JP3647781B2 - Thin electric fan - Google Patents
Thin electric fan Download PDFInfo
- Publication number
- JP3647781B2 JP3647781B2 JP2001249489A JP2001249489A JP3647781B2 JP 3647781 B2 JP3647781 B2 JP 3647781B2 JP 2001249489 A JP2001249489 A JP 2001249489A JP 2001249489 A JP2001249489 A JP 2001249489A JP 3647781 B2 JP3647781 B2 JP 3647781B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- cylindrical magnet
- electric fan
- stator
- casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Brushless Motors (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、CPU等の電子素子やコンピュータ関連電子機器等を強制冷却したり、あるいはアスピレータとして機器内の温度を均一化するために用いられる薄型電動ファンに関する。
【0002】
【従来の技術】
近時の電子機器は、高密度化ならびに小型化する一方で、消費電力は増大する傾向にあり、それだけ発熱量が大きなものとなる。そして、一定のスペースの機器内に、多数の部品が高密度化されて配置されると、内部の自然対流による放熱を十分に期待することができないので、機器内の気流の流れを強制的に生じる電動ファンは、不可欠のものとなっている。
【0003】
例えば、パーソナルコンピュータにおけるCPUは、近年の高性能化に伴って発熱量も増大しており、一般に、CPUのパッケージの上に電動ファンを重ねて搭載し、その冷却を行っている。
【0004】
このような電動ファンとしては、回転子にマグネット(永久磁石)を用いた無整流子の直流モータが多く利用されており、回転子自体に送風用ブレードを設けて、軸流ファンもしくは遠心ファンとして構成している。そして、このような電動ファンにおいては、実開昭64−30654号公報等に開示されているように、回転子の回転軸を回転自在に支持するために、通常一対のボールベアリングを用いており、かつコイルスプリングでもって各ボールベアリングに予圧を付与するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように、最近の電子機器においては、全体の小型化とともに部品の高密度化および高性能化が進んでいるので、電動ファンとしても、当然のことながら、小型かつ薄型のものが望まれている。特に、いわゆるノート型のパーソナルコンピュータにおけるCPU等では、非常に薄型の電動ファンが必要である。
【0006】
しかし、このように一対のボールベアリングを軸受に使用し、しかもその予圧付与のためにコイルスプリングを設けた従来の構成では、各部品をいかに小型化しても、軸受部分の軸方向の寸法がある程度大きなものとなってしまい、電動ファンの薄型化に限界があった。
【0007】
なお、コイルスプリングのような予圧付与手段を省略すると、回転子の僅かなアンバランスやマグネットのコッキング、さらには潤滑油の油膜切れ等によって振動や摩耗が発生しやすく、ボールベアリングの耐久性を著しく低下させることになる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明の薄型電動ファンは、コイルを具備した固定子および円筒形マグネットを具備した外転型回転子からなる無整流子モータと、上記回転子の外周に設けられた送風用ブレードと、上記固定子を底面で支持し、三方の側面が壁部で囲まれて一方の側面が空気出口として開口している扁平なケーシングと、を備えてなる薄型電動ファンにおいて、ステンレス等の薄い金属板で上記送風用ブレードを成型し、上記回転子の中心に固定された回転軸を、ケーシング側に設けた1個のボールベアリングを介して回転自在に支持するとともに、ケーシングの底部に上記円筒形マグネットの端面に対向する磁性板を配置し、この磁性板と上記円筒形マグネットとの間に生じる磁気的吸引力によって上記ボールベアリングに予圧を付与したものである。
【0009】
すなわち、ボールベアリングを介して回転自在に支持されている回転子は、円筒形マグネットからの漏洩磁束によって磁性体からなる磁性板に引き寄せられるため、ボールベアリングに適宜な予圧が付与される。この磁性板は、ボールベアリングと軸方向に重ならない位置に配置し得るので、軸受部分の軸方向寸法を制約することがなく、ボールベアリングを1個とすることと相俟って、軸方向寸法が非常に短いものとなる。なお、ボールベアリングを1個にすると、2個の場合に比べて、回転子のアンバランスやマグネットコッキングによって振動が一層生じやすいので、もし予圧が付与されていないと、到底使用に耐えられないものとなってしまう。本発明では、ボールベアリングが1個であっても、予圧を付与することにより、回転軸の振れが抑制されて円滑な回転が可能であり、十分な耐久性を確保し得る。
【0010】
請求項1の発明をさらに具体化した請求項2の発明においては、上記固定子の磁極と上記円筒形マグネットの磁極とが半径方向に対向して配置されている。すなわち、固定子の外周を円筒形マグネットが囲っており、固定子外周の磁極と回転子内周の磁極とが互いに対向する。
【0011】
ここで固定子側の磁極の磁気中心と円筒形マグネットの磁気中心とが互いに一致している場合には、固定子と円筒形マグネットとの間では、磁力による軸方向の付勢力が発生することはない。これに対し、請求項3の発明においては、上記の予圧が増加する方向に、固定子側の磁極の磁気中心と円筒形マグネットの磁気中心とが互いにずれている。つまり、固定子と円筒形マグネットとの間で、磁力による軸方向の付勢力が発生し、ボールベアリングに加えられる予圧が増加する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の薄型電動ファンの好適な実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0017】
図1は、この発明に係る薄型電動ファンの実施の形態を示す平面図であり、図2は、そのA−A線に沿って切断したた断面図である。この電動ファンは、例えば、ノート型パーソナルコンピュータのCPUの冷却に用いられるものであって、CPUのパッケージの上面に重ねて取り付けられる略矩形の偏平なケーシング1を有し、このケーシング1内に無整流子モータ2が送風用ブレード3とともに収容されている。
【0018】
ケーシング1は、図2に示すように、上面が開口した箱型に形成されており、かつこの開口部を覆うように、薄い金属板からなるカバー4が固定されている。このカバー4には、ブレード3の位置に対応して円形の空気入口5が開口形成されている。また、ケーシング1は、図1に破線で示すように、三方の側面が壁部で囲まれているのに対し、一方の側面が空気出口6として開口している。なお、このケーシング1は、熱伝導性の優れたアルミニウム合金で形成されており、それ自体がCPUのヒートシンクとしても機能するものである。
【0019】
ケーシング1の略中央の底部には、円筒形のボス部7によって囲まれた円形の孔が設けられており、ここに、円筒形のスリーブ8が圧入固定されている。このスリーブ8の上部外周には、偏平な円環状をなす固定子11が固定されている。この固定子11は、円筒状に巻回されたコイル12と、このコイル12の上端面および下端面にそれぞれ設けられた一対の板状の鉄心13と、コイル12の内周に配置されたインシュレータ14とにより構成されている。鉄心13は、図3に示すように、周方向の4カ所に、突極13aを有しており、かつ上下の一対の鉄心13が、互いに45°ずれた状態に組み合わされている。つまり、上方の鉄心13の隣接する2つの突極13aの間に、下方の鉄心13の突極13aが位置している。これにより、コイル12の転流に伴って一対の鉄心13が交互にN極、S極に磁化され、固定子11全体としては、45°毎にN、Sの磁極が生じることになる。
【0020】
コイル12の巻線の末端は、このコイル12の下方に位置する一種のプリント配線基板からなる円環状のコイルボード15にハンダ付けされており、このコイルボード15を介して、ケーシング1底面に設けられた駆動回路を備えた回路基板16に接続されている。なお、図2の符号17は、この回路基板16とコイルボード15との間のハンダ付け部分を示している。回路基板16の一端部には、磁極検出用のホール素子18が取り付けられている。このホール素子18は、矩形のパッケージを有し、コイルボード15には、このホール素子18との干渉を避けるために、矩形の切欠部が設けられている。なお、このホール素子18は、回路基板16の下面からも僅かに突出しているが、これに対応してケーシング1底面に一段低く形成された凹部内に収容されている。
【0021】
また、コイルボード15と固定子11下面の鉄心13との間には、後述する磁性板21が合成樹脂製の環状スペーサ22とともに挟持されている。
【0022】
固定子11とともに無整流子モータ2を構成する回転子は、ファン31として送風用ブレード3と実質的に一体に構成されている。すなわち、ファン31は、円形のステンレス等の薄い金属板からなり、その外周部分が下方へ向かって一段低くなるように屈曲しているとともに、この外周部に、放射状に延びる多数の送風用ブレード3が形成されている。
【0023】
また、中央の平坦部分31aとブレード3との間に生じる円筒壁部31bの内周に、マグネットケース32とともに円筒形マグネット33が固定されている。この円筒形マグネット33は、内周面に磁極を有するもので、図4に示すように、45°間隔でN極およびS極が交互に着磁されている。なお、この円筒形マグネット33および固定子11の磁極の数は、言うまでもなく、図示例の8個に限定されるものではない。マグネットケース32は、磁性体からなり、上記円筒形マグネット33の外周面を覆っている。
【0024】
円筒形マグネット33は、固定子11の外周を囲うように配置されており、固定子11の磁極と円筒形マグネット33の磁極とが半径方向に対向して配置されている。なお、この実施の形態においては、固定子11の磁極の磁気中心(図2における軸方向の高さ位置)が円筒形マグネット33の磁気中心と互いに一致している。つまり、磁気中心のオフセットによる軸方向の付勢力は生じることがない。
【0025】
ファン31の中心には、円形の孔が開口しているとともに、円筒状のボス部31cが形成されており、このボス部31cの内周に、回転軸34が圧入固定されている。この回転軸34は、上述したケーシング1側のスリーブ8内に配置された単一のボールベアリング35を介して回転自在に支承されている。このボールベアリング35は、両側にシールドを備えたシールド玉軸受からなり、かつインナレース35aおよびアウタレース35bのそれぞれに鋼球を受ける凹溝が形成されている。
【0026】
インナレース35aは、回転軸34に対しいわゆる隙間ばめとなっており、ファン31のボス部31c先端がインナレース35a上端面に当接している。なお、回転軸34先端の凹溝にスナップリング37が取り付けられており、回転軸34の脱落が防止されている。また、アウタレース35bは、同様にスリーブ8に対し隙間ばめとなっており、スリーブ8内に圧入固定された円筒状をなす上下一対のベアリングストッパ36によって軸方向に固定されている。
【0027】
従って回転子となるファン31全体は、ボールベアリング35によって回転自在に支持されており、よく知られているように、ホール素子18の磁極検出に基づくコイル12への電流の転流によって、円筒形マグネット33とともにファン31が一方向に回転するのである。
【0028】
ここで、円筒形マグネット33の端面に対向して、ケーシング1底部に上述した磁性板21が設けられている。この磁性板21は、ステンレスもしくは鉄等の磁性体からなり、図5および図6に示すように、ケーシング1のボス部7外周に嵌合する円環状をなしている。そして、この磁性板21は、図5に示すように、180°離れた2カ所に略矩形の切欠部38を有する対称形状をなしており、その一方の切欠部38に、ホール素子18が配置されている。つまり、磁性板21の外周部21aは、円筒形マグネット33の端面に対応する半径位置にあり、同様に、ホール素子18も円筒形マグネット33の端面に対応する半径位置にあるが、この切欠部38を通してホール素子18が円筒形マグネット33端面に対向している。なお、磁性板21の外周部21aは、円筒形マグネット33の端面との間に適宜な微小間隙が得られるように、中央部に比較して一段高く折曲形成されている。
【0029】
この実施の形態の構成によれば、回転子となる円筒形マグネット33と磁性板21との間で磁気的吸引力が発生し、円筒形マグネット33ひいてはファン31全体がケーシング1底部へ向けて付勢される。これにより、ボールベアリング35に軸方向の予圧が付与され、回転軸34の振れが防止される。従って、ボールベアリング35が1個であっても、ファン31の僅かなアンバランスやマグネットコッキング等に影響されずに非常に円滑な回転を確保することができ、また耐久性の点でも十分に良好なものとなる。そして、この予圧付与のための磁性板21は、中心の軸受部分ではなく、ボールベアリング35の外周側に配置されるので、軸受部分の軸方向寸法の増大を招くことがない。従って、ボールベアリング35を単一にしたことと相俟って、電動ファン全体を非常に薄型に構成することができる。具体的な寸法を例示すれば、例えばCPU用の電動ファンとして、厚さ5mm以下に構成することが可能となる。
【0030】
また、上記実施の形態においては、ホール素子18を避けるように切欠部38を設けることにより、ホール素子18の磁極検出が何ら阻害されず、また、ホール素子18および磁性板21の双方を円筒形マグネット33に近接配置することができるので、この部分における厚さの増加を回避することができる。しかも、上記構成では、切欠部38を対称位置に形成することにより、磁気的吸引力の局部的な欠損を2カ所でバランスさせることができ、切欠部38の形成によるアンバランスの発生を回避できる。
【0031】
なお、上記実施の形態においては、上述したように固定子11の磁極の磁気中心が円筒形マグネット33の磁気中心と互いに一致しており、磁気中心のオフセットによる軸方向の付勢力を生じることがないが、円筒形マグネット33の磁気中心を固定子11の磁気中心に対し上方にオフセットさせた構成とすれば、円筒形マグネット33がケーシング1底部へ向かうような軸方向の力が発生し、ボールベアリング35の予圧をさらに増加させることが可能である。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、この発明に係る薄型電動ファンによれば、コイルスプリングのような軸方向のスペースを必要とする手段を用いずにボールベアリングに予圧を付与することができ、振動や騒音が少ない円滑な回転を確保することができる。また、送風用ブレードとしてステンレス等の薄い金属板で成型したものを使用することにより、送風用ブレード自体を合成樹脂で作ったものに比して薄型に形成することができる。従って、ボールベアリングを単一にすることができ、電動ファンを非常に薄型に構成することが可能となる。
【0033】
また、請求項3のように磁気中心をずらすことにより、予圧をさらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る薄型電動ファンの実施の形態を示す平面図、
【図2】図1のA−A線に沿った切断した断面図、
【図3】鉄心の平面図、
【図4】円筒形マグネットの平面図、
【図5】磁性板の平面図、
【図6】磁性板の側面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング
2 無整流子モータ
3 送風用ブレード
11 固定子
18 ホール素子
21 磁性板
31 ファン
33 円筒形マグネット
35 ボールベアリング
38 切欠部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a thin electric fan used for forcibly cooling an electronic element such as a CPU, a computer-related electronic device, or the like, or as an aspirator for equalizing the temperature in the device.
[0002]
[Prior art]
While recent electronic devices are becoming higher in density and smaller in size, the power consumption tends to increase, and the amount of heat generation increases accordingly. And if a large number of parts are arranged in a device with a certain space in a high density, it is not possible to expect sufficient heat dissipation due to the internal natural convection. The resulting electric fan has become indispensable.
[0003]
For example, a CPU in a personal computer has increased in calorific value with the recent high performance, and generally an electric fan is mounted on a CPU package to cool the CPU.
[0004]
As such an electric fan, a DC motor of a non-commutator using a magnet (permanent magnet) as a rotor is often used, and an air flow fan or a centrifugal fan is provided on the rotor itself. It is composed. In such an electric fan, as disclosed in Japanese Utility Model Publication No. 64-30654, etc., a pair of ball bearings is usually used to rotatably support the rotating shaft of the rotor. In addition, a preload is applied to each ball bearing by a coil spring.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, in recent electronic devices, the miniaturization of the whole and the increase in the density and performance of parts are progressing. Therefore, as a matter of course, a small and thin electric fan is desired. Yes. In particular, a CPU or the like in a so-called notebook personal computer requires a very thin electric fan.
[0006]
However, in the conventional configuration in which a pair of ball bearings is used for the bearing and a coil spring is provided for preloading the bearing, the axial dimension of the bearing portion is somewhat limited no matter how small each component is. There was a limit to the reduction in thickness of electric fans.
[0007]
If the preloading means such as a coil spring is omitted, vibration and wear are likely to occur due to slight imbalance of the rotor, cocking of the magnet, and running out of the lubricating oil film. Will be reduced.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The thin electric fan according to the present invention includes a non-commutator motor including a stator provided with a coil and an abduction type rotor provided with a cylindrical magnet, a blowing blade provided on an outer periphery of the rotor, and the fixed A thin electric fan comprising: a flat casing that supports a child on the bottom surface, and is surrounded by a wall portion on three sides and opened on one side as an air outlet. A rotating blade fixed at the center of the rotor is rotatably supported through one ball bearing provided on the casing side, and an end face of the cylindrical magnet is formed on the bottom of the casing. A magnetic plate opposite to this is disposed, and a preload is applied to the ball bearing by a magnetic attractive force generated between the magnetic plate and the cylindrical magnet.
[0009]
That is, the rotor that is rotatably supported via the ball bearing is attracted to the magnetic plate made of a magnetic material by the leakage magnetic flux from the cylindrical magnet, so that an appropriate preload is applied to the ball bearing. Since this magnetic plate can be arranged at a position that does not overlap with the ball bearing in the axial direction, there is no restriction on the axial dimension of the bearing portion, and in combination with a single ball bearing, the axial dimension. Is very short. Note that if one ball bearing is used, vibrations are more likely to occur due to rotor unbalance and magnet cocking than in the case of using two ball bearings. End up. In the present invention, even if there is only one ball bearing, by applying the preload, the swing of the rotating shaft is suppressed and smooth rotation is possible, and sufficient durability can be ensured.
[0010]
In the invention of claim 2, which further embodies the invention of claim 1, the magnetic poles of the stator and the magnetic poles of the cylindrical magnet are arranged to face each other in the radial direction. That is, the outer circumference of the stator is surrounded by a cylindrical magnet, and the magnetic poles on the outer circumference of the stator and the magnetic poles on the inner circumference of the rotor face each other.
[0011]
Here, when the magnetic center of the magnetic pole on the stator side and the magnetic center of the cylindrical magnet coincide with each other, an axial biasing force is generated between the stator and the cylindrical magnet. There is no. On the other hand, in the invention of
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Preferred embodiments of the thin electric fan of the present invention will be described in detail below with reference to the drawings.
[0017]
FIG. 1 is a plan view showing an embodiment of a thin electric fan according to the present invention, and FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line AA. The electric fan is used, for example, for cooling a CPU of a notebook personal computer, and has a substantially rectangular flat casing 1 that is attached to be overlaid on the upper surface of the CPU package. The commutator motor 2 is accommodated together with the
[0018]
As shown in FIG. 2, the casing 1 is formed in a box shape having an open upper surface, and a cover 4 made of a thin metal plate is fixed so as to cover the opening. A circular air inlet 5 is formed in the cover 4 so as to correspond to the position of the
[0019]
A circular hole surrounded by a
[0020]
The end of the winding of the
[0021]
A
[0022]
The rotor that constitutes the non-commutator motor 2 together with the
[0023]
A
[0024]
The
[0025]
A circular hole is opened at the center of the
[0026]
The
[0027]
Therefore, the
[0028]
Here, the above-described
[0029]
According to the configuration of this embodiment, a magnetic attractive force is generated between the
[0030]
Further, in the above embodiment, by providing the
[0031]
In the above embodiment, as described above, the magnetic center of the magnetic pole of the
[0032]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, according to the thin electric fan according to the present invention, it is possible to apply a preload to the ball bearing without using a means such as a coil spring that requires an axial space. Smooth rotation with little noise can be ensured. In addition, by using a blower blade formed of a thin metal plate such as stainless steel, the blower blade itself can be formed thinner than that made of a synthetic resin. Therefore, a single ball bearing can be used, and the electric fan can be configured to be very thin.
[0033]
Further, the preload can be further increased by shifting the magnetic center as in the third aspect.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing an embodiment of a thin electric fan according to the present invention;
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 3 is a plan view of the iron core,
FIG. 4 is a plan view of a cylindrical magnet,
FIG. 5 is a plan view of a magnetic plate,
FIG. 6 is a side view of a magnetic plate.
[Explanation of symbols]
1 Casing 2
11 Stator
18 Hall element
21 Magnetic plate
31 fans
33 Cylindrical magnet
35 Ball bearing
38 Notch
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001249489A JP3647781B2 (en) | 2001-08-20 | 2001-08-20 | Thin electric fan |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001249489A JP3647781B2 (en) | 2001-08-20 | 2001-08-20 | Thin electric fan |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9312958A Division JPH11150908A (en) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | Thin motor fan |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005004344A Division JP2005224096A (en) | 2005-01-11 | 2005-01-11 | Thin motor fan |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002112497A JP2002112497A (en) | 2002-04-12 |
JP3647781B2 true JP3647781B2 (en) | 2005-05-18 |
Family
ID=19078484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001249489A Expired - Fee Related JP3647781B2 (en) | 2001-08-20 | 2001-08-20 | Thin electric fan |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3647781B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005223977A (en) | 2004-02-04 | 2005-08-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Motor fan |
-
2001
- 2001-08-20 JP JP2001249489A patent/JP3647781B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002112497A (en) | 2002-04-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7063510B2 (en) | Centrifugal fan | |
CN1976177B (en) | Motor | |
US7903406B2 (en) | Centrifugal fan | |
JP3981628B2 (en) | Cooling pump, electrical equipment and personal computer | |
JP3906572B2 (en) | Motor with self-cooling fan | |
US7109623B2 (en) | Motor and electrically-driven fan employing the same | |
GB2442289A (en) | Motor having Heat-Dissipating Structure for Circuit Component and Fan Unit including the Motor | |
JP2006325315A (en) | Fan motor | |
US20140125166A1 (en) | Rotating electrical machine | |
JP2013204784A (en) | Bearing device and blast fan | |
JP2005073378A (en) | Fan motor | |
JP3647781B2 (en) | Thin electric fan | |
US7977836B2 (en) | Single bearing motor with magnetic element | |
JP2005224096A (en) | Thin motor fan | |
JPH11150908A (en) | Thin motor fan | |
EP3364527B1 (en) | Electric motor and blower | |
US20080100172A1 (en) | Electric fan | |
JP3856973B2 (en) | Fan device | |
JP2000179490A (en) | Axial flow fan | |
KR101328203B1 (en) | Base assembly for motor and fan motor including the same | |
JP2005295612A (en) | Dual rotor motor | |
JPH0965614A (en) | Small-sized motor | |
JP3777352B2 (en) | Fan motor | |
JP7400597B2 (en) | Electric motor | |
JP3106772U (en) | Dynamic pressure bearing type motor structure used for computer heat dissipation fan |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041109 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050111 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050208 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050209 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080218 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090218 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100218 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100218 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110218 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120218 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120218 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130218 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |