JP3655344B2 - Color display device - Google Patents
Color display device Download PDFInfo
- Publication number
- JP3655344B2 JP3655344B2 JP8201095A JP8201095A JP3655344B2 JP 3655344 B2 JP3655344 B2 JP 3655344B2 JP 8201095 A JP8201095 A JP 8201095A JP 8201095 A JP8201095 A JP 8201095A JP 3655344 B2 JP3655344 B2 JP 3655344B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulse
- frame period
- braking
- frame
- braking pulse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、複数色に塗り分けた色表示体をドットマトリックス上に配置し、モータで回転、停止させて所望の色を見せることにより映像を表示する色表示装置であって、文字情報、カラー静止画から動画までの映像情報が表示可能であり、広告表示装置、壁面映像表示装置等の分野で使用するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、先に色表示体のモータを駆動するパルス方式として、特開平5−297812号、特開平5−303338号により、モータの駆動パルスを、加速パルスと制動パルス、又は加速パルスと減速パルスと制動パルスによって構成する方式を提案したが、これらの方式では、動画面から静止画面に移行する場合にも制動パルスの波形は同じ波形が使用されていた。つまり、駆動パルスは、1フレーム期間内にすべて終わるように構成され、誤動作により、ドット欠陥を生じた場合、同じ表示色が2フレーム以上続くと、ドット欠陥が残留してしまうが、駆動パルスには、これを防止する作用は与えられていなかった。その結果、動画面の最後のフレーム期間において、夫々のドットの状態が静止画面として表示され、その画面にドット欠陥が存在すると、静止画面が続く限り、そのドット欠陥を表示してしまうという欠点があった。
【0003】
また、特開平5−297811号では、画面を構成しているぞれぞれの色表示素子、つまりドット毎に現在のフレームで伝送されてきた表示色データと、その前のフレームの表示色データを比較し、異なっていれば上記モータの駆動を行って新画面を表示し、同一であれば駆動しない方式が提案されている。しかし、該提案の方式では、表示色の変わらないモータには、駆動パルスを与えず省電力の効果がある一方、同一の表示色であれば駆動しないということは、万一ドット欠陥が発生した時に、ドット欠陥の状態が継続することになり不都合を生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一般に静止画は、同一の画面が連続的に表示されているため、動画面では気にならない画面上のドット欠陥が目立ち、一旦、ドット欠陥が表示されてしまうと、次に色が切り替わって、新しい画像になるまでいつまでもその状態を表示しているという問題があった。一方、モータの特性により製造過程による多少のばらつきが存在し、例えば、全画面のドットに対し、少しのドット欠陥もでないようにするには、必要以上に長い期間、制動パルスを与えねばならず、素早いフレーム切り替えの点で問題があった。本発明では、動画のフレーム速度を落とさないで、静止画のドット欠陥を少なくする手段を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、色表示素子を回転させる時、動画面で使用する駆動パルスの一部である制動パルスの期間を延長したり、再発生させたり、形状を変えたりして、ドット欠陥が静止画に持ち込まれるのを最小限に抑える工夫がなされている。ここでいう動画面および静止画面とは、画面を構成するドットの夫々の色が、次のフレーム期間で変化する場合、あるいは変化しない場合を意味し、本実施例では、第1フレーム期間の表示色データと第2フレーム期間の表示色データが同じ場合、第2フレームの期間、または第1フレーム期間から表示色データが変化せず数フレーム続いた場合、任意のフレーム期間を示す第nフレームの期間まで、第1フレームの期間と同極性の制動パルスを延長、または再発生させ、そのドットの動作安定を計っている。
【0006】
【実施例】
図6は、従来の色表示装置における色表示素子の分解斜視図である。本実施例で用いる色表示素子は、特開平5−297812号、特開平5−303338号で用いられているものと同じである。磁性材料の地板111に圧入されている4本のヨーク112は、それぞれにコイル117、118、119、120が巻かれており、互いに向き合っているコイル117と118、119と120が直列に接続されて2組のコイル群をなしており、コイル端子121と122、123と124にそれぞれ駆動パルスを印加して色表示体128を回転させる。各ヨーク112の上端には、それぞれステータ113が結合され、中心に磁石116が配置されている。磁石ギャップ114はステータ113と磁石116の隙間であり、ステータギャップ115はステータ113相互の隙間で4箇所ある。回転軸125に磁石116が固定されており、回転軸125の上端は、ステータ枠126の軸受け穴127を通って突き出しており、回転軸125の上端を色表示体128の上部端面の中心穴129に押し込むことにより、回転軸125と色表示体128が結合されている。回転軸125の下端は、地板111に設けた軸穴で回転自在に支持されている。色表示体128の円筒面は、円筒軸に平行に例えば4色に塗り分けられており、磁石116と一体に回転するので、横から見れば4色に切り替わる。ステータ枠126は、4個のステータ113を位置決めして保持するプラスチック枠で、図6では分かり易くするため、ステータ枠126と色表示体128を上方に持ち上げて描いてあるが、組み立てられた状態では、ステータ枠126は、ステータ113を覆っており、磁石116はステータ枠126のすぐ下にあり、ステータ枠126や、ヨーク112にコイル117〜120を巻いた電磁石部は、色表示体128の内部に納まってモータを構成している。
【0007】
図7は、図6のモータを駆動する従来の駆動パルスの波形図である。この駆動パルスは、加速パルス10、減速パルス12、制動パルス30で構成されている。図中のレベルH、Lはコイル電流の向きを指示し、レベルZはコイル電流を流さないことを意味する。この駆動パルスは、動画の時のみ使用され、静止画の場合は、使用されない。加速パルス10は、図6の磁石116を例えば、開始位置Aから停止位置Bまで回転させるための電圧波形で、前記2組のコイルに印加される。減速パルス12は、磁石116が開始位置Aから停止位置Bに回転している際、開始位置Aに引き戻すように加えられる電圧波形で、磁石116および色表示体128に加速パルス10によって加えられた慣性力を取り去る働きを有する。従って磁石116が停止位置Bに到達した時には、色表示体128の慣性力は、ほぼゼロになっている。制動パルス30は、磁石116が停止位置Bに停止できるように加えられる電圧波形で、この制動パルス30によって磁石116は安定点で停止する。しかし、モータの製造ばらつきによって慣性力を完全に取り去ることができないため、停止位置Bでは実際上、制動パルス30を加えても減衰振動の形で磁石116は停止する。
【0008】
図8は、図6の色表示素子の磁石とステータの動作説明図である。図8(A)では、磁石116の周囲の4つのステータ113a、113b、113c、113dのうち、ステータ113a、113bがS極、ステータ113c、113dがN極となるように励磁することにより、図示された位置に磁石116が停止して安定状態を保っている。図8(B)は、図8(A)の磁石116を反時計回りに90°回転させた時の図で、ステータ113b、113cがS極、ステータ113a、113dがN極となるように励磁することによって、磁石116が反時計回りに90°回転した位置で停止する。
【0009】
図8(A)から反時計回りに90°回転して図8(B)の位置で停止させるために、コイルを図7の駆動パルスで励磁した時の回転状態を説明する。図7の加速パルス10によって、ステータ113a〜113dが図8(B)の如く励磁されると、磁石116のN極は位置131から位置133へ向かって回転を始める。次に図7の減速パルス12によって、ステータ113a〜113dが図8(A)の如く励磁されることにより磁石116は減速されながら図8(B)の位置133に達し、なお慣性力によって位置134のあたりまで回り込む。次に図7の制動パルス30によって、再びステータ113a〜113dが図8(B)の如く励磁されることにより磁石116は制動されて位置133を中心に位置132、134′、132′と減衰振動して位置133で停止する。上記減衰振動が終了する前に図7の制動パルス30が終了していると、磁石116が正規の停止点以外の場所で停止してドット欠陥を表示してしまう場合があり、たまたま静止画状態になると、大型表示装置の多数のドットの内のいくつかのドットが、静止画面の時、引き続きドット欠陥として残ってしまう。
【0010】
図1は、本発明の駆動パルスの波形図である。図1のレベルH、Lは、コイル電流の向きを示し、レベルZはコイル電流を流さない状態を示す。この駆動パルスは、第1フレーム期間で色が切り替わってから色が変化しないフレームが続く時のドット欠陥を防止するパルスである。第1フレーム期間は、加速パルス10、減速パルス12、第1の制動パルス14で構成されており、図7の駆動パルスと同じ駆動パルスである。第2フレーム期間は、第1の制動パルス14が延長された形で第2の制動パルス16が構成され、前記の減衰振動が完全に終了するまで制動を行うことができる。第2の制動パルス16は、モータの製造ばらつきに応じて任意の期間(フレーム期間の途中まででも可能)に設定することができるが、図1では、第2フレーム期間の終了までを例示してある。テレビ画像の場合は、1フレームの期間が30ミリ秒に設定されており、図1の第2の制動パルス16により減衰振動が終了するまで印加してやれば、テレビ画像と同じ速さの動画表示も可能になる。
【0011】
また、図1の第2の制動パルス16を延長する方式は、第2フレーム期間が動画であれば、当然、適用できない。つまり第1フレーム期間で表示色が切り替わり、第2フレーム期間では、静止画状態になる時のみ適用でき、前述の如く、静止画に生じたドット欠陥をいつまでも修正できないという不都合を解消することができる。表示色データが2フレーム期間以上同じになることがない。つまり、動画フレーム期間が連続して表示されている時は、途中でドット欠陥が生じてもほとんど目立つことはないので対象外である。
【0012】
上記第2フレーム期間で第2の制動パルス16を利用できるかできないかを判定するために、動画または静止画であるのかどうかの検出が必要である。本出願人は、該検出手段について特開平5−297811号によって提案しており、その方式として同じ位置のドットの第1フレームの表示色データと第2フレームの表示色データとを比較し、両方が同じであればモータの回転命令を出さず、第2フレームは静止ドットとして消費電力の節約を行う手段を開示してある。この方式を使用することにより本発明の第2フレーム期間が動画であるか、静止画であるかを知ることは容易である。
【0013】
色表示体の大きさは、大、小いろいろあるが、大きい色表示体で動画を表示する場合は、色表示体が大きくなった分重さも増しているため、減衰振動の期間も増える傾向があり、小さい色表示体を回転させる駆動パルスの期間と同じでは、ドット欠陥を生じやすい。つまり、駆動パルスの期間を長くする必要がある。駆動パルスは、色表示体の大きさによって回転させるのに必要な期間が決まり、図1の場合は、回転させるのに必要な期間の駆動パルスと動画の1枚の画像を表示する期間である1フレーム期間が同じ期間になっている。もし色表示体の大きさを変えずに動画の表示速度を落とすとすると、画像1枚を表示する1フレーム期間は長くなるが、駆動パルスの期間は、上記の如く表示体の大きさによって決まっているので、1フレーム期間よりも速く終了させることが可能である。このような場合では、わざわざ第2フレーム以後に延長して制動パルスを加えなくても、次の色に切り替わるまでの期間、つまり1フレーム期間の終了までの期間が空いているのだから、その期間、制動パルスを延長すればよく、図1の第2フレーム期間を利用する必要はない。しかし、安全のために制動パルスを延長して減衰振動を吸収する手段は、同様に利用可能である。
【0014】
図2は、本発明の他の実施例を示した制動パルスの波形図である。上記の如く、第2フレーム期間以後が動画であれば、当然、本方式は適用できない。図2の第2のフレーム期間と第3のフレーム期間の途中までの期間は、第1フレーム期間の第1の制動パルス14の電圧波形より低い電圧の波形である第2の制動パルス18によって構成されている。第2フレーム期間では、図8(B)で説明した如く、第1フレーム期間により、減衰振動はかなり吸収されているため、第2フレーム期間では、第1の制動パルス16と同じだけの電圧は不要である。したがって、第2フレーム期間では、低消費電力の効果を高めるため、第1の制動パルス14より電圧を低くした第2の制動パルス18にしてある。第3フレーム期間にまたがっても静止画期間であれば問題はない。第2の制動パルス18は、第1の制動パルス14の電圧波形より低く、制動効果が十分な範囲内であれば、任意に設定できる。また、図2の第2の制動パルス18以外で、第2フレーム期間の低消費電力の効果を高める方法としては、制動電圧を間欠的にかけるチョッパー方式の制動パルスでも同様の効果を得られる。上記の夫々の手段は、本装置に使用する電源の容量を小さくできるという効果がある。
【0015】
図3は、本発明のさらに他の実施例を示した駆動パルスの波形図である。図3では、表示色を切り替えたフレーム期間を第1フレーム期間として、以後同じ表示色が相当の期間続く場合、第2の制動パルスを加え始めるフレーム期間を第nフレーム期間として、その間は、停止区間20としてある。第1フレーム期間の駆動パルスは図1の電圧波形と同じである。第1フレーム期間の後、すぐ第2フレーム期間で第1の制動パルス14と同極性の第2の制動パルス22を加えてもよいが、図3のようにnフレーム後に第2の制動パルス22を加えても、同様の効果を得ることができる。停止区間20の期間は、第2の制動パルス22を加えるまでの期間を表しており、必要に応じて、任意に設定することができる。第2の制動パルス22の期間は、第nフレーム、第n+1フレーム期間にまたがる場合が例示されているが、1フレーム以内でも効果はある。しかし、ドット欠陥の表示色は特定できないため、通常第2の制動パルス22の期間は長めにとり、ドット欠陥の表示色を正しい表示色に変えられるような期間に設定してやればよい。また、第2の制動パルス22を加えれば、ほとんどのドット欠陥をなくすことができるとしても、更に安全のためには、第3の制動パルス24を加えたり、図示されていない第3の制動パルス24以後の複数の制動パルスを定期的に加えるのも、ドット欠陥に対して効果がある。これらは、第2の制動パルス22と同様に、停止区間20、23の後に自動的または操作指令によって加えていくもので、確実にドット欠陥をなくすことができる。
【0016】
図4は、図1の駆動パルスを発生するタイミング波形図である。ここでは、表示色データを添えて説明する。図示の如く、各フレーム期間は、表示色データをモータの回転によって表示色として表す駆動信号(DR)で始まる。第1フレーム期間で駆動信号(DR)により、表示色データを判別し、青色と判別されると、図示の駆動パルスでコイルを励磁して青色を表示する。ただし第1フレーム期間の一つ前のフレーム期間で、表示色は青色でなかったものと仮定しておく。第2フレーム期間で次の表示色データが白色と判別されると、図示の駆動パルスでコイルを励磁して白色を表示する。次に第3フレーム期間で、次の表示色データが白色と判別されると、第3フレーム期間でモータの回転は行われず、静止画となる。第3フレーム期間は、第2フレーム期間の表示色データと同じであるから、前述のドット欠陥を防止するためには、図示の如く、第2フレーム期間の駆動パルスを第3フレーム期間に延長すればよい。第4フレーム期間で、再び表示色データを判別し、また白色、つまり静止画と判別されてもドット欠陥が第3フレーム期間で消滅していれば、駆動パルスの再延長は不要である。制動パルスを延長させる方式は種々考えられるが、ここでは図1の駆動パルスを実施例として用いている。次に第5フレーム期間で、表示色データが赤色と判別されると、白色から赤色にモータを回転させるため、図示した別の駆動パルスを発生させ赤色を表示させる。
【0017】
実際の色表示体の動作においては、何色から何色に変化させるのかによって、駆動パルスというのは、1フレーム期間内の加速パルス、減速パルス、制動パルス等のパルス構成、および時間的配分は変化せずに、コイルに励磁する極性が反転したりするのだが、図1、図2、図3、図4、図7の各図においては、説明を簡単にするため駆動パルスを模式的に表している。
【0018】
図5は、図1、図2、図3、図7の駆動パルスを発生する回路のブロック図である。図7の従来の駆動パルスを発生する回路について説明する。図示されていない信号源より表示色データが与えられ、色表示体の回転始動を指示する駆動信号(DR)によって、新しい表示色データが新データラッチ50に、前回の表示色データが旧データラッチ52にラッチされ、それに基づいてモータの回転がおこり、前記の新しい表示色データが表示される。次にまた駆動信号(DR)が伝送されると、該新データラッチ50にラッチされていた表示色データが前回の表示色データとなって旧データラッチ52にラッチされ、次の新しい表示色データは新データラッチ50にラッチされる。前回の表示色データと異なる新しい表示色データがラッチされた時点が、図7の波形の始動点である。次に新データラッチ50、旧データラッチ52にラッチされた表示色データは、駆動波形発生回路54に伝送される。駆動波形発生回路54では、新データラッチ50、旧データラッチ52の表示色データに基づいて、表示色変化を判別し、図示されていない信号源から伝送されてくる駆動クロック(CP)を用いて、コイルに印加するための駆動パルスを生成して、駆動回路56に伝送する。駆動回路56で、前記駆動パルスをモータ57のコイルに印加して、表示体を回転させる。駆動波形発生回路54では、新データラッチ50と旧データラッチ52の表示色データに変化がない時には、駆動パルスは不要であるから、前記の如く、生成されない。駆動信号(DR)は、各フレームの始動点にあり、新旧データのラッチ切り替え、フレーム数のカウントアップ等を行いながら、同じフレーム期間で駆動波形を発生させて、新データラッチ50の内容をモータ57に表示させる。
【0019】
本発明の図1の駆動パルスを発生する回路について説明する。第1フレーム期間の駆動パルスをコイルに印加するまでは、上記の図7の従来の駆動パルスと同じである。次の駆動信号(DR)が伝送されると、新データラッチ50の表示色データを旧データラッチ52に伝送し、新しい表示色データを新データラッチ50にラッチする。新データラッチ50と旧データラッチ52の表示色データは比較回路58に伝送される。図5の回路では、図1、図2、図3の各駆動パルスを生成できるように構成してあるので、パルス設定60でどの駆動パルスを用いるのかを設定している。パルス設定60は、図1の駆動パルスが設定されているとする。比較回路58で新データラッチ50と旧データラッチ52の表示色データが比較され、一致していると、一致信号が第2制動パルス発生回路62に伝送される。第2制動パルス発生回路62では、任意に設定できる第2の制動パルスの期間が設定されており、信号源からの駆動クロック(CP)の計数で設定される期間中、駆動波形発生回路54に第2の制動パルスを伝送する。つまり、第2制動パルス発生回路62は、新データラッチ50の表示色データより第2の制動パルスの極性を判断し、第1フレーム期間の制動パルスを継続して延長する波形が駆動波形発生回路54によって生成されて駆動回路56に伝送され、モータ57を回転させている。
【0020】
次に本発明の図2の駆動パルスを発生する回路について説明する。第1フレーム期間の駆動パルスをコイルに印加するまでは、上記の図7の従来の駆動パルスと同じである。次の駆動信号(DR)が伝送されると、新データラッチ50の表示色データが旧データラッチ52に移り、新しい表示色データが新データラッチ50にラッチされる。パルス設定60により、図2の駆動パルスが設定されているとすると、比較回路58に新データラッチ50と旧データラッチ52の表示色データが伝送され、一致すれば、その一致信号は、第2制動パルス発生回路62に伝送される。第2制動パルス発生回路62では、前記の図1の時と同様に、新データラッチ50の表示色データと同極性の第2の制動パルス18が発生して、駆動波形発生回路54に伝送され、第2の制動パルス18が、前回に生成された駆動パルスの一部、つまり第1フレーム期間の第1の制動パルス14を継続して延長する波形で生成され、駆動回路56に伝送される。また、第2制動パルス発生回路62で生成された第2の制動パルス18の期間を、電圧切換信号として電圧切換回路64に伝送する。駆動回路56で第2の制動パルス18をコイルに印加する時に、電圧切換回路64で、前記の第2制動パルス発生回路62からの電圧切換信号により、電圧を通常の6Vより低い3Vにして、駆動回路56に送ることにより、3Vの電圧がコイルに印加される。
【0021】
次に本発明の図3の駆動パルスを発生する回路について説明する。第1フレーム期間の駆動パルスをコイルに印加するまでは、上記の図7の従来の駆動パルスと同じである。次の駆動信号(DR)が伝送されると、新データラッチ50の表示色データが旧データラッチ52に移り、新しい表示色データが、新データラッチ50にラッチされる。パルス設定60により、図3の駆動パルスが設定されているとすると、比較回路58に新データラッチ50と旧データラッチ52の表示色データが伝送され、一致すれば、その一致信号はフレームカウンタ66に伝送される。フレームカウンタ66には、第2の制動パルス22を発生させる第nフレーム、および、第3の制動パルス24を発生させる第n+nフレームまでのカウンタがあり、前記の一致信号により、駆動信号(DR)をカウントして図3の停止区間20を生成する。設定されたカウントが終了すると、その出力は、第2制動パルス発生回路62に伝送される。第2制動パルス発生回路62では、前記の如く、任意に設定できる第2の制動パルス22の期間が設定されており、停止区間に続いて、信号源からの駆動クロック(CP)の計数で設定される期間中、駆動波形発生回路54に伝送され、第2制動パルス発生回路62で生成された第2の制動パルス22が、前回に生成された駆動パルスの一部、つまり第1フレーム期間の制動パルスと同じ極性の波形が生成されて、駆動回路56に伝送され、モータ57に印加され、ドット欠陥を生じているドットが正規の色を表示する。
【0022】
また、第2の制動パルス22だけでなく、第3の制動パルス24もフレームカウンタ66を再利用して、第2の制動パルスと同様な手段で生成するのは容易である。上記の制動パルスを自動的または操作指令によって何回でも繰り返すことにより、確実にドット欠陥をなくすことが可能である。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、モータの駆動パルスを一部変化させるだけで静止画期間中のドット欠陥をほぼ完全に取り去ることができる。また、フレームの速度は低下せず、使用電源の容量も増加しないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の駆動パルスの波形図である。
【図2】本発明の他の実施例を示した駆動パルスの波形図である。
【図3】本発明のさらに他の実施例を示した駆動パルスの波形図である。
【図4】図1の駆動パルスを発生するタイミング波形図である。
【図5】図1、図2、図3、図7の駆動パルスを発生する回路のブロック図である。
【図6】図6は、従来の色表示装置における色表示素子の分解斜視図である。
【図7】図7は、図6のモータを駆動する従来の駆動パルスの波形図である。
【図8】図8は、図6の色表示素子の磁石とステータの動作説明図である。
【符号の説明】
112 ヨーク
113a〜d ステータ
116 磁石
117〜120 コイル
128 色表示体
10 加速パルス
12 減速パルス
14 第1の制動パルス
16、18、22 第2の制動パルス
20、23 停止区間
24 第3の制動パルス[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a color display device that displays a desired color by arranging a color display body, which is divided into a plurality of colors, on a dot matrix, and rotating and stopping it with a motor. The present invention relates to information that can display video information from a still image to a moving image and that is used in the fields of advertisement display devices, wall surface video display devices, and the like.
[0002]
[Prior art]
As a pulse method for driving the color display motor, the applicant of the present invention has disclosed a motor driving pulse as an acceleration pulse and a braking pulse, or an acceleration pulse according to Japanese Patent Application Laid-Open Nos. 5-297812 and 5-303338. Although a method comprising a deceleration pulse and a braking pulse has been proposed, the same waveform is used for the braking pulse when moving from the moving image screen to the still screen. In other words, the drive pulse is configured to finish all within one frame period. When a dot defect occurs due to a malfunction, the dot defect remains if the same display color continues for two or more frames. The effect of preventing this was not given. As a result, in the last frame period of the moving image plane, the state of each dot is displayed as a still screen, and if there is a dot defect on that screen, the dot defect will be displayed as long as the still screen continues. there were.
[0003]
In Japanese Patent Laid-Open No. 5-297811, each color display element constituting the screen, that is, display color data transmitted in the current frame for each dot and display color data of the previous frame are displayed. If the two are different, the above motor is driven and a new screen is displayed. However, in the proposed method, a motor that does not change the display color has a power-saving effect without giving a drive pulse, while it does not drive with the same display color. At times, the state of dot defects continues, causing inconvenience.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In general, since the same screen is displayed continuously for still images, dot defects on the screen that do not bother you on the video screen stand out, and once the dot defects are displayed, the color changes, There was a problem that the state was displayed indefinitely until it became a new image. On the other hand, there are some variations due to the manufacturing process due to the characteristics of the motor. For example, in order to avoid any dot defects on the entire screen, braking pulses must be applied for a longer period than necessary. There was a problem in terms of quick frame switching. The present invention provides means for reducing dot defects in a still image without reducing the frame speed of the moving image.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In the present invention, when the color display element is rotated, the period of the braking pulse which is a part of the driving pulse used on the moving image plane is extended, regenerated, or changed in shape, so that the dot defect is stationary. The device is designed to minimize the amount of images brought into the picture. The moving image plane and the still screen here mean a case where the color of each dot constituting the screen changes or does not change in the next frame period. In this embodiment, the display of the first frame period is performed. When the color data and the display color data of the second frame period are the same, when the display color data does not change from the period of the second frame or the first frame period and several frames continue, the nth frame indicating an arbitrary frame period Until the period, the braking pulse having the same polarity as that of the period of the first frame is extended or regenerated to measure the operation stability of the dot.
[0006]
【Example】
FIG. 6 is an exploded perspective view of a color display element in a conventional color display device. The color display elements used in this embodiment are the same as those used in Japanese Patent Application Laid-Open Nos. 5-297812 and 5-303338. The four yokes 112 press-fitted into the magnetic material base plate 111 are wound with coils 117, 118, 119, and 120, respectively. The coils 117, 118, 119, and 120 facing each other are connected in series. Thus, two sets of coils are formed, and the color display body 128 is rotated by applying drive pulses to the
[0007]
FIG. 7 is a waveform diagram of a conventional drive pulse for driving the motor of FIG. This drive pulse is composed of an acceleration pulse 10, a deceleration pulse 12, and a braking pulse 30. Levels H and L in the figure indicate the direction of the coil current, and level Z means that no coil current flows. This drive pulse is used only for moving images and is not used for still images. The acceleration pulse 10 is a voltage waveform for rotating the magnet 116 in FIG. 6 from the start position A to the stop position B, for example, and is applied to the two sets of coils. The deceleration pulse 12 is a voltage waveform applied so as to be pulled back to the start position A when the magnet 116 rotates from the start position A to the stop position B, and is applied to the magnet 116 and the color display 128 by the acceleration pulse 10. Has the function of removing the inertial force. Therefore, when the magnet 116 reaches the stop position B, the inertial force of the color display body 128 is almost zero. The braking pulse 30 is a voltage waveform applied so that the magnet 116 can stop at the stop position B. The braking pulse 30 stops the magnet 116 at a stable point. However, since the inertial force cannot be completely removed due to the manufacturing variation of the motor, the magnet 116 actually stops at the stop position B in the form of damped vibration even when the braking pulse 30 is applied.
[0008]
FIG. 8 is an explanatory view of the operation of the magnet and the stator of the color display element of FIG. In FIG. 8A, among the four
[0009]
A rotation state when the coil is excited by the drive pulse of FIG. 7 in order to rotate 90 ° counterclockwise from FIG. 8A and stop at the position of FIG. 8B will be described. When the stators 113 a to 113 d are excited as shown in FIG. 8B by the acceleration pulse 10 of FIG. 7, the N pole of the magnet 116 starts to rotate from the
[0010]
FIG. 1 is a waveform diagram of a drive pulse according to the present invention. Levels H and L in FIG. 1 indicate the direction of the coil current, and level Z indicates a state in which no coil current flows. This drive pulse is a pulse for preventing a dot defect when a frame in which the color does not change is continued after the color is switched in the first frame period. The first frame period includes an acceleration pulse 10, a deceleration pulse 12, and a first braking pulse 14, and is the same drive pulse as the drive pulse in FIG. In the second frame period, the second braking pulse 16 is formed by extending the first braking pulse 14, and braking can be performed until the above-described damped oscillation is completely completed. The second braking pulse 16 can be set to an arbitrary period (possible up to the middle of the frame period) according to the manufacturing variation of the motor, but FIG. 1 illustrates the end of the second frame period as an example. is there. In the case of a television image, the period of one frame is set to 30 milliseconds, and if it is applied until the damped vibration is terminated by the second braking pulse 16 in FIG. 1, a moving image display at the same speed as the television image is also possible. It becomes possible.
[0011]
Further, the method of extending the second braking pulse 16 in FIG. 1 is naturally not applicable if the second frame period is a moving image. That is, the display color is switched in the first frame period, and can be applied only in the second frame period when the still image state is entered. As described above, the inconvenience that the dot defect generated in the still image cannot be corrected indefinitely can be solved. . The display color data will not be the same for more than two frame periods. That is, when the moving image frame period is continuously displayed, even if a dot defect occurs in the middle, it is hardly noticeable, so it is out of scope.
[0012]
In order to determine whether or not the second braking pulse 16 can be used in the second frame period, it is necessary to detect whether it is a moving image or a still image. The present applicant has proposed the detection means in Japanese Patent Laid-Open No. 5-297811, and as a method, the display color data of the first frame and the display color data of the second frame of the dot at the same position are compared. If the two are the same, the motor rotation command is not issued, and the second frame is disclosed as means for saving power consumption as a stationary dot. By using this method, it is easy to know whether the second frame period of the present invention is a moving image or a still image.
[0013]
The size of the color display body is large and small. However, when displaying a video with a large color display body, the weight of the color display body increases, so the period of damped vibration tends to increase. In the same period as the driving pulse for rotating the small color display, dot defects are likely to occur. That is, it is necessary to lengthen the drive pulse period. The drive pulse has a period required for rotation depending on the size of the color display body. In the case of FIG. 1, the drive pulse for the period required for rotation and a single image of a moving image are displayed. One frame period is the same period. If the display speed of the moving image is reduced without changing the size of the color display body, one frame period for displaying one image becomes longer, but the drive pulse period is determined by the size of the display body as described above. Therefore, it is possible to finish faster than one frame period. In such a case, the period until switching to the next color, that is, the period until the end of one frame period is vacant without bothering after the second frame and applying a braking pulse. The braking pulse may be extended and it is not necessary to use the second frame period of FIG. However, means for extending the braking pulse and absorbing the damped vibration can be used as well for safety.
[0014]
FIG. 2 is a waveform diagram of a braking pulse showing another embodiment of the present invention. As described above, this method is naturally not applicable if the second frame period or later is a moving image. The period until the middle of the second frame period and the third frame period in FIG. 2 is constituted by the second braking pulse 18 having a voltage waveform lower than the voltage waveform of the first braking pulse 14 in the first frame period. Has been. In the second frame period, as described with reference to FIG. 8B, the damping vibration is considerably absorbed by the first frame period. Therefore, in the second frame period, the same voltage as the first braking pulse 16 is It is unnecessary. Therefore, in the second frame period, the second braking pulse 18 having a voltage lower than that of the first braking pulse 14 is used in order to enhance the effect of low power consumption. There is no problem even if it extends over the third frame period as long as it is a still image period. The second braking pulse 18 can be arbitrarily set as long as it is lower than the voltage waveform of the first braking pulse 14 and the braking effect is within a sufficient range. In addition to the second braking pulse 18 of FIG. 2, as a method for enhancing the effect of low power consumption in the second frame period, the same effect can be obtained with a chopper-type braking pulse in which a braking voltage is intermittently applied. Each of the above-described means has an effect that the capacity of the power source used in this apparatus can be reduced.
[0015]
FIG. 3 is a waveform diagram of drive pulses showing still another embodiment of the present invention. In FIG. 3, the frame period in which the display color is switched is defined as the first frame period, and when the same display color continues for a considerable period thereafter, the frame period in which the second braking pulse starts to be applied is defined as the nth frame period. It is as section 20. The driving pulse in the first frame period is the same as the voltage waveform in FIG. The second braking pulse 22 having the same polarity as the first braking pulse 14 may be applied immediately after the first frame period in the second frame period. However, the second braking pulse 22 is added after n frames as shown in FIG. Even if is added, the same effect can be obtained. The period of the stop section 20 represents a period until the second braking pulse 22 is applied, and can be arbitrarily set as necessary. The case where the period of the second braking pulse 22 extends over the n-th frame and the (n + 1) -th frame period is exemplified, but the effect can be obtained even within one frame. However, since the display color of the dot defect cannot be specified, the period of the second braking pulse 22 is usually set to a long period so that the display color of the dot defect can be changed to the correct display color. Moreover, even if most of the dot defects can be eliminated by adding the second braking pulse 22, for the sake of safety, a third braking pulse 24 or a third braking pulse (not shown) may be added. Periodic application of a plurality of braking pulses after 24 is also effective for dot defects. Similar to the second braking pulse 22, these are added automatically or by an operation command after the stop sections 20 and 23, and dot defects can be reliably eliminated.
[0016]
FIG. 4 is a timing waveform diagram for generating the drive pulse of FIG. Here, description will be given with display color data. As shown, each frame period begins with a drive signal (DR) that represents display color data as a display color by rotation of the motor. In the first frame period, the display color data is determined by the drive signal (DR). When the display color data is determined to be blue, the coil is excited by the illustrated drive pulse to display blue. However, it is assumed that the display color was not blue in the previous frame period of the first frame period. When the next display color data is determined to be white in the second frame period, the coil is excited by the illustrated driving pulse to display white. Next, when the next display color data is determined to be white in the third frame period, the motor is not rotated in the third frame period, and a still image is obtained. Since the third frame period is the same as the display color data of the second frame period, the drive pulse of the second frame period is extended to the third frame period as shown in FIG. That's fine. The display color data is determined again in the fourth frame period, and if the dot defect disappears in the third frame period even if it is determined to be white, that is, a still image, it is not necessary to extend the drive pulse again. Various methods of extending the braking pulse are conceivable. Here, the driving pulse of FIG. 1 is used as an embodiment. Next, when the display color data is determined to be red in the fifth frame period, another driving pulse shown in the figure is generated to display red in order to rotate the motor from white to red.
[0017]
In the actual operation of the color display body, the drive pulse is a pulse configuration such as an acceleration pulse, a deceleration pulse, a braking pulse, etc. within one frame period, and the time distribution depends on what color is changed from what color. The polarity to be excited in the coil is reversed without changing, but in each of FIGS. 1, 2, 3, 4, and 7, the drive pulse is schematically shown in order to simplify the explanation. Represents.
[0018]
FIG. 5 is a block diagram of a circuit that generates the drive pulses of FIGS. 1, 2, 3, and 7. FIG. A conventional circuit for generating the drive pulse of FIG. 7 will be described. Display color data is given from a signal source (not shown), and a new display color data is stored in the new data latch 50 and a previous display color data is stored in the old data latch by a drive signal (DR) instructing rotation start of the color display body. 52, the motor rotates based on the result, and the new display color data is displayed. Next, when the drive signal (DR) is transmitted again, the display color data latched in the new data latch 50 becomes the previous display color data and is latched in the
[0019]
The circuit for generating the drive pulse of FIG. 1 of the present invention will be described. Until the driving pulse of the first frame period is applied to the coil, the driving pulse is the same as the conventional driving pulse shown in FIG. When the next drive signal (DR) is transmitted, the display color data of the new data latch 50 is transmitted to the
[0020]
Next, the circuit for generating the drive pulse of FIG. 2 of the present invention will be described. Until the driving pulse of the first frame period is applied to the coil, the driving pulse is the same as the conventional driving pulse shown in FIG. When the next drive signal (DR) is transmitted, the display color data of the new data latch 50 moves to the
[0021]
Next, the circuit for generating the drive pulse of FIG. 3 according to the present invention will be described. Until the driving pulse of the first frame period is applied to the coil, the driving pulse is the same as the conventional driving pulse shown in FIG. When the next drive signal (DR) is transmitted, the display color data of the new data latch 50 moves to the
[0022]
Further, it is easy to generate not only the second braking pulse 22 but also the third braking pulse 24 by reusing the
[0023]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to remove dot defects during a still image period almost completely only by partially changing the drive pulse of the motor. In addition, there is an advantage that the frame speed does not decrease and the capacity of the power source used does not increase.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a waveform diagram of a drive pulse of the present invention.
FIG. 2 is a waveform diagram of drive pulses showing another embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a waveform diagram of drive pulses showing still another embodiment of the present invention.
4 is a timing waveform diagram for generating the drive pulse of FIG. 1; FIG.
FIG. 5 is a block diagram of a circuit that generates the drive pulses of FIGS. 1, 2, 3, and 7;
FIG. 6 is an exploded perspective view of a color display element in a conventional color display device.
FIG. 7 is a waveform diagram of a conventional driving pulse for driving the motor of FIG.
8 is an operation explanatory diagram of a magnet and a stator of the color display element of FIG. 6. FIG.
[Explanation of symbols]
112 Yoke 113a-d Stator 116 Magnet 117-120 Coil 128 Color display body 10 Acceleration pulse 12 Deceleration pulse 14 First braking pulse 16, 18, 22 Second braking pulse 20, 23 Stop zone 24 Third braking pulse
Claims (4)
第1フレーム期間に前記モータを駆動して一つの色を表示させる駆動パルスを少なくとも加速パルスと制動パルスによって構成し、前記第1フレーム期間の色が第2フレーム期間以後に継続される時、第2フレーム期間を含む以後の複数のフレーム期間の間に、第1フレームの第1の制動パルスと同極性の第2の制動パルスを発生させる構成を有することを特徴とする色表示装置。A magnet and a color display that is separately applied in multiple colors are fixed to a rotating shaft, and a member that rotatably supports the rotating shaft, a stator that surrounds the magnet, and a yoke and a coil that change magnetic flux to the stator. In a color display device constituted by a motor,
A driving pulse for driving the motor to display one color during the first frame period is composed of at least an acceleration pulse and a braking pulse, and when the color of the first frame period is continued after the second frame period, A color display device comprising: a second braking pulse having the same polarity as the first braking pulse of the first frame during a plurality of subsequent frame periods including two frame periods.
前記第2の制動パルスは、第1フレーム期間の制動パルスを、該第1フレーム期間に続く複数のフレーム期間にまたがって延長し、延長した最後のフレーム期間の途中または終わりで終了することを特徴とする色表示装置。The color display device according to claim 1,
The second braking pulse extends the braking pulse of the first frame period over a plurality of frame periods following the first frame period, and ends at the middle or end of the extended last frame period. Color display device.
前記第2の制動パルスは、第1フレーム期間の第1の制動パルスの電圧波形より低い電圧波形によって構成されることを特徴とする色表示装置。The color display device according to claim 1,
The color display device, wherein the second braking pulse is configured by a voltage waveform lower than the voltage waveform of the first braking pulse in the first frame period.
前記第2の制動パルスは、一つまたは複数のフレーム期間に亘る制動パルスを、停止区間をはさんで1個または複数個配置したことを特徴とする色表示装置。The color display device according to claim 1,
The color display device according to claim 1, wherein the second braking pulse includes one or a plurality of braking pulses extending over one or more frame periods across a stop section.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8201095A JP3655344B2 (en) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | Color display device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8201095A JP3655344B2 (en) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | Color display device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08254961A JPH08254961A (en) | 1996-10-01 |
JP3655344B2 true JP3655344B2 (en) | 2005-06-02 |
Family
ID=13762559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8201095A Expired - Fee Related JP3655344B2 (en) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | Color display device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3655344B2 (en) |
-
1995
- 1995-03-15 JP JP8201095A patent/JP3655344B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08254961A (en) | 1996-10-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4376262A (en) | Method and apparatus for controlling a digital controlled brushless motor | |
JP2000050608A (en) | Control method for drive of linear vibrating motor | |
JP3655344B2 (en) | Color display device | |
US4857817A (en) | Drive circuit for stepping motor | |
JPH05252712A (en) | Brushless multiphase dc motor | |
JP3034280B2 (en) | Driving method and driving device for stepping motor | |
EP0581487B1 (en) | Shuttle printers | |
JPH1084698A (en) | Color display unit | |
JPH09185335A (en) | Color display device | |
JPH10243673A (en) | Method of driving color indicating element | |
JPH09313000A (en) | Method of driving stepping motor | |
JPH06105526A (en) | Pm-type stepping motor | |
JPS62281797A (en) | Drive control of stepping motor | |
JPH04331498A (en) | Driver for step motor | |
JP3433597B2 (en) | Drive control device for stepping motor | |
US5486742A (en) | Easily started DC motor apparatus | |
JPH05297812A (en) | High-speed multicolored display device | |
JPH05303338A (en) | High-speed multicolor display device | |
JP2003102197A (en) | Driving method and drive device | |
JPS61164498A (en) | Exciting method of stepping motor | |
JPH1091107A (en) | Color display device | |
JP2548950Y2 (en) | Anti-vibration device for 4-display | |
JPS6281997A (en) | Method for driving stepping motor | |
JPS6070994A (en) | Exciting method of rotating motor | |
JPS61167388A (en) | Rotation starter of gyro device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20050215 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050303 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |