JP3667989B2 - Image output unit - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は画像出力ユニットに関する。この発明は、デジタル複写機や、ページプリンタ、デジタルファクシミリ等に適用可能である。
【0002】
【従来の技術】
デジタル信号で発光量を変調させた光源からの光束を、感光体上に光スポットとして集光させて画像書込みを行い、記録画像に対応した静電潜像を形成する光書込記録は、デジタル複写機等の画像形成装置の光走査装置として広く実用化されている。
光走査装置は極めて高品質の画像形成を実現できるが、光走査装置の大きさのため画像形成装置のコンパクト化が困難であり、また、偏向光束を結像させるための走査結像光学系の画角をある程度以上広画角化することが困難であるため、大面積の画像書込みが難しいという問題がある。
近来、発光ダイオード即ち「LED」を密接してアレイ配列したLEDアレイ光源を用い、LEDアレイ光源の各LEDからの光束を「レンズアレイによる結像素子」により感光体上に光スポットとして集光させ、LEDアレイ光源により一度に1ラインを書き込む(主走査)ようにし、「LEDアレイ光源および結像素子」と感光体とを、LEDの配列方向に直交する方向に相対的に移動させて副走査方向の書込みを行う書込み方式、即ち所謂「固体走査書込み方式」の実用化が意図されている。
【0003】
固体走査書込み方式は、回転多面鏡のような「機械的な駆動部品」を必要とせず、光源から感光体に至る光路長を短くする事ができるため、画像形成装置をコンパクト化でき、LEDアレイ光源におけるLEDの配列長、結像素子におけるレンズアレイの長さを大きくすることにより、大面積の画像書込みを容易に実現できる。
しかしながら反面、1ラインを書き込むLEDが多数であること、結像素子が複数のレンズの配列で構成されることから、以下の如き問題が生じる。
即ち、LEDアレイ光源における各LEDの発光量のバラツキや、レンズアレイを構成する個々のレンズの光学特性のバラツキに起因して、各LEDによる光スポットで書込まれる「画像ドット」の大きさがバラつくのである。
最近では記録画像の高密度化の要請に伴い、光スポットの小径化が求められており、小径でかつ、バラツキのない光スポットの実現が要求されている。
【0004】
近時市販されているLEDアレイ光源は、個々のLEDに供給する電流値を、例えば4ビット値のデータで決定し、各LED毎に発光量を変化させることのできる光量補正可能なものが一般的であり、発光量をLED単位で補正することより、光スポットのバラツキを軽減させることが考えられる。
例えば、「各LEDから放射され、結像素子を透過した全光量が、全LEDに対して等しくなるように調整する方法」が考えられるが、光スポットによる光導電性の感光体の露光においては「光強度の低い光スポット周辺部は画像ドットの形成に寄与しない」ので、結像素子を透過した全光量で調整してしまうと、画像ドットの形成に必要な光量にバラツキが生じ、画像ドットの大きさのバラツキはそれほど改善されない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、LEDアレイ光源による書込みを行う画像形成装置において、光スポットにより書き込まれる画像ドットの大きさのバラツキを有効に軽減することを課題とする。
【0006】
この発明はまた、画像ドットの大きさのバラツキを有効に軽減できる画像出力ユニットの実現を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明の画像出力ユニットは「複数の発光ダイオードを一列に配列してなるLEDアレイ光源の、各発光ダイオードからの光束を結像素子により感光体上に結像させることにより、記録画像に応じた静電潜像を形成する方式の画像形成装置において、LEDアレイ光源と、レンズアレイによる結像素子とをユニットとしてなる画像出力ユニット」であって、以下の点を特徴とする。
即ち、結像素子による光スポット形成面上における、各LEDに応じた光スポットの光強度分布の、光スポット配列方向および/または光スポット配列直交方向における、光スポット径より小さい所定幅内の積分値が、各光スポットに実質的に共通する値となるように、個々のLEDの発光基準を設定したことである。
上記積分値は、画像ドットの大きさのバラツキを有効に補正することが出来る所定幅の開口幅を有して光スポット形成面に合致して設けられたスリットの開口部を介して受光素子が受光する積分値として得られる。
記「LEDアレイ光源」は、複数のLEDをアレイ配列し、各LEDを別個独立して点滅制御する「制御回路」を有している。
「制御回路」は、個々のLEDに供給する電流値を、例えば4ビット値のデータで決定し、各LED毎に発光量を変化させることができるものである。
かりに、電流値が4ビット値のデータで決定されるとすると、個々のLEDは発光量を16段階に変化させることができる。しかし、個々のLEDはその発光特性にバラツキがあるから、例えば、LED:AとLED:Bとを、最大発光量(上記16段階の最上段の発光量)で発光させたとしても、A,Bの発光量は同一になるとは限らない。また、仮にLED:A,Bの発光量が互いに等しかったとしても、結像素子を構成するレンズアレイにおける各レンズに特性の差があれば、感光体上に形成される光スポットの光量は互いに異なったものとなる。
【0008】
この発明においては、上記のように、結像素子による光スポット形成面上における、各LEDに応じた光スポットの光強度分布の、光スポット配列方向および/または光スポット配列直交方向における、光スポット径より小さい所定幅内の積分値が、各光スポットに実質的に共通する値となるように、個々のLEDの発光量を設定する。即ち、同一の大きさの画像ドットを形成するための光量が、全光スポットに共通になるようにするのである。
「光スポット形成面」は、画像出力ユニットを画像形成装置に搭載した場合に感光体表面(露光面)に対応する面である。LEDアレイ光源における任意のLEDから放射された光束が、結像素子の作用で光スポット形成面に光スポットを形成した状態を考え、光スポット配列方向(主走査方向)をX、これに直交する方向(副走査方向)をYとして、当該光スポットの光強度分布:P(X,Y)を考えてみる。光強度分布:P(X,Y)のX軸上の範囲をa〜b、Y軸上の範囲をc〜dとする。即ち、光強度分布:P(X,Y)は、範囲:a〜b,c〜dの外側では0である。
上述のように、各LEDの発光量が4ビット値のデータで16段階に変化できるものとし、第i段階における上記光強度分布をPi(X,Y)とすると、上記a,b,c,dはパラメータ:iによっても変化するので、これらの最大値を改めて、a,b,c,dとすると、当該LEDが第i段階の発光量で発光されたとき、このLEDに対応する光スポットの全光量:Riは、積分:
∫∫Pi(X,Y)dXdY
を、積分範囲:a〜b,c〜dで行ったものになる。LEDアレイ光源におけるLEDの全数をNとして、各LEDに1〜n〜Nのように番号をふり、番号:nのLEDに対する上記Pi,RiをそれぞれPin,Rinとすると、個々のLEDの発光特性の違いや結像素子の特性のバラツキに応じ、Pin,RinはLEDの番号:nに応じて、異なったものとなる。
前述した「結像素子を透過した全光量が、全LEDに対して等しくなるように調整」する方法は、全光量:Rn(n=1〜N)が互いに等しくなるように、各LEDにおけるパラメータ:iを調整する方法である。パラメータ:iは、例えば4ビット値のデータの場合には16段階にしか変化させ得ないから、Rn自体も16通りにしか変化させることはできず、従って、全光量:Rnが全LEDに対して等しくなると言っても、現実には、Rnのバラツキが一定の許容範囲に含まれるような調整であることは当然である。この点は、この発明においても同様である。
【0009】
この発明においては、全光量:Rnを全LEDに対して等しくするのではなく、結像素子による光スポット形成面上における、各LEDに応じた光スポットの光強度分布の、光スポット配列方向および/または光スポット配列直交方向における、光スポット径より小さい所定幅内の積分値が、各光スポットに実質的に共通する値となるように、個々のLEDの発光量を設定するのである。
例えば、光スポット配列方向(X方向)における所定幅内の積分値が、各光スポットに共通する値となるようにする場合であれば、上記幅の上下限をそれぞれe,f(|e−f|<|a−b|)とするとき、積分:
Lin=∫∫Pi(X,Y)dXdY(積分領域は、Xについてはeからfまで、Yについてはcからdまで)が、全てのnについて許容範囲内に入るように各LEDにおけるパラメータ:iを調整することに他ならない。なお、パラメータ:iの大きさが大きくなるほど、上記許容範囲を狭くできることは容易に理解されよう。
光スポットにより露光される感光体には「感度の閾値」がある。光スポットは通常、中心部から周辺部に向かって光強度が単調に低下するような光強度分布をもつから、上記周辺部の「感度の閾値よりも小さい光強度分布を持った部分」は画像ドットの形成に寄与しない。この発明では、光スポット形成面上における各LEDに応じた光スポットの光強度分布の、光スポット配列方向および/または光スポット配列直交方向における「光スポット径より小さい所定幅内の積分値」が、各光スポットに実質的に共通する値となるように、個々のLEDの発光基準を設定するので、画像ドットの形成に寄与しない周辺部の光量ではなく、画像ドットの形成に有効に寄与する部分の光量をデジタルの補正データの許す範囲内で各LEDに対して均一化するので、画像ドットの大きさのバラツキを有効に軽減することが可能になる。
【0010】
LEDアレイ光源と組み合わせられる結像素子は「レンズアレイ」であるが、その具体的な形態としては「マイクロレンズを、LEDアレイ光源における各LEDと1:1に対応するように配列させたマイクロレンズアレイ」とすることもできるし(請求項2)、「それぞれが複数個のLEDに対応する小径レンズ系を配列したレンズアレイ」とすることもできる(請求項3)。この請求項3記載のレンズアレイには周知の「ルーフミラーレンズアレイ」や「セルフォックレンズアレイ」が含まれる。
「複数の発光ダイオードを一列に配列してなるLEDアレイ光源の、各発光ダイオードからの光束を結像素子により感光体上に光スポットとして集光せしめて画像書込みを行い、記録画像に応じた静電潜像を形成し、該静電潜像を現像して記録画像に対応する可視像を得る方式の画像形成装置」において、画像出力ユニットとして、上記請求項1または2または3記載の画像出力ユニットを用いることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の画像形成装置の実施の1形態を説明に必要な部分のみ略示している。この画像形成装置はデジタル複写装置である。
図中に符号10で示す部分は原稿読取部であり、原稿ガラス17上に平面的に定置された原稿0を、公知の照明走査手段11により照明走査し、原稿0からの反射光束を結像レンズ13により固体撮像素子15上に結像させて、原稿画像を読み取る。読取信号は画像処理部20へ送られて、画像書込みに適合する画像信号に処理され、画像出力ユニット30へ送られる。画像処理部20はまた「外部コンピュータからのアウトプットやフロッピーディスクに記録された画像情報を再生した信号」である外部情報を画像書込みに適合した画像信号に処理することを行うことができる。
光導電性の感光体40は円筒状に形成されて矢印方向へ等速回転し、帯電手段42(コロナチャージャの例を示すが帯電ローラ等の接触帯電式のものを用いても良い)により周面を均一に帯電され、画像出力ユニット30により光による画像書込みを行われて、記録画像に対応する静電潜像が形成される。形成された静電潜像は現像装置44により現像されて可視像となり、中間転写媒体である転写ベルト50上に転写手段52により転写され、さらに転写ベルト50から記録シートS(転写紙あるいはオーバヘッドプロジェクタ用用紙等)へ、転写ローラ54(図示されない電圧印加手段から転写電圧が印加されている)により転写される。記録シートSは、転写された可視像を定着装置60により定着されて装置外へ排出される。
【0012】
画像出力ユニット30は後述するように「レンズアレイによる結像素子と、LEDアレイ光源とをユニット化してなり、結像素子による光スポット形成面上における、各LEDに応じた光スポットの光強度分布の、光スポット配列方向および/または光スポット配列直交方向における、光スポット径より小さい所定幅内の積分値が、各光スポットに実質的に共通する値となるように、個々のLEDの発光量を設定した」ものである(請求項1)。この点は、後に詳述する。
従って、図1に実施の形態を示すデジタル複写装置は「複数の発光ダイオードを一列に配列してなるLEDアレイ光源の、各発光ダイオードからの光束を結像素子により感光体40上に光スポットとして集光せしめて画像書込みを行い、記録画像に応じた静電潜像を形成し、該静電潜像を現像して上記記録画像に対応する可視像を得る方式の画像形成装置において、画像出力ユニット30として、請求項1記載の画像出力ユニットを用いた画像形成装置」である。
【0013】
図2(a)は、図1に示す画像出力ユニットを示している。
符号31で示すLEDアレイ光源本体は、多数のLEDを密接して、図の左右方向へ1列に配列し、各LEDを制御回路33により独立して点滅制御できるようになっている。画像処理部20からの画像信号は、制御回路33に入力され制御回路33によりLEDの点滅制御が行われる。
結像素子35は、それぞれが「正立等倍結像系」である小径レンズ系を配列してなるレンズアレイであり、スペーサ36によりLEDアレイ光源本体31との間隔を所定の間隔に調整され、連結手段37により一体化されることによりユニット化されている。小径レンズ系は、それぞれが複数個のLEDに対応している(請求項3)。
図2(a)において、符号39は「光スポット形成面」であり、図1における感光体40の表面と合致させられる。
【0014】
図2(b)は、結像素子に35における各小径レンズ系による光スポットの形成を説明するための図である。
符号Lkは、レンズアレイにおけるk番目の小径レンズ系を示す。小径レンズ系Lkは正立等倍系であり、複数のLEDと対応している。図には、これら複数のLEDのうちの2つDi,Djから放射された光が、小径レンズ系Lkにより対応する光スポットSpi,Spjとして結像する状態を示している。
勿論、結像素子のレンズアレイとしては、個々のマイクロレンズがLEDの個々と1:1で対応するようにしたマイクロレンズアレイを用いることもできるし(請求項2)、セルフォックレンズのような屈折率分布型の棒状レンズを千鳥配列に密接して2列配列したもの(この場合LRD配列は2列の中間部に位置するように配備される)を用いることもできる。
【0015】
さて、画像出力ユニット30は、結像素子31による光スポット形成面39上における、各LEDに応じた光スポットの光強度分布の、光スポット配列方向および/または光スポット配列直交方向における、光スポット径より小さい所定幅内の積分値が、各光スポットに実質的に共通する値となるように、個々のLEDの発光量を設定されるが、この点を以下に説明する。
図3(a)において、符号30は画像出力ユニット、符号STはスリット、符号70は受光素子を示している。図3(b)〜(e)において、符号SPは光スポット形成面上における光スポットを示し、図の左右方向が主走査方向(LED配列方向)、上下方向が副走査方向である。スリットSTは、図3(a)において、光スポット形成面に合致して配備され、画像出力ユニット30はLEDの配列ピッチずつ矢印方向へ変位可能であるようになっている。
図3(b)〜(e)で実線の矩形形状はスリットSTの開口形状の4態様を示している。各開口形状における開口幅を主走査方向につき「w」、副走査方向につき「z」とする。図3(b)は、開口幅:wが、光スポットSPの主走査方向径より小さく、開口幅:zが光スポットSPの副走査方向径より大きい場合であり、この場合、受光素子70が受光する光量は「光スポット配列方向(主走査方向)における、光スポット径より小さい所定幅:w内の積分値」である。
図3(c)は、開口幅:wが、光スポットSPの主走査方向径より大きく、開口幅:zが光スポットSPの副走査方向径より小さい場合であり、この場合、受光素子70が受光する光量は「光スポット配列直交方向(副走査方向)における、光スポット径より小さい所定幅:z内の積分値」である。
図3(d)は、開口幅:w,zがともに、光スポットSPの主・副走査方向径より小さい場合であり、この場合、受光素子70が受光する光量は「光スポット配列方向(主走査方向)および光スポット配列直交方向(副走査方向)における、光スポット径より小さい所定幅:w,z内の積分値」である。
図3(e)は、開口幅:w,zがともに、光スポットSPの主・副走査方向径より大きい場合であり、この場合、受光素子70が受光する光量は「光スポット全体の積分値」である。
【0016】
図3(b)の場合を例にとって、各LEDの発光量の調整を説明する。
先ず、開口幅:wを適当に定めたスリットSTを用い、図3(a)に示すごとくに配備する。LEDを一つずつ点灯し、受光素子70の出力により「光スポット配列方向(主走査方向)における、光スポット径より小さい所定幅:w内の積分値」を求める。そして、LEDごとに、発光量を(デジタル値で)補正し、全てのLEDに対する上記積分値が、許容域内になるようにする。
このように発光力をLEDの個別的に調整された画像出力ユニットを、図1に示す画像形成装置に組込み、装置を実際に稼働させて、画像ドットの大きさの不揃いによる問題(説明中の例では、画像ドットの大きさの不揃いは主走査方向に現われるので、例えば、全てのLEDを点灯させ、一定の面積領域を「ベタ部」として露光した要な場合に、画像ドットの小さい部分では「副走査方向に直線的な黒スジ」が発生する)が発生するか否かを調べる。
【0017】
問題が現に発生するときは、スリットSTにおける開口幅:wを変え、上記の工程を繰り返す。このように試行を繰返し、画像ドットの大きさ(説明中の例では主走査対応方向の大きさ)のバラツキによる問題が最も良く軽減されたときの開口幅:w0を求める。そうすると、開口幅:w0を持ったスリットにより「光スポット配列方向(主走査方向)における、光スポット径より小さい所定幅:w0内の積分値」が全てのLEDに対して許容域内になるように発光量を調整した任意の画像出力ユニットは、これを図1の画像形成装置に組み込むだけで、画像ドットの副走査方向の大きさのバラツキを有効に補正された状態で画像書込みを実現することができる。
従って、一旦、開口幅:w0が求まれば、開口幅:w0のスリットで、上記積分値を均一にする発光量調整を、任意の画像出力ユニットに対し、画像形成装置本体と別個に実行することができ、このように発光量調整した画像出力ユニットを画像形成装置本体に組み込むのみでよく、従来のように、画像出力ユニットを画像形成装置に組み込んだ後に、画像出力ユニットにおけるLEDの発光を個別的に調整する必要がなくなる。
請求項1記載の画像出力ユニットにおいて、「結像素子による光スポット形成面上における、各LEDに応じた光スポットの光強度分布の、光スポット配列方向および/または光スポット配列直交方向における、光スポット径より小さい所定幅内の積分値」における「所定幅」は、上記「試行を繰返し、画像ドットの大きさ(説明中の例では主走査対応方向の大きさ)のバラツキによる問題が最も良く軽減されたときの開口幅:w 0 (この場合は光スポット配列方向の所定幅)」である。
【0018】
図4を参照すると、図中の横軸は主走査方向の光スポット結像面を示し、縦軸は光強度を表している。
図4(a)において、曲線4−1,4−2とは、スリット幅:w0 内における光強度の積分値が許容域内にあるように調整したときの2つのLEDに対応する光スポットの光強度分布である。
これに対し、図4(b)における曲線4−3,4−4は、スリット幅:w,zを光スポットの大きさよりも大きくして(図3(e)の場合)、光スポット全体の光量(積分値)が各LEDにおいて許容量域内に入るようにしたときの2つのLEDに対応する光スポットの強度分布である。
図4(a)の場合では、曲線4−1,4−2の幅:w0 内の積分値が等しいので、幅:w0 内で、曲線4−1,4−2の形状は近い。このため、例えば、画像ドットの感光に必要な光強度の閾値をTとすると、各光スポットにより形成される画像ドットの主走査方向の幅は、図のように曲線4−1,4−2に対してそれぞれ、Dm1,Dm2となる。
これに対して、光スポットの全光量が等しくなるようにした場合における、図4(b)の曲線4−3,4−4は、曲線4−4において光強度分布が横に太った形状となっている。このため、各光スポットにより形成される画像ドットの主走査方向の幅は、図のように曲線4−3,4−4に対してそれぞれ、Dm3,Dm4となる。
Dm1,Dm2の大小関係と、Dm3,Dm4の大小関係を対比すれば、図4(b)の場合に比して、図4(a)の場合の方が、画像ドットの大きさのバラツキの範囲を小さくできることが理解されよう。
所望により、図3(c)に示すスリット形状を用い、画像ドットの副走査方向の大きさのバラツキを有効に軽減するようにできるし、図3(d)に示すスリット形状を用い、画像ドットの主・副走査方向の大きさのバラツキを有効に軽減するようにできる。
【0019】
【発明の効果】
以上に説明したように、この発明によれば新規な画像出力ユニットを実現できる。
この発明の画像出力ユニットは、これを組み込む画像形成装置本体と別個に、画像ドットの大きさのバラツキを有効に軽減できるように各LEDの発光量を調整できるので、これを画像形成装置本体に組み込むのみで、画像ドットの大きさのバラツキを有効に軽減された画像書込を実現することができる。また、この発明の画像形成装置は、予め、画像ドットの大きさのバラツキを有効に軽減できるように各LEDの発光量を調整された画像出力ユニットを組み込まれるので、画像出力ユニット組込後の面倒な調整が不要で、良好な画像形成を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の画像出力ユニットを用いる画像形成装置の実施の1形態を説明するための図である。
【図2】図1の実施の形態における画像出力ユニットを説明するための図である。
【図3】画像形成ユニットにおける発光量調整を説明するための図である。
【図4】この発明の画像出力ユニットにより画像ドットの大きさのバラツキを軽減できることを説明するための図である。
【符号の説明】
30 画像出力ユニット
35 レンズアレイによる結像素子
ST スリット
70 受光素子
w,z スリットSTの開口幅
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an image output unit. The present invention can be applied to a digital copying machine, a page printer, a digital facsimile, and the like.
[0002]
[Prior art]
Optical writing recording, in which an image is written by condensing a light beam from a light source whose light emission is modulated by a digital signal as a light spot on a photoconductor, and forming an electrostatic latent image corresponding to a recorded image, is digital Widely used as an optical scanning device for an image forming apparatus such as a copying machine.
Although the optical scanning device can realize extremely high quality image formation, it is difficult to make the image forming device compact due to the size of the optical scanning device, and the scanning imaging optical system for imaging the deflected light beam is difficult. Since it is difficult to widen the angle of view to some extent, there is a problem that it is difficult to write a large area image.
Recently, an LED array light source in which light-emitting diodes or “LEDs” are closely arrayed is used, and light beams from each LED of the LED array light source are condensed as a light spot on a photoconductor by a “lens array imaging element”. The LED array light source writes one line at a time (main scanning), and the “LED array light source and imaging element” and the photosensitive member are moved relative to each other in the direction perpendicular to the LED arrangement direction to perform sub scanning. It is intended to put to practical use a writing method for writing in a direction, that is, a so-called “solid-state scanning writing method”.
[0003]
The solid-state scanning writing method does not require "mechanical drive parts" like a rotating polygon mirror, and the optical path length from the light source to the photosensitive member can be shortened, so that the image forming apparatus can be made compact, and the LED array Large area image writing can be easily realized by increasing the array length of the LEDs in the light source and the length of the lens array in the imaging element.
However, since there are a large number of LEDs for writing one line and the imaging element is composed of an array of a plurality of lenses, the following problems arise.
That is, the size of the “image dot” written in the light spot by each LED is caused by the variation in the light emission amount of each LED in the LED array light source and the variation in the optical characteristics of the individual lenses constituting the lens array. It is scattered.
Recently, along with a demand for higher density of recorded images, it is required to reduce the diameter of the light spot, and it is required to realize a light spot having a small diameter and no variation.
[0004]
Recently, LED array light sources that are commercially available are those that can determine the current value supplied to each LED, for example, using 4-bit data, and can change the amount of light emitted for each LED. It is conceivable to reduce variations in the light spot by correcting the light emission amount in units of LEDs.
For example, “a method of adjusting the total amount of light emitted from each LED and transmitted through the imaging element so as to be equal to all LEDs” can be considered, but in exposure of a photoconductive photoconductor by a light spot, “The periphery of the light spot with low light intensity does not contribute to the formation of image dots.” Therefore, if the adjustment is made with the total amount of light transmitted through the imaging element, the amount of light necessary to form the image dots will vary, and the image dots The variation in size is not improved so much.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to effectively reduce variation in the size of image dots written by a light spot in an image forming apparatus that performs writing using an LED array light source.
[0006]
Another object of the present invention is to realize an image output unit that can effectively reduce variations in the size of image dots.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The image output unit according to the present invention is "corresponding to a recorded image by forming an image of a light beam from each light emitting diode of a LED array light source formed by arranging a plurality of light emitting diodes in a line on a photosensitive member by an imaging element. The image forming apparatus of the type that forms an electrostatic latent image is an “image output unit that includes an LED array light source and an imaging element by a lens array as a unit”, and is characterized by the following points.
That is, the integral of the light intensity distribution of the light spot corresponding to each LED on the light spot forming surface by the imaging element within a predetermined width smaller than the light spot diameter in the light spot array direction and / or the light spot array orthogonal direction. That is, the light emission reference of each LED is set so that the value becomes a value substantially common to each light spot.
The integrated value is determined by the light receiving element through an opening portion of a slit having a predetermined opening width that can effectively correct the variation in the size of the image dot and is provided to match the light spot forming surface. Ru obtained as the integral value to be received.
Upper Symbol "LED array light source" includes a plurality of LED to the array sequence, the "control circuit" blinking controlled independently of each LED.
The “control circuit” can determine a current value to be supplied to each LED based on, for example, 4-bit data, and change the light emission amount for each LED.
If the current value is determined by 4-bit value data, each LED can change the light emission amount to 16 levels. However, since individual LEDs have variations in light emission characteristics, for example, even if LED: A and LED: B are caused to emit light at the maximum light emission amount (the uppermost light emission amount of the above 16 steps), A, The light emission amount of B is not always the same. Further, even if the light emission amounts of the LEDs A and B are equal to each other, if there is a difference in characteristics between the lenses in the lens array constituting the imaging element, the light amounts of the light spots formed on the photoconductor are mutually different. It will be different.
[0008]
In the present invention, as described above, the light spot in the light spot array direction and / or the light spot array orthogonal direction of the light spot distribution according to each LED on the light spot forming surface by the imaging element. The light emission amount of each LED is set so that the integrated value within a predetermined width smaller than the diameter becomes a value substantially common to each light spot. That is, the amount of light for forming image dots of the same size is made common to all the light spots.
The “light spot forming surface” is a surface corresponding to the surface of the photoreceptor (exposure surface) when the image output unit is mounted on the image forming apparatus. Considering a state where a light beam emitted from an arbitrary LED in the LED array light source forms a light spot on the light spot forming surface by the action of the imaging element, the light spot array direction (main scanning direction) is X, and is orthogonal to this. Consider the light intensity distribution of the light spot: P (X, Y) where Y is the direction (sub-scanning direction). Light intensity distribution: The range on the X axis of P (X, Y) is a to b, and the range on the Y axis is c to d. That is, the light intensity distribution: P (X, Y) is 0 outside the ranges: ab, cd.
As described above, assuming that the light emission amount of each LED can be changed in 16 steps with 4-bit value data, and the light intensity distribution in the i-th step is Pi (X, Y), a, b, c, Since d varies depending on the parameter: i, if these maximum values are changed to a, b, c, d, the light spot corresponding to this LED when the LED emits light at the i-th emission amount. The total amount of light: Ri is integral:
∫∫Pi (X, Y) dXdY
In the integration range: ab, cd. If the total number of LEDs in the LED array light source is N, each LED is numbered as 1 to n to N, and Pi and Ri for the LED of number: n are Pin and Rin, respectively, and the light emission characteristics of each LED Pin and Rin are different depending on the LED number: n according to the difference in characteristics and the variation in characteristics of the imaging element.
The above-described method of “adjusting the total amount of light transmitted through the imaging element to be equal to all LEDs” is a parameter for each LED so that the total amount of light: Rn (n = 1 to N) is equal to each other. : A method of adjusting i. For example, in the case of 4-bit value data, the parameter: i can only be changed in 16 steps. Therefore, Rn itself can only be changed in 16 ways. Therefore, the total light amount: Rn is the same for all LEDs. However, it is natural that the adjustment is such that the variation in Rn is included in a certain allowable range. This also applies to the present invention.
[0009]
In the present invention, the total light amount: Rn is not made equal to all the LEDs, but the light intensity distribution of the light spot corresponding to each LED on the light spot forming surface by the imaging element, In other words, the light emission amounts of the individual LEDs are set so that the integrated value within a predetermined width smaller than the light spot diameter in the direction orthogonal to the light spot array is a value that is substantially common to each light spot.
For example, if the integral value within a predetermined width in the light spot arrangement direction (X direction) is a value common to each light spot, the upper and lower limits of the width are set to e, f (| e− f | <| a−b |), integral:
Parameters for each LED such that Lin = ∫∫Pi (X, Y) dXdY (integration region from e to f for X and c to d for Y) is within the acceptable range for all n: It is none other than adjusting i. It will be easily understood that the allowable range can be narrowed as the size of the parameter i increases.
A photoreceptor exposed by a light spot has a “sensitivity threshold”. Since the light spot usually has a light intensity distribution in which the light intensity decreases monotonously from the central part to the peripheral part, the above "peripheral part having a light intensity distribution smaller than the sensitivity threshold" is an image. Does not contribute to dot formation. In the present invention, the “integral value within a predetermined width smaller than the light spot diameter” in the light spot array direction and / or the light spot array orthogonal direction of the light intensity distribution of the light spot corresponding to each LED on the light spot forming surface is Since the light emission reference of each LED is set so as to have a value that is substantially common to each light spot, it contributes effectively to the formation of image dots, not the amount of light at the peripheral portion that does not contribute to the formation of image dots. Since the light quantity of the portion is made uniform for each LED within the range allowed by the digital correction data, it is possible to effectively reduce the variation in the size of the image dots.
[0010]
The imaging element combined with the LED array light source is a “lens array”, and a specific form thereof is “a microlens in which microlenses are arranged to correspond to each LED in the LED array light source 1: 1. (Claim 2) or "lens array in which small-diameter lens systems each corresponding to a plurality of LEDs" are arranged (Claim 3). The lens array described in claim 3 includes a well-known “roof mirror lens array” and “selfoc lens array”.
“An LED array light source in which a plurality of light-emitting diodes are arranged in a line, the light flux from each light-emitting diode is condensed as a light spot on the photosensitive member by the imaging element, and image writing is performed. 4. The image forming apparatus according to claim 1, wherein the electrostatic latent image is formed and the electrostatic latent image is developed to obtain a visible image corresponding to the recorded image. An output unit can be used.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 schematically shows only a portion necessary for the description of an embodiment of an image forming apparatus according to the present invention. This image forming apparatus is a digital copying apparatus.
A portion indicated by reference numeral 10 in the drawing is an original reading unit, and the original 0 placed on the original glass 17 is illuminated and scanned by a known illumination scanning means 11 to form a reflected light beam from the original 0. An image is formed on the solid-state image pickup device 15 by the lens 13 to read an original image. The read signal is sent to the image processing unit 20, processed into an image signal suitable for image writing, and sent to the image output unit 30. The image processing unit 20 can also process external information which is “a signal obtained by reproducing image information recorded on an output from an external computer or a floppy disk” into an image signal suitable for image writing.
The photoconductive photoreceptor 40 is formed in a cylindrical shape and rotates at a constant speed in the direction of the arrow, and is surrounded by a charging means 42 (a corona charger is shown as an example, but a contact charging type such as a charging roller may be used). The surface is uniformly charged, and image writing by light is performed by the image output unit 30 to form an electrostatic latent image corresponding to the recorded image. The formed electrostatic latent image is developed by the developing device 44 to become a visible image, transferred onto the transfer belt 50 as an intermediate transfer medium by the transfer means 52, and further from the transfer belt 50 to the recording sheet S (transfer paper or overhead). The image is transferred onto a projector sheet or the like by a transfer roller 54 (a transfer voltage is applied from a voltage application unit (not shown)). On the recording sheet S, the transferred visible image is fixed by the fixing device 60 and discharged outside the device.
[0012]
As will be described later, the image output unit 30 is formed by unitizing an imaging element by a lens array and an LED array light source, and a light intensity distribution of a light spot corresponding to each LED on a light spot forming surface by the imaging element. The light emission amount of each LED so that the integrated value within a predetermined width smaller than the light spot diameter in the light spot array direction and / or the light spot array orthogonal direction becomes a value substantially common to each light spot. Is set "(claim 1). This point will be described in detail later.
Accordingly, in the digital copying apparatus shown in FIG. 1, the light beam from each light emitting diode of the LED array light source formed by arranging a plurality of light emitting diodes in a line is formed as a light spot on the photosensitive member 40 by the imaging element. In an image forming apparatus of a type that collects images and writes an image, forms an electrostatic latent image corresponding to a recorded image, and develops the electrostatic latent image to obtain a visible image corresponding to the recorded image. An image forming apparatus using the image output unit according to claim 1 as the output unit 30 .
[0013]
FIG. 2A shows the image output unit shown in FIG.
The LED array light source body denoted by reference numeral 31 has a large number of LEDs closely arranged in a line in the left-right direction in the figure, and each LED can be controlled to blink independently by the control circuit 33. The image signal from the image processing unit 20 is input to the control circuit 33, and the control circuit 33 performs blinking control of the LED.
The imaging element 35 is a lens array in which small-diameter lens systems, each of which is an “erecting equal-magnification imaging system”, are arranged. The distance from the LED array light source body 31 is adjusted to a predetermined distance by a spacer 36. These are unitized by being integrated by the connecting means 37. Each of the small-diameter lens systems corresponds to a plurality of LEDs (Claim 3).
In FIG. 2A, reference numeral 39 denotes a “light spot forming surface”, which is matched with the surface of the photoreceptor 40 in FIG.
[0014]
FIG. 2B is a diagram for explaining the formation of a light spot by each small-diameter lens system 35 in the imaging element.
Symbol Lk indicates the kth small-diameter lens system in the lens array. The small-diameter lens system Lk is an erecting equal-magnification system and corresponds to a plurality of LEDs. The figure shows a state in which light emitted from two Di and Dj of the plurality of LEDs forms an image as corresponding light spots Spi and Spj by the small-diameter lens system Lk.
Of course, as the lens array of the imaging element, a microlens array in which each microlens corresponds to each LED 1: 1 can be used (Claim 2), or a lens lens such as a SELFOC lens. It is also possible to use a refractive index distribution type rod-shaped lens in which two rows are arranged in close proximity to the staggered arrangement (in this case, the LRD arrangement is arranged so as to be positioned in the middle of the two rows).
[0015]
Now, the image output unit 30 has a light spot in the light spot arrangement direction and / or the light spot arrangement orthogonal direction of the light intensity distribution of the light spot corresponding to each LED on the light spot forming surface 39 by the imaging element 31. The light emission amount of each LED is set so that the integrated value within a predetermined width smaller than the diameter becomes a value substantially common to each light spot. This point will be described below.
In FIG. 3A, reference numeral 30 denotes an image output unit, reference numeral ST denotes a slit, and reference numeral 70 denotes a light receiving element. 3B to 3E, the symbol SP indicates a light spot on the light spot forming surface, the horizontal direction in the figure is the main scanning direction (LED arrangement direction), and the vertical direction is the sub-scanning direction. In FIG. 3A, the slits ST are arranged so as to coincide with the light spot forming surface, and the image output unit 30 can be displaced in the arrow direction by the arrangement pitch of the LEDs.
In FIGS. 3B to 3E, the solid rectangular shape shows four modes of the opening shape of the slit ST. The opening width in each opening shape is “w” in the main scanning direction and “z” in the sub-scanning direction. FIG. 3B shows a case where the aperture width: w is smaller than the diameter of the light spot SP in the main scanning direction and the aperture width: z is larger than the diameter of the light spot SP in the sub-scanning direction. The amount of light received is “a predetermined width smaller than the light spot diameter in the light spot arrangement direction (main scanning direction): an integral value within w”.
FIG. 3C shows a case where the aperture width: w is larger than the diameter of the light spot SP in the main scanning direction, and the aperture width: z is smaller than the diameter of the light spot SP in the sub-scanning direction. The amount of light received is “a predetermined width smaller than the light spot diameter in the direction orthogonal to the light spot array (sub-scanning direction): an integral value in z”.
FIG. 3D shows a case where the aperture widths: w and z are both smaller than the main / sub-scanning direction diameter of the light spot SP. In this case, the amount of light received by the light receiving element 70 is “light spot arrangement direction (main spot direction (main spot)”. Scanning direction) and light spot array orthogonal direction (sub-scanning direction) in a predetermined width smaller than the light spot diameter: integral value in w, z ”.
FIG. 3E shows a case where the aperture widths: w and z are both larger than the diameter of the light spot SP in the main / sub scanning direction. In this case, the amount of light received by the light receiving element 70 is “the integrated value of the entire light spot”. Is.
[0016]
Taking the case of FIG. 3B as an example, adjustment of the light emission amount of each LED will be described.
First, a slit ST with an appropriately determined opening width: w is provided as shown in FIG. The LEDs are turned on one by one, and “the predetermined value smaller than the light spot diameter in the light spot arrangement direction (main scanning direction): integral value within w” is obtained from the output of the light receiving element 70. For each LED, the light emission amount is corrected (by a digital value) so that the integrated value for all the LEDs is within the allowable range.
The image output unit in which the luminous power is individually adjusted in this way is incorporated into the image forming apparatus shown in FIG. 1, and the apparatus is actually operated to cause a problem due to the uneven size of the image dots (in the description) In the example, unevenness in the size of the image dots appears in the main scanning direction.For example, when it is necessary to turn on all the LEDs and expose a certain area area as a “solid portion”, in a small portion of the image dots, It is checked whether or not “a linear black stripe in the sub-scanning direction” occurs.
[0017]
When the problem actually occurs, the opening width: w in the slit ST is changed and the above steps are repeated. In this way, the trial is repeated, and the aperture width: w 0 when the problem due to the variation in the size of the image dot (the size in the main scanning correspondence direction in the example in the explanation) is best reduced is obtained. Then, the slit having the aperture width: w 0 makes “the integrated value within a predetermined width: w 0 smaller than the light spot diameter in the light spot arrangement direction (main scanning direction)” within the allowable range for all LEDs. Any image output unit whose light emission amount is adjusted in this way can be incorporated into the image forming apparatus shown in FIG. 1 and image writing can be performed in a state where the variation in the size of the image dots in the sub-scanning direction is effectively corrected. can do.
Therefore, once the aperture width: w 0 is obtained, the light emission amount adjustment for making the integrated value uniform can be performed separately for the image output apparatus main body with respect to an arbitrary image output unit by the slit having the aperture width: w 0. The image output unit having the light emission amount adjusted in this way only needs to be incorporated into the image forming apparatus main body, and after the image output unit is incorporated into the image forming apparatus as in the prior art, the LED of the image output unit is adjusted. There is no need to individually adjust the light emission.
2. The image output unit according to claim 1, wherein “light in the light spot arrangement direction and / or the light spot arrangement orthogonal direction of the light intensity distribution of the light spot corresponding to each LED on the light spot forming surface by the imaging element”. The “predetermined width” in the “integrated value within a predetermined width smaller than the spot diameter” is most likely to be caused by variations in the size of the image dot (in the example in the description, the size in the main scanning correspondence direction). Opening width when reduced: w 0 (in this case, a predetermined width in the light spot arrangement direction) ”.
[0018]
Referring to FIG. 4, the horizontal axis in the figure represents the light spot imaging plane in the main scanning direction, and the vertical axis represents the light intensity.
In FIG. 4A, curves 4-1 and 4-2 indicate the light spots corresponding to the two LEDs when adjusted so that the integrated value of the light intensity within the slit width: w 0 is within the allowable range. Light intensity distribution.
On the other hand, in curves 4-3 and 4-4 in FIG. 4B, the slit width: w, z is made larger than the size of the light spot (in the case of FIG. 3E), and the entire light spot is obtained. It is an intensity distribution of light spots corresponding to two LEDs when the amount of light (integrated value) falls within the allowable range of each LED.
In the case of FIG. 4 (a), the width of the curve 4-1 and 4-2: The integration value of the w 0 are equal, width: within w 0, the shape of the curve 4-1 and 4-2 are close. For this reason, for example, if the threshold value of the light intensity necessary for the exposure of the image dots is T, the width in the main scanning direction of the image dots formed by the respective light spots is curves 4-1, 4-2 as shown in the figure. Are Dm1 and Dm2, respectively.
On the other hand, curves 4-3 and 4-4 in FIG. 4B in the case where the total amount of light of the light spots is made equal have a shape in which the light intensity distribution is thick horizontally in the curve 4-4. ing. For this reason, the width of the image dot formed by each light spot in the main scanning direction is Dm3 and Dm4 with respect to the curves 4-3 and 4-4, respectively, as shown in the figure.
If the magnitude relationship between Dm1 and Dm2 is compared with the magnitude relationship between Dm3 and Dm4, the variation in image dot size is greater in the case of FIG. 4A than in the case of FIG. It will be appreciated that the range can be reduced.
If desired, the slit shape shown in FIG. 3C can be used to effectively reduce the variation in the size of the image dots in the sub-scanning direction. The slit shape shown in FIG. The variation in the size in the main / sub-scanning direction can be effectively reduced.
[0019]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, a novel image output unit can be realized.
The image output unit of the present invention can adjust the light emission amount of each LED separately from the image forming apparatus main body in which the image output unit is incorporated so that the variation in the size of the image dots can be effectively reduced. Only by incorporating, it is possible to realize image writing in which variation in image dot size is effectively reduced. In addition, since the image forming apparatus of the present invention incorporates an image output unit in which the light emission amount of each LED is adjusted in advance so that the variation in the size of the image dots can be effectively reduced, No troublesome adjustment is required, and good image formation can be realized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram for explaining an embodiment of an image forming apparatus using an image output unit of the present invention.
FIG. 2 is a diagram for explaining an image output unit in the embodiment of FIG. 1;
FIG. 3 is a diagram for explaining light emission amount adjustment in the image forming unit.
FIG. 4 is a diagram for explaining that variation in image dot size can be reduced by the image output unit of the present invention.
[Explanation of symbols]
30 Image output unit 35 Imaging element ST by lens array Slit 70 Light receiving element w, z Opening width of slit ST

Claims (3)

複数の発光ダイオードを一列に配列してなるLEDアレイ光源の、各発光ダイオードからの光束を結像素子により感光体上に光スポットとして集光せしめて画像書込みを行い、記録画像に応じた静電潜像を形成する方式の画像形成装置において、
レンズアレイによる結像素子と、LEDアレイ光源とをユニット化してなる画像出力ユニットであって、
上記結像素子による光スポット形成面上における、各LEDに応じた光スポットの光強度分布の、光スポット配列方向および/または光スポット配列直交方向における、光スポット径より小さい所定幅内の積分値を、画像ドットの大きさのバラツキを有効に補正することが出来る上記所定幅の開口幅を有して上記光スポット形成面に合致して設けられたスリットの開口部を介して受光素子が受光する積分値として得、得られた積分値が、各光スポットに実質的に共通する値となるように、個々のLEDの発光量を設定したことを特徴とする画像出力ユニット。
An LED array light source composed of a plurality of light emitting diodes arranged in a row, the light flux from each light emitting diode is condensed as a light spot on the photosensitive member by the imaging element, and image writing is performed, and electrostatics corresponding to the recorded image are recorded. In an image forming apparatus that forms a latent image,
An image output unit formed by unitizing an imaging element by a lens array and an LED array light source,
An integrated value within a predetermined width smaller than the light spot diameter in the light spot array direction and / or the light spot array orthogonal direction of the light intensity distribution of the light spot corresponding to each LED on the light spot forming surface by the imaging element. a light receiving element through the opening in the slit provided consistent with the light spot forming surface with an opening width of the predetermined width that can be effectively correcting variation in size of the image dots An image output unit characterized in that the light emission amount of each LED is set so that the integrated value obtained as an integrated value for receiving light is a value substantially common to each light spot.
請求項1記載の画像出力ユニットにおいて、
結像素子は、マイクロレンズを、LEDアレイ光源における各LEDと1:1に対応するように配列させたマイクロレンズアレイであることを特徴とする画像出力ユニット。
The image output unit according to claim 1.
The image forming element is a microlens array in which microlenses are arranged so as to correspond to each LED in the LED array light source 1: 1.
請求項1記載の画像出力ユニットにおいて、
結像素子は、それぞれが、複数個のLEDに対応する小径レンズ系を配列したレンズアレイであることを特徴とする画像出力ユニット。
The image output unit according to claim 1.
Each of the imaging elements is a lens array in which small-diameter lens systems corresponding to a plurality of LEDs are arranged.
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