し、
前記ハウジングの内部に運転可能に設けられた空気流制御装置を有し、この制御装置は、前記ファンと協働して周囲の空気を前記蒸発機コイルを通るように導くとともにこの空気を冷却されるべき空間に再度導くように設けられており、
前記ハウジングの内部に設けられた、蒸発器コイルを支持するとともに凝縮液を収集する装置を有し、この装置は、前記蒸発機コイルと前記蒸発機ファンとの間に設けられた実質的に平面状の壁を含み、この平面状の壁は、空気を通過させるとともに前記蒸発機コイルにわたって空気が流れるのを可能とする開口部を有し、前記平面状の壁は、前記蒸発機コイルの第一の面に隣接する第一の端部を有し、この第一の端部は、該第一の端部から実質的に垂直に延在する第一の蒸発機コイル支持構造を有しており、前記平面状の壁は、前記蒸発機コイルの第二の面に隣接する第二の端部を有し、この第二の端部は、該第二の端部から実質的に垂直に延在する第二の蒸発機コイル支持構造を有しており、
前記第一および第二の蒸発機コイル支持構造は、前記蒸発機コイルの第一および第二の面とそれぞれ係合するとともにこれらの面をそれぞれ支持するように構成されており、前記第一の蒸発機コイル支持構造は、前記コイルの第一の面が下方に面するように該コイルが配置された場合に、前記蒸発機コイルから凝縮液を収集するように設けられており、前記第二の蒸発機コイル支持構造は、前記コイルの第二の面が下方に面するように該コイルが配置された場合に、前記蒸発機コイルから凝縮液を収集するように設けられていることを特徴とする蒸発機モジュール。 - 前記空気流制御装置は、冷却されるべき空間に空気を再度導くための吐出口を含み、前記吐出口は、前記ハウジングの前記第一面に隣接して実質的に垂直に伸び、これにより、前記蒸発機モジュールが前記第一の面を上にして配置された場合には、この頂部近くから空気が吐出され、前記蒸発機が前記第一の面を下にして配置された場合には、その底部近くから空気が吐出されることを特徴とする請求項1記載の蒸発機モジュール。
- 前記第一および第二の蒸発機コイル支持構造は、前記平面状の壁と一体形成されているとともに該平面状の壁の対応する端部から垂直方向外向きに延在する平面状の支持壁をそれぞれ有するとともに、前記各々の支持壁から延在して前記蒸発機コイルの第一および第二の面にそれぞれ隣接して凝縮液収集パンを画成する周囲壁を有することを特徴とする請求項1記載の蒸発機モジュール。
- 前記平面状の支持壁の間の間隔は、前記蒸発機コイルの第一および第二の面の間の間隔と実質的に等しく、前記蒸発機コイルの第一および第二の端部が対応する凝縮液収集パンにそれぞれ収容されるように該蒸発機コイルを設置することができるように、前記蒸発機コイルを支持するとともに凝縮液を収集する装置は可撓性を有することを特徴とする請求項3記載の蒸発機モジュール。
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