JP3653678B2 - 壜 Transporter - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は複数の壜を吊り下げて持ち運ぶのに便利な壜運搬具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ビール、清涼飲料等の壜を手で持ち運ぶのに使用する容器には、種々の形状の容器が提案されており、一般には周壁によって囲まれた内部に仕切り壁によって壜を収納する複数の区室を形成するとともに、仕切り壁から一体に把手を突設し、前記把手を周壁上面よりも上方に突出させた合成樹脂製容器が使用されている。これらの容器は堅牢であり仕切壁によって壜同士の衝突がないので安全に運搬することができるが、容器自体が重く、また高価であることから使捨てのワンウェイ用としては割高となりコストの面から使用することはできないという問題があった。
【0003】
そこで、2本以上の壜を簡便に持ち運ぶものとして、実開昭56−43762号公報に記載の「びん等の結束具」がある。これは、図21に示すように、「板状に形成した基板1の中央部2に略半円形の孔3と、孔3に連続した空所4をそれぞれ複数個設けるとともに、各空所に先端面5を孔3の内面に対向させて内方に湾曲して形成した揺動片6をそれぞれ揺動可能に設け、かつ中央部2にそれぞれの基部7、8において折り返し可能な把手9を設けたものである。即ち、壜ごとにそれぞれ孔3と空所4を設け、空所4から挿入した壜を孔3に係止させ、揺動片6で押さえるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成のびん等の結束具にあっては、壜を1本ずつ挿入するものであるから装着及び取り外しが面倒である。また、揺動片6はヒンジを介して連設されており先端面5は壜に当接しているにすぎないから、上下動自在である。そこで、持ち運ぶ際に大きく振ったり、基板1を傾斜させるような扱いをすると、揺動片6が外れて壜が落下するおそれがある。また、2本用である場合には把手の基部が壜の外側に位置するように設けることができるが、4本用である場合には把手は中央部に設けられるから、壜の重量で両端部が垂れ下がり不安定になるために一層壜が外れ易くなるという問題がある。
【0005】
【発明の目的】
この発明はかかる現況に鑑みてなされたもので、壜の装着、取り外しが簡単であり、不用意に外れることのない安定した状態で運搬することができるとともに、ワンウエーとして使用可能な安価な壜運搬具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記目的を達成するために次のような構成とした。即ち、請求項1に係る壜運搬具は、板状係止板には、略長方形状をした少なくとも1つの王冠挿入孔を設けるとともに、前記王冠挿入孔の両端に連通する壜頭部用凹部を設け、前記板状係止板の王冠挿入孔と平行する側端に折り返し自在な押え板をヒンジを介して連設し、前記押え板を折り返して板状係止板に折り重ねたとき、押え板が前記壜頭部用凹部に嵌入され板状係止板から上方に突出した壜頭部と壜頭部の間に挿入され、2本の壜頭部の対向する側面に当接するようにしたことを特徴とする。また、請求項2に係る壜運搬具は、前記王冠挿入孔を平行に設けて壜頭部用凹部を板状係止板の四隅部に位置するように形成し、板状係止板に連設する押え板を王冠挿入孔と平行な係止板の側端にヒンジを介して連設したことを特徴とする。また、請求項3に係る壜運搬具は、前記平行な王冠挿入孔の間に第2王冠挿入孔とこの王冠挿入孔に連通する第2壜頭部用凹部を設け、前記第2壜頭部用凹部を略中央部に位置させるとともに、前記第2王冠挿入孔が面する側端にヒンジを介して第2押え板を連設したことを特徴とする。また、請求項4に係る壜運搬具は、押え板には先端に開口する切欠を設けると共に、王冠挿入孔の端面に係止するフックを設けたことを特徴とする。
【0007】
さらに、請求項5に係る壜運搬具は、前記板状係止板の対向する側端にはヒンジを介して折り返し自在な把手部を連設してなることを特徴とする。また、請求項6に係る壜運搬具は、前記板状係止板の対向する側端にヒンジを介して折り返し自在な把手部を連設するととともに、前記一方の把手部の把持部に透孔を設け、他方の把手部の把持部に前記透孔に挿入するフックを設けたことを特徴とする。請求項7に係る壜運搬具は、板状係止板には、略長方形状をした少なくとも1つの王冠挿入孔を設けるとともに、前記王冠挿入孔の両端に連通する壜頭部用凹部を設け、前記王冠挿入孔の側面には前記壜頭部用凹部に嵌入され板状係止板から上方に突出した壜頭部と壜頭部の間に挿入され、2本の壜頭部の対向する側面に当接する押え板をヒンジを介して連設してなり、前記押え板には先端に凸部を設けるとともに、中央部に透孔を穿設してなり、前記王冠挿入孔の他の対向する側面には前記凸部を嵌合させる段状切欠部を設けてなり、さらに前記係止板の王冠挿入孔と平行な側端には前記押え板の透孔に挿入可能な係止部を有する支持用突片をヒンジを介して連設してなることを特徴とする。
【0008】
また、請求項8に係る壜運搬具は、前記王冠挿入孔を平行に設けて壜頭部用凹部を四隅部に位置するように形成し、前記段状切欠部は係止板の肉厚の略半分を切り欠いて形成し、前記係止部は支持用突片とは直角方向に折り曲げて形成したことを特徴とする。また、請求項に係る壜運搬具は、係止板の適所に把手部を設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】
この発明の請求項1にあっては、王冠挿入孔から挿入した壜口部をずらすだけで壜頭部用凹部に嵌入させることができ、壜頭部用凹部が王冠の下方の環状膨出部を保持して吊り下げることができる。王冠挿入孔と壜頭部用凹部とは連通しているから壜の取り付け取り外しが容易である。また、押え板は板状係止板の側端に連設し折り返したとき係止板に折り重なるようにしたので、強度が向上するとともに壜口部のずれを防止して壜頭部用凹部に確実に保持させる。この発明の請求項2にあっては、4本の壜を四隅部に位置するように配置することができ、ヒンジは押え板の折り返しを容易にする。また、この発明の請求項3にあっては、5本の壜を同時に持ち運ぶことを可能にする。この発明の請求項4にあっては、押え板先端の切欠が壜を確実に押さえるとともに、フックによって係止板上への折り重ねを保持し乱暴な取り扱いによっても押え板が外れることがない。
【0010】
この発明の請求項5にあっては、ヒンジは押え板及び把手部の折り返しを容易にするとともに、把手部によって壜を安全、容易に持ち運ぶことができる。また、この発明の請求項6にあっては、押え板先端の切欠が壜を確実に押さえるとともに、フックによって係止板上への折り重ねを保持し乱暴な取り扱いによっても押え板が外れることがない。
【0011】
この発明の請求項7にあっては、壜頭部用凹部を王冠挿入孔の両端に連通させて設けたから壜の着脱が容易であり、王冠挿入孔の側面に連設した押え板は壜頭部を固定する。また、押え板先端の凸部と王冠挿入孔側面の段状切欠部との嵌合とともに、支持用突片の係止部が押え板の透孔に挿入係止することによって押え板の上下左右の動きが抑制され、押え板が不容易に開くのを防止する。従って、運搬具として壜を不容易に落下させることがない。この発明の請求項8にあっては、壜頭部用凹部を四隅部に位置するように形成することによって4本の壜を安全に運搬することができる。また、前記段状切欠部は係止板の肉厚の略半分を切り欠いて形成したから、上面の突出を少なくし押え板をほぼ水平な状態で壜の環状膨出部を係止させることができる。また、前記係止部は支持用突片とは直角方向に形成することによって、押え板の透孔に直角に挿入することができ、係止部は乱暴な取り扱いによって外れることがない。また、この発明の請求項9にあっては、把手部を設けることによって安全、容易に持ち運ぶことができる。
【0012】
【実施例】
次に、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は展開した状態であって上半分は上面図、下半分は下面図を示し、図2は押え板の組立方法を示す一部拡大断面図、図3は壜運搬具の組立方法を示す上面斜視図である。この発明は、口部を王冠により密封する構造の壜には王冠の下方に環状膨出部が形成されていることに着目し、この環状膨出部を利用して吊り下げるようにしたものである。即ち、壜運搬具11は壜口部を係止する平面方形状の板状係止板13の対向する側端に押え板15を連設してなる。前記板状係止板13には対向する両側端に沿って二つの略長方形状の王冠挿入孔17が平行に設けられており、前記王冠挿入孔17の両端には壜頭部用凹部19が設けられている。従って、前記実施例では壜頭部用凹部19は係止板13の四隅部に位置するように配置され、4本の壜を運搬することができる。
【0013】
前記王冠挿入孔17は、王冠を冠着した壜口部を挿入するのに十分な大きさであり、両端部の壜頭部用凹部19とは内側に突出したくびれ部20を介して連通している。前記壜頭部用凹部19は、壜口部の環状膨出部よりも小径であり環状膨出部の下方の首部が挿入可能な大きさに形成されている。くびれ部20間の連通部21の幅寸法は壜頭部用凹部19の直径よりも当然小さく形成されており、王冠挿入孔17から挿入された壜口部は連通部21から押し込むようにして壜頭部用凹部19に嵌入される。前記相互に連通する壜頭部用凹部19間の寸法は、壜を並べて吊り下げることができるように壜の大きさによって適宜決定される。
【0014】
前記板状係止板13の王冠挿入孔17と平行な側端には押え板15がヒンジ23を介して連設されている。前記押え板15はヒンジ23から折り返して係止板13上面に重ねたとき、壜頭部用凹部19の間に挿入され前記王冠挿入孔17の略半分を覆う大きさに形成されている。先端には壜頭部用凹部19と同じかそれよりも大きい直径による半円形の切欠25が形成されている。押え板15を係止板13に折り重ねると切欠25間の突出部分が連通部21のほぼ半分を塞ぐことになる。また、押え板15の上面には、ヒンジ23を挟んで王冠挿入孔17の外側側面27と対向する位置にフック29が突設されている。前記フック29は、図2に示すように、内向きに突設されており、係止板13上に折り重ねたとき王冠挿入孔17の側面27に係止して折り重ねた状態を保持する。
【0015】
次に、上記構成の壜運搬具11の使用方法を図3及び図4に基づいて説明する。まず、壜口部を王冠挿入孔17の下側から挿入して王冠A下方の環状膨出部Bを上方に突出させ、そのまま水平にずらして連通部21から壜頭部用凹部19に押し込む。壜頭部用凹部19に押し込まれた壜口部は環状膨出部Bが係止されるとともに、くびれ部20によって保持される。同様にして、もう1本の壜口部を王冠挿入孔17から挿入し、水平移動させて他方の連通部21から壜頭部用凹部19に押し込んで環状膨出部Bを係止させる。次いで、押え板15を折り返して係止板13上に折り重ね、そのまま押圧することによってフック29を王冠挿入孔17の側面27に係止させる。
【0016】
他方の王冠挿入孔17側においても同様にして壜口部を係止させる。その後、運搬する場合には、図4に示すように、両端に接着剤あるいは両面テープの付いた帯状テープを取り付けて把手31とし、前記把手31を持って吊り下げるようにすればよい。前記把手31は壜頭部用凹部19に近接して設けることが壜の重量で垂れるのを防止する上で好ましく、図示するように2本平行に設けるか、X字状にクロスして設けることができる。また、他の吊り下げ方法としては、係止板13の中央部に手掛孔を設けるか、別途成形した把手を取り付けるようにしてもよい。
【0017】
図5及び図6はこの発明の実施例2を示し、図5は上面図、図6は組立方法を示す上面斜視図であり、5本用の壜運搬具を示す。尚、実施例1と共通する構成については同一の符号を付して、その説明は省略する。この実施例では、前記平行に設けてなる王冠挿入孔17の間に第2王冠挿入孔33とこの王冠挿入孔33にくびれ部35を介して連通する第2壜頭部用凹部37を設けてなる。前記第2壜頭部用凹部37は係止板13の略中央部に位置し、四隅部の壜頭部用凹部19とは5本の壜を吊り下げることができるような十分な間隔を保持している。
【0018】
さらに、前記第2王冠挿入孔33が面する側端にはヒンジ39を介して第2押え板40を連設してなる。前記第2押え板40は、壜頭部用凹部19に係止された壜の間に挿入され、前記第2王冠挿入孔33を覆い、第2壜頭部用凹部37内の壜に当接してずれを防止する大きさに形成されている。先端には第2壜頭部用凹部37と同じかそれよりも大きい直径による半円形の切欠41が形成されている。また、第2押え板40の上面には、ヒンジ39を挟んで第2王冠挿入孔33の外側側面43と対向する位置にフック45が突設されている。前記フック45は内向きに突設されており、フック29と同じく係止板13上に折り重ねたとき第2王冠挿入孔33の側面43に係止して折り重ねた状態を保持する。
【0019】
次に、上記実施例2の使用方法も実施例1と同じであり、王冠挿入孔から王冠を挿入して王冠下方の環状膨出部Bを上方に突出させ、そのまま水平にずらしてそれぞれ壜頭部用凹部19に押し込めばよい。また、第2壜頭部用凹部37においても第2王冠挿入孔33から挿入して壜口部をずらして嵌入すればよい。また、運搬する場合には、実施例1と同様にして把手を取り付ければよい。
【0020】
図7は押え板の変形例を示す実施例3であり、押え板47は切欠を設けることなく先端面を直線に形成した突片である。押え板47は折り返したとき側面が壜頭部用凹部19に保持された壜口部に当接し、壜の王冠挿入孔17側へのずれを防止する大きさに形成されている。また、押え板49は角部に円弧状の切欠50を設けてなり、前記切欠50を壜口部に当接して壜の王冠挿入孔17側へのずれを防止するようにしたものである。また、実施例2における第2押え板40の上記変形例を応用することができることは当然である。さらに、押え板は壜のずれを防止することができる形状であれば他に変更することは可能であり、切欠の形状もコの字状、多角形等適宜の形状とすることができる。また、上記実施例では王冠挿入孔と壜頭部用凹部とはくびれ部を介して連通する構成としたが、くびれ部を省略し壜頭部用凹部を略半円形としてもよい。
【0021】
次に、図8〜図11に基づいて、把手部を設けた実施例4について説明する。図8は展開した状態であって上半分は上面図を、下半分は下面図を示し、図9は一部を省略した断面図、図10は組み立て方法を示す上面斜視図、図11は壜を取り付けた状態の上面斜視図である。この実施例の壜運搬具11aでは板状係止板13の押え板15を連設した側端と直角方向の側端に把手部51を設けたことを特徴とする。従って、上記実施例と共通する構成については同一の符号を付して、その説明は省略する。尚、押え板15は壜口部が王冠挿入孔側にずれて抜け落ちるのを防止するためのものであるから、図8に仮想線で示すように、切欠を設けることなく壜の間に挿入され王冠挿入孔17の幅の半分以上を覆う突片としてもよい。
【0022】
把手部51は略コの字状に形成されており、係止板13の押え板15に隣接する直角方向の側端に連設されている。前記把手部51は係止板13の四隅部から連設されており、連設部には折り返し自在とするヒンジ53が設けられている。また、先端部にも把持部55を突き合わせて垂直に吊り下げることができるようにヒンジ57が設けられている。前記把持部55の一方には透孔59が穿設されており、他方には前記透孔59に挿入するフック60が突設されている。従って、使用するときは、両把手部51をヒンジ53から折り返してハの字状に起立させるとともに、把持部55をヒンジ57から折り返して突き合わせ、透孔59にフック60を挿入して組み立てればよい。尚、把手部51は係止板13の四隅でのみ連設することなく側端全体で連設し、先端部に指挿入孔を設ける構造とすることができる。
【0023】
次に、上記構成の壜運搬具11aの使用方法を図10及び図11に基づいて説明する。まず、壜口部を王冠挿入孔17の下側から挿入して環状膨出部Bを上方に突出させ、そのまま水平移動させて連通部21から壜頭部用凹部19に押し込む。王冠挿入孔17の両端の壜頭部用凹部19に押し込まれた壜口部は環状膨出部Bが係止するとともに、くびれ部20によって保持される。次いで、押え板15を回動させて係止板13上に折り重ね、そのまま押圧することによってフック29を王冠挿入孔17の側面27に係止させる。その後、把手部51を起立させるとともに、把持部55を突き合わせて透孔59にフック60を挿入して組み立てればよい。このようにして、組み立てと壜の取り付けとを同時に行うことができ、操作がきわめて簡単である。また、押え板15によって壜口部のずれを防止しているから確実に保持することができ、吊り下げても安全に持ち運ぶことができる。
【0024】
尚、上記実施例では4本の壜を運搬する場合について説明したが、2本の壜の運搬用に変形することもできる。2本の壜を運搬する場合には、王冠挿入孔を1つ設ければよく、他の1つは押え板とともに省略すればよい。また、5本の壜の運搬用とするには、図5の実施例の壜運搬具に前記把手部51を組み合わせることができる。
【0025】
さらに、この発明の他の実施例について説明する。図12以下は押え板を王冠挿入孔17の側面27に直接連設したことを特徴とする。この実施例においても王冠挿入孔17は係止板13の下から王冠を挿入可能な大きさであって、壜頭部用凹部19は壜頭部を前記王冠挿入孔17側から移動させたとき壜頭部が挿入可能な大きさであるとともに、環状膨出部Bを係止する大きさに形成されている。前記王冠挿入孔17の内側縁部には壜頭部を押さえる押え板61が下面側に形成したヒンジ63を介して連設されている。押え板61の先端部65に設けた小さな凸部67が王冠挿入孔17の縁部に形成した段状切欠部69に嵌合する。
【0026】
即ち、図15に示すように、押え板61の先端部65には肉厚の略半分の厚さの凸部67が設けられていて、この凸部67が王冠挿入孔17の縁部に肉厚の略半分を切り欠いた段状切欠部69に嵌合して、押え板61の水平方向のねじれと下方への垂れ下がりを防止する。押え板61には透孔70が穿設されており、側面71の先端角部は2本の壜の間に容易に挿入できるように、周方向のアール面とされている。尚、前記押え板61は、壜口部が壜頭部用凹部19から王冠挿入孔17にずれて抜け落ちるのを防止するためのものであるから、押え板61の側面71の形状は壜口部へ当接してずれを防止できる形状であればよい。従って、側面形状はアール面であると直線であるとを問わない。
【0027】
さらに、係止板13の前記王冠挿入孔17と平行な側端には、先端部に係止部73を形成した支持用突片75を上面側に形成したヒンジ77を介して連設してなる。前記係止部73は支持用突片75を水平にしたとき下向きに形成されており、係止板13の下側から回動させて押え板61の透孔70に挿入して係止できるように構成されている。このように、支持用突片75を回動させて係止部73を透孔70に係止させると、押え板61は下方へは凸部67と段状切欠部69との係合によって抑えられ、上方へは係止部73によって抑えられるから、上下左右の動きが抑制される。このようにして、押え板61は固定されるので、壜を確実に保持し不容易な脱落を防止することができる。
【0028】
前記王冠挿入孔17の間には、図12〜図14に示すように、把手部79が設けられている。前記把手部79は両端が係止板13に連結し上方に湾曲した略コの字状に形成されており、下方の係止板13には打ち抜かれて透孔80が形成されている。この把手部79によって4本の壜を吊り下げて持ち運ぶことができる。また、前記把手部79の根元部には、図17に示すように、保管時に折り畳んで高さを低くすることができるように、ヒンジ81、83、85を設けてもよい。ヒンジ81は連結部分の内側に、ヒンジ83は前記ヒンジ81の上部の外側に、ヒンジ85は前記ヒンジ83の上部の内側にそれぞれ設ければ、ヒンジ部分から折って把手部79の高さを低くし、透孔80に挿入して積み重ねることができる。
【0029】
尚、把手部79は上記実施例のように係止板13と一体に形成したものである他、係止板13の両縁部に帯状テープを固着して形成してもよい。この場合、帯状テープは平行に2本設けるか、X字状にクロスして設けることが好ましい。
【0030】
次に、上記構成の壜運搬具11bの使用方法について説明する。まず、押え板61を立ち上げておくか、図12の状態のまま壜口部を王冠挿入孔17の下側から挿入して環状膨出部Bを王冠挿入孔17より上方に突出させ、そのまま水平移動させて壜頭部用凹部19に嵌入させる。次いで、押え板61を倒して凸部67を段状切欠部69に嵌合させるとともに、支持用突片75を下側から回動させて先端の係止部73を押え板61の透孔70に挿入して係止させる。このようにして、図18に示すように4本の壜を装着固定すれば、押え板61は上下左右のいずれにも動くことがないから、壜は確実に保持され吊り下げても安全に持ち運ぶことができる。
【0031】
図19及び図20は把手部の構造を変更し、5本用の壜運搬具11cとし、把手部を側端に設けた場合を示す。この実施例では前記平行に設けてなる王冠挿入孔17の間に第2王冠挿入孔87と第2壜頭部用凹部89を設けてなる。第2壜頭部用凹部89は係止板13の略中央部に位置し、第2王冠挿入孔87の縁部にはヒンジ90を介して第2押え板91を連設してなる。第2押え板91の先端には略半円形の切欠93が形成されており、第2壜頭部用凹部89とともに、壜頭部の環状膨出部Bを係止する。さらに、第2押え板91の側面には肉厚の略半分を切り欠いて形成した段状切欠部95が、第2王冠挿入孔87の縁部に設けた凸部97に係合し、下方へ垂れ下がるのを防止するように構成されている。
【0032】
さらに、壜運搬具11cには、板状係止板13の側端部には略コの字状の把手部51が連設されている。前記把手部51は、図8〜図11に示す実施例の把手部と同一構造であるが、把持部55の透孔59とフック60は省略されている。この壜運搬具11cの使用方法も図8の壜運搬具11aと同様であって、四隅の壜頭部用凹部19に壜頭部を嵌入固定した後、第2王冠挿入孔87から第2壜頭部用凹部89に壜頭部を嵌入して第2押え板91を当接させて環状膨出部Bを係止させればよい。その後、把手部51を起立させて把持部55を突き合わせて組み立てればよい。
【0033】
【発明の効果】
上述から明らかなように、この発明は次のような効果を奏することができる。即ち、請求項1に係る壜運搬具では、壜運搬具としての組み立てと壜の取り付けを同時に行うことができ、複数の壜を容易に持ち運ぶことができる。また、王冠挿入孔と壜頭部用凹部とを連通させる構造としたから、壜の取り付けが容易であるとともに、組み立てと逆の方法で分解することにより簡単に壜を取り外すことができる。また、押え板は係止板の側端に連設することにより折り返したとき係止板の上に折り重ねるようにしたから、強度が向上するとともに壜を安全確実に保持することができ少々乱暴な取り扱いをしても壜が不容易に脱落することがない。また、構造が簡単であるから軽量であるとともに、ワンウエー運搬具として安価に提供することができる。さらに、板状体に展開して積み重ねておくことができるから、かさばらず場所を取らない。
【0034】
また、請求項2に係る壜運搬具では、押え板をヒンジを介して連設したから、折り返しが容易である。また、請求項3に係る壜運搬具では、平行な王冠挿入孔の間に第2王冠挿入孔とこの王冠挿入孔にくびれ部を介して連通する第2壜頭部用凹部を設けたから、5本の壜を同時に安全に運搬することができる。さらに、請求項4に係る壜運搬具では、押え板の先端に切欠を設けるとともに、王冠挿入孔の端面に係止するフックを設けたから、押え板が不用意に立ち上がるのを防止することができる。
【0035】
また、請求項5に係る壜運搬具としては、板状係止板の対向する側端にはヒンジを介して折り返し自在な把手部を連設してなるから、容易に運搬することができる。また、請求項6に係る壜運搬具にあっては、一方の把手部の把持部に透孔を設け、他方の把手部の把持部に前記透孔に挿入するフックを設けたから、把手部を確実に連結させておくことができ、把手部を一体化させることができる。また、請求項7に係る壜運搬具としては、押え板には先端に凸部を設け中央部に透孔を穿設してなり、前記王冠挿入孔の他の縁部には前記凸部を嵌合させる段状切欠部を設けてなり、さらに前記係止板の側端には前記押え板の透孔に挿入可能な係止部を有する支持用突片をヒンジを介して連設してなるから、押え板は上下左右の動きを抑制するから、運搬中に不容易に落下することがない。
【0036】
また、請求項8に係る壜運搬具としては、四隅部に形成した壜頭部用凹部によって4本の壜を運搬することができ、押え板先端の凸部と王冠挿入孔縁部の段状切欠部とが嵌合し、支持用突片の係止部が押え板の透孔に挿入係止するため、押え板が不容易に開くのを防止する。しかもほぼ水平な状態の押え板に壜頭部の環状膨出部を係止させることができるから、壜を確実に保持することができる。また、支持用突片の係止部は押え板の透孔に直角に挿入することによって乱暴な取り扱いによっても外れることがない。また、請求項9に係る壜運搬具としては、把手部を設けることによって安全、容易に持ち運ぶことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】展開した状態であって、上半分は上面図、下半分は下面図である。
【図2】押え板の組立方法を示す一部を省略した拡大断面図である。
【図3】壜運搬具の組立方法を示す上面斜視図である。
【図4】把手を取り付けた使用状態を示す上面斜視図である。
【図5】実施例2の壜運搬具の上面図である。
【図6】同じく組立方法を示す上面斜視図である。
【図7】実施例3を示す上半分は上面図、下半分は下面図である。
【図8】実施例4を示し、上半分は上面図、下半分は下面図である。
【図9】図8の一部を省略した拡大断面図である。
【図10】組み立て方法を示す上面斜視図である。
【図11】壜を取り付けた状態の上面斜視図である。
【図12】実施例5を示す平面図である。
【図13】同じく図12の右半分の断面図である。
【図14】同じく図12の右半分にける一部切断斜視図である。
【図15】押え板の係合状態を示す一部拡大斜視図である。
【図16】支持用突片の拡大斜視図である。
【図17】把手部の根元部を示す一部断面斜視図である。
【図18】壜の装着状態を示す説明用斜視図である。
【図19】実施例6を示す平面図である。
【図20】同じく部分拡大斜視図である。
【図21】公知のびん等の結束具を示す平面図である。
【符号の説明】
11 壜運搬具
13 係止板
15 押え板
17 王冠挿入孔
19 壜頭部用凹部
20 くびれ部
21 連通部
23 ヒンジ
25 切欠
27 王冠挿入孔の側面
29 フック
31 把手
33 第2王冠挿入孔
35 くびれ部
37 第2壜頭部用凹部
39 ヒンジ
40 第2押え板
41 切欠
43 第2王冠挿入孔の側面
45 フック
47 押え板
49 押え板
50 切欠
51 把手部
53 ヒンジ
55 把持部
57 ヒンジ
59 透孔
60 フック
61 押え板
63 ヒンジ
65 先端部
67 凸部
69 段状切欠部
70 透孔
71 側面
73 係止部
75 支持用突片
77 ヒンジ
79 把手部
80 透孔
81 ヒンジ
83 ヒンジ
85 ヒンジ
87 第2王冠挿入孔
89 第2壜頭部用凹部
90 ヒンジ
91 第2押え板
93 切欠
95 段状切欠部
97 凸部[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a bag carrier that is convenient for hanging and carrying a plurality of bags.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, containers of various shapes have been proposed as containers used for carrying beer, soft drinks, etc. by hand. Generally, a plurality of containers for storing strawberries by a partition wall are enclosed by a peripheral wall. A synthetic resin container is used in which a compartment is formed, a handle is integrally projected from the partition wall, and the handle is projected upward from the upper surface of the peripheral wall. These containers are robust and can be transported safely because the partition walls do not collide with each other. However, because the containers themselves are heavy and expensive, they are expensive for single-use one-way use and are costly. There was a problem that it could not be used.
[0003]
In view of this, there is a “binning tool such as a bottle” described in Japanese Utility Model Laid-Open No. 56-43762 as one that easily carries two or more bags. As shown in FIG. 21, “a substantially
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In a binding tool such as a bottle having the above-described configuration, it is troublesome to attach and remove since the jars are inserted one by one. Further, since the
[0005]
OBJECT OF THE INVENTION
The present invention has been made in view of the present situation, and is easy to attach and remove the kite, can be transported in a stable state without being accidentally detached, and can be used as a one-way inexpensive kite transport The purpose is to provide ingredients.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention is configured as follows. That is, the bag carrier according to claim 1 is: In the plate-like locking plate, At least one crown insertion hole having a substantially rectangular shape And the crown insertion hole A recess for the heel head communicating with both ends A presser plate that can be folded back to the side end parallel to the crown insertion hole of the plate-like locking plate via a hinge, and the presser plate is folded back to form a plate-like locking plate. When folded, Presser plate is Recess for head part Is inserted between the heel head and the heel head protruding upward from the plate-shaped locking plate so as to abut against the opposing side surfaces of the two heel heads. It is characterized by that. Moreover, the scissor carrier according to
[0007]
Furthermore, the bag carrier according to
[0008]
According to an eighth aspect of the present invention, there is provided a saddle transporter in which the crown insertion hole is provided in parallel, and the concave portion for the head portion is formed at the four corners, and the stepped notch is formed with a thickness of the locking plate. It is formed by cutting out approximately half, and the locking portion is perpendicular to the supporting protrusion. Bend It is formed. The bag carrier according to the claims is characterized in that a handle portion is provided at an appropriate position of the locking plate.
[0009]
[Action]
According to the first aspect of the present invention, it is possible to fit the recessed portion for the heel portion by simply shifting the heel portion inserted from the crown insertion hole, and the recessed portion for the heel portion is an annular bulging portion below the crown. Can be held and hung. Since the crown insertion hole and the recess for the heel head communicate with each other, it is easy to attach and remove the heel. In addition, the presser plate is connected to the side edge of the plate-like locking plate so that when it is folded back, it is folded over the locking plate. Hold it securely. According to the second aspect of the present invention, the four hooks can be arranged at the four corners, and the hinge facilitates the folding back of the presser plate. According to
[0010]
According to the fifth aspect of the present invention, the hinge facilitates the folding back of the presser plate and the handle part, and the hook can be safely and easily carried by the handle part. According to the sixth aspect of the present invention, the notch at the front end of the presser plate reliably holds the hook, and the presser plate can be released by rough handling while holding the folding on the locking plate by the hook. Absent.
[0011]
According to the seventh aspect of the present invention, since the recess for the head portion is provided in communication with both ends of the crown insertion hole, the attachment and detachment of the foot is easy. Fix the part. In addition, with the fitting of the convex part at the tip of the presser plate and the stepped notch part on the side of the crown insertion hole, the locking part of the support protrusion inserts and locks into the through hole of the presser plate, so This prevents the movement of the presser plate from opening easily. Therefore, the bag is not easily dropped as a carrier. According to the eighth aspect of the present invention, the four heads can be safely transported by forming the head part recesses so as to be located at the four corners. Further, since the stepped notch is formed by cutting out approximately half of the thickness of the locking plate, the protrusion of the upper surface is reduced, and the presser plate is held in a substantially horizontal state to lock the annular bulging portion of the heel. Can do. Further, by forming the locking portion in a direction perpendicular to the supporting protrusion, it can be inserted into the through hole of the presser plate at a right angle, and the locking portion does not come off due to rough handling. According to the ninth aspect of the present invention, the handle portion can be provided so that it can be carried safely and easily.
[0012]
【Example】
Next, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. 1 is a developed state, the upper half is a top view, the lower half is a bottom view, FIG. 2 is a partially enlarged cross-sectional view showing a method for assembling the presser plate, and FIG. 3 is a method for assembling the bag carrier. It is a top perspective view. The present invention focuses on the fact that an annular bulge is formed below the crown of a ridge that has a structure in which the mouth is sealed with a crown, and is suspended using this annular bulge. is there. In other words, the bag transporter 11 is formed by connecting the
[0013]
The
[0014]
A holding
[0015]
Next, the usage method of the bag transporter 11 of the said structure is demonstrated based on FIG.3 and FIG.4. First, the throat portion is inserted from the lower side of the
[0016]
On the other
[0017]
5 and 6 show a second embodiment of the present invention, FIG. 5 is a top view, and FIG. 6 is a top perspective view showing an assembling method, showing five bag carriers. In addition, about the structure which is common in Example 1, the same code | symbol is attached | subjected and the description is abbreviate | omitted. In this embodiment, a second
[0018]
Further, a
[0019]
Next, the usage method of the second embodiment is the same as that of the first embodiment. The crown is inserted from the crown insertion hole so that the annular bulging portion B below the crown protrudes upward and is shifted horizontally as it is. What is necessary is just to push in to the recessed
[0020]
FIG. 7 shows a third embodiment showing a modification of the presser plate, and the
[0021]
Next, based on FIGS. 8-11, Example 4 which provided the handle part is demonstrated. 8 is a developed state, the upper half is a top view, the lower half is a bottom view, FIG. 9 is a cross-sectional view with a part omitted, FIG. 10 is a top perspective view showing the assembly method, and FIG. It is an upper surface perspective view of the state which attached. The bag carrier 11a of this embodiment is characterized in that a
[0022]
The
[0023]
Next, a method of using the bag transporter 11a having the above configuration will be described with reference to FIGS. First, the throat portion is inserted from the lower side of the
[0024]
In addition, although the said Example demonstrated the case where four cage | baskets were conveyed, it can deform | transform for conveyance of two cage | baskets. When carrying two scissors, one crown insertion hole may be provided, and the other one may be omitted together with the presser plate. Further, in order to carry five bags, the
[0025]
Further, another embodiment of the present invention will be described. 12 and the following figures are characterized in that the presser plate is directly connected to the
[0026]
That is, as shown in FIG. 15, a
[0027]
Further, a supporting
[0028]
As shown in FIGS. 12 to 14, a
[0029]
The
[0030]
Next, a method of using the bag transporter 11b having the above configuration will be described. First, the
[0031]
19 and 20 show a case where the structure of the handle portion is changed to provide a five-piece bag carrier 11c, and the handle portion is provided at the side end. In this embodiment, a second
[0032]
Furthermore, a substantially
[0033]
【The invention's effect】
As is apparent from the above, the present invention has the following effects. That is, in the bag transporter according to the first aspect, assembly as the bag transporter and attachment of the bag can be performed at the same time, and a plurality of bags can be easily carried. In addition, since the crown insertion hole and the recess for the heel head communicate with each other, it is easy to attach the heel, and the heel can be easily removed by disassembling in the reverse manner of assembly. In addition, since the presser plate is connected to the side edge of the locking plate so that it is folded over the locking plate when folded, the strength can be improved and the heel can be held safely and reliably. Even if handled with care, the wrinkles do not fall off easily. Moreover, since it is simple in structure, it is lightweight and can be provided at a low cost as a one-way transporter. Furthermore, it can be unfolded and stacked on a plate-like body, so it is not bulky and takes up space.
[0034]
In the bag carrier according to
[0035]
In addition, the bag transporter according to
[0036]
In addition, as a scissors transporting device according to claim 8, four scissors can be transported by a concavity for a scissor head formed at the four corners, and the stepped shape of the convex part at the tip of the press plate and the edge of the crown insertion hole. Since the notch portion is fitted and the locking portion of the support protrusion is inserted and locked into the through hole of the presser plate, the presser plate is prevented from being easily opened. Moreover, since the annular bulging portion of the heel head can be locked to the presser plate in a substantially horizontal state, the heel can be reliably held. Further, the locking portion of the supporting protruding piece does not come off due to rough handling by inserting it perpendicularly into the through hole of the presser plate. In addition, the bag carrier according to claim 9 can be safely and easily carried by providing a handle portion.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a developed state, in which an upper half is a top view and a lower half is a bottom view.
FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view showing a method for assembling the presser plate with a part thereof omitted.
FIG. 3 is a top perspective view showing a method for assembling the bag carrier.
FIG. 4 is a top perspective view showing a use state with a handle attached.
FIG. 5 is a top view of the bag carrier according to the second embodiment.
FIG. 6 is a top perspective view showing the same assembling method.
7 is a top view showing a third embodiment, and a bottom half is a bottom view showing Example 3. FIG.
8 shows a fourth embodiment, where the upper half is a top view and the lower half is a bottom view. FIG.
FIG. 9 is an enlarged cross-sectional view in which a part of FIG. 8 is omitted.
FIG. 10 is a top perspective view showing an assembling method.
FIG. 11 is a top perspective view of a state in which a collar is attached.
12 is a plan view showing Example 5. FIG.
13 is a cross-sectional view of the right half of FIG.
14 is a partially cut perspective view of the right half of FIG.
FIG. 15 is a partially enlarged perspective view showing an engagement state of the presser plate.
FIG. 16 is an enlarged perspective view of a support protrusion.
FIG. 17 is a partial cross-sectional perspective view showing a root portion of a handle portion.
FIG. 18 is an explanatory perspective view showing a state in which a bag is attached.
19 is a plan view showing Example 6. FIG.
FIG. 20 is a partially enlarged perspective view of the same.
FIG. 21 is a plan view showing a binding tool such as a known bottle.
[Explanation of symbols]
11 Trap
13 Locking plate
15 Presser plate
17 Crown insertion hole
19 Head recess
20 Constriction
21 Communication part
23 Hinge
25 Notches
27 Side of the crown insertion hole
29 Hook
31 Handle
33 Second crown insertion hole
35 Constriction
37 Recess for the second heel
39 Hinge
40 Second presser plate
41 Notch
43 Side of second crown insertion hole
45 hook
47 Presser plate
49 Presser plate
50 notches
51 Handle part
53 Hinge
55 Gripping part
57 Hinge
59 Through-hole
60 hooks
61 Presser plate
63 Hinge
65 Tip
67 Convex
69 Stepped notch
70 Through hole
71 side
73 Locking part
75 Supporting protrusion
77 Hinge
79 Handle part
80 through hole
81 Hinge
83 Hinge
85 Hinge
87 2nd Crown Insertion Hole
89 Recessed part for second head
90 Hinge
91 Second presser plate
93 Notch
95 Stepped notch
97 Convex
Claims (9)
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