JP3638297B2 - Safety valve for fuel injector - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、蓄圧室に蓄えた高圧燃料を複数のインジェクタから噴射するようにした内燃機関の燃料噴射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
多気筒内燃機関の複数の気筒に対応して設けられる複数のインジェクタに高圧燃料を供給する手段として、蓄圧室に蓄えられた高圧燃料を各インジェクタに供給するいわゆるコモンレール式燃料噴射装置が知られている。
この種のコモンレール式燃料噴射装置として、特開平4−72455号公報に示されるものは、蓄圧式燃料噴射装置に安全弁として機能するプレッシャーリミッタを備えている。このプレッシャーリミッタは、コモンレール内の蓄圧室の圧力が過大圧力となった時に開弁し、蓄圧室より燃料を逃がすことで、燃料の蓄圧の圧力を解放するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなプレッシャーリミッタを備えた蓄圧式燃料噴射装置においては、この蓄圧式燃料噴射装置を内燃機関へ装着した後にプレシャーリミッタを一度も開かずにその寿命を終了する場合がある。たとえば長期間このようなプレッシャーリミッタを開弁しないと、弁体が着座するシート下流側で錆が発生し、この錆の固着によって本来開弁動作が行われなければならない時に弁開動作が行うことができないという事態が発生する恐れがある。
【0004】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、プレッシャーリミッタのシート下流部に常時燃料が浸漬する状態にし、錆発生を抑制することで長期間使用しなくとも本来開弁動作を行う時には的確に弁開動作を行えるようにした信頼性の高い燃料噴射装置の安全弁を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本発明による燃料噴射装置の安全弁は、内燃機関の複数の気筒に供給する燃料を蓄圧した蓄圧配管を有する燃料噴射装置に設けられるディーゼル噴射システム用の安全弁において、
蓄圧配管の高圧燃料を導入する内部通路およびこの内部通路の途中に形成されたシート部を有するバルブボディと、
前記バルブボディ内に収容され、前記シート部に着座または離間することにより前記内部通路を開閉する弁体と、
この弁体を閉方向に付勢する弾性部材と、
前記内部通路に接続され、前記弁体および前記弾性部材が常に燃料に浸漬されるように燃料を貯溜する燃料溜り部とを備え、
前記燃料溜り部は、前記弁体および前記弾性部材を収容するバルブボディ内に燃料が常に貯溜されるように前記弁体および前記弾性部材の下流側がバルブボディの軸方向に対して直角方向に曲げられるとともに、上方を向くように形成された立ち上がり部を有し、
一端がバルブボディの内部通路出口側に前記バルブボディの軸方向に延びるように接続され、他端が前記立ち上がり部の直角方向曲がり部に接続される接続部と、
前記立ち上がり部の上端に接続され、前記バルブボディの内部通路よりも高い位置にあることにより高低差で低い側の接続部および立ち上がり部に常に燃料が充満した状態に確保する真直部とを有することを特徴とする。
【0006】
【作用】
本発明の蓄圧式燃料噴射装置によると、蓄圧装置の蓄圧室に連通する通路に設けられる安全弁の可動部分が常時燃料に浸漬された状態にあるため、蓄圧室の圧力が所定値以上になったとき安全弁の可動部分が的確に作動し、安全弁を作動させて蓄圧室の過大圧力が発生するのを防止する。
また、バルブボディのシート部から接続部および立ち上がり部までが、立ち上がり部の上端に接続される真直部よりも高低差で低い側となるような構成であることにより、バルブボディのシート部から立ち上がり部までが燃料の充満が常に維持される構成となる。よって、常に燃料によって安全弁の稼動部分が浸漬するため、錆によって安全弁が作動しないことが防止される。
【0007】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面に基づいて説明する。
ディーゼル機関用燃料噴射装置に本発明を適用した第1実施例を図1〜図3に示す。
図2において、ディーゼル機関(以下、「エンジン」という)1には複数の気筒に対応して個々にインジェクタ2が配設され、インジェクタ2から各気筒への燃料の噴射は、噴射制御用電磁弁3のオンオフにより制御される。インジェクタ2は各気筒共通の高圧蓄圧容器20の蓄圧室4に接続されており、噴射制御用電磁弁3が開弁している期間、蓄圧室4の燃料がインジェクタ2よりエンジン1の各気筒に噴射される。蓄圧室4には連続的に燃料噴射圧に相当する高い所定圧が蓄圧される必要があるため、供給配管5、吐出弁16を経て高圧供給ポンプ7が接続される。この高圧供給ポンプ7は、燃料タンク8から公知の低圧供給ポンプ9を経て吸入された燃料を高圧に加圧し、蓄圧室4内の燃料を高圧に制御維持する。
【0008】
このシステムを制御する電子制御ユニットECU40には、例えばエンジン回転数センサ12および負荷センサ13より、回転数と負荷の情報が入力され、これらの信号より判断されるエンジン運転状態に応じて決定される最適の噴射時期、噴射量(噴射期間)となるようにECU40は各噴射制御用電磁弁3に制御信号を出力する。これと同時に、ECU40は回転数と負荷等に応じて噴射圧力が最適値となるように高圧供給ポンプ7に制御信号を出力する。高圧蓄圧容器20の蓄圧室4に連通する一方の端部にコモンレール圧を検出する圧力センサ14が配設されており、圧力センサ14の信号が予め回転数や負荷に応じて設定した最適値となるように高圧供給ポンプ7の吐出量を制御する。
【0009】
そして、図1に示すように、高圧蓄圧容器20の蓄圧室4に連通する他方の端部に安全弁15が設けられている。安全弁15は、図3に示すように、バルブボディ16の通孔17にコニカルシール18がカシメ固定されている。通孔17の底部にはオリフィス部19が軸方向に連通している。バルブボディ16のフランジ部21にはハウジング22がネジ結合されている。ハウジング22の端面22aはガスケット24を介してバルブボディ16の底面に当接している。ハウジング22に形成される大径穴25には軸方向に摺動可能な弁体26が収容され、この弁体26の一方の端面26aにボール28がシート部29との間に収容されている。ハウジング22に形成される大径穴25に連通する小径穴31には、圧縮コイルスプリング33が収容され、圧縮コイルスプリング33の一方の端部33aが弁体26を付勢し、他方の端部33bが所定厚さの開弁圧調整用の環状のシム34に当接している。環状のシム34の中央の穴34aは通孔35、36を経由して図1に示すように下流側の燃料タンク8側のパイプ40に接続されている。
【0010】
図1に示すようにパイプ40は、鉄製配管あるいはゴムホース等からなり、安全弁15の通孔36に接続されている接続部41と、その接続部41から直角方向に曲げられる立ち上がり部42と、さらにこの立ち上がり部42から接続部41と平行になるように曲げられ延びている真直部43と、この真直部43から立ち上がり部42に平行に垂れ下がるように形成される垂下部44とからなる。図1に示すように、立ち上がり部42にはその内部に燃料が充満された状態にある。これは、真直部43が安全弁15の通孔36よりも高い位置にあることにより高低差で燃料が低い側の接続部41および立ち上がり部42に常に充満した状態に確保するためである。
【0011】
上記安全弁15は、蓄圧容器20の蓄圧室4の燃料圧がボール28の開弁圧以下の場合には、ボール28はシート部29に着座している。
この状態で、蓄圧室4の燃料圧が上昇すると、コニカルシール18の内部の通孔39を通って通孔17に導入された燃料は、圧縮コイルスプリング33の付勢力に抗してボール28を開弁する。そしてボール28および弁体26が図3で右方向に移動すると、通孔19を通って流れる燃料は、弁体26の周囲の大径穴25に導入され、この高圧燃料は小径穴23、通孔35、36を通して低圧側に一気に逃がされ、瞬時に蓄圧室4の内部は一定圧に戻される。
【0012】
次に、(1) 噴射ポンプシステムの出荷時、(2) 噴射ポンプシステムの内燃機関への搭載時、(3) 車両出荷後の保守点検時に分けて説明する。
(1) 噴射ポンプシステムの出荷時、蓄圧容器20と安全弁15とを装着した状態で噴射ポンプシステムが出荷される。
(2) 上記噴射ポンプシステムを内燃機関に搭載するとき、安全弁15の下流側にパイプ40を配管し、そのパイプ14の端部を図2に示すように燃料タンク8に接続する。内燃機関への上記噴射ポンプシステムの搭載後、内燃機関の運転状態をテストする。このとき、加圧手段60により蓄圧室4に過大圧力を印加し、安全弁15が適正に作動することをチェックする。安全弁15が適正に作動することの確認後、内燃機関の運転状態のテストが良好であれば、次いでこの内燃機関を搭載した車両を出荷する。
【0013】
(3) 車両の出荷後の保守点検時、パイプ40を取り外すことで、蓄圧容器20と安全弁15との作動の確認を行う。このとき、パイプ40は安全弁15から取り外して行う。
次に、本発明の第2実施例を図4に示す。
第2実施例による安全弁15に接続するパイプ50は、軸方向部51と、下方向に垂れ下がる垂下部52と、この垂下部52からほぼ90°曲げられる連結部53と、この連結部53の下端から上方に立ち上がられる立ち上がり部54と、この立ち上がり部54の上端から水平方向に曲げられる接続部55とからなる。軸方向部51に対し立ち上がり部54の頂部はそれよりも上方に上がっており、その上り部分の傾斜角度θは所定値以上の大きさになっている。これは、角度θが所定値以上であることにより車両が傾いても常に安全弁15の内部に燃料が充満している状態を保つためである。パイプ50は、鉄製配管あるいはゴムホース等からなる。
【0014】
この第2実施例によると、第1実施例が軸方向部41から上方に立ち上がる立ち上がり部42を有するのに対し、軸方向部51に対し下方に垂れ下がる垂下部52を形成しその底部分に常に燃料を蓄える構成を取る。この構成によっても同様に安全弁15の内部に常に燃料が充満されることで、弁体26あるいはスプリング33あるいはボール28等の錆による固着が防止される。従って、蓄圧容器20の蓄圧室4内が過大圧力になった時、安全弁15の動作が適正に働くことにより燃料の過剰噴射や高圧ポンプ7側のスティックが防止されるという効果がある。
【0015】
【発明の効果】
本発明の蓄圧式燃料噴射装置によると、蓄圧室に連通する通路に設けられる安全弁が常に燃料に浸漬した状態にあるため、蓄圧室の圧力が所定値以上になったとき、確実に安全弁を開弁し、燃料噴射弁からの過剰噴射を防止するとともに、所定圧以上になることによる高圧ポンプのスティック状態やインジェクタの破損を防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の主要部を示す模式図である。
【図2】本発明の燃料噴射装置システムを示す配管図である。
【図3】本発明の第1実施例による安全弁を示す断面図である。
【図4】本発明の第2実施例の主要部を示す模式図である。
【符号の説明】
4 蓄圧室
15 安全弁
16 バルブボディ
17 通孔(内部通路)
19 オリフィス(内部通路)
20 高圧蓄圧容器
22 ハウジング
25 大径穴(内部通路)
26 弁体
28 ボール
29 シート部
31 小径穴(内部通路)
33 圧縮コイルスプリング
35 通孔(内部通路)
36 通孔(内部通路)
40 パイプ
41 軸方向部(燃料溜り部)
42 立ち上がり部(燃料溜り部)
50 パイプ
52 垂下部(燃料溜り部)
53 配管部(燃料溜り部)
54 立ち上がり部(燃料溜り部)[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a fuel injection device for an internal combustion engine in which high pressure fuel stored in a pressure accumulating chamber is injected from a plurality of injectors.
[0002]
[Prior art]
As a means for supplying high pressure fuel to a plurality of injectors provided corresponding to a plurality of cylinders of a multi-cylinder internal combustion engine, a so-called common rail type fuel injection device that supplies high pressure fuel stored in a pressure accumulating chamber to each injector is known. Yes.
As this type of common rail fuel injection device, one disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 4-72455 is provided with a pressure limiter that functions as a safety valve in the pressure accumulation fuel injection device. This pressure limiter opens when the pressure in the pressure accumulating chamber in the common rail becomes excessive, and releases the fuel pressure by letting the fuel escape from the pressure accumulating chamber.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in an accumulator fuel injection device equipped with such a pressure limiter, the life may be ended without opening the pressure limiter even after the accumulator fuel injection device is mounted on the internal combustion engine. For example, if such a pressure limiter is not opened for a long period of time, rust is generated on the downstream side of the seat on which the valve element is seated. There is a risk that it will not be possible.
[0004]
The present invention has been made in order to solve such problems, and the fuel is constantly immersed in the downstream portion of the seat of the pressure limiter so that rust generation is suppressed, so that the valve can be opened without being used for a long period of time. An object of the present invention is to provide a highly reliable safety valve for a fuel injection device that can accurately open a valve when the operation is performed.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a safety valve for a fuel injection device according to the present invention is a safety valve for a diesel injection system provided in a fuel injection device having a pressure accumulating pipe for accumulating fuel supplied to a plurality of cylinders of an internal combustion engine.
A valve body having an internal passage for introducing high-pressure fuel in a pressure accumulating pipe and a seat portion formed in the middle of the internal passage;
A valve body that is accommodated in the valve body and opens or closes the internal passage by being seated or separated from the seat portion;
An elastic member for urging the valve body in the closing direction;
A fuel reservoir that is connected to the internal passage and stores the fuel so that the valve body and the elastic member are always immersed in the fuel;
The fuel reservoir portion is bent in a direction perpendicular to the axial direction of the valve body so that fuel is always stored in the valve body that houses the valve body and the elastic member. together we are, have a rising part formed to face upward,
One end is connected to the inner passage outlet side of the valve body so as to extend in the axial direction of the valve body, and the other end is connected to a right-angled bent portion of the rising portion,
Which is connected to the upper end of the rising section, always closed and straight portion to secure the state in which the fuel is filled in the connecting portion and the rising portion of the lower side in the height difference by at a position higher than the internal passage of the valve body It is characterized by that.
[0006]
[Action]
According to the pressure accumulation type fuel injection device of the present invention, since the movable part of the safety valve provided in the passage communicating with the pressure accumulation chamber of the pressure accumulation device is always immersed in the fuel, the pressure in the pressure accumulation chamber becomes a predetermined value or more. Sometimes, the movable part of the safety valve operates accurately, and the safety valve is operated to prevent excessive pressure in the pressure accumulating chamber from being generated.
In addition, the structure in which the seat from the valve body to the connecting part and the rising part is lower than the straight part connected to the upper end of the rising part is lower than the straight part. The fuel up to the part is always maintained . Therefore, since the operating part of the safety valve is always immersed by fuel, it is prevented that the safety valve does not operate due to rust.
[0007]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
1 to 3 show a first embodiment in which the present invention is applied to a fuel injection device for a diesel engine.
In FIG. 2, a diesel engine (hereinafter referred to as “engine”) 1 is provided with
[0008]
The electronic
[0009]
As shown in FIG. 1, a
[0010]
[0011]
When the fuel pressure in the pressure accumulating chamber 4 of the
In this state, when the fuel pressure in the pressure accumulating chamber 4 rises, the fuel introduced into the through
[0012]
Next, (1) when the injection pump system is shipped, (2) when the injection pump system is mounted on the internal combustion engine, and (3) during maintenance inspection after the vehicle is shipped.
(1) At the time of shipment of the injection pump system, the injection pump system is shipped with the
(2) When the injection pump system is mounted on an internal combustion engine, a
[0013]
(3) During maintenance and inspection after the vehicle is shipped, the operation of the
Next, a second embodiment of the present invention is shown in FIG.
The
[0014]
According to the second embodiment, the first embodiment has a rising
[0015]
【The invention's effect】
According to the pressure accumulation type fuel injection device of the present invention, since the safety valve provided in the passage communicating with the pressure accumulation chamber is always immersed in the fuel, the safety valve is surely opened when the pressure in the pressure accumulation chamber exceeds a predetermined value. In addition to preventing excessive injection from the fuel injection valve, it is possible to prevent sticking of the high-pressure pump and damage to the injector due to exceeding a predetermined pressure.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram showing the main part of a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a piping diagram showing a fuel injection system of the present invention.
FIG. 3 is a sectional view showing a safety valve according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a schematic diagram showing the main part of a second embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
4
19 Orifice (internal passage)
20
26
33
36 through hole (internal passage)
40
42 Rising part (fuel reservoir)
50
53 Piping section (fuel reservoir)
54 Rising part (fuel reservoir)
Claims (2)
蓄圧配管の高圧燃料を導入する内部通路およびこの内部通路の途中に形成されたシート部を有するバルブボディと、
前記バルブボディ内に収容され、前記シート部に着座または離間することにより前記内部通路を開閉する弁体と、
この弁体を閉方向に付勢する弾性部材と、
前記内部通路に接続され、前記弁体および前記弾性部材が常に燃料に浸漬されるように燃料を貯溜する燃料溜り部とを備え、
前記燃料溜り部は、前記弁体および前記弾性部材を収容するバルブボディ内に燃料が常に貯溜されるように前記弁体および前記弾性部材の下流側がバルブボディの軸方向に対して直角方向に曲げられるとともに、上方を向くように形成された立ち上がり部を有し、
一端がバルブボディの内部通路出口側に前記バルブボディの軸方向に延びるように接続され、他端が前記立ち上がり部の直角方向曲がり部に接続される接続部と、
前記立ち上がり部の上端に接続され、前記バルブボディの内部通路よりも高い位置にあることにより高低差で低い側の接続部および立ち上がり部に常に燃料が充満した状態に確保する真直部とを有することを特徴とする燃料噴射装置の安全弁。In a safety valve for a diesel injection system provided in a fuel injection device having a pressure accumulating pipe for accumulating fuel supplied to a plurality of cylinders of an internal combustion engine,
A valve body having an internal passage for introducing high-pressure fuel in a pressure accumulating pipe and a seat portion formed in the middle of the internal passage;
A valve body that is accommodated in the valve body and opens or closes the internal passage by being seated or separated from the seat portion;
An elastic member for urging the valve body in the closing direction;
A fuel reservoir that is connected to the internal passage and stores the fuel so that the valve body and the elastic member are always immersed in the fuel;
The fuel reservoir portion is bent in a direction perpendicular to the axial direction of the valve body so that fuel is always stored in the valve body that houses the valve body and the elastic member. And has a rising portion formed to face upward,
One end is connected to the inner passage outlet side of the valve body so as to extend in the axial direction of the valve body, and the other end is connected to a right-angled bent portion of the rising portion,
It is connected to the upper end of the rising part, and has a connecting part on the lower side with a difference in height and a straight part that ensures that the rising part is always filled with fuel by being at a position higher than the internal passage of the valve body. A fuel injection device safety valve.
蓄圧配管の高圧燃料を導入する内部通路およびこの内部通路の途中に形成されたシート部を有するバルブボディと、
前記バルブボディ内に収容され、前記シート部に着座または離間することにより前記内部通路を開閉する弁体と、
この弁体を閉方向に付勢する弾性部材と、
前記内部通路に接続され、前記弁体および前記弾性部材が常に燃料に浸漬されるように燃料を貯溜する燃料溜り部とを備え、
前記燃料溜り部は、前記弁体および前記弾性部材を収容するバルブボディ内に燃料が常に貯溜されるように前記弁体および前記弾性部材の下流側がバルブボディの軸方向に対して直角方向に曲げられるとともに、上方を向くように形成された立ち上がり部を有しており、
前記バルブボディの内部通路出口側に軸方向に延びるように接続される軸方向部と、下方に垂れ下がる垂下部と、この垂下部の下端に接続され、前記垂下部の軸方向からは90°曲げられる連結部とを備え、
前記立ち上がり部は、一端が前記連結部に接続され、前記軸方向部よりも上方に上がっている頂部を有することを特徴とする燃料噴射装置の安全弁。 In a safety valve for a diesel injection system provided in a fuel injection device having a pressure accumulating pipe for accumulating fuel supplied to a plurality of cylinders of an internal combustion engine,
A valve body having an internal passage for introducing high-pressure fuel in a pressure accumulating pipe and a seat portion formed in the middle of the internal passage;
A valve body that is accommodated in the valve body and opens or closes the internal passage by being seated or separated from the seat portion;
An elastic member for urging the valve body in the closing direction;
A fuel reservoir that is connected to the internal passage and stores the fuel so that the valve body and the elastic member are always immersed in the fuel;
The fuel reservoir portion is bent in a direction perpendicular to the axial direction of the valve body so that fuel is always stored in the valve body that houses the valve body and the elastic member. And has a rising portion formed to face upward,
An axial portion connected to the inner passage outlet side of the valve body so as to extend in the axial direction, a hanging portion hanging downward, and a lower end of the hanging portion connected to the lower portion, bent by 90 ° from the axial direction of the hanging portion A connecting portion,
1. The safety valve for a fuel injection device according to claim 1, wherein the rising portion has a top portion that is connected at one end to the connecting portion and is raised above the axial direction portion .
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- 1993-10-13 JP JP25584493A patent/JP3638297B2/en not_active Expired - Lifetime
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