JP3658590B2 - Prepaid card sales system - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリペイドカードにより商品等の購入を可能とする販売システムに関し、特に、プリペイドカード利用意欲を高め、更に付加的なサービスを顧客に提供するために、プリペイドカード使用者の個人情報を容易に取得可能にする販売システム及びこれを用いる給油所システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、予め入金された金銭額を登録し、商品の購入あるいは有料サービスを受け、使用の都度、使用額を減算していくプリペイドカードを利用したシステムが交通機関等、種々の面で利用されている。
【0003】
かかるプリペイドカードを使用したシステムにおいて、プリペイドカードの自動販売機が使用され、多くのシステムは、所定金額の入金に対応したカードを発行し、使用の都度減額し所定金額の範囲内でのみ使用可能とするものである。すなわち、残高がゼロとなったときに当該プリペイドカードは無効とされる使い切を前提とするものである。
【0004】
これに対し、プリペイドカードに使用ごとに記録を残し、記録がプリペイドカードの印字可能行を超えたときに新たなプリペイドカードを発行して、新たなプリペイドカードに残高を引き継ぐようにしたシステムが提案されている(特許文献1参照)。
【0005】
しかし、かかる特許文献1に記載された技術においても、新たなプリペイドカードに引き継ぐ情報は、はじめに入金された所定金額の範囲での残高のみである。したがって、かかるシステムにおいても、従前の多くのシステムと同様に、一旦設定された所定金額の範囲内でのみプリペイドカードを使用可能とする使い切りの技術思想の範囲を出ないものである。
【0006】
一方、近年、顧客自身で給油作業を行なうセルフ式給油所が普及の段階にあり、現金、クレジットカードによる利用の他に、プリペイドカードの使用を可能とする給油所システムも運用されている。
【0007】
かかる給油所システムにおけるプリペイドカードの使用の場合であっても、これまでのシステムでは、上記したようにプリペイドカードは、使い切りとするものであった。
【0008】
一般に、給油所はチェーン系列を構成している場合が多く、顧客へのサービスとして一の給油所で発行されたプリペイドカードは、同一のチェーン系列内で、他の給油所においても利用を可能とすることが望ましい。
【0009】
さらには、同一給油所あるいは、同一チェーン系列内の給油所での繰り返し利用の多い顧客に対して特定のサービスを提供するために、更に繰り返し利用の意欲を高めてもらうために、プリペイドカード利用者の顧客情報を容易に取得し、管理可能とすることが望まれる。
【0010】
また、プリペイドカードの自動販売機は、夜間においても利用可能であり、特にセルフ式給油所においては、プリペイドカードの自動販売機に対する盗難等に対するセキュリティ対応が望まれる。
【0011】
上記の要望及びセキュリティ対応は、特に給油所システムには限定されず、プリペイドカードを使用する商品又はサービスの販売システムにおいても同様である。
【0012】
【特許文献1】
特許第3022639号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、プリペイドカードを使用する顧客の顧客情報を容易に取得し、且つ最初のプリペイドカード発行時からのカード情報を継続して収集し、管理利用することを可能とするプリペイドカードによる販売システムを提供することにある。
【0014】
さらに本発明の目的は、かかる目的に適うプリペイドカードによる販売システムを適用する給油所システムを提供することにある。
【0015】
また、本発明は、プリペイドカードによる販売システムにおけるプリペイドカードの自動販売機に対するセキュリティ対応を可能とするプリペイドカードによる販売システム及び、これを利用する給油所システムを提供することにある。
【0016】
【課題を達成するための手段】
上記の本発明の目的を達成するプリペイドカードを用いる販売システムは,第1の態様として,プリペイドカードにより商品の販売を実行する商品販売装置と,前記プリペイドカードを販売するプリペイドカード販売機を有し,プリペイドカード販売機は,プリペイドカードを新規に発行する際,新規に付与するコードを前記プリペイドカードに記録し,
前記新規のプリペイドカード発行の際の入金,既発行のプリペイドカードへの新たな入金及び,前記商品販売装置により商品が販売されたときの取引額に基づく残高を前記プリペイドカード上に記録し,前記プリペイドカード上の記録が,所定の記録制限領域に達したときに,前記プリペイドカードに付与したコードと前記記録された残高を引き継いで,新たなプリペイドカードを排出し,さらに,前記プリペイドカード販売機は,入金額に対応するサービスポイントを生成し,又はプリペイドカードによる商品の販売額に対応するサービスポイントを生成し,前記プリペイドカードに前記生成されたサービスポイントを累計記録し,新たな入金により前記累積されたサービスポイントが所定閾値を越えたときに,前記プリペイドカードの利用者に,利用者についての,前記個人情報の入力を促す表示を有する伝票を発行することを特徴とする。
【0018】
上記の本発明の目的を達成するプリペイドカードを用いる販売システムは,第の態様として,第1の態様において,前記プリペイドカード販売機は,予め設定された金額と単価ランクの対応テーブルから入金額に対する単価ランクを判定し,前記判定された単価ランクをプリペイドカードに記録することを特徴とする。
【0019】
上記の本発明の目的を達成するプリペイドカード用いる販売システムは,第の態様として,第1の態様において,前記プリペイドカードを新規に発行する際,新規に付与するコードは,該当のプリペイドカード販売機が置かれる給油所,前記プリペイドカード販売機を特定するコード番号及び,プリペイドカードの発行番号を有して構成されることを特徴とする。
【0020】
上記の本発明の目的を達成するプリペイドカードを用いる販売システムは,第の態様として,第1乃至3のいずれかの態様において,さらに,顧客管理テーブルを備えたセンター装置を有し,前記プリペイドカード販売機により付与され,前記プリペイドカードに記録されたコードを顧客コードとし,該顧客コード対応に個人情報を前記顧客管理テーブルに登録することを特徴とする。
【0022】
上記の本発明の目的を達成するプリペイドカードを用いる販売システムは,第5の態様として,第1乃至5の態様の何れかにおいて,前記商品販売装置は,ガソリン等の販売に使用される給油ポンプ部,POS子機及び給油所用POSを有し,前記プリペイドカード販売機とともに給油所に配置されることを特徴とする。
【0027】
上記の本発明の目的を達成するプリペイドカード販売機の第1の態様は,商品販売装置において,商品の販売又は,サービスの提供を受けるために使用されるプリペイドカードの販売機であって,プリペイドカードを新規に発行する際,新規に付与するコードを前記プリペイドカードに記録し,前記新規のプリペイドカード発行の際の入金及び,既発行のプリペイドカードへの新たな入金に基づく残高を前記プリペイドカード上に記録し,前記プリペイドカード上の記録が,所定の記録制限領域に達したときに,前記プリペイドカードに付与したコードと前記記録された残高を引き継いで,新たなプリペイドカードを排出し,更に入金額に対応するサービスポイントを生成し,前記プリペイドカードに前記生成されたサービスポイントを累計記録し,新たな入金により前記累計されたサービスポイントが所定閾値を越えたときに,前記プリペイドカードの利用者に該利用者の個人情報の入力を促す表示を有する伝票を発行することを特徴とする。
また,上記の本発明の目的を達成するプリペイドカード販売機の第2の態様として,プリペイドカード販売機の第1の態様において,さらに,予め設定された金額と単価ランクの対応テーブルから入金額に対する単価ランクを判定し,前記判定された単価ランクをプリペイドカードに記録することを特徴とする。
上記の本発明の目的を達成するプリペイドカード販売機の第3の態様として,プリペイドカード販売機の第1の態様において,前記プリペイドカードを新規に発行する際,新規に付与するコードは,該当のプリペイドカード販売機が置かれる給油所,前記プリペイドカード販売機を特定するコード番号及び,プリペイドカードの発行番号を有して構成されることを特徴とする。
【0029】
本発明の特徴は、以下に図面に従い説明される発明の実施の形態例から更に明らかになる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、本発明の実施の形態例を説明する。なお、以下の実施の形態例の説明において、商品またサービスの提供を行う販売システムとして、給油所システムを例とするが、本発明のプリペイドカードによる商品またサービスの提供を行う販売システムの適用はこれに限定されるものではない。
【0031】
図1は、本発明のプリペイドカードによる販売システムを適用する給油所システムの構成例を示す図である。
【0032】
複数の給油所SS-1〜SS-Nを有してA社のチェーン系列が構成されている。複数の給油所SS-1〜SS-Nのそれぞれは、離間して異なる地域に存在している。さらに、複数N個の給油所SS-1〜SS-Nのそれぞれにおいて、プリペイドカード自動販売機(以下、プリカ自販機という)1と、販売管理装置(以下、SS用POSという)3が、LAN(ローカルエリアネットワーク)に相互に接続されている。なお、図1では、プリカ自販機1として、2台のプリカ自販機1-1、1-2示されている。また、A社のセンター装置(例えば、本社コンピュータ)4が、給油所SS-1に置かれ、LANに接続されている。
【0033】
さらに、複数の給油機2-1,2-2がSS用POS3に通信ラインOCLを通して接続されている。なお、図1では、実施例として給油機2-1,2-2のそれぞれと一体に構成され、内蔵されている販売管理装置子機(以下、POS子機という)の機能部が通信ラインPCLを通してSS用POS3と接続されている。販売管理装置子機は、独立に設けられるようにすることも可能である。
【0034】
図1において、複数の給油所SS-1〜SS-NのLANは、ISDN・VPN(仮想私設網)等によるネットワーク200を介して相互に接続されている。
【0035】
また、後に説明する本発明の特徴とするプリペイドカード販売機1のセキュリティを担保するためにセキュリティサービスを提供するセキュリティセンター100を有し、異なる系列、例えばB社の給油システムともネットワーク200を通して接続されている。
【0036】
図1に示す給油所SS-1〜SS-Nにおける本発明に従うプリペイドカードを使用する商品販売即ち、給油サービスの手順を図2のフローに従い簡単に説明する。
【0037】
図2において、プリカ自販機1に顧客から入金があると、所定事項を磁気記録し、更に入金金額等を印字したプリペイドカードを新規に発行する(処理工程P1)。同時に領収書を発行する(処理工程P2)。
【0038】
図3は、プリペイドカードの一例を示す図であり、磁気記録等の不可視の状態で記録される領域と、可視可能に印字される領域を有する。磁気記録される情報と可視可能に印字される情報は、目的に対応して共通する情報と、それぞれ異なる情報がある。
【0039】
図3において可視可能に印字されている情報は、実施例として次のようである。
【0040】
プリカコード:顧客コードであって、プリカ自販機1が置かれる給油所を特定するコード、プリカ自販機1のコード番号及び、プリペイドカードの発行順に対応するコードの組合わせ等で構成される。本発明の特徴として、プリペイドカードの新規発行の時に新規に付与され、別のカードに引継ぎ更新される場合には同じプリカコードが引き継がれる。
【0041】
継続ポイント:別のカードからの引継ぎ更新時に該当のカードの所有する累計ポイントを数字で表示する。
【0042】
加算ポイント:継続ポイント以後に取得したポイント数に対応して*マークで表示される。
【0043】
カード使用経過記録:左右に設定される所定印字領域の各行に順次、発券時、入金(加金)時、燃料等商品購入時に、日時と残高が印字記録される。
【0044】
継続時マーク:所定印字領域の行が最終行の一行前に達した場合において、残高がゼロでない場合、新規カードに継続されたことを示す“継”のマークが記録される。後に説明するように、“継”のマークが記録されたカードは以降、取引において無効とされる。
【0045】
なお、磁気記録等の不可視の状態で記録される内容は、カード自身の真贋を証明するセキュリティ情報、プリカコード、残高、累計ポイント、印字位置情報、取引無効フラグ等がある。
【0046】
図2に戻り、新規カードが発行される(処理工程P1)とプリカコードがプリカ自販機1からセンター装置4に送られる。センター装置4は、新たにプリカ自販機1から通知されるプリカコードがあると、当該プリカコードを顧客コードとして顧客管理テーブルに登録する(処理工程P3)。
【0047】
センター装置4では、系列に属する複数の給油所SS-1〜SS-Nにある複数のプリカ自販機1からのプリカコードを受領して顧客管理テーブルに登録する。
【0048】
センター装置4は、顧客管理テーブルに登録された顧客情報を、プリカコードを参照して該当するプリカ自販機1が配置される給油所あるいは必要によっては系列に属する他の給油所のSS用POS3に該当する顧客情報を定期的に送る(処理工程P4)。
【0049】
ここで、給油機2に対し、プリペイドカードを用いて給油を行う場合、顧客は、給油機2の所定のカード挿入口に挿入して、給油機2にアクセスする(処理工程P5)。給油機2は、プリペイドカードによりアクセスされると、プリペイドカードのプリカコードに対応する顧客情報を自販機SS用POS3から取得し、挿入されたプリペイドカードの認証を行う(処理工程P6)。
【0050】
この認証は、プリカコードが顧客管理テーブルに存在すること、事故カード台帳に存在しないこと、カード残高がゼロでないこと、その他カード自身の真贋を証明するセキュリティ情報が所定の適正なものであるかなどの一部若しくは、これらの組み合わせで行われる。
【0051】
プリペイドカードが認証されると、顧客が設定した給油量の給油を実行する(処理工程P7)。給油が終了すると、実給油量がSS用POS3に通知される(処理工程P8)。SS用POS3には、当日の燃料販売単価が設定されているので、通知された実給油量に対し、給油金額と、後述する商品購入時の付与ポイントを計算し(処理工程P9)、給油機2に計算結果を通知する。なお、SS用POS3では、該当の顧客の顧客情報から後に説明する販売ランクに基づく値引きがある場合は、販売単価から値引きを行って、給油金額を計算する。
【0052】
また、通常知られている方法で、プリペイドカード残高以上には給油されないように最大給油量は残高がゼロになる給油量で停止するようにSS用POS3から給油機2に予め通知してあるので残高が不足する事はない。
【0053】
給油機2は、SS用POS3から給油金額を受けると、プリペイドカードの残高から給油金額を引いて、新たな残高と給油日を新たな印字行に印字し、更に商品購入時の付与ポイントを加算ポイントマークとして印字するプリカ清算処理を行う(処理工程P10)。
【0054】
SS用POS3は、給油売り上げデータをプリカコードに対応した売り上げデータとしてセンター装置に送る(処理工程P11)。その後、プリペイドカードは排出される(処理工程P13)とともに必要な場合は、領収書が発行される。さらに、かかる領収書を発行する際に、後に説明するプリカ自販機1における処理と同様に、付与ポイントの累計値が所定値を超える場合は、景品交換伝票を発行し、所定値を超えない場合は、ポイント付与サービスの案内等のメッセージを表示することも可能である。
【0055】
センター装置4は、通知された売り上げデータに基づき、該当する顧客について顧客管理テーブルのポイント値を更新するとともに、売り上げトランザクションデータに追加する(処理工程P12)。
【0056】
ここで、処理工程P2に戻り、領収書発行について説明する。
【0057】
図4は、領収書発行の際にプリカ自販機1から出力されるスリップ(伝票)の一例である。図4Aは、領収書であり、あて先(新規カード発行の場合又は、顧客名が登録されていない場合は、顧客名は不明であるので、「ウエ様」と表示される)、入金金額、ポイント等が印字される。
【0058】
ここでポイントの管理については、後に詳細に説明するが、理解のためにここでポイントシステムの概略を説明する。実施例として、入金金額の所定範囲ごとに付与されるサービスポイントが設定されている。
【0059】
例えば、\1,000〜1,999の範囲の入金である場合は、1ポイント、\2,000〜2,999の範囲の入金である場合は、2ポイントを付与する如くである。図4Aの領収書に示される今回ポイントは、入金\10,000に対し付与されたポイントである。また、累積ポイントは、これまでのポイントと今回付与されたポイントの合計値である。
【0060】
このポイントの累積値に応じて、顧客に特別のサービスの提供が行われるシステムである。これにより顧客に継続的に同一系列の給油所を利用する意欲を高めることが出来る。
【0061】
図4Bは、領収書の発行の際に累積ポイントが所定値に達した顧客に対し、同時に発行される所定のサービスの引き換え用伝票である。氏名、住所等の個人情報を得るために使用される。図4Cは、既に個人情報が取得されている顧客に対して、同様に累積ポイントが所定値に達した時に発行される伝票である。図4Cでは、既に個人情報が取得されているので、氏名、住所等の個人情報を得るための記載欄が省略されている。
【0062】
図2に戻り説明すると、図4Bの伝票を用いて、顧客がSS用POS3の係員に赴き、サービスを受けるために個人情報を記入してサービスの引き換え用伝票を渡すことにより、給油所は顧客情報を得ることができる(処理工程P20)。
【0063】
センター装置4では、先にプリペイドカードの新規発行の際に登録された顧客コードに対応して取得した個人情報の登録を行う(処理工程P21)。この登録結果は、適時にセンター装置4から対応するSS用POS3あるいは必要によっては系列に属する他の給油所に通知される。したがって、SS用POS3において、顧客コードに対応して個人情報まで含んだ顧客管理テーブルの内容を取得することが出来る。
【0064】
さらに、図2において、顧客により既に発行されたプリペイドカードに追加の入金を行なう(処理工程P22)場合は、処理工程P2におけると同様に、図4Aの領収書が発行される(処理工程P23)。このとき既に顧客情報が登録されている場合は、プリカ自販機1はセンター装置4から該当のプリペイドカードに記載された顧客情報を取得して、個人情報を領収書に反映することが出来る。例えば、領収書の宛先を“ウエ様”でなく、宛先に個人名を印字することが出来る。これにより顧客に対し、より親切な領収書を印象付けることが出来、更なる継続利用の意欲を高めることが可能である。同様に給油機2において、プリペイドカードの排出(処理工程P13)時に領収書が発行される場合は、宛先に個人名を印字することができる。
【0065】
次に、図1、図2に基づき本発明に従う一実施の形態例としての給油所システムにおける処理の流れを説明したが、給油所システムを構成する要素について更に具体例として以下に順次説明する。
【0066】
図5は、プリカ自販機1の外観図であり、図6は、内部構成例ブロック図である。更に、図7は、プリカ自販機1の動作を説明するフローである。
【0067】
プリカ自販機1の動作は、主として図7に示すように入金処理SI、発券処理SII、カード排出処理III、及びポイント処理SIVを有する。
【0068】
入金処理SIにおいて、表示部11にカード挿入案内が表示される(ステップS1)。既に顧客にプリペイドカードが発行されている場合は、当該プリペイドカードがプリペイドカード挿入・発券口13に挿入される。
【0069】
したがって、プリペイドカード処理部16のカードリーダ160が挿入されるプリペイドカード上の情報を読み取ることになるが、制御装置15において、所定時間カードリーダ160からの読み取り信号入力がない場合(ステップS2、N)、操作部10にある新規発券ボタンが押されたか否かを判断する(ステップS3)。
【0070】
制御装置15は、ステップS2において、カードが挿入された時(ステップS2、Y)または、新規発券ボタンが押下された時(ステップS3、Y)は、入金案内を表示部11に表示する(ステップS4)。
【0071】
この入金案内に従って、顧客により現金入金部12から入金があると、制御装置15により入金紙幣の鑑別を行なう。真正な紙幣で無ければ、入金を拒否する。真正な紙幣の入金である場合、入金額を表示部11に表示して顧客による入金額の確認を求める。これに対し、金額が正しければ、顧客により操作部10から金額の確認を入力する(ステップS5)。これにより入金処理が終わる。
【0072】
次いで、発券処理SIIが行われる。先の入金処理SIにおいて、新規カード発行か継続かが、制御装置15において判断されている。したがって、新規カード発行か継続かにより処理が異なる(ステップS6)。
【0073】
新規カードの発行の場合は、新規に顧客コードを発行し(ステップS7)、新規カード発行処理が行なわれる(ステップS8)。顧客コードは、先に図3に関連して説明したように、少なくとも給油所及びプリカ自販機を特定する情報を有し、プリカコードとして印字される。
【0074】
新規カード発行処理(ステップS8)において、プリペイドカードの生カードを保管するプリペイドカードホッパー131からカード搬送機構132により生カードが取出され、プリペイドカード処理部16において、カードライタ161により上記の顧客コード及び、ポイント処理SIVにおいて得られる単価ランク及び付与されるポイント等の所定の情報が磁気記録されるとともに、サーマルプリンタ162により可視可能に印字される。このように記録及び印字されたプリペイドカードは、カード排出処理SIIIによりプリペイドカード挿入・発券口13から排出され、顧客に渡される。
【0075】
一方、カードの継続である場合(ステップS6、継続)、制御装置15は、カードの印字行に余地があるか否かを判断する(ステップS9)。
【0076】
ここで、カードの印字行に余地があるか否かの判断について、図3の例を参照して説明する。図3の例では、入金、商品購入等取引記録を行う印字行は、左右欄に各々16行、従って合計32行あるが、右欄の16行目即ち、最終の32行目には、取引記録は印字されずに、新たなカードに引き継がれたことを示す"継“のマークを印字するために、使用される。なお、印字済みの行を示す値は、磁気記録されている。
【0077】
従って、カードの印字行に余地があるか否かは、(最終行−1)である、31番目の行に既に印字が行われているか否かを磁気記録データにより判断する。
【0078】
カードに印字行の余地がない場合は(ステップS9、Y)、旧カード処理(ステップS10)において、旧カードの最終行に図3に示すように"継“のマークを印字して当該カードの磁気記録用領域の取引無効フラグを “真”とする。
【0079】
一方、旧カードに付与されていた顧客コードは、新たなカードに引き継ぎ(ステップS11)、新カード発行処理(ステップS8)において、図3に示すようにプリカコードの位置に引き継いだ顧客コードを印字する。更に旧カードの残高に入金額を加算して得られた新たな残高と入金日を印字記録する。
【0080】
次いで、旧カード処理(ステップS10)を終えた旧カードと、顧客コードを引き継いだ新たなプリペイドカードが、カード排出処理SIIIによりプリペイドカード挿入・発券口13から排出される。
【0081】
一方、プリペイドカードに印字行の余地がある場合は(ステップS9、N)、更新カード処理(ステップS12)として、入金金額と残高との合計額と、入金日を印字記録してカード内容を更新する。次いで、内容を更新されたカードをカード排出処理SIIIによりプリペイドカード挿入・発券口13から排出する。
【0082】
図7において、更にポイント処理SIVは、新カード発行処理(ステップS8)及び更新カード処理(ステップS12)において、サブルーチンとして処理が実行される。
【0083】
ポイント処理SIVにおいて、先ず入金処理SIにおいて入金された金額に基づき単価ランク判定(ステップS14)とポイント付与(ステップS15)を行う。
【0084】
プリカ自販機1の記憶部17はセンター装置4において設定され、通知される単価ランク区分及びポイント付与のために閾値が記憶されている。図8において、図8A,8B,8C,8Eは、センター装置4から通知され記憶部17に格納されているテーブルの例を示している。
【0085】
図8Aに金額−単価ランク対応テーブルを示す。実施例として、入金金額が¥10,000〜¥29,999の範囲にある場合は、販売ランクを10、¥30,000以上である場合は、販売ランクを11としている。
【0086】
この販売ランクは、商品またはサービスを購入するときの割り引きの基準とされる。例えば、後に説明するように給油機2において、販売される燃料油の単価を販売ランクが10の場合は1円引き、販売ランクが11の場合は2円引きとする如くである。
【0087】
従って、制御装置15は、図7のステップS14の処理において、入金金額と図8Aに示す金額−単価ランク対応テーブルを参照比較して、何れの単価ランクとするかを判定し、新カード発行処理(ステップS8)又は、更新カード処理(ステップS12)において反映させる。即ち、新カード発行処理(ステップS8)における新カード発行又は、更新カード処理(ステップS12)におけるカード内容更新の際に、カードライタ161により、判定した単価ランクを磁気記録するように制御する。
【0088】
さらに、図8において、図8Bは金額−ポイント対応テーブルである。すなわち、入金金額に応じて付与されるポイントを設定している。例えば、¥999以下はポイントは付与されず、¥1,000〜¥1,999であれば1ポイントが付与され、¥2,000〜¥2,999であれば2ポイントが付与される如くである。
【0089】
したがって、ステップS15において、制御装置15は入金金額に対し、図8Bのテーブルを参照し、付与するポイントを決定し、これを新カード発行(ステップS8)又は、カード内容更新(ステップS12)において反映させ、カードライタ161により、決定した付与ポイントを磁気記録するように制御する。
【0090】
すなわち、継続時の新カード発行の場合は、旧カードが保有する累計ポイントに加算して新たな累計ポイントとして磁気記録されるとともに、旧カードの累計ポイントが継続ポイントとして印字される。同時に、図3により説明したように、継続時に印字行に余地がある場合には、付与ポイントは、可視可能に加算ポイント数に対応する*マークを印字する。
【0091】
さらに、ポイント処理SIVとして累計のポイントがポイント閾値を越えるか否かを判断する(ステップS16)。このポイント閾値はセンター装置4により設定され、プリカ自販機1に通知される。図8Cは、記憶部17に格納された閾値−ポイント対応テーブルの例である。ここでは、ポイント閾値が50,100,300に設定されている。
【0092】
したがって、制御装置15は、ステップS16で累計ポイントが、上記ステップS15によるポイント付与によって、上記ポイント閾値のいずれかを超えたか否かを判断する。累計ポイントがいずれかのポイント閾値を超えた場合(ステップS16、Y)は、図4Aに示す領収書と、図4B又は図4Cの景品交換伝票(引き換え券)をレシートプリンタ141(図6)により印字出力する(ステップS17)。一方、累計ポイントが閾値を超えなければ、領収書を発行する際、必要により領収書上にあるいは別のスリップにポイントサービス等の案内情報メッセージを載せることも可能である(ステップS18)。
【0093】
さらに、図8Dは、当該プリカ自販機1において、新規に発行したプリペイドカードに対し採用した顧客コードのテーブルである。また、図8Eは、先に説明したように、顧客情報を取得し、センター装置4の顧客情報テーブルに登録された顧客情報のうち、センター装置4から転送された顧客コード対応に氏名が示されたテーブルであって、記憶部17に格納されたものである。なお、この図8Eは、必要の都度センター装置4に照会して取得する構成としてもよい。
【0094】
したがって、プリカ自販機1は、先に言及したように追加等入金の処理において領収書を発行する際は、図8Eのテーブル情報に基づき領収書の宛先に、該当の顧客氏名を印字することが可能である。
【0095】
さらに、図6に戻り説明すると、通信インタフェース部18は、給油所内LANに接続され、センター装置4とデータの送受を行う。この通信インタフェース部18を通して、センター装置4から図8に示したテーブル情報(図8A,B,C,E)を受信し、図8Dの新規顧客に採用した顧客コードを、通信インタフェース部18を通してセンター装置4に送る如くである。
【0096】
次に、図9は、給油機2の外観図である。図9に示す給油機2にはPOS子機の主機能部と、ポンプ制御部の主機能部を有している。
【0097】
図10はPOS子機の主機能部の構成例ブロック図であり、図11は給油ポンプ部の主機能部の構成例ブロック図である。なお、POS子機と給油ポンプ部は一体としてではなく独立に構成されてもよい。
【0098】
図12は、POS子機の主機能部により制御される給油処理の動作フロー図である。なお、図12のフローには、破線で囲われたポンプ制御部での処理も含まれている。
【0099】
給油機2に顧客が近づくと、人物感知センサ27により、これを検知し制御装置201を起動する。制御装置201は、スタンバイ状態からアクティブ状態に移行し、表示部20−1に案内を表示し、また必要により音声案内部241により音声により案内を行う。
【0100】
顧客は、案内に従って、指示部20−2より支払い方法を入力する。この支払い方法は、指示部20−2により直接に「現金」、「クレジットカード」又は「プリペイドカード」の区別を入力する方法の他、紙幣挿入口22に現金紙幣を挿入することにより、クレジットカード挿入口23からクレジットカードを挿入することにより、あるいは、本発明に適用されるプリペイドカードをプリペイドカード挿入口21に挿入するかのいずれかを行うことにより区別することが出来る。
【0101】
したがって、制御装置201は、先ず顧客により指示入力される支払い方法区分を判断する(ステップS20)。
【0102】
「現金」による場合は、紙幣鑑別・計数部221により、入金紙幣の真正を鑑別し、入金額を確認する(ステップS210)。次いで、指示部20−2により入力される給油量を確認する(ステップS211)。さらに、SS用POS3に通信インタフェース部203を通して入金額を通知する。
【0103】
次いで、ステップS200〜S202までの処理は、図11のポンプ制御部において実行される給油開始制御から実給油量取得までの処理である。
【0104】
図11を参照すると、SS用POS3において、給油機2から通知された入金額を確認すると、ポンプ制御部に対し給油可能制御を行う(ステップS200)。
【0105】
給油可能制御(ステップS200)において、SS用POS3から給油を可能とする制御信号が送られ、図11において、顧客が給油ノズル(図示せず)を取り出すことで、ノズルスイッチ283が入り、ポンプモータ280が駆動される。ポンプモータ280により駆動される給油ポンプ281により地下給油タンク282から燃料油が汲み上げられる。同時に、電磁弁284が開放する。
【0106】
この状態で、顧客により給油ノズル(図示せず)を開放操作すると、給油が開始される。先にステップS211において、指示部20−2により入力した給油量に達し、電磁弁284が閉じられるまで給油が実行される(ステップS201)。この間の給油量の積算値は、図9の給油情報表示部26に逐次表示される。
【0107】
次いで、流量計285に実際に給油された実給油量が計数され、この計数値がSS用POS3に通知される(ステップS202)。ここで、流量計285に実際に給油された実給油量は、先に指示部20−2から入力指示した給油量に常に一致するとは限らない。すなわち、顧客により入力指示した給油量となる以前に、顧客が給油を中止した場合、あるいは、自動車燃料タンクが既に満タンになる場合などである。
【0108】
この後、処理はPOS子機に移される。実給油量を通知されたSS用POS3において、給油料金と釣銭額が計算される。この計算結果がSS用POS3から給油機2に送られる(ステップS213)。
【0109】
したがって、給油機2は、レシート排出口25に領収書と釣銭がある場合は釣銭引き換え券を発行するなどして、給油作業を終了する(ステップS214)。
【0110】
ステップS20に戻り、クレジットカードによる支払いであると判断すると、クレジットカード挿入口23から挿入されたクレジットカードの情報をクレジットカードリーダ230により読み取り、その情報をSS用POS3に通知する(ステップS220)。SS用POS3に送られたクレジットカードの情報に基づき、クレジットカードが真正であると判断すると、クレジットカードを、挿入口23から排出する(ステップS221)。次いで、給油予定量を入力確認させる(ステップS222)。
【0111】
その後、SS用POS3は、ポンプ制御部に対し給油可能制御を行なう(ステップS200)。なお、クレジットカードの排出は、給油が終了してクレジットカード会社へのデータ送信が完了するまで行わない場合もある。
【0112】
以降、ステップS202までの給油実行の処理は現金支払いの場合と同様である。
【0113】
さらに、ステップS223における処理は、ステップS213におけると同様であるが、SS用POS3からは、計算された給油金額のみが通知される。掛売りであるので、釣銭額は生じない。次いで、給油機2は、レシート排出口25に領収書の払い出しを行って、給油作業を終了する(ステップS224)。
【0114】
再び、ステップS20に戻り、本発明に従うプリペイドカードによる支払いであると判断すると、プリペイドカード挿入口21から挿入されたプリペイドカードが有効なものであるか否かを判断する(ステップS230)。この判断は、図2における給油機2による認証((処理工程P6)と同様である。
【0115】
挿入されたプリペイドカードが有効なものでないとき(ステップS230、N)は、そのまま排出する(ステップS231)。
【0116】
有効なプリペイドカードと判断されるとき(ステップS230、Y)は、SS用POSに顧客コードとカード残高を通知する(ステップS232)。次いで、給油予定量を入力確認させる(ステップS233)。
【0117】
次いで、SS用POS3からポンプ制御部に対し給油可能制御を行なう(ステップS200)。以降、ステップS202までの給油実行の処理は現金支払い、クレジットカードによる支払いの場合と同様である。
【0118】
さらに、SS用POS3から、計算された給油金額が通知される(ステップS234)。したがって、給油機2は、SS用POS3により通知された給油金額を差し引き、更新された残高を給油日付とともに新たな行に印字記録する。
【0119】
そして、更新されたプリペイドカードは、プリペイドカード挿入口21から排出し、給油作業を終了する(ステップS235)。この際、必要により現金支払い、クレジットカードによる支払いの場合と同様に領収書を発行することも可能である。そして、この場合、プリカコードに対応する氏名情報が図8Eにあれば、領収書の宛名に氏名を印刷することができる。
【0120】
図13は、センター装置4の構成例ブロック図である。制御装置40により全体が制御され、記憶部41には、系列に属する給油所の売り上げデータ及び先に説明した顧客管理テーブルが格納される。
【0121】
また、操作者の便宜のために、表示部42、操作部43、バーコードリーダ44及びプリンタ45を有している。
【0122】
本発明と直接関連する部分は、通信インタフェース部46を通して、SS用POS3及び、プリカ自販機1と送受され、記憶部41に格納される顧客管理テーブルである。また、バーコードリーダ44は、本発明では図2における個人情報登録(処理工程P21)において、図4Bの伝票にプリカコードがバーコード(図示せず)で印刷されている場合には入力の省力化のため、その読み取りに使用される。
【0123】
図14は、センター装置4の記憶部41に格納されるデータの種類を示す図である。
【0124】
系列にある給油所から収集した売り上げトランザクションデータ(図14A)、この売り上げトランザクションデータに関連して、売り上げ集計レポート(図14B)、一般分析レポート(図14C)、請求データ(図14D)及び、プリペイドカード発券・利用残高管理テーブル(図E)がある。これらは、経理処理上必要なデータであり、本発明と直接には関連しない。
【0125】
本発明と関連するデータとして、顧客コード・氏名台帳即ち、顧客管理テーブル(図14F)、単価ランク台帳(図14G)、商品台帳(図14H)及び、ポイント適用台帳(図14I)がある。
【0126】
かかる顧客管理テーブル(図14F)、単価ランク台帳(図14G)、商品台帳(図14H)及び、ポイント適用台帳(図14I)のデータは、先に説明したように定期的に店舗コードに対応する給油所に送られ、副本として対応する給油所のSS用POSに保持される。かかる点は、後に説明するSS用POSの構成例においてさらに言及する。
【0127】
図15は、顧客管理テーブル(図14F)の一例である。顧客コードが、店舗(給油所)コードと、シリアル番号(プリカ自販機及び発券順をコード)で構成されている。氏名欄には、プリペイドカードを新規発券した状態である場合は、空欄である。さらに、顧客情報が登録されていなくてもプリペイドカードの発行や商品購入に対応したポイント数が記録されている。なお、最新ポイントは、景品交換等でポイントを減算するように運用する場合に差し引き後のポイントとして記録される。
【0128】
図16は、単価ランク台帳(正)の例を示す図であり、先に説明したように、プリペイドカードへの入金の際に特定金額の場合に付与されるランクに対し、値引き額が設定されるテーブルである。系列チェーンとして統一的にランクに応じた値引きを行うために設定し、実給油量に対する給油額等をSS用POS3で計算するときに用いる。
【0129】
図17は、商品台帳(正)であって、給油所で扱う商品において、図16に示すランクに応じた値引き額が与えられる商品を特定するテーブルである。図17の例では、ガソリンに対しては単価ランクの対象とするが、エンジンオイルについては対象外であることを示す。
【0130】
図18は、ポイント適用台帳(正)の例であり、プリペイドカード発行時又は追加入金される金額の範囲で付与するポイントの大きさを示す金額−ポイント対応テーブル(図18A)、累積ポイントにより顧客にサービスを与える条件として累積ポイントを設定する閾値−ポイント対応テーブル(図18B)を有する。
【0131】
さらに、プリペイドカードへの入金の際にポイントを付与する他に、商品を購入した時にポイントを付与することにより、より顧客に商品購入の動機付けを与えるものである。図18Cは、ポイント適用台帳の一つとして、商品購入の時にポイントを与える対象と、ポイント数を設定したテーブルである。
【0132】
かかるポイント適用台帳は、プリカ自販機1及びSS用POS3に送られ、プリカ自販機1における入金処理及び、プリペイドカードによる購入時のポイント付与処理に反映される。
【0133】
図19は、SS用POS3の構成例ブロック図である。基本的構成は、図13に示したセンター装置4の構成と同様である。
【0134】
通信インタフェース部39を通して、センター装置4、POS子機及び給油機と通信を行なう外、クレジットカードによる清算のために対応のクレジットカード会社と認証確認等の処理が行われる。
【0135】
さらに、センター装置4の構成と比較すると、更にカードリーダ34、プリペイドカード処理部35、レシートプリンタ37、キャッシュドロア38等の機能を有する。これは、プリペイドカード、クレジットカード又は、現金による商品販売を取り扱うためである。
【0136】
記憶部31には、図20に示すようなデータ及びテーブルが格納される。本発明と関連するデータとして、図14に示したセンター装置4から顧客コード・氏名台帳(顧客管理テーブル)(図20C)、商品台帳(図20I)、単価ランク台帳(図20J)及びポイント適用台帳(図20K)は、対応するセンター装置4にある正本の内容の内、該当の給油所に対応するデータ部分のみ若しくは全てが副本として所定周期で送られる。したがって、これらのデータはSS用POS3の記憶部31に書き込み所定周期で更新されている。
【0137】
ここで、図1に示したような給油所システムにおかれるプリカ自販機1等の自動販売機は、先に述べたように、夜間においても利用可能であり、特にセルフ式給油所においては、盗難等に対するセキュリティ対応が強く望まれる。
【0138】
図21は、かかる要望に対応する本発明の更なる特徴である、プリペイドカードによる販売システムにおけるセキュリティシステムを説明する図である。図22は、図21の構成における処理の手順を示す図である。なお、図22における処理手順▲1▼〜▲3▼は、図21の▲1▼〜▲3▼に対応して示されている。
【0139】
ここで、図1に示したように各給油所のLANは、ルータ5により、ISDNあるいはVPN200を介してセキュリティセンター100に接続される。図22に示す処理手順の前提としてセキュリティセンター100は、図23に示すようなセキュリティサービスにおける認証を行うためのデータテーブルを予め構築する。
【0140】
すなわち、各給油所(プリカ自販機等の自販機が設置される所在場所)の店舗情報を示す店舗情報テーブルT1(図23A)と、設置端末(自販機)の情報を表すテーブルT2(図23B)が登録されている。
【0141】
店舗情報テーブルT1には、セキュリティセンター100によりセキュリティサービスが行われる社名、店舗名(給油所名)、店舗ID及び、割り当てたIPアドレスの範囲が登録されている。設置端末情報テーブルT2には、店舗に配置された自販機端末の種別を示す端末機種別コード(図23Bでは、プリカ自販機を示すコードPCRDが登録されている)と、セキュリティセンター100により管理するために一義的に定められる端末ID(ただし、後に説明するように、設置後の最初の起動時に付与される)と、該当の端末の状態、即ち給油所に既に設置され稼動済みであるか、何らかの理由により稼動が禁止されているか、あるいは未だ給油所に設置されておらず、出荷待ち及び稼動待ちの状態であるかを識別するステータスが登録されている。
【0142】
図22に戻り、プリカ自販機の電源が投入される都度、電源ONメッセージ処理▲1▼として、次のような処理が行なわれる。
【0143】
プリカ自販機の電源がONされた状態(ステップS61)をルータ5により検知すると、図23Aにより説明したように予めルータ5に割り当て設定されているIPアドレスの範囲内で、ルータ5により当該プリカ自販機に対し、特定のIPアドレスが付与される(ステップS62)。
【0144】
ついで、プリカ自販機1から、ルータ5を経由してセキュリティセンター100に、「電源ONメッセージ」と、ルータ5により割り当てられたIPアドレスと、最初の起動時には自販機を特定する「端末IDを要求する」電文を、自販機特定情報メッセージとしてセキュリティセンター100に送る(ステップS63)。なお、プリカ自販機が二回目以降の起動時であって、既に当該プリカ自販機に端末IDが付与されている場合は、この端末IDを自販機特定情報に含めてセキュリティセンター100に送る。
【0145】
したがって、セキュリティセンター100は、「電源ONメッセージ」とともに送られた自販機特定情報メッセージに含まれる情報を解析し、認証確認を行う(ステップS64)。この認証確認において、認証されなければ、自販機特定情報は破棄される(ステップS65)。
【0146】
ステップS64における認証確認処理は、図24のフローに従って行われる。即ち、セキュリティセンター100において、前記の自販機特定情報を解析し、ルータ5により付与されているIPアドレスが、セキュリティセンタ100により、一の店舗IDに対応して、予めテーブルT1に割り当て設定されているIPアドレスの範囲内であるか否かを判断する(ステップS641)。
【0147】
設定されているIPアドレスの範囲内に無ければ、前記の自販機特定情報を破棄する(ステップS65)。設定されているIPアドレスの範囲内にあれば(ステップS641、Y)、最初の起動時に送られる「端末IDを要求する」電文の有無、及び、図23Bの設置端末情報テーブルT2を参照し、該当の店舗IDにおかれる端末IDと、一致するかを判断する(ステップS642)。
【0148】
「端末IDを要求する」電文が無く、更に該当の店舗IDに対応して付与された端末IDと不一致の場合(ステップS642、N)は、自販機特定情報は破棄される(ステップS65)。
【0149】
「端末IDを要求する」電文がある場合、又は該当の店舗IDに対応して付与された端末IDと一致する場合(ステップS642、Y)は、テーブルT2の状態フラグを参照して、該当の端末が稼動済状態にあるか否かを判断する(ステップS643)。稼動済状態にあれば(S643、Y)、稼動を継続許可する「認証メッセージ」(▲2▼)を該当のプリカ自販機に返送する(ステップS64、Y、S644)。なお、「端末IDを要求する」電文がある場合は、稼動済状態と判定されることはない。
【0150】
ステップS643における判断で状態フラグが稼動済状態以外であれば(ステップS643、N)、状態フラグが稼動待ちであるか否かを判定する(ステップS645)。稼動待ち状態にあれば(ステップS645、Y)、ここで初めて設置端末情報テーブルT2において、端末IDが付与される。
【0151】
なお、上記した「電源ONメッセージ」と「認証メッセージ」は、暗号化されているので、通信途中での盗聴解析を防止することができる。
【0152】
図22に戻り、「認証メッセージ」又は、付与された端末IDを受信すると、プリカ自販機1は、発券動作が可能とされる(ステップS66)。
【0153】
さらに、セキュリティを確保するために所定時間経過ごとに常時に接続確認を行う(▲3▼)。すなわち、プリカ自販機1は、定期的に(所定時間経過ごと:ステップS67、Y)自身が接続されているルータ5に対し、ping(IP相における接続確認)を実行し、ルータ5との接続を確認する(ステップS68)。この接続が確認できない場合は(ステップS69、N)、直ちに発券動作は停止し(ステップS70)、ステップS61に戻り、次に電源ONされ、接続が確認されるまで発券動作は不能とされる。ルータ5との接続が確認されると(ステップS69、Y)、発券動作可能状態を継続する。
【0154】
本発明のプリペイドカード販売機を用いる販売システムのための上記セキュリティシステムにより、図22のフローに従い、図21に示すセキュリティセンター100による、自販機が電源ONとされるごとの認証動作により、自販機が盗難を受けた場合にあっては、発券動作は可能状態とならないのでセキュリティを確保することが可能である。
【0155】
さらに、上記したように、自販機特定情報の一部又は全て(図24の実施例では、設置端末情報テーブルT2の端末ID)は、自販機を設置後の最初の起動時にセキュリティセンター100との通信認証を通して、セキュリティセンター100から一義的に付与される。
【0156】
この場合、端末機種別コードと「自販機を特定する情報即ち、端末ID」を要求する要求電文のみが通知され、セキュリティセンター100ではテーブルT1を参照してIPアドレス範囲が正当であり、テーブルT2を参照して、該当店舗IDの該当端末機種コードで状態フラグが稼働待ちである場合に、端末ID、店舗IDをプリカ自販機に対して通知する。従って、あらかじめ付与されていないので、設置前の盗難についてもプリカ自販機の偽造が防止できる。
【0157】
【発明の効果】
上記に図面に従い実施の形態例を説明したように、本発明により、プリペイドカードを使用する顧客の顧客情報を容易に取得し、管理利用することを可能とするプリペイドカードによる販売システムを提供される。また、プリペイドカードによる販売システムにおけるプリペイドカードの自動販売機に対するセキュリティを可能とするシステムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリペイドカードによる販売システムを適用する給油所システムの構成例を示す図である。
【図2】本発明に従うプリペイドカードを使用する商品販売即ち、給油サービスの手順フローを示す図である。
【図3】プリペイドカードの一例を示す図である。
【図4】領収書発行の際にプリカ自販機1から出力されるスリップ(伝票)の一例である。
【図5】プリカ自販機1の外観図である。
【図6】プリカ自販機1の内部構成例ブロック図である。
【図7】プリカ自販機1の動作を説明するフローである。
【図8】センター装置4から通知され記憶部17に格納されているテーブルの例を示している。
【図9】給油機2の外観図である。
【図10】POS子機の主機能部の構成例ブロック図である。
【図11】給油ポンプ部の主機能部の構成例ブロック図である。
【図12】POS子機の主機能部により制御される給油処理の動作フロー図である。
【図13】センター装置4の構成例ブロック図である。
【図14】センター装置4の記憶部41に格納されるデータの種類を示す図である。
【図15】顧客管理テーブル(図14F)の一例である。
【図16】単価ランク台帳(正)の例を示す図である。
【図17】商品台帳(正)であって、給油所で扱う商品において、図16に示すランクに応じた値引き額が与えられる商品を特定するテーブルである。
【図18】ポイント適用台帳(正)の例である。
【図19】SS用POS3の構成例ブロック図である。
【図20】SS用POS3の記憶部31に格納されるデータ及びテーブルの例を示す図である。
【図21】プリペイドカードによる販売システムにおけるセキュリティシステムを説明する図である。
【図22】図21の構成における処理の手順を示す
【図23】図21のセキュリティセンター100が持つ情報テーブルの例を示す図である。
【図24】図21における認定確認処理64の手順を示す図である。
【符号の説明】
1(1−1,1−2) プリカ自販機
2(2−1,2−2) 給油機
3 SS用POS
4 センター装置
5 ルータ
100 セキュリティセンター
200 ISDN・VPN
SS−1,SS−2 給油所
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a sales system that enables the purchase of products and the like using a prepaid card, and in particular, facilitates the use of a prepaid card user's personal information in order to increase the willingness to use the prepaid card and to provide additional services to customers. The present invention relates to a sales system that makes it possible to obtain a gas and a gas station system that uses the sales system.
[0002]
[Prior art]
In recent years, a system using a prepaid card that registers a prepaid monetary amount, receives a purchase of a product or a paid service, and subtracts the usage amount each time it is used has been used in various aspects such as transportation. Yes.
[0003]
In such a system using a prepaid card, a prepaid card vending machine is used, and many systems issue a card corresponding to a predetermined amount of payment, and the card is reduced each time it is used and can be used only within the range of the predetermined amount. It is what. That is, the prepaid card is presumed to be used up when the balance becomes zero.
[0004]
On the other hand, a system that leaves a record for each use in the prepaid card, issues a new prepaid card when the record exceeds the printable line of the prepaid card, and takes over the balance to the new prepaid card is proposed (See Patent Document 1).
[0005]
However, even in the technique described in Patent Document 1, the information to be handed over to a new prepaid card is only the balance in the range of the predetermined amount deposited first. Therefore, even in such a system, as in many conventional systems, it does not fall within the scope of the technical idea of being used up so that the prepaid card can be used only within the range of a predetermined amount once set.
[0006]
On the other hand, in recent years, self-service gas stations that perform refueling work by customers themselves are in widespread use, and in addition to the use of cash and credit cards, gas station systems that allow the use of prepaid cards are also in operation.
[0007]
Even in the case of using a prepaid card in such a gas station system, as described above, the prepaid card has been used up.
[0008]
Generally, gas stations often form a chain system, and prepaid cards issued at one gas station as a service to customers can be used at other gas stations within the same chain system. It is desirable to do.
[0009]
Furthermore, in order to provide specific services to customers who frequently use at the same gas station or at gas stations in the same chain, prepaid card users are encouraged to further increase their willingness to use them repeatedly. It is desirable to easily acquire and manage customer information.
[0010]
Prepaid card vending machines can also be used at night, and security measures against theft of prepaid card vending machines are desired particularly in self-service gas stations.
[0011]
The above requests and security measures are not particularly limited to the gas station system, and the same applies to a product or service sales system using a prepaid card.
[0012]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 3022639
[0013]
[Problems to be solved by the invention]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a prepaid that makes it possible to easily acquire customer information of a customer who uses a prepaid card, and to continuously collect and manage the card information from when the first prepaid card is issued. The purpose is to provide a card sales system.
[0014]
Furthermore, the objective of this invention is providing the gas station system which applies the sales system by the prepaid card suitable for this objective.
[0015]
Another object of the present invention is to provide a prepaid card sales system that enables security for prepaid card vending machines in a prepaid card sales system, and a gas station system that uses this system.
[0016]
[Means for achieving the object]
A sales system using a prepaid card that achieves the above-described object of the present invention has, as a first aspect, a product sales apparatus that executes sales of products using a prepaid card and a prepaid card vending machine that sells the prepaid card. When a prepaid card vending machine issues a new prepaid card, the prepaid card vending machine records a code to be newly added to the prepaid card,
Recording on the prepaid card a deposit based on the amount of transaction when the product was sold by the product sales apparatus, the new deposit to the issued prepaid card, the new deposit to the issued prepaid card, and the product sales device, When the record on the prepaid card reaches a predetermined recording limit area, the code assigned to the prepaid card and the recorded balance are taken over and a new prepaid card is ejected. Further, the prepaid card vending machine generates a service point corresponding to the deposit amount or generates a service point corresponding to the sales amount of the product by the prepaid card, and the generated service point is stored in the prepaid card. When the accumulated service point exceeds a predetermined threshold due to new payment, a slip having a display prompting the user of the prepaid card to input the personal information is issued. It is characterized by that.
[0018]
A sales system using a prepaid card that achieves the object of the present invention is as follows. 2 As a mode, in the first mode, the prepaid card vending machine determines a unit price rank with respect to the deposit amount from a preset amount and unit price rank correspondence table, and records the determined unit price rank on the prepaid card. It is characterized by that.
[0019]
Prepaid card that achieves the above object of the present invention The The sales system used is 3 As an aspect of the present invention, in the first aspect, when the prepaid card is newly issued, the code to be newly added includes a gas station where the prepaid card vending machine is located, a code number identifying the prepaid card vending machine, and , And a prepaid card issuance number.
[0020]
A sales system using a prepaid card that achieves the object of the present invention is as follows. 4 As an aspect of the first Thru 3 In any one of the aspects, the information processing apparatus further includes a center device having a customer management table, the code given by the prepaid card vending machine and recorded on the prepaid card is a customer code, and personal information corresponding to the customer code is stored. It is registered in the customer management table.
[0022]
A sales system using a prepaid card that achieves the above-described object of the present invention includes, as a fifth aspect, 1 to 5 In any of the above aspects, the merchandise sales apparatus includes a refueling pump unit used for selling gasoline and the like, a POS slave unit, and a POS for a gas station, and is disposed at the gas station together with the prepaid card vending machine. Features.
[0027]
A first aspect of a prepaid card vending machine that achieves the above-mentioned object of the present invention is a prepaid card vending machine used for receiving merchandise sales or service provision in a merchandise sales apparatus. When a card is newly issued, a code to be newly assigned is recorded in the prepaid card, and a balance based on the deposit upon the issuance of the new prepaid card and the new deposit on the issued prepaid card is recorded on the prepaid card. When the record on the prepaid card reaches a predetermined recording restriction area, the code assigned to the prepaid card and the recorded balance are taken over and a new prepaid card is ejected. Further, service points corresponding to the deposit amount are generated, the generated service points are cumulatively recorded on the prepaid card, and when the accumulated service points exceed a predetermined threshold due to a new deposit, the prepaid Issue a slip with a display prompting the card user to enter his personal information It is characterized by doing.
Further, as a second aspect of the prepaid card vending machine that achieves the above-mentioned object of the present invention, in the first aspect of the prepaid card vending machine, further, a predetermined amount and unit price rank correspondence table is used for the deposit amount. A unit price rank is determined, and the determined unit price rank is recorded on a prepaid card.
As a third aspect of the prepaid card vending machine that achieves the above-mentioned object of the present invention, in the first aspect of the prepaid card vending machine, when the prepaid card is newly issued, It is characterized by having a gas station where a prepaid card vending machine is placed, a code number for identifying the prepaid card vending machine, and a prepaid card issuance number.
[0029]
The features of the present invention will become more apparent from the embodiments of the invention described below with reference to the drawings.
[0030]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. In the description of the embodiment below, a gas station system is taken as an example of a sales system for providing goods or services, but the application of the sales system for providing goods or services using a prepaid card of the present invention is applicable. It is not limited to this.
[0031]
FIG. 1 is a diagram showing a configuration example of a gas station system to which a prepaid card sales system according to the present invention is applied.
[0032]
The chain series of Company A is composed of a plurality of gas stations SS-1 to SS-N. Each of the plurality of gas stations SS-1 to SS-N is located in different areas apart from each other. Further, in each of a plurality of N gas stations SS-1 to SS-N, a prepaid card vending machine (hereinafter referred to as “preca vending machine”) 1 and a sales management device (hereinafter referred to as “POS POS for SS”) 3 are connected to a LAN ( Connected to each other (local area network). In FIG. 1, two Prica vending machines 1-1 and 1-2 are shown as the Prica vending machine 1. A center device (for example, a head office computer) 4 of company A is placed at a gas station SS-1 and connected to a LAN.
[0033]
Further, a plurality of refueling machines 2-1 and 2-2 are connected to the POS 3 for SS through the communication line OCL. In FIG. 1, as an embodiment, the function unit of the sales management device slave unit (hereinafter referred to as a POS slave unit) that is configured integrally with each of the fuel fillers 2-1 and 2-2 is a communication line PCL. And is connected to the POS 3 for SS. The sales management device slave unit can be provided independently.
[0034]
In FIG. 1, LANs of a plurality of gas stations SS-1 to SS-N are connected to each other via a network 200 such as ISDN / VPN (virtual private network).
[0035]
In addition, it has a security center 100 that provides security services in order to ensure the security of the prepaid card vending machine 1 that is a feature of the present invention, which will be described later, and is connected to a different system, for example, a refueling system of company B through the network 200. ing.
[0036]
The procedure of merchandise sales using the prepaid card according to the present invention at the gas stations SS-1 to SS-N shown in FIG. 1, that is, the fueling service will be briefly described according to the flow of FIG.
[0037]
In FIG. 2, when a customer receives a deposit in the prepaid vending machine 1, a prepaid card on which a predetermined matter is magnetically recorded and a deposit amount is printed is newly issued (processing step P1). At the same time, a receipt is issued (processing step P2).
[0038]
FIG. 3 is a diagram illustrating an example of a prepaid card, which has an area recorded in an invisible state such as magnetic recording and an area printed in a visible manner. Information that is magnetically recorded and information that is visibly printed include information that is different from information that is common to the purpose.
[0039]
The information printed in a visible manner in FIG. 3 is as follows as an example.
[0040]
Preca code: a customer code, which is composed of a combination of a code for identifying a gas station where the preca vending machine 1 is placed, a code number of the preca vending machine 1, and a code corresponding to the order in which prepaid cards are issued. As a feature of the present invention, when a prepaid card is newly issued, it is newly given, and when it is handed over and updated to another card, the same pre-code is taken over.
[0041]
Continuation points: When a transfer from another card is updated, the accumulated points owned by the card are displayed as numbers.
[0042]
Additional points: Displayed with * marks corresponding to the number of points acquired after the continuation point.
[0043]
Card usage progress record: The date and balance are printed and recorded on each line of a predetermined printing area set on the left and right at the time of ticketing, depositing (adding money), and purchasing a product such as fuel.
[0044]
Continuation mark: When the line in the predetermined print area reaches one line before the last line and the balance is not zero, a “continuation” mark indicating that the line has been continued is recorded on the new card. As will be described later, a card on which a “join” mark is recorded is subsequently invalidated in the transaction.
[0045]
Note that the contents recorded in an invisible state such as magnetic recording include security information that proves the authenticity of the card itself, a prefix code, a balance, a cumulative point, print position information, a transaction invalidation flag, and the like.
[0046]
Returning to FIG. 2, when a new card is issued (processing step P <b> 1), a precica code is sent from the precica vending machine 1 to the center device 4. When there is a new prefix code notified from the license card vending machine 1, the center device 4 registers the license code as a customer code in the customer management table (processing step P3).
[0047]
The center device 4 receives the plica codes from the plurality of precay vending machines 1 in the plurality of gas stations SS-1 to SS-N belonging to the series and registers them in the customer management table.
[0048]
The center device 4 corresponds to the customer information registered in the customer management table to the POS 3 for the SS of the gas station where the corresponding Vica vending machine 1 is arranged with reference to the Prika code or, if necessary, other gas stations belonging to the series. The customer information to be sent is sent periodically (processing step P4).
[0049]
Here, when refueling the refueling machine 2 using a prepaid card, the customer inserts it into a predetermined card insertion port of the refueling machine 2 and accesses the refueling machine 2 (processing step P5). When accessed by the prepaid card, the refueling machine 2 acquires customer information corresponding to the prepaid code of the prepaid card from the POS 3 for the vending machine SS, and authenticates the inserted prepaid card (processing step P6).
[0050]
This authentication is based on the fact that the Preca Code exists in the customer management table, does not exist in the accident card ledger, the card balance is not zero, and other security information that proves the authenticity of the card itself is appropriate. Or a combination thereof.
[0051]
When the prepaid card is authenticated, refueling of the refueling amount set by the customer is executed (processing step P7). When refueling is completed, the actual refueling amount is notified to the POS 3 for SS (processing step P8). Since the fuel sales unit price for the day is set in the POS 3 for SS, the amount of refueling and points given at the time of product purchase to be described later are calculated with respect to the notified actual refueling amount (processing step P9), and the refueling machine 2 is notified of the calculation result. In the POS 3 for SS, if there is a discount based on the sales rank described later from the customer information of the corresponding customer, the refueling amount is calculated by discounting from the sales unit price.
[0052]
In addition, since the maximum refueling amount is notified in advance to the refueling machine 2 from the POS 3 for SS so that the maximum refueling amount is stopped at a refueling amount at which the balance becomes zero so as not to be refueled beyond the prepaid card balance by a generally known method. There is no shortage of balance.
[0053]
When the refueling machine 2 receives the refueling amount from the POS 3 for SS, it subtracts the refueling amount from the balance of the prepaid card, prints the new balance and refueling date on a new print line, and further adds the grant points when purchasing the product. Precursor settlement processing for printing as a point mark is performed (processing step P10).
[0054]
The POS 3 for SS sends the refueling sales data to the center device as sales data corresponding to the prefix code (processing step P11). Thereafter, the prepaid card is discharged (processing step P13), and if necessary, a receipt is issued. Furthermore, when issuing such a receipt, a premium exchange slip is issued if the cumulative value of the granted points exceeds a predetermined value, as in the processing in the pre-cursor vending machine 1 described later, and if the predetermined value is not exceeded, It is also possible to display a message such as a point grant service guide.
[0055]
Based on the notified sales data, the center device 4 updates the point value of the customer management table for the corresponding customer and adds it to the sales transaction data (processing step P12).
[0056]
Here, returning to the processing step P2, the receipt issue will be described.
[0057]
FIG. 4 is an example of a slip (slip) output from the pre-cursor vending machine 1 when a receipt is issued. FIG. 4A shows a receipt, which is a destination (when a new card is issued or when the customer name is not registered, the customer name is unknown, so it is displayed as “we”), the deposit amount, and the points Etc. are printed.
[0058]
The point management will be described later in detail, but for the sake of understanding, the outline of the point system will be described here. As an example, service points are set for each predetermined range of the deposit amount.
[0059]
For example, if the deposit is in the range of \ 1,000 to 1,999, 1 point is given, and if the deposit is in the range of \ 2,000 to 2,999, 2 points are given. The current point shown on the receipt in FIG. 4A is a point given to the deposit of ¥ 10,000. The accumulated points are the total values of the points so far and the points given this time.
[0060]
This is a system in which special services are provided to customers according to the accumulated value of the points. This can increase the willingness of customers to use the same series of gas stations continuously.
[0061]
FIG. 4B is a voucher for exchanging a predetermined service issued simultaneously to a customer whose accumulated points have reached a predetermined value when a receipt is issued. Used to obtain personal information such as name and address. FIG. 4C is a slip issued when the accumulated points reach a predetermined value for a customer whose personal information has already been acquired. In FIG. 4C, since personal information has already been acquired, a description column for obtaining personal information such as name and address is omitted.
[0062]
Returning to FIG. 2, using the slip of FIG. 4B, the customer visits the staff of the POS 3 for SS, fills in the personal information and receives the service replacement slip to receive the service, so that the gas station can Information can be obtained (processing step P20).
[0063]
The center device 4 registers the personal information acquired corresponding to the customer code registered when the prepaid card is newly issued previously (processing step P21). This registration result is notified from the center apparatus 4 to the corresponding POS 3 for SS or other gas station belonging to the line if necessary. Therefore, in the POS 3 for SS, it is possible to acquire the contents of the customer management table including personal information corresponding to the customer code.
[0064]
Further, in FIG. 2, when additional payment is made to the prepaid card that has already been issued by the customer (processing step P22), the receipt shown in FIG. 4A is issued (processing step P23) as in the processing step P2. . At this time, if the customer information is already registered, the prepaid vending machine 1 can acquire the customer information described in the corresponding prepaid card from the center device 4 and reflect the personal information in the receipt. For example, it is possible to print the personal name at the address of the receipt instead of “we”. This makes it possible to impress customers with a more friendly receipt and to increase their willingness to continue using it. Similarly, in the refueling machine 2, when a receipt is issued when the prepaid card is discharged (processing step P13), the personal name can be printed at the destination.
[0065]
Next, the flow of processing in the gas station system as an embodiment according to the present invention has been described based on FIG. 1 and FIG. 2, but the elements constituting the gas station system will be sequentially described below as further specific examples.
[0066]
FIG. 5 is an external view of the Prica vending machine 1, and FIG. 6 is a block diagram of an internal configuration example. Further, FIG. 7 is a flow for explaining the operation of the prepaid vending machine 1.
[0067]
The operation of the Prica vending machine 1 mainly includes a deposit process SI, a ticket issuing process SII, a card discharge process III, and a point process SIV as shown in FIG.
[0068]
In the deposit process SI, a card insertion guide is displayed on the display unit 11 (step S1). If a prepaid card has already been issued to the customer, the prepaid card is inserted into the prepaid card insertion / ticketing slot 13.
[0069]
Therefore, the information on the prepaid card into which the card reader 160 of the prepaid card processing unit 16 is inserted is read, but when the control device 15 does not receive a read signal from the card reader 160 for a predetermined time (step S2, N ), It is determined whether or not the new ticketing button on the operation unit 10 has been pressed (step S3).
[0070]
When the card is inserted in step S2 (step S2, Y) or when a new ticketing button is pressed (step S3, Y), the control device 15 displays a deposit guide on the display unit 11 (step S2). S4).
[0071]
When the customer receives a deposit from the cash deposit unit 12 in accordance with the deposit guide, the control device 15 discriminates the deposited bill. If it is not a genuine banknote, it will refuse the deposit. If it is a genuine banknote deposit, the deposit amount is displayed on the display unit 11 and the customer confirms the deposit amount. On the other hand, if the amount is correct, the customer inputs confirmation of the amount from the operation unit 10 (step S5). This completes the deposit process.
[0072]
Next, ticketing processing SII is performed. In the previous deposit process SI, the control device 15 determines whether the new card issuance or continuation. Accordingly, the process differs depending on whether the new card is issued or continued (step S6).
[0073]
If a new card is issued, a new customer code is issued (step S7), and a new card issuance process is performed (step S8). As described above with reference to FIG. 3, the customer code has at least information for identifying the gas station and the replica vending machine, and is printed as the prefix code.
[0074]
In the new card issuing process (step S8), the raw card is taken out by the card transport mechanism 132 from the prepaid card hopper 131 that stores the prepaid card raw card, and the prepaid card processing unit 16 uses the above-mentioned customer code and Predetermined information such as the unit price rank obtained in the point processing SIV and the points to be given is magnetically recorded, and printed by the thermal printer 162 so as to be visible. The prepaid card recorded and printed in this way is discharged from the prepaid card insertion / ticketing slot 13 by the card discharge processing SIII and is delivered to the customer.
[0075]
On the other hand, when it is the continuation of the card (step S6, continuation), the control device 15 determines whether or not there is room for the card printing line (step S9).
[0076]
Here, the determination of whether or not there is room in the print line of the card will be described with reference to the example of FIG. In the example of FIG. 3, there are 16 print lines in the left and right columns, and therefore a total of 32 lines for recording transactions such as deposits, product purchases, etc., but the 16th line in the right column, ie the last 32 lines, The record is not printed, but is used to print a “join” mark indicating that it has been handed over to a new card. The value indicating the printed line is magnetically recorded.
[0077]
Accordingly, whether there is room in the print line of the card is (final line-1), and it is determined from the magnetic recording data whether the 31st line has already been printed.
[0078]
If there is no room for the print line on the card (step S9, Y), in the old card process (step S10), a "join" mark is printed on the last line of the old card as shown in FIG. Set the transaction invalid flag in the magnetic recording area to “true”.
[0079]
On the other hand, the customer code assigned to the old card is transferred to the new card (step S11), and in the new card issuance process (step S8), the customer code transferred to the position of the prefix code is printed as shown in FIG. To do. Further, the new balance obtained by adding the deposit amount to the balance of the old card and the deposit date are printed and recorded.
[0080]
Next, the old card for which the old card process (step S10) has been completed and the new prepaid card that has taken over the customer code are discharged from the prepaid card insertion / ticketing port 13 by the card discharge process SIII.
[0081]
On the other hand, if the prepaid card has room for printing lines (step S9, N), the update card process (step S12) is performed to update the card contents by printing and recording the total amount of the deposit amount and the balance and the payment date. To do. Next, the card whose contents have been updated is discharged from the prepaid card insertion / ticketing slot 13 by card discharge processing SIII.
[0082]
In FIG. 7, the point process SIV is further executed as a subroutine in the new card issuance process (step S8) and the update card process (step S12).
[0083]
In the point process SIV, first, unit price rank determination (step S14) and point grant (step S15) are performed based on the amount deposited in the deposit process SI.
[0084]
The storage unit 17 of the pre-cursor vending machine 1 is set in the center device 4 and stores threshold values for the unit price rank classification and the point assignment to be notified. 8, FIG. 8A, 8B, 8C, 8E has shown the example of the table notified from the center apparatus 4 and stored in the memory | storage part 17. In FIG.
[0085]
FIG. 8A shows an amount-unit price rank correspondence table. As an example, if the deposit amount is in the range of ¥ 10,000 to ¥ 29,999, the sales rank is 10, and if it is more than ¥ 30,000, the sales rank is 11.
[0086]
This sales rank is used as a basis for discounts when purchasing goods or services. For example, as will be described later, in the refueling machine 2, the unit price of the fuel oil to be sold is 1 yen discount when the sales rank is 10, and 2 yen discount when the sales rank is 11.
[0087]
Therefore, in the process of step S14 of FIG. 7, the control device 15 refers to the deposit amount and the amount-unit price rank correspondence table shown in FIG. (Step S8) or reflected in the update card process (Step S12). That is, when the new card issuance process (step S8) is issued or when the card contents are updated in the update card process (step S12), the card writer 161 controls to record the determined unit price rank magnetically.
[0088]
Further, in FIG. 8, FIG. 8B is an amount-point correspondence table. That is, the points given according to the deposit amount are set. For example, no points are given for ¥ 999 or less, 1 point is given for ¥ 1,000 to ¥ 1,999, and 2 points are given for ¥ 2,000 to ¥ 2,999. is there.
[0089]
Therefore, in step S15, the control device 15 determines the points to be given with reference to the table of FIG. 8B for the deposit amount, and reflects this in the new card issuance (step S8) or the card content update (step S12). Then, the card writer 161 is controlled to magnetically record the determined grant point.
[0090]
That is, when a new card is issued at the time of continuation, it is added to the accumulated points held by the old card and magnetically recorded as new accumulated points, and the accumulated points of the old card are printed as continuation points. At the same time, as described with reference to FIG. 3, when there is room in the print line at the time of continuation, the given point prints the * mark corresponding to the number of added points so as to be visible.
[0091]
Further, as the point process SIV, it is determined whether or not the accumulated points exceed the point threshold (step S16). This point threshold is set by the center device 4 and is notified to the pre-cursor vending machine 1. FIG. 8C is an example of a threshold-point correspondence table stored in the storage unit 17. Here, the point threshold is set to 50, 100, 300.
[0092]
Therefore, the control device 15 determines whether or not the accumulated points have exceeded any of the point threshold values in step S16 due to the point assignment in step S15. When the accumulated points exceed one of the point threshold values (step S16, Y), the receipt shown in FIG. 4A and the gift exchange slip (voucher ticket) shown in FIG. 4B or 4C are received by the receipt printer 141 (FIG. 6). Printing is output (step S17). On the other hand, if the accumulated points do not exceed the threshold value, when issuing a receipt, it is possible to put a guidance information message such as a point service on the receipt or another slip if necessary (step S18).
[0093]
Further, FIG. 8D is a table of customer codes adopted in the prepaid vending machine 1 for newly issued prepaid cards. 8E, as described above, the customer information is acquired, and among the customer information registered in the customer information table of the center device 4, the name is shown in correspondence with the customer code transferred from the center device 4. The table is stored in the storage unit 17. 8E may be obtained by referring to the center device 4 whenever necessary.
[0094]
Therefore, when issuing the receipt in the additional deposit process as mentioned above, the Prica vending machine 1 can print the customer name at the receipt destination based on the table information of FIG. 8E. It is.
[0095]
Further, returning to FIG. 6, the communication interface unit 18 is connected to the in-service station LAN, and exchanges data with the center device 4. The table information (FIGS. 8A, 8B, 8C, 8E) shown in FIG. 8 is received from the center apparatus 4 through the communication interface unit 18, and the customer code adopted for the new customer in FIG. It seems to be sent to the device 4.
[0096]
Next, FIG. 9 is an external view of the fueling device 2. The refueling machine 2 shown in FIG. 9 has a main function unit of a POS slave unit and a main function unit of a pump control unit.
[0097]
FIG. 10 is a block diagram illustrating a configuration example of the main function unit of the POS slave unit, and FIG. 11 is a block diagram illustrating a configuration example of the main function unit of the fuel supply pump unit. Note that the POS slave unit and the oil supply pump unit may be configured independently instead of being integrated.
[0098]
FIG. 12 is an operation flow diagram of the refueling process controlled by the main function unit of the POS slave unit. Note that the flow of FIG. 12 includes processing in the pump control unit surrounded by a broken line.
[0099]
When a customer approaches the refueling machine 2, the person detection sensor 27 detects this and activates the control device 201. The control device 201 shifts from the standby state to the active state, displays guidance on the display unit 20-1, and performs voice guidance by the voice guidance unit 241 as necessary.
[0100]
The customer inputs a payment method from the instruction unit 20-2 according to the guidance. In addition to the method of inputting the distinction between “cash”, “credit card” or “prepaid card” directly by the instruction unit 20-2, this payment method can be made by inserting a cash bill into the bill insertion slot 22. A distinction can be made by inserting a credit card from the insertion slot 23 or by inserting a prepaid card applied to the present invention into the prepaid card insertion slot 21.
[0101]
Therefore, the control device 201 first determines the payment method classification input by the customer (step S20).
[0102]
In the case of “cash”, the bill discrimination / counting unit 221 discriminates the authenticity of the deposited bill and confirms the deposit amount (step S210). Next, the amount of oil supplied by the instruction unit 20-2 is confirmed (step S211). Further, the deposit amount is notified to the POS 3 for SS through the communication interface unit 203.
[0103]
Next, the process from step S200 to S202 is a process from the refueling start control executed in the pump control unit of FIG. 11 to the actual refueling amount acquisition.
[0104]
Referring to FIG. 11, when the deposit amount notified from the fuel filler 2 is confirmed in the POS 3 for SS, the pump control unit is controlled so as to be capable of refueling (step S200).
[0105]
In the refueling control (step S200), a control signal enabling refueling is sent from the POS 3 for SS. In FIG. 11, when the customer takes out a refueling nozzle (not shown), the nozzle switch 283 is turned on, and the pump motor 280 is driven. Fuel oil is pumped from the underground fuel tank 282 by a fuel pump 281 driven by a pump motor 280. At the same time, the solenoid valve 284 opens.
[0106]
In this state, when the customer opens the fueling nozzle (not shown), fueling is started. In step S211, refueling is executed until the refueling amount input by the instruction unit 20-2 is reached and the electromagnetic valve 284 is closed (step S201). The integrated value of the refueling amount during this time is sequentially displayed on the refueling information display unit 26 of FIG.
[0107]
Next, the actual amount of oil actually supplied to the flow meter 285 is counted, and this count value is notified to the POS 3 for SS (step S202). Here, the actual amount of oil actually supplied to the flow meter 285 does not always coincide with the amount of oil that was previously input from the instruction unit 20-2. That is, there are cases where the customer has stopped refueling before the amount of fuel input input by the customer is reached, or when the automobile fuel tank is already full.
[0108]
Thereafter, the processing is transferred to the POS slave unit. In the POS 3 for SS notified of the actual amount of fueling, the fueling fee and the change amount are calculated. This calculation result is sent from the POS 3 for SS to the refueling machine 2 (step S213).
[0109]
Therefore, the refueling machine 2 ends the refueling operation by issuing a change ticket when there is a receipt and a change in the receipt outlet 25 (step S214).
[0110]
Returning to step S20, if it is determined that the payment is made by credit card, the credit card reader 230 reads the information of the credit card inserted from the credit card insertion slot 23, and notifies the information to the POS 3 for SS (step S220). If it is determined that the credit card is authentic based on the credit card information sent to the POS 3 for SS, the credit card is discharged from the insertion slot 23 (step S221). Next, the planned refueling amount is input and confirmed (step S222).
[0111]
Thereafter, the POS 3 for SS performs refueling control on the pump control unit (step S200). In some cases, the credit card is not discharged until refueling is completed and data transmission to the credit card company is completed.
[0112]
Henceforth, the process of oil supply execution to step S202 is the same as that of the case of cash payment.
[0113]
Further, the process in step S223 is the same as that in step S213, but only the calculated fueling amount is notified from the POS 3 for SS. Since it is a wallet sale, there is no change amount. Next, the refueling machine 2 pays out a receipt to the receipt discharge port 25, and ends the refueling operation (step S224).
[0114]
Returning to step S20 again, if it is determined that the payment is made by the prepaid card according to the present invention, it is determined whether or not the prepaid card inserted from the prepaid card insertion slot 21 is valid (step S230). This determination is the same as the authentication ((processing step P6) by the fuel filler 2 in FIG.
[0115]
When the inserted prepaid card is not valid (step S230, N), it is discharged as it is (step S231).
[0116]
When it is determined that the card is a valid prepaid card (step S230, Y), the customer code and the card balance are notified to the POS for SS (step S232). Next, the input of the scheduled amount of refueling is confirmed (step S233).
[0117]
Next, the POS 3 for SS performs refueling control to the pump control unit (step S200). Henceforth, the process of refueling execution to step S202 is the same as that of the case of payment by cash payment and a credit card.
[0118]
Further, the calculated fuel amount is notified from the POS 3 for SS (step S234). Accordingly, the refueling machine 2 deducts the refueling amount notified by the POS 3 for SS and prints and records the updated balance on a new line together with the refueling date.
[0119]
Then, the updated prepaid card is discharged from the prepaid card insertion slot 21, and the refueling operation is terminated (step S235). At this time, if necessary, a receipt can be issued as in the case of cash payment or credit card payment. In this case, if the name information corresponding to the pre-code is in FIG. 8E, the name can be printed on the address of the receipt.
[0120]
FIG. 13 is a block diagram illustrating a configuration example of the center device 4. The whole is controlled by the control device 40, and the storage unit 41 stores the sales data of the gas stations belonging to the series and the customer management table described above.
[0121]
For the convenience of the operator, a display unit 42, an operation unit 43, a barcode reader 44, and a printer 45 are provided.
[0122]
The portion directly related to the present invention is a customer management table that is transmitted to and received from the POS 3 for SS and the pre-cursor vending machine 1 through the communication interface unit 46 and stored in the storage unit 41. Further, in the present invention, in the personal information registration (processing step P21) in FIG. 2, the barcode reader 44 saves input when the pre-code is printed as a barcode (not shown) on the slip in FIG. 4B. Used for reading.
[0123]
FIG. 14 is a diagram illustrating types of data stored in the storage unit 41 of the center device 4.
[0124]
Sales transaction data (FIG. 14A) collected from gas stations in the series, sales summary report (FIG. 14B), general analysis report (FIG. 14C), billing data (FIG. 14D), and prepaid related to this sales transaction data There is a card issuance / use balance management table (FIG. E). These are data necessary for accounting processing and are not directly related to the present invention.
[0125]
As data related to the present invention, there are a customer code / name register, that is, a customer management table (FIG. 14F), a unit price rank register (FIG. 14G), a product register (FIG. 14H), and a point application register (FIG. 14I).
[0126]
The data of the customer management table (FIG. 14F), the unit price rank ledger (FIG. 14G), the merchandise ledger (FIG. 14H), and the point application ledger (FIG. 14I) correspond to store codes periodically as described above. It is sent to the gas station and held as a duplicate in the POS for SS of the corresponding gas station. This point will be further described in the configuration example of the POS for SS described later.
[0127]
FIG. 15 is an example of a customer management table (FIG. 14F). The customer code is composed of a store (gas station) code and a serial number (preica vending machine and ticketing order code). The name column is blank when a prepaid card is newly issued. Further, even if customer information is not registered, the number of points corresponding to the issuance of prepaid cards and product purchases is recorded. The latest point is recorded as a point after subtraction when operating so as to subtract the point in exchange of prizes or the like.
[0128]
FIG. 16 is a diagram showing an example of the unit price rank ledger (correct), and as described above, a discount amount is set for the rank given in the case of a specific amount when depositing into a prepaid card. It is a table. It is set to carry out a discount according to the rank as a series chain, and is used when the amount of oil supply for the actual oil supply amount is calculated by the POS 3 for SS.
[0129]
FIG. 17 is a table for specifying a product ledger (main), which is a product for which a discount amount corresponding to the rank shown in FIG. In the example of FIG. 17, gasoline is a target of a unit price rank, but engine oil is not a target.
[0130]
FIG. 18 is an example of a point application ledger (correct), an amount-point correspondence table (FIG. 18A) showing the size of points given when a prepaid card is issued or in the amount of additional payment, and a customer based on accumulated points. A threshold-point correspondence table (FIG. 18B) for setting accumulated points as a condition for providing a service to the user.
[0131]
Furthermore, in addition to giving points when depositing into a prepaid card, the points are given when a product is purchased, thereby further motivating the customer to purchase the product. FIG. 18C is a table in which, as one of the point application ledgers, a target to which points are given when a product is purchased and the number of points are set.
[0132]
The point application ledger is sent to the prepaid vending machine 1 and the POS 3 for SS, and is reflected in the depositing process in the preca vending machine 1 and the point giving process at the time of purchase with a prepaid card.
[0133]
FIG. 19 is a block diagram illustrating a configuration example of the POS 3 for SS. The basic configuration is the same as the configuration of the center device 4 shown in FIG.
[0134]
In addition to communicating with the center device 4, the POS slave unit, and the refueling machine through the communication interface unit 39, processing such as authentication confirmation with a corresponding credit card company is performed for settlement with a credit card.
[0135]
Further, compared with the configuration of the center device 4, it further has functions of a card reader 34, a prepaid card processing unit 35, a receipt printer 37, a cash drawer 38 and the like. This is to handle prepaid card, credit card, or merchandise sales with cash.
[0136]
The storage unit 31 stores data and tables as shown in FIG. As data related to the present invention, from the center device 4 shown in FIG. 14, the customer code / name register (customer management table) (FIG. 20C), product register (FIG. 20I), unit price rank register (FIG. 20J), and point application register In FIG. 20K, only or all of the data portion corresponding to the relevant gas station is sent as a duplicate in a predetermined cycle among the contents of the original in the corresponding center device 4. Therefore, these data are written in the storage unit 31 of the SS POS 3 and updated at a predetermined cycle.
[0137]
Here, as described above, the vending machine such as the Prica vending machine 1 placed in the gas station system as shown in FIG. 1 can be used even at night, especially in the self-service gas station. Security measures against these are strongly desired.
[0138]
FIG. 21 is a diagram for explaining a security system in a prepaid card sales system, which is a further feature of the present invention corresponding to such a demand. FIG. 22 is a diagram showing a processing procedure in the configuration of FIG. Note that the processing procedures (1) to (3) in FIG. 22 are shown corresponding to (1) to (3) in FIG.
[0139]
Here, as shown in FIG. 1, the LAN of each gas station is connected to the security center 100 via the ISDN or VPN 200 by the router 5. As a premise of the processing procedure shown in FIG. 22, the security center 100 constructs in advance a data table for performing authentication in the security service as shown in FIG.
[0140]
That is, a store information table T1 (FIG. 23A) indicating store information of each gas station (location where a vending machine such as a preca vending machine is installed) and a table T2 (FIG. 23B) indicating information of an installation terminal (vending machine) are registered. Has been.
[0141]
In the store information table T1, a company name, a store name (a gas station name), a store ID, and a range of assigned IP addresses for which security services are performed by the security center 100 are registered. In the installed terminal information table T2, a terminal type code (in FIG. 23B, a code PCRD indicating a prepaid vending machine is registered) indicating the type of the vending machine terminal arranged in the store, and for management by the security center 100 Terminal ID uniquely defined (however, as will be described later, it is given at the first start after installation) and the state of the corresponding terminal, that is, whether it has already been installed and operated at the gas station or for some reason A status is registered that identifies whether the operation is prohibited or is not yet installed at the gas station and is waiting for shipment and operation.
[0142]
Returning to FIG. 22, every time the power supply of the prepa vending machine is turned on, the following processing is performed as the power ON message processing (1).
[0143]
When the router 5 detects that the power source of the prica vending machine is turned on (step S61), as described with reference to FIG. On the other hand, a specific IP address is assigned (step S62).
[0144]
Then, the “Power ON message”, the IP address assigned by the router 5 and the vending machine are specified at the first start-up “Request terminal ID” from the Prica vending machine 1 to the security center 100 via the router 5. The electronic message is sent to the security center 100 as a vending machine identification information message (step S63). If the Prica vending machine is activated for the second time or later and the terminal ID is already assigned to the Prica vending machine, the terminal ID is included in the vending machine specifying information and sent to the security center 100.
[0145]
Therefore, the security center 100 analyzes the information included in the vending machine specifying information message sent together with the “power ON message” and performs authentication confirmation (step S64). In this authentication confirmation, if not authenticated, the vending machine specifying information is discarded (step S65).
[0146]
The authentication confirmation process in step S64 is performed according to the flow of FIG. That is, the security center 100 analyzes the vending machine identification information, and the IP address assigned by the router 5 is assigned and set in advance in the table T1 by the security center 100 corresponding to one store ID. It is determined whether or not the IP address is within the range (step S641).
[0147]
If it is not within the set IP address range, the vending machine specifying information is discarded (step S65). If it is within the set IP address range (step S641, Y), refer to the presence / absence of a “request terminal ID” message sent at the first activation, and the installed terminal information table T2 in FIG. It is determined whether the terminal ID matches the corresponding store ID (step S642).
[0148]
If there is no “requesting terminal ID” message and the terminal ID assigned to the corresponding store ID does not match (step S642, N), the vending machine specifying information is discarded (step S65).
[0149]
When there is a “request terminal ID” message, or when it matches the terminal ID assigned corresponding to the corresponding store ID (step S642, Y), the status flag of the table T2 is referred to, It is determined whether the terminal is in an operating state (step S643). If it is in the operating state (S643, Y), an “authentication message” ((2)) permitting continued operation is returned to the corresponding pre-cursor vending machine (steps S64, Y, S644). Note that if there is a message “requesting a terminal ID”, it is not determined to be in an operating state.
[0150]
If it is determined in step S643 that the state flag is not in the operated state (step S643, N), it is determined whether the state flag is waiting for operation (step S645). If it is in the operation waiting state (step S645, Y), the terminal ID is assigned in the installation terminal information table T2 for the first time here.
[0151]
Since the “power ON message” and “authentication message” described above are encrypted, it is possible to prevent eavesdropping analysis during communication.
[0152]
Returning to FIG. 22, when the “authentication message” or the assigned terminal ID is received, the Prica vending machine 1 is allowed to issue a ticket (step S66).
[0153]
Further, in order to ensure security, connection confirmation is always performed every predetermined time ((3)). That is, the Prica vending machine 1 periodically pings (connection confirmation in the IP phase) to the router 5 to which it is connected (every predetermined time has elapsed: step S67, Y) to establish a connection with the router 5. Confirmation (step S68). If this connection cannot be confirmed (step S69, N), the ticketing operation is immediately stopped (step S70), the process returns to step S61, the power is turned on next, and the ticketing operation is disabled until the connection is confirmed. When the connection with the router 5 is confirmed (step S69, Y), the ticketing ready state is continued.
[0154]
According to the security system for the sales system using the prepaid card vending machine of the present invention, the vending machine is stolen by the authentication operation every time the vending machine is turned on by the security center 100 shown in FIG. 21 according to the flow of FIG. If the ticket is received, the ticket issuing operation is not possible, so that security can be ensured.
[0155]
Further, as described above, a part or all of the vending machine specifying information (in the embodiment of FIG. 24, the terminal ID of the installation terminal information table T2) is used for communication authentication with the security center 100 at the first activation after the installation of the vending machine. Through the security center 100.
[0156]
In this case, only the request message requesting the terminal type code and “information specifying the vending machine, that is, the terminal ID” is notified, and the security center 100 refers to the table T1 and the IP address range is valid. Referring to the terminal ID and the shop ID, the terminal ID and the shop ID are notified when the status flag is waiting for operation with the corresponding terminal model code of the corresponding shop ID. Therefore, since it is not given in advance, it is possible to prevent forgery of the pre-cursor vending machine even for theft before installation.
[0157]
【The invention's effect】
As described above with reference to the drawings, the present invention provides a prepaid card sales system that makes it possible to easily acquire and manage customer information of customers who use prepaid cards. . Also provided is a system that enables security for a prepaid card vending machine in a prepaid card sales system.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a configuration example of a gas station system to which a prepaid card sales system according to the present invention is applied.
FIG. 2 is a diagram showing a procedure flow of product sales using a prepaid card according to the present invention, that is, a refueling service.
FIG. 3 is a diagram illustrating an example of a prepaid card.
FIG. 4 is an example of a slip (slip) output from the pre-cursor vending machine 1 when a receipt is issued.
FIG. 5 is an external view of the Prica vending machine 1;
FIG. 6 is a block diagram showing an example of the internal configuration of the preca vending machine 1;
FIG. 7 is a flowchart for explaining the operation of the Prica vending machine 1;
FIG. 8 shows an example of a table notified from the center device 4 and stored in the storage unit 17;
FIG. 9 is an external view of the fueling machine 2;
FIG. 10 is a block diagram illustrating a configuration example of a main function unit of a POS slave.
FIG. 11 is a block diagram illustrating a configuration example of a main function unit of an oil supply pump unit.
FIG. 12 is an operation flow diagram of a refueling process controlled by the main function unit of the POS slave unit.
FIG. 13 is a block diagram illustrating a configuration example of the center device 4;
14 is a diagram showing types of data stored in the storage unit 41 of the center device 4. FIG.
FIG. 15 is an example of a customer management table (FIG. 14F).
FIG. 16 is a diagram illustrating an example of a unit price rank ledger (primary).
FIG. 17 is a table for specifying a product ledger that is a product ledger that is given a discount amount corresponding to the rank shown in FIG.
FIG. 18 is an example of a point application ledger (main).
FIG. 19 is a block diagram illustrating a configuration example of an POS 3 for SS.
FIG. 20 is a diagram illustrating an example of data and a table stored in the storage unit 31 of the POS 3 for SS.
FIG. 21 is a diagram illustrating a security system in a prepaid card sales system.
22 shows a processing procedure in the configuration of FIG. 21.
FIG. 23 is a diagram showing an example of an information table held by the security center 100 of FIG.
24 is a diagram showing a procedure of authorization confirmation processing 64 in FIG. 21. FIG.
[Explanation of symbols]
1 (1-1, 1-2) Prica vending machine
2 (2-1, 2-2) Refueling machine
3 POS for SS
4 Center equipment
5 routers
100 Security Center
200 ISDN / VPN
SS-1, SS-2 Gas station

Claims (8)

プリペイドカードにより商品の販売を実行する商品販売装置と,
前記プリペイドカードを販売するプリペイドカード販売機を有し,
該プリペイドカード販売機は,プリペイドカードを新規に発行する際,新規に付与するコードを前記プリペイドカードに記録し,
前記新規のプリペイドカード発行の際の入金,既発行のプリペイドカードへの新たな入金及び,前記商品販売装置により商品が販売されたときの取引額に基づく残高を前記プリペイドカード上に記録し,
前記プリペイドカード上の記録が,所定の記録制限領域に達したときに,前記プリペイドカードに付与したコードと前記記録された残高を引き継いで,新たなプリペイドカードを排出し,
さらに,前記プリペイドカード販売機は,入金額に対応するサービスポイントを生成し,又はプリペイドカードによる商品の販売額に対応するサービスポイントを生成し,前記プリペイドカードに前記生成されたサービスポイントを累計記録し,
新たな入金により前記累積されたサービスポイントが所定閾値を越えたときに,前記プリペイドカードの利用者に該利用者についての,前記個人情報の入力を促す表示を有する伝票を発行する
ことを特徴とするプリペイドカードを用いる販売システム。
A product sales device that sells products using prepaid cards;
A prepaid card vending machine for selling the prepaid card;
The prepaid card vending machine records a code to be newly added to the prepaid card when issuing a prepaid card anew,
Recording on the prepaid card a balance based on the amount of transaction when the product was sold by the product sales apparatus, the new deposit to the issued prepaid card, the new deposit to the issued prepaid card, and the product sales device,
When the record on the prepaid card reaches a predetermined recording restriction area, the code assigned to the prepaid card and the recorded balance are taken over, and a new prepaid card is discharged,
Further, the prepaid card vending machine generates a service point corresponding to the deposit amount or generates a service point corresponding to the sales amount of the product by the prepaid card, and records the generated service points on the prepaid card cumulatively. And
Issuing a slip having a display prompting the user of the prepaid card to input the personal information when the accumulated service point exceeds a predetermined threshold due to a new payment. Sales system that uses prepaid cards.
請求項1において
前記プリペイドカード販売機は,予め設定された金額と単価ランクの対応テーブルから入金額に対する単価ランクを判定し,前記判定された単価ランクをプリペイドカードに記録することを特徴とするプリペイドカードを用いる販売システム。
The prepaid card vending machine according to claim 1, wherein the prepaid card vending machine determines a unit price rank with respect to the deposit amount from a preset amount and unit price rank correspondence table, and records the determined unit price rank on the prepaid card. Sales system using cards.
請求項1において
前記プリペイドカードを新規に発行する際,新規に付与するコードは,該当のプリペイドカード販売機が置かれる給油所,前記プリペイドカード販売機を特定するコード番号及び,プリペイドカードの発行番号を有して構成されることを特徴とするプリペイドカードを用いる販売システム。
In claim 1, when the prepaid card is newly issued, the code to be newly added includes a gas station where the prepaid card vending machine is located, a code number identifying the prepaid card vending machine, and a prepaid card issuance number. A sales system using a prepaid card, characterized by comprising a card.
請求項1乃至3の何れか1項において,
さらに,顧客管理テーブルを備えたセンター装置を有し,
前記プリペイドカード販売機により付与され,前記プリペイドカードに記録されたコードを顧客コードとし,該顧客コード対応に個人情報を前記顧客管理テーブルに登録することを特徴とするプリペイドカードを用いる販売システム。
In any one of Claims 1 thru | or 3,
In addition, it has a center device with a customer management table,
A sales system using a prepaid card, wherein a code assigned by the prepaid card vending machine and recorded on the prepaid card is used as a customer code, and personal information is registered in the customer management table in correspondence with the customer code.
請求項1乃至4のいずれか1項において
前記商品販売装置は,ガソリン等の販売に使用される給油ポンプ部,POS子機及び給油所用POSを有し,前記プリペイドカード販売機とともに給油所に配置されることを特徴とするプリペイドカードを用いる販売システム。
5. The merchandise sales apparatus according to claim 1, wherein the merchandise sales apparatus has a refueling pump portion used for selling gasoline, a POS slave unit, and a POS for a gas station, and is disposed at a gas station together with the prepaid card vending machine. Sales system using a prepaid card, characterized by
商品販売装置において,商品の販売又は,サービスの提供を受けるために使用されるプリペイドカードの販売機であって,
プリペイドカードを新規に発行する際,新規に付与するコードを前記プリペイドカードに記録し,
前記新規のプリペイドカード発行の際の入金及び,既発行のプリペイドカードへの新たな入金に基づく残高を前記プリペイドカード上に記録し,
前記プリペイドカード上の記録が,所定の記録制限領域に達したときに,前記プリペイドカードに付与したコードと前記記録された残高を引き継いで,新たなプリペイドカードを排出し,
さらに,入金額に対応するサービスポイントを生成し,前記プリペイドカードに前記生成されたサービスポイントを累計記録し,
新たな入金により前記累計されたサービスポイントが所定閾値を越えたときに,前記プリペイドカードの利用者に該利用者の個人情報の入力を促す表示を有する伝票を発行することを特徴とするプリペイドカード販売機。
A prepaid card vending machine used to sell products or receive services in a merchandise sales device,
When a prepaid card is newly issued, a code to be newly added is recorded on the prepaid card,
Record the balance on the prepaid card when the new prepaid card is issued and the balance based on the new payment to the already issued prepaid card,
When the record on the prepaid card reaches a predetermined recording restriction area, the code assigned to the prepaid card and the recorded balance are taken over, and a new prepaid card is discharged,
Furthermore, a service point corresponding to the deposit amount is generated, and the generated service point is recorded in the prepaid card,
A prepaid card is issued having a display prompting the user of the prepaid card to input personal information of the user when the accumulated service point exceeds a predetermined threshold due to a new payment. Vending machine.
請求項において,
さらに,予め設定された金額と単価ランクの対応テーブルから入金額に対する単価ランクを判定し,前記判定された単価ランクをプリペイドカードに記録することを特徴とするプリペイドカード販売機。
In claim 6 ,
Further, a prepaid card vending machine characterized in that a unit price rank for the deposit amount is determined from a correspondence table of a predetermined amount and unit price rank, and the determined unit price rank is recorded on a prepaid card.
請求項において,
前記プリペイドカードを新規に発行する際,新規に付与するコードは,該当のプリペイドカード販売機が置かれる給油所,前記プリペイドカード販売機を特定するコード番号及び,プリペイドカードの発行番号を有して構成されることを特徴とするプリペイドカード販売機。
In claim 6 ,
When the prepaid card is newly issued, the code to be newly added includes a gas station where the prepaid card vending machine is located, a code number for identifying the prepaid card vending machine, and a prepaid card issuance number. A prepaid card vending machine characterized by being configured.
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