JP3660571B2 - Lettuce processing method and lettuce pickles - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レタスを処理する方法及びこの方法によって処理されたレタスの漬物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、野菜は、サラダ用の食材として生食に利用されたり、漬物用の食材として加工食として利用されたりしている。生野菜は、微生物の付着が多く、微生物による腐敗を引き起こすので、長期に保管することができないし、また生であると一度に多量の野菜を摂取することができない。
【0003】
野菜の腐敗を防止したり、風味を加味したり、食べやすくするために、漬物処理などの種々の処理が野菜に施されている。たとえば、野菜に高濃度の食塩を添加して微生物を死滅させたり、低温処理したりしていたが、腐敗を防止することができる低塩分の漬物を作ることが技術的に困難であった。
【0004】
一方、野菜の腐敗を防止するために、高温処理して微生物の繁殖を抑制することが試みられている。たとえば、野菜を50℃〜85℃の温度の蒸気で5〜30分間加熱処理して微生物を死滅させたり(特開平6−169690号公報参照)、野菜を10%〜飽和の食塩水中に45℃から55℃の中程度の温度で10〜50分間保持して微生物の数を低減したり(特開平8−289722号公報参照)、野菜をその種類に応じて80℃〜100℃の温度でボイルして半生状態としたりしている(特開平10−4872号公報参照)。
【0005】
しかし、これらの処理は、キャベツ、白菜、野沢菜などの葉菜には好適に行うことができるが、レタスは、これらの葉菜とは著しく異なってデリケートな野菜であり、塩漬けすると、変色したり軟化したりして歯ごたえがなくなり、またレタスを加温すると、芯部の変色が激しくなる。その上、いずれの方法で漬物にしても、独特の臭いを発生し、従ってレタスを漬物として利用することができなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする1つの課題は、レタスの独特の臭いを発生することなく、歯ごたえのある漬物として加工することができるレタスの処理方法を提供することにある。
【0007】
本発明が解決しようとする他の課題は、独特の臭いを発生することなく、歯ごたえのあるレタスの漬物を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の課題解決手段は、レタスを切断することなく外葉、根部を付したままの丸ごと加熱処理し、この加熱処理は、レタスの外周部の温度が55℃〜60℃の温度を維持し、且つ芯部の温度が45℃を超えない範囲で継続するように3−10分行い、その後この加熱処理されたレタスを冷却処理することを特徴とするレタスの処理方法を提供することにある。
【0009】
本発明において、第1の課題解決手段によって処理されたレタスを、外葉、根部を除去した後、丸ごとまたはカットして所定の調味液に浸漬して漬物とすることができる。
【0010】
本発明の第1の課題解決手段において、レタスの加熱処理は、温塩水または温調味液をレタスに接触させて行うことができ、またその後のレタスの冷却処理は、冷塩水または冷調味液を加熱処理されたレタスに接触させて行うことができる。
【0011】
本発明の第2の課題解決手段は、第1の課題解決手段によって処理されたレタスの漬物を提供することにある。この場合、第1の課題解決手段によって処理されたままのものを味付けなしの漬物(浅漬け)とし、また調味液に浸漬して味付け漬物とすることができる。
【0012】
このように、レタスを切断することなく外葉、根部を付したままの丸ごと加熱処理してレタスの外周部の温度を55℃〜60℃に維持し、芯部の温度が45℃を超えない範囲で加熱処理を3−10分間継続し、その後このレタスを冷却処理すると、レタスの独特の臭いを生ずることなく、また変色及び軟化を生ずることがなく、歯ごたえのあるレタスの漬物を得ることができる。
【0013】
注目すべきことは、レタスを切断することなく外葉、根部を付したままの丸ごと加熱処理することであり、もし、レタスを切断したり外葉や根部を除去して処理すると、臭いがなく、歯ごたえのある漬物を得ることができない。これは、加熱冷却処理に際して根部や芯部がレタスの外周部を含むレタス全体の処理を促進するに役立っていることによるものと思われる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に述べると、レタス10の内部構造(断面構造)が図1に示されており、レタス10は、根部12に連続する芯部14と、この芯部の周りを囲む中間部16と、この中間部16の周りの外周部18とから成っている。外周部18は、直接土壌や空気に触れて多量の微生物が付着しているが、日光や空気に直接晒されているために、高い強度を有し熱にも強い性質を有する。一方、芯部14は、土壌や空気に触れないので、微生物の付着が比較的少ないが、レタスの成長点が集中しているので、熱には弱い性質を有する。
【0015】
本発明は、このようなレタスの特性を考慮してレタスを切断することなく、外葉、根部を付したままの丸ごと加熱処理することによってレタスの外周部の微生物を死滅させると共に細胞死を起こさせて歯ごたえをなくすことなくレタスに風味を付与することにある。微生物の死滅と細胞死とを起こすためには、レタスの外周部の温度が55℃〜60℃の温度を維持し、芯部の温度が45℃を超えない範囲で加熱処理を継続し、その後レタスを冷却処理することが必要であるが、その詳細を以下図2を参照して詳細に述べる。
【0016】
本発明の概略方法は、図2に示されており、この方法では、先ず、レタスを用意し(ステップ1)、これを洗浄して泥及び土などを落とす(ステップ2)。その後、このレタスを以下に詳細に述べるように加熱処理し(ステップ3)、冷却処理する(ステップ4)。
【0017】
加熱処理は、レタスの外周部の温度が55℃〜60℃を維持し、芯部の温度が45℃を超えない範囲で所定時間継続する。レタスの外周部の温度である55℃〜60℃は、外周部の微生物の死滅と細胞死とを起こすのに必要な温度である。また、芯部の温度である45℃を超えない温度は、芯部が変色を起こすことがない温度である。
【0018】
加熱手段は、(1)低圧蒸気発生手段、(2)赤外線、バーナなどの適宜の手段で空気を加熱する加熱空気発生手段、(3)ボイラーなどの温水発生手段、その他の適宜の手段とすることができる。また、レタスをこれらの加熱手段によって加熱するために、レタスをコンベヤ搬送手段によって加熱手段内を通過させるのが好ましいが、幾つかのレタスをまとめて加熱領域に搬入、搬出してもよい。
【0019】
低圧蒸気発生手段及び加熱空気発生手段は、レタスが搭載されたコンベヤが通過することができる加熱領域(たとえば加熱槽)内に蒸気又は加熱空気を吹き込んでレタスを加熱することができる。
【0020】
また、温水発生手段は、純粋の水のほかに、塩水又は調味液を加熱したものであってもよく、従って温水は、純粋の温水のほかに、温塩水、温調味液の如き温液体を含む。この温水による加熱処理は、加熱領域に散水して行われるか加熱領域に供給される温水槽内にレタスを搬入し浸漬することによって行うことができる。最も好ましいのは、シャワーノズルを利用して温水を散水(スプレイ)する方法である。5〜10重量%程度の塩分を含む温塩水は、熱移動速度、湿度の制御性、その後の味付けなどを考慮すると、最適の温塩水である。
【0021】
温水として上記の温塩水を用いた場合、レタスの外周部の温度が55℃〜60℃を維持し、芯部の温度が45℃を超えない範囲で加熱処理を継続するのに必要な時間は、3〜10分である。
【0022】
このようにして加熱処理されたレタスは、次いでステップ4で示すように、冷却処理されるが、これは、レタスの芯部の温度が上がり過ぎないようにするために行われる。この冷却処理は、冷却空気、5乃至15℃の冷水(1〜5重量%程度の塩分を含有する冷塩水、冷調味液などの冷液体を含む)によって行うことができる。この冷却処理の時間は、冷水の場合には、3〜10分である。
【0023】
温塩水及び冷塩水を用いて加熱冷却処理されたレタスは、図2のステップ5で示すように、外葉、根部を除去してそのまま低塩分の浅付けとして食することができるが、好ましくは、図2のステップ6に示すように、所定の調味液に浸漬し、その後これを包装して(ステップ7参照)商品化することができる。
【0024】
図2のステップ9に示すように、加熱冷却されたレタスは、丸ごとではなく、カットした後、調味液に浸漬し(ステップ6)、包装することができる(ステップ7)。商品は、チルド輸送によって所定の需要地に出荷される(ステップ9)。
【0025】
ステップ3及び4の加熱処理工程及び冷却工程で塩水の代わりに調味液を加温又は冷却して用いることができ、この場合には、ステップ6の調味液浸漬工程を省略することができる。
【0026】
このように、レタス10の外周部18の温度が55℃〜60℃の温度を維持するようにレタスを所定時間加熱処理すると、レタスの外周部には、この加熱処理によって殺菌と細胞死とが同時に起こる。細胞死が起こると、細胞内の澱粉、ポリフェノール、セルローズ、ペプチンなどの巨大分子が酵素によって分解されて好ましい風味をレタスに付与する。
【0027】
また、細胞死が起こると、通常では直ちに微生物が活動を開始するが、既に微生物がないので、低塩分でもレタスの腐敗を生ずることがなく、長期の保存に絶えることができる。
【0028】
一方、レタス10の芯部14は、45℃を超えない範囲に維持されるため、加熱処理がほとんど施されないので、生の状態であるが、既に述べたように、微生物の付着が少ないので、その後の調味液の浸透により細胞死が徐々に起こるため、酵素分解を起こして漬物に変化する。
【0029】
レタス10の中間部16は、45〜55℃の温度となるので、外周部18と芯部14との中間的な挙動をとりながら漬物となる。
【0030】
このようにして、レタスの漬物が製造されるが、これは、通常の野菜の漬物と同じ方法で製造される場合に発生する独特の臭いを生ずることがなく、美味しい風味を付与する上に、歯ごたえを維持することができる。
【0031】
図2のステップ2からステップ4までの作業工程は、レタスを搬送するコンベヤ搬送手段の一連の流れに沿って順次行われるようにすることができる。たとえば、コンベヤ搬送手段の最上流側にレタスを洗浄する洗浄機を配置し、その下流側に加熱処理機、冷却処理機を順次配置することができる。この場合、洗浄機、加熱処理機及び冷却処理機をすべてシャワーリング(スプレイ)方式とすることができる。
【0032】
【実施例】
本発明の好ましい実施例を以下に述べる。この実施例では、図2の作業工程に基づいてレタスの漬物を製造するが、加熱処理及び冷却処理は、純水でも調味液でもなく、塩水を用いて行った。
【0033】
たとえば、ベルトコンベヤに搬入されたレタスは、まず、洗浄工程に送られ、この洗浄工程で泥や狭雑物が除去され、その後加熱処理工程に送られる。この加熱処理工程では、レタスは、55℃〜60℃に加温された7重量%の食塩水がスプレイされながら通過するが、この通過時間は、約5分であった。
【0034】
加熱処理が施された後、レタスは、冷却工程に送られ、この冷却工程では、5℃から15℃に冷却された2重量%の食塩水がスプレイされる。この冷却工程の通過時間は、約5分であった。
【0035】
このようにして加熱、冷却処理が施された後、レタスは、その外葉及び根を切り落として整形される。その後、レタスは、調味液浸漬工程に送られ、この工程では、調味液に漬け込む。調味液は、たとえば、株式会社カワカミ製の「濃縮浅漬け調味液」1、グルタミン酸ナトリウム0.2、食塩0.9、水9.6の重量割合で得ることができる。この調味液は、レタスに対して重量比で0.3〜3程度、望ましくは0.5〜2程度用いられる。最後に、調味液ごと包装し、チルドで出荷する。包装時のレタスと調味液との割合は、容積比で1/0.5から1/1とする。
【0036】
上記の実施例に代えて、外葉と根部を取り除いて整形した後、レタスを半切り又は1/4切りなどにカットしてから調味液を同様の条件で浸漬することができる。その後、このカットレタスを調味液と共に包装してチルド出荷することができる。
【0037】
【発明の効果】
本発明によれば、上記のように、レタスを切断することなく外葉、根部を付したままの丸ごと加熱処理してレタスの外周部の温度が55℃〜60℃の温度を維持し、芯部の温度が45℃を超えない範囲で加熱処理を3−10分継続し、その後このレタスを冷却処理するので、レタスの独特の臭いを生ずることなく、また変色及び軟化を生ずることがなく、歯ごたえのあるレタスの漬物を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の製造方法に用いられるレタスの断面図である。
【図2】 本発明の製造方法の作業工程を工程順に示すブロック図である。
【符号の説明】
10 レタス
12 根部
14 芯部
16 中間部
18 外周部
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for treating lettuce and pickles of lettuce treated by this method.
[0002]
[Prior art]
In general, vegetables, or are used to eating raw as ingredients for the salad, have been or are used as processed foods as ingredients for pickles. Raw vegetables have many microorganisms attached and cause spoilage by microorganisms, so they cannot be stored for a long period of time, and if they are raw, a large amount of vegetables cannot be ingested at once.
[0003]
In order to prevent the decay of vegetables, add flavor, and make it easy to eat, vegetables are subjected to various treatments such as pickling. For example, microorganisms were killed by adding high-concentration salt to vegetables, or low-temperature treatment was performed, but it was technically difficult to make a low-salt pickle that could prevent spoilage.
[0004]
On the other hand, in order to prevent the decay of vegetables, attempts have been made to suppress the growth of microorganisms by high-temperature treatment. For example, the vegetables are heat-treated with steam at a temperature of 50 ° C. to 85 ° C. for 5 to 30 minutes to kill the microorganisms (see JP-A-6-169690), or the vegetables are placed in 10% to saturated saline at 45 ° C. From 10 to 50 minutes at a moderate temperature to reduce the number of microorganisms (see JP-A-8-289722) or boil vegetables at a temperature of 80 to 100 ° C. depending on the type Thus, it is in a semi-life state (see Japanese Patent Laid-Open No. 10-4872).
[0005]
However, these treatments can be suitably performed on leafy vegetables such as cabbage, Chinese cabbage, and Nozawana, but lettuce is a delicate vegetable that is significantly different from these leafy vegetables and changes color when salted. When the lettuce is heated, discoloration of the core becomes severe. Moreover, even if pickled by any method, a unique odor was generated, and therefore lettuce could not be used as a pickled.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
One problem to be solved by the present invention is to provide a method for treating lettuce that can be processed as a crunchy pickle without generating a unique smell of lettuce.
[0007]
Another problem to be solved by the present invention is to provide a crunchy lettuce pickle without generating a unique odor.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The first problem-solving means of the present invention is to heat the whole with the outer leaves and roots attached without cutting the lettuce, and the temperature of the outer periphery of the lettuce is 55 ° C to 60 ° C. Is maintained, and the temperature of the core is maintained for 3 to 10 minutes so that the temperature does not exceed 45 ° C., and then the heat-treated lettuce is cooled. There is.
[0009]
In the present invention, the lettuce processed by the first means for solving problems, after the outer leaves, remove roots, can be pickled in whole or cut was immersed in a predetermined liquid seasoning.
[0010]
In the first problem-solving means of the present invention, the heat treatment of lettuce can be performed by contacting hot salt water or a temperature seasoning liquid with the lettuce, and the subsequent lettuce cooling process is performed by using cold salt water or the cold seasoning liquid. It can be carried out in contact with heat-treated lettuce.
[0011]
The second problem solving means of the present invention is to provide a pickled lettuce processed by the first problem solving means. In this case, the thing processed by the 1st problem-solving means can be made into the pickle without seasoning (shallow pickle), and can be made into a seasoning pickle by being immersed in a seasoning liquid.
[0012]
In this way, the entire outer leaf and root portion is heated without cutting the lettuce to maintain the temperature of the outer periphery of the lettuce at 55 ° C. to 60 ° C., and the temperature of the core does not exceed 45 ° C. If the heat treatment is continued for 3-10 minutes in the range, and then this lettuce is cooled, a lettuce pickle with a chewy texture can be obtained without causing the distinctive smell of lettuce, discoloration and softening. it can.
[0013]
What should be noted is that the whole leaves and roots are heat-treated without cutting the lettuce, and if the lettuce is cut or the outer leaves or roots are removed, there is no odor. Can't get a crunchy pickle. This seems to be because the root part and the core part help to promote the treatment of the whole lettuce including the outer peripheral part of the lettuce during the heating and cooling treatment.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. An internal structure (cross-sectional structure) of a lettuce 10 is shown in FIG. It consists of an intermediate part 16 surrounding the core part and an outer peripheral part 18 around the intermediate part 16. Although the outer peripheral part 18 has touched soil and air directly and many microorganisms have adhered, since it is directly exposed to sunlight and air, it has the property to have high intensity | strength and heat resistance. On the other hand, since the core part 14 does not touch soil or air, the adhesion of microorganisms is relatively small, but since the growth points of lettuce are concentrated, the core part 14 is vulnerable to heat.
[0015]
In consideration of the characteristics of lettuce, the present invention kills microorganisms in the outer periphery of the lettuce and causes cell death by heat-treating the whole with the outer leaf and root attached without cutting the lettuce. It is to give lettuce a flavor without letting it go crunchy. In order to cause microbial death and cell death, the temperature of the outer periphery of the lettuce is maintained at a temperature of 55 ° C. to 60 ° C., and the heat treatment is continued in a range where the temperature of the core does not exceed 45 ° C. It is necessary to cool the lettuce, and details thereof will be described in detail with reference to FIG.
[0016]
A schematic method of the present invention is shown in FIG. 2, in which first lettuce is prepared (step 1), and this is washed to remove mud and soil (step 2). Thereafter, the lettuce is heated (step 3) and cooled (step 4) as described in detail below.
[0017]
The heat treatment is continued for a predetermined time in a range where the temperature of the outer peripheral portion of the lettuce is maintained at 55 ° C to 60 ° C and the temperature of the core portion does not exceed 45 ° C. The temperature of the outer peripheral portion of the lettuce, 55 ° C. to 60 ° C., is a temperature necessary for causing the death and cell death of microorganisms in the outer peripheral portion. Moreover, the temperature which does not exceed 45 degreeC which is the temperature of a core part is a temperature which a core part does not cause discoloration.
[0018]
The heating means includes (1) low-pressure steam generating means, (2) heated air generating means for heating air with appropriate means such as infrared rays and burners, (3) hot water generating means such as a boiler, and other appropriate means. be able to. In order to heat the lettuce by these heating means, it is preferable to let lettuce pass through the heating means by the conveyor conveying means. However, several lettuce may be brought into and out of the heating area.
[0019]
The low-pressure steam generating means and the heated air generating means can heat the lettuce by blowing steam or heated air into a heating region (for example, a heating tank) through which a conveyor on which lettuce is mounted can pass.
[0020]
Further, the warm water generating means may be one obtained by heating salt water or seasoning liquid in addition to pure water. Therefore, the warm water is not only pure warm water but also warm liquid such as warm salt water and temperature seasoning liquid. Including. This heat treatment with warm water can be performed by sprinkling water in the heating region or by bringing lettuce into the hot water tank supplied to the heating region and immersing it. Most preferred is a method of spraying warm water using a shower nozzle. Hot salt water containing about 5 to 10% by weight of salt is the optimum hot salt water in consideration of the heat transfer rate, controllability of humidity, and subsequent seasoning.
[0021]
When the above-mentioned warm salt water is used as the hot water, the time required for maintaining the temperature of the outer periphery of the lettuce at 55 ° C. to 60 ° C. and continuing the heat treatment in a range where the temperature of the core does not exceed 45 ° C. is 3 to 10 minutes.
[0022]
The heat-treated lettuce is then cooled as shown in step 4 to prevent the lettuce core temperature from rising too high. This cooling treatment can be performed with cooling air, cold water at 5 to 15 ° C. (including cold salt water containing about 1 to 5% by weight of salt, and cold liquid such as cold seasoning liquid). In the case of cold water, the cooling treatment time is 3 to 10 minutes.
[0023]
As shown in Step 5 of FIG. 2, the lettuce that has been heated and cooled using warm and cold salt water can be eaten as a shallow portion of low salt by removing the outer leaves and roots, but preferably As shown in Step 6 of FIG. 2, it can be dipped in a predetermined seasoning liquid and then packaged (see Step 7) for commercialization.
[0024]
As shown in Step 9 of FIG. 2, the heated and cooled lettuce, not the whole, can be cut and then immersed in the seasoning liquid (Step 6) and packaged (Step 7). The commodity is shipped to a predetermined demand place by chilled transportation (step 9).
[0025]
In the heat treatment process and the cooling process in steps 3 and 4, the seasoning liquid can be used by heating or cooling instead of the salt water. In this case, the seasoning liquid immersion process in step 6 can be omitted.
[0026]
Thus, when lettuce is heat-treated for a predetermined time so that the temperature of the outer peripheral part 18 of the lettuce 10 is maintained at a temperature of 55 ° C. to 60 ° C., the outer peripheral part of the lettuce is subjected to sterilization and cell death by this heat treatment. Happens at the same time. When cell death occurs, macromolecules such as intracellular starch, polyphenol, cellulose, and peptin are decomposed by the enzyme to give the lettuce a favorable flavor.
[0027]
Also, when cell death occurs, the microorganism usually starts to act immediately, but since there is no microorganism already, lettuce does not rot even at low salinity and can be kept for long-term storage.
[0028]
On the other hand, since the core part 14 of the lettuce 10 is maintained in a range not exceeding 45 ° C., since the heat treatment is hardly performed, it is in a raw state. Subsequent infiltration of the seasoning liquid gradually causes cell death, causing enzymatic degradation and changing to pickles.
[0029]
Since the intermediate portion 16 of the lettuce 10 has a temperature of 45 to 55 ° C., it becomes pickled while taking an intermediate behavior between the outer peripheral portion 18 and the core portion 14.
[0030]
In this way, lettuce pickles are produced, which does not produce the unique odor that occurs when produced in the same way as normal vegetable pickles, and gives a delicious flavor. Can maintain crunchiness.
[0031]
The work process from step 2 to step 4 in FIG. 2 can be sequentially performed along a series of flows of the conveyor conveying means for conveying lettuce. For example, a washing machine for washing lettuce can be arranged on the uppermost stream side of the conveyor conveying means, and a heat treatment machine and a cooling treatment machine can be arranged sequentially on the downstream side. In this case, the washing machine, the heat treatment machine, and the cooling treatment machine can all be a shower ring (spray) system.
[0032]
【Example】
Preferred embodiments of the invention are described below. In this example, lettuce pickles were produced based on the work process of FIG. 2, but the heat treatment and the cooling treatment were carried out using salt water, not pure water or seasoning liquid.
[0033]
For example, lettuce carried into the belt conveyor is first sent to a cleaning process, where mud and other impurities are removed in this cleaning process, and then sent to a heat treatment process. In this heat treatment step, lettuce passes while sprayed with 7 wt% saline heated to 55 ° C. to 60 ° C., and this transit time was about 5 minutes.
[0034]
After the heat treatment is performed, the lettuce is sent to a cooling step, in which 2% by weight saline solution cooled from 5 ° C. to 15 ° C. is sprayed. The passing time of this cooling step was about 5 minutes.
[0035]
After the heating and cooling processes are thus performed, the lettuce is shaped by cutting off its outer leaves and roots. Then, lettuce is sent to a seasoning liquid immersion process, and it is immersed in a seasoning liquid in this process. The seasoning liquid can be obtained, for example, in a weight ratio of “concentrated soaked seasoning liquid” 1 manufactured by Kawakami Co., Ltd., sodium glutamate 0.2, salt 0.9, and water 9.6. This seasoning liquid is used in a weight ratio of about 0.3 to 3, preferably about 0.5 to 2, with respect to lettuce. Finally, the seasoning liquid is packaged and shipped in chilled form. The ratio of lettuce and seasoning liquid during packaging is 1 / 0.5 to 1/1 in volume ratio.
[0036]
It replaces with said Example, After removing an outer leaf and a root part and shaping, lettuce can be immersed in the same conditions after cutting a lettuce into half cut or 1/4 cut. Thereafter, the cut lettuce can be packaged together with the seasoning liquid and shipped chilled.
[0037]
【The invention's effect】
According to the present invention, as described above, the entire outer leaf and root portion are heat-treated without cutting the lettuce to maintain the temperature of the outer periphery of the lettuce at 55 ° C to 60 ° C, and the core Heat treatment is continued for 3-10 minutes in a range where the temperature of the part does not exceed 45 ° C., and then this lettuce is cooled, so that it does not cause a unique odor of lettuce, nor causes discoloration and softening. You can get crunchy lettuce pickles.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of lettuce used in the production method of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing work steps of the manufacturing method of the present invention in the order of steps.
[Explanation of symbols]
10 lettuce 12 root 14 core 16 intermediate 18 outer periphery

Claims (3)

レタスを切断することなく外葉、根部を付したままの丸ごと加熱処理し、前記加熱処理は、前記レタスの外周部の温度が55℃〜60℃の温度に維持し、且つ芯部の温度が45℃を超えない範囲で継続するように3−10分行い、その後前記レタスを冷却処理することを特徴とするレタスの処理方法。 The whole heat treatment with the outer leaves and roots attached without cutting the lettuce, the temperature of the outer periphery of the lettuce is maintained at a temperature of 55 ° C. to 60 ° C., and the temperature of the core is A method for treating lettuce, comprising performing 3 to 10 minutes so as to continue within a range not exceeding 45 ° C., and then cooling the lettuce. 請求項1に記載のレタスの処理方法によって得られたレタスを、その外葉、根部を除去した後、丸ごとまたはカットして所定の調味液に浸漬することを特徴とするレタスの処理方法。A lettuce obtained by the method for treating lettuce according to claim 1, wherein after removing the outer leaves and roots, the whole lettuce or cut and immersed in a predetermined seasoning liquid. 請求項1又は2に記載のレタスの処理方法によって製造されることを特徴とするレタスの漬物。A lettuce pickle produced by the method for treating lettuce according to claim 1 or 2 .
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