JP3646100B2 - Rotary feeder - Google Patents
Rotary feeder Download PDFInfo
- Publication number
- JP3646100B2 JP3646100B2 JP2002103252A JP2002103252A JP3646100B2 JP 3646100 B2 JP3646100 B2 JP 3646100B2 JP 2002103252 A JP2002103252 A JP 2002103252A JP 2002103252 A JP2002103252 A JP 2002103252A JP 3646100 B2 JP3646100 B2 JP 3646100B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- interference
- tip
- blade
- rotating body
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、粉体や粉砕体などの輸送物を輸送気体が圧送される輸送通路内に供給するロータリーフィーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、セメントなどの粉末状の輸送物をコンクリート製造プラントなどに輸送する場合には、前記輸送物を輸送通路内に供給し、同通路内を圧送される空気などの輸送気体に混合させて輸送する輸送装置が広く利用されている。また、この種の輸送装置では、前記輸送物を輸送通路に供給する輸送物供給手段としてロータリーフィーダが使用されている。
【0003】
図11に示すように、このロータリーフィーダ201は、略横円筒状をなすケーシング本体202を備えており、該ケーシング本体202の左右両側には一対の側板(図示略)が固定されている。前記ケーシング本体202の上部には輸送物を取り込むための取込筒部202aが一体的に形成され、前記取込筒部202aの上方には連結筒203等を介して輸送物を収容するホッパー204が固定されている。前記ホッパー204は、上部が開口されており、その開口を介して上方から投入された輸送物を一時的に貯留するようになっている。
【0004】
前記ケーシング本体202の内部には前記左右の両側板間に回転軸205が回転可能に支持され、同回転軸205は図示しない電動機により回転されるようになっている。前記回転軸205には円板状をなす一対の取付板206を介して横円筒状をなすロータ207が固定されている。前記ロータ207の外周面には放射状に延びる羽根板208が所定の等間隔ピッチで複数枚取り付けられ、互いに隣接する前記羽根板208同士によって、複数の仕切室Sが区画形成されている。また、前記複数の羽根板208は、ロータ207と共に回転し、かつその先端部がケーシング本体202の内周面に摺接するようになっている。
【0005】
そして、前記ホッパー204内の輸送物を輸送供給する際には、ホッパー204内から輸送物が前記取込筒部202a等を介して前記仕切室S内に投入された後、ロータ207が所定方向(図11では時計回り方向)へ回転するようになっている。すると、このロータ207の回転に伴い、前記輸送物が収容された状態の仕切室Sは輸送気体が圧送される輸送通路(図示略)に位置対応して吐出口209が設けられた下方位置へ移送される。そして、この吐出口209から前記仕切室S内の輸送物は上流側の輸送通路から供給される輸送気体と混合された状態で下流側の輸送通路内へ排出されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、近時においては、粉末状の輸送物を輸送するだけでなく、産業廃棄物に代表される長尺な板のかけらなど(以下、「長尺物」という)を含む輸送物(以下、「粉砕体」という。)を前記ロータリーフィーダ201にて輸送することが望まれている。
【0007】
しかし、このような長尺物を含む粉砕体を取込筒部202aから仕切室S内へ投入してロータ207を回転させると、長尺物が羽根板208の先端部とケーシング本体202の内周面との間に挟まってしまうことがある。そして、その状態でさらにロータ207を回転させると、長尺物が前記羽根板208の先端部に付着したままケーシング本体202の内周面を摺動していく。すると、羽根板208とケーシング本体202との間で摺動抵抗が大きくなる。この結果、前記ロータ207を回転させる図示しない前記電動機への負荷が大きくなってしまうことがあった。
【0008】
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、羽根板の先端部とケーシングとの間に輸送物が挟まることを防止し、回転体の回転抵抗を低減できるロータリーフィーダを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ケーシング内に複数の羽根板により複数の仕切室が回転方向へ区画形成された回転体を設け、その回転体の回転に伴う前記羽根板の先端部の移動軌跡を前記ケーシングの内周面に沿うようにし、前記回転体の回転に伴う前記各仕切室の移動軌跡を輸送気体が圧送される輸送通路に対応させ、前記回転体の回転に基づき前記仕切室内に収容された輸送物を前記輸送通路内に供給するロータリーフィーダにおいて、前記ケーシングには、前記仕切室内に取り込まれた前記輸送物のうち前記羽根板の先端部の移動軌跡より外方側へはみ出した輸送物に対して、前記回転体の回転に伴う前記羽根板の移動方向とは逆方向への動作態様で干渉する可動干渉手段を備え、該可動干渉手段よりも前記回転体の回転方向後側には前記羽根板の先端部に干渉する干渉板が設けられていることを要旨とする。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のロータリーフィーダにおいて、前記可動干渉手段は、前記回転体における前記羽根板の先端部の移動軌跡と外接する移動軌跡を描く干渉部を備えた回転又は周回移動する可動部材であって、その回転又は周回移動に伴い前記干渉部が前記羽根板の先端部とすれ違うように移動する可動部材により構成されていることを要旨とする。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のロータリーフィーダにおいて、前記可動部材は、所定の軸心を中心に回転可能に設けられた回転部材であり、その回転部材は前記回転体の回転時に前記羽根板の先端部と前記干渉部の先端部とがすれ違う動作態様で回転するように駆動源に対して駆動連結されていることを要旨とする。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のロータリーフィーダにおいて、前記回転部材と前記回転体との間には、その回転体の回転に伴い、前記回転部材を前記羽根板の先端部と前記干渉部の先端部とがすれ違う動作態様にて回転させるための動力伝達機構が介装されており、その動力伝達機構を介して前記回転部材は前記駆動源に対して駆動連結されていることを要旨とする。
【0013】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のロータリーフィーダにおいて、前記干渉板は、前記輸送物が前記仕切室に投入される供給位置において前記ケーシングに対して片持ち梁状に支持固定されていることを要旨とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図6に従って説明する。
【0015】
図1に示すように、本実施形態に係るロータリーフィーダ11は、キャスタCを有する台部Dに固定されている。前記ロータリーフィーダ11は、略横円筒状をなすケーシング本体12を備え、図2に示すように、そのケーシング本体12の左右両端部には側板13,14が固定されている。
【0016】
前記ケーシング本体12は内周面が真円をなしており、このケーシング本体12と前記両側板13,14にて回転体収容部15が構成されている。そして、前記ケーシング本体12の上部には、前記回転体収容部15と連通するように、取込筒部15aが一体的に形成され、その取込筒部15aにはホッパー16が連結固定されている。従って、前記取込筒部15aとホッパー16の間に介装されたバルブプレート(図示略)が開放されると、ホッパー16に貯留されている前記輸送物が回転体収容部15内に投入されるようになっている。また、図1及び図4に示すように、前記台部Dの上面には駆動源としてのモータMが固定され、そのモータMのモータ軸にはスプロケットホイール17が固定されている。
【0017】
図1、図2、及び図4に示すように、前記両側板13,14におけるケーシング本体12の軸線と対応する部分には、回転軸18が回転可能に支持されている。前記回転軸18の両端部は前記両側板13,14から突出しており、その各端部にはスプロケットホイール19,20がそれぞれ固定されている。詳しく述べると、前記スプロケットホイール19は回転軸18における側板13側の端部に固定され、前記スプロケットホイール20は回転軸18における側板14側の端部に固定されている。
【0018】
前記両スプロケットホイール19,20はその直径が同径となるように形成され、同スプロケットホイール19の直径はスプロケットホイール17の直径の略2.5倍とされている。そして、前記両スプロケットホイール17,19にはモータMの回転動力を回転軸18へ伝達するための無端状をなす動力伝達ベルトB1が掛けられている。
【0019】
前記回転軸18には前記回転体収容部15内に配置されて前記輸送物を移送する回転体21が装着されている。従って、前記回転体21は、前記回転軸18から伝達されるモータMの回転動力を受けて所定の方向(図1に示す矢示方向A(時計回り方向))に所定の回転数(毎分20回転前後)で回転して前記輸送物を移送するようになっている。また、前述したように、スプロケットホイール19の直径がスプロケットホイール17の直径の略2.5倍とされているため、スプロケットホイール19の回転数はスプロケットホイール17の回転数の略2.5分の1倍とされる。即ち、回転体21の回転数は、モータMにおけるモータ軸の回転数の略2.5分の1倍とされる。
【0020】
次に、前記回転体21の構成についてさらに詳細に説明すると、前記回転軸18には円板状をなす一対の取付板22が溶接固定され、その一対の取付板22における外周縁間には横円筒状をなすロータ23が溶接固定されている。そして、図1及び図5に示すように、前記ロータ23の外周面には、前記回転軸18の軸線O1に対して放射方向に延びる断面略T字状の羽根板24が周方向に向かって取り付けられている。
【0021】
前記羽根板24は弾性を有する合成樹脂から形成されており、前記ロータ23に固定される固定部24aと、その固定部24aから突出形成された羽根部24bとを備えている。前記固定部24aにおけるロータ23側の側面には、金属製の芯板25が埋め込まれている。そして、前記ロータ23と前記固定部24aは、固定部24a、芯板25、及びロータ23に対してネジ26のネジ部が貫通する状態でネジ26及びナット27により互いに締結固定されている。一方、前記羽根部24bの先端部近傍には傾斜面24cが形成されている。また、羽根部24bの先端部24dは、回転体収容部15を形成するケーシング本体12の内周面に対して摺接するために平面状とされている。
【0022】
図1に示すように、前記羽根板24は所定の等間隔ピッチ(本実施形態では、略22.5度ピッチ)で複数枚(本実施形態では16枚)取り付けられている。また、ロータ23の回転に基づいて、前記羽根板24の先端部24dはケーシング本体12の内周面に摺接し、その羽根板24の両側縁は側板13,14の内側面に摺接するように構成されている。その結果、前記ロータ23の外周面には、周方向に沿って互いに隣接する前記羽根板24同士によって、前記ロータ23(回転体21)の回転方向(周方向)へ複数の仕切室R(本実施形態では16室)が区画形成されている。
【0023】
図6に示すように、前記取込筒部15aにおける前記羽根板24の回転方向前側に対応する内面(図6において、取込筒部15aの右側内面)には、干渉板30がボルト32及びナット33により片持ち梁状に支持固定されている。また、図1に示すように、前記取込筒部15aにおける前記羽根板24の回転方向後側に対応する内面(図1において、取込筒部15aの左側内面)には、干渉板31が図示しないボルト及び図示しないナットにより片持ち梁状に支持固定されている。前記干渉板30,31は、前記各仕切室Rからはみ出した輸送物に対し自身は移動することなく干渉する部材であり、その意味では固定干渉手段及び固定部材として把握可能である。
【0024】
前記干渉板30,31は、弾性を有する合成樹脂により断面略くの字状に形成されている。前記干渉板30の先端側はその干渉板30が固定された取込筒部15aの内面よりも前記羽根板24の回転方向後側へ向け延びている。また、前記干渉板31の先端側は干渉板31が固定された取込筒部15aの内面よりも前記羽根板24の回転方向前側へ向け延びている。即ち、前記干渉板30,31の各先端側は前記軸線O1を中心とした略放射方向に沿って延びるように配置されている。
【0025】
そして、その配置状態において、前記干渉板30,31の先端部は、前記羽根板24の先端部24dが回転体21の回転に伴い移動して描く移動軌跡上に位置するように構成されている。以下、羽根板24の先端部24dの移動軌跡を羽根板移動軌跡L1という(図6参照)。そして、ロータ23が回転すると、干渉板30,31は自身の先端側を撓ませながら干渉板30,31の先端部を羽根板24の先端部24dに対して接触(干渉)させるように構成されている。
【0026】
そのため、羽根板24の先端部24dに輸送物が付着していると、その付着輸送物は回転体21の回転時に前記干渉板30,31の先端部によりかきとられる。また、干渉板30の先端部が前記羽根板移動軌跡L1上に位置するように配置されていることにより、前記仕切室R内に輸送物が山盛り状態で投入されていると、その羽根板移動軌跡L1よりも外方にはみ出した輸送物は干渉板30により払い落とされる。
【0027】
図1及び図6に示すように、ケーシング本体12における取込筒部15aの矢示方向A側には、略横円筒状をなすサブケーシング40がケーシング本体12に対して一体的に形成されている。前記サブケーシング40は断面C字形状に形成されており、その内周面が真円をなしている。前記サブケーシング40は、図3及び図4に示すように、その左右両端部に固定された前記側板13,14とにより、開口部40aを介して前記回転体収容部15に連通する回転部材収容部41を構成している。そして、本実施形態では前記回転体収容部15及び回転部材収容部41を形成するケーシング本体12とサブケーシング40及び両側板13,14によりロータリーフィーダ11のケーシング28が構成されている。
【0028】
前記両側板13,14におけるサブケーシング40の軸線に対応する部分には、回転軸42が回転可能に支持されている。前記回転軸42の両端部は前記両側板13,14から突出しており、その回転軸42の両端部のうち側板14側の端部にはスプロケットホイール43が固定されている。そのスプロケットホイール43の直径は前記スプロケットホイール19,20の直径の略2分の1倍とされている。そして、前記両スプロケットホイール20,43には回転軸18の回転動力を回転軸42へ伝達するための無端状をなす動力伝達ベルトB2が掛けられている。従って、スプロケットホイール43の直径がスプロケットホイール19,20の直径の略2分の1倍とされているため、スプロケットホイール43の回転数はスプロケットホイール19,20の回転数の略2倍とされる。
【0029】
前記回転軸42には、羽根板24の先端部24dに付着した輸送物をかきとるための金属製の回転部材44が装着されている。前記回転部材44は、前記各仕切室Rからはみ出した輸送物に対し自身が移動(回転)しながら干渉する部材であり、この点で可動干渉手段及び可動部材に相当する。そして、この回転部材44の回転数は、前記各スプロケットホイール19,20,43の直径比に基づき回転体21の回転数の略2倍とされている。従って、前記回転部材44は、前記回転軸42から伝達されるモータMの回転動力を受けて所定の方向(図6に示す矢示方向B(時計回り方向))に所定の回転数(毎分40回転前後)で回転して前記羽根板24の先端部24dに付着した輸送物をかきとるようになっている。なお、本実施形態では、前記回転軸18、スプロケットホイール20、動力伝達ベルトB2、スプロケットホイール43、及び回転軸42にて動力伝達機構Tが構成されている。
【0030】
次に、前記回転部材44の構成についてさらに詳細に説明すると、図3及び図6に示すように、前記回転軸42には円板状をなす一対の取付板50が溶接固定されている。その一対の取付板50の外周縁には横円筒状をなすロータ51が溶接固定されている。そして、前記ロータ51の外周面には、前記回転軸42の軸線O2に対して放射方向に延びる干渉部としての干渉羽根52が周方向に向かって溶接固定されている。前記軸線O2は前記軸線O1と平行な軸線であり「所定の軸心」に相当する。
【0031】
前記干渉羽根52は所定の等間隔ピッチ(本実施形態では、略45度ピッチ)で8枚取り付けられている。また、ロータ51の回転に基づいて、前記干渉羽根52の先端部はサブケーシング40の内周面に摺接し、その干渉羽根52の両側縁は側板13,14の内側面に摺接するように構成されている。
【0032】
また、干渉羽根52の先端部の移動軌跡(以下、羽根板移動軌跡L2という)は、前記羽根板移動軌跡L1に対して外接するようにされている。即ち、回転体21及び回転部材44が回転すると、回転体21における羽根板24の先端部24dと、回転部材44における干渉羽根52の先端部とが互いに逆方向にすれ違う状態で接触するように構成されている。
【0033】
また、図2に示すように、前記側板13の下部には扇状をなす輸送気体の供給口13a(図1においては、二点鎖線で図示)が開口形成されている。その供給口13aと対応した前記側板13の外側面には、円管状の上流側輸送管55が接合固定されている。そして、図示しないブロワから供給された前記輸送気体が前記上流側輸送管55を通って前記回転体収容部15内に送られるようになっている。
【0034】
一方、図1及び図2に示すように、前記側板14の下部にはケーシング本体12内で輸送物が混合された輸送気体を吐出する扇状をなす吐出口14aが開口形成されている。その吐出口14aと対応した前記側板14の外側面には、下流側輸送管56が接合固定されている。前記上流側輸送管55、下流側輸送管56、及び回転体収容部15における両輸送管55,56と対応する部分により輸送通路Pが構成されている。
【0035】
そして、前記回転体21は、その回転に伴い一定の移動軌跡上を回転移動する前記各仕切室Rが前記両輸送管55,56と対応する位置(以下、「排出位置」という。)に順次通過移動されるように前記回転体収容部15内に配置されている。従って、前記各仕切室Rは、前記取込筒部15aと対応する位置(以下、「供給位置」という。)を通過移動する際に前記輸送物が収容され、前記排出位置に向かって移送される。
【0036】
また、前記排出位置に到達した前記仕切室Rには、前記輸送気体が強制的に流入することにより前記輸送物が前記輸送気体と混合された状態で前記下流側輸送管56に排出される。そして、前記輸送物を前記下流側輸送管56に供給した後の空の仕切室(以下、「空仕切室」という。)Rは、前記供給位置に向かって移送される。
【0037】
次に、このように構成されたロータリーフィーダ11を用いて輸送物を輸送する態様を説明する。
前記モータMのモータ軸に固定されたスプロケットホイール17を図1における時計回り方向へ回転させると、動力伝達ベルトB1を介してスプロケットホイール19が図1における時計回り方向へ回転する。そして、スプロケットホイール19が図1における時計回り方向へ回転すると、回転体21はそのスプロケットホイール19と同方向で(矢示方向A方向)かつ同じ回転数で回転する。そして、前記ホッパー16内に貯留された輸送物が、前記供給位置に到達した前記仕切室Rに投入される。
【0038】
前記輸送物が投入された仕切室Rは、前記排出位置に向かって移送され、このとき、前記仕切室Rの両側に位置する羽根板24の先端部24dに対して、干渉板30が接触する。その結果、羽根板24の先端部24dに輸送物が付着している場合には、その付着輸送物が前記干渉板30によりかきとられる。また、前記仕切室R内に輸送物が山盛り状態で投入されている場合には、その輸送物の羽根板移動軌跡L1(図6参照)よりもはみ出した部分が前記干渉板30により払い落とされる。さらに、仕切室R内の輸送物中から前記羽根板移動軌跡L1の外方へ輸送物に含まれる長尺物(以下、単に長尺物という)が突出していたとしても、そのような長尺物は干渉板30に干渉され、羽根板24の先端部24dとケーシング本体12の内周面との隙間へ入り込むことが規制される。そして、前記干渉板30を通過した仕切室Rは、前記回転部材44に対応する位置に移送される。
【0039】
一方、前記回転部材44は回転体21が回転することにより、回転軸18、スプロケットホイール20、動力伝達ベルトB2、及びスプロケットホイール43を介してその回転動力が伝達され、図6における時計回り方向(矢示方向B方向)へ回転する。このため、羽根板24の先端部24dと、回転部材44における干渉羽根52の先端部とが互いに逆方向にすれ違う状態で接触する。従って、たとえ、前記干渉板30により羽根板24の先端部24dに付着した輸送物をかきとり逃しても、この干渉羽根52の先端部が羽根板24の先端部24dと接触することにより、そのような付着輸送物は確実にかきとられる。さらに、仕切室R内の輸送物中から前記羽根板移動軌跡L1の外方へ長尺物が突出していたとしても、そのような長尺物は前記干渉羽根52により押し戻され、羽根板24の先端部24dとケーシング本体12の内周面との隙間へ入り込むことが確実に防止される。
【0040】
従って、上記第1実施形態のロータリーフィーダ11によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、回転体21の仕切室R内に取り込まれた輸送物のうち、羽根板24の先端部24dにおける羽根板移動軌跡L1外方側へはみ出した輸送物に対して、回転体21の回転に伴う羽根板24の移動方向とは逆方向へ動作する回転部材44が干渉するようにした。そのため、羽根板24の先端部24dに付着した輸送物は回転部材44が干渉することにより除去され、前記先端部24dとケーシング28の内周面との間に輸送物が挟まることが防止される。従って、回転体21の回転抵抗を低減できる。
【0041】
(2)本実施形態では、回転部材44を回転させると、回転部材44を構成する干渉羽根52の先端部における羽根板移動軌跡L2が前記羽根板移動軌跡L1に外接する。このため、羽根板移動軌跡L1外方側へはみ出した長尺物(輸送物)は、回転体21の回転速度と回転部材44の回転速度を合わせた速度に相当する速度で回転部材44の干渉羽根52が干渉することにより払い落とされる。即ち、羽根板移動軌跡L1外方側へはみ出した長尺物(輸送物)を回転部材44の干渉羽根52の干渉により払い落とすことができる。
【0042】
(3)本実施形態では、回転体21の回転時においてモータMからの動力が回転部材44に伝達され、その回転部材44が軸線O2を中心に回転すると、回転体21の羽根板24における先端部24dと、回転部材44の干渉羽根52における先端部とが互いにすれ違う方向へ移動する。従って、このすれ違い移動時に前記羽根板24における先端部24dに付着した輸送物を前記干渉羽根52における先端部により確実にかきとることができる。
【0043】
(4)本実施形態では、モータMの駆動力により回転駆動される回転体21に対して回転部材44が動力伝達機構Tにより駆動連結されている。そのため、回転体21が回転する際には、回転体21の羽根板24における先端部24dと、回転部材44の干渉羽根52における先端部とがすれ違うように回転部材44も回転する。従って、動力伝達機構Tにより、羽根板24における先端部24dと回転部材44の干渉羽根52における先端部とを一つの駆動源(モータM)により確実に同期回転させることができる。
【0044】
(5)本実施形態では、回転部材44が回転体21より早く回転するため、その早く回転する分だけ、干渉羽根52の先端により前記羽根板24における先端部24dに付着した輸送物を素早くかきとることができる。
【0045】
(6)本実施形態では、8枚の干渉羽根52を有する回転部材44が、16枚の羽根板24を有する回転体21の2倍の回転数で回転することで、各羽根板24の先端部24dに干渉羽根52の先端が接触する。従って、干渉羽根52の枚数が羽根板24の枚数と比べて半分である8枚とされているが、確実に各羽根板24の先端部24dに対して各干渉羽根52の先端部を接触させることができる。
【0046】
(7)本実施形態では、羽根板24の羽根部24b部分を弾性を有する合成樹脂のみから形成したため、羽根板24の先端部24dとケーシング本体12の内周面との間に長尺物が挟まっても、羽根板24は弾性変形しかおこさない。即ち、例えば羽根板24の羽根部24bが金属部分を含むように構成されていたり、金属のみで形成されていたりすると、その羽根板24の先端部24dとケーシング本体12の内周面との間に長尺物が挟まった際に、塑性変形を起こして羽根部24bが曲がったままとなることがある。しかし、本実施形態の合成樹脂のみから形成された羽根板24における羽根部24bは、その先端部24dとケーシング本体12の内周面との間に挟まった長尺物を取り除いた後でも、再びその先端部24dとケーシング本体12の内周面とが摺接状態となり、仕切室Rの気密性を損なうことがない。
【0047】
(8)本実施形態では、羽根板24の先端部24dに付着した長尺物(輸送物)を干渉板30により十分にかきとることができなくても、その長尺物(輸送物)は回転体21の回転方向前側に位置する前記回転部材44の干渉羽根52によりかきとることができる。また、固定干渉手段としての干渉板30と、可動干渉手段としての回転部材44との2種類の部材により、羽根板24の先端部24dに付着した長尺物をかきとるため、その先端部24dに付着物が残りにくい。
【0048】
(9)本実施形態では、羽根板24における平面状をなす先端部24dがケーシング本体12の内周面に対して摺接する。従って、羽根板24の先端部を尖鋭状に形成する場合と比べて、本実施形態の羽根板24は耐摩耗性を上げることができる。
【0049】
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図7に従って説明する。なお、第2実施形態のロータリーフィーダは、前記第1実施形態のロータリーフィーダ11の一部の構成を変更したものであり、前記第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付して、その詳細な説明を省略し、異なるところのみを説明する。
【0050】
さて、前記第1実施形態のロータリーフィーダ11では、回転体収容部15の上部に取込筒部15aを形成し、回転体収容部15に対して真上から輸送物を供給するよう構成していた。これに対し、図7に示すように、本実施形態のロータリーフィーダ71では、回転体収容部15に対して斜め上方に取込筒部15aを形成し、回転体収容部15に対して斜め上方から輸送物を供給するように構成されている。なお、本実施形態では、ホッパー16の図示を省略している。
【0051】
また、前記第1実施形態では、取込筒部15aにおける前記羽根板24の回転方向後側に対応する内面(図1において、取込筒部15aの左側内面)に、断面略くの字状をなす干渉板31を支持固定していた。本実施形態においても、その干渉板31と同様の作用効果を奏する断面が略への字状をなす干渉板72が、前記干渉板31と同位置に支持固定されている。
【0052】
また、本実施形態の回転部材収容部41及び回転部材44は、回転体21の略真上に位置するように構成し、その回転部材収容部41は断面略半円形状に形成されている。加えて、ロータ51の外周面に所定の等間隔ピッチ(本実施形態では、略22.5度ピッチ)で16枚の干渉羽根52が溶接固定されている。
【0053】
本実施形態における回転部材44の一部は、取込筒部15aにおける前記羽根板24の回転方向前側に対応する内面(以下、内面Nという)よりも、回転方向後ろ側に位置するように配置されている。言い換えると、図7において、前記回転部材44の一部は、取込筒部15aにおける内面Nよりも左側にはみ出すように配置されている。さらに、前記内面Nには、回転部材44におけるその内面Nからはみ出す部分に輸送物が降りかかるのを防ぐための防塵体73が、図示しないボルトにより固定されている。
【0054】
従って、上記第2実施形態のロータリーフィーダ71によれば、前記第1実施形態の効果(1)〜(5)、(7)、(9)に加えて以下に示す効果を得ることができる。
【0055】
(1)本実施形態では、回転体21が回転している際に、輸送物が山盛り状態で投入された仕切室Rに対して、回転体21の略真上の位置で、その山盛り状態の輸送物のうち羽根板移動軌跡L1より外方側へはみ出した輸送物を前記回転部材44の干渉羽根52にて払い落とすようにした。そして、その直後に、その仕切室R両側に位置する羽根板24の先端部24dをケーシング本体12の内周面に摺接させるようにした。
【0056】
即ち、羽根板移動軌跡L1外方側の輸送物が払い落とされた仕切室Rが、ケーシング本体12の回転により傾いて、羽根板移動軌跡L1内方側の輸送物がこぼれ出す前に、その仕切室R両側に位置する羽根板24の先端部24dをケーシング本体12の内周面に摺接させるようにした。従って、羽根板24の先端部24dに輸送物が付着することをより一層防ぐことができる。
【0057】
(2)本実施形態では、16枚の干渉羽根52を有する回転部材44が、16枚の羽根板24を有する回転体21の2倍の回転数で回転することで、一つの羽根板24の先端部24dに対して干渉羽根52の先端を2回接触させるようにした。従って、羽根板24の先端部24dに付着した長尺物(輸送物)をより確実にかきとることができる。
【0058】
なお、上記各実施形態は以下のように変更して具体化してもよい。
・前記各実施形態では、回転部材44は、その回転数の方が回転体21の回転数よりも大となるようにモータMに駆動連結されていた。これに限らず、回転部材44はその回転数の方が回転体21の回転数よりも小となるようようにモータMに駆動連結してもよい。この場合、回転部材44の干渉羽根52の枚数を増加させるとよい。また、回転部材44は、その回転数が回転体21における回転数の略2倍となるようにしていたが、略3倍、略4倍等になるように変更してもよい。
【0059】
・前記各実施形態では、両スプロケットホイール20,43に動力伝達ベルトB2を掛けることにより動力伝達可能な動力伝達機構Tを構成していた。これに限らず、動力伝達ベルトB2の代わりに動力伝達チェーンを用いてもよい。また、歯車機構により動力伝達機構Tを構成してもよい。
【0060】
・前記各実施形態では、スプロケットホイール17からの駆動力をスプロケットホイール43に伝達する際に、動力伝達ベルトB1、スプロケットホイール19、回転軸18、スプロケットホイール20、及び動力伝達ベルトB2を経由していた。これに限らず、両スプロケットホイール17,43に対して動力伝達ベルトを掛けるように構成し、スプロケットホイール17の動力をスプロケットホイール43に直接伝達するようにしてもよい。
【0061】
・前記各実施形態では、モータMの動力を動力伝達ベルトB1,B2、スプロケットホイール17,19,20,43を用いて回転体21及び回転部材44へ伝達するようにしていた。これに限らず、回転軸18及び回転軸42に対してそれぞれモータを取り付けて、モータの動力を回転体21及び回転部材44へ直接伝達するようにしてもよい。
【0062】
・前記各実施形態では、回転部材44を取付板50、ロータ51、及び干渉羽根52により構成していた。これに限らず、取付板50及びロータ51を省略し、回転軸42に対して干渉羽根52を直接溶接固定し、その回転軸42及び干渉羽根52にて可動干渉手段及び可動部材としての回転部材を構成するようにしてもよい。
【0063】
・また、前記回転部材44を、図8(a)に示す複数の略三角形状をなす干渉部81aを外周に備えた可動干渉手段及び可動部材としての回転部材81に変更してもよい。
【0064】
・さらに、前記回転部材44を、図8(b)に示す複数の略四角形状をなす干渉部82aを外周に備え、全体として略平歯車形状をなす可動干渉手段及び可動部材としての回転部材82に変更してもよい。
【0065】
・加えて、前記回転部材44の代わりに次に示す回転部材85に変更してもよい。図9(a),(b)に示すように、可動干渉手段及び可動部材としての回転部材85は、回転部材44における干渉羽根52を省略し、ロータ51の外周に複数の棒状をなす突起部85aを形成する。前記突起部85aは干渉部に相当する。
【0066】
・また、前記回転部材44の代わりに、次に示す回転部材86に変更してもよい。図10(a),(b)に示すように、可動干渉手段及び可動部材としての回転部材86を前記回転軸42、連結体87、リング88、及び干渉棒89により構成する。複数の前記連結体87を介して回転軸42に対して一対のリング88を固定する。そして、両リング88の外周に対して両端が固定されるとともに、前記回転軸42に対して平行になるように干渉部としての干渉棒89を複数個設ける。
【0067】
・前記各実施形態では、可動干渉手段としての回転部材44は軸線O2を中心として回転し、回転部材44に備えられた干渉羽根52により羽根板移動軌跡L1より外方側へはみ出した輸送物をかきとるように構成していた。これに限らず、可動干渉手段としての無端状ベルト機構により羽根板移動軌跡L1より外方側へはみ出した輸送物をかきとるように構成してもよい。即ち、無端状ベルト機構は、一対のローラとその両ローラに掛けられた可動部材としての無端状ベルトを備える。前記無端状ベルトの外周には干渉部としての干渉突起を複数備えている。そして、前記無端状ベルトが周回移動した際に、前記各干渉突起の先端部の移動軌跡を前記羽根板移動軌跡L1に外接するように構成する。そして、この複数の干渉突起が前記無端状ベルトと共に周回移動することによって、前記干渉突起は前記羽根板24の先端部24dとすれ違うように接触すると共に、羽根板移動軌跡L1より外方側へはみ出した輸送物をかきとる。
【0068】
・また、回転部材44の代わりに可動干渉手段としてのクランク機構に変更してもよい。即ち、クランク機構は可動部材としての干渉部を備え、そのクランク機構のクランク運動により、干渉部の移動軌跡を前記羽根板移動軌跡L1に外接するように構成する。そして、このクランク運動により干渉部が可動することによって、その干渉部は前記羽根板24の先端部24dとすれ違うように接触すると共に、羽根板移動軌跡L1より外方側へはみ出した輸送物をかきとる。
【0069】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、羽根板の先端部とケーシングとの間に輸送物が挟まることを防止し、回転体の回転抵抗を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態におけるロータリーフィーダの正断面図。
【図2】 図1におけるY−Y線矢視断面図。
【図3】 図1におけるX−X線矢視断面図。
【図4】 第1実施形態におけるロータリーフィーダの平面図。
【図5】 第1実施形態におけるロータ、羽根板、及びケーシング本体の関係を示す拡大断面図。
【図6】 図1における部分拡大図。
【図7】 第2実施形態におけるロータリーフィーダの正断面図。
【図8】 (a),(b)は、第1及び第2実施形態の別例における回転部材を示す正面図。
【図9】 (a),(b)は、第1及び第2実施形態の別例における回転部材を示す正面図と側面図。
【図10】 (a),(b)は、第1及び第2実施形態の別例における回転部材を示す正面図と側面図。
【図11】 従来技術におけるロータリーフィーダの正断面図。
【符号の説明】
11,71…ロータリーフィーダ、21…回転体、24…羽根板、24d…羽根板の先端部としての先端部、28…ケーシング、44…可動干渉手段及び可動部材としての回転部材、52…干渉部としての干渉羽根、L1…「羽根板の先端部の移動軌跡」としての羽根板移動軌跡、L2…「羽根板の先端部の移動軌跡と外接する移動軌跡」としての羽根板移動軌跡、M…駆動源としてのモータ、O2…「所定の軸心」としての軸線、P…輸送通路、R…仕切室、T…動力伝達機構。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rotary feeder that supplies a transported material such as powder or pulverized material into a transport passage through which transported gas is pumped.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, for example, when transporting a powdered transport material such as cement to a concrete manufacturing plant or the like, the transported material is supplied into a transport passage and mixed in a transport gas such as compressed air in the passage. Transportation devices for transporting are widely used. Further, in this type of transport device, a rotary feeder is used as a transport material supply means for supplying the transport material to the transport passage.
[0003]
As shown in FIG. 11, the
[0004]
A rotating
[0005]
When transporting and supplying the transported goods in the
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, recently, in addition to transporting powdered transports, transports (hereinafter referred to as “long products”) including long pieces of slabs represented by industrial waste (hereinafter referred to as “long products”) It is desired to transport the “pulverized body” by the
[0007]
However, when a pulverized body containing such a long object is introduced into the partition chamber S from the take-in
[0008]
The present invention has been made in view of the above-described circumstances, and an object of the present invention is to provide a rotary that can prevent a transported object from being sandwiched between a front end portion of a vane and a casing and reduce rotational resistance of a rotating body. To provide a feeder.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, there is provided a rotating body in which a plurality of partition chambers are partitioned in a rotational direction by a plurality of blades in a casing, and the rotation body is rotated. The moving track of the tip of the vane is made to follow the inner peripheral surface of the casing, the moving track of each partition chamber accompanying the rotation of the rotating body is made to correspond to the transport passage through which the transport gas is pumped, and the rotating body In the rotary feeder that supplies the transported material accommodated in the partition chamber into the transport passage based on the rotation of the casing, the casing moves the tip of the vane among the transported material taken into the partition chamber. Movable interference means is provided for interfering with a transported object that protrudes outward from the trajectory in an operation mode in a direction opposite to the moving direction of the blades accompanying the rotation of the rotating body. An interference plate that interferes with the tip of the blade is provided behind the movable interference means in the rotational direction of the rotating body. This is the gist.
[0010]
According to a second aspect of the present invention, in the rotary feeder according to the first aspect, the movable interference means includes an interference portion that draws a movement locus that circumscribes a movement locus of the tip of the blade plate in the rotating body. The gist of the present invention is that it is a movable member that rotates or circulates, and is configured by a movable member that moves so as to pass the tip of the vane plate with the rotation or circulatory movement.
[0011]
According to a third aspect of the present invention, in the rotary feeder according to the second aspect, the movable member is a rotating member provided to be rotatable around a predetermined axis, and the rotating member is a member of the rotating body. The gist of the invention is that the tip of the blade plate and the tip of the interference portion are driven and connected to a drive source so as to rotate in a passing manner during rotation.
[0012]
According to a fourth aspect of the present invention, in the rotary feeder according to the third aspect, between the rotating member and the rotating body, as the rotating body rotates, the rotating member is moved to the tip of the blade plate. And a front end portion of the interference portion are provided with a power transmission mechanism for rotating in an operating mode, and the rotation member is drivingly connected to the drive source via the power transmission mechanism. This is the gist.
[0013]
The invention according to claim 5 is the claim. 1 to Claim 4 Any one of In the rotary feeder described in The interference plate is supported and fixed in a cantilevered manner with respect to the casing at a supply position where the transported material is thrown into the partition chamber. This is the gist.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(First embodiment)
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0015]
As shown in FIG. 1, the
[0016]
The casing
[0017]
As shown in FIGS. 1, 2, and 4, a rotating
[0018]
The
[0019]
The rotating
[0020]
Next, the configuration of the
[0021]
The
[0022]
As shown in FIG. 1, a plurality of (16 in the present embodiment) the
[0023]
As shown in FIG. 6, the
[0024]
The
[0025]
And in the arrangement state, the front-end | tip part of the said
[0026]
For this reason, if a transported object is attached to the
[0027]
As shown in FIGS. 1 and 6, a sub-casing 40 having a substantially horizontal cylindrical shape is formed integrally with the
[0028]
A rotating
[0029]
A
[0030]
Next, the configuration of the rotating
[0031]
Eight
[0032]
Further, the movement trajectory of the tip of the interference blade 52 (hereinafter referred to as the blade movement locus L2) circumscribes the blade movement locus L1. That is, when the
[0033]
As shown in FIG. 2, a fan-shaped transport
[0034]
On the other hand, as shown in FIGS. 1 and 2, a
[0035]
The rotating
[0036]
In addition, the transport gas is forced into the partition chamber R that has reached the discharge position, whereby the transported material is discharged to the
[0037]
Next, the aspect which transports a package using the
When the
[0038]
The partition chamber R into which the transported material has been thrown is transferred toward the discharge position, and at this time, the
[0039]
On the other hand, the rotational power of the rotating
[0040]
Therefore, according to the
(1) In the present embodiment, among the transported objects taken into the partition chamber R of the
[0041]
(2) In the present embodiment, when the rotating
[0042]
(3) In the present embodiment, when the
[0043]
(4) In the present embodiment, the rotating
[0044]
(5) In the present embodiment, since the rotating
[0045]
(6) In the present embodiment, the rotating
[0046]
(7) In this embodiment, since the
[0047]
(8) In this embodiment, even if the long object (transported material) attached to the
[0048]
(9) In the present embodiment, the
[0049]
(Second Embodiment)
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. In addition, the rotary feeder of 2nd Embodiment changes the one part structure of the
[0050]
Now, in the
[0051]
In the first embodiment, the inner surface of the
[0052]
Further, the rotating
[0053]
A part of the
[0054]
Therefore, according to the
[0055]
(1) In the present embodiment, when the
[0056]
That is, the partition chamber R from which the transport material on the outer side of the blade movement locus L1 has been wiped off is inclined by the rotation of the
[0057]
(2) In the present embodiment, the rotating
[0058]
Each of the above embodiments may be modified and embodied as follows.
In each of the above embodiments, the
[0059]
In each of the above embodiments, the power transmission mechanism T capable of transmitting power is configured by applying the power transmission belt B2 to both the
[0060]
In each of the above embodiments, when the driving force from the
[0061]
In each of the above embodiments, the power of the motor M is transmitted to the
[0062]
In each of the above embodiments, the rotating
[0063]
The rotating
[0064]
Further, the rotating
[0065]
In addition, instead of the rotating
[0066]
Further, instead of the rotating
[0067]
In each of the above-described embodiments, the rotating
[0068]
Further, instead of the
[0069]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, it is possible to prevent the transported object from being sandwiched between the tip of the blade plate and the casing, and to reduce the rotational resistance of the rotating body.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front sectional view of a rotary feeder in a first embodiment.
2 is a cross-sectional view taken along line YY in FIG.
3 is a cross-sectional view taken along line XX in FIG.
FIG. 4 is a plan view of a rotary feeder in the first embodiment.
FIG. 5 is an enlarged cross-sectional view showing the relationship between the rotor, the blades, and the casing body in the first embodiment.
6 is a partially enlarged view of FIG.
FIG. 7 is a front sectional view of a rotary feeder in a second embodiment.
8A and 8B are front views showing a rotating member in another example of the first and second embodiments. FIG.
9A and 9B are a front view and a side view showing a rotating member in another example of the first and second embodiments, respectively.
FIGS. 10A and 10B are a front view and a side view showing a rotating member in another example of the first and second embodiments, respectively.
FIG. 11 is a front sectional view of a rotary feeder in the prior art.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記ケーシングには、前記仕切室内に取り込まれた前記輸送物のうち前記羽根板の先端部の移動軌跡より外方側へはみ出した輸送物に対して、前記回転体の回転に伴う前記羽根板の移動方向とは逆方向への動作態様で干渉する可動干渉手段を備え、該可動干渉手段よりも前記回転体の回転方向後側には前記羽根板の先端部に干渉する干渉板が設けられているロータリーフィーダ。A rotating body in which a plurality of partition chambers are partitioned in the rotational direction by a plurality of blades is provided in the casing, and the movement trajectory of the tip of the blades accompanying the rotation of the rotating body follows the inner peripheral surface of the casing. The movement trajectory of each of the partition chambers accompanying the rotation of the rotating body is made to correspond to the transport passage through which the transport gas is pumped, and the transported goods stored in the partition chamber based on the rotation of the rotating body are transferred to the transport passage. In the rotary feeder that feeds in
In the casing, of the transported material taken into the partition chamber, the transported material that protrudes outward from the movement trajectory of the tip end portion of the bladed plate, the bladed plate with the rotation of the rotating body. There is provided a movable interference means that interferes with the movement mode in the direction opposite to the moving direction, and an interference plate that interferes with the tip of the blade is provided behind the movable interference means in the rotational direction. rotary feeder it is.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002103252A JP3646100B2 (en) | 2002-04-05 | 2002-04-05 | Rotary feeder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002103252A JP3646100B2 (en) | 2002-04-05 | 2002-04-05 | Rotary feeder |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003292158A JP2003292158A (en) | 2003-10-15 |
JP3646100B2 true JP3646100B2 (en) | 2005-05-11 |
Family
ID=29242567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002103252A Expired - Fee Related JP3646100B2 (en) | 2002-04-05 | 2002-04-05 | Rotary feeder |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3646100B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101909333B1 (en) * | 2014-06-27 | 2018-10-17 | 가부시키가이샤 요시카와 | Multi feeder |
-
2002
- 2002-04-05 JP JP2002103252A patent/JP3646100B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003292158A (en) | 2003-10-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN109363582A (en) | A kind of atomizing air clarifier | |
JP2008080680A (en) | Cleaning apparatus of waste plastics | |
JP3646100B2 (en) | Rotary feeder | |
US20060216188A1 (en) | Internal gear pump with recesses on the gear beariing surfaces | |
US7025555B2 (en) | Sweep auger with drive assembly | |
JP3619150B2 (en) | Kneaded material conveyor | |
JP2011016596A (en) | Carrying device | |
JP4495827B2 (en) | Granule transportation equipment | |
JPWO2009040900A1 (en) | Phase change device for screw blade between screw shafts and processing device with screw shaft | |
JP4246314B2 (en) | Screw conveyor device | |
JP2002002873A (en) | Bridge eliminating device for powdery particulate receptacle | |
KR200343368Y1 (en) | Pipeline type link conveyor | |
JP3247090B2 (en) | Rotary feeder | |
JPH07223718A (en) | Screw pump | |
CN215286824U (en) | Prevent that return stroke piles up closed material conveyer | |
JP6973918B2 (en) | Kneader | |
CN110479518B (en) | Convenient type flush coater with purification performance | |
JPH0111020Y2 (en) | ||
KR100489924B1 (en) | Pipeline type link conveyor | |
JP3173772B2 (en) | Slitter type crusher | |
JP2949457B2 (en) | Mixing and stirring kneading cylinder mechanism | |
JPH02198912A (en) | Screw conveyor device | |
JPH05330629A (en) | Screw conveyer device | |
JP2004315217A (en) | Scraper type conveyor | |
JP3813847B2 (en) | Transportation equipment |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040929 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041005 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041206 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050125 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050207 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3646100 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |