JP3664960B2 - Gymnastics safety mat - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、跳馬、平均台、平行棒、段違い平行棒、鉄棒等の体操競技の練習時における負傷の防止に用いられる体操用安全マットに関する。
【0002】
【従来の技術】
体操競技における回転技等の高度な演技練習は、失敗を伴うことが多く、ジムナストが負傷する危険性がある。例えば、平均台、平行棒、段違い平行棒、鉄棒等における演技練習では、ジムナストが手足をビーム、バー、支柱等にぶつけて負傷することがあるし、一方、跳馬や床運動等における演技練習では、前転や後転等を行うためにジムナストが手を馬体、助走路面、床面等に着けた時に手首の関節を痛める恐れある。このため、ビーム、バー、支柱等にパッドを装着したり、着手用のマットを床面上等に敷いたりしてジムナストの安全性を確保した上で演技練習が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のパッドやマットは、体操競技用具ごとに用いられるものであったために、専用のパッドやマットを購入する必要があり、汎用性に欠けていた。
【0004】
また、体操競技の試合は全国各地の会場で開催されるものであり、そこにジムナストやコーチ等の一団が遠征することにより、試合が行われる。そして、試合前には、その会場で演技練習が行われるのが通常である。しかしながら、従来のマットは、かさ高で且つ重量が重いため、これを遠征先の試合会場まで持ち運ぶことが困難であった。
【0005】
また、平均台の演技練習時には、ビーム上で演技練習しているジムナストが宙返りをしてビームに着地する際に足を踏み外して摩擦熱で足に火傷をする等、ジムナストが負傷する恐れがある。しかしながら、従来のマットは、上述したようにかさ高で且つ重量が重いため、このような不慮の演技失敗が生じるときにすぐにこれを投げ込んでビームに掛け置くことができなかった。
【0006】
さらに、従来のマットでは、これをビーム、バー、馬体等に掛け置いた状態で演技練習を行うと、ジムナストがマットに手や足を着いたときに、このマットが不慮にずれ動くことがあり、ジムナストが怪我をする恐れがあった。
【0007】
この発明は、このような技術背景に鑑みてなされたもので、その目的は、様々な体操競技用具に適用することができ、且つ遠征先の試合会場まで容易に持ち運ぶことができ、しかも演技失敗時にビーム、バー等の競技使用部位に投げ置くことができ、その上、不慮のずれ動きが生じない体操用安全マットを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明に係る体操用安全マットは、上面シートと下面シートとによって中詰め緩衝材が包被されてなる体操用安全マットであって、全体長さ及び全体幅がいずれも500〜1500mmの範囲内にあり、且つ、全体厚さが5〜25mmの範囲内にあり、更に、前記下面シートは、織物の片面に滑り止め用合成樹脂コート層又はゴムコート層が積層一体化された防滑性シート材から構成されるとともに、前記コート層を下面側にして位置されていることを特徴としている。
【0009】
また、この安全マットにおいて、前記下面シートの下面は、ASTM D 1894による静摩擦係数(相手材:ポリメタクリル酸メチル)が1.3〜2.1に設定されていることが、望ましい。
【0010】
また、この安全マットにおいて、全体重量が1〜4kgの範囲内にあることが、望ましい。
【0011】
また、この安全マットにおいて、前記上面シートは、JIS L 1096による厚さが0.5〜3mmであり、且つJIS L 1096による単位面積当たりの質量が200〜800g/m2、JIS L 1096のカットストリップ法による引張強さ(試験片幅:2.5cm)が300〜700N、JIS L1096のシングルタング法による引裂強さが50〜150Nの特性を有していることが望ましい。
【0012】
また、この安全マットにおいて、前記上面シートは、JIS L 1096のC法による摩耗強さ(摩耗輪:H−22、荷重:9.81N、回数:1000回)が100〜250mgの特性を有していることが、望ましい。
【0013】
また、この安全マットにおいて、前記中詰め緩衝材は、厚さが5〜25mmであり、且つJIS K 6767による見掛け密度が0.05〜0.20g/cm3、JIS K 6767による圧縮硬さ(25%圧縮時)が2.0〜6.0N/cm2の特性を有する弾性シートから構成されていることが、望ましい。
【0014】
また、この安全マットにおいて、前記下面シートを構成する防滑性シート材は、JIS L 1096による単位面積当たりの質量が600〜1100g/m2、JIS L 1096のストリップ法による引張強さ(試験片幅:5cm)が2000〜4000N、JIS L 1096のシングルタング法による引裂強さが150〜350Nの特性を有していることが、望ましい。
【0015】
また、この安全マットにおいて、前記下面シートの下面における一方の側縁部及び他方の側縁部に、それぞれ互いに連結可能な面ファスナーが固着されていることが、望ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、この発明に係る体操用安全マットの実施形態を作用と共に説明する。
【0017】
なお、以下の説明において、物性値は完成品の状態での物性値である。
【0018】
図1及び図2は、この発明の実施形態の体操用安全マット(M)を示している。この安全マット(M)は、図1及び図2に示すように、平面視方形状のものであって、方形状の上面シート(1)と、該上面シート(1)と同じ広さの方形状の下面シート(2)と、これら両面シート(1)(2)の間に介在配置された方形シート状の中詰め緩衝材(3)とを備えている。そして、上下両面シート(1)(2)が前記中詰め緩衝材(3)を挟む態様にして重ね合わされて両者(1)(2)の周縁同士が縫合(縫合部5)されることにより、中詰め緩衝材(3)がこれら上下両面シート(1)(2)によって包被されているものである。
【0019】
この安全マット(M)において、前記上面シート(1)は、例えば、一枚の柔軟な人工皮革や不織布(例えばナイロン不織布のウレタン含浸加工品)から構成されている。
【0020】
一方、前記下面シート(2)は、図2(ロ)に示すように、一枚の帆布等からなる織物の片面に、滑り止め用の塩化ビニルやウレタン等からなる合成樹脂コート層あるいは天然ゴムや合成ゴムからなるゴムコート層(2a)が積層一体化された一枚の柔軟な防滑性シート材から構成されている。そして、前記コート層(2a)を下面側にして前記上面シート(1)に縫合されている。このコート層(2a)の表面(即ち、下面シート(2)の下面)には、静摩擦係数を所定の値に設定するための微細な凹凸(高低差0.1〜1mm)が全面に亘って形成されている。
【0021】
一方、前記中詰め緩衝材(3)は、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)樹脂発泡体からなる一枚の弾性シートから構成されている。
【0022】
さらに、前記下面シート(2)において、その下面の左側縁部には、面ファスナー(4a)が該左側縁部に沿って縫合固着され、一方、右側縁部には、この面ファスナー(4a)と連結可能な面ファスナー(4b)が該右側縁部に沿って縫合固着されている。
【0023】
この安全マット(M)は、演技練習時に、体操競技用具におけるビーム、バー、馬体等の競技使用部位に掛け置かれて使用されるものであって、具体的には次のようにして使用されるものである。
【0024】
すなわち、この安全マット(M)は、演技練習時に、例えば、図3に示すように平均台(10)のビーム(11)に二つ折り状に掛け置かれて使用され、あるいは、図4に示すように平行棒(20)のバー(21)に同じく二つ折り状に掛け置かれて使用されるものである。これらの場合において、この安全マット(M)の下面シート(11)の下面には、上述した一対の面ファスナー(4a)(4b)が固着されているから、図3及び図4に示すように、安全マット(M)をビーム(11)やバー(21)等に掛けてからこの面ファスナー(4a)(4b)同士を連結することにより、安全マット(M)を二つ折り状態に保持することができ、これにより安全マット(M)がビーム(11)やバー(21)等から落下する不具合を防止することができるようになっている。しかも、この状態において、下面シート(2)の下面には、滑り止め用のコート層(2a)が形成されているから、ジムナストが手や足を着いても不慮のずれ動きが生じないものとなる。
【0025】
さらに、この安全マット(M)は、図5に示すように、跳馬(30)の馬体(31)に掛け置いて使用しても良いし、助走路面(41)上に置いて使用しても良いし、あるいは更に鉄棒(図示せず)のバーに掛け置いて使用しても良い。
【0026】
また、この安全マット(M)は、演技練習時に、ビーム(11)、バー(21)、馬体(31)等の競技使用部位に投げ置かれて使用されるものであって、具体的には次のようにして使用されるものである。
【0027】
すなわち、この安全マット(M)は、例えば平均台(10)の演技練習時において、ジムナストがビーム(11)上で宙返りをしてビーム(11)に着地するときに、ジムナストが足を踏み外して火傷や打撲をしないよう、ジムナストの演技動作を手助けする介助者(例えばコーチ)によって、ビーム(11)に投げ置かれて使用されるものである。
【0028】
このように、この安全マット(M)は様々な体操競技用具に使用することができるし、投げ置きマットとして使用することができるようになっている。
【0029】
而して、この安全マット(M)において、全体長さ及び全体幅はいずれも500〜1500mmの範囲内にあり、且つ全体厚さが5〜25mmの範囲内にあることを要する。この理由は次の通りである。
【0030】
すなわち、全体長さ及び全体幅が下限値未満である場合には、安全マット(M)の広さが小さくなり過ぎてジムナストを確実に受けることができなくなる。特に好ましい下限値は700mmである。
【0031】
一方、全体長さ及び全体幅が上限値を超えた場合には、安全マット(M)の広さが大きくなり過ぎてしまい、このため投げ置き使用する場合に、投げ難くなるし、空気抵抗を大きく受けて迅速に所定部位へと投げ置くことができなくなる。更には遠征先の試合会場へと持ち運ぶ際に、かさ張ったり重量が重くなったりして持ち運びが困難になる。特に好ましい上限値は1300mmである。
【0032】
また、全体厚さが下限値未満である場合には、衝撃吸収性が低下するし、着手時に底付き感が生じるようになる。特に好ましい下限値は8mmである。
【0033】
一方、全体厚さが上限値を超えた場合には、かさ高になり、このため投げ置き使用する場合に、投げ難くなるし、更には遠征先の試合会場へと持ち運ぶ際に、かさ張ったり重量が重くなったりして持ち運びが困難になる。更には、かさ高になっていることから、ビーム(11)、バー(21)、馬体(31)等に掛け置いて使用する場合に、当該マット(M)を二つ折り状に折り曲げることができなくなる。しかも、当該マット(M)をビーム(11)等に掛け置くと、当該マット(M)の肉厚に対応する段差が生じることとなるが、マット(M)がかさ高になっているから、この段差が大きくなり過ぎてしまって演技練習に支障を来すようなる。特に好ましい上限値は20mmである。
【0034】
さらに、この安全マット(M)において、下面シート(2)の下面は、ASTM D 1894による静摩擦係数(相手材:ポリメタクリル酸メチル)が1.3〜2.1に設定されていることが、望ましい。その理由は次の通りである。
【0035】
すなわち、静摩擦係数が下限値未満である場合には、ビーム(11)等に掛け置かれた安全マット(M)が着手や着地の際に不慮にずれ動いてしまう恐れがある。
【0036】
一方、静摩擦係数の上限値を超えた場合には、安全マット(M)の下面がビーム(11)やバー(21)等にくっついてしまって安全マット(M)の取外し作業が困難になる。
【0037】
また、この下面シート(2)の下面のASTM D 1894による動摩擦係数は、1.0〜1.8に設定されていることが、上記の作用を確実に奏し得るようになる点で望ましい。
【0038】
なお、この静摩擦係数や動摩擦係数は、コート層(2a)の材質を変えることにより、あるいは更にコート層(2a)の表面に微細な凹凸を形成することによって、所定範囲に容易に設定することができる。
【0039】
さらに、この安全マット(M)において、全体重量が1〜4kgの範囲内に設定されていることが、望ましい。その理由は次の通りである。
【0040】
すなわち、全体重量が下限値未満である場合には、重量が軽すぎるために、安全マット(M)をビーム(11)、バー(21)等に掛け置いたときに、下面シート(2)の下面のビーム(11)等への密着度が低くなり、このため不慮のずれ動きが生じる恐れがある。
【0041】
一方、全体重量が上限値を超えた場合には、重量が重すぎてしまい、このため持ち運びが困難になるし、投げ置き使用する場合に投げ難くなる。
【0042】
さらに、この安全マット(M)において、上面シート(1)は、JIS L 1096による厚さが0.5〜3mmであり、且つJIS L 1096による単位面積当たりの質量が200〜800g/m2、JIS L 1096のカットストリップ法による引張強さ(試験片幅:2.5cm)が300〜700N、及び、JIS L 1096のシングルタング法による引裂強さが50〜150Nの特性を有していることが、望ましい。この理由は次の通りである。
【0043】
すなわち、上面シート(1)の厚さ、単位面積当たりの質量、引張強さ及び引裂強さが下限値未満である場合には、適度な強度を持たせることできず、着手や着地時の衝撃を受けて上面シート(1)が破れる恐れがあるし、更には投げ置いたときに上面シート(1)が破れる恐れがあり、このため投げ置き使用できなくなるからである。
【0044】
一方、上面シート(1)のこれら物性値が上限値を超えた場合には、上面シート(1)が硬くなって折り曲げ難くなるし、衝撃荷重が中詰め緩衝材(2)に伝達され難くなって衝撃吸収特性が低下するし、更には重量が重くなって持ち運びが困難になる。
【0045】
さらに、上面シート(1)は、JIS L 1096のC法(テーバー形法)による摩耗強さ(摩耗輪:H−22、荷重:9.81N、回数:1000回)が質量減量値で100〜250mgの特性を有していることが望ましい。その理由は次の通りである。
【0046】
すなわち、摩耗強さが下限値未満である場合には、手触り感や足触り感が悪くなったり手の滑りや足の滑りが生じたりするからである。
【0047】
一方、摩耗強さが上限値を超えた場合には、耐久性が低下するからである。
【0048】
さらに、この安全マット(M)において、中詰め緩衝材(3)は、厚さが5〜25mmであり、且つJIS K 6767による見掛け密度が0.05〜0.20g/cm3、及び、JIS K 6767による圧縮硬さ(25%圧縮時)が2.0〜6.0N/cm2の弾性シートから構成されていることが、望ましい。この理由は次の通りである。
【0049】
すなわち、中詰め緩衝材(3)の厚さ、見掛け密度及び圧縮硬さが下限値未満である場合には、柔軟になり過ぎて着手時や着地時に底付き感が生じるようになるからである。
【0050】
一方、中詰め緩衝材(3)の見掛け密度及び圧縮硬さが上限値を超えた場合には、硬くなり過ぎて衝撃を十分に緩和吸収できなくなるからであり、また、厚さが上限値を超えた場合には、マット全体の厚さが厚くなり過ぎて持ち運びが困難になるからである。
【0051】
さらに、この安全マット(M)において、下面シート(2)を構成している防滑性シート材は、JIS L 1096による単位面積当たりの質量が600〜1100g/m2、JIS L 1096のストリップ法による引張強さ(試験片幅:5cm)が2000〜4000N、及び、JIS L 1096のシングルタング法による引裂強さが150〜350Nの特性を有していることが、望ましい。この理由は次の通りである。
【0052】
すなわち、単位面積当たりの質量、引張強さ及び引裂強さが下限値未満である場合には、適度な厚みや強さを持たせることができず、着手や着地時の衝撃を受けて下面シート(2)が破れる恐れがあるし、更には投げ置いたときに下面シート(2)が破れる恐れがあり、このため投げ置き使用できなくなるからである。
【0053】
一方、これら物性値が上限値を超えた場合には、下面シート(2)が硬くなって折り曲げ難くなるし、更には重量が重くなって持ち運びが困難になる。
【0054】
なお、この発明では、上下各面シート(1)(2)や中詰め緩衝材(3)の引張強さ、引裂強さ、摩擦係数等の物性値に関して、タテ方向とヨコ方向との値が相異している場合には、タテ方向の値とヨコ方向の値との平均値が上記特定範囲内に入っていれば良く、特に、両方の値がともに上記特定範囲内に入っていることが、上述した作用を確実に奏し得るようになる点で、望ましい。
【0055】
以上、この発明の実施形態の安全マットについて説明したが、この発明は上記実施形態のものに限定されるものではないことはもちろんである。
【0056】
【実施例】
次に、この発明の具体的実施例を示す。
【0057】
<上面シート>
一枚の人工皮革を用いて上面シート(1)を製作した。使用した人工皮革の特性は次の通りである。
・厚さ…1.31mm
・単位面積当たりの質量…453g/m2
・引張強さ…タテ423N、ヨコ506N
・伸び率…タテ78.6%、ヨコ111%
・引裂強さ…タテ111N、ヨコ82.7N
・摩耗強さ…180mg
[試験方法及び条件]
・厚さ…JIS L 1096に準拠(一定荷重:23.5kPa)
・単位面積当たりの質量…JIS L 1096に準拠(試験片:20cm×20cm)
・引張強さ及び伸び率…JIS L 1096のカットストリップ法に準拠(引張速度:10cm/min、つかみ間隔:10cm、試験片幅:2.5cm)
・引裂強さ…JIS L 1096のシングルタング法に準拠(引張速度:10cm/min、試験片幅:5cm)
・摩耗強さ…JIS L 1096のC法(テーバー形法)に準拠(摩耗輪:H-22、荷重:9.81N、回数:1000回)
【0058】
<中詰め緩衝材>
EVA樹脂発泡体からなる一枚の弾性シートを用いて中詰め緩衝材(3)を製作した。使用した弾性シートの特性は次の通りである。
・厚さ…10mm
・見掛け密度…0.095g/cm3
・引張強さ…65N/cm2
・伸び…200%
・引裂強さ…24N/cm
・圧縮硬さ(25%圧縮時)…3.2N/cm2
・硬さ…12Hs
・圧縮永久歪み率(20±2℃×22hrs、圧縮率25%)…5.3%
[試験方法及び条件]
・見掛け密度…JIS K 6767に準拠
・引張強さ及び伸び…JIS K 6767に準拠(試験片:JIS 3号形)
・引裂強さ…JIS K 6767に準拠(試験片:JIS B形)
・圧縮硬さ…JIS K 6767に準拠
・硬さ…SRIS(日本ゴム協会標準規格) C 0101に準拠
・圧縮永久歪み率…JIS K 6767に準拠
・備考:試験室温21℃、湿度57%、試験機容量 ロードセル式 10.25kgf
【0059】
<下面シート>
一枚の帆布の片面に滑り止め用合成ゴムコート層(2a)が積層一体化された防滑性シート材を用いて下面シート(2)を製作した。使用した防滑性シート材の特性は次の通りである。
・単位面積当たりの質量…855g/m2
・引張強さ…タテ3240N、ヨコ2510N
・伸び率…タテ27.8%、ヨコ34.0%
・引裂強さ…タテ229N、ヨコ221N
[試験方法及び条件]
・単位面積当たりの質量…JIS L 1096準拠(標準状態)
・引張強さ及び伸び率…JIS L 1096のストリップ法に準拠(試験機の型式:定速伸長形、試験片幅:5cm、つかみ間隔:20cm、引張速度:15±1cm/min)
・引裂強さ…JIS L 1096のシングルタング法に準拠(引張速度:15±1cm/min、試験片幅:5cm)
また、この防滑性シート材において、コート層(2a)の表面(即ち、下面シートの下面)の静摩擦係数及び動摩擦係数は次の通りである。
・静摩擦係数…1.7
・動摩擦係数…1.4
[試験方法及び条件]
・静摩擦係数及び動摩擦係数…ASTM D 1894に準拠(試験速度:150mm/min、滑り片質量:1.96N、相手材:ポリメタクリ酸メチル(PMMA))
・備考:室温23℃、湿度60%RH
【0060】
<安全マット>
こうして製作された平面視正方形の安全マット(M)の寸法及び重量を以下に示す。
・全体寸法…長さ980mm×幅980mm×厚さ12mm
・全体重量…2.3kg
【0061】
この安全マット(M)を実際に図3に示すように平均台(10)のビーム(11)に掛け置いて使用したところ、上面シート(1)の破れがなくしかも衝撃吸収性が良好で打撲等の怪我がない上、不慮のずれ動きもなく、安心して練習できることが分かった。更に、耐久性も良好で長期の使用によっても上面シート(1)の特性が良好に保たれることが分かった。さらにまた、曲がり易くなっており、ビーム(11)の外周面に沿うように掛け置くことができたし、自重で垂れ下がって二つ折り状になることが分かった。さらにまた、ジムナストがビーム(11)上で宙返りをしてビーム(11)に着地するときに、そばにいた介助者がこの安全マット(M)をビーム(11)に投げ置いたところ、迅速にこれを投げ置くことができてジムナストの怪我を防止できることを確認し得た。
【0062】
さらにまた、図5に示すように跳馬(30)の馬体(31)にこの安全マット(M)を掛け置いて使用したところ、着手時の底付き感がなく、手首の関節を痛めることなく何度も繰り返し練習を行えることが分かった。しかも、着手時のずれ動きもなく、安心して練習できることが分かった。さらにまた、ジムナストが着地に失敗して着地マット(40)の外側へと飛び出した際にそばにいた介助者がこの安全マット(M)を床面上に投げ置いたところ、迅速にこれを投げ置くことができてジムナストの怪我を防止できることを確認し得た。
【0063】
さらに、この安全マット(M)は、全体重量が2.3kgと軽量であるし、容易に二つ折り状や三つ折り状にすることができてコンパクトな状態に折り畳むことができた。したがって、この安全マット(M)は遠征先の試合会場までかさ張ることなく容易に持ち運びできることを確認し得た。
【0064】
さらに、下面シート(2)の下面の静摩擦係数が1.3に設定された安全マットを用い、これを跳馬(30)の馬体(31)に掛け置いて使用したところ、同じく着手時のずれ動きがなく、安心して練習できることが分かった。
【0065】
これに対して、下面シートの下面の静摩擦係数が1.2に設定された安全マットを用い、これを跳馬(30)の馬体(31)に掛け置いて使用したところ、着手時に安全マットがずれ動いてしまい、安心して練習できないことが分かった。
【0066】
【発明の効果】
上述の次第で、この発明に係る体操用安全マットは、全体長さ、全体幅及び全体厚さが特定範囲内にあるので、適度な広さ及び厚さを有しており、したがってビーム、バー、馬体等に掛け置いたり投げ置いたりして使用することができる。しかも、適度な広さを有しているから、投げ置き使用する場合であっても、ジムナストを確実に受けることができるし、これを迅速に投げ置くことができるようになって、演技失敗に伴う怪我を確実に防止することができる。しかも、遠征先の試合会場まで容易に持ち運ぶことができる。
【0067】
その上、この安全マットは、下面シートが、織物の片面に滑り止め用合成樹脂コート層又はゴムコート層が積層一体化された防滑性シート材から構成されるとともに、前記コート層を下面側にして位置されているものなので、この安全マットをビーム、バー、馬体等に掛け置いたり投げ置いたりして使用する場合にあっても、不慮のずれ動きが生じることがなく、安心して練習することができる。
【0068】
また、下面シートの下面の静摩擦係数が特定範囲内に設定されている場合には、不慮のずれ動きを確実に防止することができ、より一層安心して練習することができる。
【0069】
また、全体重量が特定範囲内にある場合には、持ち運び容易性を損なわずに、不慮のずれ動きをより一層確実に防止することができる。
【0070】
また、上面シートが特定の物性値を有している場合には、上面シートが適度な強度及び柔らかさを有するものとなって、衝撃を受けても上面シートの破れが生じないし、その衝撃荷重を中詰め緩衝材に良好に伝え得るようになる。
【0071】
また、上面シートが特定の摩耗強さを有している場合には、手触り感や足触り感が良好で且つ手足の滑りがなく、しかも長期に亘って使用することができる。
【0072】
また、中詰め緩衝材が特定の物性値を有している場合には、中詰め緩衝材が適度な衝撃吸収性を有すものとなって、上面シートから伝わった衝撃を効果的に且つ確実に緩和することができるし、これを例えばビームや馬体に掛け置いて使用する場合であっても、底付き感がなく足首や手首の関節を痛める不具合が生じない。しかも、曲がり易くなっており、このため、この安全マットをビーム、バー、馬体等に掛け置くと、この安全マットが自重で二つ折り状に垂れ下がり得るものとなり、このため演技練習を良好に行うことができる。
【0073】
また、下面シートを構成する防滑性シート材が特定の物性値を有するものである場合には、下面シートに適度な厚さや強さを持たせることができ、したがって投げ置き使用した場合にも下面シートが破れる不具合が生じない。更には、折り曲げ易くなるし、軽量化を図ることができて、より一層容易に持ち運びを行えるようになる。
【0074】
また、下面シートの外面における一方の側縁部と他方の側縁部に、それぞれ互いに連結可能な面ファスナーが固着されている場合には、ビーム、バー等に掛け置く際に、この面ファスナー同士を連結することにより、かかる状態をしっかりと保持することができて、ビーム、バー等からの落下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の体操用安全マットを示す図で、(イ)は上面から視た斜視図、(ロ)は下面から視た斜視図である。
【図2】(イ)は図1(イ)中のII−II線断面図、(ロ)は図2(イ)中のA部分の拡大断面図である。
【図3】同マットの一使用態様を示す斜視図である。
【図4】同マットのもう一つの使用態様を示す斜視図である。
【図5】同マットの更にもう一つの使用態様を示す斜視図である。
【符号の説明】
M…体操用安全マット
1…上面シート
2…下面シート
2a…合成樹脂コート層又はゴムコート層
3…中詰め緩衝材
4a、4b…面ファスナー[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a safety mat for gymnastics that is used to prevent injuries when practicing gymnastics, such as jumping horses, balance stands, parallel bars, uneven parallel bars, and iron bars.
[0002]
[Prior art]
Sophisticated performance exercises such as spinning techniques in gymnastics are often accompanied by failure and there is a risk of injury to Jim Nast. For example, gymnasts may be injured by hitting their limbs against beams, bars, struts, etc. in acting practice on balance beam, parallel bars, uneven bars, iron bars, etc. There is a risk that the wrist joint may be damaged when Jim Nast puts his / her hand on the horse's body, the runway surface, the floor surface, etc. in order to roll or reverse. For this reason, acting practice is performed after securing the safety of gymnast by attaching pads to beams, bars, columns, etc., or laying a mat for starting on the floor surface.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, since conventional pads and mats are used for each gymnastic equipment, it is necessary to purchase dedicated pads and mats and lack general versatility.
[0004]
Gymnastics competitions are held at venues throughout the country, and when a group such as Jim Nast and Coach travels there, the games are played. And before the game, it is normal practice to practice at the venue. However, since the conventional mat is bulky and heavy, it is difficult to carry it to the game venue of the expedition.
[0005]
In addition, when practicing acting on the balance beam, Jim Nast who is practicing on the beam flips over and landing on the beam may cause injury to Jim Nast, such as stepping off and burning his feet with frictional heat. . However, since the conventional mat is bulky and heavy as described above, when such an unexpected performance failure occurs, it cannot be thrown immediately and placed on the beam.
[0006]
Furthermore, with a conventional mat, if you practice acting with it hanging on a beam, bar, horse, etc., the mat may accidentally shift when Jimnast puts his hands or feet on the mat. There was a fear that Jim Nast would be injured.
[0007]
The present invention has been made in view of such a technical background, and its purpose can be applied to various gymnastics equipment, and can be easily carried to the game venue of the expedition, and the performance has failed. Another object is to provide a safety mat for gymnastics that can be thrown at the site of competition use such as beams, bars, etc., and that does not cause inadvertent displacement.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a safety mat for gymnastics according to the present invention is a safety mat for gymnastics in which an intermediate cushioning material is covered by an upper sheet and a lower sheet, and the overall length and the overall width are any. Is also in the range of 500 to 1500 mm, and the total thickness is in the range of 5 to 25 mm. Further, the bottom sheet has a synthetic resin coat layer or a rubber coat layer for preventing slipping laminated on one side of the fabric. The anti-slip sheet material is used, and the coat layer is positioned on the lower surface side.
[0009]
In this safety mat, it is desirable that the lower surface of the lower surface sheet has a static friction coefficient (counter material: polymethyl methacrylate) according to ASTM D 1894 set to 1.3 to 2.1.
[0010]
Moreover, in this safety mat, it is desirable that the total weight is in the range of 1 to 4 kg.
[0011]
In this safety mat, the top sheet has a thickness of 0.5 to 3 mm according to JIS L 1096, and a mass per unit area according to JIS L 1096 of 200 to 800 g / m.2It is desirable that the tensile strength (test piece width: 2.5 cm) by the cut strip method of JIS L 1096 is 300 to 700 N, and the tear strength by the single tongue method of JIS L1096 is 50 to 150 N. .
[0012]
Further, in this safety mat, the upper surface sheet has a characteristic that the abrasion strength (wear wheel: H-22, load: 9.81 N, frequency: 1000 times) according to JIS L 1096 C method is 100 to 250 mg. It is desirable that
[0013]
Moreover, in this safety mat, the above-mentioned filling buffer material has a thickness of 5 to 25 mm, and an apparent density according to JIS K 6767 of 0.05 to 0.20 g / cm.Three, Compression hardness (at 25% compression) according to JIS K 6767 is 2.0 to 6.0 N / cm2It is desirable that the elastic sheet has the following characteristics.
[0014]
In this safety mat, the anti-slip sheet material constituting the lower surface sheet has a mass per unit area of 600 to 1100 g / m according to JIS L 1096.2It is desirable that the tensile strength (test specimen width: 5 cm) by the strip method of JIS L 1096 is 2000 to 4000 N, and the tear strength by the single tongue method of JIS L 1096 is 150 to 350 N.
[0015]
In this safety mat, it is desirable that hook-and-loop fasteners that can be connected to each other are fixed to one side edge and the other side edge of the lower surface of the lower surface sheet.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, an embodiment of the safety mat for gymnastics according to the present invention will be described together with the operation.
[0017]
In the following description, the physical property value is a physical property value in a state of a finished product.
[0018]
FIG.1 and FIG.2 has shown the safety mat (M) for gymnastics of embodiment of this invention. As shown in FIGS. 1 and 2, the safety mat (M) has a rectangular shape in plan view, and has a rectangular upper surface sheet (1) and the same area as the upper surface sheet (1). A bottom sheet (2) having a shape and a square sheet-shaped intermediate cushioning material (3) interposed between the double-sided sheets (1) and (2) are provided. Then, the upper and lower double-sided sheets (1) and (2) are overlapped with each other so as to sandwich the cushioning material (3), and the peripheral edges of both (1) and (2) are stitched together (sewn portion 5). The intermediate cushioning material (3) is covered with these upper and lower double-sided sheets (1) and (2).
[0019]
In the safety mat (M), the top sheet (1) is made of, for example, a single piece of flexible artificial leather or a nonwoven fabric (for example, a urethane-impregnated product of nylon nonwoven fabric).
[0020]
On the other hand, as shown in FIG. 2 (b), the lower surface sheet (2) has a synthetic resin coating layer made of vinyl chloride, urethane, etc. for preventing slipping or natural rubber on one side of a woven fabric made of a piece of canvas or the like. Or a rubber coating layer (2a) made of synthetic rubber, and is composed of a single flexible anti-slip sheet material. And it is stitched | sutured to the said upper surface sheet | seat (1) by making the said coating layer (2a) into the lower surface side. The surface of this coat layer (2a) (that is, the lower surface of the lower surface sheet (2)) has fine irregularities (0.1 to 1 mm in height difference) for setting the static friction coefficient to a predetermined value over the entire surface. Is formed.
[0021]
On the other hand, the filling buffer material (3) is composed of a single elastic sheet made of, for example, an ethylene-vinyl acetate copolymer (EVA) resin foam.
[0022]
Further, in the lower surface sheet (2), a hook-and-loop fastener (4a) is secured to the left side edge portion of the lower surface along the left side edge portion, while the hook-and-loop fastener (4a) is fixed to the right side edge portion. A hook-and-loop fastener (4b) that can be connected to the sewing machine is secured along the right edge.
[0023]
This safety mat (M) is used by being hung on a competition use site such as a beam, bar, horse, etc. in gymnastics equipment during performance practice. Specifically, it is used as follows. It is what is done.
[0024]
In other words, this safety mat (M) is used in practice, for example, as shown in FIG. 3 by being folded in two on the beam (11) of the balance beam (10) or as shown in FIG. Similarly, the bar (21) of the parallel bar (20) is used by being folded in a double fold. In these cases, since the pair of hook-and-loop fasteners (4a) and (4b) described above are fixed to the lower surface of the lower surface sheet (11) of the safety mat (M), as shown in FIGS. By holding the safety mat (M) on the beam (11), the bar (21), etc., and then connecting the hook-and-loop fasteners (4a) and (4b) together, the safety mat (M) is held in a folded state. As a result, it is possible to prevent the safety mat (M) from dropping from the beam (11), the bar (21) or the like. In addition, in this state, since the anti-slip coat layer (2a) is formed on the lower surface of the lower surface sheet (2), even if Jim Nast wears a hand or a foot, it does not cause an unexpected displacement movement. Become.
[0025]
Further, as shown in FIG. 5, the safety mat (M) may be used by being hung on the horse body (31) of the jumping horse (30) or by being used on the runway surface (41). Alternatively, it may be hung on a bar of a horizontal bar (not shown).
[0026]
In addition, this safety mat (M) is thrown on the competition use part such as beam (11), bar (21), horse body (31), etc. during performance practice. Is used as follows.
[0027]
In other words, this safety mat (M) is used when Jim Nast turns over on the beam (11) and lands on the beam (11), for example when practicing acting on the balance beam (10). It is used by being thrown on the beam (11) by an assistant (for example, a coach) who assists the gymnast in acting so as not to burn or bruise.
[0028]
Thus, the safety mat (M) can be used for various gymnastics equipment and can be used as a throwing mat.
[0029]
Thus, in this safety mat (M), the overall length and the overall width are both in the range of 500 to 1500 mm, and the overall thickness is in the range of 5 to 25 mm. The reason is as follows.
[0030]
That is, when the overall length and the overall width are less than the lower limit values, the width of the safety mat (M) becomes too small to reliably receive gymnast. A particularly preferred lower limit is 700 mm.
[0031]
On the other hand, if the overall length and overall width exceed the upper limit values, the width of the safety mat (M) becomes too large. It will not be able to be thrown into a predetermined part quickly after receiving it. Furthermore, when carrying it to the game venue of the expedition, it becomes bulky and heavy, making it difficult to carry. A particularly preferred upper limit is 1300 mm.
[0032]
Further, when the total thickness is less than the lower limit value, the impact absorbability is lowered, and a feeling of bottoming occurs when starting. A particularly preferred lower limit is 8 mm.
[0033]
On the other hand, when the total thickness exceeds the upper limit, it becomes bulky, so it becomes difficult to throw when used for throwing, and it is also bulky when carrying it to the game venue of the expedition destination. It becomes heavy and difficult to carry. Furthermore, because it is bulky, the mat (M) can be folded in half when used on the beam (11), bar (21), horse body (31), etc. become unable. Moreover, when the mat (M) is hung on the beam (11) or the like, a step corresponding to the thickness of the mat (M) is generated, but the mat (M) is bulky. This step becomes so large that it hinders acting practice. A particularly preferred upper limit is 20 mm.
[0034]
Furthermore, in this safety mat (M), the lower surface of the lower surface sheet (2) has a coefficient of static friction (counter material: polymethyl methacrylate) according to ASTM D 1894 set to 1.3 to 2.1. desirable. The reason is as follows.
[0035]
That is, when the static friction coefficient is less than the lower limit value, the safety mat (M) placed on the beam (11) or the like may be unintentionally displaced when starting or landing.
[0036]
On the other hand, when the upper limit of the static friction coefficient is exceeded, the lower surface of the safety mat (M) sticks to the beam (11), the bar (21), etc., and it becomes difficult to remove the safety mat (M).
[0037]
Moreover, it is desirable that the dynamic friction coefficient according to ASTM D 1894 of the lower surface of the lower surface sheet (2) is set to 1.0 to 1.8 from the viewpoint that the above-described operation can be surely achieved.
[0038]
The static friction coefficient and the dynamic friction coefficient can be easily set within a predetermined range by changing the material of the coat layer (2a) or by forming fine irregularities on the surface of the coat layer (2a). it can.
[0039]
Furthermore, in this safety mat (M), it is desirable that the total weight is set within a range of 1 to 4 kg. The reason is as follows.
[0040]
That is, when the total weight is less than the lower limit value, the weight is too light, so that when the safety mat (M) is placed on the beam (11), the bar (21), etc., the bottom sheet (2) The degree of adhesion of the lower surface to the beam (11) or the like is lowered, which may cause an unexpected shift movement.
[0041]
On the other hand, if the total weight exceeds the upper limit value, the weight is too heavy, which makes it difficult to carry and difficult to throw when used for throwing.
[0042]
Furthermore, in this safety mat (M), the top sheet (1) has a thickness of 0.5 to 3 mm according to JIS L 1096 and a mass per unit area according to JIS L 1096 of 200 to 800 g / m.2The tensile strength (test specimen width: 2.5 cm) of JIS L 1096 is 300 to 700 N, and the tear strength of JIS L 1096 single tongue method is 50 to 150 N. It is desirable. The reason is as follows.
[0043]
That is, when the thickness of the top sheet (1), the mass per unit area, the tensile strength and the tear strength are less than the lower limit values, it is not possible to give an appropriate strength, and the impact at the time of starting or landing This is because the top sheet (1) may be torn in response to the damage, and the top sheet (1) may be torn when thrown.
[0044]
On the other hand, when these physical property values of the upper surface sheet (1) exceed the upper limit value, the upper surface sheet (1) becomes hard and difficult to bend, and the impact load is difficult to be transmitted to the intermediate cushioning material (2). As a result, the shock absorbing properties are lowered, and the weight is also increased, making it difficult to carry.
[0045]
Furthermore, the top sheet (1) has a wear strength (wear wheel: H-22, load: 9.81 N, number of times: 1000 times) according to JIS L 1096 C method (Taber type method) of 100 to 100 in terms of weight loss. It is desirable to have a 250 mg characteristic. The reason is as follows.
[0046]
That is, when the wear strength is less than the lower limit value, the feeling of touch and the feeling of touch becomes worse, and hand slipping and foot slipping occur.
[0047]
On the other hand, when the wear strength exceeds the upper limit value, the durability is lowered.
[0048]
Furthermore, in this safety mat (M), the filling buffer material (3) has a thickness of 5 to 25 mm, and an apparent density according to JIS K 6767 of 0.05 to 0.20 g / cm.ThreeAnd compression hardness (at 25% compression) according to JIS K 6767 is 2.0 to 6.0 N / cm2It is desirable that the elastic sheet is made up of. The reason is as follows.
[0049]
That is, when the thickness, apparent density, and compression hardness of the intermediate cushioning material (3) are less than the lower limit values, it becomes too flexible and a feeling of bottoming occurs when starting or landing. .
[0050]
On the other hand, if the apparent density and compressive hardness of the filling cushioning material (3) exceed the upper limit value, it becomes too hard to sufficiently absorb and absorb the impact, and the thickness exceeds the upper limit value. If it exceeds the maximum thickness, the entire mat becomes too thick and difficult to carry.
[0051]
Further, in the safety mat (M), the anti-slip sheet material constituting the lower surface sheet (2) has a mass per unit area of 600 to 1100 g / m according to JIS L 1096.2The tensile strength (test specimen width: 5 cm) of JIS L 1096 is 2000 to 4000 N, and the tear strength by JIS L 1096 single tongue method is 150 to 350 N. desirable. The reason is as follows.
[0052]
That is, if the mass per unit area, tensile strength, and tear strength are less than the lower limit values, it is not possible to give an appropriate thickness or strength, and the lower surface sheet is subjected to an impact at the start or landing. This is because (2) may be torn and the lower surface sheet (2) may be torn when thrown, which makes it impossible to throw and use.
[0053]
On the other hand, when these physical property values exceed the upper limit values, the lower surface sheet (2) becomes hard and difficult to bend, and further, the weight becomes heavy and difficult to carry.
[0054]
In the present invention, the vertical and horizontal values of the physical properties such as the tensile strength, tear strength, and friction coefficient of the upper and lower sheets (1) and (2) and the cushioning material (3) are filled. If they are different, the average value of the vertical and horizontal values should be within the specified range, and in particular, both values must be within the specified range. However, it is desirable in that the above-described operation can be surely achieved.
[0055]
The safety mat according to the embodiment of the present invention has been described above, but it is needless to say that the present invention is not limited to the above embodiment.
[0056]
【Example】
Next, specific examples of the present invention will be described.
[0057]
<Top sheet>
A top sheet (1) was produced using a piece of artificial leather. The characteristics of the artificial leather used are as follows.
・ Thickness: 1.31mm
・ Mass per unit area: 453 g / m2
・ Tensile strength: Vertical 423N, horizontal 506N
・ Elongation rate: Vertical 78.6%, Horizontal 111%
・ Tear strength: Vertical 111N, horizontal 82.7N
・ Abrasion strength: 180mg
[Test methods and conditions]
・ Thickness: Conforms to JIS L 1096 (constant load: 23.5 kPa)
・ Mass per unit area: Conforms to JIS L 1096 (test piece: 20cm x 20cm)
・ Tensile strength and elongation: Compliant with JIS L 1096 cut strip method (Tensile speed: 10 cm / min, gripping interval: 10 cm, specimen width: 2.5 cm)
・ Tear strength: Compliant with JIS L 1096 single tongue method (Tensile speed: 10 cm / min, Specimen width: 5 cm)
・ Abrasion strength: Compliant with JIS L 1096 method C (Taber method) (Abrasion wheel: H-22, load: 9.81N, frequency: 1000 times)
[0058]
<Inner cushioning material>
An inside cushioning material (3) was produced using one elastic sheet made of EVA resin foam. The characteristics of the used elastic sheet are as follows.
・ Thickness: 10mm
・ Apparent density: 0.095 g / cmThree
・ Tensile strength: 65 N / cm2
・ Elongation: 200%
・ Tear strength: 24 N / cm
・ Compression hardness (at 25% compression): 3.2 N / cm2
・ Hardness: 12Hs
・ Compression set (20 ± 2 ℃ × 22hrs, compression rate 25%)… 5.3%
[Test methods and conditions]
-Apparent density: Conforms to JIS K 6767
・ Tensile strength and elongation: Conforms to JIS K 6767 (Test piece: JIS No. 3 type)
・ Tear strength: Conforms to JIS K 6767 (Test piece: JIS B type)
・ Compression hardness: Conforms to JIS K 6767
-Hardness: Conforms to SRIS (Japan Rubber Association Standard) C 0101
・ Compression set rate: Conforms to JIS K 6767
・ Remarks:
[0059]
<Bottom sheet>
A bottom sheet (2) was manufactured using an anti-slip sheet material in which a synthetic rubber coating layer (2a) for preventing slip was laminated and integrated on one surface of a single canvas. The characteristics of the anti-slip sheet material used are as follows.
・ Mass per unit area: 855 g / m2
・ Tensile strength: Vertical 3240N, Horizontal 2510N
・ Elongation rate: Vertical 27.8%, Horizontal 34.0%
・ Tear strength: Vertical 229N, horizontal 221N
[Test methods and conditions]
・ Mass per unit area: JIS L 1096 compliant (standard condition)
・ Tensile strength and elongation: Compliant with JIS L 1096 strip method (Test machine type: Constant speed extension type, Specimen width: 5 cm, Gripping interval: 20 cm, Tensile speed: 15 ± 1 cm / min)
・ Tear strength: Compliant with JIS L 1096 single tongue method (Tensile speed: 15 ± 1 cm / min, Specimen width: 5 cm)
In this anti-slip sheet material, the static friction coefficient and the dynamic friction coefficient of the surface of the coat layer (2a) (that is, the lower surface of the lower surface sheet) are as follows.
・ Coefficient of static friction: 1.7
・ Dynamic friction coefficient: 1.4
[Test methods and conditions]
・ Static friction coefficient and dynamic friction coefficient: Conforms to ASTM D 1894 (test speed: 150 mm / min, sliding piece mass: 1.96 N, mating material: polymethyl methacrylate (PMMA))
・ Remarks: Room temperature 23 ℃, humidity 60% RH
[0060]
<Safety mat>
The dimensions and weight of the square safety mat (M) produced in this way are shown below.
・ Overall dimensions: Length 980mm x width 980mm x thickness 12mm
・ Overall weight: 2.3kg
[0061]
When this safety mat (M) is actually placed on the beam (11) of the average platform (10) as shown in FIG. 3, the top sheet (1) is not torn and the impact absorption is good and the impact is bruised. I learned that I could practice with peace of mind without any unintentional shifts. Furthermore, it was found that the durability of the upper surface sheet (1) was good even after long-term use. Furthermore, it was easy to bend, and it was possible to hang it along the outer peripheral surface of the beam (11), and it was found that it hangs down under its own weight and is folded in half. Furthermore, when Jim Nast flipped over the beam (11) and landed on the beam (11), a helper who was nearby threw this safety mat (M) on the beam (11), and quickly I was able to confirm that I could throw it and prevent Jim Nast's injury.
[0062]
Furthermore, as shown in FIG. 5, when the safety mat (M) is hung on the horse body (31) of the jumping horse (30), there is no feeling of bottoming at the time of starting, and the wrist joint is not damaged. I learned that I could practice again and again. Moreover, I learned that I can practice with peace of mind without any movement when starting. Furthermore, when Jim Nast failed to land and jumped to the outside of the landing mat (40), a helper who was nearby threw this safety mat (M) on the floor and quickly throw it. I was able to confirm that I could put it and prevent the injury of Jim Nast.
[0063]
Further, the safety mat (M) has a light weight of 2.3 kg as a whole, and can be easily folded in two or three and can be folded into a compact state. Therefore, it was confirmed that this safety mat (M) can be easily carried without being bulky to the game venue of the expedition.
[0064]
Furthermore, when using a safety mat with a static friction coefficient of 1.3 set on the lower surface of the lower surface sheet (2) and laying it on the horse body (31) of the jumping horse (30), I learned that there was no movement and I could practice with peace of mind.
[0065]
On the other hand, when a safety mat with a static friction coefficient set to 1.2 on the bottom surface of the bottom sheet was used and hung on the horse body (31) of the jumping horse (30), the safety mat was I knew that I couldn't practice with peace of mind.
[0066]
【The invention's effect】
Depending on the above, the safety mat for gymnastics according to the present invention has an appropriate width and thickness because the overall length, the overall width and the overall thickness are within a specific range. Can be hung on a horse body or thrown. Moreover, because it has a moderate size, even when throwing and using it, you can reliably receive Jim Nast and you can throw it quickly, and you will fail to act The accompanying injury can be surely prevented. Moreover, it can be easily carried to the game site of the expedition.
[0067]
In addition, the safety mat is composed of an anti-slip sheet material in which a non-slip synthetic resin coating layer or a rubber coating layer is laminated and integrated on one side of a fabric, and the coating layer is on the lower surface side. Even if you use this safety mat hung on a beam, bar, horse, etc., you should practice with peace of mind without any unintentional slippage. Can do.
[0068]
Moreover, when the static friction coefficient of the lower surface of the lower surface sheet is set within a specific range, it is possible to surely prevent an unexpected shift movement and to practice with more confidence.
[0069]
In addition, when the total weight is within a specific range, it is possible to more reliably prevent accidental displacement without impairing portability.
[0070]
In addition, when the upper surface sheet has a specific physical property value, the upper surface sheet has an appropriate strength and softness, and the upper surface sheet is not torn even when subjected to an impact. Can be transmitted well to the intermediate cushioning material.
[0071]
Further, when the upper surface sheet has a specific wear strength, the touch feeling and the touch feeling are good, the limbs do not slip, and can be used for a long time.
[0072]
In addition, when the intermediate cushioning material has a specific physical property value, the intermediate cushioning material has an appropriate shock absorbing property, and the impact transmitted from the top sheet can be effectively and reliably ensured. Even if it is used by being hung on a beam or horse, for example, there is no bottoming and there is no problem of damaging the ankle or wrist joint. Moreover, it is easy to bend, so if this safety mat is hung on a beam, bar, horse body, etc., this safety mat can hang down in its own weight, so that performance practice is good. be able to.
[0073]
In addition, when the anti-slip sheet material constituting the lower surface sheet has a specific physical property value, the lower surface sheet can have an appropriate thickness and strength. There is no problem of tearing the seat. Furthermore, it becomes easy to bend and can be reduced in weight, so that it can be carried more easily.
[0074]
In addition, when hook-and-loop fasteners that can be connected to each other are fixed to one side edge and the other side edge of the outer surface of the lower surface sheet, the hook-and-loop fasteners can be connected to each other when hung on a beam, bar, etc. By connecting the two, it is possible to hold such a state firmly and prevent the beam, bar, etc. from falling.
[Brief description of the drawings]
1A and 1B are diagrams showing a gymnastic safety mat according to an embodiment of the present invention, in which FIG. 1A is a perspective view seen from the upper surface, and FIG. 1B is a perspective view seen from the lower surface.
2A is a sectional view taken along the line II-II in FIG. 1A, and FIG. 2B is an enlarged sectional view of a portion A in FIG. 2A.
FIG. 3 is a perspective view showing one usage mode of the mat.
FIG. 4 is a perspective view showing another use mode of the mat.
FIG. 5 is a perspective view showing still another usage mode of the mat.
[Explanation of symbols]
M ... Safety mat for gymnastics
1 ... Top sheet
2 ... Bottom sheet
2a: Synthetic resin coating layer or rubber coating layer
3 ... Inner cushioning material
4a, 4b ... Hook fastener
Claims (3)
全体長さ及び全体幅がいずれも500〜1500mmの範囲内にあり、且つ、全体厚さが5〜25mmの範囲内にあり、更に、
前記下面シートは、織物の片面に滑り止め用合成樹脂コート層又はゴムコート層が積層一体化された防滑性シート材から構成されるとともに、前記コート層を下面側にして位置されており、
前記上面シートは、JIS L 1096による厚さが0.5〜3mmであり、且つJIS L 1096による単位面積当たりの質量が200〜800g/m 2 、JIS L 1096のカットストリップ法による引張強さ(試験片幅:2.5cm)が300〜700N、JIS L 1096のシングルタング法による引裂強さが50〜150N、
JIS L 1096のC法による摩耗強さ(摩耗輪:H−22、荷重:9.81N、回数:1000回)が100〜250mgの特性を有し、
前記中詰め緩衝材は、JIS K 6767による見掛け密度が0.05〜0.20g/cm 3 、JIS K 6767による圧縮硬さ(25%圧縮時)が2.0〜6.0N/cm 2 の特性を有する弾性シートから構成され、
前記下面シートを構成する防滑性シート材は、JIS L 1096による単位面積当たりの質量が600〜1100g/m 2 、JIS L 1096のストリップ法による引張強さ(試験片幅:5cm)が2000〜4000N、JIS L 1096のシングルタング法による引裂強さが150〜350Nの特性を有し、かつ該下面シートの下面は、ASTM D 1894による静摩擦係数(相手材:ポリメタクリル酸メチル)が1.3〜2.1に設定されていることを特徴とする体操用安全マット。 It is a safety mat for gymnastics, in which a cushioning material filled with an inside is covered by an upper sheet and a lower sheet,
The overall length and the overall width are both in the range of 500-1500 mm, the overall thickness is in the range of 5-25 mm,
The bottom sheet is composed of an anti-slip sheet material in which a non-slip synthetic resin coat layer or a rubber coat layer is laminated and integrated on one side of a woven fabric, and is positioned with the coat layer on the bottom side ,
The top sheet has a thickness of 0.5 to 3 mm according to JIS L 1096, a mass per unit area according to JIS L 1096 of 200 to 800 g / m 2 , and a tensile strength according to a cut strip method of JIS L 1096 ( (Test specimen width: 2.5 cm) is 300 to 700 N, tear strength according to JIS L 1096 single tongue method is 50 to 150 N,
Abrasion strength according to JIS L 1096 C method (wear wheel: H-22, load: 9.81 N, frequency: 1000 times) has a characteristic of 100 to 250 mg,
The inside cushioning material has an apparent density of 0.05 to 0.20 g / cm 3 according to JIS K 6767 and a compression hardness (at 25% compression) of 2.0 to 6.0 N / cm 2 according to JIS K 6767 . It is composed of an elastic sheet having characteristics,
The anti-slip sheet material constituting the lower surface sheet has a mass per unit area of 600 to 1100 g / m 2 according to JIS L 1096, and a tensile strength (test specimen width: 5 cm) according to the strip method of JIS L 1096 is 2000 to 4000 N. , JIS L 1096 has a tear strength of 150 to 350 N according to a single tongue method, and the lower surface of the lower sheet has a static friction coefficient (counter material: polymethyl methacrylate) according to ASTM D 1894 of 1.3 to A safety mat for gymnastics characterized by being set to 2.1.
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