【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、太陽電池付屋根瓦に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、住宅等の屋根に太陽電池を設置し、太陽光線の持つエネルギーを利用し、本来の電力消費を補って、消費電力を節約するための太陽電池の応用方法が種々考案されている。
上記のような太陽電池が応用された例としては、例えば、特開平４−２８５２４号公報や特開平８−１４４４４０号公報に記載された太陽電池瓦等が挙げられる。
【０００３】
上記前者の特開平４−２８５２４号公報に記載された例は、屋根瓦の表面に太陽電池を受容し得る浅い凹部を設け、この凹部に表面を突出させて太陽電池を収納したものである。
【０００４】
又、後者の特開平８−１４４４４０号公報に記載された太陽電池瓦は、セメント瓦基板上の段差部に、太陽電池がフレーム体に支持されて接着固定又は金具固定されたものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記前者の特開平４−２８５２４号公報に記載された例の場合においては、瓦の上面より太陽電池が突出して設けられているため、この突出部に塵埃等が付着するといった問題がある。
【０００６】
又、この瓦が葺設された状態では、太陽電池の突出状態が目立って、屋根の外観意匠上見栄えがよくないといった問題がある。
更に、施工時の人の載る荷重や、飛来物等の衝撃荷重を突出した太陽電池が最も受け易い構造となっているので、破損や強度上の問題が懸念される。
【０００７】
又、後者の特開平８−１４４４４０号公報に記載された太陽電池瓦においては、この瓦が葺設された状態では、瓦の基板部が重ね合わされて、殆ど裏側に埋没されるので、上面が殆ど太陽電池で占有された状態となり、瓦の葺設工事に際して、屋根上に別途に歩行のための通路を確保する必要が生じるといった問題がある。
【０００８】
本発明は、このような上記の問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、これらの問題点を解消し、屋根の外観意匠性が優れ、上面に塵埃等が付着せず、葺設時の作業性がよく、又、上からの荷重による破損の危険性や強度上の問題がない太陽電池付屋根瓦を提供するものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
請求項１記載の本発明の太陽電池付屋根瓦においては、平瓦の表側の周縁を残し中央部に設けられた四方形の凹部に太陽電池が装着されてなる太陽電池付屋根瓦であって、上記平瓦の流れ勾配方向と直交する方向の周縁の２辺が、その上面を太陽電池の上面とほぼ面一に面一周縁として形成され、流れ勾配方向と平行する方向の周縁の２辺が、その上面を太陽電池の上面より突出して突出周縁として形成されていることを特徴とする。
【００１０】
請求項２記載の本発明の太陽電池付屋根瓦においては、請求項１記載の太陽電池付屋根瓦の、葺設状態において、上記突出周縁の突き合わされた合計幅が、４〜１５ｃｍであることを特徴とする。
【００１１】
請求項３記載の本発明の太陽電池付屋根瓦においては、請求項１記載の太陽電池付屋根瓦の突出周縁の太陽電池の上面よりの突出高さが１〜５ｍｍであることを特徴とする。
【００１２】
【作用】
請求項１記載の本発明の太陽電池付屋根瓦においては、平瓦の流れ勾配方向と直交する方向の周縁が、その上面を太陽電池の上面とほぼ面一に面一周縁として形成され、又、流れ勾配方向と平行する方向の周縁が、その上面を太陽電池の上面より突出して突出周縁として形成されているので、面一周縁と太陽電池との境界に段差がなく、雨水の流れが円滑となり、塵埃が付着するようなことがない。
又、葺設後の外観意匠性がよいものとすることができる。
【００１３】
且つ、葺設状態において、上記突出周縁の突き合わされた合計幅が、歩行可能な幅に形成されることにより、葺設作業時に太陽電池を避けて突出周縁に載って作業が行え、従来の屋根瓦と同等の作業性が確保され、作業効率を向上させることができる。
又、万が一太陽電池上に足がかかっても、その荷重の大部分は平瓦の突出周縁により負担されるので、太陽電池の損傷を防止することができる。
【００１４】
更に、上記突出周縁と太陽電池との境界は段差があっても、雨水の流れ方向と一致しているので、常に雨水により流されるので塵埃等が付着する心配がない。
【００１５】
請求項２記載の本発明の太陽電池付屋根瓦においては、葺設状態において、上記突出周縁の突き合わされた合計幅が、４〜１５ｃｍと十分な幅が確保されているので、太陽電池を避けて、作業者が懸念なく突出周縁に載って作業することが可能である。
【００１６】
請求項３記載の本発明の太陽電池付屋根瓦においては、突出周縁の太陽電池の上面よりの突出高さが１〜５ｍｍとなっているので、万が一太陽電池上に足がかかっても、その荷重の大部分を突出周縁により負担させることが可能で、太陽電池の損傷を防止することができる。
又、一方突出周縁の太陽電池の上面よりの突出高さが１〜５ｍｍと少なく、段差が小さいので、屋根の外観意匠性が損なわれるようなことがなく、見栄えがよいものとすることができる。
【００１７】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図１は、本発明の太陽電池付屋根瓦の一例を示す斜視図であり、図２は、図１の平面図である。
図１、及び図２において、本実施例の太陽電池付屋根瓦１０は、平瓦１１の表側の周縁を残し中央部に設けられた四方形の凹部１１ａに太陽電池１２が装着された構造を有する。
但し、図２においては、太陽電池１２か装着されていない状態を示す。
【００１８】
上記平瓦１１の流れ勾配方向と直交する方向の周縁の２辺が、その上面を太陽電池の上面とほぼ面一に面一周縁１１ｂとして形成されている。
一方、平瓦１１の流れ勾配方向と平行する方向の周縁の２辺が、その上面を太陽電池の上面より突出して突出周縁１１ｃとして形成されている。
【００１９】
更に、上記構造の詳細を以下に説明する。
本実施例の太陽電池付屋根瓦１０の平瓦１１の上記面一周縁１１ｂは、図３に示すように、太陽電池１２の上面１２ａとほぼ面一に形成されている。
【００２０】
一方、平瓦１１の突出周縁１１ｃは、太陽電池１２の上面１２ａより、最も突出した中央部周辺で、その突出高さＨがほぼ１．５ｍｍとなっている。
又、上記突出周縁１１ｃの幅Ｗ（図２に示す）は、２．５ｃｍとなっている。従って、重ね合わされた葺設状態において、この太陽電池付屋根瓦１０同士の突き合わされた突出周縁１１ｃの合計幅（２Ｗ）は、５．０ｃｍとなる。
【００２１】
以上説明のように本発明の太陽電池付屋根瓦１０は、面一周縁１１ｂと太陽電池１２との境界に段差がなく、雨水の流れが円滑となり、塵埃が付着するようなことがない。
又、葺設後の外観意匠性がよいものとすることができる。
【００２２】
且つ、葺設状態において、上記突出周縁１１ｃの突き合わされた合計幅が、少なくとも５ｃｍ確保されて、歩行可能な幅となされているので、葺設作業時に太陽電池１２を避けて突出周縁１１ｃに載って作業が行え、従来の屋根瓦と同等の作業性が確保され、作業効率を向上させることができる。
【００２３】
又、万が一太陽電池１２上に足がかかっても、その荷重の大部分は平瓦１１の突出周縁１１ｃにより負担されるので、太陽電池の損傷を防止することができる。
【００２４】
更に、上記突出周縁１１ｃと太陽電池１２との境界は上記のように段差があっても、雨水の流れ方向と一致しているので、常に雨水により流されるので塵埃等が付着する心配がない。
【００２５】
図４は、本発明の太陽電池付屋根瓦１０の施工例を示す斜視図である。
即ち、太陽電池付屋根瓦１０の施工に当たって、従来の平瓦２が葺設された間に、平瓦１１を葺設し、隣接する平瓦１１、１１間の接続コード１３ａ、１３ａを接続配線しておき、次いで太陽電池１２を平瓦１１の凹部１１ａに嵌着する。
このようにして、順次に太陽電池付屋根瓦１０を葺設することができる。
【００２６】
尚、本発明の太陽電池付屋根瓦１０は、従来の平瓦２と形状、寸法等の仕様が同等の平瓦１１に凹部１１ａが設けられ、この凹部１１ａに太陽電池１２が一体に組み込まれた構造となされているので、図４に示すように、従来の平瓦２と同様の方法で葺設することができ、必要に応じて屋根の一部にこの太陽電池付屋根瓦１０を葺設すればよく、簡便で安価に太陽エネルギーを利用することができる。
【００２７】
【発明の効果】
請求項１記載の本発明の太陽電池付屋根瓦においては、平瓦の流れ勾配方向と直交する方向の周縁が、その上面を太陽電池の上面とほぼ面一に面一周縁として形成され、又、流れ勾配方向と平行する方向の周縁が、その上面を太陽電池の上面より突出して突出周縁として形成されているので、面一周縁と太陽電池との境界に段差がなく、雨水の流れが円滑となり、塵埃が付着するようなことがない。
又、葺設後の外観意匠性がよいものとすることができる。
【００２８】
且つ、葺設状態において、上記突出周縁の突き合わされた合計幅が、歩行可能な幅に形成されることにより、葺設作業時に太陽電池を避けて突出周縁に載って作業が行え、従来の屋根瓦と同等の作業性が確保され、作業効率を向上させることができる。
又、万が一太陽電池上に足がかかっても、その荷重の大部分は平瓦の突出周縁により負担されるので、太陽電池の損傷を防止することができる。
【００２９】
更に、上記突出周縁と太陽電池との境界は段差があっても、雨水の流れ方向と一致しているので、常に雨水により流されるので塵埃等が付着する心配がない。
【００３０】
請求項２記載の本発明の太陽電池付屋根瓦においては、葺設状態において、上記突出周縁の突き合わされた合計幅が、４〜１５ｃｍと十分な幅が確保されているので、太陽電池を避けて、作業者が懸念なく突出周縁に載って作業することが可能である。
【００３１】
請求項３記載の本発明の太陽電池付屋根瓦においては、突出周縁の太陽電池の上面よりの突出高さが１〜５ｍｍとなっているので、万が一太陽電池上に足がかかっても、その荷重の大部分を突出周縁により負担させることが可能で、太陽電池の損傷を防止することができる。
又、一方段差が１〜５ｍｍと少ないので、屋根の外観意匠性が損なわれるようなことがなく、見栄えがよいものとすることができる。
従って、太陽電池付屋根瓦として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の太陽電池付屋根瓦の一例を示す斜視図。
【図２】図１の平面図。
【図３】図２のＡ−Ａ断面図。
【図４】本発明の太陽電池付屋根瓦の施工例を示す斜視図。
【符号の説明】
２ （従来の）平瓦
１０ 太陽電池付屋根瓦
１１ 平瓦
１１ａ 凹部
１１ｂ 面一周縁
１１ｃ 突出周縁
１２ 太陽電池
１２ａ 上面
１３ 接続コード
Ｈ 突出高さ
Ｗ 幅[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a roof tile with a solar cell.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, various solar cell application methods have been devised in which a solar cell is installed on a roof of a house or the like, uses the energy of solar rays, supplements the original power consumption, and saves power consumption.
Examples of the application of the solar cell as described above include solar cell roof tiles described in JP-A-4-28524 and JP-A-8-144440.
[0003]
In the example described in the former Japanese Patent Laid-Open No. 4-28524, a shallow concave portion capable of receiving a solar cell is provided on the surface of a roof tile, and the solar cell is accommodated by projecting the surface into the concave portion.
[0004]
Moreover, the solar cell roof tile described in the latter Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-144440 is a solar cell roof supported by a frame body and bonded or fixed to a stepped portion on a cement roof tile substrate.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the case of the example described in the former Japanese Patent Laid-Open No. 4-28524, there is a problem that dust or the like adheres to the protruding portion because the solar cell protrudes from the upper surface of the roof tile. .
[0006]
Further, in the state where the roof tiles are installed, there is a problem that the protruding state of the solar cell is conspicuous and the appearance design of the roof is not good.
Furthermore, since the solar cell that protrudes a load placed by a person at the time of construction or an impact load such as a flying object is most easily received, there is a concern about damage or a problem in strength.
[0007]
Further, in the solar cell roof tile described in the latter Japanese Patent Laid-Open No. 8-144440, in the state where the roof tile is installed, the tile substrate is overlapped and buried almost on the back side. There is a problem that it is almost occupied by solar cells, and it is necessary to secure a separate passage for walking on the roof during the tile construction work.
[0008]
The present invention has been made paying attention to the above-mentioned problems, and the object of the present invention is to eliminate these problems, to have an excellent roof exterior design, and to attach dust or the like on the upper surface. It is intended to provide a roof tile with a solar cell that is not worn, has good workability when installed, and has no risk of breakage due to a load from above or a problem in strength.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In the roof tile with solar cells of the present invention according to claim 1, the roof tile with solar cells is formed by mounting solar cells in a quadrangular recess provided in the center portion, leaving the peripheral edge on the front side of the flat tile. The two sides of the edge in the direction orthogonal to the flow gradient direction of the flat roof are formed so that the upper surface thereof is substantially flush with the upper surface of the solar cell and the two edges of the edge in a direction parallel to the flow gradient direction. However, the upper surface protrudes from the upper surface of the solar cell, and is formed as a protruding peripheral edge.
[0010]
In the roof tile with solar cell of the present invention described in claim 2, the total width of the projecting peripheral edges of the roof tile with solar cell according to claim 1 in the installed state is 4 to 15 cm. It is characterized by.
[0011]
In the roof tile with solar cells of the present invention described in claim 3, the protruding height of the projecting peripheral edge of the roof tile with solar cells according to claim 1 from the upper surface of the solar cell is 1 to 5 mm. .
[0012]
[Action]
In the roof tile with solar cell according to the first aspect of the present invention, the peripheral edge in the direction perpendicular to the flow gradient direction of the flat tile is formed so that its upper surface is substantially flush with the upper surface of the solar cell, Since the peripheral edge in the direction parallel to the flow gradient direction is formed as a protruding peripheral edge with the upper surface protruding from the upper surface of the solar cell, there is no step at the boundary between the flat edge and the solar cell, and the flow of rainwater is smooth Thus, no dust is attached.
In addition, the appearance design after the installation can be improved.
[0013]
In addition, in the installed state, the total width of the protruding peripheral edges that are abutted is formed to be a walkable width, so that it is possible to work on the protruding peripheral edge while avoiding solar cells during installation work. Workability equivalent to that of tiles is ensured, and work efficiency can be improved.
Moreover, even if a foot gets on the solar cell, most of the load is borne by the protruding peripheral edge of the flat roof tile, so that the solar cell can be prevented from being damaged.
[0014]
Furthermore, even if there is a step at the boundary between the protruding peripheral edge and the solar cell, it coincides with the direction of rainwater flow, so it is always flushed by rainwater, so there is no fear of dust and the like adhering.
[0015]
In the roof tile with solar cell of the present invention according to claim 2, in the installed state, a sufficient width of 4 to 15 cm is secured for the total width of the protruding peripheral edges, so avoid the solar cell. Thus, it is possible for the worker to work on the protruding periphery without concern.
[0016]
In the roof tile with a solar cell of the present invention according to claim 3, since the protruding height from the upper surface of the solar cell of the protruding peripheral edge is 1 to 5 mm, Most of the load can be borne by the protruding peripheral edge, and damage to the solar cell can be prevented.
Moreover, since the protrusion height from the upper surface of the solar cell on the one protruding edge is as small as 1 to 5 mm and the steps are small, the appearance design of the roof is not impaired and the appearance can be improved. .
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a perspective view showing an example of a roof tile with solar cells of the present invention, and FIG. 2 is a plan view of FIG.
1 and 2, the roof tile with solar cell 10 of the present embodiment has a structure in which the solar cell 12 is mounted in a quadrangular concave portion 11a provided in the central portion, leaving the peripheral edge on the front side of the flat tile 11. Have.
However, FIG. 2 shows a state in which the solar cell 12 is not attached.
[0018]
Two sides of the peripheral edge in the direction orthogonal to the flow gradient direction of the flat roof 11 are formed so that the upper surface thereof is substantially flush with the upper surface of the solar cell as a flat peripheral edge 11b.
On the other hand, two sides of the peripheral edge in a direction parallel to the flow gradient direction of the flat roof tile 11 are formed as protruding peripheral edges 11c with the upper surface protruding from the upper surface of the solar cell.
[0019]
Further details of the structure will be described below.
The flat edge 11b of the flat tile 11 of the roof tile with solar cell 10 of the present embodiment is substantially flush with the upper surface 12a of the solar cell 12, as shown in FIG.
[0020]
On the other hand, the protruding peripheral edge 11c of the flat roof tile 11 has a protruding height H of approximately 1.5 mm around the center portion that protrudes most from the upper surface 12a of the solar cell 12.
The width W (shown in FIG. 2) of the protruding peripheral edge 11c is 2.5 cm. Therefore, the total width (2W) of the projecting peripheral edge 11c of the roof tiles 10 with solar cells that face each other is 5.0 cm in the superimposed installation state.
[0021]
As described above, the roof tile with solar cell 10 of the present invention has no step at the boundary between the flush edge 11b and the solar cell 12, the flow of rainwater is smooth, and dust does not adhere.
In addition, the appearance design after the installation can be improved.
[0022]
In addition, in the installed state, the total width of the protruding peripheral edge 11c that is abutted is secured to be at least 5 cm and can be walked. Therefore, the solar battery 12 is avoided during the installation work and the protruding peripheral edge 11c is placed on the protruding peripheral edge 11c. Work can be performed, workability equivalent to that of conventional roof tiles can be ensured, and work efficiency can be improved.
[0023]
In addition, even if a foot gets on the solar cell 12, most of the load is borne by the protruding peripheral edge 11c of the flat roof tile 11, so that the solar cell can be prevented from being damaged.
[0024]
Further, even if there is a step as described above, the boundary between the protruding peripheral edge 11c and the solar cell 12 coincides with the flowing direction of the rainwater, so that it is always flushed by the rainwater, so there is no fear that dust or the like adheres.
[0025]
FIG. 4 is a perspective view showing a construction example of the roof tile 10 with solar cells of the present invention.
That is, in the construction of the roof tile 10 with solar cells, the flat tile 11 is installed while the conventional flat tile 2 is installed, and the connection cords 13a and 13a between the adjacent flat tiles 11 and 11 are connected to the wiring. Then, the solar cell 12 is then fitted into the concave portion 11 a of the flat roof tile 11.
In this way, the roof tiles 10 with solar cells can be installed in sequence.
[0026]
The roof tile with solar cell 10 of the present invention is provided with a concave portion 11a in a flat tile 11 having the same specifications as the shape and size of the conventional flat tile 2, and the solar cell 12 is integrated into the concave portion 11a. As shown in FIG. 4, it can be installed by a method similar to that of the conventional flat roof tile 2, and the roof tile 10 with solar cells is placed on a part of the roof as needed. The solar energy can be used simply and inexpensively.
[0027]
【The invention's effect】
In the roof tile with solar cell according to the first aspect of the present invention, the peripheral edge in the direction perpendicular to the flow gradient direction of the flat tile is formed so that its upper surface is substantially flush with the upper surface of the solar cell, Since the peripheral edge in the direction parallel to the flow gradient direction is formed as a protruding peripheral edge with the upper surface protruding from the upper surface of the solar cell, there is no step at the boundary between the flat edge and the solar cell, and the flow of rainwater is smooth Thus, no dust is attached.
In addition, the appearance design after the installation can be improved.
[0028]
In addition, in the installed state, the total width of the protruding peripheral edges that are abutted is formed to be a walkable width, so that it is possible to work on the protruding peripheral edge while avoiding solar cells during installation work. Workability equivalent to that of tiles is ensured, and work efficiency can be improved.
Moreover, even if a foot gets on the solar cell, most of the load is borne by the protruding peripheral edge of the flat roof tile, so that the solar cell can be prevented from being damaged.
[0029]
Furthermore, even if there is a step at the boundary between the protruding peripheral edge and the solar cell, it coincides with the direction of rainwater flow, so it is always flushed by rainwater, so there is no fear of dust and the like adhering.
[0030]
In the roof tile with solar cell of the present invention according to claim 2, in the installed state, a sufficient width of 4 to 15 cm is secured for the total width of the protruding peripheral edges, so avoid the solar cell. Thus, it is possible for the worker to work on the protruding periphery without concern.
[0031]
In the roof tile with a solar cell of the present invention according to claim 3, since the protruding height from the upper surface of the solar cell of the protruding peripheral edge is 1 to 5 mm, Most of the load can be borne by the protruding peripheral edge, and damage to the solar cell can be prevented.
Moreover, since there are few steps | paragraphs with 1-5 mm, the external appearance design property of a roof is not impaired and it can be set as a good appearance.
Therefore, it is suitable as a roof tile with solar cells.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an example of a roof tile with solar cells of the present invention.
FIG. 2 is a plan view of FIG.
3 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG.
FIG. 4 is a perspective view showing a construction example of the roof tile with solar cell of the present invention.
[Explanation of symbols]
2 (Conventional) Flat roof tile 10 Roof tile with solar cell 11 Flat roof tile 11a Recess 11b Perimeter 11c Projection periphery 12 Solar cell 12a Upper surface 13 Connection cord H Projection height W Width
