JP3649721B2

JP3649721B2 - Makeup mirror unit

Info

Publication number: JP3649721B2
Application number: JP2003082653A
Authority: JP
Inventors: 穂積竹尾; 健一久保田; 参郎南; 卓司南
Original assignee: 東陶機器株式会社; 大阪金具株式会社
Priority date: 2002-03-25
Filing date: 2003-03-25
Publication date: 2005-05-18
Anticipated expiration: 2023-03-25
Also published as: JP2004000518A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は洗面化粧台の上部に配設される化粧鏡ユニットに関する。
【０００２】
【従来の技術】
洗面化粧台の上部に三面鏡を配設した化粧鏡ユニットが従来から広く知られており、このような化粧鏡ユニットを用いて、女性がアイラインなどの細かな部分の化粧をする場合、男性が髭を剃る場合、或いはコンタクトレンズの脱着などには、顔と鏡との距離を近づける必要がある。特に眼鏡使用者は洗顔時には眼鏡を外しているためなおさらである。
このような使用者が無理な姿勢を長時間持続しなければならない不利を解消するため、特許文献１、特許文献２及び特許文献３に開示されるものが知られている。
【０００３】
特許文献１にはキャビネット中央に正面鏡（主鏡）、両側に側面鏡（袖鏡）、キャビネット両側に側面鏡で覆われる収納室を設け、収納室前面を囲むようにヒンジ（蝶番）を介して補助枠を回動自在に取り付け、この補助枠に更にヒンジを介して前記側面鏡を回動自在に取り付け、収納室から化粧品などを取り出す際には補助枠ごと側面鏡を外側に向けて回動させ、三面鏡として使用する際には側面鏡のみを内側に向けて回動させる構造になっている。
【０００４】
特許文献２にも特許文献１に近似した構成が開示されており、この特許文献２では特許文献１の補助枠の代わりに板状の戸を用い、この戸の内側面に小物の収納部を設けている。
【０００５】
特許文献３には主鏡の両側に補助鏡を回動自在に設け、この補助鏡が蓋体となる収納棚を背面パネル（キャビネット）に設けた構成、更には補助鏡と背面パネル間にガイド片（アーム）を設け、補助鏡を使用者により近づけることを可能とした構成が開示されている。
【０００６】
また、主鏡がそのまませり出してきたのと同じ効果を発揮する先行技術として、特許文献４及び特許文献５が知られている。
特許文献４は化粧枠（キャビネット）に対し支持アームを回動自在に取り付け、この支持アームに副鏡を回動自在に取り付け、副鏡を使用者の真近まで持ってくることができるようにしている。
更に特許文献５にはパンタグラフ機構によって正面の鏡をそのまま使用者の真近まで近づけることができる内容が開示されている。
【０００７】
【特許文献】
特許文献１：実開昭５４−３６５４８号公報図２及びその関連説明
特許文献２：実開昭６２−７９４４７号公報図３及びその関連説明
特許文献３：実開平５−３７１５０号公報 (０００２)、(００１４)
特許文献４：特開昭５７−１２５７０５号公報図３及びその関連説明
特許文献５：特開２０００−２５４０２１号公報図１及びその関連説明
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献１〜３によれば、袖鏡を使用者に近づくように回動せしめることができる。しかしながら近づくと言っても側方から近づいてはくるが、主鏡の前面にはせり出してこないため、細かな化粧をしたり、髭を剃る場合などには首を廻した状態、或いは体全体を無理に廻した状態で作業しなければならない場合もあり、使い勝手が悪い。
【０００９】
また、特許文献４及び５にあっては、顔や体を廻すことなく鏡を近づけて化粧などをすることができるが、特許文献４に開示される内容では、支持アームが長いため使用者が正面を向いたまま鏡を近づけて使用しようとすると、使用者自ら横にずれなければならず、洗面ボ−ルが使用しにくくなる。
また引用文献５にあっては、確実に鏡をせり出させることができるが、パンタグラフ機構が裏側に存在するため裏側の空間を有効利用することができない。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、洗面化粧台の上部に、主鏡および左右の袖鏡からなる三面鏡を配置した化粧鏡ユニットにおいて、前記化粧鏡ユニット本体の主鏡寄りの部分にはフレームが水平方向に回動角度に節度を持たせつつ回動可能に取り付けられ、このフレームの外側端には前記袖鏡が水平方向に回動自在に取り付けられ、前記フレームの内側端には、前記袖鏡を使用者に向かってせり出して使用する際に袖鏡の裏面で主鏡を傷つけないようにフレームが主鏡側に回動するのを阻止する回動阻止手段が設けられ、前記左右の袖鏡を閉じた場合には袖鏡と主鏡とは同一面となり、前記化粧鏡ユニットから前記袖鏡を使用者に向かってせり出して使用する際には左右の袖鏡を主鏡の前方で合わせた状態で使用可能とする構成とした。
また本発明は、キャビネット本体の前面略中央部に設けられた主鏡と、この主鏡の左右に配設された袖鏡と、この袖鏡で覆われる収納部と、を備えた化粧鏡ユニットにおいて、前記化粧鏡ユニット本体の主鏡寄りの部分にはフレームが水平方向に回動角度に節度を持たせつつ回動可能に取り付けられ、このフレームの外側端には前記袖鏡が水平方向に回動自在に取り付けられ、前記フレームの内側端には、前記袖鏡を使用者に向かってせり出して使用する際に袖鏡の裏面で主鏡を傷つけないようにフレームが主鏡側に回動するのを阻止する回動阻止手段が設けられ、前記左右の袖鏡を閉じた場合には袖鏡と主鏡とは同一面となり、前記化粧鏡ユニットから前記袖鏡を使用者に向かってせり出して使用する際には左右の袖鏡を主鏡の前方で合わせた状態で使用可能とする構成とした。
上記構成とすることで、使用者の姿勢をそのままにして、袖鏡を使用者の正面の真近な位置にもってくることができる。
【００１１】
前記フレームの形状としては、縦メンバーと上下の横メンバーからなるコ字状が考えられる。この場合、縦メンバーを袖鏡の回動中心寄りの端部、換言すればフレームの回動中心から離れた端部に設けることが好ましい。縦メンバーを上記の位置に配置することで、袖鏡を開いて収納部から化粧品などを取り出す際に、開口する部分が広くなり使い勝手が向上する。また袖鏡を閉じた場合には縦メンバーが袖鏡外側の垂直部分に存在することになり、側面に隙間が存在しなくなり、更に洗面器からの湯気が収納部に入りにくくなる。
【００１２】
尚、フレームの形状についてはコ字状に限らず枠状あるいはコ字状フレームから縦メンバーを除いた２本のバーなどが考えられる。
【００１３】
また前記フレームをキャビネット本体に回動自在に取り付ける蝶番の回動軸は、平面視で閉じ状態の袖鏡と重なる位置かそれよりも前方に位置せしめることが好ましい。
上記構成とすることで、袖鏡を開いた場合に、袖鏡の主鏡側端面が主鏡端面と干渉することなく、また袖鏡を閉じた場合は袖鏡と主鏡とが同一面となる。また袖鏡と主鏡の間隔を短くできるので、鏡間の隙間が小さくできて見た目がよくなる。
【００１４】
また、前記フレームと前記袖鏡とを固定する袖鏡側蝶番の一方の台座を、前記フレームの裏側に固定するとともに、該袖鏡側蝶番の他方の台座を前記袖鏡の裏側に固定することも可能である。
上記構成とすることで、袖鏡を開いた場合でも、蝶番の台座が見えないため、見映えが良い。
【００１５】
また、前記フレームと前記袖鏡とを固定する袖鏡側蝶番の一方の台座を、前記フレームと一体に形成するとともに、前記フレームと前記化粧鏡ユニット本体とを固定する本体側蝶番の一方の台座を、前記フレームと一体に形成してもよい。
上記構成とすることで、部品点数が少なくて済むため、コストダウンと見映えの面で優れた構造となる。
【００１６】
また、袖鏡を主鏡の左右両側に設け、これら左右の袖鏡の主鏡寄りの端部に左右の袖鏡を連結するためのマグネット、面状ファスナーまたはフックなどの簡易連結部材を設けた構成としてもよい。
上記構成とすることで、両側の袖鏡を中央で簡便に面一に連結させることができ使い勝手が向上する。
【００１７】
また、前記袖鏡の裏面にフレームの厚みを利用した小物収納部を備えるようにしてもよい。フレームの厚みを厚くするとその分だけ剛性がアップするだけでなく収納部としても利用することができ、場合によっては、袖鏡の裏面を凹ませることなく物収納部を設けることができる。
【００１８】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図１は本件発明の実施の形態である外観斜視図、図２は本件発明における実施の形態である化粧鏡ユニットの外観図、図３は本発明における実施の形態である蝶番の詳細図、図４は本発明における実施の形態で、化粧鏡の動きを示す図である。
【００１９】
化粧鏡ユニット１は，洗面台２の上側に配設させるようになっており、樹脂一体成形のキャビネット本体３を備えている。キャビネット本体３の内部には収納部が形成され、キャビネット本体３の前面に蝶番３５（図３参照）を介して主鏡１１が回動自在に取り付けられ、この主鏡１１の左右に袖鏡１０，１０が設けられ、キャビネット本体３の上端には照明６が配設されている。
【００２０】
ここで、袖鏡１０の幅寸法は主鏡１１の１／２〜２／３とする。袖鏡１０の幅寸法を主鏡１１の１／２とすると、左右の袖鏡１０、１０を合わせた状態（図５参照）で主鏡１１と同一寸法になり、主鏡１１がそのまま使用者に向ってせり出してきたのと同じで使い勝手よくなり、また袖鏡１０の幅寸法を主鏡１１の２／３とすると、合わせた状態で主鏡１１よりも大面積になり更に使いやすくなる。しかしながら、キャビネット本体３の幅寸法が決められている中で、あまり袖鏡１０の幅寸法を大きくすると、その分だけ主鏡１１の幅寸法を小さくしなければならないので１／２〜２／３とするのが好ましい。
【００２１】
キャビネット本体３の内部に形成された収納部４は、縦割り分割された左右の収納凹部７、７を備えており、中央の収納部は主鏡１１が開閉戸の役目をなし、左右の収納凹部７には、取り外し可能な棚トレイ８が複数段設けられている。
【００２２】
前記収納凹部７の前面には、フレーム９が配設されている。図２及び図３に示すように、フレーム９は縦メンバー９ａと上下の横メンバー９ｂ、９ｃからなるコ字状をなし、横メンバー９ｂ、９ｃの主鏡１１よりの端部が蝶番３１により軸３１ａを中心として水平方向に回動自在に支持され、また横メンバー９ｂ、９ｃの外側端間に縦メンバー９ａが設けられ、この縦メンバー９ａが設けられた横メンバー９ｂ、９ｃの外側端に蝶番３０により軸３０ａを中心として収納凹部７の開閉戸となる袖鏡１０が水平方向に回動自在に支持されている。
【００２３】
このように、縦メンバー９ａを袖鏡１０の回動中心寄りの端部、つまりフレーム９回動中心に縦メンバー９ａを持ってこないことで、袖鏡を開いて収納凹部７から化粧品などを取り出す際に、縦メンバー９ａが邪魔にならず、また袖鏡１０を閉じた場合には縦メンバー９ａが袖鏡１０キャビネット本体３との間の隙間を埋めることになって外観性が向上し、更に湯気の侵入も防げる。
【００２４】
また、袖鏡１０の裏面には小物収納部２０が設けられている。この小物収納部２０には、棚板２１が一体に取り付けられており、各棚板２１より若干上方位置には収納品落下防止バー２２が取り付けられている。
【００２５】
図示例では袖鏡１０の裏面を前方に向かって凹ませることで小物収納部２０とした例を示しているが、前記フレーム９の厚みを大きくし、この厚み分を利用して小物収納部を設けてもよい。この場合には袖鏡１０の裏面から後方に向かってフレーム９の厚み分の棚を突出させる構成が考えられる。
【００２６】
また前記したように、袖鏡１０はフレーム９の横メンバー９ｂ、９ｃの外側端に、蝶番３０により回動自在に固定され、該フレーム９のもう一方の端部（内側端）は蝶番３１によりキャビネット本体３に回動自在に支持される。
即ち、蝶番３１によってフレーム９は主鏡１１に寄った端部を中心として水平方向に回動する。
【００２７】
上記蝶番３０は台座３０１，３０２から構成され、蝶番３１は台座３１１，３１２から構成され、この実施例では台座３０１、３１２をフレーム９の裏側に止着することで目立たないようにしている。
【００２８】
また収納凹部７の前面、具体的には鉄製の台座３０２と対向する箇所に磁石７ａを設けることが考えられる。このような構成とすると、袖鏡１０のみを開けたい場合に、フレーム９までが一緒に動いてしまうことがなくなり、使い勝手が向上する。
【００２９】
ここで、蝶番３１の回動軸３１ａを平面視で閉じた状態の袖鏡１０と重なる位置か袖鏡１０の手前前方に位置させることにより、袖鏡１０の主鏡１１側の端面の回転軌跡が閉じた状態における袖鏡１０の主鏡側１１端面よりも主鏡１１側に出ることがない。従って袖鏡１０と主鏡１１との間に隙間や段差を設けることなく、袖鏡１０を配設することができる。これにより、見映えと使い勝手のよい化粧鏡の構造を得ることが可能である。
【００３０】
上記の構成からなる化粧鏡ユニットの袖鏡１０の動きを説明する。
まず、図４（ａ）に示す閉じた状態の収納部７から収納物を取り出すには、図４（ｂ）に示すように、蝶番３０の軸３０ａを回転軸として袖鏡１０を内開きに回動せしめる。このようにすることで、化粧鏡ユニット１の中央に立ったままでも容易に収納物を取り出すことが可能である。
【００３１】
次に合わせ鏡として使用する場合には、図４（ｃ）に示すように、前記蝶番３０とは反対側端部に取り付けられる蝶番３１の軸３１ａを回転軸として、フレーム９と一体的に袖鏡１０を手前側に回動せしめれば、合わせ鏡とすることができる。
【００３２】
図５は、左右の袖鏡を中央にて連接した別の使用態様を示す図である。袖鏡１０は、上下両端に化粧縁５０、５０が取り付けられ、該化粧縁５０の主鏡１１側端部にはマグネット５１とマグネット受座５２が埋め込まれた構造となっている。
左右の袖鏡１０、１０を開き、化粧鏡ユニットの前方中央部に位置させた状態で、それぞれの袖鏡１０、１０側端部を隣接させた際に、前記マグネット５１とマグネット受座５２が連結されることにより、両側の袖鏡を中央で簡便に面一に連結させることで使い勝手が向上する。
【００３３】
図６は、蝶番とフレームを一体に形成した状態を示す図であり、キャビネット本体３と袖鏡１０はそれぞれフレーム９の両端に一体成形されている蝶番３３、蝶番３４により回動自在に固定されている。
前記フレーム９の両端には、蝶番３３及び蝶番３４の台座部分が一体成形されているため、袖鏡１０を開いたときの見映えを向上させるとともに、部品点数を削減することでコストダウンが可能である。
【００３４】
図７はキャビネット本体３とフレーム９とを連結する蝶番３１の別実施例を示す図であり、この実施例にあっては蝶番３１をキャビネット本体側の部材３１１とフレーム側の部材３１２で構成し、部材３１１に対し軸３１ａを介して部材３１２が回動自在に支持されている。
そして、部材３１１には切欠６１が形成され、部材３１２にはストッパ片６２が固着されている。
而して、図７（ａ）に示す閉じ状態からフレーム９を軸３１ａを中心として開方向に回動せしめると、（ｂ）に示すようにストッパ片６２が切欠６１に当接し、それ以上の回動は阻止される。
【００３５】
このように、フレームの回動角度に節度をもたせることで、必要以上に袖鏡を主鏡側に移動することを抑制でき、袖鏡裏面で主鏡を傷つけたりしないようにしているため、使用者は安心して袖鏡を主鏡前方にせり出すことができる。
【００３７】
【発明の効果】
本発明によれば、フレームの回動角度に節度をもたせることで、必要以上に袖鏡を主鏡側に移動することを抑制でき、袖鏡裏面で主鏡を傷つけたりしないようにしているため、使用者は安心して袖鏡を主鏡前方にせり出すことができ、また袖鏡を前方へ開いた状態で化粧鏡ユニットの前方略中央部に位置せしめることができ、洗面化粧台の中央部で鏡を広く使用することができる。
【００３８】
また、使用者の姿勢をそのままにして袖鏡を使用者の顔に接近させることができるので、左右の小物収納部から化粧品などを取り出す場合にも、視線の高さを変えることなく、ほんの少しだけ視線をずらすだけで済むので、極めて使用しやすい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本件発明の実施の形態である外観斜視図
【図２】本件発明における実施の形態である化粧鏡ユニットの外観図
【図３】本発明における実施の形態である蝶番の詳細図
【図４】（ａ）〜（ｃ）は本発明における実施の形態で、化粧鏡の動きを示す図
【図５】本発明における第２の実施形態である化粧鏡の詳細図
【図６】本発明における第３の実施形態である化粧鏡の詳細図
【図７】（ａ）および（ｂ）は蝶番の別実施例を示す図
【符号の説明】
１…化粧鏡ユニット、２…洗面台、３…キャビネット本体、４…収納部、６…照明、７…収納凹部、９…フレーム、１０…袖鏡、３０…蝶番、３０ａ…蝶番の軸、３１…蝶番、３１ａ…蝶番の軸、５０…化粧縁、５１…マグネット、５２…マグネット受座、６１…切欠、６２…ストッパ片。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a makeup mirror unit disposed on an upper part of a vanity.
[0002]
[Prior art]
A makeup mirror unit with a three-sided mirror installed on the top of the vanity has been widely known. When a woman makes up a small part such as an eyeline using such a makeup mirror unit, a male However, when shaving a beard or attaching / detaching a contact lens, it is necessary to reduce the distance between the face and the mirror. This is especially true because the eyeglass user removes the eyeglasses when washing the face.
In order to eliminate the disadvantage that such a user must maintain an unreasonable posture for a long time, those disclosed in Patent Document 1, Patent Document 2, and Patent Document 3 are known.
[0003]
In Patent Document 1, a front mirror (primary mirror) is provided at the center of the cabinet, side mirrors (sleeve mirrors) are provided on both sides, and a storage room covered with side mirrors is provided on both sides of the cabinet. The auxiliary frame is pivotally attached to the auxiliary frame, and the side mirror is pivotally attached to the auxiliary frame via a hinge. When taking out cosmetics from the storage room, the side mirror is rotated outward with the auxiliary frame. When used as a three-sided mirror, only the side mirror is turned inward.
[0004]
Patent Document 2 also discloses a configuration similar to Patent Document 1, and in Patent Document 2, a plate-shaped door is used instead of the auxiliary frame of Patent Document 1, and an accessory storage portion is provided on the inner surface of the door. Provided.
[0005]
In Patent Document 3, auxiliary mirrors are rotatably provided on both sides of the main mirror, and a storage shelf serving as a lid is provided on the back panel (cabinet). Further, a guide is provided between the auxiliary mirror and the back panel. The structure which provided the piece (arm) and enabled the auxiliary mirror to approach a user is disclosed.
[0006]
Further, Patent Literature 4 and Patent Literature 5 are known as prior arts that exhibit the same effect as the primary mirror has protruded as it is.
In Patent Document 4, a support arm is rotatably attached to a decorative frame (cabinet), and a secondary mirror is rotatably attached to the support arm so that the secondary mirror can be brought close to the user. ing.
Further, Patent Document 5 discloses a content that allows the front mirror to be brought close to the user as it is by the pantograph mechanism.
[0007]
[Patent Literature]
Patent Document 1: Japanese Utility Model Laid-Open No. 54-36548 FIG. 2 and related explanation Patent Document 2: Japanese Utility Model Laid-Open Publication No. 62-79447 Japanese Patent Application Laid-Open No. 5-37150 , (0014)
Patent Document 4: Japanese Patent Laid-Open No. 57-125705 FIG. 3 and related description Patent Document 5: Japanese Patent Laid-Open No. 2000-254021 FIG. 1 and related description
[Problems to be solved by the invention]
According to Patent Documents 1 to 3, the sleeve mirror can be rotated so as to approach the user. However, although it approaches, it will approach from the side, but it will not stick out to the front of the primary mirror, so if you make fine makeup or shave your head, turn your neck or your entire body. It may be necessary to work in a state where it is forced to rotate, and it is not easy to use.
[0009]
Further, in Patent Documents 4 and 5, makeup can be performed by bringing a mirror closer without turning the face or body. However, in the contents disclosed in Patent Document 4, the user has to use a long support arm. When trying to use the mirror close to it while facing the front, the user must shift to the side himself and the wash bowl becomes difficult to use.
In the cited document 5, the mirror can be surely projected, but the space on the back side cannot be used effectively because the pantograph mechanism exists on the back side.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention provides a makeup mirror unit in which a trihedral mirror comprising a primary mirror and left and right sleeve mirrors is arranged on the upper part of a bathroom vanity. The frame is attached so as to be able to rotate while maintaining a moderation angle in the horizontal direction, and the sleeve mirror is attached to the outer end of the frame so as to be rotatable in the horizontal direction. When the sleeve mirror is protruded toward the user, a rotation blocking means is provided to prevent the frame from rotating toward the primary mirror so as not to damage the primary mirror on the back surface of the sleeve mirror. When the sleeve mirror is closed, the sleeve mirror and the primary mirror are flush with each other, and when using the sleeve mirror protruding from the makeup mirror unit toward the user, the left and right sleeve mirrors are placed in front of the primary mirror. The configuration is such that it can be used in a combined state .
The present invention also provides a makeup mirror unit comprising a main mirror provided at a substantially central portion of the front surface of the cabinet body, sleeve mirrors disposed on the left and right sides of the main mirror, and a storage section covered with the sleeve mirror. The frame is attached to a portion of the makeup mirror unit main body close to the main mirror so that the frame can be rotated while maintaining a moderation angle in the horizontal direction, and the sleeve mirror is mounted horizontally on the outer end of the frame. Attach to the inner end of the frame so that the sleeve mirror protrudes toward the user and the frame rotates toward the primary mirror so that the main mirror is not damaged by the back of the sleeve mirror. When the left and right sleeve mirrors are closed, the sleeve mirror and the main mirror are flush with each other, and the sleeve mirror is projected from the makeup mirror unit toward the user. The left and right sleeve mirrors in front of the primary mirror. It has a configuration which allows use in state.
By setting it as the said structure, a user's attitude | position is left as it is and a sleeve mirror can be brought to the position close to a user's front.
[0011]
As the shape of the frame, a U-shape comprising a vertical member and upper and lower horizontal members can be considered. In this case, it is preferable to provide the vertical member at the end near the rotation center of the sleeve mirror, in other words, at the end away from the rotation center of the frame. By arranging the vertical member at the above position, when opening the sleeve mirror and taking out cosmetics or the like from the storage portion, the opening portion becomes wider and the usability is improved. Further, when the sleeve mirror is closed, the vertical member is present in the vertical portion outside the sleeve mirror, there is no gap on the side surface, and steam from the basin is difficult to enter the storage section.
[0012]
The shape of the frame is not limited to the U-shape, and a frame shape or two bars obtained by removing the vertical members from the U-shape frame can be considered.
[0013]
Further, it is preferable that the pivot shaft of the hinge for pivotally attaching the frame to the cabinet body is located at a position overlapping with or in front of the closed sleeve mirror in a plan view.
With the above configuration, when the sleeve mirror is opened, the end surface on the main mirror side of the sleeve mirror does not interfere with the end surface of the main mirror, and when the sleeve mirror is closed, the sleeve mirror and the main mirror are the same surface. Become. In addition, since the distance between the sleeve mirror and the primary mirror can be shortened, the gap between the mirrors can be made small and the appearance is improved.
[0014]
Further, one pedestal of a sleeve mirror side hinge for fixing the frame and the sleeve mirror is fixed to the back side of the frame, and the other pedestal of the sleeve mirror side hinge is fixed to the back side of the sleeve mirror. Is also possible.
With the above configuration, even when the sleeve mirror is opened, the pedestal of the hinge cannot be seen, so that the appearance is good.
[0015]
In addition, one base of a sleeve mirror side hinge that fixes the frame and the sleeve mirror is formed integrally with the frame, and one base of the main body side hinge that fixes the frame and the makeup mirror unit main body May be formed integrally with the frame.
With the above configuration, the number of parts can be reduced, so that the structure is excellent in terms of cost reduction and appearance.
[0016]
In addition, sleeve mirrors are provided on the left and right sides of the main mirror, and simple connecting members such as magnets, surface fasteners or hooks are provided at the ends of the left and right sleeve mirrors near the main mirror. It is good also as a structure.
By setting it as the said structure, the sleeve mirrors of both sides can be easily connected in the center, and usability improves.
[0017]
Moreover, you may make it equip the back surface of the said sleeve mirror with the accessory storage part using the thickness of the flame | frame. Increasing the thickness of the frame not only increases the rigidity, but can also be used as a storage part. In some cases, the object storage part can be provided without denting the back of the sleeve mirror.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. 1 is an external perspective view of an embodiment of the present invention, FIG. 2 is an external view of a makeup mirror unit according to an embodiment of the present invention, and FIG. 3 is a detailed view of a hinge according to an embodiment of the present invention. 4 is an embodiment of the present invention and is a diagram showing the movement of the makeup mirror.
[0019]
The makeup mirror unit 1 is arranged on the upper side of the wash basin 2 and includes a cabinet body 3 integrally molded with resin. A storage portion is formed inside the cabinet body 3, and the primary mirror 11 is rotatably attached to the front surface of the cabinet body 3 via a hinge 35 (see FIG. 3). , 10 are provided, and an illumination 6 is disposed at the upper end of the cabinet body 3.
[0020]
Here, the width dimension of the sleeve mirror 10 is set to 1/2 to 2/3 of the primary mirror 11. If the width dimension of the sleeve mirror 10 is ½ of that of the primary mirror 11, the left and right sleeve mirrors 10, 10 are combined (see FIG. 5) and have the same dimensions as the primary mirror 11. When the width of the sleeve mirror 10 is 2/3 of that of the primary mirror 11, the area becomes larger than that of the primary mirror 11 and it becomes easier to use. However, when the width dimension of the cabinet body 3 is determined, if the width dimension of the sleeve mirror 10 is increased too much, the width dimension of the main mirror 11 must be decreased accordingly, so 1/2 to 2/3. Is preferable.
[0021]
The storage section 4 formed inside the cabinet body 3 includes left and right storage recesses 7 , 7 divided vertically , and the main storage section 11 serves as an opening / closing door in the central storage section. A plurality of detachable shelf trays 8 are provided in the recess 7.
[0022]
A frame 9 is disposed on the front surface of the storage recess 7. As shown in FIGS. 2 and 3, the frame 9 has a U-shape composed of a vertical member 9 a and upper and lower horizontal members 9 b, 9 c, and ends of the horizontal members 9 b, 9 c from the main mirror 11 are pivoted by a hinge 31. A vertical member 9a is supported between the outer ends of the horizontal members 9b and 9c. A hinge is provided at the outer ends of the horizontal members 9b and 9c provided with the vertical member 9a. A sleeve mirror 10 serving as an opening / closing door of the storage recess 7 is supported by the shaft 30a so as to be rotatable in the horizontal direction about the shaft 30a.
[0023]
In this way, the vertical member 9a is not brought to the end near the rotation center of the sleeve mirror 10, that is, the vertical member 9a at the rotation center of the frame 9, so that the sleeve mirror is opened and cosmetics and the like are taken out from the storage recess 7. In this case, the vertical member 9a does not get in the way, and when the sleeve mirror 10 is closed, the vertical member 9a fills the gap between the sleeve mirror 10 and the cabinet body 3, thereby improving the appearance. Also prevents steam from entering.
[0024]
An accessory storage unit 20 is provided on the back surface of the sleeve mirror 10. A shelf plate 21 is integrally attached to the accessory storage unit 20, and a stored item fall prevention bar 22 is attached at a position slightly above each shelf plate 21.
[0025]
In the illustrated example, the back side of the sleeve mirror 10 is recessed toward the front so that the accessory storage unit 20 is shown. However, the thickness of the frame 9 is increased, and the accessory storage unit is formed using this thickness. It may be provided. In this case, the structure which protrudes the shelf for the thickness of the flame | frame 9 toward the back from the back surface of the sleeve mirror 10 can be considered.
[0026]
As described above, the sleeve mirror 10 is fixed to the outer ends of the horizontal members 9b and 9c of the frame 9 by a hinge 30 so that the other end (inner end) of the frame 9 is hinged by the hinge 31. The cabinet body 3 is rotatably supported.
That is, the frame 9 is rotated by the hinge 31 in the horizontal direction around the end portion close to the main mirror 11.
[0027]
The hinge 30 is composed of pedestals 301 and 302, and the hinge 31 is composed of pedestals 311 and 312. In this embodiment, the pedestals 301 and 312 are fixed to the back side of the frame 9 so as not to stand out.
[0028]
It is also conceivable to provide a magnet 7a on the front surface of the storage recess 7, specifically, at a location facing the iron base 302. With such a configuration, when only the sleeve mirror 10 is to be opened, the frame 9 does not move together, and the usability is improved.
[0029]
Here, the rotation trajectory of the end surface of the sleeve mirror 10 on the side of the primary mirror 11 is made by positioning the rotation shaft 31a of the hinge 31 so as to overlap the sleeve mirror 10 in a plan view or in front of the sleeve mirror 10. Does not come out closer to the primary mirror 11 side than the end surface 11 of the primary mirror side of the sleeve mirror 10 in the closed state. Therefore, the sleeve mirror 10 can be disposed without providing a gap or a step between the sleeve mirror 10 and the main mirror 11. Thereby, it is possible to obtain a makeup mirror structure that looks and is easy to use.
[0030]
The movement of the sleeve mirror 10 of the makeup mirror unit configured as described above will be described.
First, in order to take out the stored items from the storage portion 7 in the closed state shown in FIG. 4A, as shown in FIG. 4B, the sleeve mirror 10 is opened inward with the shaft 30a of the hinge 30 as the rotation axis. Rotate. By doing in this way, it is possible to easily take out stored items while standing in the center of the makeup mirror unit 1.
[0031]
Next, when used as a mating mirror, as shown in FIG. 4C, the sleeve 9 is integrally formed with the frame 9 with the axis 31a of the hinge 31 attached to the end opposite to the hinge 30 as the rotation axis. If the mirror 10 is rotated to the near side, a mirror can be obtained.
[0032]
FIG. 5 is a diagram showing another use mode in which left and right sleeve mirrors are connected at the center. The sleeve mirror 10 has a structure in which makeup edges 50, 50 are attached to both upper and lower ends, and a magnet 51 and a magnet seat 52 are embedded at the end of the makeup edge 50 on the main mirror 11 side.
When the left and right sleeve mirrors 10 and 10 are opened and positioned at the front center of the makeup mirror unit, when the sleeve mirrors 10 and 10 side ends are adjacent to each other, the magnet 51 and the magnet seat 52 are By being connected, usability is improved by simply connecting the sleeve mirrors on both sides in the center.
[0033]
FIG. 6 is a view showing a state in which the hinge and the frame are integrally formed, and the cabinet body 3 and the sleeve mirror 10 are rotatably fixed by hinges 33 and 34 that are integrally formed at both ends of the frame 9, respectively. ing.
Since the base portions of the hinge 33 and the hinge 34 are integrally formed at both ends of the frame 9, the appearance when the sleeve mirror 10 is opened is improved, and the cost can be reduced by reducing the number of parts. It is.
[0034]
FIG. 7 is a view showing another embodiment of a hinge 31 for connecting the cabinet body 3 and the frame 9. In this embodiment, the hinge 31 is composed of a cabinet body side member 311 and a frame side member 312. The member 312 is rotatably supported by the member 311 via the shaft 31a.
A cutout 61 is formed in the member 311, and a stopper piece 62 is fixed to the member 312.
Thus, when the frame 9 is rotated in the opening direction about the shaft 31a from the closed state shown in FIG. 7A, the stopper piece 62 comes into contact with the notch 61 as shown in FIG. Rotation is prevented.
[0035]
In this way, by giving moderation to the rotation angle of the frame, it is possible to suppress moving the sleeve mirror to the primary mirror side more than necessary, and it is used so as not to damage the primary mirror on the back of the sleeve mirror. The person can put out the sleeve mirror in front of the primary mirror with peace of mind.
[0037]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to suppress the movement of the sleeve mirror to the side of the primary mirror more than necessary by giving the moderation to the rotation angle of the frame, so that the primary mirror is not damaged on the back side of the sleeve mirror. The user can safely put out the sleeve mirror in front of the main mirror, and can position the sleeve mirror in the front center of the makeup mirror unit with the sleeve mirror opened forward. Mirror can be widely used.
[0038]
In addition, the sleeve mirror can be brought close to the user's face while keeping the user's posture, so even when taking out cosmetics etc. from the left and right accessory storage parts, the height of the line of sight is not changed. It is extremely easy to use because it only needs to shift the line of sight.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external perspective view according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is an external view of a makeup mirror unit according to an embodiment of the present invention. FIG. 3 is a detailed view of a hinge according to an embodiment of the present invention. FIGS. 4A to 4C are diagrams showing the movement of a makeup mirror according to an embodiment of the present invention. FIG. 5 is a detailed view of a makeup mirror according to a second embodiment of the present invention. FIG. 7 is a detailed view of a makeup mirror according to a third embodiment of the present invention. FIGS. 7A and 7B are diagrams showing another example of a hinge.
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Makeup mirror unit, 2 ... Wash-stand, 3 ... Cabinet body, 4 ... Storage part, 6 ... Illumination, 7 ... Storage recessed part, 9 ... Frame, 10 ... Sleeve mirror, 30 ... Hinge, 30a ... Hinge axis, 31 ... hinge, 31a ... hinge axis, 50 ... decorative edge, 51 ... magnet, 52 ... magnet seat, 61 ... notch, 62 ... stopper piece.

Claims

In the makeup mirror unit in which a three-sided mirror consisting of a primary mirror and left and right sleeve mirrors is arranged at the top of the vanity,
The makeup mirror in the main mirror side of the portion of the unit body frame rotatably attached while no moderation in turning angle in the horizontal direction, rotating the sleeves mirror at the outer end of the frame in the horizontal direction At the inner end of the frame, the frame rotates to the primary mirror side so that the primary mirror is not damaged on the back of the sleeve mirror when the sleeve mirror is projected toward the user. Rotation prevention means for preventing
When the left and right sleeve mirrors are closed, the sleeve mirror and the primary mirror are flush with each other, and when the sleeve mirror is projected from the makeup mirror unit toward the user, the left and right sleeve mirrors are used as the primary mirror. A makeup mirror unit that can be used in a state of being combined in front of the camera .

In a makeup mirror unit comprising a primary mirror provided at a substantially central portion of the front surface of the cabinet body, sleeve mirrors disposed on the left and right of the primary mirror, and a storage portion covered with the sleeve mirror,
The makeup mirror in the main mirror side of the portion of the unit body frame rotatably attached while no moderation in turning angle in the horizontal direction, rotating the sleeves mirror at the outer end of the frame in the horizontal direction At the inner end of the frame, the frame rotates to the primary mirror side so that the primary mirror is not damaged on the back of the sleeve mirror when the sleeve mirror is projected toward the user. Rotation prevention means for preventing
When the left and right sleeve mirrors are closed, the sleeve mirror and the primary mirror are flush with each other, and when the sleeve mirror is projected from the makeup mirror unit toward the user, the left and right sleeve mirrors are used as the primary mirror. A makeup mirror unit that can be used in a state of being combined in front of the camera .

The makeup mirror unit according to claim 1 or 2, wherein the rotation preventing means is a stopper.