JP3628651B2 - 折畳み式使い捨てmdiスペーサ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エアゾール薬剤を製造者が供給するディスペンサ(「ブーツ」)のMDI(定量噴霧式吸入器)キャニスタから患者が操作する手持ち式チャンバを通して患者に送出するためのスペーサ即ちバルブ付きチャンバに関し、更に詳細には安価な折畳み式使い捨てバルブ付きチャンバに関する。
【0002】
【従来の技術】
1956年から使用されてきたMDI薬剤キャニスタは、アクチュエータ、ノズル、及びマウスピースを含む「ブーツ」とともに販売されている。患者は、ブーツだけを使用してMDI薬剤を自分で投与できるが、患者は、ブーツのマウスピースを口中及び/又は口の近くに配置し、MDIキャニスタの作動時に正確に吸入しなければならない。これは、患者によっては困難である。従って、MDIブーツと関連して使用できるバルブ付きチャンバを様々な供給者が提供してきた。このようなバルブ付きチャンバは、エアゾール薬剤が口腔咽頭に付着することを少なくすることによって、及びMDIキャニスタの作動を噴射された薬剤の吸入と同期させることの重要性を小さくすることによって、薬剤の送出性を改善する。
【0003】
一般的に使用されているこの種のバルブ付きチャンバは、モナガン・メディカル社が製造し、「エアロチャンバ」の商標で販売しており、米国特許第4,470,412号及び米国特許第5,012,803号と関連している。別の同様のこの種のバルブ付きチャンバは、「オプティチャンバ」の商標で販売されており、スミスに賦与された米国特許第5,385,140号に記載されている。
【0004】
従来のエアロチャンバ装置は吸入装置だけを使用し、そのため、患者は、装置を口に入れる前に息を吐き出さなければならない。このことは、(1)息を吐き出し(呼気)、(2)次いでチャンバマウスピースを口に直ちに入れ、(3)その後MDIキャニスタを作動させて薬剤プルームをバルブ付きチャンバに入れ、(4)ゆっくりと深く息を吸い込み、数秒に亘って息を止める、という必要な手順を最初に行うことが多くの患者にとって困難であるため、大きな問題を生じる。従来技術のオプティチャンバ装置は、吸入バルブ及び呼気バルブの両方を備えており、そのため、この装置は、使用するために患者の口から取り外すことを必要としない。
【0005】
従来技術の問題点は、従来のバルブ付きチャンバ装置が使い捨てにするには高価過ぎ、及び/又は折畳むことが全くできないか或いは、フリーフケースやベストのポケット等に入れて便利に持ち運ぶには折畳み性が不十分であるということである。米国特許第4,637,528号及び米国特許第4,641,644号には、部分的に折畳み可能であるが全体に薄く平らな形態にできないエアゾール吸入装置が開示されている。米国特許第4,953,545号には、使い捨てであるが、折畳み式でないチャンバが開示されている。
【0006】
上文中に説明した従来のバルブ付きチャンバの小売価格は、代表的には、約$20.00である。この価格は、MDI吸入器による投薬を長期間に亘って頻繁に必要とする慢性的病状の患者にとっては、このようなMDI吸入器を頻繁に清掃しようとする場合には、受入れることができる価格である。しかしながら、多くの患者は、MDI吸入器による投薬を短期間に亘ってしか必要とせず、その場合、従来技術のバルブ付きチャンバの高い価格は満足のいくものではなく、特に、かなり低価格の代替物を利用できる場合には全く満足のいくものではない。
【0007】
かくして、上文中に説明した従来技術の問題点をなくし、MDI吸入器とともに使用するための可搬式で軽量で信頼性があり安価で使い捨ての折畳み式の使用が容易なバルブ付きチャンバを提供する、改良バルブ付きチャンバ装置に対する必要が未だ満たされていない。更に、使い捨ての診断投薬補助、一時的投薬補助、又は患者にバルブ付きチャンバ装置の使用を指導するための教示の補助として使用できるのに十分安価な改良バルブ付きチャンバ装置に対する必要が未だ満たされていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、MDI薬剤又はワクチンを送出するための安価な使い捨ての折畳み式バルブ付きチャンバを提供することである。
【0009】
本発明の別の目的は、平らな形体に折畳むことができる安価な使い捨てバルブ付きチャンバを提供することである。
本発明の更に別の目的は、平らな形体に折畳むことができる製造が容易なバルブ付きチャンバを提供することである。
【0010】
本発明の他の目的は、使い捨ての診断投薬補助、一時的投薬補助、又は耐久性があるバルブ付きチャンバを使用する上での正しい技術を健康管理者が具体的に指導するための訓練の補助として使用できるのに十分安価なバルブ付きチャンバを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
簡単に説明すると、本発明は、その一実施例によれば、薬剤入口端及び薬剤出口端、薬剤出口端に設けられたマウスピース、マウスピースとハウジングによって境界付けられた第1容積との間に、ガスを第1容積からマウスピースまで流すことができるようにするために配置された一方向吸入バルブ、マウスピース内のガスを装置外部の周囲大気まで流すことができるようにするためにマウスピース内に配置された呼気ポート又はバルブ、MDI吸入器のマウスピースを受け入れて安定させるために薬剤入口に連結されたアダプタを持ち、一方向吸入バルブが弁座と隣接して吸入膜を含む、MDI吸入器が噴射した薬剤粒子のプルームを受け入れるための細長いハウジングを提供する。患者がマウスピース内に息を吐き出すと吸入膜が弁座に押し付けられ、呼気ガスがマウスピースから第1容積に流入しないようにし、呼気ガスをマウスピースから呼気ポート又はバルブを通して流す。患者がマウスピースから息を吸い込むと吸入膜が弁座から遠ざかる方向に揺動し、空気を容積からマウスピース内に通過させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、シート1Aの外面を示す。本発明のバルブ付きチャンバの好ましい第1実施例は、このシートから組み立てられる。図2は、組み立て、輸送のために折畳んだチャンバの長さ方向断面図を示す。図4は、折畳んだバルブ付きチャンバの対応する横断面図を示す。図3は、組み立て、拡げ、及びいつでも使用できるようにしたチャンバの長さ方向断面図を示す。
【0013】
図1乃至図4を参照すると、後で説明する吸入バルブ膜76、呼気バルブ膜75、及び視認用ウィンドウ8Aを除くバルブ付きチャンバ構造全体が、板紙、プラスチック、デュポン社のタイベック(TYVEK)等のスパン不織ポリマー等の適当な材料でできた一枚のシートから打ち抜かれる。ここでは、シート1A及びこのシートから組み立てたバルブ付きチャンバの両方を示すのに参照番号1Aを使用するということに着目されたい。
【0014】
更に、上、下、左、右、前、及び後という用語は、視認用ウィンドウ8を図3に示すように上に向けた組み立てた状態のバルブ付きチャンバのマウスピース開口部72に向いた使用者の視点から使用されるということに着目しなければならない。
【0015】
シート1Aは、曲げ線19に沿って右側区分18に連結された底区分2を含む。右側区分18は、曲げ線20に沿って上区分30に連結されている。上区分30は、折り目線31に沿って接着剤タブ区分47に連結されている。接着剤50が区分47に設けられる。
【0016】
底区分2は、ブーツ受け入れ穴4が設けられた内ブーツアダプタパネル2Aを含む。この内ブーツアダプタパネル2Aは、円弧状折り目線3Aに沿って底区分2の底パネル2Bに連結されている。左側区分50Aは直線状折り目線74に沿って底区分2の左縁部に取り付けられている。
【0017】
呼気バルブは、底パネル2Bの二つの呼気バルブ穴73及び可撓性呼気バルブ膜を含む。この膜は、代表的には透明なプラスチックフィルムであり、呼気バルブ穴73をカバーするため、縁部に沿って底パネル2Bの外面に接着剤で取り付けられている。
【0018】
底パネル2Bの前端は、直線状折り目線41に沿って内マウスピース区分53に連結されている。(図1に示す全ての折り目線は、シート1Aを素材から打ち抜くと同時に、シート1Aを形成する材料にパンチによって形成された「刻み線」であるということに着目しなければならない。)内マウスピース区分53は、一方の縁部が折り目線41に沿って底パネル2Bに連結されており且つ他方の反対側の縁部が折り目線54Aに沿ってパネル52に連結されたパネル54を含む。このパネル54には、内マウスピース穴38が打ち抜いてある。内マウスピース穴38は、バルブ付きチャンバ1Aがその拡げられたいつでも使用できる形体にあるとき、以下に説明する外マウスピース区分53Aのパネル15の二つのマウスピース穴72と整合する。内マウスピース区分53は、更に、縁部が折り目線56Aに沿ってパネル52に連結されたパネル56を含む。このパネル56は細長い吸入バルブ穴12を含み、直線状折り目線49Aに沿って接着剤取り付けパネル49に連結されている。このパネル49の外縁部には、台形の凹所49Bが設けられている。可撓性吸入バルブ膜76が一つの縁部に沿ってパネル52及び/又は56の内面に接着剤で取り付けられている。(「接着剤」という用語は、本明細書中で使用されているように、本物の接着剤及び互いに押し付けられることに応じて二つの表面間を取り付けるベルクロ等の材料を含む様々な取り付け材料を含もうとするものである。)
シート1Aの右側パネル18は、底パネル2Bと上区分30の上パネル30Bとの間に、二つの直線状水平方向折り目線19及び20によって連結される。
【0019】
上区分30は、図示のように円弧状外縁部を持つ外ブーツアダプタパネル32を含み、円弧状折り目線30Aに沿って上パネル30Bの後縁部に連結されている。外ブーツアダプタパネル32は、両縁部に半円形「貝殻状」区分4Bが設けられた細長い開口部4Aを含む。これらの貝殻状区分4Bは、4C等の間隔が隔てられた複数のスリットによって形成されており、組み立てた拡げた形体では、外ブーツアダプタパネル32の開口部4Aが内ブーツアダプタパネル2Aの開口部4と整合し、貝殻状区分4Bが撓んで様々な従来のMDIキャニスタブーツの出口端をぴったりと受け入れる。
【0020】
上パネル30Bの前縁部は、直線状折り目線13に沿って外マウスピース区分53Bに連結される。外マウスピース区分53Bは、チャンバ1Aを組み立てて拡げたときに内マウスピース開口部38及び吸入バルブ開口部12と整合する二つの開口部72を持つパネル15を含む。このパネル15は、更に、折り目線16Aに沿ってパネル16に連結される。パネル16は、組み立てたチャンバ1Aの底パネル2Bの呼気バルブ開口部73と整合する細長い開口部68を有する。プルタブ71が線71Aに沿ってパネル16の外縁部に取り付けられている。パネル16の半矩形の切れ目69はプルタブ71と一体の係止タブ69Aを形成し、この係止タブは底パネル2Bの係止タブスロット67に嵌まる。
【0021】
シート1Aを以下に説明するように組み立てたとき、内マウスピース区分53、参照番号53Aを附した底パネル2Bの部分、及び外マウスピース区分53Bは、薬剤吸入装置1Aの「マウスピース区分」に含まれる。
【0022】
上パネル30Bは、組み立て形体にある場合にバルブ付きチャンバ1Aの内部を見るための細長いウィンドウ8を有する。点線8Aは、パネル2Bの下側に図1及び図2に示すように接着剤で取り付けた透明な膜又はシートを示す。好ましくは、ウィンドウ材料8Aはプラスチックフィルムでできている。
【0023】
上区分30の外ブーツアダプタパネル32は、円弧状折り目線30Bに沿って外ブーツパネル32の外縁部に連結された係止区分5を含む。この係止区分5は、係止タブ6Aを形成する半矩形の切れ目6を持つプルタブ5Aを含む。係止タブ6Aは、底パネル2Bの係止タブスロット33に嵌まる。底パネル2Bの係止タブスロット33は、円弧状刻み目折り目線3Aに対し、外ブーツアダプタパネル32の係止タブ6Aを受け入れるように位置決めされている。
【0024】
シート1Aを組み立ててチャンバ1Aにするため、呼気膜75、吸入膜76、及びウィンドウ膜8Aをシート1Aの内面に接着剤で適切に取り付ける。図2に示すように、内マウスピース区分53を底パネル2Bの内面上に折畳み、パネル49の内面を接着剤27で内面に取り付ける。その後、底区分2を上区分30の下に折畳んだ後、区分47を接着剤50で左縁部50Aに取り付ける。上パネル30Bを底パネル2Bに押し付けると、組み立てて折畳んだチャンバ1Aの長さ方向断面図は図2に示すようになる。図1では、点線49’は、パネル49の内面を接着剤又は他の方法で底パネル2Bの内面に取り付けた場合のパネル49の位置を示し、参照番号49A’は、折り目線49Aの対応する位置を示す。次いで、使用者は、組み立てて折畳んだチャンバ1Aを図3に示す長さ方向断面を持つように拡げることができる。これは、図3に示すように、折畳んだ構造を、側部18及び50Aが上パネル30B及び底パネル2Bに対して垂直であるように操作し、パネル54及び56が上パネル30B及び底パネル2Bに対してほぼ垂直であるようにパネル54を折上げ、パネル16を底パネル2Bの下に引っ張った後に外マウスピース区分53Bのプルタブ71を引っ張って係止タブ69を図3に示すように係止タブスロット67に送出することによって行われる。内ブーツアダプタパネル2Aを、上パネル30B及び底パネル2Bに対してほぼ垂直であるように、円弧状折り目線3Aに沿って上方に曲げる。次いで、外ブーツアダプタパネル32を、内ブーツアダプタパネル2Aに当り、穴4Aが穴4と整合するように、折り目線30Aに沿って下に曲げる。プルタブ5Aを展開し、係止タブ6Aを係止タブスロット33に挿入する。この場合、組み立てて拡げたチャンバ1Aのマウスピース端は図5に示すように見え、ブーツ−アダプタ−受け入れ端は図6に示すように見える。チャンバ1Aは、ブーツアダプタ77の「マウスピース」端を受け入れる準備ができている。
【0025】
図3に示すように、MDIキャニスタ78を含む従来の吸入器のブーツアダプタ77の「マウスピース」端を、組み立てて拡げたチャンバ1Aの外ブーツアダプタパネル32の入口穴4A及び内ブーツアダプタパネル2Aの穴4に挿入する。パネル54及び15の夫々の整合したマウスピース開口部38及び72を通して使用者が吸入すると、呼気膜75が呼気穴73をシールし、吸入膜76が矢印89が示す方向で右方に揺動し、薬剤流体の拡散するプルーム(図示せず)の大部分がMDIキャニスタ78及びチャンバ1Aの主内部容積90内のブーツアダプタ77のノズルから使用者の口に吸い込まれる。使用者が息を吐くと、膜76がその元の位置まで揺動して戻り、吸入開口部12をシールする。呼気は、呼気膜75の部分を押し離して矢印91の方向に開放する。その結果、再度吸い込まれるべき容積90内に呼気を押し込むことがない。
【0026】
次に図7を参照すると、この図には本発明のバルブ付きチャンバの第2実施例が開示されている。同様の部分を示すため、同じ又は同様の参照番号を使用する。図7は、本発明のバルブ付きチャンバを形成するシート1Bの外面を示す。例示の全構造は、板紙、プラスチック、デュポン社のタイベック(TYVEK)等のスパン不織ポリマー等の適当な材料でできた一枚のシートから打ち抜かれる。シート1Bの上区分2は、曲げ線19に沿って左側区分18に連結されている。左側区分18は、曲げ線20に沿って底区分30に連結されている。底区分30は折り目線31に沿って右側区分47に連結されている。接着剤タブ50が折り目線48に沿って右側区分47に連結されている。
【0027】
上区分2は、ブーツ受け入れ穴4が設けられた外ブーツアダプタパネル2Aを含む。外ブーツアダプタパネル2Aは、円弧状折り目線3Aに沿って上パネル2Bに連結されており、更に、円弧状折り目線3Bに沿ってタブ5に連結されている。タブ5の円弧状スリット6Aによって形成された係止タブ6がタブ5に配置されている。
【0028】
上パネル2Bには、「組み立てた」又は拡げた又は「立てた」形体にある場合にバルブ付きチャンバ1Bの内部を見るための細長いウィンドウ8が設けられている。(ここでは、シート1B及びこのシートから立てた又は組み立てたバルブ付きチャンバを示すのに参照番号1Bを使用する。)点線8Aは、パネル2Bの下側に図7に示すように接着剤で取り付けた透明なシートを示す。好ましくは、ウィンドウ材料8Aはプラスチックフィルムでできている。パネル2Bの右端は、円弧状折り目線11に沿って外マウスピース区分2Cに連結されている。図7に破線で示す全ての折り目線は、シート1Bを素材から打ち抜くと同時に、シート1Bを形成する材料にパンチによって形成した「刻み線」である。外マウスピース区分2Cは、マウスピース上パネル10を含む。マウスピース上パネル10は、折り目線13に沿ってマウスピース端パネル15に連結されており、このパネルには、図示のように、外マウスピース開口部12が設けられている。マウスピース端パネル15は、折り目線14に沿って、間隔が隔てられた二つのタブ16を含む係止パネルに連結されている。各タブ16は、スリット17A及びタブ16によって形成された係止タブ17を含む。
【0029】
左側区分18は、垂直方向折り目線23によって左側パネル18Bに連結されたタブ18Aを含む。左側パネル18Bの他端は、台形を形成するため、図示のように、垂直方向折り目線21及び二つの傾斜したミシン目折り目線22を含む。バルブ付きチャンバ1Bを一杯に拡げたときに上マウスピース上パネル10のテーパ又は傾斜を形成するためのこれらの機能を以下に説明する。
【0030】
底区分30は、図示のように円弧状左縁部を持つ内ブーツアダプタパネル32を含む。アダプタパネル32は、図示のように、円弧状刻み目折り目線30Aに沿って底パネル30Bに連結されている。内ブーツアダプタパネル32は、両縁部に半円形「貝殻状」部分4Bが設けられた細長い開口部4Aを含む。貝殻状区分4Bは、4C等の間隔が隔てられた複数のスリットによって形成される。そのため、形成された拡げた形体で内ブーツアダプタパネル32の開口部4Aが外ブーツアダプタパネル2Aの円形開口部4と整合し、貝殻状部分4Bが撓んで従来のMDIキャニスタブーツの出口端をぴったりと受け入れる。
【0031】
底区分30は、縁部が折り目線30Aに沿って内ブーツアダプタパネルに図示のように連結された底パネル30Bを含む。底パネル30Bの他方の縁部は刻み目折り目線36に沿ってマウスピース底パネル35に連結されており、このパネルもまた刻み目折り目線41に沿って内マウスピース区分53の縁部に図示のように連結されている。マウスピース底パネル35は、バルブ付きチャンバ1Bをその拡げた形体に形成するときに外マウスピース区分2Cの係止タブ17を受け入れるため、図示のように、二つの垂直方向スロット40が折り目線36と隣接して設けられている。呼気バルブタブ38は、図示のように、マウスピース底パネル35のU字形状スリット38Aによって形成される。随意の垂直方向スロット67は、プルタブ62の以下に説明する随意の係止タブ66を受け入れるためのスロットである。
【0032】
底パネル30Bのスロット33は、円弧状刻み目折り目線30Aに対して中央にあり、上区分2の係止タブ6を受け入れる。
内マウスピース区分53は折戻しパネル54を含む。このパネルは、マウスピース底パネル35と同じ矩形の大きさ及び形状を有する。図示のように、呼気穴38Aが折戻しパネル54のほぼ中央に設けられており、そのため、パネル54をマウスピース底パネル35に折戻してこれに接着剤で取り付けるとき、呼気穴38Aは呼気バルブタブ38と整合する。バルブ付きチャンバ1Bをその拡げた形体に形成したとき、係止タブ17がスロット40に滑り込み、及びかくしてパネル54とパネル35との間に滑り込む。
【0033】
内マウスピース区分53は、刻み目折り目線56Aに沿ったその中間区分が吸入バルブパネル56に連結される。この吸入バルブパネルの中央には、図示のように、吸入バルブ開口部12Bが設けられている。吸入バルブパネル56の縁部は、図示のように、全体に台形のパネル59に垂直方向折り目線56Bに沿って連結されている。吸入バルブフラップ60が、折り目線56Bに沿って、複数の短い間隔が隔てられたヒンジ部分61によってバルブパネル56にヒンジ連結されている。バルブフラップ60の残りの部分は、台形パネル59を通して打ち抜いたスリット60Aによって取り囲まれており、そのため、フラップ60は吸入バルブパネル56に全く自由にヒンジ止めされている。別の態様では、吸入バルブパネル56は、呼気中にパネル56の吸入穴を覆うため、及び吸入中にこのような吸入穴を露呈するように揺動して離れるため、一方の側部に沿ってパネル56にヒンジ取り付けされた薄く可撓性のプラスチックであってもよい。
【0034】
台形パネル59は、マウスピース開口部12Aが図示のようにほぼ中央に設けられたマウスピース端パネル70を含む。台形パネル59は、刻み目折り目線64によってプルタブ62に連結されている。このプルタブには、随意のU字形状係止タブ66がU字形状スリット66Aによって形成されている。
【0035】
右側区分47は、一方の縁部が刻み目折り目線25に沿って細長い右側パネル47Aに連結された折畳みタブ47Bを含む。右側パネル47Aは、他方の縁部が、左側区分18に折り目線21及び22によって形成された上述の台形と同様の台形を形成する垂直な刻み目折り目線26及び二つの傾斜したミシン目折り目線44を含む部分に連結されている。
【0036】
シート1Bの内面を示す図8を参照すると、本発明によるバルブ付きチャンバ1Bの「組み立て」即ち「形成」の第1工程は、折り戻しパネル54の内面を刻み目折り目線41に沿って折畳み、これをマウスピース底パネル35の内面に押し付け、これらの二つの表面を接着剤で互いに取り付ける工程である。吸入バルブパネル56、台形パネル59、及びプルタブ62を含むマウスピース区分53の残りの部分を、図2に示すように、折り目線56Aに沿って折り戻す。この形体では、呼気バルブ開口部38Aは呼気バルブフラップ38と全体に整合している。
【0037】
次の工程は、上区分2の切断縁部が図8に示すように刻み目折り目線48と整合するように、上区分2及び左側区分18を折り目線20に沿って底区分30及び右側区分47上にこれらと平行に折畳む工程である。次いで、接着剤タブ50を上区分2の切断縁部の外面上に刻み目折り目線48に沿って折畳み、これに接着剤で取り付ける。これにより、輸送の準備ができた折畳んだ構造が形成される。
【0038】
次に図9を参照すると、次の形成工程は、タブ18A及び47B(図1参照)を内方に折畳み、次いで内ブーツアダプタパネル32を円弧状刻み目折り目線3Aに沿って図示のように上方に折畳む工程である。その後、外ブーツアダプタパネル2Aを円弧状刻み目折り目線3Aに沿って図示のように下方に折畳み、タブ5の係止タブ6をスロット33に挿入する。
【0039】
図10を参照すると、プルタブ62を外方に引っ張って、吸入バルブパネル56を垂直位置に立て、折り目線65に沿って折畳んだタブ55がストップとして作用する。台形パネル59及びプルタブ62は、図示のように見える。バルブ付きチャンバ1Bを拡げる最後の工程の前に、プルタブ62を折り目線64に沿って図示のように折畳み、プルタブ62の随意の係止タブ66をスロット67に挿入する。
【0040】
最終形成工程は、外マウスピース端パネル15及びタブ16をマウスピース引き出し区分53の端部上に及びその周囲に引っ張り、係止タブ17をスロット40に挿入する工程である。
【0041】
次に、図11に示すように、MDIブーツ77のマウスピース端をブーツアダプタパネル2A及び32の夫々の整合した開口部4及び4Aに挿入する。バルブ付きチャンバ1Bは、これで、MDIブーツ77のMDIキャニスタ78を作動させると同時に吸入することによって使用者がいつでも使用できるようになる。MDIキャニスタ78は、薬剤プルームをバルブ付きチャンバ1Bの内部容積内に放出する。これは、ウィンドウ8を通して患者に見える。患者の吸入によって生じた相対真空により吸入フラップ60を枢動させ、即ち吸入バルブパネル56の開口部12Bから遠ざかる方向に揺動させ、その結果、放出されたプルームの大部分が吸入バルブ開口部12B及びマウスピース端開口部12Aを通って患者の口中に通過する。
【0042】
患者が上述の手順を繰り返す前に息を吐き出すと、呼気による圧力の上昇により吸入フラップ60が開口部12B周囲の吸入パネル56の周囲部に押し付けられ、その結果、吐き出した空気は折り戻しパネル54の開口部38Aを通って流れる。呼気は、呼気開口部38Aを通って流れるとき、呼気フラップ38を外方に押し、その結果、吐き出された空気は外側雰囲気に漏出する。上述の吸入フラップ60と同様に、呼気フラップ38は、別の態様では、患者による吸入中に呼気穴を覆い且つシールし、患者による呼気中に呼気穴から遠ざかる方向に枢動するように接着剤でヒンジ連結できる薄い、可撓性プラスチックで形成できる。
【0043】
図12乃至図15を参照すると、これらの図には、折畳み式使い捨てバルブ付きチャンバの第3実施例が参照符号1Cによって示してある。適当な場合には、同じ又は対応する部分を示すのに図1乃至図6の実施例で使用したのと同じ又は同様の参照番号を使用する。図12では、チャンバ1Cは、二つの主要部分80及び81を含む。これらの部分は、適当な紙又はプラスチック材料製のシートから打ち抜いた後、互いに接着剤で取り付け、平らな形体で包装でき且つ輸送でき且つ患者が使用するための拡げた形体に組み立てることができる使い捨て折畳み式スペーサを形成する。参照番号80は、図12乃至図15において、二つの区分のうちの一方を示し、これを「マウスピース区分」と呼ぶ。参照番号81は「チャンバ区分」と呼ばれる第2区分を示す。この区分は、チャンバ区分81及びマウスピース区分80をユニットとして折畳むときに自動的に折畳まれる折畳み式の端区分100を含む。マウスピース区分80は四つの取り付けフラップ94A−94Dを有し、これらのフラップは、チャンバ区分81のパネル30B、18、2B、及び50Aの夫々の外縁部分に接着剤で取り付けられる。
【0044】
一部を透明にした状態で示す図13を参照すると、折畳み式の端区分100は「オートボトム」100と呼ばれ、直線状水平方向第1折り目線82Bに沿ってチャンバ区分81の上パネル30Bに連結された第1区分82A及び直線状水平方向折り目線82Dに沿って右側パネル18に連結された第2区分82Cを持つ上フラップ82を含む。オートボトム100を折畳むことができるようにするため、上フラップ82の第2区分82Cは、斜め折り目線82Eに沿って第1区分82Aに連結されている。上フラップ8の第1区分82Aには吸入穴12が設けられている。この穴では、吸入膜76の上縁部が、図13に示すように、上フラップ82の第1区分82Aの前面に接着剤で取り付けられている。吸入膜76の下部分は、患者の呼気中に吸入穴12を覆い且つシールし、使用者が吸入する場合にはマウスピース吸入穴72に向かって揺動する。チャンバ区分81を折畳むとき、上フラップ82の第1区分82A及び第2区分82Cが折り目線82B、82D、及び82Eに沿ってチャンバ区分81内に内方に折畳まれる。
【0045】
オートボトム区分100は、同様の下フラップ84を更に含み、このフラップは、第1区分84Aが直線状水平方向第1折り目線84Bに沿ってチャンバ区分81の底パネル2Bに連結されており且つ第2区分84Cが直線状垂直方向第1折り目線84Dに沿って図15に示す右側パネル50Aに連結されている。図13を参照すると、オートボトム100を折畳むことができるようにするため、第2区分84Cは斜め折り目線84Eに沿って第1区分84Aに連結されている。チャンバ区分81及びマウスピース区分80を組み立てるとき、下フラップ84は上フラップ82の前方にある。下パネル84の内面は、吸入バルブ膜76の下で上フラップ82の部分とシールを形成し、使用者が吸入した場合に吸入バルブ膜76が吸入開口部72に向かって自由に揺動するように上フラップ82の外面に当接している。チャンバ区分81を折畳むとき、下フラップ84の第1区分84A及び第2区分84Cは、内方折畳まれた上フラップ82の後方で、折り目線84B、84D、及び84Eに沿ってチャンバ区分81内に内方に折畳まれる。
【0046】
図12乃至図15を参照すると、マウスピース区分80は、傾斜した上パネル104、及び上述の吸入穴72が図12に示すように形成された端パネル15を含む。マウスピース区分80は、図15に示すように傾斜した底パネル85を更に含む。83等の傾斜した折り目線により、マウスピース区分80の側パネルを内方に僅かに折畳むことができ、その結果、上パネル104及び底パネル85は、図示のようにマウスピース端パネル15の高さまでテーパする。呼気バルブ穴73が上パネル104に設けられており、呼気膜75の下縁が、使用者が息を吸ったときに呼気バルブ開口部73をシールし且つ使用者が息を吐き出しているときに呼気バルブ開口部73から遠ざかる方向に揺動するように、上パネル104の外面に接着剤で取り付けられている。図12の参照番号73’は、呼気バルブ穴73についての別の位置を示す。
【0047】
本発明は、かくして、患者が息を吸ったときに吸入フラップが吸入空気通路を開放する改良バルブチャンバを提供する。呼気バルブ穴73及び呼気バルブ膜75は、吐き出した空気流に対する抵抗が非常に低く、そのため、患者は、作動及び吸入に先立って息を吐き出しているときにチャンバを口から取り外す必要を感じない。従って、適当な使用上の説明により、ほとんどの患者は、吸入をMDIキャニスタの作動と容易に同期させることができる。これは、薬剤を送出する重要な数秒中に患者が調和させなければならない工程の数が少ないためである。
【0048】
かくして、本発明は、患者の自然の吸気及び呼気を可能にする使い捨てバルブ付きチャンバを提供する。以上説明したバルブチャンバ装置は、スーツコートのポケットやブリーフケースに入れておくのに適した折畳んだ平らな形体に維持でき、使用直前に拡げることができ、その後、廃棄したり同じ患者が後で使用するために再度折畳むことができる。以上説明したバルブチャンバは、健康管理者が、MDI吸入器からエアゾール薬剤を受け取ることを必要とする患者に、その使用方法を実地教授することができるようにする訓練の目的で使用する上で理想的である。本発明は、更に、病院の緊急治療病棟、健康管理クリニック、肺機能研究所、又は診療所で使用するのに適している。更に、その可搬性及び低価格のため、救助として又は世界健康機構で使用する上で、特にエアゾールワクチンを利用できる場合に理想的となる。
【0049】
本発明をその幾つかの特定の実施例を参照して説明したが、当業者は、上文中に説明した本発明の実施例に対し、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、様々な変更を行うことができる。実質的には変わらないか或いは特許請求の範囲に記載されているのと同じ結果を得るために実質的に同じ機能を実質的に同じ方法で実行する全てのエレメント又は工程は、本発明の範疇に含まれる。例えば、呼気ポートは、開示の一方呼気バルブ73、75を使用する代わりにマウスピース区分の壁に設けることができる。折畳み/拡げ形体を得るためにシート材料を折畳む様々な他の方法を提供できる。本明細書中に開示したのとは異なる係止タブ及び係止タブ受け入れスロットの様々な構成を提供でき、又はベルクロ又は同様の取り付け材料を係止タブ及び係止タブ受け入れスロットの代わりに使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の折畳み式使い捨てバルブ付きチャンバの第1実施例を形成するシートの外面の平面図である。
【図2】タブ50及び50Aを接着剤で取り付け、マウスピース区分53を部分的に折畳んで接着剤で取り付け、ユニットを輸送のために折畳んだ後の、図1の折畳み式使い捨てバルブ付きチャンバの長さ方向断面図である。
【図3】立てていつでも使用できる状態にした図1及び図2の折畳み式使い捨てバルブ付きチャンバの長さ方向断面図である。
【図4】輸送用に圧縮した折畳み式使い捨てバルブ付きチャンバの横断面図である。
【図5】図3に示す立てた構造のマウスピース端の正面図である。
【図6】図3に示す立てた吸入器の入口端の正面図である。
【図7】本発明の折畳み式使い捨てバルブ付きチャンバの第2実施例を形成するシートの外面の平面図である。
【図8】図7のマウスピース引き出し区分53を部分的に折り戻して接着剤で取り付け、残りを折畳み形体に位置決めした、図1のシートの内面の平面図である。
【図9】バルブ付きチャンバのブーツアダプタ端の「組み立て」を示す斜視図である。
【図10】バルブ付きチャンバのマウスピース区分の「組み立て」を示す斜視図である。
【図11】MDI吸入器のブーツを挿入した、図7のバルブチャンバの拡げた形体の部分斜視図である。
【図12】本発明の折畳み式使い捨てバルブチャンバの第3実施例を組み立て形態で示す上前左斜視図である。
【図13】破線が吸入ポート構造を示す、一部を透明にした状態で示す図12の実施例の斜視図である。
【図14】図12及び図13のバルブ付きチャンバの底端、側端、及び入口端の斜視図である。
【図15】図12乃至図14のバルブ付きチャンバの底端、側端、及びマウスピース端を示す斜視図である。
【符号の説明】
1A シート
8A 視認用ウィンドウ
75 呼気バルブ膜
76 吸入バルブ膜
Claims (21)
- MDI吸入器で使用するための薬剤吸入装置において、
(a)MDI吸入器が放出した薬剤粒子を受け入れる第1容積を、拡げた際に境界付けるための折畳み/拡張可能なハウジング、
(b)ハウジングの第1開口部に配置された、第2容積を境界付ける折畳み/拡張可能なマウスピース区分であって、このマウスピース区分の端壁にマウスピース開口部を含む、マウスピース区分、
(c)マウスピース開口部と第1容積との間に配置された、前記第1容積から前記マウスピース開口部への一方向ガス流を可能にするための一方向吸入バルブ、及び
(d)前記ハウジングの入口端に連結されたブーツアダプタパネル及びMDI吸入器のマウスピースを受け入れるための開口部を含み、
前記一方向吸入バルブは吸入フラップ及び弁座を含み、前記マウスピース開口部を通った患者の呼気が前記吸入フラップを前記弁座に押し付け、呼気ガスが前記マウスピース開口部から前記第1容積に流れないようにし、前記呼気ガスは、マウスピース区分の開口部を通って前記一方向吸入バルブと前記マウスピース開口部との間を流れ、
前記マウスピース開口部を通した吸入により吸入フラップの一部を弁座から遠ざかる方向に移動し、前記第1容積から前記マウスピース区分内へのガス流用の通路を提供する、薬剤吸入装置。 - 請求項1に記載の薬剤吸入装置において、前記マウスピース開口部から前記外側雰囲気までの一方向ガス流を可能にするため、前記マウスピース区分の壁に配置された呼気バルブを更に含む、薬剤吸入装置。
- 請求項1に記載の薬剤吸入装置において、前記ハウジング及び前記マウスピース区分を拡げたときに前記第1容積を前記第2容積から分離する壁に配置された吸入バルブを更に含む、薬剤吸入装置。
- 請求項1に記載の薬剤吸入装置において、前記ハウジング及び前記マウスピース区分は一体であり、紙及びプラスチックからなる群から選択された材料でできた一つの部品でできている、薬剤吸入装置。
- 請求項1に記載の薬剤吸入装置において、前記ハウジング及び前記マウスピース区分は、薬剤吸入装置を提供するために接着剤で互いに取り付けられた材料でできた別体の部品で形成されている、薬剤吸入装置。
- 請求項4に記載の薬剤吸入装置において、前記ハウジングは、上パネル、右側パネル、左側パネル、底パネル、及び接着片を含むチャンバ区分を含む、薬剤吸入装置。
- 請求項6に記載の薬剤吸入装置において、前記底パネルの一部が前記マウスピース区分の一部を形成する、薬剤吸入装置。
- 請求項6に記載の薬剤吸入装置において、前記ハウジングは前記底パネルの入口端に取り付けられた、開口部を持つ内ブーツアダプタ端パネル、及び前記上パネルの入口端に取り付けられた、開口部及び係止タブ区分を持つ外ブーツアダプタ端パネルを含み、前記ハウジングを拡げたとき、前記内ブーツアダプタ端パネルの前記開口部は前記外ブーツアダプタ端パネルの前記開口部と整合する、薬剤吸入装置。
- 請求項8に記載の薬剤吸入装置において、前記外ブーツアダプタ端パネルの前記開口部は、様々なMDI吸入器の様々な大きさのマウスピースを受け入れるためのスリットが設けられた周囲部分を有する、薬剤吸入装置。
- 請求項8に記載の薬剤吸入装置において、前記係止タブ区分は、プルタブ及びこのプルタブの係止タブを含み、前記底パネルには、薬剤吸入装置を拡げたときに前記係止タブを受け入れるための係止タブ受け入れスロットが設けられている、薬剤吸入装置。
- 請求項8に記載の薬剤吸入装置において、前記マウスピース区分は、前記底パネルのマウスピース端に取り付けられた内マウスピース区分、及び前記上パネルのマウスピース端に取り付けられた外マウスピース区分を含む、薬剤吸入装置。
- 請求項11に記載の薬剤吸入装置において、前記右側パネル及び前記左側パネルは、第1及び第2の直線状折り目線の夫々に沿って前記底パネルに取り付けられており、前記左側パネルは前記上パネルの縁部分に接着片で取り付けられている、薬剤吸入装置。
- 請求項12に記載の薬剤吸入装置において、前記底パネルは円弧状第1折り目線に沿って内ブーツアダプタ端パネルに連結されており、前記外ブーツアダプタパネルは、円弧状第2折り目線に沿って上パネルに連結されている、薬剤吸入装置。
- 請求項12に記載の薬剤吸入装置において、前記内マウスピース区分は、直線状第3折り目線に沿って前記底パネルの前記マウスピース端に連結された第1パネル、直線状第4折り目線に沿って前記第1パネルに連結された第2パネル、直線状第5折り目線に沿って前記第2パネルに連結された第3パネル、直線状第6折り目線に沿って前記第3パネルに連結された第4パネルを含む、薬剤吸入装置。
- 請求項14に記載の薬剤吸入装置において、前記第4パネルは前記底パネルの内面に接着剤で取り付けられている、薬剤吸入装置。
- 請求項15に記載の薬剤吸入装置において、前記第2パネルは、前記薬剤吸入装置を拡げたとき、前記第2容積の水平な上部を形成し、前記吸入バルブは、前記第3パネルに配置されており、該第3パネルは、前記薬剤吸入装置を拡げたとき、第2容積と第1容積との間に垂直壁を形成する、薬剤吸入装置。
- 請求項16に記載の薬剤吸入装置において、前記第1パネルは、前記薬剤吸入装置を拡げたときに前記吸入バルブと整合する開口部を有する、薬剤吸入装置。
- 請求項17に記載の薬剤吸入装置において、前記呼気バルブは、前記直線状第3折り目線と前記直線状第6折り目線との間で前記底パネルに配置されている、薬剤吸入装置。
- 請求項12に記載の薬剤吸入装置において、前記外マウスピース区分は、前記直線状第3折り目線に沿って前記上パネルに連結された前記端壁を含み、マウスピース底パネルが前記直線状第4折り目線に沿って前記端壁に連結されており、前記マウスピース底パネルは係止タブを含むプルタブを含み、前記底パネルは、前記薬剤吸入装置が拡げた形体にあるときに前記係止タブを受け入れるための係止タブ受け入れスロットを含む、薬剤吸入装置。
- 請求項19に記載の薬剤吸入装置において、前記マウスピース底パネルは、前記薬剤投与装置を拡げたときに前記呼気バルブと整合し、前記呼気バルブの作動を可能にする穴を含む、薬剤吸入装置。
- 請求項6に記載の薬剤吸入装置において、前記上パネルは、視認用開口部及び透明材料製シートを含み、このシートは、前記第1容積内への視認用ウィンドウを提供するため、前記視認用開口部の周囲にシールを形成するように取り付けられている、薬剤吸入装置。
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