JP3651839B2 - Taxi display device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タクシー用表示装置に関し、より詳細には、タクシー料金を示す料金情報を表示する料金表示部を備えるタクシー用表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
タクシーの料金は、乗客がタクシー車両に乗った後に特定の基本賃走距離を越えるまでは基本料金とし、特定の賃走距離を超えた後からは、じ後距離と呼ばれる料金制に基づいて設定された賃走距離(および低速走行時にはその継続時間に対応して計算される擬似的な賃走距離)をそのタクシー車両が経過する毎に、いわゆるじ後料金と呼ばれる料金制に基づいて設定された所定料金を、前記の基本料金に加算していく。そして、基本料金に加算が行われる度に、その料金の数値が更新されたタクシー料金を、タクシーに搭載されているタクシー用表示装置の料金表示部に表示している。
【0003】
例えば、従来のタクシー用表示装置において、5桁の数字の表示を可能とする料金表示部は、数字表示素子として7個のセグメントを漢字の日の字に配置し、各セグメントを選択的に発光させて0から9までの数字を表示していた。また、他の構成としては、料金表示部にLCDなどを用いてタクシー料金を表示していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したタクシー用表示装置の料金表示部では、タクシー料金の最下位の桁が料金表示部の端部よりとなるように表示され、かつ、各桁の表示位置は固定であったため、表示するタクシー料金の桁数が多い場合は料金表示部の表示エリアを有効利用することができるが、桁数が少ない場合は、未表示の桁表示箇所が空きスペースとなってしまい、料金表示部の表示エリアを有効に利用することができなかった。そのため、従来のタクシー用表示装置では、タクシー料金の金額が少額のときに、料金表示部の表示スペースに未表示部分が多くなってしまい、見栄えが良くないという不具合を有していた。
【0005】
よって本発明は、上述した問題点に鑑み、表示スペースを有効利用することができるタクシー用表示装置を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項1記載のタクシー用表示装置は、図1の基本構成図に示すように、タクシーに搭載され、タクシー料金を示す料金情報を表示する料金表示部22を備えるタクシー用表示装置において、前記料金表示部22は、ドット表示が可能な構成となっており、前記料金表示部22に表示する前記タクシー料金の桁数を判定する桁数判定手段21a1と、前記桁数判定手段21a1が判定した前記桁数に応じた前記料金表示部22の所定位置に、前記料金情報を表示させる表示手段21a2と、前記桁数判定手段21a1が判定した判定結果に応じて、前記料金表示部22に表示させる前記料金情報の表示サイズを定める表示モードを設定する設定手段21a3と、を備え、前記表示手段21a2は、前記設定手段21a3が設定した前記表示モードに応じた前記表示サイズにて前記料金情報を表示させることを特徴とする。
【0007】
上記請求項1に記載した本発明のタクシー用表示装置によれば、タクシー料金の桁数が桁数判定手段21a1によって判定されると、この判定結果に応じた表示モードが設定手段21a3によって設定される。そして、表示手段21a2によって料金情報は、この判定結果に応じた料金表示部22の所定位置に、設定された表示モードに応じた表示サイズにて表示される。よって、料金表示部22に表示する料金情報の表示位置を、タクシー料金の桁数に応じた表示位置とすることができるので、料金情報の料金表示部における表示位置を可変とすることができる。また、料金表示部22に表示する料金情報は、タクシー料金の桁数毎に異なる表示サイズとすることができるので、タクシー料金の表示桁数が少ないときに、表示サイズを大きくするように表示モードを定義することで、料金表示部22の表示スペースをより一層有効的に利用することができる。従って、タクシー料金の表示桁数が少ないときでも、料金表示部22の表示スペースを有効利用することができるので、タクシー用表示装置における表示の見栄えを向上させることができる。
【0008】
上記課題を解決するためになされた請求項2記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求項1に記載のタクシー用表示装置において、前記所定位置は、前記料金情報を前記タクシー料金の桁方向に中央ぞろえした位置であることを特徴とする。
【0009】
上記請求項2に記載した本発明のタクシー用表示装置によれば、表示手段21a2によって、料金情報は桁方向に中央ぞろえした料金表示部22の表示位置に表示される。よって、料金表示部22に表示する料金情報の表示位置は、タクシー料金の桁数が異なってもほぼ中央の位置となるので、タクシー料金の桁数が少ないときでも、料金情報を料金表示部22の中央に表示することができる。従って、タクシー料金の表示桁数が少ないときでも、料金表示部22の表示スペースを有効利用することができるので、タクシー用表示装置における表示の見栄えをより一層向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るタクシー用表示装置の一実施の形態を、図2〜図6の図面を参照して説明する。
【0013】
ここで、図2はタクシーメータシステムの構成を示す構成図であり、図3は本発明に係るタクシー用表示装置の概略構成を示すシステム構成図であり、図4は図3に示すRAMのメモリマップの一例を示す図であり、図5(a)は料金が3桁の場合の表示例を示す図であり、図5(b)は料金が5桁の場合の表示例を示す図であり、図5(c)は料金が7桁の場合の表示例を示した図であり、図6は図3のCPUが行う料金表示処理の概要の一例を示すフローチャートである。
【0014】
図2に示すように、一般にタクシーは、タクシーメータシステムを搭載している。このタクシーメータシステムは、タクシー料金の表示などを行うタクシーメータ10と、このタクシーメータ10に外付され、タクシー会社特有の料金制に応じたタクシー料金の表示などを行うタクシー用表示装置20と有して構成している。
【0015】
タクシーメータ10では、乗客がタクシー車両に乗った後に特定の基本賃走距離を越えるまでは基本料金とし、特定の賃走距離を超えた後からは、じ後距離と呼ばれる料金制に基づいて設定された賃走距離(および低速走行時にはその継続時間に対応して計算される擬似的な賃走距離)をそのタクシー車両が経過する毎に、いわゆるじ後料金と呼ばれる料金制に基づいて設定された所定料金を、前記の基本料金に加算して、タクシー料金を算出している。
【0016】
タクシー用表示装置20は、図3に示すように、予め定められたプログラムに従って動作するマイクロコンピュータ(μCOM)21を有する。μCOM21は、周知のように、予め定めたプログラムに従って各種の処理や制御などを行う中央演算処理装置(CPU)21a、CPU21aのためのプログラム等を格納した読み出し専用のメモリであるROM21b、各種のデータを格納するとともにCPU21aの処理作業に必要なエリアを有する読み出し書き込み自在のメモリであるRAM21c等を有して構成している。
【0017】
μCOM21には、ドット表示が可能な料金表示部22、各種入力を乗務員に行わせる操作部23、μCOM21や料金表示部22や操作部23などに電力を供給する電源部24、タクシーメータ10や他の機器とμCOM21との接続を可能とするインタフェース(I/F)部25がそれぞれ接続されている。
【0018】
また、μCOM21のRAM21cは、図4に示すように、料金情報C、表示モード情報M、表示位置情報Pなどの各種情報を格納する格納エリアを有して構成している。なお、料金情報Cには、タクシーメータ10から入力されたタクシー料金データが格納される。表示モード情報Mには、料金表示部22に表示させる料金情報Cの表示サイズを定める表示モードが格納される。表示位置情報Pには、料金情報Cを桁方向に中央ぞろえして料金表示部22に表示する際の表示位置が格納される。
【0019】
料金表示部22は、表示素子としてバックライト付の液晶ディスプレイを用いており、図5に示すように、乗客が支払うべきタクシー料金を示す料金情報Cや、空車・迎車・賃走・割増・支払等のタリフ状態などのタクシーの運行に関する運行情報Sの、ドット表示方式による表示を可能としている。そして、料金表示部22は、最大7桁のタクシー料金の表示を可能とし、μCOM21のCPU21aから入力された料金情報Cを表示モード情報Mに基づいて表示している。
【0020】
また、上述した表示モードは、3・4桁モードと5・6桁モードと7桁モードとを有して構成している。3・4桁モードの場合、例えば図5(a)に示すように、3桁又は4桁の各文字の大きさを縦横32×32ドットにて料金情報Cが料金表示部22に表示される。また、5・6桁モードの場合、例えば図5(b)に示すように、5桁又は6桁の各文字の大きさを縦横32×24ドットにて料金情報Cが料金表示部22に表示される。さらに、7桁モードの場合、例えば図5(c)に示すように、7桁の各文字の大きさを縦横32×16ドットにて料金情報Cが料金表示部22に表示される。
【0021】
操作部23は、装置本体の前面に配置された複数のタリフボタン(不図示)を有して構成している。このタリフボタンは、タクシー車両に利用客が乗って賃走するときに操作される実車タリフボタン、タクシー車両から利用客が降りたときに操作される空車タリフボタン、タクシー車両が利用客を迎えにいくときに操作される迎車タリフボタン、タクシー車両が高速道路を利用するときに操作される高速タリフボタンを有している。
【0022】
I/F部25には、図2に示すタクシーメータ10を接続しており、タクシーメータ10が所定料金を基本料金に加算してタクシー料金を算出する毎に、このタクシー料金を示すタクシー料金データがI/F部27を介してμCOM21に入力される。
【0023】
次に、上述したタクシー用表示装置20のCPU21aが行う料金表示処理の概要の一例を、図6のフローチャートを参照して説明する。なお、本実施の形態において料金表示処理は、料金表示部22に表示する料金情報Cを更新するときに上位モジュールから呼び出されることを前提としている。
【0024】
図6において、電源部24から電力の供給によってCPU21aが起動され、上位モジュールから呼び出されると、ステップS1において、料金情報取込処理が実行されることで、I/F部25を介してタクシーメータ10から入力されたタクシー料金データがRAM21cに料金情報Cとして格納され、その後ステップS2に進む。
【0025】
ステップS2において、RAM21cの料金情報Cに基づいて、料金表示部22に表示するタクシー料金が3桁又は4桁であるか否かが判定される。3桁又は4桁であると判定された場合は(ステップS2でY)、ステップS3に進む。そして、ステップS3において、3・4桁モード設定処理が実行されることで、RAM21cの表示モード情報Mに3・4桁モードが設定され、ステップS7に進む。
【0026】
また、ステップS2で桁数が3桁又は4桁ではないと判定された場合は(ステップS2でN)、ステップS4に進む。そして、ステップS4において、RAM21cの料金情報Cに基づいて、料金表示部22に表示するタクシー料金が5桁又は6桁であるか否かが判定される。
【0027】
ステップS4で桁数が5桁又は6桁であると判定された場合は(ステップS4でY)、ステップS5に進む。そして、ステップS5において、5・6桁モード設定処理が実行されることで、RAM21cの表示モード情報Mに5・6桁モードが設定され、ステップS7に進む。
【0028】
また、ステップS4で桁数が5桁又は6桁ではない、つまり、7桁であると判定された場合は(ステップS4でN)、ステップS6に進む。そして、ステップS6において、7桁モード設定処理が実行されることで、RAM21cの表示モード情報Mに7桁モードが設定され、ステップS7に進む。
【0029】
ステップS7において、表示位置設定処理が実行されることで、RAM21cの表示モード情報Mに基づいて、桁数毎に料金情報Cを桁方向に中央ぞろえ(センタリング)して料金表示部22に表示する際の表示位置と表示サイズなどをRAM21cの表示位置情報Pに格納され、その後ステップS8に進む。
【0030】
ステップS8において、料金情報出力処理が実行されることで、RAM21cの料金情報Cと表示位置情報Pが料金表示部22に出力され、その後上位モジュールに復帰する。そして、料金情報Cと表示位置情報Pが入力された料金表示部22によって、表示位置情報Pに応じた表示位置に料金情報Cが表示される。
【0031】
以上説明したように、ステップS2及びS4にてタクシー料金の桁数を判定していることからも明らかなように、ステップS2及びS4の判定処理が桁数判定手段に相当する。また、ステップS3、S5、S6にて料金情報の表示サイズを定める表示モードを設定していることからも明らかなように、ステップS3、S5、S6が設定手段に相当する。さらに、ステップS8にて桁数に応じた料金表示部22の所定位置料金情報Cを表示させていることからも明らかなように、ステップS8が表示手段に相当する。
【0032】
従って、以上の説明からも明らかなように、μCOM21のCPU21aが、特許請求の範囲に記載の桁数判定手段、設定手段、表示手段としてそれぞれ機能している。
【0033】
次に、上述した構成による本実施の形態の動作(作用)の一例を、以下に説明する。
【0034】
乗客がタクシー車両に乗った後に、タクシーメータ10のタリフ状態が賃走状態に変化して、基本料金を示すタクシー料金データがタクシーメータ10からタクシー用表示装置20に入力されると、図6に示す料金表示処理が呼び出される。このときタクシー料金データは3桁であるので(ステップS2でY)、RAM21cの表示モード情報Mには、3・4桁モードが設定される(ステップS3)。そして、3・4桁モードに応じた各文字の表示サイズを縦横32×32ドットとして、例えば図5(a)に示すように、料金情報Cが桁方向に中央ぞろえ(センタリング)されて、料金表示部22に表示される(ステップS7〜S8)。
【0035】
その後は、タクシーメータ10において、特定の賃走距離を超えて基本料金にじ後料金が加算される毎に更新されたタクシー料金データが、タクシーメータ10からタクシー用表示装置20に入力される度に、料金表示処理が呼び出される。なお、入力されたタクシー料金データの桁数が4桁の場合は、3桁の場合と同様の動作となるので、説明は省略する。
【0036】
そして、タクシー用表示装置20に入力されたタクシー料金データが、5桁又は6桁に繰り上げられていると(ステップS4でY)、RAM21cの表示モード情報Mには、5・6桁モードが設定される(ステップS5)。そして、5・6桁モードに応じた各文字の表示サイズを縦横32×24ドットとして、例えば図5(b)に示すように、料金情報Cが桁方向に中央ぞろえ(センタリング)されて、料金表示部22に表示される(ステップS7〜S8)。
【0037】
また、タクシー用表示装置20に入力されたタクシー料金データが、7桁に繰り上げられていると(ステップS4でN)、RAM21cの表示モード情報Mには、7桁モードが設定される(ステップS6)。そして、7桁モードに応じた各文字の表示サイズを縦横32×16ドットとして、例えば図5(c)に示すように、料金情報Cが桁方向に中央ぞろえ(センタリング)されて、料金表示部22に表示される(ステップS7〜S8)。
【0038】
以上説明したように、タクシー料金の桁数がCPU(桁数判定手段)21aによって判定されると、この判定結果に応じた料金表示部22の所定位置に、料金情報がCPU(表示手段)21aによって表示される。よって、料金表示部22に表示する料金情報Cの表示位置を、タクシー料金の桁数に応じた表示位置とすることができるので、料金情報Cの料金表示部22における表示位置を可変とすることができる。
【0039】
よって、タクシー料金の表示桁数が少ないときでも、料金表示部22の表示スペースを有効利用することができるので、タクシー用表示装置20における表示の見栄えを向上させることができる。従って、タクシー用表示装置20における視認性を向上させることができるとともに、商品価値を高めることができる。
【0040】
また、料金表示部22に表示する料金情報Cは、タクシー料金の桁数毎に異なる表示サイズとすることができるので、タクシー料金の表示桁数が少ないときに、表示サイズを大きくするように表示モードを定義することで、料金表示部22の表示スペースをより一層有効的に利用することができる。従って、タクシー料金の桁数が少ないときでも、料金表示部22の表示スペースを有効利用することができるので、タクシー用表示装置20における表示の見栄えをより一層向上させることができる。
【0041】
さらに、料金表示部22に表示する料金情報Cの表示位置は、タクシー料金の桁数が異なってもほぼ中央の位置となるので、タクシー料金の桁数が少ないときでも、料金情報Cを料金表示部22の中央に表示することができる。従って、タクシー料金の表示桁数が少ないときでも、料金表示部22の表示スペースを有効利用することができるので、タクシー用表示装置20における表示の見栄えをより一層向上させることができる。
【0042】
なお、上述した本実施の形態では、料金表示部22に7桁の料金情報Cを表示することが可能な場合に、表示モードを3・4桁モード、5・6桁モード、7桁モードとして構成した場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、料金表示部22の表示可能な桁数に応じて種々異なる実施の形態とすることができる。
【0043】
例えば、料金表示部22の表示可能な桁数が5桁の場合、表示モードを3桁モード、4桁モード、5桁モードとして構成し、3桁モードのときは各文字の表示サイズを縦横32×32ドット、4桁モードのときは各文字の表示サイズを縦横32×24ドット、5桁モードのときは各文字の表示サイズを縦横32×16ドットとして、各表示モードに応じた表示サイズで料金情報Cを料金表示部22に表示することもできる。
【0044】
また、上述した本実施の形態では、料金表示部22に液晶ディスプレイを用いた場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、従来の技術で説明したように、料金表示部22に数字表示素子として7個のセグメント群を表示可能な桁数分用いて、料金情報Cをタクシー料金の桁数に応じた表示位置のセグメント群を発光させるようにしても差し支えない。
【0045】
さらに、上述した本実施の形態では、タクシー用表示装置20をタクシーメータ10の外付装置として説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、タクシー用表示装置20をタクシーメータに適用することもできる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載した本発明のタクシー用表示装置によれば、料金表示部に表示する料金情報の表示位置を、タクシー料金の桁数に応じた表示位置とすることができるので、料金情報の料金表示部における表示位置を可変とすることができる。また、料金表示部に表示する料金情報は、タクシー料金の桁数毎に異なる表示サイズとすることができるので、タクシー料金の表示桁数が少ないときに、表示サイズを大きくするように表示モードを定義することで、料金表示部の表示スペースをより一層有効的に利用することができる。よって、タクシー料金の表示桁数が少ないときでも、料金表示部22の表示スペースを有効利用することができるので、タクシー用表示装置における表示の見栄えを向上させることができる。従って、タクシー用表示装置における視認性を向上させることができるとともに、商品価値を高めることができるという効果を奏する。
【0047】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、料金表示部に表示する料金情報の表示位置は、タクシー料金の桁数が異なってもほぼ中央の位置となるので、タクシー料金の桁数が少ないときでも、料金情報を料金表示部の中央に表示することができる。よって、タクシー料金の表示桁数が少ないときでも、料金表示部の表示スペースを有効利用することができるので、タクシー用表示装置における表示の見栄えをより一層向上させることができる。従って、タクシー用表示装置における視認性をより一層向上させることができるとともに、商品価値を高めることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタクシー用表示装置の基本構成を示す図である。
【図2】タクシーメータシステムの構成を示す構成図である。
【図3】本発明に係るタクシー用表示装置の概略構成を示すシステム構成図である。
【図4】図3に示すRAMのメモリマップの一例を示す図である。
【図5】(a)は料金が3桁の場合の表示例を示す図であり、(b)は料金が5桁の場合の表示例を示す図であり、(c)は料金が7桁の場合の表示例を示した図である。
【図6】図3のCPUが行う料金表示処理の概要の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
21a1 桁数判定手段(CPU)
21a2 表示手段(CPU)
21a3 設定手段(CPU)
22 料金表示部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a taxi display device, and more particularly, to a taxi display device including a fee display unit that displays fee information indicating a taxi fee.
[0002]
[Prior art]
Taxi fare is set as the basic fare until the passenger exceeds the specified basic mileage distance after getting on the taxi vehicle. After the specified rent distance is exceeded, the taxi fare is set based on a fare system called the back distance. Each time the taxi vehicle passes, the rented distance (and the pseudo mileage calculated in accordance with the duration when driving at low speed) is set based on a so-called fare system. The predetermined fee is added to the basic fee. Each time the basic fee is added, the taxi fee with the updated value is displayed on the fee display section of the taxi display device mounted on the taxi.
[0003]
For example, in a conventional taxi display device, a fare display unit capable of displaying a 5-digit number arranges 7 segments as numeric display elements in Kanji day characters and selectively emits each segment. The numbers from 0 to 9 were displayed. As another configuration, a taxi fare is displayed on the fare display unit using an LCD or the like.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the fare display section of the taxi display device described above, the lowest digit of the taxi fare is displayed so as to be at the end of the fare display section, and the display position of each digit is fixed. If the number of digits of the taxi fare to be used is large, the display area of the fare display area can be used effectively, but if the number of digits is small, the undisplayed digit display area becomes empty space, The display area could not be used effectively. Therefore, the conventional taxi display device has a problem that when the amount of taxi fare is small, the display area of the fare display section has a large number of undisplayed parts, which is not attractive.
[0005]
Therefore, in view of the above-described problems, an object of the present invention is to provide a taxi display device that can effectively use a display space.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The taxi display device according to
[0007]
According to the taxi display device of the present invention described in
[0008]
The invention of
[0009]
According to the taxi display device of the present invention described in
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a taxi display device according to the present invention will be described with reference to the drawings of FIGS.
[0013]
2 is a block diagram showing the configuration of the taximeter system, FIG. 3 is a system configuration diagram showing a schematic configuration of the taxi display device according to the present invention, and FIG. 4 is a RAM memory shown in FIG. FIG. 5A is a diagram showing an example of a map, FIG. 5A is a diagram showing a display example when the fee is 3 digits, and FIG. 5B is a diagram showing a display example when the fee is 5 digits. FIG. 5C is a view showing a display example when the charge is 7 digits, and FIG. 6 is a flowchart showing an example of an outline of the charge display process performed by the CPU of FIG.
[0014]
As shown in FIG. 2, a taxi generally includes a taximeter system. This taximeter system includes a
[0015]
The
[0016]
As shown in FIG. 3, the
[0017]
The μCOM 21 includes a
[0018]
Further, the
[0019]
The
[0020]
Further, the display mode described above has a 3/4 digit mode, a 5/6 digit mode, and a 7 digit mode. In the 3/4 digit mode, for example, as shown in FIG. 5A, the charge information C is displayed on the
[0021]
The
[0022]
The
[0023]
Next, an example of the outline of the charge display process performed by the CPU 21a of the
[0024]
In FIG. 6, when the CPU 21a is activated by the supply of power from the
[0025]
In step S2, based on the fee information C in the
[0026]
If it is determined in step S2 that the number of digits is not 3 digits or 4 digits (N in step S2), the process proceeds to step S4. Then, in step S4, it is determined whether or not the taxi fare displayed on the
[0027]
If it is determined in step S4 that the number of digits is 5 or 6 (Y in step S4), the process proceeds to step S5. In step S5, the 5/6 digit mode setting process is executed, so that the 5/6 digit mode is set in the display mode information M of the
[0028]
If it is determined in step S4 that the number of digits is not 5 or 6 digits, that is, 7 digits (N in step S4), the process proceeds to step S6. In step S6, the 7-digit mode setting process is executed, so that the 7-digit mode is set in the display mode information M of the
[0029]
In step S7, the display position setting process is executed, so that the charge information C is centered (centered) in the digit direction for each number of digits based on the display mode information M in the
[0030]
In step S8, the charge information output process is executed, so that the charge information C and the display position information P in the
[0031]
As described above, as is apparent from the fact that the number of digits of the taxi fare is determined in steps S2 and S4, the determination processing in steps S2 and S4 corresponds to the number of digits determination means. Further, as is clear from the fact that the display mode for determining the display size of the fee information is set in steps S3, S5, and S6, steps S3, S5, and S6 correspond to the setting means. Further, as apparent from the fact that the predetermined position fee information C of the
[0032]
Therefore, as is clear from the above description, the CPU 21a of the
[0033]
Next, an example of the operation (action) of the present embodiment configured as described above will be described below.
[0034]
After the passenger gets on the taxi vehicle, the tariff state of the
[0035]
Thereafter, the taxi fare data updated every time the fare is added after the basic fare is exceeded in the
[0036]
If the taxi fare data input to the
[0037]
If the taxi fare data input to the
[0038]
As described above, when the number of digits of the taxi fare is determined by the CPU (digit number determination means) 21a, the charge information is displayed at a predetermined position of the
[0039]
Therefore, even when the number of display digits of the taxi fare is small, the display space of the
[0040]
Moreover, since the charge information C displayed on the
[0041]
Furthermore, since the display position of the charge information C displayed on the
[0042]
In the above-described embodiment, when the 7-digit charge information C can be displayed on the
[0043]
For example, when the number of digits that can be displayed on the
[0044]
Moreover, although the case where a liquid crystal display is used for the
[0045]
Further, in the above-described embodiment, the
[0046]
【The invention's effect】
As described above, according to the taxi display device of the present invention described in
[0047]
According to the invention described in
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a basic configuration of a taxi display device of the present invention.
FIG. 2 is a configuration diagram showing a configuration of a taximeter system.
FIG. 3 is a system configuration diagram showing a schematic configuration of a taxi display device according to the present invention.
4 is a diagram showing an example of a memory map of a RAM shown in FIG. 3. FIG.
5A is a diagram showing a display example when the fee is 3 digits, FIG. 5B is a diagram showing a display example when the fee is 5 digits, and FIG. 5C is a diagram showing a 7-digit fee. It is the figure which showed the example of a display in the case of.
6 is a flowchart showing an example of an outline of fee display processing performed by the CPU of FIG. 3;
[Explanation of symbols]
21a1 Digit number determination means (CPU)
21a2 Display means (CPU)
21a3 setting means (CPU)
22 Price display
Claims (2)
前記料金表示部は、ドット表示が可能な構成となっており、
前記料金表示部に表示する前記タクシー料金の桁数を判定する桁数判定手段と、
前記桁数判定手段が判定した前記桁数に応じた前記料金表示部の所定位置に、前記料金情報を表示させる表示手段と、
前記桁数判定手段が判定した判定結果に応じて、前記料金表示部に表示させる前記料金情報の表示サイズを定める表示モードを設定する設定手段と、
を備え、
前記表示手段は、前記設定手段が設定した前記表示モードに応じた前記表示サイズにて前記料金情報を表示させることを特徴とするタクシー用表示装置。In a taxi display device that is mounted on a taxi and includes a charge display unit that displays charge information indicating the taxi charge,
The charge display unit is configured to display dots,
Digit number determination means for determining the number of digits of the taxi fare to be displayed on the fee display unit;
Display means for displaying the fee information at a predetermined position of the fee display unit according to the number of digits determined by the digit number determining means;
Setting means for setting a display mode for determining a display size of the fee information to be displayed on the fee display unit according to a determination result determined by the digit number determining unit;
Equipped with a,
The taxi display device , wherein the display means displays the fare information in the display size according to the display mode set by the setting means .
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