JP3650788B2 - Slope slope indicator - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熟練者でなくても、また、助手を用いなくても、法面が所定勾配となるようにバケットを能率良く操作することができる法面勾配指示器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
土木作業において、法面を所定勾配に仕上げる作業は、ショベルなどを用いて行う。なお、本願において、ショベルは、ショベルローダーではなく、クレーンの荷役端部に掘削用バケット取り付け、該バケットによって法面の仕上作業を行うものを意味する。
【0003】
ショベルを用いた法面仕上作業は、仕上げる法面から離れた位置に車体本体を位置させて、バケットを所定角度に維持した状態で、掘削方向にバケットを操作して法面を切り崩しつつ均すことで行う。この理由は、ショベルローダーのように実際の仕上箇所近傍に車体本体が位置した場合、法面勾配が把握しにくく、また正確な勾配に仕上げにくいためである。
【0004】
なお、この作業時には、掘削部分にツメを有していない法面専用のバケットが主として用いられるが、掘削部分にツメを有した標準的な掘削、積み込み、切り崩し兼用のバケットを用いることもある。
【0005】
法面勾配を所定角度に均すために、従来は、この作業前及び作業時に、山くわ、スコップなどで切り込みをつける、又は助手によって気泡を有した勾配器で法面勾配を計測し、ショベル操作者に合図を送る、あるいはショベル操作者が運転席から降りて法面に上記勾配器を当てて計測(確認)するなどしていた。また、従来は、バケットを所定角度に維持した状態で操作することができるバケット操作の熟練者でなければ作業を行うことができなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の手法は、ショベルの操作を何度も中断することになり、ショベル操作の熟練者を用いても非常に能率が悪かった。また、前記のとおりショベル操作の熟練者を用いなければできないことから、人件費のコストアップ(助手を要する場合はさらなるコストアップとなる)を招いていた。
【0007】
本発明は、上記の問題を解決するものであり、ショベル操作の熟練者でなくても、また、助手を用いなくても、法面が所定勾配となるようにバケットを能率よく操作することができる法面勾配指示器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は、回動部の回動位置と基準部の基準位置とがショベル操作者から目視できるようにし、錘部が鉛直方向に位置した状態の回動部の位置とこのときの基準部の基準位置とを一致させるようにショベルを操作し、その際に振止部によって基準部の基準位置に対する回動部の回動範囲を調整可能に規制するようにした。
【0009】
このように、ショベルを操作しても回動部は錘部により常に一定位置(錘部が鉛直方向に位置した状態)に維持されるから、回動位置に対して基準位置が一致するように回動部と基準部とを目視しつつショベルを操作すれば、ショベル操作者が逐一操縦席を降りてバケットの角度を確認する必要がなくなり、助手が不要となると共に、振止部によって回動部の回動範囲が調整されて大きな振れが抑止されるから迅速に作業を行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の法面勾配指示器は、ショベル操作席に臨むバケットの一部に取り付けられる支持部と、この支持部に固定され、ショベル操作席に臨むように基準位置を表示可能とした基準部と、基準部に対して回動するように支持部に固定され、回動位置を表示可能とした回動部と、この回動部の回動周面に設けた錘部と、基準部の基準位置に対する回動部の回動範囲を調整可能に規制する振止部と、を備えたものである。
【0011】
上記の構成によれば、法面勾配指示器は、ショベル操作席に臨むバケットの一部に支持部を介して取り付けられる。法面勾配指示器は、バケット操作に伴って、錘部を鉛直方向に向けた状態で維持される回動部に対して基準部が回動する。
【0012】
法面を所定勾配に均す作業前、バケットを操作して法面の勾配とし、ショベルの操縦席から見えるように基準部に基準位置を記すと共に、基準部の基準位置と一致するように回動部に回動位置を記す。そして、法面を所定勾配に均す作業時、バケットを操作するとそれに伴って基準位置に対して回動位置がずれる(回動位置は常に錘部が鉛直方向に位置しているので、実際はバケット操作によって基準位置が回動位置に対してずれる)こととなる。
【0013】
ショベル操作者は、基準位置に対して回動位置がずれたときには操縦席から視認することができる。従って、法面を所定の勾配に均す作業は、回動位置と基準位置を一致させつつバケットを操作すれば、ショベル操作者が逐一操縦席を降りてバケットの角度を確認する必要がなくなり、また、助手を要せず、効率良く作業が行えると共に、振止部によって回動部の回動範囲が調整されて大きな振れが抑止されるから迅速に作業を行うことができる。さらに、ショベル操作者は熟練者でなくてもある程度のショベル操作を行うことができれば、確実かつ精度良く作業を行うことができる。
【0014】
【実施例】
以下に本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1〜図6は、本発明の法面勾配指示器の構成を示す。図7は、ショベルのバケットに本発明の法面勾配指示器を取り付けた状態を示す。図8は、本発明の法面勾配指示器の他の構成を示す。
【0015】
本発明の法面勾配指示器1は、次の構成とされている。ショベルPのバケットBにおいて、不図示のショベル操作席に臨むバケットの一部、すなわち、図7に示すようにバケットBの掘削部の水平方向の壁部端縁部には、支持部2の取付部2Aが取り付けられる。
【0016】
この取付部2Aは、取付片2Aaと取付金具2Abを有する。取付片2Aaはその一端部に所定のボルト孔が、他端部に複数のボルト孔がそれぞれ形成され、また、取付金具2AbはU字状の対向する面にそれぞれボルト孔が形成されている。取付金具2Abは、対向面の一方面に形成されたボルト孔と取付片2Aaの一端部のボルト孔とを連通させ、ボルトとナットにより取付片2Aaに取り付けられる。もちろん溶接にて一体としてもよい。
【0017】
そして取付金具2Abは、そのU字状の谷部にバケットBの壁部端縁部が挿入される。取付金具2Abの対向面の他方面に形成されたボルト孔にボルトを挿入し、ボルトを締着すると、バケットBの壁部端縁部が該ボルトにより一方面に押さえつけられ、これにより取付部2A(法面勾配指示器1全体)がバケットBに取り付けられたことになる。
【0018】
さらに、支持部2は、取付部2Aに対して取付部2Bが本実施例では90°の角度で取り付けられる。取付部2Bは、取付片2Baと取付金具2Bbとを有する。取付片2Baは、長手方向の一端部から他端部に向けて複数のボルト孔が形成されている。そして、取付片2Baのボルト孔と取付片2Aaの他端部のボルト孔とを連通させ、ボルトとナットにより両者が一体とされる。
【0019】
なお、取付片2Baのボルト孔の位置を取付片2Aaの他端部のボルト孔に対してずらすことで、また、取付片2Aaのボルト孔の位置を取付片2Baのボルト孔に対してずらすことで、両者の取付位置を調整することができる。もちろん取付片2Aaと取付片2Baとを一体にするには溶接でもよいが、本実施例構成とした場合は、上記したように両者の取付位置の調整が可能であると共に、取り外しが可能であるため、持ち運びに小型化できるというメリットがある。
【0020】
また、取付片2Baには、長手方向の途中位置から他端部に向けて取付金具2Bbが取り付けられる。これら取付片2Baと取付金具2Bbとの間には、本実施例では、例えば円形とされ、ショベルPの操縦席に臨む位置に基準位置3Aが記された基準部3と、例えば基準部3と同じく円形とされ、該基準部3に対して回動し、回動位置4Aが記された回動部4とが設けられている。
【0021】
基準部3は、本実施例ではその一方端側が有底の筒状体とされ、その軸が取付金具2Bbに固定枢支されている。また、基準部3は、その周面におけるショベルPの操縦席から見える位置に基準位置3Aを例えばシールSなどを貼着して記している。なお、この基準位置3Aは、任意に位置を調整することが可能であり、例えばバケットBによる法面作業勾配に応じて、あるいはバケットBとショベルPの操縦席との位置関係に応じて適宜調整する。
【0022】
回動部4は、本実施例ではその一方端が有底の筒状体とされ、その軸が取付片2Ba及び取付金具2Bbとの間に回動可能に枢支されている。また、回動部4の回動周面には、基準部3の基準位置3Aと一致させるように後述する手順にて設定した回動位置4Aを例えばテープTなどを貼着して記している。この回動位置4Aを示すテープTは、後述する振止部6の構成要素を兼ねている。さらに、回動部4の回動周面には、所定の重さとされた錘部5が設けられている。
【0023】
また、回動部4は、取付片2Baの他端部に設けた振止部6によりその回動範囲が約±45°に規制されている。錘部5が十分に重い場合は、さほど大きく回動部4が振れることもなく、また振れたとしてもすぐに錘部5が鉛直方向に向いた状態で静止する。
【0024】
振止部6は、錘部5の重さが軽い場合、又は回動部4の大きな振れを抑止してさらに迅速に作業を行うために付加している。振止部6は、回動位置4Aを示す位置から回動部4の周面に沿ってある程度の撓みを持たせて設けた前記テープTを有する。なお、このテープTは、その一端部が回動位置4Aを可変的に示すため、他端部が回動部4の周面に可変的に貼着されるため、それぞれ接着可能とされている。
【0025】
さらに、振止部6は、取付片2Baに設けた調節部6AによってテープTの撓み量を調整するように構成されている。調節部6Aは、取付片2Baに取り付けられた基板6Aaと、この基板6Aa上に設けた調節板6Abとを有し、これらをねじ止めする構成とされている。
【0026】
調節部6Aは、ねじを緩めて基板6Aaと調節板6Abとの間隔を広くし、テープTの撓み量を調節した後、再度ねじを締めてテープTを基板6Aaと調節版6Abとの間で挟み込む構成となっている。このとき、テープTの他端部の位置を回動部4の周面における任意の調節位置に貼り替えておく。
【0027】
この振止部6を設けることで、錘部5によって回動部4が永く振れ続けることが抑制され、基準位置3Aと回動位置4Aとが一致している又はずれていることが目視にて即座に判別することができるようになる。
【0028】
上記構成の法面勾配指示器1は、以下のように使用する。まず、図7に示すようにショベルPのバケットBに法面勾配指示器1を取り付ける。このとき、ショベルPの操縦席から常に基準部3の基準位置3A及び回動部4の回動位置4Aが目視できるように支持部2における取付部2A及び取付部2Bの互いの位置を調節しておく。
【0029】
その後、バケットBを作業する法面の勾配になるように操作し、所定勾配に操作した時点でバケットBを保持しておく。次に、振止部6の調節部6Aを操作してテープTをフリー状態とし、錘部5が鉛直方向に位置するまで待つ。錘部5が鉛直方向に位置したとき、基準部3に対する回動部4の位置が決定し、このときに回動位置4Aと一致する位置に基準位置3AのシールSを貼着する。
【0030】
さらに、回動部4の回動量(振れ量)を決定すべく、テープTの他端部(回動位置4Aとは反対端)を、撓み量を配慮しつつ該回動部4の周面位置に貼り直す。その後、振止部6の調節部6Aを操作してテープTを基板6Aaと調節板6Abとの間に挟み込む。
【0031】
以上の設定の後、法面を所定勾配に均す作業を行う。この作業中において、バケットBを操作すると、法面勾配指示器1はバケットBの動作に伴って全体が移動する。このとき、回動部4は、錘部5によって常に該錘部5が鉛直方向に位置しようとするので、バケットBを操作したとき回動位置4Aに対するバケットB(基準部3)の移動量が基準位置3Aを目視することで把握できる。
【0032】
すなわち、本発明の法面勾配指示器1における基準位置3Aと回動位置4Aとを目視して、基準位置3Aを回動位置4Aに一致させるようにバケットBを操作することで、目的とする勾配となるように法面を均すことができるのである。
【0033】
また、バケットBを操作するとその移動に伴って回動部4が回動するが、振止部6によって所定範囲に規制されているので、必要以上大きく回動する(振れる)ことはなく、また、錘部5によって即座に振れが停止する(鉛直方向に位置する)ので、回動部4の振れが停止するまで待つ必要がなく、スムーズに法面を所定勾配に均す作業が行える。
【0034】
なお、本発明の法面勾配指示器1は、上記構成に限らず、種々の変形が可能である。例えば、取付部2Aの取付片2Aaと取付部2Bの取付片2Baについては、図8のように構成してもよい。すなわち、図8において、取付片2Aa及び取付片2Baは、互いの取付位置にガイド21A及び21Bが形成されている。これら各々のガイド21A及び21Bを連通させて(調節して)、固定板22を介してボルトとナットで固定する。
【0035】
このように構成することで、取付片2Aaと取付片2Baの取付角度を調節でき、また、取付位置をより詳細に設定することができる。特に、取付角度が可変となることで、基準位置3Aと回動位置4Aとが一致するように取付片2Aaに対する取付片2Baの取付角度を決定すればよくなる。従って、基準位置3Aと回動位置4Aを固定的に記し、かつ振止部6による回動部4の振れ量も固定的に決めておくことができると共に、どんな種類のバケットBに対しても取り付けて使用することが可能となる。
【0036】
以下に、法面を所定勾配に均す作業について、従来の手法による場合と、本発明の法面勾配指示器1を用いた場合とについて比較した結果を記す。
【0037】
(作業前)
従来:くわ、スコップなどで法面に切り込みをつけるか、熟練した助手が必要となりかなり手間がかかる。
本発明:助手が不要、また、くわやスコップなども不要で、放線だけを目印にして目串などを立てるだけでよい。
【0038】
(作業時)
従来:助手を要する場合は勾配器で逐一確認し、合図する。助手を要しない場合はショベル操作者が操縦席から降りて自分で計測し、逐一確認しながら作業する。
本発明:助手は不要であり、また、本発明の法面勾配指示器1の設定を行っておけば、ショベル操作者は逐一操縦席から降りて自分で確認することも不要となる。
【0039】
以上の結果、本発明によれば、従来に較べて作業能率は2倍以上となり、また、助手が不要となること、作業能率が向上して工期が短縮すること、熟練したショベル操作者でなくても作業が可能なこと、から経済的にも優れていることが判明した。
【0040】
【発明の効果】
以上のように、本発明の法面勾配指示器は、回動部と基準部の基準位置とがショベル操作者から目視できるようにし、錘部が鉛直方向に位置した状態の回動部の位置とこのときの基準部の基準位置とを一致させた状態でショベルを操作すればよいので、ショベル操作者が逐一操縦席を降りてバケットの角度を確認する必要がなくなり、また、助手が不要となり、さらに、振止部によって回動部の回動範囲が調整されて大きな振れが抑止されるから迅速に作業を行うことができ、従って効率良く作業が行えると共に、熟練したショベル操作者でなくても確実かつ精度良く作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の法面勾配指示器の正面図である。
【図2】本発明の法面勾配指示器の背面図である。
【図3】本発明の法面勾配指示器の左側面図である。
【図4】本発明の法面勾配指示器の右側面図である。
【図5】本発明の法面勾配指示器の平面図である。
【図6】本発明の法面勾配指示器の底面図である。
【図7】本発明の法面勾配指示器をショベルのバケットに取り付けた状態を示す図である。
【図8】本発明の法面勾配指示器の他の構成を示す正面図である。
【符号の説明】
1 法面勾配指示器
2 支持部
3 基準部
3A 基準位置
4 回動部
4A 回動位置
5 錘部
6 振止部
B バケット
P ショベル[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a slope indicator that can efficiently operate a bucket so that a slope becomes a predetermined slope without being an expert or an assistant.
[0002]
[Prior art]
In the civil engineering work, the work for finishing the slope to a predetermined slope is performed using an excavator or the like. In the present application, the excavator is not an excavator loader, but means an excavator attached to a cargo handling end of a crane and performing a slope finishing operation with the bucket.
[0003]
Slope finishing work using an excavator is performed by positioning the vehicle body at a position away from the slope to be finished, maintaining the bucket at a predetermined angle, and operating the bucket in the excavation direction while breaking the slope. Do that. This is because, when the vehicle body is located near the actual finishing position like an excavator loader, the slope of the slope is difficult to grasp and it is difficult to finish the slope accurately.
[0004]
In this operation, a bucket dedicated to a slope having no claw in the excavation part is mainly used, but a standard excavation, loading and cutting bucket having a claw in the excavation part may be used.
[0005]
In order to level the slope to a predetermined angle, conventionally, before and during this work, a slope is cut with a mountain wedge, a scoop or the like, or the slope is measured by a gyro with bubbles by an assistant, A signal was sent to the operator, or the excavator operator got out of the driver's seat and applied the gradient to the slope to measure (confirm). Conventionally, it is impossible to perform a work unless a bucket operation expert who can operate the bucket while maintaining the bucket at a predetermined angle.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
The above-described conventional method interrupts the operation of the excavator many times, and is very inefficient even if a person skilled in excavation operation is used. Further, as described above, since it is necessary to use a person skilled in shovel operation, the labor cost is increased (the cost is further increased when an assistant is required).
[0007]
The present invention solves the above problem, and even if the person is not skilled in shovel operation and does not use an assistant, the bucket can be efficiently operated so that the slope becomes a predetermined slope. An object of the present invention is to provide a slope indicator that can be used.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a rotating unit in which the rotating position of the rotating unit and the reference position of the reference unit are visible to the shovel operator and the weight unit is positioned in the vertical direction. The excavator is operated so that the position of the reference portion and the reference position of the reference portion at this time coincide with each other, and at that time, the pivoting range of the turning portion with respect to the reference position of the reference portion is regulated to be adjustable by the shaking portion. did.
[0009]
In this way, even if the shovel is operated, the rotating portion is always maintained at a fixed position (a state where the weight portion is positioned in the vertical direction) by the weight portion, so that the reference position matches the rotating position. If the excavator is operated while observing the rotating part and the reference part, it is not necessary for the shovel operator to step down from the cockpit and check the angle of the bucket, an assistant is unnecessary and the excavator rotates. Since the swing range of the part is adjusted and a large shake is suppressed, the work can be performed quickly.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The slope slope indicator of the present invention includes a support portion attached to a part of the bucket facing the shovel operation seat, and a reference portion fixed to the support portion and capable of displaying the reference position so as to face the shovel operation seat. A rotation part fixed to the support part so as to rotate with respect to the reference part and capable of displaying the rotation position, a weight part provided on the rotation peripheral surface of the rotation part, and a reference of the reference part And a bracing part that regulates the pivoting range of the pivoting part relative to the position in an adjustable manner.
[0011]
According to said structure, a slope slope indicator is attached to a part of bucket which faces a shovel operation seat via a support part. In the slope gradient indicator, the reference portion rotates with respect to the rotating portion that is maintained in a state where the weight portion is directed in the vertical direction in accordance with the bucket operation.
[0012]
Before the work to level the slope to the specified slope, operate the bucket to make the slope slope, write the reference position on the reference section so that it can be seen from the excavator's cockpit, and rotate it so that it matches the reference position of the reference section. The rotation position is marked on the moving part. When the bucket is operated during the operation of leveling the slope to a predetermined gradient, the rotation position is accordingly shifted with respect to the reference position (the rotation position is always the vertical position of the weight portion. The operation shifts the reference position with respect to the rotation position).
[0013]
The shovel operator can visually recognize the operator from the cockpit when the rotation position is deviated from the reference position. Therefore, the operation of leveling the slope to a predetermined gradient is not necessary if the excavator operator steps down the pilot seat one by one and confirms the angle of the bucket by operating the bucket while matching the rotation position and the reference position. In addition, the work can be performed efficiently without requiring an assistant, and the work can be performed quickly because the swinging part adjusts the turning range of the turning part to suppress a large shake. Further, even if the excavator operator is not a skilled person, if the excavator can be operated to some extent, the work can be performed reliably and accurately.
[0014]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. 1 to 6 show a configuration of a slope gradient indicator of the present invention. FIG. 7 shows a state in which the slope indicator of the present invention is attached to the bucket of the shovel. FIG. 8 shows another configuration of the slope gradient indicator of the present invention.
[0015]
The slope slope indicator 1 of the present invention has the following configuration. In the bucket B of the shovel P, the mounting portion of the support portion 2 is attached to a part of the bucket facing an unillustrated shovel operation seat, that is, to the horizontal wall edge of the excavating portion of the bucket B as shown in FIG.
[0016]
The
[0017]
And as for mounting bracket 2Ab, the wall edge part of the bucket B is inserted in the U-shaped trough part. When a bolt is inserted into a bolt hole formed on the other side of the opposite surface of the mounting bracket 2Ab and the bolt is tightened, the edge of the wall portion of the bucket B is pressed against the one surface by the bolt, whereby the mounting
[0018]
Furthermore, the support portion 2 is attached to the
[0019]
The position of the bolt hole of the mounting piece 2Ba is shifted with respect to the bolt hole of the other end of the mounting piece 2Aa, and the position of the bolt hole of the mounting piece 2Aa is shifted with respect to the bolt hole of the mounting piece 2Ba. Thus, the mounting position of both can be adjusted. Of course, welding may be used to integrate the mounting piece 2Aa and the mounting piece 2Ba. However, in the case of the configuration of this embodiment, the mounting position of both can be adjusted as described above, and the mounting piece 2Aa can be removed. Therefore, there is an advantage that it can be downsized for carrying.
[0020]
In addition, a mounting bracket 2Bb is mounted on the mounting piece 2Ba from the middle position in the longitudinal direction toward the other end. In this embodiment, between the mounting pieces 2Ba and the mounting bracket 2Bb, for example, a circular shape, and a
[0021]
In the present embodiment, the
[0022]
In the present embodiment, the rotating portion 4 has a bottomed cylindrical body, and its shaft is pivotally supported between the mounting piece 2Ba and the mounting bracket 2Bb. Further, on the rotation peripheral surface of the rotation unit 4, a rotation position 4 </ b> A set by a procedure described later so as to coincide with the
[0023]
Further, the rotation range of the rotation unit 4 is restricted to about ± 45 ° by a rocking unit 6 provided at the other end of the mounting piece 2Ba . When the
[0024]
Futome section 6, if the weight of the
[0025]
Furthermore, the anti-vibration part 6 is comprised so that the bending amount of the tape T may be adjusted with the
[0026]
The adjusting
[0027]
By providing this bracing portion 6, the
[0028]
The slope slope indicator 1 having the above configuration is used as follows. First, the slope gradient indicator 1 is attached to the bucket B of the shovel P as shown in FIG. At this time, the positions of the
[0029]
After that, the bucket B is operated so as to have a slope of a working slope, and the bucket B is held when the bucket B is operated to a predetermined slope. Next, the adjusting
[0030]
Further, in order to determine the amount of rotation (swing amount) of the rotation unit 4, the other end portion of the tape T (the opposite end to the rotation position 4 </ b> A) is placed on the peripheral surface of the rotation unit 4 while considering the amount of bending. Re-apply in position. Thereafter, the adjusting
[0031]
After the above setting, the slope is leveled to a predetermined slope. When the bucket B is operated during this work, the slope slope indicator 1 moves as the bucket B moves. At this time, the rotation unit 4 always tries to position the
[0032]
In other words, the reference position 3A and the rotation position 4A in the slope slope indicator 1 of the present invention are visually observed, and the bucket B is operated so that the reference position 3A matches the rotation position 4A. The slope can be leveled so as to have a gradient.
[0033]
Further, when the bucket B is operated, the rotating unit 4 rotates as the bucket B moves. However, since the rotating unit 4 is restricted to a predetermined range by the anti-vibration unit 6, it does not rotate (shake) more than necessary. Since the
[0034]
The slope slope indicator 1 of the present invention is not limited to the above configuration, and various modifications are possible. For example, the attachment piece 2Aa of the
[0035]
By comprising in this way, the attachment angle of attachment piece 2Aa and attachment piece 2Ba can be adjusted, and an attachment position can be set in detail. In particular, by making the mounting angle variable, it is only necessary to determine the mounting angle of the mounting piece 2Ba with respect to the mounting piece 2Aa so that the reference position 3A and the rotation position 4A coincide. Accordingly, the reference position 3A and the rotation position 4A can be described in a fixed manner, and the amount of deflection of the rotation unit 4 by the anti-vibration unit 6 can be determined in a fixed manner. It becomes possible to install and use.
[0036]
Hereinafter, the result of comparing the case of using the conventional method and the case of using the slope gradient indicator 1 of the present invention regarding the work of leveling the slope to a predetermined gradient will be described.
[0037]
(Before work)
Conventional: The slope is cut with hoes, scoops, etc., or a skilled assistant is required, which is quite laborious.
The present invention: An assistant is unnecessary, hoes and scoops are not required, and only a stand-by mark is required with only the ray as a mark.
[0038]
(When working)
Conventional: If an assistant is required, check with a gradient device one by one. When an assistant is not required, the excavator operator gets out of the cockpit, measures himself, and works while checking each one.
The present invention: An assistant is unnecessary, and if the slope slope indicator 1 of the present invention is set, the excavator operator does not need to step down from the cockpit and check it by himself.
[0039]
As a result of the above, according to the present invention, the work efficiency is more than doubled as compared with the prior art, the assistant is unnecessary, the work efficiency is improved and the work period is shortened, and not a skilled shovel operator. However, it was found that it was economically superior because it was possible to work.
[0040]
【The invention's effect】
As described above, the slope indicator of the present invention allows the excavator operator to visually recognize the rotation unit and the reference position of the reference unit, and the position of the rotation unit with the weight unit positioned in the vertical direction. And the reference position of the reference part at this time should be operated, so that it is not necessary for the shovel operator to go down the pilot seat and check the bucket angle one by one, and no assistant is required. Furthermore, since the pivoting range of the pivoting part is adjusted by the swinging part to suppress a large shake, the work can be performed quickly, so that the work can be performed efficiently and not a skilled shovel operator. Can work reliably and accurately.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a slope indicator of the present invention.
FIG. 2 is a rear view of the slope indicator of the present invention.
FIG. 3 is a left side view of a slope slope indicator of the present invention.
FIG. 4 is a right side view of a slope slope indicator of the present invention.
FIG. 5 is a plan view of a slope slope indicator of the present invention.
FIG. 6 is a bottom view of the slope indicator of the present invention.
FIG. 7 is a view showing a state in which the slope indicator of the present invention is attached to a bucket of an excavator.
FIG. 8 is a front view showing another configuration of the slope gradient indicator of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Slope gradient indicator 2
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