JP3658053B2

JP3658053B2 - Roof visor for automobile

Info

Publication number: JP3658053B2
Application number: JP23908895A
Authority: JP
Inventors: 亨一村田
Original assignee: 村田美江
Priority date: 1995-08-23
Filing date: 1995-08-23
Publication date: 2005-06-08
Anticipated expiration: 2015-08-23
Also published as: JPH0958262A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フロントガラス側部の傾斜窓枠からルーフ側部の後部シート側にわたって設けられる自動車用のルーフバイザーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
上記のルーフバイザーは、運転手の操縦性が損なわれないように、窓枠側部の傾斜バイザー部分を透明にする必要性があることから、一般には、例えばポリカーボネイトやアクリルなどの透明の合成樹脂材によって射出成形されている。
【０００３】
一方、バイザーを取り付ける自動車のルーフ縁部の形状は、自動車メーカー毎で全く異なることは勿論であるが、同一メーカーの同一車種であっても、排気量によっては車体のサイズに関連してルーフ縁部の形状が当然に異なり、また、同一メーカーの排気量がほゞ同じの同一車種であっても、例えばワゴンタイプとセダンタイプとではルーフの形状が微妙に異なるものである。
【０００４】
即ち、全てとは言い切れないが、同一メーカーの排気量が異なる同一車種の自動車では、フロントガラス側部の傾斜窓枠を含む前部シート側のルーフ縁部の形状が互いに同じであるのに対して、後部シート側のルーフ縁部の形状が、車体のサイズに関連して形状的にも寸法的にもやゝ異なるのである。
【０００５】
また、同一メーカーの排気量がほゞ同じの同一車種であっても、ワゴンタイプとセダンタイプとでは、傾斜窓枠を含む前部シート側のルーフ縁部の形状が同じであるが、ワゴンタイプでは後部シート側のルーフ縁部の形状がほゞ直線状であり、セダンタイプではやゝカーブを描く点で微妙に異なるものである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、これらのルーフの形状に合わせて、傾斜窓枠から後部シート側にわたるルーフバイザーを射出成形するには、ルーフバイザーが余りにも長尺であるために、製造コストが非常に高くつく多数種の射出成形金型を必要とし、更には、射出成形後の冷却に伴って、ルーフバイザーが捩じれ気味になったり反り気味になったりし易い傾向があったのである。
【０００７】
また、自動車のディーラーやカーアクセサリーショップなどでは、例えばカーペットマットやスプラッシュボード、ナンバープレートベースなどにルーフバイザーを加えて、これらをナイロン袋やダンボール箱などに収納してキット販売することが多いが、これらのキット商品のうち、ルーフバイザーだけが長尺であるために、キットの梱包費や運送費が嵩んで不経済であり、しかも、キットの取り扱いに不便であるばかりでなく、キットの展示場所や保管場所を広く確保する必要があるといった問題点があった。
【０００８】
かゝる実情に鑑み、本発明は、捩じれや反りが生じ難く、しかも、射出成形金型の大幅なコストダウンが達成される上に、キット販売をする上で好適と成したルーフバイザーを提供することを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明が講じた技術的手段は、次の通りである。即ち、第１発明による自動車用のルーフバイザーは、フロントガラス側部の傾斜窓枠からルーフ側部の後部シート側にわたって設けられる自動車用のルーフバイザーであって、窓枠側部の傾斜バイザー部分にルーフ前部側のバイザー部分を一体に連ねた前部バイザーと、これとは別体のルーフ後部のバイザーと、これらの前後部のバイザーにわたる化粧カバーとから成り、かつ、前後部のバイザーの内側面に、自動車本体に対するバイザー取り付け金具を設けてあり、前記バイザー取り付け金具が、前後部のバイザーのそれぞれに一体化されて自動車本体のドリップモールに上方から係合する第１金具と、ドリップモールに下方から係合して第１金具にビス止めされる第２金具とから成り、かつ、上記のビスによって第１及び第２金具間に共締めされる連結金具を、前部バイザーの後部側のバイザー取り付け金具と、後部バイザーの前部側のバイザー取り付け金具とにわたって連結可能に備えると共に、この連結金具に前記化粧カバーをビス止めするように構成した点に特徴がある。
【００１０】
【００１１】
第２発明による自動車用のルーフバイザーにあっては、前記化粧カバーの内側面に、この化粧カバーとによって前部バイザーの後部側と後部バイザーの前部側とを差し込み保持するバイザー保持部材を設けて、化粧カバーを前後部のバイザーに預け持たせるように構成した点に特徴がある。
【００１２】
上記の第１、第２発明において、好ましくは、ルーフに対面するバイザーの耳部に、バイザー貼着用の離型紙付き両面粘着テープを設けて、自動車本体に対するバイザーの固定強度のアップを図ることであり、更には、前後部のバイザーの耳部間にシール材を設けて、雨水がバイザーの内面側に廻ることを、両面粘着テープとシール材とによって防止することである。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を例示図に基づいて説明する。図１，２は同一メーカーの排気量がほゞ同じの同一車種によるワゴンタイプとセダンタイプの自動車を示している。
【００１４】
このワゴンタイプとセダンタイプの自動車は、いずれもドアには窓枠が付設されていないタイプの自動車であって、ルーフ１は、フロントガラス２側部の傾斜窓枠３を含む前部シート側のルーフ縁部１ａの形状が互いに同じであるが、ワゴンタイプでは後部シート側のルーフ縁部１ｂの形状がほゞ直線状であるのに対して、セダンタイプでは後部シート側のルーフ縁部１ｃの形状がやゝカーブを描く点で微妙に異なるもので、これらのルーフ縁部１ａ，１ｂ、１ａ，１ｃに沿わせた形状のルーフバイザー４が、傾斜窓枠３からルーフ側部の後部シート側にわたって、自動車本体のルーフ側部におけるドリップモール５に設けられている。
【００１５】
このルーフバイザー４は、傾斜窓枠３を含む前部シート側のルーフ縁部１ａに沿う形状の前部バイザー６、即ち、窓枠側部の傾斜バイザー部分６ａにルーフ前部側のバイザー部分６ｂを一体に連ねた前部バイザー６と、これとは別体のルーフ後部のバイザー７と、これら前後部のバイザー６，７にわたる化粧カバー８の３点から成り、運転手の操縦性が損なわれないように、窓枠側部の傾斜バイザー部分６ａを透明にする必要性があることから、前後部のバイザー６，７は、例えばポリカーボネイトやアクリルなどの透明の合成樹脂材によって射出成形されている。
【００１６】
化粧カバー８は、薄肉のステンレスやアルミなどの金属製であって、図３〜図５に示すように、前後部のバイザー６，７の下部側に係合するフック部ａを設けて、化粧カバー８を前後部のバイザー６，７の外側面に被せるように形成されており、かつ、内側面の周面部には、前後部のバイザー６，７に対するカバー貼着用の離型紙付き両面粘着テープ９が設けられている。尚、この化粧カバー８を合成樹脂製にしてもよい。
【００１７】
上記の前部バイザー６は、ワゴンタイプとセダンタイプとで全く同じものであるが、ルーフ後部のバイザー７については、ワゴンタイプでは後部シート側のルーフ縁部１ｂに沿う直線形状を呈し、セダンタイプでは後部シート側のルーフ縁部１ｃに沿うカーブ形状を呈するように成形されている。
【００１８】
そして、これらのバイザー６，７の内側面には、長手方向に所定の間隔を隔ててドリップモール５に対するバイザー取り付け金具１０が設けられ、この内の前部バイザー６の後部側と後部バイザー７の前部側とに設けられるバイザー取り付け金具１０，１０を利用して、前記化粧カバー８をドリップモール５に固定するためのカバー固定手段１１が設けられている。
【００１９】
更に、バイザー６，７の耳部１２の内側面には、ルーフ１に対するバイザー貼着用の離型紙付き両面粘着テープ１３が設けられ、また、前後部のバイザー６，７の耳部１２，１２間にはシール材１４が設けられるようになっていて、このシール材１４と粘着テープ１２とによって、雨水がバイザー内面側に廻ることが防止されるようになっている。
尚、図示する例では、離型紙を剥がして、両面粘着テープ９，１３によって化粧カバー８とバイザー６，７とをルーフ１とバイザー６，７とに貼着させた状態を示しているので、離型紙を図示してはいない。
【００２０】
上記のバイザー取り付け金具１０は、ドリップモール５に上方から係合する第１金具１５と、ドリップモール５に下方から係合して第１金具１５にビスｂ止めされる第２金具１６とから成り、かつ、第１金具１５のバイザー内側面に相対峙する面板に透孔ｃを形成する一方、バイザー内側面にはリベット体ｄを突出させて、このリベット体ｄを透孔ｃに挿通させてカシメることで、第１金具１５をバイザー６，７に一体化させるようにしている。
【００２１】
カバー固定手段１１は、次のように構成されている。即ち、前部バイザー６の後部側と後部バイザー７の前部側の各バイザー取り付け金具１０，１０にわたる連結金具１７に、逆Ｔ字状の板部１８を折り曲げ連設すると共に、この板部１８の端部にねじ孔ｅを形成し、かつ、前記連結金具１７の長手方向両側にビス挿通用の長孔ｆ，ｆを形成して、この連結金具１７を、上記のビスｂによって第１及び第２金具１５，１６間に共締めするようにしている。
【００２２】
そして、化粧カバー８の前記ねじ孔ｅに臨む面部を凹入させて、この凹入部にビス孔ｈを形成し、もって、前後部のバイザー６，７をドリップモール５に取り付けるための一対のバイザー取り付け金具１０，１０を利用して、このバイザー取り付け金具１０，１０にわたる連結金具１７に化粧カバー８を機械的に固定するようにしている。
【００２３】
上記の構成によれば、例えば第１金具１５をドリップモール５の上方に係合させた状態で、バイザー耳部１２の両面粘着テープ１３をルーフ１に貼着させ、かつ、第２金具１６をドリップモール５の下方に係合させて、この第２金具１６を第１金具１５にビスｂ止めすることで、前後部のバイザー６，７が自動車本体に固定される。
【００２４】
そして、前部バイザー６の後部側と後部バイザー７の前部側のバイザー取り付け金具１０，１０によるバイザー６，７の固定に際して、これらの第１及び第２金具１５，１６間に連結金具１７を共締めし、この連結金具１７に連設の板部１８のねじ孔ｅに化粧カバー８のビス孔ｈを一致させつつ、化粧カバー８のフック部ａを前後部のバイザー６，７の下部側に係合させて、両面粘着テープ９によって化粧カバー８を前後部のバイザー６，７に貼着し、かつ、ねじ孔ｅを通してビス孔ｈにビスｉを螺着することで、前後部のバイザー６，７にわたって化粧カバー８が固定される。
【００２５】
これによって、フロントガラス側部の傾斜窓枠３からルーフ側部の後部シート側にわたる長尺のルーフバイザー４が構成されるのであって、実質的に長尺のルーフバイザー４を得る上で、前後部のバイザー６，７を射出成形する２個の金型が必要になるが、この前後部のバイザー６，７のそれぞれが短尺であることから金型の製造コストが極めて廉価となり、かつ、前後部のバイザー６，７のそれぞれが短尺故に、射出成形後の冷却に伴って、たとえ捩じれや反りが生じたとしても、その度合いは僅かなものとなる。
【００２６】
特に上記の実施例のように、同一メーカーの排気量がほゞ同じで且つ同一車種のワゴンタイプとセダンタイプの自動車を対象にする場合は、傾斜窓枠３を含む前部側のルーフ縁部１ａの形状が同じであることから、このルーフ縁部１ａに沿う形状の前部バイザー６を両タイプのルーフバイザー４に兼用することができ、従って、合計で３個の金型を用意し、かつ、化粧カバー８をも兼用することで、実質的に長尺の２種類のルーフバイザー４をコスト的に安価に提供することができる。
【００２７】
勿論、排気量が異なる同一メーカーの同一車種の自動車であっても、フロントガラス側部の傾斜窓枠を含む前部シート側のルーフ縁部の形状が互いに同じである場合は、このルーフ縁部に沿う形状の前部バイザーを兼用できることから、車体のサイズに関連して形状的に異なる後部シート側のバイザーを、その車体のサイズに合わせて複数種を用意することで、実質的に長尺のルーフバイザーをコスト的に安価に提供することができる。
【００２８】
また、上記構成のルーフバイザー４を組み立てるまでは、化粧カバー８とバイザー取り付け金具１０を含めて、前後部のバイザー６，７をコンパクトに纏め得ることから、カーペットマットなどに加えてルーフバイザー４をキット化させても、そのキットがコンパクトなものとなることから、キットの梱包費や運搬費が安く且つ展示場所や保管場所が狭くて済む上に、取り扱いも良好なものとなり、ルーフバイザー４を含めてのカーペットマットなどのキット販売の促進に寄与することができる。
【００２９】
尚、上記の構成によるルーフバイザー４においては、前後部のバイザー６，７が別体物であることから、前部バイザー６のみをドリップモール５に取り付ける形態を選ぶことが可能であり、このような形態をとった際の見栄えをよくするために、図３に示すように、前部バイザー６の後部側の下端部に丸みｊを有せしめているが、この後部側の下端部を、後部バイザー７の前部側の下端部のように角張らせてもよい。
【００３０】
図６，７にカバー固定手段１１の別実施例を示している。この実施例では、化粧カバー８を、アルミなどの金属製あるいは合成樹脂製にして、この化粧カバー８の内側面に、この化粧カバー８とによって前部バイザー６の後部側と後部バイザー７の前部側とを差し込み保持するバイザー保持部材１９を設けて、化粧カバー８を前後部のバイザー６，７に預け持たせるように構成した点に特徴を有するものである。
【００３１】
具体的には、化粧カバー８の内側面に、Ｔ字状のバイザー保持部材１９を一体に連設して、例えば前部バイザー６をドリップモール５に取り付けて後に、この前部バイザー６の後部側を化粧カバー８とバイザー保持部材１９との間に差し込むように、化粧カバー８をセットし、次いで、この化粧カバー８とバイザー保持部材１９との間に後部バイザー７の前部側を差し込むように、後部バイザー７をドリップモール５に取り付けて、化粧カバー８を前後部のバイザー６，７に預け持たせて、長尺のルーフバイザー４を構成するようにしているのである。
【００３２】
即ち、図３に示す実施例では、前部バイザー６の後部側と後部バイザー７の前部側とに設けられるバイザー取り付け金具１０，１０を利用して、これに化粧カバー８を固定させるようにしているのに対して、この実施例では、バイザー取り付け金具１０によってドリップモール５に取り付けられる前後部のバイザー６，７を利用して、これに化粧カバー８を預け持たせるようにしているもので、いずれの構造にしても、例えばバイザー取り付け金具１０の如きカバー固定手段を自動車本体に設けるに比較して、化粧カバー８をコスト的に安価に固定できる点に特徴がある。
【００３３】
尚、Ｔ字状のバイザー保持部材１９を設けることに代えて、化粧カバー８の両端側にバイザー差し込み凹部を形成しても、化粧カバー８をコスト的に安価に固定できることに変わりはない。
【００３４】
また、化粧カバー８を中空の構成にして、前後部のバイザー６，７を差し込むようにし、かつ、この化粧カバー８を専用のカバー固定手段によって自動車本体に固定したり、或いは、上記のバイザー保持部材１９を設けた化粧カバー８や、両端側にバイザー差し込み凹部を形成した化粧カバー８を、それぞれ専用のカバー固定手段で自動車本体に固定したりして、この化粧カバー８に前後部のバイザー６，７を預け持たせるようにすれば、前部バイザー６の後部側と後部バイザー７の前部側とに対するバイザー取り付け金具１０，１０を省略することが可能である。
【００３５】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による自動車用のルーフバイザーは、それぞれが短尺の前後部のバイザーと化粧カバーとから成るので、前後部のバイザーを射出成形するためには２個の金型を要するが、その金型の製造コストが安くつくことから、実質的に長尺のルーフバイザーを安価に提供することができる。
【００３６】
特に、同一メーカーの排気量が異なる同一車種の自動車や、同一メーカーの排気量がほゞ同じで且つ同一車種のワゴンタイプとセダンタイプの自動車、即ち、傾斜窓枠を含む前部側のルーフ縁部の形状が同じである自動車を対象にしてルーフバイザーを構成する場合は、上記の前部バイザーを兼用できることに加えて化粧カバーをも兼用できることから、実質的に長尺のルーフバイザーをより一層、コスト的に安価に提供することができる。
【００３７】
また、前後部のバイザーのそれぞれが短尺であることから、射出成形後の冷却に伴って、たとえ捩じれや反りが生じたとしても、その度合いは僅かで見栄えの良いものとなり、更に、カーペットマットなどに加えてルーフバイザーをキット化させても、そのキットがコンパクトに纏まることから、キットの梱包費や運搬費が安く且つ展示場所や保管場所が狭くて済む上に、取り扱いも良好なものとなり、ルーフバイザーを含めてのカーペットマットなどのキット販売の促進に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】ワゴンタイプの自動車の側面図である。
【図２】セダンタイプの自動車の側面図である。
【図３】ルーフバイザーの主要部の分解斜視図である。
【図４】バイザー取り付け金具を示すルーフバイザーの断面図である。
【図５】カバー固定手段を示すルーフバイザーの断面図である。
【図６】別実施例のカバー固定手段を示す断面図である。
【図７】図６のＡ−Ａ線断面図である。
【符号の説明】
２…フロントガラス、３…傾斜窓枠、５…ドリップモール、６…前部バイザー、６ａ…傾斜バイザー部分、６ｂ…ルーフ前部側のバイザー部分、７…後部バイザー、８…化粧カバー、１０…バイザー取り付け金具、１２…耳部、１３…両面粘着テープ、１４…シール材、１５…第１金具、１６…第２金具、１７…連結金具、１９…バイザー保持部材、ｂ，ｉ…ビス。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a roof visor for automobiles provided from an inclined window frame on a windshield side portion to a rear seat side of a roof side portion.
[0002]
[Prior art]
Since the above-mentioned roof visor needs to make the inclined visor portion on the side of the window frame transparent so that the driver's maneuverability is not impaired, generally a transparent synthetic resin such as polycarbonate or acrylic is generally used. It is injection molded by material.
[0003]
On the other hand, the shape of the roof edge of the car to which the visor is attached is of course completely different for each car manufacturer, but even for the same car model of the same manufacturer, the roof edge is related to the size of the car body depending on the displacement. Of course, the shape of the part is different, and even if the same manufacturer has the same displacement, the roof shape is slightly different between the wagon type and the sedan type, for example.
[0004]
That is, although not all, in the same vehicle type with the same manufacturer and different displacement, the shape of the roof edge on the front seat side including the inclined window frame on the windshield side is the same. On the other hand, the shape of the roof edge on the rear seat side is slightly different in terms of shape and size in relation to the size of the vehicle body.
[0005]
Also, even if the same manufacturer has the same engine displacement, the wagon type and sedan type have the same shape of the roof edge on the front seat side including the tilted window frame. Then, the shape of the roof edge on the rear seat side is almost linear, and the sedan type is slightly different in that it draws a wrinkle curve.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in order to injection-mold a roof visor that extends from the inclined window frame to the rear seat side in accordance with the shape of these roofs, the roof visor is too long, so that many kinds of manufacturing costs are very high. An injection mold is required, and furthermore, the roof visor tends to be twisted and warped easily with cooling after injection molding.
[0007]
In addition, car dealers and car accessory shops often add roof visors to carpet mats, splash boards, license plate bases, etc., and store them in nylon bags or cardboard boxes to sell kits. Of these kit products, only the roof visor is long, which increases the cost of packing and transporting the kit, which is uneconomical and inconvenient to handle the kit. There is a problem that it is necessary to secure a wide storage area.
[0008]
In view of such circumstances, the present invention provides a roof visor that is less likely to be twisted and warped, and that is capable of greatly reducing the cost of an injection mold and is suitable for selling kits. The purpose is to do.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The technical means taken by the present invention in order to achieve the above object are as follows. That is, the roof visor for automobiles according to the first invention is a roof visor for automobiles provided from the inclined window frame on the windshield side portion to the rear seat side of the roof side portion, and on the inclined visor portion on the window frame side portion. It consists of a front visor in which the visor parts on the front side of the roof are integrated, a visor on the rear of the roof, and a decorative cover that covers these visors on the front and rear sides. A visor mounting bracket for the automobile body is provided on the side surface , and the visor mounting bracket is integrated with each of the front and rear visors and engaged with the drip molding of the automobile body from above, and the drip molding A second metal fitting that engages from below and is screwed to the first metal fitting, and is shared between the first and second metal fittings by the above screw. The connecting bracket is connected to the visor mounting bracket on the rear side of the front visor and the visor mounting bracket on the front side of the rear visor, and the decorative cover is screwed to the connecting bracket. There is a feature in the point that it constituted .
[0010]
[0011]
In the roof visor for automobiles according to the second invention, a visor holding member is provided on the inner side surface of the decorative cover to insert and hold the rear side of the front visor and the front side of the rear visor with the decorative cover. The feature is that the decorative cover is configured to be held by the front and rear visors.
[0012]
In the first and second inventions described above, preferably, by providing a double-sided pressure-sensitive adhesive tape with release paper attached to the visor at the ear portion of the visor facing the roof, the fixing strength of the visor to the automobile body is increased. In addition, a sealing material is provided between the ears of the front and rear visors to prevent rainwater from traveling to the inner surface side of the visor by the double-sided adhesive tape and the sealing material.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. Figures 1 and 2 show wagon-type and sedan-type cars of the same manufacturer with the same engine displacement.
[0014]
Both of the wagon type and sedan type automobiles are automobiles in which the window frame is not attached to the door, and the roof 1 is disposed on the front seat side including the inclined window frame 3 on the side of the windshield 2. The shape of the roof edge 1a is the same as that of the roof edge 1b on the rear seat side in the wagon type, whereas the shape of the roof edge 1c on the rear seat side in the sedan type is different from the shape of the roof edge 1c on the rear seat side. The shape of the roof visor 4 along the roof edges 1a, 1b, 1a, and 1c is slightly different from the inclined window frame 3 on the rear seat side of the roof side. It is provided in the drip molding 5 on the roof side of the automobile body.
[0015]
The roof visor 4 includes a front visor 6 having a shape along the roof edge 1a on the front seat side including the inclined window frame 3, that is, the visor portion 6b on the roof front side on the inclined visor portion 6a on the window frame side portion. The front visor 6, the roof visor 7, which is separate from the visor 7, and the decorative cover 8 covering the front and rear visors 6, 7 are composed of three points. Since there is a need to make the inclined visor portion 6a on the side of the window frame transparent, the front and rear visors 6 and 7 are injection-molded with a transparent synthetic resin material such as polycarbonate or acrylic. .
[0016]
The decorative cover 8 is made of a thin metal such as stainless steel or aluminum, and is provided with a hook portion a that engages with the lower side of the front and rear visors 6 and 7 as shown in FIGS. The cover 8 is formed so as to cover the outer surfaces of the front and rear visors 6 and 7, and the inner surface is provided with a double-sided adhesive tape with release paper for attaching the cover to the front and rear visors 6 and 7. 9 is provided. The decorative cover 8 may be made of a synthetic resin.
[0017]
The front visor 6 is exactly the same for the wagon type and the sedan type, but the visor 7 at the rear of the roof has a linear shape along the roof edge 1b on the rear seat side in the wagon type. Then, it shape | molds so that the curve shape in alignment with the roof edge part 1c by the side of a rear seat may be exhibited.
[0018]
And the visor attachment metal fitting 10 with respect to the drip molding 5 is provided in the inner surface of these visors 6 and 7 at a predetermined interval in the longitudinal direction, and the rear side of the front visor 6 and the rear visor 7 in this are provided. Cover fixing means 11 for fixing the decorative cover 8 to the drip molding 5 is provided using visor mounting brackets 10, 10 provided on the front side.
[0019]
Furthermore, a double-sided pressure-sensitive adhesive tape 13 with release paper for attaching the visor to the roof 1 is provided on the inner side surface of the ears 12 of the visors 6, 7. Is provided with a sealing material 14, and the sealing material 14 and the adhesive tape 12 prevent rainwater from traveling to the inner side of the visor.
In the illustrated example, the release paper is peeled off, and the decorative cover 8 and the visors 6 and 7 are adhered to the roof 1 and the visors 6 and 7 by the double-sided adhesive tapes 9 and 13. The release paper is not shown.
[0020]
The visor mounting bracket 10 includes a first bracket 15 that engages with the drip molding 5 from above, and a second bracket 16 that engages with the drip molding 5 from below and is screwed to the first bracket 15. In addition, a through hole c is formed in the face plate facing the visor inner side surface of the first metal fitting 15, while a rivet body d is projected from the visor inner side surface, and the rivet body d is inserted through the through hole c. By caulking, the first metal fitting 15 is integrated with the visors 6 and 7.
[0021]
The cover fixing means 11 is configured as follows. That is, an inverted T-shaped plate portion 18 is bent and connected to the connecting bracket 17 extending over each of the visor mounting brackets 10 and 10 on the rear side of the front visor 6 and the front side of the rear visor 7. Screw holes e are formed at the ends of the connecting metal fittings 17, and long holes f and f for screw insertion are formed on both sides in the longitudinal direction of the connecting metal fitting 17. The second metal fittings 15 and 16 are fastened together.
[0022]
A pair of visors for attaching the front and rear visors 6 and 7 to the drip molding 5 are formed by recessing the surface portion of the decorative cover 8 facing the screw hole e and forming a screw hole h in the recessed portion. The decorative cover 8 is mechanically fixed to the connecting bracket 17 extending over the visor mounting brackets 10 and 10 by using the mounting brackets 10 and 10.
[0023]
According to the above configuration, for example, the double-sided adhesive tape 13 of the visor ear 12 is stuck to the roof 1 in a state where the first metal fitting 15 is engaged above the drip molding 5, and the second metal fitting 16 is attached to the roof 1. By engaging the second fitting 16 below the drip molding 5 and screwing the second fitting 16 to the first fitting 15, the front and rear visors 6 and 7 are fixed to the automobile body.
[0024]
When the visors 6 and 7 are fixed by the visor mounting brackets 10 and 10 on the rear side of the front visor 6 and the front side of the rear visor 7, the connecting bracket 17 is provided between the first and second brackets 15 and 16. The hook part a of the decorative cover 8 is placed on the lower side of the front and rear visors 6 and 7 while the screw holes h of the decorative cover 8 are aligned with the screw holes e of the plate part 18 provided continuously to the connecting metal member 17. And by attaching the decorative cover 8 to the front and rear visors 6 and 7 with the double-sided adhesive tape 9 and screwing the screw i into the screw hole h through the screw hole e. The decorative cover 8 is fixed over the distances 6 and 7.
[0025]
Thus, a long roof visor 4 extending from the inclined window frame 3 on the windshield side portion to the rear seat side of the roof side portion is configured, and in order to obtain a substantially long roof visor 4, Two molds for injection molding of the visors 6 and 7 are required. However, since the front and rear visors 6 and 7 are short, the manufacturing cost of the mold is extremely low, and the front and rear Since each of the visors 6 and 7 is short, even if twisting or warping occurs with cooling after injection molding, the degree thereof is slight.
[0026]
In particular, as in the above-described embodiment, when the same manufacturer's displacement is the same and the target vehicle type is a wagon type and sedan type vehicle, the roof edge on the front side including the inclined window frame 3 is used. Since the shape of 1a is the same, the front visor 6 having the shape along the roof edge 1a can be used as both types of roof visors 4, and therefore, a total of three molds are prepared, In addition, by using the decorative cover 8 also, two types of substantially long roof visors 4 can be provided at low cost.
[0027]
Of course, even in the case of the same type of car of the same manufacturer with different displacement, if the shape of the roof edge on the front seat side including the inclined window frame on the windshield side is the same, this roof edge Therefore, it is possible to use the visor on the rear seat side, which is different in shape in relation to the size of the vehicle body, by preparing multiple types of visors according to the size of the vehicle body. The roof visor can be provided at low cost.
[0028]
Further, until the roof visor 4 having the above structure is assembled, the front and rear visors 6 and 7 including the decorative cover 8 and the visor mounting bracket 10 can be compactly assembled. Even if it is made into a kit, the kit will be compact, so the packing and transportation costs of the kit are low, the display space and storage space are small, the handling is also good, and the roof visor 4 is It can contribute to promotion of kit sales such as carpet mats.
[0029]
In the roof visor 4 having the above configuration, since the front and rear visors 6 and 7 are separate bodies, it is possible to select a form in which only the front visor 6 is attached to the drip molding 5. In order to improve the appearance when taking this form, as shown in FIG. 3, the lower end portion on the rear side of the front visor 6 is rounded j, but the lower end portion on the rear side is connected to the rear portion. You may make it square like the lower end part of the front part side of the visor 7.
[0030]
FIGS. 6 and 7 show another embodiment of the cover fixing means 11. In this embodiment, the decorative cover 8 is made of a metal such as aluminum or a synthetic resin, and the rear side of the front visor 6 and the front of the rear visor 7 are formed on the inner surface of the decorative cover 8 by the decorative cover 8. It is characterized in that a visor holding member 19 that inserts and holds the part side is provided so that the decorative cover 8 is held by the front and rear visors 6 and 7.
[0031]
Specifically, a T-shaped visor holding member 19 is integrally connected to the inner side surface of the decorative cover 8, and, for example, after the front visor 6 is attached to the drip molding 5, the rear portion of the front visor 6 is provided. The decorative cover 8 is set so that the side is inserted between the decorative cover 8 and the visor holding member 19, and then the front side of the rear visor 7 is inserted between the decorative cover 8 and the visor holding member 19. In addition, the rear visor 7 is attached to the drip molding 5 and the decorative cover 8 is entrusted to the front and rear visors 6 and 7 so as to constitute the long roof visor 4.
[0032]
That is, in the embodiment shown in FIG. 3, the decorative cover 8 is fixed to the visor mounting brackets 10, 10 provided on the rear side of the front visor 6 and the front side of the rear visor 7. On the other hand, in this embodiment, the front and rear visors 6 and 7 attached to the drip molding 5 by the visor mounting bracket 10 are used so that the decorative cover 8 is deposited and held. Any structure is characterized in that the decorative cover 8 can be fixed at a low cost compared to the case where cover fixing means such as the visor mounting bracket 10 is provided in the automobile body.
[0033]
Instead of providing the T-shaped visor holding member 19, forming the visor insertion recesses on both ends of the decorative cover 8 does not change that the decorative cover 8 can be fixed at low cost.
[0034]
Further, the decorative cover 8 has a hollow structure so that the front and rear visors 6 and 7 are inserted, and the decorative cover 8 is fixed to the automobile body by a dedicated cover fixing means, or the visor holding described above is performed. The decorative cover 8 provided with the member 19 and the decorative cover 8 formed with visor insertion recesses on both ends are fixed to the vehicle body by dedicated cover fixing means, and the front and rear visors 6 are attached to the decorative cover 8. 7 can be omitted, the visor mounting brackets 10 and 10 for the rear side of the front visor 6 and the front side of the rear visor 7 can be omitted.
[0035]
【The invention's effect】
As described above, since the roof visor for automobiles according to the present invention is composed of a short front and rear visor and a decorative cover, two molds are required for injection molding the front and rear visor. However, since the manufacturing cost of the mold is low, a substantially long roof visor can be provided at low cost.
[0036]
In particular, cars of the same car model with different displacements from the same manufacturer, wagon type and sedan type cars of the same car model with the same displacement and the same car type, that is, the roof edge on the front side including the inclined window frame When a roof visor is configured for an automobile with the same shape of the part, in addition to being able to also be used as a decorative cover in addition to the above-mentioned front visor, a substantially long roof visor can be further increased. Can be provided at low cost.
[0037]
In addition, since each of the front and rear visors is short, even if twisting or warping occurs due to cooling after injection molding, the degree of the visor is slight and good-looking, and further, carpet mat etc. In addition, even if the roof visor is made into a kit, the kit is compactly packed, so the packaging cost and transportation cost of the kit are low, the display place and the storage place are small, and handling is also good, This can contribute to the promotion of kit sales such as carpet mats including roof visors.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a wagon type automobile.
FIG. 2 is a side view of a sedan type automobile.
FIG. 3 is an exploded perspective view of a main part of the roof visor.
FIG. 4 is a cross-sectional view of a roof visor showing a visor mounting bracket.
FIG. 5 is a cross-sectional view of a roof visor showing cover fixing means.
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a cover fixing means of another embodiment.
7 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
[Explanation of symbols]
2 ... windshield, 3 ... inclined window frame, 5 ... drip molding, 6 ... front visor, 6a ... inclined visor part, 6b ... visor part on the front side of the roof, 7 ... rear visor, 8 ... makeup cover, 10 ... Visor mounting bracket, 12 ... ear part, 13 ... double-sided adhesive tape, 14 ... sealing material, 15 ... first bracket, 16 ... second bracket, 17 ... coupling bracket, 19 ... visor holding member, b, i ... screw.

Claims

A roof visor for automobiles provided from the inclined window frame on the side of the windshield to the rear seat side of the roof side, before the visor portion on the front side of the roof is integrally connected to the inclined visor portion on the side of the window frame. A visor on the rear of the roof, and a decorative cover that covers the front and rear visors, and a visor mounting bracket for the vehicle body is provided on the inner side of the front and rear visors. The visor mounting bracket is integrated with each of the front and rear visors, and engages with the drip molding of the automobile body from above, and engages with the drip molding from below and is screwed to the first bracket. And a connecting bracket that is fastened together between the first and second brackets by the above-described screws. And over the mounting bracket, with provided so as to be connected over the front side of the visor mounting bracket of the rear visor, roof visor for a motor vehicle, characterized in that the decorative cover to the connecting fitting is arranged to screws .

Wherein the inner surface of the decorative cover, this by the decorative cover provided rear side and the front side and the insertion visor holding member for holding the rear visor of the front visor, Ru was deposited to have a decorative cover to the visor of the front and rear The roof visor for automobiles according to claim 1 configured as described above.

The roof visor for automobiles according to claim 1 or 2 , wherein a double-sided pressure-sensitive adhesive tape with release paper attached to a visor is provided at an ear portion facing the roof of the front and rear visors.

The roof visor for automobiles according to claim 3 , wherein a sealing material is provided between the ears of the front and rear visors.