JP3645010B2 - Endoscope washing device - Google Patents

Endoscope washing device Download PDF

Info

Publication number
JP3645010B2
JP3645010B2 JP21931795A JP21931795A JP3645010B2 JP 3645010 B2 JP3645010 B2 JP 3645010B2 JP 21931795 A JP21931795 A JP 21931795A JP 21931795 A JP21931795 A JP 21931795A JP 3645010 B2 JP3645010 B2 JP 3645010B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction
water supply
air
cleaning
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21931795A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPH0956673A (en
Inventor
努 石黒
武司 横井
久雄 矢部
秀雄 伊藤
雅明 中沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP21931795A priority Critical patent/JP3645010B2/en
Publication of JPH0956673A publication Critical patent/JPH0956673A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3645010B2 publication Critical patent/JP3645010B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は内視鏡の流体用管路を洗滌する内視鏡洗滌装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
内視鏡は生体内に挿入して内視鏡検査に使用されるため、使用後には洗滌液で洗滌し、かつ消毒液で消毒する等して次の使用時には再び清浄な状態で使用される。この場合、内視鏡には送気管路、送水管路、吸引管路等の流体を流したり、吸引したりするための管路が設けてあり、このような管路は内視鏡の外表面よりも洗滌することが困難であり、これらの管路を洗滌するために内視鏡洗滌装置或いは管路洗滌装置が一般的に使用される。
【０００３】
図３３は従来の内視鏡の管路洗滌装置を示す。この図３３は実公昭２−９４５０３に示された洗滌装置２００である。この洗滌装置２００においては、洗滌作業時にユーザが洗滌装置２００を取り扱うさいの、作業性が十分に考慮なされていなかった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、洗滌装置２００においては洗滌液を吸入する吸入側管路２０１と洗滌液を内視鏡の管路内部に送り込む送液側管路２０２の長さを十分に配慮しないと、洗滌作業時に管路の長さが不十分であったり、管路が長すぎたりして洗滌作業の作業性が悪くなるという問題がある。
【０００５】
本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、洗滌作業時に作業効率を向上できる管路長を備えた内視鏡用洗滌装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明の内視鏡洗滌装置は、洗滌槽内に配置される内視鏡を洗滌するための内視鏡洗滌装置であって、前記洗滌槽内に配置されて流体を吸入する吸引部を一端に有する吸入管路と、洗滌対象である内視鏡の管路に一端が接続され、当該内視鏡管路に流体を排出する為の排出管路と、前記吸入管路と前記排出管路の夫々の他端を連通する連通路と、前記連通路に設けられ前記流体を吸入または排出する器具が接続される口金に対する前記吸入管路と前記排出管路との連通状態を選択的に切り替える弁体と、を備え、前記吸入管路の長さを、前記排出管路の長さ以上に設定したことを特徴とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を具体的に説明する。
（第１の実施の形態）
図１ないし図１０は本発明の第１の実施の形態に係り、図１は本発明の第１の実施の形態の内視鏡洗滌装置を内視鏡２に取り付けた状態で模式的に示し、図２は吸引側洗滌管路と送気送水側洗滌管路付近の外観を示し、図３（Ａ）は吸引側洗滌管路の内部構造を示し、図３（Ｂ）は図３（Ａ）のＡ−Ａ線断面を示し、図４（Ａ）は送気送水側洗滌管路の内部構造を示し、図４（Ｂ）は図４（Ａ）のＢ−Ｂ線断面を示し、図５は送水管及び加圧管に取り付けたコネクタプラグの一部を断面図及び斜視図で示し、図６はプレートに書かれた絵を示し、図７は吸引側及び送気送水側逆止弁を接続するリブ付近とその断面図を示し、図８は吸引側逆止弁にシリンジを接続してシリンジ内に洗浄液を入れる動作を説明図で示し、図９はシリンジ内部を加圧して洗滌液を内視鏡の吸引管路側に送り込む動作を示し、図１０は内視鏡を洗滌する様子を示す。
【０００８】
図１に示す第１の実施の形態の内視鏡洗滌装置１は内視鏡２に着脱自在で取り付けできる。内視鏡２は、細長の挿入部３と、この挿入部３の後端に形成された太幅の操作部４と、この操作部４から延出されたユニバーサルコード５と、このユニバーサルコード５の末端に設けられたコネクタ６とから構成される。
【０００９】
この内視鏡２には、流体管路として吸引を行うための吸引管路７と送気を行うための送気管路８，８′と、送水を行うための送水管路１３、１３′とが設けられている。吸引管路７は挿入部３の先端部で開口して、吸引を行う吸引管路先端開口８４を形成している。また、送気管路８、８′と送水管路１３、１３′は操作部４内の送気送水シリンダ７３を介して接続されている。つまり、挿入部３側の送気管路８′と送水管路１３′は送気送水シリンダ７３を介してユニバーサルコード５側に延びる送気管路８と送水管路１３にそれぞれ接続されている。
また、送気管路８′と送水管路１３′は挿入部３の先端側で合流し、対物レンズ系６４の外表面に対向するノズル１８９に接続されている。
【００１０】
また、この内視鏡２内には照明光を伝送する図示しないライトガイドが挿通され、このライトガイドはユニバーサルコード５の末端部のコネクタ６に一方の端部が突出して形成され、この突出する端部を光源装置に接続することにより、光源装置内部のランプで発生した照明光が供給され、この供給された照明光を伝送し、挿入部３の先端の照明窓に固定した先端面から（伝送した照明光を）出射する。
【００１１】
この照明窓に隣接して観察窓が形成され、この観察窓には対物レンズ系６４が取り付けられており、この対物レンズ系６４により照明光で照明された患部などの被写体の像を結ぶ。この結像位置にはＣＣＤ等の固体撮像素子が配置され、この固体撮像素子により光電変換され、固体撮像素子と信号ケーブルで接続されたビデオプロセッサなどの信号処理手段により信号処理されて標準的な映像信号が生成され、図示しないカラーモニタに内視鏡画像を表示する。
【００１２】
上記挿入部３内に配置された吸引管路７は挿入部３の後端ないし操作部４の前端付近で２本に分岐し、一方は操作部４側に延出され、他方は鉗子口金１０１に連通している。この鉗子口金１０１には開口８９を設けた鉗子口栓７６を着脱自在で取り付けることができる。
【００１３】
また、操作部４側に延びる吸引管路７は操作部４において、吸引シリンダ７４を介してユニバーサルコード５側に延出されている。この吸引シリンダ７４は開口部で外部（大気）に開口する。そして、シリンダプラグ７５の装着により開口部は小さな隙間１０４で外部に連通する。
【００１４】
操作部４の送気送水シリンダ７３はその開口部で外部（大気）に開口し、シリンダプラグ７５の装着によりその開口部は小さな隙間１０５により外部に連通する。
また、コネクタ６には吸引管路７の端部である吸引口金１１、送水管路１３の端部である送水管１４、送気管路８の分岐部８５で分岐した一方の端部である送気管１５と他方の端部である加圧管１６がそれぞれ設けられている。
【００１５】
本実施の形態の大きな特徴は内視鏡２のコネクタ６の吸引口金１１と送気管１５に一方の端部がそれぞれ接続され、洗滌液を送液（排出）する吸引側洗滌管路１７と送気送水側洗滌管路１８はそれぞれの他端が逆止弁１９、４５にそれぞれ接続され、それぞれ１対のボール弁３３、３４を内蔵した各逆止弁１９、４５でそれぞれシリンジ７７が接続されるシリンジ口金３２、３２と、洗滌槽内に配置される吸引部２５にそれぞれ接続され、洗滌液を吸引（吸入）する吸引側吸引チューブ２０及び送気送水側吸引チューブ４４とにそれぞれ分岐し、洗滌の作業性を向上するために、吸引側吸引チューブ２０及び送気送水側吸引チューブ４４の長さを吸引側洗滌管路１７と送気送水側洗滌管路１８のうち、短い方よりは長くなっている。
【００１６】
次に内視鏡洗滌装置１の詳細構造を述べる。
内視鏡洗滌装置１には内視鏡２の吸引管路７へ洗滌液を送液する時に使用する吸引側洗滌管路１７と、送気管路８、８′、送水管路１３、１３′へ洗滌液を送液する時に使用する送気送水側洗滌管路１８が設けられている。吸引側洗滌管路１７と送気送水側洗滌管路１８は内視鏡洗滌装置１の流体（具体的には洗滌液）を内視鏡２の吸引管路７側及び送気管路８、８′、送水管路１３、１３′側に排出する排出管路の機能を有する。
本実施の形態では吸引側洗滌管路１７と送気送水側洗滌管路１８は互いに独立した管路構成になっている。
【００１７】
図３（Ａ）に示すように吸引側洗滌管路１７の上流側（図３（Ａ）では右側）の端部には吸引側逆止弁１９が設けられている。吸引側逆止弁１９は２つに分岐し、流体を吸引（或いは吸入）する吸引側の口金２２にはテーパ部７１が設けら、他方のシリンジ口金３２にはシリンジ７７が着脱自在で接続される。また、送液側（或いは排出側）の口金２６にもテーパ部７１が設けられている。
【００１８】
このテーパ部７１には樹脂成形時に発生するパーティングラインが形成されないようにしてある。このため、通常パーティングラインが原因で発生する、チューブと口金の間のすき間が生じない。つまり、この口金２２に接続される吸引側吸引チューブ２０と、この口金２２の密着性が高く、吸引側吸引チューブ２０と口金２２の間のすき間が生じない構造になっている。
【００１９】
さらに吸引側吸引チューブ２０にはＴＦＥ、ＰＴＦＥ、ＦＥＰなどの高圧蒸気減菌３可能な樹脂からなる熱収縮チューブである固定チューブ２３が収縮した状態でかぶせてある。この固定チューブ２３を被せることにより、吸引側吸引チューブ２０と口金２２の密着性はさらに高められている。
【００２０】
固定チューブ２３の端部は一端が吸入側吸引チューブ２０と同じ位置に固定されるとともに、もう一端は口金２２の端部と同じかそれより１ｍｍ程度はみ出した位置に（つまり固定チューブ２３の端部は口金２２の端部から０〜１ｍｍ程度、吸引側吸引チューブ２０に延出して）固定されている。また、固定チューブ２３の収縮時の肉厚は吸引吸引チューブ２０の肉厚よりも薄いため、外観上段差が目立たないと言える。
ここで述べた吸引側吸引チューブ２０と口金２２の接続部の構造は本実施の形態における他の全てのチューブと口金の接続部においても適用されている。
【００２１】
一端が口金２２に接続され、シリンジ７７に洗滌液を吸入させるための吸引側吸引チューブ２０の他端には、ＰＰ、ＰＡ、ＰＯＭ、ＰＥ、ＰＢＴ、ＰＰＳ、ＰＳ、ＳＡＮ、ＡＢＳ、ＰＭＭＡ、ＰＣ、変性ＰＰＯ、ＰＳＵ、ＰＥＥＫなどの硬質樹脂でできた吸引部２５がその口金２４を介して接続されている。
【００２２】
後述するように洗滌槽内に沈められ、洗滌液を吸引する吸引口２１が設けられた吸引部２５は、特にＰＳＵ、ＰＥＥＫで作ることにより高圧蒸気減菌に対する耐性をもたせることができる。吸引部２５に設けた口金２４と吸引側吸引チューブ２３の接続部には、前記口金２２と同様に前記固定チューブ２３が設けられている。また、吸引側吸引チューブ２０の内径は０．５〜３ｍｍ程度である。さらに長さは３００〜６００ｍｍ程度である。
【００２３】
通常、内視鏡の管路内部に送水（送液）を行う場合に使用するシリンジは、３０ｃｃシリンジが作業性が良いことが知られている。吸引側吸引チューブ２０をこのような管路の内径および長さにすることで、後ほど説明する送水の動作を行う時に、シリンジ７７の内部に吸引される吸引側吸引チューブ２０内部の空気の量を最大でも、シリンジ７７の体積の半分程度に抑えることができる。
このため、送水作業時の管路内部の気泡が少なく、効率のよい洗滌作業ができる。
【００２４】
ここで、吸引側逆止弁１９の構造を説明する。この吸引側逆止弁１９にはルアー口金付きのシリンジ７７（図１或いは図８等参照）を接続できるシリンジ口金３２が設けられている。このシリンジ口金３２の内面には注射器テーパ面９８が設けられている。
【００２５】
また、この吸引側逆止弁１９の内部にはステンレスなどの金属、またはＰＰ、ＰＡ、ＰＯＭ、ＰＥ、ＰＢＴ、ＰＰＳ、ＰＳ、ＳＡＮ、ＡＢＳ、ＰＭＭＳ、ＰＣ、変性ＰＰＯ、ＰＳＵ、ＰＥＥＫなどの硬質樹脂でできた１対のボール弁３３及びボール弁３４が設けられている。ボール弁３３、３４は、特にＰＥＥＫ、ＰＳＵで作製することにより高圧蒸気減菌に対する耐性を持たせることができる。
【００２６】
ボール弁３３の収納部は、口金２２の端部側がボール弁３３の球面と接するテーパ面１１６が形成され、このテーパ面１１６にボール弁３３が接する状態では吸引側吸引チューブ２０と吸引側逆止弁１９とが連通することを気密及び水密的に遮断する。また、口金２２と反対側の吸引側逆止弁１９側にはテーパ面に突起１１４を設けてボール弁３３が接する状態でも、突起１１４に隣接する凹部で隙間１１５を形成し、この隙間１１５により吸引側吸引チューブ２０と吸引側逆止弁１９側とが連通する状態を維持する。
【００２７】
吸引側逆止弁１９の送液側には、口金２６を介してシリコンゴムなどの柔らかい材質からなる吸引側送水チューブ２７が接続されている。吸引側送水チューブ２７の内径および肉厚は前記の吸引側吸引チューブ２０と等しい。口金２６と吸引側送水チューブ２７の接続部には前記固定チューブ２３が設けられている。
【００２８】
吸引側送水チューブ２７と吸引側吸引チューブ２０は吸引側逆止弁１９の内部で連通路１２３を介して連通している。
【００２９】
また、ボール弁３４の収納部も口金２６の端部のテーパ面には突起１１８が形成されており、ボール弁３４が接する状態でも突起１１８に隣接する凹部で隙間１１９が形成され、この隙間１１９により吸引側送水チューブ２７側と吸引側逆止弁１９側とを連通する状態を維持する。また、この口金２６の反対側の吸引側逆止弁１９側にはテーパ面１１３が形成されており、このテーパ面１１３にボール弁３４が接する状態では吸引側送水チューブ２７側と吸引側逆止弁１９側とを気密及び水密的に遮断する。
【００３０】
一端が口金２６に接続された吸入側送水チューブ２７の他端には、チューブ接続部材２８を介して、吸引側送水チューブ２７と同じ材質からなり、その内径が吸入側送水チューブ２７よりも大きな吸引側送水チューブ２９が接続されている。これは、吸引口金１１の外形が吸引側送水チューブ２７の内径よりも大きく、吸引側送水チューブ２７の弾性変形だけでは吸引口金１１に吸引側送水チューブ２７を取り付けることができないため、吸引側送水チューブ２７よりも内径の大きな吸引側送水チューブ２９がチューブ接続部材２８を介して接続するようにしている。吸引側送水チューブ２９は、弾性変形することで、吸引口金１１に接続される。チューブ接続部材２８の内部管路７０は内部で内径が変化し、吸引側送水チューブ２７と吸引側送水チューブ２９とを連通する連通路３５を形成している。
【００３１】
また、吸引側送水チューブ２７と吸引側送水チューブ２９がチューブ接続部材２８と接続される部分には、吸引側送水チューブ２７と吸引側送水チューブ２９がチューブ接続部材２８に密着した状態で接続されるように吸引側送水チューブ２７とチューブ接続部材２８の外側にそれぞれ固定チューブ２３が設けられている。これにより吸引側送水チューブ２７と吸引側送水チューブ２９のズレも防止できる。
【００３２】
また、チューブ接続部材２８は、後述するコネクタプラグ５０やプレート６２なども接続されており、チューブ以外の物も接続する手段として利用される。吸引側送水チューブ２７と吸引側送水チューブ２９をチューブ接続部材２８で接続したことで、内径の大きな吸引側送水チューブ２９の長さを短くするとともに、吸引側洗滌管路１７の内部の体積を減らすことができるので、洗滌作業時に、内視鏡の吸引管路７内部に送り込まれる空気の量を減らすことができる。
【００３３】
チューブ接続部材２８にはリング３０を固定するためのリブ３１が設けられている。このチューブ接続部材２８のＡ−Ａ線の横断面を図３（Ｂ）に示す。
リング３０はチューブ接続部材２８に対して固定されるので、リング３０に他の部材を接続すれば、おのずと洗滌装置１に他の部材を容易かつ確実に取り付けることができることになる。
【００３４】
本実施の形態ではチューブ接続部材２８に、鎖６１がリング３０を介して接続されている。鎖６１の他端にはステンレスなどの金属、またはＰＰ、ＰＡ、ＰＯＭ、ＰＥ、ＰＢＴ、ＰＰＳ、ＰＳ、ＳＡＮ、ＡＢＳ、ＰＭＭＡ、ＰＣ、変性ＰＰＯ、ＰＳＵ、ＰＥＥＫなどの硬質樹脂でできた板状の部材であるプレート６２が接続されている。プレート６２は特にＰＥＥＫ、ＰＳＵ、で作ることにより高圧蒸気減菌が可能となる。
【００３５】
プレート６２の材質は、水よりも比重が大きいため、水中に水没させることができる。プレート６２の表面には、図６に示すように内視鏡洗滌装置の使用方法を説明した絵６３を表示してある。本実施例においては、使用方法を絵６３によって表示したが、プレート６２には使用方法を文章などで表記したり、また表記にあたって複数の色を使用してもよい。
【００３６】
また、この絵６３は各種の薬液、高圧蒸気減菌などに耐えられるポリウレタン系の塗料で描くことが望ましい。さらに、この絵６３の線の太さは、視認性の点から０．５〜２ｍｍ程度の太さが望ましい。
プレート６２に使用方法を示した絵６３を示したので、ユーザが洗滌具の使用方法を容易に認識することができる。
【００３７】
チューブ接続部材２８にリング３０を接続するとともに、このリング３０に鎖６０および鎖６１を接続し、鎖６０と６１にはそれぞれプレート６２とコネクタプラグ５０を接続した。これにより、プレート６２やコネクタプラグ５０が他の部材とバラバラにならないので紛失防止の効果がある。
【００３８】
図５（Ａ）はコネクタプラグ５０を送水管１４および加圧管１６に取り付けた状態の断面図を示し、図５（Ｂ）は斜視図で示す。図５（Ａ）に示すようにコネクタプラグ５０はシリコンゴム等の高圧蒸気減菌に耐性のある弾性体４９から形成され内部には、ＳＵＳなどの金属からなるインサート部材５１、インサート部材５２、インサート部材５３が一体的に形成されている。
【００３９】
インサート部材５２およびインサート部材５１があるため、コネクタプラグ５０を所定の位置に取り付ける場合、送水管１４や加圧管１６が直接弾性体４９に当たって弾性体４９を傷付ける心配がない。また、コネクタプラグ５０の取り付け作業も容易になる。
【００４０】
インサート部材５３の内部は筒状管路５４が設けられており、この筒状管路５４の一端は開口端になっているとともに、ネジ部５５が設けられている。ネジ部５５には、ビス５６が螺合され接着剤によって水密的に固定されている。コネクタプラグ５０内部にインサート部材５３を設けるとともに端部をビス５６で塞いだので管路内部の圧縮が高くなっても管路内部の水密を保つことができる。
【００４１】
また、筒状管路５４には連通口６５、連通口６６が設けられており連通口６５には送気孔６７、送水孔６８がそれぞれ連通して設けられている。
【００４２】
送気孔６７の内径は、加圧管１６の外径よりも小さく、また送水孔６８の内径は送水管１５の外径よりも小さくなっている。このため、送気孔６７、送水孔６８が弾性変形することでコネクタプラグ５０が送水管１４、加圧管１６に接続、固定される。このとき、送水管１４、および加圧管１６のまわりには少なくとも３ｍｍ程度の厚さで弾性体４９が設けられている。
【００４３】
これにより、送気孔６７、送水孔６８の内部に圧力がかかっても送水孔６８と送水管１４および送気孔６７と加圧管１６の間の水密を確実に確保できる。
【００４４】
また、コネクタプラグ５０は所定の位置に取り付けられると、コネクタプラグ５０の下側にある当接面８０がコネクタ６に当接し、さらに面７９がコネクタ上面７８と同じ高さになったことで、ユーザはコネクタプラグ５０が正しい位置にが取り付いたことを認識できる。この状態を図５（Ｂ）で斜視図でも示している。
【００４５】
また、コネクタプラグ５０の側面にはコネクタ６の形状に沿った形状の曲面９４が設けられている。さらに曲面９４とコネクタ６の間には、小さな隙間９５が設けられている。
【００４６】
コネクタプラグ５０に曲面９４を設けたので、コネクタにコネクタプラグ５０を取り付けたときにコネクタと曲面９４の隙間９５が一定になる。これにより、ユーザはコネクタプラグ５０が所定の位置に正しく取り付けられたことを認識できる。
【００４７】
また、図２に示すようにコネクタプラグ５０の側面には、突起５７が片側に２箇所合計４箇所設けられている。洗滌作業者は、コネクタプラグ５０の着脱時にこの部分を把持して、着脱を行うので着脱作業が容易に行える。さらに、コネクタプラグ５０にはＳＵＳなどの金属でできた、リング５８を通すための穴部５９も設けられている。
【００４８】
次に図４（Ａ）の送気送水側洗滌管路１８の断面構造を参照してその構成を説明する。送気送水側洗滌管路１８は送気送水側逆止弁４５およびチューブ類の接続方法が吸引側洗滌管路１７の場合と同様であるのでこれらの構成の説明は省略する。
【００４９】
送気送水側洗滌管路１８はその送水側には、送気送水側送水チューブ４３が設けられている。送気送水側送水チューブ４３の先端には接続口金５０２を介して送気管ポート５００が接続される。接続口金５０２はチューブ接続部材２８と同様の材質で作られている。また、ＳＵＳなどの金属、ＰＥＥＫ，ＰＳＵ等の樹脂で作ることにより高圧蒸気滅菌の耐性を持たせることができる。また、内部には送気送水側送水チューブ４３とつながる接続通路５０４が設けられている。
【００５０】
送気管ポート５００の内部には送気管１５の外径よりも小さな内径の連通孔５０３が設けられている。前記接続通路５０４と連通孔５０３は連通している。この連通孔５０３は端部にテーパ部５０５が設けられており、送気管ポート５００を送気管１５に取り付ける際に、取付が容易になるよう配慮されてある。送気管ポート５００が送気管１５に取り付いた時には送気管ポート５００の弾性変形により、送気管ポート５００は送気管１５に対して固定される。また、この弾性変形により、送気管ポート５００と送気管１５の間の水・気密が保たれる。
【００５１】
なお、送気管ポート５００の側面には着脱時に把持する把持部５０１が２箇所設けられている。
ここで、前記吸引側送水チューブ２７と前記吸引側送水チューブ２９をチューブ接続部材２８によって接続した長さと、送気送水側洗滌チューブ４３の長さを比較すると、前者は後者と等しいかあるいは５０〜２００ｍｍ程度長い管路長になっている。
【００５２】
また、図４（Ａ）及びこの図４（Ａ）のＢ−Ｂ線断面を示す図４（Ｂ）に示すように吸引側には送気送水側吸引チューブ４４を介して吸引部２５が接続されている。この吸引部２５は、テーパ面７１を設けた口金７２が送気送水側吸引チューブ４４と接続され、その外側は固定チューブ２３で被覆固定されている。
図４（Ｂ）から分かるようにこの口金２５には口金２４と口金７２とが隣接して一体的に形成されている。
【００５３】
この吸引部２５における口金７２と連通する内部には、ＳＵＳなどの金属製のおもり３６が設けられている。このため、吸引部２５は水中で確実に沈むことになる。吸引部２５の内部は円柱状の空間３７となっており、空間３７とおもり３６の側面の間には隙間３８は確保されており、おもり３６の下部にはテーパ部３９が設けられているのでおもりの下部にも隙間３８は確保され、上部にも突起９９を設けて隙間３８を確保している。さらにおもり３６の下側には、ＳＵＳなどの金属製の網状部材４０が取り付けられている。
【００５４】
網状部材４０は吸引部２５の下部に設けられた段差部４２とほぼ等しいかあるいは小さな直径をなしている。網状部材４０は円形の固定用リング４１を接着剤によって段差部４２に固定することで吸引部２５に対して固定される。さらに吸引部２５の下部には、複数の切欠９６が設けられている。このため水中で吸引部２５が図示しない洗滌槽の底に沈んでも切欠９６と前記洗滌槽の底との間にすき間ができるので確実に洗滌液を吸引できる。
【００５５】
このように説明した吸引側逆止弁１９と送気送水側逆止弁４５は図７（Ａ）（Ｂ）に示すようにリブ１００によって互いに接続されている。図７（Ｂ）は図７（Ａ）のＣ−Ｃ線断面を示す。この図７（Ｂ）に示すように、リブ１００はほぼＨ字形状の断面をしている。このリブ１００によって接続することで、吸引側逆止弁１９と送気送水側逆止弁４５は軽量かつ十分な強度の結合部材によって結合されることになる。
【００５６】
また、吸引側逆止弁１９と送気送水側逆止弁４５にはそれぞれの管路を識別するための文字９３を設けてもよい、このとき例えば吸引側洗滌管路には“Ｓ”という表示をもた、送気送水側洗滌管路には“ＡＷ”という表示をするとよい。また、リブ１００によって接続された２つの逆止弁１９、４５に設けられたシリンジ口金３２は互いに平行な位置に設けられている。これにより後述する洗滌作業時にシリンジの付け替え作業が容易に行えるという利点がある。
【００５７】
また、上述のように吸入部２５には口金２４と口金７２が設けられており、図２に示すように吸引側洗滌管路１７と送気送水側洗滌管路１８の吸入部は一体的に接続されている。
【００５８】
従って、本実施の形態述べた内視鏡洗滌装置１は吸引側洗滌管路１７と送気送水側洗滌管路１８が管路的に独立しているが、洗滌装置としては一体化された構造になっている。
【００５９】
本実施例においては、吸引側洗滌管路１７と送気送水側洗滌管路１８の２つの管路系を接続しているが、２つ以上の例えば３つの管路系を接合することも可能である。
【００６０】
次に本実施の形態の作用を説明する。
次に図１を用いてこの内視鏡線像装置１を内視鏡２に接続した状態および使用方法を説明する。
【００６１】
まずはじめに内視鏡２の吸引口金１１に吸引側送水チューブ２９を接続する。さらに、送気送水側送水チューブ４３の端部に設けられた送気管ポート５００を送気管１５に接続する。また、コネクタプラグ５０を送水管１４と加圧管１６に取り付ける。さらに、送気送水シリンダ７３及び吸引シリンダ７４にシリンダプラグ７５を取り付けて各シリンダ７３、７４の開口部をほぼ塞ぎ、小さい隙間１０５、１０４とする。
【００６２】
また鉗子口金１０１には鉗子口栓７６を取り付ける。このような状態にした後、シリンジ口金３２にルアー口金付きのシリンジ７７を接続する。
ここで、実際に管路内部に送液する場合の送液方法を図８および図９を用いて説明する。
【００６３】
シリンジ７７のピストン１１１を符号１０２で示す矢印方向に引く事で、シリンジ内部１１２に負圧が発生する。このときシリンジ内部１１２と連通状態の吸引側逆止弁１９内部の連通路１２３内部も負圧の状態になる。すると、ボール弁３３およびボール弁３４はシリンジ内部１１２側へ移動する。このとき、ボール弁３４はテーパ面１１３に当接し、連通路１２３と吸引側送水チューブ２７の間は管路が遮断される。
【００６４】
一方、ボール弁３３は突起１１４に当接するものの、ボール弁３３と突起１１４の間には隙間部１１５がある。また、ボール弁３３はテーパ面１１６との間に隙間１１７をもつ。このためシリンジ内部１１２と吸引側吸引チューブ２０の間は連通路１２３を介して連通状態になる。
【００６５】
このため、シリンジ内部１１２で発生した、負圧により吸入部２５の吸入口２１から、吸引側吸入チュープ２０および吸引側逆止弁１９をへてシリンジ内部１１２に矢印８２で示すように洗滌液が吸入される。
【００６６】
次に図９が示すようにピストン１１１を符号１０３で示す矢印の方向に押し込むことでシリンジ内部１１２が加圧される。この圧力によってボール弁３３はテーパ面１１６に押しつけられる。これにより吸引側吸入チューブ２０と連通路の間は管路が遮断される。一方、ボール弁３４は突起１１８に当接する。このときボール弁３４と突起１１８の間には隙間１１９がある。また、ボール弁３４とテーパ面１１３の間には隙間１２０ができている。
【００６７】
このような状態になると、シリンジ内部１１２の洗浄液は符号５８２で示すようにシリンジ内部１１２から連通路１２３および隙間１２０、隙間１１９を経て吸引側送水チューブ２７へと送り込まれる。さらに洗滌液はチューブ接続部材２８、吸引側送水チューブ２９を経て、吸引口金１１へと到達する。さらに吸引口金１１から吸引管路７を経由して、吸引シリンダ７４とシリンダプラグ７５の間の隙間１０４、鉗子口金７５に取り付けられた鉗子口金７６の鉗子口栓開口部８９、挿入部３の先端に設けられた吸引管路先端開口部８４の３箇所から内視鏡２の外部へと排出される。
【００６８】
この操作を数回にわたって繰り返すことで吸引管路７の内部にまんべんなく洗滌液を送り込むことができる。
【００６９】
この動作を行うときに、最初は吸引側洗滌管路１７の内部は洗滌液で満たされないので、シリンジ７７の内部には、管路内部の空気が吸引される。しかし本実施の形態においては、吸引側吸入チューブ２０の内径が０．５〜３ｍｍと小さいので、シリンジ内部１１２に吸引する吸引側洗滌管路１７内部の空気の量が小さくなっている。 このため、送水時に内視鏡の吸引管路７内部に送り込む空気を最小限に抑えることができる。これにより少ない送水回数で確実に吸引管路７内部の気泡を排出することが可能である。これは、送気管路８送水管路１３側に送液する場合にも同じことが言える。
【００７０】
これら一連の洗滌液の吸引および排出の動作は送気送水側洗滌管路１８においても同様である。シリンジ内部１１２で発生した負圧は、送気送水側吸引チューブ４４を経て、吸入部２５へと伝わる。すると吸引部２５の網状部材４０の網目、隙間３８を通って送気送水側吸入チューブ４４の内部に洗滌液８２が吸入される。隙間３８があるため、おもり３６は常に洗滌液８２にさらされるため、汚れがおもり３６のまわりにたまることがない。さらに、送気送水側逆止弁４５を通って、シリンジ内部１１２に吸引される。
【００７１】
次にピストン１０３を押し込むと、図９の括弧で示す送気送水側送水チューブ４３及び送気管ポート５００を通って送気管１５へ矢印５８２で示す洗浄液が送液される。送気管１５に入った洗滌液５８２は、分岐部８５で送気管路８と加圧管１６へと分岐する。加圧管１６と送水管１４はコネクタプラグ５０によって連通されているため、送水管路１３にも洗滌液が送水される。送気管路８、送水管路１３を通って洗浄液は、送気送水シリンダ７３とシリンダプラグ７５の間の隙間１０５及び挿入部３内部の送気管路８′、送水管路１３′をへて先端ノズル１８９の２箇所から排出される。
【００７２】
以上の動作を繰り返すことで内視鏡の送気管路８、８′、送水管路１３、１３′の内部を洗滌することができる。
【００７３】
洗滌作業時に洗浄液の内部にほこりや糸屑が混入していると、これらが管路内径の小さい送気管路８、８′や送水管路１３、１３′内部に詰まるおそれがある。しかし、本実施の形態では、網状部材４０が設けられているので、洗浄液を吸入するさいに、ほこりや糸屑などは網状部材４０によって濾し取られる。これにより、送気管路８、８′や送水管路１３、１３′の詰まりを防止できる。
【００７４】
吸入管路７は通常、管路の内径が、送気管路８、８′や送水管路１３、１３′に比べて大きく、ほこりや糸屑が管路に詰まるおそれがない。このため、本実施の形態では吸入側洗滌管路１７には網状部材４０を設けていない。しかし、吸入管路７の内径が送気管路８や送水管路１３と同じように小さい内径の内視鏡では必要に応じて網状部材４０を設けることが望ましい。
【００７５】
さらに、洗浄液を送液した後、吸入部２５を大気中に取り出して前述の洗浄液のかわりに空気を管路内部に送ることで、管路内部の洗浄液を排出することも可能である。
また、洗浄液の代わりに、消毒液を送水することで管路内の消毒を行うことも可能である。
【００７６】
これらの、一連の作業を行う場合、シリンジ７７を吸引側洗滌管路１７から送気送水側洗滌管路１８へ付け換えるだけで各管路の洗滌を行うことができる。このような構造の洗滌装置を用いると、洗滌作業時に洗滌具全体を送気送水管路から吸引管路へと付け換える必要がないので、洗滌作業性が向上する。
【００７７】
通常内視鏡の洗滌を行う場合、洗滌効果、および消毒効果を高めるために図１０に示すように内視鏡全体を洗滌液８２′、あるいは消毒液８３で満たされた洗滌槽８１に内視鏡全体を侵漬して洗滌作業を行う。洗滌消毒作業時に洗滌液８２′や消毒液８３が洗滌作業者に飛散することは好ましくないので洗滌作業者は洗滌槽８１から離れた位置で作業をすることが望ましい。
【００７８】
このとき、洗滌作業者とコネクタ６の位置関係は、図１０に示すように送気管１５の延長方向に洗滌作業者がいることが望ましい。このような位置に洗滌作業者２０６がいることで、内視鏡洗滌装置１に設けられた吸引側洗滌管路１７や送気送水側洗滌管路１８を直線状に保ったまま作業を行うことができる。このようにすることで吸引側洗滌管路１７や送気送水側洗滌管路１８が絡まって洗滌作業の邪魔になることを防止できる。
【００７９】
本実施の形態の内視鏡用洗滌装置１においては、図１０に示すように吸引側洗滌管路１７は送気送水側洗滌管路１８よりも等しいか長くなっている。
吸引側洗滌管路１７と送気送水側洗滌管路１８は等しい長さでもかまわないが、吸引側洗滌管路１７を送気送水側洗滌管路１８よりも長くすると次に述べるような効果が得られる。
【００８０】
吸引側洗滌管路１７は洗滌作業者からみて、送気管１５よりも遠方にある吸引口金１１に取り付けられるので、吸引側洗滌管路１７は送気送水側洗滌管路１８よりも長いほうが吸引側洗滌管路１７と送気送水側洗滌管路１８の長さが同じ場合に比べて送気送水側洗滌管路１８のたるみが少なくなるので洗滌作業時に吸引側洗滌管路１７や送気送水側洗滌管路１８が邪魔にならず作業性が良くなる。
【００８１】
さらに、本実施の形態では吸引側吸引チューブ２０と送気送水側吸入チューブ４４の長さは等しくなっている。吸引側吸引チューブ２０と送気送水側吸入チューブ４４を等しくすることで、吸入部２５と送気送水側逆止弁４５の距離および吸引部２５と吸引側逆止弁１９の距離が等しくなる。これにより、洗滌作業時にどちらか一方のチューブだけが弛むことがなくなり作業時に邪魔にならない。
【００８２】
ここで、前記吸引側送水チューブ２７と吸引側送水チューブ２９をチューブ接続部材２８でつないだ長さをＬ１とし、送気送水側送水チューブ４３の長さと送気管ポート５００を接続口金５０２でつないだ長さをＬ２とする。本実施の形態では長さＬ１とＬ２のうち、長さＬ２の方が短い。この長さＬ２より前記吸引側吸引チューブ２０及び送気送水側吸引チューブ４４は長くなっている。
【００８３】
一般に内視鏡の洗滌作業時には内視鏡全体を洗滌槽８１内に入れて洗滌作業を行うため、洗滌作業者２０６と内視鏡の距離は上記長さＬ２になるといえる。ここで、吸引側吸引チューブ２０と送気送水側吸引チューブ４４はこの長さＬ２よりも長いため、洗滌槽８１内部に内視鏡があれば、吸引側吸引チューブ２０と送気送水側吸引チューブ４４の端部に設けられた吸引部２５は確実に洗滌槽８１内に置くことができる。従って、洗滌作業時の作業性が良いと言える。
【００８４】
また、本実施の形態では送気送水側吸入チューブ４４の内径と送気送水側送水チューブ４３の内径は送気送水側吸入チューブ４４の方が大きくなっている。 しかし、送気送水側吸入チューブ４４の内径を送気送水側送水チューブ４３の内径よりも小さくすることで、送気送水側吸入チューブ４４の管路体積を送気送水側送水チューブ４３の管路体積よりも小さくすることができる。このようにすると送気送水側吸入チューブ４４の内部からシリンジ内部に吸入された空気が排出されるときに、送気送水側送水チューブ４３の内部を満たすことがない。このため、洗滌作業時の気泡の発生を抑えることもできる。
【００８５】
吸引側吸引チューブ２０の管路内の体積を吸引側送水チューブ２７、チューブ接続部材２８、吸引側送水チューブ２９を接続した管路の体積よりも小さくすると、同様のことがいえる。
【００８６】
一般的に洗滌作業を行う場合、内視鏡全体を洗滌槽８１に侵漬して行う。このとき洗滌作業者と内視鏡の距離は、洗滌装置１に設けられた吸引側洗滌管路１７あるいは送気送水側洗滌管路１８と同じ長さになる。したがって、吸入部２５と洗滌作業者の距離すなわち吸引側吸引チューブ２０および送気送水側吸入チューブ４４の長さが吸引側洗滌管路１７と送気送水側洗滌管路１８のうち、短いほうの管路と同じかそれよりも長ければ、洗滌作業者がどこにいても吸入部２５を洗滌槽８１の内部に確実に置くことができる。これによって、洗滌作業時に洗滌槽８１内部の洗滌液８２′や消毒液８３を確実に内視鏡２の管路へ送り込むことができる。
【００８７】
以上述べたように本実施の形態によれば、吸引側吸引チューブ２０及び送気送水側吸入チューブ４４の長さを吸引側洗滌管路１７と送気送水側洗滌管路１８のうち、短い方の管路よりも長くしたので、洗滌作業時に洗滌作業者がどのような位置にいても吸入部２５を確実に洗滌槽内におくことができるため、洗滌性が向上する。
【００８８】
さらに、洗滌作業時にユーザが洗滌槽から離れて洗滌作業時に洗滌作業者がどのような位置にいても吸入部２５を確実に洗滌槽内におくことができるため、洗滌性が向上する。
さらに、洗滌作業時にユーザが洗滌槽から離れて洗滌作業できるので、洗滌作業時の安全性が向上する。
【００８９】
また、洗滌装置の管路を２組設けたことにより、洗滌作業時にはシリンジのみ付け換えるだけで、内視鏡２の吸引管路７および送気管路８、８′送水管路１３、１３′内部を別々に洗滌することができる。
また、吸引側吸入チューブ２０と送気送水側吸引チューブ４４の長さを等しくしたので、洗滌作業時に、片方のチューブだけが曲がって、洗滌作業に支障をきたすことがなくなった。
【００９０】
また、吸引側送水チューブ２７と送気送水側送水チューブ４３の長さを変えたので、洗滌作業時にに送気送水側送水チューブ４３がたるむことなく洗滌作業ができるので洗滌作業性が向上する。
また、洗滌装置を構成する部材を全て高圧上記減菌耐性のある材質で構成したので、洗滌装置自体の減菌作業が容易行えるので、減菌性が向上する。
【００９１】
また、以下の効果を有する。
内視鏡洗滌装置に内視鏡の吸引管路を洗滌するための管路と、送気送水管路を洗滌するための管路をそれぞれ独立した管路構成で設けたので、内視鏡の各管路を個別に洗滌することができるようになり、洗滌性が向上する。また、２組の管路を一体的に構成したので、各管路がバラバラにならず洗滌時の作業性が向上する。また、どちらか一方を紛失することも防止できる。この効果に関連する背景等を説明する。
従来の逆止弁を備えた内視鏡の洗滌装置としては、例えば図３４の実公昭３−８２３１に示すような洗滌装置が知られている。この洗滌装置においては、逆止弁２６０が一つしかないので、内視鏡の管路内に送液する場あに、吸引側の管路と送気送水側の管路に対して同時に送水する構造になっていた。
【００９２】
このため吸引管路接続部２６１および送気送水管路接続部２６２の内部にオリフィスを設けて流量のバランスをとる対策がなされているものの、管路の内径や長さが異なる複数の内視鏡に対して確実にかつバランス良く送水するためには、送液の回数を増やす必要があり洗滌に手間がかかっていた。
【００９３】
一方、吸引管路、送気送水管路を別々に送液した場合、各管路を容易にかつ効率よく洗滌、消毒することが可能であることが知られていた。しかし、逆止弁が一つしかない洗滌装置を用いて、吸引管路および送気送水管路を別々に洗滌、消毒する場合、洗滌策業時に洗滌装置を付け換える必要があった。このため、洗滌作業に手間がかかっていた。
【００９４】
そこで、内視鏡の送気総数管路および吸引管路に別々に送水することで、洗滌効果を高めるとともに、洗滌具の付け換え作業を簡単にした洗滌装置の提供を目的とし、この目的を達成するために、内視鏡の吸引管路の送気送水管路に別々に送水できるように洗滌装置に複数の逆止弁を設けるとともに、これを連結し、さらに逆止弁へつながる吸引部も互いに連結した。このようにして上記効果を得ている。
【００９５】
（第２の実施の形態）
本実施の形態を図１１及び図１２を参照して説明する。図１１（Ａ）は吸入側洗滌管路１７と送気送水側洗滌管路１８を接続する接続手段１０６付近を平面図で示し、図１１（Ｂ）はそのＤ−Ｄ線断面図を示し、図１２（Ａ）は吸引側吸入部１０７と送気送水側吸入部１０８を接続する接続手段１０９付近を断面図で示し、図１２（Ｂ）は図１２（Ａ）のＥ方向矢視図を示す。
【００９６】
本実施の形態においては、第１の実施の形態におけるリブ１００および吸入部２５を除く全ての構成は第１の実施の形態と同じ構造である。
本実施の形態においては、図１１に示すように吸入側洗滌管路１７と送気送水側洗滌管路１８は接続手段１０６によって接続されている。また、図１２に示すように、吸引側吸入部１０７と送気送水側吸入部１０８が接続手段１０９によって接続されて吸引部２５を形成している。
【００９７】
接続手段１０６は、吸入側洗滌管路１７と送気送水側洗滌管路１８に着脱自在に取り付けられているので、吸入側洗滌管路１７と送気送水側洗滌管路１８を分割することが可能である。また、接続手段１０９は吸引側吸入部１０７および送気送水側吸入部１０８に着脱自在に取り付けることが可能である。
【００９８】
接続手段１０６、接続手段１０９を着脱自在にしたことで、吸引側洗滌管路１７と送気送水側洗滌管路１８が分割可能（或いは分離可能）な構造になっている。
この第２の実施の形態の効果は以下のようになる。
【００９９】
吸入側洗滌管路１７と送気送水側洗滌管路１８を分割可能な構造にしたので、管路系が吸引だけ、あるいは送気送水系だけしかない内視鏡の洗滌時には、吸入側洗滌管路１７あるいは送気送水側洗滌管路１８だけを使用して内視鏡の洗滌を行うことが可能である。
これにより、洗滌作業時にもう一方の洗滌用管路が邪魔にならず洗滌作業性が向上する。
【０１００】
また、内視鏡洗滌装置１自体を洗滌、消毒するさいに吸入側洗滌管路１７と送気送水側洗滌管路１８が分割できるので、吸入側洗滌管路１７と送気送水側洗滌管路１８が接続された場合に比べて内視鏡洗滌装置１の洗滌消毒作業時にチューブ類が絡まることを防止できる。これにより内視鏡洗滌装置１の洗滌作業性が向上する。その他は第１の実施の形態と同様の効果を有する。
【０１０１】
（第３の実施の形態）
本実施の形態を図１３を参照して以下に説明する。本実施の形態で使用する内視鏡２の構成は、第１の実施の形態と同じ構造である。本実施の形態では、内視鏡洗滌装置１の代わりに（或いは内視鏡洗滌装置として）スプレー式洗滌具９０を使用する。
【０１０２】
スプレー式洗滌具９０の内部には、内視鏡２の吸引管路７、送気管路８、８′及び送水管路１３、１３′の洗滌を１回だけ行うために必要な量の洗滌液が入っており、押しボタン９１を押すことでこの洗滌液がスプレー式洗滌具９０内部から外部に高圧で排出される構造になっている。
【０１０３】
スプレー式洗滌具９０の押しボタン９１は吸引口金１１および、送気管１５に直接、接続可能な形状になっている。洗滌作業時にはスプレー式洗滌具９０は吸引口金１１に接続して、押ボタン９１を押し込むと管路内部に洗滌液９２が送り込まれる。これにより吸引管路７の洗滌を行うことが可能である。さらに、このスプレー式洗滌具９０を送気管１５に接続して、コネクタプラグ５０を送水管１４および加圧管１６に取り付けてから、同様に押しボタン９１を押し込むことで送気管路８、８′、送水管路１３、１３′の内部の洗滌を行うことができる。この操作が終了した時点でスプレー式洗滌具９０内部の洗滌液９２は使いきっているかそれに近い状態となる。
【０１０４】
また、図１４に示す変形例のように、吸引口金１１と押しボタン９１の間をシリコンチューブなどチューブ状の弾性接続部材１１０で接続してもよい。
さらに、スプレー式洗滌具９０の内部には洗滌液以外の例えば消毒液、減菌水などの液体、あるいは空気などの気体であってもかまわない。
【０１０５】
この実施の形態の効果は以下のようになる。
スプレー式洗滌具９０においては、押しボタン９１を押し込むだけで管路内部の洗滌が可能なので、洗滌作業の作業性が向上する。
洗滌液を１回の洗滌で使いきることができるので、洗滌時に必要量の洗滌液を準備する手間が省ける。
【０１０６】
スプレーの圧力によって高圧の洗滌液を管路内部に送り込めるので洗滌効果が高まる。
スプレー式洗滌具９０と内視鏡２を弾性接続部材１１０で接続することで、洗滌作業時に内視鏡２から離れたところからでも洗滌作業を行えるので、洗滌作業の作業性が向上する。
【０１０７】
（第４の実施の形態）
次に第４の実施の形態を図１５を参照して説明する。本実施の形態は、第１の実施の形態におけるシリンジが第３の実施の形態で示したプレー式洗滌具９０に置き代わっている以外は全て、第１の実施の形態と同じ構成なっている。
【０１０８】
本実施の形態において、スプレー式洗滌具９０にはルアー口金付きの押しボタン１２２が設けられている。この押しボタン１２２をシリンジ口金３２に取り付けることで、内視鏡２の吸引管路および送気送水管路の内部に洗滌液や消毒液を送り込むことができる。
【０１０９】
本実施の形態の効果は以下のようになる。
スプレー式洗滌具９０を直接シリンジ口金３２に取り付けることがでるので、洗滌作業時にスプレー式洗滌具９０を付け換えるだけで、内視鏡２の吸引管路と送気管路及び送水管路の洗滌ができる。
【０１１０】
スプレー式洗滌具９０を直接、内視鏡洗滌装置１に取り付けられるので、洗滌作業時にシリンジ７７を使用しなくても洗滌が可能になり、洗滌作業性が向上する。
【０１１１】
ところで、図１６（Ａ）及び図１６（Ｂ）に概略を示す構造にして以下の機能（ａ），（ｂ），（ｃ）を実現しても良い。
【０１１２】
（ａ）図１６（Ｂ）のように内視鏡操作部３０１の送気送水シリンダ（ＡＷシリンダと略記）３０２にＡＷチャンネル洗滌アダプタ３０３を取り付け、洗滌水切りボタン３０４を指で押し込むことで挿入部側送気管路３０５内に洗滌水３０６を送液でき、管路途中の汚物やつまり物３００を洗い流すことができる。
【０１１３】
（ｂ）又、図１６（Ａ）に示すようにＡＷシリンダ３０２、ＡＷチャンネル洗滌アダプタ３０３を取り付け、放置状態で挿入部側送気管路３０５と挿入部側送水管路３０７に自動的に空気が送られ、水切りできる。
【０１１４】
（ｃ）図示しない内視鏡コネクタを送気送水ポンプを内蔵した光源装置またはメンテナンスポンプに装着し、スイッチＯＮ状態で、ＡＷボタンの代わりにＡＷシリンダ３０２に取り付けることで自動送水、送気が行なえる。
【０１１５】
次に具体的な構成を説明する。
送気管路３０８はＡＷシリンダ３０２から内視鏡コネクタまでの間をつなぐコネクタ側送気管路３０９とＡＷシリンダ３０２からＡＷ分岐部３１０を経由して挿入部先端の送気送水ノズル３１１までの間をつなぐ挿入部側送気管路３０５とにより構成される。
【０１１６】
送水管路３１２も同じくコネクタ側送水管路３１３と挿入部側送水管路３０７とにより構成され、挿入部側送気管路３０５と挿入部側送水管路３０７は挿入部の途中で、ＡＷ分岐部３１０により１本につながり送気送水ノズル３１１まで同じ管路となっている。
【０１１７】
次に作用を説明する。
図１６（Ａ）から図１６（Ｂ）のようにＡＷチャンネル洗滌アダプタ３０３の洗滌水切りボタン３０４を指で押し込むと、コネクタ側送水管路３１３と挿入部側送気管路３０５とがＡＷチャンネル洗滌アダプター３０３の連通孔３１４を介してつながり、他の管路およびＡＷシリンダ３０２外部とはシール部材３１５により水密が確保されるので、挿入部側送水管路３０５のみに送水でき、確実に管路の汚物やつまり物３００が除去できる。
【０１１８】
図１６（Ａ）のように放置状態では、コネクタ側送気管路３０９と挿入部側送気管路３０５及び挿入部側送水管路３０７とがシール部材３１５の１つである逆止弁３１６と連通孔３１４を介してつながり、コネクタ側送水管路３１３及びＡＷシリンダ３０２外部とはシール部材３１５により気密が確保されるので、確実に挿入部側両管路に送気でき、管路内水切りが行なえる。
【０１１９】
［第１の具体例］
図１７〜図２０は、ＡＷチャンネル洗滌アダプタ３０３を具体化した第１の具体例を示す。図１７は中心線を境に左半分が図１６（Ａ）に対応する状態で、右半分が図１６（Ｂ）に対応する状態を示し、図１８はこのＡＷチャンネル洗滌アダプタ３０３に鎖３３２を介して表示板３３３が取り付けられていることを示し、図１９（Ａ）は図１７のＦ−Ｆ線断面図、図１９（Ｂ）は図１７のＧ−Ｇ線断面図、図１９（Ｃ）は図１７のＨ方向矢視図をそれぞれ示し、図２０は図１７の平面図を示す。
【０１２０】
図１７に示すように取付座３１９と取付ゴム３２１はＡＷシリンダ３０２に固定され、指を離した時に圧縮コイルバネ３２０の働きにより右半分の状態から左半分の状態に自然復帰可能である。
【０１２１】
ＡＷチャンネル洗滌アダプタ３０３は洗滌水切りボタン３０４とピストン３１７がつなぎ３１８を介してネジ込み装置にて水密固定されている。これらはどれもステンレス等、耐水性金属でできている。洗滌・水切りボタン３０４とつなぎ３１８との間には、ポリサルフォン等の合成樹脂製の取付座３１９とステンレス製の圧縮コイルバネ３２０がはさまれていて、取付座３１９の外周にはシリコンゴム製の取付ゴム３２１が装着してある。
【０１２２】
ピストン３１７には、上方からステンレスリングにインサート成形した気密パッキン３２２が気密固定してある。
この気密パッキン３２２はパッキン摺動面にシリコンオイル等の潤滑剤を塗付しなくてもＡＷシリンダ３０２との間の摩擦抵抗が小さくなり、且つ変形して空気漏れを起こさないように数箇所リブ３２３が付けてある。
【０１２３】
気密パッキン３２２の下には、ＡＷシリンダ３０２内面に同軸でスムーズに摺動させるためのポリサルフォン等合成樹脂製スライダ３２４が固定してある。その下に上方横孔３２５がピストン３１７に開いていて、縦孔３２６を介して図１９（Ｂ）に示す方向に開いた下方横孔３２７と連通する連通孔３１４を形成している。
【０１２４】
上方横孔３２５は図１９（Ａ）のように一方のみに開口しており、連通する縦孔３２６内に確実に洗滌液、消毒液、リンス液を流すようなっている。又、上方横孔３２５の口元には面取りがしてあり、図示しない洗滌チューブ等が挿入しやすくなる。ピストン３１７内の連通孔３１４（上方横孔３２５、縦孔３２６、下方横孔３２７を連通）は図１６及び図１７の如く袋小路となるへこみを極力少なくしてあり洗滌の消毒性を向上させている。
【０１２５】
ピストン３１７と洗滌・水切りボタン３０４の嵌合部分には、気密確保の為に塗布した接着剤を連通孔３１４と逆のつなぎ３１８側へかき出して余った接着剤を溜める接着剤溜り部３２８が設けてある。ピストン３１７にはＡＷシリンダ３０２に押し付けた時にはシールでき、押し付けない時には一方向に流体が流れる形状のシリコンゴム製の逆止弁３１６が気密的に取り付けてある。
【０１２６】
逆止弁３１６の下方にはＡＷシリンダ３０２との間で気密を確保する３ヶのシリコンゴム製の気密パッキン３２９が取り付けある。逆止弁３１６と気密パッキン３２９はピストン３１７の周溝に嵌め込んであるが、装着固定していないので損傷時は容易に交換可能である。
【０１２７】
前記洗滌・水切りボタン３０４の上面は図２０に示すように、指との接触面積を増すべく取付座３１９の内径よりも広くしてあり、指で押しやすい形状になっている。取付座３１９はガラス入りポリサルフォン等の合成樹脂でできていて取付座３１９の上面外周には成形性がよく強度がアップするように均一な肉厚のリング状リブ３３０で補強してある。取付座３１９には取付孔２３１があいていて、鎖止め３３１を介して鎖３３２がつながっており、鎖３３２の他端は、同じく鎖止め３３１を介して表示板３３３と固定してある。
【０１２８】
鎖止め３３１及び鎖３３２はどちらもステンレス等の耐水性金属でできており、表示板３３３はポリサルフォン等の合成樹脂製である。表示板３３３には、商品名・メーカ名、適用スコープ名、注意書き、製造国名等必要な情報がオートクレーブ滅菌に耐えるインクで印刷してある（例えば、ＡＢＣ…等）。又、図１７のＨ矢視を示す図１９（Ｃ）に示すように取付ゴム３２１の外面には例えば、その２ヶ所に大きく適用スコープ名（例えば８８８）が判別できる表示３３４を設けている。
【０１２９】
取付ゴム３２１の色は図示しない送気送水ボタンと判別可能なように送気送水ボタンの色と異なる例えば青色になっている。又、取付座３１９の色はオートクレーブ滅菌が可能にことを示す色、例えば黄緑色になっている。ＡＷチャンネル洗滌アダプタ３０３は、接着剤も含めて全てオートクレーブ滅菌が可能な材質が用いられている。
この具体例の作用は上記（ａ），（ｂ），（ｃ）の記載（概要）と同じである。
【０１３０】
［第２の具体例］
図２１及び図２２はＡＷチャンネル洗滌アダプタ３０３の第２の具体例である。図２１（Ａ）は図２１（Ｂ）の平面図、図２１（Ｂ）はＡＷチャンネル洗滌アダプタ３０３の構造を示す断面図、図２２（Ａ）は図２１（Ｂ）のＩ−Ｉ線断面図、図２２（Ｂ）は図２１（Ｂ）のＪ−Ｊ線断面図、図２２（Ｃ）は図２１（Ｂ）のＫ−Ｋ線断面図である。
【０１３１】
第１の具体例と違う部分のみ説明し、同じ機能のところには同じ番号を付けてある。図１７における上方横孔３２５が図２１（Ｂ）、図２２（Ｂ）に示すように注射器テーパ状のテーパ横孔３３５になっていて、洗滌液等を満たした注射器がピストン３１７にしっくり嵌合できるので連通孔３１４を形成する縦孔３２６内に確実に圧力が加えられて、洗滌・消毒・リンス水切り性が第１の具体例よりも向上する。
【０１３２】
また、図１７における下方横孔３２７が図２１（Ｂ）、図２２（Ｃ）に示すように半月切り欠け状孔３３６になっており、その下方のシール部材である気密パッキン３２９の間隔を狭くして且つ、その間に開口の大きな連通横孔が形成できるという利点を有する。取り付け時と押し込み時のストロークが短くでき、ＡＷシリンダ３０２を短くでき、内視鏡操作部３０１を小型化できるという利点がある。
【０１３３】
取付座３１９には、図２０におけるリング状リブ３３０の代わりに、図２１（Ａ）のように内側リブ３３７があり、又、内面の圧縮コイルバネ３２０に当接する当接面には図２２（Ａ）のように１２個の放射線状リブ３３８がある。このリブ３３８はリング状リブ３３０と同じく均肉で補強の働きをしている。
【０１３４】
図２１（Ｂ）は第１の具体例と同じく右半分が押し込み時、左半分が取付け放置状態である。図１７における気密パッキン３２２は、図２１（Ｂ）では気密パッキン３２９と同じくシリコンゴムのみでできている山型パッキン３３９にされ、ピストン３１７に対して着脱可能になっている。
【０１３５】
作用は上記（ａ），（ｂ），（ｃ）の記載（概略）と同じ。
【０１３６】
［第３の具体例］
図２３はＡＷチャンネル洗滌アダプタ３０３の第３の具体例を示す。第１の具体例との違いは、図１７の靴型断面の気密パッキン３２９が、図２３では代わりにピストン３１７の装着溝３４０内で自由に動ける円形断面の硬度の低いシリコンゴム製のＯリング３４１であり、シリコンオイルレスでもシール部材の摩擦抵抗を少なくし、動摩擦抵抗化することができるという利点がある。
【０１３７】
又、下側のシール部材Ｏリング３４１間の下方横孔に水が十分に流れ込むため横孔部の全周にＶ溝３４２が形成してある。その他は第１の具体例と同じである。
ピストン３１７等金属でできたものはポリサルフォン等の合成樹脂化可能なことは当然である。
【０１３８】
図２４（Ａ）（Ｂ）は、内視鏡先端から生体内にガスを起こり込む送ガス管路を有する内視鏡のコネクタ６と、操作部４をそれぞれ示す。
【０１３９】
コネクタ６には、図示しない送ガスボンベからのガス管を接続する為の送ガス口金４０４が設けてあり、この送ガス口金４０４に連通する送ガス管路４０１が操作部４に向けて配設されている。
【０１４０】
操作部４には、送ガス管路４０１と送ガス管路４０２が開口する送ガスシリンダ４０６が設けられておりこの送ガスシリンダ４０６には、図示しない送ガス切換ボタンが取り付けられ、送ガス管路４０１、４０２の接続を開閉するようになっている。
【０１４１】
送ガス管路４０２は送気送水シリンダ７３に接続して開口しており、送ガス時には挿入部３側の送気管路８′に連通し、先端より生体内にガスを送ることができる。送水管路１３は送気送水シリンダ７３を介して挿入部３側の送水管路１３′に連通している。
【０１４２】
図２５（Ａ）（Ｂ）は、内視鏡用洗滌装置１により、この内視鏡を洗滌する方法を示している。
【０１４３】
図２５（Ａ）では、送気送水口金４０５に送気送水送ガス栓４０８を取りつけ、この送気送水送ガス栓４０８に設けた送ガス栓部４１７が、送ガス口金４０４に取りつけられている。
【０１４４】
また図２５（Ｂ）では、送気送水シリンダ７３、吸引シリンダ７４にシリンダプラグ７５が取り付けられ、送ガスシリンダ４０６には送ガス管路４０１、４０２が連通するように送ガスシリンダ栓４３１が取りつけられる。
次に図２６〜２８により上記送気送水送ガス栓４０８の説明を行う。図２６は送気送水送ガス栓４０８を斜視図で示し、図２７はチューブ部４１６を側面図で示し、図２８は送気送水送ガス栓４０８の構造を断面図で示す。
【０１４５】
図２６に示す送気送水送ガス栓４０８はシリコンゴム、フッ素、ゴム等の高圧蒸気減菌に耐えられ、ＪＩＳ硬度５０°〜７０°の弾性材料でできた送気送水栓部４１３、本体部４１４、チューブ部４１６、取付部４１５と、ステンレス等の金属あるいはポリスルフォン（ＰＳＵ）、ポリフェニレンサルファイド（ＰＰＳ）等の高圧蒸気減菌に耐えられる材質でできている送ガス栓部４１７からなる。
【０１４６】
上記取付部４１５には上記送ガス栓部４１７と同様、ステンレス等の金属あるいはＰＳＦ、ＰＰＳ等高圧蒸気減菌が可能な材質の輪状の部材、取付リング４０９、４１１およびチェーン４１０を介し、表示板４１２が取付けられている。 この表示板４１２には、送気送水送ガス栓４０８の使用方法や注意点または内視鏡洗滌装置１の使用方法等を記載したり、また、ユーザが購入日等の情報をメモしておくことができる。
そして、材質はポリスルフォン（ＰＳＵ）やポリフェニレンサルファイド（ＰＰＳ）等の高圧蒸気減菌に耐えられる材質でできている。
【０１４７】
上記送ガス栓部４１７にはフランジ４２３が形成されており、チューブ部４１６を取付けた際、抜けにくくするときに、この接続部の外周にＰＴＦＥ、ＦＥＰ等高圧蒸気減菌に耐えられる材質でできている熱収縮性チューブである固定チューブ４１８をかぶせ、上記チューブ部４１６と送ガス栓部４１７の抜けを強固に防止している。従って、送気送水送ガス栓４０８はすべての材質が高圧蒸気減菌に耐えられるので、高圧蒸気減菌可能である。
【０１４８】
図２７に示すようにチューブ部４１６の側面には製品名（例えば、ＡＢＣ−１）等の表示４３２を設けてもよい。
図２８に示すように、この送気送水送ガス栓４０８には送気送水栓部４１３および送ガス栓部４１７端部に開口する連通路４２４が形成されている。したがって、送気送水栓部４１３を送気送水口金４０５に、送ガス栓部４１７を送ガス口金４０４にそれぞれ接続することにより、送気送水口金４０５と送ガス口金４０４は連通する。
【０１４９】
このとき、送気送水栓部４１３には送気送水口金４０５内径よりも太径に形成されたシール部４２７が形成されており、取り付け時には変形して取り付き、送気管路４２１から送水した時に、水漏れしない様に水密シールするとともに水圧５ｋｇｆ／平方ｃｍ以上の圧力がかかっても外れないようにしている。
【０１５０】
又、送ガス栓部４１７端部にはテーパ部４１９が形成されており、送ガス口金４０４内面にも同じテーパを有するテーパ部４２６が形成されている。
【０１５１】
したがって、送ガス栓部４１７と送ガス口金４０４を接続した際には、上記テーパ部４１９、４２６が擦り合わせとなり、水漏れを防止している（図２８の２点鎖線で示した状態）。
【０１５２】
ところで、送気送水栓部４１３を送気送水口金４０５への取付は、本体部４１４を把持して行うが、このとき本体部４１４の側面には滑り止め４３３が形成してあり、把持し易くなっている（図２６、図２９）。
この滑り止め４３３は、製品名（例ＡＢＣ−１）や製造国名（ＪＡＰＡＮ）等の表示４３２を行うようにしても良い（図３０）。
【０１５３】
このようにして、内視鏡洗滌装置１によって、洗滌される際の、洗滌消毒液の流れを以下に説明する（図２５の流れ方向は矢印で示す）。
内視鏡洗滌装置１によって、送気管１５より注入された洗滌消毒液は送気管路４０７を通り、分岐部８５で送気送水管路８と送気管路４２１にわかれる。
【０１５４】
送気管路４２１は送気送水口金４０５で送気送水送ガス栓４０８内の連通路４２４、送ガス口金４０４に経由し、送ガス管路４０１に至る。
【０１５５】
従って、コネクタ６からは、送ガス管路４０１、送水管路１３、送気管路８内を操作部４方向に向け、洗滌消毒液が流れる。
次に操作部４内では、送気管路８は送気送水シリンダ７３に流入し、送水管路１３もまたは、送気送水シリンダ７３内に流入する。
【０１５６】
送ガス管路４０１は送ガスシリンダ４０６を経由し、送ガス管路４０３を通り、送ガスシリンダ４０６を出て、分岐部４０６により、送気管路１２と挿入部側送気管路３０５に分岐し、送気管路は、そのまま挿入部３側へ挿入部側送気管路３０５は、送気送水シリンダ７３内に流入する。
この送気送水シリンダ７３内に流入した洗滌消毒液は、シリンダプラグ７５によって栓されている為、送水管路１４に流出し、挿入部３側に流れる。
【０１５７】
ところで、内視鏡には、送ガス管路のついていないものもある為、上述のような接続では、図２８に示したように、送ガス栓４１７が接続されないと送ガス栓４１７先端から洗滌消毒液が流出する（太矢印で示した）。このとき、送ガス栓４１７側は、管路抵抗がなく流れやすいため送水管路１３に流れる量が少なくなり、送水管路１３を洗滌消毒液を満たすのに非常に時間がかかり手間である。 そのため、送気送水送ガス栓４０８とは別の栓体（コネクタプラグ５０）が必要となり、不便である。
【０１５８】
そこで、本体部４１４には送ガス栓保持穴４２０が形成されている。
この送ガス栓保持穴４２０の内面は、送ガス栓部４１７のテーパ４１９よりも小径のテーパ部４２５が形成されており、ここに送ガス栓４１７が挿入されることにより、前記テーパ部４１９をテーパ部４２５が締め付け、水密保持する。
従って、送ガス栓部４１７は、水密に本体部４１４に保持固定される。
すると、送気管路４２１から流れてきた洗滌消毒液は送ガス栓４１７から流出せずに全て送気管路１３に流入する。
【０１５９】
図２８には、送ガス口金４０４の有無での接続図を２通り示した。管路の切換えは、チューブ部４１６の曲げ方向を変えることで行う。このとき、チューブ４１６は曲げによる座屈が発生して連通路４２４がつぶれないように肉厚を２ｍｍ以上有している。
【０１６０】
また、このとき、送ガス栓保持穴４２０の挿入深さを、送ガス口金４０４への挿入深さよりも深くしている。
このようにすると、図３１に示したように、送ガス栓部４１７に段差部４２８を設けることができる。
この段差部４２８は、送ガス栓保持穴４２０への挿入時の付き当てとなることで、挿入が浅くなることで防止している。
【０１６１】
このとき、送ガス栓保持部４２０へのみ挿入の目安で設けるのは、送ガス栓保持穴４２０での保持は送ガス栓保持穴４２０の弾性変形によるもので挿入時に斜めにとりつけられても保持してしまうため、取付不十分となる恐れがあり、完全に水密が保てず、水漏れし、管路への注水に時間と手間のかかってしまうことを防止する為である。
【０１６２】
尚、送気送水送ガス栓４０８を弾性体で作るのは、上述の通り、チューブ部４１６の曲げ方向で管路の切換えを行う為である。
従って、本体部４１４とチューブ部４１６を別体で構成する場合には、本体部４１４を弾性体で構成する必要はない。
【０１６３】
また、上記段差部４２８は、図３２に示すような全周に設けた切込部４３０でもよく、挿入長さがわかるものであれば、凸部や凹部、印刷等によるものでもよい。
また、図２９に示すように、取付リング４０９の取付位置は、本体部４１４の端部に設けてある。
従って、取付リング４０９は図２９に示したように約３６０°の範囲で移動可能であり、取扱いし易い。
【０１６４】
また、図３０に示すように、送気送水口金４０５に対して固定される位置（図３０では固定位置で示している）から一番離れた位置にチェーン４１０がある為、ここに引張ると力量が少なくて、送気送水口金４０５から取りはずすことができる。
【０１６５】
また、少ない力量で済む為、チェーン４１０や取付リング４０９、取付部４１５が、破損する恐れがない（本来、チェーン４１０は、取り外しの道具（引張り箇所）ではないが、引張り易い為に使用する可能性が高い）。
さらに、図３１では、送気送水栓部４１３の開口部を広口部４２９に形成している。
【０１６６】
このことにより、送気管路４２１からの流れが、スムーズになり、流量変化がゆるやかになる為、流入時の圧力により、送気送水栓部４１３と送気送水口金４０５が外れてしまうことによる水漏れが発生するのを防止できる。
【０１６７】
［付記］
１．流体を吸入する吸入管路と、
流体を排出する排出管路と、
前記吸入管路および排出管路を連通する連通路と、
前記吸入管路あるいは排出管路と前記連通路との連通状態を選択的に切り換える弁体とを有する内視鏡洗滌装置において、
前記流体を吸入する管路の長さは、前記流体を排出する管路の長さと等しいか、あるいは長いことを特徴とする内視鏡洗滌装置。
（付記１の効果）吸引側吸引チューブ及び送気送水側吸入チューブの長さを吸引側洗滌管路又は送気送水側洗滌管路よりも長くしたので、洗滌作業時に洗滌作業者がどのような位置にいても吸入部を確実に洗滌槽内におくことができるため、洗滌性が向上する。
さらに、ユーザが洗滌槽から離れて洗滌作業を行う時に洗滌作業者がどのような位置にいても吸入部を確実に洗滌槽内におくことができるため、洗滌性が向上する。
さらに、洗滌作業時にユーザが洗滌槽から離れて洗滌作業できるので、洗滌作業時の安全性が向上する。
【０１６８】
２．付記１の内視鏡洗滌装置において、
前記吸入管路と、前記排出管路と、前記連通路と、前記弁体とそれぞれ２組以上有することを特徴とする内視鏡洗滌装置。
（付記２の効果）
洗滌装置の管路を２組設けたことにより、洗滌作業時にはシリンジのみ付け換えるだけで、内視鏡の吸引管路および送気送水管路内部を別々に洗滌することができる。
【０１６９】
３．付記２の内視鏡洗滌装置において、前記吸入管路の長さは互いに等しいことを特徴とする内視鏡洗滌装置。
（付記３の効果）
吸引側吸入チューブと送気送水側吸引チューブの長さを等しくしたので、洗滌作業時に、片方のチューブだけが曲がって、洗滌作業に支障をきたすことがなくなった。
【０１７０】
４．付記２の内視鏡洗滌装置において、前記排出管路の長さは互いに異なることを特徴とする内視鏡洗滌装置。
（付記４の効果）
吸引側送水チューブと送気送水側送水チューブの長さを変えたので、洗滌作業時にに送気送水側チューブがたるむことなく洗滌作業ができるので洗滌作業性が向上する。
【０１７１】
４′．付記４の内視鏡洗滌装置において、前記吸入管路の長さは互いに等しいと共に、前記２組以上設けられた排出管路のうち、最も短い排出管路よりも長いことを特徴とする内視鏡洗滌装置。
（付記４′の効果）
吸引側吸引チューブ及び送気送水側吸引チューブの長さを等しくして、これらの長さが吸引側送水チューブ又は送気送水側送水チューブのうち、短いほうのものよりも長くしてあるため、洗滌作業時に作業者がどこにいても吸引部を確実に洗滌槽内に置ける。これにより、洗滌性が向上する。
【０１７２】
５．付記１の内視鏡洗滌装置において、前記内視鏡洗滌装置を構成する部品は全て高圧蒸気滅菌可能な材質としたことを特徴とする内視鏡洗滌装置。
（付記５の効果）
洗滌具を構成する部材を全て高圧蒸気滅菌耐性のある材質で構成したので、洗滌具自体の滅菌作業が容易行えるので、滅菌性が向上する。
【０１７３】
６．流体を吸入する吸入管路と、
流体を排出する排出管路と、
前記吸入管路および排出管路を連通する連通路と、
前記吸入管路あるいは排出管路と前記連通路との連通状態を選択的に切り換える弁体とからなる洗滌管路を備えた内視鏡洗滌装置において、
前記独立した洗滌管路が２組以上設けられるとともに、
前記洗滌管路は互いに結合し、一体的に構成したことを特徴とする内視鏡洗滌装置。
（付記６の効果）
内視鏡洗滌装置に内視鏡の吸引管路を洗滌するための管路と、送気送水管路を洗滌するための管路をそれぞれ独立した管路構成で設けたので、内視鏡の各管路を個別に洗滌することができるようになり、洗滌性が向上する。
２組の管路を一体的に構成したので、各管路がバラバラにならず洗滌時の作業性が向上する。また、どちらか一方を紛失することも防止できる。
【０１７４】
７．付記６の内視鏡洗滌装置において、前記２組以上設けられた洗滌管路の前記弁体が互いに結合していることを特徴とする内視鏡洗滌装置。
（付記７の効果）
内視鏡洗滌装置に設けられた２つの弁体を結合したので、洗滌作業時にはシリンジの付け変えだけで、内視鏡の管路を洗滌することができる。これによって洗滌作業性が容易になり、洗滌作業性が向上する。
【０１７５】
８．付記６の内視鏡洗滌装置において、前記２組以上設けられた吸入管路の端部には、それぞれの吸入管路が一体に結合する口金を設けたことを特徴とする内視鏡洗滌装置。
（付記８の効果）
内視鏡洗滌装置の２つの吸入管路の各端部に口金を設けて、これらを一体的に結合したので、２つの吸入管路かバラバラにならず、内視鏡洗滌装置の取扱いが容易になる。
【０１７６】
９．付記６の内視鏡洗滌装置において、前記２組以上設けられた洗滌管路は、着脱自在であることを特徴とする内視鏡洗滌装置。
（付記９の効果）
内視鏡洗滌装置に設けた２つの洗滌管路を、着脱自在にしたので、管路が１つしかない内視鏡の洗滌時には一つの洗滌管路だけを取り外して、これを使用する。これにより、管路が１つしかない内視鏡の洗滌作業時に、使用しないもう一つの洗滌用管路が邪魔にならないため洗滌作業性が向上する。
【０１７７】
１０．付記６の内視鏡洗滌装置において、前記２組以上設けられた吸入管路が互いに結合していることを特徴とする内視鏡洗滌装置。
（付記１０の効果）
内視鏡の洗滌装置に設けた２つの吸入管路が互いに結合しているので、洗滌作業時に２つの吸入管路がバラバラにならない。このため、洗滌作業性が向上する。
【０１７８】
１１．付記６の内視鏡洗滌装置において、前記２組以上設けられた排出管路が互いに結合していることを特徴とする内視鏡洗滌装置。
（付記１１の効果）
内視鏡の洗滌装置をに設けた２つの排出管路が弁体に接続されており。この弁体が互いに結合している。このため、洗滌作業時に２つの排出管路がバラバラにならず、洗滌作業性が向上する。
【０１７９】
１２．付記６の内視鏡洗滌装置において、前記２組以上設けられた弁体と連通路が一体に構成されることを特徴とする内視鏡洗滌装置。
（付記１２の効果）
内視鏡洗滌装置に設けられた弁体と連通路が一体的に構成されるので、洗滌装置全体の大きさをコンパクトになった。このため、洗滌作業時に洗滌装置が邪魔にならず、洗滌作業性が向上する。
【０１８０】
１３．付記６の内視鏡洗滌装置において、前記２組以上設けられた連通路が互いに結合していることを特徴とする内視鏡洗滌装置。
（付記１３の効果）
内視鏡洗滌装置に設けられた２つの連通路が互いに結合しているので、洗滌作業時にシリンジの付け替えだけで、ない今日の吸引管路と送気送水管路の洗滌を行うことができる。このため、洗滌作業性が向上する。
【０１８１】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、洗滌作業時に吸入部を確実に洗滌槽内におくことができるため、洗滌性が向上する。また、ユーザが洗滌槽から離れて洗滌作業を行う時にも吸入部を確実に洗滌槽内におくことができるため、洗滌性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施の形態の内視鏡洗滌装置を内視鏡に取り付けた状態で示す模式的構成図。
【図２】吸引側洗滌管路と送気送水側洗滌管路付近の外観を示す斜視図。
【図３】吸引側洗滌管路の内部構造等を示す断面図。
【図４】送気送水側洗滌管路の内部構造等を示す断面図。
【図５】送水管及び加圧管に取り付けたコネクタプラグの一部を示す断面及び斜視図。
【図６】プレートに書かれた絵を示す図。
【図７】吸引側及び送気送水側逆止弁を接続するリブ付近とその断面図。
【図８】吸引側逆止弁にシリンジを接続してシリンジ内に洗浄液を入れる動作を説明する説明図。
【図９】シリンジ内部を加圧して洗滌液を内視鏡の吸引管路側に送り込む動作を説明する説明図。
【図１０】内視鏡を洗滌する様子を示す図。
【図１１】本発明の第２の実施の形態における吸入側洗滌管路と送気送水側洗滌管路を接続する接続手段付近を示す図。
【図１２】吸引側吸入部と送気送水側吸入部を接続する接続手段付近を示す図。
【図１３】本発明の第３の実施の形態におけるスプレー式洗滌具を内視鏡に接続して洗滌する装置を構成した構成図。
【図１４】第３の実施の形態の変形例におけるスプレー式洗滌具を内視鏡に接続して洗滌する装置を構成した構成図。
【図１５】本発明の第４の実施の形態におけるスプレー式洗滌具を用いて内視鏡を洗滌する装置を構成した構成図。
【図１６】挿入部側送気管路内に洗滌水を送液して管路途中のつまり物を洗い流す等を可能とする流体管路系の構成を示す図。
【図１７】ＡＷチャンネル洗滌アダプタの第１の具体例を示す断面図。
【図１８】ＡＷチャンネル洗滌アダプタに鎖を介して表示板が接続されていることを示す図。
【図１９】図１７のＦ−Ｆ及びＧ−Ｇ線断面図。
【図２０】図１７の平面図。
【図２１】ＡＷチャンネル洗滌アダプタの第２の具体例を示す図。
【図２２】図２１（Ｂ）のＩ−Ｉ，Ｊ−Ｊ及びＫ−Ｋ線断面図。
【図２３】ＡＷチャンネル洗滌アダプタの第３の具体例を示す図。
【図２４】コネクタ及び操作部の流体管路系の構造を示す図。
【図２５】コネクタに送気送水送ガス栓及び操作部にシリンダプラグを接続した場合の構造を示す図。
【図２６】チェーンを介して表示板が取り付けられた送気送水送ガス栓の外観を示す斜視図。
【図２７】送気送水送ガス栓を示す側面図。
【図２８】送気送水送ガス栓の構造を示す断面図。
【図２９】図２７のＬ方向矢視図。
【図３０】送気送水送ガス栓の本体付近を示す側面図。
【図３１】段差部を設けた送気送水送ガス栓の構造を示す断面図。
【図３２】切込部を設けた送気送水送ガス栓の一部を示す側面図。
【図３３】従来例の管路洗滌装置を示す図。
【図３４】逆止弁を有する従来例の洗滌装置を示す図。
【符号の説明】
１…内視鏡洗滌装置
２…内視鏡
３…挿入部
４…操作部
５…ユニバーサルコード
６…コネクタ
７…吸引管路
８、８′…送気管路
９…吸引管路チューブ
１１…吸引口金
１３、１３′…送水管路
１５…送気管
１７…吸引側洗滌管路
１８…送気送水側洗滌管路
１９…吸引側逆止弁
２０…吸引側吸引チューブ
２１…吸引口
２２、２４、２６…口金
２３…固定チューブ
２５…吸引部
２７…吸引側送水チューブ
２８…チューブ接続部材
２９…吸引側送水チューブ
３０…リング
３１…リブ
３２…シリンジ口金
３３、３４…ボール弁
３５…連通路
４３…送気送水側送水チューブ
４４…送気送水側吸引チューブ
４５…送気送水側逆止弁
７７…シリンジ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an endoscope cleaning apparatus for cleaning a fluid conduit of an endoscope.
[0002]
[Prior art]
Since the endoscope is inserted into the living body and used for endoscopy, it is used in a clean state after the next use, such as by washing with a washing solution and disinfecting with a disinfecting solution after use. . In this case, the endoscope is provided with a conduit for flowing or sucking fluid such as an air supply conduit, a water supply conduit, and a suction conduit, and such a conduit is provided outside the endoscope. It is more difficult to clean than the surface, and an endoscope cleaning device or a conduit cleaning device is generally used to clean these conduits.
[0003]
FIG. 33 shows a conventional endoscope pipe cleaning apparatus. FIG. 33 shows a washing apparatus 200 shown in Japanese Utility Model Publication No. 2-94503. In the cleaning apparatus 200, workability when the user handles the cleaning apparatus 200 during the cleaning operation is not sufficiently considered.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In general, in the cleaning apparatus 200, the length of the suction side pipe 201 for sucking the cleaning liquid and the length of the liquid feeding side pipe 202 for feeding the cleaning liquid into the pipe of the endoscope must be sufficiently considered. There is a problem that the length of the path is insufficient or the pipe line is too long, so that the workability of the cleaning work is deteriorated.
[0005]
The present invention has been made in view of the above-described points, and an object of the present invention is to provide an endoscope cleaning apparatus having a pipe length that can improve work efficiency during a cleaning operation.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
An endoscope cleaning apparatus according to the present invention is an endoscope cleaning apparatus for cleaning an endoscope disposed in a cleaning tank, and has a suction portion disposed in the cleaning tank and sucking a fluid at one end. A suction line having Endoscope ducts to be cleaned One end connected to The endoscope duct A discharge conduit for discharging fluid to the fluid, a communication passage communicating the other end of each of the suction conduit and the discharge conduit, For a base provided in the communication path to which a device for sucking or discharging the fluid is connected And a valve body that selectively switches a communication state between the suction pipe and the discharge pipe, and the length of the suction pipe is set to be equal to or longer than the length of the discharge pipe. .
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be specifically described below with reference to the drawings.
(First embodiment)
1 to 10 relate to the first embodiment of the present invention, and FIG. 1 schematically shows the endoscope cleaning apparatus according to the first embodiment of the present invention attached to the endoscope 2. 2 shows the external appearance of the suction side washing pipeline and the air / water supply side washing pipeline, FIG. 3 (A) shows the internal structure of the suction side washing pipeline, and FIG. 3 (B) shows FIG. 4A shows a cross section taken along the line AA of FIG. 4A, FIG. 4A shows the internal structure of the air / water supply side washing conduit, FIG. 4B shows a cross section taken along the line B-B of FIG. 5 shows a part of the connector plug attached to the water supply pipe and the pressure pipe in a sectional view and a perspective view, FIG. 6 shows a picture written on the plate, and FIG. 7 shows the suction side and air supply / water supply side check valves. The vicinity of the rib to be connected and a cross-sectional view thereof are shown. FIG. 8 is an explanatory view showing the operation of connecting the syringe to the suction side check valve and putting the cleaning liquid into the syringe. FIG. To washing liquid shows an operation to feed the suction tube roadside of the endoscope, FIG. 10 shows a state in which washing of the endoscope.
[0008]
The endoscope cleaning apparatus 1 according to the first embodiment shown in FIG. 1 can be detachably attached to the endoscope 2. The endoscope 2 includes an elongated insertion portion 3, a thick operation portion 4 formed at the rear end of the insertion portion 3, a universal cord 5 extending from the operation portion 4, and the universal cord 5 And a connector 6 provided at the end of the connector.
[0009]
The endoscope 2 includes a suction line 7 for performing suction as a fluid line, air supply lines 8 and 8 'for supplying air, and water supply lines 13 and 13' for supplying water. Is provided. The suction conduit 7 is opened at the distal end portion of the insertion portion 3 to form a suction conduit distal end opening 84 for performing suction. Further, the air supply pipes 8 and 8 ′ and the water supply pipes 13 and 13 ′ are connected via an air / water supply cylinder 73 in the operation unit 4. That is, the air supply line 8 ′ and the water supply line 13 ′ on the insertion portion 3 side are connected to the air supply line 8 and the water supply line 13 extending to the universal cord 5 side via the air / water supply cylinder 73, respectively.
The air supply line 8 ′ and the water supply line 13 ′ join at the distal end side of the insertion portion 3 and are connected to a nozzle 189 that faces the outer surface of the objective lens system 64.
[0010]
In addition, a light guide (not shown) for transmitting illumination light is inserted into the endoscope 2, and this light guide is formed so that one end of the light guide protrudes from the connector 6 at the end of the universal cord 5. By connecting the end to the light source device, the illumination light generated by the lamp inside the light source device is supplied, and the supplied illumination light is transmitted from the tip surface fixed to the illumination window at the tip of the insertion portion 3 ( The transmitted illumination light is emitted.
[0011]
An observation window is formed adjacent to the illumination window, and an objective lens system 64 is attached to the observation window, and an image of a subject such as an affected part illuminated with illumination light is formed by the objective lens system 64. A solid-state image sensor such as a CCD is disposed at the image forming position, photoelectrically converted by the solid-state image sensor, and subjected to signal processing by a signal processor such as a video processor connected to the solid-state image sensor with a signal cable. A video signal is generated and an endoscopic image is displayed on a color monitor (not shown).
[0012]
The suction conduit 7 arranged in the insertion portion 3 is branched into two at the rear end of the insertion portion 3 or in the vicinity of the front end of the operation portion 4, one extending toward the operation portion 4, and the other being the forceps base 101. Communicating with A forceps plug 76 having an opening 89 can be detachably attached to the forceps base 101.
[0013]
Further, the suction conduit 7 extending to the operation unit 4 side is extended to the universal cord 5 side through the suction cylinder 74 in the operation unit 4. The suction cylinder 74 opens to the outside (atmosphere) at the opening. When the cylinder plug 75 is attached, the opening communicates with the outside through a small gap 104.
[0014]
The air / water supply cylinder 73 of the operation unit 4 opens to the outside (atmosphere) through the opening, and the opening communicates with the outside through a small gap 105 when the cylinder plug 75 is attached.
Further, the connector 6 has a suction base 11 which is an end portion of the suction pipe line 7, a water supply pipe 14 which is an end part of the water supply pipe line 13, and a feed part which is one end part branched by a branch part 85 of the air supply pipe line 8. A trachea 15 and a pressurizing pipe 16 which is the other end are provided.
[0015]
A major feature of the present embodiment is that one end is connected to the suction cap 11 and the air supply pipe 15 of the connector 6 of the endoscope 2, respectively, and a suction side washing conduit 17 for feeding (discharging) the washing liquid. The other end of the air-water supply side washing pipe line 18 is connected to the check valves 19 and 45, respectively, and the syringe 77 is connected to each check valve 19 and 45 each including a pair of ball valves 33 and 34. The syringe caps 32 and 32 are respectively connected to the suction part 25 disposed in the washing tank, and are respectively branched into the suction side suction tube 20 and the air / water supply side suction tube 44 for sucking (inhaling) the washing liquid, In order to improve the workability of washing, the lengths of the suction side suction tube 20 and the air / water supply side suction tube 44 are longer than the shorter one of the suction side washing line 17 and the air / water supply side washing line 18. It has become.
[0016]
Next, the detailed structure of the endoscope cleaning apparatus 1 will be described.
The endoscope cleaning apparatus 1 includes a suction side cleaning pipe 17 used when sending the cleaning liquid to the suction pipe 7 of the endoscope 2, an air supply pipe 8, 8 ′, and a water supply pipe 13, 13 ′. An air supply / water supply side cleaning pipe 18 used when supplying the cleaning liquid is provided. The suction side washing pipe 17 and the air / water feeding side washing pipe 18 are used to feed the fluid (specifically, the washing liquid) of the endoscope washing apparatus 1 to the suction pipe 7 side and the air feeding pipes 8 and 8 of the endoscope 2. ', It has a function of a discharge pipe for discharging to the water supply pipes 13, 13' side.
In the present embodiment, the suction-side washing pipeline 17 and the air / water feeding-side washing pipeline 18 have mutually independent pipeline configurations.
[0017]
As shown in FIG. 3A, a suction-side check valve 19 is provided at the end of the suction-side washing conduit 17 on the upstream side (the right side in FIG. 3A). The suction-side check valve 19 branches into two, the suction-side cap 22 that sucks (or sucks) fluid is provided with a tapered portion 71, and the syringe 77 is detachably connected to the other syringe cap 32. The Further, a tapered portion 71 is also provided in the base 26 on the liquid feeding side (or the discharge side).
[0018]
The taper portion 71 is configured so that a parting line generated during resin molding is not formed. For this reason, there is no gap between the tube and the base that normally occurs due to the parting line. That is, the suction side suction tube 20 connected to the base 22 and the base 22 have high adhesion, and a gap between the suction side suction tube 20 and the base 22 does not occur.
[0019]
Further, the suction side suction tube 20 is covered with a fixed tube 23 which is a heat shrinkable tube made of a resin capable of high-pressure steam sterilization 3 such as TFE, PTFE, FEP and the like. By covering the fixed tube 23, the adhesion between the suction side suction tube 20 and the base 22 is further enhanced.
[0020]
One end of the end of the fixed tube 23 is fixed at the same position as the suction side suction tube 20, and the other end is the same as the end of the base 22 or a position protruding about 1 mm from the end (that is, the end of the fixed tube 23). Is fixed to the suction side suction tube 20 by about 0 to 1 mm from the end of the base 22. Further, since the thickness of the fixed tube 23 when contracted is smaller than the thickness of the suction / suction tube 20, it can be said that the steps are not conspicuous in appearance.
The structure of the connection portion between the suction side suction tube 20 and the base 22 described here is also applied to all other connection portions of the tube and the base in the present embodiment.
[0021]
One end is connected to the base 22 and the other end of the suction side suction tube 20 for sucking the washing liquid into the syringe 77 is PP, PA, POM, PE, PBT, PPS, PS, SAN, ABS, PMMA, PC A suction part 25 made of a hard resin such as modified PPO, PSU, PEEK, etc. is connected via the base 24.
[0022]
As will be described later, the suction part 25 which is submerged in the washing tank and provided with the suction port 21 for sucking the washing liquid can be made resistant to high-pressure steam sterilization, particularly by being made of PSU or PEEK. Similar to the cap 22, the fixed tube 23 is provided at a connection portion between the cap 24 and the suction side suction tube 23 provided in the suction portion 25. Further, the inner diameter of the suction side suction tube 20 is about 0.5 to 3 mm. Furthermore, the length is about 300 to 600 mm.
[0023]
Usually, it is known that a 30 cc syringe has good workability as a syringe used when water is supplied (liquid supply) to the inside of a pipeline of an endoscope. By setting the suction side suction tube 20 to the inner diameter and length of such a pipe line, the amount of air in the suction side suction tube 20 sucked into the syringe 77 is reduced when performing the water supply operation described later. At most, it can be suppressed to about half of the volume of the syringe 77.
For this reason, there are few air bubbles inside a pipe line at the time of water supply work, and efficient washing work can be performed.
[0024]
Here, the structure of the suction side check valve 19 will be described. The suction side check valve 19 is provided with a syringe base 32 to which a syringe 77 with a luer base (see FIG. 1 or FIG. 8) can be connected. A syringe taper surface 98 is provided on the inner surface of the syringe base 32.
[0025]
The suction side check valve 19 has a metal such as stainless steel or a hard material such as PP, PA, POM, PE, PBT, PPS, PS, SAN, ABS, PMMS, PC, modified PPO, PSU, PEEK. A pair of ball valves 33 and 34 made of resin are provided. The ball valves 33 and 34 can be made resistant to high-pressure steam sterilization, particularly by being made of PEEK or PSU.
[0026]
The storage portion of the ball valve 33 is formed with a tapered surface 116 in which the end side of the base 22 is in contact with the spherical surface of the ball valve 33, and the suction side suction tube 20 and the suction side nonreturn in the state where the ball valve 33 is in contact with the tapered surface 116. Communication with the valve 19 is shut off in an airtight and watertight manner. Further, even when the ball valve 33 is in contact with the suction side check valve 19 on the side opposite to the base 22 so that the ball valve 33 is in contact with it, a gap 115 is formed in the recess adjacent to the protrusion 114. The state where the suction side suction tube 20 and the suction side check valve 19 side communicate with each other is maintained.
[0027]
A suction-side water supply tube 27 made of a soft material such as silicon rubber is connected to the liquid-feeding side of the suction-side check valve 19 through a base 26. The inner diameter and thickness of the suction side water supply tube 27 are equal to those of the suction side suction tube 20. The fixed tube 23 is provided at a connection portion between the base 26 and the suction side water supply tube 27.
[0028]
The suction side water supply tube 27 and the suction side suction tube 20 communicate with each other through the communication path 123 inside the suction side check valve 19.
[0029]
In addition, a protrusion 118 is formed on the tapered surface of the end portion of the base 26 in the storage portion of the ball valve 34, and even when the ball valve 34 is in contact, a gap 119 is formed in a recess adjacent to the protrusion 118. Thus, the state in which the suction side water supply tube 27 side and the suction side check valve 19 side are communicated is maintained. Further, a taper surface 113 is formed on the suction side check valve 19 side opposite to the base 26, and when the ball valve 34 is in contact with the taper surface 113, the suction side water supply tube 27 side and the suction side check valve are formed. The valve 19 side is shut off in an airtight and watertight manner.
[0030]
The other end of the suction side water supply tube 27 whose one end is connected to the base 26 is made of the same material as the suction side water supply tube 27 via the tube connecting member 28, and has a larger inner diameter than the suction side water supply tube 27. A side water supply tube 29 is connected. This is because the suction base 11 has an outer shape larger than the inner diameter of the suction side water supply tube 27, and the suction side water supply tube 27 cannot be attached to the suction base 11 only by elastic deformation of the suction side water supply tube 27. A suction side water supply tube 29 having an inner diameter larger than 27 is connected via a tube connecting member 28. The suction side water supply tube 29 is connected to the suction base 11 by being elastically deformed. The inner conduit 70 of the tube connecting member 28 has an inner diameter that changes to form a communication path 35 that connects the suction side water supply tube 27 and the suction side water supply tube 29.
[0031]
Further, the suction side water supply tube 27 and the suction side water supply tube 29 are connected to a portion where the suction side water supply tube 27 and the suction side water supply tube 29 are connected to the tube connection member 28 in a state of being in close contact with the tube connection member 28. Thus, the fixed tubes 23 are provided on the outside of the suction side water supply tube 27 and the tube connecting member 28, respectively. Accordingly, it is possible to prevent the suction side water supply tube 27 and the suction side water supply tube 29 from being displaced.
[0032]
The tube connecting member 28 is also connected to a connector plug 50, a plate 62, etc., which will be described later, and is used as means for connecting things other than the tube. By connecting the suction side water supply tube 27 and the suction side water supply tube 29 with the tube connecting member 28, the length of the suction side water supply tube 29 having a large inner diameter is shortened and the volume inside the suction side washing conduit 17 is reduced. Therefore, it is possible to reduce the amount of air sent into the endoscope suction line 7 during the cleaning operation.
[0033]
The tube connecting member 28 is provided with a rib 31 for fixing the ring 30. A cross section taken along line AA of the tube connecting member 28 is shown in FIG.
Since the ring 30 is fixed to the tube connecting member 28, if another member is connected to the ring 30, the other member can be easily and surely attached to the washing apparatus 1.
[0034]
In the present embodiment, the chain 61 is connected to the tube connecting member 28 via the ring 30. The other end of the chain 61 is a plate made of a metal such as stainless steel or a hard resin such as PP, PA, POM, PE, PBT, PPS, PS, SAN, ABS, PMMA, PC, modified PPO, PSU, PEEK. The plate 62 which is a member of the above is connected. The plate 62 can be sterilized with high-pressure steam by making it in particular with PEEK or PSU.
[0035]
Since the material of the plate 62 has a specific gravity greater than that of water, it can be submerged in water. On the surface of the plate 62, as shown in FIG. 6, a picture 63 explaining how to use the endoscope cleaning apparatus is displayed. In the present embodiment, the usage method is displayed by the picture 63, but the usage method may be written on the plate 62 by text or a plurality of colors may be used for the writing.
[0036]
In addition, it is desirable to draw this picture 63 with a polyurethane-based paint that can withstand various chemicals, high-pressure steam sterilization, and the like. Further, the thickness of the line of the picture 63 is preferably about 0.5 to 2 mm from the viewpoint of visibility.
Since the picture 63 showing the usage method is shown on the plate 62, the user can easily recognize the usage method of the washing tool.
[0037]
The ring 30 was connected to the tube connecting member 28, the chain 60 and the chain 61 were connected to the ring 30, and the plate 62 and the connector plug 50 were connected to the chains 60 and 61, respectively. Thereby, since the plate 62 and the connector plug 50 do not fall apart from other members, there is an effect of preventing loss.
[0038]
FIG. 5A shows a cross-sectional view of the connector plug 50 attached to the water supply pipe 14 and the pressure pipe 16, and FIG. 5B shows a perspective view. As shown in FIG. 5A, the connector plug 50 is formed of an elastic body 49 that is resistant to high-pressure steam sterilization such as silicon rubber, and an insert member 51 made of a metal such as SUS, an insert member 52, and an insert. The member 53 is integrally formed.
[0039]
Insert member 52 and insert member 5 1 Therefore, when the connector plug 50 is attached at a predetermined position, there is no fear that the water supply pipe 14 or the pressure pipe 16 directly hits the elastic body 49 and damages the elastic body 49. In addition, the attachment work of the connector plug 50 is facilitated.
[0040]
A cylindrical pipe 54 is provided inside the insert member 53, one end of the cylindrical pipe 54 is an open end, and a screw portion 55 is provided. A screw 56 is screwed onto the screw portion 55 and fixed in a watertight manner with an adhesive. Since the insert member 53 is provided inside the connector plug 50 and the end portion is closed with the screw 56, the water tightness inside the pipe line can be maintained even if the compression inside the pipe line becomes high.
[0041]
In addition, a communication port 65 and a communication port 66 are provided in the tubular conduit 54, and an air supply hole 67 and a water supply hole 68 are respectively connected to the communication port 65.
[0042]
The inner diameter of the air supply hole 67 is smaller than the outer diameter of the pressurizing pipe 16, and the inner diameter of the water supply hole 68 is smaller than the outer diameter of the water supply pipe 15. For this reason, the connector plug 50 is connected and fixed to the water supply pipe 14 and the pressure pipe 16 by the elastic deformation of the air supply hole 67 and the water supply hole 68. At this time, an elastic body 49 is provided around the water supply pipe 14 and the pressurizing pipe 16 with a thickness of at least about 3 mm.
[0043]
Thereby, even if pressure is applied to the inside of the air supply hole 67 and the water supply hole 68, the water tightness between the water supply hole 68 and the water supply pipe 14 and between the air supply hole 67 and the pressurizing pipe 16 can be reliably ensured.
[0044]
When the connector plug 50 is attached at a predetermined position, the contact surface 80 on the lower side of the connector plug 50 contacts the connector 6, and the surface 79 is flush with the connector upper surface 78. The user can recognize that the connector plug 50 is attached at the correct position. This state is also shown in a perspective view in FIG.
[0045]
Further, a curved surface 94 having a shape along the shape of the connector 6 is provided on the side surface of the connector plug 50. Further, a small gap 95 is provided between the curved surface 94 and the connector 6.
[0046]
Since the connector plug 50 is provided with the curved surface 94, the gap 95 between the connector and the curved surface 94 becomes constant when the connector plug 50 is attached to the connector. Thereby, the user can recognize that the connector plug 50 is correctly attached at a predetermined position.
[0047]
In addition, as shown in FIG. 2, four protrusions 57 are provided on one side of the side surface of the connector plug 50 for a total of four locations. The cleaning operator grips this portion when attaching / detaching the connector plug 50 and attaches / detaches it, so that the attaching / detaching operation can be easily performed. Further, the connector plug 50 is also provided with a hole portion 59 made of a metal such as SUS for allowing the ring 58 to pass therethrough.
[0048]
Next, the structure will be described with reference to the cross-sectional structure of the air / water supply side washing conduit 18 in FIG. Since the air supply / water supply side washing pipe 18 is the same as the case of the air supply / water supply side check valve 45 and the connection method of the tubes in the suction side washing pipe 17, description of these structures is omitted.
[0049]
The air / water supply side washing conduit 18 is provided with an air / water supply side water supply tube 43 on the water supply side. An air supply pipe port 500 is connected to the tip of the air supply / water supply side water supply tube 43 via a connection base 502. The connection cap 502 is made of the same material as the tube connection member 28. Moreover, the tolerance of high pressure steam sterilization can be given by making it with metals, such as SUS, and resin, such as PEEK and PSU. In addition, a connection passage 504 connected to the air / water supply side water supply tube 43 is provided inside.
[0050]
A communication hole 503 having an inner diameter smaller than the outer diameter of the air supply pipe 15 is provided inside the air supply pipe port 500. The connection passage 504 and the communication hole 503 communicate with each other. The communication hole 503 is provided with a tapered portion 505 at the end, and when the air supply pipe port 500 is attached to the air supply pipe 15, consideration is given to facilitate attachment. When the air supply pipe port 500 is attached to the air supply pipe 15, the air supply pipe port 500 is fixed to the air supply pipe 15 by elastic deformation of the air supply pipe port 500. Further, due to this elastic deformation, water / airtightness between the air supply pipe port 500 and the air supply pipe 15 is maintained.
[0051]
Note that two gripping portions 501 that are gripped at the time of attachment / detachment are provided on the side surface of the air pipe tube 500.
Here, when comparing the length of the suction side water supply tube 27 and the suction side water supply tube 29 connected by the tube connecting member 28 with the length of the air supply / water supply side washing tube 43, the former is equal to the latter or 50 to The pipe length is about 200 mm long.
[0052]
Further, as shown in FIG. 4 (A) and FIG. 4 (B) showing a cross section along line BB of FIG. 4 (A), the suction part 25 is connected to the suction side via an air / water supply side suction tube 44. Has been. The suction part 25 has a base 72 provided with a tapered surface 71 connected to the air / water supply side suction tube 44, and the outer side thereof is covered and fixed by a fixed tube 23.
As can be seen from FIG. 4 (B), the base 24 and the base 72 are integrally formed adjacent to the base 25.
[0053]
A metal weight 36 such as SUS is provided inside the suction portion 25 in communication with the base 72. For this reason, the suction part 25 will surely sink in water. Since the inside of the suction part 25 is a cylindrical space 37, a gap 38 is secured between the space 37 and the side surface of the weight 36, and a tapered part 39 is provided at the lower part of the weight 36. A gap 38 is secured also in the lower part of the weight, and a protrusion 99 is provided in the upper part to secure the gap 38. Further, a metal mesh member 40 such as SUS is attached to the lower side of the weight 36.
[0054]
The mesh member 40 has a diameter substantially equal to or smaller than the stepped portion 42 provided at the lower portion of the suction portion 25. The mesh member 40 is fixed to the suction portion 25 by fixing a circular fixing ring 41 to the step portion 42 with an adhesive. Further, a plurality of notches 96 are provided in the lower part of the suction part 25. For this reason, even if the suction part 25 sinks in the bottom of a washing tank (not shown) in water, a gap is formed between the notch 96 and the bottom of the washing tank, so that the washing liquid can be reliably sucked.
[0055]
The suction side check valve 19 and the air / water supply side check valve 45 described above are connected to each other by a rib 100 as shown in FIGS. FIG. 7B shows a cross section taken along line CC of FIG. As shown in FIG. 7B, the rib 100 has a substantially H-shaped cross section. By connecting with this rib 100, the suction side check valve 19 and the air / water supply side check valve 45 are coupled by a lightweight and sufficiently strong coupling member.
[0056]
Further, the suction side check valve 19 and the air / water supply side check valve 45 may be provided with characters 93 for identifying the respective pipelines. At this time, for example, the suction side washing pipeline is referred to as “S”. It is recommended to display “AW” on the air / water supply side washing pipeline with the display. Further, the syringe caps 32 provided on the two check valves 19 and 45 connected by the rib 100 are provided at positions parallel to each other. Accordingly, there is an advantage that a syringe replacement operation can be easily performed at the time of a cleaning operation described later.
[0057]
Further, as described above, the suction portion 25 is provided with the base 24 and the base 72, and the suction portions of the suction side washing conduit 17 and the air / water feeding side washing conduit 18 are integrally formed as shown in FIG. It is connected.
[0058]
Therefore, in the endoscope cleaning apparatus 1 described in the present embodiment, the suction side cleaning pipe 17 and the air / water supply side cleaning pipe 18 are independent from each other, but are integrated as a cleaning apparatus. It has become.
[0059]
In the present embodiment, the two pipe systems of the suction side washing pipeline 17 and the air / water feeding side washing pipeline 18 are connected, but two or more, for example, three pipeline systems can be joined. It is.
[0060]
Next, the operation of this embodiment will be described.
Next, with reference to FIG. 1, a state in which the endoscope line image apparatus 1 is connected to the endoscope 2 and a usage method will be described.
[0061]
First, the suction side water supply tube 29 is connected to the suction cap 11 of the endoscope 2. Further, the air supply pipe port 500 provided at the end of the air supply / water supply side water supply tube 43 is connected to the air supply pipe 15. The connector plug 50 is attached to the water supply pipe 14 and the pressure pipe 16. Further, a cylinder plug 75 is attached to the air / water supply cylinder 73 and the suction cylinder 74 so that the openings of the cylinders 73 and 74 are substantially closed to form small gaps 105 and 104.
[0062]
A forceps plug 76 is attached to the forceps base 101. After such a state, a syringe 77 with a luer cap is connected to the syringe cap 32.
Here, a liquid feeding method in the case of actually feeding the liquid into the pipe line will be described with reference to FIGS.
[0063]
By pulling the piston 111 of the syringe 77 in the direction indicated by the arrow 102, a negative pressure is generated in the syringe interior 112. At this time, the inside of the communication passage 123 in the suction side check valve 19 in communication with the syringe interior 112 is also in a negative pressure state. Then, the ball valve 33 and the ball valve 34 move to the syringe interior 112 side. At this time, the ball valve 34 abuts on the tapered surface 113, and the conduit is blocked between the communication path 123 and the suction side water supply tube 27.
[0064]
On the other hand, although the ball valve 33 abuts against the protrusion 114, there is a gap 115 between the ball valve 33 and the protrusion 114. The ball valve 33 has a gap 117 between the tapered surface 116. Therefore, the syringe interior 112 and the suction side suction tube 20 are in communication with each other via the communication path 123.
[0065]
For this reason, the cleaning liquid is generated in the syringe 112 as indicated by an arrow 82 through the suction side suction tube 20 and the suction side check valve 19 from the suction port 21 of the suction portion 25 due to the negative pressure generated in the syringe 112. Inhaled.
[0066]
Next, as shown in FIG. 9, the syringe interior 112 is pressurized by pushing the piston 111 in the direction of the arrow indicated by reference numeral 103. The ball valve 33 is pressed against the tapered surface 116 by this pressure. As a result, the conduit is blocked between the suction side suction tube 20 and the communication path. On the other hand, the ball valve 34 contacts the protrusion 118. At this time, there is a gap 119 between the ball valve 34 and the protrusion 118. Further, a gap 120 is formed between the ball valve 34 and the tapered surface 113.
[0067]
In such a state, the cleaning liquid in the syringe interior 112 is sent from the syringe interior 112 to the suction side water supply tube 27 through the communication path 123, the gap 120, and the gap 119 as indicated by reference numeral 582. Further, the washing liquid reaches the suction cap 11 through the tube connecting member 28 and the suction side water supply tube 29. Further, the gap 104 between the suction cylinder 74 and the cylinder plug 75, the forceps port opening 89 of the forceps base 76 attached to the forceps base 75, and the distal end of the insertion portion 3 via the suction pipe 7 from the suction base 11. Are discharged from the three positions of the suction pipe distal end opening 84 provided to the outside of the endoscope 2.
[0068]
By repeating this operation several times, the washing liquid can be uniformly fed into the suction pipe 7.
[0069]
When this operation is performed, initially, the inside of the suction side cleaning pipe line 17 is not filled with the cleaning liquid, so that the air inside the pipe line is sucked into the syringe 77. However, in the present embodiment, since the inner diameter of the suction side suction tube 20 is as small as 0.5 to 3 mm, the amount of air inside the suction side cleaning pipe line 17 sucked into the syringe interior 112 is reduced. For this reason, the air sent into the inside of the suction conduit 7 of the endoscope at the time of water feeding can be minimized. As a result, it is possible to reliably discharge the bubbles inside the suction pipe 7 with a small number of times of water supply. The same applies to the case where the liquid is supplied to the air supply line 8 and the water supply line 13 side.
[0070]
The series of washing liquid suction and discharge operations is the same in the air / water supply side washing pipe 18. The negative pressure generated inside the syringe 112 is transmitted to the suction unit 25 through the air / water supply side suction tube 44. Then, the washing liquid 82 is sucked into the air / water supply side suction tube 44 through the mesh of the mesh member 40 of the suction part 25 and the gap 38. Because the gap 38 is present, the weight 36 is always exposed to the washing liquid 82, so that no dirt accumulates around the weight 36. Further, the air is sucked into the syringe 112 through the air / water check valve 45.
[0071]
Next, when the piston 103 is pushed in, the cleaning liquid indicated by the arrow 582 is supplied to the air supply pipe 15 through the air / water supply side water supply tube 43 and the air supply pipe port 500 shown in parentheses in FIG. 9. The cleaning liquid 582 that has entered the air supply pipe 15 branches into the air supply pipe line 8 and the pressure pipe 16 at the branching portion 85. Since the pressurization pipe 16 and the water supply pipe 14 are communicated with each other by the connector plug 50, the cleaning liquid is also supplied to the water supply pipe 13. The cleaning liquid passes through the air supply line 8 and the water supply line 13, and passes through the gap 105 between the air / water supply cylinder 73 and the cylinder plug 75 and the air supply line 8 ′ and the water supply line 13 ′ inside the insertion portion 3. It is discharged from two locations of the nozzle 189.
[0072]
By repeating the above operation, the inside of the air supply pipes 8 and 8 'and the water supply pipes 13 and 13' of the endoscope can be washed.
[0073]
If dust or lint is mixed in the cleaning liquid during the cleaning operation, these may clog the inside of the air supply pipes 8 and 8 'and the water supply pipes 13 and 13' having a small pipe inner diameter. However, in the present embodiment, since the mesh member 40 is provided, dust, lint, etc. are filtered by the mesh member 40 when the cleaning liquid is inhaled. Thereby, clogging of the air supply pipelines 8 and 8 'and the water supply pipelines 13 and 13' can be prevented.
[0074]
The suction pipe 7 usually has an inner diameter larger than that of the air supply pipes 8 and 8 'and the water supply pipes 13 and 13', and there is no possibility that dust or lint is clogged in the pipe. For this reason, in this Embodiment, the net-like member 40 is not provided in the suction side washing | cleaning pipe line 17. As shown in FIG. However, in an endoscope having an inner diameter of the suction pipe 7 as small as that of the air supply pipe 8 and the water supply pipe 13, it is desirable to provide the mesh member 40 as necessary.
[0075]
Further, after the cleaning liquid is fed, the suction portion 25 is taken out into the atmosphere and air is sent into the pipe instead of the above-described cleaning liquid, so that the cleaning liquid inside the pipe can be discharged.
Moreover, it is also possible to disinfect the pipe line by supplying a disinfecting liquid instead of the cleaning liquid.
[0076]
When performing a series of these operations, each pipe line can be washed simply by changing the syringe 77 from the suction side washing pipe line 17 to the air / water feeding side washing pipe line 18. When the cleaning device having such a structure is used, it is not necessary to change the entire cleaning tool from the air / water supply conduit to the suction conduit at the time of the cleaning operation, so that the cleaning efficiency is improved.
[0077]
In general, when the endoscope is cleaned, the entire endoscope is endosed in a cleaning tank 81 filled with a cleaning solution 82 'or a disinfecting solution 83 as shown in FIG. 10 in order to enhance the cleaning effect and the disinfection effect. The entire mirror is immersed and washed. Since it is not preferable that the cleaning solution 82 ′ and the disinfecting solution 83 scatter to the cleaning operator during the cleaning / disinfecting operation, it is desirable for the cleaning operator to work at a position away from the cleaning tank 81.
[0078]
At this time, the positional relationship between the cleaning operator and the connector 6 is preferably such that the cleaning operator is in the extending direction of the air supply pipe 15 as shown in FIG. By having the cleaning operator 206 in such a position, the operation is performed while the suction side cleaning pipeline 17 and the air / water supply side cleaning pipeline 18 provided in the endoscope cleaning apparatus 1 are kept in a straight line. Can do. By doing in this way, it can prevent that the suction side washing pipe line 17 and the air / water supply side washing pipe line 18 become entangled and obstruct the washing operation.
[0079]
In the endoscope cleaning apparatus 1 according to the present embodiment, the suction side cleaning conduit 17 is equal to or longer than the air / water supply side cleaning conduit 18 as shown in FIG.
The suction side washing conduit 17 and the air / water feeding side washing conduit 18 may be equal in length, but if the suction side washing conduit 17 is longer than the air / water feeding side washing pipeline 18, the following effects are obtained. can get.
[0080]
Since the suction side washing conduit 17 is attached to the suction base 11 farther from the air feeding pipe 15 as viewed from the washing operator, the suction side washing pipeline 17 is longer than the air feeding / water feeding side washing pipeline 18 on the suction side. Compared to the case where the lengths of the cleaning pipe 17 and the air / water supply side cleaning pipe 18 are the same, the slack in the air / water supply side cleaning pipe 18 is reduced, so that the suction side cleaning pipe 17 and the air / water supply side during cleaning operation are reduced. The washing pipeline 18 does not get in the way and the workability is improved.
[0081]
Furthermore, in the present embodiment, the lengths of the suction side suction tube 20 and the air / water supply side suction tube 44 are equal. By making the suction side suction tube 20 and the air / water supply side suction tube 44 equal, the distance between the suction part 25 and the air / water supply side check valve 45 and the distance between the suction part 25 and the suction side check valve 19 become equal. As a result, only one of the tubes is not loosened during the cleaning operation, and does not get in the way during the operation.
[0082]
Here, the length of connecting the suction side water supply tube 27 and the suction side water supply tube 29 by the tube connecting member 28 is L1, and the length of the air / water supply side water supply tube 43 and the air supply pipe port 500 are connected by the connection base 502. The length is L2. In the present embodiment, the length L2 is shorter of the lengths L1 and L2. The suction side suction tube 20 and the air / water supply side suction tube 44 are longer than the length L2.
[0083]
In general, when the endoscope is cleaned, the entire endoscope is placed in the cleaning tank 81 to perform the cleaning operation. Therefore, it can be said that the distance between the cleaning operator 206 and the endoscope is the length L2. Here, since the suction side suction tube 20 and the air / water supply side suction tube 44 are longer than this length L2, if there is an endoscope inside the washing tank 81, the suction side suction tube 20 and the air / water supply side suction tube The suction part 25 provided at the end of 44 can be reliably placed in the washing tub 81. Therefore, it can be said that the workability during the cleaning operation is good.
[0084]
In the present embodiment, the inner diameter of the air / water supply side suction tube 44 and the inner diameter of the air / water supply side water supply tube 43 are larger in the air / water supply side suction tube 44. However, by making the inner diameter of the air / water supply side suction tube 44 smaller than the inner diameter of the air / water supply side water supply tube 43, the pipe volume of the air / water supply / side intake tube 44 is reduced to that of the air / water supply / side water supply tube 43. It can be made smaller than the volume. In this way, when the air sucked into the syringe is discharged from the inside of the air / water supply side suction tube 44, the inside of the air / water supply side water supply tube 43 is not filled. For this reason, generation | occurrence | production of the bubble at the time of a washing operation | work can also be suppressed.
[0085]
The same can be said when the volume of the suction side suction tube 20 in the pipe line is made smaller than the volume of the pipe line connecting the suction side water supply tube 27, the tube connecting member 28, and the suction side water supply tube 29.
[0086]
In general, when the cleaning operation is performed, the entire endoscope is immersed in the cleaning tank 81. At this time, the distance between the cleaning operator and the endoscope is the same length as the suction side cleaning pipe 17 or the air / water supply side cleaning pipe 18 provided in the cleaning apparatus 1. Accordingly, the distance between the suction portion 25 and the cleaning operator, that is, the length of the suction side suction tube 20 and the air / water supply side suction tube 44 is shorter between the suction side cleaning pipe 17 and the air / water supply side cleaning pipe 18. If the length is equal to or longer than the pipeline, the suction portion 25 can be reliably placed inside the cleaning tank 81 wherever the cleaning operator is. Accordingly, the cleaning liquid 82 ′ and the disinfecting liquid 83 inside the cleaning tank 81 can be reliably fed into the pipe line of the endoscope 2 during the cleaning operation.
[0087]
As described above, according to the present embodiment, the length of the suction side suction tube 20 and the air / water supply side suction tube 44 is the shorter of the suction side washing conduit 17 and the air / water supply side washing conduit 18. Since the suction pipe 25 can be reliably placed in the washing tub regardless of the position of the washing operator during the washing operation, the washing performance is improved.
[0088]
Furthermore, since the user can leave the washing tub during the cleaning operation and the cleaning operator can be placed in the cleaning tub regardless of the position of the cleaning operator during the cleaning operation, the cleaning performance is improved.
Furthermore, since the user can perform the cleaning work away from the cleaning tank during the cleaning operation, the safety during the cleaning operation is improved.
[0089]
In addition, by providing two sets of pipes for the cleaning device, the inside of the suction pipe 7 and the air supply pipes 8 and 8 ′ and the water supply pipes 13 and 13 ′ of the endoscope 2 can be replaced by simply replacing only the syringe during the cleaning operation. Can be washed separately.
Further, since the lengths of the suction side suction tube 20 and the air / water supply side suction tube 44 are made equal, only one of the tubes is bent at the time of the cleaning operation, so that the cleaning operation is not hindered.
[0090]
In addition, since the lengths of the suction side water supply tube 27 and the air / water supply side water supply tube 43 are changed, the cleaning work can be performed without the sagging of the air / water supply side water supply tube 43 during the cleaning operation, so that the washing workability is improved.
Moreover, since all the members constituting the washing apparatus are made of a material having high pressure and sterilization resistance, the sterilization work of the washing apparatus itself can be easily performed, so that the sterilization property is improved.
[0091]
Moreover, it has the following effects.
Since the endoscope cleaning device is provided with an independent pipeline configuration for cleaning the endoscope suction conduit and the air supply / water supply conduit, respectively. Each pipe line can be cleaned individually, and the cleaning performance is improved. In addition, since the two sets of pipes are integrally formed, the pipes are not separated and workability during washing is improved. It is also possible to prevent either one from being lost. The background etc. relevant to this effect are demonstrated.
As a conventional endoscope cleaning apparatus equipped with a check valve, for example, a cleaning apparatus shown in Japanese Utility Model Publication No. 3-8231 in FIG. 34 is known. In this washing apparatus, since there is only one check valve 260, water is fed simultaneously to the suction-side pipe and the air-feed / water-feed-side pipe when the liquid is fed into the pipe of the endoscope. It was a structure to do.
[0092]
For this reason, a plurality of endoscopes with different inner diameters and lengths of the pipes are provided, although measures are taken to balance the flow rate by providing orifices inside the suction pipe connection part 261 and the air / water supply pipe connection part 262. However, in order to reliably and well-balanced water supply, it is necessary to increase the number of times of liquid supply, which requires time and effort for washing.
[0093]
On the other hand, it has been known that when the suction pipe and the air / water supply pipe are separately fed, each pipe can be easily and efficiently cleaned and disinfected. However, when washing and disinfecting the suction line and the air / water supply line separately using a washing apparatus having only one check valve, it is necessary to replace the washing apparatus during the washing measure business. For this reason, it took time and effort for the washing work.
[0094]
Therefore, the purpose of the present invention is to provide a cleaning device that improves the cleaning effect and simplifies the replacement work of the cleaning tools by separately supplying water to the total number of air supply pipes and the suction pipe of the endoscope. In order to achieve this, the suction device is provided with a plurality of check valves in the washing device so that water can be separately supplied to the air supply / water supply conduit of the endoscope suction conduit, and this is connected to the check valve. Are also linked together. Thus, the above effect is obtained.
[0095]
(Second Embodiment)
This embodiment will be described with reference to FIGS. FIG. 11 (A) is a plan view showing the vicinity of the connecting means 106 for connecting the suction side washing pipeline 17 and the air / water feeding side washing pipeline 18, and FIG. 11 (B) is a sectional view taken along the line DD of FIG. 12A is a cross-sectional view of the vicinity of the connecting means 109 that connects the suction side suction portion 107 and the air / water supply side suction portion 108, and FIG. 12B is a view in the direction of arrow E in FIG. 12A. Show.
[0096]
In the present embodiment, all the structures except the rib 100 and the suction part 25 in the first embodiment are the same as those in the first embodiment.
In the present embodiment, as shown in FIG. 11, the suction side washing conduit 17 and the air / water feeding side washing pipeline 18 are connected by the connecting means 106. Further, as shown in FIG. 12, the suction side suction part 107 and the air / water supply side suction part 108 are connected by a connecting means 109 to form the suction part 25.
[0097]
Since the connecting means 106 is detachably attached to the suction side washing conduit 17 and the air / water feeding side washing pipeline 18, the suction side washing pipeline 17 and the air / water feeding side washing pipeline 18 can be divided. Is possible. The connecting means 109 can be detachably attached to the suction side suction part 107 and the air / water supply side suction part 108.
[0098]
Since the connecting means 106 and the connecting means 109 are made detachable, the suction side washing conduit 17 and the air / water feeding side washing conduit 18 can be divided (or separated).
The effects of the second embodiment are as follows.
[0099]
Since the suction side washing pipe 17 and the air / water supply side washing pipe 18 have a structure that can be divided, the suction side washing pipe is used when the endoscope has only the suction or the air / water feeding system. It is possible to clean the endoscope using only the passage 17 or the air / water supply side washing conduit 18.
As a result, the other cleaning pipeline does not get in the way during the cleaning operation, and the cleaning workability is improved.
[0100]
Further, when the endoscope cleaning apparatus 1 itself is cleaned and disinfected, the suction side cleaning pipe 17 and the air / water supply side cleaning pipe 18 can be divided, so that the suction side cleaning pipe 17 and the air / water supply side cleaning pipe are separated. Compared with the case where 18 is connected, it is possible to prevent the tubes from being tangled during the cleaning and disinfecting operation of the endoscope cleaning apparatus 1. Thereby, the cleaning workability of the endoscope cleaning apparatus 1 is improved. The other effects are the same as those of the first embodiment.
[0101]
(Third embodiment)
This embodiment will be described below with reference to FIG. The configuration of the endoscope 2 used in the present embodiment has the same structure as that of the first embodiment. In the present embodiment, instead of the endoscope cleaning apparatus 1 (or as an endoscope cleaning apparatus), a spray cleaning tool 90 is used.
[0102]
In the spray-type cleaning tool 90, an amount of cleaning liquid necessary for cleaning the suction pipe 7, the air supply pipes 8, 8 'and the water supply pipes 13, 13' of the endoscope 2 only once. The washing liquid is discharged from the inside of the spray-type washing tool 90 to the outside at a high pressure when the push button 91 is pressed.
[0103]
The push button 91 of the spray-type cleaning tool 90 has a shape that can be directly connected to the suction cap 11 and the air supply pipe 15. At the time of the cleaning operation, the spray-type cleaning tool 90 is connected to the suction cap 11 and when the push button 91 is pushed in, the cleaning liquid 92 is sent into the pipe. This makes it possible to clean the suction pipe 7. Further, the spray-type cleaning tool 90 is connected to the air supply pipe 15, the connector plug 50 is attached to the water supply pipe 14 and the pressure pipe 16, and then the push button 91 is pressed in the same manner to supply the air supply pipes 8, 8 ′, The inside of the water supply pipelines 13 and 13 'can be cleaned. At the end of this operation, the cleaning liquid 92 inside the spray-type cleaning tool 90 is used up or close to it.
[0104]
Further, as in the modification shown in FIG. 14, the suction base 11 and the push button 91 may be connected by a tubular elastic connecting member 110 such as a silicon tube.
Further, the spray-type cleaning tool 90 may be a liquid other than the cleaning liquid, such as a disinfecting liquid, a sterilized water, or a gas such as air.
[0105]
The effect of this embodiment is as follows.
In the spray-type cleaning tool 90, since the inside of the pipe line can be cleaned simply by pressing the push button 91, the workability of the cleaning work is improved.
Since the washing liquid can be used up in a single washing, it is possible to save the trouble of preparing the necessary amount of washing liquid at the time of washing.
[0106]
Since the high-pressure washing liquid is fed into the pipe line by the pressure of the spray, the washing effect is enhanced.
By connecting the spray-type cleaning tool 90 and the endoscope 2 with the elastic connecting member 110, the cleaning operation can be performed from a position away from the endoscope 2 at the time of the cleaning operation, thereby improving the workability of the cleaning operation.
[0107]
(Fourth embodiment)
Next, a fourth embodiment will be described with reference to FIG. The present embodiment has the same configuration as that of the first embodiment except that the syringe in the first embodiment is replaced with the play-type washing tool 90 shown in the third embodiment. .
[0108]
In the present embodiment, the spray-type washing tool 90 is provided with a push button 122 with a luer base. By attaching this push button 122 to the syringe cap 32, a cleaning solution and a disinfecting solution can be sent into the suction conduit and the air / water supply conduit of the endoscope 2.
[0109]
The effect of this embodiment is as follows.
Since the spray-type cleaning tool 90 can be directly attached to the syringe base 32, the suction line, the air supply line, and the water supply line of the endoscope 2 can be cleaned simply by changing the spray-type cleaning tool 90 during the cleaning operation. it can.
[0110]
Since the spray-type cleaning tool 90 is directly attached to the endoscope cleaning apparatus 1, cleaning can be performed without using the syringe 77 during the cleaning operation, and the cleaning workability is improved.
[0111]
By the way, the following functions (a), (b), and (c) may be realized with the structure schematically shown in FIGS. 16 (A) and 16 (B).
[0112]
(A) As shown in FIG. 16B, the AW channel washing adapter 303 is attached to the air / water feeding cylinder (abbreviated as AW cylinder) 302 of the endoscope operation section 301, and the washing draining button 304 is pushed in with a finger to insert the insertion section. The washing water 306 can be fed into the side air supply pipe 305, and the filth in the pipe, that is, the article 300 can be washed away.
[0113]
(B) Also, as shown in FIG. 16A, the AW cylinder 302 and the AW channel washing adapter 303 are attached, and air is automatically supplied to the insertion portion side air supply conduit 305 and the insertion portion side water supply conduit 307 in the state of being left. Can be sent and drained.
[0114]
(C) Attaching an endoscope connector (not shown) to a light source device or maintenance pump with a built-in air / water pump, and attaching it to the AW cylinder 302 instead of the AW button in the switch ON state allows automatic water / air supply. The
[0115]
Next, a specific configuration will be described.
The air supply conduit 308 is connected between the AW cylinder 302 and the endoscope connector between the connector-side air supply conduit 309 and the AW cylinder 302 through the AW branching portion 310 to the air supply / water supply nozzle 311 at the distal end of the insertion portion. It is comprised by the insertion part side air supply conduit 305 to connect.
[0116]
Similarly, the water supply conduit 312 includes a connector-side water supply conduit 313 and an insertion portion-side water supply conduit 307. The insertion-portion-side air supply conduit 305 and the insertion-portion-side water supply conduit 307 are in the middle of the insertion portion, and are connected to the AW branch portion. The same pipe line is connected to one by 310 and the air / water nozzle 311.
[0117]
Next, the operation will be described.
When the washing draining button 304 of the AW channel washing adapter 303 is pushed with a finger as shown in FIG. 16A to FIG. 16B, the connector side water feeding conduit 313 and the insertion portion side air feeding conduit 305 are connected to the AW channel washing adapter. 303 is connected through the communication hole 314, and the water tightness is ensured by the seal member 315 from the other pipes and the outside of the AW cylinder 302. Therefore, water can be fed only to the insertion side water feed pipe 305, and the filth in the pipe is surely That is, the object 300 can be removed.
[0118]
In the state of being left as shown in FIG. 16A, the connector side air supply conduit 309, the insertion portion side air supply conduit 305, and the insertion portion side water supply conduit 307 communicate with the check valve 316 that is one of the seal members 315. Since it is connected through the hole 314, and the connector side water supply pipe 313 and the outside of the AW cylinder 302 are hermetically sealed by the seal member 315, air can be reliably supplied to both the insertion section side pipes and drainage in the pipe can be performed. The
[0119]
[First specific example]
FIGS. 17-20 shows the 1st example which actualized the AW channel washing adapter 303. FIG. FIG. 17 shows a state in which the left half corresponds to FIG. 16A with the center line as a boundary, and the right half corresponds to FIG. 16B. FIG. 18 shows a chain 332 attached to the AW channel washing adapter 303. FIG. 19A is a cross-sectional view taken along line FF in FIG. 17, FIG. 19B is a cross-sectional view taken along line GG in FIG. 17, and FIG. ) Shows a view in the direction of the arrow H in FIG. 17, and FIG. 20 shows a plan view of FIG.
[0120]
As shown in FIG. 17, the mounting seat 319 and the mounting rubber 321 are fixed to the AW cylinder 302, and can be naturally returned from the right half state to the left half state by the action of the compression coil spring 320 when the finger is released.
[0121]
In the AW channel washing adapter 303, a washing draining button 304 and a piston 317 are fixed in a watertight manner by a screwing device via a connection 318. These are all made of a water-resistant metal such as stainless steel. A synthetic resin mounting seat 319 such as polysulfone and a stainless steel compression coil spring 320 are sandwiched between the washing / draining button 304 and the connection 318, and the mounting seat 319 is made of silicon rubber. Rubber 321 is attached.
[0122]
An airtight packing 322 insert-molded into a stainless steel ring from above is airtightly fixed to the piston 317.
The hermetic packing 322 has several ribs so that the frictional resistance with the AW cylinder 302 is reduced without applying a lubricant such as silicon oil on the packing sliding surface, and it does not deform and cause air leakage. 323 is attached.
[0123]
A slider 324 made of synthetic resin, such as polysulfone, is fixed to the inner surface of the AW cylinder 302 so as to slide smoothly and coaxially under the airtight packing 322. An upper horizontal hole 325 is opened to the piston 317 below the communication hole 314 and communicates with the lower horizontal hole 327 opened in the direction shown in FIG. 19B through the vertical hole 326.
[0124]
The upper horizontal hole 325 is opened only in one side as shown in FIG. 19A, and the cleaning liquid, the disinfecting liquid, and the rinsing liquid are surely flowed into the communicating vertical hole 326. Further, the mouth of the upper horizontal hole 325 is chamfered so that a cleaning tube or the like (not shown) can be easily inserted. The communication hole 314 in the piston 317 (the upper horizontal hole 325, the vertical hole 326, and the lower horizontal hole 327 communicate with each other) reduces the dent that becomes a bag path as shown in FIGS. 16 and 17 and improves the disinfection of washing. Yes.
[0125]
An adhesive reservoir 328 is provided at the fitting portion between the piston 317 and the washing / draining button 304 to scrape off the adhesive applied for airtightness to the side of the connecting hole 318 opposite to the communication hole 314 to collect the excess adhesive. It is. The piston 317 is airtightly attached with a check valve 316 made of silicon rubber that can be sealed when pressed against the AW cylinder 302 and fluid flows in one direction when not pressed.
[0126]
Below the check valve 316, three airtight packings 329 made of silicon rubber that secure airtightness with the AW cylinder 302 are attached. The check valve 316 and the airtight packing 329 are fitted in the circumferential groove of the piston 317, but are not attached and fixed, so that they can be easily replaced when damaged.
[0127]
As shown in FIG. 20, the upper surface of the washing / draining button 304 is wider than the inner diameter of the mounting seat 319 in order to increase the contact area with the finger, and is shaped to be easily pushed by the finger. The mounting seat 319 is made of a synthetic resin such as glass-filled polysulfone, and the outer periphery of the upper surface of the mounting seat 319 is reinforced with a ring-shaped rib 330 having a uniform thickness so that the moldability is good and the strength is increased. A mounting hole 231 is provided in the mounting seat 319, and a chain 332 is connected via a chain stopper 331, and the other end of the chain 332 is fixed to the display plate 333 via the chain stopper 331.
[0128]
Both the chain stopper 331 and the chain 332 are made of a water-resistant metal such as stainless steel, and the display board 333 is made of a synthetic resin such as polysulfone. Necessary information such as product name / manufacturer name, application scope name, cautionary note, and country of manufacture is printed on the display board 333 with ink that can withstand autoclave sterilization (for example, ABC...). Further, as shown in FIG. 19C showing the arrow H in FIG. 17, for example, the outer surface of the mounting rubber 321 is provided with a display 334 that can largely identify the scope name (eg, 888) at two places.
[0129]
The color of the mounting rubber 321 is, for example, blue, which is different from the color of the air / water supply button so that it can be distinguished from the air / water supply button (not shown). The color of the mounting seat 319 is a color indicating that autoclave sterilization is possible, for example, yellowish green. The AW channel cleaning adapter 303 is made of a material that can be sterilized by autoclave, including the adhesive.
The operation of this specific example is the same as the description (outline) of the above (a), (b), and (c).
[0130]
[Second specific example]
FIGS. 21 and 22 show a second specific example of the AW channel cleaning adapter 303. 21A is a plan view of FIG. 21B, FIG. 21B is a cross-sectional view showing the structure of the AW channel washing adapter 303, and FIG. 22A is a cross-sectional view taken along the line II of FIG. 21B. 22B is a cross-sectional view taken along line JJ in FIG. 21B, and FIG. 22C is a cross-sectional view taken along line KK in FIG.
[0131]
Only parts different from the first specific example will be described, and the same functions are denoted by the same reference numerals. The upper horizontal hole 325 in FIG. 17 is a tapered horizontal hole 335 having a tapered shape as shown in FIGS. 21 (B) and 22 (B), and the syringe filled with the washing solution or the like fits into the piston 317. Therefore, the pressure is surely applied in the vertical hole 326 forming the communication hole 314, and the cleaning / disinfecting / rinsing drainage is improved as compared with the first specific example.
[0132]
Further, the lower horizontal hole 327 in FIG. 17 is a half-moon notch hole 336 as shown in FIGS. 21B and 22C, and the interval between the hermetic packing 329 which is the lower sealing member is narrowed. And it has the advantage that a communicating horizontal hole with a big opening can be formed in the meantime. There is an advantage that the stroke at the time of attachment and pushing can be shortened, the AW cylinder 302 can be shortened, and the endoscope operation unit 301 can be miniaturized.
[0133]
The mounting seat 319 has an inner rib 337 as shown in FIG. 21A instead of the ring-shaped rib 330 in FIG. 20, and the contact surface that contacts the compression coil spring 320 on the inner surface is shown in FIG. There are twelve radial ribs 338. The ribs 338, like the ring-shaped ribs 330, have a uniform thickness and function as a reinforcement.
[0134]
In FIG. 21B, as in the first example, the right half is pushed in and the left half is left unattached. The airtight packing 322 in FIG. 17 is a mountain-shaped packing 339 made of only silicon rubber like the airtight packing 329 in FIG. 21B, and is detachable from the piston 317.
[0135]
The action is the same as the description (outline) of (a), (b) and (c) above.
[0136]
[Third example]
FIG. 23 shows a third specific example of the AW channel cleaning adapter 303. The difference from the first specific example is that the airtight packing 329 having a shoe-shaped cross section in FIG. 17 is moved freely in the mounting groove 340 of the piston 317 in FIG. 341, there is an advantage that the frictional resistance of the seal member can be reduced and dynamic frictional resistance can be achieved even without silicone oil.
[0137]
Further, since water sufficiently flows into the lower horizontal hole between the lower seal member O-rings 341, a V groove 342 is formed in the entire periphery of the horizontal hole portion. Others are the same as the first specific example.
Of course, the piston 317 made of metal can be made into a synthetic resin such as polysulfone.
[0138]
FIGS. 24A and 24B respectively show the connector 6 and the operation unit 4 of the endoscope having a gas supply line through which gas flows into the living body from the distal end of the endoscope.
[0139]
The connector 6 is provided with a gas supply base 404 for connecting a gas pipe from a gas supply cylinder (not shown), and a gas supply line 401 communicating with the gas supply base 404 is arranged toward the operation unit 4. ing.
[0140]
The operation unit 4 is provided with a gas supply line 401 and a gas supply cylinder 406 in which the gas supply line 402 is opened. A gas supply switching button (not shown) is attached to the gas supply cylinder 406, The connection of the paths 401 and 402 is opened and closed.
[0141]
The gas supply line 402 is connected to an air supply / water supply cylinder 73 and is open. When gas is supplied, the gas supply line 402 communicates with the air supply line 8 'on the insertion portion 3 side, and gas can be sent into the living body from the tip. The water supply line 13 communicates with a water supply line 13 ′ on the insertion portion 3 side via an air / water supply cylinder 73.
[0142]
25 (A) and 25 (B) show a method of cleaning the endoscope with the endoscope cleaning apparatus 1.
[0143]
In FIG. 25A, an air / water / water supply gas stopper 408 is attached to the air / water supply base 405, and a gas supply stopper 417 provided in the air / water supply / gas supply stopper 408 is attached to the gas supply base 404. Yes.
[0144]
In FIG. 25B, a cylinder plug 75 is attached to the air / water supply cylinder 73 and the suction cylinder 74, and a gas supply cylinder plug 431 is attached to the gas supply cylinder 406 so that the gas supply lines 401 and 402 communicate with each other. It is done.
Next, the air / water / gas supply plug 408 will be described with reference to FIGS. 26 is a perspective view of the air / water / water supply gas stopper 408, FIG. 27 is a side view of the tube portion 416, and FIG. 28 is a cross-sectional view of the structure of the air / water / water supply gas stopper 408.
[0145]
The air / water supply / gas supply faucet 408 shown in FIG. 26 can withstand high-pressure steam sterilization such as silicon rubber, fluorine, rubber, etc. 414, a tube portion 416, a mounting portion 415, and a gas feed plug portion 417 made of a material that can withstand high-pressure steam sterilization such as metal such as stainless steel or polysulfone (PSU), polyphenylene sulfide (PPS).
[0146]
Similar to the gas feed plug 417, the mounting portion 415 is made of a metal such as stainless steel or a ring-shaped member made of a material capable of high-pressure steam sterilization, such as PSF and PPS, mounting rings 409 and 411, and a chain 410. 412 is attached. On this display board 412, the usage method and precautions of the air / water / water supply gas tap 408 are described, the usage method of the endoscope cleaning device 1, etc., and the user notes the information such as the purchase date. be able to.
The material is made of a material that can withstand high-pressure steam sterilization such as polysulfone (PSU) or polyphenylene sulfide (PPS).
[0147]
A flange 423 is formed on the gas feed plug 417. When the tube 416 is attached, it is made of a material that can withstand high pressure steam sterilization such as PTFE and FEP on the outer periphery of the connection. A fixed tube 418 which is a heat-shrinkable tube is covered to firmly prevent the tube portion 416 and the gas feed plug portion 417 from coming off. Therefore, since all the materials of the air / water / water supply gas stopper 408 can withstand high-pressure steam sterilization, high-pressure steam sterilization is possible.
[0148]
As shown in FIG. 27, a display 432 such as a product name (for example, ABC-1) may be provided on the side surface of the tube portion 416.
As shown in FIG. 28, the air / water supply / gas supply stopper 408 is formed with a communication passage 424 that opens to the ends of the air / water supply stopper 413 and the gas supply stopper 417. Therefore, the air / water supply base 405 and the gas supply base 404 are connected by connecting the air / water faucet part 413 to the air / water supply base 405 and connecting the gas supply / stop part 417 to the gas supply base 404, respectively.
[0149]
At this time, the air / water faucet portion 413 is formed with a seal portion 427 formed with a diameter larger than the inner diameter of the air / water supply base 405, and is attached by being deformed at the time of attachment and when water is supplied from the air supply line 421. In order to prevent water leakage, it is sealed tightly so that it does not come off even when a pressure of 5 kgf / square cm or more is applied.
[0150]
In addition, a tapered portion 419 is formed at the end of the gas supply stopper 417, and a tapered portion 426 having the same taper is also formed on the inner surface of the gas supply base 404.
[0151]
Therefore, when the gas supply stopper 417 and the gas supply base 404 are connected, the tapered portions 419 and 426 are rubbed together to prevent water leakage (state shown by a two-dot chain line in FIG. 28).
[0152]
By the way, the air supply / water faucet part 413 is attached to the air supply / water supply base 405 by gripping the main body part 414. At this time, a slip stopper 433 is formed on the side surface of the main body part 414. It is easy (FIGS. 26 and 29).
The anti-slip 433 may display a display 432 such as a product name (example ABC-1) or a country of manufacture (JAPAN) (FIG. 30).
[0153]
In this way, the flow of the cleaning / disinfecting liquid when being cleaned by the endoscope cleaning apparatus 1 will be described below (the flow direction in FIG. 25 is indicated by an arrow).
The cleaning / disinfecting liquid injected from the air supply pipe 15 by the endoscope cleaning apparatus 1 passes through the air supply pipe 407 and is divided into the air supply / water supply pipe 8 and the air supply pipe 421 at the branching portion 85.
[0154]
The air supply line 421 is connected to the gas supply line 401 by the air supply / water supply base 405 via the communication path 424 and the gas supply base 404 in the air supply / water supply gas stopper 408.
[0155]
Therefore, from the connector 6, the cleaning / disinfecting liquid flows in the gas supply line 401, the water supply line 13, and the air supply line 8 toward the operation unit 4.
Next, in the operation unit 4, the air supply line 8 flows into the air / water supply cylinder 73, and the water supply line 13 also flows into the air / water supply cylinder 73.
[0156]
The gas supply line 401 passes through the gas supply cylinder 406, passes through the gas supply line 403, exits the gas supply cylinder 406, and branches by the branching unit 406 into the air supply line 12 and the insertion unit side air supply line 305. The air supply conduit is directly moved to the insertion portion 3 side, and the insertion portion side air supply conduit 305 flows into the air supply / water supply cylinder 73.
Since the cleaning / disinfecting liquid that has flowed into the air / water supply cylinder 73 is plugged by the cylinder plug 75, it flows out to the water supply pipe 14 and flows toward the insertion portion 3.
[0157]
By the way, since some endoscopes do not have a gas supply pipe line, in the connection as described above, if the gas supply plug 417 is not connected as shown in FIG. Disinfectant flows out (indicated by thick arrows). At this time, since the gas feed plug 417 side has no pipe resistance and flows easily, the amount flowing through the water feed pipe 13 is reduced, and it takes a lot of time and effort to fill the water feed pipe 13 with the cleaning / disinfecting liquid. Therefore, a plug body (connector plug 50) different from the air / water / water supply gas plug 408 is required, which is inconvenient.
[0158]
Therefore, a gas stopper holding hole 420 is formed in the main body portion 414.
A taper portion 425 having a smaller diameter than the taper 419 of the gas feed plug portion 417 is formed on the inner surface of the gas feed tap holding hole 420, and the taper portion 419 is inserted by inserting the gas feed plug 417 therein. The taper portion 425 is tightened and watertight.
Therefore, the gas supply plug 417 is held and fixed to the main body 414 in a watertight manner.
Then, the cleaning / disinfecting solution flowing from the air supply line 421 does not flow out from the gas supply plug 417 but flows into the air supply line 13.
[0159]
FIG. 28 shows two connection diagrams with and without the gas supply base 404. The switching of the pipeline is performed by changing the bending direction of the tube portion 416. At this time, the tube 416 has a thickness of 2 mm or more so that buckling due to bending occurs and the communication path 424 does not collapse.
[0160]
At this time, the insertion depth of the gas feed stopper holding hole 420 is made deeper than the insertion depth of the gas feed cap 404.
In this way, as shown in FIG. 31, the step portion 428 can be provided in the gas feed plug portion 417.
The step portion 428 is prevented by the insertion becoming shallow by being an abutment at the time of insertion into the gas feed plug holding hole 420.
[0161]
At this time, as a guideline for insertion only into the gas stopper holding portion 420, the holding at the gas stopper holding hole 420 is due to the elastic deformation of the gas stopper holding hole 420 and is held even if it is attached obliquely at the time of insertion. Therefore, there is a possibility that the mounting may be insufficient, and it is not possible to maintain water tightness completely, to leak water, and to prevent time and labor for water injection into the pipeline.
[0162]
Note that the air / water / gas feed plug 408 is made of an elastic body in order to switch the pipe line in the bending direction of the tube portion 416 as described above.
Therefore, when the main body portion 414 and the tube portion 416 are configured separately, it is not necessary to configure the main body portion 414 with an elastic body.
[0163]
Further, the stepped portion 428 may be a cut portion 430 provided on the entire circumference as shown in FIG. 32, or may be a convex portion, a concave portion, printing, or the like as long as the insertion length is known.
Further, as shown in FIG. 29, the attachment position of the attachment ring 409 is provided at the end of the main body 414.
Therefore, the mounting ring 409 can be moved within a range of about 360 ° as shown in FIG. 29 and is easy to handle.
[0164]
Further, as shown in FIG. 30, since the chain 410 is located at the farthest position from the position where it is fixed with respect to the air / water supply base 405 (shown as the fixed position in FIG. 30), The ability is small and it can be removed from the air / water supply cap 405.
[0165]
In addition, since a small amount of force is required, the chain 410, the mounting ring 409, and the mounting portion 415 are not likely to be damaged. High).
Further, in FIG. 31, the opening portion of the air / water faucet portion 413 is formed in the wide mouth portion 429.
[0166]
As a result, the flow from the air supply conduit 421 becomes smooth and the flow rate change becomes gentle. It is possible to prevent water leakage.
[0167]
[Appendix]
1. A suction line for sucking fluid;
A discharge line for discharging the fluid;
A communication path communicating the suction pipe and the discharge pipe;
In the endoscope cleaning apparatus having a valve body that selectively switches the communication state between the suction pipe or the discharge pipe and the communication path,
An endoscope cleaning apparatus characterized in that the length of the conduit for sucking the fluid is equal to or longer than the length of the conduit for discharging the fluid.
(Effect of Supplementary Note 1) The length of the suction side suction tube and the air / water supply side suction tube is made longer than the suction side cleaning line or the air / water supply side cleaning pipe, so Even if it is in the position, the suction part can be surely placed in the washing tank, so that the washing performance is improved.
Furthermore, since the suction part can be reliably placed in the cleaning tank regardless of the position of the cleaning operator when the user performs the cleaning work away from the cleaning tank, the cleaning performance is improved.
Furthermore, since the user can perform the cleaning work away from the cleaning tank during the cleaning operation, the safety during the cleaning operation is improved.
[0168]
2. In the endoscope cleaning apparatus of appendix 1,
An endoscope cleaning apparatus having two or more sets each of the suction pipe, the discharge pipe, the communication path, and the valve body.
(Effects of Appendix 2)
By providing two sets of pipes of the cleaning device, the inside of the suction pipe and the air / water supply pipe of the endoscope can be cleaned separately only by replacing only the syringe during the cleaning operation.
[0169]
3. The endoscope cleaning apparatus according to appendix 2, wherein the lengths of the suction pipes are equal to each other.
(Effects of Appendix 3)
Since the lengths of the suction side suction tube and the air / water supply side suction tube are made equal, only one of the tubes is bent at the time of the cleaning operation, so that the cleaning operation is not hindered.
[0170]
4). The endoscope cleaning apparatus according to appendix 2, wherein the discharge conduits have different lengths.
(Effects of Appendix 4)
Since the lengths of the suction side water supply tube and the air / water supply side water supply tube are changed, the cleaning operation can be improved since the air supply / water supply side tube can be washed without sagging during the cleaning operation.
[0171]
4 '. The endoscope cleaning apparatus according to appendix 4, wherein the lengths of the suction pipes are equal to each other, and are longer than the shortest discharge pipe among the two or more sets of discharge pipes. Mirror washing device.
(Effect of appendix 4 ')
Since the length of the suction side suction tube and the air / water supply side suction tube is made equal, these lengths are longer than the shorter one of the suction side water supply tube or the air / water supply side water supply tube, The suction part can be reliably placed in the washing tank wherever the worker is. Thereby, the washability is improved.
[0172]
5. The endoscope cleaning apparatus according to appendix 1, wherein all of the components constituting the endoscope cleaning apparatus are made of a material that can be sterilized with high-pressure steam.
(Effects of Appendix 5)
Since all the members constituting the cleaning tool are made of a material resistant to high-pressure steam sterilization, the sterilization operation of the cleaning tool itself can be easily performed, so that sterilization is improved.
[0173]
6). A suction line for sucking fluid;
A discharge line for discharging the fluid;
A communication path communicating the suction pipe and the discharge pipe;
In an endoscope cleaning apparatus provided with a cleaning pipe composed of a valve body that selectively switches the communication state between the suction pipe or the discharge pipe and the communication path,
While two or more sets of independent washing lines are provided,
An endoscope cleaning apparatus, wherein the cleaning conduits are coupled to each other and are integrally formed.
(Effects of Appendix 6)
Since the endoscope cleaning device is provided with an independent pipeline configuration for cleaning the endoscope suction conduit and the air supply / water supply conduit, respectively. Each pipe line can be cleaned individually, and the cleaning performance is improved.
Since the two sets of pipes are integrally formed, the pipes do not fall apart and workability during washing is improved. It is also possible to prevent either one from being lost.
[0174]
7). The endoscope cleaning apparatus according to appendix 6, wherein the valve bodies of the two or more cleaning conduits are connected to each other.
(Effects of Appendix 7)
Since the two valve bodies provided in the endoscope cleaning apparatus are coupled, the endoscope conduit can be cleaned simply by changing the syringe during the cleaning operation. This facilitates cleaning workability and improves cleaning workability.
[0175]
8). The endoscope cleaning apparatus according to appendix 6, wherein an end of each of the two or more sets of suction pipes is provided with a base for integrally connecting the suction pipes. .
(Effects of Appendix 8)
Since the caps are provided at each end of the two suction pipes of the endoscope cleaning device, and these are joined together, the two suction pipes are not separated, and the endoscope cleaning device is easy to handle. become.
[0176]
9. The endoscope cleaning apparatus according to appendix 6, wherein the two or more sets of cleaning conduits are detachable.
(Effects of Appendix 9)
Since the two cleaning conduits provided in the endoscope cleaning apparatus are made detachable, only one cleaning conduit is removed and used when an endoscope having only one conduit is cleaned. Accordingly, when the endoscope having only one pipe is cleaned, another cleaning pipe that is not used does not get in the way, so that the cleaning workability is improved.
[0177]
10. The endoscope cleaning apparatus according to appendix 6, wherein the two or more sets of suction pipes are connected to each other.
(Effects of Appendix 10)
Since the two suction pipes provided in the endoscope cleaning device are connected to each other, the two suction pipes do not fall apart during the cleaning operation. For this reason, cleaning workability improves.
[0178]
11. The endoscope cleaning apparatus according to appendix 6, wherein the two or more sets of discharge pipes are connected to each other.
(Effects of Appendix 11)
Two discharge pipes provided in the endoscope cleaning device are connected to the valve body. The valve bodies are connected to each other. For this reason, the two discharge pipes do not fall apart during the cleaning operation, and the cleaning workability is improved.
[0179]
12 The endoscope cleaning apparatus according to appendix 6, wherein the two or more sets of valve bodies and the communication path are integrally configured.
(Effects of Appendix 12)
Since the valve body and the communication path provided in the endoscope cleaning apparatus are integrally configured, the size of the entire cleaning apparatus is made compact. For this reason, the cleaning apparatus does not get in the way during the cleaning operation, and the cleaning workability is improved.
[0180]
13. The endoscope cleaning apparatus according to appendix 6, wherein the two or more sets of communication paths are connected to each other.
(Effects of Supplementary Note 13)
Since the two communication paths provided in the endoscope cleaning device are coupled to each other, it is possible to clean the current suction line and the air / water supply line by simply replacing the syringe during the cleaning operation. For this reason, cleaning workability improves.
[0181]
【The invention's effect】
As explained above, according to the present invention, , Washing Since the suction part can be reliably placed in the washing tank during the dredging operation, the washing performance is improved. Moreover, since the suction part can be reliably placed in the washing tub even when the user performs the rinsing work away from the washing tub, the washing performance is improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing a state in which an endoscope cleaning apparatus according to a first embodiment of the present invention is attached to an endoscope.
FIG. 2 is a perspective view showing an external appearance in the vicinity of a suction side washing pipeline and an air / water feeding side washing pipeline.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing an internal structure and the like of a suction side cleaning pipeline.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing an internal structure of an air / water supply side washing conduit.
FIG. 5 is a cross-sectional and perspective view showing a part of a connector plug attached to a water supply pipe and a pressure pipe.
FIG. 6 is a diagram showing a picture written on a plate.
FIG. 7 is a cross-sectional view of the vicinity of a rib connecting the suction side and air / water supply side check valves.
FIG. 8 is an explanatory diagram for explaining an operation of connecting a syringe to a suction side check valve and putting a cleaning liquid into the syringe.
FIG. 9 is an explanatory view for explaining the operation of pressurizing the inside of the syringe and feeding the cleaning liquid to the suction pipe side of the endoscope.
FIG. 10 is a diagram showing how the endoscope is washed.
FIG. 11 is a view showing the vicinity of a connecting means for connecting a suction side washing conduit and an air / water feeding side washing conduit in a second embodiment of the present invention;
FIG. 12 is a view showing the vicinity of connection means for connecting the suction side suction part and the air / water supply side suction part;
FIG. 13 is a configuration diagram illustrating an apparatus for cleaning by connecting a spray cleaning tool to an endoscope according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 14 is a configuration diagram illustrating an apparatus for cleaning by connecting a spray-type cleaning tool to an endoscope according to a modification of the third embodiment.
FIG. 15 is a configuration diagram illustrating an apparatus for cleaning an endoscope using a spray-type cleaning tool according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 16 is a diagram showing a configuration of a fluid conduit system that allows cleaning water to be fed into an insertion portion side air supply conduit to wash off an object in the middle of the conduit;
FIG. 17 is a cross-sectional view showing a first specific example of an AW channel cleaning adapter.
FIG. 18 is a diagram showing that the display board is connected to the AW channel cleaning adapter via a chain.
19 is a cross-sectional view taken along line FF and GG in FIG.
20 is a plan view of FIG.
FIG. 21 is a diagram showing a second specific example of the AW channel washing adapter.
22 is a cross-sectional view taken along lines II, JJ, and KK in FIG.
FIG. 23 is a diagram showing a third specific example of the AW channel washing adapter.
FIG. 24 is a view showing a structure of a fluid conduit system of a connector and an operation unit.
FIG. 25 is a view showing a structure when an air / water / water supply gas stopper is connected to a connector and a cylinder plug is connected to an operation section;
FIG. 26 is a perspective view showing the appearance of an air / water / water supply gas stopper to which a display plate is attached via a chain.
FIG. 27 is a side view showing an air / water / water supply gas stopper;
FIG. 28 is a cross-sectional view showing a structure of an air / water / water supply gas stopper.
29 is a view in the direction of the arrow L in FIG. 27. FIG.
FIG. 30 is a side view showing the vicinity of the main body of the air / water / water supply gas faucet.
FIG. 31 is a cross-sectional view showing a structure of an air / water / water supply gas stopper provided with a stepped portion.
FIG. 32 is a side view showing a part of an air / water / water supply gas stopper provided with a cut portion.
FIG. 33 is a view showing a conventional pipe cleaning apparatus.
FIG. 34 is a view showing a conventional washing apparatus having a check valve.
[Explanation of symbols]
1 ... Endoscope washing device
2. Endoscope
3 ... Insertion section
4 ... Operation part
5. Universal code
6 ... Connector
7 ... suction line
8, 8 '... Air line
9 ... Suction line tube
11 ... Suction cap
13, 13 '... Water supply pipeline
15 ... Air pipe
17 ... Suction side washing line
18 ... Air / water wash line
19 ... Suction side check valve
20 ... Suction side suction tube
21 ... Suction port
22, 24, 26 ... base
23 ... Fixed tube
25 ... suction part
27 ... Suction side water supply tube
28 ... Tube connecting member
29 ... Suction side water supply tube
30 ... Ring
31 ... Ribs
32 ... Syringe cap
33, 34 ... Ball valve
35 ... Communication passage
43 ... Air / water supply tube
44 ... Air / water suction tube
45 ... Air / water check valve
77 ... Syringe

Claims (6)

洗滌槽内に配置される内視鏡を洗滌するための内視鏡洗滌装置であって、
前記洗滌槽内に配置されて流体を吸入する吸引部を一端に有する吸入管路と、
洗滌対象である内視鏡の管路に一端が接続され、当該内視鏡管路に流体を排出する為の排出管路と、
前記吸入管路と前記排出管路の夫々の他端を連通する連通路と、
前記連通路に設けられ前記流体を吸入または排出する器具が接続される口金に対する前記吸入管路と前記排出管路との連通状態を選択的に切り替える弁体と、
を備え、
前記吸入管路の長さを、前記排出管路の長さ以上に設定したことを特徴とする内視鏡洗滌装置。An endoscope cleaning apparatus for cleaning an endoscope disposed in a cleaning tank,
A suction pipe disposed at one end of the suction tank that is disposed in the washing tub and sucks fluid;
Washing one end to the conduit of the endoscope are subject are connected, a discharge line for discharging the fluid into the endoscope conduit,
A communication passage communicating the other end of each of the suction pipe and the discharge pipe;
A valve body that selectively switches a communication state between the suction pipe and the discharge pipe with respect to a base that is provided in the communication path and to which a device that sucks or discharges the fluid is connected ;
With
An endoscope cleaning apparatus, wherein the length of the suction pipe is set to be equal to or longer than the length of the discharge pipe. 前記吸入管路、前記排出管路、前記連通路、及び前記弁体とを夫々２組以上設け、互いに独立した洗滌管路を構成したことを特徴とする請求項１に記載の内視鏡洗滌装置。  2. The endoscope cleaning apparatus according to claim 1, wherein two or more sets each of the suction pipe, the discharge pipe, the communication path, and the valve body are provided to constitute an independent cleaning pipe. apparatus. 前記２組以上の排出管路は、内視鏡のコネクタに設けられる口金に接続される吸引側送水チューブと、送気送水側送水チューブであって、前記吸引側送水チューブと前記送気送水側送水チューブとの長さを互いに異ならせたことを特徴とする請求項２に記載の内視鏡洗滌装置。  The two or more sets of discharge pipes are a suction side water supply tube connected to a base provided in a connector of an endoscope, an air supply / water supply side water supply tube, and the suction side water supply tube and the air supply / water supply side The endoscope cleaning apparatus according to claim 2, wherein the lengths of the water supply tube are different from each other. 前記吸入管路の長さを互いに等しくすると共に、前記吸引側送水チューブと前記送気送水側送水チューブとのうちの短い方よりも長くしたことを特徴とする請求項３に記載の内視鏡洗滌装置。  4. The endoscope according to claim 3, wherein the lengths of the suction pipes are equal to each other, and are longer than the shorter one of the suction side water supply tube and the air / water supply side water supply tube. Washing device. 前記洗滌管路を互いに結合させ一体的に構成したことを特徴とする請求項２に記載の内視鏡洗滌装置。  The endoscope cleaning apparatus according to claim 2, wherein the cleaning pipes are coupled to each other and integrally configured. 前記２組以上設けられた弁体が互いに結合していることを特徴とする請求項５に記載の内視鏡洗滌装置。  6. The endoscope cleaning apparatus according to claim 5, wherein the two or more sets of valve bodies are connected to each other.
JP21931795A 1995-08-28 1995-08-28 Endoscope washing device Expired - Fee Related JP3645010B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21931795A JP3645010B2 (en) 1995-08-28 1995-08-28 Endoscope washing device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21931795A JP3645010B2 (en) 1995-08-28 1995-08-28 Endoscope washing device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0956673A JPH0956673A (en) 1997-03-04
JP3645010B2 true JP3645010B2 (en) 2005-05-11

Family

ID=16733594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21931795A Expired - Fee Related JP3645010B2 (en) 1995-08-28 1995-08-28 Endoscope washing device

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3645010B2 (en)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3499991B2 (en) * 1995-11-27 2004-02-23 ペンタックス株式会社 Endoscope pipe cleaning tap
JP3653148B2 (en) * 1996-07-25 2005-05-25 フジノン株式会社 Endoscope pipe cleaning device
JP3825541B2 (en) * 1997-09-10 2006-09-27 ペンタックス株式会社 Endoscope
US6884392B2 (en) * 2002-11-12 2005-04-26 Minntech Corporation Apparatus and method for steam reprocessing flexible endoscopes
JP4274518B2 (en) * 2002-11-22 2009-06-10 Ｈｏｙａ株式会社 Endoscope pipe switching device
JP2005067039A (en) * 2003-08-25 2005-03-17 Seiko Epson Corp Tube fixing structure and liquid injection apparatus
KR101877533B1 (en) * 2016-06-21 2018-07-11 (주)엘메카 Tube Structure Installed in Bronchus for Sputum Removing
JP2018143658A (en) * 2017-03-08 2018-09-20 Hoya株式会社 Cleaning adapter of endoscope, and set of endoscope and cleaning adapter of endoscope

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0956673A (en) 1997-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4661190B2 (en) Cleaning adapter
US20110263939A1 (en) Water bottle adapter for coupling an endoscope to a water bottle
JP4812515B2 (en) Cleaning adapter
JP3015277B2 (en) Endoscope device
JP2001258832A (en) Endoscope
JPH0343892B2 (en)
JPH01160525A (en) Endoscope
JPH04322633A (en) Endoscope
JP3645010B2 (en) Endoscope washing device
JPS5886133A (en) Liquid sending apparatus for endoscope
JPH07265260A (en) Pipe washing device for endoscope
JPH08196505A (en) Pipeline switching device for endoscope
US20220151468A1 (en) Distal end cover for endoscope and endoscope apparatus
JPH06319699A (en) Suction control device for endoscope
JP4528051B2 (en) Endoscope
JP4206139B2 (en) Endoscope cleaning adapter
JP2001061773A (en) Valve device for endoscope and water feed tube with valve as well as endoscope system
JP6116471B2 (en) Fluid supply tool
WO2021205649A1 (en) Endoscope cover system and endoscope cover
JP2006167064A (en) Water supply connection adaptor for endoscope
JP2980232B2 (en) Endoscope
JPH10262917A (en) Conduit separating type endoscope equipment
JPH04802Y2 (en)
JPH067701U (en) Endoscope air supply device
JP4047245B2 (en) Endoscope

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040330

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040531

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050125

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050202

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090210

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090210

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120210

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120210

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130210

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees