JP3670500B2 - 判断規則修正装置及び判断規則修正方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば画像または音声データを入力することにより、予め不良品として記憶された製品とのマッチングを使い製品に発生する不良を識別するシステムや制御対象の現在の状況を示す状態量を入力することにより、制御対象を制御するシステムにおいて、専門家が下した診断結果に適合するようにシステム内の判断規則を自動的に修正する装置及び判断規則を自動的に修正する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、機械知能による最適化あるいは探索として、予め決められた関数にパラメータを代入して得られる特徴量から判断規則を決定し、その判断規則を修正する場合には、パラメータを調節する方法が採られている。その1つの手法がジェネティックアルゴリズム( 以下「GA」と言う。) ;参考文献「ジェネティックアルゴリズム/安居院猛、長尾智晴 著/昭晃堂/1993年」がある。GAとは生物の進化の過程を基本原理とした最適化・探索アルゴリズムの一種である。GAでは、染色体同士の一部を入れ換える操作(交差)、染色体を構成する一部の文字列の値を反転させる操作(突然変異)、染色体ごとの評価値(適合度)を利用して、染色体集団の中から染色体を選ぶ操作(選択)、といった操作を行ない新たな染色体集団を生成する。GAはこのような染色体集団の生成を何世代かに渡って繰り返していくことにより、適合度の高い染色体を探索するアルゴリズムである。
【0003】
例えばこのGAを利用して判断規則に含まれるパラメータを調整する手法として、参考文献「ファジールールの獲得とその表現に対する一手法/前橋覚、鬼沢武久 著/日本ファジー学会関東支部・東北支部 第9回ワークショップ/1997年」が挙げられる。この手法では、判断規則に含まれるパラメータを0あるいは1を連結した文字列で表すこと(2進数表現)により、判断規則と染色体の対応付けを行っている。また染色体に対応する判断規則を用いて、制御対象をどの程度上手く制御できたかどうかを評価することにより、染色体の適合度を求めている。そうして染色体が世代交代を繰り返す中で、適合度の高い染色体が淘汰されるよう判断規則を調整するものである。
【0004】
しかしながら、最適な解を探索するGAを用いたとしても、通常考えられている探索空間では全てを探索するのに膨大な時間を必要とする。さらに、この手法では、限りある時間の中で実用上解けない問題も発生する。また、探索空間中の真の最大値あるいは最小値を与える点を探索する必要がある場合には、膨大な時間を必要とするとしても、全探索を実行する以外に術はないのが実情であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように従来の技術においては、判断規則の修正は最初から全て生成し直すことを前提としており、たとえ判断規則の修正箇所は部分的であっても規則全体を修正対象とみなしているために、この規則修正の際に多くの時間を要し、効率が悪いという問題があった。
【0006】
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであって、与えられたデータの推論を行った場合、データに対して正しい推論結果が得られなかった時、そのデータが正しい推論結果に導かれるよう判断規則を部分的かつ高速に修正する方法と装置を提供することを目的としている。
【0007】
本発明の別の目的は、これまでGAを利用する上で懸念されていた探索空間の大きさ、つまり探索範囲が広すぎて処理に膨大な時間が掛かっていたことを改善することによって、GAをより使いやすい探索手法とすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、請求項1記載の本発明に係る判断規則修正装置は、特徴量を得るための第1のパラメータがそれぞれ割り当てられ、かつ上位、下位に区分される複数の分岐ノードと、分類クラスが割り当てられる末端ノードと、前記特徴量に基づく分岐の条件を表す第2のパラメータが割り当てられ、かつ分岐ノード間または分岐ノードと末端ノード間を接続する枝と、によって表される、データから該データの分類クラスを判断するための判断規則を格納する判断規則格納部と、事例のデータと該事例のデータに対する分類クラスとを対応して格納する事例格納部と、前記判断規則格納部に格納される判断規則に基づき、前記事例格納部に格納される事例のデータに対する分類クラスを推論する推論部と、前記推論部で推論される分類クラスが前記事例格納部に格納される分類クラスと一致しないときに、最上位の分岐ノードから前記格納される分類クラスが割り当てられる末端ノードへと至る第1の推論経路上の第1、第2のパラメータ、および最上位の分岐ノードから前記推論される分類クラスが割り当てられる末端ノードへと至る第2の推論経路上の第1、第2のパラメータを前記判断規則から抽出する修正対象抽出部と、前記事例格納部に格納される事例に基づいて、前記抽出された第1、第2のパラメータを修正する手段と、を具備する。
【0009】
請求項2記載の本発明に係る判断規則修正装置は、前記修正対象抽出部が、前記特徴量に基づいて、前記第1の推論経路上の第1、第2のパラメータから修正を要しない第1、第2のパラメータを除外する手段を有する
【0011】
請求項3記載の本発明に係る判断規則修正方法は、判断規則修正装置が、特徴量を得るための第1のパラメータがそれぞれ割り当てられ、かつ上位、下位に区分される複数の分岐ノードと、分類クラスが割り当てられる末端ノードと、前記特徴量に基づく分岐の条件を表す第2のパラメータが割り当てられ、かつ分岐ノード間または分岐ノードと末端ノード間を接続する枝と、によって表される、データから該データの分類クラスを判断するための判断規則に基づき、事例のデータと該事例のデータに対する分類クラスとを対応して格納する事例格納部に格納される事例のデータに対する分類クラスを推論するステップと、前記推論される分類クラスが前記格納される分類クラスと一致しないときに、最上位の分岐ノードから前記格納される分類クラスが割り当てられる末端ノードへと至る第1の推論経路上の第1、第2のパラメータ、および最上位の分岐ノードから前記推論される分類クラスが割り当てられる末端ノードへと至る第2の推論経路上の第1、第2のパラメータを前記判断規則から抽出するステップと、前記事例格納部に格納される事例に基づいて、前記抽出された第1、第2のパラメータを修正するステップと、を実行する。
【0012】
請求項4記載の本発明に係る判断規則修正方法は、前記抽出するステップが、前記特徴量に基づいて、前記第1の推論経路上の第1、第2のパラメータから修正を要しない第1、第2のパラメータを除外するステップを有する
【0014】
請求項1及び請求項3記載の本発明の修正規則判断装置及び修正規則判断方法では、これまで全てのパラメータを探索範囲としていたが、修正の必要のあるパラメータとその周りのパラメータだけに修正範囲を限定することによって、最適解が求まるまでの探索時間の短縮が可能になった。これは、使用者にとって探索パラメータの設定が簡単になるだけでなく、GAが現実のシステムに耐えうる条件を満たすことにもなる。
【0015】
請求項1及び請求項3記載の本発明の修正規則判断装置及び修正規則判断方法では、修正の必要のあるパラメータとその周りのパラメータを抽出する方法として、1つは誤った分類クラスに導かれたデータが本来属する分類クラスに対して、もう1つは誤った分類クラスに導かれたデータのみに対してパラメータを抽出する。そして、これらの抽出で得られたパラメータの和集合を修正対象範囲とする。
請求項2及び請求項4記載の本発明の修正規則判断装置及び修正規則判断方法では、上記で抽出したパラメータをさらに特徴量との関係から修正の可能性の高い部分だけを抽出する。これによって、探索範囲はさらに吟味され、探索時間の減少につながる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照にして詳細に説明する。
【0017】
図1(a)は本発明の一実施形態に係る装置の構成を示すブロック図である。同図に示すように、事例格納部11には図2に示す画像ファイル名と対応する分類クラスからなる事例が格納されている。判断規則格納部12には現在使用するシステム内に記述された判断規則が格納されている。そして事例格納部11に格納された事例は、判断規則格納部12に格納された判断規則によって推論部13で推論される。修正対象抽出部14は、推論部13が推論したクラスと事例格納部11に格納されている事例に対応する分類クラスが異なる場合、その事例に係る経路上に表れるパラメータを判断規則の修正対象として抽出する。探索範囲格納部15には修正対象抽出部14で抽出された修正対象の探索範囲が格納される。ただし探索範囲格納部15は、ここでGA手法によって判断規則修正(生成)するために用いられるのであって、他の手法を用いる場合は使用しないこともある(図1(b)参照)。最後に、修正対象探索部16によって修正対象範囲内で探索が行われ、パラメータの変更すなわち判断規則が修正される。
【0018】
次に、以上のような構成を持つ判断規則修正装置の動作をフローチャートに沿って説明する。図3は判断規則修正装置の一実施形態に係る修正の流れを示すフローチャートである。
【0019】
同図に示すように、まず入力されたデータとそのデータを識別する分類クラスを併せ持つデータ集合を読み込む(ステップ31)。これは図1(a)の事例格納部11に格納された事例に対し、判断規則格納部12に格納されている判断規則が正しい推論を行うかどうかを評価するための準備を行なう。ここでは図4の事例S1を読み込む。
【0020】
次に、読み込まれた事例S1を判断規則格納部12に格納されている判断規則によって評価し、読み込んだ事例に対応する分類クラスを推論する(ステップ32)。例えば図5で示す判断規則を用いて評価し、図4の事例S1に対する推論されるクラスを求める。ただし、図5の判断規則の条件部分に記述されている「面積」、「密度」、「幅」に対しては、画像ファイル名filen及びパラメータを引数とする関数area(filen,Q1)、density(filen,Q2)、width(filen,Q3)がそれぞれ定義されているとする。また、探索範囲格納部15には、図6に示すパラメータの探索可能範囲と現在の設定値が格納されている。また、その範囲はパラメータ毎に「最大値」と「最小値」および範囲内の「刻幅」を持つ。画像ファイル名がfile11、クラスが分類1である事例S1を評価する際には、パラメータとしてQ1=4,Q2=4,Q3=4という値を持っている。これらのパラメータを上記関数に代入し、その解である特徴量を得る。特徴量とは、事例が持つ属性を数値で表したものである。事例S1に関し、パラメータを代入した結果、図7に示した値SA1が求まるとすると、filenは「面積」8、「密度」5、「幅」1の特徴量を有する。
【0021】
事例を推論する時、まず図5の判断規則の最上位分岐ノードN1に割り当てられている特徴量「面積」の値を用いて評価を行う。事例S1では、「面積」に対する特徴量は8であるから,分岐ノードN1の左側に連結している枝の条件10未満が成り立つ。よって事例は分岐ノードN1の左側に伝播し、分岐ノードN2に移る。次に分岐ノードN2に割り当てられている特徴量「密度」の値を用いて評価を行う。図4の事例では「密度」の特徴量は5であるから、分岐ノードN2の右側に連結している枝の条件5以上が成り立ち、事例は分岐ノードN5へ伝播する。最後に、分岐ノードN5に割り当てられている特徴量「幅」の値を用いて評価を行う。図4の事例では「幅」の特徴量は1であるから、分岐ノードN5の左側に連結する枝の条件6未満が成り立ち、左側すなわち「分類2」が割り当てられた末端ノードE4へ伝播する。結果として、事例はクラス「分類2」と推論される。図8の斜線で囲んだノードは、事例S1が判断規則に従って推論される様子を示す。
【0022】
続いて、ステップ32で推論された事例S1のクラスと推論前の事例格納部11で格納されている分類クラスを比較する(ステップ33)。双方のクラスが一致していれば判断規則の修正は不要であり、アルゴリズムは終了する。しかし、一致していなければ、判断規則を修正する必要があると判断する。事例S1の場合、ステップ32においてクラスは「分類2」と推論されたが、事例格納部1上では「分類1」が割り当てられており一致しない。よってこの場合、判断規則を修正する必要があると判断する。
【0023】
判断規則を修正する場合、まず修正対象の抽出を行う(ステップ34)。抽出には次に示す3つの方法を持つ。
【0024】
1つは、事例のクラスに関連する修正対象を抽出する方法である。つまり、誤った推論結果を得た事例の画面ファイル名に対応するクラスと同じ推論結果(末端ノードのクラス)を持つ推論経路を、末端ノードから最上位の分岐ノードまで溯り、該経路上のパラメータを修正対象として抽出する。具体的に図4の事例S1で言えば、本来割り当てられているクラス「分類1」に関連する経路を溯ってみる。図5の判断規則で「分類1」が推論されるのは、末端ノードE1、E6の2ヵ所である。末端ノードE1から最上位の分岐ノードN1までの経路は、分岐ノードN4と末端ノードE1を結ぶ枝、分岐ノードN4、分岐ノードN2と分岐ノードN4を結ぶ枝、分岐ノードN2、分岐ノードN1と分岐ノードN2を結ぶ枝、分岐ノードN1である。各ノードや枝には各々パラメータP5、Q3、P2、Q2、P1、Q1が対応する。末端ノードE6の場合、分岐ノードN3と末端ノードE6を結ぶ枝、分岐ノードN3、分岐ノードN1と分岐ノードN3を結ぶ枝、分岐ノードN1であり、パラメータP3、Q3、P1、Q1が対応する。よって、クラスに関連する修正対象として、パラメータP1、P2、P3、P5、Q1、Q2、Q3を抽出する。図9の斜線で囲んだノードはパラメータ抽出の様子を示す。
【0025】
2つは、事例の評価に関連する修正対象を抽出する方法である。つまり、修正対象と判定された事例が辿った最上位の分岐ノードから末端ノードまでの判断経路のパラメータを、事例の評価に関連する修正対象として抽出する。図4の事例S1の場合、図8で示すように、分岐ノードN1、分岐ノードN1と分岐ノードN2の枝、分岐ノードN2、分岐ノードN2と分岐ノードN5の枝、分岐ノードN5、分岐ノードN5と末端ノードE4の枝を通って末端ノードE4に伝播する。これらに対応するパラメータは、Q1、P1、Q2、P2、Q3、P7であり、これを事例の評価に関連する修正対象として抽出する。
【0026】
3つは、上記2つの方法を使って抽出した修正対象をさらに絞り込むことを前提とした方法である。つまり、読み込まれた事例が誤った推論結果となった場合、該事例が正しい推論結果を得る(末端ノードに行き着く)ための推論経路を想定し、該事例の持つ特徴量と該経路上の閾値(分岐する基準となる値)を比較する。該事例が該閾値によって該経路から外れるのであれば、該閾値の修正すなわち、該閾値のパラメータを探索すべき修正対象として抽出する。一方、該特徴量と該閾値が該推論経路上にあれば、修正対象としない。図5に示す判断規則において図4の事例S1で言えば、末端ノードから見てE1またはE6に推論が達すればよく、そのためには該末端ノードの上位、すなわち分岐ノードN4もしくはN3に達する必要がある。そこで、事例S1の「幅」の特徴量は1であり、分岐ノードN4と末端ノードE1を結ぶ枝の条件は4(=P5)未満、および分岐ノードN3と末端ノードE6を結ぶ枝の条件は2(=P3)未満であるからこれらの値を変化させる必要はない。つまりパラメータP5、P3および「幅」の特徴量を変えるQ3は修正対象とならない。さらに上位ノードを見ていくと、事例S1の「密度」の特徴量は5であるのに対し、分岐ノードN2と分岐ノードN4を結ぶ枝の条件は5(=P2)未満であるから、パラメータP2は修正対象となる。同様に事例S1の「面積」の特徴量は8であるのに対し、分岐ノードN1と分岐ノードN3を結ぶ枝の条件は10(=P1)以上であるので、パラメータP1も修正対象となる。また、分岐ノードN5に事例が到達しても、正しい推論結果を得ることができないので、パラメータP7は修正対象外となる。
【0027】
従って、最終的な修正対象は、クラス及び事例の評価に関連する修正対象から、変化させる必要のないパラメータを除いたパラメータP1、P2、Q1、Q2となる。
【0028】
さらにこの方法が、例えば図10に示す判断規則が判断規則格納部12に格納されている場合の修正パラメータ抽出について考える。
【0029】
ここでは、図4の事例S1を評価する際のパラメータとして、パラメータQ4=2、Q5=3を与え、関数hight(filen,Q4) 、length(filen,Q5) により「高さ」の特徴量4及び「長さ」の特徴量3を加えた変化形の事例S2(図示せず)を使う。但し、分類クラスは事例S1と同じとする。
【0030】
図10の判断規則に従えば、事例S2は末端ノードE8、つまり「分類2」という推論結果を得る。しかし本来事例S2にはクラス「分類1」が割り当てられ、判断規則の修正が必要となる。上述した図5の判断規則における抽出方法と同様に、図10の判断規則においてもクラス「分類1」に関連する修正対象として、パラメータP1、P2、P3、P5、P6、P8、P9、P10、Q1、Q2、Q3、Q4を抽出する。さらに事例の評価に関連する修正対象として、パラメータQ1、P1、Q2、P2、Q3、P7を抽出する。最後に特徴量に注目すると、正しい推論とされる末端ノードE3、E6、E10はそれぞれ分岐ノードN6、N7、N3から分岐し、「高さ」の特徴量4に対して分岐ノードN6と末端ノードE3を結ぶ枝の条件は5(=P8)以上8(=P9)未満である。よって、パラメータP8、P9および「高さ」の特徴量を変えるQ4は、修正対象となる。また、分岐ノードN7と末端ノードE6を結ぶ枝の条件は8(=P10)未満であるが、Q4が修正対象となっているので、「高さ」の特徴量が変わる可能性がある。従って、P10は修正対象となる。「幅」の特徴量1に対して、分岐ノードN3と末端ノードE10を結ぶ枝の条件は2(=P3)未満、分岐ノードN4と分岐ノードN6を結ぶ枝の条件は4(=P5)未満である。よって、パラメータP3、P5およびQ3は修正対象外となる。また、分岐ノードN4と分岐ノードN7を結ぶ枝の条件は9(=P6)以上であるが、P6はP5よりも小さくなれないので、分岐ノードN7には到達しない。従って、P6は対象外となる。そしてさらに上位のノードを辿ると、「密度」の特徴量5に対して、分岐ノードN2と分岐ノードN4を結ぶ枝の条件は5(=P2)未満であるから、パラメータP2およびQ2は修正対象となる。その上の分岐ノードN1と分岐ノードN2、および分岐ノードN1と分岐ノードN3をそれぞれ結ぶ枝の条件は、分岐ノードN2側で10(=P1)未満、分岐ノードN3側で10(=P1)以上となっているので、P1およびQ1は修正対象となる。
【0031】
また、分岐ノードN5に事例が到達しても、正しい推論結果を得ることはできないので、パラメータP7は修正対象外とする。
【0032】
従って、図10の事例S2でクラス及び事例の評価に関連する修正対象から、変化させる必要のないパラメータを除くと、パラメータP1、P2、P8、P9、P10、Q1、Q2、Q4が最終的な修正対象となる。
【0033】
次に、修正対象範囲の探索開始位置を決める(ステップ35)。言い換えれば、修正対象抽出部14からステップ34で求められた修正対象の探索範囲を格納する探索範囲格納部15によって修正対象の探索可能な範囲を獲得し、さらに該修正対象をビット表現した文字列に変換する。ビット表現については、参考文献「ジェネティックアルゴリズム/安居院猛、長尾智晴著/昭晃堂/1993年」によると、GAを使う場合遺伝子型を表す記号としてどのようなものを用いるかは任意であるが、一般的には0と1であるとされる。従って、本実施例ではパラメータを0と1を用いて2進数で表現する。
【0034】
図4で示す事例S1で求められた修正対象で考えると、P1に対しては探索範囲格納部15から最小値4、最大値11、刻幅1の範囲が得られる。このとき、P1は8種類の値を取り得るため、3ビットを割り当てればP1が取り得る値すべてを2進数で表現することができる。つまり、最小値4を2進数000に対応させ、最小値が刻幅に応じて1増える毎に000の値も1増やせば、P1の値すべてを表現することができる。同じ方法で残りのパラメータP2、Q1、Q2について考えると、各々3ビット、4ビット、4ビットを割り当てれば、最小値から最大値まで取り得る値すべてを表現することができる。修正対象全体で見れば、14ビットで一つの解を表現することができる。図11は、図5の判断規則におけるP1、P2、Q1、Q2のパラメータ設定値を各々2進数で対応させた染色体表現である。
【0035】
そうして修正対象の現在の状態をビット表現した染色体と、0あるいは1を乱数を用いて生成した染色体とを合わせて予め設定された集合体の構成数になれば、それを第0世代の染色体集団とし、探索を開始する。
【0036】
図12は、上述した第0世代の染色体集団を示し、修正対象の現在の状態を示す染色体として図11に示す値と0あるいは1の乱数で生成した19個の染色体で構成する。これらの染色体の適合度を計算すると、例えば図11に示す現在の設定値を表現した染色体の場合、事例格納部11に格納される図2の事例T1〜T10が正しく判定できるとすれば、図4に示す事例S1だけが現在の設定値で正しく判定できない事例となり、0. 91( =10/11) が図11の染色体の適合度として求まる。一方、他の染色体に対しては、まず染色体に対応するパラメータを求め、この値を図5の判断規則のパラメータと置き換えてT1〜T10及びS1の事例を評価する。このような各事例の評価を行った後で、現在の設定値の場合と同様に正しく評価できた事例の割合(正しく評価できる事例/格納された全事例)を求めて、各染色体の適合度とする。
【0037】
続いて、染色体集団の世代が予め設定した世代に到達したか、または最も高い適合度を与える染色体の適合度が1.0になるかどうかを判定する(ステップ36)。その結果、いずれかの条件を満たす場合、判断規則の修正を行う(ステップ38)。一方、どちらの条件も満たさない場合、次の探索位置を決定する(ステップ37)。すなわち、交差・突然変異といった遺伝子操作を適用することによって恣意的に新たな探索点を作り、途中段階の染色体集団を生成する。また、途中段階の染色体集団に含まれる各染色体に対して、染色体に対応するパラメータ値を適用した判断規則を用いて、事例格納部11に格納されている事例及び判断規則の修正が必要かどうかの検査用に読み込まれた事例が正しく特定される割合を求めて、各染色体の適合度とする。さらには、適合度に応じた確率を各染色体に割り当てて、途中段階の染色体集団の中から染色体を選択することにより、次の世代の染色体集団を選択する。
【0038】
例えば、図12に示すように第0世代の染色体集団から遺伝子操作により第1世代の染色体集団を生成するには、次の方法が考えられる。
【0039】
まず交差の場合、第0世代の染色体集団の中から乱数を用いて二つの染色体を取り出す。この取り出した染色体に対して、乱数を用いて切断位置を決定する。この切断位置で染色体を分離し、分離した染色体の一部を互いに交換することにより、新たな二つの染色体を生成する。この交差を第0世代に含まれる染色体がなくなるまで繰り返すことにより、第1世代途中段階1を生成する。図13は、第0世代の染色体集団から交差により、第1世代途中段階1が生成される様子を示している。
【0040】
次に突然変異の場合、第1世代途中段階1の中から一つの染色体を取り出す。この染色体の各ビットに対して、突然変異を実施するかどうかの判定を行い、突然変異を実施すると判定したビットに関して、ビットの反転、すなわち0→1または1→0に変換を行い、新たな染色体を生成する。この突然変異を第1世代途中段階1に含まれる染色体がなくなるまで繰り返すことにより、第1世代途中段階2を生成する。図14は第1世代途中段階から突然変異により、第1世代途中段階2が生成される様子を示している。
【0041】
選択の場合、操作に先立って第1世代途中段階2に含まれる染色体の適合度を計算する。つまり、染色体に対応するパラメータの値を図5の判断規則に適用して図2の事例T1〜T10及び図4の事例S1を評価する。このとき正しく評価された事例の割合を染色体の適合度とする。そうして、n番目の染色体の適合度fitnessnを数式1に代入することにより、n番目の染色体の選択確率probnが求まる。
【0042】
【数1】
Figure 0003670500
このprobnの値を反映した乱数により、選択する染色体を決定して、第1世代の染色体集団を生成する。図15は、第1世代途中段階2から選択により、第1世代の染色体集団が生成される様子を示している。
【0043】
最後に、染色体集団の世代が予め設定した世代に到達したか、染色体の適合度が1.0になるかのいずれかの条件が成り立った場合、検索した染色体の中から最も適合度の高い染色体を取り出して、該染色体に対するパラメータ値を求める。そして、図1(a)の判断規則格納部12に格納されている判断規則はこのパラメータ値で更新(修正)される。例えば、図16の染色体が最も適合度の高い染色体として取り出されたとする。このとき図16の染色体はP1=11,P2=7,Q1=5,Q2=3を表しているので、判断規則格納部12に格納される判断規則は図5から図17に修正される。
【0044】
上述したフローチャートからわかるように、本発明によれば誤った推論に導かれる事例の判断に関連する部分を、3つの方法で、▲1▼すなわち誤った結果に関して、▲2▼誤った事例に関して、▲3▼誤った推論に導かれる事理の特徴量に関して修正対象として取り出し、修正対象の周辺だけを探索することにより、高速にかつ部分的に判断規則を修正することが可能になる。なお、本判断規則修正装置は、本実施例に限定するものではない。
【0045】
例えば、本実施例で利用しいている判断規則は、決定木形式の判断規則であるが、参考文献「帰納学習によるファジイ決定木の生成;櫻井茂明、荒木大 著、電気学会論文誌、Vol.113c,No.7 488−494,1993年」に記載のファジイ決定木形式の判断規則を利用することもできる。
【0046】
さらに、本実施例では判断規則のパラメータを修正するための探索手法として、GAを利用していたが、参考文献「SIMULATED ANNEALING;edited by Robert Azencott,John Willy& Sons,Inc.;1992」記載のシミュレーティッドアニーリング(SA)を利用してパラメータの修正値を求めることもできる。なお、図3のフローチャートは探索手法としてGAを用いた場合の処理手順を記したものであって、GA以外の手法を用いる場合この処理手順には限定されない。
【0047】
さらに、図3のステップ35で示した修正対象パラメータを2進数のビットで染色体表現をすることに関しても、本実施例で使用した14ビットに限定されず、一般的にはそれぞれの修正対象パラメータが取り得る値の範囲(個数)から各ビット桁数が決まり、その桁数の和を単位とした染色体集団が生成される。
【0048】
また、GAでは生成する染色体集団の個数に係る定義はなされていないため、図12で生成した数20個に限定されない。
【0049】
また、ステップ38においては、最も適合度の高い染色体の値を変換することにより、判断規則を修正していたが、適合度の高い複数の染色体の値を変換することにより、判断規則の修正候補を複数生成し、その中から専門家に判断規則を選択させることもできる。この他、本発明の技術思想を逸脱しない範囲で種々変形して実施しうる。
【0050】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、与えられたデータを正しい推論結果へと導くように判断規則を修正する問題において、誤った推論結果を引き起こした場合、その原因を修正対象として抽出し、抽出した修正対象の周辺を探索空間として設定する。そして設定した探索空間に対して探索手法を用いて修正を行う。このように修正対象を抽出し、探索空間を小さく設定することは、判断規則を修正する上で無駄な動作を省き、与えられたデータを正しい推論結果へと導く判断規則に高速に修正することができる。
【0051】
さらに、修正に要する時間が短縮されることは、実際に本装置を用いた処理(例えば不良品の検査など)の運用に与える影響を軽減することにつながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の判断規則修正装置の構成を示したブロック図、(b)は本発明の一実施例形態に係る判断規則修正装置の構成を示したブロック図である。
【図2】本装置の事例格納部11に格納される画像ファイル名と分類クラスの組を表す図である。
【図3】本装置の処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】図5の判断規則では、推論結果を正しく判定できない画像ファイル名と分類クラスの組を表す図である。
【図5】本装置の判断規則格納部12に格納されている判断規則を示す図である。
【図6】本装置の探索範囲格納部15に格納されているパラメータの探索可能領域を示す図である。
【図7】図4の画像ファイル名及びパラメータQ1〜Q3の値を代入することにより、計算される図4の事例の特徴量を示す図である。
【図8】図4の分類クラスを図5の判断規則で推論するための様子を表す図である。
【図9】図4のデータが図3の判断規則で推論される様子を説明するための図である。
【図10】抽出される修正対象を表す図である。
【図11】修正対象となったパラメータを染色体表現した図である。
【図12】図11の染色体を含む第0世代の染色体集団を表す図である。
【図13】第0世代の染色体に対して、交差を実施することにより、第1世代途中状態1が生成される様子を表す図である。
【図14】第1世代途中状態の染色体集団に対して、突然変異を実施することにより、第1世代途中状態2が生成される様子を表す図である。
【図15】第1世代途中状態2の染色体集団から染色体を選択することにより、第1世代の染色体集団が生成される様子を表す図である。
【図16】探索した染色体の中で最も適合度が高い染色体を表す図である。
【図17】修正された判断規則を表す図である。
【符号の説明】
11 事例格納部
12 判断規則格納部
13 推論部
14 修正対象抽出部
15 探索範囲格納部
16 修正対象探索部

Claims (4)

  1. 特徴量を得るための第1のパラメータがそれぞれ割り当てられ、かつ上位、下位に区分される複数の分岐ノードと、分類クラスが割り当てられる末端ノードと、前記特徴量に基づく分岐の条件を表す第2のパラメータが割り当てられ、かつ分岐ノード間または分岐ノードと末端ノード間を接続する枝と、によって表される、データから該データの分類クラスを判断するための判断規則を格納する判断規則格納部と、
    事例のデータと該事例のデータに対する分類クラスとを対応して格納する事例格納部と、
    前記判断規則格納部に格納される判断規則に基づき、前記事例格納部に格納される事例のデータに対する分類クラスを推論する推論部と、
    前記推論部で推論される分類クラスが前記事例格納部に格納される分類クラスと一致しないときに、最上位の分岐ノードから前記格納される分類クラスが割り当てられる末端ノードへと至る第1の推論経路上の第1、第2のパラメータ、および最上位の分岐ノードから前記推論される分類クラスが割り当てられる末端ノードへと至る第2の推論経路上の第1、第2のパラメータを前記判断規則から抽出する修正対象抽出部と、
    前記事例格納部に格納される事例に基づいて、前記抽出された第1、第2のパラメータを修正する手段と、
    を具備することを特徴とする判断規則修正装置。
  2. 前記修正対象抽出部が、前記特徴量に基づいて、前記第1の推論経路上の第1、第2のパラメータから修正を要しない第1、第2のパラメータを除外する手段を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の判断規則修正装置。
  3. 判断規則修正装置が、
    特徴量を得るための第1のパラメータがそれぞれ割り当てられ、かつ上位、下位に区分される複数の分岐ノードと、分類クラスが割り当てられる末端ノードと、前記特徴量に基づく分岐の条件を表す第2のパラメータが割り当てられ、かつ分岐ノード間または分岐ノードと末端ノード間を接続する枝と、によって表される、データから該データの分類クラスを判断するための判断規則に基づき、事例のデータと該事例のデータに対する分類クラスとを対応して格納する事例格納部に格納される事例のデータに対する分類クラスを推論するステップと、
    前記推論される分類クラスが前記格納される分類クラスと一致しないときに、最上位の分岐ノードから前記格納される分類クラスが割り当てられる末端ノードへと至る第1の推論経路上の第1、第2のパラメータ、および最上位の分岐ノードから前記推論される分類クラスが割り当てられる末端ノードへと至る第2の推論経路上の第1、第2のパラメータを前記判断規則から抽出するステップと、
    前記事例格納部に格納される事例に基づいて、前記抽出された第1、第2のパラメータを修正するステップと、
    を実行することを特徴とする判断規則修正方法。
  4. 前記抽出するステップが、前記特徴量に基づいて、前記第1の推論経路上の第1、第2のパラメータから修正を要しない第1、第2のパラメータを除外するステップを有する
    ことを特徴とする請求項3記載の判断規則修正方法。
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