JP3661335B2 - Anti-theft device - Google Patents
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B73/00—Devices for locking portable objects against unauthorised removal; Miscellaneous locking devices
- E05B73/0017—Anti-theft devices, e.g. tags or monitors, fixed to articles, e.g. clothes, and to be removed at the check-out of shops
- E05B73/0047—Unlocking tools; Decouplers
- E05B73/0052—Unlocking tools; Decouplers of the magnetic type
Landscapes
- Burglar Alarm Systems (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品の盗難を防止する盗難防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来の盗難防止装置について説明する。
【0003】
従来の盗難防止装置は図5のようなものであった。図5において1はタグ本体であり、2はロック棒である。3は、前記タグ本体1に設けられたロック部であり、ロック部3の孔4に前記ロック棒2を挿入して使用するものである。前記ロック棒2を衣類などの商品5に貫通させた後、前記孔4に挿入すると前記ロック部3の内部で前記ロック棒2はロックされる。ロック状態を解除するために、磁石6を前記ロック部3の底部近くに置くと前記ロック棒2のロック状態は解除され、商品5を取り外すことができるようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の構成では、磁石を1個持ってくると簡単にロック状態が解除され、盗難防止装置としては完全ではなかった。また、操作性もロック解除状態でロック棒2を抜く動作が必要となりロック部3とロック棒2が分離してしまうので操作性が悪いという問題点があった。
【0005】
本発明はこのような問題点を解決するもので、簡単にはロック解除できない盗難防止装置を提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明の盗難防止装置は、ブザータグのロック装置と、その解除装置から成り、前記ロック装置は、筐体と、この筐体内へ挿脱自在に設けられたスライダと、このスライダの側面へ略直角方向に付勢されるとともに着磁性を有する複数個のロックピンと、前記スライダに設けられるとともに前記ロックピンに係合する係止部を設け、前記スライダの前記筐体への挿入により、前記ロックピンが前記係止部に係合して、前記スライダの挿入状態を保持するとともに、この挿入状態の解除は、前記各々のロックピンを外部の磁力により吸引して前記スライダとの係合を解除するものであり、前記ロックピンの設けられた位置に対応するとともに、不透明の筐体内に設けられた磁石を有する前記解除装置において、前記ロック装置は、スライダ側面へ略直角方向に付勢されるとともに着磁性を有する保護用ピンと、前記スライダには前記保護用ピンに係合する保護用係止部を設け、前記スライダの挿入時に、前記保護用ピンが吸引されると、前記保護用ピンが前記保護用係止部に係合して、前記スライダの挿入状態を保持するとともに、前記解除装置は前記保護用ピンの設けられた位置と対応する位置には磁石の不設部を設けたものである。
【0007】
これにより、1個の磁石で簡単にロックが解除できず、信頼性が向上するとともに操作性も良い盗難防止装置が提供できる。さらに、たとえ大きくて、かつ強力な磁石を持ってきたとしても保護用ピンが働き、挿入状態を維持するので、信頼性が向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、ブザータグのロック装置と、その解除装置から成り、前記ロック装置は、筐体と、この筐体内へ挿脱自在に設けられたスライダと、このスライダの側面へ略直角方向に付勢されるとともに着磁性を有する複数個のロックピンと、前記スライダに設けられるとともに前記ロックピンに係合する係止部を設け、前記スライダの前記筐体への挿入により、前記ロックピンが前記係止部に係合して、前記スライダの挿入状態を保持するとともに、この挿入状態の解除は、前記各々のロックピンを外部の磁力により吸引して前記スライダとの係合を解除するものであり、前記ロックピンの設けられた位置に対応するとともに、不透明の筐体内に設けられた磁石を有する前記解除装置とで構成された盗難防止装置としたものであり、このようにロックピンを複数個設けると共に解除キーもそれに対応した磁石を複数個持っているので、それぞれのロックピンを同時に解除しなければロックが解除されることはなく、信頼性が向上する。またスライダはロック装置から分離することはないので、このスライダにロック棒を一体成形しておけば、操作性は向上する。
【0009】
請求項2に記載の発明のロック装置は、スライダ側面へ略直角方向に付勢されるとともに、着磁性を有する保護用ピンと、前記スライダには前記保護用ピンに係合する保護用係止部を設け、前記スライダの挿入時に、前記保護用ピンが吸引されると、前記保護用ピンが前記保護用係止部に係合して、前記スライダの挿入状態を保持するとともに、前記解除装置は前記保護用ピンの設けられた位置と対応する位置には磁石の不設部を設けた請求項1記載の盗難防止装置としたものであり、このように保護用ピンを設けることにより、たとえ大きくて、かつ強力な磁石を持ってきたとしても保護用ピンが働き、挿入状態を維持するので、信頼性が向上する。
【0010】
請求項3に記載の発明は、複数個のロックピンと、保護用ピンとを着磁性のある弾性体により一体成形とした請求項2記載の盗難防止装置としたものであり、このように、保護用ピンを一体成形することにより、小型化と低コスト化が図れる。
【0011】
請求項4に記載の発明は、保護用係止部に係り片を設け、スライダの挿入時に保護用ピンが吸引されると、この保護用ピンが前記係り片に係合して、前記スライダの挿入状態を保持する請求項2記載の盗難防止装置としたものであり、このように構成することにより、たとえ落下衝撃やいたずらなどによる繰り返し加振などの異常な負荷を受け保護用ピンが吸収されたとしてもスライダの挿入状態は維持され続けるため、信頼性を向上するとともに、異常な負荷をうけたことが後から確認することができる。
【0012】
請求項5に記載の発明は、保護用ピンが係り片に係合しているか否かを表示する表示部を設けた請求項4記載の盗難防止装置としたものであり、このように表示部を設けることにより、後から異常な負荷を受けたかどうかの確認が可能となる。
【0013】
請求項6に記載の発明は、筐体の一部に切り込まれた「U」の字形状部を設け、スライダと一体成形されるとともに商品への固定を行うロック棒とで商品へのロック部を形成した請求項1〜5のいずれかに記載の盗難防止装置としたものであり、このようにロック棒を筐体の「U」の字形状に挿入することで頑強にロック棒を支えることができるとともに、ロック棒に指輪などの環状の商品を取り付けることができる。また、ゴルフクラブや野球用具のバットなど、くびれのある商品には「U」の字形状部で直接固定することが可能であり、取り付けられる商品の種類が増える。
【0014】
請求項7に記載の発明は、ロック棒の先端を針状とした請求項6記載の盗難防止装置としたものであり、このように先端が針状のロック棒とすることで布製の商品のような貫通して固定する商品へも直接ロック装置を固定することができる。
【0015】
請求項8に記載の発明のスライダは、「コ」の字形状にするとともに、一方の片で商品とのロック部を形成するとともに、他片にロック用係止部と保護用係止部を設けた請求項1〜7のいずれかに記載の盗難防止装置としたものであり、このように「コ」の字形状にすることにより、盗難防止装置の小型化が図れる。
【0016】
請求項9に記載の発明の解除装置は、複数個の磁石をスライドボタンで上下方向に移動可能とした請求項1〜8のいずれかに記載の盗難防止装置としたものであり、このように解除装置を使用しないときには、解除装置の壁面から出る磁力を減少させるために内部の磁石を壁面から遠ざけることにより磁力を低下させ、磁気記録媒体などの磁気による破壊を防ぐことができる。
【0017】
以下、本発明の実施の形態について図1から図4を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1に於いて、11はブザータグの筐体であり、この筐体11の一部にロック装置が設けられている。この筐体11は不透明な合成樹脂によって形成されている。また12は筐体11に挿脱自在に摺動するとともに合成樹脂によって形成された「コ」の字型のスライダである。13a,13b,13cは着磁性のあるロックピンであり、前記スライダ12の側面と略直角方向にそれぞればね14a,14b,14cで付勢されている。またスライダ12はA方向にスライドばね15で付勢されている。16a,16b,16cはスライダ12に形成された凹部である。また、17は解除装置であり、解除装置17の内部には前記ロックピン13a,13b,13cに対応した位置に磁石18a,18b,18cが内蔵されている。この解除装置17の筐体は不透明な樹脂で形成されているため、外部から磁石18a,18b,18cの位置を認識することはできない。
【0018】
以上のように構成された盗難防止装置について以下にその動作を説明する。
図1はスライダ12が筐体11に差し込まれる前の状態である。この時、ロックピン13a,13b,13cは、凹部16a,16b,16cとは係合していない。したがって、スライダ12をB方向に挿入することができる。スライダ12を挿入するとロックピン13a,13b,13cは凹部16a,16b,16cにそれぞれ係合するので、スライダ12はA方向に抜けないようになる。この状態で解除装置17をブザータグの下面に近づけることにより、ロックピン13a,13b,13cは磁石18a,18b,18cに吸引されるのでロックピン13a,13b,13cは凹部16a,16b,16cから外れる。そうすると、スライダ12はスライドばね15によりA方向に押し出されて、ロック部19が解除される。このようにロックピン13a,13b,13cを3個設けているため磁石によって1個または2個吸引してもスライダ12のロック状態が解除されることはない。従って従来よりもロック部の信頼性は向上している。さらに平面状の不透明な筐体11内に設置されたロック装置は、外見からはどの位置にロックピンがあるのかは分からない。このこともロック部の信頼性を向上している。また、解除装置17上に筐体11の一方の側面を合わせる程度で位置合わせができ、同時に、スライドばね15により自動的にロックは解除されるため、操作性が従来に比べ非常に良いものとなっている。
【0019】
(実施の形態2)
図2は実施の形態2である。実施の形態2に於いて図2(a)はロックが解除された状態、図2(b)はロック時の状態を示している。図2(a)に於いて21は筐体であり、22は「コ」の字形状をしたスライダである。このスライダの一方の梁22aはロック棒であり、筐体21の一部に切り込まれた「U」の字形状部とともにロック部23を形成している。このロック部23は商品への取付を行う箇所である。他方の梁22bで係止部を形成している。係止部22bには24a,24bのロック用係止部と、このロック用係止部24a,24bの間に保護用係止部25が形成されている。26a,26bはロックピンである。27は保護用ピンである。このロックピン26a,26bと保護用ピン27とはSK材をベーナイト組成に熱処理した特殊鋼を用いて一体成形し、溶着ピン28によって筐体21に溶着固定されている。このロックピン26a,26bおよび保護用ピン27は材料自身の持つ弾性でC方向に付勢されている。また前記スライダ22はスライドばね29によってA方向に付勢されている。図2(a)のように解除時に於いては、ロック用係止部24aの下にロックピン26aが位置し、ロック用係止部24bの下にロックピン26bが位置している。
【0020】
また保護用係止部25の上に保護用ピン27が位置しており、それぞれが係止されていない状態であるため前記スライダ22はB方向に挿入することができる。今、前記スライダ22をB方向に挿入すると、図2(b)に示すようにロックピン26aはロック用係止部24aに、ロックピン26bはロック用係止部24bに係止されるので、前記スライダ22はスライドばね29でA方向に付勢されているが、A方向へ戻ることができない。また図2(c)はこれらのロック装置を解除するための解除装置を示したものである。解除装置30は、筐体31の中にスライドボタン32が上下方向(E方向あるいはF方向)に自在に移動可能に取り付けられており、ロックピン26aに対応した位置に磁石30aが設けられ、ロックピン26bに対応した位置に磁石30bが設けられ、ともにスライドボタン32とともに動作するように設けられている。また保護用ピン27に対応した位置には磁石は設けられていない。解除装置30を使用するときにはスライドボタン32をE方向に動かし使用する。使用しないときにはF方向に移動させ壁面からの磁力を低下させる。したがって、磁気記録媒体などの磁気による破壊を避ける構造となっている。
【0021】
このように構成された解除装置30を図2(b)に示したロック装置に近づけるとロックピン26aは磁石30aによって、ロックピン26bは磁石30bによって下方向であるD方向に吸引されるので、ロック用係止部24a,24bから外れ、前記スライドばね29で付勢された前記スライダ22はA方向に移動し、ロックは解除される。この時もしロックピン26a,26bを同時に引きつけ可能な大きな磁石を持ってきたとすると、ロックピン26a,26bの間に構成された保護用ピン27も同時にD方向に吸引されるので、保護用ピン27はロック用ピン26a,26bが外れる前に、保護用係止部25に係止される。よってスライダ22はA方向に戻ることができない。大きな磁石が取り外されたときには、保護用ピン27が保護用係止部25から外れる前に、ロックピン26a、ロックピン26bが、それぞれロック用係止部24a,24bに係止されるため、やはり、前記スライダ22はA方向に解除されることはない。したがっていたずらなどで大きな磁石を用いたとしてもロックを解除することはできない。
【0022】
(実施の形態3)
図3は実施の形態3である。実施の形態3に於いては、さらに繰り返し行ういたずら等を防止するために、実施の形態2における保護用係止部25の形状を図の係止部35のように変えている。すなわち係止部35の上辺に係り片35aを設けたものである。以下動作を説明する。図3(a)はロックが解除された状態を示し、図3(b)はロック時の状態を示している。図3(a)のように解除時に於いては、ロック用係止部24aの下にロックピン26aが位置し、ロック用係止部24bの下にロックピン26bが位置している。また係止部35の上に保護用ピン27が位置しておりそれぞれが、係止されていない状態であるため前記スライダ22はB方向に挿入することができる。今、前記スライダ22をB方向に挿入すると、図3(b)に示すようにロックピン26aはロック用係止部24aに係止され、ロックピン26bはロック用係止部24bに係止されるので前記スライダ22はスライドばね29でA方向に付勢されているが、A方向へ戻ることができない。ロック装置を解除する場合には、解除装置30を図3(b)に示したロック装置に近づけるとロックピン26aは磁石30aによって、ロックピン26bは磁石30bによって下方向であるD方向に吸引されるので、ロック用係止部24a,24bから外れ前記スライダ22はA方向に摺動し、ロック解除される。
【0023】
ここで、図3(c)に示すように、もしロックピン26a,26bを同時に引きつけ可能な大きな磁石を持ってきたとすると、ロックピン26a,26bと保護用ピン27も同時にD方向に吸引される。この時にはスライダ22は係止されていないのでスライドばね29によってA方向に押し出される。しかし、この時の移動量は若干量である。すなわち、商品の取り付けを行うロック棒22aは開かない程度の移動量である。以下その理由を説明する。スライダ22が若干量の移動を行うと係止部35に保護用ピン27が係止し、スライダ22は停止する。この状態に於いて、さらに保護用ピン27は係り片35aによってC方向に戻ろうとする動作をロックされているため、大きな磁石を取り除かれてもスライダ22を係止し続ける。この時に、この状態を示すために図4に示すように、スライダ22には表示部36を設けるとともに筐体21には表示窓37を設けて、この状態にあることを上から目視できるようにしている。
【0024】
38は金属などの堅く、先端が鋭く尖ったロック棒である。このため布製などの貫通して固定する商品などに直接ブザータグを取り付けることができる。このことは従来のような本体と分離したロック棒を刺して商品と固定するタイプに比べロック棒自体がブザータグに内蔵されているために、ロック棒を紛失する心配はない。
【0025】
また、解除時においては解除装置にブザータブを近づけるだけでロック棒自身が自動的に商品から抜けるため、従来のように解除した後にロック棒を引き抜く操作をしなくてよい。もちろん指輪などの環状の商品及びブザータグ本体に取り付けられた先端が環状のワイヤを直接ロック棒38に固定することもできる。またロック部23は筐体によって「U」の字形状となっているため野球道具のバットのような一部がくびれた商品に対してはロック部23を商品のくびれに差し込んでスライダ22を押し込むことで商品への固定が可能となっている。
【0026】
このように幾通りかの商品取り付け方法を持っているため、様々な商品に対してブザータグ本体を容易に取り付けることができる。
【0027】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ブザータグのロック装置と、その解除装置から成り、前記ロック装置は、筐体と、この筐体内へ挿脱自在に設けられたスライダと、このスライダの側面へ略直角方向に付勢されるとともに着磁性を有する複数個のロックピンと、前記スライダに設けられるとともに前記ロックピンに係合する係止部を設け、前記スライダの前記筐体への挿入により、前記ロックピンが前記係止部に係合して、前記スライダの挿入状態を保持するとともに、この挿入状態の解除は、前記各々のロックピンを外部の磁力により吸引して前記スライダとの係合を解除するものであり、前記ロックピンの設けられた位置に対応するとともに、不透明の筐体内に設けられた磁石を有する解除装置とで構成された盗難防止装置としたものであり、このようにロックピンを複数個設けると共に解除装置もそれに対応した磁石を複数個持っているので、それぞれのロックピンを同時に解除しなければロックが解除されることはなく、信頼性が向上する。またスライダはロック装置から分離することはないので、このスライダにロック棒を一体成形しておけば、操作性は更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による盗難防止装置の部分破砕斜視図
【図2】(a)同実施の形態2による解除時の盗難防止装置の部分破砕斜視図
(b)同実施の形態2によるロック時の盗難防止装置の部分破砕斜視図
(c)同実施の形態2による解除装置の斜視図
【図3】(a)同実施の形態3による解除時の盗難防止装置の部分破砕斜視図
(b)同実施の形態3によるロック時の盗難防止装置の部分破砕斜視図
(c)同実施の形態3によるロック状態の保護時の盗難防止装置の部分破砕斜視図
【図4】本発明の斜視図
【図5】従来の盗難防止装置の斜視図
【符号の説明】
11 筐体
12 スライダ
13a ロックピン
13b ロックピン
13c ロックピン
14a ばね
14b ばね
14c ばね
15 スライドばね
16a 凹部
16b 凹部
16c 凹部
17 解除装置
18a 磁石
18b 磁石
18c 磁石
19 ロック部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an anti-theft device for preventing goods from being stolen.
[0002]
[Prior art]
Hereinafter, a conventional antitheft device will be described.
[0003]
A conventional antitheft device is as shown in FIG. In FIG. 5, 1 is a tag body, and 2 is a lock rod. Reference numeral 3 denotes a lock portion provided in the tag body 1, which is used by inserting the lock rod 2 into the hole 4 of the lock portion 3. When the lock bar 2 is inserted into the hole 4 after passing through the product 5 such as clothing, the lock bar 2 is locked inside the lock portion 3. In order to release the lock state, when the magnet 6 is placed near the bottom of the lock portion 3, the lock state of the lock rod 2 is released and the product 5 can be removed.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a conventional configuration, when one magnet is brought, the locked state is easily released, and the antitheft device is not perfect. In addition, there is a problem that the operability is poor because the operation of pulling out the lock rod 2 is required in the unlocked state, and the lock portion 3 and the lock rod 2 are separated.
[0005]
The present invention is intended to solve such problems, and an object of the present invention is to provide an antitheft device that cannot be easily unlocked.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve this object, the anti-theft device of the present invention comprises a buzzer tag locking device and a release device for the buzzer tag. The locking device includes a housing and a slider that is detachably inserted into the housing. A plurality of lock pins that are biased substantially perpendicularly to the side surface of the slider and have magnetism, and a locking portion that is provided on the slider and engages with the lock pin, are provided to the housing of the slider. By inserting the lock pin, the lock pin engages with the engaging portion to hold the inserted state of the slider. To release the inserted state, each of the lock pins is attracted by an external magnetic force to slide the slider. It is intended to release the engagement between, as well as corresponding to the position provided with the said locking pin in the release device having a magnet provided in an opaque casing, the b The protective device is provided with a protective pin that is biased substantially perpendicularly to the side of the slider and has magnetism, and a protective locking portion that engages the protective pin on the slider, and when the slider is inserted, When the protective pin is sucked, the protective pin engages with the protective locking portion to hold the inserted state of the slider, and the release device is provided at the position where the protective pin is provided. And a position where the magnet is not provided is provided at a position corresponding to .
[0007]
As a result, the anti-theft device that cannot be easily unlocked with one magnet, improves reliability, and has good operability can be provided. Further, even if a large and strong magnet is brought, the protective pin works and maintains the inserted state, so that the reliability is improved.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The invention according to claim 1 of the present invention includes a buzzer tag locking device and a releasing device for the buzzer tag. The locking device includes a housing, a slider that can be inserted into and removed from the housing, and the slider. A plurality of lock pins that are biased substantially perpendicularly to the side surface and have magnetism, and a locking portion that is provided on the slider and engages with the lock pin are provided, and by inserting the slider into the housing The lock pin engages with the locking portion to maintain the insertion state of the slider, and the insertion state is released by engaging each lock pin with an external magnetic force to engage with the slider. The anti-theft device comprising the release device having a magnet provided in an opaque casing and corresponding to the position where the lock pin is provided. In this way, since a plurality of lock pins are provided and the release key also has a plurality of magnets corresponding thereto, the lock will not be released unless each lock pin is released at the same time, and reliability is improved. improves. Further, since the slider is not separated from the lock device, the operability is improved if the lock rod is formed integrally with the slider.
[0009]
According to a second aspect of the present invention, there is provided a locking device that is biased substantially perpendicularly to the side of the slider, and has a protective pin having magnetism, and a protective locking portion that engages the protective pin on the slider. When the protective pin is sucked during the insertion of the slider, the protective pin engages with the protective locking portion to hold the inserted state of the slider, and the release device The antitheft device according to claim 1, wherein a magnet non-installed portion is provided at a position corresponding to the position where the protective pin is provided. By providing the protective pin in this way, Even if you bring a strong magnet, the protective pin works and maintains the insertion state, so the reliability is improved.
[0010]
The invention according to claim 3 is the anti-theft device according to claim 2 in which a plurality of lock pins and a protection pin are integrally formed of a magnetized elastic body. By integrally forming the pins, the size and cost can be reduced.
[0011]
According to a fourth aspect of the present invention, an engaging piece is provided in the protective locking portion, and when the protective pin is sucked when the slider is inserted, the protective pin engages with the engaging piece, and the slider The anti-theft device according to claim 2, wherein the anti-theft device is held in an inserted state, and the protection pin is absorbed by an abnormal load such as repeated vibration caused by a drop impact or mischief. Even so, since the inserted state of the slider continues to be maintained, the reliability can be improved and it can be confirmed later that an abnormal load has been applied.
[0012]
The invention according to claim 5 is the anti-theft device according to claim 4 provided with a display unit for displaying whether or not the protective pin is engaged with the engagement piece. By providing, it becomes possible to confirm whether an abnormal load has been received later.
[0013]
According to the sixth aspect of the present invention, the "U" -shaped portion cut into a part of the housing is provided, and the product is locked with the lock rod that is integrally formed with the slider and is fixed to the product. The anti-theft device according to any one of claims 1 to 5, wherein a lock portion is formed, and the lock rod is firmly supported by inserting the lock rod into the "U" shape of the housing in this way. And an annular product such as a ring can be attached to the lock rod. In addition, a constricted product such as a golf club or a baseball equipment bat can be directly fixed by the “U” -shaped portion, and the number of products to be attached increases.
[0014]
The invention according to claim 7 is the anti-theft device according to claim 6 in which the tip of the lock rod has a needle shape, and the tip of the lock rod having a needle shape in this way makes it possible to The locking device can be directly fixed to such a product that penetrates and is fixed.
[0015]
The slider according to an eighth aspect of the present invention has a “U” -shape, and one piece forms a lock portion with a product, and the other piece has a lock engagement portion and a protection engagement portion. The anti-theft device according to any one of claims 1 to 7 is provided, and the anti-theft device can be miniaturized by forming the "U" shape in this way.
[0016]
The release device of the invention according to claim 9 is the anti-theft device according to any one of claims 1 to 8, wherein a plurality of magnets can be moved in the vertical direction by a slide button. When the release device is not used, the magnetic force is lowered by moving the internal magnet away from the wall surface in order to reduce the magnetic force emitted from the wall surface of the release device, thereby preventing the magnetic recording medium or the like from being damaged by magnetism.
[0017]
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to FIGS.
(Embodiment 1)
In FIG. 1,
[0018]
The operation of the antitheft device configured as described above will be described below.
FIG. 1 shows a state before the
[0019]
(Embodiment 2)
FIG. 2 shows a second embodiment. In the second embodiment, FIG. 2 (a) shows the unlocked state, and FIG. 2 (b) shows the locked state. In FIG. 2A,
[0020]
Also, since the
[0021]
When the
[0022]
(Embodiment 3)
FIG. 3 shows a third embodiment. In the third embodiment, the shape of the
[0023]
Here, as shown in FIG. 3 (c), if a large magnet capable of simultaneously attracting the lock pins 26a and 26b is brought, the lock pins 26a and 26b and the
[0024]
[0025]
Further, at the time of release, the lock rod itself is automatically removed from the product simply by bringing the buzzer tab close to the release device, so that it is not necessary to perform an operation of pulling out the lock rod after release as in the prior art. Of course, an annular product such as a ring and a wire with a tip attached to the buzzer tag main body can be directly fixed to the
[0026]
As described above, since there are several product attachment methods, the buzzer tag body can be easily attached to various products.
[0027]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the locking device for the buzzer tag and the releasing device for the buzzer tag are provided. The locking device is provided on the housing, the slider provided so as to be inserted into and removed from the housing, and the side surface of the slider. A plurality of lock pins that are biased substantially perpendicularly and have magnetism, and a locking portion that is provided on the slider and that engages with the lock pin are provided. The lock pin engages with the locking portion to hold the inserted state of the slider. To release the inserted state, each lock pin is attracted by an external magnetic force to engage with the slider. The anti-theft device comprises a release device that corresponds to the position where the lock pin is provided and has a magnet provided in an opaque housing. In this way, since a plurality of lock pins are provided and the release device also has a plurality of magnets corresponding thereto, the lock is not released unless the lock pins are released at the same time, and the reliability is improved. . Further, since the slider is not separated from the lock device, the operability is further improved if the lock rod is formed integrally with the slider.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially fragmented perspective view of an antitheft device according to Embodiment 1 of the present invention. FIG. 2 (a) is a partially fragmented perspective view of the antitheft device at the time of release according to Embodiment 2. FIG. Partial crushing perspective view of anti-theft device when locked according to embodiment 2 (c) Perspective view of releasing device according to embodiment 2 FIG. 3 (a) Partial crushing of anti-theft device when releasing according to embodiment 3 (B) Partially broken perspective view of the antitheft device when locked according to the third embodiment (c) Partially broken perspective view of the antitheft device when locked according to the third embodiment [FIG. 4] FIG. 5 is a perspective view of a conventional anti-theft device.
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