JP3635808B2 - Image processing apparatus and image processing method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像データを印刷部などの描画動作に同期して供給する際に、その画像データを一時的に格納するバッファメモリの容量を少なくし、かつ、画像品質を劣化させない画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ホストコンピュータからの画像データをプリンタなどの印刷装置に出力する場合、その画像データは、イーサーネットのようなネットワークや、SCSIバス、セントロニクス、RS−232Cシリアル通信などを介して印刷装置に供給される。ここで、ホストコンピュータから出力される画像データは、主に、ページ記述言語(PDL)で記述したコードデータと、その画像の各画素を示すデータを主・副各走査方向の順番に羅列したラスターイメージデータとに大別される。
【0003】
次に、図13(a)に示すように、ホストコンピュータ101による画像データがコードデータである場合、印刷装置内に実装された画像形成部102が、当該コードデータの記述内容を解釈してラスターイメージデータを生成する(レンダリング処理)。このラスターイメージデータは、印刷部105における主走査方向と副走査方向の描画動作に同期して供給する必要があるため、一旦バッファメモリ103に格納される。そして、格納後、印刷部制御機構部104によって、ラスターイメージデータがバッファメモリ103から印刷部105の描画動作に同期して読み出され、印刷部105に供給される。
また、図13(b)に示すように、ホストコンピュータ101による画像データがラスターイメージデータである場合、同図(a)における画像形成部102による内容解釈は不要であるから、そのラスターイメージデータが直接、バッファメモリ103に格納され、この後、印刷部制御機構部104によって、ラスターイメージデータがバッファメモリ103から印刷部105の描画動作に同期して読み出され、印刷部105に供給される。
【0004】
さて、印刷側では、階調の表現性を良くするため、入力されたラスターイメージデータに対してスクリーンを適用する手法がある。例として、レーザービームを使った解像度400dpiのフルカラープリンタをとリ上げる。このスクリーンの例を図14に示す。図14(a)に示すは、400線のスクリーンであり、400dpiの解像度と400線スクリーンとは一致している。同図(b)および(c)に示すは、それぞれ200線のスクリーンである。この場合、レーザービームの副走査方向に対し2ドットを1つのスクリーン単位としている。これら2種類のスクリーンを切り替える方法として、レーザービームをパルス幅変調して、レーザービームの照射時間を変化させる方法がある(「オンデマンド印刷の市場と技術課題」:(社)日本印刷技術協会発行)。この方法を図11(a)および(b)に示す。同図(a)は、400線スクリーンを用いる場合における画像濃度レベルとレーザー出カ波形との関係を図示したものである。図に示すように、400線の周期をもった三角波のレベルが画像濃度レベルを上回った場合にレーザービームがオンされる。これにより、レーザービームの照射時間に応じて線幅が変わり階調表現ができることになる。200線スクリーンの場合には、図11(b)に示すように200線の周期をもった三角波を作り、この三角波のレベルが同様に画像濃度レベルを上回った場合にレーザービームがオンされる。400線スクリーンでも、200線スクリーンでも、レーザービーム照射時間に応じて線幅を変化させて階調表現できるわけであるが、色材として粉体トナーを用いた場合には、粉体トナーの粒状性の限界の理由により、400線スクリーンを使うと十分な階調表現ができないこともある。このような現象は、粉体トナーに限らず液体トナーや液体インクでも同様なことがいえる。
【0005】
そこで、写真のような色の変化が激しい画像を印刷する際には、十分な階調を確保するため200線スクリーンが用いられる。
さらに、階調再現の安定性の改善や、トナーの粒状性再現の向上のために、図14(d)〜(f)のようなスクリーンも考え出されている。このようなスクリーンは、上記のような三角波によるレーザービームのパルス幅変調方式のみで実現しようとすると、複雑な制御回路になるため、入力された画像データをスクリーンにあわせてデータ変換した後、200線スクリーン時のパルス幅変調方式を適用して実現される。
以上のように、画像データを生成するホストコンピュータは、印刷装置の解像度に合った画像データを印刷装置に送り、印刷装置内では、印刷装置の階調表現カに合わせたスクリーンが適用され、画質の良い印刷が実現される。
【0006】
ところで、ホストコンピュータ101からの画像データが、コードデータであっても、ラスターイメージデータであっても、次の理由により、一旦ラスターイメージデータをバッファメモリ103に格納する必要がある。
ホストコンピュータ101と印刷装置とを接続する媒体は、図13(a)あるいは(b)に示すように、イーサーネットのようなネットワークや、SCSIバス、セントロニクス、RS−232Cシリアル通信などである。これらの媒体の転送速度は、その規格により上限が定まるが、印刷部105の描画速度より十分に高ければ、本来的にバッファメモリ103は不要である。
しかし、近年では、高速性や、高品質性などが印刷装置に求められて、印刷部105の描画速度がきわめて高くなった結果、通信媒体の転送速度が、印刷部105の描画速度と比べて低くなった。
また、印刷部105がレーザビームにより画像を描画するものである場合、印刷部105に対し一旦、起動命令がなされると、たとえ、ラスターイメージデータが描画に対して間に合わなくなったとしても、印刷部105の機構により、1ページの出力途中ではその描画動作を停止させることができない。もし、停止させた場合、定着部による熱のために紙の変色を招いたり、描画位置合わせ精度の限界により停止時と再起動時とにおいて画像ズレが生じるなどの影響がでるためである。
これらの理由により、バッファメモリ103は必須となる。
【0007】
このように、ホストコンピュータ101からの画像データが、コードデータであれ、ラスターイメージデータであれ、一旦バッファメモリ103に格納する必要があるが、この容量は、高速性や、高品質性などが印刷部105に求められるほど多く要求される。例えば、印刷部105においてA4サイズを400dpi、YMCK4色のフルカラー(8ビット/色)印刷を行なうとした場合、バッファメモリ103の容量は、次のようになる。
3312(ドット)×4677(ライン)×4(色)≒60(Mバイト)
となる。このため、メモリにかかるコストが極めて高くなってしまう。
【0008】
そこで、バッファメモリの容量を小さく抑えるため、従来より、圧縮処理が用いられていた。
このような圧縮処理には、ランレングス圧縮や、Lempel−Zip圧縮などの可逆圧縮と、JPEGのような非可逆圧縮とに大別される。可逆圧縮では、一定の圧縮率を保証する技術が現在までにおいて確立されておらず、むしろ、元の画像データ容量以上となってしまう場合さえある。このため、非可逆圧縮を用いて、最悪の圧縮率を補償し、バッファメモリの容量を少なくする手法が採用されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、非可逆圧縮では、画像データの画質と圧縮率とが互いに相反する関係にある。すなわち、画質を良くしようすれば、圧縮率が悪くなる一方、圧縮率を高めると、画質が悪くなる関係にある。JPEGによる圧縮を例にとると、ブロック歪みや、モスキートノイズなどのようなものが伸張後の画像に現われ、画質の点において、元の画像と比べて悪化するという問題点があった。
したがって、現在の印刷装置では、画質を犠牲にしてバッファメモリの容量を少なくするか、あるいは画質を優先してバッファメモリの容量を多くとるかのいずれかであった。
本発明は、上述した背景に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、画質を劣化させることなく、バッファメモリの容量を少なく抑えることが可能な画像処理装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため本発明にあっては、画像データから、適用するスクリーンに合わせて代表値を演算する代表値演算手段と、前記代表値演算手段により演算された代表値をバッファリングする第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段にバッファリングされた代表値から、適用するスクリーンに合わせて多値のラスターイメージデータを生成する描画画像データ生成手段と、前記描画画像データ生成手段により生成された多値のラスターイメージデータの画像濃度レベルに基づいてレーザビームをパルス幅変調することにより画像の描画を行う描画手段とを具備することを特徴としている。
【0011】
(作用)本発明によれば、代表値が、適用するスクリーン線数に合わせて画像データから演算され、この代表値がバッファリングされるとともに、多値のラスターイメージデータが、適用するスクリーン線数に合わせて、バッファリングされた代表値から生成される。よって、バッファリングされるものは、画像データそのものではなくて、その画像データに対して適用するスクリーン線数に合わせた代表値である。このため、第1の記憶手段において必要な容量を画像データをそのままバッファリングするよりも少なく抑えることが可能となる。さらに、多値のラスターイメージデータには、スクリーンが適用されて色階調表現が豊かとなるので、画質の劣化も抑えることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による実施の形態について図面を参照して説明する。
【0013】
<第1実施形態>
まず、本発明による第1実施形態について説明する。図1(a)は、本実施形態にかかる画像処理装置の構成を示すブロック図である。この図において、ホストコンピュータ101は、イーサーネットや、SCSIなどの媒体を介してラスターイメージデータあるいはコードデータを出力する。画像形成部102は、ホストコンピュータ101から出力されるデータがPDLで記述されたコードデータである場合、その内容を解釈して、YMCK面順次型のラスターイメージデータに展開する。したがって、本実施形態において1ドット分のラスターイメージデータは8ビットで示される。スクリーン適用代表値演算部111は、印刷部105の階調表現能力にあったスクリーンを適用し、そのスクリーンに合わせて、ラスターイメージデータの代表値を演算する。
【0014】
ここで、印刷部105の解像度を400dpiとし、最大階調再現のためのスクリーンを200線とすると、スクリーン適用代表値演算部111は、400dpiのラスターイメージデータについての代表値を演算することになる。代表値の演算については種々のものが考えられるが、ここでは一例として、2ドット分のラスターイメージデータの平均値を代表値として演算するものを考える。この場合におけるスクリーン適用代表値演算部111の構成例を図2に示す。
図2において、ラッチ回路1111は、8ビットのラスターイメージデータをシステムクロックを2分周したクロックでラッチするものである。これにより、ラッチ回路1111によってラッチされるラスターイメージデータは、1ドットおきのものとなる。加算器1112は、ラッチ回路1111によって1ドットおきにラッチされたラスターイメージデータと、ラッチされていないそのままのラスターイメージデータとを加算する。この加算結果は、9ビットとなるが、下位1ビットを切り捨て、上位8ビットのみを代表値として用いる。すなわち、加算結果を2で除算した平均値が代表値として用いられる。
なお、スクリーン適用代表値演算部111による代表値の演算については、この他に、一次演算によるものや、ルックアップテーブルによる変換など、種々のものが考えられる。
【0015】
さて、図1に戻り、バンドバッファ103は、スクリーン適用代表値演算部111によって演算された代表値を格納する。スクリーン適用描画画像データ生成部112は、バッファメモリ103から読み出された代表値を、印刷部105の解像度にあったラスターイメージデータに変換するものである。ここで、スクリーン適用描画画像データ生成部112の構成としては、スクリーン適用代表値演算部111に対応するものであり、図2の例に対応する構成を図3に示す。
この図において、ラッチ回路1121は、代表値を、印刷部105の描画動作に同期したビデオクロックを2分周したクロックにてラッチするものである。これにより、200線スクリーンにあった代表値が、印刷部105の解像度である400dpiのラスターイメージデータに変換されることとなる。
【0016】
この構成では、代表値が、スクリーン適用代表値演算部111によって、入力あるいは展開されたラスターイメージデータから、印刷部105の階調表現能力にあった200線スクリーンに合わせて演算される。この代表値がバッファメモリ103に1ページ分格納されたら、印刷部制御機構部113によって印刷部105が起動するとともに、バッファメモリ103から代表値が読み出される。読み出された代表値は、スクリーン適用描画画像データ生成部112によって、印刷部105の解像度のラスターイメージデータに変換されて印刷部105に供給され、印刷部105が当該ラスターイメージデータに基づいてその1ページ分の画像出力を行なうこととなる。
【0017】
ここで、バッファメモリ103において必要な容量は、格納される代表値が200線スクリーンに対応したものであるから、400dpiのラスターイメージデータをそのまま格納する場合の容量と比べて半分で済む。例えば、上述のように、A4サイズを400dpi、YMCK4色のフルカラー印刷を行なうとした場合、バッファメモリ103の容量を、半分の約30(Mバイト)で済ませることができる。
【0018】
このように代表値から変換されたラスターデータを用い、印刷部105が従来の技術で述べたようにレーザビームをパルス幅変調して階調表現を行なっても、画質劣化は、生じない。すなわち、従来においては、図11(b)に示すように、解像度400dpiのラスターイメージデータを入力し、基準波たる三角波のレベルが、ラスターイメージデータで示される濃度レベルを上回ったときに、レーザビームを照射して200線スクリーンを実現する構成となっていたが、本実施形態では、代表値を決めてしまうので、レーザビームの出力は、図11(c)に示すようになる。ここで、両者を比較すると、レーザビームの照射時間は不変であり、ただ、その照射位置のみが相違していることがわかる。この第1実施形態では、代表値の決め方において2ドットの平均値としているが、この場合でも、レーザビームの照射時間は、従来技術と比べて不変である。
さらに、ビーム位置の最大相違量については、ラスターデータイメージデータの解像度が400dpiの場合、図12(a)に示す従来技術による例と比べて、同図(b)に示すように1/800(インチ)、すなわち高々0.03(mm)である。この程度のずれ量は、肉眼では判別がつかないので、実質的な画像劣化は生じないといえる。
【0019】
なお、この第1実施形態においては、図1(b)に示すように、スクリーン適用代表値演算部111によって演算した代表値を圧縮部121によって圧縮し、これをバッファメモリ103に格納し、その後、圧縮された代表値を伸張部122によって伸張する構成としても良い。この場合の圧縮方式としては、可逆、非可逆を問わず、どんなものでもかまわない。
【0020】
<第2実施形態>
次に、本発明による第2実施形態について説明する。図4は、第2実施形態にかかる画像処理装置の構成を示すブロック図である。この図に示す画像処理装置は、基本的に、図1における第1実施形態と同様であるが、スクリーン適用代表値演算部211およびスクリーン適用描画画像データ生成部212が、それぞれスクリーン記憶部213に記憶されたスクリーン情報を用いて、代表値の演算およびラスターイメージデータの変換を行なう点で、第1実施形態と相違する。
そこで、以下この相違点を中心に説明する。
【0021】
スクリーン記憶部213は、本実施形態におけるスクリーンとして、例えば、図5(a)に示すように3ドット×3ドットからなるパターンを単位とするものを適用する場合、同図(b)に示すような“0”、“1”の情報を記憶する。この場合、スクリーン適用代表値演算部211およびスクリーン適用描画画像データ生成部212の構成は、ぞれぞれ図6および図7に示す通りとなる。
まず、図6において、スクリーン適用代表値演算部211には、スクリーンの単位を3ドット×3ドットとしているので、あわせて3ライン分の容量を有するラインバッファ1001〜1003、1004〜1006の2組が用意される。すなわち、ラインバッファ1001〜1003(1004〜1006)によって3ライン分のラスターイメージデータが格納される。ここで、ラインバッファを2組用意しているのは、ラスターイメージデータを格納するラインバッファの組をセレクタ1011〜1013によって交互に切り替えて、処理速度の低下させないようにするためである。ラッチ回路1021〜1029は、それぞれセレクタを介したラスターイメージデータをシステムクロックによってラッチするものである。すなわち、1ラインについてみれば、ラスターイメージデータが3ドット分、得られる構成となっている。
加算回路1030は、ラッチ回路1021〜1029によってラッチされた、3ラインについての各3ドット分にラスターイメージデータ、すなわち、3ドット×3ドットの計9ドット分のラスターイメージデータを加算する。
【0022】
一方、加算回路1041は、スクリーン記憶部213に記憶された3ドット×3ドットからなるスクリーン情報を加算する。図5(b)に示す例であれば、その加算結果は「5(10進表記)」となる。除算回路1042は、加算回路1030による加算結果を、加算回路1041による加算結果で除算する。この除算結果が、このスクリーン適用代表値演算部211における代表値として、バッファメモリ103に格納されることとなる。
【0023】
次に、図7において、スクリーン適用描画画像データ生成部212は、図6の構成によるスクリーン適用代表値演算部211で演算された代表値を、印刷部105の解像度にあったラスターイメージデータに変換するものである。
図7において、代表値は、印刷部105の描画動作に同期したビデオクロックを3分周したクロックにて供給されて、それぞれセレクタ1101〜1103に入力される。セレクタ1101〜1103は、それぞれ、スクリーン記憶部213に記憶されたスクリーン情報の第1〜3ラインの1ライン分をセレクト情報として選択を行なうものであり、スクリーン情報が“1”の場合に、代表値を選択する一方、スクリーン情報が“0”の場合に、ゼロデータを選択する。セレクタ1104は、セレクタ1101〜1103の3つの選択結果を、ビデオクロックの周期で順番に選択するものである。この結果、スクリーンパターンにあった代表値が、印刷部105の解像度である400dpiのラスターイメージデータに変換されることとなる。
【0024】
この構成では、代表値が、スクリーン適用代表値演算部211によって、入力あるいは展開されたラスターイメージデータから、スクリーン記憶部213に記憶されたスクリーンパターンに合わせて演算される。この代表値がバッファメモリ103に1ページ分格納されたら、印刷部制御機構部113によって印刷部105が起動するとともに、バッファメモリ103から代表値が読み出される。読み出された代表値は、スクリーン適用描画画像データ生成部212によって、印刷部105の解像度のラスターイメージデータに変換されて印刷部105に供給され、印刷部105が当該ラスターイメージデータに基づいてその1ページ分の画像出力を行なうこととなる。
【0025】
これにより、バッファメモリ103において必要な容量は、格納される代表値がスクリーン記憶部213に記憶されたスクリーンパターンに対応したものであるから、400dpiのラスターイメージデータをそのまま格納する場合の容量と比べて、スクリーンパターンを構成するドット数の逆数まで減らすことができる。例えば、A4サイズを400dpi、YMCK4色のフルカラー印刷を行なうとした場合に、本実施形態のようにスクリーンパターンを構成するドット数が9ドットであるとすると、バッファメモリ103の容量を、1/9の約6.7(Mバイト)で済ませることができる。
【0026】
なお、この第2実施形態においては、図1(b)に示した例と同様に、スクリーン適用代表値演算部211によって演算した代表値を圧縮部によって圧縮し、これをバッファメモリ103に格納し、その後、圧縮された代表値を伸張部によって伸張する構成としても良い。圧縮方式として、可逆、非可逆を問わない点も同様である。
【0027】
<第3実施形態>
次に、本発明による第3実施形態について説明する。図8は、第3実施形態にかかる画像処理装置の構成を示すブロック図である。この図に示す画像処理装置は、基本的に、図1における第1実施形態と同様であるが、入力あるいは展開したラスターイメージデータに、適用するスクリーンを選択するためのタグビット付加するとともに、スクリーン適用代表値演算部311およびスクリーン適用描画画像データ生成部312が、それぞれタグビットが意味するスクリーンを用いて、代表値の演算およびラスターイメージデータの変換を行なう点で、第1実施形態と相違する。
そこで、以下この相違点を中心に説明する。
【0028】
ホストコンピュータ101あるいは画像形成部102は、例えば、色階調の変化が少ないフォント(文字)部分や、グラフィック(線画)部分などのラスターイメージデータに、400線スクリーンを選択するため、値が“0”のタグビットを付加する一方、写真などの色変化が激しいイメージ部分に、200線スクリーンを選択するため、値が“1”のタグビットを付加する。なお、フォント部分、グラフィック部分、あるいはイメージ部分の判断は、ユーザ自身が行なって手動で指定するとしても良いし、ラスターイメージデータをヒストグラム解析などして自動で指定するとしても良い。
【0029】
スクリーン適用代表値演算部311は、タグビットで示されるスクリーンに合わせて代表値を演算する。例えば、スクリーン適用代表値演算部311は、印刷部105の解像度が400dpiの場合、タグビットの値が400線スクリーンの適用を意味する“0”であれば、解像度とスクリーン線数とが一致するので、供給されたラスターイメージデータをそのまま代表値とする一方、タグビットの値が200線スクリーンの適用を意味する“1”であれば、解像度に対してスクリーン線数が1/2なので、第1実施形態における図2の構成により代表値を求める。
なお、適用されるスクリーンについては、次のスクリーン適用描画画像データ生成部312においても判別する必要があるため、スクリーン適用代表値演算部311は、演算した代表値に当該タグビットをつけておく。
【0030】
スクリーン適用描画画像データ生成部312は、タグビットで示されるスクリーンに合わせて、代表値をラスターイメージデータに変換する。例えば、スクリーン適用描画画像データ生成部312は、タグビットの値が“0”であれば、供給された代表値をそのままラスターイメージデータとする一方、タグビットの値が“1”であれば、第1実施形態における図3の構成により、供給された代表値を400dpiのラスターイメージデータに変換する。
【0031】
この構成では、スクリーン適用代表値演算部311によって、タグビットで示されるスクリーンにあわせて代表値が演算される。この代表値が、タグビットとともにバッファメモリ103に1ページ分格納されたら、印刷部制御機構部113によって印刷部105が起動するとともに、バッファメモリ103から代表値が読み出される。読み出された代表値は、スクリーン適用描画画像データ生成部312によって、タグビットに合わせてラスターイメージデータに変換されて印刷部105に供給され、印刷部105が当該ラスターイメージデータに基づいてその1ページ分の画像出力を行なうこととなる。
【0032】
ここで、バッファメモリ103において必要な容量は、ラスターイメージデータに対するイメージ部分の占める割合によって異なり、一慨にどの程度まで減らすことができるとは言えない。しかし、イメージ部分の割合が例えば半分の場合、そのイメージ部分については1/2とすることができるので、全体でみれば、ラスターイメージデータをそのまま格納する場合の容量と比べて、3/4に減らすことができる。例えば、A4サイズを400dpi、YMCK4色のフルカラー印刷を行なうとした場合に、イメージ部分の割合が半分であれば、バッファメモリ103の容量を、3/4の約45(Mバイト)で済ませることができる。
さらに、この第3実施形態では、第1実施形態と異なり、画像部分に応じて適用するスクリーン線数が選択されるため、例えば、色階調変化が少ないフォント部分や、グラフィック部分については400線スクリーンが、また、色階調変化が激しいイメージ部分については200線スクリーンが、それぞれ選択されるため、鮮明かつ色階調表現を豊かにした描画が可能となる。
【0033】
<第4実施形態>
次に、本発明による第4実施形態について説明する。図9は、第4実施形態にかかる画像処理装置の構成を示すブロック図である。この図に示す画像処理装置は、基本的に、図1に示した第1実施形態と同様であるが、入力あるいは展開したラスターイメージデータに、適用するスクリーンを選択するためのタグビット付加するとともに、スクリーン適用代表値演算部411およびスクリーン適用描画画像データ生成部412が、それぞれタグビットが意味するスクリーン情報をスクリーン記憶部413から読み出して、代表値の演算およびラスターイメージデータの変換を行なう点で、第1実施形態と相違する。
そこで、以下この相違点を中心に説明する。
【0034】
ホストコンピュータ101あるいは画像形成部102は、画像データの種類に応じて、スクリーンを選択するためのタグビット(2ビット)を付加する。ここで、スクリーンの基本パターンには、例えば、図10(a)〜(c)に示すような3ドット×3ドットからなるものがあり、画像の種類に応じていずれかが選択される。なお、画像の種類の判断は、ユーザ自身が行なって手動で指定するとしても良いし、ラスターイメージデータをヒストグラム解析などして自動で指定するとしても良い。
【0035】
スクリーン記憶部413は、図10(a)〜(c)に示すように基本パターンに対応する“0”、“1”の情報を、パターン毎に記憶する。
スクリーン適用代表値演算部411は、ラスターイメージデータから、図6に示した構成により代表値を演算する。この場合に用いるスクリーン情報は、当該ラスターデータに付加されたタグビットに対応して、スクリーン記憶部413から読み出したものである。
なお、次のスクリーン適用描画画像データ生成部412においても、適用されるスクリーンを判別する必要があるため、スクリーン適用代表値演算部411は、演算した代表値に当該タグビットをつけておく。
スクリーン適用描画画像データ生成部412は、図7に示した構成により、タグビットで示されるスクリーン情報に合わせて、代表値をラスターイメージデータに変換する。この場合に用いるスクリーン情報は、スクリーン適用代表値演算部411と同様に、当該ラスターデータに付加されたタグビットに対応して、スクリーン記憶部413から読み出したものである。
【0036】
この構成では、スクリーン適用代表値演算部411によって、タグビットで示されるスクリーン情報にあわせて代表値が演算される。この代表値が、タグビットとともにバッファメモリ103に1ページ分格納されたら、印刷部制御機構部113によって印刷部105が起動するとともに、バッファメモリ103から代表値が読み出される。読み出された代表値は、スクリーン適用描画画像データ生成部412によって、タグビットで示されるスクリーン情報に合わせてラスターイメージデータに変換されて印刷部105に供給され、印刷部105が当該ラスターイメージデータに基づいてその1ページ分の画像出力を行なうこととなる。
【0037】
これにより、バッファメモリ103において必要な容量は、第2実施形態と同様に、格納される代表値がスクリーン記憶部413に記憶されたスクリーンパターンに対応したものであるから、400dpiのラスターイメージデータをそのまま格納する場合の容量と比べて、スクリーンパターンを構成するドット数の逆数まで減らすことができる。すなわち、A4サイズを400dpi、YMCK4色のフルカラー印刷を行なうとした場合に、本実施形態のようにスクリーンパターンを構成するドット数が9ドットであるとすると、バッファメモリ103の容量を、1/9の約6.7(Mバイト)で済ませることができる。
さらに、この第4実施形態によれば、様々な画像に対して、適切なスクリーンを選択できるため、画像に特有の、いわゆるモアレなどの画質劣化を防いで、印刷部105において最大階調を実現することができる。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、画質を劣化させることなく、バッファメモリの容量を少なく抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態にかかる画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 本実施形態におけるスクリーン適用代表値演算部の構成を示すブロック図である。
【図3】 本実施形態におけるスクリーン適用描画画像データ生成部の構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の第2の実施形態にかかる画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図5】 (a)は、本実施形態に適用されるスクリーンの基本パターンを示す図であり、(b)は、本実施形態におけるスクリーン記憶部に記憶される基本パターンの内容を示す図である。
【図6】 本実施形態におけるスクリーン適用代表値演算部の構成を示すブロック図である。
【図7】 本実施形態におけるスクリーン適用描画画像データ生成部の構成を示すブロック図である。
【図8】 本発明の第3の実施形態にかかる画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図9】 本発明の第4の実施形態にかかる画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図10】 (a)〜(c)は、それぞれ本実施形態に適用されるスクリーンの基本パターンと、スクリーン記憶部に記憶される基本パターンの内容との関係を示す図である。
【図11】 (a)は、従来において400線スクリーンを適用した場合の画像濃度レベルと三角波(基準波)とレーザ照射との関係を示す図であり、(b)は、従来において200線スクリーンを適用した場合の画像濃度レベルと三角波とレーザ照射との従来の関係を示す図であり、(c)は、本発明において200線スクリーンを適用した場合における画像濃度レベルと三角波とレーザ照射との関係を示す図である。
【図12】 (a)は、従来において200線スクリーンを適用した場合の画像濃度レベルと三角波とレーザ照射との従来の関係を示す図であり、(b)は、本発明におけるレーザ照射について、従来との最大相違量を示す図である。
【図13】(a)は、ホストコンピュータからのデータがPDLで記述されたている場合における、従来の画像処理装置の構成を示すブロック図であり、(b)は、ホストコンピュータからのデータがラスターイメージデータである場合における、従来の画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図14】 (a)〜(f)は、それぞれスクリーンの一例を示す図である。
【符号の説明】
103……バッファメモリ(第1の記憶手段)、111、211、311、411……スクリーン適用代表値演算手段(代表値演算手段)、112、212、312、412……スクリーン適用描画画像データ生成手段(描画画像データ生成手段)、213、413……スクリーン記憶部(第2の記憶手段)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an image processing apparatus that reduces the capacity of a buffer memory that temporarily stores image data and does not deteriorate image quality when supplying the image data in synchronization with a drawing operation of a printing unit or the like. .
[0002]
[Prior art]
When image data from the host computer is output to a printing device such as a printer, the image data is supplied to the printing device via a network such as Ethernet, SCSI bus, Centronics, RS-232C serial communication, or the like. . Here, the image data output from the host computer is mainly a raster in which code data described in a page description language (PDL) and data indicating each pixel of the image are arranged in order of the main and sub scanning directions. Broadly divided into image data.
[0003]
Next, as shown in FIG. 13A, when the image data by the
Further, as shown in FIG. 13B, when the image data by the
[0004]
On the printing side, there is a method of applying a screen to input raster image data in order to improve the expression of gradation. As an example, a full color printer using a laser beam and having a resolution of 400 dpi will be described. An example of this screen is shown in FIG. FIG. 14A shows a 400-line screen, and the 400 dpi resolution matches the 400-line screen. FIGS. 2B and 2C show 200-line screens. In this case, two dots are used as one screen unit in the sub-scanning direction of the laser beam. As a method of switching between these two types of screens, there is a method of changing the laser beam irradiation time by modulating the pulse width of the laser beam ("On-demand printing market and technical issues": published by Japan Printing Technology Association) ). This method is shown in FIGS. 11 (a) and 11 (b). FIG. 4A shows the relationship between the image density level and the laser output waveform when a 400-line screen is used. As shown in the figure, the laser beam is turned on when the level of a triangular wave having a period of 400 lines exceeds the image density level. As a result, the line width changes according to the irradiation time of the laser beam, and gradation expression can be performed. In the case of a 200-line screen, as shown in FIG. 11B, a triangular wave having a period of 200 lines is generated, and the laser beam is turned on when the level of this triangular wave similarly exceeds the image density level. In both the 400-line screen and the 200-line screen, gradation can be expressed by changing the line width according to the laser beam irradiation time. However, when powder toner is used as the color material, the granularity of the powder toner Due to the limitation of the nature, if a 400-line screen is used, sufficient gradation expression may not be achieved. Such a phenomenon can be said to be the same not only for powder toner but also for liquid toner and liquid ink.
[0005]
Therefore, when printing an image such as a photograph with a large color change, a 200-line screen is used to ensure sufficient gradation.
Furthermore, screens such as those shown in FIGS. 14D to 14F have been devised in order to improve tone reproduction stability and toner granularity reproduction. Such a screen becomes a complicated control circuit if only the pulse width modulation method of the laser beam using the triangular wave as described above is used. Therefore, after the input image data is converted in accordance with the screen, 200 This is realized by applying a pulse width modulation method at the time of line screen.
As described above, the host computer that generates the image data sends image data that matches the resolution of the printing apparatus to the printing apparatus, and a screen that matches the gradation expression of the printing apparatus is applied within the printing apparatus. Printing is realized.
[0006]
Incidentally, even if the image data from the
As shown in FIG. 13A or 13B, a medium for connecting the
However, in recent years, high speed and high quality have been demanded of printing apparatuses, and the drawing speed of the
Further, when the
For these reasons, the
[0007]
As described above, whether the image data from the
3312 (dot) x 4677 (line) x 4 (color) ≒ 60 (Mbytes)
It becomes. For this reason, the cost for the memory becomes extremely high.
[0008]
Therefore, conventionally, compression processing has been used in order to keep the capacity of the buffer memory small.
Such compression processing is broadly classified into reversible compression such as run length compression and Lempel-Zip compression, and lossy compression such as JPEG. In the lossless compression, a technique for guaranteeing a certain compression rate has not been established so far, and rather, it may even exceed the original image data capacity. For this reason, a technique is employed in which the lossless compression is used to compensate for the worst compression rate and reduce the capacity of the buffer memory.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, in lossy compression, the image quality of image data and the compression rate are in a mutually contradictory relationship. That is, if the image quality is improved, the compression rate is deteriorated, while the image quality is deteriorated when the compression rate is increased. When JPEG compression is taken as an example, block distortion, mosquito noise, and the like appear in the decompressed image, and there is a problem that the image quality is worse than the original image.
Therefore, in the current printing apparatus, either the capacity of the buffer memory is reduced at the expense of the image quality, or the capacity of the buffer memory is increased by giving priority to the image quality.
The present invention has been made in view of the above-described background, and an object of the present invention is to provide an image processing apparatus capable of reducing the capacity of a buffer memory without degrading image quality. .
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problem, in the present invention, representative value calculation means for calculating a representative value according to a screen to be applied from image data, By the representative value calculation means First storage means for buffering the computed representative value; In the first storage means From the buffered representative value to the screen to be applied Multi-value raster image data Drawing image data generating means for generating A drawing means for drawing an image by performing pulse width modulation of a laser beam on the basis of the image density level of the multi-value raster image data generated by the drawing image data generating means; It is characterized by comprising.
[0011]
(Operation) According to the present invention, the representative value is calculated from the image data in accordance with the number of screen lines to be applied, and the representative value is buffered. Multi-value raster image data Are generated from the buffered representative values in accordance with the number of screen lines to be applied. Therefore, what is buffered is not the image data itself but a representative value according to the number of screen lines applied to the image data. For this reason, it is possible to suppress the necessary capacity in the first storage unit to be smaller than that of buffering image data as it is. further, Multi-value raster image data Since the screen is applied to enrich the color gradation expression, it is possible to suppress deterioration in image quality.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0013]
<First Embodiment>
First, a first embodiment according to the present invention will be described. FIG. 1A is a block diagram illustrating a configuration of an image processing apparatus according to the present embodiment. In this figure, the
[0014]
Here, assuming that the resolution of the
In FIG. 2, a latch circuit 1111 latches 8-bit raster image data with a clock obtained by dividing the system clock by two. Thereby, the raster image data latched by the latch circuit 1111 becomes every other dot. The
In addition to the above, the calculation of the representative value by the screen application representative
[0015]
Now, referring back to FIG. 1, the
In this figure, a
[0016]
In this configuration, the representative value is calculated by the screen application representative
[0017]
Here, the necessary capacity in the
[0018]
Even when the
Further, regarding the maximum difference in beam position, when the resolution of the raster data image data is 400 dpi, 1/800 (as shown in FIG. 12B, compared with the example of the related art shown in FIG. Inch), that is, 0.03 (mm) at most. This amount of deviation cannot be discriminated with the naked eye, so it can be said that substantial image degradation does not occur.
[0019]
In the first embodiment, as shown in FIG. 1B, the representative value calculated by the screen application representative
[0020]
Second Embodiment
Next, a second embodiment according to the present invention will be described. FIG. 4 is a block diagram illustrating a configuration of an image processing apparatus according to the second embodiment. The image processing apparatus shown in this figure is basically the same as that of the first embodiment in FIG. 1 except that the screen application representative
Therefore, this difference will be mainly described below.
[0021]
As shown in FIG. 5B, when the
First, in FIG. 6, the screen application representative
The
[0022]
On the other hand, the adding
[0023]
Next, in FIG. 7, the screen application drawing image data generation unit 212 converts the representative value calculated by the screen application representative
In FIG. 7, the representative value is supplied as a clock obtained by dividing the video clock synchronized with the drawing operation of the
[0024]
In this configuration, the representative value is calculated from the raster image data input or developed by the screen application representative
[0025]
As a result, the necessary capacity in the
[0026]
In the second embodiment, as in the example shown in FIG. 1B, the representative value calculated by the screen application representative
[0027]
<Third Embodiment>
Next, a third embodiment according to the present invention will be described. FIG. 8 is a block diagram illustrating a configuration of an image processing apparatus according to the third embodiment. The image processing apparatus shown in this figure is basically the same as that of the first embodiment shown in FIG. 1, except that tag bits for selecting a screen to be applied are added to the input or expanded raster image data, and the screen The application representative
Therefore, this difference will be mainly described below.
[0028]
Since the
[0029]
The screen application representative
In addition, since it is necessary to discriminate | determine in the next screen application drawing image
[0030]
The screen application drawing image
[0031]
In this configuration, the screen applied representative
[0032]
Here, the necessary capacity in the
Furthermore, in the third embodiment, unlike the first embodiment, the number of screen lines to be applied is selected according to the image portion. For example, 400 lines are used for a font portion and a graphic portion with little color gradation change. Since the screen and the 200-line screen are selected for the image portion where the color gradation changes drastically, it is possible to draw with clear and rich color gradation expression.
[0033]
<Fourth embodiment>
Next, a fourth embodiment according to the present invention will be described. FIG. 9 is a block diagram illustrating a configuration of an image processing apparatus according to the fourth embodiment. The image processing apparatus shown in this figure is basically the same as that of the first embodiment shown in FIG. 1, except that tag bits for selecting a screen to be applied are added to the input or expanded raster image data. The screen application representative
Therefore, this difference will be mainly described below.
[0034]
The
[0035]
As shown in FIGS. 10A to 10C, the
The screen applied representative
In the next screen application drawing image
The screen applied drawing image
[0036]
In this configuration, the screen application representative
[0037]
As a result, the necessary capacity in the
Furthermore, according to the fourth embodiment, since an appropriate screen can be selected for various images, image quality deterioration such as so-called moire that is peculiar to images is prevented, and the maximum gradation is realized in the
[0038]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to reduce the capacity of the buffer memory without degrading the image quality.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram illustrating a configuration of an image processing apparatus according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing a configuration of a screen applied representative value calculation unit in the present embodiment.
FIG. 3 is a block diagram illustrating a configuration of a screen application drawing image data generation unit according to the present embodiment.
FIG. 4 is a block diagram showing a configuration of an image processing apparatus according to a second embodiment of the present invention.
5A is a diagram illustrating a basic pattern of a screen applied to the present embodiment, and FIG. 5B is a diagram illustrating the content of the basic pattern stored in the screen storage unit in the present embodiment. is there.
FIG. 6 is a block diagram showing a configuration of a screen application representative value calculation unit in the present embodiment.
FIG. 7 is a block diagram illustrating a configuration of a screen application drawing image data generation unit according to the present embodiment.
FIG. 8 is a block diagram showing a configuration of an image processing apparatus according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a block diagram showing a configuration of an image processing apparatus according to a fourth embodiment of the present invention.
FIGS. 10A to 10C are diagrams showing the relationship between the basic pattern of the screen applied to the present embodiment and the content of the basic pattern stored in the screen storage unit, respectively.
11A is a diagram showing a relationship among an image density level, a triangular wave (reference wave), and laser irradiation when a conventional 400-line screen is applied, and FIG. 11B is a conventional 200-line screen. Is a diagram showing a conventional relationship between an image density level, a triangular wave, and laser irradiation in the case of applying the image, and (c) of FIG. It is a figure which shows a relationship.
12A is a diagram showing a conventional relationship between an image density level, a triangular wave, and laser irradiation when a 200-line screen is applied in the past, and FIG. 12B is a diagram showing laser irradiation in the present invention. It is a figure which shows the largest difference amount with the past.
FIG. 13A is a block diagram showing a configuration of a conventional image processing apparatus when data from a host computer is described in PDL, and FIG. 13B is a block diagram showing data from the host computer. It is a block diagram which shows the structure of the conventional image processing apparatus in the case of raster image data.
FIGS. 14A to 14F are diagrams illustrating examples of screens. FIG.
[Explanation of symbols]
103... Buffer memory (first storage means), 111, 211, 311, 411... Screen applied representative value calculating means (representative value calculating means), 112, 212, 312, 412. Means (drawing image data generation means), 213, 413... Screen storage unit (second storage means)
Claims (6)
前記代表値演算手段により演算された代表値をバッファリングする第1の記憶手段と、
前記第1の記憶手段にバッファリングされた代表値から、適用するスクリーンに合わせて多値のラスターイメージデータを生成する描画画像データ生成手段と、
前記描画画像データ生成手段により生成された多値のラスターイメージデータの画像濃度レベルに基づいてレーザビームをパルス幅変調することにより画像の描画を行う描画手段と
を具備することを特徴とする画像処理装置。Representative value calculating means for calculating a representative value according to the screen to be applied from the image data;
First storage means for buffering the representative value calculated by the representative value calculating means ;
Drawing image data generation means for generating multi-value raster image data in accordance with the screen to be applied from the representative values buffered in the first storage means ;
Image processing comprising: a drawing means for drawing an image by performing pulse width modulation of a laser beam based on an image density level of multi-value raster image data generated by the drawing image data generating means apparatus.
前記描画画像データ生成手段は、適用するスクリーンの基本構造に対応して、多値のラスターイメージデータを生成することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。The representative value calculation means is configured to collect the image data in units of the number of pixels corresponding to the basic structure of the screen to be applied, and obtain a representative value thereof.
The image processing apparatus according to claim 1, wherein the drawing image data generation unit generates multi-value raster image data corresponding to a basic structure of a screen to be applied.
前記代表値演算手段は、前記基本パターンの単位構造に対応する画素数を単位として、前記画像データを集合化し、その代表値を求め、
前記描画画像データ生成手段は、記憶された基本パターンの単位構造に対応して、多値のラスターイメージデータを生成することを特徴とする画像処理装置。The invention according to claim 1, further comprising second storage means for storing a basic pattern of a screen to be applied,
The representative value calculation means aggregates the image data in units of the number of pixels corresponding to the unit structure of the basic pattern, and obtains a representative value thereof.
The drawing image data generating means generates multi-value raster image data corresponding to the stored unit structure of the basic pattern.
前記代表値演算手段は、分離された画像部分につき、その内容に応じて、適用するスクリーンの基本構造に対応する画素数を変化させ、その画素数を単位として、前記画像データを集合化し、その代表値を求め、
前記描画画像データ生成手段は、適用されたスクリーンの基本構造に対応して、多値のラスターイメージデータを生成することを特徴とする画像処理装置。The invention according to claim 1, further comprising separation means for separating the image portion indicated by the image data for each content,
The representative value calculating means changes the number of pixels corresponding to the basic structure of the screen to be applied according to the content of the separated image portion, and aggregates the image data in units of the number of pixels. Find the representative value
The drawing image data generation means generates multi-value raster image data corresponding to the applied basic structure of the screen.
画像データで示される画像部分をその内容毎に分離する分離手段とを備え、
前記代表値演算手段は、画像部分の内容に応じて適用するスクリーンを選択するとともに、選択されたスクリーンの基本パターンの単位構造に対応する画素数を単位として、前記画像データを集合化し、その代表値を求め、
前記描画画像データ生成手段は、選択された基本パターンの単位構造に対応して、多値のラスターイメージデータを生成することを特徴とする画像処理装置。In the invention of claim 1, further, a second storage means for storing a plurality of basic patterns of the screen to be applied;
Separating means for separating the image portion indicated by the image data for each content,
The representative value calculation means selects a screen to be applied according to the contents of the image portion, aggregates the image data in units of the number of pixels corresponding to the unit structure of the basic pattern of the selected screen, and represents the representative Find the value
The drawing image data generating means generates multi-value raster image data corresponding to the unit structure of the selected basic pattern.
第1の記憶手段が、前記代表値演算手段により演算された代表値をバッファリングすると第1記憶ステップと、When the first storage means buffers the representative value calculated by the representative value calculation means, a first storage step;
描画画像データ生成手段が、前記第1の記憶手段にバッファリングされた代表値から、適用するスクリーンに合わせて多値のラスターイメージデータを生成する描画画像データ生成ステップと、A drawing image data generation unit for generating multi-value raster image data in accordance with a screen to be applied, from a representative value buffered in the first storage unit;
描画手段が、前記描画画像データ生成手段により生成された多値のラスターイメージデータの画像濃度レベルに基づいてレーザビームをパルス幅変調することにより画像の描画を行う描画ステップA drawing step in which the drawing means draws an image by performing pulse width modulation of the laser beam based on the image density level of the multi-value raster image data generated by the drawing image data generating means.
とから構成される画像処理方法。An image processing method comprising:
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