JP3631516B2

JP3631516B2 - Combustion equipment

Info

Publication number: JP3631516B2
Application number: JP21941194A
Authority: JP
Inventors: 謙二木村
Original assignee: 株式会社ガスター
Priority date: 1994-08-22
Filing date: 1994-08-22
Publication date: 2005-03-23
Anticipated expiration: 2020-03-23
Also published as: JPH0861659A

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は、燃焼装置に関し、特に共鳴防止構造の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般的な給湯用のガス燃焼装置では、煙突の太さや長さ、ケーシングの容積，バーナの燃焼特性等のファクターの組み合わせが共鳴条件を満たした時に、燃焼音の共鳴が生じ、低周波数（３０〜８０Ｈ_Ｚ）の大きな騒音が発生する。この騒音発生を防止するために、実開平５ー４５４３８号では共鳴箱を装備している。この共鳴箱は、熱交換器の上方において音圧伝達通路を介してケーシングと連通している。この共鳴箱は、上記ケーシング内で発生した燃焼音を音圧伝達通路を介して受け入れ、燃焼音と逆位相の音を発することにより、この燃焼音の共鳴を防止し、ひいては騒音を解消しようとしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報の燃焼装置では、共鳴箱を装備することにより騒音解消を可能にしたが、例えば煙突の長さが予定長さに比べて大幅に変更された場合には、共鳴音が生じる可能性があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、請求項１の発明は、バーナを収容したケーシングに、音圧伝達通路を介して共鳴箱を連結してなる燃焼装置において、この共鳴箱内に振動板を収容し、上記振動板は、その両側縁のほぼ中央部でのみ共鳴箱に固定されており、その上下部が振動可能であることを特徴とする。
請求項２の発明は、請求項１に記載の燃焼装置において、上記音圧伝達通路がバーナの上方に配置されており、上記振動板の上部がこの音圧伝達通路に対峙して配置されていることを特徴とする。
請求項３の発明は、請求項１または２に記載の燃焼装置において、上記共鳴箱が薄い矩形の箱形状をなし、振動板が一枚の薄板からなり、共鳴箱の厚み方向の中間部に配置されて振動する振動部と、この振動部の両側縁のほぼ中央部から振動部と同一面に沿って延びる一対の延出部と、これら延出部の先端から延出部と直交する方向に延びる一対の取付部とを有し、これら取付部が上記共鳴箱の両側壁に固定されていることを特徴とする。
請求項４の発明は、請求項３に記載の燃焼装置において、さらに、上記振動板が、上記振動部の両側縁の上下部から振動部と同一面に沿って延びる延出部と、これら延出部の先端から延出部と直交する方向に延びる支持部とを有し、これら支持部が、共鳴箱の厚み方向に遊びを有した状態で共鳴箱の両側壁に接していることを特徴とする。
【０００５】
【作用】
請求項１の発明では、共鳴箱に振動板を収容し、この振動板がバーナ燃焼音に敏感に応答して振動するので、燃焼装置に大幅な構造変更があっても、共鳴を防止することができる。また、振動板が両側縁のほぼ中央でのみ固定され、上下部が振動する構成であるので、振動板の振動がより一層し易くなり、共鳴をより一層確実に防止することができる。
請求項２の発明では、振動板の上部がバーナ上方に配置された音圧伝達通路に対峙しているので、特に燃焼装置の排気系の大幅な構造変更があっても、確実に共鳴を防止することができる。
請求項３の発明では、一枚の薄板により振動部と延長部と取付部を形成するので、構成が簡単であり、プレス成形により低いコストで製造することができる。また、上記延長部を支点として振動部が振れるので、振動板の振動がし易くなり、共鳴をより一層確実に防止することができる。
請求項４の発明では、上下それぞれ一対の支持部により、振動部が全域にわたって共鳴箱の厚み方向の中間部に配置された状態を維持でき、振動部での良好な振動を確保することができ、ひいては共鳴防止効果をより一層高めることができる。
【０００６】
【実施例】
図１に示すように、燃焼装置は、ケーシング１０を備えている。このケーシング１０は、下から順に配置された第１ケース部１１，第２ケース部１２，第３ケース部１３により構成されている。第１ケース部１１の底壁にはファン２０が取り付けられている。この第１ケース部１１にはバーナ３０とノズルホルダ４０が収容されている。第１ケース部１１内において、このバーナ３０の下方の空間は、空気室１５となっている。また、第２ケース部１２の上端部には熱交換器５０が取り付けられている。第１ケース部１１，第２ケース部１２内において、バーナ２０と熱交換器５０との間の空間は、燃焼室１６となっている。さらに第３ケース部１３の上端には排気口１７が形成されており、この排気口１７には煙突６０が連結されている。上記ケーシング１０，ファン２０はカバー７０により覆われている。
【０００７】
上記構成において、ノズルホルダ４０のノズル部４１からガスが噴射され、バーナ３０の入口に供給される。他方、ファン２０の回転によってケーシング１０の空気室１５内に空気が送り込まれ、この空気も上記バーナ３０の入口に供給される。バーナ３０の入口に供給されたガスと空気は、バーナ３０内で混合され、その上面に形成された炎口から噴射されて燃焼される。この燃焼熱により熱交換器５０が加熱される。熱交換器５０には管５１が巻かれており、この管５１を通る水が熱交換器５０で加熱されて湯となる。燃焼排ガスは、熱交換器５０を通って第３ケース部１３を通り煙突６０から排出される。
【０００８】
次に、本発明の特徴部について説明する。図１に示すように、カバー７０内において、上記ケーシング１０の隣（裏側）には偏平な矩形箱形状をなす共鳴箱８０が配置されている。この共鳴箱８０の上端部は、音圧伝達通路８５を介してケーシング１０の第３ケース部１３に連通するとともに，空気導入通路８６を介してケーシング１０の第１ケース部１１の空気室１５に連通している。この共鳴箱８０の内部には、薄板（厚さ１ｍｍ以下、例えば０．３ｍｍ程度）の振動板９０が収容されている。この振動板９０は両側縁のほぼ中央部だけが共鳴箱８０に固定され、その上端部は、音圧伝達通路８５に対峙している。
【０００９】
図２に示すように、上記共鳴箱８０は、薄板（厚さ１ｍｍ以下）を浅い絞りでプレス加工することにより構成されたボデイ８１と、このボデイ８１の裏側を覆う裏板８２とを有しており、内部に共鳴空間８３を形成してなる。図２，図３に示すように、ボデイ８１は、平坦な矩形をなす正面壁８１ａと、この正面壁８１と直交する両側壁８１ｂおよび上下壁８１ｃと、これら壁８１ｂ，８１ｃから外側に延びる鍔８１ｄとを有している。上記裏板８２は、この鍔８１ｄに固定されている。
【００１０】
図２，図３に示すように、上記正面壁８１ａの上端部には、ケーシング１０に向かって突出する凸部８１ｘが形成されている。この凸部８１ｘは、共鳴箱８０の幅方向に延びており、先端に細長い開口８１ｙが形成されている。また、正面壁８１ａの下端部中央には、孔８１ｚが形成されている。図１に示すように、共鳴箱８０のボデイ８１は、図示しないブラケットを介してケーシング１０に固定されており、この固定状態において、共鳴箱８０の凸部８１ｘは、ケーシング１０の第３ケース部１３の裏面に当たり、開口８１ｙが第３ケース部１３に形成された同一形状の開口（図示しない）と合致している。その結果、凸部８１ｘの内部空間が上記音圧伝達通路８５として機能する。また、上記共鳴箱８１の孔８１ｚにはパイプ１００の一端が固定されており、このパイプ１００の他端が第１ケース部１１の裏壁に形成された孔に固定されている。その結果、パイプ１００の内部空間が上記空気導入通路８６として機能する。
【００１１】
上記振動板９０は、図４に最も良く示されているように、上記薄板をプレス加工することにより構成され、矩形の振動部９１と、この振動部９１の両側縁において、その上下端近傍および中央から振動部９１と同一面に沿って幅方向，外方向に延びる延出部９２と、中央の一対の延出部９２の先端に形成された取付部９３と、上下一対ずつの延出部９２の先端に形成された支持部９４とを備えている。取付部９３，支持部９４は、同形状をなしており、振動部９１，延出部９２と直交している。また、振動部９１の中央には円形の開口９５が形成されている。
【００１２】
上記振動板９０の一対の取付部９３を、共鳴箱８０のボデイ８１の両側壁８１ｂにスポット溶接等の手段で固定することにより、振動板９０はボデイ８１に固定されている。なお、上下の支持部９４は側壁８１ｂに接するだけで固定はされない。振動板９０が共鳴箱８０に収容された状態で、振動板９０の振動部９１は、共鳴箱８０の正面壁８１ａおよび裏板８２と平行をなし、両者の間のほぼ中央に位置している。支持部９４は正面壁８１ａと裏板８２との間に若干の遊びを有して配置されており、これにより、振動部９１が全域にわたって、共鳴箱８０の厚み方向の中央部に配置された状態を維持される。
【００１３】
前述したように、上記振動板９０の振動部９１の上端部は上記音圧伝達通路８５に対峙して配置されており、また、振動部９１の下縁は、空気導入通路８６より上方に配置されている。
【００１４】
次に、上記共鳴箱８０および振動板９０の作用について詳述する。バーナ３０の燃焼音は、音圧伝達通路８５を介して共鳴箱８０に伝達される。共鳴箱８０では、伝達された燃焼音と逆位相の音波が生じて、燃焼音のエネルギーを消失させる。この際、共鳴箱８０内に収容された振動板９０が、燃焼音に敏感に反応して振動することにより、上記燃焼音と逆位相の（あるいは位相がずれた）音波を発することができ、燃焼音の共鳴を確実に防止することができる。しかも、燃焼装置の構造が大幅に変更されても、上記共鳴を確実に防止できる。
【００１５】
本実施例では、振動板９０が両側縁の中央でのみ固定されており上下部が自由に振動すること、および中央の一対の延長部が支点となって振動することにより、振動が良好に行われ、上記共鳴防止効果をより一層高めることができる。
また、振動板９０の振動部９１の上端部が音圧伝達通路８５に対峙しているので、特に上記煙突の長さ変更（排気系の構造変更）に対して、より一層共鳴防止効果を高めることができる。
なお、本実施例では、空気室１５の加圧空気が、空気導入通路８６から共鳴箱８０内に導入され、音圧導入通路８６を通って第３ケース部１３に抜けるようになっており、この空気の流れにより、水分を含んだ燃焼排ガスが共鳴箱８０に入るのを防止でき、その結果、共鳴箱８０や振動板９０の腐食を防止できる。
【００１６】
本発明は上記実施例に制約されず種々の態様が可能である。例えば、ファンは熱交換器より上方に設けて、吸引により空気室に空気を供給する構成であってもよい。
【００１７】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項１の発明では、共鳴箱に収容された振動板の振動を利用することにより、燃焼装置に大幅な構造変更があっても、共鳴を防止することができる。また、振動板の振動が良好になされ、共鳴をより一層確実に防止することができる。
請求項２の発明では、特に燃焼装置の排気系の大幅な構造変更があっても、確実に共鳴を防止することができる。
請求項３の発明では、構成が簡単であり、製造コストも安い。また、振動板の振動が良好になされ、共鳴をより一層確実に防止することができる。
請求項４の発明では、振動部が全域にわたって共鳴箱の厚み方向の中間部に配置された状態を維持でき、振動部での良好な振動を確保することができ、ひいては共鳴防止効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係わる燃焼装置の概略構成を示す縦断面図である。
【図２】上記燃焼装置に装備される共鳴箱の側面図である。
【図３】同共鳴箱の正面図である。
【図４】同共鳴箱に収容される振動板の斜視図である。
【符号の説明】
１０ … ケーシング
１５ … 空気室
２０ … ファン
３０ … バーナ
４０ … ノズルホルダ
５０ … 熱交換器
８０ … 共鳴箱
８５ … 音圧伝達通路
９０ … 振動板
９１ … 振動部
９２ … 延出部
９３ … 取付部
９４ … 支持部[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a combustion apparatus, and more particularly to an improvement in a resonance prevention structure.
[0002]
[Prior art]
In a general gas combustion apparatus for hot water supply, when a combination of factors such as the thickness and length of the chimney, the volume of the casing, and the combustion characteristics of the burner satisfies the resonance condition, resonance of the combustion noise occurs and low frequency (30 ~80H _Z) big noise occurs. In order to prevent this noise generation, Japanese Utility Model Laid-Open No. 5-45438 is equipped with a resonance box. The resonance box communicates with the casing via a sound pressure transmission passage above the heat exchanger. This resonance box receives the combustion sound generated in the casing through the sound pressure transmission passage and emits a sound having a phase opposite to that of the combustion sound, thereby preventing resonance of the combustion sound and thus trying to eliminate the noise. Yes.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the combustion apparatus of the above publication, noise can be eliminated by installing a resonance box. However, for example, if the chimney length is significantly changed compared to the planned length, there is a possibility that resonance noise will be generated. there were.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to solve the above problems, and the invention of claim 1 is directed to a combustion apparatus in which a resonance box is connected to a casing containing a burner via a sound pressure transmission passage. A diaphragm is accommodated in the box, and the diaphragm is fixed to the resonance box only at substantially the center of both side edges, and the upper and lower parts thereof can vibrate.
A second aspect of the present invention, in the combustion apparatus according to claim 1, said sound pressure transmission passage is disposed above the burner, the upper part of the diaphragm is arranged to face to the sound pressure transmission passage It is characterized by being.
According to a third aspect of the present invention, in the combustion apparatus according to the first or second aspect , the resonance box has a thin rectangular box shape, the vibration plate is formed of a single thin plate, and the resonance box is disposed at an intermediate portion in the thickness direction of the resonance box. A vibrating portion that is arranged and vibrates, a pair of extending portions that extend from substantially the center of both side edges of the vibrating portion along the same plane as the vibrating portion, and a direction orthogonal to the extending portion from the distal ends of these extending portions And a pair of attachment portions extending in the direction, and these attachment portions are fixed to both side walls of the resonance box.
According to a fourth aspect of the present invention, in the combustion apparatus according to the third aspect , the diaphragm further includes an extending portion extending along the same plane as the vibrating portion from the upper and lower sides of both side edges of the vibrating portion. And a support portion extending in a direction orthogonal to the extension portion from the tip of the extension portion, and these support portions are in contact with both side walls of the resonance box in a state having play in the thickness direction of the resonance box. And
[0005]
[Action]
According to the first aspect of the present invention, the diaphragm is accommodated in the resonance box, and the diaphragm vibrates in response to the burner combustion noise. Therefore, even if the combustion apparatus has a significant structural change, resonance is prevented. Can do. Further, since the diaphragm is fixed only at substantially the center of both side edges and the upper and lower parts vibrate, the vibration of the diaphragm is further facilitated, and resonance can be prevented more reliably.
In the invention of claim 2 , since the upper part of the diaphragm is opposed to the sound pressure transmission passage disposed above the burner, resonance is surely prevented even when there is a significant structural change in the exhaust system of the combustion device. can do.
In the invention of claim 3, since the vibration part, the extension part, and the attachment part are formed by a single thin plate, the configuration is simple, and the press part can be manufactured at a low cost. In addition, since the vibrating portion can swing with the extended portion as a fulcrum, the vibration plate can be easily vibrated, and resonance can be prevented more reliably.
In the invention of claim 4 , the vibration portion can be maintained in the middle portion in the thickness direction of the resonance box over the entire area by the pair of upper and lower support portions, and good vibration in the vibration portion can be ensured. As a result, the resonance prevention effect can be further enhanced.
[0006]
【Example】
As shown in FIG. 1, the combustion apparatus includes a casing 10. The casing 10 includes a first case portion 11, a second case portion 12, and a third case portion 13 that are arranged in order from the bottom. A fan 20 is attached to the bottom wall of the first case portion 11. A burner 30 and a nozzle holder 40 are accommodated in the first case portion 11. In the first case portion 11, the space below the burner 30 is an air chamber 15. A heat exchanger 50 is attached to the upper end portion of the second case portion 12. A space between the burner 20 and the heat exchanger 50 is a combustion chamber 16 in the first case portion 11 and the second case portion 12. Further, an exhaust port 17 is formed at the upper end of the third case portion 13, and a chimney 60 is connected to the exhaust port 17. The casing 10 and the fan 20 are covered with a cover 70.
[0007]
In the above configuration, gas is injected from the nozzle portion 41 of the nozzle holder 40 and supplied to the inlet of the burner 30. On the other hand, the air is sent into the air chamber 15 of the casing 10 by the rotation of the fan 20, and this air is also supplied to the inlet of the burner 30. The gas and air supplied to the inlet of the burner 30 are mixed in the burner 30, injected from the flame port formed on the upper surface thereof, and burned. The heat exchanger 50 is heated by this combustion heat. A pipe 51 is wound around the heat exchanger 50, and water passing through the pipe 51 is heated by the heat exchanger 50 to become hot water. The combustion exhaust gas passes through the third case portion 13 through the heat exchanger 50 and is discharged from the chimney 60.
[0008]
Next, features of the present invention will be described. As shown in FIG. 1, a resonance box 80 having a flat rectangular box shape is disposed in the cover 70 next to the casing 10 (on the back side). The upper end portion of the resonance box 80 communicates with the third case portion 13 of the casing 10 via the sound pressure transmission passage 85 and communicates with the air chamber 15 of the first case portion 11 of the casing 10 via the air introduction passage 86. Communicate. Inside the resonance box 80 is housed a thin plate (thickness of 1 mm or less, for example, about 0.3 mm) diaphragm 90. This diaphragm 90 is fixed to the resonance box 80 only at the center of both side edges, and its upper end faces the sound pressure transmission passage 85.
[0009]
As shown in FIG. 2, the resonance box 80 includes a body 81 formed by pressing a thin plate (thickness of 1 mm or less) with a shallow drawing, and a back plate 82 that covers the back side of the body 81. A resonance space 83 is formed inside. As shown in FIGS. 2 and 3, the body 81 includes a front wall 81a having a flat rectangular shape, side walls 81b and upper and lower walls 81c orthogonal to the front wall 81, and flanges extending outward from the walls 81b and 81c. 81d. The back plate 82 is fixed to the flange 81d.
[0010]
As shown in FIGS. 2 and 3, a convex portion 81 x protruding toward the casing 10 is formed at the upper end portion of the front wall 81 a. The convex portion 81x extends in the width direction of the resonance box 80, and a long and narrow opening 81y is formed at the tip. A hole 81z is formed at the center of the lower end of the front wall 81a. As shown in FIG. 1, the body 81 of the resonance box 80 is fixed to the casing 10 via a bracket (not shown). In this fixed state, the convex portion 81 x of the resonance box 80 is the third case portion of the casing 10. 13, the opening 81 y matches the opening (not shown) having the same shape formed in the third case portion 13. As a result, the internal space of the convex portion 81x functions as the sound pressure transmission passage 85. One end of the pipe 100 is fixed to the hole 81z of the resonance box 81, and the other end of the pipe 100 is fixed to a hole formed in the back wall of the first case portion 11. As a result, the internal space of the pipe 100 functions as the air introduction passage 86.
[0011]
As best shown in FIG. 4, the vibration plate 90 is formed by pressing the thin plate. The vibration portion 91 has a rectangular vibration portion 91 and both upper and lower ends in the both side edges of the vibration portion 91. An extending portion 92 extending in the width direction and the outward direction along the same plane as the vibrating portion 91 from the center, a mounting portion 93 formed at the tip of the pair of central extending portions 92, and a pair of upper and lower extending portions And a support portion 94 formed at the tip of 92. The attachment portion 93 and the support portion 94 have the same shape and are orthogonal to the vibration portion 91 and the extension portion 92. In addition, a circular opening 95 is formed at the center of the vibration part 91.
[0012]
The diaphragm 90 is fixed to the body 81 by fixing the pair of attachment portions 93 of the diaphragm 90 to both side walls 81b of the body 81 of the resonance box 80 by means such as spot welding. The upper and lower support portions 94 are in contact with the side wall 81b and are not fixed. In a state where the vibration plate 90 is accommodated in the resonance box 80, the vibration part 91 of the vibration plate 90 is parallel to the front wall 81a and the back plate 82 of the resonance box 80, and is located at the approximate center between the two. . The support portion 94 is arranged with a slight play between the front wall 81a and the back plate 82, whereby the vibration portion 91 is arranged in the central portion in the thickness direction of the resonance box 80 over the entire area. The state is maintained.
[0013]
As described above, the upper end portion of the vibration portion 91 of the diaphragm 90 is disposed so as to face the sound pressure transmission passage 85, and the lower edge of the vibration portion 91 is disposed above the air introduction passage 86. Has been.
[0014]
Next, the operation of the resonance box 80 and the diaphragm 90 will be described in detail. The combustion sound of the burner 30 is transmitted to the resonance box 80 via the sound pressure transmission passage 85. In the resonance box 80, a sound wave having a phase opposite to that of the transmitted combustion sound is generated, and the energy of the combustion sound is lost. At this time, the vibration plate 90 accommodated in the resonance box 80 vibrates in response to the combustion sound sensitively, thereby generating a sound wave having an opposite phase (or out of phase) with the combustion sound, Resonance of combustion noise can be reliably prevented. Moreover, even if the structure of the combustion device is significantly changed, the resonance can be reliably prevented.
[0015]
In this embodiment, the vibration plate 90 is fixed only at the center of both side edges, the upper and lower parts vibrate freely, and the pair of extension parts in the center vibrate as fulcrums, so that the vibration is performed well. Thus, the resonance prevention effect can be further enhanced.
In addition, since the upper end portion of the vibration portion 91 of the diaphragm 90 faces the sound pressure transmission passage 85, the resonance prevention effect is further enhanced particularly for the chimney length change (exhaust system structure change). be able to.
In the present embodiment, the pressurized air in the air chamber 15 is introduced into the resonance box 80 from the air introduction passage 86 and passes through the sound pressure introduction passage 86 to the third case portion 13. By this air flow, it is possible to prevent the combustion exhaust gas containing moisture from entering the resonance box 80, and as a result, corrosion of the resonance box 80 and the diaphragm 90 can be prevented.
[0016]
The present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modes are possible. For example, the fan may be provided above the heat exchanger and supply air to the air chamber by suction.
[0017]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, by using the vibration of the diaphragm accommodated in the resonance box, resonance can be prevented even if the combustion apparatus has a significant structural change. In addition, the vibration of the diaphragm is excellent, and resonance can be prevented more reliably.
According to the second aspect of the present invention, resonance can be surely prevented even when there is a significant structural change in the exhaust system of the combustion device.
In the invention of claim 3 , the configuration is simple and the manufacturing cost is low. In addition, the vibration of the diaphragm is excellent, and resonance can be prevented more reliably.
In the invention of claim 4 , the state in which the vibration part is arranged in the middle part in the thickness direction of the resonance box can be maintained over the entire region, and good vibrations in the vibration part can be secured, and consequently the resonance prevention effect is enhanced. Can do.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing a schematic configuration of a combustion apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a side view of a resonance box equipped in the combustion apparatus.
FIG. 3 is a front view of the resonance box.
FIG. 4 is a perspective view of a diaphragm housed in the resonance box.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... Casing 15 ... Air chamber 20 ... Fan 30 ... Burner 40 ... Nozzle holder 50 ... Heat exchanger 80 ... Resonance box 85 ... Sound pressure transmission path 90 ... Diaphragm 91 ... Vibration part 92 ... Extension part 93 ... Attachment part 94 … Support part

Claims

In a combustion apparatus in which a resonance box is connected to a casing containing a burner via a sound pressure transmission passage, a diaphragm is accommodated in the resonance box , The combustion apparatus is characterized in that the diaphragm is fixed to the resonance box only at substantially the center of both side edges, and the upper and lower parts thereof can vibrate .

The combustion apparatus according to claim 1 , wherein the sound pressure transmission passage is disposed above the burner, and an upper portion of the diaphragm is disposed to face the sound pressure transmission passage.

The resonance box has a thin rectangular box shape, and the vibration plate is formed of a single thin plate. The vibration portion is arranged in the middle portion in the thickness direction of the resonance box and vibrates, and substantially central portions on both side edges of the vibration portion. A pair of extending portions extending along the same plane as the vibrating portion, and a pair of mounting portions extending from the ends of the extending portions in a direction orthogonal to the extending portion, and these mounting portions are provided on the resonance box. The combustion apparatus according to claim 1 or 2 , wherein the combustion apparatus is fixed to both side walls.

Further, the diaphragm includes an extending portion extending along the same plane as the vibrating portion from the upper and lower sides of both side edges of the vibrating portion, and a support portion extending in a direction orthogonal to the extending portion from the tip of the extending portion. The combustion apparatus according to claim 3 , wherein the support portions are in contact with both side walls of the resonance box in a state having play in the thickness direction of the resonance box.