JP3663923B2 - Vehicle distance notification device - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車間距離を計測して報知する装置に関し、特に、車間距離計測部に付着した汚れを検知して報知するものである。
【0002】
【従来の技術とその問題点】
物体までの距離を検出する検出器として、0.1〜0.2度程度の非常に細いレーザービームを水平方向に走査して12〜15度程度の広い範囲の計測を行い、物体までの距離と方向を測定するようにしたスキャンニング式レーザーレーダーが知られている。このスキャンニング式レーザーレーダーでは、レーザーダイオードから発射されたビームをミラーにより反射し、ミラーをモーターで回転させてスキャンニングを行っている。
このスキャンニング式レーザーレーダーを用いて前車までの車間距離を計測し、前車への接近度合いに応じて乗員に接近報知を行うことができる。
【0003】
ところで、レーザーレーダーのレーザー光の送光窓や受光窓に汚れが付着すると、その付着具合によっては測距性能が低下したり、付着した汚れを自車近傍の障害物と誤認して接近報知を行うことがある。
【0004】
本発明の目的は、車間距離計測部に付着した汚れを検知して報知することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
一実施の形態の構成を示す図1に対応づけて本発明を説明すると、
(1) 請求項1の発明は、自車前方を水平方向に走査しながら計測方向を変えて前車までの距離を計測する計測手段1を備え、前車までの車間距離を報知する車間距離報知装置であって、所定値以下の距離計測値が略同一の計測方向において予め設定された時間継続して検出された場合に、計測手段1に汚れが付着しているとして報知する汚れ付着報知手段3,6を備え、これにより上記目的を達成する。
(2) 請求項2の車間距離報知装置は、予め設定された時間として、計測手段1の走査範囲の中央部の計測方向と端部の計測方向とで異なる時間を設定し、端部の計測方向に対する設定時間を中央部の計測方向に対する設定時間よりも長くしたものである。
【0006】
上述した課題を解決するための手段の項では、説明を分かりやすくするために一実施の形態の図を用いたが、これにより本発明が一実施の形態に限定されるものではない。
【0007】
【発明の効果】
(1) 請求項の発明によれば、所定値以下の距離計測値が略同一の計測方向において予め設定された時間継続して検出された場合に、計測手段に汚れが付着しているとして報知するようにしたので、専用の汚れ検知受光素子では検知できない汚れも検知でき、乗員に清掃作業を促して測距性能の低下を防止することができる。
(2) 請求項の発明によれば、汚れ付着を判定するための設定時間に、計測手段の走査範囲の中央部の計測方向と端部の計測方向とで異なる時間を設定し、端部の計測方向に対する設定時間を中央部の計測方向に対する設定時間よりも長くするようにしたので、走査範囲の端部における汚れ検知動作を抑制し、ガードレールや近接して走行する並走車に対する距離計測値を汚れと誤認する確率を下げることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は一実施の形態の車間距離報知装置の構成を示す図である。
スキャンニング式レーザーレーダー1は、細いレーザービームを水平方向に走査して広い範囲の計測を行い、車両前方の物体までの距離と方向を測定する。車速センサー2は車両の走行速度を検出する。車間距離報知装置3はマイクロコンピューターとその周辺部品から構成され、レーザーレーダー1による計測結果に基づいて前車までの車間距離を演算し、車間距離と自車の走行速度に応じて接近表示器4およびブザー5により接近報知を行う。車間距離報知装置3はまた、後述する汚れ検知プログラムを実行してレーザーレーダー1に付着した汚れを検知し、汚れ報知表示器6に表示して清掃作業を促す。
【0009】
図2は、スキャンニング式レーザーレーダー1の詳細を示す図である。
発光素子11から発射されたレーザー光は、送光レンズ12を透過してミラー13と14で反射され、送光窓15から車両前方に放射される。ミラー14は傾きを変えるためのスキャンニング機構を備えており、図3に示すように、0.15度の細いレーザービームを車両前方の水平方向に80ステップ走査して、±6度の広い範囲の距離計測を行う。前車などの障害物で反射されたレーザー光は受光窓16から入射し、受光レンズ17により集光されて受光素子18で受光される。
【0010】
この実施の形態では、80ステップのスキャンニングにおけるステップごとのビーム番号を、図3に示すように右端から順に 1〜 80とする。この80個のビーム番号はそれぞれ、車両前方の0.15度間隔の80方向に対応しているる。80方向の測距結果は、図4に示すように車間距離報知装置3のメモリにステップ番号ごとに記憶される。また、右端から左端までの80方向のビームを3つの領域に区分し、 35〜 44を中央ビームとし、 1〜 34と 45〜
80を端部ビームとする。
【0011】
汚れ検知受光素子19は、送光窓15に付着した汚れにより反射されたレーザー光を受光し、受光量が所定レベルを超えたら汚れ報知表示器6へ汚れ検知信号を送り、汚れの付着を報知する。
【0012】
ところで、レーザーレーダー1に付着する汚れは送光窓15だけに限らず、受光窓16にも付着する。受光窓16に付着した汚れは汚れ検知受光素子19で検知できないので報知されず、そのまま放置されることになる。その結果、レーザーレーダー1の測距性能が低下する。また、送光窓15の汚れも、付着具合によっては汚れ検知受光素子19で検知できないことがあり、上記と同様にそのまま放置されて測距性能の低下を招く。さらに、送光窓15や受光窓16に付着した汚れを近傍の障害物と誤認し、接近報知を行ってしまうこともある。
【0013】
そこで、この実施の形態では、汚れ検知受光素子19により汚れの付着が検知されていない場合でも、スキャンニング式レーザーレーダー1により計測された80方向の測距データに基づいて、送光窓15や受光窓16に付着した汚れを検知する。すなわち、80方向の測距データの中に通常ではあり得ない所定値以下のデータが含まれていたら、取り敢えずそのデータを無効にする。そして、予め設定した時間継続して略同一方向の測距データが所定値以下となった場合は、送光窓15や受光窓16の当該方向に対応する部分に汚れが付着していると判断し、汚れの付着を報知して清掃作業を促す。
【0014】
図5、図6は汚れ検知処理を示すフローチャートである。これらのフローチャートにより、一実施の形態の動作を説明する。
車間距離報知装置3のマイクロコンピューターは、所定の時間間隔でこの汚れ検知プログラムを実行する。ステップ1において、車速センサー2による車速検出値を所定値と比較して自車が走行中であるか否かを確認する。走行中でないときはステップ3へ進み、スキャンニング式レーザーレーダー1による測距動作を停止して汚れ検知処理を終了する。
【0015】
走行中のときはステップ2へ進み、スキャンニング式レーザーレーダー1による測距動作を行う。続くステップ4で、汚れ検知受光素子19による送光窓15の汚れ検知の有無を確認し、汚れが検知されたらステップ5へ進む。ステップ5では汚れ報知表示器6により送光窓15の汚れ付着を報知し、乗員に汚れの清掃を促す。
【0016】
汚れ検知受光素子19により送光窓15の汚れが検知されなかったときはステップ6へ進み、スキャンニング式レーザーレーダー1による測距結果を確認し、80方向のビーム 1〜 80の距離データの中に所定値以下のデータが含まれているか否かを確認する。所定値以下の距離データがないときは、ステップ8で後述する測距データの無効化カウンタC1、C2をクリヤし、続くステップ9で汚れ報知動作を停止して処理を終了する。
【0017】
80方向の測距データの中に所定値以下のデータが含まれているときはステップ7へ進み、所定値以下の測距データを無効にする。例えば、所定値以下の測距データをすべて0にする。続くステップ10において、無効にした測距データが35〜 44の中央ビームのデータか否かを確認し、中央ビームのデータであればステップ11へ進み、端部ビームのデータであればステップ14へ進む。
【0018】
中央ビームの測距データを無効にした場合は、ステップ11で、中央ビームの測距データを無効にした回数をカウントするカウンタC1をインクリメントする。続くステップ12でカウンタC1が所定値K1以上か否か、すなわち、予め設定した時間(汚れ検知プログラムの実行時間間隔×K1)継続して測距データの無効化を行ったかどうかを確認する。設定時間継続して中央ビームの測距データの無効化を行った場合は、ステップ13で、汚れ報知表示器6に送光窓15または受光窓16の中央部に汚れが付着している旨を表示し、乗員に汚れの清掃を促す。
【0019】
一方、端部ビームの測距データを無効にした場合には、ステップ14で、端部ビームの測距データを無効にした回数をカウントするカウンタC2をインクリメントする。続くステップ15でカウンタC2が所定値K2以上か、すなわち、予め設定した時間(汚れ検知プログラムの実行時間間隔×K2)継続して測距データの無効化を行ったかどうかを確認する。
【0020】
ここで、K2にはK1よりも大きな値を設定する。これにより、ビーム端部における汚れ検知動作を抑制し、ガードレールや近接して走行する並走車に対する測距データを汚れと誤認する確率を下げることができる。
【0021】
設定時間継続して端部ビームの測距データの無効化を行った場合は、ステップ16で、汚れ報知表示器6に送光窓15または受光窓16の端部に汚れが付着している旨を表示し、乗員に汚れの清掃を促す。
【0022】
このように、レーザービームを水平方向に走査して得られた測距データの中に、通常ではあり得ない所定値以下のデータが含まれていたら、その測距データを無効にするようにしたので、そのような測距データにより誤った車間距離報知や接近報知が行われるのを防止することができる。
【0023】
また、略同一の距離計測方向の測距データが予め設定した時間継続して無効となった場合には、距離計測部に汚れが付着しているとして乗員に汚れ付着を報知するようにしたので、汚れ検知受光素子では検知できない汚れも検知でき、乗員に清掃作業を促して測距性能の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】 一実施の形態のスキャンニング式レーザーレーダーの詳細を示す図である。
【図3】 レーザービームのステップ・スキャンニングに対するビーム番号を示す図である。
【図4】 80方向の測距データの区分を示す図である。
【図5】〜
【図6】 一実施の形態の汚れ検知プログラムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 スキャンニング式レーザーレーダー
2 車速センサー
3 車間距離報知装置
4 接近表示器
5 ブザー
6 汚れ報知表示器
11 発光素子
12 送光レンズ
13,14 ミラー
15 送光窓
16 受光窓
17 受光レンズ
18 受光素子
19 汚れ検知受光素子
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an apparatus for measuring and notifying an inter-vehicle distance, and particularly to detecting and notifying dirt adhering to an inter-vehicle distance measuring unit.
[0002]
[Prior art and its problems]
As a detector for detecting the distance to the object, a very thin laser beam of about 0.1 to 0.2 degrees is scanned in the horizontal direction to measure a wide range of about 12 to 15 degrees, and the distance to the object is measured. Scanning laser radars that measure the direction are known. In this scanning laser radar, the beam emitted from the laser diode is reflected by a mirror, and scanning is performed by rotating the mirror with a motor.
This scanning laser radar can be used to measure the inter-vehicle distance to the front vehicle and notify the passengers of the approach according to the degree of approach to the front vehicle.
[0003]
By the way, if dirt adheres to the laser light transmission window or light receiving window of the laser radar, the distance measurement performance may deteriorate depending on the degree of adhesion, or the adhering dirt may be mistaken as an obstacle near the vehicle and an approach notification is made. There are things to do.
[0004]
An object of the present invention is to detect and notify dirt adhering to the inter-vehicle distance measuring unit.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention will be described with reference to FIG. 1 showing the configuration of an embodiment.
(1) The invention of claim 1 is provided with measuring means 1 for measuring the distance to the front vehicle by changing the measurement direction while scanning the front of the host vehicle in the horizontal direction, and the inter-vehicle distance for notifying the inter-vehicle distance to the front vehicle. It is a notification device, and when a distance measurement value equal to or less than a predetermined value is detected continuously for a preset time in substantially the same measurement direction, a contamination adhesion notification that notifies the measurement means 1 that contamination has adhered Means 3 and 6 are provided to achieve the above object.
(2) The inter-vehicle distance notification device according to claim 2 sets different times as the preset time in the measurement direction of the central portion of the scanning range of the measuring means 1 and the measurement direction of the end portion, thereby measuring the end portion. The set time for the direction is longer than the set time for the measurement direction at the center .
[0006]
In the section of the means for solving the above-described problem, a diagram of an embodiment is used for easy understanding of the description. However, the present invention is not limited to the embodiment.
[0007]
【The invention's effect】
(1) According to the first aspect of the present invention, when a distance measurement value equal to or less than a predetermined value is continuously detected for a preset time in substantially the same measurement direction, dirt is attached to the measurement means. Since the notification is made, it is possible to detect dirt that cannot be detected by the dedicated dirt detection light receiving element, and it is possible to prompt the occupant to perform cleaning work and prevent the distance measurement performance from being deteriorated.
(2) According to the invention of claim 2 , different times are set as the set time for determining dirt adhesion in the measurement direction at the center of the scanning range of the measuring means and the measurement direction at the end, Since the set time for the measurement direction is longer than the set time for the center measurement direction, the dirt detection operation at the end of the scanning range is suppressed, and distance measurement is performed for guardrails and parallel running vehicles that run close to each other. The probability of misidentifying a value as dirty can be reduced.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a diagram illustrating a configuration of an inter-vehicle distance notification device according to an embodiment.
The scanning laser radar 1 measures a wide range by scanning a thin laser beam in the horizontal direction, and measures the distance and direction to an object in front of the vehicle. The vehicle speed sensor 2 detects the traveling speed of the vehicle. The inter-vehicle distance notification device 3 is composed of a microcomputer and its peripheral parts, calculates the inter-vehicle distance to the preceding vehicle based on the measurement result by the laser radar 1, and displays the approach indicator 4 according to the inter-vehicle distance and the traveling speed of the own vehicle. The buzzer 5 notifies the approach. The inter-vehicle distance notification device 3 also executes a stain detection program to be described later to detect stains adhering to the laser radar 1 and displays them on the stain notification display 6 to prompt a cleaning operation.
[0009]
FIG. 2 is a diagram showing details of the scanning laser radar 1.
The laser light emitted from the light emitting element 11 passes through the light transmission lens 12 and is reflected by the mirrors 13 and 14 and is emitted from the light transmission window 15 to the front of the vehicle. The mirror 14 is provided with a scanning mechanism for changing the tilt, and as shown in FIG. 3, a thin laser beam of 0.15 degrees is scanned 80 steps in the horizontal direction in front of the vehicle, and a wide range of ± 6 degrees is obtained. Measure distance. Laser light reflected by an obstacle such as a front wheel enters from the light receiving window 16, is collected by the light receiving lens 17, and is received by the light receiving element 18.
[0010]
In this embodiment, the beam numbers for each step in the 80-step scanning are 1 to 80 in order from the right end as shown in FIG. Each of the 80 beam numbers corresponds to 80 directions at intervals of 0.15 degrees in front of the vehicle. The distance measurement results in the 80 directions are stored for each step number in the memory of the inter-vehicle distance notification device 3 as shown in FIG. Further, the 80-direction beam from the right end to the left end is divided into three regions, 35 to 44 are set as the central beam, and 1 to 34 and 45 to 45
80 is an end beam.
[0011]
The dirt detection light receiving element 19 receives the laser beam reflected by the dirt attached to the light transmission window 15 and sends a dirt detection signal to the dirt notification display 6 when the amount of received light exceeds a predetermined level to notify the dirt adhesion. To do.
[0012]
Incidentally, the dirt adhering to the laser radar 1 adheres not only to the light transmission window 15 but also to the light receiving window 16. Since the dirt adhering to the light receiving window 16 cannot be detected by the dirt detecting light receiving element 19, it is not notified and is left as it is. As a result, the ranging performance of the laser radar 1 is degraded. Also, dirt on the light transmission window 15 may not be detected by the dirt detection light receiving element 19 depending on the degree of adhesion, and is left as it is as described above, resulting in a decrease in distance measurement performance. Furthermore, the dirt adhering to the light transmission window 15 or the light receiving window 16 may be mistaken as a nearby obstacle, and an approach notification may be performed.
[0013]
Therefore, in this embodiment, even when the dirt detection light-receiving element 19 has not detected the adhesion of dirt, the light transmission window 15 or the like, based on the 80-direction distance measurement data measured by the scanning laser radar 1. Dirt adhering to the light receiving window 16 is detected. That is, if the 80-direction distance measurement data includes data that is less than or equal to a predetermined value, the data is invalidated for the time being. Then, when the distance measurement data in substantially the same direction continues to be a predetermined value or less continuously for a preset time, it is determined that dirt is attached to a portion corresponding to the direction of the light transmission window 15 or the light reception window 16. Then, it notifies the adhesion of dirt and prompts the cleaning work.
[0014]
5 and 6 are flowcharts showing the dirt detection process. The operation of the embodiment will be described with reference to these flowcharts.
The microcomputer of the inter-vehicle distance notification device 3 executes this dirt detection program at predetermined time intervals. In step 1, the vehicle speed detection value by the vehicle speed sensor 2 is compared with a predetermined value to confirm whether or not the host vehicle is traveling. When the vehicle is not running, the process proceeds to step 3 to stop the distance measuring operation by the scanning laser radar 1 and end the dirt detection process.
[0015]
When the vehicle is traveling, the process proceeds to step 2 and the scanning laser radar 1 performs a distance measuring operation. In the following step 4, it is confirmed whether or not the light transmission window 15 is detected by the dirt detection light receiving element 19, and if the dirt is detected, the process proceeds to step 5. In step 5, the dirt notification display 6 notifies the dirt attachment of the light transmission window 15 and prompts the occupant to clean the dirt.
[0016]
If the contamination detection light receiving element 19 does not detect the contamination of the light transmission window 15, the process proceeds to step 6 where the distance measurement result by the scanning laser radar 1 is confirmed, and the distance data of the beams 1 to 80 in the 80 directions are It is confirmed whether or not the data contains a predetermined value or less. If there is no distance data equal to or smaller than the predetermined value, the distance measurement data invalidation counters C1 and C2, which will be described later, are cleared in step 8, and the stain notification operation is stopped in the subsequent step 9 to end the processing.
[0017]
If the 80-direction distance measurement data includes data less than or equal to the predetermined value, the process proceeds to step 7 to invalidate the distance measurement data less than or equal to the predetermined value. For example, all distance measurement data below a predetermined value is set to zero. In the next step 10, it is checked whether or not the invalid ranging data is the data of the central beam of 35 to 44. If it is the data of the central beam, the process proceeds to step 11 and if it is the data of the end beam, the process proceeds to step 14. move on.
[0018]
If the center beam distance measurement data is invalidated, the counter C1 that counts the number of times the center beam distance measurement data is invalidated is incremented in step 11. In the next step 12, it is confirmed whether or not the counter C1 is equal to or greater than the predetermined value K1, that is, whether or not the distance measurement data has been invalidated continuously for a preset time (dirt detection program execution time interval × K1). If the distance measurement data of the central beam is invalidated for the set time, it is confirmed in step 13 that dirt is attached to the dirt notification display 6 at the center of the light transmission window 15 or the light receiving window 16. Display and prompt the passenger to clean the dirt.
[0019]
On the other hand, if the distance measurement data of the end beam is invalidated, in step 14, the counter C2 that counts the number of times the distance measurement data of the end beam is invalidated is incremented. In the following step 15, it is confirmed whether the counter C2 is equal to or larger than the predetermined value K2, that is, whether the distance measurement data has been invalidated continuously for a preset time (execution time interval of the dirt detection program × K2).
[0020]
Here, K2 is set to a value larger than K1. As a result, it is possible to suppress the dirt detection operation at the beam end, and to reduce the probability of misidentifying the distance measurement data for the guardrail and the parallel running vehicle running in the vicinity as dirt.
[0021]
If the distance measurement data of the end beam has been invalidated for a set time, in step 16, the dirt notification indicator 6 is contaminated with the light transmitting window 15 or the edge of the light receiving window 16. Is displayed and prompts the passenger to clean the dirt.
[0022]
In this way, if the distance measurement data obtained by scanning the laser beam in the horizontal direction contains data that is less than a predetermined value, which is not normal, the distance measurement data is invalidated. Therefore, it is possible to prevent erroneous inter-vehicle distance notification and approach notification from being performed using such distance measurement data.
[0023]
In addition, when the distance measurement data in substantially the same distance measurement direction has been invalidated for a preset time, the dirt measurement is reported to the occupant because the distance measurement unit is contaminated. Also, dirt that cannot be detected by the dirt detection light-receiving element can be detected, and the occupant can be encouraged to perform cleaning work to prevent the distance measurement performance from being deteriorated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a configuration of an embodiment.
FIG. 2 is a diagram showing details of a scanning laser radar according to an embodiment.
FIG. 3 is a diagram showing beam numbers for step scanning of a laser beam.
FIG. 4 is a diagram showing classification of ranging data in 80 directions.
[Figure 5]
FIG. 6 is a flowchart illustrating a stain detection program according to an embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Scanning type laser radar 2 Vehicle speed sensor 3 Inter-vehicle distance notification device 4 Approach indicator 5 Buzzer 6 Dirt notification indicator 11 Light emitting element 12 Light transmitting lens 13, 14 Mirror 15 Light transmitting window 16 Light receiving window 17 Light receiving lens 18 Light receiving element 19 Dirt detection light receiving element

Claims (2)

自車前方を水平方向に走査しながら計測方向を変えて前車までの距離を計測する計測手段を備え、前車までの車間距離を報知する車間距離報知装置であって、
所定値以下の距離計測値が略同一の計測方向において予め設定された時間継続して検出された場合に、前記計測手段に汚れが付着しているとして報知する汚れ付着報知手段を備えることを特徴とする車間距離報知装置。
A vehicle distance notifying device comprising a measuring means for measuring the distance to the front vehicle by changing the measurement direction while scanning the front of the host vehicle in the horizontal direction, and reporting the inter-vehicle distance to the front vehicle,
When a distance measurement value equal to or less than a predetermined value is continuously detected for a preset time in substantially the same measurement direction, it is provided with a dirt adhesion notifying means for notifying that the dirt is attached to the measurement means. Inter-vehicle distance notification device.
請求項1に記載の車間距離報知装置において、
前記予め設定された時間として、前記計測手段の走査範囲の中央部の計測方向と端部の計測方向とで異なる時間を設定し、端部の計測方向に対する設定時間を中央部の計測方向に対する設定時間よりも長くすることを特徴とする車間距離報知装置。
In the inter-vehicle distance notification device according to claim 1,
As the preset time, different times are set for the central measurement direction and the end measurement direction of the scanning range of the measuring means, and the set time for the end measurement direction is set for the central measurement direction. An inter-vehicle distance notification device characterized by being longer than time .
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