JP3639854B2 - Traveling control device and traveling method for automatic traveling type agricultural vehicle - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圃場に誘導ケーブルを敷設し、この誘導ケーブルに電流を流すことによって発生する磁界を検出しながら自動走行して各種の作業を行うようにした自動走行式農用車輌の走行制御装置及び走行方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
誘導ケーブルにより農用車輌が自動走行する場合、従来は、誘導ケーブルの位置に車輌の幅方向中心を合わせて走行させる方法がとられていた。また、誘導ケーブルから発生する磁界を検出する磁界検出器は、車輌の前方(前側)のみに取付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような誘導ケーブルの位置に車輌の幅方向中心を合わせる方法では、同一の敷設誘導ケーブルを利用した場合、車輌は常に同じ経路を走行することになり、作業幅の異なる作業の自動走行を行うことはできなかった。また、磁界検出器は車輌の前方のみに取付けられているので、走行経路の誤差が比較的大きくなる問題があった。
【0004】
本発明は、上記の問題点を解決することを目的になされたもので、圃場に敷設した同一の誘導ケーブルのみにより、トラクタ、田植機、管理機、コンバインなどの農用車輌を自動走行させ、耕耘整地から収穫までの作業幅の異なる各種作業を、省力的、かつ高精度に行えるようにする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明は、
A.圃場に誘導ケーブルを敷設し、この誘導ケーブルに電流を流すことによって発生する磁界を検出しながら自動走行するトラクタ、田植機、管理機、コンバインなどの農用車輌において、
上記農用車輌に装備する一対の磁界検出器を、車体の幅方向中心位置から左右にオフセット可能とし、そのオフセット位置を予め設定した位置とするか、あるいは設定量オフセットすると共に、その設定位置から左右への移動を微調整可能としたことを特徴としている。
【0006】
B.上記磁界検出器を左右方向に適当な間隔で複数個配置し、それらを切換えて使用可能としたことを特徴としている。
【0007】
C.上記磁界検出器の左右中心と誘導ケーブルの位置とのずれを表示する走行補助装置を設けたことを特徴としている。
【0008】
D.上記磁界検出器を車体の前後位置に取付けたことを特徴としている。
【0009】
E.圃場に敷設した誘導ケーブルより発生する磁界を農用車輌に装備する一対の磁界検出器により検出しながら、該誘導ケーブルに沿って自動走行する農用車輌において、
耕耘整地、代掻、基肥施用、田植、播種、雑草防除、追肥、病害虫防除、収穫などの各種作業のうち、最も作業幅の広い作業を行う作業経路に沿って圃場に誘導ケーブルを敷設し、
上記各種作業の実作業幅を誘導ケーブルの敷設間隔の1/1、1/2、1/3、1/4あるいは1より小さい値とし、
上記磁界検出器を、車体の幅方向中心位置から左右にオフセット可能とし、そのオフセット位置を予め設定した位置とするか、あるいは設定量オフセットすると共に、その設定位置から左右への移動を微調整可能とし、同一の敷設誘導ケーブルのみにより、上記各種圃場内作業の自動走行を可能にしたことを特徴としている。
【0010】
【作用】
上記の構成及び手段によって本発明の自動走行式農用車輌の走行制御装置及び走行方法は、次のような作用をする。
【0011】
▲1▼.農用車輌における磁界検出器の取付け位置が、各種作業の作業幅によって変更され、最大幅の作業(1/1)では機体中央に、最大幅の1/2、1/3、1/4など、1より小さい幅の作業では、それぞれの作業幅によって所定の位置にオフセットされ、また、複数個配置した磁界検出器を切換えて使用する。
【0012】
▲2▼.そして、作業幅が最大の作業(例えば、基肥施用、播種、雑草防除、追肥、病害虫防除など)については、全ての圃場内作業(直進及び旋回)を同一の誘導ケーブルの真上に沿って農用車輌を自動走行させて行う。
【0013】
▲3▼.また、最大幅の作業の1/2、1/3、1/4などの幅の作業(例えば、耕耘、代掻、田植、収穫など)については、直進走行を同一の誘導ケーブルに沿って自動的に行い、旋回は運転者のハンドル操作で行う。作業幅の狭い作業においては、磁界検出器を誘導ケーブルの真上だけでなく、オフセットさせた状態で自動的に走行を行う。
【0014】
▲4▼.また、作業幅の狭い作業において、運転者がハンドル操作により旋回を行って次の行程に入るときに、走行補助装置に表示された磁界検出器の左右中心と誘導ケーブルの位置とのずれによって、位置合わせが容易に行われる。
【0015】
▲5▼.磁界検出器が車体の前後位置に取付けられていることで、車輌の走行経路の誤差が大きくなることがない。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付の図面に基づいて具体的に説明する。
【0017】
図4ないし図8において、符号1は圃場で、この圃場1には誘導ケーブル2が敷設(埋設)され、該誘導ケーブル2に発信機3から電流を流し、磁界を発生させる。この磁界を検出しながらトラクタ、田植機、管理機、コンバインなどの、作業機5を備えた農用車輌4が自動走行する。上記誘導ケーブル2は、耕耘整地、代掻、基肥施用、田植、播種、雑草防除、追肥、病害虫防除、収穫などの各種作業のうち、最も作業幅の広い作業を行う作業経路に沿って圃場1に敷設されている。
【0018】
上記誘導ケーブル2の敷設は、圃場の基盤整備や暗渠施工等の際に行う。
【0019】
地盤沈下等により圃場内の誘導ケーブル2が引っ張られた場合にも、断線しないように適当な間隔で遊びを設けておく。
【0020】
農用車輌4には、誘導ケーブル2からの磁界を検出するためのコイルからなる左右一対の磁界検出器6,6が設けられている。また、圃場1の外周部には、農用車輌4の位置を確認(認識)するための反射板a〜h、a〜lが設けられている。そして、農用車輌4及び作業機5は、圃場1内を誘導ケーブル2に沿ってマル数字(▲1▼〜)の順に走行して作業を行う。
【0021】
農用車輌4に設けられる磁界検出器は、図1及び図2に示すように構成されている。
【0022】
図1(a)は、従来周知のものと同様に、磁界検出器6,6を農用車輌4の前部に支持部(レール)7を介して車体の幅方向中心位置に装備したものである。図1(b)及び(c)は、磁界検出器6,6を支持部7に沿って車体の幅方向中心位置から左右にオフセット可能に設け、そのオフセット位置を予め設定した位置とするか、あるいは設定量オフセットすると共に、その設定位置から左右への移動を検出位置微調整装置13により行うようにしたものである。
【0023】
図1(d)は、農用車輌4の前部に磁界検出器6,6を左右にオフセット可能に設けるほか、農用車輌4の後部にも磁界検出器6a,6aを左右にオフセット可能に設けたものである。図1(e)は、農用車輌4の前部に各一対の磁界検出器6b,6bを左右方向に適当な間隔で2組配置し、そのうちの1組または2組のものを検出器切換装置6cにより切換えて使用するようにしたものである。
【0024】
磁界検出器6,6を左右にオフセット可能に設ける構成の一例を図2に示す。車体から左右方向に延びる支持部(レール)7の左右両端に一対のプーリ9を取付け、このプーリ9,9間にエンドレスワイヤ10を巻回し、該エンドレスワイヤ10をモータ11により正逆回転するようにしている。該エンドレスワイヤ10には磁界検出器6,6が取付けベース6dを介して取付けられ、取付けベース6dに形成した係合突起6eが支持部7に形成した複数の係合凹部8に選択的に係合して位置決めされるようになっている。
【0025】
支持部7は、車体に取付けられたガイド12に支持されると共に、ヒンジ部が車体に左右移動可能に取付けられた検出位置微調整装置(横移動シリンダ)13に支持されており、横移動シリンダ13の伸縮により左右方向に移動する。また、支持部7は、横移動シリンダ13に支持された位置でヒンジ14により左右方向に回動可能に支持されており、図示しない電動シリンダ、油圧シリンダ、または手動で左右回動させるようにしている。
【0026】
そして、例えば、作業幅7.2m、3.6m、2,.4m、1.8mの各作業を行う場合には、オフセット量を0m、0.9m、1.8m、2.4m、2.7mの5段階に変える必要があるが、これらのオフセット量に合わせて係合凹部8aを設けることにより、正確なオフセット量の位置決めが可能となる。上記以外の作業幅に適応させたい場合には、横移動シリンダ13を伸縮させて支持部7を横移動させて調節すればよい。
【0027】
図3に、磁界検出器6,6(車輌4)の左右中心と、誘導ケーブル2の位置とのずれを表示する走行補助装置を示す。この装置は、磁界検出器6,6にそれぞれ信号整形器15を設け、これを信号比較器16で比較して制御装置17により制御し、また、表示装置18に表示するようにしたものである。そして、表示装置18には、磁界検出器6,6の左右中心と誘導ケーブル2の位置とのずれが表示され、運転者はそのずれを見て修正することができる。
【0028】
図4ないし図8の作業例では、各種作業(作業機5)の実作業幅を、誘導ケーブル2の敷設間隔の1/1、1/2、1/3、1/4あるいは1より小さい値とし、磁界検出器6,6a,6bを、車体の幅方向中心位置から左右にオフセット可能とし、そのオフセット位置を予め設定した位置とするか、あるいは設定量オフセットすると共に、その設定位置から左右への移動を微調整可能とすることで同一の敷設誘導ケーブル2のみにより、各種圃場内作業の自動走行を可能にしている。
【0029】
また、図4ないし図8に示す圃場1は、畦畔の中心から次の畦畔の中心までが30mの水田であり、図4は雑草防除、追肥、病害虫防除などの管理作業において、作業幅7.2mで四隅を旋回散布する場合である。この場合、磁界検出器6,6はオフセットされずに取付けられる。また、作業機5の散布の開始及び停止は、光電センサ19より発せられ反射板a〜hで反射された光を光電センサ19の受光部で受けることにより、作業機5に取付けられた電磁バルブ(液剤散布の場合)またはモータ(粒状物散布の場合)などのオン・オフにより行う。例えば、(1)の行程では、反射板cまたはhの位置で散布を開始し、反射板dまたはgの位置で散布を中止する。また、例えば、旋回部(5)ではgの位置で旋回中心側のブームからの散布を中止し、fの位置で同ブームからの散布停止を解除する。
【0030】
図5は、雑草防除、追肥、病害虫防除などの管理作業、散播、基肥散布(施用)作業において、作業幅7.2mで四隅まで散布する場合である。作業機5の散布の開始及び停止は、上記と同様に行うほか、反射板b,d,f,hの位置で車輌4を停止させた後、操舵を固定させて後進させる。反射板i,j,k,lの位置では後進を停止させた後、散布を開始すると共に前進させる。なお、例えば▲4▼の行程のkの位置で散布を開始した後、fの位置で光電センサ19が受光するが、この場合はそのまま散布を続けるように予めプログラムに組み込んでおく。
【0031】
図6は、耕耘作業、田植(6条植え)作業などにおいて、作業幅1.8mで作業する場合である。図7は、田植(8条植え)作業などにおいて、作業幅2.4mで作業する場合である。図8は、収穫(6条刈り)作業において、作業幅1.8mで作業する場合である。図6ないし図8においては、磁界検出器6,6はオフセットされることが多く、直進部のみ誘導ケーブル2に沿って自動走行が行われる。旋回部では、運転者が表示装置18を見ながらハンドル操作により旋回を行う。
【0032】
図9(a)は、作業機5の作業幅と誘導ケーブル2の埋設間隔が等しい場合を示している。図9(b)は、作業機5の作業幅が誘導ケーブル2の1/2である場合を示している。図10(a)及び(b)は、作業機5の作業幅と誘導ケーブル2の埋設間隔が整数倍でない場合を示している。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の自動走行式農用車輌の走行方法及び走行制御装置によれば、以下の効果を奏することができる。
【0034】
▲1▼.同一の誘導ケーブルのみで各種作業の自動走行を行うことができるため、コストを低減することができる、
▲2▼.農用車輌は運転者が操縦しなくても直進走行が可能になるため、長時間作業時の疲労を軽減することができる。
▲3▼.作業幅が広くセンターマーカが使用できない作業において、マーカの代用のポール等を立てることなく作業ができるようになり、省力化が図られる。
【0035】
▲4▼.田植、播種作業において、真っ直ぐに苗を植付け、あるいは播種を行うことができるようになるため、作業精度が向上し、雑草防除、追肥、病害虫防除、収穫などの後作業を容易に行うことができる。
▲5▼.耕耘整地、代掻作業では、作業の重複幅を最小限とすることが可能になるため、作業効率を向上させることができる。
▲6▼.直進作業中に、肥料、苗、農薬等の資材補給ができるようになるため、作業効率を向上させることができる。
【0036】
▲7▼.運転者が乗車することなく農薬散布作業ができるようになるため、運転者への農薬被曝を解消することができる。
▲8▼.収穫作業では、従来の技術でも作物列を検出して自動直進走行が可能であるが、従来の技術では条間に株がある場合の誤動作、散播作物には使用できなかった、という問題を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(e)は農用車輌に対する磁界検出器の取付け状態及び使用状態の説明図である。
【図2】農用車輌に対する磁界検出器の取付け状態の一例の正面図である。
【図3】車輌と敷設ケーブルとのずれを表示する装置のブロック図である。
【図4】圃場における雑草防除・追肥・病害虫防除作業時(四隅旋回散布=実作業幅7.2m)の説明図である。
【図5】基肥施用・散播・雑草防除・追肥・病害虫防除作業時(四隅散布=実作業幅7.2m)の説明図である。
【図6】耕耘・田植(6条)作業時(実作業幅1.8m)の説明図である。
【図7】田植(8条)作業時(実作業幅2.4m)の説明図である。
【図8】収穫(6条刈り)作業時(実作業幅1.8m)の説明図である。
【図9】農用車輌に対し磁界検出器をオフセットしない状態(a)、オフセットした状態(b)の説明図である。
【図10】(a)及び(b)は農用車輌に対し磁界検出器をオフセットした状態の作業説明図である。
【符号の説明】
1 圃場
2 誘導ケーブル
3 発信機
4 農用車輌
5 作業機
6,6a,6b 磁界検出器 6c 検出器切換装置 6d 取付けベース 6e 係合突起
7 支持部(レール)
8 係合凹部
9 プーリ
10 エンドレスワイヤ
11 モータ
12 ガイド
13 検出位置微調整装置(横移動シリンダ)
14 ヒンジ
15 信号整形器
16 信号比較器
17 制御装置
18 表示装置
19 光電センサ
a〜h,a〜l 反射板[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a traveling control device for an automatic traveling agricultural vehicle, in which a guiding cable is laid in a farm field, and various operations are performed by automatically traveling while detecting a magnetic field generated by passing a current through the guiding cable. It relates to the running method.
[0002]
[Prior art]
When an agricultural vehicle automatically travels with a guide cable, conventionally, a method has been adopted in which the vehicle is traveled with the center of the vehicle in the width direction aligned with the position of the guide cable. Further, the magnetic field detector for detecting the magnetic field generated from the induction cable is attached only to the front (front side) of the vehicle.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the method of aligning the center of the vehicle in the width direction with the position of the guide cable as described above, when the same laying guide cable is used, the vehicle always travels on the same route, and automatic travel of work with different work widths is performed. Could not do. Further, since the magnetic field detector is attached only in front of the vehicle, there is a problem that the error in the travel route becomes relatively large.
[0004]
The present invention was made for the purpose of solving the above-mentioned problems. Agricultural vehicles such as tractors, rice transplanters, management machines, and combiners are automatically driven only by the same guide cable laid on the field, Various operations with different work widths from leveling to harvesting can be performed with labor saving and high accuracy.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention
A. In agricultural vehicles such as tractors, rice transplanters, managers, and combines that automatically run while detecting the magnetic field generated by laying a guide cable in the field and passing a current through the guide cable,
The pair of magnetic field detectors mounted on the agricultural vehicle can be offset to the left and right from the center position in the width direction of the vehicle body, and the offset position is set to a preset position or offset by a set amount, and from the set position to the left and right It is characterized in that the movement to can be finely adjusted.
[0006]
B. A plurality of the magnetic field detectors are arranged at appropriate intervals in the left-right direction, and they can be switched for use.
[0007]
C. The present invention is characterized in that a travel assist device that displays a deviation between the left and right center of the magnetic field detector and the position of the guide cable is provided.
[0008]
D. The magnetic field detector is attached to the front and rear positions of the vehicle body.
[0009]
E. In an agricultural vehicle that automatically travels along the guide cable while detecting a magnetic field generated from the guide cable laid on the farm field by a pair of magnetic field detectors equipped on the agricultural vehicle,
Among various work such as plowing, groundbreaking, basic fertilizer application, rice planting, sowing, weed control, top dressing, pest control, harvesting, laying guide cables on the field along the work path that performs the widest work width,
The actual work width of the above various work is set to 1/1, 1/2, 1/3, 1/4 or a value smaller than 1 of the laying interval of the induction cable,
The magnetic field detector can be offset to the left and right from the center position in the width direction of the vehicle body, and the offset position can be set in advance or offset by a set amount, and the movement from the set position to the left and right can be finely adjusted. In addition, the present invention is characterized in that the above-described various field work can be automatically driven only by the same laying induction cable.
[0010]
[Action]
With the above-described configuration and means, the traveling control apparatus and traveling method for an automatic traveling agricultural vehicle of the present invention operate as follows.
[0011]
(1). The mounting position of the magnetic field detector in the agricultural vehicle is changed according to the work width of various work, and in the maximum width work (1/1), in the center of the body, 1/2, 1/3, 1/4 of the maximum width, In the work with a width smaller than 1, the work is offset to a predetermined position by each work width, and a plurality of magnetic field detectors are switched and used.
[0012]
(2). And for work with the maximum work width (for example, basic fertilizer application, sowing, weed control, top fertilization, pest control, etc.), all in-field work (straight and swivel) is carried out along the same guide cable. This is done by automatically driving the vehicle.
[0013]
(3). Also, for work with a width of 1/2, 1/3, 1/4, etc. of the work with the maximum width (for example, tillage, cutting, rice planting, harvesting, etc.), straight running is automatically performed along the same guide cable. The turning is performed by the driver's steering operation. In work with a narrow work width, the magnetic field detector is automatically run not only directly above the induction cable but also in an offset state.
[0014]
(4). Also, in work with a narrow work width, when the driver turns by the steering wheel operation and enters the next stroke, due to the deviation between the left and right center of the magnetic field detector displayed on the travel assist device and the position of the guide cable, Positioning is easy.
[0015]
(5). Since the magnetic field detectors are attached to the front and rear positions of the vehicle body, the error in the travel route of the vehicle does not increase.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be specifically described below with reference to the accompanying drawings.
[0017]
4 to 8, reference numeral 1 denotes an agricultural field. An
[0018]
The
[0019]
Even when the
[0020]
The agricultural vehicle 4 is provided with a pair of left and right
[0021]
The magnetic field detector provided in the agricultural vehicle 4 is configured as shown in FIGS.
[0022]
FIG. 1A shows a
[0023]
In FIG. 1 (d), the
[0024]
An example of a configuration in which the
[0025]
The
[0026]
For example, the working width is 7.2 m, 3.6 m, 2,. When performing each work of 4m and 1.8m, it is necessary to change the offset amount to 5 steps of 0m, 0.9m, 1.8m, 2.4m and 2.7m. By providing the engaging recess 8a, it is possible to accurately position the offset amount. When it is desired to adapt to a working width other than the above, the
[0027]
FIG. 3 shows a travel assist device that displays the deviation between the left and right centers of the
[0028]
4 to 8, the actual work width of various works (work machine 5) is 1/1, 1/2, 1/3, 1/4 or smaller than the laying interval of the
[0029]
The field 1 shown in FIGS. 4 to 8 is a paddy field 30 m from the center of one ridge to the center of the next ridge. FIG. 4 shows the work width in the management work such as weed control, top dressing, pest control. This is a case where the corners are swirled at 7.2 m. In this case, the
[0030]
FIG. 5 shows a case in which spraying is performed up to four corners with a working width of 7.2 m in management work such as weed control, top fertilization, and pest control, sowing, and basic fertilizer application (application) work. In addition to starting and stopping the spraying of the
[0031]
FIG. 6 shows a case where the working width is 1.8 m in the cultivation work, the rice planting (six-row planting) work, and the like. FIG. 7 shows a case of working with a working width of 2.4 m in rice transplanting (eight-row planting) work or the like. FIG. 8 shows a case where the working width is 1.8 m in the harvesting (six-row cutting) work. 6 to 8, the
[0032]
FIG. 9A shows a case where the work width of the
[0033]
【The invention's effect】
As described above, according to the traveling method and traveling control device of the automatic traveling agricultural vehicle of the present invention, the following effects can be obtained.
[0034]
(1). Since it is possible to automatically run various operations using only the same guide cable, the cost can be reduced.
(2). Agricultural vehicles can travel straight ahead without being driven by the driver, so that fatigue during long working hours can be reduced.
(3). In the work where the work marker is wide and the center marker cannot be used, the work can be performed without setting up a pole or the like as a substitute for the marker, thereby saving labor.
[0035]
(4). In rice planting and sowing operations, seedlings can be planted or seeded straight, improving work accuracy and facilitating subsequent operations such as weed control, top dressing, pest control and harvesting. .
(5). In plowing and ground cutting work, it is possible to minimize the overlap width of work, and therefore work efficiency can be improved.
(6). Work efficiency can be improved because materials such as fertilizer, seedlings, and agricultural chemicals can be replenished during straight-ahead work.
[0036]
(7). Since the driver can perform the agrochemical spraying work without getting on the driver, the exposure of the agricultural chemical to the driver can be eliminated.
(8). In the harvesting work, the conventional technology can detect the crop line and run straight ahead automatically. can do.
[Brief description of the drawings]
FIGS. 1A to 1E are explanatory views of a mounting state and a use state of a magnetic field detector with respect to an agricultural vehicle.
FIG. 2 is a front view of an example of a state in which a magnetic field detector is attached to an agricultural vehicle.
FIG. 3 is a block diagram of an apparatus for displaying a deviation between a vehicle and a laying cable.
FIG. 4 is an explanatory diagram of weed control, additional fertilization, and pest control work in a field (four-corner swirling spraying = actual work width 7.2 m).
FIG. 5 is an explanatory diagram of basic fertilizer application, sowing, weed control, top dressing, pest control work (four corner spraying = actual work width 7.2 m).
FIG. 6 is an explanatory diagram of plowing / rice transplanting (6 items) work (actual work width of 1.8 m).
FIG. 7 is an explanatory diagram of rice transplanting (article 8) work (actual work width 2.4 m).
FIG. 8 is an explanatory diagram at the time of harvesting (six stripping) work (actual work width of 1.8 m).
FIG. 9 is an explanatory diagram of a state where the magnetic field detector is not offset with respect to the agricultural vehicle (a) and an offset state (b).
FIGS. 10A and 10B are work explanatory views in a state where the magnetic field detector is offset with respect to the agricultural vehicle. FIGS.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
8 Engaging
14
Claims (5)
上記農用車輌に装備する一対の磁界検出器を、車体の幅方向中心位置から左右にオフセット可能とし、そのオフセット位置を予め設定した位置とするか、あるいは設定量オフセットすると共に、その設定位置から左右への移動を微調整可能としたことを特徴とする自動走行式農用車輌の走行制御装置。In agricultural vehicles such as tractors, rice transplanters, managers, and combines that automatically run while detecting the magnetic field generated by laying a guide cable in the field and passing a current through the guide cable,
The pair of magnetic field detectors mounted on the agricultural vehicle can be offset to the left and right from the center position in the width direction of the vehicle body, and the offset position is set to a preset position or offset by a set amount, and from the set position to the left and right A traveling control device for an automatic traveling agricultural vehicle characterized in that the movement to the vehicle can be finely adjusted.
耕耘整地、代掻、基肥施用、田植、播種、雑草防除、追肥、病害虫防除、収穫などの各種作業のうち、最も作業幅の広い作業を行う作業経路に沿って圃場に誘導ケーブルを敷設し、
上記各種作業の実作業幅を誘導ケーブルの敷設間隔の1/1、1/2、1/3、1/4あるいは1より小さい値とし、
上記磁界検出器を、車体の幅方向中心位置から左右にオフセット可能とし、そのオフセット位置を予め設定した位置とするか、あるいは設定量オフセットすると共に、その設定位置から左右への移動を微調整可能とし、同一の敷設誘導ケーブルのみにより、上記各種圃場内作業の自動走行を可能にしたことを特徴とする自動走行式農用車輌の走行方法。In an agricultural vehicle that automatically travels along the guide cable while detecting a magnetic field generated from the guide cable laid on the farm field by a pair of magnetic field detectors equipped on the agricultural vehicle,
Among various work such as plowing, groundbreaking, basic fertilizer application, rice planting, sowing, weed control, top dressing, pest control, harvesting, laying guide cables on the field along the work path that performs the widest work width,
The actual work width of the above various work is set to 1/1, 1/2, 1/3, 1/4 or a value smaller than 1 of the laying interval of the induction cable,
The magnetic field detector can be offset to the left and right from the center position in the width direction of the vehicle body, and the offset position can be set in advance or offset by a set amount, and the movement from the set position to the left and right can be finely adjusted. And the traveling method of the automatic traveling type agricultural vehicle characterized in that the automatic traveling of the above-mentioned various farm work is made possible only by the same laying induction cable.
Priority Applications (1)
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