JP3660875B2 - タフティング機のためのループモジュール - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はタフティング機に関し、特にループパイルルーパーモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
タフティング機においては、多数の糸担持針が心または裏張りシートを貫通して、糸のループが、糸を掴むルーパーによりそこに形成されるが、そのループがヒ口を作り、それによりループパイル物品が製造される。
【0003】
タフティングした製品のゲージが減少し、すなわち隣接するステッチの列の間の間隔が、したがってそれぞれの針とルーパーの間の間隔が減少するので、それぞれのルーパーのシャンクが相並んだ配置で共通の本体に埋設されモジュールが開発された。そのようなモジュールルーパー構造が米国特許第 4,303,024号および第 4,739,717号に示されている。これらのモジュール構造はタフティング機のそれぞれのルーパーバーにルーパーを整列させる難しさを実質的に除く。なぜなら、ルーパーはモジュールの形成中ジグに整列されるからである。
【0004】
低いパイル高さのカーペットに向かう最近の傾向により、これらの製品を製造することができるためには低いプロフィルのルーパーの開発が必要であった。従来のルーパーの設計では、プロフィルを制限された範囲に減少させることしかできず、それに代わる設計は極端に低いパイル高さを達成できるように考慮する必要がある。
【0005】
モジュール構造の一つの難しさは、破損したゲージ部分の、すなわちルーパーの取り替え可能性である。ゲージ部分が破損するかまたは損傷すれば、モジュール全体を取り外して取り替えなければならない。モジュールは通常捨てられる。可能であるけれども、実際には部分的に損傷したモジュールは通例再び製造されない。したがって、これらの比較的費用のかかる構成要素、すなわちモジュールを、それらの有用な経済的寿命を完全に使い尽くす前に捨てる必要がある。ルーパーに対する損傷は普通起こらないけれども、その損傷を全体的に除くことはできない。したがって、一つの代案はいっそうコストの低いモジュール部品を開発して、モジュールの使い捨てと関連した失われる経済的価値を減少させることである。
【0006】
従来のルーパーは、ブレードとシャンクからなる本体部分を有する合金鋼の平らなシートから比較的複雑な形状に作られる。シャンクは取付け部分を有しかつブレードに対し前方へ、すなわち裏張り材送り供給ローラに向かって延びている。ルーパーはジグに配置され、低融点の亜鉛、鉛、アルミニュウムのような当該技術で普通使用される材料でルーパーの周りに本体部材が鋳造される。
【0007】
通常の配置は、ルーパーが本体部材の頂部から突出しており、その際くちばしがブレードの先端に位置しかつ本体部材から20mmまたはそれ以上離れている。この配置では、糸から弛められたファイバーが隣接するルーパーのシャンクの間に留まることができ、もし規則的に取り除かれなければ、その時間にわたって蓄積し、結局密集して詰めこまれて、タフティング作用に問題を引き起こすことになる。
【0008】
従来のルーパーの設計の他の不利益は、比較的長いルーパーブレードが曲がりやすくて、針によりゆがめられることがあり、その結果不十分に糸がピックアップされることになり、これが次いで不規則なパイル表面になり得ることである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
その結果、本発明の主要な目的は、比較的低コストで製造することができかつ上記した不利益を克服するタフティング機用のループパイルルーパーモジュールを提供することである。
【0010】
本発明の他の目的は、低いパイル高さの織物を作るために用いることができるタフティング機用のループパイルルーパーモジュールを提供することである。
【0011】
本発明のさらに別の目的は、細いゲージ製品を作るために用いることができるタフティング機用のループパイルルーパーモジュールを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の最も広い面によれば、モジュールが、そこに相並んで複数のルーパーを含む本体部材を有し、ルーパーはルーパーのくちばしを形成するために本体部材から突出する円筒状のピンで形成されている。
【0013】
ルーパーが鋳造されるか、取り付けられるかまたは他の仕方でそこに相並んで固定された状態で、本体部材を成形するか、組み立てるかまたは他の仕方で作ることができる。
【0014】
すべてのその新規な面で考慮しなければならない本発明のさらに別の面は、例のつもりでのみ与えられる次の記載から明らかになるだろう。
【0015】
図1〜4には、矢印1により全体的に示した従来のルーパーモジュールを示してある。このルーパーモジュール1において、各ルーパー2は、ブレード3、シャンク4およびくちばし5を有する平らなシートで作られている。ルーパー2は、合金材料で作られた本体部材6に鋳造されている。本体部材6は、タフティング機のルーパーバーにルーパーモジュールを固定するための付形されたマウントを有する。
【0016】
【発明の実施の形態】
図5〜8には本発明によるルーパーモジュールの例を示してある。
【0017】
ルーパーモジュール7は、複数のルーパー9を有する本体部材8からなる。ルーパー9は円筒状のプロフィルのピンで形成されている。ピンは本体部材8から突出しておりかつルーパー9のくちばし状部を形成している。図に示したように、各ピンは斜めに切られている。
【0018】
本体部材8は、タフティング機のルーパーバー上の所定の場所にルーパーモジュールを固定するために使用される一つまたは複数の取付け孔10(図7および8)を有する。
【0019】
図9〜12には、これに代わる本発明によるルーパーモジュール11の構造を示す。この形式では、本体部材12が設けられかつピン13が前記本体部材から前方へおよび下方へ突出してルーパーを形成している。再び、ピンがステンレス鋼または同様なもので作られかつ本体部材12に鋳造される前に図示の形状に形成される。使用に際しては、ルーパーモジュールは既存のルーパーモジュールと同様な仕方で使用される。
【0020】
本発明の利点は、タフティング機用のモジュラーループパイルルーパーはタフティング針との接触によりたわまず、かつこの働きを通じて不十分なループのピックアップによる不規則なパイル面が生ずる機会を減少させることである。
【0021】
本発明の他の利点は、隣接するルーパーのシャンクの間にゆるいファイバーの蓄積を阻止してトラブルのないタフティングを促進するために配置されたタフティング機用のループパイルルーパーモジュールを設けたことである。
【0022】
この明細書において、周知の完全なものを用いた場合に、それらがそこに個々に述べられていないとしても、それらの均等物を代用できることが認められる。
【0023】
本発明の特別な例を述べたが、本発明の範囲から逸脱せずに改良と修正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のルーパーモジュールの側面図である。
【図2】 図1に示したルーパーモジュールの正面図である。
【図3】 図1および2に示したルーパーモジュールの上から見た斜視図である。
【図4】 図1〜3に示したルーパーモジュールの下から見た斜視図である。
【図5】 本発明による新規なルーパーモジュールの側面図である。
【図6】 図5に示したルーパーモジュールの端面図である。
【図7】 図5および6に示したルーパーモジュールの上から見た斜視図である。
【図8】 図5、6および7に示したルーパーモジュールの下から見た斜視図である。
【図9】 本発明による新規なルーパーモジュールの変形例の側面図である。
【図10】 図9に示したルーパーモジュールの端部を示す図である。
【図11】 図9および10に示したルーパーモジュールの上から見た斜視図である。
【図12】 図9〜11に示したルーパーモジュールの下から見た斜視図である。
【符号の説明】
7;11 ルーパーモジュール
8;12 本体部材
9 ルーパー
10 取付け孔
13 ピン
Claims (8)
- ルーパーを有する本体部材を備え、前記ルーパーは前記本体部材に固定されかつそこから突出しており、またタフティング機にルーパーモジュールを固定するための、本体部材の一つまたは複数の取付け孔を備えたループパイルルーパーモジュールにおいて、前記ルーパーは、タフティング針によりたわむことができない、真っ直ぐな、円筒状に形成されたピンであることを特徴とするループパイルルーパーモジュール。
- 前記ピンの各々は、前記本体部材に鋳造された固定端を有することを特徴とする、請求項1に記載のループパイルルーパーモジュール。
- 前記ピンの各々は、前記固定端と反対側に自由端を有し、前記自由端は斜めに切られていることを特徴とする、請求項2に記載のループパイルルーパーモジュール。
- 前記ピンはステンレス鋼で製造されることを特徴とする、請求項1に記載のループパイルルーパーモジュール。
- 前記本体部材は低融点を有する金属で製造されることを特徴とする、請求項1に記載のループパイルルーパーモジュール。
- 前記金属は亜鉛であることを特徴とする、請求項5に記載のループパイルルーパーモジュール。
- 前記金属は鉛であることを特徴とする、請求項5に記載のループパイルルーパーモジュール。
- 前記金属はアルミニュウムであることを特徴とする、請求項5に記載のループパイルルーパーモジュール。
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