JP3652762B2 - Bathtub - Google Patents
Bathtub Download PDFInfo
- Publication number
- JP3652762B2 JP3652762B2 JP30945895A JP30945895A JP3652762B2 JP 3652762 B2 JP3652762 B2 JP 3652762B2 JP 30945895 A JP30945895 A JP 30945895A JP 30945895 A JP30945895 A JP 30945895A JP 3652762 B2 JP3652762 B2 JP 3652762B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathtub
- rear wall
- sheet
- backrest
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は浴槽に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に使用されている浴槽は、プラスチックや金属等で両側壁と前壁と後壁と底面とからなる椀形に成形されたものや、木材で椀形に成形されたものが多い。そして、入浴者が凭れる浴槽の後壁は、和風の浴槽では急な傾斜面になっているし、洋風の浴槽では緩やかな傾斜面となっている。又、和洋折衷の浴槽では、この中間の傾斜面となっている。
【0003】
このことを図7を参照しながら説明すると、和風の浴槽100は、(イ)に示すように、前壁101の上端と後壁102の上端との間の距離が800〜1200mmであり、後壁102はほぼ90°に近い急な傾斜面となっている。従って、入浴者105は足を折り曲げた状態で入浴することになる。
又、洋風の浴槽300は、(ハ)に示すように、前壁301の上端と後壁302の上端との距離が1200〜1600mmであり、後壁302はゆるやかな傾斜面となっている。従って、入浴者305は仰向けに寝た姿に近いリラックスした姿勢で入浴することになる。
【0004】
又、和洋折衷の浴槽200では、この中間で、(ロ)に示すように、前壁201の上端と後壁202の上端との距離は1000〜1400mmで、後壁202は中間の傾斜面となっている。従って、入浴者205は中間の姿勢で入浴することになる。
この後壁の傾斜を和風や洋風に変えることができる浴槽としては、実開平5−9387号公報、実公平6−37747号公報に記載されている浴槽が知られている。
【0005】
この実開平5−9387号公報記載の浴槽は、両側壁の一部が伸縮自在な蛇腹状になっていて、この蛇腹状の側壁の上方と下方の伸縮量を変えることにより後壁の傾斜を変えることができるようになっている。
又、実公平6−37747号公報記載の浴槽は、両側壁に後壁と異なる傾斜に取り付けられた2列のガイドレールが設けられていて、この2列のガイドレールの間に板体を差し込んで背凭れ(後壁)の傾斜を変えることができるようになっている。
又、リラックスできる浴槽として、特開平4−224756号公報、特開平6−141996号公報に記載されているように、浴槽本体の中間の高さに横臥床布や気密シートを傾斜させて取り付けた浴槽が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この後壁の好ましい傾斜は人の好みや年齢によって異なっている。
一般に、高齢者や身障者では、後壁が緩やかな傾斜面になっていると、浴槽に入って入浴するときに、身体が浮き上がり、身体のバランスを崩して身体を湯中にずれ込ませ、悪くすると、溺死事故になることがあるので、高齢者や身障者では後壁の傾斜が急な浴槽がよいし、若年者には緩やかな後壁がリラックスできるので好まれている。
【0007】
両側壁の一部が蛇腹状になっている浴槽では、人の好みや年齢によって後壁の傾斜を変えて入浴できるので便利であるが、構造が複雑であるし、蛇腹の襞の中に湯垢等が付着し易いし、又、この蛇腹の中に付着した湯垢等が取り除き難いという問題がある。
又、両側壁にガイドレールが設けられた浴槽では、この2列のガイドレールの間にガイドレールに沿って板体を差し込むことにより後壁の傾斜が変えることができ便利であるが、板体を使用しないで入浴していると、このガイドレールが邪魔になって不便である。又、この2列のガイドレールの間や前後の壁に湯垢が付着し易いし、又、この付着した湯垢等が取り除き難いという問題がある。
【0008】
又、浴槽本体の中間の高さに横臥床布や気密シートを設けた浴槽では、入浴者の背面が横臥床布や気密シートに沿って入浴できるので、リラックスでき気持ちよく入浴できるが、この横臥床布や気密シートは変形し易いし、浴槽の中間の高さに傾斜した状態に取り付けられているから、浴槽の中に入るときに、この横臥床布や気密シートの上に足裏を載せて立つと、横臥床布や気密シートが変形し足がふらつくし、又、フラットでないので足元が安定せず浴槽の中に入り難いという問題がある。
又、この横臥床布や気密シートが浴槽に設置し難いし、又、この構造が複雑なために清掃が困難であるという問題がある。
そこで、本発明の目的は、後壁の傾斜を簡単に変えることができ、しかも、湯垢等が付着し難く、付着しても湯垢を取り除き易い浴槽を提供することである。
本発明の他の目的は、浴槽の中に入り易く、リラックスして入浴できる浴槽を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するためになしたものであって、請求項1記載の発明は、緩やかに傾斜した傾斜面を形成する後壁、前壁、両側壁及び底面から構成される椀形の浴槽本体、該浴槽本体の上端に外方向にほぼ平行に突出した鍔部、及び水平片と立設片とから構成される逆L字形の背凭れ部材、を備え、前記水平片の一端を後壁に嵌合させることにより水平片をほぼ水平に配置させた状態で前記立設片を前記底壁に立設させることにより、該立設片を前記後壁よりも急な傾斜面を形成する背凭れ部として、前記背凭れ部材を前記浴槽本体に着脱自在に取り付けた浴槽において、前記後壁に背を凭れた場合に入浴者の両肘を掛ける肘掛けを、該肘掛けと前記後壁との間に前記立設片が立設できる隙間を開けて前記両側壁から突出して設けるとともに、前記後壁と前記鍔部との境界近傍に係止凹部を設けることにより、該係止凹部から前記肘掛けと後壁との間の前記隙間に前記背凭れ部材を着脱自在に架け渡して取り付けたことを特徴とする浴槽である。
【0010】
又、請求項2記載の発明は、請求項1記載の浴槽の底面に配置された流体出入口と、この流体出入口を覆ったシート状伸縮体とから構成され、この流体出入口から流体を出入させることによりシート状伸縮体が膨張収縮自在になされていて、シート状伸縮体に流体を入れて膨張させたときに、この膨張したシート状伸縮体の上面の形状が、足を折り曲げて入浴した入浴者の足の後側に沿う山形状になされているものである。この請求項2記載の発明における足とは腰より下方に延びた部分をいう。又、請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の浴槽に使用されるほぼ逆L字形の背凭れのほぼ中央の屈曲部が折畳可能になされているものである。
【0011】
(作用)
本発明の浴槽では、係止凹部から肘掛けと後壁との間に、ほぼ逆L字形の背凭れが、逆L字形の一方の片をほぼ水平に他方の片を後壁より急な角度に傾斜させて、架け渡され着脱自在に取り付けられているから、緩やかな後壁が好きな人、例えば、若年者の場合には背凭れを取り外して入浴する。
すると、浴槽の後壁は緩やかな傾斜面であるから、リラックスして気持ちよく入浴できる。
【0012】
又、急な傾斜の後壁がよい、例えば、高齢者や身障者の場合には、ほぼ逆L字形の背凭れを取り付けて入浴する。
すると、浴槽の後壁の前に、後壁より急な角度のほぼ逆L字形の背凭れが取り付けられられるので、この急な傾斜の背凭れに凭れて入浴するすることができる。
又、この背凭れは後壁と鍔との境界近傍に設けられた係止凹部から肘掛けと後壁との間に掛け渡して取り付けられているから、この背凭れを取り付けために、従来の浴槽のように、側壁にガイドレール等の取付具を取り付ける必要がない。従って、浴槽の側壁は平滑な面のままであり、湯垢等が取り付き難いし、又、この側壁に湯垢が取り付いても掃除し易い。
【0013】
請求項2記載の発明では、流体出入口から流体を抜いてシート状伸縮体を収縮させて入浴者が浴槽の中に出入する。
すると、収縮しているシート状伸縮体の上に足裏を載せて入浴者が出入してもシート状伸縮体の下側のフラットな床で入浴者の荷重を支えるために、足元が安定しふらつくことがなく、浴槽の中に出入し易い。
又、入浴後、シート状伸縮体の中に流体出入口から流体を導入すると、膨張したシート状伸縮体の表面の形状が、足を折り曲げて入浴した入浴者の足の後側に沿う山形状になされているから、入浴者が折り曲げた足の後側をこのシート状収縮体の上に載せると膝関節の裏側をシート状収縮体が支えるからリラックスして入浴できる。
【0014】
請求項3記載の発明では、ほぼ逆L字形の背凭れのほぼ中央の屈曲部が折畳可能になされているから、この背凭れを使用しないときには、これを折り畳むことにより小さい形状になるので収納し易い。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例を説明する。
(実施例1)
図1〜図3は本発明浴槽の一実施例を示すもので、図1(イ)は浴槽の斜視図、(ロ)は浴槽の平面図、(ハ)は(ロ)のA−A線における断面図、図2は図1(ハ)のB部分を拡大して示す断面図、図3浴槽の使用状態を示すもので、(イ)は背凭れを使用しないで入浴している状態を示す説明図、(ロ)は背凭れを使用して入浴している状態を示す説明図である。
【0016】
1はガラス繊維強化ポリエステル樹脂製の浴槽であり、この浴槽1は両側壁21、21と前壁22と後壁23と底面24からなる椀形に成形された浴槽本体2と、この浴槽本体2の上端からほぼ水平に突出した鍔3とが一体に成形されたものである。
鍔3の一端から他端までの大きさは1400mm×800mmであり、浴槽本体の上面の大きさは1200mm×650mm、深さが550mmである。
又、後壁23はほぼ75°の緩やかな傾斜面となっている。左右の両側壁21、21と前壁22とはほぼ90°に近い急な傾斜面となっている。
両側壁21、21には後壁23に近い場所に内側に突出した肘掛け25が設けられている。
又、後壁23と鍔3との境界近傍には窪んだ係止凹部4が設けられている。
【0017】
符号5はほぼ逆L字形の背凭れであり、この背凭れ5は、図2に示すように、ほぼ中央の屈曲部55で分割されて一方の片(水平片)51と他方の片(立設片)52とに分割され、これが蝶番56で取付けられて折畳可能になされている。
この背凭れ5を、図1(ハ)に示すように、係止凹部4から後壁23と肘掛け25との間に架け渡して取り付けることができるようになっている。尚、このように背凭れ5を取り付けると、逆L字形の一方の片51がほぼ水平になり、他方の片52がほぼ90°に近い急な傾斜面となる。
なお、図3において、符号59は枕マットであり、この枕マット59は係止凹部4に嵌め込むことができる形状になっている。また、符号9は入浴者である。
【0018】
次に、この浴槽の使用方法を説明する。
先ず、凭れる壁(後壁23)の傾斜が緩やかな浴槽1が好きな入浴者9の場合には、背凭れ5を取り外し、枕マット59を係止凹部4に嵌め込んで取り付け、浴槽1の中に湯を満たし、図3(イ)に示すように、浴槽1の中に入り、枕マット59を枕にし、肘掛け25に肘を掛けてリラックスして入浴する。
この際、この背凭れ5は使用しないので、これを折り畳んで収納する。
次に、凭れる壁の傾斜が急な浴槽1が好きな入浴者9の場合には、図1(ハ)に示すように、背凭れ5を係止凹部4から後壁23と肘掛け25との間に架け渡して取り付ける。すると、背凭れ5の一方の片51はほぼ水平になり、他方の片52はほぼ垂直に近くなって取り付けられる。
【0019】
この浴槽1の中に湯を満たして、図3(ロ)に示すように、浴槽1の中に入り、肘掛け25に肘を掛け背凭れ5に凭れて入浴する。すると、背凭れ5の他方の片52がほぼ90°に近い傾斜面となって取り付けられているから、この他方の片52に凭れて入浴する。
このように、凭れる壁が後壁23と背凭れ5というように傾斜面を変えることができるので便利である。
又、このように背凭れ5は係止凹部4から肘架け25と後壁23との間との間に架け渡して取り付けることができるので、従来のガイドレールのような特別な取付具を設ける必要がなく、従って、側壁が湯垢等が取り付け難いし、又、湯垢が取り付いても簡単に取り除くことができる。
又、背凭れ5は折り畳むことができるので、使用しないときには小さく折り畳んで収納できるので便利である。
【0020】
(実施例2)
次に、本発明の他の実施例について説明する。
図4〜図6は本発明浴槽の他の実施例を示すもので、図4(イ)は浴槽の平面図、(ロ)は(イ)のC−C線における断面図、図5はシート状伸縮体が膨張した状態を示すもので(イ)は斜視図、(ロ)は(イ)のD−D線における断面図、図6は浴槽の使用状態を示すもので、(イ)は背凭れを使用してシート状伸縮体を収縮させた状態を示すの説明図、(ロ)は背凭れを外してシート状伸縮体を膨張させて入浴している状態を示す説明図である。
【0021】
1aはガラス繊維強化ポリエステル樹脂製の浴槽であり、この浴槽1aは両側壁21a、21aと前壁22aと後壁23aと底面24aからなる椀形に成形された浴槽本体2aと、この浴槽本体2aの上端からほぼ水平に突出した鍔3aとが一体に成形されたものである。
そして、この底面24aのほぼ中央に流体出入口29aが設けられている。
鍔3aの一端から他端までの大きさは1400mm×800mmであり、浴槽本体の大きさは1200mm×650mm、深さが550mmである。
又、後壁23aはほぼ75°の緩やかな傾斜面となっている。左右の両側壁21、21と前壁22aとはほぼ90°に近い急な傾斜面となっている。
両側壁21a、21aには後壁23aに近い場所に内側に突出した肘掛け25aが設けられている。
又、後壁23aと鍔3aとの境界近傍には窪んだ係止凹部4aが設けられている。
【0022】
5aはほぼ逆L字形の背凭れであり、この背凭れ5aはほぼ中央の屈曲部55aで分割されて一方の片51aと他方の片52aとに分割され、これが蝶番56aで取付けられ付けられて折畳可能になされている。
この背凭れ5aを、図4(ロ)に示すように、係止凹部4aから後壁23aと肘掛け25aとの間に架け渡して取り付けることができるようになっている。尚、このように背凭れ5aを取り付けると、逆L字形の一方の片51aがほぼ水平になり、他方の片52aがほぼ90°に近い傾斜面になる。
59aは枕マットであり、この枕マット59aは係止凹部4aに嵌め込むことができる形状になっている。。
【0023】
6aはゴム製のシート状伸縮体である。そして、浴槽本体2aの底面24aには、流体出入口29aをほぼ中心にした長さ400mm〜600mm、幅300mm〜450mmのほぼ矩形状の断面コ字形の枠体61aが一体に取り付けられ、この枠体61aの断面コ字形の中にシート状伸縮体6aの周縁が取り付けられている。従って、このシート状伸縮体6aが流体出入口29aを覆って設けられている。
そして、この流体出入口29aから加圧された水(上水道水)を導入すると、シート状伸縮体6aが膨張して、このシート状伸縮体6aの上面の形状が、図6の(ロ)に示すように、足を折り曲げた入浴者の足の背面に沿う山形になり、水を抜くとシート状伸縮体6aが収縮して、このシート状伸縮体6aの上面が、図6の(イ)に示すよう、底面24aとほぼ同じ高さになる。又、このシート状収縮体6aの表面には滑り止めの多数の凹凸が設けられている。
【0024】
8aは水栓である。
81aは湯管であり、この湯管81aは水栓8aに接続されている。
82aは水管であり、この水管82aは途中で枝別れし、一方が水栓8aに接続され、他方が切替弁85aを経て流体出入口29aに接続されている。
切替弁85aを、図示しないスイッチで流体出入口29a側に切り替えると、水がシート状伸縮体6aの中に入り、このシート状伸縮体6aを膨張させることができ、切替弁85aを排水管86a側に切り替えると、シート状伸縮体6aの中に入っている水が排水管86aを通って流出しシート状伸縮体6aが収縮するようになっている。
又、水栓8aのハンドル89aを適宜回転させて開くと、湯管81aからの湯の量と水管82aからの水の量が調節でき、適当な温度の湯が水栓8aから出るようになっている。
9aは入浴者である。
【0025】
次に、この浴槽の使用方法を説明する。
先ず、凭れる壁(後壁23a)の傾斜が緩やかな浴槽1aが好きな入浴者9aの場合には、背凭れ5を取り外し、枕マット59aを係止凹部4aに嵌め込む。そして、切替弁8aを排水管86a側に切り替えてシート状伸縮体6aの中の水を抜いてシート状伸縮体6aを収縮させ、ハンドル89aを適宜回転させて水栓8aから出る湯の温度を適当にして浴槽の中に湯を適量入れる。
この際、この背凭れ5aは使用しないので、これを折り畳んで収納する。
このようにして、浴槽1の中に入浴者9aが入る。
すると、シート状伸縮体6aが収縮しているときには、シート状伸縮体6aの表面と底面24aとがほぼ同じ高さになされているから、入り易い。又、このシート状伸縮体6aの表面には多数の凹凸が設けられているから、滑り難い。
【0026】
入浴して、足を折り曲げて、図示しないスイッチで切替弁8aを流体出入口29a側に切り替えると、図6(ロ)に示すように、シート状伸縮体6aが足の後側に沿う形状に膨張するから、このシート状伸縮体6aの上に足を載せ、枕マット59aを枕にし、肘掛け25aに肘を掛けてリラックスして入浴できる。
浴槽1aから出るときには、図示しないスイッチで切替弁8aを排水管86a側に切り替えると、シート状伸縮体6aの中の水が排水され、シート状伸縮体6aが収縮し、底面24aとほぼ同じ高さになるから、立ち上がって浴槽から出易い。
このように、浴槽1から出るときにも、床面12はほぼ平面となるから立ち上がって出ることが容易である。
【0027】
次に、凭れる壁の傾斜が急な浴槽1aが好きな入浴者9aの場合には、図4(ロ)に示すように、背凭れ5aを係止凹部4aから後壁23aと肘掛け25aとの間に掛け渡して取り付ける。すると、背凭れ5aの一方の片51aがほぼ水平になり、他方の片52aがほぼ90°に近い傾斜面となって取り付けられる。
その後、凭れる壁(後壁23a)の傾斜が緩やかな浴槽1aが好きな入浴者9aの場合と同様に、シート状伸縮体6aを収縮させ、浴槽1aに湯を入れて入浴する。すると、シート状伸縮体6aの表面と底面24aとがほぼ同じ高さになされているから、入り易い。又、このシート状伸縮体6aの表面には多数の凹凸が設けられているから、滑り難い。
【0028】
その後、図6(イ)に示すように、腰を下ろし、シート状伸縮体6aを膨張させて、このシート状伸縮体6aの上に足を載せると膝関節の内側が支えられ、肘掛け25aに肘を掛けてリラックスして入浴する。
又、掃除するときには、背凭れ5aを取り外し、シート状伸縮体3を床面12とほぼ同じにすることにより、容易に掃除することができる。
このように、凭れる壁が後壁23aと背凭れ5aというように傾斜面を変えることができるので便利である。
又、このように背凭れ5aは係止凹部4aから肘架け25aと後壁23aとの間との間に架け渡して取り付けることができるので、従来のガイドレールのような特別な取付具を設ける必要がなく、従って、側壁が湯垢等が取り付き難いし、又、湯垢が取り付いても簡単に取り除くことができる。
又、背凭れ5aは折り畳むことができるので、使用しないときには小さく折り畳んで収納できるので便利である。
【0029】
【発明の効果】
本発明の浴槽では、係止凹部から肘掛けと後壁との間に、ほぼ逆L字形の背凭れが、逆L字形の一方の片をほぼ水平に他方の片を後壁より急な角度に傾斜させて、架け渡され着脱自在に取り付けられているから、緩やかな後壁が好きな人、例えば、若年者の場合には背凭れを取り外して入浴できるし、又、急な傾斜の後壁がよい、例えば、高齢者や身障者の場合には、ほぼ逆L字形の背凭れを取り付けて入浴できるので便利である。
又、この背凭れは後壁と鍔との境界近傍に設けられた係止凹部から肘掛けと後壁との間に掛け渡して取り付けるから、浴槽の側壁は平滑な面のままであり、湯垢等が取り付き難いし、又、この側壁に湯垢が取り付いても掃除し易い。
【0030】
請求項2記載の発明では、流体出入口から流体を抜いてシート状伸縮体を収縮させると、このシート状伸縮体の上に足を載せてもシート状伸縮体の下側のフラットな床で荷重を支えるために、足元が安定しふらつくことがなく、浴槽の中に出入し易い。
又、シート状伸縮体の中に流体出入口から流体を導入すると、膨張したシート状伸縮体の表面の形状が、足を折り曲げて入浴した入浴者の足の後側に沿う山形状になされているから、シート状伸縮体が折り曲げた足をこのシート状収縮体の上に載せると膝関節の内側を支えるられ、リラックスでき気持ちよく入浴できる。
請求項3記載の発明では、L字形の背凭れのほぼ中央の屈曲部が折畳可能になされているから、この背凭れを使用しないときには、これを折り畳んで小さい形状にして収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明浴槽の一実施例を示すもので、(イ)は浴槽の斜視図、(ロ)は浴槽の平面図、(ハ)は(ロ)のA−A線における断面図である。
【図2】図1(ハ)のB部分を拡大して示す断面図である。
【図3】浴槽の使用状態を示すもので、(イ)は背凭れを使用しないで入浴している状態を示す説明図、(ロ)は背凭れを使用して入浴している状態を示す説明図である。
【図4】本発明浴槽の他の実施例を示すもので、(イ)は浴槽の平面図、(ロ)は(イ)のC−C線における断面図である。
【図5】シート状伸縮体が膨張した状態を示すもので、(イ)は斜視図、(ロ)は(イ)のD−D線における断面図である。
【図6】浴槽の使用状態を示すもので、(イ)は背凭れを使用してシート状伸縮体を収縮させた状態を示す説明図、(ロ)は背凭れを使用しないでシート状収縮体を膨張させて入浴している状態を示す説明図である。
【図7】従来の浴槽の例を示すもので、(イ)は和風の浴槽に入浴した状態を示す説明図、(ロ)は和洋折衷の浴槽に入浴した状態を示す説明図、(ハ)は洋風の浴槽に入浴した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1、1a 浴槽
2、2a 浴槽本体
21、21a 側壁
22、22a 前壁
23、23a 後壁
24、24a 底面
25、25a 肘掛け
29a 流体出入口
3、3a 鍔
4、4a 係止凹部
5、5a 背凭れ
6a シート状伸縮体
8a 水栓
81a 湯管
82a 水管
85a 切替弁
86a 排水管
9、9a 入浴者[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a bathtub.
[0002]
[Prior art]
Commonly used bathtubs are often molded into a bowl shape composed of both side walls, a front wall, a rear wall, and a bottom face with plastic or metal, or made into a bowl shape with wood. And the rear wall of the bathtub where a bather falls is steeply inclined in a Japanese-style bathtub, and is gently inclined in a Western-style bathtub. Moreover, in the bathtub of Japanese and Western signature, it becomes this middle inclined surface.
[0003]
This will be described with reference to FIG. 7. As shown in FIG. 7, the Japanese-
In the Western-
[0004]
Moreover, in the
As bathtubs that can change the inclination of the rear wall to Japanese style or Western style, bathtubs described in Japanese Utility Model Laid-Open Nos. 5-9387 and 6-37747 are known.
[0005]
The bathtub described in Japanese Utility Model Laid-Open No. 5-9387 has a bellows shape in which both side walls can be expanded and contracted, and the inclination of the rear wall is changed by changing the amount of expansion and contraction above and below the bellows-shaped side wall. It can be changed.
In addition, the bathtub described in Japanese Utility Model Publication No. 6-37747 is provided with two rows of guide rails attached to both side walls at different inclinations from the rear wall, and a plate is inserted between the two rows of guide rails. It is possible to change the inclination of the backrest (rear wall).
Moreover, as described in JP-A-4-224756 and JP-A-6-141996 as a relaxing bathtub, a floor cloth or an airtight sheet is attached at an intermediate height of the bathtub body. The bathtub is known.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, the preferred inclination of the rear wall varies depending on the taste and age of the person.
In general, for elderly and disabled people, if the rear wall has a gently sloping surface, when entering a bath, the body will rise, causing the body to become unbalanced and slip into the hot water. Then, a drowning accident can occur, so a bathtub with a steep slope in the back wall is good for the elderly and the disabled, and a gentle back wall can be relaxed for young people.
[0007]
In a bathtub where both sides of the wall are bellows-like, it is convenient because you can bathe by changing the inclination of the rear wall depending on the taste and age of the person, but the structure is complicated and the scales in the bellows bowl Etc. are liable to adhere, and there is a problem that it is difficult to remove scales adhering to the bellows.
Also, in a bathtub with guide rails on both side walls, the inclination of the rear wall can be changed by inserting the plate along the guide rail between the two rows of guide rails. If you are bathing without using this, this guide rail is inconvenient and inconvenient. In addition, there is a problem that scales are likely to adhere between the two rows of guide rails and the front and rear walls, and that the adhered scales are difficult to remove.
[0008]
In a bathtub with a floor cloth or an airtight sheet at the middle of the bathtub body, the back of the bather can bathe along the floor cloth or the airtight sheet, so you can relax and feel comfortable bathing. The cloth and the airtight sheet are easy to deform and are attached to the intermediate height of the bathtub, so when you enter the bathtub, put your soles on the floor cloth and the airtight sheet. When standing, there is a problem that the floor cloth and the airtight sheet are deformed and the legs are staggered, and the feet are not flat and the feet are not stable and difficult to enter the bathtub.
Further, there is a problem that the horizontal floor cloth and the airtight sheet are difficult to install in the bathtub, and that the structure is complicated, so that cleaning is difficult.
Therefore, an object of the present invention is to provide a bathtub in which the inclination of the rear wall can be easily changed, and further, it is difficult for scales or the like to adhere, and even if they adhere, it is easy to remove the scales.
Another object of the present invention is to provide a bathtub that is easy to enter a bathtub and that can be relaxed and bathed.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made to achieve the above object, and the invention according to
[0010]
The invention described in
[0011]
(Function)
In the bathtub of the present invention, between the locking recess and the armrest and the rear wall, the reverse L-shaped backrest is substantially horizontal with one piece of the inverted L-shape being substantially horizontal and the other piece being steeper than the rear wall. Since it is tilted, it is bridged and is detachably attached, in the case of a person who likes a loose rear wall, for example, a young person, remove the backrest and take a bath.
Then, the back wall of the bathtub is a gentle slope, so you can relax and take a bath comfortably.
[0012]
For example, in the case of an elderly person or a handicapped person, a substantially inverted L-shaped backrest is attached to take a bath.
Then, since a substantially inverted L-shaped backrest with a steeper angle than the rear wall is attached in front of the rear wall of the bathtub, it is possible to bathe in the back of this steep backrest.
In addition, since this backrest is mounted between the armrest and the rear wall from the locking recess provided in the vicinity of the boundary between the rear wall and the heel, the conventional bathtub is used to attach this backrest. Thus, it is not necessary to attach a fixture such as a guide rail to the side wall. Accordingly, the side wall of the bathtub remains a smooth surface, and it is difficult for scale to adhere to the bathtub, and it is easy to clean even if scale is attached to the side wall.
[0013]
In the invention described in
Then, even if the bather enters and leaves with the soles on the contracting sheet-like elastic body, the feet are stabilized to support the bather's load on the flat floor below the sheet-like elastic body. It is easy to get in and out of the bathtub without wobbling.
In addition, when a fluid is introduced into the sheet-like stretchable body after bathing, the shape of the surface of the expanded sheet-like stretchable body becomes a mountain shape along the rear side of the bather's foot when bathing by bending the foot. Therefore, when the back side of the foot bent by the bather is placed on the sheet-like contraction body, the back side of the knee joint is supported by the sheet-form contraction body, so that the user can relax and take a bath.
[0014]
In the invention according to
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, examples of the present invention will be described.
(Example 1)
1 to 3 show an embodiment of the bathtub of the present invention. FIG. 1 (a) is a perspective view of the bathtub, (b) is a plan view of the bathtub, and (c) is an AA line of (b). 2 is an enlarged cross-sectional view of the portion B in FIG. 1 (c), and FIG. 3 shows the state of use of the bathtub. (A) shows a state of bathing without using a backrest. Explanatory drawing which shows, (b) is explanatory drawing which shows the state which is taking a bath using the backrest.
[0016]
The size from one end to the other end of the
Further, the
On both
A recessed
[0017]
As shown in FIG. 1 (c), the
In FIG. 3,
[0018]
Next, the usage method of this bathtub is demonstrated.
First, in the case of a
At this time, since the
Next, in the case of a
[0019]
The
In this way, it is convenient because the inclined surface can be changed so that the drowning wall is the
Further, since the
Further, since the
[0020]
(Example 2)
Next, another embodiment of the present invention will be described.
4 to 6 show another embodiment of the bathtub of the present invention. FIG. 4 (a) is a plan view of the bathtub, (b) is a sectional view taken along line CC of (a), and FIG. 5 is a sheet. (A) is a perspective view, (b) is a cross-sectional view taken along the line D-D of (a), FIG. 6 shows a use state of the bathtub, Explanatory drawing which shows the state which contracted the sheet-like expansion-contraction body using the backrest, (b) is explanatory drawing which shows the state which removes the backrest and expands the sheet-form expansion-contraction body and is taking a bath.
[0021]
1a is a bathtub made of glass fiber reinforced polyester resin. This bathtub 1a has a bathtub
A fluid inlet /
The size of the
The
Both
A recessed
[0022]
5a is a substantially inverted L-shaped backrest, and this
As shown in FIG. 4 (b), the
59a is a pillow mat, and this
[0023]
6a is a rubber sheet-like stretchable body. Then, a substantially rectangular
When pressurized water (tap water) is introduced from the fluid inlet /
[0024]
8a is a water tap.
81a is a hot water pipe, and this
82a is a water pipe, this
When the switching
Further, when the
9a is a bather.
[0025]
Next, the usage method of this bathtub is demonstrated.
First, in the case of a
At this time, since the
In this way, the
Then, when the sheet-like
[0026]
When bathing, bending the foot, and switching the switching
When leaving the bathtub 1a, if the switching
Thus, when leaving the
[0027]
Next, in the case of a
After that, as in the case of the
[0028]
Thereafter, as shown in FIG. 6 (a), when the user sits down and inflates the sheet-like
Further, when cleaning, the
In this way, it is convenient because the inclined surface can be changed such that the drowning wall is the
Further, since the
Further, since the
[0029]
【The invention's effect】
In the bathtub of the present invention, between the locking recess and the armrest and the rear wall, the reverse L-shaped backrest is substantially horizontal with one piece of the inverted L-shape being substantially horizontal and the other piece being steeper than the rear wall. Because it is tilted, bridged and detachably attached, people who like a loose rear wall, for example, young people can take a bath with the backrest removed, and a steeply inclined rear wall For example, in the case of an elderly person or a handicapped person, it is convenient because it is possible to take a bath with an inverted L-shaped backrest attached.
In addition, since this backrest is mounted between the armrest and the rear wall from the locking recess provided in the vicinity of the boundary between the rear wall and the heel, the side wall of the bathtub remains a smooth surface, such as scale. However, it is easy to clean even if scale adheres to the side wall.
[0030]
In the invention of
Moreover, when a fluid is introduced into the sheet-like stretchable body from the fluid inlet / outlet, the shape of the surface of the expanded sheet-like stretchable body is a mountain shape along the rear side of the foot of the bather who took a bath by bending the foot. Therefore, if you put your foot with the sheet-like stretched body folded on the sheet-like shrinkage body, the inside of the knee joint will be supported and you can relax and take a bath comfortably.
In the invention according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows an embodiment of the bathtub of the present invention, in which (A) is a perspective view of the bathtub, (B) is a plan view of the bathtub, and (C) is a sectional view taken along line AA in (B). is there.
2 is an enlarged cross-sectional view of a portion B in FIG.
FIG. 3 shows the use state of the bathtub, (a) is an explanatory view showing a state of bathing without using the backrest, and (b) shows a state of bathing using the backrest. It is explanatory drawing.
4A and 4B show another embodiment of the bathtub of the present invention, in which FIG. 4A is a plan view of the bathtub, and FIG. 4B is a cross-sectional view taken along the line CC of FIG.
FIGS. 5A and 5B show a state in which a sheet-like stretchable body is expanded, in which FIG. 5A is a perspective view and FIG. 5B is a cross-sectional view taken along line DD in FIG.
6A and 6B show the state of use of a bathtub, where FIG. 6A is an explanatory view showing a state in which a sheet-like elastic body is contracted using a backrest, and FIG. 6B is a sheet-like contraction without using a backrest. It is explanatory drawing which shows the state which has expanded the body and is taking a bath.
FIG. 7 shows an example of a conventional bathtub, in which (A) is an explanatory view showing a state of bathing in a Japanese-style bathtub, (B) is an explanatory view showing a state of bathing in a Japanese-Western style bathtub, (C) FIG. 3 is an explanatory view showing a state in which a bath is taken in a Western style bathtub.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記水平片の一端を後壁に嵌合させることにより水平片をほぼ水平に配置させた状態で前記立設片を前記底壁に立設させることにより、該立設片を前記後壁よりも急な傾斜面を形成する背凭れ部として、前記背凭れ部材を前記浴槽本体に着脱自在に取り付けた浴槽において、 By fitting one end of the horizontal piece to the rear wall to place the standing piece on the bottom wall in a state where the horizontal piece is arranged substantially horizontally, the standing piece is more than the rear wall. As a backrest part that forms a steeply inclined surface, in the bathtub in which the backrest member is detachably attached to the bathtub body,
前記後壁に背を凭れた場合に入浴者の両肘を掛ける肘掛けを、該肘掛けと前記後壁との間に前記立設片が立設できる隙間を開けて前記両側壁から突出して設けるとともに、前記後壁と前記鍔部との境界近傍に係止凹部を設けることにより、 An armrest that hangs both elbows of the bather when the back wall is leaned is provided so as to protrude from the both side walls with a gap between the armrest and the rear wall so that the standing piece can be erected. By providing a locking recess in the vicinity of the boundary between the rear wall and the flange,
該係止凹部から前記肘掛けと後壁との間の前記隙間に前記背凭れ部材を着脱自在に架け渡して取り付けたことを特徴とする浴槽。 A bathtub characterized in that the backrest member is detachably bridged and attached to the gap between the armrest and the rear wall from the locking recess.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30945895A JP3652762B2 (en) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | Bathtub |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30945895A JP3652762B2 (en) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | Bathtub |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09140612A JPH09140612A (en) | 1997-06-03 |
JP3652762B2 true JP3652762B2 (en) | 2005-05-25 |
Family
ID=17993240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30945895A Expired - Fee Related JP3652762B2 (en) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | Bathtub |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3652762B2 (en) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110325163A (en) * | 2017-02-28 | 2019-10-11 | Toto株式会社 | Bath |
US11304872B2 (en) | 2017-02-28 | 2022-04-19 | Toto Ltd. | Bathtub |
RU212843U1 (en) * | 2022-04-08 | 2022-08-11 | Андрей Владимирович Фролов | Bath |
-
1995
- 1995-11-28 JP JP30945895A patent/JP3652762B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110325163A (en) * | 2017-02-28 | 2019-10-11 | Toto株式会社 | Bath |
US11304872B2 (en) | 2017-02-28 | 2022-04-19 | Toto Ltd. | Bathtub |
RU212843U1 (en) * | 2022-04-08 | 2022-08-11 | Андрей Владимирович Фролов | Bath |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09140612A (en) | 1997-06-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5092001A (en) | Infant bathing apparatus | |
US7673356B1 (en) | Head and neck support apparatus | |
US6115857A (en) | Foot support | |
US6804842B1 (en) | Waterproof portable bathing chair | |
US20100275365A1 (en) | Portable chair kit for completely bathin oneself in sittin position | |
US4356575A (en) | Kneeling appliance for use with bathtubs | |
US5996139A (en) | Bath chair | |
JP3652762B2 (en) | Bathtub | |
JP3670352B2 (en) | Bath chair | |
JP2008154997A (en) | Bathroom unit | |
JP2001299614A (en) | Bathtub | |
JP3424169B2 (en) | Shower wheelchair | |
US10405703B2 (en) | Portable shower enclosure | |
JPH1156662A (en) | Bathtub | |
JPH08699A (en) | Bathtub | |
JP2000060754A (en) | Bathtub | |
JP2958874B2 (en) | Bathtub for seniors | |
JP4505988B2 (en) | Bathroom unit | |
JPH09140611A (en) | Bathtub | |
JP2912550B2 (en) | Bathtub equipment | |
US20240008689A1 (en) | Bath Support Device | |
WO2006128226A1 (en) | A support device | |
JP4187048B2 (en) | Bathroom unit | |
JP2516712Y2 (en) | Body support equipment | |
JP2000279336A (en) | Seat attachable bathtub and bathtub seat |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040401 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040609 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041020 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041112 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20041224 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050126 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050224 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |