JP3665547B2

JP3665547B2 - Water purification system

Info

Publication number: JP3665547B2
Application number: JP2000265419A
Authority: JP
Inventors: 全郎妹尾
Original assignee: 全郎妹尾
Priority date: 2000-09-01
Filing date: 2000-09-01
Publication date: 2005-06-29
Anticipated expiration: 2020-09-01
Also published as: JP2002066549A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、池や湖沼やプール等のような閉鎖された水域、或いは河川や用水路等のような水が流動する水域における水を活性化することによって浄化するため装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年の環境保護意識の向上により、河川、湖沼、池等の水質浄化のための手段が種々試みられている。一般的なものとしては、水を空中に噴出して瀑気させる方法や、麦飯石や活性炭に不純物を吸着させる方法が実用化されている。また、特開平８‐１５５４３０号公報には、管路内の適宜位置にノズルなどの絞り構造部分を設け、その絞り構造部分の先の位置に外部から空気を吸引する部分を設け、その空気吸引部分に設けた通孔により外部から空気を吸引して管路内の水と外部から吸引した空気とを混合させ、ノズルからの噴流を方向変換部分の内壁面に衝突させて、空気を水によく混合させることにより溶存酸素を多く含んだ水を製造する方法が提案されている。
【０００３】
しかしながら、これらの方法は、いずれも水中に含まれる不純物の除去や溶存酸素量の増加を単に行わせるだけであり、水質浄化を視野に入れた総合的な水質保全の見地では、必ずしも十分な効果を発揮できないものであった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、水中の溶存酸素量を増加させるだけでなく、遠赤外線や波動エネルギー等の活性力を付加された水を供給することにより、池や湖沼やプール等のような閉鎖された水域、或いは河川や用水路等のような水が流動する水域における水をより効果的に活性化することによって水自体の浄化能力を向上させ、それにより水質浄化を行うことができる装置を提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明による水の活性浄化装置は、送水管に連結されかつジェットノズルをその内部に設けられた管状本体と、管状本体をその中心軸上に位置させるように内包する正三角柱形状のハウジングと、管状本体の外周面上に添着される波動エネルギー放射体と、波動エネルギー放射体に接触して流動する空気を管状本体のジェットノズルから吐出される水に混合するための空気供給手段と、空気を混合された水を衝突させるための障壁手段とから構成される。空気供給手段は、管状本体のまわりに同軸状に配置されかつ空気が波動エネルギー放射体に接触して流動するための通路を管状本体との間に画定するスリーブと、管状本体の周壁に穿設されかつ管状本体のジェットノズルから吐出される水によって生じる吸引効果によって通路内を流動した空気が水と混合されるようにジェットノズルの吐出口に近接した位置で開口する、十分な量の空気を水に混合させるのに必要な数の空気注入孔とから構成される。障壁手段は、管状本体のジェットノズルからの水の吐出方向に対して直角に位置するように配置される。
【０００６】
給送される水はジェットノズルによりその流速を高められる。一方、空気は波動エネルギー放射体および／またはその近傍を流動することにより遠赤外線や波動エネルギー等の活性力を与えられる。活性力を受容した空気は、ジェットノズルから吐出される水によって生じる吸引効果により空気供給手段を介して水に混合され、水の溶存酸素量を増加すると共に、波動エネルギー放射体から与えられた活性力を水に伝える。この水は障壁手段に衝突され、水のクラスタを小さくして水の振動数（波動）を上昇させると共に、−（マイナス）イオンの発生および水への取込みが行われ、水の活性化をより一層高める。また、ハウジングは、科学的に未解明な部分が多いが、ハウジングの中心軸上に配置された管状本体の中を流れる水に、所謂、ピラミッドパワー効果を与えて水の活性化を促進する。
【０００７】
本発明による水の活性浄化装置はまた、空気供給手段を、管状本体のまわりに同軸状に配置されかつ空気が波動エネルギー放射体に接触して流動するための通路を管状本体との間に画定するスリーブと、管状本体のジェットノズルから吐出される水によって生じる吸引効果によって通路内を流動した空気が水と混合されるように通路からジェットノズルの吐出側端部に近接した位置へ管状本体の周壁を貫通して延びる、十分な量の空気を水に混合させるのに必要な数の空気注入管とから構成することもできる。
【０００８】
【発明の実施の形態】
【実施例１】
図１に示すように、本発明の実施例による水の活性浄化装置は、水中ポンプ（図示なし）によって汲み上げた水を河川、湖沼、池等に戻すまたは供給するための送水管Ｐに連結されて用いられる。本発明の装置は、図２に示すように、その上流側端部に送水管Ｐを連結された管状本体１と、管状本体１の下流側に設けられた障壁部材２と、管状本体１をその中心軸上に位置させて内包した正三角柱形状のハウジング３と、管状本体１の外周面上に添着された波動エネルギー放射体４と、管状本体１のまわりに同軸状に配置されたスリーブ５とから構成される。
【０００９】
管状本体１はその内部にジェットノズル６が設けられており、管状本体１の周壁にはジェットノズル６の吐出側端部の近傍位置に少なくとも１つの空気注入孔７が穿設されている。管状本体１とスリーブ５の間には、外部から波動エネルギー放射体４および／またはその近傍を通り、空気注入孔７を介して管状本体１内に延びる通路Ｗが設けられている。空気注入孔７の数、大きさ、配設位置および形状は、ジェットノズル６によって流速を高められた水によって空気が空気注入孔７から吸い込まれ、流動する水に十分な量の空気を混合させて溶存酸素の量を増加させることができるのであれば、どのようにも形成できる。一例として、管状本体１の口径を２５ｍｍとした場合、直径４ｍｍ程度の小径の空気注入孔７が、管状本体１の外周方向に適宜な間隔をおいて数個、口径５０ｍｍの場合、７〜９個、１００ｍｍの場合、９〜１２個穿設される。
【００１０】
波動エネルギー放射体４は、形態振動発振若しくは高い波動（共鳴磁場）エネルギー或いは遠赤外線を発する物質であればどのような材質のものも適用でき、例えば、セラミックス、永久磁石、磁気を帯びた天然鉱石、ウバメガシやアラカシを原材料とする備長炭、水晶やトルマリン等が用いられる。波動エネルギー放射体４の形状もまた特に限定されるものではなく、通路Ｗ内に位置して通路Ｗ内を流動する空気と実質的に接触できる形状であればどのような形状であっても良い。波動エネルギー放射体４の具体例としては、永久磁石を粉末状にしたものをゴムに練り込み、リング状に成形したものを管状本体１の外周面に装着したり、１,２００℃以上の高温で焼成した、ＥＭ・Ｘ（有用微生物群によって熱帯から温帯にわたる幅広い植物を発酵処理し、抽出・精製した抗酸化力の強い飲料）等の抗酸化物質やミネラル成分を含有するセラミック粉末をゴムやプラスチックに練り込んで棒状に形成したものを管状本体１の外周面に並べて配置することにより設けられる。
【００１１】
管状本体１内を流動する水はまた、ハウジング３が正三角柱形状を有し、かつ、管状本体１がハウジング３の中心軸上に配置されていることにより、科学的にはまだ未解明な部分が多いが、所謂、ピラミッドパワー効果を付与され、水の活性化が促進される。このピラミッドパワー効果をより確実にするために、ハウジング３の各角部と各面の中央部に開口８をそれぞれ穿設するのが好ましい。
【００１２】
送水管Ｐから管状本体１内に流入された水は、ジェットノズル６において流速を高められて吐出され、この吐出される水によって生じる吸引効果により空気注入孔７から管状本体１内に空気が吸い込まれて混合される。このとき、空気は、通路Ｗを通過するとき波動エネルギー放射体４および／またはその近傍を通ることにより、波動エネルギー放射体４から遠赤外線や波動エネルギー等の活性力を与えられる。活性力を受容した空気は、ジェットノズル６から吐出される水と混合され、水の溶存酸素量を増加すると共に、波動エネルギー放射体４から与えられた活性力を水に伝える。
【００１３】
活性力を伝達された水は、ジェットノズル６によって高められた速度で障壁部材２に衝突される。障壁部材２は、吐出される水が衝突できるものであればどのようなものでもよいが、好ましくは、水がより大きな衝突力で衝突するように、水の吐出方向に直交する方向に配置される。また、障壁部材は独立した部材、例えば、管状本体１の下流側端部から所要の間隔だけ離れて設けられた板状部材であってもよいが、図示のように、９０度屈曲された導水管９の形状で設けてもよい。
【００１４】
障壁部材２に水が衝突すると、水のクラスタが小さくなって水の振動数（波動）を上昇させる一方、−（マイナス）イオンを発生すると共にその−イオンを水へ取り込み、水をより一層活性化させることができる。
【００１５】
かくして、波動エネルギー放射体４および／またはその近傍を流動させることにより空気に遠赤外線や波動エネルギー等の活性力を与える一方、給送される水の流速をジェットノズル６により高め、ジェットノズル６から吐出される水によって生じる吸引効果により活性力を受容した空気を水に混合させ、この水を障壁手段２に衝突させることにより、本装置を通過した水は、より多くの溶存酸素を含むだけでなく、遠赤外線や波動エネルギー等の活性力や−イオンをより高い次元で混合または付与され、活性化されて浄化作用を向上する。
【００１６】
【実施例２】
図３は本発明の別の実施例による水の活性浄化装置を示す図で、特に、前記実施例で説明した管状本体１の口径が大き過ぎて、空気注入孔７の形体では十分な量の空気を取り入れることができないような場合に好適な装置で、空気注入孔７の代わりに空気注入管７Ａが用いられていることを除き、実質的に前記実施例の場合と同様に形成される。
【００１７】
空気注入管７Ａは、通路Ｗが管状本体１のジェットノズル６の吐出側端部の近傍にまで延び、それにより、ジェットノズル６の吐出される水によって十分な量の空気が管状本体１内に吸入されて水と混合されるように、前記実施例の空気注入孔７の位置に管状本体１の周壁を貫通して設けられる。本実施例における各部の作用等については、前記実施例と実質的に同じであり、冗長を避けるため、それらについての説明は割愛する。
【００１８】
【発明の効果】
本発明の装置による浄化作用を確かめるため、以下のような実験を行った。
＊実験例１＊
地下水を汲み上げ、実施例１で説明した本発明の装置（管状本体の口径２５ｍｍ、空気注入孔の数３）を通過させた後に、鶴飼育場のコンクリート製人工池（広さ、約５０ｍ^２、深さ、平均約２５ｃｍ）に注ぎ入れ（注水量、毎分約１００リットル）、生物化学的酸素要求量（以下、「ＢＯＤ」という。）を測定した。その結果を表１に示す。
【表１】

【００１９】
表１より、水中の好気性微生物の代謝要求に対応できる溶解酸素量が、実験開始から２ヶ月後に１／３以下に減少し、４ヶ月後には１／４以下に減少することが判明した。１ヶ月後のＢＯＤが実験開始前の値よりも増加したが、これは、本装置により活性化された水によって水中の好気性微生物による有機物の分解が活発となり、代謝要求が一時的に増加したためと考えられる。
【００２０】
＊実験例２＊
自然池（広さ、約２５０ｍ^２、深さ、平均約１.２ｍ）の水を水中ポンプで汲み上げ、実験例１で用いたものと同じ本発明の装置を通過させた後、自然池に戻し、化学的酸素要求量（以下、「ＣＯＤ」という。）、ＢＯＤ、全リン量、全窒素量についてそれぞれ測定した。その結果を表２に示す。
【表２】

【００２１】
実験例１の場合と比較すると、注水量に比較して自然池が大きいためにその効果は相対的に顕著な形では現れていないが、実験開始から５ヶ月後には、ＣＯＤは約１／６、ＢＯＤは約１／７、全リン量は約１／３、全窒素量は約１／４にそれぞれ減少することが判明した。また、実験開始後、１２日後には池の底を確認でき、４２日目には、池の底の石に付着していたアオコが分解してなくなつているのが確認された。
【００２２】
＊実験例３＊
鑑賞用のコンクリート製人工池（広さ、約１５ｍ^２、深さ、平均約７０ｃｍ）の水を水中ポンプで汲み上げ、実施例１で説明した本発明の装置（管状本体の口径５０ｍｍ、空気注入孔の数８）を通過させた後に、再び池に戻し（注水量、毎分約１００リットル）、ＣＯＤ、ＢＯＤ、全リン量、全窒素量を測定した。その結果を表３に示す。
【表３】

【００２３】
この池には、従来より噴水装置が設置されており、そのため、測定データ上において顕著な形では差が現れなかったが、実験開始から３週間程経過したとき、池の底に付着していたアオコがなくなって底のタイルが判別できるようになり、また、飼育されている鯉が非常に活発に動き回るようになった。アオコについては、４ヶ月後には完全になくなっており、タイルの形のみならずタイルの色を確認することができた。
【００２４】
＊実験例４＊
自然池（広さ、約１８０ｍ^２、深さ、平均約１ｍ）の水を水中ポンプで汲み上げ、実験例３の装置と同じ本発明の装置を通過させた後、この自然池に戻し、ＣＯＤ、ＢＯＤ、全リン量、全窒素量についてそれぞれ測定した。その結果を表４に示す。
【表４】

【００２５】
実験開始から２ヶ月後には、ＣＯＤが１／５、ＢＯＤが１／３、全リン量が１／２にそれぞれ減少していた。全窒素量についてはほとんど変化かなかったが、これは、この自然池に流れ込む水路より農業用水が流入していることが原因であると考えられる（このような状態でも全窒素量が少なくとも増加してはいないことに留意されたい。）。
【００２６】
＊実験例５＊
コンクリート製人工池（広さ、約３００ｍ^２、深さ、平均約６０ｃｍ）について、実験例４と同様にして実験を行った。表５はその結果である。
【表５】

【００２７】
実験開始から２ヶ月後には、ＣＯＤが約２／３、ＢＯＤが約１／２、全リン量が約１／３、全窒素量が約２／３にそれぞれ減少していた。実験開始時、池の側壁に有機物が付着し、底にはヘドロが溜まっていたが、９日目には有機物が分解してなくなっており、また、ヘドロについては３日目には分解が始まり、２ヶ月系か後には完全になくなっていた。
【００２８】
＊実験例６＊
倉敷美観地区を流れる倉敷川（約３０００ｔ）に流れ込む新田用水（新川）に水中ポンプを設置し、汲み上げた水を実施例２で説明した本発明の装置（管状本体の口径１００ｍｍ、空気注入管の数１２）の上流端地点に流し込み（注水量、毎分約２ｔ）、当該地点から２０〜２５ｍの間隔で測定点を設け、各測定点における水の透明度を肉眼により観測した。透明度は、直径２６ｃｍの白色基準円板を川底まで沈め、どの程度見えるかを、「はっきり見える（評価１）」、「少しぼやけて見える（評価２）」、「ぼやけて見える（評価３）」、「かなりぼやけて見える（評価４）」、「全然見えない（評価５）」の５段階で評価した。この結果を図４に示す。
【００２９】
図４から理解されるように、実験開始から約３週間後には上流域において評価１、中流域で評価２または３、下流域でも評価３または４に改善されていた。また、実験途中で降った雨により取水側の川が濁ってしまい、一時的に実験開始時と同様な状態に戻されてしまったが、取水側の川の濁りがおさまるとすぐに、以前の状態に戻ることも判明した。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例による水の活性浄化装置を示す図である。
【図２】図１に示す装置の中心軸方向に切った断面図である。
【図３】本発明の別の実施例による水の活性浄化装置を示す図２と同様な図である。
【図４】実験例６により得られた結果を示す図である。
【符号の説明】
１管状本体２障壁部材
３ハウジング４波動エネルギー放射体
５スリーブ６ジェットノズル
７空気注入孔７Ａ空気注入管
８開口
Ｐ送水管Ｗ通路[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an apparatus for purifying water by activating water in a closed water area such as a pond, a lake, a pool, or the like, or a water area where water flows such as a river or an irrigation channel.
[0002]
[Prior art]
In recent years, various means for purifying water quality of rivers, lakes, ponds and the like have been tried with the improvement of environmental protection awareness. As a general method, a method in which water is blown into the air and aerated, and a method in which impurities are adsorbed on barleystone or activated carbon have been put into practical use. In Japanese Patent Laid-Open No. 8-155430, a throttle structure portion such as a nozzle is provided at an appropriate position in a pipe, and a portion for sucking air from the outside is provided at a position ahead of the throttle structure portion. Air is sucked from the outside through the through hole provided in the part to mix the water in the pipeline with the air sucked from the outside, and the jet flow from the nozzle collides with the inner wall surface of the direction changing part, so that the air becomes water. A method for producing water containing a large amount of dissolved oxygen by mixing well has been proposed.
[0003]
However, these methods only remove impurities contained in water and increase the amount of dissolved oxygen, and are not necessarily effective in terms of comprehensive water quality conservation with a view to water purification. It was something that could not demonstrate.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention not only increases the amount of dissolved oxygen in the water, but also supplies water with added activity such as far-infrared rays and wave energy, thereby providing closed water areas such as ponds, lakes and pools, or to improve the cleaning capacity of the water itself by water such as rivers and canals, etc. are more effectively activate the water in the water flowing, thereby attempting to provide a device which can be determined promptly by using an water purification Is.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
An apparatus for purifying water according to the present invention includes a tubular main body connected to a water supply pipe and provided with a jet nozzle therein, a regular triangular prism-shaped housing containing the tubular main body so as to be positioned on the central axis thereof, A wave energy radiator attached to the outer peripheral surface of the tubular body, an air supply means for mixing the air flowing in contact with the wave energy radiator and the water discharged from the jet nozzle of the tubular body, and the air And barrier means for colliding the mixed water. The air supply means is coaxially disposed around the tubular body and has a sleeve defining a passage between the tubular body and a passage through which the air flows in contact with the wave energy radiator, and is formed in the peripheral wall of the tubular body. And a sufficient amount of air that opens at a position close to the discharge port of the jet nozzle so that the air flowing through the passage is mixed with water by the suction effect generated by the water discharged from the jet nozzle of the tubular body. It is composed of as many air injection holes as necessary for mixing with water. The barrier means is disposed to be perpendicular to the direction of water discharge from the jet nozzle of the tubular body.
[0006]
The flow rate of the supplied water is increased by the jet nozzle. On the other hand, the air is given an activation force such as far-infrared rays and wave energy by flowing in the wave energy radiator and / or the vicinity thereof. The air that has received the activation force is mixed with water through the air supply means due to the suction effect generated by the water discharged from the jet nozzle, increasing the amount of dissolved oxygen in the water and the activity given from the wave energy radiator. Transmit power to water. This water collides with the barrier means, reduces the water cluster and raises the frequency (wave) of the water, generates-(minus) ions and takes it into the water, thereby further activating the water. Increase further. Further, the housing has many scientifically unclear portions, but promotes water activation by giving a so-called pyramid power effect to water flowing in a tubular body disposed on the central axis of the housing.
[0007]
The apparatus for purifying water according to the invention also comprises an air supply means coaxially arranged around the tubular body and defining a passage between the tubular body and air for flowing in contact with the wave energy radiator. And the air flowing in the passage is mixed with water by the suction effect generated by the water discharged from the jet nozzle of the tubular body, and the tubular body is moved from the passage to a position near the discharge side end of the jet nozzle . It can also consist of as many air injection tubes as necessary to allow water to mix with a sufficient amount of air extending through the peripheral wall.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[Example 1]
As shown in FIG. 1, an apparatus for purifying water according to an embodiment of the present invention is connected to a water pipe P for returning or supplying water pumped up by a submersible pump (not shown) to a river, a lake, a pond or the like. Used. As shown in FIG. 2, the apparatus of the present invention comprises a tubular body 1 having a water pipe P connected to an upstream end thereof, a barrier member 2 provided on the downstream side of the tubular body 1, and a tubular body 1. An equilateral triangular prism-shaped housing 3 positioned on the central axis, a wave energy radiator 4 attached to the outer peripheral surface of the tubular body 1, and a sleeve 5 disposed coaxially around the tubular body 1. It consists of.
[0009]
The tubular body 1 is provided with a jet nozzle 6 therein, and at least one air injection hole 7 is formed in the vicinity of the discharge side end of the jet nozzle 6 in the peripheral wall of the tubular body 1. Between the tubular body 1 and the sleeve 5, there is provided a passage W that passes from the outside through the wave energy radiator 4 and / or the vicinity thereof and extends into the tubular body 1 through the air injection hole 7. The number, size, location and shape of the air injection holes 7 are such that air is sucked from the air injection holes 7 by the water whose flow velocity has been increased by the jet nozzle 6, and a sufficient amount of air is mixed with the flowing water. As long as the amount of dissolved oxygen can be increased, it can be formed in any way. As an example, when the diameter of the tubular body 1 is 25 mm, several small diameter air injection holes 7 having a diameter of about 4 mm are provided at appropriate intervals in the outer circumferential direction of the tubular body 1, and when the diameter is 50 mm, 7 to 9 If the number is 100 mm, 9 to 12 holes are drilled.
[0010]
The wave energy radiator 4 can be made of any material as long as it emits morphological oscillation or high wave (resonance magnetic field) energy or far infrared rays. For example, ceramics, permanent magnets, natural ore with magnetism. , Bincho charcoal, crystal, tourmaline, etc., which are made from Umegamegashi and Arakashi are used. The shape of the wave energy radiator 4 is not particularly limited, and may be any shape as long as it is located in the passage W and can substantially contact air flowing in the passage W. . As a specific example of the wave energy radiator 4, a powdered permanent magnet is kneaded into rubber, and a ring-shaped one is attached to the outer peripheral surface of the tubular body 1, or a high temperature of 1,200 ° C. or higher. Ceramic powder containing antioxidant substances and mineral components such as EM · X (beverage of a wide range of plants from the tropics to the temperate zone using useful microorganisms, extracted and purified) It is provided by arranging the materials formed into a rod shape by kneading into plastic and arranged on the outer peripheral surface of the tubular body 1.
[0011]
The water flowing in the tubular body 1 is also a part that has not been scientifically understood since the housing 3 has a regular triangular prism shape and the tubular body 1 is disposed on the central axis of the housing 3. However, the so-called pyramid power effect is imparted and the activation of water is promoted. In order to make the pyramid power effect more reliable, it is preferable to make openings 8 at the corners of the housing 3 and at the center of each surface.
[0012]
The water that has flowed into the tubular body 1 from the water supply pipe P is discharged at a jet nozzle 6 with an increased flow velocity, and air is sucked into the tubular body 1 from the air injection hole 7 by the suction effect generated by the discharged water. And mixed. At this time, when the air passes through the passage W, it passes through the wave energy radiator 4 and / or the vicinity thereof, so that an active force such as far infrared rays and wave energy is given from the wave energy radiator 4. The air that has received the activation force is mixed with the water discharged from the jet nozzle 6 to increase the amount of dissolved oxygen in the water and to transmit the activation force applied from the wave energy radiator 4 to the water.
[0013]
The water to which the activation force is transmitted collides with the barrier member 2 at a speed increased by the jet nozzle 6. The barrier member 2 may be any member that can collide with the discharged water, but is preferably disposed in a direction orthogonal to the water discharge direction so that the water collides with a larger collision force. The The barrier member may be an independent member, for example, a plate-like member provided at a predetermined distance from the downstream end of the tubular body 1, but as shown in the drawing, the barrier member is bent 90 degrees. It may be provided in the shape of the water pipe 9.
[0014]
When water collides with the barrier member 2, the water cluster becomes smaller and the frequency (wave) of the water is increased, while-(minus) ions are generated and the -ions are taken into the water to further activate the water. It can be made.
[0015]
Thus, the flow energy of the wave energy radiator 4 and / or the vicinity thereof is given to the air to provide an active force such as far-infrared rays and wave energy, while the flow rate of the water to be fed is increased by the jet nozzle 6, By mixing the air that has received the active force due to the suction effect generated by the discharged water and colliding this water with the barrier means 2, the water that has passed through the device only contains more dissolved oxygen. In addition, active power such as far-infrared rays and wave energy and -ions are mixed or applied at a higher level and activated to improve the purification action.
[0016]
[Example 2]
FIG. 3 shows an apparatus for purifying water according to another embodiment of the present invention. In particular, the diameter of the tubular body 1 described in the above embodiment is too large, and the air injection hole 7 has a sufficient amount. The apparatus is suitable when air cannot be taken in, and is formed in substantially the same manner as in the above embodiment except that the air injection pipe 7A is used instead of the air injection hole 7.
[0017]
In the air injection pipe 7A, the passage W extends to the vicinity of the discharge side end portion of the jet nozzle 6 of the tubular body 1, so that a sufficient amount of air is discharged into the tubular body 1 by the water discharged from the jet nozzle 6. It is provided through the peripheral wall of the tubular body 1 at the position of the air injection hole 7 of the above embodiment so as to be sucked and mixed with water. The operation of each part in this embodiment is substantially the same as that in the above embodiment, and the description thereof is omitted to avoid redundancy.
[0018]
【The invention's effect】
In order to confirm the purification action by the apparatus of the present invention, the following experiment was conducted.
* Experimental example 1 *
After pumping up the groundwater and passing the apparatus of the present invention described in Example 1 (the diameter of the tubular body 25 mm, the number of air injection holes 3), the concrete artificial pond of the crane breeding ground (area, approximately 50 m ² , It was poured into a depth (average of about 25 cm) (water injection amount, about 100 liters per minute), and a biochemical oxygen demand (hereinafter referred to as “BOD”) was measured. The results are shown in Table 1.
[Table 1]

[0019]
From Table 1, it was found that the amount of dissolved oxygen that can meet the metabolic requirements of aerobic microorganisms in water decreased to 1/3 or less after 2 months from the start of the experiment and decreased to 1/4 or less after 4 months. The BOD after one month increased from the value before the start of the experiment. This is because the water activated by the apparatus activated the decomposition of organic substances by aerobic microorganisms in the water, and the metabolic demand temporarily increased. it is conceivable that.
[0020]
* Experimental example 2 *
Water from a natural pond (width, approximately 250 m ² , depth, average approximately 1.2 m) is pumped with a submersible pump, passed through the same device of the present invention as used in Experimental Example 1, and then returned to the natural pond. Chemical oxygen demand (hereinafter referred to as “COD”), BOD, total phosphorus amount, and total nitrogen amount were measured. The results are shown in Table 2.
[Table 2]

[0021]
Compared to the case of Experimental Example 1, the natural pond is larger than the amount of water injected, so the effect does not appear in a relatively remarkable form, but the COD is about 1/6 after 5 months from the start of the experiment. , BOD was reduced to about 1/7, the total phosphorus amount was reduced to about 1/3, and the total nitrogen amount was reduced to about 1/4. In addition, 12 days after the start of the experiment, the bottom of the pond could be confirmed, and on the 42nd day, it was confirmed that the sea cucumber adhering to the stone at the bottom of the pond was not decomposed.
[0022]
* Experimental example 3 *
Water in a concrete artificial pond (approx. 15 m ² , depth, average 70 cm) for viewing is pumped with a submersible pump, and the apparatus of the present invention described in Example 1 (tubular body diameter 50 mm, air injection hole) (8) and then returned to the pond again (amount of water injected, about 100 liters per minute), and COD, BOD, total phosphorus amount, and total nitrogen amount were measured. The results are shown in Table 3.
[Table 3]

[0023]
In this pond, a fountain device has been installed so far, so there was no noticeable difference in the measured data, but it was attached to the bottom of the pond when about 3 weeks passed from the start of the experiment. The blue tiles disappeared and the tiles at the bottom can be discriminated, and the reared cages moved around very actively. As for the blue sea bream, it disappeared completely after 4 months, and not only the shape of the tile but also the color of the tile could be confirmed.
[0024]
* Experimental example 4 *
Water of a natural pond (width, about 180 m ² , depth, average about 1 m) is pumped with a submersible pump, passed through the same device of the present invention as the device of Experimental Example 3, and then returned to this natural pond. BOD, total phosphorus amount, and total nitrogen amount were measured. The results are shown in Table 4.
[Table 4]

[0025]
Two months after the start of the experiment, COD decreased to 1/5, BOD decreased to 1/3, and the total phosphorus amount decreased to 1/2. There was little change in the amount of total nitrogen, but this is thought to be caused by the fact that agricultural water was flowing in from the water channel that flows into this natural pond (even in this state, the amount of total nitrogen increased at least. Note that it is not.)
[0026]
* Experimental example 5 *
An experiment was conducted in the same manner as in Experimental Example 4 on a concrete artificial pond (width, approximately 300 m ² , depth, average approximately 60 cm). Table 5 shows the results.
[Table 5]

[0027]
Two months after the start of the experiment, COD was reduced to about 2/3, BOD was reduced to about 1/2, the total phosphorus amount was reduced to about 1/3, and the total nitrogen amount was reduced to about 2/3. At the start of the experiment, organic matter adhered to the side walls of the pond and sludge accumulated at the bottom. However, the organic matter was not decomposed on the 9th day, and the degradation of sludge began on the 3rd day. It was completely gone after 2 months.
[0028]
* Experimental example 6 *
A submersible pump is installed in the Nitta irrigation water (Shinkawa) flowing into the Kurashiki River (about 3000 tons) flowing through the Kurashiki Bikan District. 12) was poured into the upstream end point (water injection amount, about 2 t / min), measurement points were provided at intervals of 20 to 25 m from the point, and the transparency of water at each measurement point was observed with the naked eye. For transparency, sink a white reference disk with a diameter of 26 cm to the bottom of the river. Evaluation was made in five stages: “appears to be quite blurred (evaluation 4)” and “not visible at all (evaluation 5)”. The result is shown in FIG.
[0029]
As understood from FIG. 4, after about 3 weeks from the start of the experiment, the evaluation was improved to evaluation 1 in the upstream region,

evaluation

2 or 3 in the middle region, and

evaluation

3 or 4 in the downstream region. In addition, the river on the intake side became cloudy due to rain during the experiment, and it was temporarily returned to the same state as at the start of the experiment. It also turned out to return to the state.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a water activity purifying apparatus according to an embodiment of the present invention.
2 is a cross-sectional view taken along the central axis of the apparatus shown in FIG.
FIG. 3 is a view similar to FIG. 2 showing a water activity purifying apparatus according to another embodiment of the present invention.
4 is a diagram showing the results obtained in Experimental Example 6. FIG.
[Explanation of symbols]
1 Tubular body 2 Barrier member
3 Housing 4 Wave energy radiator
5 Sleeve 6 Jet nozzle
7 Air injection hole 7A Air injection pipe
8 opening
P water pipe W passage

Claims

A tubular main body connected to the water supply pipe and provided with a jet nozzle therein, a regular triangular prism-shaped housing containing the tubular main body so as to be positioned on the central axis thereof, and attached to the outer peripheral surface of the tubular main body Wave energy radiator, air supply means for mixing the air flowing in contact with the wave energy radiator with water discharged from the jet nozzle of the tubular body, and a barrier for colliding the mixed water with the air Means and
The air supply means is disposed coaxially around the tubular body and defines a passage between the tubular body and a passage through which air flows in contact with the wave energy radiator, and the peripheral wall of the tubular body is perforated. A sufficient amount of air that opens near the jet nozzle outlet so that the air flowing through the passage is mixed with the water by the suction effect generated by the water discharged from the jet nozzle of the tubular body And the number of air injection holes necessary to mix the water with water,
The water purification apparatus, wherein the barrier means is arranged so as to be positioned at right angles to the direction of water discharge from the jet nozzle of the tubular body.

The air supply means is coaxially disposed around the tubular body and defines a passage between the tubular body and a passage for air to flow in contact with the wave energy radiator, and from a jet nozzle of the tubular body. Sufficient amount to extend through the peripheral wall of the tubular body from the passage to a position close to the discharge side end of the jet nozzle so that the air flowing through the passage is mixed with water by the suction effect caused by the discharged water 2. An apparatus according to claim 1, comprising a number of air injection pipes required for mixing the air in the water .