JP3638266B2 - Manufacturing method of semiconductor device - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、半導体装置の製造方法に係り、特にArFリソグラフィ技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体デバイスの製造工程において、縮小投影露光装置による写真製版プロセスを用いて微細回路パターンが形成されている。
近年のデバイスの高集積化・微細化に対応するため、露光波長の短波長化よる高解像度化が行われており、現在ではArFエキシマレーザ光(λ=193nm)を光源とした露光装置が実用化されようとしている。さらに、F2レーザ光(λ=157nm)を光源とするリソグラフィの検討も盛んに行われている。
【0003】
ところで、KrFリソグラフィ(λ=248nm)用のレジストに用いられているベース樹脂(図4参照)は、ベンゼン環構造を有しており、短波長の露光光(例えば、ArFレーザ光)の吸収が大きい。このため、例えばArFレーザ光のような短波長の露光光源に対しては使用することができない。
そこで、ArFリソグラフィ用のレジスト(以下、「ArFレジスト」という。)では、ArFレーザ光の吸収が少ない脂肪族系ベース樹脂(図6参照)が主に用いられている。すなわち、ArFリソグラフィでは、酸触媒反応により脱離しアルカリ現像液に対する溶解性を変化させる基を側鎖に有する脂肪族系ベース樹脂と、活性光線の照射により酸を発生する光酸発生剤とを含む化学増幅型レジストが用いられている。
【0004】
以下、従来の半導体装置の製造方法、詳細には、ArFリソグラフィを用いた、従来の微細パターン形成方法について説明する。
図7及び図8は、従来の半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
【0005】
先ず、図7(a)に示すように、基板1上に被加工膜2を形成する。
次に、図7(b)に示すように、レジスト塗布装置でスピン塗布法を用いて、被加工膜2上に40nm〜110nm程度の厚さで反射防止膜3を形成し、さらに反射防止膜3上に200nm〜600nm程度の厚さでArFレジスト4を形成する。
そして、図7(c)に示すように、縮小投影露光装置で、ArFレーザ光7をフォトマスク6を介してArFレジスト4に選択的に照射(露光)する。この時、ArFレジスト4のうちArFレーザ光7が露光された部分(以下、「露光部」という。)41では、レジスト4に含まれる光酸発生剤から酸が発生する。
【0006】
次に、図8(d)に示すように、温度100℃〜150℃で60sec〜90secの時間だけベーク(露光後ベーク)を行う。この時、露光部41では、アルカリ現像液に対する溶解性を阻害する側鎖部の基が、酸触媒反応により脂肪族系ベース樹脂から脱離する。これにより、アルカリ現像液に対する溶解性が高い露光部42となる。
そして、図8(e)に示すように、アルカリ現像液による現像処理を行う。これにより、ドライエッチング加工時のマスク材料となるArFレジストパターン43が得られる。
【0007】
次に、図8(f)に示すように、ArFレジストパターン43をマスクとして、プラズマ8を用いたドライエッチング処理を行う。これにより、反射防止膜3および被加工膜2がパターニングされ、反射防止膜パターン32および被加工膜パターン22となる。
最後に、図8(g)に示すように、ArFレジストパターン43および反射防止膜パターン32をプラズマアッシング処理やウェット処理により除去する。これにより、被加工膜パターン22が形成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記ArFレジスト4を用いた従来の半導体装置の製造方法には、以下のような問題があった。
先ず、第1の問題について説明する。
ArFレジスト4のベース樹脂はベンゼン環構造を有していないため、プラズマを用いたドライエッチング処理時の耐性(以下、「ドライエッチング耐性」という。)が、従来のKrFレジストやi線レジスト等に比べ劣ってしまうという問題があった。このため、所望の寸法でArFレジストパターン43を形成できたとしても、被加工膜2を所望の寸法および形状に仕上げることができないという問題があった。以下、この問題について、詳細に説明する。
【0009】
図9は、ArFレジストとKrFレジストのドライエッチング耐性を比較するための断面図である。
図9(a),(a’)に示すように、被加工膜2上に形成された反射防止膜3上に、ArFレジストパターン43およびKrFレジストパターン143が所望の寸法でそれぞれ形成されている。
【0010】
図9(b),(b’)は、プラズマ8を用いたドライエッチング処理が行われた後の、各レジストパターン43,143を示している。
図9(b’)に示すように、KrFレジストパターン143は、レジスト表面が荒れることなく、且つ異方的に膜厚bだけ膜減りしている。従って、KrFレジストパターン143が、高いドライエッチング耐性を有することが分かる。
一方、図9(b)に示すように、ArFレジストパターン43は、KrFレジストマスク143(図9(b’)参照)と比較して、レジストの膜減り量が多く、且つレジスト表面が荒れている。さらに、ArFレジストパターン43の上面から被加工膜2の内部に達するスパイク状のエッチング(以下、「スパイク」という。)200が発生している。このため、反射防止膜パターン32や被加工膜パターン22の寸法や形状が、規定された通りには仕上がらなくなる。
【0011】
ドライエッチング後、各レジストパターン43,143および反射防止膜パターン31,32を、プラズマアッシング処理やウェット処理により除去する。
ここで、図9(c’)に示すように、KrFレジストパターン143を用いた場合には、所望の寸法および形状の被加工膜パターン23に仕上げることができる。すなわち、KrFレジストパターン143の寸法通りに、被加工膜2を仕上げることができる。
一方、図9(c)に示すように、ArFレジストパターン43を用いた場合には、上述したレジストパターン43の表面荒れやスパイク200により、被加工膜2を所望の寸法および形状に加工することができないという問題があった。また、ArFレジストパターン43と被加工膜22との間に寸法差が生じてしまうという問題があった。
【0012】
次に、第2の問題について説明する。
図10は、従来のレジストプロセスにおいて、酸の熱拡散を説明するための断面図である。
図10(a)に示すように、ArFレーザ光7をフォトマスク6を用いてArFレジストに照射する際に、空間像9が形成される。
そして、上記空間像9がArFレジスト4に照射されると、図10(b)に示すように、ArFレジスト4中に潜像(Latent image)100が形成される。この潜像100は、ArFレジスト4で発生する酸の分布と等価である。ここで、▲1▼ArFレジスト4とその周りの空間との屈折率と、ArFレジスト4とその下地(例えば反射防止膜や被加工膜)との屈折率と、が異なること、▲2▼下地からの反射光との干渉が生じること、によって、ArFレジスト4(露光部41)の表面近傍での酸(酸触媒反応部)の分布は、レジスト内部の酸の分布よりも高くなっている。
【0013】
次に、図10(c)に示すように、露光後に行われるベークによって、露光部41の表面近傍に多く存在する酸が熱拡散し、酸触媒反応部が再分布する(参照符号101)。
しかし、ベークによって酸が熱拡散しても、ArFレジスト4における酸の分布は均一にならず、レジスト4表面における酸の分布が、レジスト内部の酸の分布よりも高いという問題は依然として解決されない。このため、ArFレジストパターン43のトップ部が膜減りしてしまい、被加工膜パターン22の形状が劣化してしまう問題があった。
【0014】
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたもので、ArFリソグラフィにより形成された微細レジストパターンのドライエッチング耐性を向上させることを目的とする。また、本発明は、レジストパターントップ部の形状を改善することにより、被加工膜を寸法および形状制御性良く加工することを目的とする。
【0019】
【課題を解決する為の手段】
本発明に係る半導体装置の製造方法は、基板上に被加工膜を形成する工程と、
前記被加工膜上にレジストを形成する工程と、
所定の波長以下の光を、フォトマスクを介して前記レジストに露光する工程と、
前記レジスト上に、酸触媒反応により現像液への溶解性が変化する層を形成する工程と、
前記層を形成した後、ベークを行う工程と、
前記レジストおよび前記層を現像して、前記レジストおよび前記層をパターニングする工程と、
パターニングされた前記レジストおよび前記層をマスクとして、前記被加工膜をドライエッチングする工程とを含み、
前記層が、ノルボルネンと無水マレイン酸との共重合体、又はその誘導体からなることを特徴とするものである。
【0021】
本発明に係る半導体装置の製造方法は、基板上に被加工膜を形成する工程と、
前記被加工膜上にレジストを形成する工程と、
所定の波長以下の光を、フォトマスクを介して前記レジストに露光する工程と、
前記レジスト上に、酸触媒反応により現像液への溶解性が変化する層を形成する工程と、
前記層を形成した後、ベークを行う工程と、
前記レジストおよび前記層を現像して、前記レジストおよび前記層をパターニングする工程と、
パターニングされた前記レジストおよび前記層をマスクとして、前記被加工膜をドライエッチングする工程とを含み、
前記層が、ポリ(4−ヒドロキシスチレン)の tert −ブトキシカルボネート、ポリ(4−ヒドロキシスチレン)の tert −ブチルエステル、ポリ(4−ヒドロキシスチレン)のエトキシエチルエーテル、ポリ(4−ヒドロキシスチレン)のテトラヒドロピラニルエーテル、4−ヒドロキシスチレン− tert −ブチルアクリレート共重合体、ポリ(3−ヒドロキシスチレン)の tert −ブトキシカーボネート、又はそれらの誘導体からなることを特徴とするものである。
【0022】
本発明に係る半導体装置の製造方法において、
前記層を50nm〜200nmの厚さで形成することが好適である。
【0023】
本発明に係る半導体装置の製造方法において、
前記所定の波長が193nmであることが好適である。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図中、同一または相当する部分には同一の符号を付してその説明を簡略化ないし省略することがある。
【0025】
実施の形態1.
図1及び図2は、本発明の実施の形態1による半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。具体的には、図1及び図2は、ArFリソグラフィを用いた、本実施の形態1による微細パターン形成方法を工程順に示した断面図である。
【0026】
先ず、図1(a)に示すように、基板1上に被加工膜2を形成する。ここで、基板1は、シリコン基板のような半導体基板に限らず、石英基板のような絶縁基板や、セラミック基板であってよい。また、被加工膜2としては、絶縁膜や導電膜が挙げられる。
次に、図1(b)に示すように、レジスト塗布装置でスピン塗布法を用いて、被加工膜2上に40nm〜110nm程度の厚さで反射防止膜3を形成し、さらに反射防止膜3上に200nm〜600nm程度の厚さでArFレジスト4を形成する。ここで、ArFレジスト4は、酸触媒反応により脱離しアルカリ現像液に対する溶解性を変化させる基を側鎖に有する脂肪族系ベース樹脂と、活性光線の照射により酸を発生する光酸発生剤とを含む化学増幅型レジストである。なお、反射防止膜3をCVD法により形成してもよい。
【0027】
そして、図1(c)に示すように、縮小投影露光装置で、ArFレーザ光7をフォトマスク6を介してArFレジスト4に選択的に照射(露光)する。この時、ArFレジスト4のうちArFレーザ光7が露光された部分(以下、「露光部」という。)41では、当該ArFレジスト4に含まれる光酸発生剤から酸が発生する。
【0028】
次に、図1(d)に示すように、ArFレジスト4上に、酸触媒反応により現像液への溶解性が変化する層、詳細には酸触媒反応により脱離しアルカリ現像液に対する溶解性を変化させる基を側鎖による物質の層を形成する。本実施の形態1では、上記層としてベンゼン環構造を有するKrFレジスト用のベース樹脂を50nm〜200nm程度の厚さで形成する。ここで、ベンゼン環を有するKrFレジスト用のベース樹脂の一例を図4に示す。具体的には、ポリ(4−ヒドロキシスチレン)のtert−ブトキシカルボネート、ポリ(4−ヒドロキシスチレン)のtert−ブチルエステル、ポリ(4−ヒドロキシスチレン)のエトキシエチルエーテル、ポリ(4−ヒドロキシスチレン)のテトラヒドロピラニルエーテル、4−ヒドロキシスチレン−tert−ブチルアクリレート共重合体、ポリ(3−ヒドロキシスチレン)のtert−ブトキシカーボネート、及び、それらの誘導体等である。
かかるKrFレジスト用のベース樹脂は、ArFレジスト4に含まれるベース樹脂と同一の反応機構で極性が変化する。すなわち、露光後ベーク(後述)で起こる酸触媒反応により、アルカリ現像液に対する溶解を阻害する側鎖部の基がベース樹脂から脱離する。
また、KrFレジスト用のベース樹脂は、ベンゼン環構造を有するため、高いドライエッチング耐性を有する(後述)。
【0029】
次に、図2(e)に示すように、温度100℃〜150℃で60sec〜90secの時間だけベーク(「露光後ベーク」ともいう。)を行う。この時、詳細は後述するが、露光部41の表面近傍に多く存在する酸がベース樹脂5に熱拡散することにより、露光部41およびその直上のベース樹脂5では、アルカリ現像液に対する溶解性を阻害する側鎖部の基が酸触媒反応により脱離する。このため、脱離反応が起こった露光部42およびベース樹脂52は、アルカリ現像液に対する溶解性が高くなる。
【0030】
次に、図2(f)に示すように、アルカリ現像液による現像処理を行う。これにより、ArFレジスト41およびベース樹脂5がパターニングされる。すなわち、ドライエッチング加工時のマスク材料となるArFレジストパターン43およびベース樹脂パターン53が形成される。ここで、上述したように、ベース樹脂5は、ArFレジスト4に含まれるベース樹脂と同一の反応機構で極性が変化するため、現像によりArFレジスト4とベース樹脂5とを同時にパターニングすることができる。
【0031】
次に、図2(g)に示すように、ArFレジストパターン43およびベース樹脂パターン53をマスクとして、プラズマ8を用いたドライエッチング処理を行う。これにより、反射防止膜3および被加工膜2が微細加工され、反射防止膜パターン31および被加工膜パターン21となる。
そして、図2(h)に示すように、レジストパターン43および反射防止膜パターン31をプラズマアッシング処理やウェット処理により除去する。これにより、所望の寸法および形状の被加工膜パターン21が得られる。
【0032】
次に、図3を参照して、本実施の形態1におけるドライエッチング耐性向上の原理を説明する。
図3は、本実施の形態1において、ドライエッチング耐性向上の原理を説明するための断面図である。
図3(a)は、ドライエッチング加工時のマスク材料となるArFレジストパターン43およびベース樹脂パターン53を示したものである。
図3(b)は、プラズマ8の照射によるArFレジストパターン43およびベース樹脂パターン53へのダメージを示したものである。図3(b)に示すように、ベース樹脂パターン53のみがプラズマ8の照射により所定の膜厚aだけ膜減りしている。従って、ベース樹脂パターン53がArFレジストパターン43のマスクとなるため、ArFレジストパターン43はプラズマ8によるダメージを受けにくくなる。このため、i線やKrFレジストマスクと同等のドライエッチング耐性が得られる。よって、被加工膜2を、ArFレジストパターン43により規定された寸法通りに仕上げることができる。
そして、図3(c)に示すように、ArFレジストパターン43および反射防止膜パターン31をプラズマアッシング処理やウェット処理により除去する。ArFレジストパターン43は表面荒れやスパイク等が形成されないため、所望の寸法および形状の被加工膜パターン21を形成することができる。
【0033】
次に、図5を参照して、本実施の形態1のレジストプロセスにおける酸の熱拡散について説明する。
図5は、本発明の実施の形態1によるレジストプロセスにおいて、酸の熱拡散を説明するための断面図である。
図5(a)は、ArFレーザ光7をフォトマスク6を用いてArFレジスト4に照射する際に形成される空間像9を示している。
この空間像9がArFレジスト4に照射されると、図5(b)に示すように、ArFレジスト4中に潜像(Latent image)100が形成される。この潜像100は、ArFレジスト4で発生する酸の分布と等価である。この時、▲1▼ArFレジスト4とその周りの空間との屈折率と、ArFレジスト4とその下地(例えば反射防止膜や被加工膜)との屈折率とが異なること、▲2▼下地からの反射光との干渉が生じること、によって、ArFレジスト4の表面近傍での酸の分布は、レジスト内部の酸の分布より高くなる。次に、図5(c)に示すように、露光後ベークを行う前に、KrFレジストのベース樹脂(図4参照)をArFレジスト4上に形成する。
そして、露光後ベークを行う。この露光後ベークによって、露光部41の表面近傍に多く存在する酸が熱拡散して、図5(c)の参照符号110に示すように酸が再分布し、酸触媒反応部111(図5(d)参照)の分布が改善される。ここで、従来の酸の再分布(図10(c)参照)に比べて、レジスト表面部での酸の量を大幅に減少させることができる。従って、レジストパターントップ部の膜減りを抑制することができる。これにより、所望の寸法および形状の被加工膜パターンを得ることができる。
【0034】
以上説明したように、本実施の形態1による半導体装置の製造方法では、ArFレーザ光7を露光した後、露光後ベークに先立って、ベンゼン環構造を有するベース樹脂5をArFレジスト4上に形成した。そして、露光後ベークを行うことにより、ArFレジスト4の露光部41表面からベース樹脂5に酸を熱拡散させ、現像によりArFレジスト4とベース樹脂5とをパターニングした。そして、ArFレジストパターン43とベース樹脂パターン53とをマスクとして用いて、被加工膜2をドライエッチング処理した。
【0035】
本実施の形態1によれば、ベース樹脂5は高いドライエッチング耐性を有するため、従来のようにArFレジストパターンの表面荒れやスパイクの発生を防止することができる。従って、ArFリソグラフィにより形成された微細レジストパターン43のドライエッチング耐性を向上させることができる。これにより、被加工膜2を所望の寸法および形状で微細加工することができる。また、ArFレジストパターン43と被加工膜パターン21の寸法差や形状劣化を抑えることができる。
【0036】
また、露光後ベーク時に、ArFレジスト4の表面近傍の酸がベース樹脂5に熱拡散するため、従来よりもArFレジスト4の表面部での酸の量を大幅に減少させることができる。これにより、レジストパターントップ部の膜減りを大幅に抑制することができる。従って、所望の寸法および形状の被加工膜パターン21が得られる。
【0037】
実施の形態2.
前述した実施の形態1では、ArFレジスト4を形成した後、露光後ベークに先立って、ArFレジスト4上にKrFレジスト用のベンゼン環構造を有するベース樹脂5を形成した。
本発明の実施の形態2では、上記KrFレジスト用のベース樹脂5の代わりに、ArFレジスト用の共重合系ベース樹脂、ArFレジスト用のアクリル系ベース樹脂の少なくとも何れか1つを、ArFレジスト4上に形成した。
ここで、上記共重合系ベース樹脂の一例を図6(b)に示す。具体的には、ノルボルネンと無水マレイン酸との共重合体、及びその誘導体等である。また、上記アクリル系ベース樹脂の一例を図6(a)に示す。具体的には、アクリル系樹脂、及びその誘導体等である。
なお、この共重合系ベース樹脂およびアクリル系ベース樹脂は、実施の形態1と同様に、50nm〜200nm程度の厚さで形成した。その他の製造方法についても実施の形態1と同様であるため、本実施の形態2ではその説明を省略する。
【0038】
本実施の形態2では、実施の形態1のベンゼン環構造を有するベース樹脂の代わりにアクリル系ベース樹脂又は共重合系ベース樹脂を用いた。
すなわち、ArFレーザ光7をArFレジスト4に露光した後、露光後ベークに先立って、アクリル系ベース樹脂又は共重合系ベース樹脂をArFレジスト4上に形成した。その後、露光後ベークによりArFレジスト4の露光部41からベース樹脂に酸を熱拡散させ、現像によりArFレジスト4とベース樹脂とをパターニングした。そして、ArFレジストパターンとベース樹脂パターンをマスクとして用いて、被加工膜2をドライエッチング処理した。
この場合も、実施の形態1と同様に、露光後ベーク時に、ArFレジスト4の表面近傍の酸がベース樹脂5に熱拡散するため、ArFレジスト4の表面部での酸の量を減少させることができる。これにより、従来と比べて、レジストパターントップ部の膜減りを大幅に抑制することができる。従って、所望の寸法および形状で被加工膜2を微細加工することができる。
また、ベース樹脂の膜厚の分だけ、ドライエッチングに用いるマスクの膜厚が増加するため、高いドライエッチング耐性を有するエッチングマスクが得られる。
【0039】
なお、本実施の形態2において、アクリル系ベース樹脂、共重合系ベース樹脂の少なくとも1つをベース樹脂としたが、実施の形態1によるベンゼン環構造を有するベース樹脂との積層構造を有するものであってもよい。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、ArFリソグラフィにより形成された微細レジストパターンのドライエッチング耐性を向上させることができる。また、レジストパターントップ部の形状を改善することができ、被加工膜を寸法および形状制御性良く加工することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による半導体装置の製造方法を説明するための断面図である(その1)。
【図2】 本発明の実施の形態1による半導体装置の製造方法を説明するための断面図である(その2)。
【図3】 本発明の実施の形態1において、ドライエッチング耐性向上の原理を説明するための断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態1において、ベンゼン環構造を有するベース樹脂の一例を示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態1によるレジストプロセスにおいて、酸の熱拡散を説明するための断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態2において、アクリル系ベース樹脂および共重合系ベース樹脂の一例を示す図である。
【図7】 従来の半導体装置の製造方法を説明するための断面図である(その1)。
【図8】 従来の半導体装置の製造方法を説明するための断面図である(その2)。
【図9】 ArFレジストマスクとKrFレジストマスクのドライエッチング耐性を比較するための断面図である。
【図10】 従来のレジストプロセスにおいて、酸の熱拡散を説明するための断面図である。
【符号の説明】
1 基板
2 被加工膜
3 反射防止膜
4 ArFレジスト
5 ベース樹脂
6 フォトマスク
7 ArFレーザ光
8 プラズマ
9 空間像
21 被加工膜パターン
31 反射防止膜パターン
41,42 露光部
43 ArFレジストパターン
52 ベース樹脂
53 ベース樹脂パターン
100 潜像
111 分布
a 膜厚[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention relates to a method for manufacturing a semiconductor device, and more particularly to an ArF lithography technique.
[0002]
[Prior art]
In a semiconductor device manufacturing process, a fine circuit pattern is formed using a photoengraving process by a reduction projection exposure apparatus.
In order to cope with the higher integration and miniaturization of devices in recent years, higher resolution has been achieved by shortening the exposure wavelength, and now an exposure apparatus using ArF excimer laser light (λ = 193 nm) as the light source is practical. It is going to be made. Furthermore, studies on lithography using an F 2 laser beam (λ = 157 nm) as a light source have been actively conducted.
[0003]
By the way, the base resin (see FIG. 4) used in the resist for KrF lithography (λ = 248 nm) has a benzene ring structure and absorbs short-wave exposure light (for example, ArF laser light). large. For this reason, it cannot be used for a short wavelength exposure light source such as ArF laser light.
In view of this, a resist for ArF lithography (hereinafter referred to as “ArF resist”) mainly uses an aliphatic base resin (see FIG. 6) that absorbs less ArF laser light. That is, ArF lithography includes an aliphatic base resin having a side chain with a group that is desorbed by an acid-catalyzed reaction and changes the solubility in an alkaline developer, and a photoacid generator that generates an acid upon irradiation with actinic rays. A chemically amplified resist is used.
[0004]
Hereinafter, a conventional method for manufacturing a semiconductor device, specifically, a conventional fine pattern forming method using ArF lithography will be described.
7 and 8 are cross-sectional views for explaining a conventional method for manufacturing a semiconductor device.
[0005]
First, as shown in FIG. 7A, a film to be processed 2 is formed on a
Next, as shown in FIG. 7B, an
Then, as shown in FIG. 7C, the ArF
[0006]
Next, as shown in FIG. 8D, baking (post-exposure baking) is performed at a temperature of 100 ° C. to 150 ° C. for a time of 60 sec to 90 sec. At this time, in the
Then, as shown in FIG. 8E, development processing with an alkaline developer is performed. Thereby, an ArF
[0007]
Next, as shown in FIG. 8F, a dry etching
Finally, as shown in FIG. 8G, the
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional method for manufacturing a semiconductor device using the ArF
First, the first problem will be described.
Since the base resin of ArF
[0009]
FIG. 9 is a cross-sectional view for comparing the dry etching resistance of an ArF resist and a KrF resist.
As shown in FIGS. 9A and 9A, an
[0010]
9B and 9B show the
As shown in FIG. 9B ′, the
On the other hand, as shown in FIG. 9B, the
[0011]
After the dry etching, the resist
Here, as shown in FIG. 9C ′, when the KrF resist
On the other hand, as shown in FIG. 9C, when the ArF resist
[0012]
Next, the second problem will be described.
FIG. 10 is a cross-sectional view for explaining thermal diffusion of acid in a conventional resist process.
As shown in FIG. 10A, an
When the
[0013]
Next, as shown in FIG. 10C, the acid present in the vicinity of the surface of the exposed
However, even if the acid is thermally diffused by baking, the acid distribution in the ArF resist 4 is not uniform, and the problem that the acid distribution on the surface of the resist 4 is higher than the acid distribution in the resist is still not solved. For this reason, there is a problem in that the top portion of the ArF resist
[0014]
The present invention has been made to solve the above-described conventional problems, and an object thereof is to improve the dry etching resistance of a fine resist pattern formed by ArF lithography. Another object of the present invention is to process a film to be processed with good size and shape controllability by improving the shape of the resist pattern top portion.
[0019]
[Means for solving the problems]
A method of manufacturing a semiconductor device according to the present invention includes a step of forming a film to be processed on a substrate,
Forming a resist on the film to be processed;
Exposing the resist to light having a predetermined wavelength or less through a photomask;
On the resist, forming a layer whose solubility in a developer is changed by an acid catalyst reaction;
Bake after forming the layer;
Developing the resist and the layer and patterning the resist and the layer;
Using the patterned resist and the layer as a mask, dry etching the film to be processed,
The layer is made of a copolymer of norbornene and maleic anhydride, or a derivative thereof .
[0021]
A method of manufacturing a semiconductor device according to the present invention includes a step of forming a film to be processed on a substrate,
Forming a resist on the film to be processed;
Exposing the resist to light having a predetermined wavelength or less through a photomask;
On the resist, forming a layer whose solubility in a developer is changed by an acid catalyst reaction;
Bake after forming the layer;
Developing the resist and the layer and patterning the resist and the layer;
Using the patterned resist and the layer as a mask, dry etching the film to be processed,
The layer comprises poly (4-hydroxystyrene) tert -butoxy carbonate, poly (4-hydroxystyrene) tert -butyl ester, poly (4-hydroxystyrene) ethoxyethyl ether, poly (4-hydroxystyrene) tetrahydropyranyl ether of 4-hydroxystyrene - tert - butyl acrylate copolymer, tert poly (3-hydroxystyrene) - is characterized in Rukoto such a butoxy carbonate, or derivatives thereof.
[0022]
Oite the manufacture how the semiconductor device according to the present invention,
It is preferable to form the layer with a thickness of 50 nm to 200 nm.
[0023]
Oite the manufacture how the semiconductor device according to the present invention,
The predetermined wavelength is preferably 193 nm.
[0024]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. In the drawings, the same or corresponding parts are denoted by the same reference numerals, and the description thereof may be simplified or omitted.
[0025]
1 and 2 are cross-sectional views for explaining a method of manufacturing a semiconductor device according to the first embodiment of the present invention. Specifically, FIG. 1 and FIG. 2 are sectional views showing the fine pattern forming method according to the first embodiment using ArF lithography in the order of steps.
[0026]
First, as shown in FIG. 1A, a film to be processed 2 is formed on a
Next, as shown in FIG. 1B, an
[0027]
Then, as shown in FIG. 1C, the ArF resist 4 is selectively irradiated (exposed) to the ArF resist 4 through the
[0028]
Next, as shown in FIG. 1 (d), on the ArF resist 4, a layer whose solubility in the developer changes due to the acid catalyst reaction, specifically, it is desorbed by the acid catalyst reaction and has a solubility in the alkali developer. The changing group forms a layer of material with side chains. In the first embodiment, a base resin for a KrF resist having a benzene ring structure is formed as the layer with a thickness of about 50 nm to 200 nm. An example of a base resin for a KrF resist having a benzene ring is shown in FIG. Specifically, tert-butoxy carbonate of poly (4-hydroxystyrene), tert-butyl ester of poly (4-hydroxystyrene), ethoxyethyl ether of poly (4-hydroxystyrene), poly (4-hydroxystyrene) ) Tetrahydropyranyl ether, 4-hydroxystyrene-tert-butyl acrylate copolymer, poly (3-hydroxystyrene) tert-butoxycarbonate, and derivatives thereof.
The polarity of the base resin for the KrF resist changes by the same reaction mechanism as that of the base resin contained in the ArF resist 4. That is, a side chain group that inhibits dissolution in an alkaline developer is eliminated from the base resin by an acid-catalyzed reaction that occurs in post-exposure baking (described later).
Further, since the base resin for KrF resist has a benzene ring structure, it has high dry etching resistance (described later).
[0029]
Next, as shown in FIG. 2E, baking (also referred to as “post-exposure baking”) is performed at a temperature of 100 ° C. to 150 ° C. for 60 seconds to 90 seconds. At this time, as will be described in detail later, the acid present in the vicinity of the surface of the exposed
[0030]
Next, as shown in FIG. 2F, development processing with an alkaline developer is performed. Thereby, the ArF resist 41 and the
[0031]
Next, as shown in FIG. 2G, a dry etching
Then, as shown in FIG. 2H, the resist
[0032]
Next, with reference to FIG. 3, the principle of improving dry etching resistance in the first embodiment will be described.
FIG. 3 is a cross-sectional view for explaining the principle of improving dry etching resistance in the first embodiment.
FIG. 3A shows an ArF resist
FIG. 3B shows damage to the ArF resist
Then, as shown in FIG. 3C, the ArF resist
[0033]
Next, the thermal diffusion of acid in the resist process of the first embodiment will be described with reference to FIG.
FIG. 5 is a cross-sectional view for explaining acid thermal diffusion in the resist process according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 5A shows an
When the
Then, post-exposure baking is performed. By this post-exposure baking, a large amount of acid existing in the vicinity of the surface of the exposed
[0034]
As described above, in the method of manufacturing a semiconductor device according to the first embodiment, after the
[0035]
According to the first embodiment, since the
[0036]
In addition, since the acid in the vicinity of the surface of the ArF resist 4 is thermally diffused into the
[0037]
In the first embodiment, after the ArF resist 4 is formed, the
In
Here, an example of the copolymer base resin is shown in FIG. Specifically, a copolymer of norbornene and maleic anhydride, a derivative thereof, and the like. An example of the acrylic base resin is shown in FIG. Specifically, acrylic resins and derivatives thereof.
The copolymer base resin and the acrylic base resin were formed with a thickness of about 50 nm to 200 nm as in the first embodiment. Since other manufacturing methods are the same as those in the first embodiment, the description thereof is omitted in the second embodiment.
[0038]
In the second embodiment, an acrylic base resin or a copolymer base resin is used instead of the base resin having the benzene ring structure of the first embodiment.
That is, after the
Also in this case, as in the first embodiment, the acid in the vicinity of the surface of the ArF resist 4 is thermally diffused into the
Further, since the thickness of the mask used for dry etching is increased by the thickness of the base resin, an etching mask having high dry etching resistance can be obtained.
[0039]
In the second embodiment, at least one of the acrylic base resin and the copolymer base resin is used as the base resin, but it has a laminated structure with the base resin having a benzene ring structure according to the first embodiment. There may be.
[0040]
【The invention's effect】
According to the present invention, the dry etching resistance of a fine resist pattern formed by ArF lithography can be improved. Further, the shape of the resist pattern top portion can be improved, and the film to be processed can be processed with good size and shape controllability.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view for explaining a manufacturing method of a semiconductor device according to a first embodiment of the present invention (No. 1);
FIG. 2 is a cross-sectional view for explaining the method of manufacturing the semiconductor device according to the first embodiment of the present invention (No. 2).
FIG. 3 is a cross-sectional view for explaining the principle of improving dry etching resistance in the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a diagram showing an example of a base resin having a benzene ring structure in
FIG. 5 is a cross-sectional view for explaining acid thermal diffusion in the resist process according to the first embodiment of the present invention;
6 is a diagram showing an example of an acrylic base resin and a copolymer base resin in
FIG. 7 is a cross-sectional view for explaining a conventional method of manufacturing a semiconductor device (No. 1).
FIG. 8 is a cross-sectional view for explaining a conventional method of manufacturing a semiconductor device (No. 2).
FIG. 9 is a cross-sectional view for comparing dry etching resistance of an ArF resist mask and a KrF resist mask.
FIG. 10 is a cross-sectional view for explaining thermal diffusion of acid in a conventional resist process.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記被加工膜上にレジストを形成する工程と、
所定の波長以下の光を、フォトマスクを介して前記レジストに露光する工程と、
前記レジスト上に、酸触媒反応により現像液への溶解性が変化する層を形成する工程と、
前記層を形成した後、ベークを行う工程と、
前記レジストおよび前記層を現像して、前記レジストおよび前記層をパターニングする工程と、
パターニングされた前記レジストおよび前記層をマスクとして、前記被加工膜をドライエッチングする工程とを含み、
前記層が、ノルボルネンと無水マレイン酸との共重合体、又はその誘導体からなることを特徴とする半導体装置の製造方法。 Forming a film to be processed on the substrate;
Forming a resist on the film to be processed;
Exposing the resist to light having a predetermined wavelength or less through a photomask;
On the resist, forming a layer whose solubility in a developer is changed by an acid catalyst reaction;
Bake after forming the layer;
Developing the resist and the layer and patterning the resist and the layer;
Using the patterned resist and the layer as a mask, dry etching the film to be processed,
The method for manufacturing a semiconductor device, wherein the layer is made of a copolymer of norbornene and maleic anhydride, or a derivative thereof .
前記被加工膜上にレジストを形成する工程と、
所定の波長以下の光を、フォトマスクを介して前記レジストに露光する工程と、
前記レジスト上に、酸触媒反応により現像液への溶解性が変化する層を形成する工程と、
前記層を形成した後、ベークを行う工程と、
前記レジストおよび前記層を現像して、前記レジストおよび前記層をパターニングする工程と、
パターニングされた前記レジストおよび前記層をマスクとして、前記被加工膜をドライエッチングする工程とを含み、
前記層が、ポリ(4−ヒドロキシスチレン)のtert−ブトキシカルボネート、ポリ(4−ヒドロキシスチレン)のtert−ブチルエステル、ポリ(4−ヒドロキシスチレン)のエトキシエチルエーテル、ポリ(4−ヒドロキシスチレン)のテトラヒドロピラニルエーテル、4−ヒドロキシスチレン−tert−ブチルアクリレート共重合体、ポリ(3−ヒドロキシスチレン)のtert−ブトキシカーボネート、又はそれらの誘導体からなることを特徴とする半導体装置の製造方法。Forming a processed film on a board,
Forming a resist on the film to be processed;
Exposing the resist to light having a predetermined wavelength or less through a photomask;
Forming a layer on the resist in which solubility in a developer is changed by an acid catalyst reaction;
Bake after forming the layer;
Developing the resist and the layer and patterning the resist and the layer;
Using the patterned resist and the layer as a mask, and dry etching the film to be processed,
The layer comprises poly (4-hydroxystyrene) tert-butoxy carbonate, poly (4-hydroxystyrene) tert-butyl ester, poly (4-hydroxystyrene) ethoxyethyl ether, poly (4-hydroxystyrene) A process for producing a semiconductor device, comprising: tetrahydropyranyl ether, 4-hydroxystyrene-tert-butyl acrylate copolymer, poly (3-hydroxystyrene) tert-butoxycarbonate, or a derivative thereof.
前記層を50nm〜200nmの厚さで形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。In the manufacturing method of Claim 1 or 2 ,
A method of manufacturing a semiconductor device, wherein the layer is formed with a thickness of 50 nm to 200 nm.
前記所定の波長が193nmであることを特徴とする半導体装置の製造方法。In the manufacturing method in any one of Claim 1 to 3 ,
The method of manufacturing a semiconductor device, wherein the predetermined wavelength is 193 nm.
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