JP3655024B2

JP3655024B2 - Information processing device

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Publication number: JP3655024B2
Application number: JP23347096A
Authority: JP
Inventors: 厚伸野渕
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1996-09-03
Filing date: 1996-09-03
Publication date: 2005-06-02
Anticipated expiration: 2016-09-03
Also published as: JPH1078830A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示部を備えた情報処理装置に関する。
ラップトップ型、ノートブック型、その他の携帯型のパーソナルコンピュータやワードプロセッサ等の情報処理装置においては、入力の簡単化等を図るため、キーボード入力を補助し、あるいはキーボード入力に替わって、入力ペンのペン先を表示面（ディスプレイ画面）の表面に近接させ、あるいは接触させることにより入力操作を行うようにしたものが実用されている。
【０００２】
このような情報処理装置においては、非使用時にディスプレイ画面の保護の観点から表示部の表面（ディスプレイ画面側の面）が本体装置に対面した状態と、使用時のペン操作の操作性の観点から表示部の裏面（ディスプレイ画面と反対側の面）が本体装置に対面した状態のいずれかを選択的に設定できるようになっており、これらの各状態において、表示部を本体装置に解除可能に固定するロックする必要がある。
【０００３】
【従来の技術】
携帯型の情報処理装置は一般に、本体装置及び表示部を備えて構成される。本体装置は入力操作を行うためのキーボードを有している。表示部は概略矩形状の板状に形成され、水平な第１の軸により、本体装置に開閉可能に支持されている。
【０００４】
表示部は、該第１の軸を中心として閉じた状態で、キーボードに対向する面（表面）にディスプレイ画面を備えている。また、表示部は、該第１の軸を中心として開いた状態で、該第１の軸に概略直交する第２の軸を中心として、表面と裏面を入れ換えるように、概略１８０度回転できるようになっている。
【０００５】
表示部を該第２の軸を中心として反転した状態で、該第１の軸を中心として表示部を閉じることにより、ディスプレイ画面を上に向けた状態で、キーボードの上に表示部が位置するようになっている。
【０００６】
この情報処理装置を使用しない場合には、ディスプレイ画面がキーボードに対面するようにして、表示部を閉じておくことにより、ディスプレイ画面及びキーボードが表示部によって保護される。
【０００７】
この情報処理装置を使用する場合であって、キーボード及び入力ペンを用いて入力操作を行う場合には、表示部を第１の軸を中心として開いた状態で使用する。入力ペンのみを用いて入力操作を行う場合には、表示部を開いた状態から第２の軸を中心として反転させた後、第１の軸を中心として表示部を閉じた状態で使用する。
【０００８】
このような情報処理装置においては、表示部は非使用時におけるディスプレイ画面やキーボードの保護あるいは持ち運びの利便等の観点から、表示部を閉じた状態で本体装置に固定するためのロック構造が採用されている。
【０００９】
従来のロック構造を図１０（ａ）及び（ｂ）に示す。本体装置の本体ケース７１の表示部に対面するキーボードが配列された部分の両隅部近傍には、それぞれ概略矩形状の貫通した長穴である本体ケース穴７２が形成されている。
【００１０】
表示部が収容された表示部ケース７３のディスプレイ画面が設けられた面（表面）の本体ケース穴７２のそれぞれに対応する位置には、概略矩形状の貫通する長穴である表示部ケース穴７４がそれぞれ形成されている。
【００１１】
７５は本体ケース７１の本体ケース穴７２に解除可能に係合する爪部７５ａを有するロック部材であり、ロック部材７５には軸部材７６が一体的に取り付けられている。表示部ケース７３の裏面の内側の表示部ケース穴７４に対応する位置には、一対の支持部材７７が一体的に設けられている。この一対の支持部材７７には、それぞれ貫通穴が形成されており、これらの貫通穴に軸部材７６が挿入されることにより、ロック部材７５がスライド可能に支持されている。
【００１２】
表示部ケース７３の側面には貫通穴が形成され、ツマミ部材７８が外側からこの側面の貫通穴を貫通され、ロック部材７５の矩形穴７５ｂにツマミ部材７８の先端の係合部７８ａが係合することにより、ツマミ部材７８がロック部材７５に固定されている。７９はロック部材７５を爪部７５ａが本体ケース穴７２に係合するように付勢するコイルバネである。
【００１３】
しかして、表示部をディスプレイ画面がキーボードに対面するように第１の軸を中心として閉じると、ロック部材７５の爪部７５ａがコイルバネ７９の付勢力により本体ケース穴７２に係合し、表示部が本体装置に固定される。表示部を第１の軸を中心として開く場合には、ツマミ部材７８をコイルバネ７９の付勢力に抗してスライドさせることにより、ロック部材７５の爪部７５ａの本体ケース穴７２に対する係合が解除される。
【００１４】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来技術によると、表示部をディスプレイ画面側の面（表面）が本体装置のキーボードに対面した状態でロックすることはできるが、表示部をディスプレイ画面に対して反対側の面（裏面）が本体装置のキーボードに対面した状態、即ち、ディスプレイ画面が上を向いた状態ではロックすることができず、この状態で情報処理装置を持ち運ぶことができない、あるいは持ち運びづらいという問題があった。
【００１５】
また、ディスプレイ画面を上に向けて使用しているときに、ロック部材の爪部が上向きに突出しているので、操作に支障がある場合があるとともに、けが等の原因になる場合があるという問題があった。
【００１６】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ディスプレイ画面が本体装置に対面した状態のみならず、ディスプレイ画面を上に向けた状態でも表示部を本体装置にロックすることができるとともに、操作に支障の無い情報処理装置を提供することである。
【００１７】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決するため、中空の表示部ケースに収容された表示部の表面が本体ケースに収容された本体装置に対面した第１の状態又は該表示部の該表面に対して反対側の裏面が該本体装置に対面した第２の状態のいずれかを選択的に設定可能な情報処理装置において、以下のように構成する。
【００１８】
即ち、前記本体ケースの前記表示部に対面する部分に長穴である本体ケース穴を形成し、前記表示部ケースの前記表面の前記本体ケース穴に対応する部分に内外に貫通する長穴である第１の表示部ケース穴を形成し、前記表示部ケースの前記裏面の前記本体ケース穴に対応する部分に内外に貫通する長穴である第２の表示部ケース穴を形成する。
【００１９】
そして、前記表示部ケースに、前記第１の表示部ケース穴及び前記第２の表示部ケース穴の長手方向に沿う方向にスライド可能にホルダ部材を取り付け、前記本体ケース穴に係合可能な爪部を有するロック部材を、該爪部が前記第１の表示部ケース穴又は前記第２の表示部ケース穴から選択的に突出するように、前記ホルダ部材に回転可能に取り付ける。
【００２０】
本発明によると、ロック部材を回転できるようにしたので、ディスプレイ画面が本体装置に対面した状態のみならず、ディスプレイ画面を上に向けた状態でも表示部を本体装置にロックすることができるようになり、いずれの状態においても持ち運びに支障がない。
【００２１】
また、同様にロック部材が回転できるから、ディスプレイ画面を上に向けた状態でもロック部材の爪部を表示部ケース内に収容することができ、ロック部材の爪部が突出していることによる操作の支障が無くなる。
【００２２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明することにする。
［第１の実施の形態］
図１（ａ）及び（ｂ）は本発明の第１の実施の形態の携帯型の情報処理装置の外観を示す斜視図である。
【００２３】
同図において、１１は本体装置であり、本体装置１１は入力操作を行うためのキーボード１２を有している。１３は表示部であり、表示部１３は概略矩形状の板状に形成され、水平な第１の軸１４により、本体装置１１に開閉可能に支持されている。
【００２４】
表示部１３は、第１の軸１４を中心として閉じた状態で、キーボード１２に対向する面（表面）にディスプレイ画面１５を備えている。また、表示部１３は、図１（ａ）に示されているように、第１の軸１４を中心として開いた状態で、第１の軸１４に概略直交する第２の軸１６を中心として、表面と裏面を入れ換えるように、概略１８０度回転できるようになっている。
【００２５】
表示部１３を第２の軸１６を中心として反転した状態で、第１の軸１４を中心として表示部１３を閉じることにより、図１（ｂ）に示すように、ディスプレイ画面１５を上に向けた状態で、キーボード１２の上に表示部１３が位置するようになっている。
【００２６】
この情報処理装置を使用しない場合には、ディスプレイ画面１５がキーボード１２に対面するようにして、表示部１３を閉じておくことにより、ディスプレイ画面１５及びキーボード１２が表示部１３によって保護される。
【００２７】
この情報処理装置を使用する場合であって、キーボード１２及び入力ペンを用いて入力操作を行う場合には、図１（ａ）に示されているように、表示部１３を第１の軸１４を中心として開いた状態で使用する。入力ペンのみを用いて入力操作を行う場合には、図１（ｂ）に示されているように、表示部１３を開いた状態から第２の軸１６を中心として反転させた後、第１の軸１４を中心として表示部１３を閉じた状態で使用する。
【００２８】
この情報処理装置には、持ち運びの観点等から、表示部１３を閉じた状態で本体装置１１に固定するため、図２（ａ）、図２（ｂ）及び図３に示されているようなロック構造が採用されている。
【００２９】
本体装置１１の本体ケース１７の表示部１３に対面するキーボード１２が配列された部分の両隅部近傍には、それぞれ概略矩形状の貫通した長穴である本体ケース穴１８が形成されている。
【００３０】
表示部１３が収容された表示部ケース１９のディスプレイ画面１５が設けられた面（表面）１９ａの本体ケース穴１８のそれぞれに対応する位置には、概略矩形状の貫通する長穴である第１の表示部ケース穴２０がそれぞれ形成されている。
【００３１】
表示部１３が収容された表示部ケース１９の表面１９ａに対して反対側の面（裏面）１９ｂの本体ケース穴１８のそれぞれに対応する位置には、概略矩形状の貫通する長穴である第２の表示部ケース穴２１がそれぞれ形成されている。
【００３２】
２２は本体ケース１７の本体ケース穴１８に解除可能に係合する爪部２２ａを有するロック部材である。ロック部材２２は凸部２２ｂを有する弾性部及び矩形状の穴を有する円柱状の突起２２ｃを有している。
【００３３】
２３はホルダ部材であり、ホルダ部材２３には軸部材２４が一体的に固定されている。表示部ケース１９の内面の第１の表示部ケース穴２０及び第２の表示部ケース穴２１に対応する位置の近傍には、一対の支持部材２５が一体的に設けられている。
【００３４】
この一対の支持部材２５には、貫通穴が形成されており、これらの貫通穴に軸部材２４が挿入されることにより、ホルダ部材２３がスライド可能に支持されている。
【００３５】
ロック部材２２は、突起部２２ｃがホルダ部材２３の貫通穴２３ａに挿入された状態で、ツマミ部材２６が表示部ケース１９の側面に形成された貫通穴に外側から挿入され、さらにロック部材２２の突起部２２ｃの矩形状の穴に挿入され、反対側からネジ２７がツマミ部材２６の先端に螺合されることにより、ホルダ部材２３に回転可能に取り付けられている。
【００３６】
２８はロック部材２２を爪部２２ａが本体ケース穴１８に係合するように付勢するコイルバネである。また、ホルダ部材２３には、ロック部材２２の凸部２２ｂが係合可能な凹部２３ａが形成されている。ロック部材２２には、一対のスリット２２ｄが形成されることにより、凸部２２ｂが弾性的に支持されている。
【００３７】
しかして、この情報処理装置を使用しない場合には、ツマミ部材２６を回転してロック部材２２の爪部２２ａが第１の表示部ケース穴２０を通過して表面（ディスプレイ画面１５側の面）１９ａから突出した状態として、表示部１３をディスプレイ画面１５がキーボード１２に対面するように第１の軸１４を中心として閉じると、ロック部材２２の爪部２２ａがコイルバネ２８の付勢力により本体ケース穴１８に係合し、表示部１３が本体装置１１に固定される。
【００３８】
表示部１３を第１の軸１４を中心として開く場合には、ツマミ部材２６をコイルバネ２８の付勢力に抗してスライドさせることにより、ロック部材２２の爪部２２ａの本体ケース穴１８に対する係合が解除される。
【００３９】
この情報処理装置を使用する場合であって、入力ペンを用いて入力操作を行う場合には、表示部１３を開いた状態（図１（ａ）の状態）から第２の軸１６を中心として反転させ、ツマミ部材２６を回転してロック部材２２の爪部２２ａが第２の表示部ケース穴２１を通過して裏面１９ｂ側に突出した状態とする。
【００４０】
そして、表示部１３を裏面１９ｂがキーボード１２に対面するように第１の軸１４を中心として閉じると、ロック部材２２の爪部２２ａがコイルバネ２８の付勢力により本体ケース穴１８に係合し、図１（ｂ）に示されている状態で、表示部１３が本体装置１１に固定される。
【００４１】
表示部１３を第１の軸１４を中心として開く場合には、ツマミ部材２６をコイルバネ２８の付勢力に抗してスライドさせることにより、ロック部材２２の爪部２２ａの本体ケース穴１８に対する係合が解除される。
【００４２】
ロック部材２２は、爪部２２ａが第１の表示部ケース穴２０又は第２の表示部ケース穴２１から突出した状態で、凸部２２ｂがホルダ部材２３の凹部２３ａに弾性的に係合する。従って、ロック部材２２を回転したときの位置決めが確実であり、爪部２２ａの本体ケース穴１８への係合が確実になされるようになっている。
【００４３】
この第１の実施の形態によると、ロック部材２２を１８０度回転させることにより、単一の爪部２２ａを、第１の表示部ケース穴２０又は第２の表示部ケース穴２１から選択的に突出させるように構成したので、ディスプレイ画面１５が本体装置１１に対面した状態のみならず、ディスプレイ画面１５を上に向けた状態でも表示部１３を本体装置１１にロックすることができるようになり、いずれの状態においても支障無く持ち運びできるようになる。
【００４４】
また、ロック部材２２の回転により、ディスプレイ画面１５を上に向けた状態でもロック部材２２の爪部２２ａを表示部ケース１９内に収容することができ、ロック部材２２の爪部２２ａが突出していることによる操作に対する支障も無くなる。
【００４５】
［第２の実施の形態］
本発明の第２の実施の形態における表示部のロック構造は、図４（ａ）、図４（ｂ）及び図５に示されている。前記第１の実施の形態と実質的に同一の構成部分については同一の番号を付し、その説明の一部を省略する。
【００４６】
本体装置１１の本体ケース１７の表示部１３に対面するキーボード１２が配列された部分の両隅部近傍には、それぞれ概略矩形状の貫通した長穴である本体ケース穴１８が形成されている。
【００４７】
表示部１３が収容された表示部ケース１９のディスプレイ画面１５が設けられた面（表面）１９ａの本体ケース穴１８のそれぞれに対応する位置には、概略矩形状の貫通する長穴である第１の表示部ケース穴２０がそれぞれ形成されている。
【００４８】
表示部１３が収容された表示部ケース１９の表面１９ａに対して反対側の面（裏面）１９ｂの本体ケース穴１８のそれぞれに対応する位置には、概略矩形状の貫通する長穴である第２の表示部ケース穴２１がそれぞれ形成されている。
【００４９】
３１は本体ケース１７の本体ケース穴１８に解除可能に係合する一対の爪部３１ａ、３１ｂを有するロック部材である。ロック部材３１の一対の爪部３１ａ、３１ｂは互いに直交するように配置されている。ロック部材３１は、中央部に貫通穴３１ｃを有しており、また、一対の凹部３１ｄを有している。
【００５０】
３２はホルダ部材であり、ホルダ部材３２には軸部材２４が一体的に固定されている。ホルダ部材３２は、円柱状の突起部３２ａ、矩形穴３２ｂ及びバネ取付用の一対の突起３２ｃを有しており、バネ取付用突起３２ｃには、凸部３３ａを有するバネ３３が取り付けられている。
【００５１】
表示部ケース１９の内面の第１の表示部ケース穴２０及び第２の表示部ケース穴２１に対応する位置の近傍には、一対の支持部材２５が一体的に設けられている。この一対の支持部材２５には、貫通穴が形成されており、これらの貫通穴に軸部材２４が挿入されることにより、ホルダ部材３２がスライド可能に支持されている。
【００５２】
ロック部材３１は、その貫通穴３１ｃにホルダ部材３２の突起部３２ａを挿入した状態で、ネジ３４が突起部３２ａの先端に螺合されることにより、ホルダ部材３２に回転可能に支持される。
【００５３】
３５はツマミ部材であり、ツマミ部材３５は一対の係合突起３５ａを有しており、この係合突起３５ａが表示部ケース１９の側面に形成された貫通穴１９ｃに外側から挿入され、さらにホルダ部材３２の矩形穴３２ｂに挿入・係合されることにより、ホルダ部材３２に固定される。２８はロック部材３１をその爪部３１ａ又は３１ｂが本体ケース穴１８に係合するように付勢するコイルバネである。
【００５４】
しかして、この情報処理装置を使用しない場合には、ロック部材３１を回転してロック部材３１の一方の爪部３１ａが第１の表示部ケース穴２０を通過して表面（ディスプレイ画面１５側の面）１９ａから突出した状態とする。
【００５５】
そして、表示部１３をディスプレイ画面１５がキーボード１２に対面するように第１の軸１４を中心として閉じると、ロック部材３１の爪部３１ａがコイルバネ２８の付勢力により本体ケース穴１８に係合し、表示部１３が本体装置１１に固定される。
【００５６】
表示部１３を第１の軸１４を中心として開く場合には、ツマミ部材３５をコイルバネ２８の付勢力に抗してスライドさせることにより、ロック部材３１の爪部３１ａの本体ケース穴１８に対する係合が解除される。
【００５７】
この情報処理装置を使用する場合であって、入力ペンを用いて入力操作を行う場合には、表示部１３を開いた状態（図１（ａ）の状態）から第２の軸１６を中心として反転させ、ロック部材３１を回転してロック部材３１の他方の爪部３１ｂが第２の表示部ケース穴２１を通過して裏面１９ｂ側に突出した状態とする。
【００５８】
そして、表示部１３を裏面１９ｂがキーボード１２に対面するように第１の軸１４を中心として閉じると、ロック部材３１の爪部３１ｂがコイルバネ２８の付勢力により本体ケース穴１８に係合し、図１（ｂ）に示されている状態で、表示部１３が本体装置１１に固定される。
【００５９】
表示部１３を第１の軸１４を中心として開く場合には、ツマミ部材３５をコイルバネ２８の付勢力に抗してスライドさせることにより、ロック部材３１の爪部３１ｂの本体ケース穴１８に対する係合が解除される。
【００６０】
ロック部材３１は、一方の爪部３１ａが第１の表示部ケース穴２０から突出した状態又は他方の爪部３１ｂが第２の表示部ケース穴２１から突出した状態で、バネ３３の凸部３３ａがロック部材３１の凹部３１ｄに弾性的に係合するから、ロック部材３１を回転したときの位置決めが確実であり、爪部３１ａ又は３１ｂの本体ケース穴１８への係合が確実になされるようになっている。
【００６１】
この第２の実施の形態によると、ロック部材３１を概略９０度回転させることにより、一方の爪部３１ａを第１の表示部ケース穴２０から、又は他方の爪部３１ｂを第２の表示部ケース穴２１から選択的に突出させるように構成したので、ディスプレイ画面１５が本体装置１１に対面した状態のみならず、ディスプレイ画面１５を上に向けた状態でも表示部１３を本体装置１１にロックすることができるようになり、いずれの状態においても支障無く持ち運びできるようになる。
【００６２】
また、ロック部材３１の回転により、ディスプレイ画面１５を上に向けた状態でもロック部材３１の爪部３１ｂを表示部ケース１９内に収容することができ、ロック部材３１の爪部３１ｂが突出していることによる操作に対する支障も無くなる。
【００６３】
［第３の実施の形態］
本発明の第３の実施の形態における表示部のロック構造は、図６（ａ）、図６（ｂ）及び図７に示されている。前記第１の実施の形態と実質的に同一の構成部分については同一の番号を付し、その説明の一部を省略する。
【００６４】
本体装置１１の本体ケース１７の表示部１３に対面するキーボード１２が配列された部分の両隅部近傍には、それぞれ概略矩形状の貫通した長穴である本体ケース穴１８が形成されている。
【００６５】
表示部１３が収容された表示部ケース１９のディスプレイ画面１５が設けられた面（表面）１９ａの本体ケース穴１８のそれぞれに対応する位置には、概略矩形状の貫通する長穴である第１の表示部ケース穴２０がそれぞれ形成されている。
【００６６】
表示部１３が収容された表示部ケース１９の表面１９ａに対して反対側の面（裏面）１９ｂの本体ケース穴１８のそれぞれに対応する位置には、概略矩形状の貫通する長穴である第２の表示部ケース穴２１がそれぞれ形成されている。
【００６７】
４１は本体ケース１７の本体ケース穴１８に解除可能に係合する一対の爪部４１ａ、４１ｂを有するロック部材である。ロック部材４１の一対の爪部４１ａ、４１ｂは、互いに反対方向に突出するように形成され、中央の本体部には貫通する丸穴４１ｃが形成されている。
【００６８】
４２はホルダ部材であり、ホルダ部材４２は一対の矩形状の枠部材を一体的に固着してなり、上下に溝４２ａを有している。ホルダ部材４２には軸部材４３が一体的に固定されている。軸部材４３の先端部４３ａは先細に形成されている。表示部ケース１９の内面の第１の表示部ケース穴２０及び第２の表示部ケース穴２１に対応する位置の近傍には、一対の支持部材４４、４５が一体的に設けられている。
【００６９】
これら一対の支持部材の一方４４には、上下に一対の貫通穴４４ａ、４４ｂが形成されており、他方４５には溝４５ａが形成されており、これらの貫通穴４４ａ、４４ｂのいずれか一方及び溝４５ａに軸部材４３が挿入されることにより、ホルダ部材４２がスライド可能に支持されている。
【００７０】
ロック部材４１は、ロック部材４１の本体部がホルダ部材４２の枠部材の内側に位置し、爪部４１ａ、４１ｂが溝４２ａ、４２ａを貫通して上下に突出するように配置されることにより、ホルダ部材４２の内側でスライド可能に支持されている。４６はコイルバネであり、ロック部材４１をホルダ部材４２の内側で、爪部４１ａ又は４１ｂが本体ケース穴１８に係合する方向に付勢する。
【００７１】
表示部ケース１９の側面には、図６（ｂ）及び図７に示されるような、概略Ｕ字又はＶ字を横向きにしたような形状の切溝４７が形成されている。４８はツマミ部材であり、ツマミ部材４８は、円柱状の突起４８ａが外側からこの切溝４７に挿入され、ロック部材４１の本体部の貫通穴４１ｃに挿入され、ツマミ部材４８の突起４８ａの先端にネジ４９が螺合されることにより、ロック部材４１に取り付けられている。
【００７２】
５０はホルダ部材４２を支持部材４４側に付勢するコイルバネである。また、表示部ケース１９の内部には、ホルダ部材４２のスライドを制限するための一対のストッパ部材５１、５２が一体的に形成されている。
【００７３】
しかして、この情報処理装置を使用しない場合には、ツマミ部材４８を切溝４７に沿って表面１９ａ（ディスプレイ画面）側に移動すると、コイルバネ５０の付勢力により、ホルダ部材４２の軸部材４３の先端４３ａが支持部材４４の表面１９ａ側の穴４４ａに挿入されるとともに、ホルダ部材４２がストッパ部材５１に当接し、ロック部材４１の一方の爪部４１ａが第１の表示部ケース穴２０を通過して表面１９ａから突出した状態となる。
【００７４】
この状態で、表示部１３をディスプレイ画面１５がキーボード１２に対面するように第１の軸１４を中心として閉じると、ロック部材４１の一方の爪部４１ａがコイルバネ４６の付勢力により本体ケース穴１８に係合し、表示部１３が本体装置１１に固定される。
【００７５】
表示部１３を第１の軸１４を中心として開く場合には、ツマミ部材４８をコイルバネ４６の付勢力に抗してスライドさせることにより、ロック部材４１がホルダ部材４２内でスライドし、ロック部材４１の爪部４１ａの本体ケース穴１８に対する係合が解除される。
【００７６】
この情報処理装置を使用する場合であって、入力ペンを用いて入力操作を行う場合には、表示部１３を開いた状態（図１（ａ）の状態）から第２の軸１６を中心として反転させ、ツマミ部材４８を切溝４７に沿って裏面１９ｂ側に移動すると、コイルバネ５０の付勢力により、ホルダ部材４２の軸部材４３の先端４３ａが支持部材４４の裏面１９ｂ側の穴４４ｂに挿入されるとともに、ホルダ部材４２がストッパ部材５２に当接し、ロック部材４１の他方の爪部４１ｂが第２の表示部ケース穴２１を通過して裏面１９ｂから突出した状態となる。
【００７７】
そして、表示部１３を裏面１９ｂがキーボード１２に対面するように第１の軸１４を中心として閉じると、ロック部材４１の他方の爪部４１ｂがコイルバネ４６の付勢力により本体ケース穴１８に係合し、図１（ｂ）に示されている状態で、表示部１３が本体装置１１に固定される。
【００７８】
表示部１３を第１の軸１４を中心として開く場合には、ツマミ部材４８をコイルバネ４６の付勢力に抗してスライドさせることにより、ロック部材４１がホルダ部材４２内でスライドし、ロック部材４１の爪部４１ｂの本体ケース穴１８に対する係合が解除される。
【００７９】
この第３の実施の形態によると、ロック部材４１及びホルダ部材４２等の組み合わせにより、ロック部材４１の一方の爪部４１ａを第１の表示部ケース穴２０から、又はロック部材４１の他方の爪部４１ｂを第２の表示部ケース穴２１から選択的に突出させるように構成したので、ディスプレイ画面１５が本体装置１１に対面した状態のみならず、ディスプレイ画面１５を上に向けた状態でも表示部１３を本体装置１１にロックすることができるようになり、いずれの状態においても支障無く持ち運びできるようになる。
【００８０】
また、ロック部材４１は第１の表示部ケース穴２０及び第２の表示部ケース穴２１に沿う方向にスライドできるのみならず、第１の表示部ケース穴２０及び第２の表示部ケース穴２１に渡る方向にスライドできるようにしたから、ディスプレイ画面１５を上に向けた状態でもロック部材４１の爪部４１ｂを表示部ケース１９内に収容することができ、ロック部材４１の爪部４１ｂが突出していることによる操作に対する支障も無くなる。
【００８１】
［第４の実施の形態］
本発明の第４の実施の形態における表示部のロック構造は、図８（ａ）、図８（ｂ）及び図９に示されている。前記第１の実施の形態と実質的に同一の構成部分については同一の番号を付し、その説明の一部を省略する。
【００８２】
本体装置１１の本体ケース１７の表示部１３に対面するキーボード１２が配列された部分の両隅部の両側面には、それぞれ薄板凸状の第１のガイド部材６１が固着又は一体的に形成されている。第１のガイド部材６１は、切欠部６１ａを有するとともに、上下にそれぞれ溝部６１ｂを有している。
【００８３】
表示部１３が収容された表示部ケース１９の両側面の第１のガイド部材６１の切欠部６１ａに対応する部分であって、ディスプレイ画面１５が設けられた面（表面）１９ａ側には、それぞれ薄板凸状の第２のガイド部材６２が固着又は一体的に形成されている。第２のガイド部材６２は溝部６２ａを有している。
【００８４】
表示部１３が収容された表示部ケース１９の両側面の第１のガイド部材６１の切欠部６１ａに対応する部分であって、ディスプレイ画面１５が設けられた面に対して反対側の面（裏面）１９ｂ側には、それぞれ第２のガイド部材６２と対称的に形成された薄板凸状の第３のガイド部材６３が固着又は一体的に形成されている。第３のガイド部材６３は溝部６３ａを有している。
【００８５】
６４はスライダ部材であり、スライダ部材６４の上下の縁部６４ａはそれぞれ概略Ｕ字状に折り曲げられている。このスライダ部材６４は、縁部６４ａが第１のガイド部材６１の溝部６１ｂ内に入り込んで、第１のガイド部材６１を挟み込むように、第１のガイド部材６１にスライド可能に嵌合されている。
【００８６】
しかして、この情報処理装置を使用しない場合には、スライダ部材６４を第１のガイド部材６１の切欠部６１ａと反対側にスライドした状態で、表示部１３をディスプレイ画面１５がキーボード１２に対面するように第１の軸１４を中心として閉じると、第２のガイド部材６２が第１のガイド部材６１の切欠部６１ａに位置した状態となる。この状態で、スライダ部材６４を切欠部６１ａ側にスライドさせることにより、第１のガイド部材６１と第２のガイド部材６２がスライダ部材６４により挟み込まれ、表示部１３が本体装置１１に固定される。
【００８７】
表示部１３を第１の軸１４を中心として開く場合には、スライダ部材６４を反対側にスライドさせることにより、ロックを解除することができる。
この情報処理装置を使用する場合であって、入力ペンを用いて入力操作を行う場合には、表示部１３を開いた状態（図１（ａ）の状態）から第２の軸１６を中心として反転させ、表示部１３を裏面１９ｂがキーボード１２に対面するように第１の軸１４を中心として閉じると、第３のガイド部材６３が第１のガイド部材６１の切欠部６１ａに位置した状態となる。この状態で、スライダ部材６４を切欠部６１ａ側にスライドさせることにより、第１のガイド部材６１と第３のガイド部材６３がスライダ部材６４により挟み込まれ、表示部１３が本体装置１１に固定される。
【００８８】
表示部１３を第１の軸１４を中心として開く場合には、スライダ部材６４を反対側にスライドさせることにより、ロックを解除することができる。
この第４の実施の形態によると、スライダ部材６４により、第１のガイド部材６１と第２のガイド部材６２又は第１のガイド部材６１と第３のガイド部材６３を挟み込むことにより、ロックするように構成したので、ディスプレイ画面１５が本体装置１１に対面した状態のみならず、ディスプレイ画面１５を上に向けた状態でも表示部１３を本体装置１１にロックすることができるようになり、いずれの状態においても支障無く持ち運びできるようになる。
【００８９】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように構成したので、ディスプレイ画面が本体装置に対面した状態のみならず、ディスプレイ画面を上に向けた状態でも表示部を本体装置にロックすることができるようになり、いずれの状態においても持ち運びに支障がないという効果を奏する。
【００９０】
また、ディスプレイ画面を上に向けた状態でもロック部材の爪部を表示部ケース内に収容することができ、ロック部材の爪部が突出していることによる操作の支障が無くなるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施の形態の情報処理装置の全体構成を示す斜視図であり、（ａ）はキーボードを用いて入力操作を行う場合を、（ｂ）は入力ペンを用いて入力操作を行う場合を示している。
【図２】本発明の第１の実施の形態の要部を拡大した図であり、（ａ）は水平面で切った断面図、（ｂ）は垂直面で切った断面図である。
【図３】本発明の第１の実施の形態の要部を拡大した分解斜視図である。
【図４】本発明の第２の実施の形態の要部を拡大した図であり、（ａ）は水平面で切った断面図、（ｂ）は垂直面で切った断面図である。
【図５】本発明の第２の実施の形態の要部を拡大した分解斜視図である。
【図６】本発明の第３の実施の形態の要部を拡大した図であり、（ａ）は水平面で切った断面図、（ｂ）は垂直面で切った断面図である。
【図７】本発明の第３の実施の形態の要部を拡大した分解斜視図である。
【図８】本発明の第４の実施の形態の要部を拡大した図であり、（ａ）は側面図、（ｂ）は垂直面で切った断面図である。
【図９】本発明の第４の実施の形態の要部を拡大した分解斜視図である。
【図１０】従来技術を示す図であり、（ａ）は垂直面で切った断面図、（ｂ）は（ａ）の垂直面と直交する垂直面で切った断面図である。
【符号の説明】
１１本体装置
１２キーボード
１３表示部
１４第１の軸
１５ディスプレイ画面
１６第２の軸
１７本体ケース
１８本体ケース穴
１９表示部ケース
１９ａ表示部の表面
１９ｂ表示部の裏面
２０第１の表示部ケース穴
２１第２の表示部ケース穴
２２ロック部材
２２ａ爪部
２３ホルダ部材
２４軸部材
２５支持部材
２６ツマミ部材
２８コイルバネ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an information processing apparatus including a display unit.
In information processing devices such as laptops, notebooks, and other portable personal computers and word processors, keyboard input is assisted or replaced with keyboard input to simplify input. A device in which an input operation is performed by bringing a pen tip close to or in contact with the surface of a display surface (display screen) is in practical use.
[0002]
In such an information processing apparatus, from the viewpoint of protecting the display screen when not in use, the surface of the display unit (the surface on the display screen side) faces the main unit, and from the viewpoint of operability of pen operation during use. It is possible to selectively set either the state where the back of the display unit (the surface opposite to the display screen) faces the main unit, and the display unit can be released to the main unit in each of these states Need to lock to fix.
[0003]
[Prior art]
In general, a portable information processing apparatus includes a main body device and a display unit. The main device has a keyboard for performing an input operation. The display unit is formed in a substantially rectangular plate shape, and is supported by the main body device so as to be openable and closable by a horizontal first shaft.
[0004]
The display unit includes a display screen on a surface (front surface) facing the keyboard in a state of being closed with the first axis as a center. In addition, the display unit can be rotated approximately 180 degrees so that the front surface and the back surface can be interchanged around a second axis that is substantially orthogonal to the first axis in a state where the display unit is open about the first axis. It has become.
[0005]
The display unit is positioned on the keyboard with the display screen facing upward by closing the display unit about the first axis with the display unit inverted about the second axis. It is like that.
[0006]
When this information processing apparatus is not used, the display screen and the keyboard are protected by the display unit by closing the display unit so that the display screen faces the keyboard.
[0007]
When this information processing apparatus is used and an input operation is performed using a keyboard and an input pen, the display unit is used in a state of being opened around the first axis. In the case of performing an input operation using only the input pen, the display unit is used with the display unit closed from the opened state and then the display unit closed with the first axis as the center.
[0008]
In such an information processing device, the display unit employs a lock structure for fixing the display unit to the main unit in a closed state from the viewpoint of protecting the display screen and keyboard when not in use or carrying convenience. ing.
[0009]
A conventional lock structure is shown in FIGS. 10 (a) and 10 (b). In the vicinity of both corners of the portion where the keyboard facing the display portion of the main body case 71 of the main body device is arranged, main body case holes 72 which are elongated holes each having a substantially rectangular shape are formed.
[0010]
A display part case hole 74 which is a long hole having a substantially rectangular shape is provided at a position corresponding to each of the main body case holes 72 on the surface (front surface) of the display part case 73 in which the display part is accommodated. Are formed respectively.
[0011]
Reference numeral 75 denotes a lock member having a claw portion 75 a that is releasably engaged with the main body case hole 72 of the main body case 71, and a shaft member 76 is integrally attached to the lock member 75. A pair of support members 77 are integrally provided at a position corresponding to the display unit case hole 74 inside the back surface of the display unit case 73. Through holes are formed in the pair of support members 77, and the lock member 75 is slidably supported by inserting a shaft member 76 into the through holes.
[0012]
A through hole is formed in the side surface of the display unit case 73, and the knob member 78 is passed through the through hole on the side surface from the outside. As a result, the knob member 78 is fixed to the lock member 75. Reference numeral 79 denotes a coil spring that urges the lock member 75 so that the claw portion 75 a engages the main body case hole 72.
[0013]
When the display unit is closed around the first axis so that the display screen faces the keyboard, the claw portion 75a of the lock member 75 is engaged with the body case hole 72 by the biasing force of the coil spring 79, and the display unit Is fixed to the main unit. When the display portion is opened around the first axis, the knob member 78 is slid against the urging force of the coil spring 79, thereby disengaging the claw portion 75a of the lock member 75 from the body case hole 72. Is done.
[0014]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the prior art, the display unit can be locked with the display screen side surface (front surface) facing the keyboard of the main unit, but the display unit is opposite to the display screen (back surface). In the state where the keyboard faces the keyboard of the main unit, that is, the display screen faces upward, it cannot be locked, and in this state, the information processing apparatus cannot be carried or is difficult to carry.
[0015]
In addition, when using the display screen facing upward, the claw part of the lock member protrudes upward, which may hinder operation and may cause injury. was there.
[0016]
The present invention has been made in view of the above points, and the object of the present invention is to display the display unit not only in a state where the display screen faces the main body device but also in a state where the display screen faces upward. It is possible to provide an information processing apparatus that can be locked to the computer and that does not hinder the operation.
[0017]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problem, the surface of the display unit accommodated in the hollow display unit case is in the first state facing the main body device accommodated in the main body case or on the opposite side to the surface of the display unit. An information processing apparatus capable of selectively setting any one of the second states where the back surface faces the main body apparatus is configured as follows.
[0018]
That is, a main body case hole which is a long hole is formed in a portion facing the display portion of the main body case, and a long hole which penetrates inward and outward through a portion corresponding to the main body case hole on the surface of the display portion case. A first display part case hole is formed, and a second display part case hole which is a long hole penetrating inward and outward is formed in a portion corresponding to the main body case hole on the back surface of the display part case.
[0019]
Then, a holder member is attached to the display unit case so as to be slidable in a direction along the longitudinal direction of the first display unit case hole and the second display unit case hole, and can be engaged with the body case hole. A locking member having a portion is rotatably attached to the holder member such that the claw portion selectively protrudes from the first display portion case hole or the second display portion case hole.
[0020]
According to the present invention, since the lock member can be rotated, the display unit can be locked to the main body device not only when the display screen faces the main body device but also when the display screen faces upward. There is no hindrance to carrying in any state.
[0021]
Similarly, since the lock member can be rotated, the claw part of the lock member can be accommodated in the display unit case even when the display screen is faced upward, and the operation by the protrusion of the claw part of the lock member can be performed. There will be no obstacles.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[First Embodiment]
FIGS. 1A and 1B are perspective views showing the appearance of the portable information processing apparatus according to the first embodiment of the present invention.
[0023]
In the figure, reference numeral 11 denotes a main unit, and the main unit 11 has a keyboard 12 for performing an input operation. Reference numeral 13 denotes a display unit. The display unit 13 is formed in a substantially rectangular plate shape, and is supported on the main body device 11 by a horizontal first shaft 14 so as to be openable and closable.
[0024]
The display unit 13 includes a display screen 15 on a surface (front surface) facing the keyboard 12 in a state of being closed with the first shaft 14 as a center. Further, as shown in FIG. 1A, the display unit 13 is opened around the first axis 14 and is centered on a second axis 16 that is substantially orthogonal to the first axis 14. The front and back surfaces can be rotated approximately 180 degrees.
[0025]
With the display unit 13 inverted about the second axis 16, the display unit 13 is closed about the first axis 14 so that the display screen 15 faces upward as shown in FIG. 1B. In this state, the display unit 13 is positioned on the keyboard 12.
[0026]
When this information processing apparatus is not used, the display screen 15 and the keyboard 12 are protected by the display unit 13 by closing the display unit 13 so that the display screen 15 faces the keyboard 12.
[0027]
When this information processing apparatus is used and an input operation is performed using the keyboard 12 and the input pen, the display unit 13 is moved to the first axis 14 as shown in FIG. Use with the center open. In the case of performing an input operation using only the input pen, as shown in FIG. 1B, after the display unit 13 is opened, the first axis 16 is inverted about the second axis 16, and then the first The display unit 13 is used in a closed state with the axis 14 as the center.
[0028]
In this information processing apparatus, as shown in FIG. 2A, FIG. 2B, and FIG. 3, the display unit 13 is closed and fixed to the main body device 11 from the viewpoint of carrying. A lock structure is adopted.
[0029]
In the vicinity of both corners of the portion where the keyboard 12 facing the display unit 13 of the main body case 17 of the main body device 11 is arranged, a main body case hole 18 is formed which is a substantially rectangular through hole.
[0030]
In a position corresponding to each of the main body case holes 18 on the surface (front surface) 19a on which the display screen 15 of the display unit case 19 in which the display unit 13 is accommodated is provided, a first hole which is a substantially rectangular through hole is formed. Display portion case holes 20 are respectively formed.
[0031]
A position corresponding to each of the main body case holes 18 on the surface (back surface) 19b opposite to the front surface 19a of the display unit case 19 in which the display unit 13 is accommodated is a substantially rectangular penetrating long hole. Two display case holes 21 are formed.
[0032]
Reference numeral 22 denotes a lock member having a claw portion 22a releasably engaged with the main body case hole 18 of the main body case 17. The lock member 22 has an elastic part having a convex part 22b and a columnar protrusion 22c having a rectangular hole.
[0033]
Reference numeral 23 denotes a holder member, and a shaft member 24 is integrally fixed to the holder member 23. A pair of support members 25 are integrally provided near the position corresponding to the first display unit case hole 20 and the second display unit case hole 21 on the inner surface of the display unit case 19.
[0034]
Through holes are formed in the pair of support members 25, and the holder member 23 is slidably supported by inserting the shaft member 24 into the through holes.
[0035]
The lock member 22 is inserted from the outside into the through hole formed on the side surface of the display unit case 19 with the protrusion 22c inserted into the through hole 23a of the holder member 23. The screw 27 is inserted into the rectangular hole of the protrusion 22c and screwed into the tip of the knob member 26 from the opposite side, so that the holder member 23 is rotatably attached.
[0036]
A coil spring 28 urges the lock member 22 so that the claw portion 22 a engages with the main body case hole 18. In addition, the holder member 23 is formed with a recess 23 a in which the protrusion 22 b of the lock member 22 can be engaged. By forming a pair of slits 22d on the lock member 22, the convex portion 22b is elastically supported.
[0037]
When the information processing apparatus is not used, the knob member 26 is rotated so that the claw portion 22a of the lock member 22 passes through the first display unit case hole 20 and the surface (the surface on the display screen 15 side). When the display unit 13 is closed with the first shaft 14 as the center so that the display screen 15 faces the keyboard 12 in a state protruding from 19 a, the claw portion 22 a of the lock member 22 is biased by the urging force of the coil spring 28. 18, the display unit 13 is fixed to the main body device 11.
[0038]
When the display unit 13 is opened around the first shaft 14, the tab member 26 is slid against the urging force of the coil spring 28, thereby engaging the claw portion 22 a of the lock member 22 with the body case hole 18. Is released.
[0039]
When this information processing apparatus is used and an input operation is performed using an input pen, the display unit 13 is opened (the state shown in FIG. 1A) from the second axis 16 as a center. The knob member 26 is rotated so that the claw portion 22a of the lock member 22 passes through the second display portion case hole 21 and protrudes toward the back surface 19b.
[0040]
When the display unit 13 is closed around the first shaft 14 so that the back surface 19b faces the keyboard 12, the claw portion 22a of the lock member 22 is engaged with the main body case hole 18 by the biasing force of the coil spring 28, In the state shown in FIG. 1B, the display unit 13 is fixed to the main body device 11.
[0041]
When the display unit 13 is opened around the first shaft 14, the tab member 26 is slid against the urging force of the coil spring 28, thereby engaging the claw portion 22 a of the lock member 22 with the body case hole 18. Is released.
[0042]
In the lock member 22, the projection 22 b is elastically engaged with the recess 23 a of the holder member 23 in a state where the claw portion 22 a protrudes from the first display unit case hole 20 or the second display unit case hole 21. Therefore, the positioning when the lock member 22 is rotated is reliable, and the engagement of the claw portion 22a with the main body case hole 18 is ensured.
[0043]
According to the first embodiment, by rotating the lock member 22 by 180 degrees, the single claw portion 22a is selectively selected from the first display unit case hole 20 or the second display unit case hole 21. Since it is configured to project, the display unit 13 can be locked to the main unit 11 not only when the display screen 15 faces the main unit 11 but also when the display screen 15 faces upward. It can be carried without any trouble in any state.
[0044]
Further, by the rotation of the lock member 22, the claw portion 22a of the lock member 22 can be accommodated in the display unit case 19 even when the display screen 15 faces upward, and the claw portion 22a of the lock member 22 protrudes. This eliminates the hindrance to the operation.
[0045]
[Second Embodiment]
The lock structure of the display unit in the second embodiment of the present invention is shown in FIGS. 4 (a), 4 (b) and 5. FIG. Components substantially the same as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and a part of the description is omitted.
[0046]
In the vicinity of both corners of the portion where the keyboard 12 facing the display unit 13 of the main body case 17 of the main body device 11 is arranged, a main body case hole 18 is formed which is a substantially rectangular through hole.
[0047]
In a position corresponding to each of the main body case holes 18 on the surface (front surface) 19a on which the display screen 15 of the display unit case 19 in which the display unit 13 is accommodated is provided, a first hole which is a substantially rectangular through hole is formed. Display portion case holes 20 are respectively formed.
[0048]
A position corresponding to each of the main body case holes 18 on the surface (back surface) 19b opposite to the front surface 19a of the display unit case 19 in which the display unit 13 is accommodated is a substantially rectangular penetrating long hole. Two display case holes 21 are formed.
[0049]
Reference numeral 31 denotes a lock member having a pair of claw portions 31 a and 31 b that are releasably engaged with the main body case hole 18 of the main body case 17. The pair of claw portions 31a and 31b of the lock member 31 are arranged so as to be orthogonal to each other. The lock member 31 has a through hole 31c in the center and a pair of recesses 31d.
[0050]
Reference numeral 32 denotes a holder member, and the shaft member 24 is integrally fixed to the holder member 32. The holder member 32 has a cylindrical protrusion 32a, a rectangular hole 32b, and a pair of spring attachment protrusions 32c. A spring 33 having a protrusion 33a is attached to the spring attachment protrusion 32c. .
[0051]
A pair of support members 25 are integrally provided near the position corresponding to the first display unit case hole 20 and the second display unit case hole 21 on the inner surface of the display unit case 19. Through-holes are formed in the pair of support members 25, and the holder member 32 is slidably supported by inserting the shaft member 24 into the through-holes.
[0052]
The lock member 31 is rotatably supported by the holder member 32 by screwing a screw 34 into the tip of the protrusion 32a with the protrusion 32a of the holder member 32 inserted into the through hole 31c.
[0053]
Reference numeral 35 denotes a knob member. The knob member 35 has a pair of engaging protrusions 35a. The engaging protrusions 35a are inserted into the through holes 19c formed on the side surface of the display unit case 19 from the outside. By being inserted into and engaged with the rectangular hole 32b of the member 32, the holder 32 is fixed. A coil spring 28 urges the lock member 31 so that the claw portion 31 a or 31 b engages with the main body case hole 18.
[0054]
When the information processing apparatus is not used, the lock member 31 is rotated so that one claw portion 31a of the lock member 31 passes through the first display unit case hole 20 and the surface (on the display screen 15 side). Surface) protruded from 19a.
[0055]
When the display unit 13 is closed around the first shaft 14 so that the display screen 15 faces the keyboard 12, the claw portion 31 a of the lock member 31 is engaged with the body case hole 18 by the biasing force of the coil spring 28. The display unit 13 is fixed to the main body device 11.
[0056]
When the display unit 13 is opened around the first shaft 14, the tab member 35 is slid against the urging force of the coil spring 28 to engage the claw portion 31 a of the lock member 31 with the body case hole 18. Is released.
[0057]
When this information processing apparatus is used and an input operation is performed using an input pen, the display unit 13 is opened (the state shown in FIG. 1A) from the second axis 16 as a center. It is reversed and the lock member 31 is rotated so that the other claw portion 31b of the lock member 31 passes through the second display portion case hole 21 and protrudes toward the back surface 19b.
[0058]
Then, when the display unit 13 is closed around the first shaft 14 so that the back surface 19b faces the keyboard 12, the claw portion 31b of the lock member 31 is engaged with the main body case hole 18 by the biasing force of the coil spring 28, In the state shown in FIG. 1B, the display unit 13 is fixed to the main body device 11.
[0059]
When the display unit 13 is opened around the first shaft 14, the tab member 35 is slid against the urging force of the coil spring 28 to engage the claw portion 31 b of the lock member 31 with the body case hole 18. Is released.
[0060]
The lock member 31 has a protrusion 33a of the spring 33 in a state where one claw 31a protrudes from the first display part case hole 20 or the other claw part 31b protrudes from the second display part case hole 21. Is elastically engaged with the recess 31d of the lock member 31, so that the positioning when the lock member 31 is rotated is reliable, and the engagement of the claw portion 31a or 31b with the body case hole 18 is ensured. It has become.
[0061]
According to the second embodiment, by rotating the lock member 31 approximately 90 degrees, the one claw portion 31a can be moved from the first display portion case hole 20 or the other claw portion 31b can be moved to the second display portion. Since it is configured to selectively protrude from the case hole 21, the display unit 13 is locked to the main body device 11 not only when the display screen 15 faces the main body device 11 but also when the display screen 15 faces upward. Can be carried without any trouble in any state.
[0062]
Further, by the rotation of the lock member 31, the claw portion 31b of the lock member 31 can be accommodated in the display unit case 19 even when the display screen 15 faces upward, and the claw portion 31b of the lock member 31 protrudes. This eliminates the hindrance to the operation.
[0063]
[Third Embodiment]
The lock structure of the display unit in the third embodiment of the present invention is shown in FIG. 6 (a), FIG. 6 (b) and FIG. Components substantially the same as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and a part of the description is omitted.
[0064]
In the vicinity of both corners of the portion where the keyboard 12 facing the display unit 13 of the main body case 17 of the main body device 11 is arranged, a main body case hole 18 is formed which is a substantially rectangular through hole.
[0065]
In a position corresponding to each of the main body case holes 18 on the surface (front surface) 19a on which the display screen 15 of the display unit case 19 in which the display unit 13 is accommodated is provided, a first hole which is a substantially rectangular through hole is formed. Display portion case holes 20 are respectively formed.
[0066]
A position corresponding to each of the main body case holes 18 on the surface (back surface) 19b opposite to the front surface 19a of the display unit case 19 in which the display unit 13 is accommodated is a substantially rectangular penetrating long hole. Two display case holes 21 are formed.
[0067]
Reference numeral 41 denotes a lock member having a pair of claw portions 41 a and 41 b that are releasably engaged with the main body case hole 18 of the main body case 17. The pair of claw portions 41a and 41b of the lock member 41 are formed so as to protrude in opposite directions, and a round hole 41c is formed in the central main body portion.
[0068]
Reference numeral 42 denotes a holder member. The holder member 42 is formed by integrally fixing a pair of rectangular frame members, and has grooves 42a on the upper and lower sides. A shaft member 43 is integrally fixed to the holder member 42. The tip end portion 43a of the shaft member 43 is tapered. A pair of support members 44 and 45 are integrally provided near the position corresponding to the first display unit case hole 20 and the second display unit case hole 21 on the inner surface of the display unit case 19.
[0069]
A pair of through holes 44a and 44b are formed in one of the pair of support members 44 in the vertical direction, and a groove 45a is formed in the other 45, and one of these through holes 44a and 44b and By inserting the shaft member 43 into the groove 45a, the holder member 42 is slidably supported.
[0070]
The lock member 41 is disposed such that the main body portion of the lock member 41 is positioned inside the frame member of the holder member 42 and the claw portions 41a and 41b protrude vertically through the grooves 42a and 42a. It is slidably supported inside the holder member 42. A coil spring 46 biases the lock member 41 inside the holder member 42 in a direction in which the claw portions 41 a or 41 b engage with the main body case hole 18.
[0071]
On the side surface of the display unit case 19, a kerf 47 having a shape such that a substantially U-shape or V-shape is laterally formed is formed as shown in FIGS. Reference numeral 48 denotes a knob member. The knob member 48 has a columnar protrusion 48 a inserted into the groove 47 from the outside, inserted into the through hole 41 c of the main body of the lock member 41, and the tip of the protrusion 48 a of the knob member 48. The screw 49 is screwed to the lock member 41 to be attached thereto.
[0072]
A coil spring 50 biases the holder member 42 toward the support member 44 side. In addition, a pair of stopper members 51 and 52 for restricting the sliding of the holder member 42 are integrally formed inside the display unit case 19.
[0073]
When the information processing apparatus is not used, when the knob member 48 is moved to the surface 19a (display screen) side along the groove 47, the biasing force of the coil spring 50 causes the shaft member 43 of the holder member 42 to move. The tip 43a is inserted into the hole 44a on the surface 19a side of the support member 44, the holder member 42 abuts against the stopper member 51, and one claw portion 41a of the lock member 41 passes through the first display portion case hole 20. And it will be in the state which protruded from the surface 19a.
[0074]
In this state, when the display unit 13 is closed around the first shaft 14 so that the display screen 15 faces the keyboard 12, one claw portion 41 a of the lock member 41 is biased by the biasing force of the coil spring 46. The display unit 13 is fixed to the main body device 11.
[0075]
When the display unit 13 is opened around the first shaft 14, the lock member 41 is slid within the holder member 42 by sliding the knob member 48 against the urging force of the coil spring 46. The engagement of the claw portion 41a with the main body case hole 18 is released.
[0076]
When this information processing apparatus is used and an input operation is performed using an input pen, the display unit 13 is opened (the state shown in FIG. 1A) from the second axis 16 as a center. When the knob member 48 is reversed and moved to the back surface 19b side along the groove 47, the tip 43a of the shaft member 43 of the holder member 42 is inserted into the hole 44b on the back surface 19b side of the support member 44 by the biasing force of the coil spring 50. At the same time, the holder member 42 comes into contact with the stopper member 52, and the other claw portion 41b of the lock member 41 passes through the second display portion case hole 21 and protrudes from the back surface 19b.
[0077]
When the display unit 13 is closed around the first shaft 14 so that the back surface 19 b faces the keyboard 12, the other claw portion 41 b of the lock member 41 is engaged with the body case hole 18 by the biasing force of the coil spring 46. In the state shown in FIG. 1B, the display unit 13 is fixed to the main body device 11.
[0078]
When the display unit 13 is opened around the first shaft 14, the lock member 41 is slid within the holder member 42 by sliding the knob member 48 against the urging force of the coil spring 46. The engagement of the claw portion 41b with the main body case hole 18 is released.
[0079]
According to the third embodiment, one claw portion 41a of the lock member 41 is moved from the first display portion case hole 20 or the other claw of the lock member 41 by a combination of the lock member 41 and the holder member 42 and the like. Since the portion 41b is configured to selectively protrude from the second display portion case hole 21, the display portion is not only in a state where the display screen 15 faces the main body device 11, but also in a state where the display screen 15 faces upward. 13 can be locked to the main unit 11 and can be carried without any trouble in any state.
[0080]
Further, the lock member 41 can be slid in a direction along the first display unit case hole 20 and the second display unit case hole 21 as well as the first display unit case hole 20 and the second display unit case hole 21. The claw portion 41b of the lock member 41 can be accommodated in the display portion case 19 even when the display screen 15 is directed upward, and the claw portion 41b of the lock member 41 protrudes. This eliminates the hindrance to the operation.
[0081]
[Fourth Embodiment]
The lock structure of the display unit in the fourth embodiment of the present invention is shown in FIG. 8 (a), FIG. 8 (b) and FIG. Components substantially the same as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and a part of the description is omitted.
[0082]
On both side surfaces of both corners of the portion where the keyboard 12 facing the display unit 13 of the main body case 17 of the main body device 11 is arranged, a thin plate-shaped first guide member 61 is fixed or integrally formed. ing. The first guide member 61 has a notch 61a and upper and lower grooves 61b.
[0083]
The portions corresponding to the notches 61a of the first guide member 61 on both sides of the display unit case 19 in which the display unit 13 is accommodated, on the surface (front surface) 19a side on which the display screen 15 is provided, respectively. The thin plate-shaped second guide member 62 is fixed or integrally formed. The second guide member 62 has a groove 62a.
[0084]
It is a part corresponding to the notch 61a of the first guide member 61 on both sides of the display unit case 19 in which the display unit 13 is accommodated, and is a surface opposite to the surface on which the display screen 15 is provided (back surface) ) A thin plate-shaped third guide member 63 formed symmetrically with the second guide member 62 is fixed or integrally formed on the 19b side. First 3 The guide member 63 has a groove 63a.
[0085]
Reference numeral 64 denotes a slider member, and the upper and lower edges 64a of the slider member 64 are bent in a substantially U shape. The slider member 64 is slidably fitted to the first guide member 61 so that the edge portion 64 a enters the groove portion 61 b of the first guide member 61 and sandwiches the first guide member 61. .
[0086]
Therefore, when this information processing apparatus is not used, the display screen 15 faces the keyboard 12 with the display unit 13 in a state where the slider member 64 is slid to the opposite side of the notch 61a of the first guide member 61. As described above, when the first shaft 14 is closed as a center, the second guide member 62 is located in the notch 61 a of the first guide member 61. In this state, the first guide member 61 and the second guide member 62 are sandwiched by the slider member 64 by sliding the slider member 64 toward the notch 61 a, and the display unit 13 is fixed to the main body device 11. .
[0087]
When the display unit 13 is opened around the first shaft 14, the lock can be released by sliding the slider member 64 to the opposite side.
When this information processing apparatus is used and an input operation is performed using an input pen, the display unit 13 is opened (the state shown in FIG. 1A) from the second axis 16 as a center. When the display unit 13 is inverted and closed with the first shaft 14 as the center so that the back surface 19 b faces the keyboard 12, the third guide member 63 is positioned in the notch 61 a of the first guide member 61. Become. In this state, the first guide member 61 and the third guide member 63 are sandwiched by the slider member 64 by sliding the slider member 64 toward the notch 61 a, and the display unit 13 is fixed to the main body device 11. .
[0088]
When the display unit 13 is opened around the first shaft 14, the lock can be released by sliding the slider member 64 to the opposite side.
According to the fourth embodiment, the first guide member 61 and the second guide member 62 or the first guide member 61 and the third guide member 63 are sandwiched by the slider member 64 so as to be locked. Thus, the display unit 13 can be locked to the main unit 11 not only when the display screen 15 faces the main unit 11 but also when the display screen 15 faces upward. You will be able to carry it without any trouble.
[0089]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the display unit can be locked to the main unit not only in a state where the display screen faces the main unit but also in a state where the display screen faces upward. Even in this state, there is an effect that there is no hindrance to carrying.
[0090]
Further, even when the display screen is faced up, the claw portion of the lock member can be accommodated in the display unit case, and there is an effect that the trouble of operation due to the protrusion of the claw portion of the lock member is eliminated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an overall configuration of an information processing apparatus according to a first embodiment of the present invention, where (a) shows an input operation using a keyboard and (b) shows an input pen. The case where the input operation is performed is shown.
2A and 2B are enlarged views of a main part of the first embodiment of the present invention, in which FIG. 2A is a cross-sectional view cut along a horizontal plane, and FIG. 2B is a cross-sectional view cut along a vertical plane.
FIG. 3 is an exploded perspective view showing an enlarged main part of the first embodiment of the present invention.
4A and 4B are enlarged views of a main part of a second embodiment of the present invention, where FIG. 4A is a cross-sectional view cut along a horizontal plane, and FIG. 4B is a cross-sectional view cut along a vertical plane.
FIG. 5 is an exploded perspective view showing an enlarged main part of a second embodiment of the present invention.
6A and 6B are enlarged views of a main part of a third embodiment of the present invention, where FIG. 6A is a cross-sectional view cut along a horizontal plane, and FIG. 6B is a cross-sectional view cut along a vertical plane.
FIG. 7 is an exploded perspective view showing an enlarged main part of a third embodiment of the present invention.
FIGS. 8A and 8B are enlarged views of a main part of a fourth embodiment of the present invention, where FIG. 8A is a side view and FIG. 8B is a cross-sectional view taken along a vertical plane.
FIG. 9 is an exploded perspective view showing an enlarged main part of a fourth embodiment of the present invention.
10A and 10B are diagrams showing a conventional technique, in which FIG. 10A is a cross-sectional view taken along a vertical plane, and FIG. 10B is a cross-sectional view taken along a vertical plane orthogonal to the vertical plane of FIG.
[Explanation of symbols]
11 Main unit
12 Keyboard
13 Display section
14 First axis
15 Display screen
16 Second axis
17 Body case
18 Body case hole
19 Display case
19a Display surface
19b Back side of display
20 1st display case hole
21 Second display case hole
22 Locking member
22a Claw
23 Holder member
24 Shaft member
25 Support member
26 Knob member
28 Coil spring

Claims

Either the state in which the surface of the display unit accommodated in the hollow display unit case faces the main body device accommodated in the main body case or the state in which the rear surface of the display unit faces the main body device can be selectively set. In an information processing device,
Forming a main body case hole that is a long hole in a portion facing the display portion of the main body case;
Forming a first display part case hole which is a long hole penetrating inward and outward in a portion corresponding to the main body case hole on the surface of the display part case;
Forming a second display part case hole which is a long hole penetrating inward and outward in a portion corresponding to the main body case hole on the back surface of the display part case;
A holder member is attached to the display unit case so as to be slidable in a direction along the longitudinal direction of the first display unit case hole and the second display unit case hole,
By rotating the lock member approximately 180 degrees from the state in which the claw portion protrudes from the first display portion case hole , the claw portion is engaged with the lock member having a single claw portion that can be engaged with the body case hole. A holder is rotatably attached to the holder member such that the portion protrudes from the second display part case hole ,
While providing a biasing means for biasing the claw portion of the lock member so as to engage with the body case hole,
A knob member protruding from the display unit case is attached to the lock member,
An information processing apparatus wherein the engagement between the claw portion of the lock member and the body case hole is released by moving the knob member against the urging force of the urging means. .

Either the state in which the surface of the display unit accommodated in the hollow display unit case faces the main body device accommodated in the main body case or the state in which the rear surface of the display unit faces the main body device can be selectively set. In an information processing device,
Forming a main body case hole that is a long hole in a portion facing the display portion of the main body case;
Forming a first display part case hole which is a long hole penetrating inward and outward in a portion corresponding to the main body case hole on the surface of the display part case;
Forming a second display part case hole which is a long hole penetrating inward and outward in a portion corresponding to the main body case hole on the back surface of the display part case;
A holder member is attached to the display unit case so as to be slidable in a direction along the longitudinal direction of the first display unit case hole and the second display unit case hole,
A lock member having a claw portion engageable with the body case hole, the holder member so that the claw portion selectively protrudes from the first display portion case hole or the second display portion case hole. It is configured to be mounted rotatably
The locking member has a first claw portion and a second claw portion arranged so as to be substantially orthogonal, and the first claw portion protrudes from the first display portion case hole and the second claw portion. By rotating the lock member approximately 90 degrees from the state where the claw portion is located inside the display portion case, the second claw portion protrudes from the second display portion case hole and the first claw portion An information processing apparatus characterized by being positioned inside the display unit case.

Either the state in which the surface of the display unit accommodated in the hollow display unit case faces the main body device accommodated in the main body case or the state in which the rear surface of the display unit faces the main body device can be selectively set. In an information processing device,
Forming a main body case hole that is a long hole in a portion facing the display portion of the main body case;
Forming a first display part case hole which is a long hole penetrating inward and outward in a portion corresponding to the main body case hole on the surface of the display part case;
Forming a second display part case hole which is a long hole penetrating inward and outward in a portion corresponding to the main body case hole on the back surface of the display part case;
The display unit case is slidable in a first direction which is a direction along the longitudinal direction of the first display unit case hole and the second display unit case hole, and is orthogonal to the first direction. A holder member is attached so as to be movable between a first position and a second position that are separated from each other in a direction,
A first claw and a second claw projecting in opposite directions that can be engaged with the body case hole by sliding in the first direction and moving between the first position and the second position A lock member having a claw is attached to the holder member ,
A guide groove having a shape in which a substantially U-shape is horizontally oriented is formed in the display unit case,
While fixing the knob member inserted into the guide groove and protruding from the display unit case to the lock member,
Providing a biasing means for biasing the first and second claw portions of the lock member so as to engage with the body case hole;
By moving the knob member against the urging force of the urging means, the engagement between the first and second claw portions of the lock member and the body case hole is released, and the guide groove The holder member is moved between the first position and the second position, and the first claw portion engages with the body case hole at the first position to move the holder member to the second position. The information processing apparatus is characterized in that the second claw portion engages with the body case hole .