JP3644094B2

JP3644094B2 - Nozzle for sandwich molding

Info

Publication number: JP3644094B2
Application number: JP25572995A
Authority: JP
Inventors: 正三西田
Original assignee: Japan Steel Works Ltd
Current assignee: Japan Steel Works Ltd
Priority date: 1995-09-08
Filing date: 1995-09-08
Publication date: 2005-04-27
Anticipated expiration: 2015-09-08
Also published as: JPH0976294A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、第１樹脂流路と第２樹脂流路とを備え、これらの第１、２樹脂流路の一方は、第１、２の射出ユニットにそれぞれ接続され、他方は１個の共通の射出ノズル孔に連なっている、サンドイッチ成形用ノズルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
最近、付加価値を高めるために複合材料を用いた成形品、例えばサンドイッチ成形方法により成形された成形品が多く見られるようになっている。サンドイッチ成形方法とは、成形品の表層と内層すなわちスキン層とコア層を構成している樹脂の材質を変えて同時に射出成形する方法で、この方法によりスキン層とコア層の硬度を変えることができる、ヒケを防止できる、ガスバリヤ特性を向上させることができる、等の機能向上が得られる。また、環境問題となっている使用済みプラスチックの再利用等の新たな用途も期待されている。
このようなサンドイッチ成形方法に使用されるサンドイッチ成形用ノズルは特開昭５０ー７７４６６号等により提案され、また本出願人も特開平４ー４３０１１号により提案している。
【０００３】
その後改良された、図２に示されているサンドイッチ成形用ノズルも考えられている（知られている）。このノズルは、ノズル構成体５０を備えている。このノズル構成体５０は、外周面はテーパ状になっているが全体としては筒状をし、その内周縁部に軸心方向に３個の第１樹脂流路５１、５１、…が形成され、また軸心部には半径外方の樹脂流路５２に連なっている第２樹脂流路５３が形成されている。したがって、ノズル構成体５０を第１射出ユニット５５のシリンダヘッド５６の先端部に装着し、押部材５７で取り付け、そして軸心に樹脂流路５８が形成されている第１ノズル要素５９をノズル構成体５０の左端すなわち下流端にネジ込み、第２ノズル要素６０を押部材５７のフランジ部５７’にネジ込むと、第１、２のノズル要素５９、６０の間に環状ノズル６１が構成される。
【０００４】
したがって、第１射出ユニット５５から所定量のスキン材を、シリンダヘッド５６の樹脂流路６３、ノズル構成体５０の第１樹脂流路５１、５１、…、環状ノズル６１およびノズル孔６２から金型に射出し、次いで第２射出ユニット７０からコア材を樹脂流路７１、７２、ノズル構成体５０の第２樹脂流路５３、第１ノズル要素５９の樹脂流路５８およびノズル孔６２から金型に射出すると、スキン層とコア層とからなるサンドイッチ成形品を得ることができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
上記のサンドイッチ成形用ノズルによっても、サンドイッチ成形品を得ることができるが、ノズルが高価になる、色替え性が悪い、等の欠点がある。すなわち、ノズル構成体５０はトーピードの作用も奏し、第１樹脂流路５１、５１、…は、ノズル構成体５０の内周部に輪郭が弧状になるように形成されているので、加工が困難で加工費が高額となる欠点がある。また、第１樹脂流路５１、５１、…の形状が単なる円形ではなく、弧状になっているので、表面の仕上げも困難で粗いものとなっている。表面の仕上が粗いので、パージに多量の樹脂を必要とし、また時間もかかり、色替え性が悪くなっている。
本発明は、上記した欠点を解消したサンドイッチ成形用ノズルを提供しようとするもので、具体的には安価に得ることができるにも拘らず、色替え性も良く、また分解掃除も容易にできるサンドイッチ成形用ノズルを提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、ノズル取付体により第１の射出ユニットの方に固定的に取り付けられているノズル構成体と、該ノズル構成体に取り付けられる第１のノズル要素と、前記ノズル取付体に取り付けられる第２のノズル要素とからなるサンドイッチ成形用ノズルであって、前記ノズル構成体は、前記第１の射出ユニットのシリンダヘッドの方に固定的に取り付けられている円筒体と、該円筒体の内側に装着され、その樹脂材料の流れる上流側は円錐部を有するようにテーパ状に絞られている案内体とからなり、前記案内体の外周部には、外周面に開口した凹溝が軸方向に形成され、前記案内体を前記円筒体に装着すると、前記円筒体の内周面と前記案内体の凹溝とにより、一方が前記第１の射出ユニッに連通した第１樹脂流路が形成され、前記第１、２のノズル要素を前記ノズル構成体の案内体と前記ノズル取付体とにそれぞれ取り付けると、一方が前記第１樹脂流路に、そして他方が前記第２のノズル要素の射出ノズルに連通する樹脂通路が構成され、前記ノズル取付体には、一方が、前記第１の射出ユニットに対してその先端部が接近するように斜めに設けられている第２の射出ユニットの樹脂通路に、そして他方が前記案内体２と前記第１のノズル要素とにわたって形成され、射出ノズルに連なっている樹脂通路に連通する樹脂通路が形成され、該樹脂通路には、前記第２の射出ユニットの方へ樹脂が流れるのを阻止する逆止弁が設けられている。請求項２に記載の発明は、請求項１記載のノズルにおいて、凹溝は、案内体の外周部に複数個形成され、樹脂流路は、前記案内体の略中心部に、その断面が円形に形成されている。
【０００７】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図１によって説明する。本実施例に係わるサンドイッチ成形用ノズルは、図１の（イ）において略中心部に位置しているノズル構成体１を備えている。ノズル構成体１は、トーピードの作用も奏する案内体２と、この案内体２が装着される円筒体１０とから構成されている。
案内体２は、概略円柱状を呈し、図１の（イ）において右側すなわち上流側は円錐部３を有するように絞られ、そして下流側はテーパ状に縮径されたテーパ部４が設けられている。テーパ部４の下流端部の内側には雌ネジ５が形成されている。
【０００８】
上記の形状をした案内体２の外周縁部には、図１の（ロ）に示されているように、半径外方に向かってテーパ状に開口した凹溝６、６、…が所定の間隔をおいて、軸方向に３個形成されている。これらの凹溝６、６、…の底部は、円弧状になっているが、外方が開口しているので、切削加工および表面の仕上げは容易にできる。また、凹溝６、６、…間の１個のリブ７には外周面から中心部に向かって円形断面の樹脂流路８が形成されている。そして、この樹脂流路８は、案内体２の中心部に下流側から所定長さに形成されている円形断面の第２樹脂流路９に連通している。これらの樹脂流路８、９は、断面が円形であるので、穴あけ加工も、表面仕上げも容易にできる。しかしながら、他の形状でも実施できることは明らかである。
【０００９】
円筒体１０は、下流側に位置する筒状の胴部１１と、上流側に位置する肉厚のヘッド部とから全体が略円筒状を呈するように一体的に形成されている。ヘッド部は、内外にテーパ部１２、１３を有する。円筒体１０の胴部１１の大きさは、後述するように、組み立てたとき胴部１１の内周面に案内体２のリブ部７、７、…の外周面が密着する大きさに選定されている。したがって、組み立てると円筒体１０の内周面と、案内体２の凹溝６、６、…とにより３個の第１樹脂流路６’、６’、…が構成される。また、胴部１１の軸方向の略中間部には、案内体２の樹脂流路８に連通する透孔１４が形成されている。なお、円筒体１０の端部には位置決ピン１５、１５が挿入される孔が穿設されている。
【００１０】
第１、２の射出ユニット２０、３０は従来周知の構造を有し、第１の射出ユニット２０の先端部にはシリンダヘッド２１が取り付けられている。シリンダヘッド２１も全体は筒状をし、その中心部にノズル構成体１の３個の第１樹脂流路６’、６’、…に連通する樹脂流路２２が形成されている。シリンダヘッド２１の下流端にはフランジ部２３が一体的に設けられ、このフランジ部２３の内側に前述したノズル構成体１の円筒体１０のヘッド部および胴部１１の一部が装着される嵌合穴２６が形成されている。また、フランジ部２３の外周縁部には複数個の６角穴付ボルト２７、２７、…が適用されるボルト孔があけられている。
【００１１】
第２の射出ユニット３０のシリンダヘッド３１には、第１、２の中間ノズル３２、３３が接続されている。第１、２の中間ノズル３２、３３の樹脂流路３４、３５は、ノズル取付体４０の樹脂流路４２に連通し、この樹脂流路４２はノズル構成体１の円筒体１０の透孔１４に連通するようになっている。
ノズル取付体４０は、ノズル構成体１の円筒体１０が挿入される横方向の穴と、この穴から下流側に向かって絞られているテーパ部４３と、該テーパ部４３からさらに下流側に向かって筒状に延びているフランジ部４４とを有するように構成されている。フランジ部４４の内周面には雌ネジ４５が形成されている。
なお、符号４６はボール受４７に設けられている逆止弁の作用をするボールを示している。このボール４６により、第２の射出ユニット３０から溶融樹脂をノズル構成体１の方へ押し出すことができるが、ノズル構成体１から第２の射出ユニット３０の方へは逆流しない。また、符号４８はノズル構成体１を型側へ保持する押ボルトを示している。
【００１２】
前述したノズル構成体１の下流側には、第１のノズル要素３６と第２のノズル要素３７とが取り付けられるようになっている。第１のノズル要素３６は、その上流端部に案内体２の雌ネジ５にネジ込まれる雄ネジが形成され、その中心部に樹脂流路９’が設けられている。また、下流側の外周面は所定形状に絞られている。第２のノズル要素３７も、その上流端部にはノズル取付体４０のフランジ部４４の雌ネジ４５にネジ込まれる雄ネジが形成されている。そして下流端には射出ノズル孔３８が形成されている。第２のノズル要素３７の内周面は、第１のノズル要素３６の外周面と略同じ形状になっているが、第２のノズル要素３７の各部位における径は、第１のノズル要素３６の対応した部位における経よりも所定量だけ大きい。したがって、図に示されているように組み立てると、第１のノズル要素３６の外周面と第２のノズル要素３７の内周面との間に、射出ノズル孔３８に連通する環状の樹脂流路６”が構成される。この環状の樹脂流路６”は、組み立てると、ノズル構成体１の３個の第１樹脂流路６’、６’、…と連通する。なお、図１の（イ）中の符号Ｈ、Ｈ、…はヒータを示している。
【００１３】
次に組み立て方法を説明する。円筒体１０に、案内体２を円錐部３が先になるようにして挿入し、平行ピン１６により位置決めする。これによりノズル構成体１が構成される。ノズル構成体１の円筒体１０のヘッド部を第１の射出ユニット２０のシリンダヘッド２１の嵌合穴２６に挿入する。このとき円筒体１０は、位置決ピン１５、１５により位置決めされ、ノズル取付体４０の樹脂流路４２は円筒体１０の透孔１４および樹脂流路８と連通する状態になる。次いで、ノズル取付体４０をシリンダヘッド２１のフランジ部２３に６角穴付ボルト２７、２７、…で取り付ける。すなわち締め付ける。そうすると、案内体２は、そのテーパ部４がノズル取付体４０のテーパ部４３により図１の（イ）において右方に押される。円筒体１０は、内方のテーパ１２を有するので、円筒体１０も案内体２により押される。その結果、ノズル構成体１は所定位置に取り付けられる。第１のノズル要素３６の雄ネジをノズル構成体１の案内体２の雌ネジ５にネジ込む。また、第２のノズル要素３７の雄ネジをノズル取付体４０の雌ネジ４５にネジ込む。これにより、図１に示されているように、各樹脂流路が連通した状態で組み立てられる。
【００１４】
本実施の形態のサンドイッチ成形用ノズルを使用して、従来周知のように成形ができることは明らかであるが、以下簡単にサンドイッチ成形方法を説明する。第１の射出ユニット２０から所定量の第１樹脂例えばスキン材を射出する。スキン材は、シリンダヘッド２１の樹脂流路２２からノズル構成体１の第１の樹脂流路６’、６’…および第１のノズル要素３６の外周面と第２のノズル要素３７の内周面との間の環状の樹脂流路６”を通って射出ノズル３８から金型へ射出される。金型のキャビテイの所定空間が充填される。このとき、ボール４６が圧力の高いスキン材で押し上げられ、座に着座するので、スキン材が第２の射出ユニット３０の方へ逆流はしない。
【００１５】
スキン材が固化する前に、第２の射出ユニット３０から第２樹脂例えばコア材を射出する。コア材は、第１、２の中間ノズル３２、３３の樹脂流路３４、３５からノズル取付体４０の樹脂流路４２、ノズル構成体１の樹脂流路８、第２の樹脂流路９および第１のノズル要素３６の樹脂流路９’を通って射出ノズル３８から金型へ射出される。金型のキャビテイの空間が完全に充填される。なお、環状の樹脂流路６”にはスキン材が残っているので、この環状の樹脂流路６”の方へは逆流しない。冷却固化を待って金型を開いて、スキン層とコア層とからなるサンドイッチ成形品を取り出す。
【００１６】
【発明の効果】
以上のように、本発明によると、ノズル構成体は、ノズル取付体により第１の射出ユニットのシリンダヘッドの方に固定的に取り付けられているので、第２の射出ユニットはフリーとなる効果が得られる。また、第１、２のノズル要素を前記ノズル構成体の案内体と前記ノズル取付体とにそれぞれ取り付けると、一方が前記第１樹脂流路に、そして他方が前記第２のノズル要素の射出ノズルに連通する樹脂通路が構成されるので、組み立てと分解が容易である。さらには、ノズル構成体が、円筒体と該円筒体に装着される案内体とから構成され、そして案内体の外周部には、外周面に開口した凹溝が軸方向に形成され、案内体を円筒体に装着すると、円筒体の内周面と案内体の凹溝とにより第１樹脂流路が形成されるので、すなわち案内体に凹溝を加工し円筒体に装着することにより、第１樹脂流路が形成されるので、安価にサンドイッチ成形用ノズルを得ることができる。また、凹溝は滑らかに仕上げることができるので、色替え性も良い。さらには、ノズル構成体が円筒体と該円筒体に装着される案内体とから構成されているので、分解掃除も容易にできる。また、案内体の上流側は円錐部を有するように絞られているので、樹脂の流れが良くなると共に、トーピードの効果も得られる。
請求項２記載の発明によると、第２樹脂流路の断面が円形に形成されているので、上記効果に加えて、第２樹脂流路の加工および仕上げが容易にできる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態に係わるサンドイッチ成形用ノズルを示す図で、その（イ）は全体を示す模式的断面図、その（ロ）は（イ）においてローロで見た断面図である。
【図２】従来のサンドイッチ成形用ノズルを示す図で、その（イ）は全体を示す模式的断面図、その（ロ）は（イ）においてローロで見た断面図である。
【符号の説明】
１ノズル構成体
２案内体
３円錐部
６凹溝
６’ 第１樹脂流路
９第２樹脂流路
２０、３０第１、２の射出ユニット
３８射出ノズル孔[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention includes a first resin flow path and a second resin flow path, and one of the first and second resin flow paths is connected to the first and second injection units, respectively, and the other is a common one. The present invention relates to a sandwich molding nozzle connected to the injection nozzle hole.
[0002]
[Prior art]
Recently, many molded articles using a composite material to increase added value, for example, molded articles molded by a sandwich molding method have come to be seen. The sandwich molding method is a method in which the surface layer and the inner layer of the molded product, that is, the resin material constituting the skin layer and the core layer are changed and injection molding is performed at the same time. This method can change the hardness of the skin layer and the core layer. It is possible to improve functions such as being able to prevent sink marks and improving gas barrier properties. In addition, new uses such as recycling of used plastics, which are environmental problems, are also expected.
A nozzle for sandwich molding used in such a sandwich molding method is proposed by Japanese Patent Laid-Open No. 50-77466, and the present applicant has also proposed by Japanese Patent Laid-Open No. 4-43011.
[0003]
An improved sandwich molding nozzle as shown in FIG. 2 is also contemplated (known). This nozzle includes a nozzle structure 50. The nozzle structure 50 has an outer peripheral surface that is tapered, but has a cylindrical shape as a whole, and three first resin flow paths 51, 51,... In addition, a second resin flow path 53 that is continuous with the radially outward resin flow path 52 is formed in the axial center portion. Therefore, the nozzle structure 50 is mounted on the tip of the cylinder head 56 of the first injection unit 55, attached with the pressing member 57, and the first nozzle element 59 having the resin flow path 58 formed in the axial center is configured as the nozzle. When the second nozzle element 60 is screwed into the left end, that is, the downstream end of the body 50 and the second nozzle element 60 is screwed into the flange portion 57 ′ of the pressing member 57, the annular nozzle 61 is formed between the first and second nozzle elements 59, 60. .
[0004]
Therefore, a predetermined amount of skin material from the first injection unit 55 is transferred from the resin flow path 63 of the cylinder head 56, the first resin flow paths 51, 51,... Of the nozzle structure 50, the annular nozzle 61 and the nozzle hole 62 to the mold. The core material is then injected into the mold from the second injection unit 70 through the resin flow paths 71 and 72, the second resin flow path 53 of the nozzle structure 50, the resin flow path 58 of the first nozzle element 59 and the nozzle hole 62. Can be used to obtain a sandwich molded product comprising a skin layer and a core layer.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
Even with the above-mentioned sandwich molding nozzle, a sandwich molded product can be obtained, but there are disadvantages such as high nozzles and poor color changeability. That is, the nozzle structure 50 also has a torpedo effect, and the first resin flow paths 51, 51,... Are formed on the inner peripheral portion of the nozzle structure 50 so that the contour is arcuate, and therefore difficult to process. However, there is a drawback that the processing cost is high. Moreover, since the shape of the 1st resin flow paths 51, 51, ... is not a mere circle but an arc, the surface finish is difficult and rough. Since the surface finish is rough, a large amount of resin is required for purging, it takes time, and the color changeability is poor.
The present invention is intended to provide a sandwich molding nozzle that eliminates the above-mentioned drawbacks. Specifically, although it can be obtained at a low cost, the color changeability is good and the disassembly and cleaning can be easily performed. The object is to provide a nozzle for sandwich molding.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a nozzle structure fixedly attached to the first injection unit by a nozzle attachment body, a first nozzle element attached to the nozzle structure, A sandwich molding nozzle comprising a second nozzle element attached to the nozzle attachment body, wherein the nozzle structure is fixedly attached to a cylinder head of the first injection unit. And a guide body mounted on the inside of the cylindrical body, the upstream side of which the resin material flows is constricted in a tapered shape so as to have a conical portion, and the outer peripheral portion of the guide body has an outer peripheral surface. An open concave groove is formed in the axial direction, and when the guide body is attached to the cylindrical body, one of the inner peripheral surface of the cylindrical body and the concave groove of the guide body communicates with the first injection unit. 1st resin When a path is formed and the first and second nozzle elements are respectively attached to the guide body and the nozzle attachment body of the nozzle structure, one is in the first resin flow path and the other is the second nozzle A resin passage that communicates with the injection nozzle of the element is configured, and one of the nozzle mounting bodies is provided with a second injection obliquely so that its tip end approaches the first injection unit A resin passage is formed in the resin passage of the unit, and the other is formed over the guide body 2 and the first nozzle element, and communicates with the resin passage connected to the injection nozzle. A check valve is provided to prevent the resin from flowing toward the two injection units. According to a second aspect of the present invention, in the nozzle according to the first aspect, a plurality of concave grooves are formed in the outer peripheral portion of the guide body, and the resin flow path is circular at a substantially central portion of the guide body. Is formed.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described below with reference to FIG. The nozzle for sandwich molding according to the present embodiment is provided with a nozzle structure 1 located substantially at the center in FIG. The nozzle structure 1 is composed of a guide body 2 also having a torpedo effect and a cylindrical body 10 to which the guide body 2 is attached.
The guide body 2 has a substantially cylindrical shape. In FIG. 1A, the right side, that is, the upstream side is narrowed so as to have a conical portion 3, and the downstream side is provided with a tapered portion 4 having a reduced diameter. ing. A female screw 5 is formed inside the downstream end of the taper portion 4.
[0008]
On the outer peripheral edge of the guide body 2 having the above-mentioned shape, as shown in FIG. 1B, concave grooves 6, 6,... Three pieces are formed in the axial direction at intervals. Although the bottoms of these concave grooves 6, 6,... Are arc-shaped, the outer side is open, so that cutting and surface finishing can be easily performed. Moreover, the resin flow path 8 of circular cross section is formed in the one rib 7 between the ditch | grooves 6, 6, ... from the outer peripheral surface toward a center part. And this resin flow path 8 is connected to the 2nd resin flow path 9 of the circular cross section currently formed in the center part of the guide body 2 from downstream by predetermined length. Since these resin flow paths 8 and 9 have a circular cross section, drilling and surface finishing can be easily performed. However, it is clear that other shapes can be implemented.
[0009]
The cylindrical body 10 is integrally formed so as to have a substantially cylindrical shape as a whole from a cylindrical body portion 11 located on the downstream side and a thick head portion located on the upstream side. The head portion has tapered portions 12 and 13 inside and outside. The size of the body portion 11 of the cylindrical body 10 is selected so that the outer peripheral surfaces of the rib portions 7, 7,... Of the guide body 2 are in close contact with the inner peripheral surface of the body portion 11 when assembled. ing. Therefore, three first resin flow paths 6 ′, 6 ′,... Are constituted by the inner peripheral surface of the cylindrical body 10 and the concave grooves 6, 6,. Further, a through hole 14 communicating with the resin flow path 8 of the guide body 2 is formed in a substantially intermediate portion in the axial direction of the body portion 11. A hole into which the positioning pins 15 and 15 are inserted is formed at the end of the cylindrical body 10.
[0010]
The first and second injection units 20 and 30 have a conventionally well-known structure, and a cylinder head 21 is attached to the tip of the first injection unit 20. The cylinder head 21 also has a cylindrical shape as a whole, and a resin flow path 22 communicating with the three first resin flow paths 6 ′, 6 ′,. A flange portion 23 is integrally provided at the downstream end of the cylinder head 21, and the head portion of the cylindrical body 10 of the nozzle constituting body 1 and a part of the body portion 11 are fitted inside the flange portion 23. A joint hole 26 is formed. Further, bolt holes to which a plurality of hexagon socket head bolts 27, 27,... Are applied are formed in the outer peripheral edge portion of the flange portion 23.
[0011]
First and second intermediate nozzles 32 and 33 are connected to the cylinder head 31 of the second injection unit 30. The resin flow paths 34 and 35 of the first and second intermediate nozzles 32 and 33 communicate with the resin flow path 42 of the nozzle mounting body 40, and the resin flow path 42 is the through hole 14 of the cylindrical body 10 of the nozzle structure 1. It has come to communicate with.
The nozzle mounting body 40 includes a lateral hole into which the cylindrical body 10 of the nozzle structure 1 is inserted, a tapered portion 43 that is narrowed toward the downstream side from the hole, and a further downstream side from the tapered portion 43. It is comprised so that it may have the flange part 44 extended cylindrically toward. A female screw 45 is formed on the inner peripheral surface of the flange portion 44.
Reference numeral 46 indicates a ball acting as a check valve provided in the ball receiver 47. The ball 46 can push the molten resin from the second injection unit 30 toward the nozzle structure 1, but does not flow backward from the nozzle structure 1 toward the second injection unit 30. Reference numeral 48 denotes a push bolt that holds the nozzle structure 1 to the mold side.
[0012]
A first nozzle element 36 and a second nozzle element 37 are attached to the downstream side of the nozzle structure 1 described above. The first nozzle element 36 is formed with a male screw to be screwed into the female screw 5 of the guide body 2 at the upstream end thereof, and is provided with a resin flow path 9 ′ at the center thereof. Further, the outer peripheral surface on the downstream side is narrowed to a predetermined shape. The second nozzle element 37 is also formed with a male screw that is screwed into the female screw 45 of the flange portion 44 of the nozzle mounting body 40 at the upstream end thereof. An injection nozzle hole 38 is formed at the downstream end. The inner peripheral surface of the second nozzle element 37 has substantially the same shape as the outer peripheral surface of the first nozzle element 36, but the diameter of each part of the second nozzle element 37 is the first nozzle element 36. It is larger by a predetermined amount than the warp at the corresponding part. Therefore, when assembled as shown in the figure, an annular resin flow path communicating with the injection nozzle hole 38 between the outer peripheral surface of the first nozzle element 36 and the inner peripheral surface of the second nozzle element 37. 6 ″. This annular resin flow path 6 ″ communicates with the three first resin flow paths 6 ′, 6 ′,... Of the nozzle structure 1 when assembled. In FIG. 1A, symbols H, H,... Indicate heaters.
[0013]
Next, the assembly method will be described. The guide body 2 is inserted into the cylindrical body 10 with the conical portion 3 first, and is positioned by the parallel pins 16. Thereby, the nozzle structure 1 is comprised. The head portion of the cylindrical body 10 of the nozzle structure 1 is inserted into the fitting hole 26 of the cylinder head 21 of the first injection unit 20. At this time, the cylindrical body 10 is positioned by the positioning pins 15, 15, and the resin flow path 42 of the nozzle attachment body 40 is in a state of communicating with the through hole 14 of the cylindrical body 10 and the resin flow path 8. Next, the nozzle attachment body 40 is attached to the flange portion 23 of the cylinder head 21 with hexagon socket head cap screws 27, 27,. That is, tighten. As a result, the tapered portion 4 of the guide body 2 is pushed rightward in FIG. 1A by the tapered portion 43 of the nozzle mounting body 40. Since the cylindrical body 10 has an inward taper 12, the cylindrical body 10 is also pushed by the guide body 2. As a result, the nozzle structure 1 is attached at a predetermined position. The male screw of the first nozzle element 36 is screwed into the female screw 5 of the guide body 2 of the nozzle structure 1. Further, the male screw of the second nozzle element 37 is screwed into the female screw 45 of the nozzle mounting body 40. Thus, as shown in FIG. 1, the resin flow paths are assembled in a state where they are in communication.
[0014]
Although it is clear that molding can be performed as conventionally known using the sandwich molding nozzle of the present embodiment, the sandwich molding method will be briefly described below. A predetermined amount of the first resin, such as a skin material, is injected from the first injection unit 20. The skin material is formed from the resin flow path 22 of the cylinder head 21 to the first resin flow paths 6 ′, 6 ′, and the outer peripheral surface of the first nozzle element 36 and the inner periphery of the second nozzle element 37. It is injected into the mold from the injection nozzle 38 through the annular resin flow path 6 ″ between the surfaces. The predetermined space of the mold cavity is filled. At this time, the ball 46 is made of a high-pressure skin material. Since it is pushed up and seated on the seat, the skin material does not flow backward toward the second injection unit 30.
[0015]
Before the skin material is solidified, a second resin such as a core material is injected from the second injection unit 30. The core material includes resin flow paths 34 and 35 of the first and second intermediate nozzles 32 and 33 to a resin flow path 42 of the nozzle mounting body 40, a resin flow path 8 of the nozzle structure 1, a second resin flow path 9 and The first nozzle element 36 is injected from the injection nozzle 38 into the mold through the resin flow path 9 ′. The mold cavity space is completely filled. Since the skin material remains in the annular resin flow path 6 ″, it does not flow backward toward the annular resin flow path 6 ″. After waiting for cooling and solidification, the mold is opened, and a sandwich molded product composed of the skin layer and the core layer is taken out.
[0016]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, since the nozzle structure is fixedly attached to the cylinder head of the first injection unit by the nozzle attachment body, the second injection unit is free. can get. When the first and second nozzle elements are respectively attached to the guide body and the nozzle attachment body of the nozzle structure, one is the first resin flow path and the other is the injection nozzle of the second nozzle element. Since the resin passage communicated with is constructed, assembly and disassembly are easy. Further, the nozzle structure is composed of a cylindrical body and a guide body mounted on the cylindrical body, and a concave groove opened in the outer peripheral surface is formed in the axial direction on the outer peripheral portion of the guide body. Is attached to the cylindrical body, the first resin flow path is formed by the inner peripheral surface of the cylindrical body and the concave groove of the guide body, that is, by processing the concave groove in the guide body and mounting it to the cylindrical body, Since one resin flow path is formed, a sandwich molding nozzle can be obtained at low cost. Moreover, since the ditch | groove can be finished smoothly, color changeability is also good. Furthermore, since the nozzle structure is composed of a cylindrical body and a guide body mounted on the cylindrical body, disassembly and cleaning can be facilitated. Further, since the upstream side of the guide body is narrowed so as to have a conical portion, the flow of the resin is improved and the effect of torpedo is also obtained.
According to the second aspect of the present invention, since the second resin flow path has a circular cross section, in addition to the above effects, the second resin flow path can be easily processed and finished.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a sandwich molding nozzle according to an embodiment of the present invention, in which (a) is a schematic cross-sectional view showing the whole, and (b) is a cross-sectional view seen in rolls in (a). is there.
FIG. 2 is a view showing a conventional sandwich molding nozzle, in which (a) is a schematic cross-sectional view showing the whole, and (b) is a cross-sectional view of the nozzle in FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Nozzle structure 2 Guide body 3 Conical part 6 Concave groove 6 '1st resin flow path 9 2nd resin flow path 20, 30 The 1st, 2nd injection unit 38 Injection nozzle hole

Claims

A nozzle structure (1) fixedly attached to the first injection unit (20) by a nozzle mounting body (40), and a first nozzle element (36) attached to the nozzle structure (1) And a second nozzle element (37) attached to the nozzle attachment body (40),
The nozzle structure (1) is attached to a cylindrical body (10) fixedly attached to a cylinder head of the first injection unit (20), and an inner side of the cylindrical body (10) . The upstream side in which the resin material flows is composed of a guide body (2) that is tapered so as to have a conical portion (3) ,
On the outer periphery of the guide body (2), concave grooves (6, 6,...) Opened in the outer peripheral surface are formed in the axial direction, and when the guide body (2) is attached to the cylindrical body (10), A first resin flow path (one of which communicates with the first injection unit (20) by the inner peripheral surface of the cylindrical body (10) and the concave grooves (6, 6,...) Of the guide body (2). 6 ′, 6 ′,.
When the first and second nozzle elements (36, 37) are respectively attached to the guide body (2) and the nozzle attachment body (40) of the nozzle structure (1), one of them is the first resin flow path ( 6 ′, 6 ′,...), And the other is formed with a resin passageway (6 ″) communicating with the injection nozzle (38) of the second nozzle element (37),
One side of the nozzle mounting body (40) is a resin passage of a second injection unit (30) that is provided obliquely so that the tip of the first injection unit (20) approaches. (34), and the other is formed over the guide body 2 and the first nozzle element (36), and is connected to the resin passage (8, 9) connected to the injection nozzle (38). ), And the resin passage (42) is provided with a check valve (46) for preventing the resin from flowing toward the second injection unit.

2. The nozzle according to claim 1, wherein a plurality of concave grooves (6, 6,...) Are formed on the outer peripheral portion of the guide body (2), and the resin flow path (9) is substantially at the center of the guide body (2). The nozzle for sandwich molding in which the cross section is formed circularly in the part.