JP3652591B2 - Data transmission control method and data transmission system - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、データ伝送制御技術、特に調歩同期伝送制御装置を用いた伝送機能において任意のビットパターンデータを直接送受信する伝送制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、パソコンの高性能化・低価格化が著しく、急速に社会に普及している。パソコンには、殆どの機種においてRS−232−C規格準拠の通信ポートが標準装備されているが、それらの殆どは調歩同期式通信専用である。このため、安価で高機能なデータ伝送端末を製作するのにこれらは都合が良いが、伝送手順は調歩同期式(非同期式)でなくてはならない。
なお、RS−232−Cは、EIA(Electronic Industries Association)がデータ回線終端装置とデータ端末装置とを接続するインターフェースとして規格化したもので、ITU−T勧告V.24 V.28及び、JIS-C-6361とも機能的互換性を有する。
【0003】
一方、コンピュータネットワークにおいて、高速伝送に適しかつ信頼性の高い伝送制御方式としてハイレベルデータリンク制御手順(HDLC:High level Data Link Control procedure)が存在する。このHDLCは高速伝送に適し信頼性の高い伝送制御方式であるが、送受信装置間の同期制御はフレーム同期式である。パソコンに代表される調歩同期式データ端末装置を用いたデータ通信において、HDLCの特長を利用するには同期制御方式を調歩同期式に置き換えることが必要であるが、その際、調歩同期式ではHDLCのゼロ挿入/ゼロ除去シーケンスに対応出来ない問題が生ずる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、上記のような問題を鑑みて、HDLCの伝送制御手順を、広く安価に入手可能なパソコン等の調歩同期式データ伝送端末を利用した伝送制御システムにおいても利用可能とすることを目的とする。
【0005】
そして、安価に高伝送効率、高信頼性を有する伝送制御システムを製作可能とすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、伝送フォーマットとして、ハイレベルデータリンク制御手順(HDLC)による8ビットの倍数のフレーム長を有するフレームフォーマットを用いたデータ伝送方法であって、
上記フレーム内のフラグ間に挟まれるフィールドに、”1”が5個以上連続するビットパターンが発生した場合、その次には”0”を8個挿入することにより、フレーム長伸張を8ビット単位に行うことを特徴とする。
【0007】
請求項2の発明は、伝送フォーマットとして、ハイレベルデータリンク制御手順(HDLC)による8ビットの倍数のフレーム長を有するフレームフォーマットを用いたデータ伝送システムであって、
上記フレーム内のフラグ間に挟まれるフィールドに、”1”が5個以上連続するビットパターンが発生した場合、データ送信端末はその次に”0”を8個挿入して、フレーム長伸張を8ビット単位で行なって送信し、データ受信端末は、上記ゼロ8ビットデータを削除して受信することを特徴とする。
【0008】
請求項3の発明は、請求項2の発明において、データ送信端末又はデータ受信端末として、調歩同期方式の端末を使用し、任意のビットパターンデータを直接送受信可能とすることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
(HDLCによる制御)
まず、ハイレベルデータリンク制御手順(以下、HDLCと称する)は、全二重通信方式、連続転送、複数相手との同時通信等の機能を有し、下記に示すように高速データ伝送のための伝送制御手順としてISOで標準化され、日本ではISOに準拠したJIS標準が制定されている。
・ISO 3309-1984 Information processing systems-Data communication- High level data link control procedures-Frame structure
・ISO 4335-1984 Data communication-High level data link control procedures-Consolidation of elements of procedures
・ISO 7809-1984 Information processing systems-Data communication- High level data link control procedures-Consolidation of classes of procedures
・JIS C 6363-1978 ハイレベルデータリンク制御手順のフレーム構成
・JIS C 6364-1978 ハイレベルデータリンク制御手順要素
・JIS C 6365-1978 ハイレベルデータリンク制御手順の手順クラス
【0011】
HDLCでは全ての情報を同一フレームフォーマットで伝送を行うもので、フラグ検出によりフレーム開始/終了の識別を行なうフレーム同期式にて送受信装置間の同期制御を行なう。
【0012】
図1はHDLCのフレーム構成図である。図において、HDLCのフレーム構成は、フレームの最初と最後に配置されるフラグ(1)と呼ばれるビット列と、フラグ(1)間に挟まれた、8×nビット長の情報フィールド(2)(以降、Iフィールドと称す)並びに16ビット長のフレームチェックシーケンス(3)(以降、FCSと称す)から構成される。
【0013】
フラグ(1)は8ビット長の固定ビットパターン”01111110”であり、HDLCでは送受信装置間のフレーム同期をフラグ検出により行うため、フラグ(1)と他のビット列とを明確に区別する必要がある。つまり、フラグ(1)と同一のビットパターンが、{Iフィールド+FCS}の構成中に現れた場合、受信側でフレームの開始(もしくは終結)を誤検出することになる。
【0014】
HDLCではこれを防止するため、ゼロ挿入/ゼロ除去シーケンスを用い、任意のビットパタ−ンを直接送受信可能としている。ここで、ゼロ挿入/ゼロ除去シーケンスとは、送信側にて{Iフィールド+FCS}の構成中に”1”が連続して5個以上生じたとき、5個目の”1”の次に”0”を挿入し、一方受信側ではこの挿入した”0”を除去することで、オリジナルのビットパターンを復元する操作である。図2にゼロ挿入/ゼロ除去シーケンスの模式図を示す。図2は、{Iフィールド+FCS}の構成内のビットパターン”01111111”を伝送する例を表わしている。
【0015】
(調歩同期方式による制御)
次に、調歩同期方式による同期制御例について図3に基づいて説明する。調歩同期方式は、データビット列(5)の前後にスタートビット(6)(STと称す)とストップビット(7)(SPと称す)を付加し、受信側装置ではSTの変化点を捕らえ、T/2(ここで、T:ビットサンプリング周期)の後、受信信号より、予め定められたデータビット数(以降、データビット数をkとする)をT間隔でサンプルする。図3の例では、伝送設定としてスタートビット(ST)=1bit、ストップビット(SP)=1bit、データビット長(k)=8bit、パリティ(P)=無しの場合であり、ビットパターン”01111111”を伝送する例を表わしている。
【0016】
すなわち、この調歩同期方式ではスタートビット(ST)とストップビット(SP)に挟まれるデータビット長(k)は一定長とし、送受信フレーム長はkの倍数でなくてはならない。ところが、上述のHDLCのゼロ挿入/ゼロ除去シーケンスの操作は、伝送ビットパターンの内容次第でビット単位に”0”挿入を行うもので、例えばゼロ挿入前送受信フレーム長をL、ゼロ挿入後送受信フレーム長をL’としたとき、Lがkの倍数であってもL’がkの倍数となるかどうかは不定である。そのため、調歩同期方式ではHDLCのフレームフォーマットを用いて、任意のビットパターンの伝送を行うことは出来ない。
【0017】
(実施の形態1の制御手順)
そこで、実施の形態1では、同期制御方式を調歩同期式とし、データビット長(K)=8に設定する。K=8とするのは、HDLCフレームの各フィールド長は8ビットまたはn×8ビットと規定されているため、送受信フレーム長(L)をKの倍数とすることが容易となるからであり、またアプリケーション側における各フィールドのデータ加工が容易となるからである。
【0018】
HDLCのゼロ挿入/ゼロ除去シーケンスは、上述したように「送信側にて{Iフィールド+FCS}の構成中に”1”が連続して5個以上生じたとき5個目の”1”の次に”0”を1点挿入するもの」であるが、本実施の形態の伝送制御方式は、「送信側にて{Iフィールド+FCS}の構成中に”1”が連続して5個以上生じたとき5個目の”1”の次に”0”を8点連続挿入すること」とし、この操作を"ゼロ8ビット挿入/除去シーケンス"とする。
【0019】
図4は実施の形態1によるゼロ8ビット挿入シーケンスを例示した図である。図4において、送受信フレーム(10)のIフィールドに”1”が連続して5個生じたとき5個目の”1”の次に”0”を8個連続挿入する。この場合、ゼロ8ビット挿入前の送受信フレーム(10)のフレーム長(L)=2×F+I+FCSであるから、Lはk(8)の倍数であり、{Iフィールド+FCS}内のビットパターンにより、ゼロ8ビット挿入回数が幾回生じたとしても、送受信フレーム(11)のフレーム長(L’)はL’=L+N×8(N:ゼロ8ビット挿入回数)となり、ゼロ8ビット挿入後のフレーム長は確実にkの倍数となる。
【0020】
以上より、ゼロ8ビット挿入後のフレーム長(L’)及びフレーム内各フィールド長はkの倍数であるから、フラグビットパターン”01111110”を16進コード”7E”、8ビット=1バイトと表現を替えれば、ゼロ8ビット挿入後の送受信フレームは、nバイトのフレーム長を有する”7E”コードから始まり”7E”コードにより終結するフレームとみなすことが出来る。調歩同期式データ伝送端末において、このように各フィールドがバイト単位で区切られ、固定コードで終結するフレームフォーマットは、受信時のフレーム開始・終了の識別が容易であり、これは本実施の形態の特徴である。
【0021】
図5に実施の形態の伝送制御手順を利用した伝送制御システム構成の一例を示す。このシステム構成例では、調歩同期式データ伝送端末であるパソコン15を、伝送路であるNTT専用回線18に、調歩同期式モデム16を介して接続している。パソコン15と調歩同期式モデム16間のインターフェースは、RS−232−C17である。これらのパソコン15、調歩同期式モデム16、RS−232−C17に挙げるハードウェアはいずれも広く安価に入手可能なものであるが、本実施の形態の伝送制御手順を適用することによりHDLCの特長である高伝送効率、高信頼性を得ることができる。また、本実施の形態の伝送制御手順はこのハードウェア構成に限らず調歩同期式データ伝送システムに広く利用できる。
【0022】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、HDLCのフレームフォーマットのゼロ挿入/除去シーケンスと同様にフラグを他のフィールドと明確に区別するようにし、かつ送受信フレーム長=の倍数を維持するようにしたので、調歩同期式のデータ伝送端末において、HDLCの長所を利用できるデータ伝送を実現することが可能となる。
【0023】
すなわち、HDLCの伝送制御手順を、広く安価に入手可能な調歩同期式データ伝送端末を利用した伝送制御システムで利用することができ、安価に高伝送効率、高信頼性を有する伝送制御システムを製作可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 HDLC(High level Data Link Control procedure)で用いる伝送フレーム構成図である。
【図2】 HDLCの「ゼロ挿入/ゼロ除去シーケンス」の概要を示す模式図である。
【図3】 調歩同期方式伝送による同期制御例を示すデータ抽出処理図である。
【図4】 実施の形態1によるゼロ8ビット挿入シーケンスを例示した図である。
【図5】 実施の形態1の伝送制御手順を利用した伝送制御システムを示す構成図である。
【符号の説明】
(1) フラグ、(2) 情報フィールド、(3) フレームチェックシーケンス、(4) データビット、(6) スタートビット、(7) ストップビット、(8) ビットサンプリング周期、(10) ゼロ8ビット挿入前フレーム、(11) ゼロ8ビット挿入後フレーム、15 パソコン、16 調歩同期式モデム、17 調歩同期式RS−232−C、18 NTT専用回線。
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a data transmission control technique, and more particularly to a transmission control method for directly transmitting / receiving arbitrary bit pattern data in a transmission function using an asynchronous transmission control device.
[0002]
[Prior art]
In recent years, the performance and price of personal computers have been remarkably increased and rapidly spread to society. Most personal computers are equipped with RS-232-C standard-compliant communication ports as standard, but most of them are dedicated to asynchronous communication. For this reason, these are convenient for producing inexpensive and highly functional data transmission terminals, but the transmission procedure must be asynchronous (asynchronous).
RS-232-C is standardized by the EIA (Electronic Industries Association) as an interface for connecting a data line termination device and a data terminal device. ITU-T recommendation V.24 V.28 and JIS- Also functionally compatible with C-6361.
[0003]
On the other hand, in a computer network, there is a high level data link control procedure (HDLC) as a transmission control method suitable for high speed transmission and having high reliability. The HDLC is a transmission control method suitable for high-speed transmission and having high reliability. However, synchronization control between transmission and reception devices is a frame synchronization method. In data communication using an asynchronous data terminal represented by a personal computer, it is necessary to replace the synchronous control method with the asynchronous method in order to use the features of HDLC. This causes a problem that the zero insertion / zero removal sequence cannot be handled.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
SUMMARY OF THE INVENTION In view of the above problems, the present invention is intended to make it possible to use HDLC transmission control procedures in a transmission control system that uses asynchronous data transmission terminals such as personal computers that are widely available at low cost. And
[0005]
And it aims at enabling manufacture of the transmission control system which has high transmission efficiency and high reliability cheaply.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The invention of claim 1 is a data transmission method using a frame format having a frame length of a multiple of 8 bits according to a high level data link control procedure (HDLC) as a transmission format,
When 5 or more consecutive bit patterns occur in the field between the flags in the frame, 8 "0" s are inserted next, thereby extending the frame length in units of 8 bits. It is characterized by being performed.
[0007]
The invention of claim 2 is a data transmission system using a frame format having a frame length of a multiple of 8 bits according to a high level data link control procedure (HDLC) as a transmission format,
When a bit pattern in which five or more “1” s are consecutively generated is generated in the field sandwiched between the flags in the frame, the data transmitting terminal inserts eight “0” s after that to expand the frame length to 8 The data reception terminal deletes the zero 8-bit data and receives it.
[0008]
The invention of claim 3 is characterized in that, in the invention of claim 2, an asynchronous terminal is used as a data transmission terminal or data reception terminal, and arbitrary bit pattern data can be directly transmitted and received.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiment 1 FIG.
(Control by HDLC)
First, the high-level data link control procedure (hereinafter referred to as HDLC) has functions such as a full-duplex communication method, continuous transfer, and simultaneous communication with a plurality of other parties. As a transmission control procedure, it is standardized by ISO. In Japan, a JIS standard conforming to ISO is established.
・ ISO 3309-1984 Information processing systems-Data communication- High level data link control procedures-Frame structure
・ ISO 4335-1984 Data communication-High level data link control procedures-Consolidation of elements of procedures
・ ISO 7809-1984 Information processing systems-Data communication- High level data link control procedures-Consolidation of classes of procedures
・ JIS C 6363-1978 High Level Data Link Control Procedure Frame Configuration ・ JIS C 6364-1978 High Level Data Link Control Procedure Elements ・ JIS C 6365-1978 High Level Data Link Control Procedure Procedure Class [0011]
In HDLC, all information is transmitted in the same frame format, and synchronization control between transmission / reception apparatuses is performed by a frame synchronization method in which flag start / end identification is performed by flag detection.
[0012]
FIG. 1 is an HDLC frame configuration diagram. In the figure, the HDLC frame structure is composed of a bit string called a flag (1) arranged at the beginning and end of a frame, and an information field (2) of 8 × n bit length sandwiched between the flags (1) (hereinafter, , I field) and a 16-bit frame check sequence (3) (hereinafter referred to as FCS).
[0013]
The flag (1) is a fixed bit pattern “01111110” having a length of 8 bits. In HDLC, since frame synchronization between transmitting and receiving apparatuses is performed by flag detection, it is necessary to clearly distinguish the flag (1) from other bit strings. . That is, when the same bit pattern as the flag (1) appears in the configuration of {I field + FCS}, the reception side erroneously detects the start (or end) of the frame.
[0014]
In order to prevent this in HDLC, any bit pattern can be directly transmitted and received using a zero insertion / zero removal sequence. Here, the zero insertion / zero removal sequence means that when five or more “1” s occur continuously in the configuration of {I field + FCS} on the transmission side, This is an operation for restoring the original bit pattern by inserting “0” and removing the inserted “0” on the receiving side. FIG. 2 shows a schematic diagram of the zero insertion / zero removal sequence. FIG. 2 shows an example of transmitting the bit pattern “01111111” in the configuration of {I field + FCS}.
[0015]
(Control by asynchronous mode)
Next, an example of synchronization control using the start-stop synchronization method will be described with reference to FIG. In the start-stop synchronization method, a start bit (6) (referred to as ST) and a stop bit (7) (referred to as SP) are added before and after the data bit string (5). After / 2 (here, T: bit sampling period), a predetermined number of data bits (hereinafter, the number of data bits is k) is sampled from the received signal at T intervals. In the example of FIG. 3, the transmission setting is a start bit (ST) = 1 bit, a stop bit (SP) = 1 bit, a data bit length (k) = 8 bits, and a parity (P) = none, and the bit pattern “01111111”. The example which transmits is shown.
[0016]
That is, in this asynchronous method, the data bit length (k) between the start bit (ST) and the stop bit (SP) must be a constant length, and the transmission / reception frame length must be a multiple of k. However, the above-described HDLC zero insertion / zero removal sequence operation inserts “0” in bit units depending on the content of the transmission bit pattern. For example, the transmission / reception frame length before zero insertion is L, and the transmission / reception frame after zero insertion is When the length is L ′, it is uncertain whether L ′ is a multiple of k even if L is a multiple of k. Therefore, in the start-stop synchronization method, it is not possible to transmit an arbitrary bit pattern using the HDLC frame format.
[0017]
(Control procedure of Embodiment 1)
Therefore, in the first embodiment, the synchronization control method is an asynchronous method, and the data bit length (K) = 8 is set. The reason why K = 8 is that each field length of the HDLC frame is defined as 8 bits or n × 8 bits, so that it is easy to make the transmission / reception frame length (L) a multiple of K. In addition, data processing of each field on the application side becomes easy.
[0018]
As described above, the HDLC zero insertion / zero removal sequence is “next to the fifth“ 1 ”when five or more“ 1 ”s occur continuously in the configuration of {I field + FCS} on the transmission side”. In this case, the transmission control method according to the present embodiment is “5 consecutive occurrences of“ 1 ”in the {I field + FCS} configuration on the transmission side”. In this case, “8 points are continuously inserted after the fifth“ 1 ””, and this operation is a “zero 8-bit insertion / removal sequence”.
[0019]
FIG. 4 is a diagram illustrating a zero 8-bit insertion sequence according to the first embodiment. In FIG. 4, when five “1” s are continuously generated in the I field of the transmission / reception frame (10), eight “0” s are successively inserted after the fifth “1”. In this case, since the frame length (L) of the transmission / reception frame (10) before the insertion of zero 8 bits is 2 × F + I + FCS, L is a multiple of k (8), and the bit pattern in {I field + FCS} Regardless of how many times the zero 8-bit insertion occurs, the frame length (L ′) of the transmission / reception frame (11) becomes L ′ = L + N × 8 (N: the number of zero 8-bit insertions). The length is definitely a multiple of k.
[0020]
As described above, since the frame length (L ′) after insertion of zero 8 bits and each field length in the frame are multiples of k, the flag bit pattern “01111110” is expressed as hexadecimal code “7E” and 8 bits = 1 byte. In other words, the transmission / reception frame after the insertion of zero 8 bits can be regarded as a frame that starts with a “7E” code having a frame length of n bytes and ends with a “7E” code. In the asynchronous data transmission terminal, each field is divided in units of bytes as described above, and the frame format ending with a fixed code makes it easy to identify the start and end of a frame at the time of reception. It is a feature.
[0021]
FIG. 5 shows an example of a transmission control system configuration using the transmission control procedure of the embodiment. In this system configuration example, a personal computer 15 that is an asynchronous data transmission terminal is connected to an NTT dedicated line 18 that is a transmission path via an asynchronous modem 16. The interface between the personal computer 15 and the asynchronous modem 16 is RS-232-C17. Although the hardware listed in the personal computer 15, asynchronous modem 16, and RS-232-C17 are all widely available at low cost, the characteristics of HDLC can be obtained by applying the transmission control procedure of this embodiment. High transmission efficiency and high reliability can be obtained. Further, the transmission control procedure of the present embodiment is not limited to this hardware configuration and can be widely used for asynchronous data transmission systems.
[0022]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, as in the zero insertion / removal sequence of the HDLC frame format, the flag is clearly distinguished from other fields, and the transmission / reception frame length is maintained at a multiple of 8. Therefore, it is possible to realize data transmission that can use the advantages of HDLC in an asynchronous data transmission terminal.
[0023]
In other words, the HDLC transmission control procedure can be used in a transmission control system using a start-stop synchronization data transmission terminal that is widely available at low cost, and a transmission control system having high transmission efficiency and high reliability is manufactured at low cost. Make it possible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a transmission frame used in HDLC (High level Data Link Control procedure).
FIG. 2 is a schematic diagram showing an outline of an HDLC “zero insertion / zero removal sequence”;
FIG. 3 is a data extraction processing diagram showing an example of synchronization control by asynchronous transmission.
FIG. 4 is a diagram illustrating a zero 8-bit insertion sequence according to the first embodiment.
FIG. 5 is a configuration diagram showing a transmission control system using the transmission control procedure of the first embodiment.
[Explanation of symbols]
(1) Flag, (2) Information field, (3) Frame check sequence, (4) Data bit, (6) Start bit, (7) Stop bit, (8) Bit sampling period, (10) Zero 8 bit insertion Previous frame, (11) Zero-zero bit inserted frame, 15 PC, 16 asynchronous modem, 17 asynchronous RS-232-C, 18 NTT dedicated line.

Claims (3)

伝送フォーマットとして、ハイレベルデータリンク制御手順(HDLC)による8ビットの倍数のフレーム長を有するフレームフォーマットを用いたデータ伝送方法であって、
上記フレーム内のフラグ間に挟まれるフィールドに、”1”が5個以上連続するビットパターンが発生した場合、その次には”0”を8個挿入することにより、フレーム長伸張を8ビット単位に行うことを特徴とするデータ伝送制御方法
A data transmission method using a frame format having a frame length that is a multiple of 8 bits according to a high-level data link control procedure (HDLC) as a transmission format,
When 5 or more consecutive bit patterns occur in the field between the flags in the frame, 8 "0" s are inserted next, thereby extending the frame length in units of 8 bits. A data transmission control method characterized in that:
伝送フォーマットとして、ハイレベルデータリンク制御手順(HDLC)による8ビットの倍数のフレーム長を有するフレームフォーマットを用いたデータ伝送システムであって、A data transmission system using a frame format having a frame length that is a multiple of 8 bits according to a high-level data link control procedure (HDLC) as a transmission format,
上記フレーム内のフラグ間に挟まれるフィールドに、”1”が5個以上連続するビットパターンが発生した場合、データ送信端末はその次に”0”を8個挿入して、フレーム長伸張を8ビット単位で行なって送信し、データ受信端末は、上記ゼロ8ビットデータを削除して受信することを特徴とするデータ伝送システム。  When a bit pattern in which five or more “1” s continue in the field between the flags in the frame is generated, the data transmitting terminal inserts eight “0” s next, and expands the frame length by eight. A data transmission system, wherein transmission is performed in bit units, and the data receiving terminal receives the zero 8-bit data after deleting it.
上記データ送信端末又は上記データ受信端末として、調歩同期方式の端末を使用し、任意のビットパターンデータを直接送受信可能とすることを特徴とする請求項2に記載のデータ伝送システム。3. The data transmission system according to claim 2, wherein an asynchronous bit system terminal is used as the data transmitting terminal or the data receiving terminal, and arbitrary bit pattern data can be directly transmitted and received.
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