JP3640865B2 - ネットワークサービスシステムにおける方法、サーバ及び記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク上でゲームを行うネットワークゲームシステムに関し、特に、ネットワークに接続されたゲーム機がサーバと接続する際の利用者認証技術等に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビ画面等を表示装置とし専用の操作装置を有する家庭用ゲーム機において、ネットワークを経由して通信を行う機能を持たせ、ゲームサーバ等に接続してネットワーク上でゲームを行うことが可能となりつつある。従来、ネットワーク上でのゲームサービスを提供する側では、そのゲームサービスに対する利用者管理等は行っていなかった。従って、不特定多数の利用者がゲームサーバに接続してゲームを行う場合が多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術によると、利用者管理ができないため、課金や利用者へのサービスを十分に行うことができず、内容が豊富で質の高いゲームサービスを提供することができなかった。
【0004】
従って、内容が豊富で質の高いゲームサービスを提供するには、ゲームサービスの利用者管理を行って利用者を把握する必要があり、そのためには、利用者登録、登録内容変更、復旧、利用者認証等の技術が新たに必要となる。
【0005】
更に、ゲームの利用者層を考慮すると、接続時の認証等の操作を簡易にする必要がある。すなわち、一般的な英数字の羅列によるIDやパスワードを認証に用いた場合には、ゲーム機の操作装置でそれらを入力するには手間がかかり、ゲームの利用者が接続をスムーズに行うことができない。
【0006】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ゲーム等のサービスをネットワーク上で提供するに際し、利用者管理を行うために必要な技術であり、更に、利用者が利用しやすい技術を提供することを目的とする。
【0007】
すなわち、ゲーム機の利用者のネットワーク経由での登録、ゲーム実行時のネットワーク接続処理及び認証、ゲーム機及びサーバにおける認証情報の管理、サーバによる遠隔でのゲーム機の障害復旧を可能とする技術を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明は次のように構成することができる。
【0009】
本発明は、端末とサーバとを有し、ネットワーク上でサービスを提供するネットワークサービスシステムにおいて、端末がサービスを利用するために必要となる情報を登録する方法であって、端末が、端末に具備された操作装置において文字又は数字の入力以外の目的のために設置された入力キーを用いて入力された、サービスを利用するための第1のIDと第1のIDに対応する第1のパスワードとをサーバへ送信し、サーバは、第1のIDを第1のパスワードとともにデータベースに登録し、端末は、前記入力キーを用いて入力された第2のIDと第2のパスワードとをサーバへ送信し、サーバは、受信した第2のIDと第2のパスワードとを、第1のIDと第1のパスワードとに対応付けて前記データベースに登録し、サーバは、前記データベースに登録した第1のIDと第1のパスワードとを含む情報を第2のパスワードを用いて暗号化し、暗号化した情報を端末に送信し、端末は、サーバから受信した暗号化された情報を第2のIDと対応付けて記録媒体へ格納する。
【0010】
本発明のような利用者登録方法によれば、サービスを利用するためのIDとパスワードを暗号化して記録媒体に格納することとし、格納の際には格納用のIDとパスワードを用いるので、サービス利用の際にはサービスを利用するためのIDとパスワードを手入力する必要がなく、格納の際のIDとパスワードを入力すればサービスを利用できる。従って、格納の際のIDとパスワードをわかりやすく入力しやすいようなものにすることによって、セキュリティを保ちながら、容易にサービスの利用を開始できるようになる。
【0011】
前記方法におけるサーバが第1のIDを第1のパスワードとともにデータベースに登録するステップにおいて、サーバは、第1のIDがサーバにおいて既に登録されていない場合に、当該第1のIDを第1のパスワードとともにデータベースに登録する。
【0013】
本発明は、端末とサーバとを有し、ネットワーク上でサービスを提供するネットワークサービスシステムにおける端末がサービスを利用するための方法において、サービスを利用するために必要となる情報を登録する段階において、端末が、端末に具備された操作装置における文字又は数字の入力以外の目的のために設置された入力キーを用いて入力された、サービスを利用するための第1のIDと第1のIDに対応する第1のパスワードとをサーバへ送信し、サーバは、第1のIDを第1のパスワードとともにデータベースに登録し、端末は、前記入力キーを用いて入力された第2のIDと第2のパスワードとをサーバへ送信し、サーバは、受信した第2のIDと第2のパスワードとを、第1のIDと第1のパスワードとに対応付けて前記データベースに登録し、サーバは、前記データベースに登録した第1のIDと第1のパスワードとを含む情報を第2のパスワードを用いて暗号化し、暗号化した情報を端末に送信し、端末は、サーバから受信した暗号化された情報を第2のIDと対応付けて記録媒体へ格納し、端末がサービスの利用を開始する段階において、端末は、前記入力キーを用いて入力された第2のIDに対応する前記記録媒体に格納された暗号化された情報を、前記入力キーを用いて入力された第2のパスワードで復号化して第1のIDと第1のパスワードとを取り出し、取り出された第1のIDと第1のパスワードとをサーバに送信し、サーバは、受信した第1のIDと第1のパスワードが前記データベースに登録されているか否かを調べることにより、サービスの利用可否の判断を行うように構成してもよい。
【0014】
本発明によれば、サービスを利用するためのIDとパスワードを暗号化して記録媒体に格納し、格納の際には格納用のIDとパスワードを用いる。サービス利用の際にはサービスを利用するためのIDとパスワードを手入力する必要がなく、格納の際のIDとパスワードを入力すればサービスを利用できるようになる。従って、格納の際のIDとパスワードをわかりやすく入力しやすいようなものにすることによって、セキュリティを保ちながら、容易にサービスの利用を開始できる。
【0015】
サーバのデータベースに登録された情報を変更する段階において、端末は、前記入力キーから入力された第2のIDと第2のパスワードを用いて、前記記録媒体に暗号化して格納された情報を復号化して取り出し、サーバへ送信し、サーバは、前記データベースに登録した情報と端末から受信した情報とが一致した場合、登録する情報の変更画面を端末に送信し、端末から変更した情報を受信すると、受信した情報で登録情報の更新を行い、登録情報を第2のパスワードで暗号化して端末に送信し、端末は、受信した情報を第2のIDと対応付けて記録媒体に格納する。
【0016】
本発明によれば、利用者情報が登録されていることを確認した後に、変更を行うこととしたため、登録情報の変更を安全に行うことが可能となる。
【0017】
また、本発明は、端末とサーバとを有し、ネットワーク上でサービスを提供するネットワークサービスシステムにおいて、端末がサービスを利用するために必要となる情報及びその情報を記録媒体に格納するために用いられる情報を登録した後に復旧する方法であって、サービスを利用するために必要となる情報及びその情報を記録媒体に格納するために用いられる情報を登録する段階において、端末が、端末に具備された操作装置における入力キーを用いて入力された、サービスを利用するための第1のIDと第1のIDに対応する第1のパスワードとをサーバへ送信し、サーバは、第1のIDを第1のパスワードとともにデータベースに登録し、端末は、前記入力キーを用いて入力された第2のIDと第2のパスワードとをサーバへ送信し、サーバは、受信した第2のIDと第2のパスワードとを、第1のIDと第1のパスワードとに対応付けて前記データベースに登録し、サーバは、前記データベースに登録した第1のIDと第1のパスワードとを含む情報を第2のパスワードを用いて暗号化し、暗号化した情報を端末に送信し、端末は、サーバから受信した暗号化された情報を第2のIDと対応付けて記録媒体へ格納し、端末の記録媒体に格納された情報を復旧する段階において、端末は、前記入力キーを用いて入力された第1のIDと第1のパスワードとをサーバへ送信し、サーバは、受信した第1のIDと第1のパスワードが前記データベースに登録された情報と一致する場合、その第1のIDと第1のパスワードとを含む情報を第2のパスワードを用いて暗号化し、暗号化した情報を第2のIDと第2のパスワードとともに端末に送信し、端末は、サーバから受信した暗号化した情報を、サーバから受信した第2のIDと対応付けて記録媒体へ格納する。
【0018】
本発明によれば、記録媒体に格納された情報を容易に復旧させることが可能となる。
【0019】
なお、前記端末はゲーム機であり、前記操作装置における文字又は数字の入力以外の目的のために設置された入力キーはゲームを行うために用いられる複数のボタンであるとすることができる。
【0020】
本発明によれば、例えば、指のストロークを覚えておくことによってパスワードを入力することができるので、サービスの利用を容易に開始できるようになる。従って、特にゲームを行う利用者層に好適である。
【0025】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施例におけるネットワークゲームシステムの構成図である。本発明におけるネットワークゲームシステムはゲーム機10、ネットワーク20、ゲームサーバ30、認証サーバ40を有する。
【0026】
ゲーム機10の構成を図2に示す。ゲーム機10は、ゲーム機本体11、表示装置12、記録媒体読み取り装置A13、記録媒体読み取り装置B14、操作装置15、ネットワーク接続装置16から構成される。
【0027】
記録媒体読み取り装置A13には記録媒体Aが装着可能であり、記録媒体読み取り装置Bには記録媒体Bが装着可能である。本実施例では、記録媒体Aは書き換え不可能なもの、例えば、CD−ROM、DVD−ROM、ROMを搭載したメモリーカセット等を使用する。記録媒体Bは書き換え可能なもの、例えば、フラッシュメモリーを搭載したメモリーカード、フロッピーディスク、ハードディスク等を使用する。また、記録媒体読み取り装置A13及び記録媒体読み取り装置Bはゲーム機本体に内蔵されていても外付けでもどちらでも実現可能である。以下、ゲーム機本体に記録媒体を挿入するとの表現は、記録媒体読み取り装置に記録媒体を挿入する意味に用いる。なお、記録媒体読み取り装置と記録媒体が一体となったハードディスクドライブ等を使用することも可能である。また、後述するプログラムと認証用データを1つの記録媒体に入れることが許容されれば、記録媒体を2つに分けずに、1つとすることもできる。
【0028】
操作装置15の例を図3に示す。操作装置15は、右親指前方向ボタン、右親指右方向ボタン、右親指後方向ボタン、右親指左方向ボタン、右人指し指ボタン、右中指ボタン、左親指前方向ボタン、左親指右方向ボタン、左親指後方向ボタン、左親指左方向ボタン、左人指し指ボタン、左中指ボタンを有する。文字等を入力する際には表示装置12にひらがな又は英数字等が1つのキーと1対1に対応したキーボードの絵を表示し、表示装置上のキーの位置を指定していくことで、ひらがな又は英数字等を1文字づつ入力することができる。また、表示装置12に各利用者の顔文字を表示することにより、後述する記録媒体格納用IDの入力に使用することができる。また、例えば、操作装置15の右上側(又は左上側)4つのボタンに○×△□を割り当て、これをパスワード等の入力に使用してもよい。なお、操作装置15として、例えば、パーソナルコンピュータやワープロのキーボードのように、ひらがな又は英数字等がキーと1対1に対応したものを用いてもよい。
【0029】
ネットワーク接続装置16は、ネットワーク20と接続し、認証サーバ40やゲームサーバ30と通信を行なうために必要な機能を備えている。
【0030】
なお、ゲーム機本体11は例えば一般的なコンピュータと同様の構成をとるこができ、CPU、メモリ等を有する。
【0031】
ネットワーク20としては例えば電話網、広域コンピュータ網等を使用することができる。ゲームサーバ30はネットワークゲームを提供するサーバである。認証サーバ40の構成を図4に示す。認証サーバ40は、認証部41、利用者管理データベース42を有する。利用者管理データベース42に格納されるデータは、利用者詳細情報、及び、1つ又は複数のサービスに対する利用者のID、パスワード、そのサービスを利用するためのその他の情報の組、及び、記録媒体格納用ID、記録媒体格納用パスワードから構成される。利用者管理データベース42の構成の例を図5に示す。利用者詳細情報とは、例えば、住所、氏名、電話番号等の本人特定に関わる内容である。この例では、サービスA、サービスB、サービスCの3つのサービスに関するサービスを利用するためのID、パスワード、その他の情報を登録しているが、サービスは1つでも、2つでもよいし、4つ以上でもよい。なお、認証サーバ40において、認証部41、利用者管理データベースはプログラムとして構成でき、そのプログラムをコンピュータにインストールすることにより認証サーバ40を実現することができる。また、そのプログラムはCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布することや、ネットワークを介して配布することが可能である。
【0032】
次に、上記のようなネットワークゲームシステムにおけるゲーム機の利用者管理方法について説明する。
【0033】
本発明における利用者管理における処理として、利用者登録処理、利用者登録情報の利用、利用者登録情報の更新処理、利用者登録情報の復旧処理について説明する。
【0034】
図6に利用者登録処理の流れを示す。利用者は、利用者登録処理プログラムが記録された記録媒体Aをゲーム機本体11に挿入し、ゲーム機10の操作装置15により利用者登録処理開始の操作を行う(ステップ1)。
【0035】
次に、ゲーム機本体11は、記録媒体Bの確認処理を行う(ステップ2)。記録媒体Bの確認処理について図7を用いて説明する。ゲーム機本体11は、記録媒体Bがゲーム機本体11に挿入又は接続されているか確認する(ステップ111)。これは例えば、メモリーカードがゲーム機本体11(記録媒体読み取り装置)に挿入されているか、又は、ハードディスクがゲーム機本体11の接続端子に接続されているか確認することにより行う。記録媒体Bが挿入又は接続されていない場合は、ゲーム機本体11は、表示装置12に、記録媒体Bのゲーム機本体11(記録媒体読み取り装置)への挿入又は接続を要求する表示を行う(ステップ112)。利用者がゲーム機本体11へ記録媒体Bを挿入又は接続し、操作装置15により挿入又は接続完了の操作を行った後(ステップ113)、ゲーム機本体11は、記録媒体Bが挿入又は接続されているか確認する(ステップ111)。
【0036】
ゲーム機本体11は、記録媒体Bがゲーム機本体11に挿入又は接続されていることを確認した後、記録媒体Bにアクセスすることができるか確認する(ステップ114)。アクセスすることができるとは、例えば、記録媒体Bに格納されているデータの一覧情報が取得できる、記録媒体Bの空き容量の情報が取得できる等のことである。
【0037】
ゲーム機本体11が記録媒体Bにアクセスすることができない場合、ゲーム機本体11は、表示装置に記録媒体Bを初期化してよいか確認の表示を行う(ステップ115)。
【0038】
利用者が操作装置15を使用して初期化を了解する操作を行うと(ステップ116)、ゲーム機本体11は、記録媒体Bを初期化し(ステップ117)、テスト用データを作成して記録媒体Bに書き込んでから読み出し(ステップ118〜120)、書き込んだデータと読み出したデータの一致を確認する(ステップ121)。ここで用いるテスト用データは、例えば、一定の桁数の乱数である。一致しない場合は、記録媒体Bの交換を要求する表示を行い(ステップ122)、記録媒体Bの確認処理を最初からやりなおす。一致する場合は、テスト用データを記録媒体Bから削除して記録媒体Bの確認処理を終了する(ステップ123)。
【0039】
記録媒体Bの確認処理(図6のステップ2)が終了すると、ゲーム機本体11は、記録媒体Aから認証サーバ40に接続するために必要な情報を読み出す。読み出す情報は、例えば、ゲーム機10が電話回線でネットワーク20と接続する形態の場合は、ダイヤルアップの電話番号、認証サーバ40の認証部41へのログイン用のID、パスワード等である。ゲーム機10のネットワーク接続装置16は読み出した情報を使用して認証サーバ40の認証部41に接続する(ステップ3)。
【0040】
認証部41はゲーム機本体11へ利用者詳細情報の入力要求を送信する(ステップ4)。利用者詳細情報とは、例えば、住所、氏名、電話番号等の本人特定に関わる内容である。
【0041】
続いて、ゲーム機本体11が表示装置12に利用者詳細情報の入力要求を表示すると(ステップ5)、利用者は操作装置15を用いて利用者詳細情報を入力する(ステップ6)。
【0042】
ゲーム機本体11は、利用者の入力内容を認証部41へ送信する(ステップ7)。認証部41は、後でまとめて利用者管理データベースへ登録するために、受信した利用者詳細情報を保持しておく。
【0043】
認証部41は、ゲーム機本体11へサービスAを利用するために割当てを希望するIDの入力要求を送信する(ステップ8)。なお、ステップ8より前に、認証サーバがゲーム機にサービスメニューを送信し、ゲーム機がそれを表示することによって利用者が登録希望ゲームを選択するようにしてもよい。
【0044】
ゲーム機本体11は、表示装置12にサービスAを利用するために割当てを希望するIDの入力要求を表示する(ステップ9)。入力されるIDはすでに他の利用者に割当てられていて利用できない場合もあり得るため、希望する順番をつけて複数個のIDの入力要求を表示するようにしてもよい。
【0045】
利用者は、操作装置15を使用してサービスAを利用するために割り当てを希望するIDを入力する(ステップ10)。ゲーム機本体11は、利用者によって入力された内容を認証部41へ送信する(ステップ11)。
【0046】
続いて、図8を用いて説明する。認証部41は、ゲーム機本体11から受信した、利用者がサービスAを利用するために割り当てを希望するIDについて、すでに他の利用者がサービスAを利用するためのIDとして利用者管理データベース42に登録しているかどうかを調べる(ステップ12)。登録されている場合、割当てることはできないため、利用者がサービスAを利用するために割り当てを希望するIDとして異なるIDの入力要求を、ゲーム機本体11へ送信する(ステップ13、14)。利用者がサービスAを利用するために割り当てを希望するIDについて、別の利用者によって利用者管理データベース42に登録されていない場合は、認証部41は、後でまとめて利用者管理データベースへ登録するために、受信したIDを保持しておく。
【0047】
認証部41は、ゲーム機本体11へ入力したIDに対応するパスワードの入力要求を送信する(ステップ15)。ゲーム機本体11は、表示装置12に入力したIDに対応するパスワードの入力要求を表示する(ステップ16)。利用者は、操作装置15を使用して、入力したIDに対応するパスワードを入力する(ステップ17)。
【0048】
ゲーム機本体11は、利用者によって入力された内容を認証部41へ送信する(ステップ18)。認証部41は、ゲーム機本体11から受信した、利用者が入力したIDに対応するパスワードについて、形式が正しいか確認する(ステップ19)。形式が正しいとは、例えば、文字の長さが一定数を超えているか、使用されている文字が数字だけでなく英字を含んでいるか等、セキュリティを確保するための一定の条件を満たしていることである。形式が正しくない場合は、異なるパスワードの入力要求を、ゲーム機本体11へ送信する(ステップ20、21)。形式が正しい場合は、認証部41は、後でまとめて利用者管理データベースへ登録するために、受信したパスワードを保持しておく。
【0049】
続いて図9を用いて説明する。認証部41は、サービスの特性に応じてサービスAを利用するために必要ならば、ゲーム機本体11へサービスAを利用するために必要なその他の情報の入力要求を送信する(ステップ22)。サービスを利用するために必要なその他の情報とは、例えば、ゲーム機が電話回線を経由してネットワークと接続する場合にはダイヤルアップの電話番号等、サービスを利用するためのIDに付随する情報で、サービスごとに異なる。
【0050】
ゲーム機本体11は、表示装置12にサービスAを利用するために必要なその他の情報の入力要求を表示する(ステップ23)。利用者は、操作装置15を使用してサービスAを利用するために必要なその他の情報を入力する(ステップ24)。
【0051】
ゲーム機本体11は、利用者によって入力された内容を認証部41へ送信する(ステップ25)。認証部41は、後でまとめて利用者管理データベースへ登録するために、受信した利用者が入力したサービスAを利用するために必要なその他の情報を保持しておく。
【0052】
上記手順と同様に、利用者がサービスBを利用するためのID、そのIDに対応するパスワード、サービスの特性に応じてサービスBを利用するために必要ならばその他の情報、利用者がサービスCを利用するためのID、そのIDに対応するパスワード、サービスの特性に応じてサービスCを利用するために必要ならばその他の情報の入力を行う(ステップ26)。この実施例では、利用者はサービスA、サービスB、サービスCの3つのサービスに関する登録を行うものとするが、登録するサービスは1つでも、2つでもよいし、4つ以上でもよい。
【0053】
次に、認証部41は、ゲーム機本体11から受信し保持しておいた、利用者詳細情報、利用者がサービスAを利用するためのID、それに対応するパスワード、必要ならばサービスAを利用するためのその他の情報、利用者がサービスBを利用するためのID、それに対応するパスワード、必要ならばサービスBを利用するためのその他の情報、利用者がサービスCを利用するためのID、それに対応するパスワード、必要ならばサービスCを利用するためのその他の情報を利用者登録データベース42に登録する(ステップ27)。
【0054】
次に、認証部41、はゲーム機本体11へ、利用者がサービスAを利用するためのID、パスワード、その他の情報、利用者がサービスBを利用するためのID、パスワード、その他の情報、利用者がサービスCを利用するためのID、パスワード、その他の情報を、ゲーム機本体11の記録媒体Bに暗号化して格納するための、ID(以下、記録媒体格納用ID)及びパスワード(以下、記録媒体格納用パスワード)の入力要求を送信する(ステップ28)。
【0055】
ゲーム機本体11は、表示装置12に、記録媒体格納用IDの入力要求を表示する。記録媒体格納用IDは、記録媒体Bの中で一意であるように利用者が定める。例えば、予めシステム全体で定められた一定個数のIDの候補の中から記録媒体Bの中で未使用のものを利用者が選択するようにする。この場合、ゲーム機本体11は、記録媒体Bですでに使用されている記録媒体格納用IDを除き、使用可能な記録媒体格納用IDの一覧を表示装置に表示する(ステップ29)。
【0056】
利用者は操作装置を使用して一覧の中から記録媒体格納用IDを選択する(ステップ30)。記録媒体格納用IDは操作装置15を用いて入力するようにしてもよい。また、記録媒体格納用IDとして使用者の顔文字を画面に表示し、それを選択して、IDとして又はIDの一部として使用することもできる。次に、ゲーム機本体11は、表示装置12に、記録媒体格納用パスワードの入力要求を表示し(ステップ31)、利用者は操作装置15を利用して記録媒体格納用パスワードを入力する(ステップ32)。
【0057】
操作装置15を用いた利用者による記録媒体格納用パスワードの入力において、人間の手の1つの指に対してたかだか1つのボタンを対応させて手の位置を動かさずに指を曲げることでボタンを押すことができ、又は、人間の手の1つの指に対して複数のボタンを対応させ、手の位置を動かさずに指を前後左右又は上下に曲げることで複数のボタンのうち1つを押すことができる。
【0058】
図3を用いて、記録媒体格納用パスワード入力方法についてより詳細に説明する。利用者は図面の奥側に前面を向いて立ち、図における操作装置15の左側面を右手の位置で持ち、図における操作装置15の右側面を左手の位置で持つ。指とボタンの対応は、図のボタン名の通りとなる。記録媒体格納用パスワードの入力においては、各ボタンに対して記録媒体格納用パスワードを構成する1つの記号を1対1に対応させるものとする。
利用者は入力した記録媒体格納用パスワードを、右手と左手の区別及び手の指の名前、又は、右手と左手の区別及び手の指の名前と前後左右又は上下の位置を複数連続させたものとして頭脳等に記憶しておく。また、前述した○×△□等のキーを使用して入力してもよい。これにより比較的低年齢の利用者でも容易に入力を行うことができる。
【0059】
次に図10を参照して説明を続ける。ゲーム機本体11は、パスワードの形式のチェックを行った後(ステップ33〜35)、利用者によって入力された記録媒体格納用ID及び記録媒体格納用パスワードを認証部41へ送信する(ステップ36)。認証部41は、利用者によって入力された記録媒体格納用ID、記録媒体格納用パスワードを利用者管理データベース42に登録し(ステップ37)、記録媒体格納用パスワードを暗号鍵として、サービスAを利用するためのID、パスワード、その他の情報、サービスBを利用するためのID、パスワード、その他の情報、サービスCを利用するためのID、パスワード、その他の情報を暗号化して、ゲーム機本体11へ送信する(ステップ38)。
【0060】
ゲーム機本体11は、認証部41によって暗号化されたデータを、記録媒体格納用IDと関係づけて記録媒体Bに格納する(ステップ39)。関係づける方法としては、例えば、ファイル名の一部に、記録媒体格納用IDを文字列として含むファイルを作成し、その内容として暗号化されたデータを格納する。その後、ゲーム機本体11は、利用者登録処理が完了したという表示を行う(ステップ40)。
【0061】
図11、12に表示装置12における表示画面の一例を示す。図11は、サービスを利用するためのIDとパスワード(下側のID、パスワード)を入力するための画面例であり、この例では、ネットワーク接続のためのダイアルアップ番号、ログインID、パスワードも示されている。ここで、「詳細」が押されると、ネットワーク接続のための詳細情報設定画面に移行する。
【0062】
「OK」を押すと図12の画面が表示され、記録媒体格納用IDとパスワードの入力を要求する。なお、この画面の例では記録媒体格納用IDを家庭内IDと称している。
【0063】
次に、利用者登録情報の利用について図13を用いて説明する。
【0064】
利用者は、利用者登録情報を利用するプログラムが記録された記録媒体Aをゲーム機本体11に挿入し、ゲーム機10の操作装置15により利用者登録情報を利用するプログラムの開始の操作を行う(ステップ41)。なお、このプログラムはサービスAを利用するものとして説明する。
【0065】
ゲーム機本体11は、記録媒体Bの確認処理を行い(ステップ42)、次に、記録媒体格納用ID及び記録媒体格納用パスワードの入力処理を行う。
【0066】
ゲーム機本体11は、表示装置12に、予めシステム全体で定められた一定個数の記録媒体格納用IDの一覧を表示し、選択を要求する(ステップ43)。利用者は、操作装置15を使用して、利用者登録処理で選択した記録媒体格納用IDを選択又は入力する(ステップ44)。
【0067】
続いて、ゲーム機本体11は、表示装置12に、記録媒体格納用パスワードの入力要求を表示する(ステップ45)。利用者は、右手と左手の区別及び手の指の名前、又は、右手と左手の区別及び手の指の名前と前後左右又は上下の位置を複数連続させたものとして、あるいは○、△、×、□の並びの順番等で頭脳等に記憶しておいた内容に従い、操作装置15を用いて記録媒体格納用パスワードを入力する(ステップ46)。
【0068】
ゲーム機本体11は、記録媒体格納用IDに対応するデータが記録媒体Bに存在しない、又は、記録媒体格納用IDに対応するデータが記録媒体Bに存在するが記録媒体格納用パスワードによりデータが正しく復号化できないかどうかを調べ(ステップ47)、正しく復号化できない場合には表示装置に入力された記録媒体格納用ID、又は、記録媒体格納用パスワードが間違っているという表示を行い(ステップ48)、記録媒体格納用ID及び記録媒体格納用パスワードを入力する処理に戻る。正しく復号化できた場合、ゲーム機本体11は、利用者が入力した記録媒体格納用パスワードを復号鍵として、記録媒体Bに格納された記録媒体格納用IDに対応するデータを復号化し、利用者がサービスAを利用するためのID、パスワード、その他の情報を取得する(ステップ49)。
【0069】
その後、ゲーム機本体11は、記録媒体Bから取得したサービスAを利用するためのID、パスワード、その他の情報を利用して認証部41へ接続し、サービスAの利用許可を要求する(ステップ50)。
【0070】
図14で説明を続ける。認証部41は、ゲーム機本体11から受信した情報と利用者管理データベース42におけるサービスAについての情報で一致するものが存在する場合、サービスAの利用許可の処理を行う(ステップ51〜53)。例えば、ゲーム機10と、サービスAを提供するサーバとしてゲームサーバ30との通信を開始させる。ゲーム機本体11から受信した情報と利用者管理データベース42におけるサービスAについての情報で一致するものが存在しない場合、認証部41は、ゲーム機本体11に対して、受信した情報は登録されていないため、サービスAの利用を許可しないという通知を行う(ステップ54)。ゲーム機本体11は、表示装置12に、サービスAの利用は許可されなかったという表示を行い、認証部41への接続を終了する(ステップ55、56)
図15、16に画面表示例を示す。図15は、記録媒体Aをセットした後に記録媒体Bが挿入されていない場合に表示される画面であり、記録媒体B(この場合はメモリーカード)を要求する。「OK」を押すと通常は図16に示す画面が表示されて、記録媒体格納用ID、パスワードを要求する。
【0071】
次に、利用者登録情報の変更処理について図17を用いて説明する。
【0072】
利用者は、利用者登録情報の変更処理プログラムが記録された記録媒体Aをゲーム機本体11に挿入し、ゲーム機10の操作装置15により利用者登録情報の変更開始の操作を行う(ステップ61)。
【0073】
次に、ゲーム機本体11は、記録媒体Bの確認処理を行い(ステップ62)、記録媒体格納用ID及び記録媒体格納用パスワードの入力処理を行う。この処理は利用者登録処理の利用の流れで説明したものと同様である(ステップ63〜68)。
【0074】
続いて、ゲーム機本体11は、表示装置12に利用者登録情報の変更対象となるサービス名の入力要求を表示する(ステップ69)。利用者は操作装置15を使用してサービス名を入力する(ステップ70)。例えば、サービスAを入力したとして説明する。
【0075】
ゲーム機本体11は、利用者が入力した記録媒体格納用パスワードを復号鍵として、記録媒体Bに格納された記録媒体格納用IDに対応するデータを復号化し、利用者がサービスAを利用するためのID、パスワード、その他の情報を取得する(ステップ71)。
【0076】
続いて図18において、ゲーム機本体11は、記録媒体Aから認証サーバ40に接続するために必要な情報を読み出し認証サーバ40の認証部41に接続し(ステップ72)、記録媒体Bから取得したサービスAの利用者登録情報を認証部41に送信して、サービスAの利用者登録情報の変更を要求する(ステップ73)。
【0077】
認証部41は、利用者管理データベース42の内容とゲーム機本体11から受信したサービスAの利用者登録情報が一致するかどうかを調べ(ステップ74)、一致しない場合、ゲーム機本体11へ利用者管理データベース42の内容と記録媒体Bに格納された内容が一致しないという画面を送信する(ステップ75)。
【0078】
ゲーム機本体11は、表示装置12に利用者管理データベース42の内容とゲーム機本体11から受信した利用者登録情報が一致しないという表示を行い(ステップ76)、認証サーバとの接続を終了し、利用者登録情報の変更処理を中断する(ステップ77)。利用者管理データベース42の内容とゲーム機本体11から受信したサービスAの利用者登録情報が一致する場合、認証サーバはゲーム機本体11へサービスAの利用者登録情報の変更画面を送信する(ステップ78)。
【0079】
ゲーム機本体11は、表示装置12にサービスAの利用者登録情報の変更画面を表示する(ステップ79)。利用者は、操作装置15を使用して、サービスAを利用するためのパスワード、その他の情報について変更したい情報項目を選択して変更したい内容を入力する(ステップ80)。
【0080】
ゲーム機本体11は、利用者が変更を希望する内容を認証部41へ送信する(ステップ81)。図19に示すように、認証部41は、ゲーム機本体11から受信したパスワードについて、形式が正しいか確認する(ステップ82)。この処理は、利用者登録処理におけるパスワードの確認と同様である。形式が正しくない場合は、異なるパスワードの入力要求をゲーム機本体11へ送信する(ステップ83、84)。形式が正しい場合は、認証部41は、利用者管理データベースにおいてサービスAを利用するためのIDに対応するパスワード、その他の情報を入力された内容で更新する(ステップ85)。
【0081】
次に、認証部41は、利用者管理データベース42に登録されている記録媒体格納用パスワードを暗号鍵として、利用者がサービスAを利用するためのID、パスワード、その他の情報を暗号化して、ゲーム機本体11へ送信する(ステップ86)。ゲーム機本体11は、認証サーバ40によって暗号化されたデータを、記録媒体格納用IDと関係づけて記録媒体Bに格納し(ステップ87)、利用者登録情報の変更処理が完了したという表示を行う(ステップ88)。
【0082】
次に、利用者登録情報の復旧処理について図20を用いて説明する。利用者は、利用者登録情報の復旧処理プログラムが記録された記録媒体Aをゲーム機本体11に挿入し、ゲーム機10の操作装置15により利用者登録情報の復旧開始の操作を行う(ステップ91)。
【0083】
ゲーム機本体11は、記録媒体Bの確認処理を行い(ステップ92)、表示装置12に、利用者登録処理で認証サーバ40の利用者管理データベース42に登録された、サービスAを利用するためのID及びパスワード、又は、サービスBを利用するためのID及びパスワード、又は、サービスCを利用するためのID及びパスワードの入力を要求する表示を行う(ステップ93)。この例では、サービスAを利用するためのID及びパスワードの入力を要求したとする。利用者は操作装置15により、サービスAを利用するためのID及びパスワードを入力する(ステップ94)。
【0084】
ゲーム機本体11は記録媒体Aから認証サーバ40に接続するために必要な情報を読み出し認証サーバ40に接続し(ステップ95)、利用者の入力内容を認証サーバ40の認証部41へ送信する(ステップ96)。
【0085】
認証部41は、利用者管理データベース42に登録された、サービスAを利用するためのID及びパスワードに、利用者の入力内容と一致するものが存在しない場合、入力内容が間違っているという画面を送信する(ステップ97、98)。この場合、ゲーム機本体11は認証サーバ40との接続を終了し、表示装置12に入力内容が間違っているという表示を行う(ステップ99、100)。利用者管理データベース42に登録された、サービスAを利用するためのID及びパスワードに利用者の入力内容と一致するものが存在する場合、利用者管理データベース42に記録された記録媒体格納用パスワードを暗号鍵として利用者がサービスを利用するためのID、パスワード、その他の情報を暗号化したもの、及び、利用者管理データベース42に記録された記録媒体格納用ID、記録媒体用パスワードをゲーム機10へ送信する(図21、ステップ101)。ゲーム機10は認証サーバ40によって暗号化されたデータを記録媒体格納用IDと関係づけて記録媒体Bに格納し(ステップ102)、表示装置12へ利用者の記録媒体格納用ID、記録媒体格納用パスワードを表示する(ステップ103)。ゲーム機本体11は、表示装置12に利用者登録情報の復旧処理が完了したという表示を行う(ステップ104)。
【0086】
図22、23に復旧画面の例を示す。図22に示すようにサービス利用用のIDとパスワードを要求し、復旧が成功すれば図23に示す画面を表示する。
【0087】
本発明は、上記の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能である。例えば、上記の実施例ではゲーム機を使用したが、ゲーム機の代わりにパソコンを使用しても本発明は上記と同様に実施できる。また、ゲーム以外のネットワーク上のサービスを利用する場合にも本発明を利用することができる。
【0088】
【発明の効果】
本発明によれば、ゲーム機の利用者のネットワーク経由での登録、ゲーム実行時のネットワーク接続処理及び認証、ゲーム機及びサーバにおける認証情報の管理、サーバによる遠隔でのゲーム機の障害復旧を行うことが可能となる。また、パスワード等を操作装置のボタンの並びで記憶して入力することができるため、利用者は容易にネットワークゲームを行うことができるようになる。すなわち、ゲーム等のサービスをネットワーク上で提供するに際し、利用者管理を行うために必要であり、更に、利用者が利用しやすい技術を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ネットワークゲームシステムの構成図である。
【図2】ゲーム機の構成図である。
【図3】操作装置の構成例である。
【図4】認証サーバの構成図である。
【図5】利用者管理データベースの構成図である。
【図6】利用者登録処理の流れ(その1)を示す図である。
【図7】記録媒体Bの確認処理の流れを示す図である。
【図8】利用者登録処理の流れ(その2)を示す図である。
【図9】利用者登録処理の流れ(その3)を示す図である。
【図10】利用者登録処理の流れ(その4)を示す図である。
【図11】利用者登録処理におけるサービス利用用ID、パスワードの要求画面例である。
【図12】利用者登録処理における記録媒体格納用ID、パスワードの要求画面例である。
【図13】利用者登録情報の利用の流れ(その1)を示す図である。
【図14】利用者登録情報の利用の流れ(その2)を示す図である。
【図15】利用者登録情報の利用時における記録媒体Bの挿入要求画面例である。
【図16】利用者登録情報の利用時における記録媒体格納用ID、パスワードの要求画面例である。
【図17】利用者登録情報の変更処理の流れ(その1)を示す図である。
【図18】利用者登録情報の変更処理の流れ(その2)を示す図である。
【図19】利用者登録情報の変更処理の流れ(その3)を示す図である。
【図20】利用者登録情報の復旧処理の流れ(その1)を示す図である。
【図21】利用者登録情報の復旧処理の流れ(その2)を示す図である。
【図22】利用者登録情報の復旧処理においてサービス利用用のID、パスワードを要求する画面例である。
【図23】利用者登録情報の復旧処理において復旧が完了したことを示す画面例である。
【符号の説明】
10 ゲーム機
11 ゲーム機本体
12 表示装置
13 記録媒体読み取り装置A
14 記録媒体読み取り装置B
15 操作装置
16 ネットワーク接続装置
20 ネットワーク
30 ゲームサーバ
40 認証サーバ
41 認証部
42 利用者管理データベース
Claims (4)
- 端末とサーバとを有し、ネットワーク上でサービスを提供するネットワークサービスシステムにおいて、端末がサービスを利用するために必要となる情報及びその情報を記録媒体に格納するために用いられる情報を登録した後に復旧する方法であって、
サービスを利用するために必要となる情報及びその情報を記録媒体に格納するために用いられる情報を登録する段階において、
端末が、端末に具備された操作装置における入力キーを用いて入力された、サービスを利用するための第1のIDと第1のIDに対応する第1のパスワードとをサーバへ送信し、
サーバは、第1のIDを第1のパスワードとともにデータベースに登録し、
端末は、前記入力キーを用いて入力された第2のIDと第2のパスワードとをサーバへ送信し、
サーバは、受信した第2のIDと第2のパスワードとを、第1のIDと第1のパスワードとに対応付けて前記データベースに登録し、
サーバは、前記データベースに登録した第1のIDと第1のパスワードとを含む情報を第2のパスワードを用いて暗号化し、暗号化した情報を端末に送信し、
端末は、サーバから受信した暗号化された情報を第2のIDと対応付けて記録媒体へ格納し、
端末の記録媒体に格納された情報を復旧する段階において、
端末は、前記入力キーを用いて入力された第1のIDと第1のパスワードとをサーバへ送信し、
サーバは、受信した第1のIDと第1のパスワードが前記データベースに登録された情報と一致する場合、その第1のIDと第1のパスワードとを含む情報を第2のパスワードを用いて暗号化し、暗号化した情報を第2のIDと第2のパスワードとともに端末に送信し、
端末は、サーバから受信した暗号化した情報を、サーバから受信した第2のIDと対応付けて記録媒体へ格納することを特徴とする方法。 - 前記端末はゲーム機であり、前記操作装置における入力キーはゲームを行うために用いられる複数のボタンである請求項1に記載の方法。
- 端末とサーバとを有し、ネットワーク上でサービスを提供するネットワークサービスシステムにおける当該サーバであって、
端末に具備された操作装置の入力キーを用いて入力された、サービスを利用するための第1のIDと第1のIDに対応する第1のパスワードとを端末から受信する手段と、
当該第1のIDを第1のパスワードとともにデータベースに登録する手段と、
前記入力キーを用いて入力された第2のIDと第2のパスワードとを端末から受信し、受信した第2のIDと第2のパスワードとを、第1のIDと第1のパスワードとに対応付けて前記データベースに登録する手段と、
前記データベースに登録した第1のIDと第1のパスワードとを含む情報を第2のパスワードを用いて暗号化し、暗号化した情報を端末に送信する手段とを有し、
端末の記録媒体に記録された情報を復旧する段階において、前記サーバは、前記第1のIDと第1のパスワードとを端末から受信し、受信した第1のIDと第1のパスワードが前記データベースに登録した情報と一致する場合、その第1のIDと第1のパスワードを第2のパスワードを用いて暗号化し、暗号化した情報を、第2のIDと第2のパスワードとともに端末に送信することを特徴とするサーバ。 - 端末とサーバとを有し、ネットワーク上でサービスを提供するネットワークサービスシステムにおける当該サーバを制御するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
端末に具備された操作装置の入力キーを用いて入力された、サービスを利用するための第1のIDと第1のIDに対応する第1のパスワードとを端末から受信する手順と、
当該第1のIDを第1のパスワードとともにデータベースに登録する手順と、
前記入力キーを用いて入力された第2のIDと第2のパスワードとを端末から受信し、受信した第2のIDと第2のパスワードとを、第1のIDと第1のパスワードとに対応付けて前記データベースに登録する手順と、
前記データベースに登録した第1のIDと第1のパスワードとを含む情報を第2のパスワードを用いて暗号化し、暗号化した情報を端末に送信する手順とをサーバに実行させることにより、サーバに、サービスの利用に必要な情報の登録を実行させ、
端末の記録媒体に記録された情報を復旧する段階において、前記第1のIDと第1のパスワードとを端末から受信し、受信した第1のIDと第1のパスワードが前記データベースに登録した情報と一致する場合、その第1のIDと第1のパスワードを第2のパスワードを用いて暗号化し、暗号化した情報を第2のIDと第2のパスワードとともに端末に送信する手順をサーバに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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